JP2001069338A - 画像処理装置および記録媒体 - Google Patents
画像処理装置および記録媒体Info
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- JP2001069338A JP2001069338A JP24075599A JP24075599A JP2001069338A JP 2001069338 A JP2001069338 A JP 2001069338A JP 24075599 A JP24075599 A JP 24075599A JP 24075599 A JP24075599 A JP 24075599A JP 2001069338 A JP2001069338 A JP 2001069338A
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- Image Processing (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 線切れの発生源となる細線を検出し、当該検
出結果に基づき線切れを防止する処理を行う画像処理に
関する技術を提供する。 【解決手段】 画像処理装置1は、細線検出部20およ
び線切れ防止処理部50を備える。細線検出部20は、
原画像を所定方向に縮小して縮小画像を生成し、得られ
た縮小画像について前記所定方向に直交する方向(直交
方向)において特定濃度領域を細らせる処理を行うこと
により第1処理画像を生成し、得られた第1処理画像に
ついて直交方向において特定濃度領域を太らせる処理を
行うことにより第2処理画像を生成する。そして、縮小
画像と第2処理画像との差分をとることにより生成され
た差分画像の各画素値により細線の存在の程度を知るこ
とができる。また、線切れ防止処理部50は、細線の検
出結果に基づいて、線切れが発生しそうな領域に対して
選択的にぼかしなどの所定のフィルタ処理を行うことが
できる。
出結果に基づき線切れを防止する処理を行う画像処理に
関する技術を提供する。 【解決手段】 画像処理装置1は、細線検出部20およ
び線切れ防止処理部50を備える。細線検出部20は、
原画像を所定方向に縮小して縮小画像を生成し、得られ
た縮小画像について前記所定方向に直交する方向(直交
方向)において特定濃度領域を細らせる処理を行うこと
により第1処理画像を生成し、得られた第1処理画像に
ついて直交方向において特定濃度領域を太らせる処理を
行うことにより第2処理画像を生成する。そして、縮小
画像と第2処理画像との差分をとることにより生成され
た差分画像の各画素値により細線の存在の程度を知るこ
とができる。また、線切れ防止処理部50は、細線の検
出結果に基づいて、線切れが発生しそうな領域に対して
選択的にぼかしなどの所定のフィルタ処理を行うことが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理における
「線切れ」現象の発生箇所となる細線を検出する技術、
および線切れ現象を防止する技術に関する。
「線切れ」現象の発生箇所となる細線を検出する技術、
および線切れ現象を防止する技術に関する。
【0002】
【背景技術】デジタル画像の網点化処理を行うに際し
て、線切れ現象が発生することがある。たとえば、次の
ように、網点ピッチとデジタル画像の画素ピッチとの比
が整数比の関係にない場合に生じる「線切れ」現象が存
在する。図22および図23は、その原理について説明
する図である。
て、線切れ現象が発生することがある。たとえば、次の
ように、網点ピッチとデジタル画像の画素ピッチとの比
が整数比の関係にない場合に生じる「線切れ」現象が存
在する。図22および図23は、その原理について説明
する図である。
【0003】図22は、網点ピッチとデジタル画像の画
素ピッチとの比が整数比の関係にある場合において、5
0%濃度の垂直方向(縦方向)の細線を網点化する例を
示すものである。ここでは、たとえば、網点の線数が1
75線(1インチあたりの線数)、画素ピッチが350
dpi(1インチあたりの画素数)である場合のよう
に、網点ピッチU1(=1/175(インチ))と画素
ピッチU2(1/350(インチ))」との比U2/U
1が350/175=2/1=2(整数)の場合を示し
ている。この場合には、元のデジタル画像における各画
素が網点化される際に、網点パターンの単位領域(以下
「単位網点領域DU」)と個々の画素PXとの間での相
対位置はどの部分でも同一であって、それらの間に空間
的変化は生じないため、いずれの画素位置に存在する細
線であっても、同様の網点面積を有するように網点化さ
れる。
素ピッチとの比が整数比の関係にある場合において、5
0%濃度の垂直方向(縦方向)の細線を網点化する例を
示すものである。ここでは、たとえば、網点の線数が1
75線(1インチあたりの線数)、画素ピッチが350
dpi(1インチあたりの画素数)である場合のよう
に、網点ピッチU1(=1/175(インチ))と画素
ピッチU2(1/350(インチ))」との比U2/U
1が350/175=2/1=2(整数)の場合を示し
ている。この場合には、元のデジタル画像における各画
素が網点化される際に、網点パターンの単位領域(以下
「単位網点領域DU」)と個々の画素PXとの間での相
対位置はどの部分でも同一であって、それらの間に空間
的変化は生じないため、いずれの画素位置に存在する細
線であっても、同様の網点面積を有するように網点化さ
れる。
【0004】しかしながら、網点ピッチとデジタル画像
の画素ピッチとの比が整数比の関係にない場合には、網
点化処理において、原画像の画素が同じ濃度(階調値)
を有する場合であっても、網点化時における画素の相対
位置に応じて、網点化の結果(網点化時に於ける面積の
大きさ)は異なるものとなる。
の画素ピッチとの比が整数比の関係にない場合には、網
点化処理において、原画像の画素が同じ濃度(階調値)
を有する場合であっても、網点化時における画素の相対
位置に応じて、網点化の結果(網点化時に於ける面積の
大きさ)は異なるものとなる。
【0005】たとえば、図23において、網点の線数が
175線(1インチあたりの線数)、画素ピッチが40
0dpi(1インチあたりの画素数)である場合のよう
に、網点ピッチU1(=1/175(インチ))と画素
ピッチU3(1/400(インチ))」との比U3/U
1が400/175=2.2、すなわち整数でない場合
について考える。この場合において、デジタル画像の各
画素PXの網点パターン上における単位網点領域DUと
の相対位置は、徐々にずれていき比較的大きな周期で変
動する。したがって、網点パターン上での画素の相対位
置が、PAの位置に存在することもあれば、PBの位置
に存在することもある。そして、PAの位置に1画素幅
の細線が存在する場合には網点化時の面積が比較的小さ
く(大きく)、PBの位置に1画素幅の細線が存在する
場合には網点化時の面積が比較的大きく(小さく)な
る。ここで、1画素幅の細線LAが垂直方向に対して微
小角θだけ傾いて存在する場合(図24(a)参照)に
は、網点化時における画素の相対位置がPAからPBな
どへと比較的大きな周期で周期的に変動する状態に相当
し、その周期的変動に応じて細線の太さも変動して見え
ることになるが、特に、網点化時の面積が小さな部分で
は、人間の目にはその細線が途切れた様に映る「線切
れ」現象となって現れる。この状況が、図24(b)に
模式的に示されている(便宜上、各網点は黒丸で示して
いる)。この線切れ現象は、網点ピッチに対して、線幅
が小さい場合に顕著に生じる。
175線(1インチあたりの線数)、画素ピッチが40
0dpi(1インチあたりの画素数)である場合のよう
に、網点ピッチU1(=1/175(インチ))と画素
ピッチU3(1/400(インチ))」との比U3/U
1が400/175=2.2、すなわち整数でない場合
について考える。この場合において、デジタル画像の各
画素PXの網点パターン上における単位網点領域DUと
の相対位置は、徐々にずれていき比較的大きな周期で変
動する。したがって、網点パターン上での画素の相対位
置が、PAの位置に存在することもあれば、PBの位置
に存在することもある。そして、PAの位置に1画素幅
の細線が存在する場合には網点化時の面積が比較的小さ
く(大きく)、PBの位置に1画素幅の細線が存在する
場合には網点化時の面積が比較的大きく(小さく)な
る。ここで、1画素幅の細線LAが垂直方向に対して微
小角θだけ傾いて存在する場合(図24(a)参照)に
は、網点化時における画素の相対位置がPAからPBな
どへと比較的大きな周期で周期的に変動する状態に相当
し、その周期的変動に応じて細線の太さも変動して見え
ることになるが、特に、網点化時の面積が小さな部分で
は、人間の目にはその細線が途切れた様に映る「線切
れ」現象となって現れる。この状況が、図24(b)に
模式的に示されている(便宜上、各網点は黒丸で示して
いる)。この線切れ現象は、網点ピッチに対して、線幅
が小さい場合に顕著に生じる。
【0006】以上が網点ピッチとデジタル画像の画素ピ
ッチとの比が整数比の関係にない場合に生じる「線切
れ」現象の概略である。
ッチとの比が整数比の関係にない場合に生じる「線切
れ」現象の概略である。
【0007】また、このような線切れ現象は、USM
(アンシャープマスク)処理によって生じることもあ
る。このUSM処理は、網点化出力の際に一般的に生じ
るシャープネスの低下を回避するために行うものであ
る。この際の線切れ現象は、両側からのエッジ強調によ
り、細線の濃度レベルが低下することに伴うものであ
る。これは、図25に示すように、細線部では高濃度領
域の両側からのエッジ強調によるピークが重なって画素
値が飽和してしまうことがあり、そのために細線部の濃
度(したがってその部分の網点面積率)が、本来のもの
よりも低下することに起因する。細線におけるこの領域
は、上記と同様、人間の目には「線切れ」として映るこ
とになる。さらに、「線切れ」を発生させる細線が等間
隔で平行に並んでいる場合には、各線の低濃度部がお互
いに連なって、長周期の濃度変動=モアレが発生する。
(アンシャープマスク)処理によって生じることもあ
る。このUSM処理は、網点化出力の際に一般的に生じ
るシャープネスの低下を回避するために行うものであ
る。この際の線切れ現象は、両側からのエッジ強調によ
り、細線の濃度レベルが低下することに伴うものであ
る。これは、図25に示すように、細線部では高濃度領
域の両側からのエッジ強調によるピークが重なって画素
値が飽和してしまうことがあり、そのために細線部の濃
度(したがってその部分の網点面積率)が、本来のもの
よりも低下することに起因する。細線におけるこの領域
は、上記と同様、人間の目には「線切れ」として映るこ
とになる。さらに、「線切れ」を発生させる細線が等間
隔で平行に並んでいる場合には、各線の低濃度部がお互
いに連なって、長周期の濃度変動=モアレが発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そして、上記のような
各種の原因で生ずる線切れ現象は、画像品質を低下させ
るものであり、画像出力時の大きな障害となる。
各種の原因で生ずる線切れ現象は、画像品質を低下させ
るものであり、画像出力時の大きな障害となる。
【0009】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、線切
れの発生源となる細線を検出する画像処理に関する技
術、および当該検出結果に基づき線切れを防止する処理
を行う画像処理に関する技術を提供することを目的とす
る。
れの発生源となる細線を検出する画像処理に関する技
術、および当該検出結果に基づき線切れを防止する処理
を行う画像処理に関する技術を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の画像処理装置は、原画像に対して
処理を施す画像処理装置であって、前記原画像を所定方
向に縮小して縮小画像を生成する縮小画像生成手段と、
前記縮小画像について、前記所定方向に直交する方向に
おいて特定濃度領域を細らせる細らせ処理を行うことに
より第1処理画像を生成する細らせ処理手段と、前記第
1処理画像について、前記所定方向に直交する方向にお
いて特定濃度領域を太らせる太らせ処理を行うことによ
り第2処理画像を生成する太らせ処理手段と、前記縮小
画像と前記第2処理画像との差分である差分画像を生成
する差分画像生成手段と、を備えることを特徴とする。
め、請求項1に記載の画像処理装置は、原画像に対して
処理を施す画像処理装置であって、前記原画像を所定方
向に縮小して縮小画像を生成する縮小画像生成手段と、
前記縮小画像について、前記所定方向に直交する方向に
おいて特定濃度領域を細らせる細らせ処理を行うことに
より第1処理画像を生成する細らせ処理手段と、前記第
1処理画像について、前記所定方向に直交する方向にお
いて特定濃度領域を太らせる太らせ処理を行うことによ
り第2処理画像を生成する太らせ処理手段と、前記縮小
画像と前記第2処理画像との差分である差分画像を生成
する差分画像生成手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の画像処理装置は、請求項
1に記載の画像処理装置において、前記縮小画像生成手
段は、前記原画像を前記所定方向に縮小するにあたって
前記所定方向に沿うn画素の平均化処理を伴うことを特
徴とする。
1に記載の画像処理装置において、前記縮小画像生成手
段は、前記原画像を前記所定方向に縮小するにあたって
前記所定方向に沿うn画素の平均化処理を伴うことを特
徴とする。
【0012】請求項3に記載の画像処理装置は、請求項
1に記載の画像処理装置において、前記特定濃度領域
は、高濃度領域であることを特徴とする。
1に記載の画像処理装置において、前記特定濃度領域
は、高濃度領域であることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の画像処理装置は、請求項
1に記載の画像処理装置において、前記特定濃度領域
は、低濃度領域であることを特徴とする。
1に記載の画像処理装置において、前記特定濃度領域
は、低濃度領域であることを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の画像処理装置は、請求項
1に記載の画像処理装置において、前記所定方向は、互
いに異なる2つの方向であり、前記縮小画像生成手段、
前記細らせ処理手段、前記太らせ処理手段、および前記
差分画像生成手段は、前記2つの方向のそれぞれに関す
る各処理を行うことを特徴とする。
1に記載の画像処理装置において、前記所定方向は、互
いに異なる2つの方向であり、前記縮小画像生成手段、
前記細らせ処理手段、前記太らせ処理手段、および前記
差分画像生成手段は、前記2つの方向のそれぞれに関す
る各処理を行うことを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の画像処理装置は、請求項
1ないし請求項5のいずれかに記載の画像処理装置にお
いて、前記差分画像に対して、前記縮小画像生成手段に
おける縮小率の逆数倍に前記所定方向に拡大する拡大処
理を行うことにより、前記原画像の各画素位置における
細線の有無の程度を表す細線指標を生成する拡大処理手
段、をさらに備えることを特徴とする。
1ないし請求項5のいずれかに記載の画像処理装置にお
いて、前記差分画像に対して、前記縮小画像生成手段に
おける縮小率の逆数倍に前記所定方向に拡大する拡大処
理を行うことにより、前記原画像の各画素位置における
細線の有無の程度を表す細線指標を生成する拡大処理手
段、をさらに備えることを特徴とする。
【0016】請求項7に記載の画像処理装置は、請求項
6に記載の画像処理装置において、前記原画像に所定の
フィルタ処理を施した結果を前記原画像に加重する際の
加重係数を前記細線指標に基づいて決定する加重係数決
定手段と、前記原画像に所定のフィルタ処理を施した結
果を、前記加重係数を用いて前記原画像に加重した処理
画像を得るフィルタ処理手段と、をさらに備えることを
特徴とする。
6に記載の画像処理装置において、前記原画像に所定の
フィルタ処理を施した結果を前記原画像に加重する際の
加重係数を前記細線指標に基づいて決定する加重係数決
定手段と、前記原画像に所定のフィルタ処理を施した結
果を、前記加重係数を用いて前記原画像に加重した処理
画像を得るフィルタ処理手段と、をさらに備えることを
特徴とする。
【0017】請求項8に記載の画像処理装置は、請求項
7に記載の画像処理装置において、前記加重係数決定手
段は、あらかじめ細線指標と加重係数との対応関係を参
照テーブルとして有していることを特徴とする。
7に記載の画像処理装置において、前記加重係数決定手
段は、あらかじめ細線指標と加重係数との対応関係を参
照テーブルとして有していることを特徴とする。
【0018】請求項9に記載の画像処理装置は、請求項
7に記載の画像処理装置において、前記拡大処理手段
は、前記拡大処理を行うにあたって、前記差分画像の高
濃度領域を拡張する処理をも行うことにより前記細線指
標を生成することを特徴とする。
7に記載の画像処理装置において、前記拡大処理手段
は、前記拡大処理を行うにあたって、前記差分画像の高
濃度領域を拡張する処理をも行うことにより前記細線指
標を生成することを特徴とする。
【0019】請求項10に記載の記録媒体は、コンピュ
ータを、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の画
像処理装置として機能させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特
徴とする。
ータを、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の画
像処理装置として機能させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特
徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】<A.構成>図1は、この発明の
実施形態に係る画像処理装置1のハードウエア構成を表
す概念図である。画像処理装置1は、CPU2、半導体
メモリおよびハードディスクなどを含む記憶部3、各種
の記録媒体から情報を読み出すメディアドライブ4、モ
ニタなどを含む表示部5、キーボートおよびマウスなど
を含む入力部6、デジタル画像を読み込む画像入力部
7、処理後の画像を出力する画像出力部8を備えるコン
ピュータシステムである。CPU2は、バスラインBL
および入出力インターフェースIFを介して、記憶部
3、メディアドライブ4、表示部5、入力部6、画像入
力部7、画像出力部8などに接続されている。また、メ
ディアドライブ4は、CD−ROM、DVD(Digital
Versatile Disk)、フレキシブルディスクなどの可搬性
の記録媒体9からその中に記録されている情報を読み出
す。このコンピュータシステムは、プログラムを記録し
た可搬性記録媒体9からそのプログラムを読み込むこと
によって、後述するような細線検出機能とそれに基づく
線切れ防止機能とを持つようになる。さらに、記憶部3
は、読み込まれたプログラムの全部または一部を記憶す
るプログラム記憶部3a、および各種の処理画像を記憶
する画像記憶部3bなどを有する。
実施形態に係る画像処理装置1のハードウエア構成を表
す概念図である。画像処理装置1は、CPU2、半導体
メモリおよびハードディスクなどを含む記憶部3、各種
の記録媒体から情報を読み出すメディアドライブ4、モ
ニタなどを含む表示部5、キーボートおよびマウスなど
を含む入力部6、デジタル画像を読み込む画像入力部
7、処理後の画像を出力する画像出力部8を備えるコン
ピュータシステムである。CPU2は、バスラインBL
および入出力インターフェースIFを介して、記憶部
3、メディアドライブ4、表示部5、入力部6、画像入
力部7、画像出力部8などに接続されている。また、メ
ディアドライブ4は、CD−ROM、DVD(Digital
Versatile Disk)、フレキシブルディスクなどの可搬性
の記録媒体9からその中に記録されている情報を読み出
す。このコンピュータシステムは、プログラムを記録し
た可搬性記録媒体9からそのプログラムを読み込むこと
によって、後述するような細線検出機能とそれに基づく
線切れ防止機能とを持つようになる。さらに、記憶部3
は、読み込まれたプログラムの全部または一部を記憶す
るプログラム記憶部3a、および各種の処理画像を記憶
する画像記憶部3bなどを有する。
【0021】図2は画像処理装置1の概略構成を表す機
能ブロック図であり、図3は画像処理装置1のさらに詳
細な機能ブロック図である。図3においては、垂直方向
および水平方向に伸びる細線を検出し、その検出結果に
基づいて線切れ防止処理を行う場合の機能ブロックを記
載している。
能ブロック図であり、図3は画像処理装置1のさらに詳
細な機能ブロック図である。図3においては、垂直方向
および水平方向に伸びる細線を検出し、その検出結果に
基づいて線切れ防止処理を行う場合の機能ブロックを記
載している。
【0022】図2および図3に示されるように、画像処
理装置1は、デジタル画像を読み込む画像入力部7と、
細線検出機能を有する細線検出部20と、検出結果に基
づく線切れ防止機能を有する線切れ防止処理部50と、
処理後の画像を網点化して出力する画像出力部8とを備
えている。
理装置1は、デジタル画像を読み込む画像入力部7と、
細線検出機能を有する細線検出部20と、検出結果に基
づく線切れ防止機能を有する線切れ防止処理部50と、
処理後の画像を網点化して出力する画像出力部8とを備
えている。
【0023】細線検出部20は、一般的には、所定方向
に伸びる細線を検出することが可能であるが、ここで
は、細線検出部20は、垂直方向の細線を検出する垂直
方向細線検出部20Aと水平方向の細線を検出する水平
方向細線検出部20Bとを有するものとし、垂直方向お
よび水平方向に伸びる細線を検出する場合を示している
(図3)。ここにおいて、「水平方向」とは画素のマト
リクス配列における行方向を指しており、「垂直方向」
とはそのマトリクス配列における列方向を指している
が、これらは相対的なものであって、上記とは逆に定義
することもできる。
に伸びる細線を検出することが可能であるが、ここで
は、細線検出部20は、垂直方向の細線を検出する垂直
方向細線検出部20Aと水平方向の細線を検出する水平
方向細線検出部20Bとを有するものとし、垂直方向お
よび水平方向に伸びる細線を検出する場合を示している
(図3)。ここにおいて、「水平方向」とは画素のマト
リクス配列における行方向を指しており、「垂直方向」
とはそのマトリクス配列における列方向を指している
が、これらは相対的なものであって、上記とは逆に定義
することもできる。
【0024】この細線検出部20(20A,20B)
は、読み込まれたデジタル画像(原画像)を所定方向
(ここでは垂直方向および水平方向)に縮小して縮小画
像を生成する縮小画像生成部21(21A,21B)
と、白細線抽出部23w(23wA,23wB)および
黒細線抽出部23b(23bA,23bB)とを有して
いる。
は、読み込まれたデジタル画像(原画像)を所定方向
(ここでは垂直方向および水平方向)に縮小して縮小画
像を生成する縮小画像生成部21(21A,21B)
と、白細線抽出部23w(23wA,23wB)および
黒細線抽出部23b(23bA,23bB)とを有して
いる。
【0025】ここにおいて、この実施形態では「黒」が
階調値「0」で、「白」が階調値「255」で表現され
ている場合を考えている(8ビット表現の場合)。この
ため、黒側の階調領域が「低濃度領域」として、また、
白側の階調領域が「高濃度領域」としてそれぞれ定義さ
れる。このため、この実施形態での「濃度」は「白濃
度」であって、たとえば「白線」とは「低濃度領域(黒
領域)の中に存在する高濃度(白)の線」ということに
なる。一般には、原画像の背景色(白または黒)側の濃
度を持つ領域が低濃度領域として定義される。
階調値「0」で、「白」が階調値「255」で表現され
ている場合を考えている(8ビット表現の場合)。この
ため、黒側の階調領域が「低濃度領域」として、また、
白側の階調領域が「高濃度領域」としてそれぞれ定義さ
れる。このため、この実施形態での「濃度」は「白濃
度」であって、たとえば「白線」とは「低濃度領域(黒
領域)の中に存在する高濃度(白)の線」ということに
なる。一般には、原画像の背景色(白または黒)側の濃
度を持つ領域が低濃度領域として定義される。
【0026】白細線抽出部23wは、大きな階調値(高
濃度値)を有する画素の集合として表現される細線(白
細線)を抽出するものであり、黒細線抽出部23bは、
小さな階調値(低濃度値)を有する画素の集合として表
現される細線(黒細線)を抽出するものである。なお、
ここでは、白黒の両細線を抽出しているが、白細線また
は黒細線のうちのいずれか一方のみを抽出すればよい場
合には、対応する一方の抽出部23w,23bのみを設
ければよい。
濃度値)を有する画素の集合として表現される細線(白
細線)を抽出するものであり、黒細線抽出部23bは、
小さな階調値(低濃度値)を有する画素の集合として表
現される細線(黒細線)を抽出するものである。なお、
ここでは、白黒の両細線を抽出しているが、白細線また
は黒細線のうちのいずれか一方のみを抽出すればよい場
合には、対応する一方の抽出部23w,23bのみを設
ければよい。
【0027】これらの白細線抽出部23wおよび黒細線
抽出部23bは、それぞれ、縮小画像生成部21(21
A,21B)において生成された縮小画像についてその
縮小方向に直交する方向(直交方向)において特定濃度
領域(高濃度領域または低濃度領域)を細らせる細らせ
処理を行うことにより第1処理画像を生成する細らせ処
理部25(25wA,25bA,25wB,25bB)
と、第1処理画像について、縮小方向に直交する方向に
おいて特定濃度領域を太らせる太らせ処理を行うことに
より第2処理画像を生成する太らせ処理部27(27w
A,27bA,27wB,27bB)と、縮小画像と第
2処理画像との差分である差分画像を生成する差分画像
生成部29(29wA,29bA,29wB,29b
B)とを有している。
抽出部23bは、それぞれ、縮小画像生成部21(21
A,21B)において生成された縮小画像についてその
縮小方向に直交する方向(直交方向)において特定濃度
領域(高濃度領域または低濃度領域)を細らせる細らせ
処理を行うことにより第1処理画像を生成する細らせ処
理部25(25wA,25bA,25wB,25bB)
と、第1処理画像について、縮小方向に直交する方向に
おいて特定濃度領域を太らせる太らせ処理を行うことに
より第2処理画像を生成する太らせ処理部27(27w
A,27bA,27wB,27bB)と、縮小画像と第
2処理画像との差分である差分画像を生成する差分画像
生成部29(29wA,29bA,29wB,29b
B)とを有している。
【0028】また、細線検出部20は、白細線に関する
差分画像と黒細線に関する差分画像とを合成する細線デ
ータ合成部31(31A,31B)と、高濃度領域を拡
張する処理を行う高濃度領域拡張部33(33A,33
B)と、得られた差分画像を縮小方向と同じ方向に今度
は拡大(縮小画像生成部21における縮小率の逆数倍に
拡大して原画像の画素数と同一となるように拡大)する
拡大処理部35(35A,35B)とをさらに有してい
る。なお、拡大処理部35における拡大処理により、原
画像の各画素位置における細線の有無の程度を表す細線
指標が生成される。また、高濃度領域拡張部33は、拡
大処理部35による拡大処理を行うにあたって、差分画
像の高濃度領域を拡張する処理を併せて行うものであ
り、高濃度領域拡張部33と拡大処理部35とを併せて
広義の拡大処理手段と称することもできる。
差分画像と黒細線に関する差分画像とを合成する細線デ
ータ合成部31(31A,31B)と、高濃度領域を拡
張する処理を行う高濃度領域拡張部33(33A,33
B)と、得られた差分画像を縮小方向と同じ方向に今度
は拡大(縮小画像生成部21における縮小率の逆数倍に
拡大して原画像の画素数と同一となるように拡大)する
拡大処理部35(35A,35B)とをさらに有してい
る。なお、拡大処理部35における拡大処理により、原
画像の各画素位置における細線の有無の程度を表す細線
指標が生成される。また、高濃度領域拡張部33は、拡
大処理部35による拡大処理を行うにあたって、差分画
像の高濃度領域を拡張する処理を併せて行うものであ
り、高濃度領域拡張部33と拡大処理部35とを併せて
広義の拡大処理手段と称することもできる。
【0029】また、線切れ防止処理部50は、上記の垂
直方向および水平方向の細線指標に関するデータを合成
する垂直水平方向細線データ合成部51と、得られた細
線指標に基づいて加重係数を決定する加重係数決定部5
3と、その加重係数に基づいて原画像に所定のフィルタ
処理を施した結果を原画像に加重して処理画像を得るフ
ィルタ処理部55と、を有している。
直方向および水平方向の細線指標に関するデータを合成
する垂直水平方向細線データ合成部51と、得られた細
線指標に基づいて加重係数を決定する加重係数決定部5
3と、その加重係数に基づいて原画像に所定のフィルタ
処理を施した結果を原画像に加重して処理画像を得るフ
ィルタ処理部55と、を有している。
【0030】以下では、このような概略構成を有する画
像処理装置1において、垂直方向および水平方向に伸び
る細線を検出する動作について、ならびにその検出結果
に基づいて線切れ防止を行う動作について説明する。
像処理装置1において、垂直方向および水平方向に伸び
る細線を検出する動作について、ならびにその検出結果
に基づいて線切れ防止を行う動作について説明する。
【0031】<B.動作> <B1.概要>図4は、画像処理装置1における処理動
作について示すフローチャートである。図4に示すよう
に、まず、ステップSP10において、画像入力部7な
どを用いて、処理対象となる原画像Gを読み込む。この
原画像Gは、複数の画素が垂直方向および水平方向にお
いてマトリクス配列され、それらの各画素が複数の階調
値(たとえば2の8乗=256階調)を有するデジタル
画像として得られる。
作について示すフローチャートである。図4に示すよう
に、まず、ステップSP10において、画像入力部7な
どを用いて、処理対象となる原画像Gを読み込む。この
原画像Gは、複数の画素が垂直方向および水平方向にお
いてマトリクス配列され、それらの各画素が複数の階調
値(たとえば2の8乗=256階調)を有するデジタル
画像として得られる。
【0032】次に、ステップSP20において垂直方向
に伸びる細線を検出する動作を行い、ステップSP30
において水平方向に伸びる細線を検出する動作を行う。
これらの両方向に伸びる細線の検出結果は、ステップS
P60において合成される。そして、ステップSP70
において細線の検出結果に基づいて線切れ防止のための
処理を行い、ステップSP80において処理後の画像が
出力される。
に伸びる細線を検出する動作を行い、ステップSP30
において水平方向に伸びる細線を検出する動作を行う。
これらの両方向に伸びる細線の検出結果は、ステップS
P60において合成される。そして、ステップSP70
において細線の検出結果に基づいて線切れ防止のための
処理を行い、ステップSP80において処理後の画像が
出力される。
【0033】<B2.垂直方向の細線検出>ここで、垂
直方向に伸びる細線を検出する動作(ステップSP2
0)の詳細について説明する。図5は、その処理の手順
を示すフローチャートである。
直方向に伸びる細線を検出する動作(ステップSP2
0)の詳細について説明する。図5は、その処理の手順
を示すフローチャートである。
【0034】まず、ステップSP21において、原画像
Gを垂直方向において1/mに縮小して縮小画像を生成
する縮小画像生成処理が行われる。
Gを垂直方向において1/mに縮小して縮小画像を生成
する縮小画像生成処理が行われる。
【0035】図6は、この処理を説明するための概念図
であり、原画像Gにおいて垂直方向に配列されているn
画素(n=8)の階調値の平均を算出することにより縮
小処理後の縮小画像G0の1画素の画素値が算出され
る。ただし、nは2以上の整数である。言い換えれば、
このステップSP21の縮小処理においてn画素が1画
素に縮小される。ここでは、変倍率1/mは、1/n
(すなわちm=n)となる。
であり、原画像Gにおいて垂直方向に配列されているn
画素(n=8)の階調値の平均を算出することにより縮
小処理後の縮小画像G0の1画素の画素値が算出され
る。ただし、nは2以上の整数である。言い換えれば、
このステップSP21の縮小処理においてn画素が1画
素に縮小される。ここでは、変倍率1/mは、1/n
(すなわちm=n)となる。
【0036】<白細線抽出>次に、ステップSP22に
おいて、高濃度の領域が1画素幅程度の幅で線状に連な
った細線としての白細線を抽出する処理を行う。そのた
め、縮小画像G0に対して、ステップSP23〜SP2
5の動作を行う。図8は、白細線の検出動作の原理につ
いて説明するための図であり、これらの動作を図8を参
照しながら説明する。
おいて、高濃度の領域が1画素幅程度の幅で線状に連な
った細線としての白細線を抽出する処理を行う。そのた
め、縮小画像G0に対して、ステップSP23〜SP2
5の動作を行う。図8は、白細線の検出動作の原理につ
いて説明するための図であり、これらの動作を図8を参
照しながら説明する。
【0037】ステップSP23では、縮小画像G0につ
いて水平方向において高濃度領域を細らせる細らせ処理
を行うことにより第1処理画像G1を生成する。具体的
には、縮小画像G0における各注目画素Pv(i,j)
(図7)の画素値とその水平方向の隣接画素Pv(i+
1,j)の画素値との最小値を算出し、その値を第1処
理画像G1における各画素Pvi(i,j)の画素値と
する。すなわち、Pvi(i,j)=min{Pv
(i,j),Pv(i+1,j)}である。そして、縮
小画像G0内の全ての画素のそれぞれを順次に注目画素
として上記処理を進めることにより、第1処理画像G1
を生成する。
いて水平方向において高濃度領域を細らせる細らせ処理
を行うことにより第1処理画像G1を生成する。具体的
には、縮小画像G0における各注目画素Pv(i,j)
(図7)の画素値とその水平方向の隣接画素Pv(i+
1,j)の画素値との最小値を算出し、その値を第1処
理画像G1における各画素Pvi(i,j)の画素値と
する。すなわち、Pvi(i,j)=min{Pv
(i,j),Pv(i+1,j)}である。そして、縮
小画像G0内の全ての画素のそれぞれを順次に注目画素
として上記処理を進めることにより、第1処理画像G1
を生成する。
【0038】図8(a)は、処理前の縮小画像G0にお
ける水平方向に配列される複数の画素の画素値の一例を
表すものである。この画素列は、水平方向に1画素分の
幅を有し、かつ、垂直方向にn画素分の長さを有する細
線(白細線)が存在する場合に相当する。このような画
素Pvの配列にステップSP23の処理を施すと、図8
(b)の画素Pviの配列が生成される。図8(b)で
は、各画素値はゼロとなっている。
ける水平方向に配列される複数の画素の画素値の一例を
表すものである。この画素列は、水平方向に1画素分の
幅を有し、かつ、垂直方向にn画素分の長さを有する細
線(白細線)が存在する場合に相当する。このような画
素Pvの配列にステップSP23の処理を施すと、図8
(b)の画素Pviの配列が生成される。図8(b)で
は、各画素値はゼロとなっている。
【0039】つぎに、ステップSP24において、第1
処理画像G1について、水平方向において高濃度領域を
太らせる太らせ処理を行うことにより第2処理画像G2
を生成する。具体的には、第1処理画像G1における各
注目画素Pvi(i,j)の画素値とその水平方向にお
いて反対側の隣接画素Pvi(i−1,j)の画素値と
の最大値を算出し、その値を第2処理画像G2における
各画素Pvia(i,j)の画素値とする。すなわち、
Pvia(i,j)=max{Pvi(i−1,j),
Pvi(i,j)}である。そして、第1処理画像G1
内の全ての画素のそれぞれを順次に注目画素として上記
処理を進めることにより、第2処理画像G2を生成す
る。
処理画像G1について、水平方向において高濃度領域を
太らせる太らせ処理を行うことにより第2処理画像G2
を生成する。具体的には、第1処理画像G1における各
注目画素Pvi(i,j)の画素値とその水平方向にお
いて反対側の隣接画素Pvi(i−1,j)の画素値と
の最大値を算出し、その値を第2処理画像G2における
各画素Pvia(i,j)の画素値とする。すなわち、
Pvia(i,j)=max{Pvi(i−1,j),
Pvi(i,j)}である。そして、第1処理画像G1
内の全ての画素のそれぞれを順次に注目画素として上記
処理を進めることにより、第2処理画像G2を生成す
る。
【0040】図8(b)の画素Pviの配列にステップ
SP24の高濃度領域太らせ処理を施すと、図8(c)
の画素Pviaの配列が生成され、ここでは、左から2
番目の画素値は復元されずにゼロとなったままである。
SP24の高濃度領域太らせ処理を施すと、図8(c)
の画素Pviaの配列が生成され、ここでは、左から2
番目の画素値は復元されずにゼロとなったままである。
【0041】そして、ステップSP25において、縮小
画像G0と第2処理画像G2との差分である差分画像G
3を生成する。具体的には、縮小画像G0における各注
目画素Pv(i,j)の画素値と、第2処理画像G2に
おける対応する位置の画素Pvia(i,j)の画素値
との差分値を、差分画像G3の画素Mvw(i,j)に
おける画素の画素値とする。すなわち、Mvw(i,
j)=Pv(i,j)−Pvia(i,j)である。た
だし、この差分値が負となる場合には、ゼロに修正する
ものとし(リミット処理)、この修正動作をも含めた差
分動作により得られる画像を差分画像と称するものとす
る。
画像G0と第2処理画像G2との差分である差分画像G
3を生成する。具体的には、縮小画像G0における各注
目画素Pv(i,j)の画素値と、第2処理画像G2に
おける対応する位置の画素Pvia(i,j)の画素値
との差分値を、差分画像G3の画素Mvw(i,j)に
おける画素の画素値とする。すなわち、Mvw(i,
j)=Pv(i,j)−Pvia(i,j)である。た
だし、この差分値が負となる場合には、ゼロに修正する
ものとし(リミット処理)、この修正動作をも含めた差
分動作により得られる画像を差分画像と称するものとす
る。
【0042】そして、第2処理画像G2内の全ての画素
のそれぞれを順次に注目画素として上記処理を進めるこ
とにより、差分画像G3を生成する。
のそれぞれを順次に注目画素として上記処理を進めるこ
とにより、差分画像G3を生成する。
【0043】図8(d)は、図8(a)の画素Pvの配
列と図8(c)の画素Pviaの配列とについてステッ
プSP25の処理を施した結果を示した図である。ここ
では、左から2番目の画素の画素値が大きな値を有して
おり、この部分に細線が存在する程度が高いことが示さ
れている。
列と図8(c)の画素Pviaの配列とについてステッ
プSP25の処理を施した結果を示した図である。ここ
では、左から2番目の画素の画素値が大きな値を有して
おり、この部分に細線が存在する程度が高いことが示さ
れている。
【0044】ここで、図8は、検出すべき細線が存在す
る部分に関してステップSP23〜SP25の処理を施
した場合について説明するための図であったが、図9を
参照しながら、検出すべき細線が存在しない場合につい
て例示する。図9は、水平方向に2画素分の幅を有し、
かつ、垂直方向にn画素分の長さを有する線が存在する
場合に同様の処理を施した場合について説明するための
図である。
る部分に関してステップSP23〜SP25の処理を施
した場合について説明するための図であったが、図9を
参照しながら、検出すべき細線が存在しない場合につい
て例示する。図9は、水平方向に2画素分の幅を有し、
かつ、垂直方向にn画素分の長さを有する線が存在する
場合に同様の処理を施した場合について説明するための
図である。
【0045】この場合には、画素Pvの配列にステップ
SP23の処理を施すと、図9(b)の画素Pviの配
列が生成されるが、左から2番目の画素の画素値はゼロ
とはならずに、値255を有している。そして、この画
素Pviの配列にステップSP24の高濃度領域太らせ
処理を施すと、図9(c)の画素Pviaの配列が生成
され、ここでは、左から2番目の画素値と3番目の画素
値が縮小画像G0の元の値に復元され、高濃度領域が2
画素幅に戻る。したがって、差分画像G3の画素Mvw
(i,j)は、全てゼロとなり、細線が存在しないもの
として判定される。
SP23の処理を施すと、図9(b)の画素Pviの配
列が生成されるが、左から2番目の画素の画素値はゼロ
とはならずに、値255を有している。そして、この画
素Pviの配列にステップSP24の高濃度領域太らせ
処理を施すと、図9(c)の画素Pviaの配列が生成
され、ここでは、左から2番目の画素値と3番目の画素
値が縮小画像G0の元の値に復元され、高濃度領域が2
画素幅に戻る。したがって、差分画像G3の画素Mvw
(i,j)は、全てゼロとなり、細線が存在しないもの
として判定される。
【0046】このように縮小方向に直交する方向である
水平方向に細らせ処理および太らせ処理を順次に行い、
その結果得られた画像G2と縮小画像G0との差分であ
る差分画像G3を得ることにより、1画素幅の高濃度領
域として表現される白細線を抽出することができる。
水平方向に細らせ処理および太らせ処理を順次に行い、
その結果得られた画像G2と縮小画像G0との差分であ
る差分画像G3を得ることにより、1画素幅の高濃度領
域として表現される白細線を抽出することができる。
【0047】図10は、このような処理を平面的に行う
場合について説明する図であり、図10(a)は処理前
の縮小画像G0を表し、図10(b)は処理後の差分画
像G3を表す。図10(b)に示すように、処理前の縮
小画像G0の水平方向の画素配列であるラインL2,L
3,L5、L6においては、水平方向の幅が1画素分で
ある高濃度領域が存在し、このような領域が差分画像G
3において細線が存在する程度が高い領域として抽出さ
れている。一方、処理前の縮小画像G0のラインL1,
L4,L7においては、水平方向の幅が2画素分である
高濃度領域が存在するが、差分画像G3においてこのよ
うな領域は細線が存在する程度が低いとして差分画像G
3の各画素の値はゼロとなっている。
場合について説明する図であり、図10(a)は処理前
の縮小画像G0を表し、図10(b)は処理後の差分画
像G3を表す。図10(b)に示すように、処理前の縮
小画像G0の水平方向の画素配列であるラインL2,L
3,L5、L6においては、水平方向の幅が1画素分で
ある高濃度領域が存在し、このような領域が差分画像G
3において細線が存在する程度が高い領域として抽出さ
れている。一方、処理前の縮小画像G0のラインL1,
L4,L7においては、水平方向の幅が2画素分である
高濃度領域が存在するが、差分画像G3においてこのよ
うな領域は細線が存在する程度が低いとして差分画像G
3の各画素の値はゼロとなっている。
【0048】<黒細線抽出>次に、ステップSP26に
おいて、低濃度の領域が1画素幅程度の幅で線状に連な
った細線としての黒細線を抽出する処理を行う。そのた
め、縮小画像G0に対して、ステップSP27〜SP2
9の動作を行う。上記のステップSP22の白細線抽出
処理動作においては、特定濃度領域である高濃度領域を
水平方向に細らせた後に同方向に太らせることにより、
その結果画素値が復元される程度の差に基づいて細線が
存在する程度を検出していたが、このステップSP26
の黒細線抽出処理動作においては、特定濃度領域として
低濃度領域を選択し、この低濃度領域を水平方向に細ら
せた後に同方向に太らせることにより、各画素値が復元
される程度の差に基づいて細線が存在する程度を検出す
る。
おいて、低濃度の領域が1画素幅程度の幅で線状に連な
った細線としての黒細線を抽出する処理を行う。そのた
め、縮小画像G0に対して、ステップSP27〜SP2
9の動作を行う。上記のステップSP22の白細線抽出
処理動作においては、特定濃度領域である高濃度領域を
水平方向に細らせた後に同方向に太らせることにより、
その結果画素値が復元される程度の差に基づいて細線が
存在する程度を検出していたが、このステップSP26
の黒細線抽出処理動作においては、特定濃度領域として
低濃度領域を選択し、この低濃度領域を水平方向に細ら
せた後に同方向に太らせることにより、各画素値が復元
される程度の差に基づいて細線が存在する程度を検出す
る。
【0049】具体的には、ステップSP27において、
縮小画像G0について水平方向において低濃度領域を細
らせる細らせ処理を行うことにより第1処理画像G1を
生成する。具体的には、縮小画像G0における各注目画
素Pv(i,j)(図7)の画素値とその水平方向の隣
接画素Pv(i+1,j)の画素値との「最大値」を算
出し、その値を第1処理画像G1における各画素Pva
(i,j)の画素値とする。すなわち、Pva(i,
j)=max{Pv(i,j),Pv(i+1,j)}
である。
縮小画像G0について水平方向において低濃度領域を細
らせる細らせ処理を行うことにより第1処理画像G1を
生成する。具体的には、縮小画像G0における各注目画
素Pv(i,j)(図7)の画素値とその水平方向の隣
接画素Pv(i+1,j)の画素値との「最大値」を算
出し、その値を第1処理画像G1における各画素Pva
(i,j)の画素値とする。すなわち、Pva(i,
j)=max{Pv(i,j),Pv(i+1,j)}
である。
【0050】つぎに、ステップSP28において、第1
処理画像G1について、水平方向において低濃度領域を
太らせる太らせ処理を行うことにより第2処理画像G2
を生成する。具体的には、第1処理画像G1における各
注目画素Pva(i,j)の画素値とその水平方向にお
いて反対側の隣接画素Pva(i−1,j)の画素値と
の「最小値」を算出し、その値を第2処理画像G2にお
ける各画素Pvai(i,j)の画素値とする。すなわ
ち、Pvai(i,j)=min{Pva(i−1,
j),Pva(i,j)}である。
処理画像G1について、水平方向において低濃度領域を
太らせる太らせ処理を行うことにより第2処理画像G2
を生成する。具体的には、第1処理画像G1における各
注目画素Pva(i,j)の画素値とその水平方向にお
いて反対側の隣接画素Pva(i−1,j)の画素値と
の「最小値」を算出し、その値を第2処理画像G2にお
ける各画素Pvai(i,j)の画素値とする。すなわ
ち、Pvai(i,j)=min{Pva(i−1,
j),Pva(i,j)}である。
【0051】そして、ステップSP29において、縮小
画像G0と第2処理画像G2との差分である差分画像G
3を生成する。具体的には、第2処理画像G2における
対応する位置の画素Pvai(i,j)の画素値と、縮
小画像G0における各注目画素Pv(i,j)の画素値
との差分値を、差分画像G3の画素Mvb(i,j)に
おける画素の画素値とする。すなわち、Mvb(i,
j)=Pvai(i,j)−Pv(i,j)である。た
だし、この差分値が負となる場合には、ゼロに修正する
ものとする。
画像G0と第2処理画像G2との差分である差分画像G
3を生成する。具体的には、第2処理画像G2における
対応する位置の画素Pvai(i,j)の画素値と、縮
小画像G0における各注目画素Pv(i,j)の画素値
との差分値を、差分画像G3の画素Mvb(i,j)に
おける画素の画素値とする。すなわち、Mvb(i,
j)=Pvai(i,j)−Pv(i,j)である。た
だし、この差分値が負となる場合には、ゼロに修正する
ものとする。
【0052】なお、上記各ステップSP27〜SP29
においては、各画像G0〜G2内の全ての画素のそれぞ
れを順次に注目画素として各処理を進めることにより、
各画像G1〜G3を生成する。
においては、各画像G0〜G2内の全ての画素のそれぞ
れを順次に注目画素として各処理を進めることにより、
各画像G1〜G3を生成する。
【0053】図11(a)は、処理前の縮小画像G0に
おける水平方向に配列される複数の画素の画素値の一例
を表すものである。この画素列は、水平方向に1画素分
の幅を有し、かつ、垂直方向にn画素分の長さを有する
黒細線が存在する場合に相当する。このような画素Pv
の配列にステップSP27の処理を施すと、図11
(b)の画素Pvaの配列が生成され、ここでは、各画
素値は255となっている。
おける水平方向に配列される複数の画素の画素値の一例
を表すものである。この画素列は、水平方向に1画素分
の幅を有し、かつ、垂直方向にn画素分の長さを有する
黒細線が存在する場合に相当する。このような画素Pv
の配列にステップSP27の処理を施すと、図11
(b)の画素Pvaの配列が生成され、ここでは、各画
素値は255となっている。
【0054】そして、図11(b)の画素Pvaの配列
にステップSP28の低濃度領域太らせ処理を施すと、
図8(c)の画素Pvaiの配列が生成され、ここで
は、左から2番目の画素値は復元されずに255となっ
たままである。
にステップSP28の低濃度領域太らせ処理を施すと、
図8(c)の画素Pvaiの配列が生成され、ここで
は、左から2番目の画素値は復元されずに255となっ
たままである。
【0055】図11(d)は、図11(c)の画素Pv
aiの配列と図11(a)の画素Pvの配列とについて
ステップSP29の処理を施した結果を示した図であ
る。ここでは、左から2番目の画素の画素値が大きな値
を有しており、この部分に細線が存在する程度が高いこ
とが示されている。
aiの配列と図11(a)の画素Pvの配列とについて
ステップSP29の処理を施した結果を示した図であ
る。ここでは、左から2番目の画素の画素値が大きな値
を有しており、この部分に細線が存在する程度が高いこ
とが示されている。
【0056】ここで、図11は、検出すべき細線が存在
する部分に関してステップSP27〜SP29の処理を
施した場合について説明するための図であったが、図1
2を参照しながら、検出すべき細線が存在しない場合に
ついて例示する。図12は、水平方向に2画素分の幅を
有し、かつ、垂直方向にn画素分の長さを有する黒線
(低濃度の線)が存在する場合に同様の処理を施した場
合について説明するための図である。
する部分に関してステップSP27〜SP29の処理を
施した場合について説明するための図であったが、図1
2を参照しながら、検出すべき細線が存在しない場合に
ついて例示する。図12は、水平方向に2画素分の幅を
有し、かつ、垂直方向にn画素分の長さを有する黒線
(低濃度の線)が存在する場合に同様の処理を施した場
合について説明するための図である。
【0057】この場合には、画素Pvの配列にステップ
SP27の処理を施すと、図12(b)の画素Pvaの
配列が生成されるが、左から2番目の画素の画素値は2
55とはならずに、値ゼロを有している。そして、この
画素Pvaの配列にステップSP28の高濃度領域太ら
せ処理を施すと、図12(c)の画素Pvaiの配列が
生成され、ここでは、左から2番目の画素値と3番目の
画素値が縮小画像G0の元の値に復元され、低濃度領域
が2画素幅に戻る。したがって、差分画像G3の画素M
vb(i,j)は、全てゼロとなり、細線が存在しない
ものとして判定される。
SP27の処理を施すと、図12(b)の画素Pvaの
配列が生成されるが、左から2番目の画素の画素値は2
55とはならずに、値ゼロを有している。そして、この
画素Pvaの配列にステップSP28の高濃度領域太ら
せ処理を施すと、図12(c)の画素Pvaiの配列が
生成され、ここでは、左から2番目の画素値と3番目の
画素値が縮小画像G0の元の値に復元され、低濃度領域
が2画素幅に戻る。したがって、差分画像G3の画素M
vb(i,j)は、全てゼロとなり、細線が存在しない
ものとして判定される。
【0058】このように縮小方向に直交する方向である
水平方向に細らせ処理および太らせ処理を順次に行い、
その結果得られた画像G2と縮小画像G0との差分であ
る差分画像G3を得ることにより、1画素幅の低濃度領
域として表現される黒細線を抽出することができる。
水平方向に細らせ処理および太らせ処理を順次に行い、
その結果得られた画像G2と縮小画像G0との差分であ
る差分画像G3を得ることにより、1画素幅の低濃度領
域として表現される黒細線を抽出することができる。
【0059】図13は、このような処理を平面的に行う
場合について説明する図であり、図13(a)は処理前
の縮小画像G0を表し、図13(b)は処理後の差分画
像G3を表す。このように、処理前の縮小画像G0の水
平方向の画素配列であるラインL2,L3,L5、L6
においては、水平方向の幅が1画素分である低濃度領域
が存在し、このような領域が差分画像G3において細線
が存在する程度が高い領域として抽出されている。一
方、処理前の縮小画像G0のラインL1,L4,L7に
おいては、水平方向の幅が2画素分である低濃度領域が
存在するが、差分画像G3においてこのような領域は細
線が存在する程度が低いものとされている。
場合について説明する図であり、図13(a)は処理前
の縮小画像G0を表し、図13(b)は処理後の差分画
像G3を表す。このように、処理前の縮小画像G0の水
平方向の画素配列であるラインL2,L3,L5、L6
においては、水平方向の幅が1画素分である低濃度領域
が存在し、このような領域が差分画像G3において細線
が存在する程度が高い領域として抽出されている。一
方、処理前の縮小画像G0のラインL1,L4,L7に
おいては、水平方向の幅が2画素分である低濃度領域が
存在するが、差分画像G3においてこのような領域は細
線が存在する程度が低いものとされている。
【0060】<白黒細線抽出結果の合成など>つぎに、
ステップSP30(図5)において、上記の白細線抽出
結果と黒細線抽出結果とを合成する。具体的には、各画
素(i,j)における上記の画素Mvw(i,j)と画
素Mvb(i,j)とを加算することにより、白細線お
よび黒細線の両方の細線に関する細線データを合成す
る。すなわち、Mv(i,j)=Mvw(i,j)+M
vb(i,j)である。
ステップSP30(図5)において、上記の白細線抽出
結果と黒細線抽出結果とを合成する。具体的には、各画
素(i,j)における上記の画素Mvw(i,j)と画
素Mvb(i,j)とを加算することにより、白細線お
よび黒細線の両方の細線に関する細線データを合成す
る。すなわち、Mv(i,j)=Mvw(i,j)+M
vb(i,j)である。
【0061】そして、ステップSP31において、高濃
度領域を拡張する処理(高濃度領域拡張処理)を行う。
この高濃度領域拡張処理は、たとえば、注目画素および
その隣接8画素の合計9個の画素の画素値のうちの最大
値をその注目画素の画素値とするフィルタを用いること
により実現できる。図14は、そのような最大値フィル
タを用いて高濃度領域拡張処理を行う場合の処理前
(a)および処理後(b)の画像の画素値を表す図であ
る。この高濃度領域拡張処理処理は、後述するように、
細線データをマスクデータとして用いてフィルタ処理を
行うにあたって、細線が存在する近傍の領域にもフィル
タ処理による影響を加えるために行うものであり、細線
の位置を検出することのみを目的とする場合においては
不要である。
度領域を拡張する処理(高濃度領域拡張処理)を行う。
この高濃度領域拡張処理は、たとえば、注目画素および
その隣接8画素の合計9個の画素の画素値のうちの最大
値をその注目画素の画素値とするフィルタを用いること
により実現できる。図14は、そのような最大値フィル
タを用いて高濃度領域拡張処理を行う場合の処理前
(a)および処理後(b)の画像の画素値を表す図であ
る。この高濃度領域拡張処理処理は、後述するように、
細線データをマスクデータとして用いてフィルタ処理を
行うにあたって、細線が存在する近傍の領域にもフィル
タ処理による影響を加えるために行うものであり、細線
の位置を検出することのみを目的とする場合においては
不要である。
【0062】さらに、ステップSP32において、各画
素Mv(i,j)で構成される画像を垂直方向に拡大処
理する。具体的には、各画素Mv(i,j)を最近隣内
挿法(ニアレストネイバー法)を用いて、垂直方向にm
倍(=n倍)に拡大する。
素Mv(i,j)で構成される画像を垂直方向に拡大処
理する。具体的には、各画素Mv(i,j)を最近隣内
挿法(ニアレストネイバー法)を用いて、垂直方向にm
倍(=n倍)に拡大する。
【0063】この拡大率m(=n)は、縮小画像生成部
21における拡大率(縮小率)1/m(=1/n)の逆
数であり、この拡大の結果、原画像の画素数と同一とな
るようにする。これにより、細線の存在位置を原画像の
各画素位置に対応づけて特定することが容易になる。な
お、細線の存在位置を検出する必要がない場合、たとえ
ば細線の有無のみを検出する場合などにおいては、この
拡大処理は不要である。
21における拡大率(縮小率)1/m(=1/n)の逆
数であり、この拡大の結果、原画像の画素数と同一とな
るようにする。これにより、細線の存在位置を原画像の
各画素位置に対応づけて特定することが容易になる。な
お、細線の存在位置を検出する必要がない場合、たとえ
ば細線の有無のみを検出する場合などにおいては、この
拡大処理は不要である。
【0064】以上のようにして、垂直方向の細線を検出
することができる。
することができる。
【0065】<B3.水平方向の細線検出>つぎに、ス
テップSP40(図4)における水平方向の細線の検出
について説明する。水平方向の細線検出は、垂直方向の
細線検出と同様の処理に基づいて行うことができる。
テップSP40(図4)における水平方向の細線の検出
について説明する。水平方向の細線検出は、垂直方向の
細線検出と同様の処理に基づいて行うことができる。
【0066】図15は、水平方向に伸びる細線を検出す
る手順を示すフローチャートであり、図5に対応するも
のである。図15において「水平方向」を表す添え字h
を有する参照符号は、図5において「垂直方向」を表す
vを添え字として有する参照符号に対応する。また、ス
テップSP41〜SP52の処理は、それぞれ、対応す
るステップSP21〜SP32の処理と同様の処理であ
る。
る手順を示すフローチャートであり、図5に対応するも
のである。図15において「水平方向」を表す添え字h
を有する参照符号は、図5において「垂直方向」を表す
vを添え字として有する参照符号に対応する。また、ス
テップSP41〜SP52の処理は、それぞれ、対応す
るステップSP21〜SP32の処理と同様の処理であ
る。
【0067】ここで、垂直方向の細線検出と相違する点
は、原画像Gを(垂直方向ではなく)「水平方向」に縮
小し、その水平方向と直交する方向である「垂直方向」
に太らせ処理および細らせ処理を行うことにより細線を
検出する点である。すなわち、上記の垂直方向の細線検
出動作において、垂直方向を水平方向と置き換え、水平
方向を垂直方向と置き換えればよい。
は、原画像Gを(垂直方向ではなく)「水平方向」に縮
小し、その水平方向と直交する方向である「垂直方向」
に太らせ処理および細らせ処理を行うことにより細線を
検出する点である。すなわち、上記の垂直方向の細線検
出動作において、垂直方向を水平方向と置き換え、水平
方向を垂直方向と置き換えればよい。
【0068】また、これに応じて、ステップSP22,
ステップSP26に対応する工程においても、「垂直方
向」の隣接画素との最大、最小演算を行うことになる。
たとえば、ステップSP23においては、高濃度領域細
らせ処理を行うにあたって、縮小画像G0における各注
目画素Ph(i,j)(図7)の画素値とその垂直方向
の隣接画素Ph(i,j+1)の画素値との最小値を算
出し、その値を第1処理画像G1における各画素Phi
(i,j)の画素値とする。すなわち、Phi(i,
j)=min{Ph(i,j),Ph(i,j+1)}
である。また、その他の処理についても同様である。
ステップSP26に対応する工程においても、「垂直方
向」の隣接画素との最大、最小演算を行うことになる。
たとえば、ステップSP23においては、高濃度領域細
らせ処理を行うにあたって、縮小画像G0における各注
目画素Ph(i,j)(図7)の画素値とその垂直方向
の隣接画素Ph(i,j+1)の画素値との最小値を算
出し、その値を第1処理画像G1における各画素Phi
(i,j)の画素値とする。すなわち、Phi(i,
j)=min{Ph(i,j),Ph(i,j+1)}
である。また、その他の処理についても同様である。
【0069】このようなステップSP40の処理によ
り、細線検出動作などを行うことができる。
り、細線検出動作などを行うことができる。
【0070】<B4.両方向の細線データ合成>次のス
テップSP60(図4)では、このようにして得られた
垂直方向の細線データと水平方向の細線データとを合成
して両方向の細線データを考慮した細線データ(マスク
データ)Mを生成する。具体的には、上記のMv(i,
j)とMh(i,j)とについて、両者の差の絶対値を
新たな値M(i,j)として算出する。すなわち、M
(i,j)=abs{Mv(i,j)−Mh(i,
j)}である。ただし、記号abs{}は、絶対値を表
す。
テップSP60(図4)では、このようにして得られた
垂直方向の細線データと水平方向の細線データとを合成
して両方向の細線データを考慮した細線データ(マスク
データ)Mを生成する。具体的には、上記のMv(i,
j)とMh(i,j)とについて、両者の差の絶対値を
新たな値M(i,j)として算出する。すなわち、M
(i,j)=abs{Mv(i,j)−Mh(i,
j)}である。ただし、記号abs{}は、絶対値を表
す。
【0071】なお、この演算は排他的論理和に準ずるも
のである。ここで、MvとMhとについて論理和(加
算)ではなく排他的論理和(減算)を行うのは、次のよ
うな理由による。MvおよびMhの値が両方とも大きな
値となるのは、たとえば、垂直方向の細線が存在し、か
つ、水平方向の細線が存在する部分、すなわち両細線が
交差する部分である。しかしながら、このような交差部
分は、線切れが生じる部分であるとは考えにくく、逆
に、一つの方向にのみ、細線が生じる場合に特に線切れ
が生じやすいと考えられる。たとえば、図16において
は、線切れは、交差部分A1ではなく、厳密な垂直方向
からわずかの角度だけずれた方向に伸びる細線部分A2
などにおいて起こりやすいものと考えられる。したがっ
て、MvとMhとについて排他的論理和(減算)を行う
ことにより、細線部分としての検出領域から上記のよう
な交差部分を排除し、一つの方向にのみ細線が存在する
場合を特徴的に抽出することが好ましいと考えられる。
のである。ここで、MvとMhとについて論理和(加
算)ではなく排他的論理和(減算)を行うのは、次のよ
うな理由による。MvおよびMhの値が両方とも大きな
値となるのは、たとえば、垂直方向の細線が存在し、か
つ、水平方向の細線が存在する部分、すなわち両細線が
交差する部分である。しかしながら、このような交差部
分は、線切れが生じる部分であるとは考えにくく、逆
に、一つの方向にのみ、細線が生じる場合に特に線切れ
が生じやすいと考えられる。たとえば、図16において
は、線切れは、交差部分A1ではなく、厳密な垂直方向
からわずかの角度だけずれた方向に伸びる細線部分A2
などにおいて起こりやすいものと考えられる。したがっ
て、MvとMhとについて排他的論理和(減算)を行う
ことにより、細線部分としての検出領域から上記のよう
な交差部分を排除し、一つの方向にのみ細線が存在する
場合を特徴的に抽出することが好ましいと考えられる。
【0072】<B5.線切れ防止処理>次にステップS
P70において、上記のマスクデータMに基づいて、線
切れ防止処理を行う。この処理は、線切れ防止処理部5
0により行われる。
P70において、上記のマスクデータMに基づいて、線
切れ防止処理を行う。この処理は、線切れ防止処理部5
0により行われる。
【0073】図17は、ステップSP70における詳細
動作を表すフローチャートである。図17の各ステップ
SP71〜SP75の工程を、原画像G内の全ての画素
について行うことにより、原画像Gに対して線切れ防止
のための処理を施すことが可能になる。
動作を表すフローチャートである。図17の各ステップ
SP71〜SP75の工程を、原画像G内の全ての画素
について行うことにより、原画像Gに対して線切れ防止
のための処理を施すことが可能になる。
【0074】まず、ステップSP71において、原画像
Gの注目画素位置に対応するマスクデータMの値に基づ
いて、対応する加重係数kを決定する。この加重係数k
は、マスクデータMの値を変数とする関数により表され
る値であり、たとえば図18に示すような関数により表
される。図18は、横軸にマスクデータMの値をとり、
縦軸に加重係数k(ここでkはゼロ以上1以下の実数)
の値をとったグラフである。
Gの注目画素位置に対応するマスクデータMの値に基づ
いて、対応する加重係数kを決定する。この加重係数k
は、マスクデータMの値を変数とする関数により表され
る値であり、たとえば図18に示すような関数により表
される。図18は、横軸にマスクデータMの値をとり、
縦軸に加重係数k(ここでkはゼロ以上1以下の実数)
の値をとったグラフである。
【0075】具体的には、この各マスクデータMの値に
対応するkの値を参照テーブルLUT(図18)にあら
かじめ記憶しておくことができる。これにより、各マス
クデータMの値に対応するkを即時に参照することがで
きる。また、Mとkとの関係の数式による表現が困難な
場合であっても容易にkの値を決定することができる。
対応するkの値を参照テーブルLUT(図18)にあら
かじめ記憶しておくことができる。これにより、各マス
クデータMの値に対応するkを即時に参照することがで
きる。また、Mとkとの関係の数式による表現が困難な
場合であっても容易にkの値を決定することができる。
【0076】なお、Mとkとの関係が所定の数式で表せ
る場合などには、その所定の数式に基づいて随時計算に
よってMに対応するkを求めてもよい。
る場合などには、その所定の数式に基づいて随時計算に
よってMに対応するkを求めてもよい。
【0077】また、図19は、線切れ防止処理の概要を
示す説明図である。上記の加重係数kを用いて、原画像
Gに対してフィルタ処理を施した結果を原画像Gに加重
して処理画像を出力画像として得る。
示す説明図である。上記の加重係数kを用いて、原画像
Gに対してフィルタ処理を施した結果を原画像Gに加重
して処理画像を出力画像として得る。
【0078】そのため、次のステップSP73におい
て、注目画素およびその近傍画素を用いてフィルタ処理
を行う。この処理の際のフィルタとしては、たとえば、
図20に示すような加重平均フィルタを用いることがで
きる。この加重平均フィルタは、注目画素の画素値に4
/16を乗じた値と、注目画素に対して左右上下に隣接
する画素のそれぞれの画素値に2/16を乗じた値と、
注目画素に対して斜め方向に隣接する画素のそれぞれの
画素値に1/16を乗じた値とを加算することにより当
該注目画素の位置における新たな画素値とするフィルタ
であり、これにより、「ぼかし」処理を行うことができ
る。
て、注目画素およびその近傍画素を用いてフィルタ処理
を行う。この処理の際のフィルタとしては、たとえば、
図20に示すような加重平均フィルタを用いることがで
きる。この加重平均フィルタは、注目画素の画素値に4
/16を乗じた値と、注目画素に対して左右上下に隣接
する画素のそれぞれの画素値に2/16を乗じた値と、
注目画素に対して斜め方向に隣接する画素のそれぞれの
画素値に1/16を乗じた値とを加算することにより当
該注目画素の位置における新たな画素値とするフィルタ
であり、これにより、「ぼかし」処理を行うことができ
る。
【0079】そして、ステップSP75において、図1
9に示すように、原画像Gに対して図20のような加重
平均フィルタによる処理を行って得た値を、原画像Gの
画素値に加重して新たな画素値とするにあたって、その
加重時の係数として上述の加重係数kを用いる。より具
体的には、注目画素およびその近傍画素に対して加重平
均フィルタ処理を行って得られた画素値p2に加重係数
kを乗じた値と、注目画素の画素値p1に係数(1−
k)を乗じた値とを加算することにより、注目画素位置
における新たな画素値とする。
9に示すように、原画像Gに対して図20のような加重
平均フィルタによる処理を行って得た値を、原画像Gの
画素値に加重して新たな画素値とするにあたって、その
加重時の係数として上述の加重係数kを用いる。より具
体的には、注目画素およびその近傍画素に対して加重平
均フィルタ処理を行って得られた画素値p2に加重係数
kを乗じた値と、注目画素の画素値p1に係数(1−
k)を乗じた値とを加算することにより、注目画素位置
における新たな画素値とする。
【0080】このような各ステップSP71〜SP75
の動作を、原画像G内の全ての画素について行うことに
より、原画像Gに対して線切れ防止のための処理を施す
ことができる。
の動作を、原画像G内の全ての画素について行うことに
より、原画像Gに対して線切れ防止のための処理を施す
ことができる。
【0081】ここで、マスクデータMは、原画像Gの各
画素位置に関して、線切れの発生原因である細線の存在
程度を表す指標としての値を有している。したがって、
このマスクデータMに基づいて定められた係数kに応じ
て、加重平均フィルタによる影響をどの程度加えるかを
決定することにより、細線が存在する位置を特定した上
で、適切に加重平均フィルタによる処理を特定の領域に
おいて施すことができる。言い換えれば、線切れが発生
する可能性が高い部分のみに対して、選択的に加重平均
フィルタによる「ぼかし」効果を加えることができる。
画素位置に関して、線切れの発生原因である細線の存在
程度を表す指標としての値を有している。したがって、
このマスクデータMに基づいて定められた係数kに応じ
て、加重平均フィルタによる影響をどの程度加えるかを
決定することにより、細線が存在する位置を特定した上
で、適切に加重平均フィルタによる処理を特定の領域に
おいて施すことができる。言い換えれば、線切れが発生
する可能性が高い部分のみに対して、選択的に加重平均
フィルタによる「ぼかし」効果を加えることができる。
【0082】なお、ここでは図18に示すように、マス
クデータMが閾値S1以下の場合には、加重係数kをゼ
ロにしている。この閾値S1をゼロでない所定の値(た
とえば20程度)として設定することにより、縮小画像
G0において隣接する2つの画素が若干異なる画素値
(たとえば、両画素の画素値が245,255)を有し
ておりステップSP20などにおいて細線として「誤検
出」されていた場合(正確には細線が存在する程度がゼ
ロではないものとして検出されていた場合)にも、その
影響を排除して、上記加重平均フィルタによる処理が必
要な位置に対して選択的にフィルタ処理の結果を加重す
ることができる。
クデータMが閾値S1以下の場合には、加重係数kをゼ
ロにしている。この閾値S1をゼロでない所定の値(た
とえば20程度)として設定することにより、縮小画像
G0において隣接する2つの画素が若干異なる画素値
(たとえば、両画素の画素値が245,255)を有し
ておりステップSP20などにおいて細線として「誤検
出」されていた場合(正確には細線が存在する程度がゼ
ロではないものとして検出されていた場合)にも、その
影響を排除して、上記加重平均フィルタによる処理が必
要な位置に対して選択的にフィルタ処理の結果を加重す
ることができる。
【0083】また、マスクデータMは、上述のステップ
SP31において高濃度領域拡張処理を施すことによっ
て得られている。したがって、このような加重平均フィ
ルタ処理をさらに施すことにより、細線部分のみならず
細線近傍の部分においてもフィルタ処理による影響を加
えることができるので、滑らかに細線を太らせるような
処理を施すことが可能になる。これにより、線切れの防
止の効果をさらに大きくすることができる。この際に、
拡張処理後のマスクデータから、拡張処理前のマスクデ
ータMを除外(減算)することで、「細線自体の濃度を
保ったまま、周囲のみぼかして太らせる」ことができ
る。このため、低コントラストの細線が消えてしまうこ
とがなくなる。
SP31において高濃度領域拡張処理を施すことによっ
て得られている。したがって、このような加重平均フィ
ルタ処理をさらに施すことにより、細線部分のみならず
細線近傍の部分においてもフィルタ処理による影響を加
えることができるので、滑らかに細線を太らせるような
処理を施すことが可能になる。これにより、線切れの防
止の効果をさらに大きくすることができる。この際に、
拡張処理後のマスクデータから、拡張処理前のマスクデ
ータMを除外(減算)することで、「細線自体の濃度を
保ったまま、周囲のみぼかして太らせる」ことができ
る。このため、低コントラストの細線が消えてしまうこ
とがなくなる。
【0084】なお、上述の例においては、kがゼロでな
い場合にもステップSP73においてフィルタ処理を行
ったが、kがゼロである場合にはフィルタ処理を行わず
に原画像の対応画素の画素値をそのまま新たな画素値と
して出力してもよい。
い場合にもステップSP73においてフィルタ処理を行
ったが、kがゼロである場合にはフィルタ処理を行わず
に原画像の対応画素の画素値をそのまま新たな画素値と
して出力してもよい。
【0085】<C.変形例など>上記実施形態の垂直方
向の細線検出動作(ステップSP20)においては、縮
小画像G0,第1処理画像G1,第2処理画像G2、差
分画像G3の各画像の作成にあたって、それぞれの全画
素全てについて画像を作成した後に次の処理に移行する
場合を示したがこれに限定されず、たとえば、1ライン
(行)ずつ各画像G0〜G3の作成を進めてもよい。ま
た、ステップSP40の水平方向の細線検出動作につい
ても同様であり、1カラム(列)ずつ各画像G0〜G3
を作成してもよい。
向の細線検出動作(ステップSP20)においては、縮
小画像G0,第1処理画像G1,第2処理画像G2、差
分画像G3の各画像の作成にあたって、それぞれの全画
素全てについて画像を作成した後に次の処理に移行する
場合を示したがこれに限定されず、たとえば、1ライン
(行)ずつ各画像G0〜G3の作成を進めてもよい。ま
た、ステップSP40の水平方向の細線検出動作につい
ても同様であり、1カラム(列)ずつ各画像G0〜G3
を作成してもよい。
【0086】また、上記実施形態においては、ステップ
SP60などにおいて、2つの方向に関する細線検出デ
ータを合成することによりマスクデータMを得ていた
が、これに限定されず、1つの方向に関する細線検出デ
ータをマスクデータMとして用いてもよい。
SP60などにおいて、2つの方向に関する細線検出デ
ータを合成することによりマスクデータMを得ていた
が、これに限定されず、1つの方向に関する細線検出デ
ータをマスクデータMとして用いてもよい。
【0087】上記実施形態においては、原画像を垂直ま
たは水平方向に縮小する際の縮小率1/mの逆数mと、
その方向に沿う平均化処理の画素数nとが等しい(m=
n)場合について説明したが、これに限定されない。た
とえば、原画像を所定方向に縮小する際の縮小率1/m
の逆数mは、所定方向に沿う平均化処理の画素数nより
も小さくてもよい。
たは水平方向に縮小する際の縮小率1/mの逆数mと、
その方向に沿う平均化処理の画素数nとが等しい(m=
n)場合について説明したが、これに限定されない。た
とえば、原画像を所定方向に縮小する際の縮小率1/m
の逆数mは、所定方向に沿う平均化処理の画素数nより
も小さくてもよい。
【0088】図21は、そのような場合のステップSP
21における縮小画像生成動作について説明する図であ
り、上記実施形態の図6に対応する図である。
21における縮小画像生成動作について説明する図であ
り、上記実施形態の図6に対応する図である。
【0089】上記実施形態では、原画像Gにおける所定
方向の8画素(n=8)の平均値を縮小画像G0の1画
素とし、同様の動作を所定方向に8画素(m=n=8)
ずつずらしながら繰り返すことにより、原画像Gを所定
方向において1/8に縮小して縮小画像を生成していた
が、この変形例では、原画像Gにおける所定方向のn画
素(n=8)ごとの平均値を縮小画像G0の1画素とす
るものの、同様の動作を4画素(m=4≠n)ずつずら
しながら繰り返すことにより、原画像Gを所定方向にお
いて1/4に縮小して縮小画像を生成する。これによれ
ば、n画素の平均化処理により特定方向に伸びる細線の
検出を行うにあたって、縮小時の所定方向の情報の欠落
を低下させることができるので、生成されるマスクデー
タMにおける「がたつき」を防止することができる。
方向の8画素(n=8)の平均値を縮小画像G0の1画
素とし、同様の動作を所定方向に8画素(m=n=8)
ずつずらしながら繰り返すことにより、原画像Gを所定
方向において1/8に縮小して縮小画像を生成していた
が、この変形例では、原画像Gにおける所定方向のn画
素(n=8)ごとの平均値を縮小画像G0の1画素とす
るものの、同様の動作を4画素(m=4≠n)ずつずら
しながら繰り返すことにより、原画像Gを所定方向にお
いて1/4に縮小して縮小画像を生成する。これによれ
ば、n画素の平均化処理により特定方向に伸びる細線の
検出を行うにあたって、縮小時の所定方向の情報の欠落
を低下させることができるので、生成されるマスクデー
タMにおける「がたつき」を防止することができる。
【0090】ここで、検出すべき細線の方向は、上記平
均化処理における画素数nの値を変更することにより調
整することができる。すなわち、この画素数nが大きく
なるにつれて特定方向からのずれ角が小さな細線を検出
することができ、逆に画素数nを小さくするにつれて特
定方向からのずれ角が大きな細線を検出することができ
る。言い換えれば、画素数nが大きいほど、検出する細
線の特定方向からのずれの範囲を限定することができ、
特定方向に伸びる細線を検出することができる。このよ
うに、平均化処理における画素数nを調整することによ
り、検出すべき細線の方向性を調整することができ、指
向性を有する細線検出が可能である。
均化処理における画素数nの値を変更することにより調
整することができる。すなわち、この画素数nが大きく
なるにつれて特定方向からのずれ角が小さな細線を検出
することができ、逆に画素数nを小さくするにつれて特
定方向からのずれ角が大きな細線を検出することができ
る。言い換えれば、画素数nが大きいほど、検出する細
線の特定方向からのずれの範囲を限定することができ、
特定方向に伸びる細線を検出することができる。このよ
うに、平均化処理における画素数nを調整することによ
り、検出すべき細線の方向性を調整することができ、指
向性を有する細線検出が可能である。
【0091】また、上記実施形態においては、垂直方向
および水平方向に配列された画素配列の垂直方向および
水平方向に近い方向に伸びる細線検出などについて説明
した。これは、たとえば、網点パターンの方向と画素の
配列方向とが傾きを有しない場合(平行の場合)に生じ
る線切れ現象を回避するために用いることができる。し
かしながら、本発明は、これに限定されず、垂直方向お
よび水平方向以外の特定の方向に伸びる細線の検出など
についても適用することができる。たとえば、網点パタ
ーンが画素の配列方向に所定の傾きを有している場合に
おいて、線切れの発生源となる細線の方向性も変化する
ことになるが、このような線切れの発生源となる細線の
方向性に応じて、その方向に伸びる細線を検出し、さら
には、その検出結果に基づいて、線切れ防止処理を行う
ことができる。この場合においては、線切れの発生源と
なる細線の方向性に応じて、検出すべき細線の方向(斜
め方向)に縮小し、その直交方向に細らせ処理および太
らせ処理を順次行うことなどにより、細線を検出するこ
とができる。なお、斜め方向の縮小動作においては、そ
の斜め方向において座標変換により投影される複数の対
応画素の平均を求めればよい。また、細らせ処理および
太らせ処理においては、検出すべき細線の方向に応じ
て、垂直水平双方向に配列された画素列において注目画
素の垂直方向、水平方向、斜め方向に隣接する画素を用
いて細らせ太らせ処理を適宜に使い分けることができ
る。具体的には、検出すべき細線の方向に直交する方向
に最も近い方向の隣接画素を用いることができる。
および水平方向に配列された画素配列の垂直方向および
水平方向に近い方向に伸びる細線検出などについて説明
した。これは、たとえば、網点パターンの方向と画素の
配列方向とが傾きを有しない場合(平行の場合)に生じ
る線切れ現象を回避するために用いることができる。し
かしながら、本発明は、これに限定されず、垂直方向お
よび水平方向以外の特定の方向に伸びる細線の検出など
についても適用することができる。たとえば、網点パタ
ーンが画素の配列方向に所定の傾きを有している場合に
おいて、線切れの発生源となる細線の方向性も変化する
ことになるが、このような線切れの発生源となる細線の
方向性に応じて、その方向に伸びる細線を検出し、さら
には、その検出結果に基づいて、線切れ防止処理を行う
ことができる。この場合においては、線切れの発生源と
なる細線の方向性に応じて、検出すべき細線の方向(斜
め方向)に縮小し、その直交方向に細らせ処理および太
らせ処理を順次行うことなどにより、細線を検出するこ
とができる。なお、斜め方向の縮小動作においては、そ
の斜め方向において座標変換により投影される複数の対
応画素の平均を求めればよい。また、細らせ処理および
太らせ処理においては、検出すべき細線の方向に応じ
て、垂直水平双方向に配列された画素列において注目画
素の垂直方向、水平方向、斜め方向に隣接する画素を用
いて細らせ太らせ処理を適宜に使い分けることができ
る。具体的には、検出すべき細線の方向に直交する方向
に最も近い方向の隣接画素を用いることができる。
【0092】さらに、上記実施形態においては、互いに
垂直な2つの方向(垂直方向および水平方向)近傍にお
いて伸びる細線の検出などについて説明したが、これに
限定されず、検出すべき細線が互いに異なる任意の2つ
の方向近傍に指向性を有する場合にもその2つの方向近
傍に伸びる細線の検出を行うことができる。これによれ
ば、たとえば、直交しない2つの軸方向を基準にする網
点パターンを用いて網点化を行う場合にも、同様の効果
を得ることができる。
垂直な2つの方向(垂直方向および水平方向)近傍にお
いて伸びる細線の検出などについて説明したが、これに
限定されず、検出すべき細線が互いに異なる任意の2つ
の方向近傍に指向性を有する場合にもその2つの方向近
傍に伸びる細線の検出を行うことができる。これによれ
ば、たとえば、直交しない2つの軸方向を基準にする網
点パターンを用いて網点化を行う場合にも、同様の効果
を得ることができる。
【0093】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の画像処
理装置によれば、原画像を所定方向に縮小して生成した
縮小画像について所定方向に直交する方向に細らせ処理
を行った後に太らせ処理を行うことにより第2処理画像
が得られ、この第2処理画像と縮小画像との差分である
差分画像が得られるので、得られた差分画像により所定
方向に近い方向において伸びる細線を検出することがで
きる。
理装置によれば、原画像を所定方向に縮小して生成した
縮小画像について所定方向に直交する方向に細らせ処理
を行った後に太らせ処理を行うことにより第2処理画像
が得られ、この第2処理画像と縮小画像との差分である
差分画像が得られるので、得られた差分画像により所定
方向に近い方向において伸びる細線を検出することがで
きる。
【0094】請求項2に記載の画像処理装置によれば、
原画像を所定方向に縮小するにあたって所定方向に沿う
n画素の平均化処理を伴うので、このnの値を調整する
ことにより、検出すべき細線の指向性を調整することが
できる。
原画像を所定方向に縮小するにあたって所定方向に沿う
n画素の平均化処理を伴うので、このnの値を調整する
ことにより、検出すべき細線の指向性を調整することが
できる。
【0095】請求項3に記載の画像処理装置によれば、
特定濃度領域は高濃度領域であるので、差分画像に基づ
いて高濃度の細線を検出することができ、請求項4に記
載の画像処理装置によれば、特定濃度領域は低濃度領域
であるので、差分画像に基づいて低濃度の細線を検出す
ることができる。
特定濃度領域は高濃度領域であるので、差分画像に基づ
いて高濃度の細線を検出することができ、請求項4に記
載の画像処理装置によれば、特定濃度領域は低濃度領域
であるので、差分画像に基づいて低濃度の細線を検出す
ることができる。
【0096】請求項5に記載の画像処理装置によれば、
特に線切れが生じやすい2つの方向の細線を検出するこ
とができる。
特に線切れが生じやすい2つの方向の細線を検出するこ
とができる。
【0097】請求項6に記載の画像処理装置によれば、
差分画像に対して、縮小画像生成手段における縮小率の
逆数倍に所定方向に拡大する拡大処理を行うことによ
り、原画像の各画素位置における細線の有無の程度を表
す細線指標を生成するので、検出された細線の原画像に
おける対応位置を容易に求めることができる。
差分画像に対して、縮小画像生成手段における縮小率の
逆数倍に所定方向に拡大する拡大処理を行うことによ
り、原画像の各画素位置における細線の有無の程度を表
す細線指標を生成するので、検出された細線の原画像に
おける対応位置を容易に求めることができる。
【0098】また、請求項7に記載の画像処理装置によ
れば、原画像に所定のフィルタ処理を施した結果を前記
原画像に加重する際の加重係数を前記細線指標に基づい
て決定する加重係数決定手段と、前記原画像に所定のフ
ィルタ処理を施した結果を、前記加重係数を用いて前記
原画像に加重した処理画像を得るフィルタ処理手段と、
を備えているので、線切れが発生する可能性が高い部分
である細線部分を特定して選択的にフィルタ処理の影響
を加えて、線切れ防止処理を行うことができる。
れば、原画像に所定のフィルタ処理を施した結果を前記
原画像に加重する際の加重係数を前記細線指標に基づい
て決定する加重係数決定手段と、前記原画像に所定のフ
ィルタ処理を施した結果を、前記加重係数を用いて前記
原画像に加重した処理画像を得るフィルタ処理手段と、
を備えているので、線切れが発生する可能性が高い部分
である細線部分を特定して選択的にフィルタ処理の影響
を加えて、線切れ防止処理を行うことができる。
【0099】請求項8に記載の画像処理装置によれば、
加重係数決定手段は、あらかじめ細線指標と加重係数と
の対応関係を参照テーブルとして有しているので、加重
係数決定手段は、細線指標に基づいて加重係数を容易に
決定することができる。
加重係数決定手段は、あらかじめ細線指標と加重係数と
の対応関係を参照テーブルとして有しているので、加重
係数決定手段は、細線指標に基づいて加重係数を容易に
決定することができる。
【0100】請求項9に記載の画像処理装置によれば、
拡大処理手段は、拡大処理を行うにあたって、差分画像
の高濃度領域を拡張する処理をも行うことにより細線指
標を生成し、その細線指標に基づいて得られた加重係数
を用いてフィルタ処理手段がフィルタ処理を行うので、
細線の近傍にもフィルタ処理を施すことができる。
拡大処理手段は、拡大処理を行うにあたって、差分画像
の高濃度領域を拡張する処理をも行うことにより細線指
標を生成し、その細線指標に基づいて得られた加重係数
を用いてフィルタ処理手段がフィルタ処理を行うので、
細線の近傍にもフィルタ処理を施すことができる。
【0101】さらに、請求項10に記載の記録媒体によ
れば、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の発明
と同様の効果を得ることができる。
れば、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の発明
と同様の効果を得ることができる。
【図1】本発明の実施形態に係る画像処理装置1のハー
ドウエア構成を表す図である。
ドウエア構成を表す図である。
【図2】画像処理装置1に関する機能ブロック図であ
る。
る。
【図3】画像処理装置1の詳細機能ブロック図である。
【図4】画像処理装置1における処理動作に関するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】垂直方向に伸びる細線を検出する動作に関する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】縮小画像生成処理を説明するための概念図であ
る。
る。
【図7】注目画素Pv(i,j)について説明するため
の概念図である。
の概念図である。
【図8】白細線の検出動作について説明するための図で
ある。
ある。
【図9】白細線の検出動作について説明するための図で
ある。
ある。
【図10】白細線の検出動作について説明するための図
である。
である。
【図11】黒細線の検出動作について説明するための図
である。
である。
【図12】黒細線の検出動作について説明するための図
である。
である。
【図13】黒細線の検出動作について説明するための図
である。
である。
【図14】高濃度領域拡張処理(ステップSP31)に
ついて説明するための図である。
ついて説明するための図である。
【図15】水平方向に伸びる細線を検出する動作に関す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図16】原画像Gの細線を示す図である。
【図17】線切れ防止処理の詳細動作を表すフローチャ
ートである。
ートである。
【図18】マスクデータMと加重係数kとの関係を示す
図である。
図である。
【図19】線切れ防止処理の概要を示す説明図である。
【図20】フィルタの一例である加重平均フィルタを示
す図である。
す図である。
【図21】縮小画像生成動作の変形例に関する説明図で
ある。
ある。
【図22】線切れについて説明するための図である。
【図23】線切れについて説明するための図である。
【図24】線切れについて説明するための図である。
【図25】USM処理による線切れについて説明するた
めの図である。
めの図である。
1 画像処理装置 20 細線検出部 20A 垂直方向細線検出部 20B 水平方向細線検出部 21 縮小画像生成部 23bA,23bB 黒細線抽出部 23wA,23wB 白細線抽出部 50 線切れ防止処理部 G 原画像 G0 縮小画像 G3 差分画像 LUT 参照テーブル M マスクデータ k 加重係数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/405 H04N 1/40 101D 104 (72)発明者 馬越 昌一 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 5B057 CA02 CA06 CA07 CA12 CA16 CB02 CB06 CB07 CB12 CB16 CC02 CD06 CE04 CE06 CE13 CF01 CF02 CH07 CH08 CH09 CH18 DA08 DA17 DB02 DB05 DB08 DC05 5C076 AA21 AA22 AA32 AA40 BA06 BA07 BB25 BB43 CA10 CB01 5C077 LL08 MP02 MP06 PP02 PP20 PP28 PP43 PP47 PP51 PP65 PP68 PQ08 PQ18 PQ23
Claims (10)
- 【請求項1】 原画像に対して処理を施す画像処理装置
であって、 前記原画像を所定方向に縮小して縮小画像を生成する縮
小画像生成手段と、 前記縮小画像について、前記所定方向に直交する方向に
おいて特定濃度領域を細らせる細らせ処理を行うことに
より第1処理画像を生成する細らせ処理手段と、 前記第1処理画像について、前記所定方向に直交する方
向において特定濃度領域を太らせる太らせ処理を行うこ
とにより第2処理画像を生成する太らせ処理手段と、 前記縮小画像と前記第2処理画像との差分である差分画
像を生成する差分画像生成手段と、を備えることを特徴
とする画像処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理装置におい
て、 前記縮小画像生成手段は、前記原画像を前記所定方向に
縮小するにあたって前記所定方向に沿うn画素の平均化
処理を伴うことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の画像処理装置におい
て、 前記特定濃度領域は、高濃度領域であることを特徴とす
る画像処理装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の画像処理装置におい
て、 前記特定濃度領域は、低濃度領域であることを特徴とす
る画像処理装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の画像処理装置におい
て、 前記所定方向は、互いに異なる2つの方向であり、 前記縮小画像生成手段、前記細らせ処理手段、前記太ら
せ処理手段、および前記差分画像生成手段は、前記2つ
の方向のそれぞれに関する各処理を行うことを特徴とす
る画像処理装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
載の画像処理装置において、 前記差分画像に対して、前記縮小画像生成手段における
縮小率の逆数倍に前記所定方向に拡大する拡大処理を行
うことにより、前記原画像の各画素位置における細線の
有無の程度を表す細線指標を生成する拡大処理手段、を
さらに備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の画像処理装置におい
て、 前記原画像に所定のフィルタ処理を施した結果を前記原
画像に加重する際の加重係数を前記細線指標に基づいて
決定する加重係数決定手段と、 前記原画像に所定のフィルタ処理を施した結果を、前記
加重係数を用いて前記原画像に加重した処理画像を得る
フィルタ処理手段と、をさらに備えることを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の画像処理装置におい
て、 前記加重係数決定手段は、あらかじめ細線指標と加重係
数との対応関係を参照テーブルとして有していることを
特徴とする画像処理装置。 - 【請求項9】 請求項7に記載の画像処理装置におい
て、 前記拡大処理手段は、前記拡大処理を行うにあたって、
前記差分画像の高濃度領域を拡張する処理をも行うこと
により前記細線指標を生成することを特徴とする画像処
理装置。 - 【請求項10】 コンピュータを、請求項1ないし請求
項9のいずれかに記載の画像処理装置として機能させる
ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24075599A JP3638231B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 画像処理装置および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24075599A JP3638231B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 画像処理装置および記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001069338A true JP2001069338A (ja) | 2001-03-16 |
| JP3638231B2 JP3638231B2 (ja) | 2005-04-13 |
Family
ID=17064242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24075599A Expired - Fee Related JP3638231B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 画像処理装置および記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3638231B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003018408A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-17 | Nidec Copal Corp | 画像処理装置及び画像処理方法 |
| JP2015120279A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置、画像形成装置及び画像生成方法 |
-
1999
- 1999-08-27 JP JP24075599A patent/JP3638231B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003018408A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-17 | Nidec Copal Corp | 画像処理装置及び画像処理方法 |
| JP2015120279A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置、画像形成装置及び画像生成方法 |
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| JP3638231B2 (ja) | 2005-04-13 |
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