【発明の詳細な説明】
キャパシタンスマイクロメータ
本発明は、可変キャパシタンストランスデューサに関し、とくに、限定される
ものではないが、キャパシタンスマイクロメータに関する。
小さい距離変化を測定する便利な方法は、キャパシタンスマイクロメータを使
用することである。簡単な平行電極板キャパシタにおいて、キャパシタンスは次
式によって求められる:
C=εε0A/d (1)
ここで、εは電極板間の媒体の誘電率(比誘電率)であり、ε0は自由空間の誘
電率であり、Aは電極板の面積であり、dは電極板間の距離である。Aまたはd
を変化させるのに重要な変位を与え、その結果得られるキャパシタンス変化を測
定する。一般に、キャパシタの電極板間の距離dを変化させることによって、高
い感度が得られる。
実際のキャパシタンスマイクロメータにおいて、キャパシタンスCの測定方法
は多数存在する。一般には、振幅が一定の交流電流をキャパシタを通って流し、
それを横切って発生した結果的な電圧を測定することによってキャパシタのイン
ピーダンスを測定する。電流Iがキャパシタ中を流れた場合、次式によって求め
られる電圧Vが発生する:
V=Id/jωεε0A (2)
したがって、電流Iを一定に維持した場合、Vはdに直接比例する。すなわち
、Vはdの一次関数である。この技術は、文献(“The Nanopositioning Book”
by Thomas Hicks and Paul Atherton,ISBN number 0 9539658 0 4)に詳細に記
載されている。
上述の技術は、測定された電圧がキャパシタンスマイクロメータの電極板間の
距離の一次関数であるという利点があるが、多くの欠点が存在し、とくに、周波
数応答特性が問題である。測定される変位dが急速に変化している場合、たとえ
ば、急速に回転しているシャフトの高周波振動または離心率の測定を試みるとき
、
搬送波周波数ωも高くなければならない。したがって、適切な一定電流を発生さ
せて、電圧Vを正確に測定することが困難になる。一般に、ωは2π×30kH
z以下に制限され、振動周波数をせいぜいこのほぼ半分、すなわち15kHzに
制限する。この種の搬送波周波数に関して、マイクロメータキャパシタの公称キ
ャパシタンスは、感知できるほどに大きい電流を発生させるように十分に高くな
ければならず、さもないと、電子ショット雑音によって正確度が制限される。1
ピコファラド(pF)以下でも可能であるが、一般的な値は2乃至10pFであ
る。これによって、直径が10mmであり、ほぼ100μmの公称スペースを有す
る典型的なマイクロメータキャパシタ電極板が提供される。
振動を監視するために、振動を発生している物品から比較的大きい公称距離の
ところで動作する小さい直径のセンサを有することが有効である。小さい直径に
よって空間分解能が高くなり、小さい直径のシャフト等を監視できるようになる
。大きい公称スペースは、装置を配置し易くする。
別のキャパシタンス測定方法は、キャパシタンスに発振器回路の周波数を決定
させ、その後その周波数を測定することである。この技術は文献(“The ultra
〜micrometer;an application of the thermionic valve to the measurement
of very small distances”,by R.Whiddington,in Phil.Mag.1920,Volume 40,pa
ges 634-639)に記載されている。この文献に示されているマイクロメータキャ
パシタは、約1MHzで動作するインダクタンス・キャパシタンス(LC)発振
器の一部分である。キャパシタ電極板間の距離を変えることによって、回路の共
振周波数が変化する[ω0=(LC)-1/2であるため]。この例において、周波
数の変化は、固定した周波数で動作する別の発振器の出力と発振器の出力とをビ
ートし、生成されたトーンをラウドスピーカを介して聞くことによって検出され
た。距離の変化により、トーンが変化される。ビートによって生成された“音符
”は、固定した基準トーンと比較され、それによって非常に小さいギャップの変
化の検出が可能になる。
フランス国特許出願第2334089号明細書には、クラップ(Clapp)発振器に接続さ
れた可変キャパシタンスダイオードを含み、それによって振動の周波数はこのダ
イオードのキャパシタンスおよびインダクタンスと並列のマイクロメータキャ
パシタンスの変化にしたがって変化するキャパシタンスマイクロメータが記載さ
れている。発振器の出力は、振動の周波数を周波数に比例する値の電圧に変換す
る変換器に供給される。文献(Rev.Sci.Instrum.54(5),May 1983 pages 552
“Accurate in situ Measurement of Near-Surface Volume Dilatation in Radi
ated Silica through Capacitance Monitoring of Counterlever deflection”,
Norris et al,)の図2には、クラップ発振器に含まれ、可変振動出力信号をバ
ッファ増幅器およびカウンタに供給する可変キャパシタンス装置が示されている
。カウンタは、正確な周波数決定手段であるが、要求される分解能を与えるのに
十分なパルスをカウントする時間をとらなければならないため、本質的に遅い。
本発明の目的は、従来技術の問題を克服し、かつ、低い雑音レベルで広い周波
数範囲にわたって変位を測定できる改良されたキャパシタンスマイクロメータを
提供することである。
本発明の第1の特徴によると、発振器出力周波数を変化させる可変キャパシタ
ンス手段を含む可変発振手段と、予め定められた周波数値と関連して発振器周波
数を評価する手段を含み発振器出力信号に応答して発振器出力信号の周波数に関
連してその値が変化する出力電圧信号を出力する弁別手段とを含む可変キャパシ
タンストランスデューサが提供される。
本発明の第2の特徴によると、本発明は、プローブを設け、キャパシタンスを
含みその周波数がキャパシタンスと共に変化する発振器からの可変周波数を与え
ることによって物体とプローブとの間のキャパシタンスを測定し、予め定められ
た周波数値と関連して可変周波数を評価することによって可変周波数を電圧信号
に変換する物体の所望のパラメータの測定方法を提供する。
本発明のさらに別の特徴によると、本発明は、インダクタンスと直列の可変キ
ャパシタンス手段を含み、これによってクラップ発振器の発振周波数を決定し発
振器周波数がキャパシタンス手段のキャパシタンスの変化と共に変化するクラッ
プ発振器と、発振器周波数に応答して発振器周波数の周波数に関連してその値が
変化する出力電圧信号を出力する弁別手段とを含んでいる可変キャパシタンスト
ランスデューサを提供する。
本発明によると、前記出力信号は、前記可変キャパシタンスの値の直接的な尺
度を提供する。これによって、はるかに高い感度の測定システムが実現する。出
力信号手段は、任意の適切な手段、たとえば周波数弁別器、または基準クロック
信号と比較するための位相比較器を含んでいてもよい。中間信号とその遅延され
た形態のものとを乗算し、その大きさが中間周波数に比例する乗算された信号の
直流成分を出力信号として使用する手段を備えた位相弁別器が設けられることが
好ましい。この弁別器は、そのクロックが本質的に非常に安定している水晶制御
発振器によりデジタル的に構成されることが好ましい。さらに、局部発振器は、
非常に迅速な応答特性を有する本質的に非常に安定しているデジタル周波数シン
セサイザであることが好ましい。
クラップ発振器、トンネルダイオード発振器、および共振空洞または伝送ライ
ン発振器が含む多数のよく知られた発振器を使用して、発振器出力信号を生成し
てもよい。
ほぼ200MHzの可変発振器の通常の動作周波数に関して、問題が生じる可
能性がある。これは回路の安定性に対して非常に高い要求を課すものであり、そ
れ故、本発明にしたがって、可変発振器の出力信号を“局部発振器”の固定周波
数と混合し、好ましくは10MHz程度の中間周波数を生成することが好ましい
。
以上から、本発明の別の特徴にしたがって、発振器出力信号周波数を変化させ
る可変キャパシタンス手段を含む可変発振手段と、発振器出力信号と混合して、
中間周波数信号を生成するための信号を発生する局部発振手段と、中間周波数信
号に応答して、中間周波数信号の周波数に関連してその値が変化する出力電圧信
号を出力する弁別手段とを備えた可変キャパシタンストランスデューサが提供さ
れる。
可変キャパシタンスは、物体に隣接して位置された単一の電極を含んでいても
よく、物体のパラメータ、たとえばその位置が測定される。その代わりに、可変
キャパシタンスは、平行な電極板キャパシタであってもよい。キャパシタの電極
板間の相対運動が、キャパシタのキャパシタンスの変化を生じさせる。しかしな
がら、いくつかの適用では、その代わりに、電極板または誘電体の相対面積を変
化させることが望ましい場合もある。キャパシタンスマイクロメータは、測定さ
れた変数がキャパシタンスを変化させ、このキャパシタンスが監視されることの
できる周波数出力に変えられるトランスデューサの形態であることが認識される
であろう。同様に、同じ技術によって距離以外の変数を測定することが可能であ
る。たとえば、誘電体の変化もまたキャパシタンスを変化させる。したがって、
液体の変化は同じトランスデューサ技術を適用できる。
一般的に、キャパシタは通常、可変キャパシタがハウジングの先端に位置され
る形態で円筒形ハウジングの形状のプローブ装置に収容されている。さらに、信
号処理回路がプローブ装置中に含まれ、とくにインダクタがキャパシタと共に発
振のための共振回路を形成する。一般に、プローブ装置は回転している機械の離
心率を測定するために使用されるため、動作温度が大きく変化する可能性がある
。したがって、低い雑音レベルで広い周波数範囲にわたって変位を測定するとい
う本発明の目的を達成するために、温度変化のために生じるキャパシタンスの変
化を消去するか、或は少なくとも減少させる装置を設けることが望ましい。
したがって、本発明の別の特徴において、測定されるべき物体と共に可変キャ
パシタンスを形成するために一方の端部にキャパシタ装置を有する本体を含んで
いるプローブとして形成され、共振回路を形成するために本体内に取付けられた
インダクタに接続されており、使用中に受ける温度差に対して、インダクタのイ
ンダクタンスの変化がキャパシタンス装置のキャパシタンスの変化によって補償
されるように、インダクタのディメンションおよびキャパシタ装置およびインダ
クタを形成している材料の少なくとも一方が選択される可変キャパシタンストラ
ンスデューサが提供される。
その代わりに、本発明のさらに別の特徴において、温度変化の大きな要因であ
るインダクタは本質的に温度変化の下で安定している構造を有し、とくに、方形
らせん形態が好ましい基板上の平坦なコイルとして形成される。
したがって、本発明のさらに別の特徴において、測定されるべき物体と共に可
変キャパシタンスを形成するためにプローブの一方の端部に形成されたキャパシ
タンス装置を含んでいるプローブとして形成された可変キャパシタンストランス
デューサが提供され、キャパシタ装置は共振回路を形成するようにプローブ装置
内に取付けられたインダクタに接続され、インダクタはらせんの形態で基板上に
取付けられた平坦なコイルを含んでいる。
インダクタおよび可変キャパシタンスによって形成された共振回路は、好まし
くはクラップ発振器である発振回路に接続され、漂遊キャパシタンス等が最小に
減少されることを確実にするために、全ての素子がプローブ装置ハウジング内に
取付けられていることが好ましい。さらに、本発明によると、電力は同軸ケーブ
ルを介してプローブ装置に供給され、同軸ケーブルの中心導体は電力をプローブ
装置に伝達すると共に、発振器によって出力された可変周波数信号を伝送するた
めに使用される。したがって、電力はインピーダンス整合装置によって同軸ケー
ブルの遠隔端部で供給され、このインピーダンス整合装置は、発振器の可変周波
数を表す電圧信号が得られる負荷として機能する。これによって、非常に便利で
雑音に耐える装置が提供される。
したがって、本発明のさらに別の特徴において、プローブ本体と、本体の一方
の端部に形成された可変キャパシタンス手段と、プローブ本体内に形成された発
振器回路と、プローブに結合されたケーブルと、同軸ケーブルの遠隔端部に配置
されたインピーダンス整合装置とを含んでいるプローブ装置として形成された可
変キャパシタンストランスデューサが提供され、可変キャパシタンス手段が測定
されるべき物体と共同し、発振器回路が可変キャパシタと共に共振回路を形成す
るインダクタンスを含み、ケーブルが電力を発振器回路に供給する導体を有し、
また同じ導体によって発振器から可変周波数信号を伝送し、インピーダンス整合
装置が電力を同軸ケーブルに供給し、可変周波数信号を表す電圧信号を供給する
。図面の簡単な説明
以下、例示による説明および添付図面に記載されている本発明を種々の方法で
実施することができる。
図1は、本発明の可変キャパシタンストランスデューサにおける使用に適した
発振器回路を示す。
図2は、図1の発振器の出力周波数をトランスデューサ電極板間隔の関数とし
て示す。
図3は、本発明の可変キャパシタンストランスデューサの第1の実施形態にお
いて使用される共振弁別器を示す。
図4は、弁別器回路の電圧応答特性を、弁別器回路の入力周波数の関数として
示す。
図5は、可変キャパシタンストランスデューサのブロック図を示す。
図6は、共振弁別器回路の出力を、発振器におけるトランスデューサの電極板
間隔の関数として示す。
図7は、本発明の可変キャパシタンストランスデューサの第2の実施形態であ
るデジタル形態の弁別器のブロック図である。
図8は、図7の弁別器回路のデジタル位相ロックループのさらに詳細なブロッ
ク図である。
図9および10は、本発明の可変キャパシタンストランスデューサを含む円筒
形プローブの互いに90°異なる角度で見たときの断面図である。
図11乃至15は、プローブ、ならびにこの中で使用されるインダクタおよび
キャパシタの種々の構成を示す。
図16は、プローブにおいて使用されるインダクタおよびエンドキャパシタン
ス電極の好ましい形態の概略図である。好ましい実施形態の説明
図1を参照すると、発振器回路が示されている。トランジスタTR1はBFY
90または他の任意の適当な小信号vhfトランジスタであり、そのベースが2つ
の抵抗R1とR2の間に接続されている。抵抗R1およびR2は、抵抗R6を介して
供給導体+Vccと接地端子との間に接続されている。このようにしてトランジス
タTR1のベースを接続することによって、トランジスタがバイアスされる。
キャパシタC1は、抵抗R2と並列に接地端子に接続されており、それによって
トランジスタTR1のベースを減結合する。
トランジスタTR1のコレクタは、負荷抵抗R3およびR6を介して供給電源+
Vccに接続されている。
コレクタはまた、直列に結合されたキャパシタCmicおよびインダクタL1から
構成されている共振回路を介して接地電位に接続されている。共振回路へのフィ
ードバックは、2個の直列接続されたキャパシタC2およびC3によって行われ、
これらキャパシタはトランジスタTR1のコレクタと接地端子との間におい
て共振回路と並列に接続されている。
トランジスタTR1のエミッタは、別の抵抗R5を介して接地端子に接続され
ている。フィードバックを完全なものにし、振動を維持するために、トランジス
タエミッタと2個のキャパシタC2およびC3との間に別の抵抗R4が接続されて
いる。
図1に示されているように、発振器回路は、プローブ装置P(点線で示されて
いる)内に取付けられている。電力は、同軸ケーブルWの中心導体W1によって
発振器に伝達される。ケーブルの外部編組線は、示されているようにプローブで
接地されており、かつ、さらに弁別器回路Dにおいてケーブルの遠隔端部が接地
されている。発振器の出力は、同軸ケーブルの中心導体に沿って弁別器に伝送さ
れる。このようにして、弁別器とプローブは、長さが数メートルであってもよい
同軸ケーブルWによって接続されている。プローブ用の電力は、弁別器電力供給
ライン+Vccから抵抗R6を介してこのラインにより供給される。抵抗R6の値は
同軸ラインのインピーダンスに一致するように選択され、一般に50乃至100
オームであってよい。上述されたプローブ発振器は、100MHz乃至1GHz
が可能だが、一般的にほぼ200MHzの振動電流を供給電流上に重畳する。こ
の振動電流は、抵抗R6によって電圧に変換され、弁別器回路に送られる。キャ
パシタC4は、直流供給電圧を阻止する。説明されているように、導電ターゲッ
トからの距離の変化によって生じたCmicの値の変化は、発振器周波数を変化さ
せ、この変化が弁別器によって機械的変位の尺度に変換される。
図1の回路は、一般にクラップ発振器と呼ばれている。この発振器の形態は、
共振周波数が主としてただ1つのキャパシタCmicと、インダクタL1とによって
決定されるので好ましい。共振周波数は、他の部品の値によって大きい影響を受
ける。キャパシタCmicは、2個の導電電極板を含むマイクロメータキャパシタ
であり、これらの電極板の一方が距離を測定されるターゲットであり、他方が一
般にシステム中の別の部品の材料に類似した材料から形成されている。適切な物
質は、Zerodur(商標名)上にパターン化されたアルミニウム、銅、イン
バー(商標名)および金である。プローブ電極板は一般に直径が1mmであり、
ターゲットから1mmの公称間隔で使用される。測定されるべき変位は、一般に
マイクロメータ電極板の間隔を0.5乃至1.5mmの範囲で変化させる。
上記に提案されたディメンションを使用すると、Cmicのキャパシタンスは、
ほぼ7fFであるが、一般にこれと並列の0.9pF程度の漂遊キャパシタンス
が生じる。
図2は、上述された公称ディメンションを使用して出力周波数をキャパシタ電
極板のギャップの関数として示す。一定の0.9pFと見なされた漂遊キャパシ
タンスが含まれている。示されているように、出力電圧の周波数はほぼ200M
Hzであり、装置の感度はほぼ1Hz.mm-1である。しかしながら、周波数変化
は、キャパシタ電極板間隔の1次関数ではないことが認められる。
図3は、共振弁別器を示す。この弁別器は、接地導体に関して入力電圧Vinを
受取る受動回路である。入力電圧は、図1の発振器の出力電圧Voutから発生さ
れるが、適切に増幅されバッファされる。
この弁別器は、その入力と直列の抵抗R6を含んでいる。入力電圧導体上の抵
抗R6と接地導体との間には、キャパシタC4と直列のインダクタL4が接続されて
いる。このキャパシタC4およびインダクタL4は、キャパシタC4の電極板間隔
が固定された状態にされている以外、発振器回路のL1およびCmicと同様に構成
される。別のキャパシタC5は、これら2つの素子と並列に接続されている。キ
ャパシタC5は、図1の発振器中の直列接続されたキャパシタンスC2およびC3
の温度係数を整合させることを助けるが、これは重要ではない。
素子R6,C4,L4およびC5は一緒に共振回路を形成する。この回路の出力は
、ダイオードD1によって整流されるvhf信号である。抵抗R8およびキャパシ
タC6は、整流されたvhf信号を平滑にするために出力電圧導体と接地端子と
の間に接続されている。
抵抗R8およびキャパシタC6の代表的な時定数(RC)はほぼ3μ秒であり、
それによって、このようにして復調された信号に対して直流乃至50kHzの周
波数応答が得られる。
図4は、上記に引用された値およびvhf入力を使用して図3の共振弁別器の
周波数応答特性を示す。示されているように、入力周波数が199MHzから2
00MHzを少し越えた範囲で変化するとき、電圧が急速に上昇する。インダク
タンスおよび漂遊キャパシタンスの温度ドリフトが消去されるように、弁別器に
おけるL4およびC4がL1およびCmicと確実に類似させることが有効である。す
なわち、周波数中の温度により誘起されたドリフトは、弁別器動作周波数の対応
したドリフトによって相殺されることとなる。
図5は、図1の発振器と図3の共振弁別器とを使用して構成されたキャパシタ
ンスマイクロメータのブロック図を示す。キャパシタンスマイクロメータ10は、
調節された直流電圧源+Vccである入力を受取る。発振器20の出力はvhf信号
であり、vhf演算増幅器30によって増幅されバッファされる。演算増幅器30の
出力は、図4に示されているように入力信号の周波数に関連して直流出力電圧を
発生する共振弁別器40に接続される。
上述された発振器と共振弁別器との組合せを使用することによって、本発明の
この実施形態のマイクロメータは、直流乃至50kHz以上の範囲の周波数で変
位を測定でき、それと共に直径が1mmのセンサおよび1mmの公称間隔を使用
したとき、雑音レベルは1nm.Hz-1/2を越えない。これは、7ツェプト(zep
to)ファラド(7zF)の分解能で7フェモファラド(7fF)の公称キャパシ
タンスに対応する。
発振器20と弁別器40の応答曲線を組合わせることによって、直流出力電圧/キ
ャパシタCmicの電極板間隔のグラフが得られる。これは図6に示されている。
しかしながら、図6のほぼS字形の出力電圧/キャパシタCmic電極板間隔曲線
を平坦にすることによって、本発明の装置をさらに改善することができる。これ
は、デジタル信号プロセッサを使用して都合よく行われる。上述された性能基準
により、100kHzでサンプリングをする16ビットのアナログデジタル変換
器が好ましい。これによって、50kHzの周波数応答が得られ、分解能はほぼ
65,000分の1である。上述の1nm.Hz-1/2の雑音レベルは、0乃至5
0kHzの範囲にわたって223nmに変換される。アナログデジタル変換器は
、1mmの範囲に対して16ビットの分解能を有し、15nmの分解能に変換す
る。したがって、システムはアナログデジタル変換によって制限されない。
出力電圧がデジタル化されると、変位を求めるために、これに次式で表される
線形化べき級数を適用することができる:
d=a0+a1V+a2V2+a3V3+a4V4+… (3)
係数a0,a1,a2…は、レーザ干渉計に対するマイクロメータの較正によって
決定される。この点において、図6に示されている非線形の電圧/マイクロメー
タ電極板間隔は有効であり、多数の適用に適切な正確度を提供する可能性がある
。しかしながら、最高の正確度による測定には、出力を線形化することが好まし
い。
本発明は、もちろん多数の形態で実現できる。クラップ発振器は、トンネルダ
イオード発振器または共振空洞発振器のような使用可能な多数の異なる発振器の
1つに過ぎない。共振空洞発振器を使用した場合、キャパシタンスマイクロメー
タの一般的な動作原理は同じであるが、共振弁別器ではなく別の共振空洞を使用
するほうが都合がよい。
図1乃至6を参照して上述された装置の動作は満足できるものであり、また、
これらの装置は、周波数ドリフトに関して発振器を追跡し、それによって温度変
化を補償する利点を有するが、弁別器の共振回路は、発振器の公称周波数と少し
だけ異なった周波数に正確に同調されなければならない。これを安定した方法で
行うのは困難である。
この弁別器を同調するには、ドリフトできる可変キャパシタまたはインダクタ
が必要である。要求される安定性のアイディアを得るために、公称動作周波数が
ほぼ200MHzであり、1mmの全変位範囲に対して1MHzだけ変化する場
合を検討する。全動作範囲に対して同調するために200分の1の変化が要求さ
れ、これは高感度な微調節である。
200MHzの信号と“局部発振器”の固定した周波数とを混合して、ほぼ1
0MHzの中間周波数を生成することによって、設定を容易にすることができる
。10MHzの中間周波数は依然1mmの機械的変位ごとに1MHzだけ変化す
ることとなり、それによって全範囲は10分の1の変化を表わす。この調節はそ
れ程敏感ではない。
固定した周波数弁別器を(可変素子なしに)使用し、局部発振器を同調して補
正中間周波数を生成することによって、安定性をさらに改良することができる。
局部発振器は水晶発振器に基づいた周波数シンセサイザでもよく、したがって非
常に安定している。このようにして、低い中間周波数に信号を混合して下方変換
することにより、設定および安定性において利点が生じる。
本発明の第2の実施形態によると、性質がデジタルであり、また水晶制御RF
シンセサイザを局部発振器として使用し、かつデジタル位相ロックループ(DP
LL)を周波数検出器として使用して、付加的なドリフトを生ぜずに広い範囲の
入力周波数にわたって動作できるデジタル弁別器が提供される。
このDPLLは、直接デジタルシンセサイザ(DDS)を入力FM信号にロッ
クするために位相検出器を使用する閉ループフィードバック方式である。したが
って、DDSへの制御入力が入力周波数の尺度である。
位相検出器およびDDSは、システムの正確度を決定する。DDSはデジタル
周波数制御により非常に安定した正弦波を生成するために使用されることができ
るため、システムの正確度は位相検出器に依存する。
デジタル位相ロックループの利点は、入力信号の振幅変化を受けず、その閉ル
ープ性質のためにその正確度が位相検出器によってのみ制限されることである。
それは、部品素子の値の変化、温度変化および電力供給源の変化の影響を受けな
い。
図7は、代表的な周波数が記入されたデジタル弁別器システムのブロック図を
示している。
この実施形態におけるプローブ70は上述されたクラップ発振器回路を含み、こ
の回路は、一般に1MHz・mm-1の変位により変化する200MHzの代表的
な公称周波数を有している。第1のミキサ72において、これは、水晶制御RFシ
ンセサイザ74からの固定周波数と結合される。ブロック76において、このシンセ
サイザからの周波数がプローブ周波数より10MHz高いようにデジタル的に設
定されることができる。デジタルであるため、設定値はドリフトするはずがなく
、安定性はシンセサイザを制御するために使用される水晶によって決定される。
第1のミキサからの出力は、プローブの中心周波数が何であっても10MHzの
中間周波数信号である。一般に、この信号は、プローブに応じて1MHz.mm-1/2
の変位により変化する。
その代わりに、プログラム可能な分割器を使用して、200MHzの信号を1
0MHzに分割して低下することができる。これは、デジタル安定性を保持する
簡単な方法であるが、変位の変化による周波数変化もまた分割されるために感度
が失われる。しかしながら、DPLLによって導入される雑音が非常に低いので
、感度の損失は必ずしも問題にはならず、プローブの全体的な信号対雑音比はそ
れ程影響を受けない。
10MHzの中間周波数は、一般に入力周波数を表す14ビットのワードを生
成するDPLLブロック78に送られる。以下に説明するように、ワード更新速度
は4MHzである。DPLL78からの出力ワードはプローブ周波数を表している
が、関係は線形ではない。この出力を線形化するために、線形化関数が適用され
なければならない。これは、通常消去可能でプログラム可能な読出し専用メモリ
(EPROM)に記憶されたルックアップテーブル80によって行われる。ルック
アップテーブルの値は、たとえばレーザ干渉計等の標準的な測定装置に対してプ
ローブ変位を直接較正することによって決定される。その代わりに、デジタル信
号プロセッサおよび式3のような線形化アルゴリズムを使用することができる。
ルックアップテーブル80の後、ワードのストリームは、プローブの変位の直接
的な1次関数である。4MHzの更新速度は、原則的に2MHzまでの機械的な
変位周波数(ナイキスト周波数)が提供されることが可能なことを意味する。し
かしながら、実際にはDPLLの周波数応答特性は実際の周波数応答特性をほぼ
125kHzに制限し、したがって4MHzの信号を125kHzに濾波してシ
ステム雑音を制限することが賢明である。これは、示されているようにデジタル
フィルタ82により行われ、このフィルタは、たとえば3次の有限インパルス応答
(FIR)ベッセル・フィルタであってもよい。明らかに、別のフィルタ関数が
実施されることができる。その後、ブロック84において、記録コンピュータ(図
には示されていない)とのインターフェースを簡単にするために、濾波されたワ
ードストリームが250kHzにデシメートされると都合がよい。その代わりに
、4MHzのデジタル情報がデジタルアナログ変換器(DAC)88に供給され、
その後アナログフィルタ89で濾波されることができる。これは、機械的な変位に
比例した電圧を生成する。
図8には、DPLLブロック78が拡大されて示されている。10MHzの中間
周波数は、第2のミキサ90において直接デジタルシンセサイザ(DDS)92の出
力と混合される。DDSは正弦波出力を生成し、その周波数は供給されたデジタ
ルワードに依存する。したがって、その関数は、第1の局部発振器として使用さ
れた周波数シンセサイザのものに類似している。違いは、動作周波数の組織(reg
ime)が異なっており、またDDSか非常に敏捷に周波数を変化できることである
、すなわち、それが入力デジタルワードによりほとんど瞬間的に出力周波数を変
化させることである。DPLLの目的は、中間周波数がプローブ変位変化のため
に変化したときでさえ、DDSの出力を10MHzの中間周波数より低い1MH
zに維持することである。公称DDS周波数は9MHzとなる。以下に説明する
ように、位相検出器100において遅延を適切に選択することによって、1MHz
以外の差周波数を選択することができる。
ミキサ90からの出力は、1MHzの差周波数における正弦波プラス周波数の和
、すなわち11MHzの正弦波である。11MHzの信号は重要ではなく、4M
Hzのローパスアナログフィルタ94によって濾波される。4MHzのカットオフ
周波数は、1MHz成分の位相を不適切にシフトせずに11MHz成分を適切に
排除する。
次にフィルタ94の1MHzの出力がサンプリングされ、アナログデジタル変換
器(ADC)96によってデジタル化される。本発明のこの実施形態において、サ
ンプリング速度は、水晶制御クロックによって発生された16MHzであり、ビ
ットの数は10である。次に、デジタル化された信号が位相検出器100に送られ
る。この位相検出器100は、固定された時間遅延素子102とデジタル乗算器104と
を含んでいる。位相検出器の目的は、入力周波数が1MHzであるときにゼロ出
力を与え、入力周波数が1MHzより上のときに正の出力を与え、また入力周波
数が1MHzより下のときに負の出力を与えることである。
それ自身時間遅延されたものと乗算された正弦波を検討する:
ここで、N0は、角周波数ωの入力正弦波の振幅を表わす。
第1の項は、2倍の入力周波数で(more of this later)位相シフトされた信
号であり、第2の項は、入力角周波数ωと時間遅延tdelayとに依存した直流成
分である。この所望の成分は、次の場合にゼロになる:
または
ここで、nは整数である。1MHzでゼロ出力を得るために、tdelayは250
ns(n=1)となる。信号は16MHzでデジタル化されており、したがって
250nsが4個のサンプルを表すので、正確な250nsの遅延が容易に達成
されることに注意されたい。したがって、16MHzのサンプリング周波数でク
ロックされる4個のサンプル長のシフトレジスタは、一致した正確な遅延を与え
る。出力直流成分がゼロである入力周波数は、入力信号の振幅N0から独立して
いることに注意されたい。したがって、位相検出器の性能は、水晶制御されてい
る16MHzのクロック発振器98の安定性だけに依存し、このクロックは実際に
非常に安定していることができる。
周波数が1MHzより少し高い場合、ω・tdelayはπ/2より高いビットと
なり、cos(ω・tdelay)は負になる。式6の適切な余弦の項は、結果が要
求された正の直流成分であるために負である。同様に、1MHzより低い周波数
は、負の直流出力を発生させることとなる。
DPLLの目的は、第2のミキサ90の出力を1MHzに維持することである。
位相検出器100の出力は、累算器106に送られる。所定のクロックサイクルにおけ
る累算器の出力は、その前の出力を現在の入力に加算することによって決定され
、このようにして、その入力信号を積分する。累算器に対する入力がゼロである
場合、その出力はある値で一定となり、その値は、スイッチオン時においては
ゼロである。その入力が正ならば、その出力は傾斜を有して上昇し、同様にその
入力が負ならば、その出力は傾斜を有して下降することとなる。ブロック108,1
10,112を一時無視すると、累算器の出力はDDS92の周波数を制御するために
使用される。したがって、DDSの出力周波数は、累算器に対する入力がゼロに
なるまで、すなわち、位相検出器100の出力がゼロになるまで変化する。示され
ているように、これは、DDSの出力周波数がDPLLの入力周波数から1MH
z異なっている場合に発生する。したがって、DDSに対するデジタル入力は、
DPLL入力周波数の尺度である。1MHzのオフセットは、入力数に関する単
なる一定したオフセットであり、それが測定される(calibrate)。
図6は、位相検出器の出力が入力周波数の2倍の周波数、すなわち2MHzの
正弦波成分も含んでいることを示す。この成分は、累算器出力上に所望しないリ
ップルとして現れる。このリップルは、ブロック108において4MHzで波形を
再度サンプリングし、ブロック110で1周期だけ信号を遅延し、ブロック112にお
いて遅延された信号を現在の信号に加算することによって除去される。このよう
にして、2MHzの成分が取り除かれ、所望の直流成分だけを残す。これは、ブ
ロック108,110,112によって行われる。その代わりに、ローパスFIRフィル
タを使用することができる。
再び図1を参照すると、プローブ装置には発振器および可変キャパシタトラン
スデューサ装置が取付けられており、そのプローブの物理的な形態が図9および
10に示されており、ここにおいて、図1のインダクタL1はコイル120を含んで
いる。これは、機械加工可能なガラスセラミックMacor(Corning社の登録商標)が
都合がよい絶縁巻枠122上に巻かれている。別の材料も使用でき、とくに溶融さ
れたシリカや、あるいは低熱ドリフト用に対しては熱膨張率の低いガラスセラミ
ック(たとえば、商標名zerodur)を使用することができる。コア材料は、イン
ダクタのQを減少しないように低い高周波損失の材料である。コイルのワイヤ端
部は露出され、感知キャパシタ電極として使用される先端124を形成する。その
代わり、大きい感度のために、別の大きい電極(示されていない)がこれに取付
けられてもよい。
端部キャップ126は、限られたスペース中での感知を可能にするように本体よ
り狭い幅である。ワイヤ先端124は絶縁管128によって本体の狭い部分から絶縁さ
れており、この絶縁管128はやはりMacor(商標名)であることが都合がよいか、
溶融シリカ、zerodurまたはPTFEのような別の材料でもよい。材料は、共振
回路に対して高いQを維持するように低い誘電体損失を有していることが重要で
ある。
プローブの本体はステンレス鋼管130であるが、アルミニウムまたは真鍮のよ
うな別の材料を使用することもできる。コイルコアは、印刷回路板134を収容す
るように半シリンダ132に機械加工され、この回路板134上に、図1の回路の残り
の素子が取付けられる。円筒型本体130の端部は同軸コネクタ136を収容し、この
同軸コネクタが電力をブローブに伝達し、また信号を弁別器に送る。
プローブの発振周波数は、コイル120のインダクタンス、コイルとハウジング
との間の漂遊キャパシタンス(Ccoil)、プローブ先端の漂遊キャパシタンス(
Ctip)、および、もちろん先端とターゲットとの間のキャパシタンス(Cmin)
に依存する。実際に、漂遊キャパシタンスは、キャパシタンス効果(contributio
n)を抑制する。発振周波数は、次式によって求められる:ここで、Lはコイルのインダクタンスである。温度が上昇すると、コイルは膨張
し、それによってそのインダクタンスが増加する。これは、発振周波数を減少さ
せることとなる。実効コイルキャパシタンスは、次式によって求められることが
立証できる:
ここで、εairはコイルとハウジングとの間の媒体(一般に、空気)の誘電率で
あり、1coilはコイルの長さであり、rhouseはハウジング管の内径であり、rc oil
はコイルの外径である。また
ここで、εinsは先端絶縁体の誘電率であり、rcapは端部キャップの半径であり
、ltipは先端の長さであり、rtipはワイヤ端部の半径である。
ハウジングの材料が、コイル巻枠より大きい熱膨張係数を有するように選択さ
れた場合、最後の式の分母は、温度の上昇と共に、分子より速く増加されること
ができる。したがって、このキャパシタンス項は温度と共に減少され、それによ
ってインダクタンスの増加とのバランスが取られる。同様に、Ctipが温度の増
加と共に減少され、バランスを取るのを助けることができる。先端絶縁材料の選
択により要求された場合、別の補償を行なうことができる。ほとんどのセラミッ
ク材料は、温度と共に増加する誘電率を有するが、いくつかのセラミックやPT
FEのような重合体は、温度と共に減少する誘電率を有している。したがって、
先端絶縁体の全部または一部分をこのようなセラミックまたはPTFEあるいは
負の誘電率温度係数を持つ別の類似した材料から形成することによって、周波数
補償を要求に対して調整することができる。
図9および10の設計は、異なる測定用途に対して種々の方法で修正されるこ
とができる。たとえば、測定先端は、図11中の150で示したように本体128の中
心からずらされてもよい。取付けブロックは、プローブ本体に沿った都合のよい
地点にクランプされることができる。オフセット構造は、とくに、図11に示さ
れているようにモータ本体154に密接に取付けられた回転している皿状体152の半
径方向の運動の監視に有効である。図12は、先端150がプローブ本体128に対し
て軸方向ではなく、半径方向に取付けられているさらに別の形態を示す。
感知先端領域が大きくすることが可能な場合、たとえば、大きい物体の変位を
監視する場合、らせん“パンケーキ”コイル装置を使用して平坦なディスク状の
プローブを生成することができる。図13は、適切なコイルを示す。
コイルパターン230は、金またはその他の金属を絶縁基板232上にフォト化学エ
ッチングまたは真空蒸着によって形成されると便利である。溶融シリカが基板
として好ましく、非常に良好な熱安定性を提供する。感知キャパシタ電極234は
、同様の手段によって基板232の反対側に形成され、導電性トラック236によって
らせんの外側端部に接続されると都合がよい。らせんの中心は、電子装置の残り
のものに接続している。明らかに、キャパシタ電極は孔を介してらせんの中心に
接続でき、また電子装置がエッジに接続できる。
図14は、パンケーキコイルを使用するプローブ装置を示す。絶縁基板240は
、やはり溶融シリカであることが好ましく、コイル基板232のらせん側に結合さ
れている。プローブ電子素子の残りのものを支持しているPCB242は、絶縁基
板に結合されている。このサブアセンブリは、同軸コネクタ246を支持している
金属ハウジング244内に取付けられている。コネクタは軸方向に取付けられて示
されているが、それは半径方向にも同様に良好に取付けられることができ、ある
いは浮いている導線であることができる。
別の形態の構造において、“らせん”コイルは、直線セグメントからなる三角
形、長方形、あるいは高次の不規則的または規則的な多角形に構成されている。
この方法は、フォト化学エッチングマスクの生成を容易にすることができる。ま
た、いくつかの適用において、方形または長方形のセンサが有効なこともある。
図15には、方形のコイルが示されている。その適用は、円形のらせんコイルと
同じである。
図16は細長い基板262上に取付けられた長方形コイル260を示し、導線264が
基板の先細にされた端部266で終端されている。ディスク状のキャパシタ電極268
は、導線264に接触すべき中心導体を有する。基板262および電極268は、図9の
ハウジング128内に適合するように構成されている。
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SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U
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