JP2001027251A - 軸受とその製造方法 - Google Patents

軸受とその製造方法

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JP2001027251A
JP2001027251A JP11200325A JP20032599A JP2001027251A JP 2001027251 A JP2001027251 A JP 2001027251A JP 11200325 A JP11200325 A JP 11200325A JP 20032599 A JP20032599 A JP 20032599A JP 2001027251 A JP2001027251 A JP 2001027251A
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bearing
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silicate glass
thermal expansion
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Rikuro Obara
陸郎 小原
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Minebea Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱膨張に伴う回転精度の悪化、面荒れに伴う
振動騒音の発生、小型化に伴う衝撃発生に有効に対処す
る。 【解決手段】 転がり軸受1の構成要素である内輪2お
よび外輪3のそれぞれを、高ケイ素ガラス、ソーダ石灰
ガラス、アルミノケイ酸ガラス、ホウケイ酸ガラス、ア
ルカリケイ酸ガラス等のケイ酸塩ガラスで形成し、その
製造過程で熱処理を行ってガラスを多結晶化させ、内輪
2および外輪3の熱膨張係数を小さくして熱膨張による
微小寸法変化を抑えると共に、それらのボール転動面2
a,3aの硬さおよび機械的強度を高めて、回転振動お
よび回転振動に起因する回転音を低減し、かつ小型化し
ても衝撃が発生しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転がり軸受および
すべり軸受を含む軸受に係り、特に高回転精度、低振動
騒音、低衝撃等が要求される機器に向けて好適な軸受と
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばコンピュータにおける磁気
式あるいは光学式記憶装置に使用されるスピンドルモー
タ等においては、軸受構成要素の熱膨張による微小寸法
変化に起因する回転精度の悪化(ガタの発生)が無視で
きない状況になってきている。また、機器によっては、
軸受部で発生する回転振動並びにこの振動からくる回転
音が大きな問題となっていた。さらには、機器が小型化
すると、使用される軸受も小さくなるため、軸受構成要
素が受ける衝撃の度合が大きくなり、転動体や転動体転
動面が損傷を受け易くなるという問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来汎用の
軸受は、軸受鋼やステンレス鋼などの鉄系材料を素材と
する金属製のものがほとんどであるため、その熱膨張係
数は比較的高い値となり、それらの成分組成を多少変更
しても熱膨張係数の低下効果はごくわずかで、上記した
微小寸法変化に起因する回転精度の悪化に対して、有効
な対策を見出せない現状にあった。また、上記した回転
振動の発生は、転がり軸受における転動体転動面または
すべり軸受における軸承面の摩耗や異物かみ込みなどに
よる面荒れが原因となっているので、転動体転動面また
は軸承面の硬さを高くすることによって、その低減が可
能になるが、上記した金属製軸受では高硬度化にも限界
があって、回転振動並びにこの回転振動からくる回転音
を解消することは困難な状況にあった。また、前記した
転動体転動面および軸承面は研磨によって仕上げられる
が、この研磨時の熱による表面異常層(表面軟化層)も
前記面荒れに影響し、前記回転振動の解消をより一層困
難にしていた。さらに、上記した機器の小型化からくる
衝撃の増大に伴う転動体や転動体転動面の損傷は座屈強
度に関係するが、前記した金属製軸受では座屈強度の向
上にも限界があり、その解決も困難な状況にあった。
【0004】本発明は、上記した材料特性に関わる種々
の問題点を解決することを課題としてなされたもので、
その目的とするところは、熱膨張に伴う回転精度の悪化
に有効に対処できることはもちろん、面荒れに伴う振動
騒音の発生や小型化に伴う衝撃にも有効に対処できる軸
受を提供し、併せてこのような軸受を得るための製造方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る軸受は、転
がり軸受とすべり軸受とを問わないもので、転がり軸受
として構成する場合は、その内輪および外輪の全体また
は少なくとも転動体転動面を含む表層部を多結晶化した
ガラスにより形成し、一方、すべり軸受として構成する
場合は、軸を支承する軸受本体の全体または少なくとも
軸承面を含む表層部と前記軸の全体または少なくとも軸
受本体に支承される部分の表層部とを多結晶化したガラ
スにより形成する。ここで、転がり軸受として構成する
場合は、内輪および外輪以外にも転動体(ボール、こ
ろ)の全体または表層部を多結晶化したガラスにより形
成するようにしてもよい。また、滑り軸受としては、液
体循環軸受や空気循環軸受などもあるが、本発明は、こ
れら流体軸受をも包含することができる。
【0006】本発明に係る軸受において、上記ガラス
は、結晶化可能であれば特にその種類を問うものではな
く、例えばケイ酸塩ガラス、ホウ酸塩ガラス、リン酸塩
ガラス等を用いることができる。ただし、これらガラス
の中では、機械的強度、耐熱性に優れているところから
ケイ酸塩ガラスを用いるのが望ましい。この場合、ケイ
酸塩ガラスとしては、高ケイ酸ガラス(石英ガラス)、
ソーダ石灰ガラス、アルミノケイ酸ガラス、ホウケイ酸
ガラス、アルカリケイ酸ガラスのうちの一種を選択する
ことができる。このようなケイ酸塩ガラスは、成形後、
熱処理することにより多結晶化し、熱膨張係数が小さく
なるばかりか、硬さが高くなり、その上、機械的強度や
耐熱性あるいは耐食性も向上するようになる。
【0007】上記した軸受を製造するには、内輪、外
輪、転動体、軸受本体等の軸受構成要素の全体をガラス
で形成する場合は、溶融ガラスを用いて成形した後、ガ
ラス結晶化のための熱処理を行うようにすればよく、一
方、前記軸受構成要素の表層部のみをガラスで形成する
場合は、各構成要素に相当する基体を金属で形成した
後、前記基体表面にガラス層を積層形成し、しかる後、
ガラス結晶化のための熱処理を行うようにすればよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基いて説明する。図1および図2は、本発明の第
1の実施の形態としての転がり軸受を示したものであ
る。この転がり軸受1の基本構造は、従来汎用のものと
同じであり、内輪2と外輪3との間に保持器4で保持し
て複数のボール(転動体)5を配置している。本実施の
形態においては、この転がり軸受1の構成要素のうち、
内輪2および外輪3の全体を多結晶化したケイ酸塩ガラ
ス、例えば高ケイ酸ガラス(石英ガラス)、ソーダ石灰
ガラス、アルミノケイ酸ガラス、ホウケイ酸ガラス、ア
ルカリケイ酸ガラスのうちの一種で形成している。
【0009】上記内輪2および外輪3を製造するには、
図3に示すように、先ず、所定の成分組成となるように
調合したガラス原料を電気溶融炉で所定の温度(1450〜
1650℃)で溶融し()、続いて、この溶融したガラス
原料を金型に注入して内輪2および外輪3とほぼ同形状
の成形体を得る()。次に、得られた成形体のボール
転動面(転動体転動面)および保持器案内溝の加工(研
削、研磨)を行うと共に、必要により内・外径および端
面の加工を行い()、その後、ガラスの多結晶化のた
め、ガラス種類に応じた所定の温度(1000〜1600℃)で
熱処理を行う()。そして、仕上処理として、ボール
転動面に、例えばフッ酸系溶剤を使用した化学研磨を施
して該ボール転動面を鏡面に仕上げ、場合によっては、
ボール転動面以外の部分に対してイオン交換による表面
変性処理を施し、これにて内輪2および外輪3は完成す
る。
【0010】上記内輪2および外輪3の製造に用いたケ
イ酸塩ガラスは、後の熱処理(工程)による多結晶化
によって熱膨張係数が小さくなるので、このような材料
特性を有する内輪2および外輪3を構成要素とする転が
り軸受1は、実用に際して、熱膨張による微小寸法変化
が著しく低減する。この結果、微小寸法変化に起因する
回転精度の悪化が未然に防止され、高回転精度を要求さ
れる機器、例えばコンピュータにおける磁気式あるいは
光学式記憶装置に使用されるスピンドルモータに用いて
好適となる。
【0011】因みに、多結晶化した石英ガラスおよびア
ルミノケイ酸ガラスと汎用の鉄系材料(軸受鋼、ステン
レス鋼)との熱膨張係数は、下記のとおりとなってい
る。 石英ガラス :0.0000006 ( 100〜300 ℃) アルミノケイ酸ガラス:0.0000043 ( 100〜300 ℃) 鉄系材料 :0.00001 〜0.0000135 (100 〜400 ℃) すなわち、石英ガラスの熱膨張係数は鉄系材料のそれに
比べて著しく小さくなっており、また、アルミノケイ酸
ガラスでも、鉄系材料の半分以下の熱膨張係数となって
いる。
【0012】また、本転がり軸受1によれば、多結晶化
した珪酸塩ガラスによってボール転動面2a,3a(図
1)の硬さが高くなり、その上、機械的強度も向上する
ので、摩耗やゴミのかみ込みなどによる面荒れが抑制さ
れ、回転振動並びにこの回転振動からくる回転音の解消
も可能になる。しかも、前記ボール転動面2a,3a
は、研磨加工を行っても(図3の工程、)、鉄系材
料で製造した内・外輪のように表面が研磨熱で変質して
表面軟化層が生じることもないので、前記した面荒れは
より一層抑制される。因みに、上記した各種ケイ酸塩ガ
ラスの熱処理後の硬さと汎用の軸受鋼の熱処理後の硬さ
とを比較すると、ビッカース硬さ(Hv)で該ガラスがH
v 570〜790となっているのに対し、軸受鋼はHv 510
〜610 となっており、本発明によれば、高い硬さを有す
るボール転動面2a,3aを提供できることになる。
【0013】さらに、本転がり軸受1によれば、内輪2
および外輪3の耐熱性、耐食性も向上するので、ボール
5および保持器4を耐熱性または耐食性に優れた材料で
形成することで、高温環境あるいは腐食環境下で安定し
て使用することができ、その適用範囲はより一層拡大す
るようになる。
【0014】なお、ボール5は、内・外輪2、3に比較
して直径が大幅に小さくなっているので、前記熱膨張に
よる微小寸法変化にはほとんど影響を与えず、したがっ
て、これを汎用の軸受鋼、ステンレス鋼等の鉄系材料、
あるいは種々の酸化物、窒化物、炭化物からなるニュー
セラミックスで形成しても、特に問題はない。もちろ
ん、このボール5は内・外輪2、3と同様にケイ酸塩ガ
ラスで形成してもよく、この場合は微小寸法変化に伴う
回転精度の悪化がより確実に防止される。また、保持器
4については、従来汎用の金属材料により製造したもの
をそのまま用いてもよいが、耐食性を重視する場合は、
樹脂または耐食性焼結合金で製造したものを用いるのが
望ましい。
【0015】図4は、本発明の第2の実施の形態として
の転がり軸受を示したものである。なお、本転がり軸受
11の基本構造は、前出図2に示したものと同じである
ので、ここでは、要部のみを示し全体の説明を省略す
る。本第2の実施の形態の特徴とするところは、内輪1
2および外輪13のそれぞれを、軸受鋼、ステンレス鋼
等の鉄系材料からなる基体14,15とこの基体14,
15の全表面に積層形成されたガラス層16,17とか
ら構成した点にある。ここで、前記ガラス層16,17
は、前記第1の実施の形態において内輪2と外輪3との
製造に用いた多結晶化したケイ酸塩ガラスからなってい
るが、ここで選択するケイ酸塩ガラスとしては、基体に
対する密着の理由からアルカリケイ酸ガラスを用いるの
が望ましい。
【0016】上記内輪12および外輪13を製造するに
は、図5に示すように、先ず、鉄系材料を用いて基体1
4,15を製造し()、次に、この基体14,15の
表面に、金属とガラスとの接着強度を高めるための酸化
処理を施す()。一方、所定の成分組成となるように
ガラス粉を配合してなるガラス泥漿を用意し、スプレー
法または浸漬法を利用して基体14,15の表面に前記
ガラス泥漿を所定厚さに着け()、乾燥後、加熱炉に
装入してガラス種類に応じた所定の温度(1500℃以上)
で焼成処理を行う()。その後は、第1の実施の形態
と同様に、ボール転動面および保持器案内溝の加工を行
うと共に、必要により内・外径および端面の加工を行い
()、続いて、ガラスの多結晶化のための熱処理をガ
ラス種類に応じた所定の温度(1000〜1600℃)で行い
()、さらに、ボール転動面に、例えばフッ酸系溶剤
を使用した化学研磨を施して該ボール転動面を鏡面に仕
上げ、場合によっては、ボール転動面以外の部分に対し
てイオン交換による表面変性処理を施す仕上処理を行い
()、これにて内輪12および外輪13は完成する。
【0017】本第2の実施の形態によれば、内輪12お
よび外輪13は、その表層部のみが多結晶化したガラス
層16,17で形成されているので、上記第1の実施の
形態のものに比べて、熱膨張による微小寸法変化が若干
大きくなるが、内・外輪の全体を鉄系材料で形成した従
来汎用のものに比べれば、熱膨張による微小寸法変化は
十分に小さく、回転精度は十分に保証される。また、内
輪12および外輪13のボール転動面12a,13a
は、多結晶化したガラス層16,17の存在により高い
硬さを有しているので、第1の実施の形態と同様に面荒
れが抑制され、回転振動並びにこの回転振動からくる回
転音の解消が可能になり、その上、耐熱性あるいは耐食
性も十分となる。
【0018】ここで、ボール18は、汎用の軸受鋼、ス
テンレス鋼等の鉄系材料、あるいは種々の酸化物、窒化
物、炭化物からなるニューセラミックスで形成してもよ
いが、前記内・外輪12、13と同様に基体表面にガラ
ス層を積層形成した構造としてもよい。また、保持器
(図示略)については、従来汎用の金属材料により製造
したものをそのまま用いてもよいが、耐食性を重視する
場合は、樹脂または焼結合金で製造したものを用いるの
が望ましい。
【0019】なお、上記第2の実施の形態においては、
内輪12および外輪13を構成する基体14,15の全
表面にガラス層16,17を積層形成するようにした
が、このガラス層16,17は、図6に示すように基体
14,15の内径および外径側のみに形成してもよく、
この場合も、上記第2の実施の形態と同様の作用効果を
奏する。さらに、上記第1および第2の実施の形態にお
いては、転動体としてボール5,18を用いる、いわゆ
る玉軸受として構成したが、本転がり軸受は、ころを用
いる、いわゆるころ軸受として構成してもよいことはも
ちろんである。
【0020】図7は、本発明の第3の実施の形態として
のすべり軸受を示したものである。本すべり軸受21
は、スリーブ状の軸受本体22とこの軸受本体22に支
承された軸(ジャーナル)23とからなっており、ここ
では、その軸受本体22がハウジング24に嵌合保持さ
れている。軸受本体22は、軸受鋼、ステンレス鋼等の
鉄系材料からなる基体25とこの基体25の内周面に積
層形成したガラス層26とからなっており、一方、軸2
3は、種々の金属材料からなる軸本体27とこの軸本体
27の外周面に積層形成したガラス層28とからなって
いる。ここで、前記各ガラス層26,28は、前記第1
の実施の形態において内輪2と外輪3との製造に用いた
多結晶化したケイ酸塩ガラスからなっている。なお、軸
23のガラス層28は、ここでは軸本体27の、軸受本
体22に対する嵌合部分に限定的に形成されている。
【0021】本第3の実施の形態において、すべり軸受
21の構成要素である軸受本体22と軸23との製造工
程は、前記第2の実施の形態における内・外輪12、1
3の製造工程(図5)と実質的に同じであり、このよう
にして得られたすべり軸受21は軸受本体22の軸承面
22aを含む表層部と軸23の表層部とが、多結晶化し
たガラス層26,28で形成されているので、上記第2
の実施の形態と同様に熱膨張による微小寸法変化はごく
わずかとなる。また、前記した軸受本体22の軸承面2
2aおよび軸23の外周面は、多結晶化したガラス層2
6,28の存在により高い硬さを有しているので、第1
および第2の実施の形態と同様に面荒れが抑制され、回
転振動並びにこの回転振動からくる回転音の解消が可能
になり、その上、耐熱性あるいは耐食性も十分となる。
なお、この第3の実施の形態における軸受本体22は、
その全体をガラスで形成してもよいものである。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る軸
受によれば、軸受構成要素の全体または少なくとも転動
体転動面または軸承面に多結晶化したガラスを配してい
るので、熱膨張による微小寸法変化に起因する回転精度
の悪化が抑制され、高回転精度が要求される機器に向け
て好適となる。また、硬質なガラスの存在により、摩耗
や異物かみ込みによる面荒れが抑制されると共に、強度
も向上し、振動騒音の低減はもとより、小型化に伴う衝
撃に有効に対処でき、耐久信頼性の向上に大きく寄与す
るものとなる。しかも、ガラスの存在により耐熱性、耐
食性も向上するので、高温環境あるいは腐食環境下での
安定使用が可能になり、さらには着色も容易となって外
観品質が向上し、その適用範囲はより一層拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としての転がり軸受
の要部構造を示す断面図である。
【図2】転がり軸受の全体的構造を示す断面図である。
【図3】本第1の実施の形態の製造工程を示すブロック
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態としての転がり軸受
の要部構造を示す断面図である。
【図5】本第2の実施の形態の製造工程を示すブロック
図である。
【図6】本第2の実施の形態としての転がり軸受の変形
構造を示す断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態としてのすべり軸受
の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1,11 転がり軸受 2,12 内輪 3,13 外輪 2a,3a ボール転動面(転動体転動面) 4 保持器 5,18 ボール 14,15 基体 16,17 ガラス層 21 すべり軸受 22 軸受本体 23 軸(ジャーナル) 25,27 基体 26,28 ガラス層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内輪および外輪の全体または少なくとも
    転動体転動面を含む表層部を多結晶化したガラスにより
    形成したことを特徴とする転がり軸受。
  2. 【請求項2】 転動体の全体または表層部を多結晶化し
    たガラスにより形成したことを特徴とする請求項1に記
    載の転がり軸受。
  3. 【請求項3】 ガラスが、ケイ酸塩ガラスであることを
    特徴とする請求項1または2に記載の転がり軸受。
  4. 【請求項4】 ケイ酸塩ガラスとして、高ケイ酸ガラ
    ス、ソーダ石灰ガラス、アルミノケイ酸ガラス、ホウケ
    イ酸ガラス、アルカリケイ酸ガラスのうちの一種を選択
    したことを特徴とする請求項3に記載の転がり軸受。
  5. 【請求項5】 軸を支承する軸受本体の全体または少な
    くとも軸承面を含む表層部と前記軸の全体または少なく
    とも軸受本体に支承される部分の表層部とを多結晶化し
    たガラスにより形成したことを特徴とするすべり軸受。
  6. 【請求項6】 ガラスが、ケイ酸塩ガラスであることを
    特徴とする請求項5に記載のすべり軸受。
  7. 【請求項7】 ケイ酸塩ガラスとして、高ケイ酸ガラ
    ス、ソーダ石灰ガラス、アルミノケイ酸ガラス、ホウケ
    イ酸ガラス、アルカリケイ酸ガラスのうちの一種を選択
    したことを特徴とする請求項6に記載のすべり軸受。
  8. 【請求項8】 軸受構成要素の全てまたは一部を溶融ガ
    ラスを用いて成形した後、ガラス結晶化のための熱処理
    を行うことを特徴とする軸受の製造方法。
  9. 【請求項9】 軸受構成要素の全てまたは一部に相当す
    る基体を金属で形成した後、前記基体表面にガラス層を
    積層形成し、しかる後、ガラス結晶化のための熱処理を
    行うことを特徴とする軸受の製造方法。
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