JP2001062006A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド

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JP2001062006A JP23999599A JP23999599A JP2001062006A JP 2001062006 A JP2001062006 A JP 2001062006A JP 23999599 A JP23999599 A JP 23999599A JP 23999599 A JP23999599 A JP 23999599A JP 2001062006 A JP2001062006 A JP 2001062006A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】慣性モーメントを大きくして方向性良く打球す
るのを容易にすると共にスイートスポット位置と実際の
打球位置にズレを生じ難くし、かつ明快な打球音が得ら
れるゴルフクラブヘッドを提供する。 【解決手段】本発明のゴルフクラブヘッドは、トップ壁
1a、ソール壁1b、バック壁1fおよびフェース部材
を備え、中空状に形成した金属製ヘッドであり、前記バ
ック壁1fに、ヘッド高さの1/2より上方に開口3を
設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴルフクラブヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフクラブヘッド(アイアンヘ
ッドを例にして説明する)は、打球時のヘッドのブレを
抑制して安定した方向性が得られるように、慣性モーメ
ントを高めるように設計がなされており、このようなゴ
ルフクラブヘッドとして、薄肉の外殻体を有する、いわ
ゆる中空タイプのものが存在している。この中空タイプ
のアイアンヘッドは、薄肉の外殻体を接合して中空状に
することでヘッドの外方にウェイトを分散させており、
これによって慣性モーメントを高めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した中空
タイプのヘッドは、スイートスポット位置が高くなっ
て、実際の打球位置とずれやすくなる。また、ヘッド本
体が中空状に形成されているため、打球時の音が篭りや
すく(明快な打球音が得られない)、正しく打球できた
か否かをプレーヤーが音から判断することが難しい。
【0004】この発明は、上記した問題点に着目してな
されたものであり、慣性モーメントを大きくして方向性
良く打球するのを容易にすると共に、スイートスポット
位置と実際の打球位置にズレが生じ難くし、かつ明快な
打球音が得られるゴルフクラブヘッドを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のゴルフクラブヘッドは、トップ壁、ソール
壁、バック壁およびフェース部材を備え、中空状に形成
した金属製であり、前記バック壁に、ヘッド高さの1/
2より上方に開口を設けたことを特徴とする。
【0006】上記ゴルフクラブヘッドによれば、中空状
でバック壁の上方に開口を形成したことにより、重心位
置(スイートスポット位置)が低くなって実際の打球位
置とのズレが抑制され、容易に打球することができる。
また、バック壁が開口していることで、打球時に音が篭
るようなことはなく、明確な打球音が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
を示す図であり、(a)は、ゴルフクラブヘッド本体を
バック側から見た図、(b)は、図(a)のA−A線
(スイートスポットを通る垂線)に沿った断面図であ
る。
【0008】ヘッド本体1は、それぞれ所定の肉厚を有
するトップ壁1a,ソール壁1b,トウ壁1c、ヒール
壁1dを備えており、これらはリング状を成して一体形
成されている(以下、トップ壁1a,ソール壁1b,ト
ウ壁1c、ヒール壁1dで構成される部分をリング状部
とする)。前記ヒール壁1dには、図示していないシャ
フトが差し込まれる孔を有するホーゼル1eが一体的に
形成されている。
【0009】前記リング状部の後端には、前記ソール壁
1bと一体的にバック壁1fが形成されている。このバ
ック壁1fは、リング状部の後端を閉塞することなく、
上方に開口3を形成するようにしてソール壁1bと一体
化されている。また、前記リング状部の前端面には、フ
ェース部材5が溶接等によって固着されている。この結
果、ヘッド本体1は、後方側に開口を有する中空状に構
成され、従来の中空タイプのアイアンと比較すると、バ
ック壁の上方側を開口させたことで、その分、重心位置
Gを下方に下げることができ、これに伴いスイートスポ
ットSを下方に下げることが可能となる。これにより、
スイートスポットSが、より実際の打球位置に近づき、
打球が容易に行えるようになる。また、リング状の部材
により、慣性モーメントが大きくなり、打球時にヘッド
本体がブレ難くなって、方向性が安定する。
【0010】また、後方側を開口させたことで、打球時
に音が篭ることなく、明確な打球音が得られる。この場
合、開口3は、ヘッド高さHの1/2よりも上方に形成
することが望ましい。この実施の形態では、バック壁1
fを、ヘッド高さHの1/2より上方全体が開口するよ
うに形成しており、重心位置(スイートスポット)をバ
ック壁の上端縁よりも下げるようにしている。これによ
り、スイートスポットSで打球した際、バック壁との間
で反響効果が得られ、より明快な打球音を得ることがで
きる。この場合、明快な打球音が得られるように、その
バック壁1fの厚さは4mm以下、好ましくは0.3m
m〜3.0mmとするのが良い。また、バック壁1fの
後端面に、バック壁より柔らかい材料、例えば樹脂や金
属によって構成される音響調節材7を止着することで、
打球音の音質や大きさ等を適度に調節することができ
る。なお、音響調節材7は、品番プレートとして構成さ
れていても良い。
【0011】また、この実施の形態のソール壁1bは、
後端側を厚肉とし、前端側(フェース部材の溶着側)が
薄肉となるように形成されており、ソール壁1bの前端
縁とフェース部材5との接触面積を小さくしている。こ
れにより、フェース部材の下方側に有効打点領域が広が
ると共に、打球感を柔らかくすることが可能となる。な
お、ソール壁1bの後端側を厚肉としたのは、ソール壁
1bの前端縁とフェース部材5の接触面積を小さくしつ
つ、重心位置を低く保つためであるが、ソール壁1bの
内面に適宜ウェイトを設けたような場合、ソール壁1b
は薄肉で均一の肉厚としても良い。また、上述した明快
な打球音、及び柔らかい打球感が得られるように、フェ
ース部材の厚さは、4mm以下、好ましくは1.0mm
〜3.0mmとするのが良い。また、ソール壁の前端縁
の肉厚は、0.3mm〜5.0mmとするのが良い。
【0012】図2は、本発明の第2の実施形態を示す図
であり、(a)は、ゴルフクラブヘッド本体をバック側
から見た図、(b)は、図(a)のB−B線(スイート
スポットを通る垂線)に沿った断面図である。なお、以
下に説明する実施形態では、上記した実施形態と同一の
部分については、同一の参照符号を付し、その説明を省
略する。
【0013】この実施形態では、ソール壁1bを略均一
の肉厚にすると共に、その前端側に凹部1gを形成し
て、フェース部材5の溶着部分が薄肉となるように構成
している。ソール壁1bをこのように構成しても、前記
実施形態と同様、フェース部材の下方側に有効打点領域
が広がると共に、打球感を柔らかくすることが可能とな
る。また、この実施の形態では、音響調節部材7aをバ
ック壁1fに埋め込むことで外れ難く構成している。
【0014】図3は、本発明の第3の実施形態を示す図
であり、(a)は、ゴルフクラブヘッド本体をバック側
から見た図、(b)は、図(a)のC−C線(スイート
スポットを通る垂線)に沿った断面図である。
【0015】この実施形態では、バック壁1fの上方
側、具体的には、ヘッド高さHの2/3よりも上方に開
口3aを形成したものである。開口3aは、図に示すよ
うに、円形でトップ壁1aに沿うように所定間隔をおい
て3ヶ所形成されており、このような開口の構成でも、
上記した実施形態と同様な効果を得ることが可能であ
る。このように、バック壁1fの上方に形成される開口
は、その位置、形状について種々変形することが可能で
ある。
【0016】また、上述した各実施形態の構成におい
て、ヘッド本体およびフェース部の製造方法、及びその
構成材料については限定されることはないが、例えば、
リング状部材は、ステンレス、チタン、チタン合金、マ
ルエージング鋼等を用いて鋳造や鍛造で形成することが
でき、フェース部材についても、それと同種または異種
の材料を、鋳造、鍛造、プレス成形等によって形成する
ことができる。また、上述した実施の形態では、バック
壁を含めたリング状部材は一体的に形成されていたが、
各壁部を任意に組み合わせたりあるいは単独で独立に形
成し、各独立部材を相互に溶接して形成しても良い。ま
た、本発明は上述したアイアンタイプ以外にも、ウッド
タイプに適用することが可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明のゴルフクラブヘ
ッドによれば、慣性モーメントが大きくなって方向性良
く打球するのが容易になると共に、スイートスポット位
置と実際の打球位置にズレが生じ難くなり、かつ明快な
打球音が得られるゴルフクラブヘッドが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図であり、
(a)は、ゴルフクラブヘッド本体をバック側から見た
図、(b)は、図(a)のA−A線に沿った断面図。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す図であり、
(a)は、ゴルフクラブヘッド本体をバック側から見た
図、(b)は、図(a)のB−B線に沿った断面図。
【図3】本発明の第3の実施形態を示す図であり、
(a)は、ゴルフクラブヘッド本体をバック側から見た
図、(b)は、図(a)のC−C線に沿った断面図。
【符号の説明】
1 ヘッド本体 1a トップ壁 1b ソール壁 1c トウ壁 1d ヒール壁 1f バック壁 3,3a 開口 5 フェース部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップ壁、ソール壁、バック壁およびフ
    ェース部材を備え、中空状に形成した金属製ヘッドであ
    り、 前記バック壁に、ヘッド高さの1/2より上方に開口を
    設けたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 【請求項2】 前記ソール壁は、前方側が薄肉に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラ
    ブヘッド。
  3. 【請求項3】 前記ソール壁のフェース側に、凹部が形
    成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ゴルフクラブヘッド。
  4. 【請求項4】 前記バック壁の肉厚は4mm以下である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    のゴルフクラブヘッド。
  5. 【請求項5】 前記バック壁に、バック壁よりも柔らか
    い材料からなる音響調節材を設けたことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッ
    ド。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001212266A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Daiwa Seiko Inc アイアンクラブセット

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