JP2000515213A - 三サイクルエンジン - Google Patents
三サイクルエンジンInfo
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- JP2000515213A JP2000515213A JP09525536A JP52553697A JP2000515213A JP 2000515213 A JP2000515213 A JP 2000515213A JP 09525536 A JP09525536 A JP 09525536A JP 52553697 A JP52553697 A JP 52553697A JP 2000515213 A JP2000515213 A JP 2000515213A
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01B—MACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
- F01B9/00—Reciprocating-piston machines or engines characterised by connections between pistons and main shafts, not specific to groups F01B1/00 - F01B7/00
- F01B9/04—Reciprocating-piston machines or engines characterised by connections between pistons and main shafts, not specific to groups F01B1/00 - F01B7/00 with rotary main shaft other than crankshaft
- F01B9/06—Reciprocating-piston machines or engines characterised by connections between pistons and main shafts, not specific to groups F01B1/00 - F01B7/00 with rotary main shaft other than crankshaft the piston motion being transmitted by curved surfaces
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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Abstract
(57)【要約】
孔(10)内で摺動するピストン(12)を備える往復動ピストン装置において、ピストン(12)の直線運動を回転運動に変換するクランク組立体が設けられる。この組立体は連結棹(14)を備え、この連結棹は一端でピストン(12)に連結され、他端で遊星歯車(16)に連結される。遊星歯車(16)は、係合する輪歯車(18)内で回転するように取り付けられる。遊星歯車(16)は、輪歯車(18)の軸と同軸の軸(24)のまわりを回転するクランク(22)に回転自在に取り付けられる。遊星歯車(16)は、軸(24)から偏位した軸(26)上でクランク(22)に回転自在に取り付けられる。好ましくは、遊星歯車(16)の径は輪歯車(18)の径の2/3とする。遊星歯車(16)の回転にしたがって、ピストンはある時間で下方に移動し、同様の時間で下方死点又はその近傍に留まり、次いで同じ時間で上方死点に戻る。
Description
【発明の詳細な説明】
三サイクルエンジン
この発明は往復動ピストン内燃機関(エンジン)、特にピストンの直線運動を
回転運動に変換する方法に関する。更に詳しくは、ピストン運動のタイミングに
関する。
従来の往復動内燃機関では、ピストンがシリンダー内で往復運動し、連結棹(
かん)により偏位クランクに連結される。偏位クランクが回転軸のまわりに回転
すると、ピストンはシリンダー内で概略正弦状の運動を行う。ピストンが上方死
点又はその近傍で費やす時間は、下方死点又はその近傍で費やす時間とほぼ同じ
となる。
シリンダーの排気口と吸気口がシリンダーヘッド内にある通常のポペット弁エ
ンジンでは、これは特に重要ではない。しかしながら、二サイクルエンジンのよ
うに吸気口と排気口がシリンダー壁にある場合、下方死点又はその近傍で費やさ
れる時間の長さが重要となる。排気ガスの排気と吸気ガスの吸気の何れもが改良
されると、改良されたエンジン性能が得られる。排気口と吸気口の一方又は両方
が開いている時間を大きくできれば、これはエンジン性能の改良の助けとなる。
上記の問題をある程度解決するため、本発明は一般的実施態様において、
孔内で直線摺動できるように拘束されたピストンをもつ往復動ピストン装置に
用いるのに適したクランク装置であって、
第一の軸のまわりを概略囲むように延びる係合面をもつ第一の部材と
上記第一の軸のまわりを回転するように拘束されたクランクと
第二の軸をもち、上記係合面に係合するように拘束されて上記第一の軸のまわ
りを回転し、該第一の軸から離れて上記クランクに取り付けられ上記第二の軸の
まわりを回転する可動フォロワーと
上記フォロワーに取り付けられ第三の軸のまわりを回転し、且つ上記ピストン
と上記フォロワーを相互連結する連結棹と
を具備するクランク装置を提供する。
上記ピストンは好ましくは輪歯車であり、上記フォロワーは遊星歯車である。
或いは、その代わり共役カム装置を用いてもよいが、他の装置でもよい。
第一の部材は、固定されても、第一の軸のまわりを選択的に回転されるように
してもよい。フォロワーは、第三の軸がフォロワーの係合面との接点に対して第
二の軸のまわりを回転し、それによりピストンを前進又は減速するように構成す
ることができる。第一の部材は、各サイクル中に第一の軸のまわりに搖動される
ようにしても、異なる「固定」位置に移動されるようにしてもよい。
共役カムが用いられる場合、フォロワーは好ましくは、第一の軸のまわりの軌
道1周に対して第二の軸のまわりを3周又は1.5周、回転する。
連結棹はフォロワーに、フォロワーの係合面の半径方向内側又は外側に連結さ
れるようにしてよい。
歯車装置が用いられる場合、好ましくは遊星歯車の径を輪歯車の径の2/3、
1/3又は3/4とする。
本発明の好ましい一実施態様においては、
孔内で直線摺動するように拘束されたピストンと
第一の軸のまわりを概略に囲むように延びる係合面をもつ第一の部材と
上記第一の軸のまわりを回転するように拘束されたクランクと
第二の軸をもち、上記係合面と係合するように拘束されて上記第一の軸のまわ
りに回転し、該第一の軸から離れて上記クランクに取り付けられ上記第二の軸の
まわりを回転するフォロワーと
フォロワーに取り付けられ第三の軸のまわりを回転し、上記ピストンとフォロ
ワーを相互に連結する連結棹とを具備する往復動ピストンが提供される。
好ましくは、この装置にはシリンダー壁に排気口と吸気口の一方又は両方が設
けられる。
或いは、吸気口と排気口の一方は、シリンダーヘッドにあって、ポペット弁を
介して選択的に開口されるようにすることができる。
ピストン装置は好ましくは内燃機関又はコンプレッサーである。
単一のフォロワーに複数の連結棹と付随するピストンを設けてもよい。例えば
、一つのフォロワーに、互いに120度離間する三つの連結棹を設けてもよい。
本発明は、以下の非限定実施例の記載と図面からより明瞭に理解されるもので
ある。図面において
図1〜3は、異なる動作状態にある、本発明の第一の実施例の模式的断面図を
示す。
図4は、図1の装置のビッグエンド(連結棹頭部、連かん頭部)が取る軌跡(
直交切線)を示す。
図5は、本発明の第二の実施例の破断斜視図を示す。
図6は、従来のエンジンと本発明における、時間に対するピストンの移動を表
すグラフを示す。
図7は、本発明の第二の実施例の概略的断面図を示す。
図8は、図1の実施例による直列三シリンダーの概略的断面図を示す。
図9は、本発明の更なる実施例を示す。
図10は、図9の実施例による三シリンダー放射状星型エンジンを示す。
図11は、図1の実施例に適用される代替的クランク装置を示す。
図面に関し、図1に本発明によるエンジンの一気筒(シリンダー)10が示さ
れている。シリンダー10のピストン12は、往復動するように位置付けられて
いる。ピストン12は、連結棹14により第一の歯車16に連結されている。こ
の歯車部材16は、係合する輪歯車18内で回転するように取り付けられている
。連かん頭部(ビッグエンド)ジャーナル20は、歯車径より大きい半径で歯車
16の片側にあるウェブに取り付けられている。これは必須ではなく、ジャーナ
ル20の中心を、歯車半径と等しいか、それより小さい、歯車中心からの半径と
してもよい。
歯車16は、輪歯車18の軸と同軸の軸24のまわりに回転するクランク22
に回転自在に取り付けられている。歯車16と18は径が異なるため、歯車16
は軸24から偏位した軸26に回転自在に設けられる。こうして、歯車16が矢
印Aで表されているように時計回り方向に回転するにしたがい、その中心26は
、矢印Bで表されているように、歯車18と係合して反時計回り方向に回転する
。これにより、クランク22は軸24のまわりを回転する。歯車16は時計まわ
り方向に回転しているので、ジャーナル20)したがって連結棹14とピストン
12は、ジャーナルが始め軸16の右側に移動するに伴ない下降する。
歯車16と18の相対的径は、ジャーナル20が取る経路を決定する。これに
より、ピストン12が取る位置と速度が決定される。
歯車16の径が輪歯車の径の半分である場合、ジャーナル20は比較的に「上
下」する経路を取り、横方向には殆ど移動しない。歯車16は歯車18と係合し
ているので、これ等二つの歯車間の接点17が歯車18の底部に移動するために
は、歯車16は軸26のまわりに完全に全回転しなければならない。しかしなが
ら、これによりクランク22は180°回転し、ジャーナル20は歯車16の底
部に位置付けられる。歯車16が更に全回転すると、ピストンは下方死点に帰路
する。こうして、ピストンは、下方死点で費やされる時間は上方死点で費やされ
る時間と相似すると云う意味で、従来のエンジンの経路と相似する経路を辿ろう
とする。しかしながら、歯車16と18の大きさに特定の比を用いることにより
、ピストンは上方死点にあるときより実質的に長い時間下方死点又はその近傍に
留まると云う有利なピストン経路が得られることが分かった。
図1は、歯車16の径を歯車18の径の2/3とした構成を示している。こう
して、歯車16が軸26のまわりに時計回り方向に一回転すると、歯車16と1
8間の接点17は歯車18の周囲をその円周の2/3だけ反時計回り方向に移動
し図2に示された位置に到る。その際、ジャーナル20の中心は図4に線30で
表された経路を描く。線32で表された、この線30の最下点は、ピストンの下
方死点を表す。以下に説明されるように、このサイクル部は通常の2行程又は4
行程エンジンのパワーストローク(動力行程)と等しいものと考えてよい。
歯車16が軸26のまわりに更に全回転すると、接点17は歯車18の円周に
沿って更に移動し、図3に示された歯車18の2/3の位置に到る。ジャーナル
20が描く経路がここでも示されている。この経路は比較的平らで、垂直移動は
殆ど無いことが分かる。こうして、歯車16が一定速度で回転するものと仮定す
ると、ピストンが上方死点から下方死点に移動するのに要すると同一時間の間、
ピストンは下方死点に又はその近傍に留まる。
ピストンの制限移動ストロークは事実、極めて僅かな上方と下方のストローク
であるが、それは動力の発生とガス圧縮に関し無意味といえる程度まで小さい。
要するに、この制限移動ストロークは、燃焼室の排気と吸気が起こる便宜的な、
比較的長いピストン停止時間である。これを図6に示す。図6は、時間に対する
位置を、従来のエンジンの場合を線40、本発明によるエンジンの場合を線41
で示している。
歯車16を軸26のまわりに更に全回転すると、再び接点17は歯車18に沿
って移動し、図1に示された位置に戻る。ジャーナル20は、方向が反対の、第
一の回転に対して取られた経路と同一の経路を辿る。
こうして、ピストンはその移動に三つのサイクル、即ち下降ストローク、下方
死点に留まる移動制限ストロークと上昇ストロークをもつ。
図1〜3において、図1の位置から図2の位置への移動はパワーストロークを
表し、図2の位置から図3の位置への移動は排気と吸気が組み合わされたストロ
ークを表し、図3の位置から図1の位置への移動は圧縮ストロークを表す。
排気/吸気ストローク(行程)は、所望により期間が等しい排気行程と吸気行
程に二分割されるようにしてもよい。
ピストンは排気/吸気行程中殆ど移動しないので、排気ガスをシリンダーから
排出したり、吸気ガスをシリンダーに吸入するのにピストンを用いることはでき
ない。斯くして、この構成では従来の2行程往復動内燃機関にあるようにシリン
ダー壁に吸気口と排気口の一方又は両方を設けることが理想的である。
更に、ピストンはそのサイクルの1/3は垂直運動を殆どしないので、排気/
吸気口を通常の2行程エンジンと比べてシリンダー壁内のずっと下方に位置付け
ることができる。排気/吸気行程中、図4に33で表されたピストンの上昇は全
ピストンストロークの約3%に過ぎず(ジャーナル20の偏心に依存する)、排
気又は吸気口をずっと下方に位置付けることができる(2行程エンジンではその
排気口は下降ストロークの65%のところで開口する、即ち下方ストロークの3
5%はサイクル中パワー発生部として利用できない)。サイクルの全1/3が下
方死点又はその近傍にあるので、吸気がシリンダーに流入、又は排気ガスがシリ
ンダーから流出するのにずっと長い時間がある。これが次いで意味するところは
、毎秒当たりの体積流量が少なくても掃気に使える時間が長いため全体積流量は
同様であるから、吸気/排気口の垂直高さを低くしてもよいことである。こうし
て、パワーストロークのより多くの部分が動力発生に利用できるようになる。同
様に、圧縮ストロークは吸気/排出口をより早期に閉塞し、その結果、圧縮比が
大きくなり、効率が高くなることになる。
本発明においては、同一のトルクを発生するためにクランク軸における偏位は
従来のクランク軸における偏位ほど大きくされる必要がないことが理解されるべ
きである。このことは、本発明においてはクランク軸に取り付けられたピニオン
ホイールの遊星運動の影響下でブロックに対してクランク軸端、つまりは偏位し
たクランクが横方向に(上下方向と共に)移動することに関連する。
更に、連結棹がクランク軸上でクランクとなす有効角度から、本発明に伴って
もたらされる利点がある。従来のモーターではクランクの偏位は単にクランク軸
の回転軸とビッグエンドジャーナルの間の偏位であるが、本発明ではクランク軸
の回転軸に対するクランクの偏位は出力歯車軸、ブロック及びピストンに対して
クランク軸端部の軸を連続して移動する遊星歯車10に起因して達せられる偏位
の唯一の部分である。本発明によるエンジンは、パワーストローク中にクランク
軸の回転軸を実際に下方移動し、連結棹がクランク軸とほぼ直角をなすときの持
続時間を長くする。本発明がもたらすこの利点は、単にクランクの歯車構成に付
随するだけのものでなく、従来の静止型クランク軸構成と比較して、連結棹がク
ランク軸に及ぼす機械的利点を変更するものでもある。
図5は、図1〜3の概略図による装置の構成成分の破断図である。
この実施例においては、二つの互いに離間した輪歯車118が設けられ、両歯
車118に係合するクランク部材120が設けられる。クランク部材120は、
その両端部の歯車122と、連結棹126が係合する中央ビッグエンドジャーナ
ル124と、ビッグエンドジャーナル124と歯車122の間に挟まれた第二の
ジャーナル128を二つを有する。第二のジャーナル128には、二つの出力歯
車130が取り付けられている。
出力歯車130は輪歯車118と同軸に設けられ、共通軸のまわりに自由に回
転できる一方、歯車120は輪歯車118に係合する。出力歯車130は出力軸
(図示せず)に連結され、歯車部材120が歯車118のまわりを回転するにし
たがい、出力軸130の各々はその軸のまわりに回転せしめられる。
図7は、本発明の異なる実施例を示す。類似部分には同一番号が付されている
。この実施例では、歯車16は輪歯車18の径の1/3に過ぎない。
斯くして、歯車16が一回転すると、接点17は歯車18の円周の1/3に沿
って移動され点Bに到る。
さらに一回転すると接点は点Cに移動し、なお更に一回転すると点Aに戻る。
ジャーナル20が辿る経路は線30により示され、この経路は第一の実施例の経
路、即ち下降ストローク、「滞留」ストローク及び上昇ストロークと実質的に等
しい。斯くして、この構成には第一の実施例と同じ利点がある。尚、図1〜3の
実施例と比較して、図7のジャーナル20は経路30に沿って反対方向に走行す
る。
径が輪歯車の径である3/4の遊星歯車も有利である。
図8は、上記実施例の装置を用いて構成される直列型三気筒エンジンを示す。
三つのピストンの各々は夫々のサイクル中、互いに120度離れている。
従来の内燃機関と異なり、各シリンダーのクランク22は一体構造に連結され
ていないことが分かる。各クランク22はクランク室40内で回転するように軸
受けで支えられ、その面に出力歯車42が設けられている。そこで、図示しない
リンキング歯車係合ロッドが出力軸として三つのクランク22に係合し、これ等
のクランク22を相互同期状態に維持する。
可動遊星歯車と固定輪歯車が好ましいが、必要なら固定遊星歯車と回転輪歯車
を用いてもよい。
図9は、かかる一実施例200を示す。ピストン212は連結棹214を介し
て輪歯車216に連結され、輪歯車216はその中心において偏位クランク21
8に取り付けられている。このクランクは軸222のまわりに回転されるように
取り付けられ、その出力歯車224は歯車226と噛み合っている。
遊星歯車228は、軸を軸22と同軸として、シリンダーに関し固定取り付け
られている。
斯くして、ピストン212の往復動に伴い、輪歯車216は遊星歯車228の
まわりを回転し、クランク218を軸22のまわりに回転せしめる。前記実施例
と同様の径比、即ち輪歯車と遊星歯車の径の比を3:2、3:1及び4:3とし
て、同様の軌跡が連結棹のビッグエンド230により、即ちパワーストローク、
持続時間が等しい組み合わせ排気/吸気ストローク及び引き続く圧縮ストローク
が描かれる。
図10は図9の構成にしたがって実施される三気筒装置300を示し、三つの
シリンダー/ピストン組立体310/312が相互に120度離れてクランク組
立体まわりに取り付けられている。この実施例では、連結棹314は輪歯車31
8の単一ビッグエンドに設けられている。輪歯車318は、それが回転自在にそ
の中心322に取り付けられたクランク部材を介して、遊星歯車320のまわり
に回転する。
図8の実施例は各ピストンに独立したクランク機構を用いているが、各クラン
クはフォロワーに一つ以上のビッグエンドがあってもよく、また必要ならクラン
クは輪歯車と「クランク」歯車の数を減ずるために相互接続されるようにしても
よいことが理解されよう。ビッグエンドは全て直列であってもよいが、これは許
容されない振動や食い違いを生ずることが推定される。食い違いが生ずる場合、
ビッグエンドの各々を遊星歯車/輪歯車径比に相応する量だけ食い違わせる必要
があるだろう。例として、図11はユニット又はクランク部材を用いる実施例の
模式的断面図を示す。
クランク部材400は一端に遊星歯車410が設けられ、クランク歯車420
に取り付けられて軸422のまわりを回転する。クランク歯車自体は軸受け42
4に支承され、輪歯車の軸である軸426のまわりに回転する。連結棹430は
ビッグエンド434に取り付けられ434のまわりを回転する。遊星歯車410
は輪歯車440に係合する。
必要なら、二つ又はそれ以上の連結棹430を各ビッグエンド434に取り付
けてもよい。
上記実施例は固定輪歯車装置を用いたが、輪歯車をその軸のまわりに選択的回
転自在とすることもできる。輪歯車を種々の動作状態に対する種々の位置に回転
して、ピストンが取る「経路」と有効「バルブタイミング」を変更することがで
きる。例えば、ピストンをその位置から前進せしめるように輪歯車を回転すると
、他に変更が無い場合、バルブとスパークプラグのタイミングの遅延がもたらさ
れ、またその逆も行える。或いは、輪歯車を各サイクル中にに移動して、全サイ
クルの各部を延ばし又は縮めることもできる。例えば、輪歯車を適切に移動する
ことにより、サイクルの「滞留」時間のピストンの上昇及び下降移動を若干短く
することができる。同様に、連結棹のビッグエンドが歯車の接点に関して回転さ
れるように、遊星性歯車を構成してもよい。これは、一方が歯車から成り、他方
がビッグエンドから成り、夫々が中心まわりに相対的に回転するように取り付け
た二部構造を用いることにより、達成される。
上記実施例群は輪歯車と遊星歯車を結合するのに歯車装置を用いたが、かかる
輪歯車を他の同様のカム装置、例えば共役カム装置で置き換えてもよい。共役カ
ム装置を用いると、フォロワーのリング経路に沿う走行に伴い、ピストンの移動
を更に制御することができる。
以上記載された実施例に関し、種々の修正や変更が本発明の精神と範囲を逸脱
することなく当業者によりなされ得ることが理解されよう。
例えば、複数のピストンを放射、直列、またはV字形状に構成すると有利であ
る。また、燃焼室の給気は種々の方法で行うことができる。上記の比と異なる、
クランク軸に付随した遊星歯車と環状歯車の代替比を用いることもできる。更に
、各フォロワー/遊星歯車に一つ以上のピストンを設けることもできる。放射状
構成では、多数のピストンを一つの遊星歯車に取り付けることができる。
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 孔内で直線摺動するように拘束されたピストンと 第一の軸のまわりを概略囲むように延びる係合面をもった第一の部材と 上記第一の軸のまわりを回転するように拘束されたクランクと 第二の軸をもち、上記係合面と係合するように拘束されて上記第一の軸のまわ りを回転し、該第一の軸から離れて上記クランクに取り付けられ上記第二の軸の まわりを回転する可動フォロワーと 該フォロワーに取り付けられ第三の軸のまわりを回転し、且つ上記ピストンと フォロワーを相互連結する連結棹とを具備する往復動ピストン装置。 2. 前記第三の軸は第二の軸から離れている、請求項1に記載の装置。 3. 前記フォロワーは係合面の半径方向内側を回転する、請求項1又は2に記 載の装置。 4. 前記フォロワーは係合面の半径方向外側を回転する、請求項1又は2に記 載の装置。 5. 前記第二と第三の軸間の距離はフォロワーの径より小さい、請求項1〜4 の何れか一つに記載の装置。 6. 前記第二と第三の軸間の距離はフォロワーの径より大きい、請求項1〜4 の何れか一つに記載の装置。 7. 前記フォロワーは、第一の軸のまわりの軌道各1周に対して、第二の軸の まわりを3度回転する、請求項1〜6の何れか一つに記載の装置。 8. 前記フォロワーは、第一の軸のまわりの軌道各2周に対して、第二の軸の まわりを3度回転する、請求項1〜6の何れか一つに記載の装置。 9. 前記第一の部材は第一の軸のまわりの選択的回転が可能である、請求項1 〜8の何れか一つに記載の装置。 10. 前記第一の部材とフォロワーは、一方が輪歯車で、他方が遊星歯車であ る、請求項1〜9の何れか一つに記載の装置。 11. 前記輪歯車の径は遊星歯車の径の3又は1.5倍である、請求項10に 記載の装置。 12. 前記第一の部材とフォロワーは共役カム装置を構成する、請求項1〜9 の何れか一つに記載の装置。 13. 孔内で直線摺動するように拘束されたピストンと 第一の軸をもつ第一の歯車と 上記第一の軸のまわりを回転するように拘束されたクランクと 第二の軸をもち、上記第一の歯車と係合するように拘束されて第一の軸のまわ りを回転し、該第一の軸から離れて上記クランクに取り付けられ上記第二の軸の まわりを回転する第二の歯車と 上記第二の歯車に取り付けられ第三の軸のまわりを回転し、且つ上記ピストン と遊星歯車とを相互連結する連結棹とを具備し、上記第一歯車の径の第二の歯車 の径に対する比が3:1、3:2、4:3、1:3、2:3及び3:4の何れか である往復動ピストン装置。 14. 前記第二の歯車は第一の歯車の半径方向内側を回転する、請求項13に 記載の装置。 15. 前記第二と第三の軸の間の距離は第二の歯車の径より小さい、請求項1 3又は請求項14に記載の装置。 16. 第二と第三の軸の間の距離は第二の歯車の径より大きい、請求項13又 は請求項14に記載の装置。 17. 前記第一の歯車は第一の軸のまわりの選択的回転が可能である、請求項 13〜16に記載の装置。 18. 孔内で直線摺動するように拘束されたピストンと 第一の軸のまわりを概略取り囲むように延びる係合面をもった第一の部材と 上記第一の軸のまわりを回転するように拘束されたクランクと 第二の軸をもち、上記係合面と係合するように拘束されて上記第一の軸のまわ りを回転し、該第一の軸から離れて上記クランクに取り付けられ上記第二の軸の まわりを回転する可動フォロワーと 該フォロワーに取り付けられ第三の軸のまわりを回転し、且つ上記ピストンと 該フォロワーとを相互連結する連結棹とを具備し、 上記フォロワーと第一の部材は共役カムである往復動ピストン装置。 19. 前記第三の軸は第二の軸から離れている、請求項18に記載の装置。 20. 前記フォロワーは上記係合面の内側を回転する、請求項18又は請求項 19に記載の装置。 21. 前記第二と第三の軸の間の距離は前記フォロワーの径より小さい、請求 項18〜20の何れか一つに記載の装置。 22. 前記第二と第三の軸の間の距離は前記フォロワーの径より大きい、請求 項18〜20の何れか一つに記載の装置。 23. 前記フォロワーは第一の軸のまわりの軌道各1周に対して第二の軸のま わりを3度回転する、請求項18〜22の何れか一つに記載の装置。 24. 前記フォロワーは第一の軸のまわりの軌道各2周に対して第二の軸のま わりを3度回転する、請求項18〜22の何れか一つに記載の装置。 25. 前記第一の部材は第一の軸のまわりの選択的回転が可能である、請求項 18〜24の何れか一つに記載の装置。 26. 孔内で直線摺動するように拘束されたピストンをもった往復動ピストン 装置に用いるのに適したクランク装置であって、 第一の軸のまわりを概略囲むように延びる係合面をもった第一の部材と 上記第一の部材のまわりを回転するように拘束されたクランクと 上記係合面と係合するように拘束されて上記第一の軸のまわりを回転し、該第 一の軸から離れて上記クランクに取り付けられ上記第二の軸のまわりを回転する 可動フォロワーと 該フォロワーに取り付けられ第三の軸のまわりを回転し、且つ上記ピストンと 該フォロワーを相互に連結する連結棹とを具備するクランク装置。 27. 前記第三の軸は第二の軸から離れている、請求項26に記載のクランク 装置。 28. 前記フォロワーは前記係合面の内側を回転する、請求項26又は請求項 27に記載のクランク装置。 29. 前記フォロワーは前記係合面の外側を回転する、請求項26又は請求項 27に記載のクランク装置。 30. 前記第二と第三の軸の間の距離は前記フォロワーの径より小さい、請求 項26〜29の何れか一つに記載のクランク装置。 31. 前記第二と第三の軸の間の距離は前記フォロワーの径より大きい、請求 項26〜29の何れか一つに記載のクランク装置。 32. 前記フォロワーは第一の軸のまわりの軌道各1周に対して第二の軸のま わりを3度回転する、請求項26〜31の何れか一つに記載のクランク装置。 33. 前記フォロワーは第一の軸のまわりの軌道各2周に対して第二の軸のま わりを3度回転する、請求項26〜31の何れか一つに記載のクランク装置。 34. 前記第一の部材は第一の軸のまわりの選択的回転が可能である、請求項 26〜33の何れか一つに記載のクランク装置。 35. 前記第一の部材とフォロワーの一方が輪歯車で、他方が遊星歯車である 、請求項26〜34の何れか一つに記載のクランク装置。 36. 前記輪歯車の径は遊星歯車の径の3又は1.5倍である、請求項35に 記載のクランク装置。 37. 前記第一の部材とフォロワーは共役カム装置を構成する、請求項26〜 34の何れか一つに記載のクランク装置。 38. 図面を参照して本明細書に実質的に記載されたクランク装置。 39. 図面を参照して本明細書に実質的に記載された往復動ピストン装置。
Applications Claiming Priority (5)
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| AUPN7648A AUPN764896A0 (en) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | Three cycle engine |
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| JP2025031741A (ja) * | 2009-07-22 | 2025-03-07 | ピュアテック ヘルス エルエルシー | ムスカリン性受容体活性化によって改善される疾患の治療のための方法および組成物 |
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1997
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- 1997-01-20 JP JP09525536A patent/JP2000515213A/ja active Pending
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