JP2001042425A - プロジェクタ装置 - Google Patents
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Abstract
ム及び投写レンズの位置合わせをしながら組み立てるこ
とができるプロジェクタ装置を提供すること。 【解決手段】 合成用プリズム14を保持するプリズム
ホルダー17であって、第1位置合わせ部120を有
し、合成用プリズム14の各色光が入射する入射面と合
成用プリズム14の合成された光束を投写光学手段15
側に出す出射面を除いた対向している合成用プリズム1
4の一端面と他端面に位置合わせされて固定されるプリ
ズムホルダー17と、プリズムホルダー17を保持し、
投写レンズ15を保持するレンズホルダー22であり、
プリズムホルダー17の第1位置合わせ部にはめ込むこ
とで位置合わせを行うとともに固定するための第2位置
合わせ部140を有するレンズホルダー22と、を備え
る。
Description
に関し、特に光学系のプリズムホルダー及びレンズホル
ダーの位置合わせ及び固定構造を有するプロジェクタ装
置に関するものである。
を用いたプロジェクタ装置は、白色光を三原色の赤、
緑、青の各色光に分離して、その色光を液晶ライトバル
ブで画像変調して、次に各色光を合成して光束を生成し
た後に投写レンズでスクリーンに投写する。図9は、従
来のプロジェクタ装置を示す平面図であり、プリズム1
000の3つの面にはそれぞれ液晶パネル1001,1
002,1003が設けられている。液晶パネル100
1は緑(G)用の透過型の光変調素子であり、液晶パネ
ル1002は青(B)用の透過型の光変調素子で、そし
て液晶パネル1003は赤(R)用の透過型の光変調素
子である。これらの液晶パネル1001,1002,1
003は、それぞれステージ1004,1005,10
06により、プリズム1000に対して位置決めして固
定されている。このプリズム1000は投写レンズ10
10の投写レンズホルダー1014側に固定されてい
る。
04〜1006の構造例を示している。3枚の液晶パネ
ル1001,1002,1003の位置合わせ(レジス
トレイション)は、一枚の液晶パネル(ここでは緑色用
の液晶パネル1001)を機械的にプリズム1000の
中心及び投写レンズ1010の中心に液晶パネル100
1の中心が位置出しができるようにしておき、この緑色
用の液晶パネル1001を基準に他の2枚の液晶パネル
1002,1003のそれぞれX,Y,Z,θ軸の調整
自在な簡易ステージを微調し、またZ軸を調整しなが
ら、赤色、緑色、青色3枚の液晶パネル1001,10
02,1003の映像がスクリーン上で重なるように位
置合わせを行う。この時の、3枚の液晶パネルの位置合
わせ精度は、1/3画素から1画素の精度が要求され
る。また、特許第2714939号には、クロスダイク
ロイックプリズムの3面にそれぞれ偏光板等を貼り、さ
らにその偏光板の上に液晶パネルをジグを用いて位置を
出して、直接液晶パネルをプリズムに固着する方法が提
案されている。
クタ装置においては、液晶パネルを一枚一枚に対応する
形で簡易型の調整用ステージ1004〜1006を用意
し、さらに、そのステージをクロスダイクロイックプリ
ズムに固定して、位置出しの調整をしていたので、以下
のような問題点がある。 (1)調整用のステージを赤色、緑色、青色の各液晶パ
ネルに持つことで、部品点数が多くなる。 (2)X,Y,θ,Z軸に関する調整した後に、ステー
ジが動かないようにネジ等で固定する。そのネジを締め
て固定する時に、ステージがわずかに動いて、液晶パネ
ルの位置ずれの原因となる。 (3)各液晶パネルの位置関係を精度よく出し調整しよ
うとすると、ステージの調整機構が複雑になったり、ま
た、調整軸が増えたりして光学系が大きくなる。 (4)液晶パネルの出射側とプリズム面との間に隙間が
とり難くなり、液晶パネルとプリズムの間に空気が通ら
なくなり、液晶パネルの空冷効率が悪く、液晶パネルが
正しく作動しなくなる。 (5)ステージは、常に一方向にばね等で引っ張って固
定する構造になっているので、衝撃に弱く、振動、衝撃
等で液晶パネルの位置ずれが起こりやすい。 (6)位置精度を上げて、赤色、緑色、青色用の各液晶
パネルの位置を合わせようとすると、3枚の液晶パネル
の位置合わせに時間がかかる。
では、プリズムに貼った偏光板が冷却できないので、光
源(ランプ)からの光で高温になり偏光板の偏光機能が
なくなり液晶パネルでの光変調が不可能となる。また、
液晶パネルを偏光板の上に直接接着剤で固着すると、偏
光板及び液晶パネル等に不具合が出た場合に部品交換す
るために接着を剥がす時に、偏光板及び液晶パネルの部
品に傷が付き、使用可能な部品にも傷が付き無駄にな
る。そこで本発明は上記課題を解消し、シンプルな構造
を採用しながら、精度よく確実に光変調素子と、合成用
プリズム及び投写レンズの位置合わせをしながら組み立
てることができるプロジェクタ装置を提供することを目
的としている。
と、前記光源からの光を複数の色光に色分離する分離光
学手段と、前記分離された色光を変調する複数の透過型
の光変調素子と、前記光変調素子により変調された各前
記色光を合成して光束を生成する合成光学手段と、前記
合成された光束を投写する投写光学手段とを有するプロ
ジェクタ装置において、前記合成光学手段である合成用
プリズムを保持するプリズムホルダーであって、第1位
置合わせ部を有し、前記合成用プリズムの各前記色光が
入射する入射面と前記合成用プリズムの前記合成された
光束を前記投写光学手段側に出す出射面を除いた対向し
ている前記合成用プリズムの一端面と他端面に位置合わ
せされて固定される前記プリズムホルダーと、前記プリ
ズムホルダーを保持し、前記投写光学手段である投写レ
ンズを保持するレンズホルダーであり、前記プリズムホ
ルダーの前記第1位置合わせ部にはめ込むことで位置合
わせを行うとともに固定するための第2位置合わせ部を
有する前記レンズホルダーと、を備えることを特徴とす
るプロジェクタ装置である。
光学手段である合成用プリズムを保持するものである。
このプリズムホルダーは、第1位置合わせ部を有し、合
成用プリズムの各色光が入射する入射面と合成用プリズ
ムの合成された光束を投写光学手段側に出す出射面を除
いた対向している合成用プリズムの一端面と他端面に位
置合わせされて固定されるものである。レンズホルダー
は、投写光学手段である投写レンズを保持するものであ
る。このレンズホルダーは、プリズムホルダーの第1位
置合わせ部にはめ込むことで位置合わせを行うとともに
固定するための第2位置合わせ部を有している。これに
より、プリズムホルダーはプリズムの一端面と他端面に
位置合わせして合成用プリズムを固定することができ
る。そしてレンズホルダーの第2位置合わせ部は、プリ
ズムホルダーの第1位置合わせ部を用いてはめ込むこと
で位置合わせを行いながら固定することができる。この
ようにシンプルな構造でありながら、レンズホルダーと
プリズムホルダー及び投写レンズと合成用プリズムを確
実に位置合わせしながら固定して組み立てることができ
る。
ジェクタ装置において、前記プリズムホルダーの前記第
1位置合わせ部は、位置合わせ穴を有し、前記レンズホ
ルダーの第2位置合わせ部は前記位置合わせ穴にはめ込
んで前記レンズホルダーに対して前記プリズムホルダー
を位置決めするための位置決めピンを有し、前記レンズ
ホルダーと前記プリズムホルダーは、位置決め後にネジ
止めにより固定されている。請求項2では、プリズムホ
ルダーの第1位置合わせ部は、位置合わせ穴を有し、レ
ンズホルダーの第2位置合わせ部は位置合わせ穴にはめ
込んでレンズホルダーに対しプリズムホルダーを位置決
めするための位置決めピンを有している。これにより位
置決めピンを位置合わせ穴にはめ込むことで、プリズム
ホルダーとレンズホルダーを簡単に位置合わせすること
ができる。そして、レンズホルダーとプリズムホルダー
は、位置決め後にネジ止めにより固定する。
ジェクタ装置において、前記合成用プリズムの前記色光
が入射する3つの前記入射面に面して配置されてかつ前
記合成用プリズムの前記一端面と他端面に対して接着さ
れ、前記光変調素子により変調された前記色光が通過す
るための開口部と複数の耳状の突起を有する第1の固定
部材と、前記第1の固定部材に対して密接して固定され
ることで前記光変調素子を前記合成用プリズム側に固定
するための第2の固定部材であり、前記光変調素子によ
り変調された前記色光が通過するための開口部と複数の
耳状の突起を有する前記第2の固定部材と、前記色光が
前記合成用プリズムにより前記合成された光束を生成す
るように3つの前記光変調素子を前記合成用プリズムの
前記色光が入射する3つの前記入射面にそれぞれ位置決
めした状態で、前記第1の固定部材の前記突起と前記第
2の固定部材の前記突起が、接着または半田付けにより
固定されている。
プリズムの3つの入射面に面して配置されてかつ合成用
プリズムの一端面と他端面に対して接着される。第1の
固定部材は、光変調素子により変調された色光が通過す
るための開口部と耳状の突起を有している。第2の固定
部材は、第1の固定部材に対して密接して固定されるこ
とで光変調素子を合成用プリズム側に固定するためのも
のである。この第2の固定部材は、光変調素子により変
調された色光が通過するための開口部と耳状の突起を有
している。第1の固定部材の突起と第2の固定部材の突
起は、色光が合成用プリズムにより合成された光束を再
生するように3つの光変調素子を合成用プリズムの色光
が入射する3つの入射面にそれぞれ位置決めした状態
で、接着または半田付けにより固定する。
ジェクタ装置において、前記接着剤は、光硬化型の接着
剤である。請求項4では、光硬化型の接着剤を用いるこ
とにより、接着を容易に行うことができる。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
の好ましい実施の形態を示している。プロジェクタ装置
100は、いわゆる3枚の液晶パネルを用いたリヤプロ
ジェクタ装置である。プロジェクタ装置100は筐体3
7を有しており、筐体37の下部キャビネット38の中
には、光学ユニット34が収容されている。光学ユニッ
ト34の投写レンズ15から投写された映像15Aは、
背面反射ミラー36により方向転換されてスクリーン3
5に投写される。このスクリーン35に投写された拡大
映像は、矢印T方向から見る。
しい構造例を示している。図3において、メタハライド
ランプのような光源1で形成された照明光は、紫外線及
び赤外線を遮断するカットフィルタ2を透過後、反射ミ
ラー3aで90°方向転換しレンズアレイ4a,4bを
透過し、プリズム偏光変換素子5に入ることにより、P
波及びS波に分離される。P波はプリズムを透過し、S
波はプリズム面で反射し更に隣りのプリズムに形成され
た反射膜で反射し、メインコンデンサーレンズ6の方向
へ進む。この時プリズム偏光変換素子5とメインコンデ
ンサーレンズ6との間にある1/2波長板によってS波
はP波に変換される。プリズムを透過したP波と、S波
が変換されP波は、メインコンデンサーレンズ6で集光
され、第1ダイクロイックミラー7へ入射する。入射し
た照明光は第1ダイクロイックミラー7で色分離され
て、赤(R)の光は反射し緑(G)の光及び青(B)の
光は透過する。
て反射した赤(R)の光は、赤フィルタ8を透過して反
射ミラー3bで反射し、コンデンサーレンズ10aでさ
らに集光されてコンデンサーレンズ10aに貼ってある
偏光板11−1aと1/2波長板11aを透過して、液
晶パネル12aを照明する。赤色用の液晶パネル12a
は、駆動回路(図示しない)から供給される赤色の映像
信号に基づいて駆動し赤色を透過することで光変調す
る。一方、第1ダイクロイックミラー7を透過した緑及
び青の光G,Bは、第2ダイクロイックミラー9で更に
色分離される。緑(G)の光は反射してコンデンサーレ
ンズ10bに入射し,コンデンサーレンズ10bでさら
に集光されてコンデンサーレンズ10bに貼ってある偏
光板11−1bと1/2波長板11bを透過して液晶パ
ネル12bを照明する。緑色用の液晶パネル12bは駆
動回路(図示しない)から供給される、赤緑色の映像信
号に基づいて駆動し緑色を透過することで光変調する。
(B)の光は、リレーレンズ13aを透過し、反射ミラ
ー3cで90°方向転換してリレーレンズ13bに入射
し、更に透過した後反射ミラー3dで90°方向転換し
て、コンデンサーレンズ10cに入射し、コンデンサー
レンズ10cでさらに集光されてコンデンサーレンズ1
0cに貼ってある偏光板11−1c、1/2波長板11
cを透過して、液晶パネル12cを照明する。青色用の
液晶パネル12cは、駆動回路(図示しない)から供給
される、青緑色の映像信号に基づいて駆動し青色を透過
することで光変調する。
ル12b、青色用液晶パネル12cをそれぞれ駆動信号
に基づいて透過した光(照明光)は、クロスダイクロイ
ックプリズム14の赤、緑、青の各プリズム面に貼って
ある偏光板11−1a,11−1b,11−1cと1/
2波長板11a,11b,11c、更に色倍率補正レン
ズ33a,33b,33cを透過して、クロスダイクロ
イックプリズム14に入射する。クロスダイクロイック
プリズム14に入射した、赤、緑、青の各光は、クロス
に形成されたプリズム面の反射膜で反射(緑は透過)し
て色合成されて、投写レンズ15によって拡大され、図
1の筐体37に固定されているスクリーン35へ投写さ
れる。
は、入射側は照明光(P波水平方向)の位相を変えて、
液晶パネル水平方向に対し45°の角度方向から照明光
を液晶パネルに入射させることで、液晶パネルから漏れ
て出てくる光を少なくして、液晶パネルのコントラスト
を上げ画質向上を図るものである。また、液晶パネル出
射側の1/2波長板は、照明光が液晶パネルで90°ね
じられて出てくる光、いわゆる出射光(S波)は、液晶
パネルの水平方向に対し45°傾いているので1/2波
長板で位相を変えて垂直方向にして、液晶パネル出射側
の偏光板11−1a,11−1b,11−1cに出射光
を垂直に入射させ、光をS波(垂直方向)に揃えてクロ
スダイクロイックプリズム入射させている。また、色倍
率補正レンズ33a,33b,33cは、赤、緑、青そ
れぞれの波長によって、プリズム、投写レンズを透過す
ると拡大率がわずかに異なるので、その拡大率を補正す
るものである。
ックプリズム(以下合成用プリズムという)14と、3
つの液晶パネル12a,12b,12cの取り付け構造
について説明する。合成用プリズム14は、一端面13
0と他端面140、そして出射面150と3つの入射面
160,170,180を有している。一端面130と
他端面140は、出射面150、入射面160,17
0,180と直交する面である。合成用プリズム14の
入射面180には、色倍率補正レンズ33a、偏光板1
1−1a及び1/2波長板11aが貼り付けられてい
る。同様にして入射面170には、色倍率補正レンズ3
3b、偏光板11−1b及び1/2波長板11bが貼り
付けられている。入射面160には、色倍率補正レンズ
33c、偏光板11−1c及び1/2波長板11cが貼
り付けられている。
面であり、合成された光束Lが出射面150から投写レ
ンズ15側に向かう。入射面170は、緑色の変調後の
光束が入射される面であり、入射面160は青色の変調
後の光束が入射される面であり、入射面180は、赤色
の変調後の光束が入射される面である。各入射面18
0,170,160には、図4に示すような第1の固定
部材としての液晶パネル固定金具29と、第2の固定部
材としての液晶パネル取付金具26を用いて、対応する
液晶パネル12a,12b,12cが固定されるように
なっている。
ネル12aが入射面180に対して固定される構造を示
している。液晶パネル12aは、液晶パネル取付金具2
6に対してたとえば4本のネジ26Mにより固定され
る。液晶パネル取付金具26は、たとえば4つの耳状の
突起27を有している。各耳状の突起27には穴28が
設けられている。液晶パネル取付金具26は、長方形も
しくは正方形の金属板であるが、この液晶パネル取付金
具26の中央には、矩形状の開口部26Aが形成されて
いる。この開口部26Aは、液晶パネル12aの表示部
分とほぼ同じ大きさである。
の耳状の突起30を有しており、耳状の突起30にはそ
れぞれ穴31が形成されている。この突起30は、液晶
パネル取付金具26の突起27に対応した位置にあり、
液晶パネル固定金具29の突起30と液晶パネル取付金
具26の突起27を合わせた状態で、たとえば光硬化型
の接着剤もしくは半田付けにより固定することができ
る。光硬化型の接着剤としては、たとえばUV接着剤
(紫外線硬化型樹脂)を使用することができる。
2つの接着部32a,32bを有している。この接着部
32a,32bは、角穴32cを有している。接着部3
2aは、合成用プリズム14の一端面130側に位置
し、もう1つの接着部32bは、合成用プリズム14の
他端面140側に位置している。液晶パネル固定金具2
9の突起30と液晶パネル取付金具26の突起27は、
同形状になっており、しかも表面積が小さいものになっ
ている。これはたとえば半田付けにより突起27,30
を相互に固定する場合に、半田付けの際の熱が逃げない
ようにするためである。しかも突起30,27にはそれ
ぞれ穴31,28が形成されているので、さらに突起3
0,27の表面積を小さくすることにより、半田による
突起30,27の固定の際に熱が逃げないように工夫し
てある。
180側に対して位置決めして固定する作業例を説明す
る。まず、液晶パネル固定金具29の接着部32a,3
2bが、合成用プリズム14の一端面130と他端面1
40に対して位置決めされて、UV接着剤が接着部32
a,32bの角穴32cに沿って注入されることによ
り、液晶パネル固定金具29は、入射面180に対して
密着して配置される。
ネル固定金具29に対してたとえば半田付けにより固定
される。すなわち、液晶パネル固定金具29の突起30
が、液晶パネル取付金具26の突起27に対して、半田
付けにより固定される。この時に、各突起27,30の
表面積が小さく、しかも穴31,28が設けられている
ことから表面積が小さく設定されているので、半田付け
の際における熱の逃げを防止することができる。これに
より、半田により突起27,30を確実にかつ短時間で
固定することができる。突起27は、液晶パネル固定金
具29側に向けて突出して形成されており、反対に突起
30は液晶パネル取付金具26側に向けて突出して形成
されている。このことから突起27,30が半田付けに
より固定されると、液晶パネル固定金具29と液晶パネ
ル取付金具26の間には隙間が生じる。この隙間には、
風が通ることから、液晶パネル12aの冷却を効率よく
行うことができる。
液晶パネル取付金具26に対してネジ止めにより固定さ
れる。液晶パネル固定金具29の開口部29Aは、液晶
パネル取付金具26の開口部26Aよりも大きく設定さ
れている。図4では液晶パネル12aが合成用プリズム
14の入射面180に対面して固定される例を示してい
るが、このことは図5に示す液晶パネル12b,12c
が図4の入射面170,160にそれぞれ固定される場
合においても同様に行うことができる。
定を行う前に、次のような液晶パネル12a,12b,
12cの位置調整を行う。すなわち、図4に示す液晶パ
ネル12aは入射面180に対してX軸方向、Y軸方
向、Z軸方向、θ軸の回転方向及び、X軸方向に関する
倒れ調整、Y軸方向に関する倒れ調整の合計6軸調整を
行った後に、突起27,30が半田付けにより位置決め
して固定される。このことから、液晶パネル12aは、
入射面180に対して正確に位置調整でき、同様にして
液晶パネル12bも入射面170に対して正確に位置調
整でき、さらに液晶パネル12cも入射面160に対し
て正確に位置調整してそれぞれ固定することができる。
対応するプリズムの入射面180,170,160に
は、あらかじめ、色倍率補正レンズ33a,33b,3
3cが貼り付けてあり、また、色倍率補正レンズ33
a,33b,33cの上には、偏光板11−1a,11
−1b,11−1cが貼り付けられ、さらに、その上に
は1/2波長板11a,11b,11cが貼り付けられ
ている。また、色倍率補正レンズ33a,33b,33
cの周囲を、液晶パネル固定金具29でマスクすること
で、プリズムの入射面180,170,160における
有効面以外からの迷光を遮光することができる。
要領で組み立てられた合成用プリズム14と3枚の液晶
パネル12a,12b,12cと投写レンズ15が、プ
リズムホルダー17とレンズホルダー22を用いて光学
的に位置調整して固定される構造例について説明する。
図5は、合成用プリズム14が、プリズムホルダー17
により固定されており、投写レンズ15がレンズホルダ
ー22に保持されている。図5に示す合成用プリズム1
4は、すでに図4で示す要領で位置決めして固定された
3枚の液晶パネル12a,12b,12cを備えてい
る。プリズムホルダー17は第1位置合わせ部120を
有し、レンズホルダー22は第2位置合わせ部140を
有している。プリズムホルダー17の第1位置合わせ部
120は、図5〜図7に示すような構造を有している。
まずプリズムホルダー17の構造を説明する。プリズム
ホルダー17は、ベース200と、取付部210,22
0を有している。取付部210,220は、ベース20
0から垂直に突出して形成されており、それぞれ穴22
a,22bを有している。
ズム14の一端面130と他端面140を接着により固
定するために、密着する部分である。従って穴22a,
22bは、UV接着剤を注入するための穴である。これ
により、取付部210は合成用プリズム14の一端面1
30に接着されるとともに、取付部220は合成用プリ
ズム14の他端面140に接着される。ベース200
は、円形の開口部230を有しているとともに、耳状の
突起240,250を有している。突起240,250
は穴241,251をそれぞれ有している。ベース20
0の上端面255には、ホルダー固定穴19a,19b
を有しているとともに、位置出し穴18a,18bを有
している。図7に示すように、ベース200の後側は空
間部270となっており、開口部230に接続されてい
る。
せ部140は次のような構造を有している。レンズホル
ダー22は、図5に示すようにネジ穴25a,25b,
25c,25dを有している。これらのネジ穴25a〜
25dは、図8に示すように固定ネジ290によりレン
ズホルダー22を筐体16側に固定するようになってい
る。図5のレンズホルダー22は、開口部300を有し
ている。この開口部300は、図6のプリズムホルダー
17の開口部230と合致される部分である。レンズホ
ルダー22は、ネジ穴24a,24bを有しているとと
もに、位置出しピン23a,23bを有している。ネジ
穴24a,24bは、プリズムホルダー17のホルダー
固定穴19a,19bに対応した位置にある。位置出し
ピン23a,23bは、プリズムホルダー17の位置出
し穴18a,18bに挿入されることにより、プリズム
ホルダー17とレンズホルダー22の位置決めを行うよ
うになっている。さらにレンズホルダー22は、ガイド
溝340,340を有している。このガイド溝340,
340には、図7に示すプリズムホルダー17の支柱3
90,390が挿入されるようになっている。そして、
図5に示すように支柱390,390の突起240,2
50の穴241,251は、レンズホルダー22の穴2
4c,24bにそれぞれ合うようになっている。
ムホルダー17のホルダー固定穴19a,19b及びレ
ンズホルダー22のネジ穴24a,24bにそれぞれは
め込まれることで、プリズムホルダー17とレンズホル
ダー22を一体化して固定することができる。この時
に、位置出し穴18a,18bにはレンズホルダー22
の位置出しピン23a,23bがはめ込まれることか
ら、プリズムホルダー17とレンズホルダー22は、位
置出し及び固定を確実に行うことができる。しかも、レ
ンズホルダー22の穴24c,24dと、プリズムホル
ダー17の穴241,251を位置合わせして、そして
その間の穴に対してネジ410をはめ込むことで、プリ
ズムホルダー17とレンズホルダー22はさらにネジ4
10により一体化することができるのである。このよう
に投写レンズ15のレンズホルダー22とプリズムホル
ダー17が組み立てられた様子を図8に示している。
ー17に合成用プリズム14と液晶パネル12a,12
b,12cを固定した状態、いわゆるプリズムブロック
としてまとめることで、投写レンズ15との組立が簡単
になる。プリズムブロックのプリズムホルダー17の位
置出し穴18a,18bが、投写レンズホルダー22の
位置出しピン23a,23bとの嵌合で合成用プリズム
14と投写レンズ15の位置出しがされ、投写レンズ、
プリズムの光軸が一致する。プリズムブロックの交換
は、レンズホルダー22のプリズム固定ネジ穴24a,
24b,24c,24dに止められているネジを外すだ
けで簡単に交換可能となる。また、プリズムブロックは
互換性を持たせておけば、どのプリズムブロックでも取
り付けることが可能である。
リズム14は、プリズムホルダー17に上下の面が挟み
込まれるようにして取り付けられる。この時好ましくは
合成用プリズム14はプリズムホルダー17上側の一面
と投写レンズ15側に押しあてられ、この二面を基準位
置決めし、さらにプリズムの左右のセンターが、投写レ
ンズ15の光軸と一致するようにジグとレザーを使って
位置を出して位置が出たところで紫外線硬化樹脂(U
V)を接着固定穴20a,20bへ流し入れ、光で硬化
させ接着する。
材)29はクロスダイクロイックプリズム14の3面
に、プリズムを挟み込むようにジグを用いて位置出し
し、UV接着用の角穴32cに紫外線硬化樹脂を流し入
れて光で硬化させて接着する。上記のように、合成用プ
リズム14の上下の面を使って合成用プリズム14を固
定する利点は、プリズムの接着面が適当に荒れているの
で接着が良く付く。また、硬化させる時に一方向から光
を当てて硬化することができる。また、プリズム面に接
着剤にはみ出す心配がない等等の利点が挙げられる。ま
た、合成用プリズムに液晶パネルが3枚固定された状態
いわゆるプリズムブロックとして構成されていること
で、液晶パネルの不良が発生した場合、プリズムブロッ
クのみを交換することで容易にサービスができる。
クロイックプリズム上下に部材(液晶取付金具、液晶固
定金具)を接着し、さらに、部材を介して液晶パネルを
半田または、接着剤で固定すること、クロスダイクロイ
ックプリズム上下を用いてプリズムホルダーを接着する
構造にすることにより、以下のようなメリットがある。
液晶パネルの位置合わせを精度よくでき、赤、緑、青の
3色の色ズレの少ない高画質を得ることができる。従来
用いた簡易ステージを省略できるので、部品点数を減ら
してコストを下げることができる。液晶パネルを、合成
用プリズム側に対して半田または紫外線硬化樹脂で固定
することで、落下、衝撃などによるレジストレイション
(位置)ずれをなくすことができる。
さらに、部材を介して液晶パネルを半田または、接着剤
で固定することでプリズムブロックを小型化できる。ま
た、光学ユニット全体も小型化できる。プリズム周辺
に、簡易ステージ等部品が無くなるので、液晶パネル及
び偏光板との間に空間が作れるので、液晶パネル、偏光
板を効率良く冷却できる。クロスダイクロイックプリズ
ム上下に部材を接着する時、一方向から紫外光を当て硬
化できるので作業性がよい。液晶パネルに不具合が出た
場合、プリズムブロックの交換が容易にできる。また、
プリズムブロックを投写レンズホルダーに直接固定する
構造なので精度よく組立ができる。以上、実施の形態例
について詳細に述べたが、本発明は3板式プロジェクタ
装置に限定されるものではなく、他のプロジェクタ装置
にも適用できる。
シンプルな構造を採用しながら、精度よく確実に光変調
素子と、合成用プリズム及び投写レンズの位置合わせを
しながら組み立てることができる。
態を示す内部構造を示す側面図。
図。
を示す斜視図。
ダーとレンズホルダーを介して位置決めして固定する構
造例を示す分解斜視図。
定された状態を示す平面図。
平面図。
図。
子を示す図。
9・・・第二ダイクロイックミラー(分離光学手段)、
12a,12b,12c・・・液晶パネル(光変調手
段)、14・・・合成用プリズム(合成光学手段)、1
5・・・投写レンズ(投写光学手段)、17・・・プリ
ズムホルダー、22・・・レンズホルダー、26・・・
液晶パネル取付金具(第2の固定部材)、27,30・
・・突起、29・・・液晶パネル固定金具(第1の固定
部材)、32a,32b・・・液晶パネル固定金具の接
着部、34・・・光学ユニット、100・・・プロジェ
クタ装置、120・・・第1位置合わせ部、140・・
・第2位置合わせ部
Claims (4)
- 【請求項1】 光源と、前記光源からの光を複数の色光
に色分離する分離光学手段と、前記分離された色光を変
調する複数の透過型の光変調素子と、前記光変調素子に
より変調された各前記色光を合成して光束を生成する合
成光学手段と、前記合成された光束を投写する投写光学
手段とを有するプロジェクタ装置において、 前記合成光学手段である合成用プリズムを保持するプリ
ズムホルダーであって、第1位置合わせ部を有し、前記
合成用プリズムの各前記色光が入射する入射面と前記合
成用プリズムの前記合成された光束を前記投写光学手段
側に出す出射面を除いた対向している前記合成用プリズ
ムの一端面と他端面に位置合わせされて固定される前記
プリズムホルダーと、 前記プリズムホルダーを保持し、前記投写光学手段であ
る投写レンズを保持するレンズホルダーであり、前記プ
リズムホルダーの前記第1位置合わせ部にはめ込むこと
で位置合わせを行うとともに固定するための第2位置合
わせ部を有する前記レンズホルダーと、を備えることを
特徴とするプロジェクタ装置。 - 【請求項2】 前記プリズムホルダーの前記第1位置合
わせ部は、位置合わせ穴を有し、前記レンズホルダーの
第2位置合わせ部は前記位置合わせ穴にはめ込んで前記
レンズホルダーに対して前記プリズムホルダーを位置決
めするための位置決めピンを有し、 前記レンズホルダーと前記プリズムホルダーは、位置決
め後にネジ止めにより固定されている請求項1に記載の
プロジェクタ装置。 - 【請求項3】 前記合成用プリズムの前記色光が入射す
る3つの前記入射面に面して配置されてかつ前記合成用
プリズムの前記一端面と他端面に対して接着され、前記
光変調素子により変調された前記色光が通過するための
開口部と複数の耳状の突起を有する第1の固定部材と、 前記第1の固定部材に対して密接して固定されることで
前記光変調素子を前記合成用プリズム側に固定するため
の第2の固定部材であり、前記光変調素子により変調さ
れた前記色光が通過するための開口部と複数の耳状の突
起を有する前記第2の固定部材と、 前記色光が前記合成用プリズムにより前記合成された光
束を生成するように3つの前記光変調素子を前記合成用
プリズムの前記色光が入射する3つの前記入射面にそれ
ぞれ位置決めした状態で、前記第1の固定部材の前記突
起と前記第2の固定部材の前記突起が、接着または半田
付けにより固定されている請求項1に記載のプロジェク
タ装置。 - 【請求項4】 前記接着剤は、光硬化型の接着剤である
請求項3に記載のプロジェクタ装置。
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