JP2001069388A - カメラ及び充電器 - Google Patents

カメラ及び充電器

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JP2001069388A
JP2001069388A JP24334999A JP24334999A JP2001069388A JP 2001069388 A JP2001069388 A JP 2001069388A JP 24334999 A JP24334999 A JP 24334999A JP 24334999 A JP24334999 A JP 24334999A JP 2001069388 A JP2001069388 A JP 2001069388A
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camera
charger
charging
secondary battery
communication
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JP24334999A
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English (en)
Inventor
Mitsumasa Okubo
光將 大久保
Masataka Ide
昌孝 井出
Keigo Ito
圭吾 伊藤
Takatoshi Nishida
隆勇 西田
Osamu Nonaka
修 野中
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラと充電器の結合状態を、専用部品を用い
ずに検出し、安価・低消費電流で構成でき、充電効率の
良いカメラ及び充電器を提供する。 【解決手段】本発明は、繰り返し充電可能な二次電池1
03を有し、無接点の充電器200によって上記二次電
池103を充電することが可能なカメラ100におい
て、上記充電器200に上記カメラ100が充電可能な
状態に設置されたことを検出するPOSSWと、このP
OSSWの出力に基づいて、動作モードを充電可能な状
態に移行させるCPU101とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用の交流電源
からエネルギを充電して用いるカメラ及び充電器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラは、自動露出制御用、
ストロボ発光のために電池を搭載しているが、近年のマ
イクロコンピュータ制御による全自動化に伴い、電気回
路に対する依存が強くなる傾向にあるのが実状である。
【0003】かかる傾向の下、カメラの使用に際して電
池交換を常に意識するのは煩わしいことであり、また電
池の廃棄による環境に対する影響を考慮する必要もあ
る。
【0004】これに鑑みて、例えば特開平7−1461
5号公報では、充電器を用いて充電式としたカメラの電
源システムに関する技術が開示されている。
【0005】即ち、同公報により開示された技術では、
充電可能な2次電池をカメラ本体に装填し、充電器によ
り無接点方式の充電を行うと共に、充電レベル等の更新
を行うために無接点の交信を行うことを可能としてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平7
−14615号公報により開示されたカメラの電源シス
テムに関する技術は、カメラの固定を検出するスイッチ
と、データ通信手段に基づいて無接点方式でカメラ内の
二次電池を充電するというものであるが、充電制御につ
いては何等詳細な記載はされていなかった。
【0007】即ち、同技術では、カメラ側が、充電器に
セットされたか否かをデータ通信により検出するとされ
ている。従って、カメラのオフ状態で常時通信を行う必
要があり、バッテリの消耗が著しかった。さらに、カメ
ラに充電器設置を認識させるべく別スイッチを設ける
と、コストアップを招くおそれがあった。
【0008】また、同技術では、充電器にカメラがセッ
トされたか否かを、固定検出スイッチとの通信により検
出していた。従って、位置ずれを検出することができ
ず、その結果、著しい充電効率低下を招くおそれがあっ
た。また、特に、カメラの代わりに金属物が置かれ、誤
動作して磁気エネルギーが供給されると、その金属物が
発熱して、ユーザに火傷を負わせるおそれもあった。
【0009】一方、携帯用の機器の発達につれて、電池
に依存した製品は増加の一途をたどり、携帯電話や携帯
用オーディオ等、通勤通学時に使用する類のものから、
子供用のゲーム機器に至るまで、家庭内には充電器があ
ふれている。
【0010】そのような状況下において、カメラにも充
電器が必要となると、家中が充電器であふれ却ってしま
い、普段の生活空間が脅かされる事となる。
【0011】また、押入等にしまい込んでしまうと、も
のがあふれる現代社会では、どこに何を置いたか判らな
いような状況に陥るおそれがある。
【0012】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、カメラと充電器の結合状
態を、専用部品を用いずに検出し、安価・低消費電流で
構成でき、充電効率の良いカメラ及び充電器を提供する
ことにある。さらに、カメラ充電中においても、充電時
以外においても、充電器が邪魔にならないような工夫を
し、生活空間を快適に確保しながら、カメラを常に充電
状態にすることを実現するカメラ及び充電器を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様では、繰り返し充電可能な二次
電池を有し、無接点の充電器によって上記二次電池を充
電することが可能なカメラにおいて、上記充電器に上記
カメラが充電可能な状態に設置されたことを検出する設
置検出手段と、上記設置検出手段の出力に基づいて、動
作モードを充電可能な状態に移行させるモード切換え手
段と、を備えたことを特徴とするカメラが提供される。
【0014】そして、第2の態様では、繰り返し充電可
能な二次電池を有し、無接点の充電器によって上記二次
電池を充電することが可能なカメラにおいて、上記充電
器と通信可能な通信手段と、所定のカメラ操作を行うカ
メラ操作手段と、上記カメラ操作手段が省電力状態で操
作された場合、当該省電力状態を解除して上記通信手段
を用いて通信動作を行い、通信動作が正常に行われない
場合は、カメラを再度省電力状態に設定する動作モード
設定手段と、を備えたことを特徴とするカメラが提供さ
れる。
【0015】さらに、第3の態様では、繰り返し充電可
能な二次電池を有するカメラが装着可能な無接点の充電
器において、上記カメラを所定位置に正しく位置決めす
る位置決め機構と、上記カメラが所定位置に正しく位置
決めされているかを検出する検出手段と、を備えたこと
を特徴とする充電器が提供される。
【0016】上記第1乃至第3の態様によれば以下の作
用が奏される。
【0017】即ち、本発明の第1の態様では、設置検出
手段により、充電器にカメラが充電可能な状態に設置さ
れたことが検出され、モード切換え手段により、上記設
置検出手段の出力に基づいて、動作モードが充電可能な
状態に移行される。
【0018】そして、第2の態様では、動作モード設定
手段により、上記カメラ操作手段が省電力状態で操作さ
れた場合、当該省電力状態を解除して上記通信手段を用
いて通信動作が行われ、通信動作が正常に行われない場
合は、カメラが再度省電力状態に設定される。
【0019】さらに、第3の態様では、位置決め機構に
より、上記カメラが所定位置に正しく位置決めされ、検
出手段により、上記カメラが所定位置に正しく位置決め
されているかが検出される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0021】先ず、本発明の第1の実施の形態について
説明する。
【0022】この第1の実施の形態は、充電器側に制御
回路や表示部を設けて、ユーザにとって、より判り易い
表示を実現するものである。
【0023】図1は第1の実施の形態に係るカメラシス
テムの構成図である。
【0024】同図に示されるように、カメラボディ10
0の上部には、レリーズボタンRSW、モード切り換え
ボタンMDSW、フィルム巻き戻しボタンRWSW、及
び各種の表示を行うLCD表示部105が配設されてい
る。
【0025】カメラボディ100の前面には、レンズ鏡
筒181、パワースイッチPWSWが設けられている。
このパワースイッチPWSWがオンされると、レンズ鏡
筒181は、沈胴状態から繰り出され、前面に突出す
る。
【0026】また、カメラ前面には、ズームのアップダ
ウンを行うZUPSW,ZDNSW、ファインダ窓18
2、測光センサ109、リモコンセンサ110、セルフ
タイマ表示LED112のそれぞれの窓、キセノン管1
54を含むストロボ窓が配設されている。さらに、上記
レンズ鏡筒181の下部には、測距用の投光部107、
受光部108が配設されている。
【0027】また、カメラボディ100の底部には、三
脚取り付けネジ穴H101が設けられている。さらに、
カメラボディ100の内部には、CPU101をはじめ
とする各種電気回路、及び二次電池103、これに充電
するためのコイルL1等が設けられている。
【0028】一方、カメラ100内の二次電池103に
非接触にて充電するための充電器200の内部には、充
電器200の各種制御を行うCPU201、当該CPU
201によって制御されるAC−ACコンバータ20
2、家庭用のコンセントから電源を供給するためのソケ
ット203、カメラ100に充電するためのコイルL2
等が設けられている。さらに、充電器200の前面に
は、各種表示を行うためのLCD表示器205が設けら
れる。
【0029】また、上記充電器200は、その中央部に
カメラ100が設置可能な開口部が設けられており、そ
の側面には、物体が設置された旨を検知するためのフォ
トリフレクタ206が、その底部には、三脚ネジ穴検知
用の突起状のスイッチPOSSWが設けられている。こ
のスイッチPOSSWは、突出しているとOFFしてお
り、押下されているとONする。また、カメラ100が
正しく充電器200に設置されていると、フォトリフレ
クタ206はONし、POSSWは、その突起部がカメ
ラ100の三脚ネジ穴に入りOFFする。
【0030】さらに、上記充電器200の開口部の側面
には、通信用の発光素子207、受光素子208が設け
られ、カメラ100の測距用の投光部107、受光部1
08と対向する位置になり、光通信が可能となってい
る。また、カメラ100のZDNSWと対向する位置
に、突起P202が設けられている。
【0031】図2は、第1の実施の形態に係るカメラシ
ステムの回路構成を示す図である。先ず、カメラ100
側の構成を説明する。
【0032】同図において、ワンチップマイクロコンピ
ュータ等により構成される中央演算処理装置たるCPU
101は、カメラ側の制御を司る。
【0033】さらに、不揮発性メモリたるEEPROM
102は、現在の撮影済み駒数をはじめとする各種のデ
ータを記憶するものである。
【0034】カメラ100の内部には、繰り返し充電可
能な二次電池103が配置されている。そして、この二
次電池103には、CPU101によって制御されるス
イッチCHSWを介して、コイルL2が接続されてい
る。また、この二次電池103には、電圧検知回路10
3dを介して、分圧された二次電池103の開放電圧を
CPU101でA/D変換して検出可能に構成してい
る。
【0035】上記カメラ100の内部には、レギュレー
タ104が設けられており、CPU101等に過大な電
圧がかかることを防止している。
【0036】さらに、カメラ100の内部には、LCD
表示器105が設けられており、カメラの駒数、設定モ
ード等の情報を外部に表示可能としている。
【0037】また、カメラ100の内部には、AFIC
106、アクティブ測距用の赤外LEDで構成された投
光部107、PSDで構成された受光部108が設けら
れており、公知のアクティブ三角測距を行うことを可能
としている。
【0038】さらに、CDSやSPD等で構成された測
光センサ109、SPD等で構成されたリモコンセンサ
110、LED発光回路111、更にセルフタイマの際
にその旨を告知するLED112も設けられている。
【0039】上記CPU101のポートには、先に記し
た各種スイッチ(RWSW,RSW,ZUPSW,ZD
NSW,MDSW,PWSW)が電気的に接続されてい
る。さらに、装填されているフィルムの情報が、DXコ
ードのような形で、上記CPU101のポートに入力さ
れる構成となっている。
【0040】ここで、カメラ100のZDNSWは、カ
メラ100が充電器200に正しくセットされると、当
該カメラ100のZDNSWが充電器200側の当該Z
DNSWと対向する位置に設けられた突起P202によ
り押下され、ON状態となり(図4(b)参照)、セッ
トが不完全だと押下されずONしないように(図4
(a)参照)構成されている。
【0041】さらに、カメラ100内には、ストロボ回
路150が設けられている。これは、充電回路151、
整流ダイオード152、ストロボコンデンサ153、キ
セノン管154、トリガ回路155からなり、充電の開
始と停止、トリガ制御はCPU101により制御される
ことになる。
【0042】次に、充電器200側の構成を説明する。
【0043】充電器200の内部には、CPU201が
設けられており、これにより各部の制御が行われる。A
C/ACコンバータ202は、家庭用の交流電源(例え
ば、100V、50Hz)を充電に好適な周波数・電圧
(例えば、10V、100kHz)に変換するものであ
る。この電源は、コンセント203から供給され、変換
出力はコイルL1に出力される。このAC/ACコンバ
ータ202は、上記変換動作をCPU2によってON/
OFF可能に構成されている。
【0044】AC/DCコンバータ204は、上記家庭
用の交流電源をDC電源(例えば、5V)に変換する。
この電源により、CPU201は動作する。
【0045】LCD表示器205は、充電器200の動
作に関する情報を表示する。
【0046】フォトリフレクタ(PR)206は、先に
述べたように、充電器200にカメラ100がセットさ
れたか否かを判定するものであり、その出力は、CPU
201に伝達される。赤外線を出力可能な発光素子20
7は、CPU2のポートからの信号に基づいて駆動され
る。一方、受光素子208は、カメラ100側からの赤
外線を検出し、その出力をCPU2に伝達する。
【0047】この第1の実施の形態では、発光素子10
7の出力を受光素子208で受け、また発光素子207
の出力を受光素子(PSD)108で受けることによ
り、カメラ100と充電器200が通信を行うことにな
る。
【0048】以上の他、カメラ100が正しく充電器2
00に設置されているか否かを検出するPOSSWが設
けられており、出力はCPU201に接続されている。
【0049】ここで、カメラ100が充電器200の正
しい位置にセットされていれば、図3(a)に示される
ように、POSSWは三脚ネジ穴に入り込む形でOFF
し、セット位置がずれていれば、図3(b)に示される
ように、POSSWはONする。この時、カメラのセル
フタイマ用のLEDや、その他表示手段を制御して、ユ
ーザに正しくカメラがセットされたか否かを認知させ
る。
【0050】以下、図5のフローチャートを参照して、
上記CPU1のカメラの充電に関する処理のシーケンス
を説明する。
【0051】カメラ100は、パワーオン状態では鏡筒
181が前方に繰り出されている為、そのまま充電器2
00にセットすることはできない。
【0052】従って、カメラ100をパワーオフさせて
セットすることになるが、カメラ100は、この時、ス
タンバイ状態(省電力状態)になっているため、充電の
際カメラはスタンバイ状態からスタートする(ステップ
S101)。
【0053】この際、PWSW、RWSW、及びZDN
SWでスタンバイリリースがかかるようになっており、
ZDNSWでスタンバイリリースがかかった場合は、ス
テップS102に進む。このステップS102では、発
光素子107を所定のプロトコルで発光させ、受光素子
108に所定の応答(エコーバック)が有ったか否かを
みることになる(ステップS103)。
【0054】ここで、所定の応答があれば、後述するサ
ブルーチン「充電モード」を実行する(ステップS30
0)。これに対して、応答がなければ、通信を開始して
から所定時間が経過したか否かをモニタしながら(ステ
ップS104)、上記通信動作を所定間隔でリトライし
続ける。そして、所定時間が経過した場合は、上記ステ
ップS101に戻ってスタンバイ状態となる。
【0055】ここで、図7のフローチャートを参照し
て、上記サブルーチン「充電モード」のシーケンスを詳
細に説明する。
【0056】先ず、CPU101で二次電池103の電
圧を検出し、その値と、EEPROM102から読み出
されたフル充電時の電圧に相当する値から、二次電池1
03がフル充電されているか否かの判定を行い(ステッ
プS301)、フル充電ならばステップS306に進
み、フル充電でなければステップS302に進む。
【0057】そして、ステップS302では、通常リー
ク電流を阻止するためオフしているCHSWをオンさ
せ、次いで、充電コマンドを充電器200側に送信する
(ステップS303)。次に、充電器200からのエコ
ーバックがあったか否かを判断し(ステップS30
4)、充電器20からのエコーバックがあればステップ
S305へ進み、エコーバックがなければステップS3
09へ進む。
【0058】続いて、後に述べるカメラのLCD表示器
105の設定を行う(ステップS305)。そして、充
電済みの電荷のレベルを通信にて充電器200に送信し
(ステップS306)、さらにフィルムの残り駒数を通
信にて充電器200に送信する(ステップS307)。
【0059】そして、ストロボコンデンサ153の電圧
をCPU101のA/Dコンバータを用いて検出し、必
要な場合は充電を行う(ステップS308)。この際、
不図示の充電中を示すランプの表示は、この二次電池1
03の充電中は一切表示させない。また、充電の詳細に
ついては後に詳しく述べる。このステップS308の処
理の後は、ステップS301に戻る。
【0060】上記ステップS304にて、エコーバック
がない場合には、カメラ100が充電器200から取り
外されたか、または充電器の電源が抜かれたと判断し、
CHSWをOFFさせ(ステップS309)、リターン
する(ステップS310)。
【0061】次に、図6のフローチャートを参照して、
CPU201の充電器200の制御に関する処理のシー
ケンスを説明する。
【0062】充電器200は、通電と同時に、カメラ1
00のセットを待つ待機モードに入る(ステップS20
1)。そして、PR206を動作させて、カメラ100
等の物体がセットされたか否かを判断する(ステップS
202,S203)。ここで、物体が検知されなければ
上記ステップS201へ戻り、物体が検知されたら、ス
テップS204以降の処理に進むことになる。
【0063】ステップS204では、POSSWがOF
Fされているか否かをみて(S204)、OFFしてい
なければ正しくセットされていない(カメラ100に位
置ずれがあるか、カメラ100以外の物が置かれてい
る)と判断し、上記ステップS201へ戻る。
【0064】一方、上記ステップS204でOFFが確
認できれば、コマンド受信モードに入り、カメラ100
からの通信を待つ(ステップS205)。そして、所定
時間内にコマンドが通信によって送られれば、ステップ
S208へ進む。
【0065】一方、所定時間内にコマンドが通信によっ
て送られなければ、所定時間充電動作を行った後、充電
をオフする(ステップS207)。これは、カメラの二
次電池103が、CPU101動作できない程に消耗し
ていた場合、CPU101を起動させられる程度にまで
充電するためである。また、カメラ100が故障してい
て動作しない場合や、カメラ100以外の物体で長時間
作動してしまうことを防止するために、所定時間後に充
電をオフする。
【0066】続いて、充電器200がカメラ100から
の通信を受け付けたことをカメラ100に伝達するため
に、所定のコードをエコーバックする(ステップS20
8)。そして、受け付けたコマンドに対応する動作(例
えば、AC/AC202をオンさせて充電動作を開始さ
せる)を行い(ステップS209)、それに対応した表
示を設定し(ステップS210)、上記ステップS20
5へ戻る。
【0067】次に、図8を参照して、カメラ100のL
CD表示器105の表示設定について説明する。
【0068】カメラ100は、パワーオフされた状態
(スタンバイ状態)では、表示を消している(図8
(a)参照)。そして、パワーオンしているときは、図
8(b)に示されるような表示を行う。一方、二次電池
103を充電している際は、図8(c)〜図8(f)に
示される表示がなされる。
【0069】この際、上記の充電済みの電荷のレベル、
即ちL0からL2のレベルに対応して、バッテリ残量表
示がなされる。
【0070】次に、図9を参照して、充電器200のL
CD表示器205の表示設定について説明する。
【0071】充電器200のコンセントがセットされて
いない場合は、図9(a)に示されるように表示は消え
ている。コンセントが差し込まれ、カメラ100が充電
器200にセットされていないか、セットが正しくない
か、または正しくセットされていてもカメラ100のC
PU101が動作できない場合は、図9(b)に示され
る表示がなされる。充電中の場合は、カメラ100と同
様に図9(c)乃至図9(f)に示される表示がなされ
る。
【0072】仮に、充電中にカメラ100が充電器20
0から取り外され、その直前の状態が1本のフィルム撮
影を保証できないL0以下のレベルの場合は、図9
(g)に示されるようにバッテリマークが一定時間点滅
し、且つ警告音を発することにより警告を行い、図9
(b)に示される表示に戻る。
【0073】図9(g)に示される警告表示をなす条件
としては、充電器200側で設定を変更可能になってお
り、充電中のカメラ100にフィルムが装填されている
場合は、カメラ100から送信される残り駒数情報と、
バッテリレベルの詳細情報を基に、充電器200が残り
駒数を撮影可能なレベル充電されていないと判断した場
合にのみ、上記警告を発するように設定することもでき
る。
【0074】次に、図10を参照して、ストロボコンデ
ンサ153の充電動作について説明する。この第1の実
施の形態では、カメラ100が充電器200にセットさ
れている間は、充電器200からカメラ100が外され
た場合、即座にストロボ撮影が可能になるように、常に
ストロボコンデンサ153が発光可能なレベルに充電制
御するようになっている。即ち、図10のように、発光
可能の下限電圧になると、ストロボ充電する。
【0075】次に、図11を参照して、二次電池103
への充電の詳細を説明する。
【0076】図11は、放電が進んだ二次電池103が
装填されたカメラ100を充電器200にセットした場
合の、当該二次電池103の電圧変化を示す図である。
【0077】完全に放電が進んでいると、CPU101
も動作できないため、カメラ100と充電器200の通
信は行われない。その場合、先に述べたように、CPU
101が動作可能となるレベルLcpuまでは、充電器
が強制的に充電する。
【0078】そして、二次電池103がLcpuのレベ
ルまで達すると、カメラ100と充電器200とは、相
互に通信しながら充電することになる。
【0079】図中のL0は、例えば常温で36枚撮りフ
ィルムが1本撮影出来るレベルの二次電池103の電
圧、L1は規定した最低温度でフィルムが1本撮影でき
るレベル、L2はカメラとして保証しているフィルム撮
影本数、即ち、例えば常温で24枚撮りフィルム10本
を撮影できるレベル、L3は二次電池103のフル充電
を示す電圧である。カメラ100が充電器200にセッ
トされると、必ずL3レベルまで充電し、その後は、L
3とL2の間に設けられたLcレベルになると、再度L
3まで充電することとしている。
【0080】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、非接触にてカメラと充電器が相互に通
信しながら充電等の動作を進めていくため、双方に充電
のレベルを含めた適切な表示が可能であり、またカメラ
側で検出した正確な二次電池電圧に基づいて充電制御で
きるため、過充電を引き起こすことなく高速な充電が可
能である。
【0081】また、カメラが正しくセットされているか
を検知しているため、不必要な充電動作をしたり、別の
金属等の物体がセットされた際充電動作によりこれを加
熱させてしまうことがない。また、カメラは、通常パワ
ーオフでスタンバイ状態であり、バッテリの消耗を最小
限にでき、且つ充電器にセットされた場合はスタンバイ
が解除されるので、充電モードに入り、充電に対応でき
る。
【0082】また、バッテリが放電しきっていており、
カメラが通信不能の場合でも、通信可能となるレベルま
で強制的に充電するため、充電する二次電池の状況に関
わらず充電出来る。また、カメラが充電器から取り外さ
れた場合に、そのバッテリの充電度合いに応じて警告を
発するため、ユーザが撮影中に、意に反して電池切れを
起こす確率を低減できる。
【0083】また、充電中、その充電度合いに応じて、
カメラと充電器の双方にレベル表示をするため、表示が
見える角度が広く、見易くなる。また、位置ずれ検出は
三脚ネジ穴で行い、充電器セット時はZDNSWにより
スタンバイリリースする等、カメラの撮影に必要な部材
と充電に必要な部材を兼用しているため、別個に設ける
よりもカメラを小型にでき、コストも安くできる。
【0084】尚、第1の実施の形態は、その趣旨を逸脱
しない範囲で種々の改良、変更が可能であることは勿論
である。例えば、充電が不十分な際の警告は、充電器側
のみでなく、カメラ側で警告してもよいし、双方で行っ
ても良い。また、カメラ側の通信手段は測距装置を用い
なくてもよく、測光手段やリモコンセンサ、セルフ用を
含めたいずれかの表示用発光素子、ストロボ等他の発光
手段、受光手段を用いてもよい。また、充電器にセット
した際のスタンバイリリース手段は、ZDNSW以外
の、PWSW、RWSW等その他のスイッチで行っても
良い。
【0085】図12は本発明の第2の実施の形態の概念
図である。
【0086】同図に示されるように、カメラ1は、家庭
用交流電源のコンセント3に接続された充電器2に差し
込まれており、かかる状態下でカメラ内の不図示の二次
電池が充電されている。このように、カメラ1の充電を
行う事で、ユーザ5が使用する際には、エネルギーが十
分に蓄えられているようにしている。
【0087】上記充電器2は、時計表示部4を有してお
り、目覚まし時計としても機能するような構成としてい
る。つまり、カメラ1とは異なる第2の機能を有するこ
とになり、カメラ1の充電時以外にも、その第2の機能
によって、充電器2を意識させず、更には室内のレイア
ウトや景観を損ねることもない。
【0088】ユーザの部屋には、その他にも電話の子機
や携帯用CDプレーヤ、電動歯ブラシなどの充電器又は
ACアダプタがあり、ノートパソコン等も充電器又はA
Cアダプタを要し、これ以上、電気製品の煩雑さが増加
すると、生活空間から豊かさが失われてしまう。上記製
品とは異なり、カメラ1は使用頻度が低く、その反面、
使用したいときに十分機能するように常時、充電がされ
ていることが嘱望されるという性格を有するが、上記し
たような構成とする事によって、第2の実施の形態の目
的を達成することとしている。
【0089】ところで、二次電池を充電するための充電
器の技術は、許容される充電時間や使用される電池によ
っても異なるが、充電器と機器を金属の接触ピンで電気
的に接続する接触式充電器と、トランスを用いて電磁気
を利用する非接触式の充電器の2種が一般に採用されて
いる。例えば、図12においても、パソコンや電話の充
電器は接触式でよく、電動歯ブラシ等は防水用の密閉性
を考慮すると非接触式である事が好ましい。以下に詳述
するように、第2の実施の形態では、カメラが屋外で使
用される頻度が高く、その際に雨や雪による水滴が付着
する事を考慮し、非接触的充電式を採用している。
【0090】図13は、第2の実施の形態に係るカメラ
及び充電器の電気回路の詳細な構成を示すブロック図で
ある。
【0091】同図において、符号3は、家庭のコンセン
トからとる交流電源を示しており、充電器2に内蔵の入
力整流平滑回路21によって直流電圧化が行われる。
【0092】直流電圧では、トランス12a,12bの
間で結合が行われず、その効率を上げるために、商用周
波数以上に高い高周波発振にてトランス間の電磁結合を
行うこととなる。この高周波発振は、共振回路22によ
り行われる。
【0093】1次トランス12aまでは充電器2側に収
められているが、2次側のトランス12bはカメラ1側
の上記充電器2側の1次トランス12aと対向する位置
に配置されている。このトランス12a,12b間に磁
気エネルギの伝達が行われると、出力整流回路13にて
2次電池11に充電が行われる。
【0094】この2次電池11には、ニッカド電池、ニ
ッケル水素電池等を利用することができるが、前者は大
電流に対応可能で、後者は大容量という特性がある。さ
らに、充電方式にも、低率充電等の工夫が考えられる
が、この第2の実施の形態の特徴的な部分ではないの
で、詳細な説明は省略する。
【0095】ただ、非接触充電器は磁気エネルギの放出
によって、金属物等が置かれると加熱されて危険であ
る。そこで、間欠発振回路24を設け、カメラ1が設定
されていない時には、当該間欠発信回路24を間欠的に
動作させている。
【0096】カメラ1が充電器2に接触すると、トラン
ス25a,25bが磁気エネルギを結合して、カメラ1
の補助電源回路28を駆動して、カメラの制御回路10
に電源を印加する。これにより、制御回路10は、発振
回路29によってトランス27bに磁気信号を生じさせ
る。この磁気信号は、充電器側の27aによって検出さ
れ、信号検出回路26aがその信号を整形して制御回路
20に入力する。この整形後の磁気信号により、充電器
2側の制御回路20は、カメラ1が充電可能状態である
ことを判別することができる。
【0097】さらに、充電器2を制御する制御回路20
は、時計機能ブロックを有しており、先に図12に示し
たように、時刻表示を行うことができるようになってい
る。また、目覚まし時計として用いるために、アラーム
の時刻設定を行ったり、時刻合わせをするためのスイッ
チ20bがユーザ5によって操作可能なように外装部に
設けられているのが特徴となっている。
【0098】また、磁気信号だけでは十分な精度で通信
できないような信号は、フォトカプラを形成するLED
17aとフォトダイオード(PD)17bによって、カ
メラ1から充電器2側へ通信される。尚、説明の便宜
上、このLED17aに電流を流し、これを駆動する回
路をドライバと表記し、PDの信号を整形する回路をセ
ンサと表記した。
【0099】上記充電器2からカメラ1へ通信される信
号は、LED18a,PD18bによって通信される。
これによって、充電器2の有する時計機能によって形成
された情報をカメラ側に伝えることができる。尚、カメ
ラ1としては、撮影された年月日や時刻をプリント上に
表示できるように、フィルムの撮影コマ上にデート情報
を磁気的に、又は光学的に記録するためのデート機能3
1を有するものを想定している。そして、制御回路10
によってデート機能が制御され、撮影時のデート情報を
不図示のフィルムに記録することができる。
【0100】フィルム画面内に光学的に写し込まれたも
のは、現象プリント時に写真プリント上に画面上に文字
が浮かび出る形となり、磁気写し込みのタイプはフィル
ムに設けられた磁気記録層に磁気記録された情報をプリ
ント時に読み取り、プリント機がそれを文字に変換し、
写真の上に印字する形をとる。
【0101】このカメラ1の内蔵するデート機能は、カ
メラ1の電源となる電池の電圧が低下すると、制御回路
20内のメモリが正常に動作しなくなって、不正確とな
るので、電池を交換する度に時刻や年月日を正しく合わ
せ直す必要がある。本発明では、その煩雑さを解消する
ために、充電器2側の時計機能として、標準時刻を電波
で送る郵政省のサービスと結びつける電波時計を採用す
る。
【0102】この電波時計は、内蔵のアンテナ(図中、
受信部30に相当)が1時に一度、自動的に標準電波を
受信し、その結果によって、時計表示を校正するので、
非常に高精度の時計機能となる。この正確な時計データ
を先の光結合(フォトカプラ)による信号通信によっ
て、カメラ側に伝達するので、充電時にはカメラ1側も
常に正確な時刻を認識できることとなる。
【0103】以下、図14のフローチャートを参照し
て、充電器側の時刻調整の動作を説明する。即ち、カメ
ラ1がセットされるまでは、標準電源を受信する度に時
刻セットを行い(ステップS401乃至S403)、カ
メラ1がセットされると、充電を開始し、充電終了とな
ると、時計情報送信し、カメラ1側がこれを受信する
と、上記ステップS401に戻り、上記動作を繰り返す
ことになる(ステップS404乃至S408)。このよ
うな一例のシーケンスにより、電池がなくなったカメラ
も、充電中に正しいデートを自動的に再セットされ、撮
影時には常に正しいデート写しこみが可能となる。
【0104】以上説明したように、第2の実施の形態に
よれば、二次電池を用いたカメラの充電器において、充
電器に電波時計というそれ自体で利用可能な機能を持た
せたので、目覚まし時計代わりにでも利用すれば、置き
場所が邪魔になる事もなく、カメラ側としては自動的に
正しいデートがセットされる、という優れた商品性を付
加することができる。
【0105】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。
【0106】この第3の実施の形態に係るカメラ及び充
電器は、上記第2の実施の形態の説明でふれた目覚まし
機能をより強調したものである。
【0107】図15は第3の実施の形態に係るカメラ及
び充電器の構成図である。
【0108】同図において、符号1はカメラであり、符
号2は時計4内蔵の充電器であり、符号2aは、目覚ま
しアラーム停止用のボタンであり、ユーザ5が目を覚ま
してこのボタンを押せばアラームが停止する。ここで
は、アラームとして、通常の目覚まし時計の音によるも
のに加え、カメラの機能を有効に利用して、ストロボ1
4の発光を併用して、より目覚まし効果を高めている。
【0109】図16は、この目覚まし時の発光パターン
の例である。
【0110】被写体の人物の瞳孔を撮影時に縮小させ
て、所謂赤目現象を防止する為に、上記撮影に先立って
微少な発光を繰り返す技術が知られているが、ここで
は、その技術を応用して、図示のように、露出時の発光
程は大きくない光量で何度も発光を繰り返して目覚まし
効果を高めている。
【0111】図17は第3の実施の形態に係る充電器及
びカメラの構成をより詳細に示す概念図である。充電器
側のCPU20は、時刻をセットするセット時刻部43
と、計時部20a、両者の出力を比較する比較器44の
機能が含まれている。一方、カメラ側のCPU10は、
発光パターン1と発光パターン2の情報を保持する領域
40,41と、両者のいずれかを選択する選択部42の
機能を有している。上記選択部42には充電器側からの
充電中信号が入力され、さらに、この選択部42の出力
はストロボ14の入力に接続されている。
【0112】以下、図18,19のフローチャートを参
照して、充電器側及びカメラ側の各CPUの動作を説明
する。
【0113】先ず、図18のフローチャートを参照し
て、充電器2側のCPUの動作を説明する。本実施の形
態では、充電器2側では、常に時計機能は働いており
(ステップS501)、カメラ1が充電器2にセットさ
れれば(ステップS502)、充電モード信号をカメラ
1側に出力し(ステップS503)、充電モードでは、
目覚まし時刻になると(ステップS504)、アラーム
を鳴らすと共に(ステップS505)、カメラ1側に目
覚ましタイミング信号を送信する(ステップS50
6)。そして、ユーザがスイッチを押すと(ステップS
507)、アラームは停止する(ステップS508)。
【0114】次に、図19のフローチャートを参照し
て、カメラ1側CPUの動作を説明する。カメラ1と充
電器2との通信によって、充電器2が共振回路22を駆
動する充電モードであることが判定されると(ステップ
S601)、目覚まし信号が充電器2側から送信される
まで待機し(ステップS602)、受信すると図16に
示される目覚まし時の発光パターン(パターン2)でス
トロボ発光制御を行う(ステップS603)。
【0115】一方、充電モードにないときには(ステッ
プS601)、通常のカメラモードなので、レリーズボ
タンに連動し(ステップS604)、図16に示される
撮影時のパターン(パターン1)でストロボ発光制御を
行い(ステップS605)、露光を行う(ステップS6
06)。
【0116】このように、第3の実施の形態では、充電
時は、レリーズスイッチをモニタしないので、充電中に
レリーズボタンを誤って押しても、撮影が行われてしま
ってフィルムを無駄にするようなことはない。
【0117】つまり、充電状態であるか否かによって、
カメラのシーケンス制御が自動的に切り換えられるの
で、誤動作を防止でき、機能(ここではストロボ)を使
い分ける事によって有効活用できることとなる。
【0118】次に本発明の第4の実施の形態について説
明する。
【0119】これは、先に述べた第3の実施の形態の考
え方を更に応用して、充電器側のシーケンスを後述する
ように切り換えることを特徴とするものである。
【0120】図20は第4の実施の形態に係るカメラ及
び充電器の構成を示す図である。
【0121】図20(a)は、カメラ1が充電器2にセ
ットされる前の状態を示している。
【0122】この時、充電器2の前面に取り付けられた
時計表示部4は、時計表示又は目覚まし設定時刻を行っ
ている。しかし、充電器2にカメラ1がセッティングさ
れると、充電モードになる。そこで、かかる状態では、
充電器2側で、時計以外に充電完了までの時間を表示で
きるようにしている。
【0123】また、充電の進行を表示することで、ユー
ザはカメラが使用可能となる時期を判断できるようにな
る。充電完了までの時間を表示する時には、時計とは別
の表示であることを判り易く示すために、図20(b)
に模擬的に示したように表示を点滅させれば、ユーザが
間違える事がない。
【0124】このような工夫をすることで、ユーザが充
電終了までに要する時間を現在の時刻と間違えて不都合
を生じるような事態が生じるのを防止している。
【0125】ここで、充電器2に設けられた目覚ましア
ラーム終了用のボタン2aの操作によって、表示形態を
切換可能とすることもできる。この場合、ボタン2aを
押した状態では、充電に必要な時間か又は目覚まし設定
時間かを、充電状態にあるか否かかによって切り換える
ようにすればよい。
【0126】以下、図21のフローチャートを参照し
て、このような充電器2側の動作を説明する。ボタン2
aが押下されると(ステップS701)、充電中である
場合には、充電に必要な時間点滅表示を行い(ステップ
S704)、充電中でない場合には、目覚まし設定時刻
の点滅表示を行う(ステップS703)。
【0127】次に第5の実施の形態について説明する。
【0128】カメラの機能を用いて、充電中の時計機能
を充実させる実施の形態については、先にストロボの発
光による目覚まし機能を採用した例を示したが、第5の
実施の形態は、これに代えてカメラの持つセンサ機能を
応用するものである。
【0129】カメラが露出制御に用いる測光手段の出力
に応じて時計表示のバックライト機能を作動させれば、
暗い時には、図24(a)に示されるように測光センサ
50がそれを検出し、充電器2の時計表示のLCD4の
表からランプやLEDを点灯させて、暗い所でもよく見
える時計を提供することができる。
【0130】図22は、第5の実施の形態に係るカメラ
及び充電器の特徴となる機能を示すブロック回路図であ
る。
【0131】同図に示されるように、カメラ1内に設け
られたセンサ50の出力をA/D変換部51がディジタ
ル値に変更して、カメラ1のCPU20に測光データと
して送信する。カメラ1として用いる時は、シャッタや
ストロボ等からなる露出制御部53を制御する。しか
し、充電中は、充電器2のCPU20にB.L点灯必要
信号を入力するようにし、充電器2側のCPU20がそ
れに応じて点灯制御を実行すれば、上記効果を有する表
示照明機能付の時計を提供できる。
【0132】以下、図24(b)のフローチャートを参
照して、カメラ1側CPU10の制御動作を説明する。
カメラ1側のCPU10は、充電中は、所定時間毎に測
光シーケンスを繰り返し(ステップS801,S80
2)、輝度が暗くなった時には(ステップS803)、
充電器2に点灯要求信号を出力する(ステップS80
4)。充電中でない場合には、通常のカメラモードの動
作を行う(ステップS801,S805)。
【0133】ここで、図23を参照して、カメラ1側に
設けられた多くのスイッチ数を有効に活用して、時計機
能の一助とする変形例を説明する。
【0134】図23(a)に示されるように、この変形
例では、カメラ1の背面に設けられたスイッチによっ
て、時計の表示を切り換え自在としている。
【0135】ユーザ5は、充電器2にカメラ1をセット
する前に、カメラ1の背面に設けられたボタンを利用し
て、目覚ましの時刻設定を行っている。
【0136】また、図23(b),(c)に示されるよ
うに、日付けを日本風の並びにしたり欧米風の並びにし
たりする設定も、カメラ1のスイッチで行うことを可能
としている。これらの設定後のカメラ1を充電器2にセ
ットすると、充電器2の表示がカメラ1による設定によ
って切り換えられる。つまり、充電器2側には、設定用
ボタン、スイッチ数は不要になる。これによって、コス
トダウンやスペースメリットの効果を出すことができ
る。
【0137】次に第6の実施の形態について説明する。
【0138】この実施の形態は、充電式カメラにおい
て、磁気信号を不用意に放出する事が省エネ上も安全上
も好ましくないことに鑑みてなされたものである。
【0139】図25は第6の実施の形態に係るカメラ及
び充電器の構成を示す図である。
【0140】同図において、カメラ1を充電器2に設定
すると、当該カメラ1のレリーズスイッチ61の弾力に
よって充電器2のスイッチ60bは押圧され、閉成させ
られる構成となっている。このスイッチによる信号が入
った時のみ、充電器2のCPU20は、共振器22を作
動させるようにしている。これにより、充電器2が不用
意に磁気エネルギを放出するのを防止している。
【0141】尚、レリーズボタンではなく、ズームスイ
ッチの操作に同期して同様の制御を行っても同様の効果
が得られることは勿論である。
【0142】ここで、図27(a)を参照して、図13
でも説明したフォトカプラ17,18を介して、カメラ
1と充電器2間の光通信を行うことによって、更に充電
時の信頼性を向上させた動作を詳細に説明する。
【0143】スイッチ60がONされると(ステップS
901)、充電器2側からカメラ1側に充電を開始する
か否かをチェックする信号が上記フォトカプラ17,1
8を介して送信されることになる(ステップS90
2)。
【0144】この時、カメラ1が充電に相応しい状態に
あれば返答信号を送信するので、それが受信できた時の
み(ステップS903)、充電器2は共振回路を発信さ
せ、充電開始する(ステップS906)。充電中は、図
27(b)に示されるように、充電器前面の液晶にチャ
ージ中表示を出す(ステップS907)。
【0145】そして、カメラがフル充電されると、カメ
ラ1側がそれを検出し、終了信号を出力する。この終了
信号を充電器2が受信すると、或いは、この終了信号を
受信しなくてもスイッチ60がオフされれば、カメラが
引き抜かれたと判断し共振回路をOFFさせる(ステッ
プS908乃至S910)。
【0146】また、カメラ1の電池内のエネルギが完全
になくなっていて、カメラ1が応答できない時には(ス
テップS903)、共振回路を所定時間発振させ、カメ
ラ1側に起動をかけた後、再度、返答信号受信のチェッ
クを行った後、共振回路を連続発振させる(ステップS
904,S905)。
【0147】ここで、カメラ1への不用意な磁気エネル
ギの印加は、誤動作を誘発させる可能性がある。かかる
点に鑑みて、この実施の形態では、図26に示されるよ
うに、カメラ1をレンズ沈胴させ非作動状態にした場合
のみ、充電器2に入れられるようにする事で、誤動作対
策としている。尚、図26(a)はON状態、図26
(b)はOFF状態を示している。
【0148】このような工夫をした場合、カメラが図2
6(a)のレンズセットアップ状態のまま、電池エネル
ギを消費し尽くしてしまうと、二度と充電できなくなる
ので、カメラのシーケンス制御の方で電池使用の末期
は、必ず図26(b)に示すように沈胴させてから充電
を待つといった工夫を併用する必要がある。
【0149】この図26において、小さなメインスイッ
チ1bの位置判定は難しいので、メインスイッチ1bが
ONの時は、レンズがセットアップされ、メインスイッ
チ1bがOFF時は、レンズが沈胴するという特徴を有
効活用している。
【0150】上記メインスイッチ1bのON状態では、
ストロボ発光やシャッタ制御、巻き上げ、巻き戻し等が
許可される状態なので、磁気ノイズによってカメラが思
いもよらぬ動作をする可能性がある。その点、メインス
イッチ1bのOFF状態では、そのような心配がないと
いえる。
【0151】このメインスイッチ1bのOFF状態(レ
ンズ沈胴状態)でのみ、図25に示したようにスイッチ
60が作動するので、誤動作の危険性の少ない充電式カ
メラが提供できる。また、充電器2の前面の時計用LC
D4を有効活用して、充電中表示を行わせたので、カメ
ラ1の充電器2への差し込み方が不適当で、充電できな
い状態である旨をユーザーに示唆し防止している。
【0152】尚、本発明の上記実施の形態には、以下の
発明も含まれる。
【0153】(1)繰り返し充電可能な二次電池を内蔵
または装填可能に構成され、無接点充電器によって上記
二次電池を充電可能なカメラにおいて、カメラに設けら
れ、カメラが上記充電器に、充電可能な状態に設置され
たことを検出する設置検出手段と、上記設置検出手段の
出力に基づいて、動作モードを充電可能な状態に移行さ
せるモード切換え手段と、を備えたことを特徴とするカ
メラ。
【0154】(2)上記設置検出手段の出力に基づい
て、動作モードが省電力動作モードから非省電力動作モ
ードに切り換わる上記(1)のカメラ。
【0155】(3)上記設置検出手段は、カメラの操作
部材の状態変化と、上記充電器との相互通信の組み合わ
せにより構成される上記(1)のカメラ。
【0156】(4)上記カメラの操作部材は、パワース
イッチ、レリーズボタン、ズーム操作部材、モード設定
操作部材、フィルム巻き戻し操作部材のいずれかである
ことを特徴とする上記(1)のカメラ。
【0157】(5)上記カメラの充電器との相互通信
は、測光手段、測距手段、リモコン検知手段、セルフタ
イマー表示手段のいずれかである上記(1)のカメラ。
【0158】(6)繰り返し充電可能な二次電池を内蔵
または装填可能に構成され、無接点充電器によって上記
二次電池を充電可能なカメラにおいて、上記充電器と通
信可能な通信手段を備えており、省電力状態で所定のカ
メラ操作部材が操作された場合、省電力状態を解除して
上記通信手段を用いて通信動作を行い、通信動作が正常
に行われない場合は、カメラを再度省電力状態にする動
作モード設定手段と、を備えたカメラ。
【0159】(7)繰り返し充電可能な二次電池を内蔵
または装填可能なカメラが装着可能な無接点充電器にお
いて、上記充電器に対してカメラを正しく位置決めする
ための位置決め機構と、上記充電器に対してカメラが正
しく位置決めされているかを検出する検出手段と、を備
えた充電器。
【0160】(8)上記検出手段によりカメラが正しく
位置決めされていないことが検知された際は、上記充電
器は、上記二次電池に対する充電動作を禁止する上記
(7)の充電器。
【0161】(9)上記検出手段によりカメラが正しく
位置決めされていないことが検知された際は、上記充電
器は、上記充電器が警告を発するか、または上記カメラ
に警告を発せしめる上記(8)の充電器。
【0162】請求項3の充電器。
【0163】(10)上記検出手段は、カメラの外形特
徴を検出することにより、カメラが正しく位置決めされ
ているかを検出する上記(8)の充電器。
【0164】(11)上記カメラの外形特徴は、三脚取
り付け穴である上記(10)の充電器。
【0165】(12)上記充電器は、さらに上記カメラ
との通信手段を備え、上記カメラが正しく位置決めされ
ていると判断され、それにもかかわらず通信が正常に行
われない場合は、所定時間充電動作を行う上記(11)
の充電器。
【0166】(13)繰り返し充電可能な二次電池を内
蔵または装填可能に構成され、無接点充電器によって上
記二次電池を充電可能なカメラにおいて、上記カメラに
設けられた、撮影動作可能状態と撮影動作禁止状態とを
切り換える動作モード切換手段と、上記動作モード切り
換え手段が撮影動作禁止状態に設定されているときのみ
上記充電器によって充電可能に構成されたことを特徴と
するカメラ。
【0167】(14)繰り返し充電可能な二次電池を内
蔵または装填可能なカメラ装着可能な無接点充電器にお
いて、カメラが非動作状態であるか否かを判別する判別
手段と、上記判別手段の出力に基づいて、非動作状態の
際にのみ充電を許可する充電許可手段と、を備えた充電
器。
【0168】(15)繰り返し充電可能な二次電池を内
蔵または装填可能に構成され、無接点充電器によって上
記二次電池を充電可能なカメラにおいて、上記二次電池
の充電済み容量を検出する容量検出手段と、上記無接点
充電器との結合が解除されたことを検知する結合解除検
知手段と、上記二次電池の充電済み容量が、所定量の撮
影動作を保証できない場合、警告を発するか、または上
記充電器に警告を発せしめる警告手段と、を備えたカメ
ラ。
【0169】(16)上記所定量の撮影動作に対応する
充電済み容量は、その時点で装填されているフィルムを
とりきる為に必要な容量である上記(15)のカメラ。
【0170】(17)上記所定量の撮影動作に対応する
充電済み容量は、1枚の撮影に必要な容量である上記
(16)のカメラ。
【0171】(18)繰り返し充電可能な二次電池を内
蔵または装填可能に構成され、無接点充電器によって上
記二次電池を充電可能なストロボ付カメラにおいて、上
記カメラが上記充電器にセットされている際は、上記ス
トロボのストロボコンデンサを、発光可能な電圧に維持
するように制御するストロボコンデンサ電圧維持手段を
動作させることを特徴とするカメラ。
【0172】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
カメラと充電器の結合状態を、専用部品を用いずに検出
し、安価・低消費電流で構成でき、充電効率の良いカメ
ラ及び充電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るカメラシステムの構成
図である。
【図2】第1の実施の形態に係るカメラシステムの回路
構成を示す図である。
【図3】スイッチPOSSWの動作状態を説明するため
の図である。
【図4】スイッチZDNSWの動作状態を説明するため
の図である。
【図5】CPU1のカメラの充電に関する処理のシーケ
ンスを説明するためのフローチャートである。
【図6】CPU201の充電器200の制御に関する処
理のシーケンスを説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】サブルーチン「充電モード」のシーケンスを詳
細に説明するためのフローチャートである。
【図8】カメラ100のLCD表示器105の表示設定
について説明するための図である。
【図9】充電器200のLCD表示器205の表示設定
について説明するための図である。
【図10】ストロボコンデンサ153の充電動作につい
て説明するための図である。
【図11】二次電池103への充電の詳細を説明するた
めの図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の概念図である。
【図13】第2の実施の形態に係るカメラ及び充電器の
電気回路の詳細な構成を示すブロック図である。
【図14】充電器側の時刻調整の動作を説明するフロー
チャートである。
【図15】第3の実施の形態に係るカメラ及び充電器の
構成図である。
【図16】目覚まし時の発光パターンの一例を示す図で
ある。
【図17】第3の実施の形態に係るカメラ及び充電器の
詳細な構成を示す図である。
【図18】第3の実施の形態のカメラ及び充電器におけ
る、充電器2側のCPUの動作を説明するフローチャー
トである。
【図19】第3の実施の形態のカメラ及び充電器におけ
る、カメラ1側CPUの動作を説明するフローチャート
である。
【図20】第4の実施の形態に係るカメラ及び充電器の
構成を示す図である。
【図21】第4の実施の形態のカメラ及び充電器におけ
る、充電器2側のCPUの動作を説明するフローチャー
トである。
【図22】第5の実施の形態に係るカメラ及び充電器の
特徴となる各種機能を示したブロック回路図である。
【図23】カメラ1側に設けられた多くのスイッチ数を
有効に活用して、時計機能の一助とする変形例を説明す
るための図である。
【図24】(a)は第5の実施の形態による表示態様を
示す図であり、(b)はカメラ1側のCPU10の制御
動作を説明するフローチャートである。
【図25】第6の実施の形態に係るカメラ及び充電器の
構成を示す図である。
【図26】カメラ1のレンズの沈胴状態と、充電器2へ
の設置の状態との関係を説明するための図である。
【図27】(a)はフォトカプラ17,18を介して、
カメラ1と充電器2間の光通信を行うことによって、更
に充電時の信頼性を向上させた動作を詳細に説明するフ
ローチャートであり、(b)は、第6の実施の形態の表
示態様を示す図である。
【符号の説明】
100 カメラ 101 CPU 103 二次電池 H101 三脚取り付けネジ穴 200 充電器 201 CPU 202 AC−ACコンバータ 205 LCD表示器 206 フォトリフレクタ 207 発光素子 208 受光素子 P202 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/00 301 H02J 7/00 301D (72)発明者 伊藤 圭吾 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 西田 隆勇 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 野中 修 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H002 BC01 2H102 AB01 BB08 2H105 EE27 5C022 AA13 AB15 AB40 AB67 AC16 AC69 AC73 AC78 5G003 AA01 BA01 DA07 FA03 FA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り返し充電可能な二次電池を有し、無
    接点の充電器によって上記二次電池を充電することが可
    能なカメラにおいて、 上記充電器に上記カメラが充電可能な状態に設置された
    ことを検出する設置検出手段と、 上記設置検出手段の出力に基づいて、動作モードを充電
    可能な状態に移行させるモード切換え手段と、を備えた
    ことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 繰り返し充電可能な二次電池を有し、無
    接点の充電器によって上記二次電池を充電することが可
    能なカメラにおいて、 上記充電器と通信可能な通信手段と、 所定のカメラ操作を行うカメラ操作手段と、 上記カメラ操作手段が省電力状態で操作された場合、当
    該省電力状態を解除して上記通信手段を用いて通信動作
    を行い、通信動作が正常に行われない場合は、カメラを
    再度省電力状態に設定する動作モード設定手段と、を備
    えたことを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 繰り返し充電可能な二次電池を有するカ
    メラが装着可能な無接点の充電器において、 上記カメラを所定位置に正しく位置決めする位置決め機
    構と、 上記カメラが所定位置に正しく位置決めされているかを
    検出する検出手段と、を備えたことを特徴とする充電
    器。
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