JP2000512687A - 鉛塩の回収を含むフライアッシュ/apc残留物の処理 - Google Patents
鉛塩の回収を含むフライアッシュ/apc残留物の処理Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、塩化物、硫酸塩、ならびにカルシウム、カリウム、およびナトリウムからなる群から選ばれた土アルカリ金属、ならびに鉛からなる群から選ばれた重金属を含むフライアッシュ/APCの残留物の処理のための方法に関する。残留物は、前記残留物を危険でない材料として廃棄できるように、乾燥/半乾燥の石灰の注入を利用する空気汚染制御プロセスから得られるものである。本方法は、以下の一連の工程を含む。(a)可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを含む残留物のスラリーを形成するために、フライアッシュ/APCの残留物(20)を水(50)によって洗浄し攪拌する;(b)約11.8を上回るpHを有し可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを含むろ液(46)を除去するために残留物のスラリーをろ過(42)する:および(c)カルシウムが富化された第1のろ過ケーク(44)を回収する。次に、可溶化された鉛塩を以下の副工程によってろ液から除去する:(i)pHを約10ないし11に下げるために十分な塩酸(58)をろ液へ加える;(ii)白から黄色へと色の変化が起こるまでろ液を攪拌する;(iii)pHを約7ないし8に下げるために、攪拌されたろ液に十分な塩酸をさらに加える。(iv)塩化カルシウムを含むブライン(86)を除去するために、ろ液をろ過(82)する;および(v)鉛が富化された黄色の色の第2のろ過ケーク(84)を回収する。
Description
【発明の詳細な説明】
鉛塩の回収を含むフライアッシュ/APC残留物の処理
技術分野
本発明は、空気汚染制御(APC)技術に関する。より特には、本発明は、乾
燥/半乾燥の石灰の注入を利用する空気汚染制御プロセスから得られるフライア
ッシュ/空気汚染制御プロセスの残留物を、灰の残留物を危険でない(non−
hazardous)材料として廃棄できるように処理するプロセスに関する。
背景
1970年代後期から1980年代初頭にかけて、都市固形廃棄物(MSW)
の焼却を実施することによる排出について持たれた関心のために、焼却炉のより
効率的な運転条件および改善された空気汚染制御技術が開発された。そして、排
出を最小限にするためのこの向上した能力によって、より多くの量の汚染された
残留物が現代の空気汚染制御(APC)システムにおいて捕捉されるようになっ
ている。焼却することによって、典型的に、廃棄する材料の全体積の90%が減
少し、都市固形廃棄物(MSW)の重量の60ないし75%が減少することが、
一般的に認められている。
都市廃棄物を焼却することによって、一般的に次の生成物が生成されることが
認められている、すなわち、ボトムアッシュおよびフライアッシュである。都市
廃棄物の焼却によって生成される全ての灰の70ないし95%は、ボトムアッシ
ュであると見なされている。ボトムアッシュには、典型的に2%を下回る可燃物
が含まれている。都市固形廃棄物の焼却を行う温度が極度に高いために(典型的
に約1000℃)、ボトムアッシュを比較的熱安定性があり化学的に不活性なも
のとして残したまま、有機化合物は事実上完全に解離し、金属種のあるものは揮
発する。典型的に、ボトムアッシュは比較的不溶性であり、全質量の約5%のみ
が水に溶ける。
廃棄物の焼却による生成物の残りは、フライアッシュとして分類される(cl
assified)。フライアッシュは、水に良く溶ける。例えば、熱回収シス
テムからの灰の30%までが、水に溶ける。フライアッシュからの浸出液(le
achates)中で測定される最も一般的な種は、塩および他の煙道ガスの反
応生成物、特に塩化物および硫酸化合物である。フライアッシュによっては、水
に溶ける部分の重量のほとんど40%が塩化物のみによって占められ得る。従っ
て、フライアッシュが廃棄されるならば、フライアッシュが地下水と接触し得る
というような汚染の危険性がフライアッシュによってもたらされる。フライアッ
シュは、地下の廃鉱に、または埋立て地(landfill sites)の特
殊な容器(cell)の中に「貯蔵」することを必要とする危険な廃棄物である
と考えられる。その代わり、フライアッシュは、危険でない材料として廃棄する
のならば、廃棄の前に処理されなければならない。
運転される焼却炉からの分類された残留物を廃棄するための環境的に受け入れ
られる手段が欠如しているということについての社会および政府の関心のために
、都市固形廃棄物(MSW)または廃棄物エネルギー(energy−from
−waste)(EFW)の工場が広範に受け入れられ普及(prolifer
ation)することが緩和されている。容易に水に溶ける塩および潜在的に溶
解性である微量な金属の濃度が高いために、世界中のほとんどの国において、E
FW焼却炉の空気汚染制御(APC)ユニット操作の中で生成される残留物は分
類されていると考えられる。これらのような関心がある結果、APC残留物を廃
棄することは、新しいEFW焼却設備を受け入れることを制限する主要な問題の
一つとなっている。
ますます厳しくなる空気排出規制を遵守するために、現代の空気汚染制御(A
PC)システムは、焼却炉の煙道ガスを冷却し化学的に状態調整するように設計
されている。MSWを焼却しているときに形成される塩化水素(HCl)および
二酸化硫黄(SO2)のガスは、ガスの温度を150℃未満に下げるように加湿
されている。焼却炉の排ガスを冷却することによって、蒸気の汚染物の凝縮が促
進され、ある化学反応が高められる。このように化学的に状態調整することは、
一般的に、酸性のガスの吸収剤として作用し、また揮発性の化合物を凝縮させる
ための反応性の表面をもたらすために、粉末の水和石灰または他のある形態の苛
性アルカリ溶液を煙道ガスの流れの中へ注入することによって容易に行われる。
APCシステムには、2つの主要なタイプがある、すなわち、i)湿った石灰の
注入、および、ii)乾燥または半乾燥(semi−dry)の石灰の注入であ
る。乾燥および半乾燥の石灰を注入するAPCシステムにおける酸性のガスを中
性化する反応によって、主として、塩化カルシウム(CaCl2)および硫化カ
ルシウム(CaSO4)塩の廃棄物残留物の流れがもたらされる。APC残留物
中に存在する過剰の石灰およびCaCl2の溶解性は制限されていないため、水
と接触するとすぐに固体マトリックスから放たれる。事実、APCの灰の残留物
の中には、その85%までが水に溶けるものもある。さらに、化学的に状態調整
する際に石灰を加えることの化学量論比は1を上回っているので、APCの灰の
残留物はアルカリ性が高く、また、ある鉛化合物のような両性の金属化合物を可
溶化する可能性が非常に増加する。結果として、これらの残留物からの浸出液に
は、アルミニウム、鉛、クロムおよび亜鉛を含む微量な金属および塩が高い濃度
で含まれ得る。
今日、危険なAPC残留物を廃棄することは、新しいMSW焼却炉が受け入れ
られ普及することを制限する主要な問題の一つとなっている。埋立ての固体廃棄
物を転用する(dlversion)こと、およびMSW焼却炉からエネルギー
を回収することから得られる利点は、危険なAPC残留物を廃棄する際に取らな
ければならない予防策のために否定されると主張されている。土壌および地下水
が浸出液によって汚染される危険性があるために、長期に渡り環境についての関
心を呼んでいる。これらの関心に応えるために、世界中の立法者は、一般的に、
APC残留物を廃棄の前に事前処理することを勧める指針を草案することで応え
ている。規制の指針は、都市焼却炉から発生する2つの灰の流れの異なる特徴に
基いている。典型的には、焼却炉の設計、運転および空気汚染制御(APC)シ
ステムのタイプは、それぞれ残留物の特徴に影響する。特に、これらの要素は、
微量な金属をボトムアッシュおよびフライアッシュ残留物の間で区分けする(p
artitioning)こと、およびフライアッシュ残留物の全体的な溶解性
の、原因となっている(サウェル(Sawell)、エス・イー(S.E.)お
よびティー・ダブリュ・コンスタブル(T.W.Constable)の、国の 焼却炉試験および評価プログラム:都市廃棄物焼却炉からの残留物に関する特性 把握および処理の研究の概要
(The National Incinerat or Testing and Evaluation Program:AS ummary of the Characterization and T reatment Studies on Residues from Mu nicipal Waste Inclnerators
)、環境カナダレポー ト(Environment Canada Report
)、1993を参照
のこと)。フライアッシュ/APC残留物の混合物は、溶解性が高い(65%ま
で溶解する)。対照的に、ボトムアッシュは約5%のみの溶解性である。従って
、ボトムアッシュは一般的に埋立て地で廃棄することが許容できるものと分類さ
れている。一方、フライアッシュ/APC残留物は、高い濃度の容易に溶解する
塩、および潜在的に溶解性である微量な金属のために、危険な廃棄物と分類すべ
きであると考えられている。分類されていない廃棄物を貯蔵または廃棄すること
と比較して、分類された危険な廃棄物の発生(および貯蔵/廃棄)に関しては、
将来の重要な責任についての考慮およびかなりのコストがかかる。カナダでは、
カナダ環境閣僚会議(the Canadian Council of Mi
nisters of the Environment)(CCME)が、廃
棄の前の処理を可能にするために、APCシステムの残留物は焼却炉の残りの灰
の流れとは別に収集して処理すべきであるということを規定した指針を発行した
。
(都市固体廃棄物焼却炉についての運転および排出の指針(Operating and Emission Guidelines for Municip al Solid Waste Incinerators
)、レポート、CC
ME−TS/WM−TRE003、1989、6月を参照のこと。)
廃棄されたのち、固体廃棄物は、雨水、氷が張っていない地表の水(open
surface water)、地下水のような浸出剤(leachant)と
接触し得る。廃棄物が水と接触することを防ぐために廃棄物を隔離することが試
みられているが、水との接触を完全に防ぐことはほとんど不可能である。従って
、廃棄された廃棄物中の成分によっては、浸出剤の中に溶解し得るものがある。
水は、大気、地上水、および地下水の中で絶えず循環しているため、固体廃棄物
が
浸出したのちに廃棄物の溶解した成分が輸送されることは、広域に渡る環境的な
意味を有し得る。浸出について最も重要な固体廃棄物の種類としては、焼却炉、
フライおよび他の燃焼の灰;物理的および化学的廃水処理作業からのスラッジ、
およびケーク;汚染された土壌;鋳造工場でのスラグ;鉱山の廃石;タンクの底
のスラッジ等が挙げられる。これらの廃棄物は、乾燥粉末、スラリ、およびスラ
ッジの形態で廃棄され、広い範囲の有機および無機の成分を含み得る。環境に対
して潜在的に危険である成分は、名付けられた(termed)汚染物となって
おり、飲料水の中に存在するそれらは飲用水の品質標準を越えてはならない。ひ
とたび、汚染物が浸出剤と接触すると、浸出が続き得る。浸出は、汚染物を可動
化する物理的および化学的反応とともに、汚染物を廃棄物から運び去る輸送のメ
カニズムを包含している。廃棄の目的に対して材料を危険であるまたは危険でな
いとする分類において、汚染物質が浸出する傾向は考慮すべき最も重要なもので
ある。例えば、鉛は汚染のパラメーター(contaminative par
ameter)であると考えられているが、もし、鉛が酸化鉛(lead ox
ide)のような不溶性の化合物中に存在していると、それは水中での浸出に対
して耐性が高いため、廃棄材料中に著しい量で存在していてもそれほど関心は高
くない。対照的に、塩化物の形態の鉛は、容易に(地下水のような)浸出液に溶
解するので、著しい量の塩化鉛が存在することによって廃棄材料は危険なものと
なる。従って、浸出試験が標準の試験モードに従って成分の危険な性質を決定す
るために行われ、また材料の分類は規制による浸出液の限界に基いている。この
ような規制の一例は、廃棄物管理アクト(Act.)のもとでの英国コロンビア
規制(British Columbia Regulation)132/9
2である。この規制においては、浸出テストのプロトコル(protocols
)が規定されており、規制による浸出の限界が確立されている。廃棄物の廃棄領
域に置かれるべき灰の残留物のサンプルが、上述のテストプロトコルに従ってテ
ストされる。そして、汚染の成分の濃度が規定された規制による浸出の限界を越
えないときには、材料は危険でないと分類され、それに応じて廃棄される。危険
な材料は、それなりにテストされて分類されるが、廃棄の前にさらに処理される
か、または分類された危険な廃棄物として廃棄されて、特殊な貯蔵プロトコルに
供さ
れなければならない。
世界的に、様々な方法が廃棄物エネルギー焼却炉のAPC残留物を処理するこ
とを試みて用いられている。最も一般的に試みられている方法は、熱処理または
ガラス化;金属の回収;および危険な化合物の安定化または凝固化である。AP
C残留物の化学マトリックスが複雑であるために、これらの技術は一般に費用が
かかり、そしてほとんどについて最終的に埋立て地に廃棄される廃棄物の量を著
しく減少させるものではない。
ガラス化には、一般的に、汚染物を化学的に不活性なマトリックスの中に取入
れるために、灰を1200℃を越える温度にさらすことが含まれている。しかし
、ガラス化の技術は、典型的には、混合された灰またはボトムアッシュについて
用いられ、フライアッシュのみについて用いられることはない。加えて、ガラス
化のプロセスは、エネルギー集約型(energy−intensive)であ
り、汚染物を溶融させておくために他の材料を加えることが度々必要となる。結
局、全規摸(full−scale)の運転によるものは、ほとんどがコストが
非常に高いものとなっている。最後に、おそらくより重要なこととして、APC
の灰の残留物の中で重要である汚染物は揮発性であり、高温のプロセスにさらさ
れると再蒸発する傾向にある。つまり、ガラス化の処理プロセスから排出される
排ガスには、大気中へ排出される前に、さらに空気汚染制御の処理を施すことが
必要であるため、処理プロセスの本来の目的を否定していることになる。
現時点では、(HClのような)酸、(NaClを含む)塩、およびAPC残
留物からの石膏を回収するいくつかの知られた試験規模(test−scale
)のシステムがある。しかし、これらの回収システムは、一般的に、湿った石灰
を注入する空気汚染制御システムから生成される湿った残留物に限定されている
。これらの方法が、乾燥または半乾燥のAPCシステムの残留物を処理できるこ
とは、証明されていない。
理想的には、APCの灰の残留物中に典型的に存在する鉛、亜鉛のようないく
つかの金属の濃度が与えられたときに、これらの残留物から金属を回収すること
によって著しい利益を得ることができる。不幸なことに、現時点では、APCの
残留物の化学が複雑であるために、残留物中に存在する多くの微量な金属を再処
理または再利用する上で十分に純粋な形態で単離して蓄積することは、非常に難
しい。例外の一つは、水銀の回収である。ドイツ「3R」プロセスとして当該分
野において一般に知られているプロセスによって、APCの残留物から水銀を回
収することができる。しかし、このプロセスは、湿ったスクラバーのシステムを
応用することからの残留物に対してのみ使用することができるという点で、制限
されている。現在のところ、乾燥または半乾燥のAPCの灰の残留物を処理する
ために運転されている市販の金属回収システムは、知られていない。
凝固とは、一般的に、水と接触するために利用される表面領域を減少させるこ
とで汚染物の浸出を低減するためにAPCの残留物をポゾランの(セメント様の
)材料と混合するプロセスを意味する(物理的なカプセル封入(encapsu
lation))。また、凝固という用語は、微量な金属の溶解性を制限する非
常に緩衝処理された(buffered)環境を維持することを意味する(化学
的な安定化)。これは、比較的経済的なプロセスである;しかし、凝固技術は全
体としては効果的でないことが、研究者によって観察されている。(ハルトレ
する新しい展望(”New Perspectives on the Man
agement of Residues from MSW Inciner
ation in Sweden”)」第7回国際再利用会議の議事録、国際廃 棄物管理
、(Proceedings of the 7th Internat ional Recycling Congress、Waste Manag ement International
)、ケィ.ジェイ.トーメ−コズミエ
ンスキー(K.J.Thome−Kozmiensky)編集、イィ.エフ−ベ
ルラグ ファー エネルギエ−ウント ウムウェルトテクニク ジ−エムビ−エ
イチ(EF−VRERLAG fur Energie−und Umwelt
technik Gmbh)発行、ベルリン、ドイツ、1992を参照のこと)
。APCの残留物の実質的な割合が溶解性の塩化物の塩からなるために、塩の浸
出による固体マトリックスの耐久性および構造的な一体性(integrity
)の欠如によって重要な問題が発生する。さらに、マトリックスのアルカリ性が
高
いために、鉛(Pb)および亜鉛(Zn)化合物のような両性の金属化合物の侵
食がもたらされる可能性がある。知られている入手可能な安定化プロセスの一つ
においては、溶解性の鉛(Pb)を不溶性の鉛ホスフェート化合物に転化するた
めに多量のりん酸をAPC残留物に加えることを必要とする。このプロセスは鉛
の溶解性を低減する上では相当に効果的ではあるが、このプロセスは塩の浸出を
防がない。さらに、このプロセスにおいては約40重量%(の酸+水)が残りの
処理された残留物に加えられ、そしてこの量の増加によつて、埋立て貯蔵のスペ
ースおよび関連するコストに対する要求が同時に増加する。
目的
本発明の目的は、フライアッシュおよび危険なAPC残留物を、世界的に認め
られている危険でない廃棄物の基準を満たす材料に転化するための方法を提供す
ることである。
より特には、本発明の目的は、危険な廃棄物処理の量、コスト、および責任の
懸念を低減するために、空気汚染制御装置からのフライアッシュ/APC残留物
を処理する方法を提供することである。
本発明のさらなる目的は、市販のグレードのCaCl2液(liquor);
再利用する上で適切な形態の鉛;およびコンクリート、セラミックレンガもしく
はアスファルト製品に対する添加剤(adjunct)として販売することがで
きるかまたは危険でない廃棄物材料として廃棄することができるカルシウムおよ
びシリケートが富化された危険でない残留物、を含む様々な副産物の流れを回収
するために、フライアッシュ/APC残留物を処理する方法を提供することであ
る。
さらに、本発明の目的は、廃棄物の焼却中に発生する蒸気を利用するために、
都市廃棄物焼却設備と組み合わせることができる方法を提供することである。
さらに、本発明の目的は、焼却設備の全体に対するエネルギーの利用および効
率を改善するフライアッシュ/APC残留物を処理する方法を提供することであ
る。
さらに、本発明の目的は、既知の/競争力のあるAPC残留物処理の他の方法
と比較して競争力のある運転コストを有し、また、特定の(identifie
d)商業市場を有する回収された副産物を販売することにより潜在的な収入があ
る、フライアッシュ/APC残留物を処理する経済的な方法を提供することであ
る。
本発明の概要
塩化物、硫酸塩、カルシウムおよびカリウムおよびナトリウムからなる群から
選ばれた土アルカリ金属(earth alkali metals)、ならび
に鉛からなる群から選ばれた重金属を含むフライアッシュ/APCの残留物を処
理する方法が提供される。本方法は、一連の工程によって特徴づけられる:(a
)可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを含むスラリーを形成するために、フ
ライアッシュ/APCの残留物を水によって洗浄し攪拌する;(b)約11.8
を上回るpHを有し可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを含むろ液を除去す
るために残留物のスラリーをろ過する;および(c)カルシウムが富化された第
1のろ過ケークを回収する。次に、ろ液から鉛塩を除去するために、(d)一連
の副工程によってろ液をさらに処理する:(i)ろ液のpHを約10ないし11
に下げるために十分な塩酸をろ液に加える;(ii)透明から白そして黄色への
色の変化が起こるまでろ液を攪拌する;(iii)pHを約7ないし8に下げる
ために攪拌されたろ液に十分な塩酸をさらに加える。(iv)次に、塩化カルシ
ウムを含むブラインを除去するためにろ液をろ過する;そして(v)鉛が富化さ
れた黄色の色の第2のろ過ケークを回収する。最後に、選択した濃度および純度
を有する塩化カルシウムの液を生成するために、ブラインを濃縮して精製する。
図の簡単な説明
図1は、(1)灰の洗浄および脱水;(2)金属の沈殿:および(3)蒸発に
よる塩化カルシウムのブラインの精製および濃縮の3つの工程を取入れた本発明
に係るフライアッシュ/APCの残留物を処理する方法の概要を表わす概略的な
流れ図である。
図2は、灰の洗浄および脱水の工程(1)をより詳細に表わすために拡大され
た概略的な流れ図である。
図3は、金属の沈殿の工程(2)をより詳細に表わすために拡大された概略的
な流れ図である。
図4は、精製および濃縮の工程(3)をより詳細に表わすために拡大された概
略的な流れ図である。
図5は、工程(2)で得られた黄色い沈殿物の重量パーセントの温度に対する
プロットを表わすサーモグラフ分析図である。
最良の形態の詳細な説明
本発明に係る方法によって処理される灰の残留物には、都市廃棄物の焼却中に
生成されるフライアッシュ/APCの残留物、および乾燥または半乾燥の石灰を
注入する空気汚染制御(APC)プロセスによって生成し得るフライアッシュ/
APCの残留物の両方が含まれる。灰の残留物には、典型的に、アルミナ、シリ
ケート、塩化カルシウム、および微量な金属の塩、特に鉛塩が含まれる。本説明
の目的および後述する請求項にとって、フライアッシュの残留物およびAPCの
残留物の間には、それ以上の区別はない。
図1を参照して、本発明に係るフライアッシュ/APC残留物を処理する方法
を概略的にまとめる。一般に、本方法は以下の3つの主要な単位処理(unit
operation)に分けることができる。
(1)カルシウムが富化された第1のろ過材(filter)およびろ液を得
るためにフライアッシュ/APCの残留物を洗浄したのちに固/液相の分離をす
ることを含む第1の工程;
(2)pHを調整する2つの段階によって促進される沈殿によって金属を回収
する、特に鉛を回収するためにろ液を処理する(processing)ことを
含む第2の工程;
(3)濃縮され精製された塩化カルシウムのブラインを回収するために残りの
ブラインを蒸発によって濃縮することを含む第3の工程。
(1)フライアッシュ/APCの残留物の洗浄−固/液相の分離
図2に拡大して表わした第1のプロセスの工程を参照するが、ほとんどの焼却
炉は現存する空気汚染制御の残留物をトラックで積み込むシステム(truck
loading system)を有しており、このシステムは、フライアッシ
ュ/APCの残留物を本発明に係るプロセスのラインに導入するための基盤とし
て使用することに適応させることができる。典型的に、フライアッシュ/APC
の残留物20は、灰のサイロ22の中に投棄されて灰20がプロセスに必要とな
るまで貯蔵される。次に、残留物20は灰のサイロ22からフィーダー26を通
って放出される。処理システムに導入される残留物20の規定されたバッチ量を
測定するために、ウェイフィーダー30がフィーダー26の下流に設置されてい
る。灰の残留物20は、ウェイフィーダー30によって、バッチ混合タンク32
に物理的に運ばれる。
バッチ混合タンク32は、駆動する(powered)プロペラ34によって
動作する攪拌システムを含むチャンバーまたはタンクとして、概略的に表わされ
ている。このような装置の様々なものが、当該技術分野において知られており、
また本発明に係るシステムに利用することができる。攪拌タンクまたは混合チャ
ンバーを図に表わしている本発明に係るプロセスのほかの場所において、同様の
記号を用いる。攪拌システムを必要とするそれぞれの箇所において、櫂またはプ
ロペラによらないで攪拌するものを含む様々な装置を使用することができること
は、当該技術分野に精通するものには良く理解されることである。
本発明の第1の洗浄工程は、灰の残留物20を洗浄するためにプロセス水36
をフライアッシュ/APCの残留物に導入することを必要とする。プロセス水3
6と灰の残留物20は、適切な大きさのバッチ混合タンク32内で、約2.5:
1ないし6:1の液体対固体(liquid−to−solid)(L/S)の
比で混合することが好ましい。バッチ混合タンク32内に導入するプロセス水3
6の量は、混合するための正しい液体/固体(liquid/solid)の比
を保証するために、レベルスイッチまたはフローメーター(図示せず)によって
制御する。プロセス水36は、焼却設備の飲料水の供給50と、塩化カルシウム
のブラインの精製および濃縮の間に発生する蒸発からの戻りの凝縮液36との組
合わせとして洪給することができる。蒸発については、後により詳しく説明する
。
フライアッシュ/APCの残留物20と混合するためのプロセス水36には、い
かなる事前処理またはポンプ装置も必要ではない。
バッチ混合タンク32内で、灰の残留物20およびプロセス水36を、混合攪
拌器34を用いて攪拌する。攪拌は、残留物のスラリー38を形成するためにプ
ロセス水36と残留物20をすっかり混合する上で十分な時間の間、続けられる
。攪拌する時間は、約2ないし10分であることが好ましい。残留物のスラリー
38の正確な化学的な含有量(chemical content)は、最初に
焼却した材料の性質と残留物20を生成する個々の空気汚染制御方法の影響を大
きく受けて、微量な量の多くの異なる物質を含み得るとともに、元の残留物20
の化学的な含有量によって変化する。一般に、両性の鉛および亜鉛の化合物、お
よび主に塩化カルシウムを含む溶解性の高い塩、塩化ナトリウムおよび塩化カリ
ウムが、残留物のスラリー38の液体の成分の中で可溶化されている。少量の他
の物質も液体の成分の中に存在しているが、塩化カルシウムが塩化ナトリウムよ
りもはるかに高い濃度で存在しながら、溶解した材料の大部分が塩化カルシウム
および塩化ナトリウムによって構成されている。
バッチ混合タンク32での攪拌ののちに、残留物のスラリー38はその後のプ
ロセスのためにバッチ混合タンク32からポンプによって輸送される。図2にお
いて、参照番号40の記号は一般にポンプを表わすために用いる。従来の様々な
ポンプシステムを使用することができ、残留物のスラリー38に対して適切な既
知のポンプシステムを選択することは、当該技術分野に精通する者にとっては自
明のことである。ポンプシステムを表わすために、同様の記号を図の全体に渡っ
て用いる。それぞれの場合において、使用可能な(operable)ポンプの
特徴を持つ個々のポンプシステムを選択することは、当該技術分野に精通する者
にとっては自明のことである。
本発明に係るプロセスの連続する次の工程は、残留物のスラリー38からろ液
を除去するためにスラリー38をろ過することである。残留物のスラリー38は
、周囲温度に保たれている。残留物のスラリー38はアルカリ性が高いので、ア
ルカリ性条件に対処する仕様となっているフィルタープレス装置が必要となる。
それゆえ、一連のプロセシングシックナー(processing thick
e
ners)(著しいエネルギーの入力を必要とする)を用いる代わりに、簡単な
ろ過装置を用いて残留物38の液/固相の分離を行うことができる。示している
好ましい態様においては、液/固相の分離を促進するために、バッチ混合タンク
32から、コーキングされ(caulked)、ガスケットされ(gasket
ed)、くぼみが作られた(recessed)フィルタープレートプレス42
へと、残留物のスラリー38が供給されている。このフィルタープレスの動作は
約0.5時間を要し、このろ過工程は本発明に係る残留物の処理システムの全体
の速度を制限する工程となっている。固体材料からなる第1のろ過ケークは、フ
ィルタープレス42からの出力として生成される。第1のろ過ケーク44は、カ
ルシウムが富化されており、典型的に、硫酸塩、カーボネート、アルミナ、およ
びシリケートを含む他の種を含んでいる。ろ液46は保持されて、後述するよう
に、その後のプロセスのためにろ液収容タンク48へと向けられる。第1のろ過
ケーク44の塩化物および溶解性の鉛の含有量をさらに減らすために、第1のろ
過ケーク44は水の供給50からの飲料水によってすすがれることが好ましい。
すすぐために用いる水の量は、処理する元のフライアッシュ/APCの残留物の
化学的な組成の性質によって変化する。すすぎは、第1のろ過ケーク44中の塩
化物の濃度が所定の範囲内となるまで続けることが好ましい。第1のろ過ケーク
中の塩化物量は、約5000ppmを下回ることが好ましい。この濃度は、導電
率のプローブをろ液46の流れに直列に設置することによって、間接的に決定す
ることができる。カルシウムが富化された第1のろ過ケーク44から塩化物が洗
い出されるときに、ろ液46の塩化物の濃度の変化を反映して、導電率のブロー
ブはろ液46の導電率の変化を検出する。水蒸気50の流れを、従来のプロセス
フロー制御の方式に従って、第1のろ過ケーク44をすすぐために引き起こす。
第1のろ過ケーク44をすすいだ後には、すすぎの水には著しい量の塩化物およ
び溶解性の鉛化合物が含まれている。この使用後のすすぎの水55は、ろ液46
とともにフィルタープレスを通ってフラッシュされる。バルブ57は、すずぎの
水55の流れを方向付けてバッチ混合タンク32に再循環して戻してフライアッ
シュ/APC残留物20のさらなるバッチを最初に洗浄するために、任意に起動
させられる。
適切な大きさの廃棄のビン(bin)52をフィルタープレス42の下に収容
するために、フィルタープレス42は高い位置に設置することが好ましい。次に
、すすがれた第1のろ過ケーク44に、ケーク44の水分を約35ないし45重
量%に下げるために、空気源54から空気を送る。空気の送風ののち、第1のろ
過ケーク44を、フィルタープレス42から放出する。こうして、ろ過ケーク4
4は、分類されないコンクリートの骨材の材料(concrete aggre
gate material)として販売する上で、または危険でない廃棄物と
して従来の埋立て地で廃棄する上で、適切な品質となる。
表1に、上述した本発明のプロセスに従って生成されたカルシウム、シリケー
ト、およびアルミナによって富化された第1のろ過ケーク44の分析を与える。
2つのサンプルを第1のろ過ケーク44から取り、様々なアルカリ金属、重金属
、および他の非金属のパラメーターの存在を分析した。得られた結果により、著
しい量のカルシウムがろ過ケーク44において回収されていることが明らかに示
されている。一方、鉛の濃度は、約6000mg/kgの元の灰の濃度から約2
300ないし2500mg/kgへと著しく減少している。
ろ過ケーク44が分類されていないかまたは危険でないと考えられる限り、ケ
ーク44を従来の埋立て地で廃棄する、または(コンクリート、セラミック、レ
ンガ、またはアスファルト製品に対する添加剤のような)一般の建築の骨材とし
て用いることができる。ろ過ケークの個々の組成は、重要な重金属または塩化物
の汚染がないことと比較して、ケークを一般の建築の骨材として使用する上では
それほど重要ではない。例えば、上述の確認した英国コロンビア規制132/9
2のもとで規定されている標準の浸出試験が、第1のろ過ケーク44から取られ
たサンプルに対して行われ、浸出液中に含まれている鉛の値が5ppmを下回っ
ていることが見出されている。このレベルは、危険でない廃棄物として指定され
るために許容される最大レベルであることが、規制において定められている。浸
出試験の結果を表1にまとめる。サンプリングおよび浸出液の試験および分析に
ついてのさらに詳しいことについては、後述する。 フィルタープレス42から回収されたろ液46は、ろ液収容タンク48へと輸
送される。代わりに、もしいくらかの残留物の固体がろ液46の中に残っている
ときには、その固体を、さらなる灰22とともに再び処理するために、バルブ5
7によって再び方向付けてバッチ混合タンク32へと再循環して戻すことができ
る。ろ液収容タンク48は、ろ液収容タンク48が溢れてしまう可能性を防ぐた
めに、フィルタープレス42からの放出との間で、高レベルでの連動(a hi
gh level interlock)(図示せず)を備えていることが好ま
しい。
(2)金属を回収するためのろ液の処理
本発明に係るプロセスの第2の工程を、主に図3を参照して説明する。工程1
の灰を洗浄するプロセスの間、液/固相の分離の後にろ液46aの溶液の中に亜
鉛および鉛のようなある微量の金属が可溶化して残っている。放出されたどんな
廃水の流れ、または本発明に係るプロセスの第3の工程への供給においても、こ
れらの微量な金属は望ましくない汚染物であるので、ろ液46aからこれらの金
属を除去する必要がある。溶液から無機金属を除去する一般的な方法は、pHの
調整によって化学的に沈殿させることである。混合物中の個々の種の溶解度は、
非常に複雑である。様々な種の沈殿する速度および程度は、以下のものを含む多
数のパラメーターに依存する:すなわち、混合物中の様々な種の相対的な溶解度
係数および濃度、混合を維持する温度および圧力である。本発明において、ろ液
46aから鉛の化合物を優先的に沈殿させる上で必要な時間およびpH条件の特
有の設定(unlque set)が決定されている。
ろ液46aは、もともとは、多量の石灰を加えることを含む空気汚染制御方法
から生成された灰の残留物20に水を加えることで得られていたため、このろ液
46aはアルカリ性が高く、pHは典型的に12以上である。フィルタープレス
42から回収されたろ液46aは、典型的には外見は透明で無色である。本発明
に係る化学的な沈殿によって金属を回収するために、最初に、pHを約11.8
以上から、約10.0ないし11.0へと下げるためにろ液46aへ塩酸(HC
l)を加える。これは以下のようにして行われる。ろ液46aを、ろ液収容タン
ク48からプロセスライン56に沿ってポンプによって輸送する。源58からの
濃縮されたHClを、好ましくは管(quill)(図示せず)を用いて、箇所
60においてプロセスライン56内へと導入する。この工程で用いる塩酸は、非
常に濃縮されており、約10ないし12N(規定)である。ろ液の流れ46aを
濃縮されたHCl酸58とともに箇所60において注入したのち、混合および対
応する金属化合物の沈殿を最大にするために、組合わされた流れを即座に混合用
の遠心力のポンプ(centrifugal pump)61へと供給すること
が好ましい。この組み合わされた流れ63は、さらなる金属の沈殿を促進するた
めに、攪拌器66を備えた遅い混合タンク64へとポンプによって輸送する。遅
い混合タンク64の攪拌器66は、攪拌器66の攪拌器ブレードが空にならない
(do not run dry)ことを保証するために、タンクの低いレベル
での遮断(図示せず)と制御連動(control interlocked)
していることが好ましい。遅い混合タンク64にろ液46aを受け入れる十分な
容量がある前に混合用の遠心力のポンプがろ液46aのバッチを輸送する可能性
を防ぐために、遅い混合タンク64は、さらに混合用の遠心力のポンプ61と制
御連動している。
源58から添加された濃縮されたHClとともにろ液46aを含んでいる組合
わされた流れ63は、遅い混合タンク64において攪拌される。混合時間の必要
な継続時間は、遅い混合タンク64での混合物の色を観察することによって決定
することができる。もともとの透明なろ液46から白そして黄色へと顕著な色の
変化が起こる。典型的に、これらの色の変化が完了する上での経過時間は、約5
ないし10分である。
また、流れ63のpHを精密に調整する上で必要な希釈されたHClを作製す
るために、源58からの濃縮されたHClを用いることが好ましい。この目的の
ために使用することができる濃縮されたHClを一定に供給することを保つこと
が必要である。これは、このタイプの強酸のための従来のどんな貯蔵プロトコル
を用いても行うことができる。このようなプロトコルの一つには、240キログ
ラム(約200リットル)のバレルドラム(図示せず)の中にHClを得ること
が含まれている。このプロトコルを用いて、濃縮されたHClの供給を酸バレル
ラック(図示せず)を用いて源58として貯蔵することができる。事前に決定し
た塩酸を源58から酸のライン59を通してプロセスライン56の注入の管の注
入点60へポンプによって輸送するために、計量された酸のポンプ(meter
ed acid pump)68を用いることが好ましい。混合の遠心力のポン
プ61が作動せずに酸のポンプ68が始動することがないように、遠心力の混合
ポンプ61と計量された酸のポンプ68とは制御連動していることが好ましい。
酸のライン59は、耐薬品性の塩素化ポリ塩化ビニル(CPVC)またはガラス
繊維強化プラスチック(FRP)から造られていることが好ましい。
源58からのさらなる濃縮されたHCl酸を、計量された濃縮された酸のライ
ン74を通って別個の稀釈酸のタンク70へと定期的に流している。稀釈酸のタ
ンク70は、源50からの飲料水のための計量された水の入口72を備えている
。稀釈酸のタンクは、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)から造られ、耐蝕
性のライナーを有していることが好ましい。稀釈酸のタンク70は、酸のベント
ガスを捕らえるためのスクラバー(図示せず)、および希釈されたHClが正確
な割合に混合されることを保証するための遅いスピードの攪拌器を備えているこ
とが好ましい。攪拌器は、攪拌器ブレードが空になることを防ぐために、低いレ
ベルでの遮断(図示せず)と連動している。濃縮されたHClを希釈することは
、希釈されたHClの酸の溶液76を供給するために、稀釈酸のタンク70内で
行われる。
希釈されたHClの酸の溶液76は、稀釈酸のタンク70から稀釈酸のライン
77を通って、遅い混合タンク64内へとポンプによって輸送され、遅い攪拌が
約10分以下の間、続けられる。このように添加された稀釈された塩酸76は、
約2Nの濃度を有していることが好ましい。2Nの塩酸76を添加することによ
って、遅い混合タンク64内の混合物のpHが約7.0ないし8.0の終点へと
下がる。
時間が遅延する2つのステップのpH調整のこの方法は、特に、主にオキシ塩
化鉛(lead oxychloride)であると思われる黄色の金属の沈殿
物78を沈殿させるが、黄色の沈殿物78は、典型的な連続したpH調整による
アプローチにおける別の方法では、沈殿しない。複雑な化学的組成のAPCの残
留物が与えられたときには、他の種が実際には存在し、得られた黄色の着色の原
因となっている可能性がいくらか残る。出願人による今までのテストは、この点
に関して、決定的なものとはなっていない。黄色の沈殿物を特徴づけることにつ
いては、さらに詳細に以下に説明する。
黄色の金属の沈殿物78を含む反応混合物は、連続して固体を除去するために
、くぼみが作られたプレートフィルタープレス82へプロセスライン79を通っ
てポンプ80によって供給されることが好ましい。鉛が富化された第2のろ過ケ
ーク84が、フィルタープレス82から回収される。第2のろ過ケーク84は、
フライアッシュ/APCの残留物20の元々の鉛の含有量の約50%を上回る値
を示す。第2のろ過ケーク84は本発明に係る方法の副産物であり、鉛の製錬(
smelt)に使用するための化学的に受け入れられる供給原料となることが分
かっている。第2のろ過ケーク84は、必要に応じてフィルタープレス82から
手作業で回収される。十分な量の第2のろ過ケーク84の材料が、周期的な除去
およびオフサイトの鉛の製錬所(smelter)または保管所への輸送のため
に蓄積されるまで、フィルタープレス82からの鉛が富化された第2のろ過ケー
ク84を貯蔵するための適切な大きさの廃棄ビン85を使用する。下表2に、本
発明に係る方法によって生成された鉛が富化された第2のろ過ケークについて行
った分析をまとめる。
表 2 金属の沈殿物の分析
注)特に指示がなければ、重量%である。
金属の沈殿物には<5%(w/w)のセルロースの
ろ過を助ける材料が含まれ得る。
第2のろ過ケーク84を形成するために黄色の金属の沈殿物78の混合物をろ
過する間、フィルタープレス82からのブライン86が予備タンク87へと流れ
ることが可能となっている。黄色の沈殿物78を含む混合物をフィルタープレス
82へと運ぶポンプ80は、予備タンク87が溢れてしまうことを防ぐために、
予備タンク87の高いレベルでの遮断センサーと制御連動していることが好まし
い。最初のフィルタープレスの動作によって除去されなかったどんな残留する黄
色の金属の沈殿物78をも除去するために、ブライン86を(図示しない再循環
ラインによって)フィルタープレス82を通して再循環させることができる。さ
らに、ブライン86をさらにろ過することが、予備タンク87の下流にある第2
のフィルター88において行われることが好ましい。ろ過装置は、微粒子のフィ
ルター(典型的には<1μmの気孔の大きさ)または活性炭のろ過装置からなる
ことができる。第2のろ過の間に回収される、鉛が富化されたどんな第2のろ過
ケークも、前述したように引き続いて除去するために貯蔵ビン85へと輸送され
る。
(3)残留するブラインの蒸発濃縮
工程2の金属の沈殿ののち、回収されたブラインの溶液86aは、主に塩化カ
ルシウム(CaCl2)、塩化ナトリウム(NaCl)、および塩化カリウム(
KCl)の塩からなる。塩化カルシウムは、ブライン86a中で最も多い塩であ
り、濃縮された形態で工業上の価値(commercial value)を有
する。
本発明に係るプロセスの第3の工程が記載されている図4を参照する。上述し
たように、ブライン86a中の塩化カルシウムの量をさらに濃縮するために、金
属の沈殿の工程からのブライン86aをプロセスライン89を通して輸送して蒸
発器90へと供給する。蒸発器90において、ブライン86aから水蒸気95を
蒸発させるためにブライン86aを加熱する。
ある温度範囲に渡って、典型的なブラインの溶液から、カルシウム、ナトリウ
ム、マグネシウム、およびカリウムを塩化物として相対的に(relative
)沈殿させることに対して、著しいデータが既に存在している。KClおよびN
aClの両方の溶解度は、塩化カルシウム(CaCl2)のそれよりも低く、そ
の
結果、蒸発器の温度が高くなるにつれ、KClおよびNaClは結晶質固体とし
て溶液からの沈殿を優先的に始める。蒸発は、塩気のある水または海の水から飲
料水(蒸留物)を生成するラインにおいて良く確立されているプロセスであり、
そして、より重要なこととして、工業上のグレードの塩化カルシウムの液を生成
するために用いる方法として良く知られている。本発明に係る方法の蒸発の工程
においては、市場性のあるブラインの溶液の副産物が生成され、これは以下のC
aCl2の規格を満足していることが好ましい:(i)少なくとも30%のCa
Cl2の溶液;(2)NaClとして測定されるアルカリ金属の汚染が8%を下
回る:および(3)他の汚染物が100ppmを下回る。これらの規格は、市場
性のある塩化カルシウムのブラインの溶液についての標準である。典型的なCa
Cl2の市場での販売(commercial sales)の規格を、本発明
に係る方法によって得られたCaCl2と比較して、下表3に載せる。
表 3 塩化カルシウムのブラインの特徴
濃縮されたCaCl2のブラインの溶液93が、このようにして蒸発器の中で
生成され、そして、蒸発器90からプロセスラインを通って絶縁された円錐形の
底のブラインの貯蔵タンク92へと輸送されることが好ましい。このブライン貯
蔵タンク92は、濃縮された塩化カルシウムのブライン93の典型的な商業上の
トラック輸送の量(典型的には35000リットル)を貯蔵できる適切な大きさ
であることが好ましい。ブライン貯蔵タンク92は、任意の必要なトラックまた
は鉄道車両の積込みおよびポンプの装置を、備えていることが好ましい。ブライ
ン貯蔵タンク92は、濃縮されたブライン93がすでに概説した所望の濃度の規
格を満たさないときに、このブライン93をポンプ91を用いてプロセスライン
97を通して規格外れ用の(off−spec)タンク94へと手作業で流せる
ように、弁を使用している。規格外れ用のタンク94は、規格外れの材料をバッ
チ混合タンク32内へとブリードして返して、灰の残留物20のさらなるバッチ
を洗浄するためのプロセス水として使用するために、必要なプロセス配管(図示
せず)を有していることが好ましい。このように、もし濃縮されたブライン93
がいくらかでも所望のCaCl2の濃度に達しないときには、それを本発明に係
るプロセスを通して再び再利用することができる。
約2000L/時間のブラインの溶液86aを蒸発によって濃縮するためには
、蒸気源99からの1時間あたり約3000kgの蒸気が必要であると見積もら
れる。従来の都市廃棄物エネルギーの焼却設備のほとんどすべては、蒸発器90
のための蒸気99の源として用いることが好ましい蒸気を発生させる。焼却設備
の蒸気のいくらかを、蒸発器90を動作させるためにこのような方法で利用する
ことは、従来の焼却炉の運転の全体としてのエネルギーの効率を実際に増加させ
る。
また、本発明に係るプロセスとともに動作する都市廃棄物の焼却炉(図示せず
)へのボイラー給水用水を予備加熱するために、蒸発器90からの水蒸気95を
凝縮器98とともに熱源106として使用することが好ましい。ボイラー給水用
水を予備加熱することによって、焼却炉の蒸気の発生サイクルの効率が高まる。
同様に、蒸発器90へ供給するブライン86aを予備加熱して蒸発器90の効率
を高めて必要な蒸気を減らすために、水蒸気95を凝縮器98とともに熱源10
6として用いることができる。また、バッチ混合タンク32においてさらなるバ
ッチの灰の残留物20を洗浄するために再循環して再使用する目的で、蒸気95
の温度を下げ、そして凝縮器98からの凝縮した蒸気101をプロセス水36中
へと取り入れるために貯蔵タンク96へと輸送することが好ましい。さらに、プ
ロセス水36をアルカリ性のフライアッシュ/APCの残留物20と混合すると
きの苛性脆化の問題を最少化するために、凝縮した蒸気を周囲温度に近づくよう
に冷却することが好ましい。凝縮した蒸気95を再利用することによって、本発
明に係るプロセスの工程1において灰の残留物20を洗浄するために必要な新鮮
なプロセス水50が減少する。
上述したように、蒸発器90においてKClおよびNaClが結晶質固体10
0として溶液から優先的に沈殿する。これらの結晶質固体100は、定期的に蒸
発器90を下方にブローすることによって、除去される。下方へのブローの流れ
(図示せず)は、結晶質固体100を除去するために、振動ふるい(図示せず)
へと方向付けられる。そして、固体100は、周期的に廃棄するために、または
ロードソルト(road salt)として使用するために、ビン102内へと
投棄される。同様に、ブライン貯蔵タンク92に周期的に集まり得る残りのKC
lおよびNaCl結晶も、除去したのち、廃棄するために廃棄ビン102内へ投
棄しても良い。
重金属(特に、鉛)、加えてカルシウムおよび塩化物イオンを含む様々なパラ
メーターの存在を追跡するために、本発明に係る方法の様々なプロセスの流れの
分析を行っている。これらの分析の結果を表1にまとめる。この表が示すように
、未処理のAPCの灰の残留物20は著しい濃度の鉛および塩化カルシウムを有
している。洗浄された残留物(すなわち、第1のろ過ケーク44)の鉛の濃度は
著しく下がっている。金属の沈殿物(すなわち、鉛が富化された黄色の第2のろ
過ケーク84)の鉛の濃度は約660,000ppmであり、2つの段階のpH
調整によって微量の鉛のほとんどがろ液46から回収されていることを反映して
いる。鉛が富化された第2のろ過ケーク84中にある黄色の沈殿した金属の固体
を除去したのちには、残りのろ液86には低い濃度の鉛および著しい濃度の塩化
カルシウムが含まれている。塩化カルシウムの濃度は、蒸発の工程によって生成
されたCaCl2のブライン93中においてさらに増加する。
都市廃棄物の焼却炉のフライアッシュのような廃棄物材料を危険でない材料と
して廃棄するためには、存在するある微量の金属のレベルがある許容できる値の
限界を下回っていなければならない。例えば、上述したように、英国コロンビア
規制における危険でないものの分類(non−hazardous class
ification)に対しては、浸出液中に存在する鉛のレベルは100万部
あたり5部を下回らなければならない。本発明に係る方法が、カルシウムが富化
された第1のろ過ケーク44を生成するために用いられた。このろ過ケーク44
は、廃棄物管理アクト(Act.)のもとでの英国コロンビア規制132/92
の特別廃棄物排出方法(Special Waste Extraction
Procedure)(SWEP)のもとで定められたテストプロトコルに従っ
て、浸出液のテストに供された。(上述した)様々なプロセスの流れでの濃度テ
ストおよび浸出液のテストの結果を表1にまとめる。第1のろ過ケーク44につ
いての浸出液の鉛のテストによって、規制において確立されている5ppmの制
限内にある浸出液の鉛の濃度が得られた。同様にヒ素、カドミウム、亜鉛等の他
のパラメーターの浸出液のレベルも、許容できる値の限界内にあった。こうして
、カルシウム、アルミナおよびシリケートが富化された第1のろ過ケーク44は
、上述のように確認した規制のもとで危険でない材料として分類される。
本発明に係る方法の工程2の2つの段階のpH調整によって優先的に沈殿した
特別の鉛の化合物は、オキシ塩化鉛であると思われる。表4(下に示す)に、ろ
液46aのpH調整の一つの段階および上述した2つの段階の方法の間に生ずる
沈殿生成物の比較をまとめる。分析は、同一の量の未処理の灰を第1のろ過ケー
クを回収するために洗浄してろ過したものを用いて行った。等しい量のろ液を、
等しい量の濃縮された塩酸によって処理した。標準の1つの段階のpH調整制御
のテストによって、白い沈殿物が発生した。沈殿物を分析して、著しい濃度の鉛
および塩化物が含まれていることが見出された。対照的に、2つの段階のpH調
整によって、黄色の固体の沈殿物が繰り返して生成された。そして、この沈殿物
の分析によって、著しくより高い濃度の鉛が示されたが、塩化物のイオンの濃度
は、1つの段階のpH調整において得られたものの50%以下であった。 黄色の沈殿物についてサーモグラフ分析を行い、結果を図5のグラフに示す。
黄色の沈殿物のサンプルを加熱して、サンプルの重量の損失のパーセントを温度
に対してプロットした。グラフには2つの線が示されている。線1は、温度に対
するパーセントの質量の損失を示すカーブである。線2は、温度または特に化合
物の著しい蒸発が起こる温度に対する重量損失の導関数を表わしている。線2の
第1のスパイクは、約200ないし250℃にある。このスパイクは、線1のわ
ずかなくぼみ(dip)に対応しており、水和の水の放出(driving−o
ff)を反映している。線2の第2のスパイクは、約700℃ないし800℃で
起こっている。質量損失のカーブ(線1)は、この温度範囲において大きく低下
する。この結果は、この範囲において著しい量の沈殿物が損失することに密接に
対応している。オキシ塩化鉛(PbCl2・2PbO)の融点は693℃を上回
るものである。サーモグラフ分析によって、オキシ塩化鉛が黄色の沈殿物のテス
トサンプル中に存在する支配的な化合物であることが示される。このように、H
Clを用いた2つの段階の沈殿の間にろ液46aから優先的に沈殿する種は、オ
キシ塩化鉛であると思われる。沈殿物をオキシ塩化鉛であると特徴付けることは
、金属の沈殿のプロセスの間に観察される黄色への色の変化と一致するものであ
る。また、この特徴付けは、鉛が富化された第2のろ過ケーク84を除去するた
めに固/液相の分離をしたのちに、著しい濃度の塩化カルシウム(塩化物イオン
)および低い濃度の鉛を含むろ液が回収されるという事実とも一致する。
材料の大部分を危険でないものとして分類可能にするために、本発明によって
鉛塩を除去し回収するためにAPCのフライアッシュ/APCの残留物を処理す
る有効な方法が提供されることが分かる。さらに、本方法によって、再利用可能
で潜在的に市場性のある鉛製錬所への供給材料および塩化カルシウム液を回収す
ることがもたらされる。上述した例は、この発明の原理の応用を説明するためだ
けのものであることを理解されたい。当該技術分野に精通する者にとって、本発
明の原理を具現化する他の変形を考え出すことは容易なことである。従って、本
発明は、請求項の範囲内において、具体的に開示したこと以外において実施する
ことができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C02F 1/62 C22B 3/00 A
C22B 3/04 B09B 3/00 304G
// C22B 13/00 ZAB
26/00 C22B 13/04
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
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(72)発明者 ヘザリントン、スティーブン・エー
カナダ国、エル7エス・1エックス1、オ
ンタリオ、バーリントン、770 ハガー・
アベニュー・ナンバー 103
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.塩化物、硫酸塩、カルシウムおよびカリウムおよびナトリウムからなる群か ら選ばれた土アルカリ金属、ならびに鉛からなる群から選ばれた重金属を含むフ ライアッシュ/APCの残留物を処理する方法であって、 (a)可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを含む残留物のスラリーを形成す るために、フライアッシュ/APCの残留物を水によって洗浄し攪拌する; (b)約11.8を上回るpHを有し可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを 含むろ液を除去するために残留物のスラリーをろ過する;および (c)カルシウムが富化されたろ過ケークを回収する の一連の工程を有することを特徴とする方法。 2.ろ過工程(b)をスクリーンフィルタープレスを用いて行うことを特徴とす る請求項1記載の方法。 3.可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを含む水性液の廃棄物溶液から鉛塩 を回収する方法であって、前記廃棄物溶液はフライアッシュを洗浄することによ って得られており、前記方法は、 (i)廃棄物溶液のpHを約10ないし11に下げるために十分な塩酸を廃棄物 溶液に加える; (ii)白から黄色への色の変化が起こるまで廃棄物溶液を攪拌する; (iii)pHを約7ないし8に下げるために攪拌された廃棄物溶液に十分な塩 酸をさらに加える; (iv)塩化カルシウムを含むブラインを除去するために廃棄物溶液をろ過する ; (v)鉛が富化された黄色の色のろ過ケークを回収する の一連の工程を有することを特徴とする方法。 4.塩化物、硫酸塩、カルシウム、カリウムおよびナトリウムからなる群から選 ばれた土アルカリ金属、ならびに、鉛からなる群から選ばれた重金属を含むフラ イアッシュ/APCの残留物を処理する方法であって、 (a)可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを含む残留物のスラリーを形成す るために、フライアッシュ/APC残留物を水によって洗浄し攪拌する; (b)約11.8を上回るpHを有し可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを 含むろ液を除去するために残留物のスラリーをろ過する;および (c)カルシウムが富化された第1のろ過ケークを回収する; (d)可溶化された鉛塩を以下の副工程によってろ液から回収する; (i)ろ液のpHを約10ないし11に下げるために十分な塩酸をろ液に加える ; (ii)白から黄色への色の変化が起こるまでろ液を攪拌する; (iii)pHを約7ないし8に下げるために攪拌されたろ液に十分な塩酸をさ らに加える; (iv)塩化カルシウムを含むブラインを除去するためにろ液をろ過する;およ び (v)鉛が富化された黄色の色の第2のろ過ケークを回収する の一連の工程を有することを特徴とする方法。 5.ろ過工程(b)をスクリーンフィルタープレスを用いて行うことを特徴とす る請求項4記載の方法。 6.カルシウムが富化された第1のろ過ケークを水によってすすぐ副工程(c) (i)をさらに有することを特徴とする請求項4記載の方法。 7.以下の工程によって工程(d)(iv)の塩化カルシウムを含むブラインの 溶液を濃縮し精製して、塩化カルシウムの濃度を選択したレベルまで上げブライ ンの溶液から汚染物を除去することを特徴とする請求項4記載の方法; (e)塩化カルシウムのブラインがら水を蒸発させるためにブラインを加熱する ; (f)塩化カルシウムのブラインから塩化ナトリウムおよび塩化カリウムを優先 的に沈殿させるためにブラインを冷却する;および (g)濃縮された塩化カルシウムのブラインを回収する。 8.フライアッシュ/APCの残留物および水を攪拌する工程(a)が、約2な いし10分の継続時間を有することを特徴とする請求項4記載の方法。 9.ろ液の攪拌工程(d)(ii)が、白から黄色への色の変化を得るために約 5ないし10分の継続時間を有することを特徴とする請求項4記載の方法。 10.(a)ないし(d)の工程を周囲温度で行うことを特徴とする請求項4記 載の方法。 11.工程(d)(i)の塩酸が約10ないし12Nの濃度を有することを特徴 とする請求項4記載の方法。 12.工程(d)(iii)の塩酸が約2Nの濃度を有することを特徴とする請 求項4記載の方法。 13.洗浄および攪拌の工程(a)を、約2.5:1ないし6:1の水とフライ アッシュ/APCの残留物の重量比によって行うことを特徴とする請求項4記載 の方法。 14.第1のろ過ケークが100万部あたり約5.0部を下回る濃度の浸出可能 な鉛を有することを特徴とする請求項4記載の方法。 15.鉛が富化された第2のろ過ケークが50重量%を上回る濃度の鉛を有する ことを特徴とする請求項4記載の方法。 16.鉛が富化された第2のろ過ケークがオキシ塩化鉛として沈殿した鉛を含む ことを特徴とする請求項4記載の方法。 17.鉛が富化された第2のろ過ケークを回収する工程(c)をフィルタープレ スを用いて行うことを特徴とする請求項4記載の方法。 18.工程(g)で回収された塩化カルシウムのブラインが30重量%を上回る 濃度の塩化カルシウムを有することを特徴とする請求項6記載の方法。 19.工程(a)のフライアッシュ/APCの残留物を洗浄するために、加熱工 程(g)のブラインから蒸発した水を再利用することを特徴とする請求項6記載 の方法。 20.工程(a)のフライアッシュ/APCの残留物を洗浄するために、カルシ ウムが富化された第1のろ過ケークをすすぐ副工程(c)(i)で用いた水を再 利用することを特徴とする請求項4記載の方法。 21.廃棄物焼却炉によって生じた蒸気を塩化カルシウムのブラインを濃縮し精 製する加熱工程(e)のための熱源として用いることを特徴とする請求項6記載 の方法。 22.工程(e)において塩化カルシウムのブラインから蒸発した水を、加熱工 程(e)において前記ブラインを予備加熱するための熱源として再利用すること を特徴とする請求項6記載の方法。 23.工程(e)において塩化カルシウムのブラインがら蒸発した水を、蒸気ボ イラーにおいて供給水の貯えを予備加熱するための熱源として再利用することを 特徴とする請求項6記載の方法。
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