JP2000513771A - 多層紙 - Google Patents
多層紙Info
- Publication number
- JP2000513771A JP2000513771A JP10547506A JP54750698A JP2000513771A JP 2000513771 A JP2000513771 A JP 2000513771A JP 10547506 A JP10547506 A JP 10547506A JP 54750698 A JP54750698 A JP 54750698A JP 2000513771 A JP2000513771 A JP 2000513771A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- layers
- fields
- roll screen
- stock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H21/00—Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
- D21H21/14—Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties characterised by function or properties in or on the paper
- D21H21/40—Agents facilitating proof of genuineness or preventing fraudulent alteration, e.g. for security paper
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F1/00—Wet end of machines for making continuous webs of paper
- D21F1/44—Watermarking devices
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F11/00—Processes for making continuous lengths of paper, or of cardboard, or of wet web for fibre board production, on paper-making machines
- D21F11/06—Processes for making continuous lengths of paper, or of cardboard, or of wet web for fibre board production, on paper-making machines of the cylinder type
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H27/00—Special paper not otherwise provided for, e.g. made by multi-step processes
- D21H27/30—Multi-ply
- D21H27/38—Multi-ply at least one of the sheets having a fibrous composition differing from that of other sheets
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H11/00—Pulp or paper, comprising cellulose or lignocellulose fibres of natural origin only
- D21H11/12—Pulp from non-woody plants or crops, e.g. cotton, flax, straw, bagasse
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H13/00—Pulp or paper, comprising synthetic cellulose or non-cellulose fibres or web-forming material
- D21H13/10—Organic non-cellulose fibres
- D21H13/12—Organic non-cellulose fibres from macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D21H13/16—Polyalkenylalcohols; Polyalkenylethers; Polyalkenylesters
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H13/00—Pulp or paper, comprising synthetic cellulose or non-cellulose fibres or web-forming material
- D21H13/10—Organic non-cellulose fibres
- D21H13/12—Organic non-cellulose fibres from macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D21H13/18—Polymers of unsaturated acids or derivatives thereof, e.g. polyacrylonitriles
Landscapes
- Paper (AREA)
- Sanitary Thin Papers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、z方向に少なくとも2つの層を含み、これら層はy方向において相互に異なる特性をもち且つx方向に広がった少なくとも2つのフィールドに分割された紙を提供する。これらの特性は、光学的もしくは触覚的なもの(好ましくは光学的)であり得る。このような紙は、見下ろしたときに一つの外観を有し、紙を透かして見たときに視認可能になるもう一つの隠れたパターンを呈示するので、偽造に対する保障になる。このような紙を製造するための装置は、ロールスクリーン上の正確な位置(紙のy方向およびx方向の両者)に配置するための手段を含む。本発明はまた、このような紙を製造するための方法をも含む。
Description
【発明の詳細な説明】
多層紙
本発明は、紙、特に、銀行券および他の有価証券用の紙、を製造するための装
置および方法に関する。この装置および方法は、紙ウエッブの方向に延びる幾つ
かのフィールドを有する、単層もしくは多層の紙組成物の製造を可能にする。ま
た、本発明は当該方法に従って製造された紙、並びに該紙で製造された有価証券
をも含む。
従来技術/発明の背景
カラーコピー機の発達により、証券および債券のような銀行券および他の有価
証券のコピーが容易になった。同時に、例えば銀行券が本物であることを簡単に
確認することを目的とした、安全確保手段の開発が行われている。このような手
段には、透かし模様、複雑なパターンおよび隠し記号、例えば微細テキスト、の
ような伝統的な手段が含まれる。より現代的な保証手段には、印刷されたテキス
トもしくはパターンを伴った、または伴わないプラスチックおよび金属のセキュ
リティー繊維が含まれている。この問題に取り組むもう一つの方法は、その紙自
身にコピーでは模倣できない特徴を与えること、例えば、透明度を変化させるこ
と、または特定のマーカー物質、例えば読み取り可能な光学的、電気的もしくは
磁気的な特定の物質、を含有させることが含まれる。磁気的に読み取り可能な物
質、例えば、金属屑を混入することは、米国特許59,218号により公知である。こ
れら以前の有名な方法の欠点、従ってその有価証券の欠点は、技術的な補助器具
の使用なしにはその真性さを証明できないことである。
透明度の異なる視認可能な糸または繊維は、SE 500 384に従った方法により作
ることができる。例えば濾紙のような多層紙、並びにその製造が国際公開WO92/0
1112および92/01113号に記載されている。光学的に異なる製紙用のストックまた
は顔料を紙ウエッブの上または中に配置することも、例えば、EP A1 580 363お
よびGB 696 673号により公知である。しかしながら、良好で且つ均一な耐久性を
有し、同時に三次元、即ち、紙ウエッブのx、yおよびz方向、で光学
的または触感的変化を示すのが簡単な紙を製造する問題は、未だに残されている
。ここで、yは紙ウエッブの幅、zは厚さ即ち高さ、xは長手方向にを示す。
発明の簡単な説明
本発明は、この問題の解決し、また良好で均一な耐久性および示しやすい安全
確保手段を備えた紙の製造を可能にすることである。本発明は、添付の請求の範
囲の特徴によって区別される本発明に従った紙、装置および方法に関する。
図面の説明
以下、添付の図面を参照して、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
図1Aは、2つの層1および2を有する本発明の1実施例を模式的に示してお
り、各層は2つのフィールド3,4、および5,6を夫々有しており、また各フ
ィールドは異なった光学的特性を有する、例えば一方のフィールドが低い光透過
性(4および5)を他方のフィールドが高い光透過性(3および6)を有してい
る。
図1Bは、先の実施例と非常に類似しているが、フィールド3および6が相互
に重ならない実施例を示している。図中の参照番号は図Aと同じである。
図2は、本発明の1つの実施例を模式的に示しており、ここでは上層1および
下層3が均一な製紙ストック4で製造される一方、1又は2以上の内層2が1又
は2以上のフィールド5および6を含んでいる。この紙では、それを透かして見
るとフィールド5および6の範囲が見えるが、一見したときには、この紙は均一
な外観を呈する。
図3は、紙の上層および下層(夫々1、2)内に配置され、周囲の紙4とは光
学的性質が異なる2つのフィールド5および6をもった本発明の更なる実施例を
模式的に示している。広がったフィールド5および6を、これらが相互に一部重
なるように配置することによって、また該フィールドの色または他の特性を適切
に選択することによって、次のことを達成することができる。即ち、この紙は、
一見したときにはその上側および下側で異なった外観を示し、これを透かしてみ
ると、フィールドの相互作用により形成された第3の隠しパターンが見える。
図4は、多層紙が二つの均一な外層1および2に加えて、二つの内層2aおよ
び2bを含んだ本発明の1実施例を模式的に示している。この内層は、光学的性
質の異なる2以上のフィールド5および6を含んでいる。これらの内層のフィー
ルドは、上から見たときには隠れているが、これを透かしてみると、明るい領域
および暗い領域(7および8)の知覚可能なパターンを形成する。
図5は、ロールスクリーン製紙機に連結されたフローチャンバの模式的側面図
を示しており、該フローチャンバは、幾つかのストック混合物を同時に投入する
ためのセクションを含んでいる。
図6は、幾つかのフローチャンバ11,14および15を備えたシステムの模
式的側面図を示しており、フローチャンバ14は、2層を同時に適用できるよう
に二つのレベルに分割されている。
図7は、フローチャンバが如何にして、マトリックス形に配置された複数列の
噴出器を備えた幾つかのレベルに分割され得るかを模式的に示す斜視図である。
図8は、分割器によって別々の三つのレベルA,BおよびCに分割されたフロ
ーチャンバを模式的に示す切欠図である。
図9は、1又は2以上のストック混合物を導入するための1又は2以上のセク
ションを備えた側方に移動可能な噴出器を設けることによって、移動可能な噴出
器に、周囲のストック混合物Aとは特性が異なるストック混合物Bが供給される
1実施例を上から見た模式的な切欠図を示している。
図10は、周囲のストック混合物とは異なるストックを投入するために使用で
きる装置の原理を示す概略図である。
発明の説明
本発明による紙には、少なくとも2つの層が含まれており、これらは、周囲の
紙とは異なった性質をもった長手方向の連続的もしくは不連続的な紙フィールド
に分割されている。連続的フィールドは申し分なく適している。本発明に従って
変化させ得る特性は、適切には、更なる補助装置を用いることなく容易に示すこ
とができるもの、例えば、光学的または触覚的性質である。光学的特性の例には
、透明性即ち可視光の透過性、可視光または紫外光を用いて示すことができる反
射または色が含まれる。触覚的特性の例には、光沢のある仕上げまたは粗い仕上
げ、硬さおよび厚さが含まれ、これらは紙または印刷された有価証券、例えば銀
行券、を手で扱うことによって容易に示すことができる。
用語「層」は紙の異なった層について用いられ、夫々が1平方メートルあたり
約3g以上の単位面積重量を有している。1平方メートルあたり約80gの単位面
積重量および120μの厚さを有する銀行券用の紙は、理論的には25以下の異なっ
た層を含むことができる。本発明による紙は、必要とされている効果が達成され
るように、多くの層(実際的には2〜10層、好ましくは3〜5層)を含んでいる
。
2層を備えた実施例が図1Aおよび1B並びに図3に示されているに対して、
3〜4層を備えた実施例が図2および図4に示されている。図1Aおよび図1B
において、1および2は紙の異なった層を示しており、これらは異なった光学的
特性を備えた長手方向のフィールドに分割されている。図1Aに示した1つの実
施例によれば、フィールド4および5は低い光透過性または透明度を有する一方
、フィールド3および6は高い光透過性を有している。上層および下層内におけ
るフィールド間のレーンは、規則的なパターン、例えばサイン曲線をもったライ
ンからなっており、これによって該フィールドは相互に部分的に重なるように配
置されている。この紙を上から見ると均一な表面を有しているが、透かしてみる
と、低い光透過性をもったパターンが見えるようになる。当然、これらのフィー
ルドに逆の特性を与えることができ、これにより、紙を透かしてみたときに、隠
れたパターンが紙の中の明るい要素として見えることになる。図1Bに示された
別の実施例に従えば、フィールド3および6は重ならない。代わりにこれを透か
してみると、低い光透過性をもった領域8に隣接した、光透過性の高いパターン
7が現れる。この場合にも、これらのフィールドに反対の特性を与えることによ
り、逆の効果を達成することができる。
図2、3および4は、見下ろしたときと透かして見たときとで紙が異なった外
観を有するような、本発明の更なる実施例を示している。高精度のパターンをも
ったパターン紙を製造し、次いでこのパターンに100%適合した有価証券(例え
ば銀行券)の印刷および切断を行うことによって、興味深い組合せ効果を得るこ
とができる。
本発明に従って特性の変化を達成するために、適切な繊維、顔料、充填材、お
よびバインダを混合した異なった製紙ストックが用いられる。適切な繊維の例に
は、天然繊維および合成繊維の両者、例えば、綿繊維、セルロース繊維、または
ビスコース繊維およびポリエチレン繊維のようなポリマー繊維もしくは熱可塑性
繊維が含まれる。このような繊維は、紙の強度を低下させることなく、紙に目立
った光学的または触覚的な特性を与えるので、特に好ましいものである。適切な
顔料の例は、従来使用されている顔料、例えば二酸化チタンである。適切な充填
材およびバインダの例は、紙の製造に際して従来使用されているものであり、こ
れは当業者に周知と考えられる。
本発明による装置は、相互に他方の頂面に配置された層およびこれらの層の中
で長手方向に延びるフィールドを含む三次元構造を組み立てるための手段を含ん
でいる。例えば図3を参照すると、ここでは複数の層が参照番号1、2、3で示
され、長手方向に延びるフィールドには参照番号5および6が付されている。本
発明の1実施例に従えば、当該装置は図5に示すように構成され、ここでは区分
されたフロー管11が断面で示されている。このフロー管11には多くの供給管
が含まれており、ここでは噴出器2内に開口した製紙ストックAおよびBを供給
するための管として例示されている。フロー管11は、区分された真空引きチャ
ンバを備えたシリンダ即ちロールスクリーン製紙機9に隣接して配置される。分
割器13によって、異なったストックがロールスクリーン製紙機上に供給され、
水が除去される前に一緒に混合されてしまうのを防止する。
図6は、本発明の1実施例を示しており、ここでは三つの別々のフロー管11
、14および15が、区分された真空引きチャンバを備えたシリンダの回りに配
置される。紙の最初の層がフロー管11を用いて適用される一方、次のフロー管
14は分割要素13によって分離され、従って二つの別々の製紙ストックを、水
が除去されるゾーンへと供給することができる。フロー管15は、紙の最終層を
適用するために使用される。
ここで、用語「フロー管」は、ストックを水除去ゾーンに供給する一般的な手
段を意味する。フロー管は、噴出器、理想的には、均一な流速のフロー特性をも
った流れの達成を意図したステップ式噴出器として公知のもの、の内部に適切に
開口した幾つかの供給管を含むことができる。この供給管は、共通の供給チャン
ネルからの分岐を形成することができるが、個別的に特別なストックを供給する
こともできる。本発明によれば、フロー管は、紙につけることを目的とした水平
な層に等しい一群の長手方向供給管に区分される。この実施例は、図7に例示さ
れている。夫々の長手方向群または「平面」内において、1又は2以上の供給管
は、周囲の供給管に供給されるものとは異なったストックの供給を受けることが
できる。分割要素により如何にして「平面」が分離されるかは図7から明かであ
り、これは、水の除去および異なった層の形成の前に異なったストックが混合さ
れるのを防止する。
図6は、本発明による装置の別の実施例を示している。ここでは、三つのフロ
ー管11、14および15が、区分された真空引きチャンバを備えたシリンダ9
のそばに配置されている。これらフロー管の夫々はシリンダ上に紙の1つの層を
つくることができ、またフロー管は、次の層がつけられる前に該層が形成される
ように配置される。これらフロー管の少なくとも一つは区分される。即ち、当該
フロー管は幾つかの供給管を含む。図6において、中央のフロー管14は分割要
素によって区分される。層の中に異なった特性をもったフィールドを与えること
を目的とするフロー管には、現在の層もしくは紙の主成分を形成するストックと
は異なるストックのための、それ自身の供給導入口を有する1又は2以上の供給
管が備えられている。或いは、1又は2以上のフロー管を複数のレベルに分割す
ることにより、同じフロー管によって2又は3以上の層をつけることができる。
このような場合、フロー管には、実質的にシリンダ即ちロールスクリーンの表面
に向かって延びるフレキシブル分割器をz方向に設けることができる。これらフ
ロー管の1つの本質的な特徴は、それらがシリンダの表面と直接は接触しておら
ず、フロー管の上縁とシリンダもしくはロールスクリーンの表面との間の約2〜
3mmの間隙によって分離されていることである。これは、ストックの流れを加
圧下におけないこと、並びに紙における層の形成を水の除去によって実質的に完
全に制御し得ることを意味している。
本発明の好ましい実施例によれば、フロー管内の1又は2以上の供給管にはx
方向の可動分割器が設けられ、これは、本質的にシリンダ即ちロールスクリーン
の表面に向かって延びる。これらの分割要素を制御し、例えばこれに振動運動を
与えることにより、表面上にパターンを再形成することができる。この原理は図
9に示されており、フローチャンバ11が上から見た切欠図で示されている。供
給管または噴出器12には、別の供給インプットBおよび可動分割器16が設け
られている。これらの分割要素は、好ましくはシリンダもしくはロールスクリー
ンの表面に向かって様々に延びるフレキシブル要素である。これらの要素を動か
すことによって、層、好ましくは仕上げされた紙の中間に位置する層、の中に、
所望の設計のフィールドを形成することができる。
好ましい1つの実施例に従えば、ストックBの流れは、周囲のストックAの流
れに対して、分割要素16が相互に、且つ交互に接近および後退するように調節
される。Bの流れを周囲の流れに対して増大させることにより、分割要素は相互
に離間され、得られたフィールドは広くなる。周囲の流れに対してBの流れを減
少させることにより、分割要素は相互に接近し、得られたフィールドは狭くなる
。更に、1つの分割要素16が、隣接するストックの特性とは異なった一定の特
性をもったストックを供給される多くの噴出器12の間に配置されるように、一
つの平面を二つのフィールドに分割することができる。
この分割要素は更に、図10に示すように連結して配置することにより、それ
らの移動(例えば振動運動)を生じさせる手段に結合することもできる。異なっ
たフィールドの幅および振動分銅の周期を設定することにより、視覚的または触
覚的なパターンの存在を紙の中または紙の上で達成することができる。
本発明のもう1つの実施例に従えば、装置に幾つかのフローチャンバを含める
ことができ、これによって、特定のストックを供給するための永久的に固定され
又は移動可能な分割要素、および付随する吸収スクリーンと共に少なくとも1つ
を区分することができる。形成に続いて、全てのフローチャンバからの層は紙ウ
エッブ上で組み合わされ、これは従来の方法で乾燥するために移動し続ける。
実施例の具体例
異なった光学的特性をもったストック、例えば高透明性および低透明性を有す
る2つのストックが、別々の容器内で調製される。ストックの組成および処理の
例は下記の通りである。
ストックA:60-80%のすかれた綿、20-40%の綿ループ、約6%の二酸化チタ
ン、紙を階調づけるための顔料、強度を増大させるための化学薬品。
ストックB1:60%のポリビニルアルコール繊維(例えばKurarai VPB101)に
加えて、40%のすいた綿又は40%のアクリル繊維、軟化材(例えばグリセロール
、グリセリン)。
ストックB2:100%のアクリル繊維(例えばAsahi A104)。
ストックB3:100%のすいた綿に加えて、ストックB2で用いたような含浸
剤。
通常は、仕上げられた紙は表面糊(例えばポリビニルアルコール)でコートさ
れる。加えて、ストックB2で製造されたフィールドは、結合剤、例えばUN硬化
アクリル類、水ベースのアクリレートラテックス、ポリビニルアルコール又はビ
スコース、で含浸またはコーティングされる。
ストックAを区分された真空引きチャンバによってつけ、それによって、この
層から水を除去した直ぐ後に、ストックAで囲まれた振動(波打っている)縁を
有するフィールドの形態でストックB1をつけると、見下ろしたときは隠れてい
て、透かしたときには視認可能なパターンを含んだこれらの層を有する紙が製造
される。この層から水を除去した後に、新たなストックAの層がつけられる。仕
上げられた紙は、一見したときには均一な表面を呈するのに対して、この紙を透
かして調べると明るいパターン、即ち、大きな透明性をもったフィールド、が現
れる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,
NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L
S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ
,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL
,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,
BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E
E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU
,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,
KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M
D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL
,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,
SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U
Z,VN,YU,ZW
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.製紙機のロールスクリーン上で、相互の上に層状に繊維の懸濁液を形成する ことにより多層紙を製造する方法であって: 相互に横方向に分離された繊維懸濁液をロールスクリーン上に同時に被着さ せることにより、夫々が相互に異なる紙特性を有し且つ並んで配置されたフィ ールド(3,4;5,6)に分割された、少なくとも二つの層(1;2)が形 成されることと、 前記少なくとも二つの層の一方(3,4)におけるフィールドが、前記少な くとも二つの層の他方(5,6)におけるフィールドに対して横方向に配置し て形成されることとを特徴とする方法。 2.請求項1に記載の方法であって、隣接して配置された少なくとも一対のフィ ールド(3,4)が変化する幅で形成されることを特徴とする方法。 3.製紙機におけるロールスクリーン上に相互に層状に被着された繊維懸濁液を 形成するために相互の頂面に配置された多くの入口を含む、請求項1または2 の方法を実施するための装置であって: 少なくとも二つの入口の夫々が、相互に横方向に分離された繊維懸濁液をロ ールスクリーン上に同時に被着することによって、夫々の入口を形成した層を 相互に異なる紙特性を有し且つ並んで位置するフィールド(3,4;5,6) に分割するために並んで配置された多くの入口管(12)を含むことを特徴と する装置。 4.請求項3に記載の装置であって、相互に隣接して配置された前記入口および 入口管が、ロールスクリーンから水を除去する前に隣接する繊維懸濁液の混合 を防止する分割要素(13、16)によって分離されている装置。 5.請求項3に記載の装置であって、前記入口管を分離する前記分割要素(16 )が、関連するフィールドの幅を調節することを可能にするように移動可能に 構成されることを特徴とする装置。 6.請求項1〜5の何れか1項に記載の方法または装置によって製造された多層 紙。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE9701638A SE9701638L (sv) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | Flerskiktat papper |
| SE9701638-0 | 1997-04-30 | ||
| PCT/SE1998/000791 WO1998051861A1 (en) | 1997-04-30 | 1998-04-29 | Multilayered paper |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000513771A true JP2000513771A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=20406795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10547506A Pending JP2000513771A (ja) | 1997-04-30 | 1998-04-29 | 多層紙 |
Country Status (14)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0929718A1 (ja) |
| JP (1) | JP2000513771A (ja) |
| KR (1) | KR20000022557A (ja) |
| CN (1) | CN1231009A (ja) |
| AU (1) | AU7459998A (ja) |
| BR (1) | BR9804899A (ja) |
| CA (1) | CA2258719A1 (ja) |
| CZ (1) | CZ30199A3 (ja) |
| HU (1) | HUP0003216A3 (ja) |
| ID (1) | ID21934A (ja) |
| PL (1) | PL330826A1 (ja) |
| SE (1) | SE9701638L (ja) |
| SI (1) | SI9820004A (ja) |
| WO (1) | WO1998051861A1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005232617A (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 磁性体入り用紙とその読取り方法 |
| JP2008133546A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | National Printing Bureau | 多層抄き合わせ紙の製造方法及びその製造装置 |
| JP2017145517A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 住友ベークライト株式会社 | 抄造体の製造方法、成形体の製造方法および抄造体 |
| JP7764084B1 (ja) * | 2025-07-30 | 2025-11-05 | コアレックス信栄株式会社 | 消臭紙製造装置及び消臭紙の製造方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI116086B (fi) | 2000-06-08 | 2005-09-15 | Avantone Oy | Varmistusmerkitty paperi- tai kartonkituote ja varmistusmerkitty pakkaus |
| RU2211889C2 (ru) * | 2001-03-29 | 2003-09-10 | Борисов Борис Петрович | Способ внутреннего зонального напыления микрочастиц для защиты банкнотных и других ценных бумаг от подделки при производстве бумаги на круглосеточной двух- или более цилиндровой бумагоделательной машине |
| FR2861101B1 (fr) * | 2003-10-15 | 2007-06-15 | Arjo Wiggins | Papier de securite multijet |
| DE102004028249A1 (de) * | 2004-06-11 | 2005-12-29 | Wassermann & Co. Papyrolinfabrik Zweigniederlassung Der M. Schachenmayr`Schen Papierfabrik Gmbh | Verwendung eines mehrlagigen Papiers |
| ES2264372B1 (es) † | 2005-03-10 | 2007-12-01 | Fabrica Nacional De Moneda Y Timbre - Real Casa De La Moneda | Tira de seguridad, papel de seguridad que incorpora dicha tira y documento de seguridad y billete que incorporan dicho papel. |
| CN101148851B (zh) * | 2007-11-01 | 2010-06-02 | 无烟国际文化发展(北京)有限公司 | 绿色再生钞票 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI50160C (fi) * | 1974-02-15 | 1975-12-10 | Tampella Oy Ab | Yhdistelmäpaperikone |
| FI925960A7 (fi) * | 1990-07-05 | 1992-12-31 | A Ahlstrom Corp | Menetelmä ja laite monikerroksisen suodatinmateriaalin valmistamiseksi |
| SE500384C2 (sv) * | 1992-11-11 | 1994-06-13 | Tumba Bruk Ab | Förfarande för framställning av papper samt värdetryck framställt därav |
-
1997
- 1997-04-30 SE SE9701638A patent/SE9701638L/ not_active Application Discontinuation
-
1998
- 1998-04-29 HU HU0003216A patent/HUP0003216A3/hu unknown
- 1998-04-29 JP JP10547506A patent/JP2000513771A/ja active Pending
- 1998-04-29 PL PL98330826A patent/PL330826A1/xx unknown
- 1998-04-29 SI SI9820004A patent/SI9820004A/sl unknown
- 1998-04-29 CN CN98800887A patent/CN1231009A/zh active Pending
- 1998-04-29 CZ CZ99301A patent/CZ30199A3/cs unknown
- 1998-04-29 WO PCT/SE1998/000791 patent/WO1998051861A1/en not_active Ceased
- 1998-04-29 ID IDW980146D patent/ID21934A/id unknown
- 1998-04-29 AU AU74599/98A patent/AU7459998A/en not_active Abandoned
- 1998-04-29 EP EP98921952A patent/EP0929718A1/en not_active Withdrawn
- 1998-04-29 KR KR1019980711005A patent/KR20000022557A/ko not_active Withdrawn
- 1998-04-29 CA CA002258719A patent/CA2258719A1/en not_active Abandoned
- 1998-04-29 BR BR9804899-6A patent/BR9804899A/pt not_active IP Right Cessation
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005232617A (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 磁性体入り用紙とその読取り方法 |
| JP2008133546A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | National Printing Bureau | 多層抄き合わせ紙の製造方法及びその製造装置 |
| JP2017145517A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 住友ベークライト株式会社 | 抄造体の製造方法、成形体の製造方法および抄造体 |
| JP7764084B1 (ja) * | 2025-07-30 | 2025-11-05 | コアレックス信栄株式会社 | 消臭紙製造装置及び消臭紙の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| HUP0003216A3 (en) | 2001-12-28 |
| KR20000022557A (ko) | 2000-04-25 |
| CA2258719A1 (en) | 1998-11-19 |
| CZ30199A3 (cs) | 1999-07-14 |
| BR9804899A (pt) | 1999-09-08 |
| AU7459998A (en) | 1998-12-08 |
| PL330826A1 (en) | 1999-06-07 |
| CN1231009A (zh) | 1999-10-06 |
| WO1998051861A1 (en) | 1998-11-19 |
| HUP0003216A2 (hu) | 2001-02-28 |
| SE9701638D0 (sv) | 1997-04-30 |
| SE9701638L (sv) | 1998-10-31 |
| SI9820004A (sl) | 1999-12-31 |
| EP0929718A1 (en) | 1999-07-21 |
| ID21934A (id) | 1999-08-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE69318185T2 (de) | Eine methode zur herstellung von sichtbaren kontinuierlichen streifen und/oder abgegrenzten feldern in papier | |
| CN1062927C (zh) | 防伪纸、防伪带及防伪纸的制造方法 | |
| DE69422705T3 (de) | Sicherheitspapier mit reduzierter dicke und opazität in lokalen bereichen und das verfahren zu seiner herstellung | |
| DE69727821T2 (de) | Papierbahn mit bauschigkeit und glätte | |
| DE69512682T2 (de) | Faserstruktur mit mindestens drei zonen, sowie vorrichtung und verfahren zu ihrer herstellung | |
| DE69314566T3 (de) | Material und Verfahren zum Formen fälschungssicherer latenter Bilder für Banknoten, Wertkarten etc. | |
| DE69713225T2 (de) | Blatt zur verhinderung von fälschungen und verfahren zu seiner herstellung | |
| US20080143095A1 (en) | Substrates Incorporating Security Devices | |
| JP2000513771A (ja) | 多層紙 | |
| CN102016175B (zh) | 证券纸,证券纸的制造方法和由证券纸获得的证券文件 | |
| DE69422029T2 (de) | Sicherheitspapier mit einer transparenten zone deren opazität fast null ist | |
| CN106163822B (zh) | 具有一个或多个增强水印的安全页或文档 | |
| DE3601114A1 (de) | Verfahren zur herstellung von sichrheitspapier mit eingelagertem sicherheitsfaden | |
| DE112006003410T5 (de) | Verbesserungen in Verfahren zur Herstellung von Sicherheitssubstraten | |
| DE112016002016T5 (de) | Verfahren zur Herstellung eines einheitlichen Umlenkungselements | |
| DE112016002015T5 (de) | Einheitliches Umlenkungselement zur Herstellung von Faserstrukturen, die über eine vergrößerte Oberfläche verfügen und Prozess zur Herstellung derselben | |
| DE112016002017T5 (de) | Einheitliches Umlenkungselement zur Herstellung von Faserstrukturen, die über eine vergrößerte Oberfläche verfügen und Prozess zur Herstellung derselben | |
| DE69732242T2 (de) | Verfahren zur trocknung von einer voluminösen, glatten papierbahn | |
| DE19809085A1 (de) | Optisches Sicherheitsmerkmal und Verfahren zu dessen Herstellung | |
| JPH0598599A (ja) | 偽造防止用紙及びその製法 | |
| EP3247570A1 (de) | Datenträger mit einem fenstersicherheitsfaden | |
| WO2004106631A1 (de) | Sicherheitspapier | |
| DE69205733T2 (de) | Sicherheitspapier für banknoten und andere dokumente. | |
| DE2913321A1 (de) | Faelschungssicheres zahlungsmittel | |
| EP3411525B1 (de) | Verfahren und vorrichtung zum herstellen eines sicherheitspapiers mit zwei fenstersicherheitselementen |