JP2000515604A - 少なくとも2個の吸い込み口を含む、改良された性能遠心型送風装置ならびに関連する送風方法 - Google Patents

少なくとも2個の吸い込み口を含む、改良された性能遠心型送風装置ならびに関連する送風方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも1個の送り出し口(20)と、駆動手段によって回転駆動することができる通気ホイール(4)の各側面に設けられた少なくとも2個の流体取り込み口(2、3)とを含み、各取り込み口(2、3)が、2個の取り込み口(2、3)の間で非対称な吸い込み流量を生じさせるための、流体流吸い込みの制御システム(30)と関連している遠心型通気装置(1)であって、取り込み口(2、3)が、機械的構造および制御の相対的細かさが互いに異なる制御システムを設けられていることを特徴とする装置に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 少なくとも2個の吸い込み口を含む、改良された性能遠心型送風装置ならびに 関連する送風方法 本発明は、吹き出される流体のための、側面に配置され、送風ホイールに面す る少なくとも2個の吸い込み口を含む、遠心型送風機型の方法および装置の一般 的な技術分野に関する。 本発明は、少なくとも1個の送り出し部と、駆動手段によって回転されるのに 適した送風ホイールの各側に配置された少なくとも2個の流体吸い込み口とを含 み、各吸い込み口が、吸い込み口の間で非対称である吸い込み流を生じさせるの に適した流体制御装置と関連している遠心型送風装置に関する。 本発明はまた、流体を遠心的に吹き出す方法であって、吹き出す流体を、遠心 ホイールにより、ホイールの各側に位置する少なくとも2個の吸い込み口から連 続的かつ逐次的に吸い込んで少なくとも一つの吸い込み流を形成し、各吸い込み 口に関連するそれぞれの制御装置を使用することにより、吸い込み流の速度を吸 い込み口の間で非対称に制御し、吸い込み流を、遠心ホイールにより、共通の送 り出し口から吐き出す方法に関する。 工業用の大容量送風機はすでに周知であり、数多くの工業分野で広く使用され ている。このような送風機は、たとえば、原子力産業、化学工業、鉄鋼産業、セ メント産業などの異なる産業の分野または、現実には、化石燃料発電所に応用す ることができる。 これらの工業的用途では、送風ユニットの二つの主要なタイプ、すなわち、遠 心型送風ユニットと、軸流型送風ユニットとを区別することが普通である。本発 明は、より具体的には、吹き出される流体が、少なくとも2個の吸い込み口を介 して送風ホイールに対して側方に吸い込まれたのち、送風ホイールの羽根によっ て発生する遠心力によって吐き出される遠心型送風機に関するものと理解されよ う。 上述の工業用途によって要求される、たとえば500kW〜5,000kW、さら に、極端な場合には100kW〜10,000kWのオーダの大きな通風容量を仮定 すると、送風ユニットの設計は、そのようなユニットが、使用中、運転期間の点 および部品が作動しなければならない媒体の条件の点で機械的に高い応力に付さ れる可動部品で構成されているとしても、大きな寸法のものである。 認識される結果は、運転有効性、技術的信頼性、騒音レベルおよび運転費など の規準が、送風機の効率の概念を含め、そのような装置を設計し、使用するとき に非常に重要であるということである。 したがって、消費電力を減らすために、効率をより良好にし、ひいては節約を 保証するのに必要な、装置の流量の空気力学的制御を得る目的で、2吸い込み口 型遠心型送風機の吸い込み流量を制御し、変化させるための発案がすでになされ ている。 たとえば、気流偏向要素、たとえばそらせ板または吸い込みダンパを装着する ことによって所与の循環路の中で2吸い込み口型遠心型送風機の流量を減らすこ とがすでに公知である。そらせ板は、送風ホイールの一方または他方の側面の吸 い込み口に取り付けられて、それぞれの半径方向軸を中心に、たとえばホイール の軸を中心に回転するブレードの円配置によって形成される。吸い込みダンパも 同様に、カバーに取り付けられた一組のブレートによって形成され、平行軸を中 心に回転させたり、角ピッチを変化させたりすることができる。 上記従来技術の実施態様のいずれでも、偏向要素は、それらの位置およびピッ チを制御するための少なくとも一つの手段と、従来の駆動手段、たとえばサーボ モータとに機能的に接続されている。したがって、吸い込み流量を変化させるた めに、吸い込み口と関連する偏向要素を配置することが可能である。 偏向要素を適切な方法で傾斜させることにより、送風ホイールへの吸い込み口 で回転気流が生じ、この流れは普通、送風ホイールと同じ方向に回転する向きを 有する。循環路中の流れを制御するための他のシステムと比較すると、この回転 気流は、送風機によって消費される電力を減らす結果をもたらす。各吸い込み口 と関連する偏向要素の回転角位置が対称に得られるならば、各吸い込み口の吸い 込み流量は同一であるか、実質的に同一である。そのような装置によって得られ る結果を、図1に示す曲線cによって表す。偏向要素のピッチおよび送風機の運 転条件に依存して、施設に認可された最大流量の関数として%で表されるこの曲 線は、システムの抵抗が流量の二乗に比例して変化するとき、効率が所与の施設 における流量の関数としてどのように変化するかを示す。 一般に、そのような流量制御システムは、装置の効率に相対的な改善を達成す ることを可能にするため、全体として満足ゆくものとみなされている。それにも かかわらず、得られる効率は、特に送風ユニットの正常な運転範囲では不十分で あり、たとえば40%〜80%のオーダの部分負荷における運転に相当すること がわかった。 部分負荷の下で運転する送風ユニットの効率を改善するため、ドイツ国公開特 許公報第2538066号で、偏向制御システムを装着された遠心型送風機の場 合に、一方の吸い込み口のそらせ板の向きを他方のそれに対して非同期または非 対称に制御する発案がすでになされている。吸い込み流の動作におけるこの非対 称性が、部分負荷を受けたときの送風ユニットの効率に有意な改善を達成するこ とを可能にする。それにもかかわらず、このような装置の経済的に最適な運転範 囲は、高い部分負荷で得られるように思われる。 また、特に高出力送風機のためのこのような装置の費用が、その使用を制限し うる要因であることがわかった。 その結果、本発明の目的は、上述の送風機方法および装置を改善し、効率がす べての部分運転負荷で最大であり、製造費および運転費が低廉である遠心型送風 装置および方法を発案することである。 本発明のもう一つの目的は、特に実施しやすい技法によって効率の改善が得ら れる新規な遠心型送風機方法および装置を発案することである。 本発明のさらなる目的は、その一般的な運転制約を変更することなく、大部分 の既存の遠心型送風機の構造から特に適合させやすい新規な遠心型送風機方法お よび装置を発案することである。 本発明のもう一つの目的は、ヘッドロスが制限される新規な遠心型送風機方法 および装置を発案することである。 本発明の目的は、部分負荷で運転することができ、少なくとも1個の送り出し 口と、駆動手段によって回転されるのに適した送風ホイールの各側面に配置され た少なくとも2個の流体吸い込み口とを含み、各吸い込み口が、流体吸い込み流 を制御するための、吸い込み口の間で非対称である吸い込み流量を設定して、装 置を部分負荷で運転することを可能にするのに適した制御システムと関連してい る遠心型送風装置であって、吸い込み口が、同一ではない、すべての部分負荷を 受ける運転速度で制御曲線の形状を決定付け、形成するために、機械的構造およ び制御の細かさに関する特性が異なる制御システムを装着されていることを特徴 とする装置によって達成される。 また、本発明の目的は、連続的かつ逐次的に、 遠心ホイールによって吹き出される流体を、ホイールの各側面に位置する少な くとも2個の吸い込み口から吸い込んで少なくとも一つの吸い込み流を形成し、 吸い込み口に関連するそれぞれの制御システムにより、吸い込み流量を吸い込 み口の間で非対称に制御して、送風ユニットを部分負荷で運転することを可能に し、 遠心ホイールにより、吸い込み流を送り出し口から吐き出す、 部分負荷の下で運転することができる送風ユニットによって流体を遠心的に吹き 出す方法であって、 すべての部分負荷を受ける運転速度で制御曲線の形状を決定付け、形成するた めに、吸い込み口ごとに異なる制御の相対的な細かさを有する制御システムによ って吸い込み流量を制御することを特徴とする方法によって達成される。 単に非限定的な例として記載する以下の記載および例示を考慮して、本発明の 他の詳細および利点をより詳細に記載する。 図1は、対称な向きのそらせ板を装着された2個の吸い込み口を有する従来技 術の遠心型送風機(曲線c)と、本発明の2吸い込み口遠心型送風機(曲線aお よびb)とを比較する効率曲線である。 図2は、本発明の2吸い込み口遠心型送風機の全体斜視図である。 図3は、本発明の遠心型送風機の第一の変形態様の縦断面図である。 図4は、前記第一の変形態様の詳細を示す、図3のIV−IV線から見た部分断面 図である。 図5は、本発明の遠心型送風機の第二の変形態様の縦断面図である。 図6は、本発明の第二の変形態様の詳細を示す、図5のVI−VI線から見た断面 図である。 図7は、本発明の第三の変形態様の縦断面図である。 図2、3および5は、駆動手段(図示せず)、たとえば電気モータによって回 転されるのに適した軸5を中心に回転可能に取り付けられた送風ホイール4の各 側面に配置された少なくとも2個の流体吸い込み口2および3を含む、部分負荷 の下で運転する遠心型送風装置1の全体図である。 遠心型送風ユニット1は、単独であってもよいし、逆に、複数の遠心送風ユニ ットを含む送風装置に統合されてもよい。 本発明の意味において、「流体」とは、何らかの種類の粒子、たとえば固体ま たは液体をおそらく運ぶ、いかなる気体または気体混合物をも包含するものと理 解されるべきであり、通常の場合、吹き出される流体は、空気の組成とほとんど 異ならない組成を有するものと理解されるべきである。 最も簡単な場合、吸い込み口2および3は、遠心型送風機1の主対称軸x−x ’を中心に側方かつ対称に配置されている。この主対称軸は、中心盤10によっ て占有され、中心盤の二つの側面には、それぞれの一連の羽根11が設けられ、 これらの羽根は、遠心型送風機のタイプ、吹き出される流体の特性およびその主 な用途に適した種々の形状の囲い板12によって覆われている。一例として、囲 い板12は、円錐形または平面であることができる。中心盤10、羽根11およ び囲い板12によって構成されるアセンブリが、遠心型送風機1の全体構造を形 成する主ハウジング13に統合される送風ホイール4を構成する。各一連の羽根 11は、それぞれの吸い込み口2、3に関連し、これらの吸い込み口ごとに、送 風機の、下流側に位置する部分への個別化された流体の供給の機能を実行する。 主ハウジングに付属する補助部品は、当業者に周知である従来設計であり、した がって、これ以上詳細には説明しない。 図3および5に示す実施態様には、吸い込み口の吸い込み部を形成する内部通 路14をそれぞれ有する2個の別個の吸い込み口2、3がある。前記通路は、各 吸い込み口2、3を覆う吸い込みフード17によって外から画定されている。図 4に示すように、吸い込みフード17の主軸y−y’は、水平から上に傾けるこ とができる。有利には、吸い込み口2、3および関連する吸い込みフード17は 、断面積および寸法が同一である。 遠心型送風機1はまた、送風機の中の流体の流動方向で遠心ホイール4から下 流に配置された少なくとも1個の送り出し口20を含む。図2〜6に示す実施態 様では、送り出し口20は中央にあり、遠心型送風機1の主対称軸x−x’上に 位置する。遠心型送風機では、各吸い込み口2および3から進入した流れは、前 記出口20を画定するケースの中で混合され、その直後、得られた単一の流れが 吐き出される。 本発明の遠心型送風機1はまた、吸い込み口2および3それぞれに向かう吸い 込み流を制御するための調節手段30を設けられている。制御システム30は、 従来技術で公知である従来の手段、たとえば吸い込み口を通過する流体の方向お よび経路を変化させるための偏向要素によって形成される。非限定的な例として 、図2は、偏向制御システム30を構成する一連のブレード31によって構成さ れる偏向要素を示す。当然、他の制御システム30、たとえば以下さらに詳細に 記載するダンパシステムまたはフラップシステムを考慮することもできる。図2 に示す送風機の場合、吸い込み口2および3に関連する制御システム30は、従 来の方法で部分負荷制御システム20’に接続されている。前記システム20’ は、駆動部材21、たとえばサーボモータまたは油圧アクチュエータと、たとえ ば、ブレード31に間接的に接続されてそのピッチを保持または変更するための クランク・連接棒アセンブリ22を含むアクチュエータ手段とを含む。クランク ・連接棒アセンブリ22の代わりに、技術的に等しい何らかの手段、たとえばギ ヤまたはカムを使用することも可能である。図2に示すように、制御システム2 0’は、吸い込み口2および3に共通であり、非対称な制御部材を有している。 変形態様では、当然、各吸い込み口2および3の偏向要素を、それぞれの駆動部 材21に接続している別個のクランク・連接棒アセンブリによって制御すること を想定することも可能である。 本発明によると、吸い込み口2および3には、それらの機械的構造および制御 の細かさに関するそれらの特性で互いに異なる制御システム30が装着されてい る。同一でない、したがって、異なる制御性能を有する制御システム30を設置 することにより、非対称な吸い込み流を2個の吸い込み口2および3の中に設定 することが可能である。本発明の意味において、また、当該技術分野で十分に受 け入れられているように、ある装置の制御の細かさは、別の装置と比較して、そ の装置を運転するのに必要である消費電力における変化によって決まる。比較は 、同じ運転速度、すなわち、同じ流量で実施されるものと理解されよう。本発明 に関連して、制御システム30どうしは、制御の細かさが、少なくとも5%、好 ましくは5%〜20%の範囲の量だけ異なる。 その結果、本発明の遠心型送風装置1は、同一ではない制御システム30を有 し、吸い込み口の一方2に提供される制御の細かさが、他方の吸い込み口3に提 供されるものよりも大きい。 図3および4は、吸い込み口3が可動栓制御フラップ40を設けられ、吸い込 み口2が制御ダンパ35を装着されている本発明の第一の変形態様を示す。従来 の方法では、制御ダンパ35の偏向要素は、吸い込み口2の吸い込み通路14の 上流側に位置し、好ましくは吸い込みフード17への入口の上部を形成する吸い 込みチェンバ16の中に取り付けられた一連のフィン35aによって構成されて いる。フィン35aは、有利には、実質的に長方形であり、吸い込みチェンバ1 6の中で、前記チェンバ16の吸い込み部の縦軸に沿って並べて取り付けられて いる。フィン35aは、0°の基準角位置に対応する閉じた位置では、互いに平 行に延び、有利には、全吸い込み部を横切って、前記吸い込み部を完全に閉じる ことができる。フィン35aは、0°〜90°までのいかなる中間角位置をも占 めることができ、90°に対応する角位置がダンパ35の開口位置を画定する。 制御栓可動フラップ40は、その端部の一方が、フード17に固着された軸41 を中心に回転するように取り付けられた実質的に長方形のプレートの形態にある 。吸い込み口2を画定する開口に対し、可動フラップ40は、幾何学的位置の対 応が上述したものと類似している、閉位置と開位置との間のいかなる角位置をも 占めることができる。有利には、可動フラップ40は、閉位置と開位置との間で 不連続に作動して、中間位置が実質的に使用されないことを特に意図したもので ある。図3は、閉位置または実質的閉位置にある可動フラップ40を示し、図5 は、開位置にある可動フラップ40を示す。図6は、吸い込みダンパ35のフー ド17に類似した吸い込みフード17aに取り付けられた可動フラップ40を配 置するための異なるオプションの範囲をより詳細に示す。この第一の変形態様で は、制御 ダンパ35によって構成される制御システム30が、可動フラップ40よりも細 かな制御を有する制御システムを形成する。 図5および6に示す第二の変形態様では、本発明の遠心型送風装置1には、二 つの他の制御システム30の組み合わせを装着することができる。この変形態様 は、送風ダンパ35の代わりに制御そらせ板60のシステムが使用され、他方の 制御システム30が可動フラップ40によって形成されている点でのみ、上述の 変形態様とは異なる。従来技術で周知であるように、制御そらせ板60は、それ ぞれが不等辺四角形または台形である、一定であってもそうでなくてもよい厚さ の、それぞれの回転軸62を中心に個々に取り付けられた一連のブレード61の 形態にある。ブレード61は、好ましくは互いに均一な間隔で、吸い込み通路1 4の中に並んで配置され、送風ホイール4の軸を中心とする円の形に取り付けら れている。有利には、ブレード61は、それらの回転軸62を中心に、中心盤1 0が延びる面に対して傾斜した位置を占める。各ブレード61はクランク・連接 棒アセンブリ22および制御部材21に接続されているため、各ブレード61の 位置およびピッチを変更することが可能であり、しかも、対応する吸い込み口2 に関連するブレード61の全セットで同期的に変更することが可能である。各一 連のブレード61の寸法および形状は、0°といえる角位置またはピッチを含む 閉位置で、それらのブレードがいっしょになって形成する円周形環が吸い込み通 路14を実質的に完全に閉じ、その結果、そこに通される流体の流量が実質的に ゼロになるようなものである。 ブレード61は、たとえば0°〜105°の範囲、好ましくは0°〜90°の 範囲にあるいかなる角位置をとることもできる。上述の0°位置から、ブレード 61が開く方向が、流体の流れが遠心ホイール4と同じ方向に回転することを保 証しなければならないことが理解されよう。したがって、ブレード61が90° 〜105°の範囲にあるピッチにあるとき、チャネル14の全吸い込み部のブレ ード61の近くで厚さおよび平均断面積に実質的に相当するため、吸い込み流量 は最大になる。 この第二の変形態様では、制御そらせ板60のシステムは、より細かな制御を 提供する制御システムを構成し、一方、可動フラップシステム40は、より粗い 制御システムを構成する。それにもかかわらず、完全に開いたとき、可動フラッ プシステム40は、そらせ板制御システム60よりも低いヘッドロスを有するシ ステムを構成する。 図7は、全体的な設計が先の変形態様の設計と同一であり、一方の吸い込み口 2に関連する制御システム30が制御そらせ板60によって形成され、他方の吸 い込み口3に関連する他方の制御システム30が制御ダンパ35の形態にある本 発明の第三の変形態様を示す。このような形状では、そらせ板制御システム60 は、より細かな制御を有するシステムであり、制御ダンパ35のシステムは、よ り粗い制御を有するシステムである。 図7はまた、遠心型送風装置1の主ハウジング13の外側の吸い込みフード1 7の上流側に位置する吸い込みトランキング50の存在によって先の変形態様す べてと異なる本発明のさらなる変形態様を示す。従来の方法で、吸い込みトラン キング50は、吸い込みフード17を介して2個の吸い込み口2および3にそれ ぞれ接続される2個の二次ダクト52および53に分かれる吸い込みダクト51 を含む。この変形態様では、上述の制御システム30のいかなる組み合わせを使 用することも可能である。有利には、二次ダクト52および53は、このレベル での吸い込み流を実質的に等しい二つの吸い込み流に分割するため、等しい断面 を有している。 本発明の範囲を超越することなく、一方または両方の制御システム30をダク ト52、53の一方または両方に取り付けることを想定することさえ可能である 。これは、可動フラップ40を含むシステムに特に当てはまる。 変形態様では、吸い込み口2および3の一方もしくは他方または両方の吸い込 みフード17を除くことにより、本発明の遠心送風ユニットを形成することも可 能である。 システムが対に合わされる方法が、それらが異なる制御の細かさで作動するこ とを暗示するならば、本発明の範囲を超越することなく、現在公知であるいかな る流量制御システム30を組み合わせることも可能である。したがって、複数の ブレードまたは1枚のブレードを有する栓/制御ダンパ35または実際には回転 型もしくはギロチン型の1枚の可動フラップ40を使用することが可能である。 そらせ板60に基づく制御システムは、同等に、たとえば円錐型、円筒型または バレル型であることができる。 一般に、また、さらなる変形態様として、2個の吸い込み口2および3に装着 される制御システム30は、機械的構造が異なるならば、同じ型、たとえば2枚 の制御そらせ板60または2個の制御ダンパ35であることができる。このよう な状況の下で、機械的違いは、有利には、システムの形状に関するものであり、 ブレードの以下の特徴、すなわち寸法、数、形の一つ以上における変形を含む。 同様な方法で、3個以上の流体吸い込み口を装着されたユニットを含む遠心型 送風装置を形成することも可能である。 本発明はまた、連続的かつ逐次的に、 吹き出される流体を、遠心ホイール4により、ホイール4の各側面に位置する 少なくとも2個の吸い込み口2、3から吸い込んで、遠心型送風装置1の中に少 なくとも一つの吸い込み流を形成し、 吸い込み口2および3それぞれに関連するそれぞれの制御システム30により 、吸い込み流量を、吸い込み口2および3の間で非対称である方法で制御し、 遠心ホイール4により、送り出し口20を介して吸い込み流を吐き出す、 流体を遠心的に吹き出す方法に関する。 本発明の方法は、吸い込み口2および3の間で制御の異なる相対的細かさを提 供する、吸い込み口に関連する制御システム30により、吸い込み口2および3 それぞれの中の吸い込み流量を制御することにある。 このような方法は、制御システム30によって形成される回転性で非対称の気 流を空気力学的方法で正確に監視し、統制しながら、上述したような遠心型送風 装置1を具現化することにある。ひとたび制御システム30どうしの制御の細か さが少なくとも5%、好ましくは5%〜20%の範囲の量で異なるならば、本発 明の方法は、以下の工程a)およびb)を含むとき、特に有利である。 工程a)送風ユニットが、その全吸い込み流量の100%〜80%の範囲に実 質的にある部分負荷の下で運転しているとき、方法は、工程a)の間に、他方の システムがその開位置で一定に固定されているとき、その開位置(最大かつ全吸 い込み流量に対応する)からその閉位置まで移行することができる、制御システ ム30の一方だけによって制御を提供することにある。 工程b)そして、全吸い込み流量の80%未満の部分負荷の下で運転している とき、工程a)の間に、その開位置に固定されていた制御システムによって制御 を提供し、前記システムが、所望の吸い込み流量に対応する値まで徐々に閉じら れることにある。 これら二つの工程a)およびb)を組み合わせることにより、図1に示すグラ フによって示すように、部分負荷でも最大効率の利を得ることが可能である。曲 線は、従来技術の方法およびシステムを、両方の吸い込み口が同一のそらせ板 制御システムを装着された送風機とともに使用して、効率がどのように変化する かを示す。この場合、曲線は、最良の制御の細かさを有する装置を表す。曲線 およびは、本発明の装置および方法を使用して得られる結果および効率の改 善を示す。曲線およびは、全流量の10%〜80%の範囲にある部分負荷運 転率に実質的に合致し、図1でわずかにずらして示すのは、例示のために過ぎな い。ブレード35aもしくは61または可動フィンもしくはフラップ40の角位 置の表示は、曲線ごとに、角度で表す数字の対によって記す。最初の数字(左側 に位置する)が粗い制御システムの角開度に関し、第二の数字(右側に位置する )が、より細かな制御を有する制御システム30の角開度に関する。少なくとも 2個の吸い込み口を有する遠心型送風機の場合にすべての部分負荷範囲で得られ る効率の比較は、本発明の方法および装置が、この場合に、高い運転速度(全流 量の80%を超える)ではわずかに減少しているものの実質的に等しい結果を提 供することを示す。40%〜80%の部分負荷の範囲で運転しているとき、実施 される手段はより低廉であり、実施は特に簡単であるが、よりよい結果が得られ る。 第一の変形態様では、本発明の方法は、工程a)の間に、より粗い制御を有す る制御システム30を徐々に閉じたのち、工程b)の間に、他方の制御システム を徐々に閉じることにある。この第一の変形態様は、送風機ダンパ35およびそ らせ板制御装置60を装着された装置の場合に効率がどのように変化するのかを 示す曲線によって表される。この変形態様では、制御ダンパ35は、その全流 量の80%〜100%の範囲にある部分的送風機負荷の場合に優先され、ブレー ド35aが完全開位置から完全閉位置まで徐々に変化する。曲線に対して見ら れる効率の損失は小さく、より低い運転範囲で得られるゲインによって補償され るものを超え、その間、流量の制御にはブレード61だけが使用される。 曲線によって示す本発明のもう一つの特に有利な変形態様では、方法は、工 程a)の間に、高い範囲の部分負荷(全流量の100%〜80%)で運転してい る間、より細かな制御を有する制御システム30を徐々に閉じたのち、工程b) の開始とともに、より粗い制御を有するすでに開いている制御システムを完全か つすばやく閉じると同時に、より細かな制御を有する制御システムを完全に開く ことにある。そして、工程b)は、より細かな制御を有する制御システム30を 使用して制御を実施することによって続行する。これらの動作は、送風機の流量 を実質的に一定であるレベル(約80%)に維持する間に実施され、その後、よ り細かな制御を提供する制御システムをさらに使用して、80%未満の部分負荷 にわたって制御を継続する。この第二の変形態様は、そらせ板制御システム60 を、開位置または閉位置のみをとることができる可動フラップ40を有するタイ プのダンパ制御装置と関連させることによって具現化されることが好ましい。 この方法で作動させることにより、送風機が80%未満の部分負荷を受けてい るとき、本発明によって得られる効率は、従来の制御技術によって得られる効率 (曲線)よりも有意に高く、高い運転速度で曲線(全流量の80%〜100 %の範囲の部分負荷)上で得られる効率ゲインが、従来技術の曲線に実質的に 同一であり、曲線よりも良好である。 したがって、本発明の装置および方法は、送風機のすべての部分運転速度で最 大の効率から利を得ることを可能にすると思われる。一つの施設に関連する制御 システムの適切な選択により、送風装置を使用する施設の要件をよりよく満たす ために、制御曲線の形状を決定付け、形成することが可能であることがわかった 。本発明の装置および方法はまた、完全に開いているとき、そらせ板制御システ ム60によって生じるよりも有意に小さいヘッドロスを生じさせる少なくとも一 つの制御システム、たとえばブレード付き制御ダンパ35または可動フラップ4 0を使用するため、流量制御システムが完全に開いているとき、全体効率を改善 することを可能にする。本発明はまた、その有効性を減らすことなく、完全な制 御システムの全体費用を減らすことを可能にし、高い運転速度でさえ、得られ る効率が、現在公知のシステムを使用して得られる効率に匹敵するか、それより も優れているため、実際にその有効性を高める。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.部分負荷で運転することができ、少なくとも1個の送り出し口(20)と 、駆動手段によって回転されるのに適した送風ホイール(4)の各側面に配置さ れた少なくとも2個の流体吸い込み口(2、3)とを含み、各吸い込み口(2、 3)が、流体吸い込み流を制御するための、吸い込み口(2、3)の間で非対称 である吸い込み流量を設定して、装置を部分負荷で運転することを可能にするの に適した制御システム(30)と関連している遠心型送風装置(1)であって、 吸い込み口(2、3)が、同一ではない、すべての部分負荷を受ける運転速度 で制御曲線の形状を決定付け、形成するために、機械的構造および制御の細かさ に関する特性が異なる制御システム(30)を装着されていることを特徴とする 装置。 2.一方の吸い込み口(2、3)に関連する制御システム(30)が、細かな 制御を有する制御システムを含み、他方の吸い込み口(2、3)が、粗い制御を 有する、より低質の制御システム(30)に関連し、前記システムどうしが制御 の細かさにおいて少なくとも5%、好ましくは5%〜20%異なる、請求項1記 載の装置。 3.粗い制御装置(30)が、完全に開くと、他方の制御システム(30)よ りも低いヘッドロスを提供するシステムである、請求項2記載の装置。 4.一方の吸い込み口に関連する制御システム(30)が制御そらせ板(60 )によって形成され、他方の制御システムが制御ダンパ(35)である、請求項 1または2記載の装置。 5.一方の吸い込み口(2、3)に関連する制御システム(30)が制御そら せ板(60)によって形成され、他方の吸い込み口が、栓制御可動フラップ(4 0)または1枚のブレード(35a)を有する制御ダンパ(35)を設けられて いる、請求項1〜3のいずれか1項記載の装置。 6.一方の吸い込み口(2、3)に関連する制御システム(30)が制御ダン パ(35)によって形成され、他方の吸い込み口(2、3)が栓制御可動フラッ プ(40)を設けられている、請求項1または2記載の装置。 7.2個の吸い込み口(2、3)にそれぞれ接続された2個の二次ダクト (52、53)に分かれる吸い込みトランキング(50)を含む、請求項1〜6 のいずれか1項記載の装置。 8.制御システム(30)の少なくとも一つが吸い込みトランキング(50) に取り付けられている、請求項7記載の装置。 9.2個の流体吸い込み口(2、3)を有する、請求項1〜8のいずれか1項 記載の装置。 10.請求項1〜9のいずれか1項記載の装置を装着された工業用送風機。 11.連続的かつ逐次的に、 遠心ホイールによって吹き出される流体を、ホイールの各側面に位置する少な くとも2個の吸い込み口から吸い込んで少なくとも一つの吸い込み流を形成し、 吸い込み口に関連するそれぞれの制御システムにより、吸い込み流量を吸い込 み口の間で非対称に制御して、送風ユニットを部分負荷で運転することを可能に し、 遠心ホイールにより、吸い込み流を送り出し口から吐き出す、 部分負荷の下で運転することができる送風ユニットによって流体を遠心的に吹き 出す方法であって、 すべての部分負荷を受ける運転速度で制御曲線の形状を決定付け、形成するた めに、吸い込み口ごとに異なる相対的な制御の細かさを有する制御システムによ って吸い込み流量を制御することを特徴とする方法。 12.制御システムどうしが、少なくとも5%、好ましくは5%〜20%の範 囲の量の制御の細かさで異なる、請求項11記載の方法。 13.以下の工程a)およびb) 工程a)全吸い込み流量の実質的に100%〜80%の範囲にある送風ユニッ トの部分負荷の場合、他方のシステムがその開位置で一定に固定されている間に 、その開位置からその閉位置まで移行することができる一つの制御システムを使 用して制御を実行する工程と、 工程b)そして、全吸い込み流量の80%未満の部分負荷で運転する場合、少 なくとも、工程a)の間にその開位置に固定されていた制御システムによって制 御を実行し、前記システムを、所望の流量に対応する値まで徐々に閉じる工程と 、 を含む、請求項11または12記載の方法。 14.工程a)の間に、より粗い制御を有する制御システムを徐々に閉じたの ち、 工程b)の間に、続いて他方の制御システムを徐々に閉じる、請求項13記載 の方法。 15.工程a)で、より細かな制御を有する制御システムを徐々に閉じたのち 、 工程b)の開始で、より粗い制御を有する制御システムを完全に閉じると同時 に、より細かな制御を有する制御システムを完全に開かせ、 工程b)を続行して、より細かな制御を有する制御システムによって制御を提 供する、請求項13記載の方法。 16.より粗い制御を有するシステムが、閉位置または開位置のいずれかのみ をとることができるフラップである、請求項15記載の方法。
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