JP2000515708A - コントローラブル増幅手段を持つ受信機 - Google Patents

コントローラブル増幅手段を持つ受信機

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Abstract

(57)【要約】 本発明によるデジタルシンボル用の受信機においては、チューナ(2)によって受信された入力信号が、コントローラブル増幅器(4)およびSAWフィルタ(8)を介して、復調器(10)の入力に供給される。復調器(10)の出力信号(I、Q)は、コントローラブル増幅器(16、18)を介して、アナログ/デジタル変換器(22、24)に供給される。受信機のデジタル部分(14)からアナログ部分(6)へのフィールド信号の使用を回避するために、本発明によると、復調器(10)の出力信号を制御するためには、第一の制御手段(12)が用いられ、アナログ/デジタル変換器(22、24)の出力信号を制御するためには、第二の制御手段(20)が用いられる。追加の長所として、この両方の制御手段をおのおのの環境に対して最適化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 コントローラブル増幅手段を持つ受信機 本発明は、第一のコントローラブル増幅手段の入力に接続された入力と、復調 器の入力に接続された、前記第一のコントローラブル増幅手段の出力と、第二の コントローラブル増幅手段の入力に接続された、前記復調器の出力と、アナログ /デジタル変換器の入力に接続された、前記第二のコントローラブル増幅手段の 出力と、を備えた受信機に関する。 冒頭のような受信機が合衆国特許第4,574,246号において開示されている。 この受信機は、DAB信号やDVB信号等の(デジタル)ブロードキャスト信号を受 信するために用いることができる。この受信機内においては、RF信号が、入力の 所で、そのRF信号の周波数よりかなり低い周波数を持つ中間信号に変換される。 この中間周波数信号は、前記第一のコントローラブル増幅手段によって増幅され た後に、前記復調器によって復調される。前記復調器の出力信号は、前記第二の 増幅手段によって増幅された後に、前記アナログデジタル変換手段によってデジ タル信号に変換される。 受信機の入力信号の強度は、かなり変動するために、前記第一の増幅手段は、 前記アナログ/デジタル変換器手段の出力の所の出力信号が実質的に一定となる ように制御可能なものとされる。上述の合衆国特許による受信機は、検出器を含 み、この検出器は、前記アナログ/デジタル変換手段の出力信号から制御信号を 生成し、この制御信号が前記第一のコントローラブル増幅手段の制御入力に加え られる。このようにして、前記アナログ/デジタル変換手段の出力の所に一定な ピーク値を持つ信号が得られ、これによって、前記アナログ/デジタル変換手段 の(限られた)ダイナミックレンジを最適に活用することが可能となる。 この制御信号の一つの問題は、これが受信機のデジタル部分内で生成され、こ のため、前記第一のコントローラブル増幅手段に加えられる制御信号に干渉(妨 害)信号が導入されることである。前記第一のコントローラブル増幅手段の入力 の所の信号は非常に微弱なために、この入力信号は、受信機のデジタル部分から 来るこれら干渉信号による悪影響を受けやすい。 本発明の一つの目的は、受信機の前記デジタル部分内の信号に起因する妨害の 可能性が大幅に低減されるように改善された冒頭のような受信機を提供すること にある。 本発明のこの目的を達成するために、本発明によると、この受信機は、さらに 、前記第一のコントローラブル増幅手段の利得を前記復調器の出力の所の信号を 表す信号に応答して制御するための第一の制御手段と、前記復調器の出力から前 記アナログ/デジタル変換器手段への経路の利得を前記アナログ/デジタル変換 器手段の出力の所の信号を表す信号に応答して制御するための第二の制御手段を 含む。 前記第一の増幅手段の利得を前記復調器の出力の所の信号を表す信号に応答し て制御するための第一の制御手段を導入することで、従来のように受信機のデジ タル部分から受信機の入力部分に制御信号をフィールドバックする必要はなくな る。前記アナログ/デジタル変換手段の出力の所の信号に応答して制御される前 記第二の制御手段を導入することで、さらに、前記アナログ/デジタル変換手段 の出力の所の信号が実質的に一定になることが確保される。 本発明による受信機の追加の長所は、前記第一の制御手段が前記復調器の最適 性能が得られるように設計され、前記第二の制御手段が前記アナログ/デジタル 変換器手段の性能を最適化するように設計されることである。 上述の合衆国特許による受信機も、前記復調器の出力と前記アナログ/デジタ ル変換手段の入力との間にコントローラブル増幅器を含む。ただし、この増幅器 は、前記復調器の出力と前記アナログ/デジタル変換手段との間の直交パスの利 得を等価することを目的とし、これは、前記アナログ/デジタル変換器手段の出 力信号のレベルを制御するために用いられるものではないことに注意する。 こうして、本発明の一つの実施例によると、前記第一の制御手段は、前記第一 のコントローラブル増幅手段を、前記復調器の出力の所の信号を表す前記信号が 実質的に一定な電力を持つように制御するように設計され、前記第二の制御手段 は、前記第二の増幅手段を、前記アナログ/デジタル変換器手段の出力の所の信 号を表す前記信号が実質的に一定な振幅を持つように制御するように設計される 。 前記復調器の出力信号は、前記復調器内の歪みを制限するように制御する必要 がある。これを達成するための最良の方法は、復調器の出力信号の特性がその出 力信号によって運ばれるデジタル信号のシンボル速度に強く依存するために、前 記復調器の出力電力を制御することであると考えられる。ここで、このシンボル 速度は1Mボー/秒〜45Mボー/秒の間で変動する。 前記アナログ/デジタル変換器の出力信号も、前記アナログ/デジタル変換器 手段の出力信号のクリッピングあるいはオーバーフローを回避するために制御す る必要がある。これは、前記第二のコントローラブル増幅器を、前記アナログ/ デジタル変換手段の出力信号を表す信号の振幅に応答して制御することによって 達成される。 こうして、本発明のもう一つの実施例によると、前記受信機は、前記アナログ /デジタル変換手段の出力信号を前記アナログ/デジタル変換手段の出力信号に よって運ばれるデジタルシンボルのシンボル速度に対応するサンプリング速度を 持つ出力信号に変換するための変換手段と、実質的に一定な振幅を持つ出力信号 を得るための第三の制御手段を含む。 デジタル信号を受信するための受信機においては、デジタル信号を、受信され た信号のシンボル速度の倍数である第二のサンプリング速度にて処理するのが便 利である。この処理は、いいわゆる半ナイキストフィルタを用いてフィルタリン グする過程と、変換手段の出力信号を復号する過程を含む。これを達成するため には、第一のサンプリング速度を持つ信号を、第二のサンプリング速度を持つ信 号に変換することが必要となる。いわゆるエリアシングを阻止するために、第一 のフィルタが、第一の信号を第二の信号に対する標本化定理も満たされるような 方法にてフィルタリングするように設計される。この変換およびフィルタリング のために、信号の振幅が、実際のシンボル速度に依存して変化することとなる。 実質的に一定な振幅を持つ出力信号を得るための第三の制御手段を導入するこ とで、厳密に定義された信号レベルを持つ出力信号を得ることが可能となり、こ の出力信号はビタビ復号器等のエラー制御復号器によって容易に復号することが できる。 本発明のもう一つの実施例によると、この受信機は、前記第一のコントローラ ブル増幅手段、前記第一の制御手段および前記復調器から構成される第一のモジ ュールと、前記第二のコントローラブル増幅手段および前記アナログ/デジタル 変換器手段から構成される第二のモジュールを含み、この第二のモジュールは、 前記第一のモジュールの入力に結合された出力は含まない。 こうして、受信機の小さなアナログ信号を運ぶ部分は第一のモジュール内に配 置し、デジタル部分は第二のモジュール内に配置することで、デジタル部分から の出力が受信機の小さなアナログ信号を運ぶ部分の入力に結合されることが回避 され、デジタル部分からの干渉(妨害)信号が小さなアナログ信号に悪影響を与 えるのが阻止される。 以下に本発明を図面を参照しながら説明するが、図面中: 図1は、本発明による受信機を示し; 図2は、図1に示す受信機に用いられる復調器10の一つの実施例を示し; 図3は、図1に示す受信機に用いられる制御手段20の一つの実施例を示し; 図4は、図1に示す受信機に用いられるサンプリング速度変換手段26の一つ の実施例を示す。 図1に示す受信機内では、入力信号がチューナ2の第一の入力に加えられる。 選択されたチャネルを表す信号を運ぶ制御信号がチューナ2の第二の入力に加え られる。チューナ2のIF出力は、ここでは増幅器4として示される第一の増幅手 段の入力に接続される。増幅器4の出力は、SAW(Surface Acoustic Wave:表面 弾性波)フィルタ8の入力に接続される。SAWフィルタ8の出力は復調器10の 入力に接続される。 復調器10の同相信号Iを運ぶ第一の出力は、増幅器16の入力と、第一の制 御手段12の第一の入力に接続される。復調器10の直交信号Qを運ぶ第二の出 力は、増幅器18の入力と、第一の制御手段12の第二の入力に接続される。増 幅器4、SAWフィルタ8、復調器10および第一の制御手段12は、第一のユニ ット6内に置かれる。 増幅器16と増幅器18の組合せから第二の増幅手段が構成される。増幅器1 6の出力は、アナログ/デジタル変換器22の入力に接続され、増幅器18の出 力は、アナログ/デジタル変換器24の入力に接続される。アナログ/デジタル 変換器22とアナログ/デジタル変換器24の組合せからアナログ/デジタル変 換手段が構成される。アナログ/デジタル変換器22の出力は、サンプリング速 度変換器26の第一の入力に接続される。アナログ/デジタル変換器24の出力 は、サンプリング速度変換器26の第二の入力に接続される。サンプリング速度 変換器26の第一の出力は、復号器28の第一の入力に接続され、サンプリング 速度変換器26の第二の出力は、復号器28の第二の入力に接続される。復号器 28の出力の所には、こうして復号された信号が供給される。 チューナ2は、選択された入力信号を480MHzなる公称周波数を持つIF信 号に変換する。DBSを受信用の受信機の場合は、このIF周波数は、屋外ユニット のLNC内に用いられる局部発振器のドリフトのために、この公称周波数から5M Hzだけ異なることがある。 チューナ2の出力信号は、増幅器4によって増幅された後に、SAWフィルタ8 によってフィルタされる。このSAWフィルタ8は、隣接チャネル選択性を提供す る。このSAWフィルタ8の帯域幅は、受信されるべき信号の最大帯域幅より10 MHz広くなるように選択される。この追加の10MHzは、所望の信号が公差 およびLNCのドリフトに起因してASWフィルタの通過帯域外に出ることを阻止する できるように選択される。 復調器10内では、入力信号が480MHzなる固定周波数を持つ直交発振器 信号と混合される。復調器10の出力の所には、復調された信号IおよびQが供 給される。第一の制御手段12は、復調器の出力信号の電力を表す信号Pを決定 する。この信号Pは、P=I2+Q2に従って決定される。復調器の出力信号が直 交信号でない場合は、復調器の出力信号の電力を表す信号P’は、復調器の出力 信号の平方あるいはこの近似を決定することによって決定される。第一の制御手 段12内で、基準値から信号P(あるいはP’)が差し引かれ、この差信号が低 域通過フィルタに加えられ、この低域通過フィルタの出力信号が、第一の制御手 段12の出力信号に加えられる。制御手段12のこの出力信号によって、コント ローラブル増幅器4の利得が適応化され、これによって、信号IおよびQによっ て表される信号の電力Pの値が基準値と等しくなるように制御される。この基準 値は、復調器10内での歪みが回避できるように選択される。 増幅器16と18によって増幅されたこれら直交信号IおよびQは、その後、 第一のサンプリング速度にてサンプリングされ、それぞれ、アナログ/デジタル 変換器22と24によってデジタル信号に変換される。DVB用の受信機の場合は 、この第一のサンプリング速度に対する適当な値として、64MHzが用いられ る。第一の制御手段12は、これらアナログ/デジタル変換器22、24の一つ の出 力が、オーバーフローする傾向があったり、あるいは、アナログ/デジタル変換 器22、24の一つの出力信号が、アナログ/デジタル変換器22、24の全ダ イナミックレンジを活用するためには低すぎたりしないか否か決定する。これは 、アナログ/デジタル変換器22、24の少なくとも一つの出力信号がその最大 値を取る回数をカウントすることによって行なわれる。コントローラブル増幅器 4の利得を適応化することで、アナログ/デジタル変換器22、24の出力信号 が、サンプルの所定の割合がアナログ/デジタル変換器の出力によって表すこと ができる最大値以上となるように制御される。 サンプリング速度変換器26は、第一のサンプリング速度によってサンプリン グされたこれら直交信号を実際のシンボル速度の二倍のサンプリング速度にてサ ンプリングされた直交信号に変換する。ここで、このシンボル速度は12〜24 MHzの範囲で変動する。サンプリング速度変換器26は、さらに、その入力の 所の信号の周波数および位相オフセットを除去するように設計される。このサン プリング速度変換器26の出力信号が、復号器28によって復号される。 本発明は、直交受信機との関連で説明されるが、ただし、本発明の範囲はこれ に限定されるものではないことに注意する。例えば、復調器が単一の信号を供給 するようにすることも可能であり、この場合は、増幅手段は、単一の増幅器から 成り、アナログ/デジタル変換手段は、単一のアナログ/デジタル変換器から成 ることとなる。 図2に示す復調器10の入力は、乗算器34の第一の入力と、乗算器36の第 一の入力に接続される。発振器30の出力が移相要素32に接続される。移相要 素32の同相発振器信号を運ぶ第一の出力は乗算器34の第二の入力に接続され 、移相要素32の直交発振器信号を運ぶ第二の出力は乗算器36の第二の入力に 接続される。乗算器34の出力は、低域通過フィルタ38の入力に接続され、低 域通過フィルタ38の出力は、復調器10の出力に接続される。乗算器36の出 力 は、低域通過フィルタ40の入力に接続され、低域通過フィルタ40の出力は、 復調器10の出力に接続される。 局部発振器30は、自走発振器として設計される。これは、480MHzなる 周波数を持つ信号を生成する。この発振器30は、周波数制御ループ内には、第 二のモジュールの出力信号を第一のモジュールに加える必要性を回避するために 含まれない。移相要素32は、互いに90°の位相差を持つ2つの信号を生成す る。復調器10の入力信号は、ミキサ34、36によってベースバンド信号に変 換される。低域通過フィルタ38、40は、デジタルシンボルのシンボル速度に 対応するベースバンド以上の全ての信号を除去するように設計される。 図3に示す第二の制御手段20内では、アナログ/デジタル変換器22の出力 信号を運ぶ第一の入力が、比較器42の第一の入力に接続され、基準信号THが、 比較器42の第二の入力に加えられる、第二の制御手段20のアナログ/デジタ ル変換器24の出力信号を運ぶ第二の入力が、比較器44の第一の入力に接続さ れ、基準信号THが比較器44の第二の入力にも加えられる。 比較器42の出力は、OR-ゲート46の第一の入力に接続され、比較器44の 出力は、OR-ゲート46の第二の入力に接続される。OR-ゲート46の出力は、カ ウンタ48の第一の入力に接続される。クロック信号CLKが、カウンタ48の第 二の入力に加えられる。カウンタ48の出力が、比較器50の第一の入力に接続 され、基準信号REFが、比較器50の第二の入力に接続される。 比較器50の非反転出力は、アップ/ダウンカウンタ54の第一の入力に接続 され、比較器50の反転出力は、アップ/ダウンカウンタ54の第二の入力に接 続される。アップカウント値を表す信号PUPがアップ/ダウンカウンタ54の第 三の入力に加えられ、ダウンカウント値を表す信号PDOWNがアップ/ダウンカウ ンタ54の第四の入力に加えられる。このアップ/ダウンカウンタ54の出力が 第二の制御手段20の出力となる。 比較器42は、アナログ/デジタル変換器22の出力信号のモジュラス(絶対 値)がその最大値を取るか否か決定する。これは、アナログ/デジタル変換器2 2の出力信号の振幅を表す信号を基準値“111....111”と比較することによって 容易に検出することができる。 アナログ/デジタル変換器22の出力信号が基準値と等しい場合は、比較器4 2の出力信号は、“1”なる値を持つこととなり、OR-ゲート46の出力信号は 、“1”となる。カウンタ48は、1024個のサンプルインスタンスに渡って の期間を通じて、OR-ゲート46の出力信号が“1”となる回数をカウントする ように設計される。この回数は、アナログ/デジタル変換器22、24の出力信 号のピーク値を表す。 カウンタ48のアナログ/デジタル変換器22の出力信号のピーク値を表す出 力信号が、比較器50内で基準値REFと比較される。カウンタ48の出力信号が 、基準値REFを超える場合は、比較器50の(非反転)出力は“0”なる値とな り、比較器50の反転出力は、“1”なる値となる。 この結果として、アップ/ダウンカウンタ54は、そのカウントを、この10 24個のサンプリング期間の終端において、値PDOWNだけ低減する。アップ/ダ ウンカウンタ54の出力信号が増幅器16、18の利得を制御するために用いら れるために、増幅器の利得が低減され、アナログ/デジタル変換器22の出力信 号が低減される。 他方、カウンタ48の出力信号が、基準値REFより小さな場合は、比較器50 の(非反転)出力は、“1”なる値となり、比較器50の反転出力は、“0”な る値となる。 この結果として、アップ/ダウンカウンタ54は、そのカウントを、この10 24個のサンプリング期間の終端において、値PUPだけ増加する。アップ/ダウ ンカウンタ54の出力信号が増幅器16、18の利得を制御するために用いられ るために、増幅器の利得が増加され、アナログ/デジタル変換器22の出力信号 が増加される。 比較器44は、アナログ/デジタル変換器24の出力に対して、比較器42と 同一の機能を遂行し、OR-ゲート46によって、比較器42と44の出力信号が 結合される。 PUPとPDOWNの値は、アナログ/デジタル比較器22、24の少なくとも一つ の出力信号が高すぎる場合は、第二の制御手段20のリアクションはより速くな り、アナログ/デジタル比較器22、24の少なくとも一つの出力信号が低すぎ る場合は、第二の制御手段のリアクションはより遅くなるように、異なる値とす ることもできる。これら異なるリアクション速度は、出力信号が高すぎる場合の 方が、出力信号が低すぎる場合より、復号された信号に与える悪影響が大きくな るという理由によるものである。 図4に示すサンプリング速度変換器26内では、同相信号Iは、オフセット相 殺器60の入力に加えられ、オフセット相殺器60の出力は、ミキサ66の第一 の入力に接続される。直交信号Qは、オフセット相殺器62の入力に加えられ、 オフセット相殺器62の出力は、ミキサ70の第一の入力に接続される。デジタ ルチューナブル発振器(DTO)68の第一の出力は、ミキサ66の第二の入力に 接続され、デジタルチューナブル発振器68の第二の出力は、ミキサ77の第二 の入力に接続される。ミキサ66の出力は、低域通過フィルタ72の入力に接続 され、ミキサ70の出力は、低域通過フィルタ74の入力に接続される。低域通 過フィルタ72の出力は、デシメータ76の入力に接続され、低域通過フィルタ 74の出力は、デシメータ78の入力に接続される。デシメータ76の出力は、 平方根ナイキストフィルタ80の入力に接続され、デシメータ78の出力は、平 方根ナイキストフィルタ82の入力に接続される。デシメータ76、78は、ク ロック信号回復回路81によって生成されるクロック信号によって制御される。 このクロック信号の周波数は、シンボル速度fSYMBOLの二倍に相当する。 フィルタ80の出力は、AGC増幅器84の入力に接続され、フィルタ82の出 力は、AGC増幅器86の入力に接続される。AGC増幅器84の出力信号IAを運ぶ 出力は、ミキサ92の第一の入力と、AGCコントローラ88の第一の入力に接続 される。AGC増幅器86の出力信号QBを運ぶ出力は、ミキサ94の第一の入力と 、ここではAGCコントローラ88として示される第三の制御手段の第二の入力に 接続される。AGCコントローラ88の出力は、AGC増幅器84、86の制御入力に 接続される。 デジタル発振器90の第一の出力が、ミキサ92の第二の入力に接続され、デ ジタル発振器90の第二の出力が、ミキサ94の第二の入力に接続される。ミキ サ92の出力は、デジタル発振器90の第一の入力に接続され、ミキサ94の出 力は、デジタル発振器90の第二の入力に接続される。 ミキサ92、94の出力は、また、出力信号IBおよびQBとしても供給される 。 オフセット相殺器60、62は、DCオフセットのない信号IおよびQを受信 機の次の要素に供給するために用いられる。ミキサ66、70とデジタルチュー ナブル発振器68とを組み合わせることの目的は、第一の同相フィルタ72と直 交フィルタ74に、周波数オフセットのない信号を供給することにある。これは 、信号IAとQAの周波数を測定し、この信号の周波数が0からずれる場合は、発 振器68を調節することによって達成される。ミキサ66、70の出力信号を、 フィルタ72、74によってフィルタすることで、デシメータ76、78内での サンプリング速度の低下に起因するエリアシングが防止される。 デシメータ76、78は、第一のサンプリング速度(例えば、64MHz)を 持つそれらの入力信号を、受信された信号の実際のシンボル速度の二倍に等しい 第二のサンプリング速度を持つ出力信号に変換する。この第二のサンプリング速 度は、例えば、24〜48MHzの範囲で変動する。デシメータ76、78は、 当業者においては周知であり、例えば、F.M.Gardnerによって、IEEE transactio ns on communications.Vol.41,No.3,March 1993,pp.501−507に掲載の論文“Int erpolation in Digital Modems-Part I:Fundamentals”および、L.Erup,F.M.Gar dnerおよびR.A.Harrisによって、IEEE transactions on communications.Vol.41 ,No.6,June 1993,pp.998−1008に掲載の論文“Interpolation in Digital Modem s-Part II:Implementation and performance”において説明されているために、 詳しくは、これらを参照されたい。さらに、デシメータ76、78の代替の実施 例が合衆国特許第5,349,548号に開示されているため、これも参照されたい。デ シメータ76、78の出力信号は、平方根ナイキスト伝達関数を持つフィルタ8 0、82によってフィルタされるが、この伝達関数は、以下のように書くことが できる: 式(1)において、|H(F)|2は、フィルタ80、82の伝達関数のモジュ ラス(絶対値)の二乗であり、fSYMBOLは、実際のシンボル周波数(速度)であ り、αは、いわゆるロールオフ係数である。 増幅器84、86は、AGCコントローラ88と一体となって、一定の振幅を持 つ出力信号を供給する。ミキサ92、94は、増幅器84、86の出力信号から 位相エラーを除去するように設計される。これら増幅器からの出力信号は、コン トローラブルデジタル発振器90からの信号と混合される。デジタル発振器90 は、ミキサ92、94の出力信号IB、QBを基準値と比較することで、この位相 エラーを決定する。発振器68とミキサ66、70かな成る独立した周波数制御 ループと、発振器90とミキサ92、94からなるもう一つの独立した位相制御 ループを用いることの長所として、取得時間が大幅に低減される。さらに、位相 制御ループの遅延が小さなために、位相ノイズの優れた抑圧が達成される。シン ボル速度が低い場合、これら別個のループを用いた場合、第一のループ内に、第 二のループによって修正することが不可能なサイクルスリップが発生することが ある。シンボル速度が低い場合にこれらサイクルスリップが発生することを阻止 するために、チューナブル発振器68は、位相エラーを表す信号も用いる。この 様子が信号IAとQAに加えて、信号IBとQBも発振器68に加えられることによ って示される。信号IBとQBからサンプリング速度変換器26の出力信号が形成 される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス、ゲラルドゥス、ヨハネス、ヤコ ブス、クラーゼン オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6 (72)発明者 ロバート、ハリー、バン、デルワール オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 第一のコントローラブル増幅手段の入力に接続された入力と、 復調器の入力に接続された、前記第一のコントローラブル増幅手段の出力と、 第二のコントローラブル増幅手段の入力に接続された、前記復調器の出力と、 アナログ/デジタル変換器の入力に接続された、前記第二のコントローラブル 増幅手段の出力と、 を備えた受信機であって、 前記第一のコントローラブル増幅手段の利得を前記復調器の出力の所の信号を 表す信号に応答して制御するための第一の制御手段と、 前記復調器の出力から前記アナログ/デジタル変換器手段への経路の利得を前 記アナログ/デジタル変換器手段の出力の所の信号を表す信号に応答して制御す るための第二の制御手段と、 をさらに備えたことを特徴とする受信機。 2. 前記第一の制御手段が、前記第一のコントローラブル増幅手段を、前記 復調器の出力の所の信号を表す前記信号が実質的に一定な電力を持つように制御 するように設計され、 前記第二の制御手段が、前記第二の増幅手段を、前記アナログ/デジタル変換 器手段の出力の所の信号を表す前記信号が実質的に一定な振幅を持つように制御 するように設計されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の受信機。 3. 前記復調器が同相復調信号を運ぶ同相出力と直交復調信号を運ぶ直交出 力とを備え、 前記第二のコントローラブル増幅手段が、前記復調器の前記同相出力に結合さ れた入力を持つ第一のコントローラブル増幅器と前記復調器の前記直交出力に結 合された入力を持つ第二のコントローラブル増幅器とを備え、 前記アナログ/デジタル変換器手段が、前記第一のコントローラブル増幅器の 出力に結合された入力を持つ第一のアナログ/デジタル変換器と、前記第二のコ ントローラブル増幅器の出力に結合された入力を持つ第二のアナログ/デジタル 変換器とを備えた、 ことを特徴とする請求の範囲第1項あるいは第2項に記載の受信機。 4. 前記受信機が、さらに、前記アナログ/デジタル変換手段の前記出力信 号を前記アナログ/デジタル変換手段の前記出力信号によって運ばれるデジタル シンボルのシンボル速度に対応するサンプリング速度を持つ出力信号に変換する ための変換手段と、実質的に一定な振幅を持つ出力信号を得るための第三の制御 手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1項から第3項のいずれかに記載の受 信機。 5. 前記受信機が、前記第一のコントローラブル増幅手段、前記第一の制御 手段および前記復調器から構成される第一のモジュールと、前記第二のコントロ ーラブル増幅手段および前記アナログ/デジタル変換器手段から構成される第二 のモジュールを含み、 この第二のモジュールが、前記第一のモジュールの入力に結合された出力は含 まない、 ことを特徴とする請求の範囲第1項から第4項のいずれかに記載の受信機。
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