JP2000514803A - 5h―ピロロ(3′,4′:5,6)(1,4)ジチイノ(2,3―c)―(1,2,5)チアジアゾール―5,7(6h)―ジオン、それらを含有する組成物ならびに抗菌剤および海洋防汚剤としてのその使用 - Google Patents

5h―ピロロ(3′,4′:5,6)(1,4)ジチイノ(2,3―c)―(1,2,5)チアジアゾール―5,7(6h)―ジオン、それらを含有する組成物ならびに抗菌剤および海洋防汚剤としてのその使用

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JP2000514803A JP10505360A JP50536098A JP2000514803A JP 2000514803 A JP2000514803 A JP 2000514803A JP 10505360 A JP10505360 A JP 10505360A JP 50536098 A JP50536098 A JP 50536098A JP 2000514803 A JP2000514803 A JP 2000514803A
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シャンカー,ラヴィ・ビー
ロマー,デュアン・アール
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Abstract

(57)【要約】 式(I)[式中Rは−H、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖もしくは分枝鎖アルキル基、C3−C10シクロアルキル基、C1−C10直鎖もしくは分枝鎖アルコキシ基、C3−C10−シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C(O)−R1(式中R1はC1−C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)のエステルを表すか、またはRは0−5個のハロ、C1−C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル、シアノまたはニトロ基で置換されたフェニル、または式−OC(O)−R1(式中R1はC1−C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)のエステルまたは式−C(O)−N(R2x(式中各R2は独立してC1−C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアアルキル基を表す)のアミドを表す。]に相当する種々の5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイノ−(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオン類を開示する。これらの化合物は工業的及び商業的用途において抗菌及び海洋防汚活性を示すことが判明しており、該化合物を含有する組成物がそのように用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】 5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)−(1 ,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオン、それらを含有する組成物 ならびに抗菌剤および海洋防汚剤としてのその使用 本発明はある5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイノ(2, 3−C)−(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオン、これらの 種類の化合物を含有する組成物ならびに抗菌剤および海洋防汚剤としてのその使 用に関する。 本発明は下式に相当する5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチ イノ(2,3−C)−(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H).−ジオ ンの抗菌的および海洋防汚的使用に関する。 [式中Rは−H、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖もしくは分枝鎖アルキ ル基、C3−C10シクロアルキル基、C1−C10直鎖もくは分枝鎖アルコキシ基、 C3−C10−シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C(O)−R1(式中R1は C1−C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す )のエステルを表すか、またはRは0−5個のハロ、C1−C6直鎖もしくは分枝 鎖アルキル、シアノ、ニトロ基、または式−OC(O)−R1(式中R1はC1− C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)の エステルまたは式−C(O)−N(R2x(式中各R2は独立してC1−C6直鎖 もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)のアミドで 置換されたフェニルを表す。] 本発明はさらに、抗菌的に有効な量の式Iに相当する化合物と混合された不活 性希釈剤を含む抗菌性組成物を前記微生物生息環境に接触させることを含む微生 物生息環境に存在する微生物を抑制する方法にも関する。 本発明の抗菌性組成物は、海洋生物体が生育する海洋環境に曝露される表面を 処理して、前記表面上の前記海洋生物体の生育を阻止するために用いることもで きる。 本発明の式Iに相当するジオン化合物は下記に示すような調製法を用いて調製 することができる。下記方法には概略配合、ある特定アルカリ金属、ハロ基およ び特定溶剤を示す。これらの叙述は便宜的なものにすぎず、この特定叙述が使用 可能な唯一の基または物質を意味するものとみなしてはならない。 調製法:この方法の第1工程では、3,4−ジクロロ−1,2,5−チアジア ゾールを極性の非プロトン性溶剤中で撹拌しながらアルカリ金属硫化物と反応さ せて相当するジアルカリ金属塩を調製する。 本方法で使用可能な代表的な極性溶剤には水、アセトン、ジメチルホルムアミ ド、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミドおよびN−メチルピロリドン が含まれる。 この反応は典型的には窒素雰囲気中室温下で行われる。反応物は任意の添加順 序で反応混合物に加えることができ、反応物は通常該反応に用いられる溶剤の溶 液として加えられる。反応は10分から15時間にわたり継続される。該反応は アルカリ金属硫化物反応物1モル当たりハライド反応物1モル当量の比で反応物 を消費する。反応の完了を確実なものとするために、通常過剰量のアルカリ金属 硫化物反応物が使用される。 反応完了後、計算量の適当に置換されたジハロマレイミドを反応混合物に加え て(工程B)、混合物を窒素雰囲気中室温下で3ないし16時間またはそれ以上 撹拌する。大抵の場合には生成物が析出するが、析出しない場合には沈殿を助け るためにメタノールおよび/または水を加えることができる。生成物は瀘過によ り回収し、水および/またはメタノールで洗って風乾する。反応機構は下記の通 りである。 工程 A 工程 B 本明細書およびクレームにおいて、「アルカリ金属」という用語はナトリウム 、カリウム、リチウムまたはセシウムを指すために使用する。 本明細書およびクレームにおいて、「ハロ」という用語はブロモ、クロロ、フ ルオロまたはヨードを指すために使用する。 前記および後記に示す化合物の調製法は標準的な化学操作のみを用い、また僅 かに異なる反応物は他の反応物とは若干異なる反応パラメータを必要とする場合 があることは公知であるので、たとえば1つの反応物の過剰の使用、触媒の使用 、室温よりも若干高い温度の使用および/または高速混合や他の一般的な変更と して示される反応パラメータの僅かな修正は本発明の範囲内に入ると理解すべき である。 すべての化合物の構造の同定は300MHzにおいて記録されたプロトン核磁 気共鳴分光分析法(1H NMR);75MHzにおいて記録された炭素核磁気 共鳴分光分析法(13C NMR);赤外分光分析法(IR)および質量分光分析 法(MS)によって確認する。反応はすべて窒素の正圧下で行う。 下記の実施例は本発明および本発明を実施できる態様を説明するが、それによ っ て本発明の全範囲を限定するものと解してはならない。 実施例I: 5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイノ−(2,3−C)(1 ,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオン (3.7グラム(g)、0.024mol)の3,4−ジクロロ−1,2,5 −チアジアゾールを11.6g(0.048mol)の硫化ナトリウム一水和物 (Na2S9H2O)の水50mL水溶液に徐々に添加して反応混合物を調製した 。この混合物を室温下で2時間撹拌した。この混合物に4.38g(0.026 mol)の3,4−ジクロロマレイミドを加えて、この混合物を4時間撹拌した 。反応混合物を水中に注入しで濾過した。標記化合物を融点232−234℃の 赤色固体として3gの収量(理論値の52パーセント)で回収した。13C NM R(CDCl3)δ129.62,146.03,165.31;MS(EI) m/e243(M-),200,172,88. 実施例II: 6−メチル−5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイノ−(2, 3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオン 実施例Iに概略述べた方法に従い、3.7g(0.024mol)の3,4− ジクロロ−1,2,5−チアジアゾールと11.6g(0.048mol)の硫 化ナトリウムとの反応に続く4.38g(0.026mol)の3,4−ジクロ ロ−N−メチルマレイミドの添加およびそれとの反応によって標記化合物を4. 44gの収量(理論値の54パーセント)で融点172−173℃の橙赤色固体 として調製した。1H NMR(CHCl3)δ3.06(s,3H);13C N MR(CDCl3)δ24.95,130.05,146.49,164.26 ;MS(EI)m/e257(M-),200,172,88. 実施例III: 6−エチル−5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイノ-(2,3 −C)(1,2,5)チアジアゾール−5.7(6H)−ジオン 実施例Iに概略示した方法に従い、5.0g(0.032mol)の3,4− ジクロロ−1,2,5−チアジアゾールと17.0g(0.07mol)の硫化 ナトリウムとの反応に続く6.26g(0.032mol)の3,4−ジクロロ −N−エチルマレイミドの添加およびそれとの反応によって標記化合物を5.3 gの収量(理論値の62パーセント)で融点114−116℃の橙赤色固体とし て調製した。1H NMR(CDCl3)δ122(t,3H,J=7.1Hz) ,3.65(q,2H,J=7.1Hz);13C NMR(CDCl3)δ13 .90,34.09,129.82,146.45,163.95;MS(EI )m/e271(M-),256,243,200,172,88. 実施例IV: 6−n−プロピル−5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイノ− (2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオン 実施例Iに概略示した方法に従い、5.0g(0.032mol)の3,4− ジクロロ−1,2,5−チアジアゾールと17.03g(0.071mol)の 硫化ナトリウムとの反応に続く6.0g(0.033mol)の3,4−ジクロ ロ−N−n−プロピルマレイミドの添加およびそれとの反応によって標記化合物 を4.07gの収量(理論値の55パーセント)で融点83−84℃の橙赤色固 体として調製した。1H NMR(CDCl3)δ0.91(t.3H,J=7. 4Hz),1.63(m,2H),3.50(t,2H,J=7.1Hz);13 C NMR(CDCl3)δ11.23,21.89,40.67,138.7 5,146.46,164.18;MS(EI)m/e285(M-),256 ,243,200,172,88. 実施例V: 6−n−ヘキシル−5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイノ− (2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオン 実施例Iに概略示した方法に従い、5.0g(0.032mol)の3,4− ジクロロ−1,2,5−チアジアゾールと17.0g(0.07mol)の硫化 ナトリウムとの反応に続く8.07g(0.032mol)の3,4−ジクロロ −N−n−ヘキシルマレイミドの添加およびそれとの反応によって、標記化合物 を5.85gの収量(理論値の56パーセント)で融点82−83℃の橙赤色固 体として調製した。1H NMR(CDCl3)δ0.87(m,3H),1.2 7(bs,6H),1.57(m,2H),3.52(t,2H,J=7.1H z);13C NMR(CDCl3)δ14.20,22.66,26.48,2 8.55,31.39,39.29,129.89,146.63,164.2 8;MS(EI)m/e327(M-),270,256,243,200,1 72,88. 実施例VI: 6−フェニル−5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイノ−(2 ,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオン 実施例Iに概略示した方法に従い、2.0g(0.012mol)の3,4− ジクロロ−1,2,5−チアジアゾールと1.93g(0.025mol)の硫 化ナトリウムとの反応に続く3.0g(0.012mol)の3,4−ジクロロ −N−フェニルマレイミドの添加およびそれとの反応により、標記化合物を3. 25gの収量(理論値の85パーセント)で,融点223−225℃の褐色固体 として調製した。13C NMR(CDCl3)δ126.39,128.16, 128.88,129.63,130.72,145.91,163.10;M S(EI)m/e319(M-),275,190,172. 実施例VII: 6−(2−フェネチル)−5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチ イノ−(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオン 実施例Iに概略示した方法に従い、3.7g(0.024mol)の3,4− ジクロロ−1,2,5−チアジアゾールと1.6g(0.048mol)の硫化 ナトリウムとの反応に続く4.38g(0.026mol)の3,4−ジクロロ −N−(2−フェネチル)マレイミドの添加およびそれとの反応により、標記化 合物を6.67gの収量(理論値の60パーセント)で融点176−178℃の 橙赤色固体として調製した。1H NMR(CDCl3)δ2.92(t,2H, J=7.9Hz),3.79(t,2H,J=7.9Hz),7.27(m,5 H);13C NMR(CDCl3)δ34.56,40.38,126.95, 128.73,129.94,137.24,146.54,164.03;M S(EI)m/e374(M-),256,243,200,91. 本発明の化合物は抗菌性添加剤として有用であり、またペイント、インキ、接 着剤、せっけん、切削油、繊維および紙や顔料スラリーのような工業製品ならび に紙コーティングに用いられるスチレン−ブタジエンラテックスに添加すること ができる。 該化合物はハンドクリーム、ローション、シャンプーやハンドソープのような パーソナルケア製品の抗菌性添加剤としても有用である。本発明の他の利点は冷 水塔や紙パルプ工場のような抗菌剤を絶えず補充する必要がある用途に対する費 用有効性である。 業界で認識されているように、本明細書に開示されている化合物がすべて同一 濃度において、または同一微生物種に対して活性であるとは限らない。すなわち 、抗菌効果および抗菌活性スペクトルには化合物ごとに多少の変動がある。 本発明は有効量の本発明の化合物を前記微生物またはその生息環境に接触させ ることを含む微生物抑制方法にも関する。 本発明の抗菌性化合物は無希釈または不活性希釈剤たとえばグリコール類、ア ルコール類、またはアセトンのような有機溶剤に溶解して微生物の生育に影響さ れやすい水性製剤に直接添加することができる。該化合物は単独または他の防腐 剤と共に加えることもできる。 本明細書で使用する「微生物」という用語は細菌、真菌、ビールス、藻類、サ ブビラルエージェント(subviral agent)および原生動物を指す っもりである。 本明細書で使用する「抗菌的に有効な量」という用語は選択微生物の抑制を示 すのに必要な本発明の化合物の1種もしくは2種以上の混合物または該化合物を 含む組成物の量を指す。典型的には、該化合物と接触している微生物生息環境に 対して付与される該化合物のこの量は1ppmから5,000ppmまでさまざ まである。この量は供試特定化合物および処理する微生物によって変動する。ま た、工業用および消費者製剤を処置する場合に加えられる該化合物の正確な濃度 は製剤の諸成分によって製品の基準内で異なることができる。該化合物の好まし い有効量は微生物生息環境の1ppmから500ppm(重量単位)、より好ま しくは1ppmから50ppmである。 「微生物生息環境」という用語は微生物が生来または通常生存もしくは生育す る場所または生息環境様式を指す。典型的にはこのような微生物生息環境は、た とえば冷却水塔または空気清浄装置のような水分、栄養物および/または酸素源 を含む領域である。 「抑制」、「阻止」また「阻害」という用語は実在する微生物を死滅または不 可逆的に不活性化させ、かつ/またはその将来の生育および繁殖を防止もしくは 抑制するように、微生物の通常の生存プロセスに対して該微生物には不利な抑制 、停止、死滅または他の干渉を指す。 本発明の化合物の抗菌活性は下記の方法によって証明される。 本発明の化合物の抗菌活性は活性化合物の最小発育阻止濃度(MIC)として 示され、9種の細菌に対しては栄養寒天培地を用い、7種の酵母および真菌に対 しては麦芽酵母寒天培地を用いて試験する。試験はアセトンと水の混合物中で調 製した供試化合物の1パーセント溶液を用いて行う。 栄養寒天培地は中性培地を示すpH6.8およびアルカリ性培地を示すpH8 .2において調製する。栄養寒天培地は1リットルの脱イオン水に23gの栄養 寒天を加えて調製する。さらに、アルカリ性培地はN−[トリス−(ヒドロキシ メチル)メチル]−グリシンで緩衝化した脱イオン水の0.04M水溶液を濃水 酸化ナトリウムでpH8.5に調整して調製する。 麦芽酵母寒天培地は脱イオン水1リットル当たり3gの酵母抽出物および45 gの麦芽寒天を加えて調製する。この特定寒天を25×200mm試験管に30 mLずつ分配し、栓をして115℃で15分間加圧殺菌する。 該寒天を含有する試験管は寒天の温度が48℃になるまで水浴中で冷却する。 ついで寒天中の供試化合物の最終濃度が500,250,100,50,25, 10,5,2.5,1.0および0ppmとなり、従って試験管内に公知の濃度 の供試化合物を分散させるようにそれぞれの試験管に適当量の供試化合物の1パ ーセント溶液を加える(化合物を加えない対照試験管を除く)。次いで試験管の 内容物をそれぞれのペトリ皿に移す。24時間乾燥後、栄養寒天培地を含有する むペトリ皿には細菌を接種し、麦芽酵母寒天培地を含有する皿には酵母および真 菌を接種する。 細菌の接種はつぎの方法を用いて行う。栄養ブロスを含有する試験管中のそれ ぞれの細菌を振とう機で30℃において24時間加温することによってそれぞれ の細菌の24時間培養物を調製する。9個のそれぞれの懸濁液(9種の供試細菌 それぞれに各1個)を作り、それぞれは特定細菌の懸濁液1mL当たり103コ ロニー形成単位(CFU)を含有する。各細菌懸濁液0.3mL分を用いてst eer’s Replicatorの個々のくぼみ(well)を満たす。微生 物懸濁液ごとに0.3mLを用いて3つのくぼみを満たしたので、9種類の細菌 では27のくぼみが満たされる。次にこのSteer’s Replicato rを用いて中性およびアルカリ性pHの栄養寒天ペトリ皿の両者に接種する。 接種したペトリ皿を30℃で48時間加温した後寒天中に含まれる供試化合物 がそれぞれの細菌の生育を阻止したかどうかを調べるために読み取る。 酵母および真菌の接種は下記のように行う。酵母および真菌の培養物を30℃ の麦芽酵母寒天培地上で7日間加温する。この培養物を用いて次の方法で懸濁液 を調製する。酵母または真菌の寒天斜面培養基に10mLの無菌食塩水と10マ イクロリットルのオクチルフェノキシポリエトキシエタノールを加えて各生物体 の懸濁液を調製する。次ぎにこの無菌食塩水/オクチルフェノキシポリエトキシ エタノール溶液を無菌綿棒で撹拌して斜面に生育した微生物を懸濁させる。得ら れたそれぞれの懸濁液を無菌食塩水で希釈する(9部の無菌食塩水に対して1部 の懸濁液)。これら希釈物の一部をSteer’s Replicatorの個 々のくぼみに入れ、前記のようにペトリ皿に接種する。ペトリ皿を30℃で加温 して、酵母の場合には48時間後、真菌の場合には72時間後に読み取る。 表Iに上記のMICテストで使用した細菌、酵母および真菌をそれぞれのAm erican Type Culture Collection(ATCC) 同定番号とともに記載する。表IIおよびIIIにおいて、標準的工業用防腐剤[1−(3−クロロアリル)−3 ,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダマンタンクロライドを活性剤として有し 、表IIおよびIIIにおいて「標準」と呼ぶ]のMICと比較した本発明の化合物 の表Iに記載する細菌生物体および酵母/真菌生物体に対するMIC値を示す。 本発明は海洋生物体を抑制する方法にも関する。「海洋生物体」という用語は フジツボ、ゴカイ、コケムシ、カキやヒドロ虫のような海洋動物および緑藻や褐 藻のような海洋植物を含むつもりである。海洋生物体を抑制する方法は海洋生物 体が生育する海洋環境に曝露される表面に海洋防汚に有効な量の本発明の化合物 を接触させることを含む。 当業者には理解されるように、本明細害に開示される化合物がすべて同一濃度 において、または同一海洋生物体種に対して活性であるとは限らない。すなわち 、海洋防汚効果および海洋防汚活性スペクトルには化合物ごとに若干の相違のあ る場合がある。さらに、特定化合物の海洋防汚活性のレベルは該化合物が一緒に 配合される特定物質を含む種々の因子によることがある。 本明細書で使用する「海洋防汚に有効な量」という用語は選択海洋生物体の抑 制を示すのに必要とされる本発明の化合物の1種または2種以上の混合物の量を 指す。典型的には、海洋生物体が生存または生育する海洋環境に曝露される表面 を処理するのに用いられる海洋防汚組成物に対してを付与される該化合物のこの 量は1重量パーセントから30重量パーセントまでさまざまである。このような 量は特定の供試化合物および処理される海洋生物体によって異なる。また、工業 用および消費者製剤の調製物中に加えられる化合物の正確な濃度は製剤の諸成分 によって製品の基準内で変動することがある。 海洋防汚に有効な量の化合物を含む組成物は、たとえばペイントの形であるこ とがてきる不活性希釈剤をも含む。とくに好ましいのは、たとえば可塑化ポリ塩 化ビニルまたはポリ塩化ビニル−ポリ酢酸ビニルタイプのようなビニル樹脂結合 剤を有するようなペイントである。好ましくは該結合剤はラテックスまたはエマ ルションとして配合される。ペイント組成物において、本発明の化合物は好まし くは1ないし30重量パーセント、より好ましくは10ないし25重量パーセン トの量で用いられる。ビニル樹脂結合剤ペイント以外に、該化合物を含有するエ ポキシおよびポリウレタン結合剤ペイントも有用であろう。本発明の化合物を含 むペイントから調製したコーティングおよびフィルムは、化合物の濃度および適 用されるコーティングまたはフィルムの厚さによっても異なるが、典型的には3 ないし12カ月にわたる間海洋生物体が実質的に付着しない状態を保つ。 「海洋環境に曝露される表面」という用語は海洋生物体が生来または通常生存 または生息している表面を指す。典型的には、該表面は大洋または他の水域のよ うな海洋環境と連続的または周期的に接触している領域である。典型的な該表面 は、例えば船体である。 本発明の化合物の海洋防汚活性は下記の手法によって示される。 テストパネルは厚さが0.381×10-3mで模様付きの一面を有する透明硬 質ポリ塩化ビニルフィルムから調製する。テストパネルは0.1524m×0. 1524mの正方形で隅と中心にそれぞれ0.00635mおよび0.127m の打ち抜いた穴がある。中心に直径0.067mの穴を有する0.102平方の テンプレートをテストパネルの模様付き表面の中心に取り付ける。 樹脂ラテックス結合剤(9.0g)中に候補の海洋防汚化合物(1.0g)を 撹拌した。化合物/結合剤混合物の一部(1,5g)をテストパネルの中心に加 えて、テンプレート内部の円形部分全体に均一に拡げる。 必要に応じて水を一滴ずつ加えて化合物/結合剤混合物を適当に拡げる。テン プレートは化合物/結合剤混合物が非被覆領域外に拡がらないようにする。拡が った化合物/結合剤混合物の端部が乾燥するまで10ないし30分間テストパネ ルを放置する。ついでテンプレートを取り除く。テストパネルはさらに室温で8 ないし12時間乾燥させる。 各候補海洋防汚化合物ごとに2個のテストパネルを調製する。単に樹脂ラテッ クス結合剤で処理するだけの2個の対照パネルをも調製する。各候補海洋界面活 性剤化合物の1個のテストパネルは曝露支持装置表側の白色背景上に取り付ける 。第2のテストパネルは曝露支持装置裏側の黒色背景上に取り付ける。曝露支持 装置は、対照テストパネルが表側および裏側の両方の曝露面において成熟した海 洋生物体の増殖によって実質的に被覆される間の6および10週間の間海洋環境 に曝露される。 曝露支持装置から取り外した後、各テストパネルを調べてテストパネルの処理 部分と無処理部分の両方における海洋生物体の増殖の評価を行う。処理および無 処理部分に存在する海洋生物体に留意する。藻類の胞子および細菌の粘液にも留 意するが各テストパネルの評価には包含しない。テストパネルは10(海洋生物 体の増殖が全くないことを表す)から0(海洋生物体で完全に被覆されているこ とを表す)の尺度で評価を行う。 表IVには、対照パネル(海洋防汚化合物を含まず、「対照」として示す)の評 価とともに、本発明の若干の活性化合物についての海洋防汚評価値を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 5H―ピロロ(3′,4′:5,6)(1,4)ジチイノ(2,3―C)―(1,2,5)チア ジアゾール―5,7(6H)―ジオン、それらを含有する組成物ならびに抗菌剤および海洋防汚 剤としてのその使用

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 下式に相当する5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイ ノ−(2,3−C)−(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオン 類。 [式中Rは−H、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖もしくは分枝鎖アルキ ル基、C3−C10シクロアルキル基、C1−C10直鎖もしくは分枝鎖アルコキシ基 、C3−C10−シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C(O)−R1(式中R1 はC1−C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表 す)のエステルを表すかまたはRは0−5個のハロ、C1−C6直鎖もしくは分枝 鎖アルキル、シアノ、ニトロ、または式−OC(O)−R1(式中R1はC1−C6 直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)のエス テルまたは式−C(O)−N(R2x(式中各R2は独立してC1−C6直鎖もし くは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)のアミドで置換 されたフェニルを表す。] 2. 5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C )(1,2,5)−チアジアゾール−5,7(6H)−ジオンである請求項1記 載の化合物。 3. 6−メチル−5H−ピロロ(3’.4’:5,6)(1.4)ジチイノ (2,3−C)−(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオンであ る請求項1記載の化合物。 4. 6−エチル−5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイノ −(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5.7(6H)−ジオンであ る請求項1記載の化合物。 5. 6−n−プロピル−5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジ チイノ−(2,3−C)(1.2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオ ンである請求項1記載の化合物。 6. 6−n−ヘキシル−5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジ チイノ−(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオ ンである請求項1記載の化合物。 7. 6−フェニル−5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)ジチイ ノ−(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5.7(6H)−ジオンで ある請求項1記載の化合物。 8. 6−(2−フェネチル)−5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1, 4)ジチイノ−(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H) −ジオンである請求項1記載の化合物。 9. 不活性希釈剤および抗菌的に有効な量の下式に相当する5H−ピロロ( 3’,4’:5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)チアジ アゾール−5,7(6H)−ジオン類を含む抗菌組成物。 [式中Rは−H、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖もしくは分枝鎖アルキ ル基、C3−C10シクロアルキル基、C1−C10直鎖もしくは分枝鎖アルコキシ基 、C3−C10−シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C809−Rt(R1はC1 −C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す) のエステルを表すか、またはRは0−5個のハロ、C1−C6直鎖もしくは分枝鎖 アルキル、シアノ、ニトロ基、または式−OC(O)−R1(式中R1はC1−C6 直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)のエス テ ルまたは式−C(O)−N(R2x(式中R2は独立してC1−C6直鎖もしくは 分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)のアミドで置換され たフェニルを表す。] 10. 該化合物が5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)−ジチイ ノ(2,3−C)(1.2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオンであ る請求項9記載の組成物。 11. 該化合物が6−メチル−5H−ピロロ−(3’,4’:5,6)(1 ,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H) −ジオンである請求項9記載の組成物。 12. 該化合物が6−エチル−5H−ピロロ−(3’,4’;5,6)(1 ,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H) −ジオンである請求項9記載の組成物。 13. 該化合物が6−n−プロピル−5H−ピロロ−(3’,4’:5,6 )(1,4)ジチイノ(2.3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7( 6H)−ジオンである請求項9記載の組成物。 14. 該化合物が6−n−ヘキシル−5H−ピロロ−(3’,4’:5,6 )(1,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)−チアジアゾール−5,7 (6H)−ジオンである請求項9記載の組成物。 15. 該化合物が6−フェニル−5H−ピロロ−(3’,4’:5,6)( 1,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)−チアジアゾール−5,7(6 H)−ジオンである請求項記載の組成物。 16. 該化合物が6−(2−フェネチル)−5H−ピロロ−(3’,4’: 5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)−チアジアゾール− 5,7(6H)−ジオンである請求項9記載の組成物。 17. 微生物生息環境にある微生物を抑制する方法であって、前記微生物生 息環境に、抗菌的に有効な量の下式に相当する5H−ピロロ(3’,4’:5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)−チアジアゾール−5, 7(6H)−シオン類を接触させることを含む方法。[式中Rは−H、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖もしくは分枝鎖アルキ ル基、C3−C10シクロアルキル基、C1−C10直鎖もしくは分枝鎖アルコキシ基 、C3−C10−シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C(O)−R1(式中R1 はC1−C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表 す)のエステルを表すか、またはRは0−5個のハロ、C1−C6直鎖もしくは分 枝鎖アルキル、シアノ、ニトロ基、または式−OC(O)−R1(式中R1はC1 −C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す) のエステルまたは式−C(O)−N(R2x(式中各R2は独立してC1−C6直 鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)のアミド で置換されたフェニルを表す。] 18. 該化合物が5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)−ジチイ ノ(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオンであ る請求項17記載の方法。 19. 該化合物が6−メチル−5H−ピロロ−(3’,4’:5,6)(1 ,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H) −ジオンである請求項17記載の方法。 20. 該化合物が6−エチル−5H−ピロロ−(3’,4’:5,6)(1 ,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H) −ジオンである請求項17記載の方法。 21. 該化合物が6−n−プロピル−5H−ピロロ−(3’,4’:5,6 )(1,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7( 6 H)−ジオンである請求項17記載の方法。 22. 該化合物が6−n−ヘキシル−5H−ピロロ−(3’,4’:5,6 )(1,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)−チアジアゾール−5,7 (6H)−ジオンである請求項17記載の方法。 23. 該化合物が6−フェニル−5H−ピロロ−(3’,4’:5,6)( 1,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H )−ジオンである請求項17記載の方法。 24.該化台物が6−(2−フェネチル)−5H−ピロロ−(3’,4’:5 ,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5, 7(6H)−ジオンである請求項17記載の方法。 25. 該化合物が該微生物生息環境に1ppmないし5,000ppm(重 量単位)の該化合物を供給するような量で該組成物中に存在する請求項17記載 の方法。 26. 海洋生物体が生育する海洋環境に曝露される表面上の海洋生物体の生 育を抑制するのに有用な組成物であって、不活性希釈剤および海洋防汚に有効な 量の下式に相当する5H−ピロロ(3’,4’:5,6)(1,4)−ジチイノ (2,3−C)(1,2,5)チアジアゾール−5,7(6H)−ジオン類を含 む組成物。 [式中Rは−H、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖もしくは分枝鎖アルキ ル基、C3−C10シクロアルキル基、C1−C10直鎖もしくは分枝鎖アルコキシ基 、C3−C10−シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C(O)−R1(式中R1 はC1−C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表 す)のエステルを表すか、またはRは0−5個のハロ、C1−C6直鎖もしくは分 枝鎖 アルキル、シアノ、ニトロ基、または式−OC(O)−R1(式中R1はC1−C6 直鎖もしくは分枝鎖アアルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)のエ ステルまたは式−C(O)−N(R2x(式中各R2は独立してC1−C6直鎖も しくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)のアミドで置 換されたフェニルを表す。] 27. 海洋生物体が生育する海洋環境に曝露される表面上の海洋生物体の生 育を抑制する方法であって、海洋防汚に有効な量の下式に相当する5H−ピロロ (3’,4’:5,6)(1,4)−ジチイノ−(2,3−C)(1,2,5) チアジアゾール−5,7(6H)−ジオン類を前記表面に接触させることを含む 方法。 [式中Rは−H、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖もしくは分枝鎖アルキ ル基、C3−C10シクロアルキル基、C1−C10直鎖もくは分枝鎖アルコキシ基、 C3−C10−シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C(O)−R1(式中R1は C1−C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す )のエステルを表すか、またはRは0−5個のハロ、C1−C6直鎖もしくは分枝 鎖アルキル、シアノ、ニトロ基、または式−OC(O)−R1(式中R1はC1− C6直鎖もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)の エステルまたは式−C(O)−N(R2x(式中各R2は独立してC1−C6直鎖 もしくは分枝鎖アルキル基またはC3−C6シクロアルキル基を表す)のアミドで 置換されたフェニルを表す。] 28. 該化合物と混合された不活性希釈剤を含む組成物の1ないし30重量 パーセントの量で該合物を該表面と接触させる請求項27記載の方法。
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