JP2000514171A - バーナ - Google Patents
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- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D14/00—Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
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- F23D14/22—Non-premix gas burners, i.e. in which gaseous fuel is mixed with combustion air on arrival at the combustion zone with separate air and gas feed ducts, e.g. with ducts running parallel or crossing each other
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、少なくとも2種の燃焼媒体(28、38、48)、特に燃焼空気およびガス燃料としてのリーンガスを混合し燃焼させるバーナ(10)に関する。バーナは、相互に同軸に配置された少なくとも3つのパイプ(20、30、40)をそれぞれが含む複数のバーナノズルからなる。パイプは、半径方向に相互に離れていて、燃焼媒体を燃焼チャンバ内に移動させることが可能な環状間隙ダクト(39、49)を形成する。本発明による装置は、複数のガス状燃焼媒体に良好な混合および燃焼をもたらす。
Description
【発明の詳細な説明】
バーナ
本発明は、請求の範囲1の前提部分による少なくとも2種の燃焼媒体の混合お
よび燃焼のためのバーナに関する。
こうしたバーナの場合、特に、燃焼空気および燃焼ガスとしてのプアガスまた
はリーンガス(低品位のガス)を利用できる。バーナは、幾つかのバーナノズル
からなり、燃焼媒体を供給するそれぞれのチューブは、燃焼チャンバに向けて延
び、他の燃焼媒体のための流入装置は、チューブの燃焼チャンバ側の端に設ける
ことが可能である。
こうしたバーナは、高温用途に対するバーナシステムおよび燃焼プロセスを記
載している米国特許第5,267,850号から公知である。一つのバーナノズ
ルでは、中心の高速燃料流が作成され、その回りを低速流で環状に囲む。
DE42 08 951 C2から公知である高温ガス発生炉に関連して、別
のバーナが用いられる。1種の燃焼媒体の供給において、この公知のバーナは、
自由端が第二の燃焼媒体の流入のための出口ノズルにより取巻かれるチューブを
有する。この公知の装置は、短バーナ炎の場合に極めて良好な完全燃焼の結果を
もたらす。しかし、完全燃焼の度合および炎の長さに関して公知のバーナを更に
改善することが望まれる。
本発明の目的は、短炎の場合、極めて小さい発熱量でさえも燃焼媒体の極めて
完全な燃焼をも確実にするバーナを提供することである。
本発明によれば、この目的は、請求の範囲1を特徴づける機能を有するバーナ
により達成される。バーナノズルには、相互に同軸に配置された少なくとも3つ
のチューブ、すなわち、内側コアチューブ、外側チューブおよび両者の間に配置
された少なくとも1つの中間チューブが設けられる。これらのチューブは、半径
方向に間隔を設けられて環状間隙ダクトを形成し、燃焼媒体は、燃焼チャンバ内
に環状間隙ダクトを通して進むことができる。
これにより、バーナノズル構造体は、中央コアチューブ開口の他に、少なくと
も2つの環状間隙開口を有すると共に、バーナノズルにおける炎は、実質的に好
ましいいずれかの方式で調節されることが可能である。従って、開口の数によっ
ては、それぞれ異なった圧力を有する3種以上の燃焼媒体を用いることが可能で
ある。相互に同心円状に配置された少なくとも3つのバーナノズル開口は、燃焼
媒体の激しい混合および結果として特に大きな燃焼表面も確保する。これは、短
炎および完全燃焼の極めて良好な度合をもたらす。チューブの段階的な軸方向配
置は、時間と位置に関してずれたガスの混合を最適に確保する。
本発明によるバーナの利点は、いわゆるリーンガスまたはプアガス、すなわち
、比較的小さい発熱量の燃焼ガスでバーナを運転する可能性である。従来公知の
バーナでは、少なくとも約2500kJ/m3(標準状態)の発熱量を有するプ
アガスで自然燃焼を達成することが可能であった。本発明によるバーナでは、約
1900kJ/m3(標準状態)の発熱量を有するプアガスを用いる場合でさえ
、自発の燃焼プロセスが存在することが試験により示された。従って、高級な燃
焼ガスを用いるバーナを追加する必要はない。
特に良好な燃焼結果は、燃焼チャンバ内に延びる長さが異なるチューブによっ
て達成される。従って、バーナのノズルチューブは、段階的な配置を有する。バ
ーナのノズル開口は、チューブの軸方向に相互にずれている。これは、位置と時
間がずれて、異なったガス状の燃焼媒体を混合させ、最終的に特に良好な媒体の
混合をもたらす。
外側チューブが中間チューブより燃焼チャンバ内に長く延びることが好ましい
。こうして、外側チューブは、バーナノズルの横境界を形成するため、混合プロ
セスへの隣接バーナノズルの影響は実質的に避けられる。
好ましい実施形態によれば、コアチューブは、中間チューブより燃焼チャンバ
内に長く延びる。こうして、最初は、環状間隙ダクトから流れ出る燃焼媒体の混
合が存在する。バーナノズルの側面領域における混合後、追加の乱流および結果
としての特に大きな接触表面は、コアチューブからの流出によって燃焼媒体との
間で得られる。
この配置において、個々のバーナノズルの炎の良好な集中または集束を確実に
するため、外側チューブは、コアチューブより燃焼チャンバ内に長く延びる。
本発明によるバーナの更なる展開によれば、区画は、燃焼媒体ごとに設けられ
、
各バーナノズルに管路で連結される。個々の分離した区画は、それそれ入口を有
し、燃焼媒体は、その関連した区画内にその入口を通って流入するので、燃焼媒
体の特定の圧力を区画内で調節することが単純な方式で可能である。
この実施形態は、第一の区画がコアチューブに連結され、第二の区画がコアチ
ューブおよび中間チューブにより形成された環状間隙ダクトに連結され、第三の
区画が中間チューブおよび外側チューブにより形成された環状間隙ダクトに連結
されている3つの区画が設けられるように更に展開される。従って、この更なる
展開において、第一の燃焼媒体は、第一の区画およびコアチューブを経て燃焼チ
ャンバ内に流入する。第二の燃焼媒体は、第二の区画および関連した環状間隙ダ
クトを経て燃焼チャンバ内に流入する一方で、第三の燃焼媒体は、第三の区画お
よびその他の環状間隙ダクトを通る。この分離した供給の結果として、異なった
3種の燃焼媒体の場合に良好な混合を達成することが可能である。
別の実施形態によれば、2つの区画が存在して、一方がコアチューブおよび環
状間隙ダクトに連結される。他方の区画は、相応して1つ以上の残りの環状間隙
ダクトに連結される。従って、例えば、2種の燃焼媒体は、幾つかの別個のバー
ナノズル開口を通って燃焼チャンバ内に流れることが可能なため、高くて望まし
い乱流度が得られる。
バーナノズルが4つのチューブを有することも特定の用途に対して好ましい。
このため、コアチューブ開口の他に、全部で3つの環状間隙開口が存在する。従
って、この実施形態において、4つの燃焼媒体は、別個に供給されることが可能
である。燃焼媒体を減らす場合には、個々の燃焼媒体を幾つかのバーナノズル開
口を経て供給し、良好な混合を達成することができる。特殊な用途に対して製造
費用が見合う場合、もちろん5つ以上のチューブを有するバーナノズルを設ける
ことが可能である。
燃焼媒体の乱流を改善するため、バーナノズルの燃焼チャンバ側の端に旋回ま
たは渦巻手段を設けることが好ましい。旋回手段は、実質的に半径方向に向いた
ノズルであってもよい。例えば、コアチューブに対する特に単純且つ有効な旋回
手段は、コアチューブ壁に設けられた半径方向に向けられた孔の構造により与え
られ、コアチューブの自由端は、プレートにより遮断またはシールされる。
問題のない着火を確保するため、本発明によるバーナは、更に開発されて、開
始バーナが設けられ、バーナノズルがその周囲に配置される。開始バーナは、別
の燃焼媒体、特に高級燃焼ガスを供給される。特定の開始時間後に、開始バーナ
を再び停止させることができる。
本発明の特定の利点は、燃焼媒体の1つが硫黄ガス、特に硫化水素であること
が可能なことである。これまで、こうしたガスは、高価な方法で処分する必要が
あったが、今では本発明によるバーナを用いて有効に熱により燃焼し、リサイク
ルすることが可能である。
実施の形態および以下の添付図面に関係して、本発明を十分詳細に説明する。
図1は、本発明によるバーナに関する概略を示す部分断面図である。
図2は、本発明によるバーナの概略を示す正面図であり、図1より小さい尺度
で複写したものである。
図1の部分断面図は、同軸に配置された3つのチューブから構成されたバーナ
ノズル11を有する本発明のバーナ10を示している。内側チューブは、コアチ
ューブ20と呼ばれ、中間チューブ30および外面外側チューブ40により取巻
かれている。
コアチューブ20は、フランジ24によって第一の区画21の壁に結合される
ため、第一の燃焼媒体28は、入口23を経て第一の区画21を通ってコアチュ
ーブ20内に流入することができる。フランジ24は、適切な継手、例えば、溶
接または気密ねじ込み式接続方式により貫通口22の周囲で第一の区画21の壁
に固定される。
コアチューブ20は、第一の区画21から始まって、第二の区画31および第
三の区画41を通って燃焼プロセスが行われる燃焼チャンバ12の方向に延びて
いる。
第二のチューブすなわち、いわゆる中間チューブ30は、フランジ34によっ
て貫通口32の周囲で第二の区画31に固定されている。燃焼チャンバ12の方
向に同軸で延びる中間チューブ30の内径は、コアチューブ20の外径より大き
いので、コアチューブ20と中間チューブ30との間に第一の環状間隙ダクト3
9が形成される。第二の燃焼媒体38は、入口33および第二の区画31を経て
前記第一の環状間隙ダクト39を通ってバーナノズル11の自由端に流入するこ
とができる。
コアチューブ20および中間チューブ30は、これらの2つのチューブと同軸
に第三の区画41から燃焼チャンバ12の方向に延びる外側チューブ40により
取巻かれている。他の2つのチューブに対するのと同様に、外側チューブ40は
、フランジ44によって第三の区画の燃焼チャンバ側の壁にある貫通口42の周
囲で第三の区画41に固定されている。外側チューブ40の内径もまた、中間チ
ューブ30の外径より大きいので、第二の環状間隙ダクト49が形成される。第
三の燃焼媒体48は、入口43および第三の区画41を経て前記環状間隙ダクト
49を通って燃焼チャンバ12内に流入することができる。
3区画の構造を有する本発明のバーナを図示した実施形態の場合、通常、1種
または2種の燃焼ガスがコアチューブ20および第一の環状間隙ダクトを通って
通過する一方で、第二の環状間隙ダクト49は、燃焼給気のために用いられる。
酸含有ガス、例えば、同濃度または異なった濃度の硫化水素含有ガスを、特にコ
アチューブ20および第一の環状間隙ダクト39を通して通過させることができ
る。
バーナノズル11の燃焼チャンバ側の端の混合ゾーン13内で異なった燃焼媒
体28、38、48の最適混合を生じさせるため、多くの手段が提供される。第
一に、外側チューブ40は、コアチューブ20より燃焼チャンバ12内に長く延
び、コアチューブ20は次に中間チューブ30より燃焼チャンバ12内に長く延
びる。この段階式構造の場合、第一に、第二の燃焼媒体38は、第一の環状間隙
ダクト39の開口から流れ出て、第二の環状間隙ダクト49の出口開口から流れ
出る第三の燃焼媒体48に混合される。第二および第三の燃焼媒体38、48が
混合されてしまってから、第一の燃焼媒体28はコアチューブ20から混合ゾー
ン13に流れ出るので、その結果、第一の混合プロセスに対して時間および位置
に関してずれたさらなる乱流が存在する。これにより、燃焼媒体28、38、4
8は特に良好に混合し、短炎の場合に良好な完全燃焼の程度をもたらす。燃焼チ
ャンバ12内に最も長く出ている外側チューブ40は、混合ゾーン13の横境界
として作用し、この横境界は強い乱流を伴った局部的に形成されたゾーンを確保
する。
個々の燃焼媒体28、38、48間の乱流を増加させるための更なる手段とし
て、旋回手段25、35は、コアチューブ20および中間チューブ30上に設け
られる。旋回手段25、35の各々は、コアチューブ20または中間チューブ3
0の燃焼チャンバ側の端に係合される遮断プレートまたはシールプレート26、
36からなる。半径方向に向いた孔またはスロット27、37によって、個々の
燃焼媒体28、38は、半径方向に流れ出て混合ゾーン13に入る。
特に強力な乱流は、第二の環状間隙ダクト49からの半径方向に向いた流れを
一緒に重ね合せることから生じる。
図2は、本発明によるバーナ10を示す小さい縮尺の前面図である。中央に定
置された開始バーナ14があり、幾つかのバーナノズル11がその周囲に設けら
れていることが分かると共に、図面を混雑させないために、バーナノズル11を
部分的に中心点だけで示している。この場合、入口23の1つの連結片だけを示
しており、この入口を通して第一の燃焼媒体28は、第一の区画21内に流入す
る。もちろん、第二および第三の入口連結片も存在する。
複数の個々のバーナノズル11を有する本発明によるバーナは、結果として燃
焼目的のために大きな表面を形成する。従って、前記バーナを用いて硫化水素含
有ガスまたは酸含有ガスを燃焼することが可能であり、これらのガスは、好まし
くは、それらに対して直角に流れる燃焼空気と極めて強力に混合される。バーナ
出口における必要な出口温度および不適切な酸含有ガスの含有量に基づいて、こ
うした場合、必要なバーナ出口温度を得るために、開始バーナが直ちに再び始動
されるよう、バーナを設定することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 燃焼媒体(28、38、48)を燃焼チャンバ(12)内に流出させるこ とが可能な環状間隙ダクト(39、49)の形成のために半径方向に間隔を備え た内側コアチューブ(20)、外面外側チューブ(40)および少なくとも1つ の中間チューブ(30)を含む少なくとも3つの相互同軸チューブであって、燃 焼チャンバ(12)に燃焼媒体を供給するためのチューブを有する幾つかのバー ナノズル(11)を備えた、少なくとも2種の燃焼媒体、特に燃焼空気および燃 焼ガスとしてのプアガスを混合し燃焼させるためのバーナであって、 外側チューブ(40)が他のチューブより燃焼チャンバ(12)内に長く突出 していると共に、混合ゾーン(13)を形成することと、 コアチューブ(20)および中間チューブ(30)が混合ゾーン(13)内に 延びる長さが異なっていることと、 コアチューブ(20)および中間チューブ(30)が、それぞれ1つのシール プレート(26、36)により燃焼チャンバ側の端でシールされていることと、 燃焼媒体(28、38)を実質的に半径方向に流して混合ゾーン(13)内に 入れる開口がコアチューブ(20)および中間チューブ(30)に形成されるこ とと を特徴とするバーナ。 2. 請求の範囲1に記載のバーナであって、コアチューブ(20)が中間チュ ーブ(30)より燃焼チャンバ(12)内に長く延びていることを特徴とするバ ーナ。 3. 請求の範囲1または2のいずれかに記載のバーナであって、各バーナノズ ル(11)に管路で連結された区画(21、31、41)が燃焼媒体(28、3 8、48)ごとに設けられていることを特徴とするバーナ。 4. 請求の範囲1から3のいずれかに記載のバーナであって、第一の区画(2 1)がコアチューブ(20)に連結され、第二の区画(31)がコアチューブ( 20)および中間チューブ(30)により形成された環状間隙ダクト(39)に 連結され、第三の区画(41)が中間チューブ(30)および外側チューブ(4 0)により形成された環状間隙ダクト(49)に連結されている3つの区画(2 1、31、41)が設けられていることを特徴とするバーナ。 5. 請求の範囲1から3のいずれかに記載のバーナであって、2つの区画が設 けられ、その内の一方がコアチューブ(20)および環状空隙ダクト(39、4 9)に連結されているていることを特徴とするバーナ。 6. 請求の範囲1から5のいずれかに記載のバーナであって、バーナノズル( 11)が4つのチューブを有することを特徴とするバーナ。 7. 請求の範囲1から6のいずれかに記載のバーナであって、開始バーナ(1 4)が設けられ、バーナノズル(11)がその周囲に配置されることを特徴とす るバーナ。 8. 請求の範囲1から7のいずれかに記載のバーナであって、燃焼媒体(28 、38、48)の1つが硫化水素含有ガスであることを特徴とするバーナ。 9. 請求の範囲1から8のいずれかに記載のバーナであって、開口がコアチュ ーブ(20)および中間チューブ(30)の燃焼チャンバ側の端に作られたスロ ット(27、37)として構成されることを特徴とするバーナ。
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