【発明の詳細な説明】
シクロブテン-3,4-ジオンの置換N-アリールメチルアミノ誘導体
発明の背景
本発明は、薬理活性を有するシクロブテン-3,4-ジオンの新規な1,2-ジア
ミノ誘導体、それらの製造方法、それらを含有する医薬組成物、および、カリウ
ムチャネルの変調により、平滑筋収縮に関連する障害を治療する際におけるそれ
らの使用に関する。かかる障害としては、尿失禁、高血圧症、喘息、早期分娩、
過敏性腸症候群、うっ血性心不全、アンギナおよび脳血管疾患などが挙げられる
が、これらに限定されることはない。
ステンプ(Stemp)ら(EP-426379)は、クロマンのある種のアミノ置換シクロブテ
ンジオン誘導体を開示し、血圧降下活性および気管支拡張活性を有すると記載し
ている。タケノ(Takeno)らは、パブリック・パテント・ディスクロージャー・ブ
リテン(Public Patent Disclosure Bulletin),No.6-92915に、一連のジアミノ
シクロブテン-3,4-ジオンを報告している。この領域における我々自身の成果
は、米国特許第5,464,867号、第5,466,712号、第5,403,853号、第5,403,854号、
第5,397,790号および第5,401,753号に開示されている。数種類の1-アミノ-2-
フェニルアルキルアミノ-シクロブテン-3,4-ジオンが、H-2受容体拮抗薬と
して、アルギエリ(Algieri)らにより米国特許第4,390,701号に報告されている。
いくつかの関連する1-アミノ-2-フェノキシアルキルアミノ誘導体が、ノハラ(
Nohara)らにより米国特許第4,673,747号に開示されている。さらに、米国特許第
5,240,946号およびEP-496561は、NMDA拮抗薬として有用なジアミノシクロブ
テン-3,4-ジオンを開示している。
様々な置換1,2-ジアミノ-シクロブテン-3,4-ジオンの合成が以下の刊行物
に記載されている:ティエチェ(Tietze)ら、ヒェーミッシェ・ベリヒテ(Chem.B
er.),1991,124,1215;ティエチェ(Tietze)ら、バイオコンジュゲイト・ケミスト
リー(Bioconjugate Chem.),1991,2,148;エールハルト(Ehrhardt)ら、ヒェーミ
ッシェ・ベリヒテ(Chem.Ber.),1977,110,2506;ノイゼ(Neuse)ら、リービッ
ヒズ・アナーレン・デア・ヒェミー(Liebigs Ann.Chem.),1973,619;リエド(Ri
ed)ら、リービッヒズ・アナーレン・デア・ヒェミー(Liebigs Ann.Chem.),1973
,619;およびキニー(Kinney)ら、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリ
ー(J.Med.Chem.),1992,35,4702。
発明の説明
従って、本発明は、式(I):
[式中、R1は、炭素数1〜10の直鎖アルキル、炭素数3〜10の分枝鎖アル
キル、炭素数3〜10のシクロアルキル、炭素数2〜10のヒドロキシアルキル
または炭素数1〜10のフルオロアルキル;
R2およびR3は、独立して、水素、あるいは、ホルミル、炭素数2〜7のアル
カノイル、炭素数3〜7のアルケノイル、炭素数2〜11の直鎖アルコキシカル
ボニル、炭素数4〜11の分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4〜11のシク
ロアルコキシカルボニル、炭素数2〜11のアルケノキシカルボニル、炭素数6
〜12のアラルコキシカルボニル、炭素数1〜7のアルキルスルホニル、炭素数
7〜12のアロイル、炭素数9〜20のアリールアルケノイル、炭素数6〜12
のアリールスルホニル、炭素数8〜12のアリールアルカノイルまたは炭素数7
〜12のアリールアルキルスルホニルからなる群から選択されるアシル置換基(
ただし、R3が炭素数2〜11の直鎖アルコキシカルボニル、炭素数4〜11の
分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4〜11のシクロアルコキシカルボニル、
炭素数2〜11のアルケノキシカルボニルまたは炭素数6〜12のアラルコキシ
カルボニルである場合、R2は水素でなければならない);
Aは次式:[式中、R4およびR5は、独立して、シアノ、ニトロ、アミノ、炭素数1〜6の
アルキル、炭素数1〜6のフルオロアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素
数1〜6のフルオロアルコキシ、アミノ、炭素数1〜6のアルキルアミノ、炭素
数2〜12のジアルキルアミノ、スルファミル、炭素数1〜6のアルキルスルホ
ンアミド、炭素数6〜12のアリールスルホンアミド、カルバモイル、炭素数2
〜7のアルキルカルバモイル、炭素数4〜14のジアルキルカルバモイル、炭素
数2〜7のアルキルカルボキサミド、炭素数7〜13のアリールカルボキサミド
、炭素数1〜6のアルキルスルホニル、炭素数1〜6のペルフルオロアルキルス
ルホニル、炭素数6〜12のアリールスルホニル、クロロ、ブロモ、フルオロ、
ヨード、1-イミダゾリル、カルボキシルまたは水素(ただし、R4およびR5は両
方が水素であることはできない)]
で示される置換フェニル基であるか、
あるいは、Aは次式:
で示される置換フェニル基であるか、
あるいは、Aは次式:
[式中、置換の位置は、R6,R7-、R6,R8-、R6,R9-、R6,R10-、R7,
R8-、R7,R9-またはR6,R8,R10-;
R6は、メチル、エチル、フルオロ、クロロ、メトキシまたはトリフロロメチ
ル;
R7は、メチル、エチル、フルオロ、クロロ、メトキシまたはトリフルオロメ
チル;
R8は、メチル、フルオロ、ブロモ、メトキシまたはシアノ;
R9は、メチル、フルオロ、クロロ、メトキシ、シアノまたはトリフルオロメ
チル;
R10は、メチル、フルオロ、クロロまたはメトキシ]
で示される2または3個の置換基を有するフェニル基であるか、
あるいは、Aは次式:
[式中、R11は、F、炭素数1〜10のペルフルオロアルキル基または炭素数1
〜10のペルフルオロアルコキシ]
で示される置換フェニル基]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩を開示する。
R1がフルオロアルキルである場合、それは、モノ置換、ポリ置換またはペル
置換のフルオロアルキルとすることができる。R4および/またはR5がフルオロ
アルキルまたはフルオロアルコキシである場合、それは、モノ置換、ポリ置換ま
たはペル置換のフルオロアルキルまたはフルオロアルコキシとすることができる
。
好ましいR1は、炭素数1〜10の直鎖アルキル、炭素数3〜10の分枝鎖ア
ルキルまたは炭素数1〜10のフルオロアルキルである。特に好ましいR1は、
炭素数3〜10の分枝鎖アルキルまたは炭素数1〜10のフルオロアルキルであ
る。
好ましいR2およびR3は、独立して、水素、炭素数2〜7のアルカノイル、
炭素数3〜7のアルケノイル、炭素数7〜12のアロイル、炭素数9〜20のア
リールアルケノイル、炭素数2〜7の直鎖アルコキシカルボニル、炭素数4〜7
の分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4〜7のアルケノキシカルボニルまたは
炭素数6〜12のアラルコキシカルボニル(ただし、R3が炭素数2〜7の直鎖
アルコキシカルボニル、炭素数4〜7の分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4
〜7のアルケノキシカルボニルまたは炭素数6〜12のアラルコキシカルボニル
である場合、R2は水素でなければならない)である。
より好ましいR2およびR3は、独立して、水素、炭素数2〜7のアルカノイル
、炭素数3〜7のアルケノイル、炭素数3または5の直鎖アルコキシカルボニル
、炭素数5の分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4のアルケノキシカルボニル
または炭素数8のアラルコキシカルボニル(ただし、R3が炭素数3または5の
直鎖アルコキシカルボニル、炭素数5の分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4
のアルケノキシカルボニルまたは炭素数8のアラルコキシカルボニルである場合
、R2は水素でなければならない)である。
特に好ましいR2およびR3は、独立して、水素、炭素数2〜7のアルカノイル
、炭素数3〜7のアルケノイル、炭素数7〜12のアロイルまたは炭素数9〜2
0のアリールアルケノイルである。
好ましいR4およびR5は、独立して、シアノ、炭素数1〜6のアルキル、炭素
数1〜6のフルオロアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のフル
オロアルコキシ、クロロ、ブロモ、フルオロ、ヨードまたは水素(ただし、R4
およびR5は両方が水素であることはできない)である。
特に好ましいR4およびR5は、独立して、シアノ、メチル、エチル、トリフル
オロメチル、炭素数1〜2のフルオロアルキル、メトキシ、エトキシ、トリフル
オロメトキシ、炭素数1〜2のフルオロアルコキシ、クロロ、ブロモ、フルオロ
または水素(ただし、R4およびR5は両方が水素であることはできない)である
。
好ましいR6〜R10は、R6がメチル、エチルまたはクロロ;R7がメチル、エ
チルまたはクロロ;R8がメチル、ブロモまたはシアノ;R9がシアノ、クロロ
またはメチル;R10がメチルまたはクロロの場合である。
好ましい置換の位置は、
R6がトリフルオロメチル、フルオロまたはクロロ;R7がフルオロまたはクロ
ロ;R8がフルオロの場合、R6,R8-またはR7,R8-であり;
R6がメチル、フルオロまたはクロロ;R7がフルオロ;R9がフルオロまたは
トリフルオロメチル;R10がフルオロである場合、R6,R9-、R6,R10-または
R7,R9-であり;
R6がメチル、エチルまたはクロロ;R7がメチルまたはクロロ;R8がメチル
、ブロモまたはシアノ;R10がメチルまたはクロロである場合、R6,R7-、R6,
R8-またはR6,R8,R10-であり;
R6がメチルまたはクロロ;R7がメチル、エチルまたはクロロ;R8がシアノ
またはメチル;R9がシアノ、クロロまたはメチル;R10がメチルまたはクロロ
である場合、R7,R8-、R7,R9-、R6,R9-またはR6,R10-である。
好ましいR11は、F、炭素数1〜10のペルフルオロアルキル基または炭素数
1〜10のペルフルオロアルコキシである。
本発明の好ましい態様は、式(I)[式中、R1は、炭素数1〜10の直鎖アル
キル、炭素数3〜10の分枝鎖アルキルまたは炭素数1〜10のフルオロアルキ
ル;R2およびR3は、独立して、水素、炭素数2〜7のアルカノイル、炭素数3
〜7のアルケノイル、炭素数7〜12のアロイルまたは炭素数9〜20のアリー
ルアルケノイル]で示される化合物を包含する。
本発明のより好ましい態様は、式(I)[式中、R1は、最も好ましくは炭素数
3〜10の分枝鎖アルキルまたは炭素数1〜10のフルオロアルキル;R2およ
びR3は、独立して、水素、炭素数2〜7のアルカノイルまたは炭素数3〜7の
アルケノイル]で示される化合物である。
本発明の好ましい態様は、式(I)[式中、Aは、 R1は、炭素数1〜10の直鎖アルキル、炭素数3〜10の分枝鎖アルキルま
たは炭素数1〜10のフルオロアルキル;R2およびR3は、独立して、水素、炭
素数2〜7のアルカノイル、炭素数3〜7のアルケノイル、炭素数7〜12のア
ロイル、炭素数9〜20のアリールアルケノイル、炭素数2〜7の直鎖アルコキ
シカルボニル、炭素数4〜7の分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4〜7のア
ルケノキシカルボニルまたは炭素数6〜12のアラルコキシカルボニル(ただし
、R3が炭素数2〜7の直鎖アルコキシカルボニル、炭素数4〜7の分枝鎖アル
コキシカルボニル、炭素数4〜7のアルケノキシカルボニルまたは炭素数6〜1
2のアラルコキシカルボニルである場合、R2は水素でなければならない)]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩を包含する。
本発明の特に好ましい態様は、式(I)[式中、Aは、
R1は、炭素数3〜10の分枝鎖アルキルまたは炭素数1〜10のポリフルオ
ロアルキル;R2およびR3は、独立して、水素、炭素数2〜7のアルカノイル、
炭素数3〜7のアルケノイル、炭素数3または5の直鎖アルコキシカルボニル、
炭素数5の分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4のアルケノキシカルボニルま
たは炭素数8のアラルコキシカルボニル(ただし、R3が炭素数3または5の直鎖
アルコキシカルボニル、炭素数5の分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4のア
ルケノキシカルボニルまたは炭素数8のアラルコキシカルボニルである場合、R2
は水素でなければならない)]で示される化合物またはその医薬上許容される塩
を包含する。
本発明の別の好ましい態様は、式(I)[式中、Aは、
R1は、炭素数1〜10の直鎖アルキル、炭素数3〜10の分枝鎖アルキルま
たは炭素数1〜10のフルオロアルキル;
R2およびR3は、独立して、水素、炭素数2〜7のアルカノイル、炭素数3〜
7のアルケノイル、炭素数7〜12のアロイル、炭素数9〜20のアリールアル
ケノイル、炭素数2〜7の直鎖アルコキシカルボニル、炭素数4〜7の分枝鎖ア
ルコキシカルボニル、炭素数4〜7のアルケノキシカルボニルまたは炭素数6〜
12のアラルコキシカルボニル(ただし、R3が炭素数2〜7の直鎖アルコキシカ
ルボニル、炭素数4〜7の分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4〜7のアルケ
ノキシカルボニルまたは炭素数6〜12のアラルコキシカルボニルである場合、
R2は水素でなければならない);
R4およびR5は、独立して、シアノ、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6
のフルオロアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のフルオロアル
コキシ、クロロ、ブロモ、フルオロ、ヨードまたは水素(ただし、R4およびR5
は両方が水素であることはできない)]で示される化合物またはその医薬上許容
される塩である。
本発明の特に好ましい態様は、式(I)[式中、Aは、
R1は、炭素数3〜10の分枝鎖アルキルまたは炭素数1〜10のフルオロア
ルキル;
R2およびR3は、独立して、水素、炭素数2〜7のアルカノイル、炭素数3
〜7のアルケノイル、炭素数3または5の直鎖アルコキシカルボニル、炭素数5
の分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4のアルケノキシカルボニルまたは炭素
数8のアラルコキシカルボニル(ただし、R3が炭素数3または5の直鎖アルコキ
シカルボニル、炭素数5の分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4のアルケノキ
シカルボニルまたは炭素数8のアラルコキシカルボニルである場合、R2は水素
でなければならない);
R4およびR5は、独立して、シアノ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、
炭素数1〜2のフルオロアルキル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメトキシ
、炭素数1〜2のフルオロアルコキシ、クロロ、ブロモ、フルオロまたは水素(
ただし、R4およびR5は両方が水素であることはできない)]で示される化合物
またはその医薬上許容される塩を包含する。
本発明の別の好ましい態様は、Aが、
[式中、R1は、炭素数1〜10の直鎖アルキル、炭素数3〜10の分枝鎖アル
キルまたは炭素数1〜10のフルオロアルキル;R2は水素;R3は、水素、炭素
数2〜7のアルカノイル、炭素数3〜7のアルケノイル、炭素数3または5の直
鎖アルコキシカルボニル、炭素数5の分枝鎖アルコキシカルボニル、炭素数4の
アルケノキシカルボニルまたは炭素数8のアラルコキシカルボニル;R6および
R10は、以下の好ましい置換の位置および位置の組み合わせから選択される:
R6がトリフルオロメチル、フルオロまたはクロロ;R7がフルオロまたはクロ
ロ;R8がフルオロの場合、R6,R8-またはR7,R8-であり;
R6がメチル、フルオロまたはクロロ;R7がフルオロ;R9がフルオロまたは
トリフルオロメチル;R10がフルオロである場合、R6,R9-、R6,R10-または
R7,R9-であり;
R6がメチル、エチルまたはクロロ;R7がメチルまたはクロロ;R8がメチル
、ブロモまたはシアノ;R10がメチルまたはクロロである場合、R6,R7-、R6,
R8-またはR6,R8,R10-であり;
R6がメチルまたはクロロ;R7がメチル、エチルまたはクロロ;R8がシアノ
またはメチル;R9がシアノ、クロロまたはメチル;R10がメチルまたはクロロ
である場合、R7,R8-、R7,R9-、R6,R9-またはR6,R10-]
である場合、30μM未満の濃度で平滑筋の弛緩に活性を示すような、式(I)で
示される化合物を包含する。
式I[式中、AはR6〜R10で置換されたフェニル]で示される最も好ましい
化合物は、10μM未満の濃度で平滑筋の弛緩に活性を有するような、式(I)[
式中、R1は、α,α-置換された炭素数4〜10の分枝鎖アルキル:R2は水素;
R3は水素または炭素数2〜4のアルカノイル;Aは、次式:
[式中、好ましい置換の組み合わせは、以下のものから選択される:
で示される2または3個の置換基を有するフェニル基]で示される化合物または
その医薬上許容される塩である。
本発明の特に好ましい化合物は、
4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-
1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
4-{[2-(1,2-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-
エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
4-[(2-イソプロピルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-
メチル]-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
4-{[2-(1-エチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル
アミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-
メチル]-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
4-[(3,4-ジオキソ-2-プロピルアミノ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-メチ
ル]-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
4-{[2-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチル-エチルアミノ)-3,4-ジオキソ-シ
クロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容され
る塩;
4-[(2-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-メチル
]-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
4-[(2-シクロペンチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ
)-メチル]-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
4-[(2-イソブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-メ
チル]-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
4-[(2-メチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-メチル
]-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
(S)-4-[(2-sec-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミ
ノ)-メチル]-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
(R)-4-[(2-sec-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミ
ノ)-メチル]-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
4-{[3,4-ジオキソ-2-(2,2,3,3,3-ペンタフルオロ-プロピルアミノ)-
シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容さ
れる塩;
N-[2-(4-シアノ-ベンジルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]
-N-(1,2,2-トリメチル-プロピル)-ブチルアミドまたはその医薬上許容され
る塩;
N-(4-シアノ-ベンジル)-N-[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プ
ロピルアミノ)-シクロブタ-1-エニル]-ブタ-2-エンアミドまたはその医薬上許
容される塩;
ペンタノン酸(4-シアノ-ベンジル)-[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチ
ル-プロピルアミノ)-シクロブタ-1-エニル]-アミドまたはその医薬上許容され
る塩:
ヘキサン酸(4-シアノ-ベンジル)-[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル
-プロピルアミノ)-シクロブタ-1-エニル]-アミドまたはその医薬上許容される
塩;
3-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチルプロピルアミ
ノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-
プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容され
る塩;
3-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチルプロピルアミノ)シ
クロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
N-(2,4-ジクロロベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,
4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-アセトアミドまたはその医薬上許容される
塩;
N-(2,4-ジクロロベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,
4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-ブチルアミドまたはその医薬上許容される
塩;
3-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピ
ルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(t-ブチルアミノ)-4-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(1-エチル-プロピルアミノ)-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(1-エチル-プロピルアミノ)-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(2,2,3,3,3-ペンタ
フルオロ-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上
許容される塩;
N-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル-プロピル
アミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-ブチルアミドまたはその医薬
上許容される塩;
N-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル-プロピル
アミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-アセトアミドまたはその医薬
上許容される塩;
N-(tert-ブチル)-N-[2-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-3,
4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]プロピオンアミドまたはその医薬上許容さ
れる塩;
3-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2-ジメチル-2-フ
ルオロ-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許
容される塩;
3-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエチ
ルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
(R)-3-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチルプロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3,4-ジクロロベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチルプロピルアミノ)-シ
クロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジル)-[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ
)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-カルバミン酸tert-ブチルエステルま
たはその医薬上許容される塩;
4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-
メチル]-3-クロロ-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,6-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-クロロ-4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチルプロピルアミノ)-
シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容さ
れる塩;
3-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソシクロブタ-1-エ
ニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩
;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4-ジメチル-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-
メチル]-3-エチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
(R)-3-クロロ-4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルア
ミノ)-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上
許容される塩;
3-クロロ-4-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シク
ロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上
許容される塩;
3-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-tert-ブチルアミノ-シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2-クロロ-4,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2-クロロ-4,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピ
ルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
2-クロロ-4-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シク
ロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される
塩;
3-(4-ブロモ-2-エチル-ベンジルアミノ)-4-tert-ブチルアミノ-シクロブ
タ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
4-[(1,1-ジメチル-プロピルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル
アミノ)-メチル]-3-エチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-クロロ-4-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シク
ロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される
塩;
3-(2,4-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-4-(2,4,6-トリメチル-ベンジルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,5-ジクロロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,5-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3-クロロ-2-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,4-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ
)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2-クロロ-5-フルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロ
ピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩
;
3-(2,5-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3,5-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ
)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-
メチル]-3-クロロ-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,6-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-クロロ-4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチルプロピルアミノ)-
シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容さ
れる塩;
3-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エ
ニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩
;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4-ジメチル-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4,6-トリメチル-ベンジルアミノ)-シクロブ
タ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,6-ジクロロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ
-1-エニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容さ
れる塩;
3-{[2-(1-エチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル
アミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
3-(3,4-ジメトキシ-ベンジルアミノ)-4-(1-エチル-プロピルアミノ)-シ
クロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4,6-トリメトキシ-ベンジルアミノ)-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-
メチル]-5-メチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4-ジメトキシ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,6-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,3-ジメトキシ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,5-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3,5-ジメトキシ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,3-ジメチル-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
4-[(2-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-メチル
]-3-エチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
3-エチル-4-[(2-イソプロピルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニ
ルアミノ)-メチル]-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
3-エチル-4-{[2-(1-エチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ
-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-
メチル]-3-エチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ
-1-エニルアミノ]-メチル}-3-エチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容さ
れる塩;
3-(2-クロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロピ
ルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
(R)-3-クロロ-4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルア
ミノ)-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上
許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2-クロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-シクロブ
タ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2-クロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-クロロ-4-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオン-シクロ
ブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許
容される塩;
3-クロロ-4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリルまたはその医
薬上許容される塩;
3-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-
プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容され
る塩;
3-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-tert-ブチルアミノ-シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピ
ルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2-クロロ-4,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-
プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容され
る塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2-クロロ-4,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2-クロロ-4,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピ
ルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2-クロロ-4,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(2,2,3,3,3-ペンタ
フルオロ-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上
許容される塩;
2-クロロ-4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-
クロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容され
る塩;
4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-
メチル]-2-クロロ-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
2-クロロ-4-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シク
ロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される
塩;
4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブ
タ-1-エニルアミノ]-メチル}-2-エチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容
される塩;
4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-
メチル]-2-エチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
3-(4-ブロモ-2-エチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロピ
ルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(4-ブロモ-2-エチル-ベンジルアミノ)-4-tert-ブチルアミノ-シクロブ
タ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(4-ブロモ-2-エチル−ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
4-[(1,1-ジメチル-プロピルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル
アミノ)-メチル]-3-エチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(2,2,3,3,3-ペンタフルオロー
プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容され
る塩;
4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ
-1-エニルアミノ]-メチル}-3-メチル-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容さ
れる塩;
4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ
-1-エニルアミノ]-メチル}-3-メトキシ-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容
される塩;
3-(2-メトキシ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロ
ピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩
;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2-エチル-6-メチル-ベンジルアミノ)-シクロブ
タ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンジルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2-クロロ-4-フルオロ-ベンジルアミノ)-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-ト
リメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上
許容される塩;
3-(2,4-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ
)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2-クロロ-4-フルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2-フルオロ-5-トリフルオロメチル-ベンジルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2-クロロ-5-フルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロ
ピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩
;
3-(2,5-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3-クロロ-4-フルオロ-ベンジルアミノ)-シクロブ
タ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3,4−ジフルオロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3-クロロ-4-フルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロ
ピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩
;
3-(3,4-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミ
ノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3,5-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3-フルオロ-5-トリフルオロメチル-ベンジルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3,5-ビス-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-4-tert-ブチルアミノ
-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3,5-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ
)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-クロロ-4-{[2-(2-フルオロ-1,2-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジ
オキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬
上許容される塩;
3-クロロ-4-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シク
ロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬上許容される
塩;
N-(2-クロロ-4-シアノ-ベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミ
ノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-アセトアミドまたはその医薬上許
容される塩;
N-(2-クロロ-4-シアノ-ベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミ
ノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-ブチルアミドまたはその医薬上許
容される塩;
3-(2,4-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,3-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-4-(2,4,6-トリメチル-ベンジルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,5-ジクロロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,5-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3,4-ジメチル-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3,4-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3,5-ジメチル-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3,5-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3,5-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3,5-ジクロロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3-クロロ-4-メチル-ベンジルアミノ)-シクロブ
タ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3-クロロ-4-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-クロロ-4-{[2-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチル-エチルアミノ)-3,4-ジ
オキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリルまたはその医薬
上許容される塩;
3-(2,5-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,5-ジメチル-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3-クロロ-2-メチル-ベンジルアミノ)-シクロブタ
-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3-クロロ-2-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
N-(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル)-N-(2-
クロロ-4-シアノ-ベンジル)-アセトアミドまたはその医薬上許容される塩;
3-(2,3-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(t-ブチルアミノ)-4-(2,3-ジクロロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
N-(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル)-N-(2-
クロロ-4-シアノ-ベンジル)-ブチルアミドまたはその医薬上許容される塩;
3-(4-フルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ
)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(4-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロ
ピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩
;
3-tert-ブチルアミノ-4-(4-トリフルオロメトキシ-ベンジルアミノ)-シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(4-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(4-フルオロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エ
ン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(4-トリフルオロメトキシ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プ
ロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される
塩;
3-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-4-(4-フルオロ-ベンジルアミノ)-シ
クロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3-フルオロベンジル-アミノ)-シクロブタ-3-エ
ン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2-フルオロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エ
ン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(2-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-tert-ブチルアミノ-4-(3-トリフルオロメトキシ-ベンジルアミノ)-シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;
3-(3-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロ
ピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩
;
3-(2-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロ
ピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩
;
3-(2-フルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ
)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される塩;ならびに
、
3-(3-トリフルオロメトキシ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プ
ロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンまたはその医薬上許容される
塩である。
式(I)で示される化合物の定義は、R1、R2、R3、R4またはR5が不斉炭素
を含む場合、以下に説明する活性を有するすべての可能な立体異性体およびその
混合物を包含するものと理解される。特に、それは、表示活性を有するラセミ体
および任意の光学異性体を包含する。光学異性体は、標準的な分離技術により、
純粋な形態で得てもよい。医薬上許容される塩は、有機酸および無機酸、例えば
、乳酸、クエン酸、酢酸、酒石酸、コハク酸、マレイン酸、マロン酸、塩酸、臭
化水素酸、リン酸、硝酸、硫酸、メタンスルホン酸などの公知の許容される酸か
ら誘導されるものである。
また、本発明は、式(I)で示される化合物の製造方法を提供する。さらに詳し
くは、式(I)で示される化合物は、式(II):
[式中、XおよびX'は適当に設計された脱離基、例えば、メトキシ、エトキシ
、ブトキシ、イソプロポキシ、ハロゲノなどの脱離基]
で示される化合物を式(III):
A1―CH2NH2 (III)
[式中、A1は上記Aと同意義またはそれに変換しうる原子団]
で示される化合物と反応させた後、エタノール、アセトニトリルまたは適当なア
ミン(IV)などの溶媒中、高温または室温で、式(IV):
[式中、Ra1およびRa2は、各々、上記R1およびR2と同意義またはそれらに変
換しうる原子団]
で示される化合物で処理することにより製造すればよい。ジクロロメタンを共用
媒として用いることができる。式(III)で示される化合物および式(IV)で示され
る化合物を式(II)で示される化合物に加える順序は逆にしてもよい。さらに、式
(I)で示される化合物のナトリウム塩、カリウム塩またはリチウム塩を、テトラ
ヒドロフランおよび/またはN,N-ジメチルホルムアミド中で、適当な無水物と
反応させると、R3で示されるアシル基の付加が起こる。式(II)[式中、Xはメ
トキシ、エトキシ、ブトキシ、イソプロポキシなどの脱離基、X'はNHR1]
で示される化合物のナトリウム塩、カリウム塩またはリチウム塩を、ジクロロメ
タン、テトラヒドロフランおよび/またはN,N-ジメチルホルムアミドあるいは
他の適当な溶媒中で、適当な無水物と反応させた後、アセトニトリルなどの溶媒
中、室温で、上記の式(III)で示される化合物で処理すると、R2で示されるア
シル基の付加が起こる。
さらに、式(I)で示される化合物を、ピリジン中、場合によっては、ベンジル
窒素を保護した状態で、適当な無水物と反応させると、R2およびR3の付加が起
こる。
すでに述べたように、式(I)で示される化合物は、平滑筋を弛緩することが見
い出された。それゆえ、それらは、平滑筋収縮に関連する障害、すなわち尿管の
過剰な平滑筋収縮を伴う障害(例えば、失禁)や、胃腸管の過剰な平滑筋収縮を
伴う障害(例えば、過敏性腸症候群)、喘息および脱毛症の治療に有用である。
さらに、式(I)で示される化合物は、カリウムチャネル活性化薬として活性であ
り、それゆえ、末梢血管疾患、高血圧症、うっ血性心不全、卒中、不安、脳無酸
素症および他の神経変性障害の治療に有用である。従って、本発明は、ヒトを含
む哺乳動物における平滑筋障害を治療する方法を提供する。かかる方法は、罹患
した哺乳動物に、有効量の本発明化合物または医薬組成物を投与することからな
る。
従って、本発明は、本発明化合物を医薬上許容される担体と組み合わせてなる
医薬組成物を提供する。特に、本発明は、有効量の本発明化合物および医薬上許
容される担体からなる医薬組成物を提供する。
これらの組成物は、好ましくは経口投与用とされる。しかしながら、それらは
他の投与形態、例えば、心不全に罹患している患者の非経口投与用としてもよい
。
投与の一貫性を得るためには、本発明組成物は単位投与量の形態であることが
好ましい。適当な単位投与量の形態としては、錠剤、カプセル剤、および、小袋
やバイアルに入った散剤が挙げられる。かかる単位投与量の形態は、本発明化合
物を、0.1〜100mg、好ましくは2〜50mg含有していればよい。さら
に好ましい単位投与量の形態は、本発明化合物を5〜25mg含有する。本発明
化合物は、約0.01〜100mg/kgの投与量範囲で、好ましくは0.1〜1
0mg/kgの投与量範囲で経口投与することができる。かかる組成物は、1日
に1〜6回、より一般的には1日に1〜4回投与すればよい。
本発明組成物は、従来の添加物、例えば、充填剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、
香味剤などを用いて製剤すればよい。それらは、従来の方法、例えば、公知の降
圧薬、利尿薬およびβ-遮断薬に対して用いられる方法と同様の方法で製剤され
る。
以下の実施例は、本発明の範囲を限定するというよりはむしろ例示するために
与えられる。
実施例1 4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ- 1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
工程1)3-エトキシ-4-(4-シアノ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エン-
1,2-ジオン
無水エタノール(40mL)中における4-シアノベンジルアミン(1.2g、
9.1ミリモル)に、3,4-ジエトキシ-3-シアノブテン-1,2-ジオン(1.6
g、9.4ミリモル)をすべて一度に加えた。この反応混合物を室温で5日間攪
拌した。白色固形物の懸濁液を濾過し、0.4mm、65℃で乾燥させた。こう
して、3-エトキシ-4-(4-シアノ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2
-ジオン1.07g(46%)を固形物として得た。1H NMR(DMSO-d6)δ9
.29および9.08(2つのbr m,1H,回転異性体),7.83(d,2H),
7.49(d,2H),4.80-4.50(m,4H),1.36-1.28(2つのt,
3H,回転異性体);MS(m/z)257([M+H]+)。
工程2)(R)-4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミ
ノ)-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
無水エタノール(15mL)中における上記段落の生成物(0.4g、1.56
ミリモル)および(R)-2-アミノ-3,3-ジメチルブタン(無水エタノール中の
0.2M溶液11.7mL、2.3ミリモル)を17時間加熱還流した。この反応
混合物を室温に冷却し、白色の懸濁液を濾過し、無水エタノール(2×10mL
)ですすぎ、0.4mm、85℃で乾燥させた。こうして、(R)-異性体0.45
gを白色の固形物として得た。融点288〜291℃(分解);[α]25 D=+28.
2°(9.7mg/mL、DMSO);1H NMR(DMSO-d6)δ7.85(d,
2H),7.70(br m,1H),7.52(d,2H),7.29(br d,1H)
,4.84(m,2H),3.91(br m,1H),1.10(d,3H),0.85(
s,9H);IR(KBr):3200,2960,2250,1800,165
0cm-1;MS(m/z)312([M+H]+)。
元素分析の結果(C18H21N3O3として)
計算値:C,69.43;H,6.80;N,13.49
実測値:C,69.48;H,6.75;N,13.58
(S)-4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シク
ロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
(S)-2-アミノ-3,3-ジメチルブタンに上記段落の方法を繰り返して、対応
する(S)-異性体を得る。
実施例2 4-{[2-(1,2-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
無水エタノール(19.5mL)中における実施例1の工程1の生成物(1.0
g、3.9ミリモル)および1,2-ジメチル-プロピルアミン(1.6mL、13.
9ミリモル)を室温で3日間放置した。沈殿物を濾過し、酢酸エチルですすぎ、
乾燥させた。こうして、表題化合物0.94g(81%)を白色の固形物として得
た。融点257〜260℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.84(d,2H),
7.70(br m,1H),7.51(d,2H),7.30(br m,1H),4.8
0(m,2H),3.88(br m,1H),1.69(br m,1H),1.11(d
,3H),0.84(d,6H);IR(KBr):3190,2980,2220,
1800,1660cm-1;MS(m/z)297(M+)。
元素分析の結果(C17H19N3O2として)
計算値:C,68.67;H,6.44;N,14.13
実測値:C,68.10;H,6.33;N,14.14
実施例3 4-[(2-イソプロピルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1- エニルアミノ)-メチル]-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例2に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程1の
生成物(1.0g、3.9ミリモル)およびイソプロピルアミン(1.2mL、1
4ミリモル)から、表題化合物0.90g(86%)を白色の固形物として得た。
融点276〜278℃(軟化点268℃);1H NMR(DMSO-d6)δ7.84(
d,2H),7.70(br m,1H),7.51(d,2H),7.40(br m,
1H),4.79(d,2H),4.09(br m,1H),1.18(d,6H);I
R(KBr):3150,2980,2250,1800,1660cm-1;MS
(m/z)270([M+H]+)。
元素分析の結果(C15H15N3O2として)
計算値:C,66.90;H,5.61;N,15.60
実測値:C,66.24;H,5.45;N,15.39
実施例4 4-{[2-(1-エチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1- エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例2に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程1の
生成物(1.0g、3.9ミリモル)および1-エチルプロピルアミン(1.6mL
、14ミリモル)から、表題化合物1.02g(88%)を白色の固形物として得
た。融点265〜268℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.84(d,2H),
7.70(br m,1H),7.51(d,2H),7.25(br m,1H),4.8
0(d,2H),3.78(br m,1H),1.55(m,2H),1.42(m,2
H),0.84(t,6H);IR(KBr):3160,2980,2250,18
00,1660cm-1;MS(m/z)297(M+)。
元素分析の結果(C17H19N3O2として)
計算値:C,68.67;H,6.44;N,14.13
実測値:C,68.34;H,6.38;N,14.14
実施例5 4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1- エニルアミノ)-メチル]-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例2に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程1の
生成物(1.5g、5.9ミリモル)およびt-ブチルアミン(29mL)から、
これらを6時間還流して、表題化合物1.59g(95%)を白色の固形物として
得た。融点283〜287℃(分解);1H NMR(DMSO-d6)δ7.85(d,
2H),7.84(br t,1H),7.56(br s,1H),7.52(d,2
H),4.81(d,2H),1.35(s,9H);IR(KBr):3150,29
80,2250,1800,1660cm-1;MS(m/z)284([M+H]+)。
元素分析の結果(C16H17N3O2として)
計算値:C,67.83;H,6.05;N,14.83
実測値:C,67.49;H,5.78;N,14.66
実施例6 4-[(4-ジオキソ-2-プロピルアミノ-シクロブタ-1- エニルアミノ)-メチル]-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例2に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程1の
生成物(0.25g、0.98ミリモル)およびプロピルアミン(0.08mL、
0.98ミリモル)から、表題化合物0.18g(68%)をオフホワイト色の固形
物として得た。融点241〜245℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.84(d
,2H),7.80(br m,1H),7.50(d,2H),7.45(br m,1
H),4.78(d,2H),3.44(m,2H),1.50(m,2H),0.86(t
,3H);IR(KBr):3170,2980,2250,1800,1660
cm-1;MS(m/z)269(M+)。
元素分析の結果(C15H15N3O2として)
計算値:C,66.90;H,5.62;N,15.60
実測値:C,66.72;H,5.46;N,15.46
実施例7 4-{[2-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチル-エチルアミノ)-3,4-ジオキソ- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例2に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程1の
生成物(0.25g、0.98ミリモル)および2-ヒドロキシ-1,1-ジメチルエ
チルアミン(0.093mL、0.98ミリモル)から、表題化合物0.13g(4
4%)を白色の固形物として得た。融点253〜257℃;1H NMR(DMSO
-d6)δ8.00(br t,1H),7.85(d,2H),7.52(d,2H),7.
49(br s,1H),5.04(t,1H),4.81(d,2H),3.40(d,
2H),1.28(s,6H);IR(KBr):3240,2980,2250,1
800,1660cm-1;MS(m/z)299(M+)。
元素分析の結果(C16H17N3O3として)
計算値:C,64.20;H,5.73;N,14.04
実測値:C,63.84;H,5.56;N,13.86
実施例8 4-[(2-ブチルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1- エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例2に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程1の
生成物(0.25g、0.98ミリモル)およびn-ブチルアミン(0.096mL
、0.98ミリモル)から、表題化合物0.22g(79%)を白色の固形物として
得た。融点250〜252℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.84(d,2H)
,7.80(br m,1H),7.50(d,2H),7.40(br m,1H),4.
78(d,2H),3.49(br m,2H),1.47(m,2H),1.29(m,
2H),0.87(t,3H);IR(KBr):3160,2950,2250,1
810,1640cm-1;MS(m/z)283(M+)。
元素分析の結果(C16H17N3O2として)
計算値:C,67.83;H,6.05;N,14.83
実測値:C,67.59;H,5.91;N,14.62
実施例9 4-[(2-シクロペンチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1- エニルアミノ)-メチル]-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例2に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程1の
生成物(0.25g、0.98ミリモル)およびシクロペンチルアミン(0.09
6mL、98ミリモル)から、表題化合物0.25g(86%)を淡桃色の固形物
として得た。融点283〜286℃(分解);IR(KBr):3180,2950
,2250,1800,1650cm-1;MS(m/z)295(M+)。
元素分析の結果(C17H17N3O2として)
計算値:C,69.14;H,5.80;N,14.23
実測値:C,68.61;H,5.74;N,14.13
実施例10 4-[(2-イソブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1- エニルアミノ)-メチル]-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例2に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程1の
生成物(0.25g、0.98ミリモル)およびイソブチルアミン(0.097m
L、0.98ミリモル)から、表題化合物0.23g(83%)を淡橙色の固形物と
して得た。融点255〜257℃(軟化点243℃);1H NMR(DMSO-d6)
δ7.84(d,2H),7.76(br m,1H),7.50(d,2H),7.45(
br m,1H),4.79(d,2H),3.33(br m,2H),1.73(m,
1H),0.85(d,6H);IR(KBr):3160,2950,2250,1
800,1640cm-1;MS(m/z)283(M+)。
元素分析の結果(C16H17N3O2として)
計算値:C,67.83;H,6.05;N,14.83
実測値:C,67.32;H,6.00;N,14.60
実施例11 4-[(2-メチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1- エニルアミノ)-メチル]-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例2に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程1の
生成物(0.25g、0.98ミリモル)およびメチルアミン(エタノール中の8
M溶液0.12mL、0.98ミリモル)から、表題化合物0.21g(89%)を
白色の固形物として得た。融点302〜306℃(分解);1H NMR(DMSO-
d6)δ7.90(br m,1H),7.84(d,2H),7.50(d,2H),7.
30(br m,1H),4.77(d,2H),3.11(br s,3H);IR(K
Br):3180,2980,2250,1800,1650cm-1;MS(m/
z)241(M+)。
元素分析の結果(C13H11N3O2として)
計算値:C,64.72;H,4.60;N,17.42
実測値:C,64.19;H,4.44;N,17.10
実施例12 ( S)-4-[(2-sec-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-
シクロブタ-1-エニルアミノ)-メチル]-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例2に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程1の
生成物(0.25g、0.98ミリモル)および(S)-(+)-2-sec-ブチルアミン
(0.098mL、0.98ミリモル)から、表題化合物0.18g(64%)を白
色の固形物として得た。融点253〜256℃;[α]25 D=+3.82°(10m
g/mL、DMSO);IR(KBr):3200,2980,2250,1800
,1650cm-1;MS(m/z)283(M+)。
元素分析の結果(C16H17N3O2として)
計算値:C,67.83;H,6.05;N,14.83
実測値:C,67.85;H,5.93;N,14.65
実施例13 ( R)-4-[(2-sec-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ- シクロブタ-1-エニルアミノ)-メチル]-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例2に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程1の
生成物(0.25g、0.98ミリモル)および(R)-(−)-2-sec-ブチルアミン
(0.10mL、0.98ミリモル)から、表題化合物0.18g(64%)を白色
の固形物として得た。融点254〜257℃;[α]25 D=−3.36°(10mg/
mL、DMSO);IR(KBr):3180,2970,2250,1800,
1650cm-1;MS(m/z)283(M+)。
元素分析の結果(C16H17N3O2として)
計算値:C,67.83;H,6.05;N,14.83
実測値:C,67.68;H,6.02;N,14.73
実施例14 4-{[3,4-ジオキソ-2-(2,2,3,3,3-ペンタフルオロ-プロピルアミノ)- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例2に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程1の
生成物(0.25g、0.98ミリモル)および2,2,3,3,3-ペンタフルオロ-
プロピルアミン(0.17g、0.98ミリモル)から、表題化合物0.11g(3
1%)をオフホワイト色の固形物として得た。融点252〜256℃(軟化点24
6℃);1H NMR(DMSO-d6)δ7.92(br m,2H),7.85(d,2
H),7.51(d,2H),4.80(d,2H),4.42(m,2H);IR(KB
r):3200,2220,1800,1650cm-1;MS(m/z)359(M+)
。
元素分析の結果(C15H10F5N3O2として)
計算値:C,50.15;H,2.80;N,11.70
実測値:C,50.81;H,2.69;N,11.85
実施例15 N-[2-(4-シアノ-ベンジルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]- N-(1,2,2-トリメチル-プロピル)-ブチルアミド
テトラヒドロフラン(20mL)中における実施例1の工程2の(R)-異性体
(0.5g、1.6ミリモル)を室温でアルゴン下に置いた。固体の水素化ナトリ
ウム(鉱油中の60%分散体77mg、1.9ミリモル)を加え、この反応混合
物を室温で20分間攪拌した。次いで、無水酪酸(0.79mL、4.8ミリモル
)を加えた。この溶液を室温で3時間攪拌した後、8時間還流した。この反応混
合物をシリカゲルのプラグ上に載置し、ヘキサン:酢酸エチル(1:1)で溶出
して、残渣を得る。これをヘキサンと共に繰り返し摩砕して、表題化合物0.2
8g(45%)を淡黄色の発泡体を得た。[α]25 D=−101.94°(10mg/
mL、DMSO);1H NMR(DMSO-d6)δ8.05(br m,1H),7.8
3(d,2H),7.45(d,2H),5.22(br m,2H),4.07(m,1
H),2.50-2.30(m,2H),1.52(m,2H),1.16(d,3H),0
.87(s,9H),0.82(t,3H);IR(KBr):3450,3350,2
980,2250,1800,1730cm-1;MS(m/z)382([M+H]+)
。
元素分析の結果(C22H27N3O3として)
計算値:C,69.27;H,7.13;N,11.02
実測値:C,69.22;H,7.08;N,11.29
実施例16 N-(4-シアノ-ベンジル)-N-[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-1-エニル]-ブタ-2-エンアミド
この化合物は、実施例15に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程2
の(R)-異性体(0.35g、1.12ミリモル)および無水クロトン酸(0.50
mL、3.4ミリモル)から、表題化合物の(R),(E)-異性体0.12g(28%)
を淡黄色の固形物として得た。[α]25 D=−146.82°(10mg/mL、D
MSO);1H NMR(DMSO-d6)δ8.00(br m,1H),7.82(d,
2H),7.47(d,2H),6.99(qの2重項,1H),6.33(br d,1
H),5.29(m,2H),1.84(dd,3H),1.15(d,3H),0.88(
s,9H);IR(KBr):3450,3350,2980,2250,180
0,1730cm-1;MS(m/z)379(M+)。
元素分析の結果(C22H25N3O3として)
計算値:C,69.64;H,6.64;N,11.07
実測値:C,68.90;H,6.52;N,10.74
実施例17 ペンタン酸(4-シアノ-ベンジル)-[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-1-エニル]-アミド
この化合物は、実施例15に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程2
の(R)-異性体(0.35g、1.12ミリモル)および無水吉草酸(0.68mL
、
3.4ミリモル)から、表題化合物0.36g(81%)を黄色の発泡体として得た
。[α]25 D=−89.81°(10mg/mL、DMSO);1H NMR(CDCl3)
δ7.69(d,2H),7.60(br d,1H),7.33(d,2H),5.46(
AB 4重項,2H),4.27(m,1H),2.35(m,2H),1.62-1.5
0(m,2H),1.30-1.20(重複するdを有するδ1.24のm,5H),0
.97(s,9H),0.86(t,3H);IR(KBr):3350,2950,2
250,1800,1730cm-1;MS(m/z)395(M+)。
元素分析の結果(C23H29N3O3として)
計算値:C,69.85;H,7.39;N,10.62
実測値:C,69.51;H,7.46;N,10.41
実施例18 ヘキサン酸(4-シアノ-ベンジル)-3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-1-エニル]-アミド
この化合物は、実施例15に記載の方法に従って製造した。実施例1の工程2
の(R)-異性体(0.35g、1.12ミリモル)および無水ヘキサン酸(0.78
mL、3.4ミリモル)から、表題化合物0.25g(55%)を粘着性の黄色ガム
質として得た。1H NMR(CDCl3)δ7.68(d,2H),7.60(br d
,1H),7.33(d,2H),5.45(AB 4重項,2H),4.28(m,1H
),2.33(m,2H),1.65-1.50(m,4H),1.30-1.20(重複す
るdを有するδ1.25のm,5H),0.98(s,9H),0.86(t,3H);
IR(KBr):3300,2970,2250,1800,1730cm-1;
MS(m/z)410([M+H]+)。
元素分析の結果(C24H31N3O3として)
計算値:C,70.39;H,7.63;N,10.26
実測値:C,70.05;H,7.84;N,10.02
実施例19 3-ブトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-1-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(15mL)、3,4-ジブトキシ-3-シクロブテン-1,2-
ジオン(2.26g、10ミリモル)および2-アミノ-3,3-ジメチルブタン(
1.01g、10ミリモル)を共に室温で約65時間攪拌した。溶媒を除去した
後に残るロウ状の固形物をクロロホルム約15mLに溶解し、シリカによるクロ
マトグラフィー(フラッシュ、酢酸エチル/ヘキサン)に付した。適当な画分か
ら溶媒を除去して、クローム色のロウ状固形物2.41g(95%)を得た。融点
90〜99℃(軟化点85℃)。
この物質1.1gをヘキサンから2回再結晶して、表題化合物0.833gを白
色の固形物として得た。融点90〜93℃(軟化点88℃);1H NMR(DM
SO-d6)δ8.73および8.50(2つのbr d,1H,回転異性体),4.6
4(m,2H),3.92および3.41(2つのm,1H,回転異性体),1.71(
m,2H),1.38(m,2H),1.11(m,3H),0.91(t,3H),0.
84(m,9H)ppm;IR(KBr):3135,1800,1690cm-1;
MS(m/z)253(M+)。
元素分析の結果(C14H23NO3として)
計算値:C,66.37;H,9.15;N,5.53
実測値:C,66.47;H,9.20;N,5.50
実施例20 3-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-1-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(10mL)、3-ブトキシ-4-(1,2,2-トリメトキシ-
プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.01g、3.99ミリ
モル、実施例19)および2,4-ジクロロベンジルアミン(0.70g、4.0ミ
リモル)を共に室温で14時間攪拌した。溶媒を除去した後、残渣をジエチルエ
ーテルと共に摩砕し、乾燥させた。オフホワイト色の固体生成物をニトロメタン
から2回再結晶して、表題化合物0.408g(29%)を白色の固形物として得
た。融点234〜235℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.67(m,br,1
H),7.65(m,br,1H),7.48(m,2H),7.32(m,br,1
H),4.80(m,2H),3.90(m,1H),1.10(d,3H),0.86(s
,9H)ppm;IR(KBr):3140,1790,1640cm-1;MS(m
/z)354/356/358。HPLCは主要な成分(99%)を示す。
元素分析の結果(C17H20Cl2N2O2として)
計算値:C,57.47;H,5.67;N,7.88
実測値:C,57.02;H,5.44;N,7.75
C,57.69;H,5.69;N,7.79
実施例21 3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-1-エン-1,2-ジオン
3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオン(10g、59ミリモル)
および(R)-2-アミノ-2,3-ジメチルブタン(無水エタノール中の0.2M溶液
353mL、71ミリモル)の溶液を室温で24時間攪拌した。さらに(R)-2-
アミノ-3,3-ジメチルブタン(無水エタノール中の0.2M溶液150mL、3
0ミリモル)を加え、得られた溶液を室温で24時間攪拌した。このスラリーを
濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた固形物をヘキサン-酢酸エチル(1
50:5mL)と共に摩砕した後、ヘキサンで洗浄して、(R)-3-エトキシ-4-
(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン9.
78g(74%)を白色の固形物として得た。1H NMR(DMSO-d6)δ8.7
2および8.50(2つのd,H,回転異性体),4.65(m,2H),3.90お
よび3.42(2つのm,1H,回転異性体),1.37および1.35(2つの重複
するt,3H,回転異性体),1.10(2つの重複するd,3H,回転異性体),
0.85および0.84(2つのs,9H,回転異性体)ppm;IR(KBr):
3150,2950,1800,1700cm-1;MS(m/z)225(M+)。
元素分析の結果(C12H19NO3として)
計算値:C,63.98;H,8.50;N,6.22
実測値:C,64.33;H,8.54;N,6.52
(S)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオンは、上記段落で用いた(R)-2-アミノ-3,3-ジメチルブ
タンに代えて(S)-2-アミノ-3,3-ジメチルブタンを用いること以外は、同様
の方法で製造する。
実施例22 3-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
実施例21の生成物(0.2g、0.88ミリモル)および2,4-ジクロロ-6-
メチルベンジルアミン(0.17g、0.89ミリモル;アリール環上の置換に関
する位置異性体である化合物を約5%含有)を無水エタノール(4.4mL)お
よびジクロロメタン(2mL)中に入れた。得られた清澄な溶液を室温で4日間
放置した。この反応混合物をアセトニトリル(5mL)で希釈し、濾過し、アセ
トニトリルですすぎ、乾燥させて、固形物0.3gを得た。ジクロロメタン中に
おける10%メタノールと共に摩砕して、(R)-3-(2,4-ジクロロ-6-メチル-
ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エ
ン-1,2-ジオン0.21g(63%)を白色の固形物として得た。これは、アリー
ル環上の置換に関する位置異性体である化合物を約5%含有する。融点>300
℃;[α]25 D=+31.86°(7.7mg/mL,DMSO);1H NMR(DM
SO-d6)δ7.54(d,1H),7.39(d,1H),7.31(m,1H),7.
17(m,1H),4.89(m,2H),4.70(mの2重項,副次的な異性体),
3.89(m,1H),2.41(s,3H),2.31(s,副次的な異性体),1.0
9(d,3H),0.85(s,9H)ppm;IR(KBr):3150,2950
,1800cm-1;MS(m/z)368/370/372(M+)。
元素分析の結果(C18H22Cl2N2O2として)
計算値:C,58.54;H,6.01;N,7.59
実測値:C,58.48;H,6.02;N,7.45
(S)-3-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメ
チル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンは、上記段落で用いた
(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンに代えて(S)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピ
ルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを用いること以外は、同様の方法
で製造される。
実施例23 3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(20mL)中における3,4-ジブトキシ-3-シクロブテ
ン-1,2-ジオン(4.53g、20ミリモル)および1,1-ジメチルプロピルア
ミン(1.74g、20ミリモル)の溶液を室温で約19.5時間攪拌した。溶媒
を除去し、残渣を中性で活性度IIIのシリカ(150g)によるクロマトグラフ
ィー(重力、クロロホルム/ヘキサン)に付した。適当な溶出液から単離した白
色の固形物をヘキサンから再結晶して、白色の生成物4.105g(86%)を得
た。融点56.5〜57.5℃(軟化点55.5℃)。
この物質1gをヘキサンから2回再結晶して、表題化合物0.794gを白色
の固形物として得た。融点56〜57℃(軟化点55℃);1H NMR(DMSO-
d6)δ8.63および8.48(2つのbr s,1H,回転異性体),4.67(m
,br,2H),1.67(m,br,4H),1.39(m,2H),1.26(m,
br,6H),0.91(t,3H),0.78(t,3H)ppm;IR(KBr):
3170,1790,1700cm-1;MS(m/z)239(M+)。
元素分析の結果(C13H21NO3として)
計算値:C,65.24;H,8.85;N,5.85
実測値:C,65.12;H,8.90;N,5.77
実施例24 3-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチルプロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(40mL)中における3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチル
-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(7.18g、30ミリモ
ル、実施例23)および2,4-ジクロロベンジルアミン(5.28g、30ミ
リモル)の溶液を室温で16時間攪拌した。溶媒を除去し、残渣をジエチルエー
テルと共に十分に摩砕し、乾燥させて、粗生成物8.94gを得た。この物質を
アセトニトリル(活性炭)、アセトニトリル(2回)、アセトン(活性炭)およびア
セトン(2回)から連続的に再結晶して、表題化合物4.08g(40%)を白色
の静電的な固形物として得た。融点196〜197℃(軟化点188℃);1H N
MR(DMSO-d6)δ7.81(m,1H),7.68(m,1H),7.48(m,3
H),4.81(d,2H),1.67(m,2H),1.31(s,6H),0.82(t
,3H)ppm;IR(KBr):3210,1790,1645cm-1;MS(m
/z)340/342/344(M+)。HPLCは主要な成分(99%)を示す。示差
走査熱分析による検討は、この物質が結晶形の混合物であることを示す。
元素分析の結果(C16H18Cl2N2O2として)
計算値:C,56.32;H,5.32;N,8.21
実測値:C,55.93;H,5.20;N,8.18
実施例25 N-(2,4-ジクロロ-ベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)- 3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-アセトアミド
窒素雰囲気下、周囲温度で、テトラヒドロフラン(8mL)およびジメチルホ
ルムアミド(2mL)の混合物中における実施例24の生成物(0.60g、1.
26ミリモル)に、NaH(鉱油中の60%分散体0.077g)1.94ミリモ
ル)を加えた。周囲温度で15分間攪拌した後、無水酢酸(0.183mL、1.
94ミリモル)をそのまま加えた。この混合物を2時間攪拌した後、食塩水で希
釈し、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。有機相を10%Na2CO3水溶
液および食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、活性炭で脱色し、濃縮して、
残渣を得た。ジエチルエーテルから結晶化させて、N-(2,4-ジクロロ-ベンジ
ル)-N-[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-
エニル]-アセトアミド0.36g(53%)を白色の固形物として得た。融点11
4〜116℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.66(d,1H),7.32(dd
,
1H),7.29(d,1H),5.20(br s,2H),2.15(s,3H),1.
70(q,2H),1.35(s,6H),0.85(t,3H)ppm;IR(KBr
):3400,3300,2950,1800,1700,1580cm-1;M
S(m/z)382/384/386(M+)。
元素分析の結果(C18H20Cl2N2O3として)
計算値:C,56.41;H,5.26;N,7.31
実測値:C,56.30;H,5.27;N,7.25
実施例26 N-(2,4-ジクロロ-ベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)- 3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-ブチルアミド
窒素雰囲気下、周囲温度で、テトラヒドロフラン(8mL)およびジメチルホ
ルムアミド(2mL)の混合物中における実施例24の生成物(0.60g、1.
26ミリモル)に、NaH(鉱油中の60%分散体0.077g、1.94ミリモ
ル)を加えた。周囲温度で15分間攪拌した後、無水酪酸(0.317mL 1.
94ミリモル)をそのまま加えた。この混合物を2時間攪拌した後、食塩水で希
釈し、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。有機相を10%Na2CO3水溶
液および食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、活性炭で脱色し、濃縮して、
清澄な油状物を得た。ジエチルエーテルから結晶化させて、N-(2,4-ジクロロ
-ベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロ
ブタ-1-エニル]-ブチルアミド0.52g(72%)を白色の固形物として得た。
融点112〜117℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.65(d,1H),7.4
3(dd,1H),7.29(d,1H),5.16(br s,2H),2.42(t,
2H),1.72(q,2H),1.54(m,2H),1.35(s,6H),0.83(
m,6H)ppm;IR(KBr):3400,3300,2950,1800,
1725,1580cm-1;MS(m/z)410/412/414(M+)。
元素分析の結果(C20H24Cl2N2O3として)
計算値:C,58.40;H,5.88;N,6.81
実測値:C,58.40;H,5.84;N,6.86実施例27 3-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例22に記載の方法と同様の方法で製造した。無水エタノ
ール(395mL)中における3-エトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミ
ノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(16.67g、79.0ミリモル)お
よび2,4-ジクロロ-6-メチルベンジルアミン(15.02g、79.0ミリモル
)から、濾過した後に、白色の固形物を得た。これをジエチルエーテル/ヘキサ
ンで洗浄し、真空下で乾燥させた。こうして、表題化合物25.7g(92%)を
白色の固形物として得た。融点247.1〜248.3℃;1H NMR(DMSO
-d6)δ7.54(d,1H),7.44(br t,1H),7.39(d,1H),7.
31(s,1H),4.90(d,2H),2.40(s,3H),1.66(q,2H)
,1.28(s,6H),0.80(t,3H)ppm;IR(KBr):3200,2
980,1800,1650cm-1;MS(m/z)354/356/358(M+)。
分析的HPLCは主要な成分(99.9%)を示す。
元素分析の結果(C17H20Cl2N2O2として)
計算値:C,57.47;H,5.67;N,7.89
実測値:C,57.31;H,5.50;N,7.80
実施例28 3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミノ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(80mL)中における3,4-ジブトキシ-3-シクロブテ
ン-1,2-ジオン(11.31g、50ミリモル)およびtert-ブチルアミン(3.
66g、50ミリモル)の溶液を室温で71時間攪拌した。溶媒を除去し、クロ
ロホルム中における残渣の溶液を水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させた。
溶媒を除去し、琥珀色の液体残渣を中性で活性度IIIのシリカ(350g)によ
るクロマトグラフィー(重力、クロロホルム/ヘキサン)で精製して、白色の固
体生成物9.83g(87%)を得た。融点67.0〜68.5℃。既知量(800
mg)を2回再結晶して、表題化合物551mgを白色の固形物として得た。融
点68〜69℃(軟化点67℃);1H NMR(DMSO-d6)δ8.75および8.
59(2つのbr s,1H,回転異性体),4.66(m,br,2H),1.72(
m,2H),1.40(m,2H),1.31(m,9H),0.91(t,3H)ppm
;IR(KBr):3140,1780,1700cm-1;MS(m/z)225(M+
)。
元素分析の結果(C12H19NO3として)
訃算値:C,63.98;H,8.50;N,6.22
実測値:C,64.13;H,8.60;N,6.24
実施例29 3-(t-ブチルアミノ)-4-(2,4-ジクロロベンジル- アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(15mL)中における3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミ
ノ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.13g、5.0ミリモル、実施例28
)および2,4-ジクロロベンジルアミン(0.884g、5.0ミリモル)の溶液
を室温で16.5時間攪拌した。溶媒を除去し、残渣をジエチルエーテルと共に
摩砕し、乾燥させて、固形物1.50gを得た。この粗生成物をアセトニトリル
から2回再結晶して、表題化合物1.22g(74%)を白色の固形物として得た
。融点229〜230℃(分解);1H NMR(DMSO-d6):δ7.77(m,1
H),7.68(m,1H),7.61(s,br,1H),7.48(m,2H),4.
79(d,2H),1.36(s,9H)ppm;IR(KBr):3300,322
0,1780,1660cm-1;MS(m/z)326/328/330(M+)。HP
LCは主要な成分(99.6%)を示す。
元素分析の結果(C15H16Cl2N2O2として)
計算値:C,55.06;H,4.93;N,8.56
実測値:C,54.86;H,4.89;N,8.48
実施例30 3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4-ジクロロ-6-メチル- ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例22に記載の方法と同様の方法で製造した。無水エタノ
ール(5.5mL)中における3-エトキシ-4-tert-ブチルアミノ-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオン(0.22g、1.1ミリモル)および2,4-ジクロロ-6-
メチルベンジルアミン(0.22g、1.2ミリモル;アリール環上の置換に関す
る位置異性体である化合物を約5%含有)から、3-tert-ブチルアミノ-4-(2,
4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン0.
34g(89%)を白色の固形物として得た。これは、アリール環上の置換に関す
る位置異性体である化合物を約5%含有する。融点264〜268℃;1H NM
R(DMSO-d6)δ7.54(d,1H),7.46(s,1H),7.43(br t
,1H),7.39(d,1H),4.89(d,2H),4.72(d,副次的な異性
体),2.40(s,3H),2.31(s,副次的な異性体),1.34(s,9H)p
pm;IR(KBr):3200,2950,1800,1650cm-1;MS(
m/z)340/342/344(M+)。
元素分析の結果(C16H18Cl2N2O2として)
計算値:C,56.32;H,5.32;N,8.21
実測値:C,56.09;H,5.28;N,8.16
実施例31 3-ブトキシ-4-(1-エチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(8mL)中における3,4-ジブトキシ-3-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオン(2.26g、10ミリモル)および1-エチルプロピルア
ミン(0.872g、10ミリモル)の溶液を室温で2.5時間攪拌した。溶媒を
除去した後に残る残渣をクロロホルムに溶解し、この溶液を水で洗浄し、無水N
a2SO4で乾燥させた。溶媒を除去して、ロウ状の固形物を得た。これをシリカ
によるクロマトグラフィー(フラッシュ、クロロホルム/ヘキサン)に付した。
適当な画分から単離した固形物をヘキサンから2回再結晶して、表題化合物0.
896g(37%)を得た。融点65〜66℃;1H NMR(DMSO-d6):δ8
.63および8.40(2つのd,1H,回転異性体),4.64(m,2H),3.
74および3.30(2つのm,1H,回転異性体),1.71(m,2H),1.5
4(m,2H),1.39(m,4H),0.90(m,3H),0.82(m,6H)p
pm;IR(KBr):3140,1790,1720cm-1;MS(m/z)23
9(M+)。
元素分析の結果(C13H21NO3として)
計算値:C,65.25;H,8.85;N,5.85
実測値:C,65.37;H,9.07;N,5.87
実施例32 3-(3,4-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1-エチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例24と同様の方法で製造して
、3-(3,4-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1-エチル-プロピルアミノ)-シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオンを白色の固形物として得た。融点268〜269
℃。
実施例33 3-(2,4-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1-エチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例24と同様の方法で製造して
、3-(2,4-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1-エチル-プロピルアミノ)-シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオンを非常に淡い黄色の固形物として得た。融点21
0〜211℃。
実施例34 3-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(2,2,3,3,3- ペンタフルオロ-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
無水エタノール(142mL)中における3,4-ジブトキシ-3-シクロブテン
-1,2-ジオン(4.2mL、28.4ミリモル)および2,2,3,3,3-ペンタフ
ルオロプロピルアミン(4.24g、28.4ミリモル)の溶液を室温で24時間
攪拌した。この溶液を減圧下で濃縮し、ヘキサン中の10%酢酸エチルと共に摩
砕して、白色の固形物1.14g(14.6%)を得た。融点95〜100℃;1
H NMR(DMSO-d6):δ9.40および9.20(2つのbr m,1H,回
転異性体),4.67(q,2H),4.33および4.11(2つのbr t,2H
,回転異性体),1.36(br m,3H);MS(m/z)274([M+H]+)。実
施例22に記載の方法に従って、この固形物の一部、3-エトキシ-4-(2,2,3
,3,3-ペンタフルオロ-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(
072g、2.6ミリモル)および2,4-ジクロロ-6-メチルベンジルアミン(
0.5g、2.6ミリモル)から、表題化合物1.03g(94%)を白色の固形物
として得た。融点287〜292℃;1H NMR(DMSO-d6):δ7.62(b
r m,2H),7.53(s,1H),7.38(d,1H),4.89(d,2H),
4.43(tの2重項,2H),2.40(s,3H)ppm。
元素分析の結果(C15H11Cl2F5N2O2として)
計算値:C,43.19;H,2.66;N,6.72
実測値:C,43.13;H,2.61;N,6.74
実施例35 N-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-ブチルアミド
N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)およびテトラヒドロフラン(8mL)
中における3-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチ
ル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.50g、1.41ミ
リモル)に、0で、水素化ナトリウム(鉱油中の60%懸濁液0.062g、1.
54ミリモル)を加えた。この泡立った懸濁液を1時間攪拌しながら、この混合
物を25℃に加温した。無水酪酸(0.24g、1.54ミリモル)を加えて、こ
の反応混合物を0℃で15分間攪拌した後、室温に加温した。一晩攪拌した後、
この反応混合物を食塩水(50mL)に注ぎ込み、酢酸エチル(3×50mL)
で抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、活性炭で脱色した。溶媒を
真空下で除去し、残りの油状物をジエチルエーテル/石油エーテルと共に摩砕し
て、白色の固形物0.31g(53%)を得た。融点117.2〜118.4℃;1
H NMR(DMSO-d6):δ8.80(br s,1H),7.39(d,1H),
7.28(d,1H),5.06(s,2H),2.34(s,3H),2.29(t,2
H),1.67(q,2H),1.51(q,2H),1.30(s,6H),0.82(q
,6H)ppm;IR(KBr):3230,2950,1800,1744,17
00,1570cm-1;MS(m/z)424(M+)。
元素分析の結果(C21H26Cl2N2O3として)
計算値:C,59.30;H,6.16;N,6.59
実測値:C,59.34;H,6.09;N,6.52
実施例36 N-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-アセトアミド
この化合物は、実施例35に記載の方法に従って製造した。3-(2,4-ジクロ
ロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-シクロブ
タ-3-エン-1,2-ジオン(0.50g、1.41ミリモル)および無水酢酸(0.
16g、1.54ミリモル)から、表題化合物0.36g(64%)を白色の固形物
として得た。融点112.2〜113.9℃;1H NMR(DMSO-d6)δ8.7
1(br s,1H),7.40(d,1H),7.29(d,1H),5.06(s,2H
),2.35(s,2H),2.05(s,3H),1.67(q,2H),1.30(s,
6H),0.81(t,3H)ppm;IR(KBr):3230,2950,180
0,1755,1590cm-1;MS(m/z)396(M+)。
元素分析の結果(C19H22Cl2N2O3として)
計算値:C,57.44;H,5.58;N,7.05
実測値:C,57.16;H,5.52;N,6.94
実施例37 N-(tert-ブチル)-N-[2-(2,4-ジクロロ-6-アミノ-ベンジルアミノ)- 3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-プロピオンアミド
テトラヒドロフラン(12.6mL)中における3-ブトキシ-4-tert-ブチル
アミノ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.50g、2.5ミリモル)に、水
素化ナトリウム(鉱油中の80%分散体0.091g、3.0ミリモル)を加えた
。
この懸濁液を室温で20分間攪拌した。わずかに曇った黄色の溶液を減圧下で濃
縮し、得られた白色の固形物を無水プロピオン酸(2mL)およびジクロロメタ
ン(3mL)に懸濁した。この反応混合物を室温で18時間攪拌した後、115
℃で24時間加熱した。室温で5日間放置した後、この反応混合物をジクロロメ
タンで希釈し、濾過し、減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル、ヘキサン/酢酸エチル)で精製して、物質0.09gを得た。これをアセ
トニトリル(1.8mL)に入れた。2,4-ジクロロ-6-メチルベンジルアミン
(67mg、0.35ミリモル)およびアセトニトリル(2mL)を加えた。室
温で3日後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた固形物をヘキサンおよ
び酢酸エチルから再結晶して、白色の固形物74mg(53%)を得た。融点17
7〜180℃;1H NMR(DMSO-d6)δ9.31(t,1H),7.54(d,1
H),7.40(d,1H),4.94(d,2H),2.40(s,3H),2.09(q
,2H),1.37(s,9H),0.87(t,3H)ppm。
元素分析の結果(C19H22Cl2N2O3として)
計算値:C,57.44;H,5.58;N,7.05
実測値:C,56.41;H,5.19;N,6.98
実施例38 3-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2-ジメチル- 2-フルオロ-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
工程1)3-フルオロバリノール
窒素雰囲気下、THF(40mL)中におけるホウ水素化リチウム(1.61
g、74ミリモル)の溶液に、トリメチルシリルクロリド(18.8mL、14
8ミリモル)をピペットで加えた。沈殿が直ちに生じた。3分後、3-フルオロバ
リン(5g、37ミリモル)を3回に分けて加えた。この混合物を24時間攪拌
した。この反応物をメタノールの滴下によりクエンチした。メタノールおよびT
HFを回転エバポレーター(30℃の水浴)で除去し、水(25mL)を加えた
。この水性混合物を2.5N NaOH水溶液で塩基性にした後、ジクロロメタン
(4×50mL)で抽出した。合わせた有機物をNa2SO4で乾燥させ、濾
過し、エバポレートして、3-フルオロバリノール3.83gを得た。1H NMR
(CDCl3)δ3.71(dd,1H),3.36(m,1H),2.90(m,1H),
2.10(br,2H),1.38(d,3H),1.33(d,3H)ppm。
工程2)N-ブトキシカルボニル-3-フルオロバリノール
窒素雰囲気下、クロロホルム(35mL)中における3-フルオロバリノール
(3.79g、31.4ミリモル)の溶液に、クロロホルム(15mL)中におけ
るジ-t-ブチルジカーボネート(6.84g、31.4ミリモル)の溶液を加えた
。この混合物を室温で4時間攪拌した後、溶媒を回転エバポレーターで除去した
。残渣をジエチルエーテル(100mL)に溶解し、20%リン酸(1×50m
L)、食塩水(1×50mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(1×50mL)、食
塩水(1×50mL)で洗浄した後、MgSO4で乾燥させた。濾過し、減圧下
で濃縮して、N-ブトキシカルボニル-3-フルオロバリノール6.34gを白色の
固形物として得た。1H NMR(CDCl3)δ5.08(br,1H),3.82(m
,2H),3.68(m,1H),1.46(s,9H),1.46(d,3H)および1
.39(d,3H)ppm。
工程3)N-ブトキシカルボニル-1-ヨード-2-アミノ-3-フルオロ-3-メチ
ル-n-ブタン
窒素雰囲気下、乾燥ジクロロメタン(40mL)中におけるポリスチリル担持
トリフェニルホスフィン(29.3ミリモル)の十分に攪拌した混合物に、ヨウ
素(7.44g、29.3ミリモル)を加えた。10分後、イミダゾール(2.0
g、29.3ミリモル)を加え、10分後に、ジクロロメタン(200mL)中
におけるN-ブトキシカルボニル-3-フルオロバリノール(13.3ミリモル)の
溶液を加えた。この混合物を2時間加熱還流した。冷却した混合物をセライト
0mL)に溶解し、この溶液を希チオ硫酸ナトリウム水溶液(1×75mL)お
よび水(2×75mL)で洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、シリカゲ
ルのパッドで濾過し、エバポレートして、N-ブトキシカルボニル-1-ヨード-2
-アミノ-3-フルオロ-3-メチル-n-ブタン3.46gを得た。1H NMR(C
DCI3)δ4.72(br d,1H),3.86(br m,1H),3.56(dd,
1H),1.47(s,9H),1.43(m,6H)ppm。
工程4)N-ブトキシカルボニル-2-アミノ-3-フルオロ-3-メチル-n-ブタ
ン
パール(Parr)ボトルに、水酸化パラジウム(II)(800mg)、エタノール(8
0mL)中におけるN-ブトキシカルボニル-1-ヨード-2-アミノ-3-フルオロ-
3-メチル-n-ブタン(3.26g、9.8ミリモル)の溶液、およびトリエチル
アミン(0.99g、9.8ミリモル)を入れた。この反応混合物を水素ガス(5
0psig)下に置き、20時間振盪した。この混合物をセライトで濾過し、エバポ
レートした。残渣をジエチルエーテル(100mL)に溶解し、1N HCl水
溶液(2×50mL)、水(2×50mL)で洗浄した後、MgSO4で乾燥させ
た。濾過し、エバポレートして、残渣を得た。これをクロマトグラフィー(シリ
カゲル、ジエチルエーテル/ヘキサン(3/1))に付して、N-ブトキシカルボニ
ル-2-アミノ-3-フルオロ-3-メチル-n-ブタン1.80gを得た。1H NMR(
CDCl3)δ4.65(br,1H),3.70(br m,1H),1.45(s,9
H),1.39(d,3H),1.32(d,3H)および1.18(d,3H)ppm。
工程5)3-エトキシ-4-(3-フルオロ-3-メトキシ-n-ブチル-2-アミノ)-
3-シクロブテン-1,2-ジオン
N-ブトキシカルボニル-2-アミノ-3-フルオロ-3-メチル-n-ブタン(1.7
5g、8.5ミリモル)、ジクロロメタン(5mL)、トリフルオロ酢酸(4mL)
およびメタノール(0.75mL)の混合物を45℃で5時間加温した。揮発成分
を回転エバポレーターで除去し、粘稠な残渣はさらに精製することなく用いた。
エタノール(42.5mL)中における3-フルオロ-3-メチル-n-ブチル-2-ア
ミンのトリフルオロ酢酸塩(8.5ミリモル)の溶液に、3,4-ジエトキシ-3-
シクロブテン-1,2-ジオン(1.44g、8.5ミリモル)を加えた後、トリエ
チルアミン(2.58g、25.5ミリモル)を加えた。この反応混合物を窒素雰
囲気下、室温で2時間攪拌した後、温度を50℃に5時間かけて上昇させ
た。この混合物を冷却し、溶媒を回転エバポレーターで除去した。残渣をジエチ
ルエーテル(90mL)に溶解し、水(1×60mL)、1N HCl水溶液(1×
60mL)、水(1×60mL)で洗浄した。有機層をMgSO4で乾燥させ、濾
過し、エバポレートした。残渣をクロマトグラフィー(シリカゲル、ジエチルエ
ーテル)に付して、3-エトキシ-4-(3-フルオロ-3-メチル-n-ブチル-2-ア
ミノ)-3-シクロブテン-1,2-ジオン1.65gを白色の固形物として得た。1H
NMR(CDCl3)δ6.21(br,1H),4.77(br m,2H),3.80
(br,1H),1.47(t,3H),1.43(d,3H),1.36(d,3H)お
よび1.32(d,3H)ppm。
工程6)3-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2-ジメチ
ル-2-フルオロ-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
乾燥THF(8mL)中における3-エトキシ-4-(3-フルオロ-3-メチル-n
-ブチル-2-アミノ)-3-シクロブテン-1,2-ジオン(0.573g、2.5ミリ
モル)の溶液に、2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミン(0.523g、2
.75ミリモル)を加えた。この混合物を窒素雰囲気下、70℃に18時間加熱
した。この混合物を攪拌しながら室温に冷却し、フリットガラスフィルターで真
空濾過した。固形物をエタノール/ジエチルエーテル(1/1)溶媒混合物で数
回に分けて十分に洗浄した。この固形物を風乾した後、高真空下で77℃に16
時間加熱した。こうして、表題化合物0.48gを白色の固形物として得た。1H
NMR(DMSO-d6)δ7.54(s,1H),7.40(br,1H),7.38(s
,2H),4.90(m,2H),4.17(br,1H),2.41(s,3H),1.3
2(d,3H),1.27(d,3H),1.18(d,3H)ppm;IR(KBr):
1850cm-1;MS(m/z)373([M+H]+)。
実施例39 3-ブトキシ-4-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)- シクロブタ-3-ニン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(20mL)中における3,4-ジブトキシ-3-シクロブテ
ン-1,2-ジオン(3.39g、15ミリモル)および2,4-ジクロロベンジルア
ミン(2.64g、15ミリモル)の溶液を室温で5.5時間攪拌した。溶媒を除
去した後、残渣をクロロホルム(約30mL)に溶解し、シリカによるクロマト
グラフィー(フラシュ、酢酸エチル/ヘキサン)に付した。適当な画分から溶媒
を除去し、白色の生成物4.31g(88%)を得た。融点140〜142℃(軟化
点137℃)。この物質1.1gをメチルt-ブチルエーテルから3回再結晶して
、表題化合物0.566gを白色の固形物として得た。融点139.5〜140.
0℃(軟化点137.5℃);1H NMR(DMRSO-d6)δ9.25および9.0
0(2つのm,1H,回転異性体),7.64(d,1H),7.51-7.34(m,
2H),4.69(m,2H),4.56(s,2H),1.72(m,1H),1.58(
m,1H),1.38(m,1H),1.19(m,1H),0.91および0.82(2
つのt,3H,回転異性体)ppm;IR(KBr):3160,1760,170
0cm-1;MS(m/z)327/329/331(M+)。HPLCは主要な成分(>9
9%)を示す。
元素分析の結果(C15H15Cl2NO3として)
計算値:C,54.90;H,4.61;N,4.27
実測値:C,54.98;H,4.51;N,4.11
実施例40 3-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(2-ヒドロキシ-1,1- ジメチルエチルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(10mL)、3-ブトキシ-4-(2,4-ジクロロベンジルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.31g、3.94ミリモル,実施
例39)および2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール(0.39g、4.0ミリモ
ル)を共に室温で43.5時間攪拌した。溶媒を除去した後、残渣をジエチルエ
ーテルと共に摩砕し、乾燥させて、黄色の固形物1.13gを得た。この粗生成
物をメタノールから3回再結晶させて、表題化合物0.503gをクリーム色の
固形物として得た。融点237〜238℃(軟化点234℃);1H NMR(DM
SO-d6)δ7.94(t,1H),7.68(m,1H),7.54(m,1H),7.4
8(m,2H),5.04(t,1H),4.79(d,2H),3.39(d,2
H),1.15(s,6H)ppm;IR(KBr):3380,3250,1780
,1650cm-1 ;MS(m/z)343([M+H]+)。HPLCは主要な成分(9
9.9%)を示す。
元素分析の結果(C15H16Cl2N2O3として)
計算値:C,52.49;H,4.70;N,8.16
実測値:C,52.57;H,4.59;N,8.12
実施例41 3-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)- 4-(1,2,2-トリメチルプロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(20mL)中における実施例21の生成物(0.901
g、4.0ミリモル)および2,4-ジクロロベンジルアミン(0.704g、4.
0ミリモル)を室温で約16時間攪拌した後、約24時間還流した。溶媒を除去
した後、残渣をメタノール(活性炭)から再結晶し、再びメタノールから再結晶
して、(R)-3-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチルプロ
ピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン0.25g(18%)を白色の固形
物として得た。融点235〜239℃(軟化点233℃);[α]25 D=+26.28
°(9.58mg/mL,DMSO);1H NMR(DMSO-d6)δ7.67(s,1H
),7.63(br s,1H),7.48(m,2H),7.30および7.15(2つ
のbr d,1H,回転異性体),4.80(m,2H),3.90(br s,1H)
,1.10(m,3H),0.86(m,9H)ppm;IR(KBr):3180,1
800,1650cm-1;MS(m/z)354/356/358(M+)。分析的なH
PLCは化学的な純度(96%)および光学的な純度(100%)を示す。
元素分析の結果(C17H20Cl2N2O3として)
計算値:C,57.48;H,5.68;N,7.89
実測値:C,57.96;H,5.86;N,7.77
C,58.11;H,5.76;N,8.05
(S)-3-(2,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチルプロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンは、上記段落で用いた(R)-3-エト
キシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジ
オンに代えて(S)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シ
クロブタ-3-エン-1,2-ジオンを用いること以外は、同様の方法で製造する。
実施例42 3-tert-ブチルアミノ-4-(3,4-ジクロロベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(15mL)中における3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミ
ノ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.13g、5ミリモル、実施例28)
および3,4-ジクロロベンジルアミン(0.880g、5.0ミリモル)の溶液を
室温で約96時間攪拌した。溶媒を除去した後に単離した残渣をN,N-ジメチル
ホルムアミドから2回および2-メトキシエタノールから再結晶して、表題化合
物0.687g(42%)を白色の固形物として得た。融点302〜303℃;1H
NMR(DMSO-d6)δ7.77(m,1H),7.65(d,1H),7.62(d
,1H),7.55(s,1H),7.33(m,1H),4.71(d,2H),1.3
5(s,9H)ppm;IR(KBr):3450,3230,1800,1650
cm-1;MS(m/z)326/328/330(M+)。HPLCは主要な成分(>99
%)を示す。
元素分析の結果(C15H16Cl2N2O2として)
計算値:C,55.06;H,4.93;N,8.56
実測値:C,54.81;H,4.56;N,8.44
実施例43 3-(3,4-ジクロロベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチルプロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(15mL)、3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチルプロピルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.20g、5ミリモル)および3,
4-ジクロロベンジルアミン(0.88g、5.0ミリモル)を共に室温で約16
時間攪拌した。溶媒を除去して、白色の固形物1.67gを得た。これをメタノ
ールから2回再結晶して、表題化合物1.06g(62%)を白色の固形物として
得た。融点277〜279℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.80(m,1H)
,7.65(d,1H),7.62(d,1H),7.42(s,1H),7.34(m,
1H),4.73(d,2H),1.66(m,2H),1.30(s,6H),0.81(
t,3H)ppm;IR(KBr):3300,3240,1790,1650c
m-1;MS(m/z)340/342/344(M+)。HPLCは主要な成分(98.9
%)を示す。
元素分析の結果(C16H18Cl2N2O2として)
計算値:C,56.32;H,5.32;N,8.21
実測値:C,56.34;H,5.03;N,8.03
実施例44 3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミノ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(80mL)中における3,4-ジブトキシ-3-シクロブテ
ン-1,2-ジオン(11.31g、50ミリモル)およびtert-ブチルアミン(3.
66g、50ミリモル)の溶液を室温で71時間攪拌した。溶媒を除去し、クロ
ロホルム中における残渣の溶液を水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させた。溶
媒を除去し、琥珀色の液体残渣を、中性で活性度IIIのシリカ(350g)のカ
ラムによるクロマトグラフィー(重力、クロロホルム/ヘキサン)で精製して、
白色の固体生成物9.83g(87%)を得た。融点67.0〜68.5℃。既知量
(800mg)を2回再結晶して、表題化合物551mgを白色の固形物として
得た。融点68〜69℃(軟化点67℃);1H NMR(DMSO-d6)δ8.75
および8.59(2つのbr s,1H,回転異性体),4.66(br m,2H),
1.72(m,2H),1.40(m,2H),1.31(m,9H),0.91(t,3
H)ppm;IR(KBr):3140,1780,1700cm-1;MS(m/z)
225(M+)。
元素分析の結果(C12H19NO3として)
計算値:C,63.98;H,8.50;N,6.22
実測値:C,64.13;H,8.60;N,6.24実施例45 4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)- メチル]-3-クロロ-ベンゾニトリル
工程1)2-クロロ-4-シアノベンジルブロミドの製造
四塩化炭素(120mL)中における3-クロロ-4-メチルベンゾニトリル(2
2.74g、150ミリモル)、N-ブロモスクシンイミド(32.04g、180
ミリモル)および2,2'-アゾビス-2-メチルプロピオニトリル(2.46g、1
5ミリモル)の混合物を注意深く還流温度まで加温した。このとき、穏やかな発 熱
が起こったが、外部から加熱することなく、還流が約10分間進行した。次い
で、加熱を再開し、還流を26時間継続した。この熱い反応混合物を吸引濾過し
、不溶物を四塩化炭素(3×25mL)ですすいだ。合わせた四塩化炭素の画分
を水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させた。溶媒を除去して、黄色の粥状物を
得た。これをヘキサン(活性炭)から結晶化させた。再び生成物をヘキサンから
再結晶させて、白色のブロミド20.44g(59%)を得た。融点80.5〜83
.5℃(軟化点71.5℃)(文献の融点85〜85.5℃(ビー・ゴゴリムスカ(B.Go
golimska)、アクタ・ポロニアエ・ファルマシューティカ(Acta Pol.Pharm.),2 5
(4),391(1968)[C.A.,70,87493e(1969)]));1H NMR(DMSO-d6)δ8.10
(d,1H),7.82(m,2H),4.69(s,2H)ppm;IR(KBr):22
20cm-1。
工程2)N-(2-クロロ-4-シアノベンジル)フタルイミドの製造
N,N-ジメチルホルムアミド(200mL)中における実施例45の工程1の
生成物(20.29g、88.0ミリモル)およびカリウムフタルイミド(17.
92g、96.8ミリモル)の混合物を攪拌したところ、反応温度は約5分間で
約36℃に上昇し、黄掲色の懸濁液が形成した。次いで、温度が低下し、攪拌を
2時間継続した。溶媒を除去した後、残渣を水と共に十分に摩砕し、乾燥させた
。
淡黄色の固体生成物を沸騰する酢酸エチル約500mLで処理し、重力濾過し
て、少量の白色不溶物を除去し、沸騰するまで加熱し、活性炭で処理し、濾過し
た。濾液を濃縮し、冷却して、乾燥させた後に、表題化合物のフタルイミド20
.
26g(78%)を白色の固形物として得た。融点172.5〜173.0℃(軟化
点170.5℃);1H NMR(DMSO-d6)δ8.10(d,1H),7.90(m,4
H),7.75(dd,1H),7.52(d,1H),4.88(s,2H)ppm;I
R(KBr):2220,1770,1715cm-1。
工程3)2-クロロ-4-シアノベンジルアミンの製造
無水エタノール(150mL)中における実施例45の工程2の生成物(18
.99g、64ミリモル)の機械的に攪拌した懸濁液を、ヒドラジン水和物(6.
41g、128ミリモル)で処理し、この混合物を1時間攪拌還流した後、室温
で約16.5時間放置した。攪拌しながら、2N HCl(90mL)を徐々に加
え、さらに10分間攪拌した後、この混合物を濾過した。不溶物をエタノールと
共に、次いで水と共に十分に摩砕した。合わせた濾液および摩砕物から溶媒を除
去し、氷−H2O約250mL中の残渣を2.5N NaOH(90mL)で塩基
性にした。この塊りをクロロホルムで十分に抽出し、抽出液を水、食塩水で洗浄
し、無水Na2SO4で乾燥させた。溶媒を除去して、クリーム色の固形物を得た
。これをヘキサンから再結晶して、白色のアミン6.85g(64%)を得た。融
点85.0〜87.0℃(軟化点82.5℃);1H NMR(DMSO-d6)δ7.96
(d,1H),7.82(dd,1H),7.77(m,1H),3.82(s,2H),
2.12(br m,2H)ppm;IR(KBr):3380,3320,2230
cm-1。
工程4)4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル
アミノ)-メチル]-3-クロロ-ベンゾニトリル
テトラヒドロフラン(50mL)、3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミノ-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオン(6.76g、30ミリモル、実施例44)および実
施例45の工程3の生成物(5.00g、30ミリモル)を6時間還流し、室温
で16時間放置した。反応混合物から溶媒を除去した後、残渣をジエチルエーテ
ルと共に十分に摩砕し、乾燥させて、淡黄色の固形物を得た。沸騰するアセトン
約1.4L中におけるこの物質を濾過して、少量の白色固形物を除去した。熱い
濾液を活性炭で処理し、濾過し、濃縮し、冷却して、クリーム色の固形物6.5
21gを得た。この物質をアセトンからさらに2回再結晶して、表題化合物4.
779g(50%)を白色の固形物として得た。融点243.5〜245.0℃(軟
化点241.0℃);1H NMR(DMSO-d6)δ8.10(d,1H),7.88(d
d,1H),7.82(m,1H),7.66(s,br,1H),7.61(d,1H)
,4.88(d,2H),1.34(s,9H)ppm;IR(KBr):3320,3
230,2240,1780,1665cm-1;MS(m/z)317/319(M+)
。HPLCは主要な成分(99.6%)を示す。
元素分析の結果(C16H16ClN3O2として)
計算値:C,60.48;H,5.08;N,13.22;Cl,11.16
実測値:C,60.08;H,4.97;N,13.06;Cl,10.82,1
0.71
以下は、4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル
アミノ)-メチル]-3-クロロ-ベンゾニトリルを製造する別の方法である。テトラ
ヒドロフラン(8mL)中における4-[(2-ブトキシ-3,4-ジオキソ-シクロブ
タ-1-エニルアミノ)-メチル]-3-シクロベンゾニトリル(0.638g、2ミリ
モル、実施例135)の溶液に、t-ブチルアミン(0.146g、2ミリモル
)を加えた。室温で一晩攪拌した後、この混合物を6.5時間還流した。さらに
t-ブチルアミン(0.146g、2ミリモル)を加え、この混合物を室温で一晩
攪拌した。溶媒を除去して、黄色の固形物を得た。これをアセトンから再結晶し
て、表題化合物0.217gを得た。融点244〜246℃(分解);MS(m/z)
317/319(M+)。NMR(DMSO-d6)スペクトルの比較に基いて、この生
成物は実施例45の工程4に記載の生成物と同一である。
実施例46 3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(20mL)中における3,4-ジブトキシ-3-シクロブテ
ン-1,2-ジオン(4.53g、20ミリモル)および1,1-ジメチルプロピルア
ミン(1.74g、20ミリモル)の溶液を室温で約19.5時間攪拌した。溶媒
を除去し、残渣を中性で活性度IIIのシリカ(150g)によるクロマトグラフ
ィー(重力、クロロホルム/ヘキサン)に付した。適当な溶出液から単離した白
色の固形物をヘキサンから再結晶して、白色の生成物4.105g(86%)を得
た。融点56.5〜57.5℃(軟化点55.5℃)。
この物質1gをヘキサンから2回再結晶して、表題化合物0.794gを白色
の固形物として得た。融点56〜57℃(軟化点55℃);1H NMR(DMSO-
d6)δ8.63および8.48(2つのbr s,1H,回転異性体),4.67(b
r m,2H),1.67(br m,4H),1.39(m,2H),1.26(br m
,6H),0.91(t,3H),0.78(t,3H)ppm;IR(KBr):317
0,1790,1700cm-1;MS(m/z)239(M+)。
元素分析の結果(C13H21NO3として)
計算値:C,65.24;H,8.85;N,5.85
実測値:C,65.12;H,8.90;N,5.77
実施例47 3-(2,6-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
工程1)N-(2,6-ジクロロベンジル)フタルイミドの製造
N,N-ジメチルホルムアミド(130mL)中におけるα,2,6-トリクロロ
トルエン(19.55g、100ミリモル)に、攪拌しながら、カリウムフタル
イミド(18.54g、100ミリモル)を加え、攪拌を22時間継続した。溶
媒を除去し、残渣をクロロホルム(400mL)/水(350mL)に溶解した
。クロロホルム抽出液を水、食塩水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させた。溶
媒を除去し、乾燥させて、白色の固形物28.98gを得た。この粗生成物を酢
酸エチルから再結晶して、白色のフタルイミド24.63g(81%)を得た。融
点147〜150℃(この化合物の製造は、米国特許第4,146,647号(1979年3月2
7日付、ラボラトリエ・エル・ラフォン(Laboratorie L.Lafon))に記載されてい
るが、物理定数は報告されていない);1H NMR(DMSO-d6)δ7.83(s
,4H),7.47(m,2H),7.35(m,1H),5.00(s,2H)pp
m;IR(KBr):1770,1715cm-1;MS(m/z)306/308/3
10([M+H]+)。
工程2)2,6-ジクロロベンジルアミン塩酸塩の製造
実施例47の工程1のフタルイミド(6.13g、20ミリモル)、エタノール
(90mL)およびヒドラジン一水和物(3.00g、60ミリモル)を1.25
時間還流した。室温に冷却した後、この混合物を濾過し、不溶物をエタノール(
3×50mL)ですすいだ。合わせた濾液およびすすぎ液から溶媒を除去し、残
渣を酢酸エチルおよび10%炭酸ナトリウム水溶液と共に振盪した。酢酸エチル
画分を10%(w/v)炭酸ナトリウム水溶液、食塩水で順次洗浄し、無水Na2S
O4で乾燥させた。溶媒を除去し、残渣を乾燥させて、淡黄色の油状物3.17g
を得た。
上記の油状物3.15gをジエチルエーテルに溶解し、塩化水素含有イソプロ
パノールを加えて、白色の固形物を得た。これを採取し、ジエチルエーテルです
すぎ、乾燥させた。この粗製塩酸塩を、数滴の塩化水素含有イソプロパノールの
存在下で、イソプロパノールから再結晶して、ジエチルエーテルですすぎ、乾燥
させて、白色の塩酸塩2.70g(全体で64%)。融点260〜261℃(分解)
(文献の融点237〜238℃(エス・アンギアル(S.Angyal)ら、ジャーナル・
オブ・ケミカル・ソサイエティ(J.Chem.Soc.),1949,2704;この化合物の製造
は、米国特許第4,146,647号(1979年3月27日付、ラボラトリエ・エル・ラフォン(
LaboratorieL.Lafon)に記載されているが、物理定数は報告されていない));1
H NMR(DMSO-d6)δ8.54(s,br,3H),7.58(m,2H),7.4
8(m,1H),4.23(s,2H)ppm;IR(KBr):2860cm-1;MS(
m/z)174/176/178(M+)。
工程3)3-(2,6-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(10mL)中における実施例47の工程2(1.06g
、5.0ミリモル)の2,6-ジクロロベンジルアミン塩酸塩に、トリエチルアミ
ン(0.505g、5.0ミリモル)を加えた後、3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチ
ル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.20g、5.0ミリ
モル、実施例46)を加え、攪拌を室温で約16時間継続した。この反応混合物
から溶媒を除去し、残渣を水およびジエチルエーテルと共に順次摩砕した後、乾
燥させた。得られた淡黄色の固形物をアセトニトリルから3回再結晶して、表題
化合物0.755g(44%)を白色の固形物として得た。融点239〜241℃(
分解);1H NMR(DMSO-d6)δ7.57(m,1H),7.55(m,1H),7
.52(br m,1H),7.43(m,1H),7.30(s,br,1H),5.0
7(d,2H),1.65(q,2H),1.28(s,6H),0.80(t,3H)p
pm;IR(KBr):3250,1785,1660cm-1;MS(m/z)340
/342/344(M+)。HPLCは主要な成分(99.7%)を示す。
元素分析の結果(C16H18Cl2N2O2として)
計算値:C,56.32;H,5.32;N,8.21
実測値:C,56.17;H,5.27;N,8.17
実施例48 3-ブトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(15mL)、3,4-ジブトキシ-3-シクロブテン-1,2-
ジオン(2.26g、10ミリモル)および2-アミノ-3,3-ジメチルブタン(
1.01g、10ミリモル)を共に室温で約65時間攪拌した。溶媒を除去した
後に残るロウ状の固形物をクロロホルム(15mL)に溶解し、シリカによるク
ロマトグラフィー(フラシュ、酢酸エチル/ヘキサン)に付した。適当な画分か
ら溶媒を除去して、クリーム色のロウ状固形物2.41g(95%)を得た。融点
90〜99℃(軟化点85℃)。
この物質1.1gをヘキサンから2回再結晶して、表題化合物0.833gを白
色の固形物として得た。融点90〜93℃(軟化点88℃);1H NMR(DMS
O-d6)δ8.73および8.50(2つのbr d,1H,回転異性体),4.64
(m,2H),3.92および3.41(2つのm,1H,回転異性体),1.71(m
,2H),1.38(m,2H),1.11(m,3H),0.91(t,3H),0.
84(m,9H);IR(KBr):3135,1800,1690cm-1;MS(m
/z)253(M+)。
元素分析の結果(C14H23NO3として)
計算値:C,66.37;H,9.15;N,5.53
実測値:C,66.47;H,9.20;N,5.50
実施例49 3-クロロ-4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
3-ブトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)シクロブタ-3-エン-
1,2-ジオン(1.27g、5.0ミリモル、実施例48)、2-クロロ-4-シアノ
ベンジルアミン(0.833g、5.0ミリモル、実施例45の工程3)およびテ
トラヒドロフラン(8mL)の溶液を室温で23時間攪拌し、4時間還流し、室
温で約62時間放置した。この混合物から溶媒を除去し、残渣をジエチルエーテ
ルと共に摩砕し、乾燥させた。得られた白色の固形物(1.096g)をメタノ
ールから3回再結晶して、表題化合物771mg(45%)をかすかに桃色の固形
物として得た。融点250.0〜251.5℃(軟化点248.0℃);1H NMR(
DMSO-d6)δ8.10(d,1H),7.88(m,1H),7.70(br m,1
H),7.61(d,1H),7.37(br m,1H),4.88(m,1H),3.
91(br m,1H),1.11(d,3H),0.86(s,9H)ppm;IR(K
Br):3200,2230,1790,1635cm-1;MS(m/z)345/3
47(M+)。HPLCは主要な成分(98.7%)を示す。
元素分析の結果(C18H10ClN3O2として)
計算値:C,62.52;H,5.83;N,12.15
実測値:C,62.57;H,5.74;N,12.00実施例50 3-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリル
工程1)3-シアノ-5-メチルベンジルブロミドの製造
四塩化炭素(25mL)中におけるN-ブロモスクシンイミド(3.56g、2
0ミリモル)、3,5-ジメチルベンゾニトリル(2.62g、20ミリモル)およ
び2,2'-アゾビス-2-メチルプロピオニトリル(0.328g、2.0ミリモル
)を23時間還流した。この熱い混合物を2回濾過し、濾液から溶媒を除去して
、黄色の油状物を得た。これをクロマトグラフィー(フラッシュ、シリカ、酢酸
エチル/ヘキサン)に付した。適当な抽出液から、白色の固形物2.587gを
単離した。この物質をメタノールから再結晶して、ブロミド1.51g(36%)
を得た。融点82〜85℃(軟化点75℃)(文献の融点92〜93℃(ティー・エ
イチ・フィッシャー(T.H.Fisher)ら、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミ
ストリー(J.Org.Chem.),55,1040(1990));87〜88℃(イー・グリスキービ
ッチ-トロキモフスキー(E.Gryszkiewicz-Trochimowski)ら、ビュリティン・デ
・ラ・ソシエテ・キミクァ・デ・フランス(Bull.Soc.Chem.Fr.),1948,593[C.
A.,42,7240h(1948)]));1H NMR(DMSO-d6)δ7.72(s,1H),7.
61(s,1H),4.68(s,2H),2.33(s,3H)ppm;IR(KBr)
:2230cm-1;MS(m/z)209/211(M+)。
工程2)N-(3-シアノ-5-メチル)フタルイミドの製造
N,N-ジメチルホルムアミド(150mL)中における実施例50の工程1の
3-シアノ-5-メチルベンジルブロミド(15.79g、75.16ミリモル)お
よびカリウムフタルイミド(15.31g、82.68ミリモル)の混合物を激し
く4時間攪拌した。この反応混合物から溶媒を除去し、残渣をクロロホルム(2
00mL)/水(400mL)に溶解した。クロロホルム画分を分離し、水相を
クロロホルム(2×75mL)で抽出した。合わせたクロロホルム画分を水、食
塩水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させた。溶媒を除去して、粗生成物20.
2gを得た。これをアセトニトリルから再結晶して、白色のフタルイミド13.
12g(63%)を得た。融点180〜184℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7
.87(br m,4H),7.60(s,br,1H),7.56(s,br,1H),
7.47(s,br,1H),4.78(s,2H),2.32(s,3H)ppm;I
R(KBr):2240,1770,1720cm-1;MS(m/z)276(M+)。
工程3)3-シアノ-5-メチルベンジルアミンの製造
実施例50の工程2のN-(3-シアノ-5-メチル)フタルイミド(1.11g、4
.0ミリモル)、ヒドラジン一水和物(0.24g、4.8ミリモル)およびエタノ
ール(20mL)の懸濁液を3時間還流し、水(60mL)で希釈し、この混合
物を濃HCl(0.5mL)で酸性にした。簡単に攪拌した後、この混合物を濾
過し、濾液を濃水酸化ナトリウムで塩基性にし、酢酸エチル(3×25mL)で
抽出した。合わせた抽出液を水、食塩水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させた
。溶媒を除去して、アミン0.386g(66%)を清澄な油状物として得た。1H
NMR(DMSO-d6)δ7.57(m,1H),7.47(m,2H),3.70(s
,2H),2.33(s,3H)ppm;IR(KBr):3380,3300,22
20cm-1;MS(m/z)146(M+)。
工程4)3-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロ
ブタ-1-エニルアミノ]-メチル]-5-メチル-ベンゾニトリル
3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,
2-ジオン(1.44g、6.0ミリモル、実施例46)、実施例50の工程3の3-
シアノ-5-メチルベンジルアミン(6.0ミリモル)およびテトラヒドロフラン
(15mL)の溶液を室温で約20時間攪拌した。さらにテトラヒドロフラン7
mLを加え、攪拌をさらに48時間継続した。溶媒を除去し、残渣をメタノール
から2回再結晶して、表題化合物1.251g(67%)を白色の固形物として得
た。融点231〜233℃(軟化点229℃);1H NMR(DMSO-d6)δ7
.78(m,1H),7.62(m,2H),7.51(s,1H),7.41(s,br
,1H),4.74(d,2H),2.35(s,3H),1.67(m,2H),1.3
0(s,6H),0.82(m,3H)ppm;IR(KBr):3290,2240
,1780,1670cm-1;MS(m/z)311(M+)。HPLCは主要な成分(
99.7%)を示す。
元素分析の結果(C18H21N3O2として)
計算値:C,69.43;H,6.80;N,13.49
実測値:C,69.25;H,6.72;N,13.60実施例51 3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4-ジメチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(10mL)中における3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミ
ノ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.13g)5.0ミリモル、実施例44)
および2,4-ジメチルベンジルアミン(0.68g、5.0ミリモル、2,4-およ
び2,6-ジメチルベンジルアミン異性体の混合物)の溶液を室温で約16時間攪
拌した。溶媒を除去し、残渣をジエチルエーテルと共に十分に摩砕し、乾燥させ
て、粗生成物1.07gを得た。この物質をアセトニトリルから3回再結晶して
、表題化合物0.67g(47%)を白色の固形物として得た。融点228〜22
9℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.57(m,1H),7.48(s,br,1H
),7.17(d,1H),7.03(s,br,1H),7.00(d,br,1H),
4.69(d,2H),2.27(s,3H),2.24(s,3H),1.35(s,9
H)ppm;IR(KBr):3310,1785,1670cm-1;MS(m/z)
286(M+)。HPLCは主要な成分(98.7%)を示す。
元素分析の結果(C17H22N2O2として)
計算値:C,71.30;H,7.74;N,9.78
実測値:C,71.29;H,7.79;N,9.82
実施例52 3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4,6-トリメチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
工程1)N-(2,4,6-トリメチルベンジル)フタルィミドの製造
N,N-ジメチルホルムアミド(50mL)、2,4,6-トリメチルベンジルクロ
リド(5.06g、30ミリモル)およびカリウムフタルイミド(6.11g、3
3ミリモル)を攪拌しながら合わせた。最初の反応温度が15分間で約25℃か
ら34℃に上昇した後、この温度は室温に低下したが、攪拌は約17時間継続し
た。次いで、溶媒を除去し、残渣を水と共に十分に摩砕し、乾燥させた。粗生成
物7.62gを酢酸エチルから再結晶し、乾燥させて、白色のフタルイミド5.6
2gを得た。融点204.5〜206.5℃(軟化点196.5℃)(文献の融点2
09.5〜210℃(アール・ティー・ヒューソン(R.T.Fuson)およびジェイ.ジ
ェイ・デントン(J.J.Denton)、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソ
サイエティ(J.Am.Chem.Soc.),63,654(1941)));1H NMR(DMSO-d6)δ
7.82(s,4H),6.78(s,2H),4.72(s,2H),2.28(s,6
H),2.17(s,3H);IR(KBr):1765,1700cm-1;MS(m/
z)279(M+)。
工程2)2,4,6-トリメチルベンジルアミン塩酸塩の製造
実施例52の工程1のフタルイミド(5.52g、19.8ミリモル)、エタノー
ル(90mL)およびヒドラジン一水和物(2.97g、59.4ミリモル)を1
.3時間還流した。室温に冷却した後、この混合物を濾過し、不溶物をエタノー
ル(3×50mL)ですすいだ。合わせた濾液およびすすぎ液から溶媒を除去し
、残渣を酢酸エチルに溶解した。この溶液を10%(w/v)Na2CO4水溶液、
水で洗浄し、乾燥させた。溶媒を除去して、黄色の油状物2.68gを得た。
上記の油状物をジエチルエーテルに溶解し、濾過し、塩化水素含有イソプロパ
ノールを加えて、固形物を得た。これを採取し、ジエチルエーテルですすぎ、乾
燥させた。この粗製塩を、数滴の塩化水素含有イソプロパノールの存在下で、無
水エタノールから再結晶し、ジエチルエーテルで洗浄し、乾燥させて、オフホワ
イト色の塩酸塩1.25g(37%)を得た。融点>320℃(分解)(文献の融点3
15℃(分解)(アール・シー・ヒューソン(R.C.Fuson)およびジェイ・ジェイ・
デントン(J.J.Denton)、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエ
ティ(J.Am.Chem.Soc.),63,654(1941));1H NMR(DMSO-d6)δ8.05(
s,br,3H),6.90(s,2H),2.34(s,6H),2.21(S,3H)
ppm;IR(KBr):2900br,1880br cm-1;MS(m/z)14
9(M+)。
工程3)3-tert-ブチルアミノ4-(2,4,6-トリメチル-ベンジルアミノ)-シ
クロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(10mL)、実施例52の工程2の2,4,6-トリメチル
ベンジルアミン塩酸塩(0.610g、3.29ミリモル)、トリエチルアミン(0
.334g、3.3ミリモル)および3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミノ-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.741g、3.29ミリモル、実施例44)を
共に室温で約65時間攪拌した。溶媒を除去した後、残渣を水、ジエチルエーテ
ルと共に摩砕し、乾燥させて、白色の固形物0.633gを得た。この物質をア
セトニトリルから3回再結晶して、表題化合物0.256g(25%)をクリーム
色の固形物として得た。融点309〜310℃(分解);1H NMR(DMSO-d6
)δ7.37(s,1H),7.24(m,1H),6.89(s,2H),4.74(d,
2H),2.30(s,6H),2.21(s,3H),1.34(s,9H)ppm;I
R(KBr):3280,1780,1660cm-1;MS(m/z)300(M+)。
HPLCは主要な成分(99%)を示す。
元素分析の結果(C18H24N2O2として)
計算値:C,71.97;H,8.05;N,9.33
実測値:C,72.05;H,8.02;N,9.32
実施例53 3-tert-ブチルアミノ-4-(2,6-ジクロロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(10mL)中における実施例48の工程2の2,6-ジク
ロロベンジルアミン塩酸塩(1.06g、5.0ミリモル)に、トリエチルアミン
(0.505g、5.0ミリモル)を加えた後、3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミ
ノ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.13g、5.0ミリモル、実施例44)
を加え、攪拌を約16時間継続した。この反応混合物から溶媒を除去し、残渣を
水、ジエチルエーテルと共に摩砕し、乾燥させた。こうして単離した白色の固形
物をメタノールから2回結晶化させて、表題化合物0.623g(38%)を白色
の固形物として得た。融点265〜266℃(分解)(軟化点263℃);1H NM
R(DMSO-d6)δ7.55(d,2H),7.49(br m,1H),7.42(m
,2H),5.05(d,2H),1.34(s,9H)ppm;IR(KBr):31
85,1785,1660cm-1;MS(m/z)326/328/330(M+)。
HPLCは主要な成分(99.9%)を示す。
元素分析の結果(C15H16N2O2として)
計算値:C,55.06;H,4.93;N,8.56
実測値:C,54.70;H,4.84;N,8.45
実施例54 3-ブトキシ-4-(1-エチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(8mL)中における3,4-ジブトキシ-3-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオン(2.26g、10ミリモル)および1-エチルプロピルア
ミン(0.872g、10ミリモル)の溶液を室温で2.5時間攪拌した。溶媒を
除去した後に残る残渣をクロロホルムに溶解し、この溶液を水で洗浄し、無水N
a2SO4で乾燥させた。溶媒を除去して、ロウ状の固形物を得た。これをシリカ
によるクロマトグラフィー(フラッシュ、クロロホルム/ヘキサン)に付した。
適当な画分から単離した固形物をヘキサンから2回再結晶して、表題化合物0.
896g(37%)を得た。融点65〜66℃;1H NMR(DMSO-d6)δ8.6
3および8.40(2つのd,1H,回転異性体),4.64(m,2H),3.74
および3.30(2つのm,1H,回転異性体),1.71(m,2H),1.54(m
,2H),1.39(m,4H),0.90(m,3H),0.82(m,6H)ppm;
IR(KBr):3140,1790,1720cm-1;MS(m/z)239(M+)
。
元素分析の結果(C13H21NO2として)
計算値:C,65.25;H,8.85;N,5.85
実測値:C,65.37;H,9.07;N,5.87
実施例55 3-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリル
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例50の工程4と同様の方法で
製造し、3-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シク
ロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリル・0.03エタノ
ール付加物を白色の固形物として得た。融点244〜247℃。
実施例56 3-{[2-(1-エチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリル
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例50の工程4と同様の方法で
製造し、3-{[2-(1-エチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-
エニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリルを白色の固形物として得た。
融点248〜250℃。
実施例57 3-(3,4-ジメトキシ-ベンジルアミノ)-4-(1-エチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例51と同様の方法で製造し、
3-(3,4-ジメトキシ-ベンジルアミノ)-4-(1-エチル-プロピルアミノ)-シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオンを白色の固形物として得た。融点223〜224
℃。
実施例58 3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4,6-トリメトキシ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質および溶媒としてピリジンを用いて、実施例4
7の工程3と同様の方法で製造し、3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4,6-トリメ
トキシ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを白色の固形物とし
て得た。融点では部分的に融解し、225.5〜227.0℃で再び固化した後、
294〜306℃で分解する。実施例59 3-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)- メチル]-5-メチル-ベンゾニトリル
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例45と同様の方法で製造し、
3-[(tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)-メチル
]-5-メチル-ベンゾニトリルを白色の固形物として得た。融点253〜255℃
。
実施例60 3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4-ジメトキシ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例47の工程3と同様の方法で
製造し、3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4-ジメトキシ-ベンジルアミノ)-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオンを白色の固形物として得た。融点225〜226℃
。
実施例61 3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4-ジフルオロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例57と同様の方法で製造し、
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,4-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンを白色の固形物として得た。融点227〜228℃(分解)。
実施例62 3-tert-ブチルアミノ-4-(2,6-ジフルオロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例51と同様の方法で製造し、
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,6-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンをオフホワイト色の固形物として得た。融点269℃(分解)
。
実施例63 3-tert-ブチルアミノ-4-(2,3-ジメトキシ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例51と同様の方法で製造し、
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,3−ジメトキシ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3
-4エン-1,2-ジオンを白色の固形物として得た。融点215〜216℃(分解)
。
実施例64 3-tert-ブチルアミノ-4-(2,5-ジフルオロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例51と同様の方法で製造し、
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,5-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンをオフホワイト色の固形物として得た。融点273〜274
℃(分解)。
実施例65 3-tert-ブチルアミノ-4-(3,5-ジメトキシ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例51と同様の方法で製造し、
3-tert-ブチルアミノ-4-(3,5-ジメトキシ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンを白色の固形物として得た。融点222〜223℃。
実施例66 3-tert-ブチルアミノ-4-(2,3-ジメチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例51と同様の方法で製造し、
3-tert-ブチルアミノ-4-(2,3-ジメチル-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エ
ン-1,2-ジオンを白色の固形物として得た。融点237〜239℃。
実施例67 4-[(2-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)- メチル]-3-エチル-ベンゾニトリル
工程1)3-エトキシ-4-(2-エチル-4-シアノ-ベンジルアミノ)-シクロブタ
-3-エン-1,2-ジオンの製造
4-シアノ-2-エチルベンズアルデヒドオキシム(0.17g、0.98ミリモ
ル、ジョーラッド(Jolad)らの方法で合成、オーガニック・シンセシーズ・コレ
クション(Org.Syntheses,Coll.),Vol.V,139(1973)、実施例72の工程1)を
氷酢酸に溶解した。亜鉛末(0.13g、2.0ミリモル)を加えた。このスラリ
ーを50℃で30分間加熱した後、さらに亜鉛末(0.13g、2.0ミリモル)
を加えた。このスラリーを60℃で30分間加熱した。この反応混合物を冷却し
、
4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオン(0.14mL、0.95ミリモル
)で処理し、この溶液を真空下(100mm)で一晩放置した。得られた赤味を
帯びた残渣を、4-シアノ-2-エチルベンズアルデヒドオキシム(0.17g、0
.98ミリモル)を用いた別の同様の反応からの粗生成物と合わせた。合わせた
残渣をヘキサン中の5%酢酸エチルと共に6回摩砕して、淡桃色の固形物0.4
7g(90%)を得た。1H NMR(DMSO-d6)δ9.28および9.05(2つ
のbr m,1H,回転異性体),7.68(m,2H),7.43(m,1H),4.
90〜4.50(m,4H),2.67(m,2H),1.37および1.25(2つの
t,3H,回転異性体),1.16(t,3H)ppm;MS(m/z)284(M+)
。
工程2)4-[(2-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ
)-メチル]-3-エチル-ベンゾニトリル
実施例67の工程1の生成物(0.18g、0.63ミリモル)およびn-ブチ
ルアミン(0.15mL、1.55ミリモル)を無水エタノール(3.5mL)お
よびジクロロメタン(2mL)に入れた。この清澄な溶液を室温で24時間放置
した。得られた固形物スラリーを濾過し、ヘキサン:酢酸エチル(1:1)です
すぎ、乾燥させて、表題化合物0.10g(50%)を白色の固形物として得た。1
H NMR(DMSO-d6)δ7.70(重複するmおよびbr m,3H),7.45
(d,1H),7.38(br m,1H),4.83(d,2H),3.90(q,2H)
,2.69(q,2H),1.49(5重項,2H),1.29(6重項、2H),1.1
7(t,3H),0.88(t,3H)ppm;IR(KBr):3280,2950
,2200,1800,1650cm-1;MS(m/z)311(M+)。
元素分析の結果(C18H21N3O2として)
計算値:C,69.43;H,6.80;N,13.49
実測値:C,68.67;H,6.72;N,13.33
実施例68 3-エチル-4-[(2-イソプロピルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ- 1-エニルアミノ)-メチル-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例67の工程2に記載の方法に従って製造した。無水エタ
ノール(3.5mL)およびジクロロメタン(2mL)中における実施例67の
工程1の生成物(0.18g、0.63ミリモル)およびイソプロピルアミン(0
.13mL、1.55ミリモル)から、表題化合物0.17g(89%)を淡橙色の
固形物として得た。1H NMR(DMSO-d6)δ7.70(m,2H),7.65(
br m,1H),7.46(d,1H),7.41(br m,1H),4.83(d,
2H),3.30(m,1H),2.69(q,2H),1.19(重複するdおよびt
、9H)ppm;IR(KBr):3280,2960,2200,1800,1
650cm-1;MS(m/z)297(M+)。
元素分析の結果(C17H19N3O2として)
訃算値:C,68.67;H,6.44;N,14.13
実測値:C,68.47;H,6.43;N,14.21
実施例69 3-エチル-4-{[(2-(1-エチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ- 1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例67の工程2に記載の方法に従って製造した。無水エタ
ノール(3.5mL)およびジクロロメタン(2mL)中における実施例67の
工程1の生成物(0.18g、0.63ミリモル)および1-エチルプロピルアミ
ン(0.18mL、1.55ミリモル)から、表題化合物0.16g(76%)をオ
フホワイト色の固形物として得た。1H NMR(DMSO-d6)δ7.70(m,2
H),7.59(br m,1H),7.46(d,1H),7.23(br d,1H),
4.85(d,2H),3.30(m,1H),2.69(q,2H),1.56(m、2
H),1.43(m,2H),1.17(t,3H),0.85(t,6H)ppm;IR
(KBr):3180,2970,2210,1795,1650cm-1;MS(m
/z)325(M+)。
元素分析の結果(C19H23N3O2として)
計算値:C,70.13;H,7.12;N,12.91
実測値:C,69.66;H,7.06;N,12.89
実施例70 4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)- メチル]-3-エチル-ベンゾニトリル
t-ブチルアミン(8mL)中における実施例67の工程1の生成物(0.45
g、1.58ミリモル)をアルゴン下、80℃で2時間加熱した。この反応混合
物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルと共に摩砕して、固形
物0.25gを得た。これをさらにクロマトグラフィー(シリカゲル、ジクロロ
メタン中の3%メタノール)で精製した。得られた固形物をヘキサン中の10%
酢酸エチルに懸濁し、濾過し、ヘキサン中の10%酢酸エチルですすいで、淡黄
色の固形物0.18g(37%)を得た。融点224〜228℃(軟化点229℃)
;1H NMR(DMSO-d6)δ7.76-7.69(m,3H),7.57(br s
,1H),7.47(br d,1H),4.85(d,2H),2.69(q,2H),
1.36(s,9H),1.18(t,3H)ppm;IR(KBr):3210,29
80,2210,1790,1650cm-1;MS(m/z)311(M+)。
元素分析の結果(C18H21N3O2として)
計算値:C,69.43;H,6.80;N,13.49
実測値:C,69.12;H,6.79;N,13.69
実施例71 4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-
シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-3-エチル-ベンゾニトリル
工程1)4-シアノ-2-エチルベンズアルデヒドオキシムの製造
4-シアノ-2-エチルベンズアルデヒドオキシムは、ジョーラッド(Jolad)らの
方法(オーガニック・シンセシーズ・コレクション(Org.Syntheses,Coll.),Vo
l.V,139(1973))で製造した。水(39mL)中におけるパラホルムアルデヒド(
2.8g、93ミリモル)およびヒドロキシルアミン塩酸塩(6g、86ミリモ
ル)の混合物を500mLの3つ口フラスコ中で加熱した。清澄で無色の溶液が
得られたら、酢酸ナトリウム三水和物(11.8g、87ミリモル)を加えた。
この溶液を15分間加熱した後、氷-塩浴で約5〜10℃に冷却した。この溶液
に、水(42mL)中における硫酸銅(0.97g、6.08ミリモル)、亜硫酸ナ
トリウム(0.23g、1.82ミリモル)および酢酸ナトリウム三水和物(37
g、272ミリモル)を加えた。得られた緑色の溶液を約5〜10℃の内部温度
に冷却した。4-アミノ-3-エチルベンゾニトリルのジアゾニウム塩溶液を予め
以下のようにして製造した。4-アミノ-3-エチルベンゾニトリル(8.32g、
57ミリモル)、濃塩酸(13.2mL)、氷(23g)および水(11.6mL)
の混合物を氷-塩浴で冷却した。10℃以下の内部温度を維持しながら、水(5.
8mL)中における亜硝酸ナトリウム(4.2g、61ミリモル)の溶液を滴下
した。得られたスラリーを5〜10℃でさらに15分間攪拌した。次いで、水(
8.1mL)における酢酸ナトリウム三水和物(5.1g、37ミリモル)の溶液
を加えた。このジアゾニウム塩の溶液を、10%ホルムアルドキシム溶液表面下
、サイホンで抜き取った。この反応混合物を激しく攪拌し、氷-塩浴が融解する
につれて、徐々に室温に加温した。2時間後、この反応混合物を食塩水(100
mL)で希釈し、ジクロロメタン(2×400mL)で抽出し、Na2SO4で乾
燥させた。クロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル(7:1))で
精製して、固形物2.97g(30%)を得た。1H NMR(DMSO-d6)δ11.
80(s,1H),8.45(s,1H),8.00-7.60(m,3H),2.90(m
,2H),1.20(m,3H)。
工程2)4-シアノ-2-エチルベンジルアルコールの製造
実施例71の工程1の生成物(2.9g、17ミリモル)および2N塩酸(1
42mL)を室温で攪拌した。アセトン(100mL)を加えて、均質な溶液を
得た。5日後、この反応混合物を酢酸エチル(500mL)で希釈し、水層が飽
和するまで固体塩化ナトリウムを加えた。室温で1時間攪拌した後、酢酸エチル
層を分離し、Na2SO4で乾燥させた。減圧下で濃縮して、固形物7gを得た。
これをクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン、次いでヘキサン:酢酸エチ
ル(8:1))に付した。こうして、4-シアノ-2-エチルベンズアルデヒド2.0
g(75%)を得た。これはさらに精製することなく用いた。メタノール(63m
L)中における4-シアノ-2-エチルベンズアルデヒド(0.48g、13ミリモ
ル)を0℃に冷却した。固体ホウ水素化ナトリウム(2.0g、13ミリモル)
を加えた。この反応混合物を0℃で1時間攪拌した。さらにホウ水素化ナトリウ
ム(0.48g、13ミリモル)を加え、この反応混合物を0℃で40分間攪拌
した。さらにホウ水素化ナトリウム(0.48g、13ミリモル)を加え、この
反応混合物を0℃で20分間攪拌した。次いで、氷浴を取り外し、この反応混合
物を室温で1時間攪拌した。次いで、水(28mL)を加え、この反応混合物を
室温で24時間攪拌した。次いで、この溶液を酢酸エチル(100mL)で希釈
し、2つの部分に分割した。これらを、各々、酢酸エチル(300mL)および
食塩水(40mL)で抽出した。合わせた酢酸エチル層を減圧下で濃縮し、得ら
れた残渣をクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:酢酸エチル(7:1)、
次いでヘキサン:酢酸エチル(3:1))に付して、固形物1.53g(75%)を
得た。1H NMR(DMSO-d6)δ7.70-7.50(m,3H),5.39(br
m,1H),4.59(s,2H),2.60(q,2H),1.18(t,3H)。
工程3)N-(4-シアノ-2-エチルベンジル)フタルイミドの製造
実施例71の工程2の生成物(0.95g、5.9ミリモル)、フタルイミド(1.
05g、7.1ミリモル)、トリフェニルホスフィン(1.85g、7.1ミリモル
)およびテトラヒドロフラン(39mL)を混合し、氷浴で0℃に冷却した。ジ
エチルアゾジカルボキシレート(1.09mL、6.9ミリモル)を滴下した。氷
浴が融解するにつれて、この反応混合物を室温に加温した。24時間後、この反
応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残渣をクロマトグラフィー(シリカゲル;
ヘキサン:酢酸エチル(5:1)、ヘキサン:酢酸エチル(3:1)、次いでヘキサ
ン:酢酸エチル(2:1))に付して、固形物1.85g(108%)を得た。1HN
MR(DMSO-d6)δ8.00-7.80(m,4H),7.70(s,1H),7.5
9(d,1H),7.30(d,1H),4.86(s,2H),2.81(q,2H),
1.22(t,3H)。
工程4)4-シアノ-2-エチルベンジルアミンの製造
実施例71の工程3の生成物(1.73g、6.0ミリモル)、35%ヒドラジ
ン(1.07mL、12ミリモル)および無水エタノール(105mL)をアル
ゴン下で混合し、65℃で3時間加熱した。次いで、この反応物を85℃で5時
間加熱した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、無水エタノール(35mL)に
再び懸濁し、濾過し、無水エタノール(2×30mL)ですすいだ。減圧下で濃
縮して、固形物を得た。これを酢酸エチル(100mL)に懸濁し、濾過した。
濾液を減圧下で濃縮して、湿った固形物0.77g(81%)を得た。1H NMR(
CDCl3)δ7.50(m,3H),3.94(s,2H),2.70(m,2H),1.
43(br m,2H),1.21(t,3H)。
工程5)4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シ
クロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-3-エチル-ベンゾニトリル
実施例71の工程4の生成物(0.21g、1.3ミリモル)を無水エタノール
(5.5mL)に入れた。(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.3g、1.3ミリモル、エタノ
ール中における3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオンおよび(R)-2
-アミノ-3,3-ジメチルブタンから実施例48と同様の方法で製造)を加えた後
、ジクロロメタン(5mL)を加えた。この清澄な溶液を室温で5日間攪拌した
。この反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた固形物をクロマトグラフィー(シ
リカゲル;ジクロロメタン中の1%メタノール、次いでジクロロメタン中の3%
メタノール)に付した。こうして、表題化合物の(R)-異性体0.19g(43%)
を淡い黄褐色の固形物として得た。融点208〜212℃;[α]25 D=+13.4
4°(8.6mg/mL,DMSO);1H NMR(DMSO-d6)δ7.71(m,2
H),7.60(br m,1H),7.48(br d,1H),7.27(br d,1
H),4.85(m,2H),3.90(m,1H),2.69(q,2H),1.17(t
,3H),1.10(d,3H),0.86(s,9H)ppm;IR(KBr):32
00,2970,2230,1800,1650cm-1;MS(m/z339(M+
)。
元素分析の結果(C20H25N3O2として)
計算値:C,70.77;H,7.42;N,12.38
実測値:C,70.05;H,7.29;N,12.13
実施例72 3-(2-クロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例71の工程5に記載の方法に従って製造した。無水エタ
ノール(2.7mL)中における(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プ
ロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.3g、1.3ミリモル)
および2-クロロ-6-メチルベンジルアミン(0.2g、1.3ミリモル)から固形
物を得た。これをアセトニトリル(4mL)で希釈し、濾過し、アセトニトリル
(2×2mL)ですすぎ、乾燥させた。こうして、表題化合物の(R)-異性体0.
42g(96%)を白色の固形物として得た。融点288〜292℃(分解);[α]25 D
=+24.92°(10.0mg/mL、DMSO);1H NMR(DMSO-d6)
δ7.40-7.20(m,4H),7.15(br d,1H),4.93(m,2H),
3.90(m,1H),2.40(s,3H),1.09(d,3H),0.85(s,9
H)ppm;IR(KBr):3150,2980,2230,1800,165
0cm-1;MS(m/z)334/336(M+)。
元素分析の結果(C18H23ClN2O2として)
計算値:C,64.57;H,6.92;N,8.37
実測値:C,64.28;H,6.76;N,8.16実施例73 ( R)-3-クロロ-4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
2-クロロ-4-シアノ-ベンジルアミン(0.30g、1.80ミリモル、実施例
45の工程3)および(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.406g、1.80ミリモル)を
エタノール(10mL)中、70℃で18時間攪拌した。この反応物を冷却し、
ジエチルエーテルで希釈した。濾過して、(R)-3-クロロ-4-{[3,4-ジオキソ
-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-1-エニルアミノ]-
メチル}-ベンゾニトリル0.49g(79%)を得た。これは白色の固形物として
採取した。融点237〜241℃;[α]25 D=+27.30°(10.99mg/m
L、DMSO);1H NMR(DMSO-d6)δ8.10(d,1H),7.89(dd
,1H),7.68(m,1H),7.69(d,1H),7.36(br d,1H),
4.87(m,2H),3.90(m,1H),1.12(d,3H),0.86(s,9
H)ppm;IR(KBr):3100,2950,2250,1800cm-1;
MS(m/z)345/347(M+)。
元素分析の結果(C18H20ClN3O2として)
計算値:C,62.52;H,5.83;N,12.15
実測値:C,62.78;H,6.17;N,11.90
実施例74 3-tert-ブチルアミノ-4-(2-クロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
無水エタノール(147mL)中における3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン
-1,2-ジオン(5g、29ミリモル)および2-クロロ-6-メチルベンジルアミ
ン(4.57g、29ミリモル)の混合物を室温で4日間放置した。この反応混
合物を減圧下で濃縮し、ジクロロメタン(200mL)に懸濁した。このスラリ
ーを室温で18時間攪拌し、濾過し、ジクロロメタンですすぎ、減圧下で濃縮し
て、固形物6.42g(78%)を得た。この固形物の一部、3-(2-クロロ-6-メ
チル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.4
g、1.43ミリモル)をt-ブチルアミン(4mL)およびジクロロメタン(4
mL)に入れ、室温で6日間放置した。固形物を濾過し、酢酸エチルで数回すす
ぎ、乾燥させた。こうして、表題化合物0.31g(71%)を白色の固形物とし
て得た。融点254〜257℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.46(br s
,1H),7.42(br t,1H),7.38-7.22(m,3H),4.93(d
,2H),2.40(s,3H),1.34(s,9H)ppm;IR(KBr):32
00,2960,1790,1650cm-1;MS(m/z)306/308(M+)
。
元素分析の結果(C16H19ClN2O2として)
計算値:C,62.64;H,6.24;N,9.13
実測値:C,62.40;H,6.29;N,9.08
実施例75 3-(2-クロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
3-(2-クロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3-エン
-1,2-ジオン(0.4g、1.43ミリモル)を1,1-ジメチルプロピルアミン
(5mL)およびジクロロメタン(2mL)中に入れ、14時間還流した。溶媒
を減圧下で除去して、固形物0.37gを得た。これをイソプロパノールに入れ
、濾過し、減圧下で濃縮した。これを酢酸エチルで繰り返した。残渣を水中の5
%エタノールに入れ、濾過し、水ですすいだ後、酢酸エチルですすぎ、真空下(
0.4mm、70℃)で乾燥させて、表題化合物0.27g(59%)を固形物とし
て得た。融点224〜226℃(軟化点192℃);1H NMR(DMSO-d6)δ
7.44(br t,1H),7.39-7.22(m,4H),4.93(d,2H),2
.40(s,3H),1.65(q,2H),1.28(s,6H),0.80(t,3H)
ppm;IR(KBr):3200,2970,1800,1650cm-1;MS
(m/z)320/322(M+)。
元素分析の結果(C17H21ClN2O2として)
計算値:C,63.65;H,6.60;N,8.73
実測値:C,63.37;H,6.56;N,8.58
実施例76 3-クロロ-4-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリル
工程1)3-(2-クロロ-4-シアノ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンの製造
氷酢酸(12.3mL)中における2-クロロ-4-シアノ-6-メチルベンズアル
デヒドオキシム(1.2g、6.2ミリモル、実施例71の工程1の方法に従って
製造)に、亜鉛末(1.6g、24ミリモル)を加えた。このスラリーを沸騰す
るまで加熱した。泡立ちが止んだら、さらに亜鉛末(1.6g、24ミリモル)
を加え、このスラリーを沸騰するまで加熱した。この反応物が室温まで冷めたら
、
ぎ、減圧下で濃縮した。得られた残渣を3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,
2-ジオン(0.9mL、6.2ミリモル)および無水エタノールと混合した後、
室温で18時間放置した。固形の沈殿物を濾過し、酢酸エチルですすいで、固形
物0.51gを得た。この固形物をジクロロメタンに溶解し、濾過し、ジクロロ
メタンですすぎ、濾液を減圧下で濃縮して、固形物0.19gを得た。1H NM
R(DMSO-d6)δ8.97および8.74(br m,1H,回転異性体),7.9
2(s,1H),7.74(s,1H),4.93(br m,1H),4.78-4.60
(br m,3H),2.43(s,3H),1.36(br m,3H)ppm;MS(
m/z)304/306(M+)。
工程2)3-クロロ-4-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオキ
ソ-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリル
実施例76の工程1の生成物(0.24g、0.79ミリモル)を1,1-ジメチ
ルプロピルアミン(5mL)およびジクロロメタン(3mL)に入れ、8時間還
流した。溶媒を減圧下で除去して、固形物を得た。これを酢酸エチルに入れ、濾
過し、酢酸エチルですすぎ、真空下(0.4mm、70℃)で乾燥させた。こう
して、表題化合物0.17g(62%)を固形物として得た。融点258〜262
℃(分解);1H NMR(DMSO-d6)δ7.99(s,1H),7.78(s,1H)
,7.51(br t,1H),7.35(s,1H),4.98(d,2H),2.4
6(s,3H),1.66(q,2H),1.29(s,6H),0.80(t,3H)p
pm;IR(KBr):3200,2980,2200,1800,1650cm-1
;MS(m/z)345/347(M+)。
元素分析の結果(C18H20ClN3O2として)
計算値:C,62.52;H,5.83;N,12.15
実測値:C,62.74;H,5.87;N,12.15実施例77 3-クロロ-4-{[4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-5-メチル-ベンゾニトリル
実施例76の工程1の生成物(0.19g、0.62ミリモル)および(R)-2-
アミノ-3,3-ジメチルブタン(無水エタノール中の0.2M溶液4.7mL)0.
94ミリモル)を室温で2日間撹拌した。このスラリーを濾過し、アセトニトリ
ル(3×3mL)ですすぎ、乾燥させた。こうして、表題化合物の(R)-性体0.
15g(67%)を白色の固形物として得た。融点>300℃;1H NMR(DM
SO-d6)δ7.98(s,1H),7.77(s,1H),7.38(br m,1H)
,7.18(br d,1H),4.97(m,2H),3.90(m,1H),2.46(
s,3H),1.08(d,3H),0.84(s,9H)ppm;IR(KBr):3
180,2980,2250,1800,1640cm-1;MS(m/z)359/
361(M+)。
元素分析の結果(C19H22ClN3O2・0.04CH2Cl2として)
計算値:C,62.95;H,6.13;N,11.57
実測値:C,62.18;H,6.09;N,11.28
実施例78 3-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例76に記載の方法に従って製造した。無水エタノール(
25mL)中における4-ブロモ-2,6-ジメチルベンズアルデヒドオキシム(1.
13g、4.95ミリモル)、2つの部分の亜鉛末(1.3g、20ミリモル)、氷
酢酸(19.8mL)、および引き続いて3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,
2-ジオン(0.73mL、4.94ミリモル)から、シリカゲルによるクロマト
グラフィー(ヘキサン:酢酸エチル(1:0.3)、ジクロロメタン中の3%メタ
ノール)に付した後に、固形物1.11g(66%)を得た。この固形物の一部、
3-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオン(0.4g、1.18ミリモル)および(R)-2-アミ
ノ-3,3-ジメチルブタン(無水エタノール中の0.2M溶液20mL、4.0ミ
リモル)およびジクロロメタン(15mL)から、室温で4日後に、固形物を得
た。これを濾過し、無水エタノールですすぎ、0.4mm、40℃で乾燥させた
。こうして、表題化合物の(R)-異性体0.23g(50%)を白色の固形物として
得た。融点>300℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.32(s,2H),7.1
8(br m,1H),7.08(br d,1H),4.76(d,2H),3.89(m
,1H),2.35(s,6H),1.09(d,3H),0.85(s,9H)ppm;
IR(KBr):3160,2950,1800,1650cm-1;MS(m/z)
392/394(M+)。
元素分析の結果(C19H25BrN2O2として)
計算値:C,58.02;H,6.41;N,7.12
実測値:C,57.91;H,6.25;N,7.00
実施例79 3-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-tert-ブチルアミノ- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
3-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3
-エン-1,2-ジオン(0.49g、1.45ミリモル)、t-ブチルアミン(26mL
)およびジクロロメタン(8mL)の溶液を室温で18時間放置した後に、8時
間還流した。生じた固形物を濾過し、アセトニトリルですすぎ、0.4mm、4
0℃で乾燥させた。こうして、表題化合物0.33g(62%)をオフホワイト色
の固形物として得た。融点267〜271℃(分解);1H NMR(DMSO-d6)
δ7.40(br s,1H),7.32(s,2H),7.30(br t,1H),4.
76(d,2H),2.34(s,6H),1.34(s,9H)ppm;IR(KBr)
:3200,2980,1790,1650cm-1;MS(m/z)364/366
(M+)。
元素分析の結果(C17H21BrN2O2として)
計算値:C,55.90;H,5.80;N,7.67
実測値:C,55.65;H,5.63;N,7.63実施例80 3-(4-ブロモ-2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例75に記載の方法に従って製造した。3-(4-ブロモ-2
,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
(0.2g、0.59ミリモル)、1,1-ジメチルプロピルアミン(5mL)、アセ
トニトリル(10mL)およびジクロロメタン(10mL)から、室温で7日後
に、8時間還流し、溶媒を減圧下で除去して、固形物0.31gを得た。これを
水中の5%エタノールに入れ、濾過し、水、次いで酢酸エチルですすぎ、0.4
mm、70℃で乾燥させて、表題化合物0.16g(71%)を固形物として得た
。融点246〜250℃(分解)(軟化点240℃);1H NMR(DMSO-d6)δ
7.38-7.30(δ7.32に重複するsを有するm,3H),7.26(br s
,1H),4.76(d,2H),2.34(s,6H),1.65(q,2H),1.2
8(s,6H),0.80(t,3H)ppm;IR(KBr):3200,2980
,1800,1650cm-1;MS(m/z)378/380(M+)。
元素分析の結果(C18H23BrN2O2として)
計算値:C,57.00;H,6.11;N,7.39
実測値:C,56.55;H,6.08;N,7.34実施例81 3-(2-クロロ-4,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例76に記載の方法に従って製造した。無水エタノール(
180mL)中における2-クロロ-4,6-ジメチルベンズアルデヒドオキシム(
6.63g、36ミリモル)、亜鉛末(9.4g、144ミリモル)、氷酢酸(72
mL)および3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオン(5.3mL、3
6ミリモル)から、シリカゲルによるクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチ
ル、次いでジクロロメタン中の5%メタノール)に付した後、ヘキサン中のオ1
0%酢酸エチルと共に摩砕して、固形物5.32g(50%)を得た。この固形
物の一部、3-(2-クロロ-4,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.4g、1.36ミリモル)および(R)-2-ア
ミノ-3,3-ジメチルブタン(無水エタノール中の0.2M溶液8.2mL、1.6
4リモル)およびジクロロメタン(3mL)から、室温で4日後に、固形物を得
た。これを濾過し、酢酸エチルですすぎ、乾燥させた。こうして、表題化合物の
(R)-異性体0.36g(76%)を白色の固形物として得た。融点>300℃;1
H NMR(DMSO-d6)δ7.26(br s,1H),7.19(s,1H),7.
14(br d,1H),7.05(s,1H),4.88(d,2H),3.90(m,1
H),2.35(s,3H),2.26(s,3H),1.08(d,3H),0.84(s
,9H)ppm;IR(KBr):3170,2970,1800,1650cm- 1
;MS(m/z)348/350(M+)。
元素分析の結果(C19H25ClN2O2として)
計算値:C,65.41;H,7.22;N,8.03
実測値:C,64.55;H,7.15;N,7.86
実施例82 3-tert-ブチルアミノ-4-(2-クロロ-4,6-ジメチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例79に記載の方法に従って製造した。3-(2-クロロ-4
,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
(0.40g、1.36ミリモル)、t-ブチルアミン(2.7mL)およびジクロロ
メタン(1mL)から、室温で4日後に、固形物を得た。これを濾過し、酢酸エ
チルですすぎ、乾燥させた。こうして、表題化合物0.28g(64%)を白色の
固形物として得た。融点292〜294℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.4
6(br m,1H),7.38(br t,1H),7.19(s,1H),7.06(s
,1H),4.87(d,2H),2.35(s,3H),2.26(s,3H),1.3
4(s,9H)ppm;IR(KBr):3200,2980,1790,1650
cm-1;MS(m/z)320/322(M+)。
元素分析の結果(C17H21ClN2O2として)
計算値:C,63.65;H,6.60;N,8.73
実測値:C,63.55;H,6.61;N,8.93
実施例83 3-(2-クロロ-4,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例75に記載の方法に従って製造した。3-(2-クロロ-4
,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
(0.40g、1.36ミリモル)、1,1-ジメチルプロピルアミン(2.7mL)
およびジクロロメタン(1mL)から、室温で4日後に、溶液を得た。これを減
圧下で濃縮して、固形物0.34gを得た。この固形物をイソプロパノール、次
いでヘキサンで洗浄し、0.4mm、70℃で乾燥させて、表題化合物0.12g
(26%)を白色の固形物として得た。融点265〜271℃(分解);1H NMR
(DMSO-d6)δ7.41(t,1H),7.32(s,1H),7.19(s,1H)
,7.06(s,1H),4.89(d,2H),2.35(s,3H),2.26(s,
3H),1.65(q,2H),1.28(s,6H),0.80(t,3H)ppm;I
R(KBr):3190,2980,1800,1650cm-1;MS(m/z)3
34/336(M+)。
元素分析の結果(C18H23ClN2O2として)
計算値:C,64.57;H,6.92;N,8.37
実測値:C,63.81;H,7.26;N,8.48
実施例84 3-(2-クロロ-4,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(2,2,3,3,3- ペンタフルオロ-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
3-(2-クロロ-4,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3
-エン-1,2-ジオン(0.30g、1.02ミリモル)、2,2,3,3,3-ペンタフ
ルオロプロピルアミン(2.4mL)、無水エタノール(2mL)およびジクロロ
メタン(2mL)の溶液から、室温で6日後に、溶液を得た。これを減圧下で濃
縮し、ジクロロメタンと共に摩砕して、表題化合物0.10g(25%)を白色
の固形物として得た。融点273〜275℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.
64(br m,1H),7.55(br m,1H),7.19(s,1H),7.05(
s,1H),4.87(d,2H),4.43(dt,2H),2.35(s,3H),2
.25(s,3H)ppm;IR(KBr):3200,2980,1810,16
70cm-1;MS(m/z)396/398(M+)。
元素分析の結果(C16H14ClF5N2O2として)
計算値:C,64.57;H,6.92;N,8.37
実測値:C,63.81;H,7.26;N,8.48
実施例85 2-クロロ-4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例76の工程1に記載の方法に従って製造した。無水エタ
ノール中における3-クロロ-4-シアノベンズアルデヒドオキシム(1.26g、
6.98ミリモル)、2つの部分の亜鉛末(1.83g、28ミリモル)、氷酢酸(1
3.9mL)および3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオン(1.0m
L、6.76ミリモル)から、シリカゲルによるクロマトグラフィー(ヘキサン
:酢酸エチル(1:0.3)、ジクロロメタン中の3%メタノール)に付した後に
、固形物1.64g(81%)を得た。実施例77に記載の方法に従って、この固
形物の一部、3-(3-クロロ-4-シアノ-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブ
タ-3-エン-1,2-ジオン(0.4g、1.38ミリモル)、(R)-2-アミノ-3,3-
ジメチルブタン(無水エタノール中の0.2M溶液20mL、4.0ミリモル)お
よびジクロロメタン(15mL)を室温で4日間放置した。生じた固形物を濾過
し、無水エタノールですすぎ、0.4mm、40℃で乾燥させた。こうして、表
題化合物の(R)-異性体0.25g(52%)を白色の固形物として得た。融点29
8〜300℃(分解);[α]25 D=+27.91°(10.0mg/mL,DMSO);1
H NMR(DMSO-d6)δ7.99(d,1H),7.71(重複するsおよびbr
m,2H),7.49(d,1H),7.33(br d,1H),4.81(m,2H)
,3.93(m,1H),1.11(d,3H),0.86(s,9H)pp
m;IR(KBr):3200,2960,2200,1800,1650cm-1;
MS(m/z)345/347(M+)。
元素分析の結果(C18H20ClN3O2として)
計算値:C,62.52;H,5.83;N,12.15
実測値:C,62.38;H,5.64;N,12.00
実施例86 4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)- メチル]-2-クロロ-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例79に記載の方法に従って製造した。3-(3-クロロ-4
-シアノ-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.
68g、2.34ミリモル)、t-ブチルアミン(6mL)およびジクロロメタン
(6mL)から、室温で4日後に、固形物を得た。これを濾過し、アセトニトリ
ルですすぎ、0.4mm、40℃で乾燥させた。こうして、表題化合物0.22g
(30%)を黄色の固形物として得た。融点276〜278℃(分解);1H NMR
(DMSO-d6)δ7.99(d,1H),7.84(br t,1H),7.72(d,1
H),7.61(br s,1H),7.49(dd,1H),4.81(d,2H),1.
36(s,9H)ppm;IR(KBr):3220,2950,2200,179
5,1650cm-1;MS(m/z)317/319(M+)。
元素分析の結果(C16H16ClN3O2として)
計算値:C,60.48;H,5.08;N,13.22
実測値:C,60.66;H,5.02;N,13.11
実施例87 2-クロロ-4-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)- 3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
無水エタノール中における3-(1,1-ジメチルプロピルアミノ)-4-エトキシ-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.51g、2.41ミリモル)および3-ク
ロロ-4-シアノベンジルアミン(3.65ミリモル)の溶液から、室温で24時
間後、8時間還流して、固形物を得た。これを濾過し、酢酸エチル、次いでヘキ
サンですすぎ、乾燥させた。こうして、固形物0.30gを得た。これを水中の
5%エタノールに懸濁し、濾過し、水中の5%エタノール、酢酸エチル、次いで
ヘキサンで順次すすぎ、0.4mm、室温で乾燥させて、表題化合物0.26g(
32%)を淡黄色の固形物として得た。融点267〜271℃;1H NMR(DM
SO-d6)δ7.99(d,1H),7.85(br t,1H),7.72(d,1H)
,7.49(dd,1H),7.47(br s,1H),4.81(d,2H),1.6
7(q,2H),1.30(s,6H),0.82(t,3H)ppm;IR(KBr):3
220,2980,2250,1800,1660cm-1;MS(m/z)332/
334([M+H]+)。
元素分析の結果(C17H18ClN3O2として)
計算値:C,61.54;H,5.47;N,12.66
実測値:C,60.91;H,5.21;N,12.54
実施例88 4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2-トリメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-2-エチル-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例67の工程1に記載の方法に従って製造した。無水エタ
ノール(100mL)中における3-エチル-4-シアノベンズアルデヒドオキシ
ム(0.88g、5.05ミリモル)、亜鉛末(1.32g、20ミリモル)、氷酢酸
(10mL)および3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオン(0.75
mL、5.07ミリモル)から、シリカゲルによるクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル(1:1)、ジクロロメタン中の5%メタノール)に付した後に、
固形物0.64g(45%)を得た。実施例77に記載の方法に従って、この固形
物の一部、3-エトキシ-4-(3-エチル-4-シアノ-ベンジルアミノ)-シクロブタ
-3-エン-1,2-ジオン(0.38g、1.34ミリモル)、(R)-2-アミノ-3,3-
ジメチルブタン(無水エタノール中の0.2M溶液10mL、2.0ミリモル)お
よびジクロロメタンを室温で24時間放置した。生じた固形物を濾過し、アセト
ニトリル(5×1mL)ですすぎ、乾燥させた。こうして、表題化合物の(R)-
異性体0.22g(48%)を白色の固形物として得た。融点251〜25
3℃;[α]25 D=+28.48°(4.2mg/mL,DMSO);1H NMR(DM
SO-d6)δ7.79(d,1H),7.68(br m,1H),7.44(s,1H),
7.34(d,1H),7.28(br d,1H),4.78(m,2H),3.91(b
r m,1H),2.79(q,2H),1.21(t,3H),1.10(d,3H),
0.85(s,9H)ppm;IR(KBr):3210,2980,2210,1
790,1650cm-1;MS(m/z)339(M+)。
元素分析の結果(C20H25N3O2として)
計算値:C,70.77;H,7.42;N,12.38
実測値:C,70.60;H,7.37;N,12.40
実施例89 4-[(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)- メチル]-2-エチル-ベンゾニトリル
この化合物は、実施例79に記載の方法に従って製造した。3-エトキシ-4-(
3-エチル-4-シアノ-ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.
28g、0.98ミリモル)、t-ブチルアミン(2mL)およびジクロロメタン
から、室温で24時間後に、固形物を得た。これを濾過し、アセトニトリル(5
×1mL)ですすぎ、乾燥させて、表題化合物0.16g(52%)を淡黄色の固
形物として得た。融点239〜242℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.83(
br m,1H),7.79(d,1H),7.58(br s,1H),7.45(s,
1H),7.34(dd,1H),4.78(d,2H),2.79(q,2H),1.3
5(s,9H),1.22(t,3H)ppm;IR(KBr):3300,3240
,2950,2200,1780,1650cm-1;MS(m/z)311(M+)。
元素分析の結果(C18H21N3O2として)
計算値:C,69.43;H,6.80;N,13.49
実測値:C,68.64;H,6.89;N,13.51
実施例90 3-(4-ブロモ-2-エチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例76に記載の方法に従って製造した。無水エタノール(
37mL)中における4-ブロモ-2-エチルベンズアルデヒドオキシム(1.67
g、7.32ミリモル)、2つの部分の亜鉛末(1.9g、29ミリモル)、氷酢酸
(14.6mL)および3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオン(1.
08mL、7.31ミリモル)から、シリカゲルによるクロマトグラフイー(ヘキ
サン:酢酸エチル(1:0.3)、ジクロロメタン中の5%メタノール)に付し、ヘ
キサン中の10%酢酸エチルと共に摩砕した後に、固形物1.08g(44%)を
得た。この固形物の一部、3-(4-ブロモ-2-エチル-ベンジルアミノ)-4-エト
キシ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.28g、0.83ミリモル)および
(R)-2-アミノ-3,3-ジメチルブタン(無水エタノール中の0.2M溶液20m
L、4.0ミリモル)およびジクロロメタン(2mL)から、室温で4日後に、
固形物を得た。これを濾過し、酢酸エチルですすぎ、0.4mm、40℃で乾燥
させた。こうして、表題化合物の(R)-異性体0.24g(73%)を白色の固形物
として得た。融点217〜224℃;[α]25 D=+10.52°(9.51mg/m
L,DMSO);1H NMR(DMSO-d6)δ7.50(br s,1H),7.46
-7.40(δ7.41に重複するsを有するm,2H),7.26(d,1H),7.
19(br d,1H),4.74(d,2H),3.90(m,1H),2.64(q,
2H),1.15(t,3H),1.09(d,3H),0.85(s,9H)ppm;I
R(KBr):3170,2980,1800,1650cm-1;MS(m/z)3
92/394(M+)。
元素分析の結果(C19H25BrN2O2として)
計算値:C,58.02;H,6.41;N,7.12
実測値:C,57.58;H,6.35;N,7.10
実施例91 3-(4-ブロモ-2-エチル-ベンジルアミノ)-4-tert-ブチルアミノ- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例79に記載の方法に従って製造した。3-(4-ブロモ-2
-エチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
(0.40g、1.18ミリモル)、t-ブチルアミン(5mL)およびジクロ
ロメタン(3mL)から、室温で4日後に、固形物を得た。これを濾過し、酢酸
エチルですすぎ、0.4mm、70℃で乾燥させた。こうして、表題化合物0.1
6g(37%)を淡黄色の固形物として得た。融点228〜232℃;1H NMR(
DMSO-d6)δ7.64(br t,1H),7.51(br s,1H),7.45-
7.40(δ7.43に重複するsを有するm,2H),7.26(d,1H),4.7
4(d,2H),2.64(q,2H),1.35(s,9H),1.15(t,3H)p
pm;IR(KBr):3210,2990,1800,1660cm-1;MS(
m/z)364/366(M+)。
元素分析の結果(C17H21BrN2O2として)
計算値:C,55.90;H,5.80;N,7.67
実測値:C,55.99;H,5.67;N,7.64
実施例92 3-(4-ブロモ-2-エチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例75に記載の方法に従って製造した。3-(4-ブロモ-2
-エチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.
4g、1.18ミリモル)、1,1-ジメチルプロピルアミン(5mL)およびジク
ロロメタン(2mL)から、室温で4日後に、減圧下で溶媒を除去して、固形物
を得た。これをアセトニトリルに入れ、濾過し、アセトニトリルですすぎ、0.
4mm、70℃で乾燥させて、表題化合物0.30g(67%)を白色の固形物と
して得た。融点182〜186℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.68(br
t,1H),7.45-7.40(δ7.43に重複するsを有するm,2H),7.3
8(br s,1H),7.25(d,1H),4.75(d,2H),2.64(q,2
H),1.66(q,2H),1.29(s,6H),1.15(t,3H),0.80(t
,3H)ppm;IR(KBr):3210,2980,1800,1650cm- 1
;MS(m/z)378/380(M+)。
元素分析の結果(C18H23BrN2O2として)
計算値:C,57.00;H,6.11;N,7.38
実測値:C,56.23;H,6.14;N,7.35
実施例93 4-[(1,1-ジメチル-プロピルアミノ-3,4-ジオキソ- シクロブタ-1-エニルアミノ)-メチル]-3-エチル-ベンゾニトリル
無水エタノール中における3-(1,1-ジメチルプロピルアミノ)-4-エトキシ-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.34g、1.61ミリモル)および4-シ
アノ-2-エチルベンジルアミン(7.7ミリモル)の溶液から、室温で9日後、
減圧下で溶媒を除去して、固形物を得た。この固形物をシリカゲルによるクロマ
トグラフィー(ジクロロメタン中の5%メタノール)に付して、残渣を得た。こ
れをアセトニトリルと共に摩砕し、濾過し、アセトニトリルですすぎ、乾燥させ
て、表題化合物0.31g(12%)をオフホワイト色の固形物として得た。融点
183〜186℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.80-7.70(δ7.75で
重複するbr tを有するm,3H),7.47(d,1H),7.43(br s,
1H),4.85(d,2H),2.69(q,2H),1.66(q,2H),1.30(
s,6H),1.17(t,3H),0.81(t,3H)ppm;IR(KBr):32
10,2980,2240,1800,1650cm-1;MS(m/z)326([
M+H]+)。
元素分析の結果(C19H23N3O2として)
計算値:C,70.13;H,7.13;N,12.91
実測値:C,70.18;H,6.99;N,12.82
実施例94 3-(5,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
工程1)3-(2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンの製造
この化合物は、実施例67の工程1に記載の方法に従って製造した。無水エタ
ノール中における2,6-ジメチルベンズアルデヒドオキシム(2.67g、18
ミリモル)、亜鉛末(4.68g、72ミリモル)、氷酢酸(35.7mL)および
3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオン(2.65mL、18ミリモル
)から、シリカゲルによるクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル(3:1)
、ジクロロメタン中の5%メタノール)に付した後に、固形物2.0g(43%)
を得た。1H NMR(DMSO-d6)δ8.90および8.70(br m,1H,回
転異性体),7.20-7.00(m,3H),4.90-4.50(m,4H),2.30
(s,6H),1.38(m,3H)ppm。
工程2)3-(2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プ
ロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例77に記載の方法で製造した。実施例94の工程1の生
成物(0.3g、1.16ミリモル)および(R)-2-アミノ-3,3-ジメチルブタ
ン(無水エタノール中の0.2M溶液26mL、5.2ミリモル)から、室温で2
4時間後、4〜5時間還流して、固形物を得た。これを濾過し、アセトニトリル
(3×3mL)ですすぎ、乾燥させて、表題化合物の(R)-異性体0.33g(9
0%)を白色の固形物として得た。融点298〜301℃(分解);[α]25 D=+1
5.38°(9.9mg/mL,DMSO);1H NMR(DMSO-d6)δ7.17(
br m,1H),7.16-7.05(m,4H),4.80(d,2H),3.90(m
,1H),2.35(s,6H),1.08(d,3H),0.84(s,9H)ppm;
IR(KBr):3150,2980,1800,1650cm-1;MS(m/z)
314(M+)。
元素分析の結果(C19H26N2O2として)
計算値:C,72.58;H,8.34;N,8.91
実測値:C,72.44;H,8.41;N,8.91
実施例95 3-tert-ブチルアミノ-4-(6-ジメチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例79に記載の方法に従って製造した。実施例94の工程
1の生成物(0.32g、1.23ミリモル)、t-ブチルアミン(2mL)および
ジクロロメタンから、室温で48時間後に、固形物を得た。これをアセトニトリ
ル(4mL)で希釈し、濾過し、アセトニトリル(3×2mL)ですすぎ、乾燥
させて、表題化合物0.17g(48%)を白色の固形物として得た。融点265
〜267℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.39(br s,1H),7.29(b
r t,1H),7.16-7.05(m,3H),4.79(d,2H),2.34(s,
6H),1.34(s,9H)ppm;IR(KBr):3200,2950,17
95,1650cm-1;MS(m/z)278([M+H]+)。
元素分析の結果(C17H22N2O2として)
計算値:C,71.30;H,7.74;N,9.78
実測値:C,70.58;H,7.75;N,9.69
実施例96 3-(2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例75に記載の方法に従って製造した。実施例94の工程
1の生成物(0.4g、1.54ミリモル)、1,1-ジメチルブロピルアミン(5m
L)およびジクロロメタン(2mL)から、8時間還流し、減圧下で溶媒を除去
した後に、固形物0.44gを得た。これをイソプロパノールに入れ、、濾過し
、濾液を減圧下で濃縮した。得られた固形物を酢酸エチルに入れ、濾過し、酢酸
エチルですすぎ、0.4mm、70℃で乾燥させた。こうして、表題化合物0.2
1g(45%)を固形物として得た。融点227〜231℃(軟化点199℃);1
H NMR(DMSO-d6)δ7.32(br t,1H),7.26(br s,1H)
,7.17-7.05(m,3H),4.80(d,2H),2.34(s,6H),1.6
5(q,2H),1.28(s,6H),0.79(t,3H)ppm;IR(KBr):
3200,2980,1800,1650cm-1;MS(m/z)300(M+)。
元素分析の結果(C18H24N2O2として)
計算値:C,71.97;H,8.05;N,9.33
実測値:C,71.65;H,8.27;N,9.30
実施例97 3-(2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(2,2,3,3,3- ペンタフルオロ-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
3-(2,6-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-エトキシ-シクロブタ-3-エン-1,
2-ジオン(0.30g、1.16ミリモル)、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロ
ピルアミン(2.4mL)、無水エタノール(2mL)およびジクロロメタン(2
mL)の溶液から、室温で6日後に、溶液を得た。これを減圧下で濃縮し、ジク
ロロメタンと共に摩砕して、固形物0.05g(12%)を白色の固形物として得
た。融点281〜283℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.56(br m,1
H),7.46(br m,1H),7.18-7.04(m,3H),4.80(d,2H
),4.42(dt,2H),2.34(s,6H)ppm;MS(m/z)363([M+
H]+)。
元素分析の結果(C16H15F5N2O2として)
計算値:C,53.04;H,4.17;N,7.73
実測値:C,52.08;H,4.06;N,7.54
実施例98 4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-3-メチル-ベンゾニトリル
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例94と同様の方法で製造し、
表題化合物の(R)-異性体を淡桃色の固形物として得た。融点250〜258℃(
軟化点242℃);1H NMR(DMSO-d6)δ7.70(m,2H),7.60(b
r m,1H),7.45(d,1H),7.27(br d,1H),4.80(m,2
H),3.91(m,1H),2.35(s,3H),1.11(d,3H),0.86(s
,9H)ppm;IR(KBr):3180,2950,2200,1790,1
650cm-1;MS(m/z)325(M+)。
元素分析の結果(C19H23N3O2として)
計算値:C,70.13;H,7.12;N,12.91
実測値:C,69.81;H,7.14;N,12.96
実施例99 4-{[3,4-ジオキソ-2-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-3-メトキシ-ベンゾニトリル
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例94と同様の方法で製造し、
表題化合物の(R)-異性体を白色の固形物として得た。融点172〜178℃;1
H NMR(DMSO-d6)δ7.61(br m,1H),7.51(s,1H),7.
49-7.38(m,2H),7.32(br d,1H),4.73(m,2H),3.8
9(重複するsおよびm,4H),1.10(d,3H),0.86(s,9H)ppm
;MS(m/z)341(M+)。
元素分析の結果(C19H23N3O3として)
計算値:C,66.84;H,6.79;N,12.31
実測値:C,66.38;H,6.78;N,12.16
実施例100 3-(2-メトキシ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例94と同様の方法で製造し、
表題化合物の(R)-異性体を白色の固形物として得た。融点278〜280℃(分
解);[α]25 D=+28.76°(9.8mg/mL、DMSO);1H NMR(DMS
O-d6)δ7.21(t,1H),7.17(m,1H),7.15(m,1H),6.9
0(d,1H),6.82(d,1H),4.78(m,2H),3.89(m,1H),
3.81(s,3H),2.32(s,3H),1.08(d,3H),0.84(s,9
H)ppm;IR(KBr)3150,2970,1795,1645cm-1;MS
(m/z)330(M+)。
元素分析の結果(C19H26N2O3として)
計算値:C,69.06;H,7.93;N,8.48
実測値:C,69.16;H,7.99;N,8.47
実施例101 3-tert-ブチルアミノ-4-(2-エチル-6-メチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、適当な出発物質を用いて、実施例94と同様の方法で製造し、
表題化合物を白色の固形物として得た。融点で融解し、183〜186℃で再び
固化した後、240〜244℃で融解する;1H NMR(DMSO-d6)δ7.3
9(br s,1H),7.29(br t,1H),7.22-7.06(m,3H),4
.80(d,2H),2.67(q,2H),2.35(s,3H),1.34(s,9H)
,1.13(t,3H)ppm;MS(m/z)300(M+)。
元素分析の結果(C18H24N2O2として)
訃算値:C,71.97;H,8.05;N,9.33
実測値:C,71.32;H,8.20;N,9.17
実施例102 3-tert-ブチルアミノ-4-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル- ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0
.7g、3.55ミリモル)およびTHF(30mL)の室温溶液に4-フルオロ-
2-トリフルオロメチルベンジルアミン(0.73g、3.78ミリモル)をシリ
ンジで加えた。得られた混合物を室温で12時間攪拌した。真空下で濃縮した後
、得られた白色の固形物を熱いアセトニトリルから再結晶して、3-tert-ブチル
アミノ-4-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオン0.55g(52%)を白色の固形物として得た。融点19
2〜194℃;1H NMR(DMSO-d6)δ1.36(s,9H),4.88(d,
2H),7.67(m,5H)ppm;IR(KBr)3250,2900,1800
,1580,1530cm-1;MS(m/z)345([M+H]+)。
元素分析の結果(C16H16F4N2O2として)
計算値:C,55.82;H,4.68;N,8.14
実測値:C,55.68;H,8.02;N,8.02
実施例103 3-tert-ブチルアミノ-4-(2-クロロ-4-フルオロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例102の方法に従って製造した。2-クロロ-4-フルオ
ロベンジルアミンおよび3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンから、白色の固形物(59%)を得た。融点202〜204℃;1
H NMR(DMSO-d6)δ1.36(s,9H),3.34(m,1H),4.80(
d,2H),7.28(m,1H),7.53(m,2H),7.67(m,1H)ppm
;IR(KBr)3260,2950,1800,1660,1570,1530
,1500cm-1;MS(m/z)311([M+H]+)。
元素分析の結果(C15H16ClFN2O2として)
計算値:C,57.98;H,5.19;N,9.01
実測値:C,58.13;H,5.33;N,8.46
実施例104 3-(4-フルオロ-2-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2- トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、アセトニトリル中における(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-ト
リメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンおよび4-フルオ
ロ-2-トリフルオロメチルベンジルアミンから、実施例102の方法に従って製
造した。ジエチルエーテルから再結晶した後に、表題化合物の(R)-異性体を白
色の固形物(54%)として得た。融点208〜210℃;IR(KBr)3260
,2950,1800,1660,1570,1530,1500cm-1;MS
(m/z)373([M+H]+)。
元素分析の結果(C18H20F4N2O2として)
計算値:C,58.06;H,5.41;N,7.52
実測値:C,58.42;H,5.62;N,7.51
実施例105 3-(4-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、アセトニトリル中における3-エトキシ-4-(1,1-ジメチル-
プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンおよび2,4-ジフルオロベ
ンジルアミンから、実施例102の方法に従って製造した。ジエチルエーテルか
ら再結晶した後に、表題化合物を白色の固形物(80%)として得た。融点242
〜244℃;1H NMR(DMSO-d6)δ0.82(t,3H),1.30(s,6
H),1.68(q,2H),4.76(d,2H),7.09(m,1H),7.27(m
,1H),7.50(m,2H),7.80(m,1H)ppm;IR(KBr)325
0,3150,2970,1790,1652,1580,1538,1510
cm-1;MS(m/z)309([M+H]+)。
元素分析の結果(C16H18F2N2O2として)
計算値:C,62.33;H,5.88;N,9.09
実測値:C,62.29;H,5.93;N,8.90
実施例106 3-(2-クロロ-4-フルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、アセトニトリル中における2-クロロ-4-フルオロベンジルア
ミンおよび3-エトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エ
ン-1,2-ジオンから、実施例102の方法に従って製造した。表題化合物は、
石油エーテルから再結晶した後に、白色の固形物(60%)として得た。融点20
1〜203℃;1H NMR(DMSO-d6)δ0.81(t,3H),1.30(s,
6H),1.68(q,2H),4.76(d,2H),7.25(m,1H),7.50(
m,3H),7.78(m,1H)ppm;IR(KBr)3250,3040,17
90,1660,1580,1530,1490cm-1;MS(m/z)325([
M+H]+)。
元素分析の結果(C16H18ClFN2O2として)
計算値:C,59.17;H,5.59;N,8.63
実測値:C,59.17;H,5.50;N,8.51
実施例107 3-tert-ブチルアミノ-4-(2-フルオロ-5-トリフルオロメチル- ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例102の方法に従って製造した。2-フルオロ-5-トリ
フルオロメチルベンジルアミンおよび3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミノ)-シ
クロブタ-3-エン-1,2-ジオンから、表題化合物を白色の固形物(66%)とし
て得た。融点225〜227℃;1H NMR(DMSO-d6)δ1.35(s,9H
),4.75(d,2H),7.51(m,2H),7.83(m,3H)ppm;IR(
KBr)3233,3045,1794,1658,1571,1537,14
71cm-1;MS(m/z)345([M+H]+)。
元素分析の結果(C16H16F4N2O2として)
計算値:C,55.82;H,4.68;N,8.14
実測値:C,55.74;H,4.46;N,7.95
実施例108 3-(2-クロロ-5-フルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例102の方法に従って製造した。(R)-3-エトキシ-4-
(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンおよ
び2-クロロ-5-フルオロ-ベンジルアミンから、ジエチルエーテルから再結晶し
た後に、表題化合物の(R)-異性体を白色の固形物(80%)として得た。融点2
18〜220℃;1H NMR(DMSO-d6)δ0.87(s,9H),1.11(d
,Hz,3H),3.91(m,1H),4.80(q,2H),7.30(m,2H),
7.50(m,2H),7.60(m,1H)ppm;IR(KBr)3194,306
3,1797,1654,1578,1541,1492cm-1;MS(m/z)
339([M+H]+)。
元素分析の結果(C17H20ClFN2O2として)
計算値:C,60.27;H,5.95;N,8.27
実測値:C,60.44;H,6.01;N,8.11
実施例109 3-(2,5-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例102の方法に従って製造した。(R)-3-エトキシ-4-
(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンおよ
び2,5-ジフルオロベンジルアミンから、ジエチルエーテルから再結晶した後に
、表題化合物の(R)-異性体を白色の固形物(85%)として得た。融点265〜
267℃;1H NMR(DMSO-d6)δ0.87(s,9H),1.11(d,3H)
,3.91(m,1H),4.80(q,2H),7.25(m,4H),7.60(m,
1H)ppm;IR(KBr)3195,3068,1798,1653,157
7,1543,1494cm-1;MS(m/z)323([M+H]+)。
元素分析の結果(C17H20F2N2O2として)
計算値:C,63.34;H,6.25;N,8.69
実測値:C,63.55;H,6.30;N,8.59
実施例110 3-tert-ブチルアミノ-4-(3-クロロ-4-フルオロ- ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例102の方法に従って製造した。3-クロロ-4-フルオ
ロベンジルアミンおよび3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミノ)-シクロブタ-3-
エン-1,2-ジオンから、表題化合物を白色の固形物(59%)として得た。融点
288〜290℃;1H NMR(DMSO-d6)δ1.36(s,9H),4.80(
d,2H),7.44(m,2H),7.60(m,2H),7.75(m,1H)ppm
;IR(KBr)3233,3039,1792,1652,1571,1537
,1501cm-1;MS(m/z)311([M+H]+)。
元素分析の結果(C15H16ClFN2O2として)
計算値:C,57.98;H,5.19:N,9.01
実測値:C,58.02;H,5.24;N,8.82
実施例111 3-tert-ブチルアミノ-4-(4-ジフルオロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例102の方法に従って製造した。3,4-ジフルオロベン
ジルアミンおよび3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1
,2-ジオンから、表題化合物を白色の固形物(77%)として得た。融点296〜
298℃;1H NMR(DMSO-d6)δ1.36(s,9H),4.72(d,2H)
,7.22(m,1H),7.56(m,3H),7.77(m,1H)ppm;IR(K
Br)3235,2970,1790,1650,1570,1540,149
0cm-1;MS(m/z)295([M+H]+)。
元素分析の結果(C15H16F2N2O2として)
計算値:C,61.22;H,5.48;N,9.52
実測値:C,61.05;H,5.40;N,9.31
実施例112 3-(3-クロロ-4-フルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例102の方法に従って製造した。(R)-3-エトキシ-4-
(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンおよ
び3-クロロ-4-フルオロベンジルアミンから、ジエチルエーテルから再結晶し
た後に、表題化合物の(R)-異性体を白色の固形物(73%)として得た。融点2
70〜272℃;1H NMR(DMSO-d6)δ0.87(s,9H),1.11(d
,3H),3.91(m,1H),4.80(q,2H),7.45(m,3H),7.6
0(m,2H)ppm;IR(KBr)3201,3062,1798,1650,
1575,1492cm-1;MS(m/z)339([M+H]+)。
元素分析の結果(C17H20ClFN2O2として)
計算値:C,60.27;H,5.95:N,8.27
実測値:C,60.27;H,6.32;N,8.18
実施例113 3-(4-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例102の方法に従って製造した。アセトニトリル中にお
ける3-エトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1
,
2-ジオンおよび3,4-ジフルオロベンジルアミンから、ジエチルエーテルから
再結晶した後に、表題化合物を白色の固形物(62%)として得た。融点273〜
275℃;1H NMR(DMSO-d6)δ0.82(t,3H),1.30(s,6H)
,1.68(q,2H),4.71(d,2H),7.21(m,1H),7.44(m,
3H),7.81(m,1H)ppm;IR(KBr)3290,2970,1790
,1652,1570,1538,1510cm-1;MS(m/z)309([M+
H]+)。
元素分析の結果(C16H18F2N2O2として)
計算値:C,62.33;H,5.88;N,9.09
実測値:C,62.36;H,5.83;N,8.91
実施例114 3-tert-ブチルアミノ-4-(3,5-ジフルオロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例102の方法に従って製造した。3,5-ジフルオロベン
ジルアミンおよび3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1
,2-ジオンから、表題化合物を白色の固形物(77%)として得た。融点287〜
289℃;1H NMR(DMSO-d6)δ1.37(s,9H),4.74(d,2H)
,7.08(m,2H),7.12(m,1H),7.60(m,1H),7.80(m,
1H)ppm;IR(KBr)3280,3080,1793,1656,157
1,1538,1470cm-1;MS(m/z)294([M+H]+)。
元素分析の結果(C15H16F2N2O2として)
計算値:C,61.22;H,5.48;N,9.52
実測値:C,61.29;H,5.63;N,9.29
実施例115 3-tert-ブチルアミノ-4-(3-フルオロ-5-トリフルオロメチル- ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例102の方法に従って製造した。3-フルオロ-5-トリ
フルオロメチルベンジルアミンおよび3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミノ)-シ
クロブタ-3-エン-1,2-ジオンから、ジエチルエーテルから再結晶した後に、
表題化合物を白色の固形物(53%)として得た。融点246〜248℃;1H N
MR(DMSO-d6)δ1.37(s,9H),4.75(d,2H),7.63(m,3
H),7.82(m,1H)ppm;IR(KBr)3230,3040,1794,
1658,1571,1537,1470cm-1;MS(m/z)344([M+H]+
)。
元素分析の結果(C16H16F4N2O2として)
計算値:C,55.82;H,4.68;N,8.14
実測値:C,55.81;H,4.55;N,8.13
実施例116 3-(3,5-ビス-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)- 4-tert-ブチルアミノ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例102の方法に従って製造した。3,5-ビス-トリフル
オロメチルベンジルアミンおよび3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミノ)-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオンから、表題化合物を白色の固形物(58%)として得
た。融点253〜255℃;1H NMR(DMSO-d6)δ1.36(s,9H),
4.74(d,2H),7.61(s,3H),7.85(s,1H),7.81(m,1
H)ppm;IR(KBr)3243,3050,1794,1661,1575
,1537,1470cm-1;MS(m/z)394([M+H]+)。
元素分析の結果(C17H16F6N2O2として)
計算値:C,51.78;H,4.09;N,7.10
実測値:C,52.70;H,4.10;N,7.15
実施例117 3-(3,5-ジフルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
この化合物は、実施例102の方法に従って製造した。3-エトキシ-4-(1,
1-ジメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンおよび3,5-
ジフルオロベンジルアミンから、ジエチルエーテルから再結晶した後に、表題化
合物を白色の固形物(81%)として得た。融点264〜266℃;1H NMR(
DMSO-d6)δ0.83(t,3H),1.31(s,6H),1.68(q,2H),
4.75(d,2H),7.07(m,2H),7.18(m,1H),7.43(s,1
H),7.82(m,1H)ppm;IR(KBr)3294,2977,1796,
1655,1574,1538,1465cm-1;MS(m/z)309([M+H]+
)。
元素分析の結果(C16H18F2N2O2として)
計算値:C,62.33;H,5.88;N,9.09
実測値:C,62.37;H,5.97;N,8.95
実施例118
3- クロロ-4-{[2-(2-フルオロ-1,2-ジメチル-プロピルアミノ)- 3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
工程1)3-フルオロバリノール
窒素雰囲気下、テトラヒドロフラン(40mL)中におけるホウ水素化リチウ
ム(1.61g、74ミリモル)の溶液に、トリメチルシリルクロリド(18.8
mL、148ミリモル)をピペットで加えた。沈殿が速やかに形成した。3分後
、3-フルオロバリン(5g、37ミリモル)を3回にわけて加えた。この混合物
を24時間攪拌した。この反応物をメタノールの滴下によりクエンチした。メタ
ノールおよびテトラヒドロフランを回転エバポレーター(30℃の水浴)で除去
し、水(25mL)を加えた。この水性混合物を2.5N水酸化ナトリウム水溶
液で塩基性にした後、ジクロロメタン(4×50mL)で抽出した。合わせた有
機物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、エバポレートして、3-フルオロバリノ
ール3.83gを得た。1H NMR(CDCl3)δ3.71(dd,1H),3.36
(m,1H),2.90(m,1H),2.10(br,2H),1.38(d,3H),
1.33(d,3H)ppm。
工程2)N-ブトキシカルボニル-3-フルオロバリノール
窒素雰囲気下、クロロホルム(35mL)中における3-フルオロバリノール
(3.79g、31.4ミリモル)の溶液に、クロロホルム(15mL)中におけ
るジ-t-ブチルジカーボネート(6.84g、31.4ミリモル)の溶液を加えた
。この混合物を室温で4時間間拌した後、溶媒を回転エバポレーターで除去した
。残渣をジエチルエーテル(100mL)に溶解し、20%リン酸(1×50m
L)、食塩水(1×50mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(1×50mL)、食
塩水(1×50mL)で洗浄した後、MgSO4で乾燥させた。濾過し、減圧下
で濃縮して、N-ブトキシカルボニル-3-フルオロバリノール6.34gを白色の
固形物として得た。1H NMR(CDCl3)δ5.08(br,1H),3.82(m
,1H),3.68(m,1H),1.46(s,9H),1.46(d,3H),1.3
9(d,3H)ppm。
工程3)N-ブトキシカルボニル-1-ヨード-2-アミノ-3-フルオロ-3-メチ
ル-n-ブタン
窒素雰囲気下、乾燥ジクロロメタン(40mL)中におけるポリスチリル支持
トリフェニルホスフィン(29.3ミリモル)の十分に攪拌した混合物に、ヨウ
素(.44g、29.3ミリモル)を加えた。10分後、イミダゾール(2.0g
、29.3ミリモル)を加えた後、10分後にジクロロメタン(200mL)中
におけるN-ブトキシカルボニル-3-フルオロバリノール(13.3ミリモル)の
溶液を加えた。この混合物を2時間加熱還流した。冷却した混合物をセライトで
濾過し、濾液をエバポレートした。残渣をジエチルエーテル(150mL)に溶
解し、この溶液を希チオ硫酸ナトリウム水溶液(1×75mL)および水(2×
75mL)で洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、シリカゲルのパッドで
濾過し,エバポレートして、N-ブトキシカルボニル-1-ヨード-2-アミノ-3-フ
ルオロ-3-メチル-n-ブタン3.46gを得た。1H NMR(CDCl3)δ4.7
2(br d,1H),3.86(br m,1H),3.56(dd,1H),1.47(
s,9H),1.43(m,6H)ppm。
工程4)N-ブトキシカルボニル-2-アミノ-3-フルオロ-3-メチル-n-ブタ
ン
パール(Parr)装置に、水酸化パラジウム(II)(800mg)、エタノール(78
0mL)中におけるN-ブトキシカルボニル-1-ヨード-2-アミノ-3-フルオロ-
3-メチル-n-ブタン(3.26g、9.8ミリモル)の溶液およびトリエチルア
ミン(0.99g、9.8ミリモル)を入れた。この反応混合物を水素ガス(50
エバポレートした。残渣をジエチルエーテル(100mL)に溶解し、1N H
Cl水溶液(2×50mL)、水(2×50mL)で洗浄した後、MgSO4で乾
燥させた。濾過し、エバポレートして、残渣を得た。これをクロマトグラフィー
(シリカゲル、ジエチルエーテル/ヘキサン(3/1))に付して、N-ブトキシカ
ルボニル-2-アミノ-3-フルオロ-3-メチル-n-ブタン1.80gを得た。1
H NMR(CDCl3)δ4.65(br,1H),3.70(br m,1H),1.
45(s,9H),1.39(d,3H),1.32(d,3H),1.18(d,3H)
ppm。
工程5)3-エトキシ-4-(N-3-フルオロ-3-メチル-n-ブチル-2-アミノ)-
3-シクロブテン-1,2-ジオン
N-ブトキシカルボニル-2-アミノ-3-フルオロ-3-メチル-n-ブタン(1.7
5g、8.5ミリモル)、ジクロロメタン(5mL)、トリフルオロ酢酸(4mL)
およびメタノール(0.75mL)の混合物を、45℃で5時間加温した。揮発
成分を回転エバポレーターで除去し、粘稠な残渣はさらに精製することなく用い
た。エタノール(42.5mL)中における3-フルオロ-3-メチル-n-ブチル-
2-アミンのトリフルオロ酢酸塩(8.5ミリモル)の溶液に、3,4-ジエトキシ
-3-シクロブテン-1,2-ジオン(1.44g、8.5ミリモル)を加えた後、ト
リエチルアミン(2.58g、25.5ミリモル)を加えた。この反応混合物を窒
素雰囲気下、室温で2時間攪拌した後、温度を5時間にわたって50℃に上昇さ
せた。この混合物を冷却し、溶媒を回転エバポレーターで除去した。残渣をジエ
チルエーテル(90mL)に溶解し、水(1×60mL)、1N HCl水溶液(1
×60mL)、水(1×60mL)で洗浄した。有機層をMgSO4で乾燥させ、
濾過し、エバポレートした。残渣をクロマトグラフィー(シリカゲル、ジエチル
エーテル)に付して、3-エトキシ-4-(N-3-フルオロ-3-メチル-n-ブチル-
2-アミノ)-3-シクロブテン-1,2-ジオン1.65gを白色の固形物とし
て得た。1H NMR(CDCl3)δ6.21(br,1H),4.77(br m,2
H),3.80(br,1H),1.47(t,3H),1.43(d,3H),1.36(
d,3H),1.32(d,3H)ppm。
工程6)3-クロロ-4-{[2-(2-フルオロ-1,2-ジメチル-プロピルアミノ)-
3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
乾燥テトラヒドロフラン(8mL)中における3-エトキシ-4-(N-3-フルオ
ロ-3-メチル-n-ブチル-2-アミノ)-3-シクロブテン-1,2-ジオン(0.573
g、2.5ミリモル)の溶液に、2-クロロ-4-シアノベンジルアミン(0.458
g、2.75ミリモル)を加えた。この混合物を窒素雰囲気下で70℃に18時
間加熱した。この混合物を攪拌しながら室温に冷却し、フリットガラスフィルタ
ーで真空濾過した。固形物をエタノール/ジエチルエーテル(1/1)溶媒混合
物で数回に分けて十分に洗浄した。この固形物を風乾した後、高真空下で77℃
に16時間加熱した。こうして、表題化合物0.49gを白色の固形物として得
た。1H NMR(DMSO-d6)δ8.10(d,1H),7.88(dd,1H),7
.75(br,1H),7.60(d,1H),7.60(br,1H),4.87(m,
2H),4.17(br,1H),1.35(s,3H),1.29(s,3H),1.2
0(d,3H)ppm;IR(KBr):2220,1850cm-1;MS(m/z)
350([M+H]+)。
実施例119 3-クロロ-4-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)- 3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
テトラヒドロフラン(10mL)、3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチルプロピルア
ミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(0.957g、4ミリモル、実施例4
6)および2-クロロ-4-シアノベンジルアミン(0.666g、4ミリモル、実
施例45の工程3)を共に室温で138時間攪拌した。溶媒を除去し、残渣をジ
エチルエーテルと共に摩砕し、乾燥させて、白色の固形物を得た。この固形物を
アセトニトリル(活性炭)から再結晶した後、アセトニトリルから2回目の再結
晶を行って、表題化合物0.863gを白色の固形物として得た。融点215.
5〜219.5℃(軟化点212.5℃);1H NMR(DMSO-d6)δ8.11(d
,1H),7.89(m,1H),7.86(m,1H),7.61(d,1H),7.5
3(s,1H),4.90(d,2H),1.68(q,2H),1.30(s,6H),
0.82(t,3H)ppm;IR(KBr):3300,2230,1790,1
660cm-1;MS(m/z)331/333(M+)。HPLCは主要な成分(99.
6%)を示す。
元素分析の結果(C12H18ClN3O2として)
計算値:C,61.54;H,5.47;N,12.66
実測値:C,60.81;H,5.40;N,12.52
C,60.81;H,5.35;N,12.86
実施例120 N-(2-クロロ-4-シアノ-ベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-アセトアミド
テトラヒドロフラン(10mL)およびN,N-ジメチルホルムアミド(5mL
)中における3-クロロ-4-{[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-3,4-ジオ
キソ-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル(0.829g、2
.50ミリモル、実施例119)の溶液を水酸化ナトリウム(0.066g、2.
75ミリモル)で処理し、攪拌を15分間継続した。無水酢酸(0.281g、
2.75ミリモル)を加えた。室温で40時間攪拌した後、溶媒を除去し、残渣
を酢酸エチルと食塩水とに分配し、食塩水の画分を酢酸エチルで抽出した。合わ
せた酢酸エチル画分を希炭酸ナトリウム水溶液、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥させた。溶媒を除去して、黄色の固形物を得た。これをシリカによ
るクロマトグラフィー(重力、クロロホルム)に付した。適当な画分から溶媒を
除去し、泡立った残渣をヘキサンの添加・回転エバポレート(2回)により固化
した。この固形物をアセトン-ヘキサンから2回再結晶して、表題化合物513
mgを白色の固形物として得た。融点150.5〜151.0℃(軟化点149.5
℃);1H NMR(DMSO-d6)δ7.90-9.22(ブロードな隆起部分,1H)
,8.10(s,1H),7.84(m,1H),7.51(d,1H),5.29(br
s,
2H),2.16(s,3H),1.71(q,2H),1.35(s,6H),0.85(
t,3H)ppm;IR(KBr):3300,3080,2230,1790,
1720,1680cm-1;MS(m/z)373/375(M+)。HPLCは主要
な成分(>99%)を示す。
元素分析の結果(C19H20ClN3O3として)
計算値:C,61.04;H,5.39;N,11.24
実測値:C,60.67;H,5.26;N,11.17
実施例121 N-(2-クロロ-4-シアノ-ベンジル)-N-[2-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-ブチルアミド
実施例120の方法を用いて、3-クロロ-4-{[2-(1,1-ジメチル-プロピル
アミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリ
ル(0.929g、2.80ミリモル、実施例119)を水素化ナトリウム(0.
074g、3.08ミリモル)、次いで無水酪酸(0.487g、3.08ミリモル
)と反応させて、シリカによるクロマトグラフィー(重力、クロロホルム)で精
製した後に、淡黄色の固形物928mgを得た。この粗生成物をジイソプロピル
エーテルから2回再結晶して、表題化合物0.646gを白色の固形物として得
た。融点105.5〜111.0℃(軟化点104.0℃);MS(m/z)402[M
+H]+。
元素分析の結果(C21H24ClN3O3として)
計算値:C,62.76;H,6.02;N,10.46
実測値:C,62.56;H,5.65;N,10.46
実施例122 3-(3,4-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
実施例51に類似した方法を用いて、テトラヒドロフラン(8mL)中におけ
る3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,
2-ジオン(1.20g、5ミリモル、実施例46)および2,4-ジメチルベンジ
ルアミン(0.68g、5.0ミリモル、2,4-および2,6-ジメチル-ベンジル
アミン異性体の混合物)を反応させて、クリーム色の固形物1.09gを得た。
この物質を3回再結晶して、白色の固形物0.677gを得た。この固形物の0.
496g部分をHPLCで精製し、適当な溶出液から単離した固形物をアセトニ
トリルから再結晶して、表題化合物0.278gを白色の固形物として得た。融
点177〜178℃(軟化点160℃);1H NMR(DMSO-d6)δ7.61(
br m,1H),7.35(br s,1H),7.17(d,1H),7.03(s,
1H),7.00(m,1H),4.70(d,2H),2.27(s,3H),2.25(
s,3H),1.65(q,2H),1.29(s,6H),0.80(t,3H)ppm
;IR(KBr):3210,1790,1640cm-1;MS(m/z)300(
M+)。HPLCは主要な成分(99.1%)を示す。
元素分析の結果(C18H24N2O2として)
計算値:C,71.97;H,8.05;N,9.32
実測値:C,71.87;H,7.99;N,9.32
実施例123 3-(2,3-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(15mL)、3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.20g、5ミリモル)、2,3-
ジメチルベンジルアミン塩酸塩(0.858g、5ミリモル、アール・フラー(R.
Fuller)らの方法[ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(J.Med.Ch
em.),16(2),101(1973)]で製造)およびトリエチルアミン(0.506g、5ミ
リモル)を22.5時間還流させた後、実施例47の工程3と同様の方法で処理
して、粗生成物1.337gを得た。この物質をメタノールから2回再結晶して
、表題化合物0.777gを白色の固形物として得た。融点196〜198℃;
MS(m/z)300(M+)。
元素分析の結果(C18H24N2O2として)
計算値:C,71.97;H,8.05;N,9.33
実測値:C,71.80;H,8.23;N,9.23
実施例124 3-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-4-(2,4,6-トリメチル- ベンジルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(15mL)、3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.20g、5ミリモル)、2,4,6-
トリメチルベンジルアミン塩酸塩(0.928g、5ミリモル、実施例52の工
程2)およびトリエチルアミン(0.506g、5ミリモル)を共に室温で3日
間撹拌した。次いで、この混合物を実施例52の工程3と同様に処理した。粗生
成物をアセトニトリルから3回再結晶して、表題化合物0.664gを白色の固
形物として得た。融点284〜285℃(分解)(軟化点282℃);MS(m/z)
314(M+)。
元素分析の結果(C19H26N2O2として)
計算値:C,72.58;H,8.33;N,8.91
実測値:C,72.61;H,8.46;N,9.01実施例125 3-tert-ブチルアミノ-4-(2,5-ジクロロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
実施例45の工程4の方法を用い、反応時間を23時間として、テトラヒドロ
フラン(15mL)中における2,5-ジクロロベンジルアミン(0.88g、5
ミリモル)および3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミノ-シクロブタ-3-エン-1,
2-ジオン(1.13g、5ミリモル)をクリーム色の固形物1.52gに変換し
た。この物質をアセトニトリルから2回再結晶し、メタノールから再結晶して、
表題化合物0.853gを白色の固形物として得た。融点236℃(軟化点216
℃);MS(m/z)326/328/330(M+)。
元素分析の結果(C15H16Cl2N2O2として)
計算値:C,55.06;H,4.93;N,8.56
実測値:C,55.29;H,4.76;N,8.55実施例126 3-(2,5-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(13mL)、3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.20g、5ミリモル)および2
,5-ジクロロベンジルアミン(0.88g、5ミリモル)を共に約64.5時間攪
拌した。溶媒を除去し、残渣をジエチルエーテルと共に摩砕して、淡黄色の固形
物1.51gを得た。この物質をアセトニトリルから3回再結晶して精製しても
報われなかったので、回収した粗生成物をHPLCに付した。適当な画分から単
離した固形物をアセトニトリルから再結晶して、表題化合物0.598gを白色
の固形物として得た。融点195〜196℃;MS(m/z)340/342/34
4(M+)。HPLCは主要な成分(>99%)を示す。
元素分析の結果(C16H18Cl2N2O2として)
計算値:C,56.32;H,5.32;N,8.21
実測値:C,56.31;H,5.26;N,8.22実施例127 3-tert-ブチルアミノ-4-(3,4-ジメチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(17mL)、3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミノ-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.13g、5ミリモル、実施例44)および3,
4-ジメチルベンジルアミン(0.68g、5ミリモル)を共に室温で2日間攪拌
した。溶媒を除去し、残渣をジエチルエーテルと共に摩砕して、淡黄色の固形物
1.06gを得た。この物質をアセトニトリルから4回再結晶して、表題化合物
0.394gを白色の固形物として得た。融点264〜264℃(軟化点260
℃);MS(m/z)286(M+)。HPLCは主要な成分(96%)を示す。
元素分析の結果(C17H22N2O2として)
計算値:C,71.30;H,7.74;N,9.78
実測値:C,71.28;H,7.71;N,9.61実施例128 3-(3,4-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(12mL)、3-ブトキシ-4-(1,1-ブチルアミノ-プロ
ピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.20g、5ミリモル)およ
び3,4-ジメチルベンジルアミン(0.68g、5ミリモル)を共に室温で17
時間攪拌した。溶媒を除去し、残渣をジエチルエーテルと共に摩砕して、クリー
ム色の固形物1.04gを得た。この粗生成物をアセトニトリルから2回再結晶
し、メタノールから2回再結晶して、表題化合物0.45gを綿毛状の白色固形
物として得た。融点248℃(軟化点246℃);MS(m/z)300(M+)。H
PLCは主要な成分(97%)を示す。
元素分析の結果(C18H24N2O2として)
計算値:C,71.97;H,8.05;N,9.33
実測値:C,71.91;H,8.13;N,9.37
実施例129 3-tert-ブチルアミノ-4-(3,5-ジメチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
工程1)3,5-ジメチルベンジルアミン塩酸塩の製造
ジボランによる3,5-ジメチルベンゾニトリルの還元をアール・フラー(R.Fu
ller)らの方法[ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(J.Med.Chem
.),16(2),101(1973)]に従って行い、得られたアミンをHCl含有イソプロパノ
ールで塩酸塩に変換した。粗製塩を、数滴のHCl含有イソプロパノールの存在
下で、メタノール-アセトニトリルから再結晶して、表題化合物を白色の固形物
として得た。融点251〜255℃;MS(m/z)135(M+、ベース)。
エム・コナワロウ(M.Konawalow)、ヒェーミッシェ・ベリヒテ(Chem.Ber.),28
,1852(1895)は、この塩酸塩の融点245〜246℃(分解)を報告している。
工程2)3-tert-ブチルアミノ-4-(3,5-ジメチル-ベンジルアミノ)-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオン
実施例129の工程1の生成物(0.858g、5ミリモル)、3-ブトキシ-4-
tert-ブチルアミノ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.13g、5ミリモル
、実施例44)、トリエチルアミン(0.506g、5ミリモル)およびテトラヒ
ドロフラン(15mL)を17時間還流した後、実施例47の工程3と同様に処理
して、粗生成物0.833gを得た。この物質をメタノールから2回再結晶して
、表題化合物0.715gを白色の固形物として得た。融点246〜248℃;
MS(m/z)286(M+)。
元素分析の結果(C17H22N2O2として)
計算値:C,71.30;H,7.74;N,9.78
実測値:C,71.23;H,7.79;N,9.81
実施例130 3-(3,5-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
実施例129の工程1の生成物(0.858g、5ミリモル)、トリエチルアミ
ン(0.506g、5ミリモル)、3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミ
ノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.20g、5ミリモル、実施例46
)およびテトラヒドロフランを実施例47の工程3と同様に約19時間還流した
。粗生成物をメタノールから2回再結晶して、表題化合物0.81gを白色の固
形物として得た。融点221.5〜224℃;MS(m/z)300(M+)。
元素分析の結果(C18H24N2O2として)
計算値:C,71.97;H,8.05;N,9.33
実測値:C,71.60;H,7.95;N,9.31
実施例131 3-(3,5-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,
2-ジオン(1.20g、5ミリモル、実施例46)、3,5-ジクロロベンジルア
ミン(0.88g、5ミリモル)およびテトラヒドロフラン(15mL)の溶液
を室温で3日間攪拌した。この反応混合物を実施例45の工程4と同様に処理し
た。粗生成物をメタノールから2回再結晶して、表題化合物1.309gを白色
の固形物として得た。融点257〜258℃(分解);MS(m/z)340/342/
344(M+)。HPLCは主要な成分(97%)を示す。
元素分析の結果(C16H18Cl2N2O2として)
計算値:C,56.32;H,5.32;N,8.21
実測値:C,56.26;H,5.13;N,8.06
実施例132 3-tert-ブチルアミノ-4-(3,5-ジクロロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミノ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.1
3g、5ミリモル、実施例44)、3,5-ジクロロベンジルアミン(0.88g、
5ミリモル)およびテトラヒドロフラン(15mL)の混合物を室温で一晩攪拌
した後、実施例45の工程4と同様に処理した。粗生成物をメタノールから2回
再結晶して、表題化合物1.095gを白色の固形物として得た。融点281〜
283℃(分解);MS(m/z)326/328/330(M+)。HPLCは主要な成
分(99.2%)を示す。
元素分析の結果(C15H16Cl2N6O2として)
計算値:C,55.06;H,4.93;N,8.56
実測値:C,55.01;H,4.77;N,8.57
実施例133 3-tert-ブチルアミノ-4-(3-クロロ-4-メチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
工程1)3-クロロ-4-メチルベンジルアミン塩酸塩の製造
ジボランによる3-クロロ-4-メチルベンゾニトリルの還元をアール・フラー(
R.Fuller)らの方法[ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(J.Med.
Chem.)16(2),101(1973)]に従って行い、得られたアミンをHCl含有イソプロ
パノールで塩酸塩に変換した。粗製塩を、数滴のHCl含有イソプロパノールの
存在下で、エタノールから再結晶して、表題化合物を白色の固形物として得た。
融点260〜264℃(軟化点254℃);MS(m/z)155/157(M+ベース
)。
工程2)3-tert-ブチルアミノ-4-(3-クロロ-4-メチル-ベンジルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,3-ジオン
実施例133の工程1の生成物(0.96g、5ミリモル)、3-ブトキシ-4-te
rt-ブチルアミノ-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.12g、5ミリモル、
実施例44)、トリエチルアミン(0.506g、5ミリモル)およびテトラヒド
ロフラン(25mL)を一晩還流した後、実施例47の工程3と同様に処理した。
粗生成物(1.221g)をエタノールから2回再結晶して、表題化合物1.06
gを白色の固形物として得た。融点291〜292℃(分解);MS(m/z)30
6/308(M+)。
元素分析の結果(C16H19ClN2O2として)
計算値:C,62.64;H,6.24;N,9.13
実測値:C,62.30;H,6.38;N,9.04実施例134 3-(3-クロロ-4-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
実施例133の工程1の生成物(0.96g、5ミリモル)、3-ブトキシ-4-(
1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.20g
、5ミリモル、実施例46)、トリエチルアミン(0.56g、5ミリモル)およ
びテトラヒドロフラン(15mL)を約22時間還流した。この反応混合物を実
施例47の工程3と同様に処理して、白色の固形物1.234gを得た。粗生成
物をメタノールから2回再結晶して、表題化合物0.963gを白色の固形物と
して得た。融点261〜263℃;MS(m/z)320/322(M+)。
元素分析の結果(C17H21ClN2O2として)
計算値:C,63.65;H,6.60;N,8.73
実測値:C,63.67;H,6.63;N,8.70
実施例135 4-[(2-ブトキシ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ)- メチル]-3-クロロ-ベンゾニトリル
テトラヒドロフラン(25mL)中における3,4-ジブトキシ-3-シクロブテ
ン-1,2-ジオン(2.263g、10ミリモル)および2-クロロ-4-シアノベ
ンジルアミン(1.666g、10ミリモル、実施例45の工程3)の溶液を室
温で22時間攪拌した。溶媒を除去した後に残る残渣をクロロホルムに溶解し、
シリカによるクロマトグラフィー(フラッシュ、酢酸エチル/ヘキサン)に付し
た。適当な画分から単離した固形物を酢酸エチルから再結晶して、白色の固形物
2.427gを得た。融点147.5〜149℃;MS(m/z)318(M+)。HP
LCは主要な成分(>99%)を示す。
元素分析の結果(C16H15ClN2O3として)
計算値:C,60.29;H,4.74;N,8.79
実測値:C,60.05;H,4.54;N,8.69
実施例136 3-クロロ-4-{[2-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチル-エチルアミノ)- 3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
工程1)3-ブトキシ-4-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチル-エチルアミノ)シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオンの製造
氷浴で冷却しながら、テトラヒドロフラン(35mL)中における3,4-ジブ
トキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオン(4.526g、20ミリモル)の溶液を
攪拌し、テトラヒドロフラン(20mL)中における2-アミノ-2-メチルプロ
パノール(1.783g、20ミリモル)の溶液を滴下して処理した。次いで、
この溶液を室温で一晩攪拌した。溶媒を除去した後に単離した褐色の油状物をシ
リカによるクロマトグラフィー(フラッシュ、酢酸エチル/ヘキサン)に付した
。適当な画分から溶媒を除去し、残渣を乾燥させて、表題化合物4.122gを
無色の油状物として得た。1H NMR(DMSO-d6)δ8.43および8.33(
2
つのm,1H,回転異性体),4.90(t,1H),4.65(m,2H),3.37
(m,2H),1.72(m,2H),1.39(m,2H),1.23(m,6H),0
91(t,3H)ppm;IR(フィルム):3340,3250,1790,16
90cm-1;MS(m/z)242([M+H]+)。
工程2)3-クロロ-4-{[2-(2-ヒドロキシ-1,1-ジメチル-エチルアミノ)-
3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニルアミノ]-メチル}-ベンゾニトリル
テトラヒドロフラン(10mL)、実施例136の工程1の生成物(1.031
g、5ミリモル)および2-クロロ-4-シアノベンジルアミン(0.833g、5
ミリモル、実施例45の工程3)を共に室温で約67時間攪拌した。溶媒を除去
し、残渣をジエチルエーテルと共に摩砕して、白色の固形物1.18gを得た。
融点220〜223℃;1H NMR(DMSO-d6)δ8.11(d,1H),7.9
9(t,1H),7.88(m,1H),7.62(d,1H),7.58(s,1H),
5.10(t,1H),4.86(d,2H),3.40(d,2H),1.28(s,6
H)ppm;IR(KBr):3320,3200,2240,1790,166
5cm-1;MS(m/z)334([M+H]+)。
元素分析の結果(C16H16ClN3O3として)
計算値:C,57.58;H,4.83;N,12.59
実測値:C,57.51;H,4.71;N,12.74
実施例137 3-(2,5-ジメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
工程1)N-(2,5-ジメチルベンジル)フタルイミドの製造
N,N-ジメチルホルムアミド(200mL)、2,5-ジメチルベンジルクロリド
(15.5g、0.10モル)およびカリウムフタルイミド(20.38g、0.1
1モル)を共に140分間攪拌した。この期間中、反応温度は22℃から31℃
に上昇した後、27℃に低下した。真空下で溶媒を除去した後、残渣を水と共に
十分に摩砕し、乾燥させて、白色の固形物25.69gを得た。この固形物を酢
酸エチルから再結晶し、乾燥前に、0.99g(湿重量)部分をさらに酢酸エ
チルから再結晶して、N-(2,5-ジメチルベンジル)-フタルイミド0.68gを
白色の固形物として得た。融点148〜150℃(軟化点145℃);MS(m/z
)265(M+)。
元素分析の結果(C17H15NO2として)
計算値:C,76.96;H,5.70;N,5.28
実測値:C,76.87;H,5.57;N,5.29
乾燥させ、1回再結晶したN-(2,5-ジメチルベンジル)フタルイミド(やは
り融点148〜150℃(軟化点145℃)を示す)の量は、22.75gであっ
た。
工程2)2,5-ジメチルベンジルアミン塩酸塩の製造
機械的に攪拌しながら、N-(2,5-ジメチル)フタルイミド(22.67g、8
5.5ミリモル、実施例137の工程1)、ヒドラジン水和物(8.6g、170
ミリモル)および無水エタノール(200mL)を1時間還流した。室温に冷却
した後、この攪拌混合物を注意深く2N塩酸(123mL)で処理し、さらに4
0分間攪拌した。この混合物を濾過し、不溶物をエタノールおよび水ですすいだ
。合わせた濾液およびすすぎ液から溶媒を除去して、残渣を得た。これを氷-水
(300mL)で処理した。この混合物を2.5N水酸化ナトリウム(123m
L)で塩基性にした後、クロロホルムで抽出した。合わせた抽出液を1N水酸化
ナトリウム、水、食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。
溶媒を除去した後に残る褐色がかった黄色の油状物をジエチルエーテルに溶解
し、塩化水素含有イソプロパノールで処理した。固形物を採取し、ジエチルエー
テルですすぎ、乾燥させて、オフホワイト色の固形物12.05gを得た。
この粗製塩を無水エタノールから再結晶し、乾燥前に、1g(湿重量)部分を無
水エタノールからさらに再結晶して、2,5-ジメチルベンジルアミン塩酸塩0.
464gを白色の固形物として得た。融点234℃(軟化点231℃)。
元素分析の結果(C9H13N・HClとして)
計算値:C,62.97;H,8.22;N,8.16
実測値:C,63.06;H,8.28;N,8.06
乾燥させ、1回再結晶した2,5-ジメチルベンジルアミン塩酸塩(融点234
℃(軟化点230℃))の収量は、5.66g(エイチ・ミックス(H.Mix)ら、ツ
ァイトシュリフト・フュア・フィジオロジッシェ・ヒェミー(Z.Physiol.Chem.)
,343,52(1965))は、2,5-ジメチルベンジルアミン塩酸塩の融点233℃を報
告した)。
工程3)3-(2,5-ジメチルベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル-プロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(10mL)、2,5-ジメチルベンジルアミン塩酸塩(0.8
58g、5.0ミリモル、実施例137の工程2)、トリエチルアミン(0.51
g、5.0ミリモル)および3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチルプロピルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.20g、5.0ミリモル、実施例46)
を共に室温で約18時間攪拌した。溶媒を除去し、残渣を水、ジエチルエーテル
と共に摩砕して、淡黄色の固形物1.31gを得た。この粗生成物をアセトニト
リルから3回再結晶して、表題化合物0.812gを綿毛状の白色固形物として
得た。融点199〜200℃(軟化点195℃);MS(m/z)301([M+H]+)
。HPLCは主要な成分(>99%)を示す。
元素分析の結果(C18H24N2O2として)
計算値:C,71.97;H,8.05;N,9.33
実測値:C,71.89;H,8.01;N,9.30
実施例138 3-(t-ブチルアミノ)-4-(2,5-ジメチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(10mL)、3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミノ-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.13g、5.0ミリモル、実施例44)、2,5-
ジメチルベンジルアミン(0.858g、5.0ミリモル)およびトリエチルアミ
ン(0.51g、5.0ミリモル)を共に室温で約18時間攪拌した。溶媒を除
去した後、残渣を水、ジエチルエーテルと共に摩砕して、クリーム色の固形物0
.698gを得た。この物質をメタノールから3回再結晶して、表題化合物0.4
44gを白色の固形物として得た。融点246〜247℃(軟化点242℃);M
S(m/z)287([M+H]+)。HPLCは主要な成分(>99%)を示す。
元素分析の結果(C17H22N2O2として)
計算値:C,71.30;H,7.74;N,9.78
実測値:C,71.34;H,7.76;N,9.77
実施例139 3-tert-ブチルアミノ-4-(3-クロロ-2-メチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
工程1)3-クロロ-2-メチルベンジルアミン塩酸塩の製造
テトラヒドロフラン(50mL)中における3-クロロ-2-メチルベンゾニト
リル(7.58g、50ミリモル)の溶液を、1.0Mボラン-テトラヒドロフラ
ン錯体(150mL、150ミリモル)に、攪拌しながら徐々に加え、この混合
物を21時間還流した。氷-水浴で冷却し、攪拌しながら、2N塩酸(50mL
)を注意深く加え、攪拌をさらに40分間継続した。この反応混合物から溶媒を
除去し、残渣を水とクロロホルムとに分配した。両方の相が固形物を含んでいた
ので、それらを濾過した。水性の濾液を希水酸化ナトリウム水溶液で塩基性にし
、ジエチルエーテルで抽出した。抽出液を水、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥させ、濃縮して、粗製アミン3.21gを得た。
元々の水性酸性画分およびクロロホルム画分から単離した固形物を水に部分的
に溶解した。この混合物を希水酸化ナトリウム水溶液で塩基性にし、ジエチルエ
ーテルで十分に抽出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後、これらの抽出液
を濃縮して、粗製アミンをさらに2.23g得た。
これら2つのロットの粗製アミンをジエチルエーテルに溶解し、塩化水素含有
イソプロパノールを加えて、固形物を得た。これをジエチルエーテルですすぎ、
乾燥させて、淡いベージュ色の塩5.57gを得た。
この粗製塩を、少量の塩化水素含有イソプロパノールの存在下で、無水エタノ
ールから再結晶した。乾燥前に、0.98g(湿重量)部分を同様に再結晶し、乾
燥させて、3-クロロ-2-メチルベンジルアミン塩酸塩0.63gを白色の固形物
として得た。融点265〜266℃(軟化点263℃);MS(m/z)155/15
7([M+H]+)。
元素分析の結果(C8H10ClN・HClとして)
計算値:C,50.02;H,5.77;N,7.29
実測値:C,49.86;H,5.75;N,7.23
乾燥させ、1回再結晶して得られた3-クロロ-2-メチルベンジルアミン塩酸
塩(融点266〜267℃(軟化点263℃))の量は、3.76gであった。
工程2)3-tert-ブチルアミノ-4-(3-クロロ-2-メチル-ベンジルアミノ)-
シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(10mL)、3-クロロ-2-メチルベンジルアミン塩酸塩(
0.96g、5.0ミリモル、実施例139の工程1)、トリエチルアミン(0.5
1g、 5.0ミリモル)および3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミノ-シクロブタ-
3-エン-1,2-ジオン(1.13g、5.0ミリモル)を共に室温で18.5時間
攪拌した。溶媒を除去した後に残る残渣を水、ジエチルエーテルと共に摩砕し、
乾燥させて、クリーム色の固形物1.1gを得た。この物質をアセトニトリルか
ら3回再結晶して、表題化合物0.80gを白色の綿毛状固形物として得た。融
点258〜259℃(分解)(軟化点242℃);MS(m/z)307([M+H]+)。
HPLCは主要な成分(>99%)を示す。
元素分析の結果(C16H19ClN2O2として)
計算値:C,62.64;H,6.24;N,9.13
実測値:C,62.80;H,6.18;N,9.11
実施例140 3-(3-クロロ-2-メチル-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(10mL)、3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.20g、5.0ミリモル、実施例
46)、3-クロロ-2-メチルベンジルアミン塩酸塩(0.96g、5.0ミリモル
、実施例139の工程1)およびトリエチルアミン(0.51g、5.0ミリモ
ル)を共に室温で65時間攪拌した。この反応混合物を実施例139の工程2と
同様に処理して、白色の固形物1.44gを得た。この粗生成物をメタノールか
ら2回再結晶して、表題化合物1.12gを綿毛状の白色固形物として得た。融
点236〜237℃(軟化点233℃);MS(m/z)321/323([M+H]+)
。HPLCは主要な成分(99.6%)を示す。
元素分析の結果(C17H21ClN2O2として)
計算値:C,63.65;H,6.60;N,8.73
実測値:C,63.63;H,6.59;N,8.78
実施例141 N-(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル)- N-(2-クロロ-4-シアノ-ベンジル)-アセトアミド
実施例120の方法を用いて、4-[(tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シク
ロブタ-1-エニルアミノ)-メチル]-3-クロロベンゾニトリル(0.731g、2.
30ミリモル)、水素化ナトリウム(0.062g、2.6ミリモル)および無水
酢酸(0.27g、2.6ミリモル)をテトラヒドロフラン(10mL)およびN
,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中で反応させて、黄色の固形物0.592
gを得た。この物質をシリカによるクロマトグラフィー(フラッシュ、クロロホ
ルム)に付し、適当な画分を濃縮した。残渣をヘキサンの添加・回転エバポレー
ト(2回)により固化し、乾燥させて、粗生成物0.353gを得た。この物質
をジクロロメタン-ヘキサンから2回再結晶して、表題化合物0.125gを淡黄
色の固形物として得た。融点184〜185℃(軟化点181℃);1H NMR(
DMSO-d6)δ9.10-8.15(ブロードな隆起部分,1H),8.10(s,1
H),7.84(m,1H),7.50(d,1H),5.27(br s,2H),2.
16(s,3H),1.40(s,9H)ppm;IR(KBr):3270,223
0,1780,1720,1680cm-1;MS(m/z)359/361(M+)。
HPLCは主要な成分(>99%)を示す。
元素分析の結果(C18H18ClN3O3として)
計算値:C,60.09;H,5.04;N,11.68
実測値:C,59.61;H,4.72;N,11.51
C,59.93;H,4.86;N,11.50
実施例142 3-(2,3-ジクロロ-ベンジルアミノ)-4-(1,1-ジメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(12mL)、3-ブトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピル
アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.20g、5.0ミリモル)およ
び2,3-ジクロロベンジルアミン(0.88g、5.0ミリモル)を共に室温で6
4時間攪拌した。溶媒を除去した後に残る残渣をジエチルエーテルと共に十分に
摩砕し、乾燥させて、白色の固形物1.55gを得た。この粗生成物をアセトニ
トリルから4回再結晶して、表題化合物0.796gを白色の固形物として得た
。融点222〜223℃(軟化点218℃);MS(m/z)340/342/344(
M+)。HPLCは主要な成分(96.2%)を示す。
元素分析の結果(C16H18Cl2N2O2として)
計算値:C,56.32;H,5.32;N,8.21
実測値:C,56.39;H,5.28;N,8.18
実施例143 3-(t-ブチルアミノ)-4-(2,3-ジクロロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
テトラヒドロフラン(12mL)、3-ブトキシ-4-tert-ブチルアミノ-シクロ
ブタ-3-エン-1,2-ジオン(1.13g、5.0ミリモル、実施例44)および
2,3-ジクロロベンジルアミン(0.88g、5.0ミリモル)を共に室温で64
時間攪拌した。溶媒を除去した後、残渣をジエチルエーテルと共に摩砕し、乾燥
させて、白色の固形物1.46gを得た。この粗生成物をアセトニトリルから4
回再結晶して、表題化合物0.927gを白色の固形物として得た。融点237
〜243℃(分解);MS(m/z)327([M+H]+)。
元素分析の結果(C15H16Cl2N2O2として)
計算値:C,55.06;H,4.93;N,8.56
実測値:C,54.77;H,4.81;N,8.51
実施例144 N-(2-tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル)- N-(2-クロロ-3-シアノ-ベンジル)-ブチルアミド
実施例120の方法を用いて、4-[(tert-ブチルアミノ-3,4-ジオキソ-シク
ロブタ-1-エニルアミノ)-メチル]-3-クロロベンゾニトリル(0.887g、2.
79ミリモル)、水素化ナトリウム(0.076g、3.07ミリモル)および無
水酪酸(0.486g、3.07ミリモル)をテトラヒドロフラン(10mL)お
よびN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中で反応させて、黄金色の固形物0
.996gを得た。この物質をクロロホルムに溶解し、シリカによるクロマトグ
ラフィー(フラッシュ、酢酸エチル-ヘキサン)に付し、適当な画分を濃縮した
。残渣をヘキサンの添加・回転エバポレート(2回)により固化した。この固形
物をt-ブチルメチルエーテルから2回再結晶して、表題化合物0.539gを白
色の固形物として得た。融点133〜134℃(軟化点131℃);MS(m/z)
388/390([M+H]+)。
元素分析の結果(C20H22ClN3O3として)
計算値:C,61.93;H,5.72;N,10.83
実測値:C,61.59;H,5.50;N,10.68
実施例145 3-(4-フルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン 工程1 ( R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3 -エン-1,2-ジオン
3,4-ジエトキシ-3-シクロブタ-1,2-ジオン(10g、59ミリモル)お
よび(R)-2-アミノ-3,3-ジメチルブタン(無水エタノール中の0.2M溶液3
53mL、71ミリモル)の溶液を室温で24時間攪拌した。さらに(R)-2-ア
ミノ-3,3-ジメチルブタン(無水エタノール中の0.2M溶液150mL、30
ミリモル)を加え、得られた溶液を室温で24時間攪拌した。このスラリーを濾
過し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた固形物をヘキサン:酢酸エチル(15
0:5mL)と共に摩砕し、ヘキサンで洗浄して、白色の固形物9.78g(74
%)を得た。1H NMR(DMSO-d6)δ8.72および8.50(2つのd,1H
,回転異性体),4.65(m,2H),3.90および3.42(2つのm,1H,
回転異性体),1.37および1.35(2つの重複するt,2H,回転異性体),
1.10(2つの重複するd,3H,回転異性体),0.85および0.84(2つの
s,9H,回転異性体)ppm;IR(KBr):3150,2950,1800
,1700cm-1;MS(m/z)225(M+)。
元素分析の結果(C12H19NO3として)
計算値:C,63.98;H,8.50;N,6.22
実測値:C,64.33;H,8.54;N,6.52
工程2 ( R)-3-(4-フルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル-プロピル アミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
室温で、(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)-シク
ロブタ-3-エン-1,2-ジオン100mgおよびCH3CN 10mLの溶液に、
4-フルオロ-ベンジルアミン55mg(0.44ミリモル)を加えた。この反応
混合物を80℃に12時間加熱した。室温に冷却し、エバボレートして乾固した
後、Et2O 10mLを加え、この混合物を濾過して、表題化合物の(R)-異性
体100mg(0.33ミリモル、収率75%)を白色の固形物として得た。融
点301〜303℃;1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ0.83-0.
90(m,9H),1.09-1.15(m,3H),3.21-3.90(br s,1H
),4.71(br m,2H),7.08-7.30(m,3H),7.39-7.48(m
,3H),7.61(br s,1H)ppm;IR(KBr,cm-1):3195m
,3059w,2967m,2874w,1651m,1572s,1511s
,1478m,1223w;MS(ES)m/z(相対強度):327(M++Na,
20),305(M++H,100)。
元素分析の結果(C17H21FN2O2として)
計算値:C,67.09;H,6.95;N,9.20
実測値:C,66.82;H,7.23;N,9.03
実施例146 3-(4-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物の(R)-異性体は、4-フルオロ-べンジルアミンに代えて4-トリフ
ルオロメチル-ベンジルアミンを用いたこと以外は、実施例145の工程2の方
法に従って製造した。収率67%;融点316〜318℃;1H NMR(300
MHz,DMSO-d6)δ0.82-0.90(m,9H),1.07-1.14(m,3
H),3.92(br s,1H),4.82(br m,2H),7.05-7.19(m
,1H),7.57(d,J=8.2Hz,2H),7.76(d,J=8.2Hz,2
H),7.61(br s,1H)ppm;IR(KBr,cm-1):3196m,3
064w,2969m,2875w,1649m,1570s,1480m,1
328m,1127m;MS(ES)m/z(相対強度):377(M++Na,25)
,355(M++H,100)。
元素分析の結果(C18H21F3N2O2として)
計算値:C,61.01;H,5.97;N,7.99
実測値:C,61.25;H,6.00;N,7.92
実施例147 3-tert-ブチルアミノ-4-(4-トリフルオロメトキシ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン 工程1−3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジ オン
3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオン5.81g(34ミリモル)
およびTHF50mLの室温溶液に、tert-ブチルアミン2.9g(34ミリモル
)を加えた。室温で12時間攪拌した後、この反応混合物をエバボレートして、
黄色の油状物とした。シリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィーに付し、
0%〜5%MeOH/CH2Cl2で溶出して、表題化合物6.2g(34ミリモ
ル、収率100%)を白色の固形物として得た。融点80〜82℃;1H NMR
(300MHz,DMSO-d6)δ1.30-1.62(m,12H),4.70-4.
93(m,2H),5.50-6.42(brm,1H);IR(KBr,cm-1):3
214w,3144m,3071w,2973m,2941m,1794m,1
702s,1606s,1577s,1500-1442brs;MS(CI)m/
z(相対強度):198(M++H,100)。
元素分析の結果(C10H15NO3として)
計算値:C,60.90;H,7.67;N,7.10
実測値:C,61.03;H,7.66;N,6.98
工程2−3-tert-ブチルアミノ-4-(4-トリフルオロメトキシ-ベンジルアミ ノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物は、(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)
-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンに代えて3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミ
ノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを用い、4-フルオロ-ベンジルアミンに
代えて4-トリフルオロメトキシ-ベンジルアミンを用いたこと以外は、実施例1
45の工程2の方法に従って製造した。収率66%;融点292〜294℃;1
H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.36(m,9H),4.73-4.7
9(m,2H),7.39(d,J=8.0Hz,2H),7.76(d,J=8.2Hz
,2H),7.81(br s,1H)ppm,1つのN-Hプロトンは観察されない
;IR(KBr,cm-1):3293s,3242s,3061w,2980m,
1794m,1655s,1569s,1542s,1472s,1447s,
1280-1160brs;MS(ES)m/z(相対強度):365(M++Na,1
00),343(M++H,75)。
元素分析の結果(C16H17F3N2O3として)
計算値:C,56.14;H,5.01;N,8.18
実測値:C,56.28;H,5.05;N,7.97
実施例148 3-tert-ブチルアミノ-4-(4-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物は、(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)
-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンに代えて3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミ
ノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを用い、4-フルオロ-ベンジルアミンに
代えて4-トリフルオロメチル-ベンジルアミンを用いたこと以外は、実施例14
5の工程2の方法に従って製造した。収率63%;融点306〜308℃;1H
NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.37(m,9H),4.81-4.87(
m,2H),7.57(d,J=7.9Hz,2H),7.76(d,J=8.0Hz,
2H),7.81(brm,1H)ppm,1つのN-Hプロトンは観察されない;
IR(KBr,cm-1):3291s,3244s,3061w,2980m,1
794m,1656s,1567s,1540s,1471s,1327s,1
162s,1127s;MS(ES)m/z(相対強度):349(M++Na,20)
,327(M++H,100)。
元素分析の結果(C16H17F3N2O2として)
計算値:C,58.89;H,5.25;N,8.58
実測値:C,59.07;H,5.34;N,8.31
実施例149 3-tert-ブチルアミノ-4-(4-トリフルオロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物は、(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)
-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンに代えて3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミ
ノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを用いたこと以外は、実施例145の工
程2の方法に従って製造した。収率86%;融点296〜298℃;1H NMR
(300MHz,DMSO−d6)δ1.36(m,9H),4.77-4.83(m,2
H),7.18-7.29(m,2H),7.40-7.50(m,2H),7.53(s,
1H),7.78(brm,1H);IR(KBr,cm-1):3291s,3244
s,3069w,2970m,2973m,1793m,1654s,154
0s,1511s,1471s,1455s,1219s;MS(CI)m/z(相
対強度):277(M++H,100)。
元素分析の結果(C15H17FN2O2として)
計算値:C,65.20;H,6.20;N,10.14
実測値:C,65.19;H,6.25;N,10.06
実施例150 3-(4-トリフルオロメトキシ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物の(R)-異性体は、4-フルオロ-ベンジルアミンに代えて4-トリフ
ルオロメチル-ベンジルアミンを用いたこと以外は、実施例145の工程2の方
法に従って製造した。収率61%;融点289〜291℃;1H NMR(300
MHz,DMSO-d6)δ0.83-0.88(m,9H),1.08-1.14(m,3
H),3.91(br s,1H),4.71-4.81(m,2H),7.39(d,J=
8.1Hz,2H),7.48(d,J=8.1Hz,2H),7.65(br s,1
H)ppm,1つのNHプロトンは観察されない;IR(KBr,cm-1):31
96m,3064w,2969m,1796w,1648m,1575s,15
11s,1480s,1347m,1264m,1162s;MS(ES)m/z(
相対強度):393(M++Na,20),371(M++H,100)。
元素分析の結果(C18H21F3N2O3として)
計算値:C,58.37;H,5.72;N,7.56
実測値:C,59.20;H,6.01;N,7.56
実施例151 3-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-4-(4-フルオロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン 工程1 3-エトキシ-4-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1 2-ジオン
3,4-ジエトキシ-3-シクロブテン-1,2-ジオン4.9g(29ミリモル)お
よびTHF 50mLの室温溶液に、1,1-ジメチル-プロピルアミン2.5g(
34ミリモル)を加えた。室温で一晩攪拌した後、この反応混合物をエバポレー
トして、黄色の油状物とした。Et2Oと共に摩砕し、濾過して、表題化合物6.
2g(20ミリモル、収率100%)を白色の固形物として得た。融点78〜8
0℃;1H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ0.91および1.47(t
,J=7.5Hz,3H,回転異性体),1.36-1.97(m,6H),4.70-
4.92(m,2H),5.41および5.99(br s,1H,回転異性体);IR
(KBr,cm-1):3252w,3181w,3067w,2968m,288
7m,1788m,1695s,1603s,1578s,1500-1434
brs,1343s;MS(CI)m/z(相対強度):212(M++H,100)。
元素分析の結果(C10H15NO3として)
計算値:C,62.54;H,8.11;N,6.63
実測値:C,62.54;H,8.12;N,6.52
工程2 3-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)-4-(4-フルオロ-ベンジルアミノ)-シ クロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物は、(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)
-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンに代えて3-エトキシ-4-(1,1-ジメチル-
プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを用いたこと以外は、実施
例145の工程2の方法に従って製造した。収率72%;融点255〜257℃
;1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ0.82(t,J=7.5Hz,3
H),1.30(s,6H),1.67(q,J=7.5Hz,2H),4.69-4.7
4(m,2H),7.19-7.31(m,2H),7.37-7.55(m,3H),7.
80(br s,1H);IR(KBr,cm-1):3239m,3069w,29
72w,2882w,1792w,1652m,1571s,1537s,15
11m,1468w;MS(ES)m/z(相対強度):313(M++Na,30),
291(M++H,100)。
元素分析の結果(C16H19FN2O2として)
計算値:C,66.19;H,6.60;N,9.65
実測値:C,66.25;H,6.72;N,9.51
実施例152 3-tert-ブチルアミノ-4-(3-フルオロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物は、(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)
-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンに代えて3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミ
ノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを用い、3-フルオロ-ベンジルアミンに
代えて3-トリフルオロ-ベンジルアミンを用いたこと以外は、実施例145の工
程2の方法に従って製造した。収率75%;融点295〜297℃;1H NMR
(300MHz,DMSO-d6)δ1.37(m,9H),4.72-4.79(m,2H
),7.11-7.26(m,3H),7.40-7.49(m,1H),7.54(br s
,1H),7.75-7.84(br m,1H);IR(KBr,cm-1):3236
s,3091w,2971m,2937m,1794m,1654s,1571
s,1536s,1470s,1444s,1370m,1248m,1216
m;MS(ES)m/z(相対強度):299(M++Na,15),277(M++H,
100)。
元素分析の結果(C15H17FN2Oとして)
計算値:C,65.20;H,6.20;N,10.14
実測値:C,645.09;H,6.28;N,10.19
実施例153 3-tert-ブチルアミノ-4-(3-フルオロ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物は、(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)
-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンに代えて3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミ
ノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを用い、4-フルオロ-ベンジルアミンに
代えて2-トリフルオロメトキシ-ベンジルアミンを用いたこと以外は、実施例
145の工程2の方法に従って製造した。収率73%;融点260〜262℃;1
H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.36(m,9H),4.75-4.8
1(m,2H),7.20-7.30(m,2H),7.35-7.46(m,2H),7.
53(br s,1H),7.72-7.80(brm,1H);IR(KBr,cm-1)
:3221m,3048w,2973m,1793m,1653s,1570s
,1537s,1470-1445brs,1231m,1217m;MS(ES
)m/z(相対強度):299(M++Na,10),277(M++H,100)。
元素分析の結果(C15H17FN2O2として)
計算値:C,65.20;H,6.20;N,10.14
実測値:C,64.99;H,6.09;N,9.99
実施例154 3-tert-ブチルアミノ-4-(3-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物は、(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)
-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンに代えて3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミ
ノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを用い、4-フルオロ-ベンジルアミンに
代えて3-トリフルオロメチル-ベンジルアミンを用いたこと以外は、実施例14
5の工程2の方法に従って製造した。収率73%;融点237〜239℃;1H
NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.36(s,9H),4.81-4.87(
m,2H),7.57(s,1H),7.60-7.77(m,4H),7.82(brm
,1H);IR(KBr,cm-1):3233m,3059w,2973w,17
93w,1653s,1571s,1540s,1471m,1447m,13
54m,1166m,1127m;MS(CI)m/z(相対強度):327(M++
H,80)。
元素分析の結果(C16H17F3N2O2として)
計算値:C,58.89;H,5.25;N,8.58
実測値:C,58.99;H,5.23;N,8.47実施例155 3-tert-ブチルアミノ-4-(2-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物は、(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)
-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンに代えて3-エトキシ-4-(tert-ブチルアミ
ノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを用い、4-フルオロ-ベンジルアミンに
代えて2-トリフルオロメチル-ベンジルアミンを用いたこと以外は、実施例14
5の工程2の方法に従って製造した。収率73%;融点237〜239℃;1H
NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.37(m,9H),4.81-4.88(
m,2H),7.56-7.61(m,2H),7.63-7.83(m,4H);IR(K
Br,cm-1):3299m,3224m,3040w,2976w,2940
w,1796m,1670m,1650m,1576s,1534s,1468
s,1315s,1216-1127brm;MS(ES)m/z(相対強度):349
(M++Na,20),327(M++H,100)。
元素分析の結果(C16H17F3N2O2として)
計算値:C,58.89;H,5.25;N,8.58
実測値:C,58.84;H,5.28;N,8.54実施例156 3-tert-ブチルアミノ-4-(3-トリフルオロメトキシ-ベンジルアミノ)- シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物は、(R)-3-エトキシ-4-(1,2,2-トリメチル-プロピルアミノ)
-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを用いることに代えて3-エトキシ-4-(tert
-ブチルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオンを用い、4-フルオロ-ベンジ
ルアミンに代えて3-トリフルオロメトキシ-ベンジルアミンを用いたこと以外は
、実施例145の工程2の方法に従って製造した。収率66%;融点210〜2
12℃;1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ1.36(m,9H),4.7
6-4.81(m,2H),7.32-7.43(m,3H),7.50-7.60(m,2
H),7.76-7.84(brm,1H);IR(KBr,cm-1):3295m,
3239m,3063w,2973m,1794m,1655s,1569s,
1542s,1471s,1446s,1259-1168brs;MS(ES)
m/z(相対強度):365(M++Na,50),343(M++H,100)。
元素分析の結果(C16H17F3N2O3として)
計算値:C,56.14;H,5.01;N,8.18
実測値:C,55.91:H,4.70;N,7.99
実施例157 3-(3-トリフルオロメチル-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物の(R)-異性体は、4-フルオロ -ベンジルアミンに代えて3-トリ
フルオロメチル-ベンジルアミンを用いたこと以外は、実施例145の工程2の
方法に従って製造した。収率76%;融点236〜238℃;1H NMR(300
MHz,DMSO-d6)δ0.83-0.90(m,9H),1.09-1.15(m,3
H),3.88-3.96(m,1H),4.75-4.90(m,2H),7.15-7.3
8(m,1H),7.59-7.82(m,5H);IR(KBr,cm-1):3201
m,3061w,2969m,2876w,1790w,1649m,1569
brs,1480m,1329s,1167m,1126m;MS(CI)m/z(
相対強度):355(M++H,20)。
元素分析の結果(C18H21F3N2O2として)
計算値:C,61.01;H,5.97;N,7.90
実測値:C,61.41;H,5.94;N,7.96
実施例158 3-(2-トリフルオロメチルーベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物の(R)-異性体は、4-フルオロ-ベンジルアミンに代えて2-トリフ
ルオロメチル-ベンジルアミンを用いたこと以外は、実施例145の工程2の方
法に従って製造した。収率76%;融点216〜218℃;1H NMR(300
MHz,DMSO-d6)δ0.83-0.90(m,9H),1.10-1.16(m,
3H),3.88-3.97(m,1H),4.80-4.91(m,2H),7.17-7.
40(m,1H),7.59-7.82(m,5H);IR(KBr,cm-1):321
0m,3066w,2967m,2875w,1664m,1586s,154
1s,1476m,1315s,1165m,1122m;MS(CI)m/z(相
対強度):355(M++H,100)。
元素分析の結果(C18H21F3N2O2として)
計算値:C,61.01;H,5.97;N,7.90
実測値:C,61.23;H,5.69;N,7.91
実施例159 3-(2-フルオロ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物の(R)-異性体は、4-フルオロ-ベンジルアミンに代えて2-フルオ
ロ-ベンジルアミンを用いたこと以外は、実施例145の工程2の方法に従って
製造した。収率66%;融点275〜277℃;1H NMR(300MHz,D
MSO-d6)δ0.84-0.9'(m,9H),1.08-1.14(m,3H),3.8
5-3.96(m,1H),4.70-4.90(m,2H),7.15-7.32(m,3
H),7.37-7.55(m,2H),7.60-7.76(m,1H);IR(KBr,
cm-1):3193m,3065w,2967m,2874m,1648m,1
574s,1545s,1489-1421brm,1368w;MS(ES)m/
z(相対強度):327(M++Na,20),305(M++H,100)。
元素分析の結果(C17H21FN2O2として)
計算値:C,67.09;H,6.95;N,9.20
実測値:C,66.79;H,7.16;N,9.08
実施例160 3-(3-トリフルオロメトキシ-ベンジルアミノ)-4-(1,2,2-トリメチル- プロピルアミノ)-シクロブタ-3-エン-1,2-ジオン
表題化合物の(R)-異性体は、4-フルオロ-ベンジルアミンに代えて3-トリフ
ルオロメトキシ-ベンジルアミンを用いたこと以外は、実施例145の工程2の
方法に従って製造した。収率60%;融点236〜238℃;1H NMR(30
0MHz,DMSO-d6)δ0.84-0.90(m,9H),1.10-2.15(m
,3H),3.88-3.97(m,1H),4.73-4.85(m,2H),7.15-
7.45(m,4H),7.50-7.58(m,1H),7.62-7.77(m,1H)
;IR(KBr,cm-1):3201m,3065w,2968m,2876w,
1648m,1567s,1481m,1449m,1262m,1216m;
MS(ES)m/z(相対強度):393(M++Na,25),371(M++H,10
0)。
元素分析の結果(C18H21F3N2O3として)
計算値:C,58.37;H,5.72;N,7.56
実測値:C,59.02;H,C.99;N,7.57
実施例161 ( 2,4-ジクロロ-6-メチル-べンジル)-[2-(1,1-ジメチル-プロピルアミノ)- 3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-カルバミン酸tert-ブチルエステル
工程1)(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジル)-[2-ブトキシ-3,4-ジオキソ
-シクロブタ-1-エニル]-カルバミン酸tert-ブチルエステルの製造
テトラヒドロフラン(15mL)中における2,4-ジクロロ-6-メチルベンジ
ルアミン(2.0g、10.5ミリモル)に、3,4-ジブトキシ-3-シクロブテン
-1,2-ジオン(2.85g、12.6ミリモル)を加えた。この混合物を窒素下
、室温で24時間攪拌した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残渣を
酢酸エチルおよびヘキサンの混合物から再結晶した。この固形物を濾過し、乾燥
させた。こうして、固形物3.15g(84%)を得た。これはさらに精製するこ
となく用いた。ジクロロメタン(20mL)中における、この固形物の一部、3
-(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジルアミノ)-4-ブトキシ-シクロブタ-3-エ
ン-1,2-ジオン(1.12g、3.1ミリモル)をトリエチルアミン(0.44m
L、3.1ミリモル)、ジ-tert-ブチルジカーボネート(1.45g、6.6ミリモ
ル)および4-ジメチルアミノピリジン(0.38g、3.1ミリモル)と混合し
た。この反応混合物を窒素下、室温で24時間攪拌した。得られた溶液をシリ
カゲルのプラグで濾過し、これを引き続いて1:1のヘキサン:酢酸エチル(1
00mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、固形物1.25g(86%)を
得た。1H NMR(DMSO-d6)δ7.43(s,1H),7.32(s,1H),5
.10(s,2H),4.74(t,2H),2.38(s,3H),1.71(m,2H)
,1.40-1.29(δ1.31の一重項と重複するm,11H),0.89(t,3
H)。
工程2)(2,4-ジクロロ-6-メチル-ベンジル)-[2-(1,1-ジメチル-プロピ
ルアミノ)-3,4-ジオキソ-シクロブタ-1-エニル]-カルバミン酸tert-ブチルエ
ステル
実施例161の工程1の生成物(1.20g、2.63ミリモル)をテトラヒド
ロフラン(30mL)に溶解した。1,1-ジメチルプロピルアミン(0.62m
L、5.3ミリモル)を加えた。この反応混合物を窒素下、室温で3日間攪拌し
た。減圧下で溶媒を除去し、得られた黄色の油状物をジエチルエーテルおよびヘ
キサンと共に摩砕して、表題化合物1.15g(95%)を白色の固形物として得
た。融点141.2〜142.5℃;1H NMR(DMSO-d6)δ7.94(br
s,1H),7.46(d,1H),7.34(d,1H),5.25(s,2H),2.
36(s,3H),1.71(q,2H),1.35(s,6H),1.25(s,9H)
,0.85(t,3H);MS(m/z)454/456/458(M+)。
元素分析の結果(C22H28Cl2N2O4として)
計算値:C,58.03;H,6.20;N,6.15
実測値:C,58.09;H,6.11;N,6.09
本発明化合物の平滑筋弛緩活性は、代表的な化合物につき、標準的な薬理学的
に許容された試験法に従って、以下のように確立した。
スプレーグ-ドーリー(Sprague-Dawley)ラット(150〜200g)をCO2で
窒息させて意識を失わせた後、頸部の脱臼により安楽死させる。その膀胱を取り
出し、以下の組成(mM)[NaCl、118.4;KCl、4.7;CaCl2、2
.5;MgSO4、4.7;H2O、1.2;NaHCO3、24.9;KH2PO4、
1.2;グルコース、11.1;EDTA、0.023;95%O2、2/5%CO2
で処理;pH7.4]を有する温かい(37℃)生理食塩水溶液(PSS)に入れ
る。この膀胱を切開し、幅1〜2mm、長さ7〜10mmの細片に切断する。こ
れらの細片を、引き続いて、1.5gの初期静止張力をかけた状態で、10mL
の組織浴中に懸垂させる。これらの細片は、2個の外科用クリップにより、所定
の位置に保持する。クリップの一方は固定フックに取り付け、他方は等尺性収縮
力変換器に取り付ける。これらの試料は、通常、小さい自発性収縮を示すが、1
時間回復させた後、0.1μMのカルバコールで誘発する。次いで、カルバコー
ルを洗い流し、組織をその活性の静止レベルにまで弛緩させる。さらに30分間
回復させた後、さらに15mMのKClを組織浴に入れる。このKCl濃度の上
昇は、基礎的な緊張状態の小さい上昇に重なって、自発性収縮の振幅の大きい上
昇(および以前は静止していた細片の収縮開始)をもたらす。この上昇したレベ
ルの収縮活性が安定した後、組織浴中における試験化合物または賦形剤の濃度を
漸増させる。収縮活性は、30分間の誘発における最後の1分間の各化合物また
は賦形剤濃度について測定する。
膀胱細片により生じる等尺性収縮力は、薬剤投与前の収縮活性の50%抑制を
誘発するのに必要な濃度(IC50濃度)を用いて測定し、この濃度-応答曲線か
ら計算する。また、試験化合物により誘発される収縮活性の最大阻害率(%)を3
0μM以下の試験化合物濃度について記録する。
この試験の結果を表Iに示す。表I 単離したラット膀胱細片における収縮の阻害 a30μMでの阻害率(%)
b30μMでの収縮率(%)
c第2のロット(融点215.5〜216.0℃(軟化点211.5℃))は、IC
50=0.13±0.03μM(n=6)を示した。
さらに、膀胱の肥大した有意識の雌ラットにおける肥大した膀胱の平滑筋(排
尿筋)の機能亢進を阻害し、それによりラットの尿失禁を緩和する化合物の能力
を、マルムグレン(Malmgren)らにより報告された方法[ジャーナル・オブ・ユラ
ロジー(J.Urol.),142:1134,1989]に従って試験した。
体重が190〜210gの雌スプレーグ-ドーリー(Sprague-Dawley)ラットを
用いる。毎回、25匹までの動物を用意する。膀胱肥大が発生した後、各試験あ
たり4〜8匹の動物を用いる。
化合物をPEG-200に溶解し、5ml/kgの容量で、胃管栄養法により投
与するか、あるいは静脈内投与する。一次スクリーニングのために、すべての薬
物を、10mg/kgの任意量で、4匹のラットからなる複数グループに経口投
与する。
これらの動物をハロタンで麻酔する。正中切開により、膀胱および尿道を露出
させ、4-0シルクの結紮糸を、ステンレス製のロッド(直径1mm)の存在下
、近位尿道の周囲に結び付けて、部分的に閉塞させる。次いで、ロッドを取り外
す。外科用ステープルを用いて、腹部を縫合し、各ラットに150,000単位のバイ
シリンC-Rを与える。これらの動物について、6週間にわたり、膀胱肥大を十
分に進行させる。6週間後、ハロタン麻酔下で、結紮糸を取り外し、カフ付きカ
テーテル(PE60)を膀胱のドームに入れて、巾着縫合で固定する。カテーテ
ルは、皮膚の下を通って、頸後部の孔から体外に露出させる。腹切開部を縫合し
、カテーテルの自由端を密閉する。感染症を防止するために、これらのラットに
バイシリンC-R(150,000単位/ラット)を注射する。2日後、これらのラット
を用いて、膀胱内圧測定による評価を行う。これらの動物を代謝かごに入れ、T
字形コネクターを用いて、カテーテルをステーサム(Statham)の圧力変換器(P23D
b型)およびハーバード(Harvard)の注入ポンプに接続する。ラットのかごの下に
、力変位変換器(グラス(Grass)FTO3)に接続したプラスチック製のビーカーを
置いて、尿を採取し、その量を記録する。これらの動物を15〜30分間休ませ
た後、生理食塩水を(20ml/時で20分間)注入し始め、一回目の膀胱内圧
測定を行う。一回目の膀胱内圧測定を行ってから2時間後、これらのラットに賦
形剤ま
たは試験化合物を投与し、1時間後に二回目の膀胱内圧測定を行う。
以下の尿力学的変数を記録する:
基礎膀胱圧= 膀胱内圧測定時の最低膀胱圧
閾圧= 排尿直前の膀胱圧
排尿量= 排出量
排尿圧= 排尿時のピーク圧
自発性活動度=充満時の膀胱圧変動の平均振幅
結果の表示:
各変数の平均値を化合物投与の前後で計算する。各化合物について、測定され
た変数の変化を処理前に得られた値と比較し、阻害率(%)として表示する。また
、これらのデータについて、二元配置の分散分析を行って、測定された変数の有
意な変化(p<0.05)を決定する。このラットモデルにおける最も特徴的な
発見は、充満時に起こる自発性膀胱収縮である。
この試験の結果を表IIに示す。表II インビボでの自発性収縮の阻害 d肥大したラット膀胱モデルにおける自発性収縮の合計数の減少率(%)
eこの化合物(融点234〜236℃(軟化点225℃);IC50=0.57±0
.34μM(n=4)を示す)の以前のロットについて求めた。
fこの化合物(融点195〜196℃;IC50=0.21±0.04μM(n=4
)を示す)の以前のロットについて得た知見
g肥大したラット膀胱モデルにおける自発性収縮の振幅の変化率(%)
従って、本発明化合物は、平滑筋収縮性に対して顕著な効果を有し、上記のよ
うに、治療を必要とする患者にカリウムチャネルを活性化する化合物を、経口投
与または非経口投与するか、あるいは吸入させる治療により治癒しうる、尿失禁
、過敏性の膀胱および腸疾患、喘息、高血圧症、卒中などの疾患の治療に有用で
ある。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61K 31/18 A61K 31/18
31/27 31/27
31/275 31/275
C07C 221/00 C07C 221/00
233/41 233/41
255/58 255/58
271/24 271/24
(31)優先権主張番号 08/684,278
(32)優先日 平成8年7月17日(1996.7.17)
(33)優先権主張国 米国(US)
(31)優先権主張番号 08/684,279
(32)優先日 平成8年7月17日(1996.7.17)
(33)優先権主張国 米国(US)
(31)優先権主張番号 08/889,163
(32)優先日 平成9年7月7日(1997.7.7)
(33)優先権主張国 米国(US)
(31)優先権主張番号 08/889,164
(32)優先日 平成9年7月7日(1997.7.7)
(33)優先権主張国 米国(US)
(31)優先権主張番号 08/889,165
(32)優先日 平成9年7月7日(1997.7.7)
(33)優先権主張国 米国(US)
(31)優先権主張番号 08/889,166
(32)優先日 平成9年7月7日(1997.7.7)
(33)優先権主張国 米国(US)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG
,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT
,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,
CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F
I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE
,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,
LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M
X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE
,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,
UA,UG,UZ,VN,YU,ZW
(72)発明者 ハーブスト,デイビッド・リチャード
アメリカ合衆国19087ペンシルベニア州
ウェイン、アンソニー・ウェイン・ドライ
ブ190番
(72)発明者 マックファーレン,ジェラルディン・ルー
ス
アメリカ合衆国08852ニュージャージー州
モンマス・ジャンクション、エルム・コ
ート7261番
(72)発明者 ガンダーセン,エリック・グールド
アメリカ合衆国08536ニュージャージー州
プレインズボロー、ハンターズ・グレ
ン・ドライブ29―14番
(72)発明者 ハース,ブラッドフォード・ハモンド
アメリカ合衆国01460マサチューセッツ州
リトルトン、ドッグウッド・ロード4番
(72)発明者 クアグリアト,ドミニク・アンソニー
アメリカ合衆国08807ニュージャージー州
ブリッジウォーター、コリー・レイン9
番
(72)発明者 グレイスファ,ラッセル・フランシス
アメリカ合衆国08536ニュージャージー州
プレインズボロー、フェザント・ハロ
ー・ドライブ20―10番
(72)発明者 ブテラ,ジョン・アンソニー
アメリカ合衆国08510ニュージャージー州
クラークスバーグ、ローレンス・スプリ
ング・ドライブ6番
(72)発明者 ギルバート,アダム・マシュー
アメリカ合衆国10989ニューヨーク州 バ
レー・コテージ、シエラ・ビスタ・レイン
770番