JP2000512561A - 電動手持ちのこぎり機 - Google Patents
電動手持ちのこぎり機Info
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Abstract
(57)【要約】
機械ケーシング(10)に移動可能に支承された振動プレート(11)と、鋸刃(13)を振動プレート(11)に固定するための締付装置(12)とを有する電動手持ちのこぎり機において、締付装置(12)は、補助工具なしに鋸刃(13)を迅速に交換するために、2つの、振動プレート(11)から外方に突出する締付ジョー(15、16)を有しており。両締付ジョー(15、16)の一方は、固定して、他方は間隔の変更のために、移動可能に振動プレート(11)に保持されており。両締付ジョー(15、16)は、移動可能な締付ジョー(16)の移動のために手で操作可能である連結ユニット(20)により、互いに結合されており。各締付ジョー(15、16)は、その自由端部で、平坦な載置面(151、161)並びに載置面(151、161)の上方に突出する締付脚部(23、24)とを支持しており。締付脚部(23、24)は、それぞれ、鋸刃(13)の貫通孔(25、26)から突出しかつ甲部(232、234)により、貫通孔(25、26)内に形成された締付傾斜部(251、261)に摩擦接続で載置されている(図1)。
Description
【発明の詳細な説明】
電動手持ちのこぎり機
従来技術
本発明は、請求項1の上位概念に限定した形式の、往復運動する鋸刃用の電動
手持ちのこぎり機から出発している。
寄せ木細工の床を交換するための隙間を形成するために、戸枠の下側端部をの
こぎりで引くこの形式の公知の電動手持ちのこぎりの場合(DE 44 158
48 A1)、締付装置は、3つの固定ねじからなり、これら固定ねじにより、
L字形に構成された、2つの互いに直角な鋸歯列を有する鋸刃が、振動プレート
の、機械ケーシングとは反対側の外側面で、それぞれ1つの鋸歯列が、長手方向
縁部と、振動プレートの、ハンドグリップとは反対側の前側の横方向縁部とから
相応して著しく突出するように固定されている。3つの固定ねじは、鋸刃内の相
応する穴に差し込まれて、振動プレートのねじ山孔にねじ込まれている。
往復運動する鋸刃を有する公知の手持ちのこぎり機(DE 195 14 3
62 A1)の場合、やすりは、いわゆるやすり取り付け具の保持区分内に、圧
縮成形又は鋳造により挿入されて固定されている。保持区分の後方に、やすり取
り付け具は、スリットを有
しており。このスリットにより、やすりは、往復運動で駆動されるプレートの自
由端部に差しはめられて、係合可能な錠止部材により固定されている。
同様に公知な電動手持ちのこぎり(US 4819334)の場合、鋸刃は、
ボールベアリングを介して、アングル伝動装置を介して駆動されている偏心軸に
座着されていてかつ、鋸刃に設けたスリットにより、機械ケーシングに回動可能
に固定された案内突起に、長手方向移動可能に受容されている。鋸刃の脱落に対
する防止は、クランプによりおこなわれる。
発明の利点
請求項1の特徴要件を有する本発明の電動手持ちのこぎり機は、鋸刃の迅速な
交換が補助工具なしに可能になる利点を有している。鋸刃の調整は、締付ジョー
の弛緩によりおこなわれる。可動な締付ジョーは、続いて外方へ移動される。こ
の場合、鋸刃は、締付ジョーに摩擦接続されて載置面へ引き込まれている。
請求項12の特徴要件を有する本発明の電動手持ちのこぎり機は、同様に鋸刃
の迅速な交換が補助工具なしに可能になる利点を有している。鋸刃は、振動プレ
ートの平面内で、90度回動して、締付ボルトに載置して、90度の戻し回動に
より、鋸刃の作業位置へ自動的に、締付ボルトにより振動プレートに摩擦接続及
び形状接続により固定されている。締付ボルトからの長手方向間隔をおいて、鋸
刃のスリット内に係止され
たばね突起は、振動プレート平面又は鋸刃平面内での鋸刃の回動を阻止する。
これら2つの手持ちのこぎり機により、同一平面の鋸引きが、即ち、鋸刃の向
きを変えることにより、右方向及び左方向の鋸引きが可能になる。
請求項23と請求項26による本発明の鋸刃は、それぞれの締付装置に申し分
なく適応できる利点を有している。この場合、鋸刃の貫通孔の相応する構成によ
り、鋸刃が、ある時は、その鋸刃左側で、ある時は、その鋸刃右側で、振動プレ
ートに取り付けられる。これにより、その長手方向軸を中心とする手持ちのこぎ
り機の回動後に、機械ケーシングの右側に位置する鋸刃でも、機械ケーシングの
左側に位置する鋸刃でも、鋸引きすることができる。これにより、右方向及び左
方向の切断の際の接近性も改善されて、改善された角寸法が得られる。締付受容
のために、鋸刃内に設けられた2つの貫通孔又は1つの貫通孔及び切欠が、それ
ぞれ対になって鋸刃の中心線に対して対称的、従って、鋸刃の中心線の右側と左
側に設けられると、鋸刃は、その中心軸線を中心に旋回して、右側端部にも左側
端部にも締付ることができる。これにより、右方向と左方向の鋸引きがどちらも
可能になる。
請求項17の特徴要件を有する本発明の電動手持ちのこぎり機は、この構造的
な措置により、鋸刃を収容する振動プレートのための、正確で、磨耗の少ない線
ガイドが達成される。この線ガイドは、角度0度の場合に、上記記載の同一平面
の鋸引きが可能にするように鋸刃を締め付けることが可能になる。これは、電動
の穴挽き鋸、マルチ鋸又は手持ち機械鋸の場合以外にも、ガイドは、片側だけ材
料で閉鎖されている、なぜなら、U字形のボール支持板は、片側において、工具
支持板の収容のために開放されているからである。ボールの転動摩擦は、能力損
出を少なくし、線ガイド内の熱も著しく減少する。ボール保持器は、省略するこ
とができる、なぜならボールは、ボール支持板の型押しされたフィンにより、限
定された範囲内で保持されているからである。工具保持板は、連接棒により保持
され、駆動されている。
その他の請求項に述べた措置により、請求項1又は請求項12又は請求項17
に記載の電動手持ちのこぎり機と、請求項23又は請求項26に記載の鋸刃の有
利な構成や改良は、この電動手持ちのこぎり機において使用が可能になる。
図面
以下に、本発明を図面に示した実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は、電動手持ちのこぎりの一部断面した側面図。
図2は、図1の手持ちのこぎりの鋸刃の側面図。
図3は、図2のIIIーIII線に沿って断面した
断面図。
図4は、図2のIVーIV線に沿って断面した断面図。
図5は、変化例である鋸刃の図4と同様の断面図。
図6は、第2実施例における電動手持ちのこぎりの部分的に切欠きかつ一部断
面した側面図。
図7は、図6の手持ちのこぎりの締付装置を部分的に切欠いた図、その際錠止
部材が90度回動している。
図8は、図6の締付装置の段付きボルトの側面図。
図9は、図6の締付装置の固定ジョーの縦断面図。
図10は、締付ジョーを図9の矢印Xの方向から見た図。
図11は、第3実施例における電動手持ちのこぎりの部分的に切欠いた縦断面
図。
図12は、図11のXIIーXII線に沿って断面した断面図。
図13は、図11の締付装置の締付ボルトの側面図。
図14は、締付ボルトを図13の矢印XIVの方向から見た図。
図15は、図11と図12に示した手持ちのこぎりの鋸刃の側面図。
図16は、図15のXVI-XVI線に沿って断面した断面図。
図17は、図11と図12に示した電動手持ちのこぎりの振動プレートの底面
図。
図18は、図17のXVIIーVIII線に沿って断面した断面図。
図19は、図17のXIXーXIX線に沿って断面した断面図。
実施例の説明
図1の側面図において一部断面して示した、往復運動する鋸刃を有する電動手
持ちのこぎり、略して手持ちのこぎりは、機械ケーシング10と、機械ケーシン
グ10に移動可能に支承した振動プレート11と、機械ケーシング10内に収容
された、振動プレート11に往復長手方向運動を与える図示されていない電気駆
動装置と、鋸刃13を振動プレート11に固定する締付装置12とを有している
。機械ケーシング10の後方部分は、ハンドグリップ101として構成されてお
り。ハンドグリップ101により、手持ちのこぎりは、のこぎりをひく際に保持
されている。符号14は、手持ちのこぎりの電気接続ケーブルを示している。振
動プレート11に往復縦方向運動を与える電気駆動装置の例は、図11に示され
ており後から説明する。
締付装置12は、振動プレート11の、機械ケーシング10の反対側の外側面
111から突出した、2つの締付ジョー15、16を有している。締付ジョー1
5、16は、振動プレート11の振動方向(図1の矢
印30参照)において、互いに間隔をおいて配置されている。後方の締付ジョー
15は、この場合2つの固定ねじ17を介して振動プレート11と結合している
のに対して、前方の締付ジョー16は、長手方向移動可能に振動プレート11に
保持されているので、両締付ジョー15、16の間隔が互いに変位可能である。
前方の締付ジョー16の移動のために、振動プレート11内に係止された案内ピ
ン18が、前方の締付ジョー16内に案内溝19に係合している。両締付ジョー
15、16は、連結ユニット20によって互いに結合している。連結ユニット2
0は、図1の実施例では、ねじ付きボルト21と、ねじ付きボルト21の端部に
回動不能に取り付けられた回動ノブ22とから構成されている。ねじ付きボルト
21は、回動可能であるが、軸方向に移動不能に、固定の締付ジョー15内に保
持されていてかつ外ねじ山区分211により、可動の締付ジョー16のねじ付き
孔23内にねじ込み可能である。回動ノブ22の回動により、可動の締付ジョー
16は、回動ノブ22の回動方向に従って、固定の締付ジョー15に接近または
締付ジョー15から離反する。各締付ジョー15、16は、振動プレート11の
反対側の外側面に、鋸刃13を載せる平らな載置面151、161と、平らな載
置面151、161から突出する、底部231、241と甲部232、242と
を有する締付脚23、24とを有している。両締付脚
23、24の2つの甲部232、242は、この場合振動プレート11の振動方
向30において互いに反対側になっている。
締付装置13内に鋸刃13を収容するために、図2に示した鋸刃13は、2つ
の貫通孔25、26を有している。貫通孔25、26の内径は、締付脚23、2
4の底部231、241の面より、許容差だけ大きいので、鋸刃13は、貫通孔
25、26により締付脚23、24を越えて、締付ジョー15、16の平らな載
置面151、161に当接するまで載せることができる。両貫通孔25、26の
長手方向の間隔は、締付装置12の締付位置における両締付脚23、24の間隔
と一致する。各貫通孔25、26は、貫通孔25、26の奥に延びて、貫通孔2
5、26の片側が拡がっている締付傾斜部251、261を有している。締付傾
斜部251、261は、貫通孔25、26を片側で拡げていてかつ、締付脚23
、24の甲部232、242が、締付傾斜部251、261に平らに当接出来る
ような調整角を有している。両締付傾斜部251、261は、図2から明らかな
ように、貫通孔25、26の互いに反対側に配置されている。図4が示すように
、各締付傾斜部251は、鋸刃13の一方の側から他方の側まで、即ち、貫通孔
25、26全体にわたって延びている。図5の変化実施例においては、締付傾斜
部251は、2つの区分251'と251"に分割され
ている。区分251'と251"は、互いに逆向きにのびていてかつ貫通孔の中心
で合致している。締付傾斜部251、261のこの構成により、鋸刃13の右側
と左側で、各締付ジョー15、16の平らな載置面151、162に載せること
が出来るので、図1に示すような、機械ケーシング10から右側に突出した鋸刃
13によるのこ引きと、機械ケーシング10のその長手方向軸を中心とする回動
後の、機械ケーシング10の左側に位置する鋸刃13によるのこ引きが可能にな
る。鋸刃13のこの方向転換により、機械ケーシング10が妨害しないので、右
側と左側の縁付近の切断の際のより良好な接近性が得られる。
鋸刃13は、鋸歯列27に対抗する、上方の長手方向縁部に沿って補強背部2
8を有している。補強背部28の範囲には、貫通孔25、26が設けられている
。図2から明らかなように、この場合、両貫通孔25、26は、鋸刃13の左側
縁部付近に配置されている。同一組の貫通孔25、26は、鋸刃13の右側縁部
付近に配置されている。即ち、同一組の貫通孔25、26は、鋸刃13の中心線
29に対して対称的に設けられている。これにより、鋸刃13は、左側縁部付近
と、中心線28を中心に180度旋回して右側縁部付近とで振動プレート11に
締付られているので、右方向及び左方向の鋸引きが、電動手持ちのこぎりにより
可能になる。図3の切断図から明らかなように、補強
背部28の下側で、鋸刃13は、側方に湾曲している。
図6に切欠いて示された電動手持ちのこぎりの場合に、上記記載の手持ちのこ
ぎりと比較して、締付装置12が変化している。締付装置12は、振動プレート
11内に堅固に固定された締付ジョー15と、振動プレート11に長手方向に移
動可能に固定された締付ジョー16とを有している。両締付ジョー15、16は
、しかしながらそれらの位置が逆になっているので、可動な締付ジョー16は、
固定の締付ジョー15の後ろに位置している。両締付ジョー15、16を、可動
な締付ジョー16の長手方向移動のために、互いに結合する連結ユニット20は
、両締付ジョー15、16を互いに移動させる圧力ばね31と、2つの端部位置
に回動する錠止部材32とを有している。錠止部材32は、一方の端部位置、即
ち、図7に示す解錠位置において、可動な締付ジョー16の圧力ばね31に対す
る移動を可能にし、別の端部位置、即ち、図6に示す錠止位置において、可動な
締付ジョー16の圧力ばね31に対する移動を阻止する。図7から図10の詳細
図から明らかなように、固定の締付ジョー15内には、長手方向に貫通する段付
き孔33が同軸的に形成されている。段付き孔33は、固定の締付ジョー15の
、可動な締付ジョー16に面した端部範囲に位置する小径孔区分331と、中央
の大径孔区分332と、内
ねじ山を備えた、外側孔区分333とを有している。可動な締付ジョー16は、
同様に、長手方向孔34(図7)を有している。長手方向孔34は、固定の締付
ジョー15内の段付き孔33と一致する(図6)。錠止部材32は、小径のボル
ト区分351と、大径のボルト区分352と、ストッパ鍔353と、ストッパ鍔
353から延びるピン354とを有する段付きボルト35として構成されている
。ボルト区分351内には、横方向孔36が、ボルト区分352には、横方向孔
37とがそれぞれ形成されている。横方向孔37内には、直径側で孔区分352
から突出している横方向ピン37(図6と図7)が圧着されている。小径のボル
ト区分351の端面には、段付きボルト35の装着後に端面にハンドレバー39
(図6と図7)が差しはめられて横方向穴37内で係止されている。段付きボル
ト35の小径のボルト区分351は、可動な締付ジョー16内の長手方向孔34
に位置し、段付きボルト35の大径のボルト区分352は、固定の締付ジョー1
5内の段付き孔33の小径孔区分331内に位置している。ストッパ鍔353と
ピン354とは、段付き孔33の大径孔区分332内に位置している。ピン35
4には、ストッパ鍔353に支持されている圧力ばね31の一方の端部が案内さ
れている。圧力ばね31の他方の端部は、調整ねじ40に支持されている(図6
)。調整ねじ40は、孔区分333の内ねじ山にねじ
込まれてかつ圧力ばね31のプレロードのために役立つ。ボルト区分351から
ボルト区分352への移行部に形成された環状肩部355と、可動な締付ジョー
16の、固定の締付ジョー15に面した端面との間に、皿ばね41が支持されて
いる(図6と図7)。皿ばね41は、段付き孔35内の横方向ピン38を締付ジ
ョー15の端面152に押しつけている。図9と図10から明らかな様に、この
、固定の締付ジョー15の、可動な締付ジョー16に面した端面152には、直
径溝42が形成されていて、直径溝42に対して90度の位置に横方向ピン38
用の係止溝43が形成されている。直径溝42から係止溝43への移行は、締付
ジョー15の端面152から軸方向で突出してかつ係止溝43の範囲内で最大に
突出する乗上傾斜部44によりおこなわれる。
上記記載の締付装置12の作用形式は、以下の通りである。
ハンドレバー39の解錠位置(図7)において、横方向ピン38は、図6の位
置から90度回動して、圧力ばね38を圧縮しながら固定の締付ジョー15内に
直径溝42内へ挿入される。この解錠位置では、従って、可動の締付ジョー16
は、ハンドレバー39への軸方向圧力により、固定の締付ジョー15の方向へ移
動せしめられる。この場合、締付脚23、24の間隔は、図2に示した鋸刃13
が、その貫通孔25、26
により、締付脚23、24を介して、両締付ジョー15、16の載置面151、
161上に載せることが出来るように、減少する。ハンドレバー39の解放によ
り、圧力ばね31は、両締付ジョー15、16の間隔を再び離すので、両締付脚
23、24の甲部232、242は、貫通孔25、26内の締付傾斜部251、
261上に載せられて鋸刃13を載置面151、161に摩擦接続(摩擦による
束縛)する。ハンドレバー39は、図6に示した位置から90度回動するので、
横方向ピン38は、乗上傾斜部44を介して係止溝43内に走入する。この場合
、段付きボルト35は、いくらか軸方向に移動して、締付脚23、24の締付力
を高める。皿ばね41は、係止溝41内の横方向ピン38の確実な係止に役立ち
、同時に段付きボルト35の軸方向移動の際の公差を補償する。鋸刃13を交換
するときには、ハンドレバー39は、図7に示した解錠位置へ再び移動すること
になる。両締付ジョー15、16を圧力ばね31に対して一緒に移動することに
より、鋸刃13は、締付脚23、24から再び取り出される。
電動手持ちのこぎりの、図11に部分的に切欠いた縦断面図で示した他の実施
例の場合、この図では、略示されている鋸刃13を振動プレート11に固定する
ための締付装置12'は、振動プレート11に対して直角に延びる、軸方向に移
動可能な締付ボルト45を
有している。締付ボルト45は、振動プレート11を貫通して延びていてかつ締
付ボルト45の鉢形の締付ヘッド46は、振動プレート11の、機械ケーシング
10とは反対の外側面111から突出している(図12)。締付ボルト45は、
振動プレート11と固定結合された案内スリーブ47内に軸方向に回動不能に収
容されている。このため、図13に拡大して示されている締付ボルト45は、平
らな面451を有している。一端では、案内スリーブ47の、締付ヘッド46の
反対側の端面に、他端では締付ボルト45に支持されている、皿ばねとして構成
された圧力ばね50により、締付ボルト45は、引き込み方向で、案内スリーブ
47へ向かって負荷されている。図13と図14に示した、締付ボルト45の拡
大図から明らかな様に、締付ヘッド46は、直径側において平らに形成されてい
る。この場合、両平坦部461、462は、振動プレート11の振動方向に対し
て直角(又は平行)に延びている。平坦部461、462は、この場合、それぞ
れ、2つの平行な、締付ボルト45の外周に接する平面内に位置している。
締付装置12'には、ばね板48から曲げだされていて、振動方向30に延び
るスリット49により振動プレート11内に突入して外側面111から突出して
いる弾性的な突起481が配置されている。ばね板48は、振動プレート11の
内側112に固定されてい
る。この場合、固定側とは反対側の自由端部482は、振動プレート11を越え
て延びていて、機械ケーシング10に、下側から接近可能になる。自由端部48
2を介して突起481は、振動プレート11のスリット49を介して振動プレー
ト11の外側面111の背後に手で押し戻すことができる。
図15と図16に示した鋸刃13'は、締付装置12'に適合している。図2と
図3の鋸刃13と同様に、鋸刃13'の、のこ歯列27とは反対側の長手方向縁
部に、補強背部28が設けらている。補強背部28には、鋸刃13'の中心線2
9に対して対称に、右側の貫通部51と左側の貫通部51と、横方向縁部に形成
された切欠52とが設けられている。貫通部51と切欠52との左右対称の配置
は、締付装置12'内に、鋸刃13'を逆向きに取り付けて、右側と左側の刃の向
きでののこ引きを可能にする。図16に示すように、補強背部28のすぐ下で、
鋸刃13'は側方へ湾曲している。切欠51の、鋸刃13'の横方向縁に対して平
行な幅は、締付装置12'の突起481の幅よりも幾分大きく設計されている。
貫通部51と、所属の切欠52との間隔は、締付装置12'の締付ボルト45と
突起481との間隔に相当する。
図15と図16から明らかなように、貫通孔51は、側方平坦部461、46
2を有する締付ヘッド46の鉢形に合わせて、例えば90度の円錐角を有する鉢
形のくぼみ511とくぼみ511に対して直角に延びる開口512とを有してい
る。開口512の輪郭線は、側方が平坦に形成された締付ヘッド46の輪郭に一
致している(図14)。鋸刃13'を締付けるために、鋸刃の右側の刃面と左側
の刃面とに、それぞれ鉢形のくぼみ511が鋸刃13'のそれぞれの側から、貫
通孔51内に挿入されている。
鋸刃13'を締付装置12'内への締付のためには、鋸刃13'は、鋸刃13'の
平面内で90度回動させて、鋸歯列27を振動プレート11の振動方向に対して
直角にする。鋸刃13'の貫通孔51を締付ボルト45上に載せる。この場合、
締付ヘッド46の平坦部461、462により、開口512が締付ヘッド46を
、鋸刃13'の補強背部28が振動プレート11に当接するまで通過する。鋸刃
13'は、振動プレート11の平面内で、90度回動して、鋸歯列27を振動プ
レート11の振動方向に対して平行にする。鋸刃13'のこの90度の回動の際
に、貫通孔51内のくぼみ511は、鉢形の締付ヘッド46の鉢形縁部の下方へ
回動する。これにより、締付ボルト45は、圧力ばね50の力に抗して、持ち上
がり、回動運動の終わりに、鉢形のくぼみと同様に、例えば90度の円錐角を有
する、締付ボルト45の締付ヘッドが、貫通孔1内のくぼみ511上に載る。圧
力ばね50のばね力により、締付ヘッド46は、くぼみ511と同一平面に引
き込まれて、鋸刃13'及びその補強背部28を、振動プレート11に摩擦接続
(摩擦による束縛)して固定している。鋸刃13'をその終端位置に回動するた
めに、突起481は、ばね板48を手の操作により、振動プレート11内へ押し
込まなければならない。鋸刃13'の終端位置でばね板48を再び解放すると、
突起481は、鋸刃13'内の切欠52内へ旋回し、ほぼ形状接続(形状による
束縛)して、鋸刃13'を固定して、振動プレート11の平面内で更に回動する
ことを防止している。振動プレート11に鋸刃13'を十分に当接するために、
締付ボルト45の範囲内で、振動プレート11の外側面111で、互いに長手方
向間隔で互いに突出している載置突起53(図17)が設けられている。
図11と図12に示した電動手持ちのこぎりの振動プレート11は、連接棒5
4を介して駆動される。連接棒54は、一方側では案内スリーブ47に差しはめ
られた滑動スリーブ55により、他方側では、案内スリーブ47に対して平行に
設けられた、偏心体57から突出している偏心軸58に差しはめられた滑動スリ
ーブ56により回動運動可能に座着している。偏心体57は、伝動装置59を介
して電動モータにより駆動される。電動モータの被駆動軸は、図11に符号60
で示されている。振動プレート11の線状ガイドのために、機械ケーシングに、
U字形のボール支持板61
が固定されている。ボール支持板61のU字形開口部は、機械ケーシング10か
らから分離している(図17乃至図19)。振動プレート11の振動方向30に
延びる、ボール支持板61の脚部611、612は、外方へ湾曲した自由端部を
有している。この湾曲区分を介して、ボール支持板61が、機械ケーシング10
に固定されている。この場合、脚部611、612の外側面も、固定のために引
き寄せられている。
U字形のボール支持板61内に、下側から、U字形の工具支持板62が、工
具支持板62の脚部621、622が、ボール支持板61の脚部611、612
に対して間隔をおいて平行に延びるように係合している。工具支持板62の、両
脚部621、622を結合するヨーク623は、上記記載のような、振動プレー
ト11上に固定された締付装置12'と共に、振動プレート11を形成している
。図17乃至図19には、締付装置12'のなかで、突起481とばね端部48
2とを有するばね板48だけが図示されている。締付ボルト45は、この図では
取り外されている。図18には、係止突起63による、ばね板48の、振動プレ
ート11又はヨークの内側面112への固定が明瞭に図示されている。ボール支
持板61の脚部611、612と、工具支持板62の脚部621、622との間
に、全部で4つのボール64が支持されているので、工具支持板62は、ボール
支持板61内の振動プレート
11と共にボール支持ガイドを形成する。ボール64の保持のために、ボール支
持板61の脚部611、612内に、それぞれ2つのフイン65、66が形成さ
れていて、工具支持板62の脚部621、622内には、それぞれ1つの縦溝6
7が型押しされている。フィン65、66は、この場合、脚部611、612の
限定された範囲にわたって延びている(図17)。工具支持板62の、振動プレ
ート11のガイド方向又は振動方向に対して直角に延びる前側と後側の横方向縁
と、ボール支持板61との間に、2つの、プラスチック製のカバーキャップ68
、69が延びている。カバーキャップ68、69は、工具支持板62の、ボール
支持板61に面した上側に固定されていてかつボール支持板61、ボール支持板
61に面した下側に載置されている。図12乃至図19図から明らかなように、
ボール支持板61の、脚部611、612を結合するヨーク613内に2つの縦
リブ70、71が型押しされている。縦リブ70、71は、質量補償部72を載
置するために役立つ(図12)。フィンの設置の代わりに、ボール支持板61の
脚部611、612内に、それぞれ、工具支持板62の脚部621、622内の
縦溝67のように、同様に限定された範囲にわたって延びる縦溝を型押しするこ
とも出来る。
本発明は、上記記載の実施例に限定されない。例えば、上記記載の電動手持ち
のこぎりに使用するために
、湾曲ではなく、平らな鋸刃や、補強背部が、鋸刃の全長にわたって延びていな
い鋸刃が設けることも出来る。後者の鋸刃の場合、特に円形に近い鋸引きも可能
にする。この場合、締付ジョーの締付脚部用貫通部は、鋸刃の背部のない範囲で
は、設けられていない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年2月7日(1998.2.7)
【補正内容】
請求の範囲
17.請求項1から16項のうちのいづれか1項に記載の形式の電動手持ちのこ
ぎり機であって、振動プレート(11)は、U字形の工具支持板(62)のヨー
ク(623)のよって形成されており、ヨーク(623)の脚部(621、62
2)は、機械ケーシング(10)に固定されたU字形のボール支持板(61)の
脚部(611、612)の間に突入していて、工具支持板(62)とボール支持
板(61)の互いに向かい合っている脚部(621、622及び611、612
)の間に、走行ボール(64)が配置されていることを特徴とする電動手持ちの
こぎり機。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ウヴェ エンゲルフリート
ドイツ連邦共和国 D―73760 オストフ
ィルデルン ボプザーヴェーク 31
(72)発明者 ルードルフ フクス
ドイツ連邦共和国 D―73765 ノイハウ
ゼン フリーダーヴェーク 31
【要約の続き】
れている(図1)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.往復運動式鋸刃用電動手持ちのこぎり機であって、機械ケーシング(10 )と、機械ケーシング(10)に移動可能に支承された振動プレート(11)と 、機械ケーシング(10)内に収容されている、振動プレート(11)を往復運 動する電気駆動装置と、鋸刃(13;13')を振動プレート(11)に固定す る締付装置(12;12')とを有する形式のものにおいて、締付装置(12) は、少なくとも2つの、機械ケーシング(10)とは反対側の外側面(111) から突出する、振動プレート(11)の振動方向で互いに間隔をおいて設けられ て、間隔を変更するするために、互いに相対的に移動可能に振動プレート(11 )に保持されている締付ジョー(15、16)と、両締付ジョー(15、16) を互いに結合する、両締付ジョー(15、16)の少なくとも一方を移動するた めに、手で操作可能な連結ユニット(20)とを有しており、各締付ジョー(1 5、16)は、締付ジョー(15、16)の、振動プレート(11)の反対側の 端部に、鋸刃(13)のための平らな載置面(151、161)と、載置面(1 51、161)から突出している、底部(231、241)と甲部(232、2 42)とを備えた締付脚部(23、24)を支持していて、締付脚部(23、2 4)は、鋸刃(13)内に 設けられた貫通孔(25、26)に差し込むために、貫通孔(25、26)のそ れぞれ、有利には締付傾斜部(251、261)として形成されている範囲に当 接する甲部(232、242)を有していることを特徴とする往復運動式鋸刃用 電動手持ちのこぎり機。 2.甲部(232、242)は、振動プレート(11)の振動方向(30)に 向いていて、両締付脚部(23、24)の互いに向かい側に位置していることを 特徴とする請求項1記載の電動手持ちのこぎり機。 3.締付脚部(23、24)の甲部(232、242)は、鋸刃側の貫通孔( 25、26)の最小内法よりも許容公差だけ小さくなっていることを特徴とする 請求項1又は2記載の電動手持ちのこぎり機。 4.両締付ジョー(15、16)の一方は、振動プレート(11)と固定結合 されていて、連結ユニット(20)は、固定の締付ジョー(15)内に回動可能 でかつ軸方向で移動不能に保持されたねじ付きボルト(21)を有していて、ね じ付きボルト(21)の外ねじ山区分(211)は、可動の締付ジョー(16) 内のねじ山孔(162)内にねじ込み可能であり、ねじ付きボルト(21)の端 部に回動ノブ(22)が回動不能に座着していることを特徴とする請求項1から 3項のうちのいづれか1項記載の電動手持ちのこぎり機。 5.連結ユニット(20)は、両締付ジョー(15 、16)を互いに移動する圧力ばね(31)と、2つの端部位置で回動可能な錠 止部材(32)とを有しており、錠止部材(32)は、その一方の端部位置(解 錠位置)で、圧力ばね(31)への可動の締付ジョー(16)の移動を可能にし て、その他方の端部位置(錠止位置)で、圧力ばね(31)への可動の締付ジョ ー(16)の移動を阻止するように構成されていることを特徴とする請求項1か ら3項のうちのいづれか1項記載の電動手持ちのこぎり機。 6.錠止部材(32)は、可動の締付ジョー(16)内の長手方向孔(34) を貫通案内された段付きボルト(35)として構成されており、段付きボルト( 35)は、小直径区分(351)と大直径区分(352)との間に形成された環 状肩部(253)により、可動の締付ジョー(16)の、固定の締付ジョー(1 5)に面した端面側に当接していて、固定の締付ジョー(15)内に配置された 、固定の締付ジョー(15)内の、長手方向孔(34)と整合する孔(33)内 に挿入されており、圧力ばね(31)は、孔(33)内に挿入され、一端では段 付きボルト(35)に、他端では、固定の締付ジョー(15)に支持されており 、段付きボルト(35)は、直径方向、即ちボルト円周を越えて半径方向に突出 する横方向ピン(38)を支持しており、横方向ピン(38)は、段付きボルト (35)の解錠位置において、固定の締付ジョー(1 5)の、可動の締付ジョー(16)に面した端面側(152)に当接されている のに対して、段付きボルト(35)の特に90度回動した錠止位置において、圧 力ばね(31)の力に抗する軸方向移動により、この端面側(152)に形成さ れた直径方向の溝(42)内に移動可能であることを特徴とする請求項5記載の 電動手持ちのこぎり機。 7.固定の締付ジョー(15)内の孔は、段付き孔(33)として構成されて おり、段付きボルト(35)は、その小径の孔区分(351)により、可動の締 付ジョー(16)内の長手方向孔(34)に挿入され、その大径のボルト区分( 352)により、段付き孔(33)の小径の孔区分(331)内に挿入され、大 径のボルト区分(352)の端部(352)に配置された、この半径方向に突出 するストッパ鍔(353)を越えて、段付き孔(33)の大径の孔区分(332 )内に突入しており、圧力ばね(31)は、段付き孔(33)の大径の孔区分( 332)内に配置されており、圧力ばね(31)は、一方側ではストッパ鍔(3 53)に、他方側では、大径の孔区分(332)内の内ねじ山区分(333)に ねじ込まれた調整ねじ(40)に支持されていることを特徴とする請求項6記載 の電動手持ちのこぎり機。 8.固定の締付ジョー(15)の、可動の締付ジョー(16)に面した端面側 (152)に、段付きボル ト(35)の錠止位置における横方向ピン(38)のための係止部(43)が設 けられていることを特徴とする請求項6又は7項記載の電動手持ちのこぎり機。 9.可動の締付ジョー(16)の、固定の締付ジョー(15)に面した端面側 と、締付ボルト(35)の、前記端面側に面した環状肩部(355)との間に、 有利には、皿ばね(41)として構成された圧力ばねが配置されていることを特 徴とする請求項6から8項のうちのいづれか1項記載の電動手持ちのこぎり機。 10.固定の締付ジョー(15)の、可動の締付ジョー(16)に面した端面側 (152)に、段付きボルト(35)の解錠位置から、段付きボルト(35)の 錠止位置まで軸方向に勾配が上がって延びる、横方向ピン(38)用の乗上傾斜 部(44)が設けられていることを特徴とする請求項9記載の電動手持ちのこぎ り機。 11.段付きボルト(35)の、可動の締付ジョー(16)の長手方向孔(34 )から突出する端部区分に、段付きボルト(35)の回動のためのハンドレバー (39)が差しはめられていることを特徴とする請求項6から10項のうちのい づれか1項記載の電動手持ちのこぎり機。 12.請求項1の上位概念に記載の形式の電動手持ちのこぎり機であって、締付 装置(12')は、振動プレート(11)に対して直角に延びて、軸方向に移動 可能に保持されていてかつ移動方向にばね負荷されいる締付ボルト(45)と、 締付ボルト(45)から、振動プレート(11)の振動方向(30)に間隔あけ て配置された、弾性的な突起(481)とを有しており、締付ボルト(45)は 、振動プレート(11)を貫通案内されていてかつ、振動プレート(11)の、 機械ケーシング(10)の反対側の外側面(111)から、鉢形に拡大する締付 ヘッド(46)により突出しており、突起(481)は、振動プレート(11) 内のスリット(49)を通って突出して、外側面(111)から突出しており、 締付ヘッド(46)は、鋸刃(13')の鉢形貫通孔(51)内に、形状接続的 にほぼ同一平面になるような挿入のために構成されており、突起(481)は、 特に、鋸刃(13')の、振動プレート(11)の振動方向(30)に直角に位 置する横方向縁から鋸刃(13')内へ向かって形成している鋸刃側の切欠(5 2)内で係止するために構成されていることを特徴とする電動手持ちのこぎり機 。 13.締付ヘッド(46)は、直径側は平らに形成されており、鋸刃(13') の鉢形の貫通部(51)は、鋸刃(13')が、作業位置に対して90度振動プ レート平面内で回動した位置で、貫通孔(51)により、側方で平坦に形成され たを介して移動可能であって、鋸刃(13')の作業位置への回動により、締付 ボルト(45)を、締付ヘッド(46)に形成された面を介して、締付ヘッド( 46)に作用するばね力に抗して、振動プレート(11)の外側面(111)か ら外れるように構成されていることを特徴とする請求項12記載の電動手持ちの こぎり機。 14.締付ヘッド(45)は、振動プレート(11)と固定結合された案内スリ ーブ(47)内で回動不能に収容されていてかつばね力を、圧力ばね(50)、 特に皿ばねにより生じせしめられていて、圧力ばね(50)は、一方側では、案 内スリーブ(47)の、振動プレート(11)の反対側に端部に支持されて、他 方側では、案内スリーブ(47)から突出した締付ボルト区分に支持されている ことを特徴とする請求項13記載の電動手持ちのこぎり機。 15.突起(481)は、振動プレート(11)の、機械ケーシング(10)に 面した側の内側面(112)に固定されているばね鋼板(48)から外側に曲げ られていることを特徴とする請求項12から14項のうちのいづれか1項記載の 電動手持ちのこぎり機。 16.振動プレート(11)の外側面(111)に、少なくとも2つの間隔をお いて配置された、有利には締付ボルト(45)付近に配置された、鋸刃(13' )用乗載置突起(53)が設けられていることを特徴とする請求項12から15 項のうちのいづれか1項記載の電動手持ちのこぎり機。 17.請求項1の上位概念、特に請求項1から16項のうちのいづれか1項に記 載の形式の電動手持ちのこぎり機であって、振動プレート(11)は、U字形の 工具支持板(62)のヨーク(623)のよって形成されており、ヨーク(62 3)の脚部(621、622)は、機械ケーシング(10)に固定されたU字形 のボール支持板(61)の脚部(611、612)の間に突入していて、工具支 持板(62)とボール支持板(61)の互いに向かい合っている脚部(621、 622及び611、612)の間に、走行ボール(64)が配置されていること を特徴とする電動手持ちのこぎり機。 18.ボール支持板(61)の脚部(611、612)の自由端部は、外方へ湾 曲していて、ボール支持板(61)は、ボール支持板(61)の脚部(611、 612)の外側面と湾曲部とを介して機械ケーシング(10)内に固定されてい ることを特徴とする請求項17記載の電動手持ちのこぎり機。 19.各ボール(64)は、一方側では、ボール支持板(61)の脚部(611 、612)から外方へ向かって互いに配置された、2つのフィン(65、66) 又は型押しされた縦溝と、他方側では、工具支持板(62)の脚部(621、6 22)内で型押しされた縦溝(67)との間に収容されていることを特徴とする 請求項17又は18記載の電動手持ちのこぎり機。 20.フィン(65、66)又は縦溝は、ボール支持板(61)の脚部(611 、612)内の限定された長さにわたって延びていて、特に、それぞれ2組の配 置されたフィン(65、66)は、1つの脚部(611又は612)内で、互い に長手方向の間隔を持って配置されていることを特徴とする請求項19記載の電 動手持ちのこぎり機。 21.工具支持板(62)の、ガイド方向に対して直角に向いている横方向縁と 、ボール支持板(61)との間に、カバーキャップ(68、69)が延びており 、カバーキャップ(68、69)は、工具支持板(62)の、ボール支持板(6 1)に面した上側に固定されていてかつシールリップ(681、682)により 、ボール支持板(61)の、工具支持板(62)に面した下側に当接しているこ とを特徴とする請求項17から20項のうちのいづれか1項記載の電動手持ちの こぎり機。 22.工具支持板(62)は、連接棒(64)を介して、電動モータにより駆動 される偏心軸(58)とリンク結合されていることを特徴とする請求項17から 21項のうちのいづれか1項記載の電動手持ちのこぎり機。 23.請求項1から11項のうちのいづれか1項記載の電動手持ちのこぎり機の 締付装置(12)に収容する鋸刃であって、少なくとも2つの、間隔をおいて配 置された貫通孔(25、26)が設けられていて、貫通孔(25、26)の間隔 は、締付装置(12)の締付脚部(23、24)の相互間隔と一致し、貫通孔( 25、26)の内径の横断面はそれぞれ、締付脚部(23、24)の底部(23 1、232)より大きく、各貫通孔(25、26)は、互いに反対側の貫通孔縁 部において、締付脚部(23、24)のための少なくとも1つの締付範囲を有し ており、互いに反対側の貫通孔縁部の特に少なくとも一方の貫通縁部は、貫通孔 (25、26)の深部に延びる、貫通孔(25、26)を片側で拡大している、 締付装置(12)のそれぞれ締付脚部(23、24)の甲部(232、242) に当接する締付傾斜部(251、261)として構成されていることを特徴とす る鋸刃。 24.各貫通孔(25)内に、一方の板側から他方の板側まで、貫通孔(25) 全体にわたって延びている締付傾斜部(251)が設けられていることを特徴と する請求項23記載の電動手持ちのこぎり機。 25.各貫通孔(25)内に、それぞれ逆向きに、貫通孔(25)の中心から一 方の及び他方の鋸刃側まで、貫通孔(25)を中心から拡大して延びている、2 つの締付傾斜部(251'、251")が設けられていることを特徴とする請求項 23記載の電動手持ちのこぎり機(図5)。 26.請求項12から16項のうちのいづれか1項記 載の電動手持ちのこぎり機の締付装置(12')に収容する鋸刃であって、鋸刃 横方向縁に設けられた切欠(52)と、長手方向に間隔をおいて配置された貫通 孔(51)とが設けられており、この場合、貫通孔(51)の長手方向に間隔は 、締付装置(12')における突起(481)と締付ボルト(45)との間隔に 相当し、貫通孔(51)は、鉢形の締付ヘッド(46)に対応する円錐角を有す る鉢形のくぼみ(511)と、側方の平坦な締付ヘッド(46)を差し込む、く ぼみ(511)に対して直角に設けられた開口(512)とを有しており、開口 (512)の輪郭は、締付ヘッド(46)の外側輪郭線に合致することを特徴と する鋸刃。 27.それぞれ1つの鉢形のくぼみ(511)は、両側の鋸刃側から貫通孔(5 1)内へ設けられていることを特徴とする請求項26記載の電動手持ちのこぎり 機。 28.2組の貫通孔(25、26)又はそれぞれ一つの貫通孔(51)と切欠( 52)とを有する2組は、鋸刃中心線(29)に対して対称的に配置されている ことを特徴とする請求項23から27項のうちのいづれか1項記載の鋸刃。 29.上側の、鋸歯(27)とは反対側の鋸刃縁部に沿って少なくとも部分的に 延びる補強背部(28)と、複数の貫通孔(25、26)又は単数の貫通孔(5 1)と、切欠(52)とは、補強背部(28)の範囲にもうけられていることを 特徴とする請求項23から28項のうちのいづれか1項記載の鋸刃。 30.鋸刃は、補強背部(28)のすぐ下側で、側方に湾曲していることを特徴 とする請求項29記載の鋸刃。
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