JP2000513603A - 髄内釘の脚部をロックするための照準器 - Google Patents

髄内釘の脚部をロックするための照準器

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Abstract

(57)【要約】 本照準器は、髄内釘(1)の頭部(30)と脱着可能に結合させるように定めた照準ストラップ(2)と結合手段(10)を用いてこれに結合された縦方向の照準レール(8)(該照準レールは第1の部分(19)と第2の部分(20)を有しているが)を有する、骨(36)内に挿入された髄内釘(1)の脚部(17)に骨合成固定部材(9)、とりわけロックねじ、またはロックボルトを位置決めし、挿入するのに用いられる。第1部分(19)には照準レールが結合手段(10)と脱着可能、かつ変位可能に結合されている。さらに該結合部材(10)を介して、照準レール(8)は照準ストラップ(2)と脱着可能、かつ変位可能に結合されている。照準レールの第2部分(20)には少なくとも一つのガイド穴(23)があり、該ガイド穴は骨(36)内に髄内釘(1)の脚部(17)をロックするための穴を位置決めするのに用いられる。さらに照準レール(8)の第2部分(20)に固定できる第1距離センサ・ユニット(11、12、13)には距離センサ(13)が設けられていて、該センサの、髄内釘(1)の表面に向けた支持面はその脚部(17)において髄内釘(1)と直交した長手方向変位を容認する。追加的に第2距離センサ・ユニット(14、15)が取付けられていて、該センサ・ユニットは照準ストラップによって構成され、該ストラップは、一方では髄内釘(1)の脚部(17)のロック穴(4)を基準にしている接触センサ(14)を備えており、他方では骨(36)内に挿入した髄内釘(1)の脚部(17)に骨合成固定部材(9)を位置決めし、挿入するのに用いられるガイド穴(33)を有している。

Description

【発明の詳細な説明】 髄内釘の脚部をロックするための照準器 本発明は、請求の範囲第1項の前提部分に基づく髄内釘の脚部(大抵の場合、 末端に配置した部分)に骨合成固定部材、とりわけロックねじ、またはロックボ ルトを位置決めし、挿入するための照準器に関するものである。 下腿髄内釘または上腿髄内釘の脚部へのロックボルトの位置決めを成功させる ことは、困難で時間のかかる試みである。市場で一般に用いられている方法は、 X線透過性アングル・ギヤを用いたフリーハンド法である。この方法の精度は、 手術者の器用さに依存し、そして大抵の場合に放射線負荷が高いという短所を含 んでいる。 例えば、DE−A1 4306724とDE−A1 4414177に示され ている髄内釘の末端をロックするための照準器に関する発明は、X線装置の使用 を断念するように努めている。しかしこの照準装置の的中精度は、骨内に挿入さ れた髄内釘が挿入前のその元の形状をなお維持しているかどうかと関連している 。これらの照準器は、インプラントに起因したゆがみも、さらには髄内釘の頭部 と脚部との間での髄内釘のねじれも共に容認しない。 しかし中実の髄内釘(SYNTHES、UTN)のインプラントに起因した釘 変形に関する、発明者によって行われた研究によって、的中精度に関するこの基 本的前提条件は与えられていないことが判明している。中実釘のねじれは僅かで あり、実際には無視できるが、しかしゆがみは重要である。髄内釘にゆがみがあ れば、上述した照準器は正確に的中しない。この研究に関する発行物は「X線像 増幅器なしで末端でロックを行うための照準器に関する基盤としてのインプラン トに起因した髄内釘の変形分析とX線形態測定的研究」という表題で「災害外科 医」誌に1995年8月11日に投稿された。 別の公知の照準器(CH−A5 668692)は、髄内釘がその近接端部と その末端部の穴との間でゆがまされ、および/または、ねじられる場合にも、髄 内釘の末端部の穴に合わせるように決定された、照準器の特定の穴の軸を髄内釘 の末端部にある穴の軸と実際に正確に一直線状に並べることを可能にするという 課題に直面した。しかしながらこの照準器は、再びX線装置を必要とする。この 照準器は、確かにX線負荷を低下させるが、しかしその利用を断念することが出 来ない。 X線装置を断念することに努め、かつ同時に挿入時での髄内釘の変形を容認す るところの照準器がUS 5、281、224Faccioli et al.およびUS 5 、443、720 Faccio1i et al.によって知られている。これらの照準器は、 金属探知器を用いてドリルゲージの穴の軸を髄内釘の末端部のロック穴の軸と一 直線状になるように二次調整するというアイデアに基づいている。この金属探知 器は、エレクトロニクス装置と磁場の発生を介して機能している。これらの発明 は、ORTHOFIX S.R.L.社によって支援された。しかし市場ではこれらの照準器は これまで知られていない。 最終的にORTHOFIX S.R.L.社は、マンドレル状距離センサによって髄内釘の末 端部の前方の前縁部へのいわゆる「直接接触」を生み出すことの出来るところの 照準器を市場に出した。この照準器は、X線装置による検査を完全に放棄できる ことを要求する。この照準器は、前後の平面内での髄内釘のゆがみを容認する。 しかし中間側面においては、髄内釘の容認可能なゆがみは安定化マンドレルの接 触面積にまで低減される。この接触面積は比較的小さい。加えてこの照準器は、 中間側面での心合せによってしか末端のロックボルトを挿入できないように設計 されている。しかし髄内釘を唯一つの平面内だけでロックすることは不完全であ る。髄内釘の傾倒安定性を改善するために、髄内釘に対して相対的に二つ以上の 半径方向平面内でロックするように努めねばならない。 ここで本発明は救済策を生み出している。髄内釘の脚部をロックするための照 準器を生み出すことが本発明の主要な目標であって、該照準器は(X線装置を使 用することなしに)髄内釘に対して相対的に二つ以上の半径方向平面内でロック ボルトを正確に位置決めすることを可能にし、しかも実際においてそうであるよ うに埋め込みの際に髄内釘が大幅なゆがみを受ける場合にもこのことを可能にす るものである。 本発明は、請求の範囲第1項の特徴を備えている照準器によって提起された課 題を解決する。 本発明のその他の有利な実施態様は従属請求項に述べられている。本発明とそ の改善は、以下において右脛骨に関する実施態様の部分的模式図を基にしてさら に詳しく説明することにする。 図1は、第1距離センサ・ユニットと第2距離センサ・ユニットを有する、本 発明に基づく頸骨髄内釘に結合された照準器の透視図を示し、 図2は、外科手術用途における本発明に基づく照準器の第1距離センサ・ユニ ットの正面図を示し、 図3は、第1距離センサ・ユニットの距離センサの一つの可能な実施態様を示 し、そして 図4は、外科手術用途における本発明に基づく照準器の第2距離センサ・ユニ ットの正面図を示している。 図1に示した照準器は、基本的には(結合部に近い方の(近接した))第1部 分19と(結合部から遠い方の(末端の))第2部分20を有する縦方向の照準 レール8によって構成されている。(近接した)第1部分19は、Vブロックガ イドとして形成されていて、そして結合手段10(これはリンク本体の形をして いるが)によって市販のU字型髄内釘照準ストラップ2の上に髄内釘1の頭部3 0に脱着可能に固定できる。照準レール8は、髄内釘の選んだ長さに合わせて調 整できるようにするために結合手段10内で縦方向に変位できる。 結合手段10は、回転リンクとして用いられるリンク軸7によって構成されて いて、該リンク軸はU字型照準ストラップ2のガイド穴に挿入できる。照準スト ラップ2は、通常の方法でねじ蓋29によって髄内釘1の頭部30にかぶせるこ とが出来る。 照準レール8の(末端の)第2部分20にはドリルゲージ24が配置されてい る。該ドリルゲージは、ロックスねじの形をした、中間側面の骨合成固定部材9 を位置決めし、挿入するための、照準レール8に対して直角方向に移動できる2 つの中間側面側貫通穴23を有している。さらにドリルゲージ24は、第1距離 センサ・ユニット11、12、13を備えている。該センサ・ユニットは、アー チ状距離センサ・ストラップ12によって構成され、該ストラップはドリルゲー ジ24から背を向けた端部でサドル11を有している。該サドル11は前後のガ イドスリット25を備えている。該サドル11はさらに2つのガイド溝28を備 えていて、該ガイド溝は前方の距離センサ13を位置決めし、収容するのに用い られている。図1では、末端に配置されたガイド溝28はそのように用いられる が、このガイド溝は近接配置されたガイド溝28と同様に手術者のまったく望み 通りに機能する。前方の距離センサ13の詳細は、図2と図3に関する詳細記述 において考慮されている。 照準レール8の第1(近接した)部分19の結合手段10は、照準レール8に 結合された髄内釘1に対して相対的な、照準レールの曲げが可能であるように形 成されている。その際に曲げは、望ましくは回転リンクの形で、基本的には中間 側面側ロック穴4の中心軸27に対して平行なリンク軸7を中心にして行われる 。 第2距離センサ・ユニット14、15は、照準ストラップ15と接触センサを 含んでいる。照準ストラップ15は、一方では前後の2つのガイド穴33を有し ていて、該穴は固定部材9を髄内釘1の脚部17の前後のロック穴3に位置決め および挿入するのに用いられる。ここに示した右脛骨のもとでの実施例では、こ のためには末端に配置したガイド穴33が用いられる。ここで近接配置されたガ イド穴33は、照準器の用途が同一であれば左脛骨の末端と接触し、そしてこの 場合のために利用される。他方、照準ストラップ15は接触センサ14を備えて いて、該センサは髄内釘1の脚部17における中間側面のロック穴4を基準にし ている。接触センサ14はロック穴4との接触結合を引き受けることが可能で、 その結果、直接的な視検査やX線検査を行わなくても接触結合の検査が可能であ る。そのためには多数の実施方法が可能であり、これらの実施方法は図4に関す る記述において考慮されている。 図2には下腿21の断面図が描かれている。髄内釘1の表面への前方の距離セ ンサ13の支持面は、その形状(L字型、またはT字型、または切れ刃形状)に よって髄内釘1に対して直交する長手方向の移動を許す。前方の距離センサ13 と髄内釘1との間の接触は、X線装置を使用しないで以下のように検査できる。 − 髄内釘1の表面上での距離センサ13の支持面の噛み合いの金属的引っ掻き 音によるか、または − 電流を介して機能している接触表示装置18の視覚的または音響的なフィー ドバック(接触情報)による。電気式接触表示装置18は、基本的にはエネルギ ー源35(バッテリ)、信号センサ34、並びに前方の距離センサ13と髄内釘 1とを互いに接続している電線38によって構成されている。ここで距離センサ 13と髄内釘1との接触によって電気回路が閉じられると、手術者は信号センサ 34を介してフィードバック(接触情報)を受け取る。前方の距離センサ13と 髄内釘1とが接触するとただちに、ドリルゲージ24の中間側面側ガイド穴23 が髄内釘1の中間側面側ロック穴4と一直線に並ぶ。 図3は前方の距離センサ13の望ましい実施態様を示している。L字型フック 40は、髄内釘1に向けての、短い方のL字型脚部の下側の支持面によって、こ の短い方のL字型脚部の長さの範囲での髄内釘1の、埋め込みに起因したゆがみ を容認する。同じく、距離センサ13のL字型形状によって、骨内への接触開口 部の位置を選ぶための確実な自由スペースが提供されている(距離センサ・スト ラップ12上のサドル11を参照のこと)。L字型フック40の短い方のL字型 脚部の下側の切欠き41によって、髄内釘1の表面上で金属的な引っ掻き音が生 み出される。この引っ掻き音は、手術者にとって距離センサ13が髄内釘1に接 していることを示すフィードバックとして用いられる。結合ナット6は、照準レ ール8に結合された距離センサ・ストラップ12(これはサドル11を有してい るが)と距離センサ13とを安定して結合させることを可能にする。この結合は 、ガイド溝28内において距離センサ13のシャンク5を挿入することによって 、そして結合ナット6を締め付けることによって行われる。 図3には下腿21の断面図が示されている。 その際に、前後の照準ストラップ15は、開きマンドレル(Spreizdorn)32 によって拡径可能な(verspreizbaren)接触センサ14によって髄内釘1の両方 の中間側面ロック穴4と結合されている。この結合に関しては多くの実施態様が 可能である。 − 接触センサ14はスリットの入った拡径可能な端部を有していて、該端部は 髄内釘1のロック穴に挿入できる。これによって、一方ではロック穴4の中央側 と、そして他方ではロック穴4の側面側とそれぞれ接触している距離センサ面に よる適正な固着が行われる。この実施態様は図4に示されている。 − 接触センサ14の固定は、互いの中に変位させられる2つの距離センサ(一 方はロック穴4の中央側で接触し、そして他方はロック穴4の側面側でそれぞれ 接触しているが)の固着と締め付けを介して行われる。 − ロック穴4の片側のみでの接触面の固着、および衝突音を介しての音響的フ ィードバック(接触情報)によって。 − ロック穴4の片側のみでの接触面の固着によって、および電流を介して機能 している接触表示装置18の視覚的または音響的なフィードバック(接触情報) によって。電気式接触表示装置18は、基本的にはエネルギー源35(バッテリ )、信号センサ34、並びに接触センサ14と髄内釘1とを互いに接続している 電線38によって構成されている。ここで接触センサ14と髄内釘1との接触に よって電気回路が閉じられると、手術者は信号センサ34を介してフィードバッ ク(接触情報)を受け取る。 接触センサ14と髄内釘1との接触結合が行われるとただちに、照準ストラッ プ15の前後のガイド穴33は距離センサ・ストラップ12のガイドスリット2 5を介して旋回させられ、その結果前後のガイド穴33のうちの一方がガイドス リット25と一直線に並ぶ。この位置において、該ガイド穴33も髄内釘1の前 後のロック穴4と一直線に並ぶ。その際に、常に一つだけのガイド穴33をガイ ドスリット25と一直線に並ばせることが出来る。他方のガイド穴33は、反対 側面の頸骨での照準装置の同じ用途向けに定められている。 以下において、頸骨髄内釘を例にとって本発明に基づく照準器による髄内釘の 脚部のロックに関する手術技術を簡略に解説することにする。この方法は、基本 的には以下の3つの位置決め工程によって構成されている。 A)頭部と尾部の平面での照準レール(8)の、ロック穴3、4の位置に向け ての調整 まだ埋め込まれていない髄内釘1の頭部30に通常の、例えばCH−A5 6 68.692で知られているU字型髄内釘照準ストラップ2が取り付けられる。 該ストラップを用いると、近接したロックねじ9を髄内釘1の専用のロック穴2 2に挿入できる。このとき、ねじ9を末端の中間側面側ロック穴4に位置決め・ 挿入するために照準レール8が、近接した照準ストラップ2の自由端部に結合さ れる。このことは、回転リンクとして用いられるリンク軸7を近接した照準スト ラップ2のガイド穴に挿入することによって行われる。照準レール8は、次に使 用した髄内釘1の長さに合わせて調整される。このことは、クランプ・ねじ42 を緩めた上でガイド穴23がロック穴4と一直線に並ぶまで、結合手段10の照 準レール8を変位させることによって行われる。 その後、髄内釘1を頸骨に挿入する。その際に髄内釘は一般にゆがむので、前 後の平面および中間側面側平面で照準器を調整することが必要である。 B)前後の平面での照準レール8の、ロック穴4の位置への調整 髄内釘1の脚部17の前方の縁部は、中間側面側ロック穴4の位置の基準とし て用いられる。前後の平面内での照準レール8の調整は、埋め込まれた髄内釘1 の脚部17に対して前方の骨皮質内に小さな接触開口部を穿孔することによって 行われる。頭部と尾部の平面では、接触開口部の位置はドリルゲージ24に固定 されている距離センサ・ストラップ12を介して正確に画定されている。中間側 面側平面では、接触開口部は大ざっぱにしか位置決めされない。距離センサ・ス トラップ12の自由端部のサドル11は、患者の解剖学的構造に合わせて中間側 面において接触開口部のある程度の移動を容認する。この接触開口部を通じて特 殊なL字型距離センサ13が変位させられ、髄内釘1の脚部17の前方縁部にか ぶせられる。L字型距離センサ13は、中心から離れた位置から髄内釘1の前方 縁部への接触を可能にする。距離センサ13を挿入した後、該センサは構成的に サドル11→距離センサ・ストラップ12→照準レール8→近接した照準ストラ ップ2→近接した照準ストラップ2→髄内釘1の順に結合される。これによって ガイド穴23は中間側面側ロック穴4と一直線に並び、そして該穴を位置決めで きる。 C)中間側面側平面での照準ストラップ15の、ロック穴3の位置への調整 穴の位置を前後のロック穴3に合わせて画定するために、髄内釘1の塞がれて いない中間側面側ロック穴4が基準として用いられる。照準ストラップ15は( 拡径可能な接触センサ14と結合されているが)照準レール8に取付けられたド リルゲージ24のガイド穴23の一つを通じて穿孔された、塞がれていない中間 側面側ロック穴4に挿入される。接触センサ14のスリットの入った先端がスト ッパにあたるまで髄内釘1のロック穴4に挿入されてしまうと、拡径マンドレル 32による先端部の拡径が可能になる。この場合後者は、ストッパにあたるまで 変位させることが出来る。これによって、中間側面側平面内でのガイド穴33の 位置が画定される。頭部と尾部の平面内でのガイド穴33の画定に関しては、照 準ストラップ15を旋回させることによって該ガイド穴をサドル11のガイドス リット25と一直線に並ばせねばならない。照準ストラップ15のガイド穴33 とガイドスリット25を通じて適したドリルブッシュを挿入することによって、 該ガイド穴33は前後のロック穴3と一直線に並び、そして該穴を位置決めでき る。このとき、髄内釘1のすべてのロック穴3、4にロックねじ9を入れること が出来る。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年3月2日(1998.3.2) 【補正内容】 明細書 髄内釘の脚部をロックするための照準器 本発明は、請求の範囲第1項の前提部分に基づく髄内釘の脚部に骨合成固定部 材、とりわけロックねじ、またはロックボルトを位置決めし、挿入するための照 準器に関するものである。 髄内釘の脚部へのロックボルトの位置決めを成功させることは、困難で時間の かかる試みである。市場で一般に用いられている方法は、X線透過性アングル・ ギヤを用いたフリーハンド法である。この方法の精度は、手術者の器用さに依存 し、そして大抵の場合に放射線負荷が高いという短所を含んでいる。 例えば、DE−A1 4306724とDE−A1 4414177に示され ている髄内釘の末端をロックするための照準器に関する発明は、X線装置の使用 を断念するように努めている。しかしこの照準装置の的中精度は、骨内に挿入さ れた髄内釘が挿入前のその元の形状をなお維持しているかどうかと関連している 。これらの照準器は、インプラントに起因したゆがみも、さらには髄内釘の頭部 と脚部との間での髄内釘のねじれも共に容認しない。 しかし中実の髄内釘(SYNTHES、UTN)のインプラントに起因した釘 変形に関する、発明者によって行われた研究によって、的中精度に関するこの基 本的前提条件は与えられていないことが判明している。中実釘のねじれは僅かで あり、実際には無視できるが、しかしゆがみは重要である。髄内釘にゆがみがあ れば、上述した照準器は正確に的中しない。この研究に関する成果は「X線像増 幅器なしで末端でロックを行うための照準器に関する基盤としてのインプラント に起因した髄内釘の変形分析とX線形態測定的研究」という表題で定期刊行物「 災害外科医」に1996年9月に公表された。 別の公知の照準器(CH−A5 668692)は、髄内釘がその近接端部と その末端部の穴との間でゆがまされ、および/または、ねじられる場合にも、髄 内釘の末端部の穴に合わせるように決定された、照準器の特定の穴の軸を髄内釘 の末端部にある穴の軸と実際に正確に一直線状に並べることを可能にするという 課題に直面した。しかしながらこの照準器は、再びX線装置を必要とする。この 照準器は、確かにX線負荷を低下させるが、しかしその利用を断念することが出 来ない。 X線装置を断念することに努め、かつ同時に挿入時での髄内釘の変形を容認す るところの照準器がUS 5、281、224 Faccioli et al.およびUS 5 、443、720 Faccioli et al.によって知られている。これらの照準器は、 金属探知器を用いてドリルゲージの穴の軸を髄内釘の末端部のロック穴の軸と一 直線状になるように二次調整するというアイデアに基づいている。この金属探知 器は、エレクトロニクス装置と磁場の発生を介して機能している。これらの発明 は、ORTHOFIX S.R.L.社によって支援された。しかし市場ではこれらの照準器は これまで知られていない。 最終的にORTHOFIX S.R.L.社は、マンドレル状距離センサによって髄内釘の末 端部の前方の前縁部へのいわゆる「直接接触」を生み出すことの出来るところの 照準器を市場に出した。WO−A−9603085公報はこの照準器を開示して いる。この照準器は、X線装置による検査を完全に放棄できることを要求する。 この照準器は、前後の平面内での髄内釘のゆがみを容認する。しかし中間側面に おいては、髄内釘の容認可能なゆがみは安定化マンドレルの接触面積にまで低減 される。この接触面積は比較的小さい。加えてこの照準器は、中間側面での心合 せによってしか末端のロックボルトを挿入できないように設計されている。しか し髄内釘を唯一つの平面内だけでロックすることは不完全である。髄内釘の傾倒 安定性を改善するために、髄内釘に対して相対的に二つ以上の半径方向平面内で ロックするように努めねばならない。 ここで本発明は救済策を生み出している。髄内釘の脚部をロックするための照 準器を生み出すことが本発明の主要な目標であって、該照準器は(X線装置を使 用することなしに)髄内釘に対して相対的に二つ以上の半径方向平面内でロック ボルトを正確に位置決めすることを可能にし、しかも実際においてそうであるよ うに埋め込みの際に髄内釘が大幅なゆがみを受ける場合にもこのことを可能にす るものである。 本発明は、請求の範囲第1項の特徴を備えている照準器によって提起された課 題を解決する。 本発明のその他の有利な実施態様は従属請求項に述べられている。本発明とそ の改善は、以下において右脛骨に関する実施態様の部分的模式図を基にしてさら に詳しく説明することにする。 図1は、第1距離センサ・ユニットと第2距離センサ・ユニットを有する、本 発明に基づく頸骨髄内釘に結合された照準器の透視図を示し、 図2は、外科手術用途における本発明に基づく照準器の第1距離センサ・ユニ ットの正面図を示し、 図3は、第1距離センサ・ユニットの距離センサの一つの可能な実施態様を示 し、そして 図4は、外科手術用途における本発明に基づく照準器の第2距離センサ・ユニ ットの正面図を示している。 図1に示した照準器は、基本的には第1部分19と第2部分20を有する縦方 向の照準レール8によって構成されている。第1部分19は、Vブロックガイド として形成されていて、そして結合手段10(これはリンク本体の形をしている が)によって市販のU字型髄内釘照準ストラップ2の上に髄内釘1の頭部30に 脱着可能に固定できる。照準レール8は、髄内釘の選んだ長さに合わせて無段階 調整できるようにするために結合手段10内で縦方向に変位できる。 結合手段10は、回転リンクとして用いられるリンク軸7によって構成されて いて、該リンク軸はU字型照準ストラップ2のガイド穴に挿入できる。照準スト ラップ2は、通常の方法でねじ蓋29によって髄内釘1の頭部30にかぶせるこ とが出来る。 照準レール8の第2部分20にはドリルゲージ24が配置されている。該ドリ ルゲージは、ロックスねじの形をした、中間側面の骨合成固定部材9を位置決め し、挿入するための、照準レール8に対して直角方向に移動できる2つの中間側 面側貫通穴23を有している。さらにドリルゲージ24は、第1距離センサ・ユ ニット11、12、13に脱着可能に結合される。該センサ・ユニットは、アー チ状距離センサ・ストラップ12によって構成され、該ストラップはドリルゲー ジ24から背を向けた端部でサドル11を有している。該サドル11は前後のガ イドスリット25を備えている。該サドル11はさらに2つのガイド溝28を備 えていて、該ガイド溝は前方の距離センサ13を位置決めし、収容するのに用い られている。図1では、末端に配置されたガイド溝28はそのように用いられる が、このガイド溝は近接配置されたガイド溝28と同様に手術者のまったく望み 通りに機能する。前方の距離センサ13の詳細は、図2と図3に関する詳細記述 において考慮されている。 照準レール8の第1部分19の結合手段10は、照準レール8に結合された髄 内釘1に対して相対的な、照準レールの曲げが可能であるように形成されている 。その際に曲げは、望ましくは回転リンクの形で、基本的には中間側面側ロック 穴4の中心軸27に対して平行なリンク軸7を中心にして行われる。 第2距離センサ・ユニット14、15は、照準ストラップ15と接触センサを 含んでいる。照準ストラップ15は、一方では前後の2つのガイド穴33を有し ていて、該穴は固定部材9を髄内釘1の脚部17の前後のロック穴3に位置決め および挿入するのに用いられる。ここに示した右脛骨のもとでの実施例では、こ のためには末端に配置したガイド穴33が用いられる。ここで近接配置されたガ イド穴33は、照準器の用途が同一であれば左脛骨の末端と接触し、そしてこの 場合のために利用される。他方、照準ストラップ15は接触センサ14を備えて いて、該センサは髄内釘1の脚部17における中間側面のロック穴4を基準にし ている。接触センサ14はロック穴4との接触結合を引き受けることが可能で、 その結果、直接的な視検査やX線検査を行わなくても接触結合の検査が可能であ る。そのためには多数の実施方法が可能であり、これらの実施方法は図4に関す る記述において考慮されている。 図2には下腿21の断面図が描かれている。照準レール(8)に対して直交し て移動できるサドル11並びに前方の距離センサ13のL字型、T字型若しくは 切れ刃形状の支持面によって、たとえ釘が数ミリメートルだけ移動するとしても 、前方の釘との接触が可能である。前方の距離センサ13と髄内釘1との間の接 触は、X線装置を使用しないで以下のように検査できる。 − 髄内釘1の表面上での距離センサ13の支持面の噛み合いの金属的引っ掻き 音によるか、または − 電流を介して機能している接触表示装置18の視覚的または音響的なフィー ドバック(接触情報)による。電気式接触表示装置18は、基本的にはエネルギ ー源35(バッテリ)、信号センサ34、並びに前方の距離センサ13と髄内釘 1とを互いに接続している電線38によって構成されている。ここで距離センサ 13と髄内釘1との接触によって電気回路が閉じられると、手術者は信号センサ 34を介してフィードバック(接触情報)を受け取る。前方の距離センサ13と 髄内釘1とが接触するとただちに、ドリルゲージ24の中間側面側ガイド穴23 が髄内釘1の中間側面側ロック穴4と一直線に並ぶ。 図3は前方の距離センサ13の望ましい実施態様を示している。L字型フック 40は、髄内釘1に向けての、短い方のL字型脚部の下側の支持面によって、こ の短い方のL字型脚部の長さの範囲での髄内釘1の、埋め込みに起因したゆがみ を容認する。同じく、距離センサ13のL字型形状によって、骨内への接触開口 部の位置を選ぶための確実な自由スペースが提供されている(距離センサ・スト ラップ12上のサドル11を参照のこと)。L字型フック40の短い方のL字型 脚部の下側の切欠き41によって、髄内釘1の表面上で金属的な引っ掻き音が生 み出される。この引っ掻き音は、手術者にとって距離センサ13が髄内釘1に接 していることを示すフィードバックとして用いられる。 距離センサ13の交換可能なもの及びL字型、T字型若しくは切れ刃形状フッ ク40の様々な長さによって、距離センサ13の縦方向における、選択された髄 内釘の直径を目安に、L字型、T字型若しくは切れ刃形状フック40からサドル 11までの間の長さの手術前の測定を可能にする。 結合ナット6は、照準レール8に結合された距離センサ・ストラップ12(こ れはサドル11を有しているが)と距離センサ13とを安定して結合させること を可能にする。この結合は、ガイド溝28内において距離センサ13のシャンク 5を挿入することによって、そして結合ナット6を締め付けることによって行わ れる。 図4には下腿21の断面図が示されている。 その際に、前後の照準ストラップ15は、開きマンドレル(Spreizdorn)32 によって拡径可能な(verspreizbaren)接触センサ14によって髄内釘1の両方 の中間側面ロック穴4と結合されている。この結合に関しては多くの実施態様が 可能である。 − 接触センサ14はスリットの入った拡径可能な端部を有していて、該端部は 髄内釘1のロック穴に挿入できる。これによって、一方では、ロック穴4の中央 側と、そして他方ではロック穴4の側面側とそれぞれ接触している距離センサ面 44による適正な固着が行われる。この実施態様は図4に示されている。 − 接触センサ14の固定は、互いの中に変位させられる2つの距離センサ(一 方はロック穴4の中央側で接触し、そして他方はロック穴4の側面側でそれぞれ 接触しているが)の固着と締め付けを介して行われる。 − ロック穴4の片側のみでの接触面44の固着、および衝突音を介しての音響 的フィードバック(接触情報)によって。 − ロック穴4の片側のみでの接触面44の固着によって、および電流を介して 機能している接触表示装置18の視覚的または音響的なフィードバック(接触情 報)によって。電気式接触表示装置18は、基本的にはエネルギー源35(バッ テリ)、信号センサ34、並びに接触センサ14と髄内釘1とを互いに接続して いる電線38によって構成されている。ここで接触センサ14と髄内釘1との接 触によって電気回路が閉じられると、手術者は信号センサ34を介してフィード バック(接触情報)を受け取る。 接触センサ14と髄内釘1との接触結合が行われるとただちに、照準ストラッ プ15の前後のガイド穴33は距離センサ・ストラップ12のガイドスリット2 5を介して旋回させられ、その結果前後のガイド穴33のうちの一方がガイドス リット25と一直線に並ぶ。この位置において、該ガイド穴33も髄内釘1の前 後のロック穴4と一直線に並ぶ。その際に、常に一つだけのガイド穴33をガイ ドスリット25と一直線に並ばせることが出来る。他方のガイド穴33は、反対 側面の頸骨での照準装置の同じ用途向けに定められている。 以下において頸骨髄内釘を例にとって本発明に基づく照準器による髄内釘の脚 部のロックに関する手術技術を簡略に解説することにする。この方法は、基本的 には以下の3つの位置決め工程によって構成されている。 A)頭部と尾部の平面での照準レール(8)の、ロック穴3、4の位置に向け ての調整 まだ埋め込まれていない髄内釘1の頭部30に通常の、例えばCH−A5 6 68.692で知られているU字型髄内釘照準ストラップ2が取り付けられる。 該ストラップを用いると、近接したロックねじ9を髄内釘1の専用のロック穴2 2に挿入できる。このとき、ねじ9を末端の中間側面側ロック穴4に位置決め・ 挿入するために照準レール8が、近接した照準ストラップ2の自由端部に結合さ れる。このことは、回転リンクとして用いられるリンク軸7を近接した照準スト ラップ2のガイド穴に挿入することによって行われる。照準レール8は、次に使 用した髄内釘1の長さに合わせて調整される。このことは、クランプ・ねじ42 を緩めた上でガイド穴23がロック穴4と一直線に並ぶまで、結合手段10の照 準レール8を変位させることによって行われる。 その後、髄内釘1を頸骨に挿入する。その際に髄内釘は一般にゆがむので、前 後の平面および中間側面側平面で照準器を調整することが必要である。 B)前後の平面での照準レール8の、ロック穴4の位置への調整 髄内釘1の脚部17の前方の縁部は、中間側面側ロック穴4の位置の基準とし て用いられる。前後の平面内での照準レール8の調整は、埋め込まれた髄内釘1 の脚部17に対して前方の骨皮質内に小さな接触開口部を穿孔することによって 行われる。頭部と尾部の平面では、接触開口部の位置はドリルゲージ24に固定 されている距離センサ・ストラップ12を介して正確に画定されている。中間側 面側平面では、接触開口部は大ざっぱにしか位置決めされない。距離センサ・ス トラップ12の自由端部のサドル11は、患者の解剖学的構造に合わせて中間側 面において接触開口部のある程度の移動を容認する。この接触開口部を通じて特 殊なL字型距離センサ13が変位させられ、髄内釘1の脚部17の前方縁部にか ぶせられる。L字型距離センサ13は、中心から離れた位置から髄内釘1の前方 縁部への接触を可能にする。距離センサ13を挿入した後、該センサは構成的に サドル11→距離センサ・ストラップ12→照準レール8→結合手段10→近接 した照準ストラップ2→髄内釘1の順に結合される。これによってガイド穴23 は中間側面側ロック穴4と一直線に並び、そして該穴を位置決めできる。 C)中間側面側平面での照準ストラップ15の、ロック穴3の位置への調整 穴の位置を前後のロック穴3に合わせて画定するために、髄内釘1の塞がれて いない中間側面側ロック穴4が基準として用いられる。照準ストラップ15は( 拡径可能な接触センサ14と結合されているが)照準レール8に取付けられたド リルゲージ24のガイド穴23の一つを通じて穿孔された、塞がれていない中間 側面側ロック穴4に挿入される。接触センサ14のスリットの入った先端がスト ッパにあたるまで髄内釘1のロック穴4に挿入されてしまうと、拡径マンドレル 32による先端部の拡径が可能になる。この場合後者は、ストッパにあたるまで 変位させることが出来る。これによって、中間側面側平面内でのガイド穴33の 位置が画定される。頭部と尾部の平面内でのガイド穴33の画定に関しては、照 準ストラップ15を旋回させることによって該ガイド穴をサドル11のガイドス リット25と一直線に並ばせねばならない。照準ストラップ15のガイド穴33 とガイドスリット25を通じて適したドリルブッシュを挿入することによって、 該ガイド穴33は前後のロック穴3と一直線に並び、そして該穴を位置決めでき る。このとき、髄内釘1のすべてのロック穴3、4にロックねじ9を入れること が出来、従って、髄内釘1は、2つの異なった平面内で回転変動せずにロックさ れる。 請求の範囲 1. 骨(36)内に挿入された髄内釘(1)の脚部(17)に骨合成固定部 材(9)、とりわけロックねじ、またはロックボルトを位置決めし、挿入するた めの照準器で、この照準器は次の構成要素: A)髄内釘(1)の頭部(30)と脱着可能に結合できる照準ストラップ(2 ); B)照準ストラップ(2)に結合できる結合手段(10); C)第2部分(20)において中間側面側貫通穴(23)を備える縦方向の照 準レール(8)であって、結合手段(10)にある第1部分(19)は移動でき るもの;および D)距離センサ(13)を備えた第1距離センサ・ユニット(11、12、1 3)に固定できる、照準レール(8)の第2部分(20)であって、この距離セ ンサ(13)の支持面は髄内釘(1)の脚部表面上に接触できるもの; を含むものであって、 E)結合手段(10)の第1部分(19)によって、照準レール(8)はその 長軸において移動でき、無段階に固定でき、そして照準ストラップ(2)と向か い合わせに旋回可能に横たえられており、そして、 F)第1距離センサ・ユニット(11、12、13)は、照準レール(8)に 対して直交する距離センサ(13)の支持面の移動を容認することを特徴とする 前記照準器。 2. 距離センサ(13)はL字型、T字型、又は切れ刃型に形成されている ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の照準器。 3. L字型又はT字型の短い方の脚部の長さ、又は切れ刃の長さは、2mm から40mmの間にあること、望ましくは8mmから20mmの間にあることを 特徴とする請求の範囲第2項に記載の照準器。 4. 髄内釘(1)と接触させるように定められた、距離センサ(13)の部 分は、望ましくは噛み合い形状の構造を有していることを特徴とする請求の範囲 第1項から第3項のうちのいずれか一つの項に記載の照準器。 5. 電流を介して距離センサ(13)と髄内釘(1)との間の接触に関する 視覚的または音響的フィードバックが可能にされることを特徴とする請求の範囲 第1項から第4項のうちのいずれか一つの項に記載の照準器。 6. 距離センサ・ユニット(11、12、13)には、距離センサ・ストラ ップ(12)および照準レール(8)に対して直交して延びる軸(27)におい て移動できるサドル(11)が取付けられていることを特徴とする請求の範囲第 1項から第5項のうちのいずれか一つの項に記載の照準器。 7. 該サドル(11)は少なくとも一つのガイド溝(28)を有し、該ガイ ド溝は距離センサ(13)を位置決めし、収容するために用いられることを特徴 とする請求の範囲第6項に記載の照準器。 8. 照準ストラップ(2)と向かい合わせの照準レール(8)の曲げが可能 であるように、照準レール(8)の第1部分(19)のもとで結合手段(10) が形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第7項のうちのいずれ か一つの項に記載の照準器。 9. 該曲げは、基本的に照準レール(8)および距離センサ(13)の長軸 に対して直交して延伸しているリンク軸(7)を中心にして、望ましくは回転リ ンクの形で行われることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の照準器。 10. 照準ストラップ(15)を有し、該ストラップは、一方では髄内釘( 1)の脚部(17)のロック穴(4)を基準にしている接触センサ(14)を備 えており、そして他方では骨(36)内に挿入された髄内釘(1)の脚部(17 )に骨合成固定部材(9)を位置決めし、挿入するのに用いられるガイド穴(3 3)を有している、第2距離センサ・ユニット(14、15)が追加的に設けら れていることを特徴とする請求の範囲第1項から第9項のうちのいずれか一つの 項に記載の照準器。 11. 照準ストラップ(15)のガイド穴(33)の中央軸は、距離センサ (13)の長軸に対して平行に心合せすることが可能であり、その際に照準スト ラップ(15)の柄(39)の中央軸とガイド穴の中央軸とのアライメントを失 わず、その際に軸(26)は照準レール(8)並びに距離センサ(13)に対し て平行に延伸している平面内で心合せできることを特徴とする請求の範囲第10 項に記載の照準器。 12. 接触センサ(14)は髄内釘(1)の脚部(17)のロック穴(4) と接触結合に入ることが出来ることを特徴とする請求の範囲第10項または第1 1項に記載の照準器。 13. 接触センサ(14)は、スリットの入った拡径可能な1つもしくは複 数の端部を有していることを特徴とする請求の範囲第12項に記載の照準器。 14. 接触センサ(14)は距離センサ面(44)を備え、接触センサ(1 4)は開いた状態で、髄内釘(1)のロック穴(4)における接触センサ(14 )の移動を防止することを特徴とする、請求の範囲第12項または第13項に記 載の照準器。 15. 接触センサ(14)は互いに変位できる2つの距離センサによって構 成され、このうち一方の距離センサは髄内釘(1)のロック穴(4)の一方の側 と、そして他方の距離センサはその他方の側とそれぞれ接触することを特徴とす る請求の範囲第12項から第14項のいずれか1つに記載の照準器。 16. 電流を介して距離センサ(14)と髄内釘(1)との間の接触に関す る視覚的または音響的フィードバックが可能になることを特徴とする請求の範囲 第12項から第15項のうちのいずれか一つの項に記載の照準器。 17. 照準レール(8)は、回り継ぎ手の働きをするリンク軸(7)によっ て旋回でき、この軸は照準レール(8)と直交して延びており、ねじ蓋(29) の延長軸と交差していることを特徴とする、請求の範囲第1項〜第16項のいず れか1項に記載の照準器。 【図4】【手続補正書】 【提出日】平成10年11月5日(1998.11.5) 【補正内容】 請求の範囲 1. 骨(36)内に挿入された髄内釘(1)の脚部(17)に骨合成固定部 材(9)、とりわけロックねじ、またはロックボルトを位置決めし、挿入するた めの照準器で、この照準器は次の構成要素: A)髄内釘(1)の頭部(30)と脱着可能に結合できる照準ストラップ(2 ); B)照準ストラップ(2)に結合できる結合手段(10); C)第2部分(20)において中間側面側貫通穴(23)を備える縦方向の照 準レール(8)であって、結合手段(10)にある第1部分(19)は移動でき るもの;および D)距離センサ(13)を備えた第1距離センサ・ユニット(11、12、1 3)に固定できる、照準レール(8)の第2部分(20)であって、この距離セ ンサ(13)の支持面は髄内釘(1)の脚部表面上に接触できるもの; を含むものであって、 E)結合手段(10)の第1部分(19)によって、照準レール(8)はその 長軸において移動でき、無段階に固定でき、そして照準ストラップ(2)と向か い合わせに旋回可能に横たえられており、そして、 F)第1距離センサ・ユニット(11、12、13)は、照準レール(8)に 対して直交する距離センサ(13)の支持面の移動を容認することを特徴とする 前記照準器。 2. 距離センサ(13)はL字型、T字型、又は切れ刃型に形成されている ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の照準器。 3. L字型又はT字型の短い方の脚部の長さ、又は切れ刃の長さは、2mm から40mmの間にあること、望ましくは8mmから20mmの間にあることを 特徴とする請求の範囲第2項に記載の照準器。 4. 髄内釘(1)と接触させるように定められた、距離センサ(13)の部 分は、望ましくは噛み合い形状の構造を有していることを特徴とする請求の範囲 第1項から第3項のうちのいずれか一つの項に記載の照準器。 5. 電流を介して距離センサ(13)と髄内釘(1)との間の接触に関する 視覚的または音響的フィードバックが可能にされることを特徴とする請求の範囲 第1項から第4項のうちのいずれか一つの項に記載の照準器。 6. 距離センサ・ユニット(11、12、13)には、距離センサ・ストラ ップ(12)および照準レール(8)に対して直交して延びる軸(27)におい て移動できるサドル(11)が取付けられていることを特徴とする請求の範囲第 1項から第5項のうちのいずれか一つの項に記載の照準器。 7. 該サドル(11)は少なくとも一つのガイド溝(28)を有し、該ガイ ド溝は距離センサ(13)を位置決めし、収容するために用いられることを特徴 とする請求の範囲第6項に記載の照準器。 8. 照準ストラップ(2)と向かい合わせの照準レール(8)の曲げが可能 であるように、照準レール(8)の第1部分(19)のもとで結合手段(10) が形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第7項のうちのいずれ か一つの項に記載の照準器。 9. 該曲げは、基本的に照準レール(8)および距離センサ(13)の長軸 に対して直交して延伸しているリンク軸(7)を中心にして、望ましくは回転リ ンクの形で行われることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の照準器。 10. 照準ストラップ(15)を有し、該ストラップは、一方では髄内釘( 1)の脚部(17)のロック穴(4)を基準にしている接触センサ(14)を備 えており、そして他方では骨(36)内に挿入された髄内釘(1)の脚部(17 )に骨合成固定部材(9)を位置決めし、挿入するのに用いられるガイド穴(3 3)を有している、第2距離センサ・ユニット(14、15)が追加的に設けら れていることを特徴とする請求の範囲第1項から第9項のうちのいずれか一つの 項に記載の照準器。 11. 照準ストラップ(15)のガイド穴(33)の中央軸は、距離センサ (13)の長軸に対して平行に心合せすることが可能であり、その際に照準スト ラップ(15)の柄(39)の中央軸とガイド穴の中央軸とのアライメントを失 わず、その際に軸(26)は照準レール(8)並びに距離センサ(13)に対し て平行に延伸している平面内で心合せできることを特徴とする請求の範囲第10 項に記載の照準器。 12. 接触センサ(14)は髄内釘(1)の脚部(17)のロック穴(4) と接触結合に入ることが出来ることを特徴とする請求の範囲第10項または第1 1項に記載の照準器。 13. 接触センサ(14)は、スリットの入った拡径可能な1つもしくは複 数の端部を有していることを特徴とする請求の範囲第12項に記載の照準器。 14. 接触センサ(14)は距離センサ面(44)を備え、接触センサ(1 4)は開いた状態で、髄内釘(1)のロック穴(4)における接触センサ(14 )の移動を防止することを特徴とする、請求の範囲第12項または第13項に記 載の照準器。 15. 接触センサ(14)は互いに変位できる2つの距離センサによって構 成され、このうち一方の距離センサは髄内釘(1)のロック穴(4)の一方の側 と、そして他方の距離センサはその他方の側とそれぞれ接触することを特徴とす る請求の範囲第12項から第14項のいずれか1つに記載の照準器。 16. 電流を介して距離センサ(14)と髄内釘(1)との間の接触に関す る視覚的または音響的フィードバックが可能になることを特徴とする請求の範囲 第12項から第15項のうちのいずれか一つの項に記載の照準器。 17. ねじ蓋(29)によって照準ストラップ(2)が、髄内釘(1)の頭 部(30)に固定できることを特徴とする、請求の範囲第1項〜第16項のいず れか1項に記載の照準器。 18. 照準レール(8)は、回り継ぎ手の働きをするリンク軸(7)によっ て旋回でき、この軸は照準レール(8)と直交して延びており、ねじ蓋(29) の延長軸と交差していることを特徴とする、請求の範囲第17項に記載の照準器 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペルリエル アレクサンダー スイス国、ツェーハー―4053 バセル、ベ インヴィレルシュトラーセ 14 (72)発明者 ゼン ペーター スイス国、ツェーハー―4437 ヴァルデン ボルク、ボルクマッツシュトラーセ 18 【要約の続き】 持面はその脚部(17)において髄内釘(1)と直交し た長手方向変位を容認する。追加的に第2距離センサ・ ユニット(14、15)が取付けられていて、該センサ ・ユニットは照準ストラップによって構成され、該スト ラップは、一方では髄内釘(1)の脚部(17)のロッ ク穴(4)を基準にしている接触センサ(14)を備え ており、他方では骨(36)内に挿入した髄内釘(1) の脚部(17)に骨合成固定部材(9)を位置決めし、 挿入するのに用いられるガイド穴(33)を有してい る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 髄内釘(1)の頭部(30)と脱着可能に結合させるように定めた照準 ストラップ(2)と結合手段(10)を用いてこれに結合された縦方向の照準レ ール(8)を有し、該レールは少なくと一つのガイド穴(23)を有しており、 骨(36)内に挿入された髄内釘(1)の脚部(17)に骨合成固定部材(9) 、とりわけロックねじ、またはロックボルトを位置決めし、挿入するための照準 器において、照準レール(8)の第2部分(20)に固定でき、一つの距離セン サ(13)を有し、該センサの髄内釘(1)の表面に向けた支持面は、その脚部 (17)において髄内釘(1)に直交する長手方向変位を容認するものである、 第1距離センサ・ユニット(11、12、13)を有することを特徴とする照準 器。 2. 距離センサ(13)はL字型、T字型、又は切れ刃型に形成されている ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の照準器。 3. L字型又はT字型の短い方の脚部の長さ、又は切れ刃の長さは、2mm から40mmの間にあること、望ましくは8mmから20mmの間にあることを 特徴とする請求の範囲第2項に記載の照準器。 4. 髄内釘(1)と接触させるように定められた、距離センサ(13)の部 分は、望ましくは噛み合い形状の構造を有していることを特徴とする請求の範囲 第1項から第3項のうちのいずれか一つの項に記載の照準器。 5. 電流を介して距離センサ(13)と髄内釘(1)との間の接触に関する 視覚的または音響的フィードバックが可能にされることを特徴とする請求の範囲 第1項から第4項のうちのいずれか一つの項に記載の照準器。 6. 距離センサ・ストラップ(12)には軸(27)の方向に変位させるこ との出来るサドル(11)が取付けられていることを特徴とする請求の範囲第1 項から第5項のうちのいずれか一つの項に記載の照準器。 7. 該サドル(11)は少なくとも一つのガイド溝(28)を有し、該ガイ ド溝は距離センサ(13)を位置決めし、収容するために用いられることを特徴 とする請求の範囲第6項に記載の照準器。 8. 照準レール(8)に結合した髄内釘(1)に対して照準レールの相対的 な曲げが可能であるように、照準レール(8)の第1部分(19)のもとで結合 手段(10)が形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第7項の うちのいずれか一つの項に記載の照準器。 9. 該曲げは、基本的にロック穴(4)の中央軸(27)に対して平行に延 伸しているリンク軸(7)を中心にして、望ましくは回転リンクの形で行われる ことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の照準器。 10. 照準ストラップ(15)を有し、該ストラップは、一方では髄内釘( 1)の脚部(17)のロック穴(4)を基準にしている接触センサ(14)を備 えており、そして他方では骨(36)内に挿入された髄内釘(1)の脚部(17 )に骨合成固定部材(9)を位置決めし、挿入するのに用いられるガイド穴(3 3)を有している、第2距離センサ・ユニット(14、15)が追加的に設けら れていることを特徴とする請求の範囲第1項から第9項のうちのいずれか一つの 項に記載の照準器。 11. 照準ストラップ(15)のガイド穴(33)の中央軸は髄内釘(1) のロック穴(3)の中央軸(26)に対して平行に心合せすることが可能であり 、その際に照準ストラップ(15)の柄(39)の中央軸とロック穴(4)の中 央軸とのアライメントを失わず、その際に軸(26)は髄内釘(1)に対して半 径方向に任意に延伸している平面内で心合せできることを特徴とする請求の範囲 第10項に記載の照準器。 12. 接触センサ(14)は髄内釘(1)の脚部(17)のロック穴(4) と接触結合に入ることが出来ることを特徴とする請求の範囲第10項または第1 1項に記載の照準器。 13. 接触センサ(14)は、スリットの入った拡径可能な端部と距離セン サ面を有し、該センサ面は、一方ではロック穴(4)の右側での接触を、そして 他方ではその左側での接触をそれぞれ正確に画定していることを特徴とする請求 の範囲第12項に記載の照準器。 14. 接触センサ(14)は互いに変位できる2つの距離センサによって構 成され、このうち一方の距離センサはロック穴(4)の右側と、そして他方の距 離センサはその左側とそれぞれ接触することを特徴とする請求の範囲第12項ま たは第13項に記載の照準器。 15. 電流を介して距離センサ(14)と髄内釘(1)との間の接触に関す る視覚的または音響的フィードバックが可能になることを特徴とする請求の範囲 第12項から第14項のうちのいずれか一つの項に記載の照準器。
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