JP2001129985A - プリント位置調整方法並びに該方法を用いるプリント装置およびプリントシステム - Google Patents

プリント位置調整方法並びに該方法を用いるプリント装置およびプリントシステム

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JP2001129985A
JP2001129985A JP2000219758A JP2000219758A JP2001129985A JP 2001129985 A JP2001129985 A JP 2001129985A JP 2000219758 A JP2000219758 A JP 2000219758A JP 2000219758 A JP2000219758 A JP 2000219758A JP 2001129985 A JP2001129985 A JP 2001129985A
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美由紀 藤田
Hiroshi Tajika
博司 田鹿
Yuji Konno
裕司 今野
Norihiro Kawatoko
徳宏 川床
Tetsuya Edamura
哲也 枝村
Tetsuhiro Maeda
哲宏 前田
Takayuki Ogasawara
隆行 小笠原
Shuichi Murakami
修一 村上
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  • Quality & Reliability (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主走査方向に並設された2列の吐出口列であ
って、吐出口配列のピッチの半分だけ相互にずらして設
けられた当該2列の吐出口列を各色当たりに有したイン
クジェットヘッドを用い、それら2列の吐出口列が奇数
番目および偶数番目のラスタのプリントを行うようにす
るにあたり、ラスタ間のレジストレーションを確保して
高画質の画像が得られるようにする。 【解決手段】 各列のク吐出タイミングを2つのラスタ
グループ間で所定の間隔ずつずらして複数の調整パター
ンを形成し(S2202)、それら複数の調整パターン
の判別に応じて各列の吐出タイミングの調整値を入力し
(S2204)、入力値を記憶することによって実際の
プリント動作に反映させる(S2206)。また、上記
判別を容易とするために、複数の調整パターンはプリン
ト装置のプリント可能な解像度においてブルーノイズ特
性を持つドット分布を有するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント位置調整
方法並びに該方法を用いるプリント装置およびプリント
システムに関し、特にインクジェット方式による記録装
置のインクドットの形成位置調整に適用して好適なもの
である。なお、本発明は、一般的なプリント装置のほ
か、複写機、通信システムを有するファクシミリ,プリ
ント部を有するワードプロセッサ等の装置、さらには、
各種処理装置と複合的に組み合わされた産業用記録装置
に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】プリント部たる記録ヘッドをプリント媒
体上で走査させながらプリント動作を実行する所謂シリ
アル走査型の画像記録装置は、さまざまな画像形成に適
用されている。特にインクジェット方式によるものは、
近年高解像度化やカラー化が進み、画像品位が目覚しく
向上したことから、急速に普及してきている。このよう
な装置では、インクを例えば滴として吐出する吐出口を
集積配置してなる所謂マルチノズルヘッドが用いられて
いるが、現在では吐出口の集積密度を高め、かつ1ドッ
ト当たりのインク吐出量を小さくすることで更なる高解
像度の画像形成が可能となってきている。一方、より銀
塩写真に迫る画質を実現するために、基本となる4色の
インク(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色
インク)の他に、これらの濃度を低くした淡インクも同
時に用いて記録を行うものなど、多彩な技術が展開され
ている。また、この高画質化が進むにつれて懸念されて
いた記録速度の低下についても、プリント素子数の増大
や駆動周波数の向上、更には双方向プリントのような技
術を採用することで対応が図られ、良好なスループット
が得られるようになってきている。
【0003】図27は上記マルチノズルを用いてプリン
トを行うプリンタの一般的構成を模式的に示す。この図
において、1901は例えばブラック(K)、シアン
(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の4色の
インクに対応して設けたヘッドカートリッジであり、そ
れぞれのヘッドカートリッジ1901はそれらのいずれ
かの色のインクを充填したインクタンク1902Tと、
そのインクタンクから供給されるインクをプリント媒体
上に吐出可能な吐出口を多数配列してなるヘッド部19
02Hとから構成されている。
【0004】1903は紙送りローラ(フィードロー
ラ)であり、補助ローラ1904と協働してプリント媒
体(記録紙)1907を挟持しつつ図の矢印方向に回転
し、記録紙1907を随時y方向に搬送する。また、1
905は記録紙1907を挟持しながら被プリント位置
に向けて送給する一対の給紙ローラであり、ローラ19
03および1904との間で記録紙1907を平坦に保
持する機能も果たす。
【0005】1906は4つのヘッドカートリッジ19
01を支持し、プリント動作に際してこれらを主走査方
向に移動させるためのキャリッジであり、プリントを実
行しないとき、あるいはヘッド部1902Hのインク吐
出性能を良好に保持するための回復動作を行うときに
は、図の破線で示した位置(ホームポジション)hに設
定される。
【0006】プリント開始前にホームポジションhに設
定されているキャリッジ1906は、プリント開始命令
の入来に応じてx方向に移動を開始し、ヘッド部190
2Hに設けられた複数(n個)の吐出口からプリントデ
ータに応じてインクを吐出して、吐出口配列範囲に対応
した幅のプリントを行って行く。そして、記録紙190
7のx方向端部までプリント動作が終了すると、片方向
プリントの場合にはキャリッジ1906はホームポジシ
ョンhに復帰し、再びx方向に向けてプリント動作を行
う。また、双方向プリントであればホームポジションh
に向かう−x方向の移動時にもプリント動作を行う。い
ずれにせよ、一方向へ向かう1回のプリント動作(1ス
キャン)が終了してから次回のプリント動作が開始され
る前に、紙送りローラ1903が図の矢印方向に所定量
回転することで、所定量(吐出口配列幅分)だけy方向
に記録紙1097が搬送される。これらのように、1ス
キャンのプリント動作と所定幅の記録紙搬送とを繰り返
すことにより、記録紙1枚分のデータのプリントが完成
する。
【0007】このようなシリアル型のインクジェットプ
リンタにおいては、より高解像度の画像記録に対応する
ために、ヘッド部の構成ないしプリント方法に関して種
々の工夫がなされている。
【0008】例えばマルチノズルヘッドの製造上、1列
のノズル配列密度にはどうしても限界が生じる。
【0009】図28(a)はこれに対して更に高密度な
記録を実現するためのヘッドの例を示す。これはy方向
に所定のピッチpyで多数の吐出口を配列した吐出口列
をx方向に所定画素数分の距離pxだけずらしてx方向
に2列設けるとともに、列間の吐出口がy方向に(py
/2)だけシフトするように配置したもので、1列当た
りの解像度の2倍の解像度を実現している。さらに、図
27の装置に適用する場合には1色について図28
(a)のような構成を有するヘッドを6色に対応してx
方向に並置することができる。この構成であれば、双方
の列間の吐出タイミングさえ調整すれば、1列当たりの
解像度の2倍の解像度のカラー記録が実現できる。
【0010】また、米国特許第4920355号や特開
平7−242025号に開示された技術のように、マル
チノズルの配列構成は低解像度にしておきながら、各記
録走査ごとの紙送り量をノズル列幅以下の所定の画素数
分にすることにより、高解像度の記録を実現しているも
のもある。このような記録方法を以下インターレース記
録法と称す。
【0011】図29を用いてこのインターレース記録方
法を簡単に説明する。ここでは300dpiピッチで吐
出口を配列したヘッドHを用いて1200dpiの画像
を完成させるものとする。簡単のため、吐出口数は9個
としており、各記録走査毎に行われる紙送り量は120
0dpiで9画素分としてある。往路で記録されるラス
タを実線、復路で記録されるラスタを破線で表してお
り、これらは互い違いに形成されて行くことがわかる。
【0012】ここでは、毎回9画素分ずつ一定量を紙送
りする例を挙げたが、インターレース記録はこの構成に
限ったものではない。吐出口の本来の配列ピッチよりも
細かいピッチの画像を複数の記録走査で完成させている
構成であれば、紙送り量が常に一定でなくともインター
レース記録方法であると言えるのであり、いずれにして
も、吐出口の本来の配列解像度よりも高い解像度での画
像記録が可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図28
(a)に示したようなヘッドを用いる場合、y方向(副
走査方向)に交互に並ぶ偶数ラスタと奇数ラスタとは異
なる吐出口列で記録されるため、吐出口列ごとにドット
着弾位置が微妙にずれて画像品位の低下が生じることが
あった。その原因としては、吐出口が設けられているヘ
ッドの面(フェイス面)がインクによる膨潤や温度の上
昇等によって変形し、例えば同図(b)に示すように奇
数ラスタの記録に関与する吐出口列と偶数ラスタの記録
に関与する吐出口列との間で凸状の変形が生じた場合
に、それぞれの吐出口から「ハ」字状に開く方向にイン
クが吐出される現象などがあげられる。このような現象
に起因したラスタ間のインク着弾位置ずれは、僅かなも
のであっても画像品位に悪影響を及ぼし、これは本発明
が目的の一つとしているような高解像の写真調画質を実
現する上で特に甚だしい問題となる。
【0014】従来、各色間の着弾位置ずれを補正する方
法や、双方向プリントを行う場合の往走査と復走査との
同色インクの着弾位置ずれを補正する方法については多
くの提案がある。しかし図28(a)のようなヘッドを
用いる場合の同色インクのラスタ間に生じる着弾位置ず
れを補正することについては、ずれの許容範囲が狭くか
つ画像形成に与える弊害も大きいにも拘わらず、未だ有
効な調整方法についての提案がなされていなかった。さ
らに、偶数列と奇数列との吐出方向のずれは、ヘッド製
造時の個体差に起因したもののほか、インク組成、吐出
頻度などの履歴、あるいはまた記録の環境によっても影
響を受ける。従って、あるヘッドについて所定の条件下
で着弾位置ずれの生じない吐出タイミングが定められて
いても、これですべての場合に対応できるものではな
い。すなわち、ヘッド製造上のばらつきに対応して出荷
時に調整されているべきことは言うまでもなく、さらに
その後の使用履歴等に対応して随時の調整が可能である
ことが強く望まれることになり、かかる対応ができなけ
れば高品位の画像を常に形成して行くことが困難とな
る。
【0015】また、インターレース記録方法では、複数
回の記録走査と紙送りとを行いつつ同一画像領域を完成
させていくので、記録時間が長くなるという問題があ
る。これに対応するために、双方向プリントを行うよう
にしたものも既に開示されている。しかしこの場合、図
29に示したように、奇数ラスタは往走査、偶数ラスタ
は復走査で画像が形成されて行くことが多いが、ラスタ
単位でドット着弾位置がずれると、図28(a)に示し
たヘッドを用いる場合と同様の弊害が生じる。
【0016】往復走査間の着弾位置ずれを補正するため
の方法も既に多数提案されているが、これらは主に1回
の走査で同一画像領域を完成させる場合(1パス記録)
での縦罫線パターンに関するものが多く、インターレー
ス記録を行う場合のラスタ毎の微妙なずれまでも補正す
るべく対応したものではなかった。
【0017】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであり、ラスタ間の微妙なドット形成位置の
ずれに起因した画像品位の低下を防ぎ、高画質の画像を
定常的に形成しうるようにすることを目的とする。
【0018】また、本発明は、特に双方向記録にあたっ
ては画像が高解像になればなるほどドット形成位置精度
が厳しくなり、数ミクロンのズレが画像劣化として確認
されてしまうことに着目し、ヘッドおよび記録装置本体
の公差内のばらつきやプリント状況に応じて、適切に、
ひいてはリアルタイムにどっと形成位置の調整値を設定
できるようにすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の第
1の形態は、複数のプリント素子を配列してなるプリン
トヘッドを用い、該プリントヘッドを前記複数のプリン
ト素子の配列方向とは異なる方向に走査させることによ
りプリント媒体上に画像の形成を行うとともに、形成画
像の各ラスタが前記複数のプリント素子の駆動態様によ
って少なくとも2つのラスタグループに分類されるプリ
ント装置に対し、前記少なくとも2つのラスタグループ
間における前記複数のプリント素子によるプリント位置
を調整するためのプリント位置調整方法であって、前記
複数のプリント素子の駆動タイミングを前記少なくとも
2つのラスタグループ間で所定の間隔ずつずらして前記
プリントヘッドにより複数の調整パターンを形成させる
工程と、該複数の調整パターンから判別された前記少な
くとも2つのラスタグループ間における前記複数のプリ
ント素子の駆動タイミングの調整値を入力する工程と、
当該入力された調整値を記憶する工程と、を具えたこと
を特徴とする。
【0020】また、本発明の第2の形態は、複数のプリ
ント素子を配列してなるプリントヘッドを用い、該プリ
ントヘッドを前記複数のプリント素子の配列方向とは異
なる方向に走査させることによりプリント媒体上に画像
の形成を行うとともに、形成画像の各ラスタが前記複数
のプリント素子の駆動態様によって少なくとも2つのラ
スタグループに分類されるプリント装置であって、前記
複数のプリント素子の駆動タイミングを前記少なくとも
2つのラスタグループ間で所定の間隔ずつずらして前記
プリントヘッドにより複数の調整パターンを形成させる
手段と、該複数の調整パターンの判別に応じて供給され
た前記少なくとも2つのラスタグループ間における前記
複数のプリント素子の駆動タイミングの調整値を記憶す
る手段と、を具えたことを特徴とする。
【0021】これらにおいて、前記プリントヘッドは、
前記走査方向に並設された少なくとも2列のプリント素
子列であって、プリント素子の配列のピッチ未満の量だ
け相互にずらして設けられた当該少なくとも2列のプリ
ント素子列を有し、該少なくとも2列のプリント素子列
が前記少なくとも2つのラスタグループのプリントを行
うものとすることができる。そして、前記プリントヘッ
ドは自らの固有の情報が記憶された不揮発メモリを有
し、該不揮発メモリには少なくとも前記プリント位置調
整のための調整値が記憶されており、前記不揮発メモリ
に記憶されている調整値を基準として、前記少なくとも
2列のプリント素子間における駆動タイミングを所定の
間隔ずつずらすことにより前記複数の調整パターンを形
成することができる。
【0022】または、前記プリント装置は、前記プリン
トヘッドを前記プリント媒体に対して往方向走査および
復方向走査させるとともに、当該往方向走査と復方向走
査との間で前記複数のプリント素子の配列密度より高い
密度(整数倍の密度)でプリントを行うための量ずつ前
記プリント媒体を前記走査方向と直交する方向に相対的
に搬送することにより画像形成を行う装置であり、前記
往方向走査および復方向走査によって前記2つのラスタ
グループのプリントを行うことができる。
【0023】以上において、前記調整パターンは、前記
プリント装置のプリント可能な解像度においてブルーノ
イズ特性を持つドット分布を有するものとすること、あ
るいは前記プリント装置のプリント可能な解像度におい
てディザ法の条件付決定法によって2値化されたパター
ンとすることができる。
【0024】また、前記プリントヘッドはインクを吐出
することによりプリントを行うヘッドであり、前記プリ
ント素子は前記インクを吐出するための吐出口を有する
ものとすることができる。
【0025】ここで、前記プリント装置は、前記走査の
速度と、前記吐出口から前記プリント媒体までの距離と
が、それぞれ少なくとも2段階に設定可能であり、プリ
ント動作に際して、前記走査の速度と前記距離との組み
合わせに応じて、前記調整値を補正する工程を具えるこ
とができる。
【0026】また、本発明の第3の形態は、インクを吐
出するための複数の吐出口を配列してなるプリントヘッ
ドを用い、該プリントヘッドを前記複数の吐出口の配列
方向とは異なる方向に往復走査させることによりプリン
ト媒体上に画像の形成を行うとともに、前記走査の速度
と、前記吐出口から前記プリント媒体までの距離とが、
それぞれ少なくとも2段階に設定可能なプリント装置に
対し、前記往復走査間における前記複数の吐出口からの
インクドット形成位置を調整するためのプリント位置調
整方法であって、前記複数の吐出口からのインク吐出タ
イミングを前記往復走査間で所定の間隔ずつずらして前
記プリントヘッドにより複数の調整パターンを形成させ
る工程と、該複数の調整パターンから判別された前記往
復走査間における前記複数の吐出口からのインク吐出タ
イミングの調整値を入力する工程と、当該入力された調
整値を記憶する工程と、プリント動作に際して前記走査
の速度と前記距離との組み合わせに応じて前記調整値を
補正する工程と、を具えたことを特徴とする。
【0027】また、本発明の第4の形態は、インクを吐
出するための複数の吐出口を配列してなるプリントヘッ
ドを用い、該プリントヘッドを前記複数の吐出口の配列
方向とは異なる方向に往復走査させることによりプリン
ト媒体上に画像の形成を行うとともに、前記走査の速度
と、前記吐出口から前記プリント媒体までの距離とが、
それぞれ少なくとも2段階に設定可能なプリント装置で
あって、前記複数の吐出口からのインク吐出タイミング
を前記往復走査間で所定の間隔ずつずらして前記プリン
トヘッドにより複数の調整パターンを形成させる手段
と、該複数の調整パターンの判別に応じて供給された前
記往復走査間における前記複数の吐出口からのインク吐
出タイミングの調整値を記憶する手段と、プリント動作
に際して前記走査の速度と前記距離との組み合わせに応
じて前記調整値を補正する手段と、を具えたことを特徴
とする。
【0028】また、本発明の第5の形態は、インクを吐
出するための複数の吐出口を配列してなるプリントヘッ
ドを着脱可能に支持し、前記複数の吐出口の配列方向と
は異なる方向に前記プリントヘッドを往復走査させつつ
インクを吐出させることにより画像形成を行うプリント
装置に対し、往方向への走査によるプリント媒体上のプ
リント位置と復方向への走査によるプリント媒体上のプ
リント位置とを調整するプリント位置調整方法であっ
て、前記プリントヘッドを前記プリント装置本体に装着
して画像形成を行う際に、前記プリント装置に設けられ
て前記プリント装置の個体差に関わる第1のプリント位
置情報を記憶する第1記憶手段と、前記プリントヘッド
に設けられて前記プリントヘッドの個体差に関わる第2
のプリント位置情報を記憶する第2記憶手段を参照する
工程と、当該参照により得られた前記第1および第2の
プリント位置情報に基づいてプリント位置の調整を行う
ための調整値を決定する工程と、を具えたことを特徴と
する。
【0029】さらに、本発明の第6の形態は、インクを
吐出するための複数の吐出口を配列してなるプリントヘ
ッドを着脱可能に支持し、前記複数の吐出口の配列方向
とは異なる方向に前記プリントヘッドを往復走査させつ
つインクを吐出させることにより画像形成を行うプリン
ト装置であって、前記プリント装置の個体差に関わる第
1のプリント位置情報を記憶する第1記憶手段と、前記
プリントヘッドを前記プリント装置本体に装着して画像
形成を行う際に、前記プリントヘッドに設けられて前記
プリントヘッドの個体差に関わる第2のプリント位置情
報を記憶する第2記憶手段および前記第1記憶手段を参
照する手段と、当該参照により得られた前記第1および
第2のプリント位置情報に基づいて、往方向への走査に
よるプリント媒体上のプリント位置と復方向への走査に
よるプリント媒体上のプリント位置との調整を行うため
の調整値を決定する手段と、を具えたことを特徴とす
る。
【0030】これらにおいて、前記第1のプリント位置
情報は前記プリント媒体の被プリント面を規制するため
の部材から前記吐出口までの距離に係る情報を含むもの
とすることができる。
【0031】また、前記第2のプリント位置情報は前記
プリントヘッドから吐出されるインクの吐出スピードに
係る情報を含むものとすることができる。
【0032】さらに、前記第1および第2記憶手段は不
揮発性のメモリの形態を有するものとすることができ
る。
【0033】また、本発明の第7の形態は、インクを吐
出するための複数の吐出口を配列してなるプリントヘッ
ドを着脱可能に支持し、前記複数の吐出口の配列方向と
は異なる方向に前記プリントヘッドを往復走査させつつ
インクを吐出させることにより画像形成を行うプリント
装置に対し、往方向への走査によるプリント媒体上のプ
リント位置と復方向への走査によるプリント媒体上のプ
リント位置とを調整するプリント位置調整方法であっ
て、前記プリントヘッドの温度を検知する工程と、前記
検出された温度によって前記プリントヘッドから吐出さ
れるインクの吐出スピードを予測する工程と、前記予測
された吐出スピードに基づいてプリント位置の調整を行
うための調整値を決定する工程と、を具えたことを特徴
とする。
【0034】また、本発明の第8の形態は、インクを吐
出するための複数の吐出口を配列してなるプリントヘッ
ドを着脱可能に支持し、前記複数の吐出口の配列方向と
は異なる方向に前記プリントヘッドを往復走査させつつ
インクを吐出させることにより画像形成を行うプリント
装置であって、前記プリントヘッドの温度を検知する手
段と、前記検出された温度によって前記プリントヘッド
から吐出されるインクの吐出スピードを予測する手段
と、前記予測された吐出スピードに基づいて、往方向へ
の走査によるプリント媒体上のプリント位置と復方向へ
の走査によるプリント媒体上のプリント位置との調整を
行うための調整値を決定する手段と、を具えたことを特
徴とする。
【0035】これら第7および第8の形態において、前
記吐出スピードは、前記検出された温度情報と、前記プ
リントヘッドの記憶手段に格納された前記プリントヘッ
ド固有の吐出スピード情報とから予測されるものとする
ことができる。
【0036】さらに、本発明の第9の形態は、インクを
吐出するための複数の吐出口を配列してなるプリントヘ
ッドを着脱可能に支持し、前記複数の吐出口の配列方向
とは異なる方向に前記プリントヘッドを往復走査させつ
つインクを吐出させることにより画像形成を行うプリン
ト装置に対し、往方向への走査によるプリント媒体上の
プリント位置と復方向への走査によるプリント媒体上の
プリント位置とを調整するプリント位置調整方法であっ
て、前記プリントヘッドの温度を検知する工程と、前記
検出された温度によって前記プリントヘッドの駆動周波
数および走査速度を切り替える工程と、前記検出された
温度によって前記プリントヘッドから吐出されるインク
の吐出スピードを予測する工程と、前記予測された吐出
スピードおよび前記走査速度に基づいてプリント位置の
調整を行うための調整値を決定する工程と、を具えたこ
とを特徴とする。
【0037】また、本発明の第10の形態は、インクを
吐出するための複数の吐出口を配列してなるプリントヘ
ッドを着脱可能に支持し、前記複数の吐出口の配列方向
とは異なる方向に前記プリントヘッドを往復走査させつ
つインクを吐出させることにより画像形成を行うプリン
ト装置であって、前記プリントヘッドの温度を検知する
手段と、前記検出された温度によって前記プリントヘッ
ドの駆動周波数および走査速度を切り替える手段と、前
記検出された温度によって前記プリントヘッドから吐出
されるインクの吐出スピードを予測する手段と、前記予
測された吐出スピードおよび前記走査速度に基づいて、
往方向への走査によるプリント媒体上のプリント位置と
復方向への走査によるプリント媒体上のプリント位置と
の調整を行うための調整値を決定する手段と、を具えた
ことを特徴とする。
【0038】これら第9および第10の形態において、
前記吐出スピードは、前記検出された温度情報と、前記
プリントヘッドの記憶手段に格納された前記プリントヘ
ッド固有の吐出スピード情報とから予測されるものとす
ることができる。
【0039】また、以上の第5ないし第10の形態にお
いて、前記プリントヘッドは、前記走査方向に並設され
た少なくとも2列の吐出口列であって、前記吐出口の配
列のピッチ未満の量だけ相互にずらして設けられた当該
少なくとも2列の吐出口列を有するものとすることがで
きる。
【0040】さらに、以上の各形態において、プリント
ヘッドをインクジェットヘッドとする場合には、前記吐
出口からインクを吐出するために利用されるエネルギと
してインクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する
発熱素子を有するものとすることができる。
【0041】さらに、本発明プリントシステムは、上記
のいずれかの形態のプリント装置と、該プリント装置に
画像データを供給するためのホスト装置であって、前記
複数の調整パターンの形成を前記プリント装置に実施さ
せる手段、前記複数の調整パターンの判別に応じた前記
調整値の入力を受容する手段、および該調整値を前記プ
リント装置に供給する手段を有するホスト装置と、を備
えたことを特徴とする。
【0042】加えて、本発明は、コンピュータによって
上記のいずれかの形態のプリント位置調整方法を実行す
るための制御プログラム、またはこれを記憶した記憶媒
体に存する。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の記
録装置に係る実施形態を説明する。
【0044】なお、以下に説明する実施形態では、イン
クジェット記録方式を用いた記録装置としてのプリンタ
を例に挙げ説明する。
【0045】なお、以下に説明する実施形態では、イン
クジェット記録方式を用いた記録装置としてプリンタを
例に挙げ説明する。
【0046】そして、本明細書において、「プリント」
(「記録」という場合もある)とは、文字、図形等有意
の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、
また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであ
るか否かを問わず、広くプリント媒体上に画像、模様、
パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も
言うものとする。
【0047】ここで、「プリント媒体」または「記録シ
ート」とは、一般的なプリント装置で用いられる紙のみ
ならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板
等、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受
容可能な物も言うものとするが、以下では単に「紙」と
いう場合もある。
【0048】さらに、「インク」(「液体」という場合
もある)とは、上記「プリント」の定義と同様広く解釈
されるべきもので、プリント媒体上に付与されることに
よって、画像、模様、パターン等の形成またはプリント
媒体の加工、或いはインクの処理(例えばプリント媒体
に付与されるインク中の色材の凝固または不溶化)に供
され得る液体を言うものとする。
【0049】1.装置本体 図1及び図2にインクジェット記録方式を用いたプリン
タの概略構成を示す。図1において、この実施形態にお
けるプリンタの装置本体M1000の外殻は、下ケース
M1001、上ケースM1002、アクセスカバーM1
003及び排出トレイM1004を含む外装部材と、そ
の外装部材内に収納されたシャーシM3019(図2参
照)とから構成される。
【0050】シャーシM3019は、所定の剛性を有す
る複数の板状金属部材によって構成され、記録装置の骨
格をなし、後述の各記録動作機構を保持するものとなっ
ている。また、前記下ケースM1001は装置本体M1
000の外装の略下半部を、上ケースM1002は装置
本体M1000の外装の略上半部をそれぞれ形成してお
り、両ケースの組合せによって内部に後述の各機構を収
納する収納空間を有する中空体構造をなしている。装置
本体M1000の上面部及び前面部には、それぞれ、開
口部が形成されている。
【0051】さらに、排出トレイM1004は、その一
端部が下ケースM1001に回転自在に保持され、その
回転によって下ケースM1001の前面部に形成される
前記開口部を開閉させ得るようになっている。このた
め、記録動作を実行させる際には、排出トレイM100
4を前面側へと回転させて開口部を開成させることによ
り、ここから記録シートが排出可能となると共に排出さ
れた記録シートPを順次積載し得るようになっている。
また、排紙トレイM1004には、2枚の補助トレイM
1004a,M1004bが収納されており、必要に応
じて各トレイを手前に引き出すことにより、用紙の支持
面積を3段階に拡大、縮小させ得るようになっている。
【0052】アクセスカバーM1003は、その一端部
が上ケースM1002に回転自在に保持され、上面に形
成される開口部を開閉し得るようになっており、このア
クセスカバーM1003を開くことによって本体内部に
収納されている記録ヘッドカートリッジH1000ある
いはインクタンクH1900等の交換が可能となる。な
お、ここでは特に図示しないが、アクセスカバーM10
03を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバ
ー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバ
ーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することに
より、アクセスカバーの開閉状態を検出し得るようにな
っている。
【0053】また、上ケースM1002の後部上面に
は、電源キーE0018及びレジュームキーE0019
が押下可能に設けられると共に、LED E0020が
設けられており、電源キーE0018を押下すると、L
ED E0020が点灯し記録可能であることをオペレ
ータに知らせるものとなっている。また、LED E0
020は点滅の仕方や色の変化をさせたり、プリンタの
トラブル等をオペレータに知らせる等種々の表示機能を
有する。さらに、ブザーE0021(図7)をならすこ
ともできる。なお、トラブル等が解決した場合には、レ
ジュームキーE0019を押下することによって記録が
再開されるようになっている。
【0054】2.記録動作機構 次に、プリンタの装置本体M1000に収納、保持され
る本実施形態における記録動作機構について説明する。
【0055】本実施形態における記録動作機構として
は、記録シートPを装置本体内へと自動的に給送する自
動給送部M3022と、自動給送部から1枚ずつ送出さ
れる記録シートPを所定の記録位置へと導くと共に、記
録位置から排出部M3030へと記録シートPを導く搬
送部M3029と、記録位置に搬送された記録シートP
に所望の記録を行なう記録部と、前記記録部等に対する
回復処理を行う回復部(M5000)とから構成されて
いる。
【0056】ここで、記録部について説明するに、その
記録部は、キャリッジ軸M4021によって移動可能に
支持されたキャリッジM4001と、このキャリッジM
4001に着脱可能に搭載される記録ヘッドカートリッ
ジH1000とからなる。
【0057】2.1 記録ヘッドカートリッジ まず、記録部に用いられる記録ヘッドカートリッジにつ
いて図3〜5に基づき説明する。
【0058】この実施形態における記録ヘッドカートリ
ッジH1000は、図3に示すようにインクを貯留する
インクタンクH1900と、このインクタンクH190
0から供給されるインクを記録情報に応じてノズルから
吐出させる記録ヘッドH1001とを有する。記録ヘッ
ドH1001は、後述するキャリッジM4001に対し
て着脱可能に搭載される、いわゆるカートリッジ方式を
採るものとなっている。
【0059】ここに示す記録ヘッドカートリッジH10
00では、写真調の高画質なカラー記録を可能とするた
め、インクタンクとして、例えば、ブラック、ライトシ
アン、ライトマゼンタ、シアン、マゼンタ及びイエロー
の各色独立のインクタンクH1900が用意されており、図
4に示すように、それぞれが記録ヘッドH1001に対
して着脱自在となっている。
【0060】そして,記録ヘッドH1001は、図5の
分解斜視図に示すように、記録素子基板H1100、第
1のプレートH1200、電気配線基板H1300、第
2のプレートH1400、タンクホルダーH1500、
流路形成部材H1600、フィルターH1700、シー
ルゴムH1800から構成されている。
【0061】記録素子基板H1100には、Si基板の
片面にインクを吐出するための複数の記録素子と、各記
録素子に電力を供給するAl等の電気配線とが成膜技術
により形成され、この記録素子に対応した複数のインク
流路と複数の吐出口H1100Tとがフォトリソグラフ
ィ技術により形成されると共に、複数のインク流路にイ
ンクを供給するためのインク供給口が裏面に開口するよ
うに形成されている。また、記録素子基板H1100は
第1のプレートH1200に接着固定されており、ここ
には、前記記録素子基板H1100にインクを供給する
ためのインク供給口H1201が形成されている。さら
に、第1のプレートH1200には、開口部を有する第
2のプレートH1400が接着固定されており、この第
2のプレートH1400を介して、電気配線基板H13
00が記録素子基板H1100に対して電気的に接続さ
れるよう保持されている。この電気配線基板H1300
は、記録素子基板H1100にインクを吐出するための
電気信号を印加するものであり、記録素子基板H110
0に対応する電気配線と、この電気配線端部に位置し本
体からの電気信号を受け取るための外部信号入力端子H
1301とを有しており、外部信号入力端子H1301
は、後述のタンクホルダーH1500の背面側に位置決
め固定されている。
【0062】一方、インクタンクH1900を着脱可能
に保持するタンクホルダーH1500には、流路形成部
材H1600が例えば、超音波溶着により固定され、イ
ンクタンクH1900から第1のプレートH1200に
亘るインク流路H1501を形成している。また、イン
クタンクH1900と係合するインク流路H1501の
インクタンク側端部には、フィルターH1700が設け
られており、外部からの塵埃の侵入を防止し得るように
なっている。また、インクタンクH1900との係合部
にはシールゴムH1800が装着され、係合部からのイ
ンクの蒸発を防止し得るようになっている。
【0063】さらに、前述のようにタンクホルダーH1
500、流路形成部材H1600、フィルターH170
0及びシールゴムH1800から構成されるタンクホル
ダー部と、前記記録素子基板H1100、第1のプレー
トH1200、電気配線基板H1300及び第2のプレ
ートH1400から構成される記録素子部とを、接着等
で結合することにより、記録ヘッドH1001を構成し
ている。
【0064】2.2 キャリッジ次に、図2を参照して
記録ヘッドカートリッジH1000を搭載するキャリッ
ジM4001を説明する。
【0065】図2に示すように、キャリッジM4001
には、キャリッジM4001と係合し記録ヘッドH10
01をキャリッジM4001上の所定の装着位置に案内
するためのキャリッジカバーM4002と、記録ヘッド
H1001のタンクホルダーH1500と係合し記録ヘ
ッドH1001を所定の装着位置にセットさせるよう押
圧するヘッドセットレバーM4007とが設けられてい
る。すなわち、ヘッドセットレバーM4007はキャリ
ッジM4001の上部にヘッドセットレバー軸に対して
回動可能に設けられると共に、記録ヘッドH1001と
の係合部には、ばね付勢されるヘッドセットプレート
(不図示)が備えられ、このばね力によって記録ヘッド
H1001を押圧しながらキャリッジM4001に装着
する構成となっている。
【0066】また、キャリッジM4001の記録ヘッド
H1001との別の係合部にはコンタクトフレキシブル
プリントケーブル(図7参照、以下、コンタクトFPC
と称す)E0011が設けられ、コンタクトFPC E
0011上のコンタクト部と記録ヘッドH1001に設
けられたコンタクト部(外部信号入力端子)H1301
とが電気的に接触し、記録のための各種情報の授受や記
録ヘッドH1001への電力の供給などを行い得るよう
になっている。
【0067】ここでコンタクトFPC E0011のコ
ンタクト部とキャリッジM4001との間には不図示の
ゴムなどの弾性部材が設けられ、この弾性部材の弾性力
とヘッドセットレバーばねによる押圧力とによってコン
タクト部とキャリッジM4001との確実な接触を可能
とするようになっている。さらに前記コンタクトFPC
E0011はキャリッジM4001の背面に搭載され
たキャリッジ基板E0013に接続されている(図7参
照)。
【0068】3.スキャナ この実施形態におけるプリンタは、上述した記録ヘッド
カートリッジH1000の代わりにキャリッジM400
1にスキャナを装着することで読取装置としても使用す
ることができる。
【0069】このスキャナは、プリンタ側のキャリッジ
M4001と共に主走査方向に移動し、記録媒体に代え
て給送された原稿画像をその主走査方向への移動の過程
で読み取るようになっており、その主走査方向の読み取
り動作と原稿の副走査方向の給送動作とを交互に行うこ
とにより、1枚の原稿画像情報を読み取ることができ
る。
【0070】図6(a)および(b)は、このスキャナ
M6000の概略構成を説明するために、スキャナM6
000を上下逆にして示す図である。
【0071】図示のように、スキャナホルダM6001
は、略箱型の形状であり、その内部には読み取りに必要
な光学系・処理回路などが収納されている。また、この
スキャナM6000をキャリッジM4001へと装着し
た時に、原稿面と対面する部分には読取部レンズM60
06が設けられており、このレンズM6006により原
稿面からの反射光を内部の読取部に収束することで原稿
画像を読み取るようになっている。一方、照明部レンズ
M6005は内部に不図示の光源を有し、その光源から
発せられた光がレンズM6005を介して原稿へと照射
される。
【0072】スキャナホルダM6001の底部に固定さ
れたスキャナカバーM6003は、スキャナホルダM6
001内部を遮光するように嵌合し、側面に設けられた
ルーバー状の把持部によってキャリッジM4001への
着脱操作性の向上を図っている。スキャナホルダM60
01の外形形状は記録ヘッドH1001と略同形状であ
り、キャリッジM4001へは記録ヘッドカートリッジ
H1000と同様の操作で着脱することができる。
【0073】また、スキャナホルダM6001には、読
取り処理回路を有する基板が収納される一方、この基板
に接続されたスキャナコンタクトPCBが外部に露出す
るよう設けられており、キャリッジM4001へとスキ
ャナM6000を装着した際、スキャナコンタクトPC
B M6004がキャリッジM4001側のコンタクト
FPC E0011に接触し、基板を、キャリッジM4
001を介して本体側の制御系に電気的に接続させるよ
うになっている。
【0074】4.プリンタの電気回路の構成 次に、本発明の実施形態における電気的回路構成を説明
する。図7は、この実施形態における電気的回路の全体
構成例を概略的に示す図である。
【0075】この実施形態における電気的回路は、主に
キャリッジ基板(CRPCB)E0013、メインPC
B(Printed Circuit Board)E0014、電源ユニッ
トE0015等によって構成されている。ここで、電源
ユニットE0015は、メインPCB E0014と接
続され、各種駆動電源を供給するものとなっている。ま
た、キャリッジ基板E0013は、キャリッジM400
1(図2)に搭載されたプリント基板ユニットであり、
コンタクトFPC E0011を通じて記録ヘッドとの
信号の授受を行うインターフェースとして機能する他、
キャリッジM4001の移動に伴ってエンコーダセンサ
E0004から出力されるパルス信号に基づき、エンコ
ーダスケールE0005とエンコーダセンサE0004
との位置関係の変化を検出し、その出力信号をフレキシ
ブルフラットケーブル(CRFFC)E0012を通じ
てメインPCB E0014へと出力する。
【0076】さらに、メインPCB E0014はこの
実施形態におけるインクジェット記録装置の各部の駆動
制御を司るプリント基板ユニットであり、紙端検出セン
サ(PEセンサ)E0007、ASF(自動給紙装置)
センサE0009、カバーセンサE0022、パラレル
インターフェース(パラレルI/F)E0016、シリ
アルインターフェース(シリアルI/F)E0017、
リジュームキーE0019、LED E0020、電源
キーE0018、ブザーE0021等に対するI/Oポ
ートを基板上に有する。またさらに、キャリッジM14
00を主走査させるための駆動源をなすモータ(CRモ
ータ)E0001、記録媒体を搬送するための駆動源を
なすモータ(LFモータ)E0002、記録ヘッドの回
動動作と記録媒体の給紙動作に兼用されるモータ(PG
モータ)E0003と接続されてこれらの駆動を制御す
る他、インクエンプティセンサE0006、GAPセン
サE0008、PGセンサE0010、CRFFC E
0012、電源ユニットE0015との接続インターフ
ェイスを有する。
【0077】図8(A)および(B)は、メインPCB
E0014の内部構成を示すブロック図である。図に
おいて、E1001はCPUであり、このCPU E1
001は内部に発振回路E1005に接続されたクロッ
クジェネレータ(CG) E1002を有し、その出力
信号E1019によりシステムクロックを発生する。ま
た、制御バスE1014を通じてROM E1004お
よびASIC(Application Specific Integrated Circ
uit) E1006に接続され、ROMに格納されたプ
ログラムに従って、ASIC E1006の制御、電源
キーからの入力信号E1017、及びリジュームキーか
らの入力信号E1016、カバー検出信号E1042、
ヘッド検出信号(HSENS)E1013の状態の検知
を行ない、さらにブザー信号(BUZ)E1018によ
りブザーE0021を駆動し、内蔵されるA/Dコンバ
ータE1003に接続されるインクエンプティ検出信号
(INKS)E1011及びサーミスタによる温度検出
信号(TH)E1012の状態の検知を行う一方、その
他各種論理演算・条件判断等を行ない、インクジェット
記録装置の駆動制御を司る。
【0078】ここで、ヘッド検出信号E1013は、記
録ヘッドカートリッジH1000からフレキシブルフラ
ットケーブルE0012、キャリッジ基板E0013及
びコンタクトフレキシブルプリントケーブルE0011
を介して入力されるヘッド搭載検出信号であり、インク
エンプティ検出信号E1011はインクエンプティセン
サE0006から出力されるアナログ信号、温度検出信
号E1012はキャリッジ基板E0013上に設けられ
たサーミスタ(図示せず)からのアナログ信号である。
【0079】E1008はCRモータドライバであっ
て、モータ電源(VM)E1040を駆動源とし、AS
IC E1006からのCRモータ制御信号E1036
に従って、CRモータ駆動信号E1037を生成し、C
RモータE0001を駆動する。E1009はLF/P
Gモータドライバであって、モータ電源E1040を駆
動源とし、ASIC E1006からのパルスモータ制
御信号(PM制御信号)E1033に従ってLFモータ
駆動信号E1035を生成し、これによってLFモータ
を駆動すると共に、PGモータ駆動信号E1034を生
成してPGモータを駆動する。
【0080】E1010は電源制御回路であり、ASI
C E1006からの電源制御信号E1024に従って
発光素子を有する各センサ等への電源供給を制御する。
パラレルI/F E0016は、ASIC E1006
からのパラレルI/F信号E1030を、外部に接続さ
れるパラレルI/FケーブルE1031に伝達し、また
パラレルI/FケーブルE1031の信号をASIC
E1006に伝達する。シリアルI/F E0017
は、ASIC E1006からのシリアルI/F信号E
1028を、外部に接続されるシリアルI/Fケーブル
E1029に伝達し、また同ケーブルE1029からの
信号をASIC E1006に伝達する。
【0081】一方、電源ユニットE0015からは、ヘ
ッド電源(VH)E1039及びモータ電源(VM)E
1040、ロジック電源(VDD)E1041が供給さ
れる。また、ASIC E1006からのヘッド電源O
N信号(VHON)E1022及びモータ電源ON信号
(VMOM)E1023が電源ユニットE0015に入
力され、それぞれヘッド電源E1039及びモータ電源
E1040のON/OFFを制御する。電源ユニットE
0015から供給されたロジック電源(VDD)E10
41は、必要に応じて電圧変換された上で、メインPC
B E0014内外の各部へ供給される。
【0082】またヘッド電源信号E1039は、メイン
PCB E0014上で平滑化された後にフレキシブル
フラットケーブルE0011へと送出され、記録ヘッド
カートリッジH1000の駆動に用いられる。E100
7はリセット回路で、ロジック電源電圧E1041の低
下を検出して、CPU E1001及びASIC E1
006にリセット信号(RESET)E1015を供給
し、初期化を行なう。
【0083】このASIC E1006は1チップの半
導体集積回路であり、制御バスE1014を通じてCP
U E1001によって制御され、前述したCRモータ
制御信号E1036、PM制御信号E1033、電源制
御信号E1024、ヘッド電源ON信号E1022、及
びモータ電源ON信号E1023等を出力し、パラレル
I/F E0016およびシリアルI/F E0017
との信号の授受を行なう他、PEセンサE0007から
のPE検出信号(PES)E1025、ASFセンサE
0009からのASF検出信号(ASFS)E102
6、記録ヘッドと記録媒体とのギャップを検出するため
のセンサ(GAP)センサE0008からのGAP検出
信号(GAPS)E1027、PGセンサE0010か
らのPG検出信号(PGS)E1032の状態を検知し
て、その状態を表すデータを制御バスE1014を通じ
てCPU E1001に伝達し、入力されたデータに基
づきCPU E1001はLED駆動信号E1038の
駆動を制御してLEDE0020の点滅を行なう。
【0084】さらに、エンコーダ信号(ENC)E10
20の状態を検知してタイミング信号を生成し、ヘッド
制御信号E1021で記録ヘッドカートリッジH100
0とのインターフェイスをとり記録動作を制御する。こ
こにおいて、エンコーダ信号(ENC)E1020はフ
レキシブルフラットケーブルE0012を通じて入力さ
れるCRエンコーダセンサE0004の出力信号であ
る。また、ヘッド制御信号E1021は、フレキシブル
フラットケーブルE0012、キャリッジ基板E001
3、及びコンタクトFPC E0011を経て記録ヘッ
ドH1000に供給される。
【0085】図9(A)および(B)は、ASIC E
1006の内部構成例を示すブロック図である。
【0086】なお、同図において、各ブロック間の接続
については、記録データやモータ制御データ等、ヘッド
や各部機構部品の制御にかかわるデータの流れのみを示
しており、各ブロックに内蔵されるレジスタの読み書き
に係わる制御信号やクロック、DMA制御にかかわる制
御信号などは図面上の記載の煩雑化を避けるため省略し
ている。
【0087】図中、E2002はPLLコントローラで
あり、図9に示すようにCPU E1001から出力さ
れるクロック信号(CLK)E2031及びPLL制御
信号(PLLON)E2033により、ASIC E1
006内の大部分へと供給するクロック(図示しない)
を発生する。
【0088】また、E2001はCPUインターフェー
ス(CPUI/F)であり、リセット信号E1015、
CPU E1001から出力されるソフトリセット信号
(PDWN)E2032、クロック信号(CLK)E2
031及び制御バスE1014からの制御信号により、
以下に説明するような各ブロックに対するレジスタ読み
書き等の制御や、一部ブロックへのクロックの供給、割
り込み信号の受け付け等(いずれも図示しない)を行な
い、CPU E1001に対して割り込み信号(IN
T)E2034を出力し、ASIC E1006内部で
の割り込みの発生を知らせる。
【0089】また、E2005はDRAMであり、記録
用のデータバッファとして、受信バッファE2010、
ワークバッファE2011、プリントバッファE201
4、展開用データバッファE2016などの各領域を有
すると共に、モータ制御用としてモータ制御バッファE
2023を有し、さらにスキャナ動作モード時に使用す
るバッファとして、上記の各記録用データバッファに代
えて使用されるスキャナ取込みバッファE2024、ス
キャナデータバッファE2026、送出バッファE20
28などの領域を有する。
【0090】また、このDRAM E2005は、CP
U E1001の動作に必要なワーク領域としても使用
されている。すなわち、E2004はDRAM制御部で
あり、制御バスによるCPU E1001からDRAM
E2005へのアクセスと、後述するDMA制御部E
2003からDRAM E2005へのアクセスとを切
り替えて、DRAM E2005への読み書き動作を行
なう。
【0091】DMA制御部E2003では、各ブロック
からのリクエスト(図示せず)を受け付けて、アドレス
信号や制御信号(図示せず)、書込み動作の場合には書
込みデータE2038、E2041、E2044、E2
053、E2055、E2057などをDRAM制御部
E2004に出力してDRAMアクセスを行なう。また
読み出しの場合には、DRAM制御部E2004からの
読み出しデータE2040、E2043、E2045、
E2051、E2054、E2056、E2058、E
2059を、リクエスト元のブロックに受け渡す。
【0092】また、E2006は、IEEE1284I
/Fであり、CPUI/F E2001を介したCPU
E1001の制御により、パラレルI/F E001
6を通じて、図示しない外部ホスト機器との双方向通信
インターフェイスを行なう他、記録時にはパラレルI/
F E0016からの受信データ(PIF受信データE
2036)をDMA処理によって受信制御部E2008
へと受け渡し、スキャナ読み取り時にはDRAM E2
005内の送出バッファE2028に格納されたデータ
(IEEE1284送信データ(RDPIF)E205
9)をDMA処理によりパラレルI/Fに送信する。
【0093】E2007は、ユニバーサルシリアルバス
(USB)I/Fであり、CPUI/F E2001を
介したCPU E1001の制御により、シリアルI/
FE0017を通じて、図示しない外部ホスト機器との
双方向通信インターフェイスを行なう他、印刷時にはシ
リアルI/F E0017からの受信データ(USB受
信データE2037)をDMA処理により受信制御部E
2008に受け渡し、スキャナ読み取り時にはDRAM
E2005内の送出バッファE2028に格納された
データ(USB送信データ(RDUSB)E2058)
をDMA処理によりシリアルI/F E0017に送信
する。受信制御部E2008は、1284I/F E2
006もしくはUSBI/F E2007のうちの選択
されたI/Fからの受信データ(WDIF)E203
8)を、受信バッファ制御部E2039の管理する受信
バッファ書込みアドレスに、書込む。E2009は圧縮
・伸長DMAコントローラであり、CPUI/F E2
001を介したCPUE1001の制御により、受信バ
ッファE2010上に格納された受信データ(ラスタデ
ータ)を、受信バッファ制御部E2039の管理する受
信バッファ読み出しアドレスから読み出し、そのデータ
(RDWK)E2040を指定されたモードに従って圧
縮・伸長し、記録コード列(WDWK)E2041とし
てワークバッファ領域に書込む。
【0094】E2013は記録バッファ転送DMAコン
トローラで、CPUI/F E2001を介したCPU
E1007の制御によってワークバッファE2011
上の記録コード(RDWP)E2043を読み出し、各
記録コードを、記録ヘッドカートリッジH1000への
データ転送順序に適するようなプリントバッファE20
14上のアドレスに並べ替えて転送(WDWP E20
44)する。また、E2012はワーククリアDMAコ
ントローラであり、CPUI/F E2001を介した
CPU E1001の制御によって記録バッファ転送D
MAコントローラ E2013による転送が完了したワ
ークバッファ上の領域に対し、指定したワークフィルデ
ータ(WDWF)E2042を繰返し書込む。
【0095】E2015は記録データ展開DMAコント
ローラであり、CPUI/F E2001を介したCP
U E1001の制御により、ヘッド制御部E2018
からのデータ展開タイミング信号E2050をトリガと
して、プリントバッファ上に並べ替えて書込まれた記録
コードと展開用データバッファE2016上に書込まれ
た展開用データとを読み出し、展開記録データ(RDH
DG)E2045をカラムバッファ書込みデータ(WD
HDG)E2047としてカラムバッファE2017に
書込む。ここで、カラムバッファE2017は、記録ヘ
ッドカートリッジH1000への転送データ(展開記録
データ)を一時的に格納するSRAMであり、記録デー
タ展開DMAコントローラE2015とヘッド制御部E
2018とのハンドシェーク信号(図示せず)によって
両ブロックにより共有管理されている。
【0096】E2018はヘッド制御部で、CPUI/
F E2001を介したCPU E1001の制御によ
り、ヘッド制御信号を介して記録ヘッドカートリッジH
1000またはスキャナとのインターフェイスを行なう
他、エンコーダ信号処理部E2019からのヘッド駆動
タイミング信号E2049に基づき、記録データ展開D
MAコントローラに対してデータ展開タイミング信号E
2050の出力を行なう。
【0097】また、印刷時には、前記ヘッド駆動タイミ
ング信号E2049に従って、カラムバッファから展開
記録データ(RDHD)E2048を読み出し、そのデ
ータをヘッド制御信号E1021として記録ヘッドカー
トリッジH1000に出力する。また、スキャナ読み取
りモードにおいては、ヘッド制御信号E1021として
入力された取込みデータ(WDHD)E2053をDR
AM E2005上のスキャナ取込みバッファE202
4へとDMA転送する。E2025はスキャナデータ処
理DMAコントローラであり、CPUI/F E200
1を介したCPUE1001の制御により、スキャナ取
込みバッファE2024に蓄えられた取込みバッファ読
み出しデータ(RDAV)E2054を読み出し、平均
化等の処理を行なった処理済データ(WDAV)E20
55をDRAM E2005上のスキャナデータバッフ
ァE2026に書込む。E2027はスキャナデータ圧
縮DMAコントローラで、CPUI/F E2001を
介したCPU E1001の制御により、スキャナデー
タバッファE2026上の処理済データ(RDYC)E
2056を読み出してデータ圧縮を行ない、圧縮データ
(WDYC)E2057を送出バッファE2028に書
込み転送する。
【0098】E2019はエンコーダ信号処理部であ
り、エンコーダ信号(ENC)を受けて、CPU E1
001の制御で定められたモードに従ってヘッド駆動タ
イミング信号E2049を出力する他、エンコーダ信号
E1020から得られるキャリッジM4001の位置や
速度にかかわる情報をレジスタに格納して、CPU E
1001に提供する。CPU E1001はこの情報に
基づき、CRモータE0001の制御における各種パラ
メータを決定する。また、E2020はCRモータ制御
部であり、CPUI/F E2001を介したCPU
E1001の制御により、CRモータ制御信号E103
6を出力する。
【0099】E2022はセンサ信号処理部で、PGセ
ンサE0010、PEセンサE0007、ASFセンサ
E0009、及びGAPセンサE0008等から出力さ
れる各検出信号E1033,E1025,E1026,
E1027を受けて、CPUE1001の制御で定めら
れたモードに従ってこれらのセンサ情報をCPUE10
01に伝達する他、LF/PGモータ制御用DMAコン
トローラ E2021に対してセンサ検出信号E205
2を出力する。
【0100】LF/PGモータ制御用DMAコントロー
ラE2021は、CPUI/F E2001を介したC
PU E1001の制御により、DRAM E2005
上のモータ制御バッファE2023からパルスモータ駆
動テーブル(RDPM)E2051を読み出してパルス
モータ制御信号E1033を出力する他、動作モードに
よっては前記センサ検出信号を制御のトリガとしてパル
スモータ制御信号E1033を出力する。また、E20
30はLED制御部であり、CPUI/F E2001
を介したCPU E1001の制御により、LED駆動
信号E1038を出力する。さらに、E2029はポー
ト制御部であり、CPUI/F E2001を介したC
PU E1001の制御により、ヘッド電源ON信号E
1022、モータ電源ON信号E1023、及び電源制
御信号E1024を出力する。
【0101】5.プリンタの動作 次に、上記のように構成された本発明の実施形態におけ
るインクジェット記録装置の動作を図10のフローチャ
ートに基づき説明する。
【0102】AC電源に装置本体1000が接続される
と、まず、ステップS1では装置の第1の初期化処理を
行なう。この初期化処理では、本装置のROMおよびR
AMのチェックなどの電気回路系のチェックを行ない、
電気的に本装置が正常に動作可能であるかを確認する。
【0103】次にステップS2では、装置本体M100
0の上ケースM1002に設けられた電源キーE001
8がONされたかどうかの判断を行い、電源キーE00
18が押された場合には、次のステップS3へと移行
し、ここで第2の初期化処理を行う。
【0104】この第2の初期化処理では、本装置の各種
駆動機構及び記録ヘッドのチェックを行なう。すなわ
ち、各種モータの初期化やヘッド情報の読み込みを行う
に際し、装置が正常に動作可能であるかを確認する。
【0105】次にステップS4ではイベント待ちを行な
う。すなわち、本装置に対して、外部I/Fからの指令
イベント、ユーザ操作によるパネルキーイベントおよび
内部的な制御イベントなどを監視し、これらのイベント
が発生すると当該イベントに対応した処理を実行する。
【0106】例えば、ステップS4で外部I/Fからの
印刷指令イベントを受信した場合には、ステップS5へ
と移行し、同ステップでユーザ操作による電源キーイベ
ントが発生した場合にはステップS10へと移行し、同
ステップでその他のイベントが発生した場合にはステッ
プS11へと移行する。ここで、ステップS5では、外
部I/Fからの印刷指令を解析し、指定された紙種別、
用紙サイズ、印刷品位、給紙方法などを判断し、その判
断結果を表すデータを本装置内のRAM E2005に
記憶し、ステップS6へと進む。次いでステップS6で
はステップS5で指定された給紙方法により給紙を開始
し、用紙を記録開始位置まで送り、ステップS7に進
む。ステップS7では記録動作を行なう。この記録動作
では、外部I/Fから送出されてきた記録データを、一
旦記録バッファに格納し、次いでCRモータE0001
を駆動してキャリッジM4001の主走査方向への移動
を開始すると共に、プリントバッファE2014に格納
されている記録データを記録ヘッドH1001へと供給
して1行の記録を行ない、1行分の記録データの記録動
作が終了するとLFモータE0002を駆動し、LFロ
ーラM3001を回転させて用紙を副走査方向へと送
る。この後、上記動作を繰り返し実行し、外部I/Fか
らの1ページ分の記録データの記録が終了すると、ステ
ップ8へと進む。
【0107】ステップS8では、LFモータE0002
を駆動し、排紙ローラM2003を駆動し、用紙が完全
に本装置から送り出されたと判断されるまで紙送りを繰
返し、終了した時点で用紙は排紙トレイM1004a上
に完全に排紙された状態となる。
【0108】次にステップS9では、記録すべき全ペー
ジの記録動作が終了したか否かを判定し、記録すべきペ
ージが残存する場合には、ステップS5へと復帰し、以
下、前述のステップS5〜S9までの動作を繰り返し、
記録すべき全てのページの記録動作が終了した時点で記
録動作は終了し、その後ステップS4へと移行し、次の
イベントを待つ。
【0109】一方、ステップS10ではプリンタ終了処
理を行ない、本装置の動作を停止させる。つまり、各種
モータやヘッドなどの電源を切断するために、電源を切
断可能な状態に移行した後、電源を切断しステップS4
に進み、次のイベントを待つ。
【0110】また、ステップS11では、上記以外の他
のイベント処理を行なう。例えば、本装置の各種パネル
キーや外部I/Fからの回復指令や内部的に発生する回
復イベントなどに対応した処理を行なう。なお、処理終
了後にはステップS4に進み、次のイベントを待つ。
【0111】6.ヘッドの構成 ここで、本実施形態で用いるヘッドH1001の吐出口
群の構成配置について説明する。
【0112】図11は本実施形態で用いた高密度記録を
実現するためのヘッドの模式的正面図である。この例で
は1列当たり600dpi(ドット/インチ)のピッチ
(約42μmピッチ)で128個の吐出口を配列した吐
出口列を1色当たり2列、互いに副走査方向(紙送り方
向)に約21μmずらして、主走査方向(キャリッジス
キャン方向)に設けてあり、1色当たり合計256個の
吐出口にて1200dpiの解像度を実現している。さ
らに、図示の例ではそのような吐出口列を6色に対応し
て主走査方向に並置し、6色について合計12列の吐出
口列で1200dpiの記録を行う一体構造のヘッド構
成としている。但し、製造上は並列する2色分が1チッ
プとして同時に作成され、その後3チップを並列して接
着させる構成をとっているので、各チップの隣り合う2
色のノズル列(ブラック(Bk)およびライトシアン
(LC)の組、ライトマゼンタ(LM)およびシアン
(C)の組、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の
組)は他に比べ駆動条件が似通ったものとなっている。
この構成であれば、双方の列間の吐出タイミングさえ調
整すれば、1200dpiの記録解像度が実現できる。
【0113】以上説明した構成の記録装置およびヘッド
を用い、本発明所期の目的を達成するための各種処理に
ついて以下に説明する。後述するレジストレーションの
調整値等の獲得処理は図10の手順中第2の初期化処理
(ステップS3)またはその他のイベント処理(ステッ
プS11)等に位置づけることができるものであり、ま
たそれによって得られた調整値等は記録動作(ステップ
S7)等を行う際に反映させることができるものであ
る。
【0114】7.マルチパスプリント まず、本実施形態では主に写真画像を高精細に記録可能
とすることを目的としているので、通常はマルチパスプ
リントによって記録がなされる。ここでマルチパスプリ
ントについて簡単に説明を加えておく。
【0115】モノクロームプリンタとして文字,数字,
記号などのキャラクタのみを記録するものと異なり、カ
ラーイメージ画像をプリントするに当たっては、発色
性、階調性、一様性など様々な要素が要求される。特に
一様性に関しては、多数のノズル(本明細書では、特に
ことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およ
びインク吐出に利用されるエネルギを発生する素子を総
括して言うものとする)を集積配置してなるマルチノズ
ルヘッドの製作工程時に生じる僅かなノズル単位のばら
つきが、プリント動作時において各ノズルのインク吐出
量やインク吐出方向の向きに影響を及ぼし、最終的には
プリント画像の濃度むらとして画像品位を低下させる。
【0116】図12〜図14を用いてその具体例を説明
する。図12(a)において、3001はマルチノズル
ヘッドであり、ここでは簡単のため8個のノズル300
2によって構成されているものとする。3003はノズ
ル3002によって吐出されたインクドロップレットで
あり、この図のように揃った吐出量で、揃った方向にイ
ンクが吐出されるのが理想である。このような吐出が行
われれば、図12(b)に示すようにプリント媒体上に
揃った大きさのインクドットが着弾し、全体的にも濃度
むらの無い一様な濃度分布が得られる(図12
(c))。
【0117】しかし実際には、ノズル1つ1つにそれぞ
ればらつきがあり、そのまま上記と同じようにプリント
を行ってしまうと、図13(a)に示したようにそれぞ
れのノズルより吐出されるインクドロップの大きさおよ
び向きにばらつきが生じ、紙面上に於いては図13
(b)に示すようになる。この図によれば、ヘッド主走
査方向に対し、周期的に白紙の部分が存在したり、また
逆に必要以上にドットが重なり合ったり、あるいはこの
図の中央部分に見られるような白筋が発生したりしてい
る。この状態で記録されたドットの集まりはノズル並び
方向に対し、図13(c)図に示した濃度分布となり、
結果的には、通常人間の目で見たときに、これらの現象
が濃度むらとして感知されるのである。
【0118】そこでこの濃度むら対策として次のような
方法が考案されている。
【0119】図14によりその方法を説明する。ここで
は図12および図13で示したのと同様の領域について
のプリントを完成させるのにヘッド3001を図14の
(a)に示すように3回スキャンしているが、図中縦方
向8画素の半分である4画素を単位とする領域は2回の
記録走査(パス)で完成している。この場合ヘッド30
01の8ノズルは、図中上半分の4ノズルと、下半分の
4ノズルとのグループに分けられ、1ノズルが1回のス
キャンで形成するドットは、画像データをある所定の画
像データ配列に従って約半分に間引いたものである。そ
して2回目のスキャン時に残りの半分の画像データへド
ットを埋め込み、4画素単位領域の記録を完成させる。
以上のような記録法を以下マルチパス記録法と称す。こ
の記録方法を実施すれば、図13で用いた記録ヘッドと
等しいものを使用しても、各ノズル固有のプリント画像
への影響が半減されるので、プリントされた画像は図1
4(b)のようになり、図13(b)に見られたような
白スジや黒スジが余り目立たなくなる。従って濃度むら
も図14(c)に示すように図13(c)の場合と比べ
かなり緩和される。
【0120】以上では同一記録領域に対し、2回の記録
走査で画像を完成させる構成を説明したが、マルチパス
記録はパス数が多いほど画像品位は向上する。しかし、
一方でプリント時間は長くなるといういわばトレードオ
フの関係がある。そこで本実形態のプリンタでは、マル
チパス記録を行わない1パスモードのほかに、2パスか
ら8パスまでのマルチパスモードでの記録を可能として
おり、記録媒体の種類や用途に応じてプリントモードを
適宜切り替えることができるようにしている。
【0121】8.ドット形成位置の調整 本実施形態のプリンタで用いるヘッドH1001は図1
1について説明した構成を有し、これは前述の通り12
00dpiの記録が可能である。しかし、実際に入力さ
れるデータの解像度は最高で600dpiであり、記録
時には2×2=4画素により1つのデータを記録する。
各入力データの階調は5段階であり、予め各階調に対す
るドット配列を2×2の画素領域内で定めておき、記録
時には2×2の画素領域で5段階の階調が表現されるよ
うにする。
【0122】本発明の主眼は、ドット形成位置すなわち
インクドロップレット着弾位置の調整(以下、プリント
位置調整またはレジストレーションとも言う)に関する
ものであり、本実施形態のプリンタでは往復プリントに
おける往走査と復走査とでの着弾位置の調整(以下双方
向レジストレーションという)を行う手段と、偶数ラス
タの記録に関与する図11中の偶数列の吐出口および奇
数ラスタの記録に関与する奇数列の吐出口による着弾位
置の調整(以下偶奇レジストレーションという)を行う
手段とを備えている。偶奇レジストレーションに関して
は、ヘッドの個体差および環境やプリント履歴などによ
りヘッドの状況に依存するが、双方向レジストレーショ
ンについてはむしろプリンタ本体のキャリッジエンコー
ダE0004や、キャリッジM4001とプリント媒体
の被記録面を規制するための部材(プラテン)との距離
など、本体特性に依存することが多い。よって、本実施
形態では、偶奇レジストレーションの調整値については
ヘッドH1001の適宜の部位に設けられるEEPRO
M等の不揮発性メモリに、双方向レジストレーションの
調整値については本体の適宜の部位に設けられるEEP
ROM等の不揮発性メモリに、それぞれの出荷時に格納
されている。これにより、少なくとも初期の使用開始時
において、ユーザーはプリント位置合わせが行われた状
態の記録物を得ることができる。
【0123】なお、ヘッドH1001のEEPROMに
は、上記偶奇レジストレーションの調整値以外にも様々
なヘッドH1001の固有の情報を格納しておくことが
できる。本実施形態に用いる記録ヘッドH1001上の
EEPROMの構成および効果は、基本的に特開平6−
320732号に開示された技術に準ずるものである
が、ここで本実施形態の記録装置における具体的な格納
データの内容を説明する。
【0124】図15はヘッドのEEPROMに格納した
データの一例であり、ここではEEPROMに次に述べ
る項目および内容が記憶されているものとする。すなわ
ち、バージョンアップに伴う駆動条件の対応を行うため
の「ヘッドバージョン情報」、メモリ内容の読み取りエ
ラー防止のための「フレーム数」、個々のヘッドの判別
を行うための「ヘッドシリアルナンバー」、記録ヘッド
の各チップ(各チップ当たり2色)毎の適切な駆動パル
スを選択するための「ヘッド駆動条件」(3チップ
分)、往路プリント時と復路プリント時との記録位置ず
れ補正値である「双方向レジストレーションデータ」
(本実施形態では未使用)、各色のBkに対する記録位
置ずれ補正値である「色間レジストレーションデータ」
(5色分)、各色の偶数・奇数ノズル列間の記録位置補
正値である「偶奇レジストレーションデータ」(6色
分)、各列内の不良ノズルの位置情報である「不吐情
報」(12列分)、各色の記録吐出量のレベルを表す
「吐出量情報」(6色分)、および「エラーチェック情
報」である。
【0125】さらに、図15に示すように、情報の取得
エラーを防止するべく上記内容を同一のEEPROMに
2回繰り返して記憶させている。
【0126】ユーザーがヘッドH1001を入手し、記
録装置本体のキャリッジM4001に搭載して電源を入
れたタイミングで、記録装置の本体制御部はヘッドH1
001のEEPROMの内容を読み取り、本体内のEE
PROMにコピーする。本体内のEEPROMには偶奇
レジストレーションおよび双方向レジストレーションの
ための調整値を記憶する領域が少なくとも2箇所ずつあ
り、当初はそれぞれに同一の内容を記憶する。
【0127】ユーザーは着荷直後あるいは使用頻度に応
じて適宜、レジストレーション(以下これをユーザーレ
ジストレーションという)を自ら起動することができ
る。
【0128】図16(a)はユーザーレジストレーショ
ンの一連の処理の流れを示す。また、同図(b)は主と
してその処理の過程におけるデータの流れを示すために
ホスト装置および記録装置からなるシステムを簡略かつ
模式的に表した図である。
【0129】ユーザーは、例えばパーソナルコンピュー
タの形態を可とするホスト装置HOSTの所定のオペレ
ーティングシステムOS上で作動するプリンタドライバ
PDのユーティリティーより、キーやポインティングデ
バイスおよびディスプレイ等を含む入力・表示手段CN
SLを用いてレジストレーションモードを選択する(ス
テップS2201)。そして記録装置本体M1000に
用紙をセットし、プリントをスタートさせる(ステップ
S2202)。これに応じてプリンタ制御部PRCはヘ
ッドH1001の駆動部HDに所定のデータを送り、レ
ジストレーションのためのパターン(図17)を形成さ
せる(ステップS2203)。そしてこのパターンを目
視判断することにより、ユーザーが調整値をホスト装置
HOST上のプリンタ設定用の画面の所定エリアに入力
する(ステップS2004)。そしてプリンタドライバ
PDからのコマンドにてプリンタ制御部にレジストレー
ションデータを転送し(ステップS2205)、これに
応じて上記データが記録装置本体内のEEPROM10
0に記憶される(ステップS2206)。
【0130】図17はユーザーレジストレーションで出
力するパターンを示す。図中のA列〜E列はヘッドH1
001の各色の偶奇レジストレーションのためのパター
ンであり、A列はブラック、B列はシアン、C列はマゼ
ンタ、D列はライトシアン、E列はライトマゼンタに対
応している。イエローについてはパターンの目視による
読み取り判別が困難なことと、ドット位置ずれが地色に
比べてさほど弊害にならないことからユーザーレジスト
レーションパターンから除外してある。但し、図11で
説明したようにイエローに対応したノズル群はマゼンタ
に対応したノズル群と同一チップに構成されているた
め、マゼンタに対応したノズルと類似した駆動条件にな
る。よって、本実施形態では、図16(a)のステップ
S2205の段階で、マゼンタについてのレジストレー
ションデータと同一の値をプリンタ本体に転送するよう
にしてある。従って、ステップS2206でEEPRO
M100に記憶されるデータは6色分となる。
【0131】図17において左側の数字“+7”〜“−
3”はレジストレーションのための調整値を示し、それ
ぞれの調整値に相当するパターンは全て同じものであ
る。但し、それぞれの調整値によって偶数列ノズルと奇
数列ノズルとの相対的吐出タイミングを変えて記録して
いる。本実施形態のプリンタでは調整の最小単位は1画
素であり、1画素ずつ変化させたパターンとなってい
る。既に工場出荷時に偶奇レジストレーションの調整値
がヘッドのEEPROM200(図16(b))に記憶
されているので、“0”位置(デフォルト値)のパター
ンのはこの工場出荷時の値で記録される。
【0132】他の“+7”〜“+1”,“−1”〜−
“3”については、偶数ノズル列の吐出タイミングは固
定のままで、奇数ノズル列の吐出タイミングをデフォル
ト値より+7画素から−3画素まで1画素ずつ変えてい
る。ここで+方向とは偶数ノズル列と奇数ノズル列との
吐出タイミングの時間差を大きくする方向である。既に
述べたように、インクによる膨潤や温度の上昇等に起因
して偶数列と奇数列との間でフェイス面に凸状の変形が
生じて行くと、双方の列は経時的に開いていく傾向にあ
る。そこで、プラス方向の調整範囲を7画素(約147
μm)までと大きくとり、マイナス方向については−3
画素(63μm)としている。そしてユーザーは各色毎
に“+7”〜“−3”のうちで最も滑らかなパターンを
選択すればよい。
【0133】全ての偶奇レジストレーション用パターン
は2パス片方向プリント(往または復方向の2回の走
査)にて記録する。1パスではなく2パスの分割記録と
するのは、偶数および奇数列間のドット形成位置ずれ以
外の要因、すなわち個々のノズルばらつき等の要因でパ
ターンの滑らかさが損なわれないようにするためであ
る。また片方向プリントを行うのは、双方向プリント間
のドット形成位置ずれによる影響を同時に受けないよう
にするためである。
【0134】図18(a)〜(c)は本実施形態で用い
た偶奇レジストレーション用パターンの拡大図である。
これらのパターンは、1200dpiの各画素に25%
のデータを与えて2値化して記録した所定領域を部分的
に切りぬいたものである。用いた2値化法はディザ法の
一種である誤差拡散法である。既に述べたが、本実施形
態のプリンタの入力解像度は最高で600dpiである
ので、この場合ここで示す1200dpiの入力解像度
による記録は実際には行われない。レジストレーション
のためだけのテストパターンである。このパターン自体
は、所定の大きさのビットマップとして記録装置本体メ
モリに格納されており、ユーザーレジストレーションを
行うときに読み出され、記録される。発明者らが検討し
たパターンの中では、ディザ法の中でも誤差拡散法のよ
うな条件付き決定法に属する手法で二値化したもの、あ
るいは空間周波数が主に高周波側によったブルーノイズ
特性を持っているパターンが最も良好であった。良好で
あるとは、ドット形成位置ずれが起こった場合とそうで
無い場合とでパターンの差が目視でわかりやすいという
ことである。図18において、(a)は偶数ノズルによ
るインクドットと奇数ノズルによるインクドットとが正
規の位置に記録されている。これに対し、(b)では両
者が1画素ずれた場合、(c)では2画素ずれた場合を
示している。これらの差は明らかに判別できる。
【0135】例えばこの方法をランダムディザ法やマト
リクスを用いる組織的ディザ法に適用しても上記効果は
得られなかった。ランダムディザ法では、元のパターン
の空間周波数が低周波から高周波まで一様に分布してい
るので、偶数ラスタと奇数ラスタが互いにずれたところ
で、パターン内の空間周波数分布に変化が現れなかっ
た。マトリクスを用いる組織的ディザでは元の画像が完
全に周期的になっているので、ずれた場合はパターン内
の空間周波数も変化する。しかし、パターン全体が同様
に変化するので、非一様性が感知されると言うよりは規
則的な濃淡の繰り返しが感知される等の現象が生じ、図
18(b)および(c)のようなザラツキ感としてはっ
きりと感知されるものではなかった。本実施形態の主な
効果は、誤差拡散法等の条件付き手法を用いて2値化し
た一様パターンやブルーノイズ特性を持ったパターンで
は、ドット形成位置ずれに対し空間周波数がかなり敏感
であることを利用している。このようなパターンでは、
組織ディザ法のように空間周波数が一律ではないが、全
体が高周波領域であることを特徴としているので、偶数
ラスタのレイヤーと奇数ラスタのレイヤーがわずかにず
れるだけで、画像全体の空間周波数が全く変わってしま
うのである。なお、以上述べたブルーノイズ特性につい
てはRobert Ulichney著Digital Halftoningから引用し
た。
【0136】再び図17を参照するに、図中のF列は、
双方向レジストレーションのためのパターンである。双
方向レジストレーションについては前述したとおり多数
の提案および実施がなされているが、本実施形態のF列
のパターンは特開平7−81190号に準ずるものであ
る。主流である罫線パターンによる判別よりも目視で判
断しやすく、1画素以内のズレも判別可能であるからで
ある。左に添えられた“+3”〜“−3”の数字は双方
向レジストレーションのための調整値を示す。双方向レ
ジパターンにおいても偶奇レジストレーションと同様、
“0”値(デフォルト値)のパターンは工場で出荷され
たときに設定された値で記録する。“+3”から“−
3”に対応するそれぞれのパターンは、往路プリント時
の吐出タイミングは固定のままで、復路プリント時の吐
出タイミングを1画素ずつずらして記録している。全て
の双方向レジストレーション用のパターンは4パス双方
向プリントにて記録される。4パスの分割記録にしたの
は、ノズルばらつき等の要因でパターンの滑らかさを損
なわないようにするためである。
【0137】図19(a)および(b)は双方向レジス
トレーション用パターンを拡大して示すとともに記録方
法を説明するためのものである。本実施形態の一連の調
整では同時に偶奇レジストレーションも行うので、パタ
ーンには偶数および奇数列間のドット形成位置ずれの影
響が現れないように、偶数ラスタのみにデータが存在す
る。各偶数ラスタは1ドットおきに記録するが、これは
隣接ドットとの重なりが生じない限界の画素ピッチ(距
離)であり、このように設定しておくと、僅かなドット
形成位置ずれに対して記録画像を敏感に反応させること
ができる。
【0138】本実施形態では1つのラスタについて4回
の記録走査で画像を完成させる。このとき1パス目およ
び3パス目は往方向走査、2パス目および4パス目は復
方向走査にてプリントする。図のように16画素幅ずつ
往路記録領域と復路記録領域とが交互に配置され、それ
ぞれの領域は1パスおよび3パス(あるいは2パスおよ
び4パス)の2つパスで分割記録されている。
【0139】双方向のドット位置ずれが生じた場合、図
19(b)のように往路記録領域と復路記録領域との境
界部で黒スジあるいは白スジが発生する。実際には各記
録領域の幅は336μm程度であるので、目視では縦方
向の白スジが横方向へ規則的に配列した濃淡むらとして
確認される。ユーザーは、白スジの最も少ない一様なパ
ターンを選択することができる。
【0140】以上により、選択されたパターンに対応し
た調整値をユーザーはホスト装置のプリンタドライバを
介して入力する。入力された値は本体内のEEPROM
100に記憶される。
【0141】図20は、本体EEPROM100内のレ
ジストレーション用調整値書き込み領域を簡単かつ模式
的に示す。本体の出荷時に記憶されたレジストレーショ
ンの調整値およびヘッドH1001の装着時にそのEE
PROM200から読み取られたデータは常にA領域に
記録されている。そして、ユーザーレジストレーション
を行う場合には常にこのA領域の値をデフォルト(0)
にしてパターン(図17)を出力する。一方、ユーザー
がプリンタドライバから入力した調整値はB領域に記憶
される。2回目以降のユーザーレジストレーションでは
常にこのB領域のデータを上書きし、領域Aに記憶され
ている値は書き換えられることはない。ヘッド交換時あ
るいはサービスマン対応時に更新されるのみである。通
常のプリント時にはA領域の値にB領域の値を加算した
調整値によって記録される。
【0142】9.モードに対応したレジストレーション
用調整値の補正 本実施形態で用いるプリンタは写真画像などを高画質で
出力するものであるが、用途に応じて2つのキャリッジ
スピードの選択を可能としている。高画質出力に対応し
たキャリッジスピードにて記録走査するモード(HQモ
ード)と、これに比べほぼ倍のキャリッジスピードで記
録走査するモード(HSモード)とである。
【0143】また本実施形態の記録装置には、厚紙や封
筒などの記録媒体にも対応するため、プラテンからのキ
ャリッジM4001までの高さ(以下、紙間という)も
2段階に調整できる機構を有し、通常プリントでの標準
ポジションと厚紙用の厚紙ポジションの2つの紙間設定
が可能である。紙間はユーザーが紙間調整レバーM20
15(図1)を動かすことにより調整されるが、現在の
紙間が厚紙ポジションであるか、標準ポジションである
かを検知する紙間センサーE0008が装備されてお
り、本体は常に現状のポジションにあった記録制御を行
うことができる。
【0144】ここでかかる紙間調整機構について簡単に
説明すると、キャリッジM4001の摺動軸は、一端が
紙間調整レバーM2015を介して、他端がカム等の部
材を介して、ばね等の付勢部材により付勢された状態で
一対の紙間調整板に装着されている。そしてこれらの紙
間調整板は、それぞれ記録ヘッドカートリッジH100
0の吐出面とプラテンの記録支持面との距離間隔が適切
なものになるように調整可能に記録装置のシャーシに固
定されている。
【0145】さらに、紙間調整レバーM2015は、ば
ねの作用により、図1に示す上端位置と不図示の下端位
置との2つの停止位置へと選択的に設定することが可能
であり、下端位置に移動させた場合には、キャリッジM
4001がプラテンから約0.6mm待避する。従っ
て、記録媒体が封筒のように厚い場合には、予め紙間調
整レバーM2015を下端位置に移動させさせておくよ
うにすることができる。また、紙間センサーによりその
状態を検知するようになし、記録媒体の給紙動作が開始
される時に、紙間調整レバーM2015の位置設定が適
正であるか否かを判断し、不適切な状態を検知した場合
には、メッセージの表示あるいはブザーの作動などによ
って警告を発し、不適切な状態で記録動作が実行される
のを未然に防止するようになっている。
【0146】さて、偶奇レジストレーションにおいて
も、双方向レジストレーションにおいても、上記のキャ
リッジスピードや紙間ポジションによってその適切な調
整値が変わる。本実施形態では、これらの情報に基づい
て自動的にレジストレーションを実施する機構を有す
る。
【0147】図21は双方向レジストレーションのため
に用いる自動補正テーブルの例を示す。本実施形態のプ
リンタでは、HSモードでのキャリッジスピードが2
0.83inch/m,HQモードでのキャリッジスピ
ードが12.5inch/mであり、ヘッドの吐出口か
らインクが吐出されるスピードは標準で15m/sであ
る。また、フェイス面から紙面までの距離は、標準ポジ
ションでは1.3mmであり、厚紙ポジションでは1.
9mmとなっている。上記より計算すると、HQモード
でかつ標準ポジションである場合、往路と復路での吐出
をまったく同位置で行うと、往路で記録されたドットと
復路で記録されたドットの距離が約55μmとなるが、
本実施形態のプリンタの調整解像度は1画素(21μ
m)単位であるので、デフォルトで3画素の調整が必要
となる。これに対しHSモードの場合には、両者のずれ
は92μmとなり、4画素の調整が必要になる。また、
キャリッジスピードはそのままに、紙間のみ厚紙ポジシ
ョンにした場合には、両者のずれは80μmとなり4画
素の調整が必要となる。また、HSモードでかつ厚紙ポ
ジションにした場合にはずれ量が134μmとなり、6
画素の補正が必要になる。このような結果から図21
(a)に示したテーブルが作成される。
【0148】本実施形態では図21のテーブルで示す値
に対し、工場出荷時のレジストレーションの調整値にユ
ーザーレジストレーションで入力された値を加算して実
際の記録がなされる。
【0149】なお、上記テーブルは計算のみによって求
められるものでなくともよい。例えば、マルチパスで一
様な画像を得ようとする双方向プリントと、1パスプリ
ントで良好な罫線を得ようとする双方向プリントとでは
調整値が若干異なってくる場合がある。マルチパスプリ
ントではノズル列の全ノズルが分散されて駆動され、昇
温も少ないのに対し、1パスプリントでは同時吐出数が
多く昇温も大きいなどの理由が考えられる。この場合H
Sモード、HQモード、標準ポジション、厚紙ポジショ
ンのそれぞれがどのような用途で使用されるかによっ
て、その適正値を設定すればよい。例えば、1パスで罫
線を記録した場合の調整値がマルチパスで一様なハーフ
トーンを記録した場合に比べて適正値が“1”だけ大き
いとする。この場合、HSモードでモノクロームの1パ
ス記録しか行われない場合には、HSモードでのレジス
トレーションについては罫線パターンを重視した値とす
ればよい。すなわち、図21(a)のテーブルに対し、
HSモードのみ“1”だけ大きい値をあらかじめ書き込
み、図21(b)のようにすればよい。
【0150】さらに、双方向レジストレーションの調整
値はヘッドの吐出スピードのばらつきによっても若干変
わってくる。本実施形態で用いたヘッドの吐出スピード
は、中心では15m/sであるが、実際には12〜18
m/sの範囲でばらつくとする。
【0151】図22はこの場合のそれぞれのスピードに
おける適切なレジストレーションテーブルの値の変化
を、キャリッジスピード(HSモード,HQモード)/
紙間ポジション(標準ポジション,厚紙ポジション)毎
に示す。全体的にテーブル値は右下がりになっており、
吐出スピードが上がるほど補正量が小さくなっている。
どの吐出スピードのヘッドが搭載されても、標準ポジシ
ョンかつHQモードではユーザーレジストレーションに
て調整可能である。
【0152】その他のモードについては、通常モードか
らの差が15m/sの場合と変わらなければ図21
(a)の自動補正テーブルにより問題なく自動調整され
るが、変化した場合には自動調整がうまく働かないこと
になる。例えば、標準ポジションのHSモードでは、吐
出スピード15m/sの近傍では調整適正値が“4”で
あり、標準ポジションのHQモードとの差が“1”であ
るのに対し、少し吐出スピードが15m/m近傍から若
干高くなった領域ではその差は“2”になる。これで
は、中心値付近の吐出スピードのヘッドに対しては効果
があるが、そこから離れたヘッドでは自動補正テーブル
の効果が少なくなってしまう。実際に出荷されるほとん
どのヘッドが15m/s近傍であれば図21(a)のテ
ーブルを用いるのが適切であるが、吐出スピードの分布
によっては図21(c)のようにあらかじめ“5”に設
定しておいた方が多数のヘッドに対応できる場合もあ
る。さらに、図21(b)で説明した罫線との違いなど
も含み、最終的に図21(d)のような値を記憶してお
いてもよい。
【0153】この場合、既に説明したヘッドH1001
のEEPROM200の情報として、吐出スピードに関
連した情報を記憶しておき、かつ本体内には数段階のス
ピードに応じた自動補正テーブルを格納しておくことで
問題を解決することができる。すなわち、上記では自動
補正テーブルのファクターはキャリッジスピードと紙間
ポジションとの2つであったが、さらに吐出スピードを
加えるのである。この場合の自動補正テーブルを図22
のグラフに添った形態にて図23に示す。
【0154】また、個々のヘッドの初期状態にもよる
が、連続プリントを重ねてヘッドの温度が上がると、吐
出スピードも上昇するという現象が確認されている。従
って、記録中にヘッドが昇温すればレジストレーション
の適正値も変化する一方、プリントが終了して温度が通
常に戻れば再び適正値も元に戻るが、ユーザーレジスト
レーションのみではこの変化に対応しきれない。この場
合、予めヘッド温度と吐出スピードとの相関が取れてい
れば、初期の吐出スピード、現在のレジストレーション
の調整値、およびその時々のヘッド温度によってレジス
トレーションをリアルタイムに実施していくことができ
る。
【0155】さらに、図23の吐出スピードのテーブル
を、測定温度によって切り分けて作成しておけば、本実
施形態で説明した複数のキャリッジスピードや、紙間に
ついてもリアルタイムでの補正が有効となる。
【0156】これらに対応するためのより具体的な構成
および処理については後述する。
【0157】以上、本実施形態ではレジストレーション
単位を1画素とした場合について述べたが、本発明はこ
れに限ったものではない。半画素単位或いはそれ以上に
高精細な単位での調整も図18および図19の調整パタ
ーンを用いることで判別可能であり、調整値が正確であ
るほど高画質の記録も期待できる。この場合の記録タイ
ミングは、ヘッドのブロック分割駆動のために設定され
たタイミングなど、本体の所有している他の用途のタイ
ミングと連動させてもよい。
【0158】また、主に双方向レジストレーションの自
動補正テーブルについて述べたが、本発明はその実施形
態に限定されるものではない。偶奇レジストレーション
についても、紙間、キャリッジスピードおよび吐出スピ
ードが変わればその適切な調整値も変わるので、偶奇レ
ジストレーションについても自動補正テーブルを持つこ
とは有効である。
【0159】着荷時以降レジストレーションを行うタイ
ミングをユーザー自身が判断するのは難しい。できれ
ば、プリントを繰り返していくうちに画像品位が劣化す
る前に補正されるようにするのが好ましい。本実施形態
では、プリンタドライバユーティリティーのヘッドチェ
ックパターンにて現状の調整確認ができるようになし、
画像が劣化する前にレジストレーションの必要性の有無
をユーザーが認識できるようにする。
【0160】図24はそのヘッドチェックパターンの一
例を示す。「パターン1」は全6色の全ノズルを用い、
1パスで記録される。ここでは全ノズルが正常に吐出を
行っているかが確認できる。「パターン2」では現在設
定されているユーザーレジストレーションの調整値を用
いて、図18で説明した偶奇レジストレーション用のパ
ターンを2パス片方向で記録する。ここでは現在設定さ
れている偶奇レジストレーションの調整値が適正である
かが判断できる。「パターン3」では現在設定されてい
るユーザーレジストレーションの調整値を用いて、図1
9で説明した双方向レジストレーションパターンを4パ
ス双方向で記録する。ここでは現在設定されている双方
向レジストレーションの調整値が適正であるかが判断で
きる。
【0161】このチェックパターンでは、図17の全パ
ターンよりも短時間で出力でき、かつ操作も簡単なもの
であるので、ユーザーはヘッドH1001の状況を頻繁
にチェックできる。
【0162】また上述の実施形態では、パターンが判別
し難いとしてイエローのみ除外し、実際のパターン出力
はBk,C,M,LC,LMの5色としたが、LC,L
Mの染料濃度によってはこれらのインク色も判別しにく
い場合もある。この場合には、BK,C,Mのみ実際の
ユーザーレジストレーションを行い、LC,LMはYと
同様にそれぞれ同一のチップに乗っている色のものと同
じ値を用いればよい。すなわち、LCについてはBK,
LMについてはCの値をそれぞれ図16(a)のステッ
プS2205の段階でドライバから本体に入力すればよ
いのである。
【0163】以上説明してきた様に本実施形態によれ
ば、図11で示した各色2列構成の高解像記録ヘッドを
用いながら、偶数ノズルと奇数ノズルのレジストレーシ
ョンおよび双方向レジストレーションの操作を、ユーザ
ーが適宜起動して高精度に調整可能とした機構を設ける
ことにより、着荷時から定常的に高画質な画像を維持す
ることが可能となった。
【0164】10.第2の実施形態 次に本発明の第2実施形態を説明する。この実施形態
は、従来例で述べたインターレース記録を行って双方向
プリントを実施する場合のレジストレーション機構に係
るものである。
【0165】図29を例として前述したように、インタ
ーレースの双方向記録については、往復のスキャン間で
ドット形成位置がずれていると、第1実施形態の偶数列
および奇数列間ノズルのドット位置ずれと同様の弊害が
起こる。
【0166】よって、本実施形態では双方向レジストレ
ーション用のパターンとして、第1実施形態では偶奇レ
ジストレーション用として示したパターン図18を適用
する。しかし双方向レジストレーションであるので、最
も判別しやすいブラックのプリントを行えば足りる。
【0167】双方向のドット形成位置ずれが生じた場合
は、図18(b)および(c)と同様になる。パターン
記録方法は実記録時と同様でよいが、1つのラスタを別
方向のスキャンに分割する記録は行わない。このように
すれば、実際に記録される実画像の弊害と同様な状況で
レジストレーション用パターン記録をできるので、調整
後の実記録の信頼性も高いものとなる。
【0168】双方向レジストレーション用のパターンと
して、インターレース記録に限定されるものではないが
正規ディザを用いる方法が既に特開平11−48587
号に開示されている。これによると、「正規ディザパタ
ーンを用いれば、主走査方向および副走査方向に規則正
しくドットが並んでいるため、適正な記録タイミングで
は濃淡むらのない一様な状態として目視される。記録タ
イミングがずれている場合にはドットの間隔がずれ、濃
淡ムラが生じる」と明記されている。確かに、正規ディ
ザ(マトリクスを用いる組織的ディザ)では元の画像が
完全に周期的になっているので、ずれた場合はパターン
内の空間周波数も変化する。しかし、パターン全体が同
様に変化するので、非一様性が感知されると言うよりは
全体的な濃度低減、あるいは規則的な濃淡の繰り返しが
感知される等の現象が生じ、また基本的にディザパター
ンの周期はかなり高周波であるので、目視判断が困難で
あることが多い。これに対し、本実施形態で用いる図1
8のパターンは、誤差拡散法等の条件付き手法を用いて
2値化した一様パターンである。ブルーノイズ特性を持
っており、ラスタ間のレジズレに対し空間周波数がかな
り敏感であるということを特徴としている。よって、組
織ディザ法のように空間周波数が一律ではないものの、
全体が高周波領域であることを特徴としているので、偶
数ラスタのレイヤーと奇数ラスタのレイヤーがわずかに
ずれるだけで、画像全体の空間周波数分布が全く変わ
り、ざらついた状態になってしまうのである。
【0169】本実施形態によれば、インターレース構成
の記録法を双方向で行いながら、各ラスタ間のレジスト
レーションを、ユーザーが適宜起動して高精度に調整可
能とした機構を設けることにより、着荷時から定常的に
高画質な画像を維持することが可能となった。
【0170】なお本実施形態では、毎回9画素ずつの一
定量の紙送りを行うようにすることができるが、本実施
形態の効果はこれに限られるものではない。図29に見
るように、ノズルの配列ピッチよりも細かいピッチの画
像を、複数の記録走査で完成させているインターレース
構成であれば本実施形態の適用は有効である。また、本
実施形態においても第1実施形態と同様、上記方法で調
整した値に対し、紙間、キャリッジスピード、吐出スピ
ードのそれぞれの組み合わせに応じた自動補正テーブル
を具備することは有効である。
【0171】11.第3の実施形態 次に本発明の第3実施形態を説明する。ここでは第1実
施形態と同様、低解像度のノズル列を複数配列した場合
について説明する。
【0172】図25は本実施形態で用いるマルチノズル
構成を示す。ここでは600dpiピッチ(約42μm
ピッチ)で128個の吐出口を有するノズル列を、互い
に約10.5μmずらして4列(計512ノズル)配列
し、1色当たり2400dpiの解像度としたものであ
る。更にこれらノズル列群を4色分、図のように並列さ
せ、すべて一体化された計16列のノズル群にて240
0dpiの4色記録を実現している。この構成で、4つ
の列間の吐出タイミングを調整し、2400dpiの記
録解像度を実現している。
【0173】本実施形態においても第1実施形態と同様
に、各ノズル列の着弾ずれによる画像弊害が考えられ
る。但し、本実施形態では偶数列と奇数列との関係のみ
でなく、第1列(第1ラスタ〜第4n+1ラスタの記録
に関与するノズル列)から第4列(第4ラスタ〜第4n
+4ラスタの記録に関与するノズル列)までそれぞれに
ついての調整が必要となる。本実施形態もユーザーレジ
ストレーション用のパターンとして第1実施形態と同様
のものを用いるが、記録解像度が2400dpiである
ので、これに相当した各画素に対し25%データを与え
て得られた画像となる。
【0174】図26はドット形成位置がずれた場合のパ
ターン記録状態を示す。同図(a)は4種類のノズル列
から吐出されたインクが全て正しい位置に着弾された状
態を示している。同図(b)は第2列で記録された第2
ラスタのみが他に対して1画素ずれた状態を示してい
る。同図(c)は同じく第2ラスタのみ2画素ずれた状
態を示している。さらに同図(d)は第2ラスタが1画
素、第3ラスタがこれと反対方向に1画素ずれた場合を
示している。図(b)〜(d)から明らかなように、ド
ット形成位置がずれていない同図(a)に比べ、他のパ
ターンは著しくざらつき感が増している。
【0175】本発明で用いた条件付決定法によって2値
化されたパターンでは、このように調整するべき条件
(ラスタ)が数多く存在する場合でも、多少ずれている
場合と全くずれていない場合とを、明確に判別できる所
にその特徴がある。複数の条件が入り交じった1つのパ
ターンでありながら、すべての条件がそろったときのみ
にその本来の滑らかさを発揮できるのである。よって、
条件が上記実施形態のように2種類であろうと、本実施
形態の如く4種類であろうと、記録するべきパターンエ
リアは同一である。
【0176】本実施形態によれば、図25で示した4列
構成の高解像記録ヘッドを用いながら、各ノズル列のレ
ジストレーションの操作を、ユーザーが適宜起動して高
精度に調整可能とした機構を設けることにより、着荷時
から定常的に高画質な画像を維持することが可能となっ
た。
【0177】12.変動要因に対応したレジストレーシ
ョン 前述のように、偶奇レジストレーションに関しては、記
録ヘッドの個体差および環境やプリント履歴などにより
記録ヘッドの状況に依存するが、双方向レジストレーシ
ョンについてはむしろプリンタ本体のキャリッジエンコ
ーダE0004や、キャリッジM4001とプリント媒
体の被記録面を規制するための部材(プラテン)との距
離など、本体特性に依存することが多い。よって、上述
の第1の実施形態では、基本的に、偶奇レジストレーシ
ョンの調整値については記録ヘッドH1001の適宜の
部位に設けられるEEPROM等の不揮発性メモリに、
双方向レジストレーションの調整値については本体の適
宜の部位に設けられるEEPROM等の不揮発性メモリ
に、それぞれの出荷時に格納されているものとした。
【0178】しかし、上述した構成のプリンタにおいて
は、写真画像などをも高画質で出力することにも対応す
るため、モードに応じて2つのキャリッジスピードの選
択を可能とした。また、厚紙や封筒などの記録媒体にも
対応するため、紙間も2段階に調整できる機構を有する
ものとした。そのために、偶奇レジストレーションにお
いても、双方向レジストレーションにおいても、上記の
キャリッジスピードや紙間ポジション、さらには記録ヘ
ッドH1001からのインクの吐出スピードや吐出角度
などの条件によってその適切な調整値が変わることか
ら、前述したように、これらの条件に基づいて自動的に
レジストレーションを実施する機構を有するものとし
た。
【0179】すなわち、特に双方向記録にあたっては、
画像が高解像になればなるほど着弾位置精度が厳しくな
り、数μmのずれでさえ画像品位の低下が確認されてし
まう。よって、上述したような双方向レジストレーショ
ンを行うことは強く好ましく、また一度調整した双方向
レジストレーションに対し、記録時の状況に応じて自動
的に適宜補正を行うことが好ましいのである。
【0180】さて、双方向レジストレーションの適正値
には、本体のキャリッジスピードおよび紙間というプリ
ンタ本体の個体差に起因した特性のほか、プリンタが備
える上記モードに応じて、インクの吐出スピードおよび
吐出角度という記録ヘッドの個体差に起因した特性も関
わってくる。
【0181】上述では、封筒などの厚紙を通すために紙
間ポジションを切り替えた場合や、プリント速度を優先
させるモードでキャリッジスピードを上げた場合など、
ユーザーが意識的に記録状態を切り替えた場合に対応し
て、双方向レジストレーションのための調整値を自動で
変更する方法が採られている。
【0182】しかし、記録解像度を一層高め、これに伴
って着弾位置精度がさらに厳しくなると、キャリッジス
ピードや紙間などについてのプリンタ本体の公差、ある
いはインク吐出スピードや吐出角度などについての記録
ヘッド個体差による影響も無視できなくなってくる。さ
らに、吐出スピードや吐出角度は、プリント動作の状態
に応じて、また経時的にも変化するものであり、厳密に
はこの変化に対応した補正を行うことが強く望ましい。
【0183】そこで、以下においては、これらプリンタ
本体の公差や記録ヘッドの個体差、さらにはプリント動
作の状態に応じた変化や経時変化など、画像品位に悪影
響を及ぼし得る変動要因に対応して、正確かつリアルタ
イムに双方向レジストレーション用調整値を得るための
実施形態について説明する。
【0184】12.1 公差に対応した双方向レジスト
レーション用調整値の設定 公差に対応した双方向レジストレーション処理を行うた
めの本実施形態で用いる記録ヘッドは図11と同様の構
成を有するものであり、各色のノズル配列方向(副走査
方向)には1200dpiの記録を実現するものとす
る。しかし、本実施形態では、主走査方向へは更にその
倍の2400dpiの記録を行うものとする。また、実
際に入力されるデータの解像度は最高で600dpiで
あり、記録時には主走査方向4画素×副走査方向2画素
=8画素により1つのデータを記録するものとする。各
入力データの階調は9段階であり、記録時には4×2の
画素領域で9段階の階調が表現されるように、予め各階
調に対するドット配列が4×2の画素領域内で定められ
ている。
【0185】本実施形態の主眼は、このような高解像度
記録に対応する双方向レジストレーションを行うための
調整機構に関するものである。双方向レジストレーショ
ンに対しては、上述の通り本体のキャリッジスピードお
よび紙間というプリンタ本体の特性に依存する要因のほ
か、インクの吐出スピードおよび吐出角度という記録ヘ
ッドの特性に依存する要因も影響する。本実施形態では
主走査方向には2400dpiの解像度をもつので、双
方向レジストレーション処理のための調整も2400d
piの1画素単位で可能としている。
【0186】図30はプリンタ本体の紙間公差の最大
値、中心値および最小値それぞれに対する吐出スピード
とレジストレーション用調整値との関係の一例を示す。
ここでの横軸(吐出スピード)とは、吐出口からインク
が吐出される際の、紙面に対し垂直な成分速度を示して
おり、単位はm/秒である。縦軸はレジストレーション
用調整値を示している。
【0187】ここで、双方向記録を行っている場合、往
路と復路とでキャリッジM4001が同位置にあるとき
に吐出を行うと、キャリッジ走査速度の慣性が働き、紙
面上の着弾位置は数画素ずれた位置になる。そこで一般
に双方向記録の場合は、予め紙面上で着弾位置が一致す
るように往路と復路との吐出タイミングを調整してい
る。図30ではその調整値が縦軸に示されている。単位
は2400dpiの1画素である。このレジストレーシ
ョン用調整値はインクの吐出スピードのほか、吐出口か
らプリント媒体表面までの距離にも影響を受ける。
【0188】本実施形態で用いるプリンタ本体の紙間公
差を1.4±0.2mm、通常用いる記録媒体の厚みをお
よそ100μmとすると、吐出口からプリント媒体表面
までの距離は1.3±0.2mmとなる。図では紙間の最
小値(1.2mm)、中心値(1.4mm)および最大値
(1.6mm)に対応した曲線をそれぞれ示している。
【0189】この図から明らかなように、例えば13m
/sの均一なインク吐出スピードが得られていても、紙
間の公差内ではレジストレーション用調整値が±2画素
ずれている。本発明者らの実験によると、本実施形態で
用いたプリンタの場合、およそ20μm(2画素)のず
れが生じると画像品位の低下が確認された。よって紙間
が公差内であっても、実際に高品位の画像形成を行うた
めにはレジストレーション処理を実施することが強く望
ましいのである。
【0190】一方、記録ヘッドから吐出されるインクの
吐出スピードを本実施形態では13±3mとする。この
場合にも、例えば1.4mmの均一な紙間が得られてい
ても、吐出スピードの公差内ではレジストレーション用
調整値が±2〜3画素もずれることになる。よって、実
際に高品位の画像形成を行うためには、この要因をも考
慮してレジストレーション処理を実施することが強く望
ましい。
【0191】このように定義すると、プリンタ本体と記
録ヘッドとの組み合わせによっては、初期の段階でも双
方向レジストレーション用調整値が大きく異なり得るこ
とがわかる。例えば、紙間公差が最小値のプリンタに吐
出スピード公差が最大値である記録ヘッドが組み合わさ
れた場合と、紙間公差が最大値のプリンタに吐出スピー
ド公差が最小値である記録ヘッドが組み合わされた場合
とでは、これらの間の調整値の差は10画素分にもな
る。
【0192】本実施形態のプリンタのように、記録ヘッ
ドが着脱可能なカートリッジ形態を有しており、記録ヘ
ッドとプリンタ本体とがユーザーによって組み合わせら
れる構成では、カートリッジ装着時点でユーザーレジス
トレーション処理を行ってもらうことも一法である。し
かし、ユーザーレジストレーション処理は、ユーザーに
負担をかけ、またプリンタ入手直後の未習熟の状態では
必ずしも正確な調整が行われるとは限らない。
【0193】よって、プリンタ本体ないし記録ヘッドの
着荷後の初期使用時には既にレジストレーションが行わ
れた状態となっていることが本来的に望ましい。
【0194】このために、本実施形態では、双方向レジ
ストレーションに影響する要因を本体側のものと記録ヘ
ッド側のものとに分類し、本体側の要因に関わる紙間な
どは本体側の記憶手段に、記録ヘッド側の要因に関わる
吐出スピードなどは記録ヘッド側の記憶手段にそれぞれ
格納しておく。これらは双方に記憶されることで初めて
有効となる。もし、記録ヘッド側の記憶手段のみに吐出
スピードが記憶されており、本体側には何も記憶されて
いなかった場合には、例えば吐出スピードについて中心
値の13m/sが得られていたとしても、紙間の公差に
よって6画素ものずれが生じ得るからである(図3
0)。逆に、本体側の記憶手段のみに紙間が記憶されて
いた場合にも、吐出スピードの公差によって同程度のず
れが生じるからである。
【0195】本実施形態では、プリンタ本体および記録
ヘッドのそれぞれに記憶手段としてEEPROMなどの
不揮発性のメモリを持ち、紙間および吐出スピードに関
する情報をそれぞれ予め格納しておき、プリンタ本体な
いし記録ヘッドの着荷後の記録ヘッドの装着時にレジス
トレーション処理を行うようにすることができる。この
ためには、例えば図16(b)と同様の構成を用いるこ
とができる。
【0196】すなわち、記録ヘッドの吐出スピードの公
差が13±3m/sであるとき、これを1m/sおきに
例えば「01」〜「07」として符号化し、個々の記録
ヘッドのEEPROM200にその記録ヘッドの固有値
として記憶しておく。また紙間の公差が1.4±2mm
であるとき、これを例えば3段階に「01」〜「03」
として符号化し、個々のプリンタ本体のEEPROM1
00にそのプリンタの固有値として記憶しておく。
【0197】図31はプリンタ本体側および記録ヘッド
側の情報に基づくレジストレーション用調整値決定処理
手順の一例を示す。この処理は、例えば図10の処理手
順中、ステップS3の処理の一部として位置づけること
ができるものであり、キャリッジM4001に搭載され
ている記録ヘッドが新たに装着されたものである場合に
起動することができる。すなわち、例えばユーザーが記
録ヘッドを本体キャリッジM4001に装着し電源を入
れたとき、プリンタ本体のCPU(プリンタ制御部PR
C)は記録ヘッド側のEEPROM200記憶されたデ
ータを読み取り(ステップS3001)、本体側のEE
PROM100に展開されたテーブルを参照して(ステ
ップS3003)、適切なレジストレーション用調整値
を得ることができる(ステップS3005)。
【0198】図32は本体側のEEPROM100に格
納されたレジストレーション用調整値テーブルであり、
上記で得た吐出スピードと紙間とのそれぞれの情報より
参照され、ここでレジストレーション用調整値が決定さ
れる。
【0199】例えば、吐出スピードが11m/sの記録
ヘッドと、紙間が1.4mmであるプリンタ本体とが組
み合わされた場合、記録ヘッドのEEPOROMには
「02」が、本体のEEPROMには「02」が記憶さ
れている。電源オン時には双方の組み合わせよりレジス
トレーション用調整値テーブル(図32)が参照され、
調整値である「11画素」が決定される。このようにし
て、着荷後の初期使用時にも特にユーザーの手を煩わせ
ることなく、適切にレジストレーション処理がなされた
画像を得ることができる。
【0200】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、記録ヘッドのEEPROMにインクドロップの吐出
スピードを、本体のEEPROMに紙間の値を記憶させ
ておくことで、ユーザー元着荷時にユーザーの手を煩わ
せることなく、双方向レジストレーションの調整された
高品位な画像を得ることができる。 12.2 記録ヘッド温度変化に対応した双方向レジス
トレーション用調整値の設定 次に、プリント中の昇温に対応して自動的に双方向レジ
ストレーション処理を行うための実施形態について説明
する。
【0201】図30について説明したように、レジスト
レーション用調整値は吐出スピードによって異なる。し
かし、この吐出スピードは個々の記録ヘッドのバラツキ
のみならず、実際にはプリント動作を連続して行った場
合の記録ヘッドの昇温によっても変化することが確認さ
れている。
【0202】図33はその状態を示す。横軸は記録ヘッ
ド温度(℃)、縦軸は各温度に対する吐出スピード(m
/秒)を示す。本発明者らが複数個の記録ヘッドに対し
て行った実験によると、プリント媒体数ページ分を連続
プリントすることによって記録ヘッドが徐々に昇温して
いくことが確認された。例えばA4サイズのプリント媒
体を用いた場合、ある程度デューティーの高い画像(吐
出回数の多い画像)では4〜5枚ほどで45℃程度まで
記録ヘッド温度が上昇する。このような場合、図33に
示すように温度によってそれぞれの吐出スピードが変わ
って行く。例えば、常温(25℃)で吐出スピードが1
3m/sであった記録ヘッドについては、45℃まで昇
温すると吐出スピードは15m/sになる。これを図3
0に当てはめれば、レジストレーション用調整値が1〜
2画素変化していることになる。よって、上述の実施形
態のように記録ヘッドとプリンタ本体とのそれぞれにメ
モリを設けて着荷後の初期使用時における画像が保証で
きたとしても、印刷を4〜5枚連続させることで画像品
位の低下が確認されてしまうことになりかねない。
【0203】そこで、本実施形態では上述の実施形態に
対し更にレジストレーションを昇温時においても保証す
るために、記録ヘッド温度に対応してレジストレーショ
ン用調整値のテーブルを参照するための指針となるテー
ブルをプリンタ本体に有する構成を採用する。
【0204】図34はそのテーブルの一例を示し、プリ
ンタ本体のメモリ(EEPROM100)に格納されて
いるものとすることができる。これは、記録ヘッド側の
EEPROM200に書かれた常温での吐出スピード
(初期吐出スピード)が、気温などの環境温度や連続プ
リントによってどのように変化するかを記号化して格納
したテーブルである。
【0205】例えば、初期の吐出スピードが12m/s
である記録ヘッドが、紙間が1.4mmのプリンタ本体
にユーザーによって装着され、プリント動作が行われる
ものとする。第1ページのプリント開始前、本体側のC
PU(プリンタ制御部PRC)は記録ヘッドの温度を検
知する。記録ヘッドの温度が20〜30℃の間であれ
ば、図34のテーブルより吐出スピード「03」(12
m/s)を得、これに基づいて図32のテーブルの紙間
「02」(中心値)の欄を参照し、レジストレーション
用調整値「10」を得る。そしてこの値に従って1ペー
ジ分の記録を完成させる。次ページのプリント前にも、
再度記録ヘッド温度を検知する。再び20〜30℃であ
れば、レジストレーション用調整値を「10」のままと
し、1ページ分の記録を完成させる。
【0206】このような数ページ分のプリントを繰り返
した後、ある時点で30〜40℃を検知したとする。こ
のときは図34のテーブルにより吐出スピード「04」
(13m/s)を取得する。そこで改めて図32のテー
ブルを参照し、レジストレーション用調整値「9」を得
る。そして次ページはこの調整値に従って画像を完成さ
せる。
【0207】このように各ページのプリント開始前に記
録ヘッド温度を検知し、ページ毎にレジストレーション
用調整値を自動的に確認調整することにより、プリント
中の温度変化による画像品位の低下を極力防止すること
ができる。
【0208】なお、以上は上記実施形態で説明した着荷
時におけるレジストレーション用自動調整に対する補正
を毎ページに行うものとして説明したが、本実施形態は
これに限ったものではない。
【0209】図17について説明したユーザーの判断に
よって行うレジストレーション処理(ユーザーレジスト
レーション)に対して、温度変化に伴う補正を行うよう
にしてもよい。以下に本実施形態でのユーザーレジスト
レーションを説明する。
【0210】本実施形態でのユーザーレジストレーショ
ンも図16(b)と同様の構成を用い、図16(a)に
ついて説明したのと同様の処理手順にて行うことができ
る。
【0211】すなわち、ユーザーは、ホスト装置HOS
T側のプリンタドライバPDのユーティリティーより、
入力・表示手段CNSLを用いてレジストレーションモ
ードを選択する(ステップS2201)。そしてプリン
タ本体に用紙をセットし、プリントをスタートさせる
(ステップS2202)。これに応じてプリンタ制御部
PRCは記録ヘッドH1001の駆動部HDに所定のデ
ータを送り、レジストレーションのためのパターン(図
17)を形成させる(ステップS2203)。そしてこ
のパターンを目視判断することにより、ユーザーが調整
値をホスト装置HOST上のプリンタ設定用の画面の所
定エリアに入力する(ステップS2004)。そしてプ
リンタドライバPDからのコマンドにてプリンタ制御部
にレジストレーションデータを転送し(ステップS22
05)、これに応じて上記データが記録装置本体内のE
EPROM100に記憶される(ステップS220
6)。
【0212】図35は本実施形態のユーザーレジストレ
ーションで出力するパターンを示す。図中のA列〜E列
は記録ヘッドH1001の各色の偶奇レジストレーショ
ンのためのパターンであり、形成態様および種類等につ
いては図17において説明したものと同様である。図3
5のF列は、本実施形態における双方向レジ調整パター
ンである。本実施形態のパターンFについても形成態様
については図17と同様であるが、本実施形態ではレジ
ストレーション用調整の範囲を、左に添えられた調整値
で示すとおり、“+5”〜“−5”の範囲としてある。
また、双方向レジストレーション用パターンの“0”
(デフォルト)値は図32について説明した実施形態に
従って取得した値で記録する。
【0213】“+5”から“−5”に対応するそれぞれ
のパターンは、図17の場合と同様、往路プリント時の
吐出タイミングは固定のままで、復路プリント時の吐出
タイミングを1画素ずつずらして記録している。そし
て、全ての双方向レジストレーション用のパターンは4
パス双方向プリントにて記録される。4パスの分割記録
にしたのは、ノズルばらつき等の要因でパターンの滑ら
かさを損なわないようにするためである。
【0214】双方向レジストレーション用パターンおよ
び記録方法についても、図19(a)および(b)を参
照して説明したのと同様である。すなわち、本実施形態
の一連の調整でも同時に偶奇レジストレーションも行う
ので、偶数ラスタのみにデータが存在するようにして、
パターンには偶数および奇数列間のドット形成位置ずれ
の影響が現れないようにする。また、各偶数ラスタは、
隣接ドットとの重なりが生じない限界の画素ピッチ(距
離)である1ドットおきに記録し、僅かなドット形成位
置ずれに対して記録画像を敏感に反応させるようにす
る。
【0215】さらに、本実施形態でも1つのラスタにつ
いて4回の記録走査で画像を完成させる。このとき1パ
ス目および3パス目は往方向走査、2パス目および4パ
ス目は復方向走査にてプリントする。図19(a)のよ
うに16画素幅ずつ往路記録領域と復路記録領域とが交
互に配置され、それぞれの領域は1パスおよび3パス
(あるいは2パスおよび4パス)の2つパスで分割記録
される。
【0216】そして、双方向のドット位置ずれが生じた
場合、図19(b)のように往路記録領域と復路記録領
域との境界部で黒スジあるいは白スジが発生する。実際
には各記録領域の幅は336μm程度であるので、目視
では縦方向の白スジが横方向へ規則的に配列した濃淡む
らとして確認される。ユーザーは、白スジの最も少ない
一様なパターンを選択することができる。
【0217】以上説明したようなユーザーレジストレー
ションは、ユーザーが適宜調整を必要と判断したときに
行うことができる。しかし、連続プリントの昇温によっ
て起こる着弾位置の変化などリアルタイムで刻々と変化
してしまうものに対しては調整が追いつかない場合があ
る。このような場合でも先に説明した図34のテーブル
を用い、レジストレーション用調整値をページ毎に変化
させれば常に良好な画像を得ることができる。
【0218】以上説明した本実施形態によれば、常温で
のレジストレーション用調整値に対し、記録ヘッド温度
によって変化するインクの吐出スピードを推測し、プリ
ント中のレジストレーション用調整値に随時補正をかけ
ることにより、常に良好な画像を得ることができるよう
になる。
【0219】12.3 駆動周波数の変化に対応した双
方向レジストレーション 本実施形態を適用するプリンタは、用途および状況に応
じて3つのキャリッジスピードが具備されているものと
する。通常の高画質対応のキャリッジスピードモード
(HQ1)と、記録ヘッドの昇温状態によって切り替わ
るHQ1よりもやや遅いキャリッジスピード(HQ
2)、更に高速で記録走査するキャリッジスピードモー
ド(HS)とである。通常はキャリッジスピードHQ1
でプリントされるが、連続プリントなどで画像に弊害が
出るほど記録ヘッドが昇温した場合にキャリッジスピー
ドHQ2が適用される。記録ヘッドが所定の温度以上に
なるとインクドロップの吐出状態が不安定になるので、
画像品位を安定させるために駆動周波数を適切な値まで
低減させるのである。本実施形態で用いる記録ヘッドは
通常プリント(キャリッジスピードHQ1)時に25K
hzの駆動周波数で吐出動作を行い、キャリッジスピー
ドは20.8inch/sとなる。ページ毎に記録ヘッ
ド温度を検知し、45℃以上になると、次ページから駆
動周波数を20KHzにして記録する。このとき、キャ
リッジスピードは16.7inch/sとなる。
【0220】HSモードは特に急いでプリントしたい場
合に、ユーザーがモードを指定することで適用される。
この場合のキャリッジスピードは29.2inch/s
となっている。
【0221】また、本実施形態のプリンタは、厚紙や封
筒などの記録媒体にも対応するため、紙間も大きく2段
階に調整できる機構を有し、通常プリントでの標準ポジ
ションと厚紙用の厚紙ポジションとの2つの設定が可能
である。紙間はユーザーが紙間調整レバーM2015を
操作することにより調整されるが、現在の紙間が厚紙ポ
ジションであるか、標準ポジションであるかを検知する
GAPセンサ(紙間センサ)E0008が装備されてお
り、本体は常に現状のポジションにあった記録制御を行
うことができる。
【0222】図36は吐出スピードに対するそれぞれの
設定による双方向レジストレーション用調整値のカーブ
を示す。これをテーブル化したものが図37である。本
実施形態も上述の実施形態と同様に、初期の吐出スピー
ドと記録ヘッド温度とからその時々の吐出スピードを推
測する。さらに、図37のテーブルにてヘッド駆動周波
数に応じたレジストレーション用調整値を選択する。
【0223】例えば初期の吐出スピードが13m/sの
記録ヘッドの場合、記録ヘッドH1001のEEPRO
M200には「04」と記載されている。当初記録ヘッ
ド温度が25℃程度であれば、図34のテーブルより吐
出スピード13m/sを得る。記録ヘッド温度25℃で
は駆動周波数は25KHzであるので、図37よりレジ
ストレーション用調整値は「9」となり、この値を用い
て最初のページを記録する。
【0224】連続して記録するうちに、記録ヘッド温度
は徐々に上昇していく。3枚目のプリント開始前、記録
ヘッド温度が35℃であったとする。このとき、図34
のテーブルより吐出スピード「05」(14m/s)を
得る。本実施形態の駆動周波数は45℃を境界に20K
Hzと25KHzとに切り替えられ、35℃では25K
Hzである。よって図37のテーブルを参照すればレジ
ストレーション用調整値は「9」となり、3枚目はこの
値を用いて記録される。
【0225】さて、5ページ目のプリントを行おうとす
る際に記録ヘッド温度47℃を検出したとする。上述と
同様にまず図34のテーブルにて吐出スピードを換算
し、「06」(15m/s)を得る。45℃以上は20
KHzの駆動周波数となるので、図37のテーブルに対
し20KHzの欄を参照する。これによりレジストレー
ション用調整値「6」を得ることになる。
【0226】本実施形態ではこのように、各ページ頭で
記録ヘッド温度を検知し、初期の吐出データと記録ヘッ
ド温度とのマトリクスから、そのときの吐出スピードを
得る。さらに検出した記録ヘッド温度により、そのペー
ジでの駆動周波数を決定し、決定された駆動周波数と先
に算出した吐出スピードとにより、最終的なレジストレ
ーション用調整値を得るのである。
【0227】このようにすれば、初期設定やユーザーレ
ジストレーションでは調整困難な、温度変化に伴うレジ
ストレーションのずれにもリアルタイムで対応できると
いう上述の実施形態と同様の効果を得られるとともに、
連続プリントの温度変化などで記録ヘッドに負担をかけ
ることなく、安定した画像を得ることができる。
【0228】なお、本実施形態においては、説明を簡単
にするため、上述の実施形態で考慮した紙間公差につい
てのテーブルを用いた調整については触れなかったが、
これを適用してもよいのは勿論である。駆動周波数ごと
に紙間の大、中、小を分けてテーブル化しておけば同様
の効果が得られる。以上、この項において3つの実施形
態について説明したように、記録装置本体にはその個体
差に関わるドット形成位置情報を格納する記憶手段を、
また記録ヘッドにもその個体差に関わるドット形成位置
情報を格納する記憶手段を設け、記録ヘッドを記録装置
本体に装着して画像形成する際に双方の記憶手段の内容
を参照してドット形成位置調整を行うための情報を決定
するようにしたことにより、紙間や吐出スピードなどの
公差に起因したばらつきを適切に補正することが可能に
なった。また、双方向レジストレーションに関して、検
出された記録ヘッド温度に応じて記録ヘッドから吐出さ
れるインクの吐出スピードを予測し、当該予測された吐
出スピードに対応してプリント媒体上のプリント位置調
整を行うための情報を決定するようにしたことにより、
プリント動作の状態に起因した変化に対しても、リアル
タイムに適切な調整値を得ることが可能となった。
【0229】13.その他 なお、本発明が有効に用いられるヘッドの一形態は、電
気熱変換体が発生する熱エネルギーを利用して液体に膜
沸騰を生じさせ気泡を形成する形態である。
【0230】また、上述の実施形態ではホストコンピュ
ータHOST側のプリンタドライバPDは作成された画
像データをプリント装置に供給するものであるが、図1
7のようなレジストレーション用パターンのデータは記
録装置側が具えるものでも、ホスト装置が供給するもの
でもよい。
【0231】上述実施形態の機能を実現するソフトウェ
アまたはプリンタドライバのプログラムコードを、プリ
ント装置を含む様々なデバイスが接続された機械または
システム内のコンピュータに供給し、機械またはシステ
ムのコンピュータに格納されたプログラムコードによっ
て様々なデバイスを作動させることにより上述実施形態
の機能を実現するようにしたプリントシステムも、本発
明の範囲に含まれる。
【0232】この場合、プログラムコード自体が本発明
の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコ
ード自体、および通信や記憶媒体などによりプログラム
コードをコンピュータに供給する手段も、本発明の範囲
に含まれる。
【0233】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROMなどを用いることができる。
【0234】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
本実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0235】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって本実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0236】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主走査方向に複数の吐出口列を配列してなる構成の高解
像記録が可能なヘッドを用いながら、あるいはインター
レース構成の記録法を双方向で行いながら、各ラスタ間
のレジストレーションの操作を、ユーザーが適宜起動し
て高精度に調整可能とした機構を設けることにより、着
荷時から定常的に高画質な画像を維持することが可能と
なった。
【0237】また、ヘッドおよび記録装置本体の公差内
のばらつきやプリント状況に応じて適切に、ひいてはリ
アルタイムにドット形成位置の調整値を設定できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるインクジェットプリ
ンタの外観構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すものの外装部材を取り外した状態を
示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に用いる記録ヘッドカートリ
ッジを組立てた状態を示す斜視図である。
【図4】図3に示す記録ヘッドカートリッジを示す分解
斜視図である。
【図5】図4に示した記録ヘッドを斜め下方から観た分
解斜視図である。
【図6】本発明の実施形態におけるスキャナカートリッ
ジを示す斜視図である。
【図7】本発明の実施形態における電気的回路の全体構
成を概略的に示すブロック図である。
【図8】図7に示したメインPCBの内部構成を示すブ
ロック図である。
【図9】図8に示したASICの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】本発明の実施形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図11】本発明の第1実施形態において採用した記録
ヘッドのノズル配列を示す図である。
【図12】(a)〜(c)はインクジェット記録が理想
的に行なわれる状態を示す説明図である。
【図13】(a)〜(c)はインクジェット記録におい
て生じうる濃度むら発生状態を示す説明図である。
【図14】(a)〜(c)は図13において説明した濃
度むらの発生を防止するためのマルチパスプリントの原
理を説明するための説明図である。
【図15】記録ヘッドに設けた不揮発性メモリ(EEP
ROM)に格納されるデータの一例を示すマップを示す
図である。
【図16】(a)はユーザーレジストレーションの一連
の処理の流れの一例を示すフローチャート、(b)は主
としてその処理の過程におけるデータの流れを示すため
にホスト装置および記録装置からなるシステムを模式的
に表した図である。
【図17】図16(a)のユーザーレジストレーション
処理の過程で出力されるパターンの一例を示す図であ
る。
【図18】(a)〜(c)は図17のパターンのうち偶
奇レジストレーションに用いられるパターンを拡大して
示す図であり、(a)は偶数ノズルによるインクドット
と奇数ノズルによるインクドットとが正規の位置に記録
されている状態、(b)は両者が1画素ずれた場合、
(c)は2画素ずれた場合を示す図である。
【図19】(a)および(b)は図17のパターンのう
ち双方向レジストレーション用パターンを拡大して示す
とともに記録方法を説明するための図であり、(a)は
往走査記録によるインクドットと復走査記録によるイン
クドットとが正規の位置に記録されている状態、(b)
は両者がずれた場合を示す図である。
【図20】記録装置本体に設けられるEEPROM内の
レジストレーションの調整値の記憶領域を示すマップを
示す図である。
【図21】(a)〜(d)はキャリッジスピードおよび
紙間を考慮した双方向レジストレーションのために用い
る自動補正テーブルの例を示す図である。
【図22】ヘッドの吐出スピードのばらつきに応じた適
切なレジストレーションテーブルの値の変化を説明する
ための図である。
【図23】図22に示す吐出スピードファクタを考慮し
た自動補正テーブルの例を示す図である。
【図24】レジストレーションの必要性の有無を判断す
るためのヘッドチェックパターンの一例を示す図であ
る。
【図25】本発明の第3の実施形態で用いられる記録ヘ
ッドのノズル配列を示す図である。
【図26】(a)〜(d)は図25に示すヘッドを用い
て形成したレジストレーション用パターンを拡大して示
す図である。
【図27】シリアル型カラープリンタを簡略化して示す
斜視図である。
【図28】(a)および(b)は、それぞれ、高解像度
を実現するための記録ヘッドのノズル配列例を示す図お
よびその問題点を説明するための図である。
【図29】本発明の第2実施形態においても採用される
インターレース記録方法を説明するための模式図であ
る。
【図30】本発明の一実施形態に係り、プリンタ本体の
紙間公差の最大値、中心値および最小値それぞれに対す
る記録ヘッドの吐出スピードとレジストレーション用調
整値との関係の一例を示す説明図である。
【図31】プリンタ本体側および記録ヘッド側の情報に
基づくレジストレーション用調整値決定処理手順の一例
を示すフローチャートである。
【図32】図30の関係を用いたレジストレーション用
調整値テーブルの一例を示す説明図である。
【図33】記録ヘッドの温度変化に伴う吐出スピードの
変化を説明するための説明図である。
【図34】記録ヘッドの温度変化を加味したレジストレ
ーション用調整値テーブルの一例を示す説明図である。
【図35】双方向レジストレーションに影響を及ぼすプ
リンタ本体およびヘッドの公差を加味して行われるユー
ザレジストレーション処理の過程で出力されるパターン
の一例を示す図である。
【図36】異なる駆動周波数での吐出スピードに対する
双方向レジストレーション用調整値の変化を説明するた
めの説明図である。
【図37】図36の関係を用いたレジストレーション用
調整値テーブルの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
M1000 装置本体 M1001 下ケース M1002 上ケース M1003 アクセスカバー M1004 排出トレイ M2015 紙間調整レバー M2003 排紙ローラ M3001 LFローラ M3019 シャーシ M3022 自動給送部 M3029 搬送部 M3030 排出部 M4001 キャリッジ M4002 キャリッジカバー M4007 ヘッドセットレバー M4021 キャリッジ軸 M5000 回復系ユニット M6000 スキャナ M6001 スキャナホルダ M6003 スキャナカバー M6004 スキャナコンタクトPCB M6005 スキャナ照明レンズ M6006 スキャナ読取レンズ1 M6100 保管箱 M6101 保管箱ベース M6102 保管箱カバー M6103 保管箱キャップ M6104 保管箱バネ E0001 キャリッジモータ E0002 LFモータ E0003 PGモータ E0004 エンコーダセンサ E0005 エンコーダスケール E0006 インクエンドセンサ E0007 PEセンサ E0008 GAPセンサ(紙間センサ) E0009 ASFセンサ E0010 PGセンサ E0011 コンタクトFPC(フレキシフ゛ルフ゜リントケーフ゛ル) E0012 CRFFC(フレキシフ゛ルフラットケーフ゛ル) E0013 キャリッジ基板 E0014 メイン基板 E0015 電源ユニット E0016 パラレルI/F E0017 シリアルI/F E0018 電源キー E0019 リジュームキー E0020 LED E0021 ブザー E0022 カバーセンサ E1001 CPU E1002 OSC(CPU内蔵オシレータ) E1003 A/D(CPU内蔵A/Dコンバータ) E1004 ROM E1005 発振回路 E1006 ASIC E1007 リセット回路 E1008 CRモータドライバ E1009 LF/PGモータドライバ E1010 電源制御回路 E1011 INKS(インクエンド検出信号) E1012 TH(サーミスタ温度検出信号) E1013 HSENS(ヘッド検出信号) E1014 制御バス E1015 RESET(リセット信号) E1016 RESUME(リジュームキー入力) E1017 POWER(電源キー入力) E1018 BUZ(ブザー信号) E1019 発振回路出力信号 E1020 ENC(エンコーダ信号) E1021 ヘッド制御信号 E1022 VHON(ヘッド電源ON信号) E1023 VMON(モータ電源ON信号) E1024 電源制御信号 E1025 PES(PE検出信号) E1026 ASFS(ASF検出信号) E1027 GAPS(GAP検出信号) E0028 シリアルI/F信号 E1029 シリアルI/Fケーブル E1030 パラレルI/F信号 E1031 パラレルI/Fケーブル E1032 PGS(PG検出信号) E1033 PM制御信号(パルスモータ制御信号) E1034 PGモータ駆動信号 E1035 LFモータ駆動信号 E1036 CRモータ制御信号 E1037 CRモータ駆動信号 E0038 LED駆動信号 E1039 VH(ヘッド電源) E1040 VM(モータ電源) E1041 VDD(ロジック電源) E1042 COVS(カバー検出信号) E2001 CPU I/F E2002 PLL E2003 DMA制御部 E2004 DRAM制御部 E2005 DRAM E2006 1284 I/F E2007 USB I/F E2008 受信制御部 E2009 圧縮・伸長DMA E2010 受信バッファ E2011 ワークバッファ E2012 ワークエリアDMA E2013 記録バッファ転送DMA E2014 プリントバッファ E2015 記録データ展開DMA E2016 展開用データバッファ E2017 カラムバッファ E2018 ヘッド制御部 E2019 エンコーダ信号処理部 E2020 CRモータ制御部 E2021 LF/PGモータ制御部 E2022 センサ信号処理部 E2023 モータ制御バッファ E2024 スキャナ取込みバッファ E2025 スキャナデータ処理DMA E2026 スキャナデータバッファ E2027 スキャナデータ圧縮DMA E2028 送出バッファ E2029 ポート制御部 E2030 LED制御部 E2031 CLK(クロック信号) E2032 PDWM(ソフト制御信号) E2033 PLLON(PLL制御信号) E2034 INT(割り込み信号) E2036 PIF受信データ E2037 USB受信データ E2038 WDIF(受信データ/ラスタデータ) E2039 受信バッファ制御部 E2040 RDWK(受信バッファ読み出しデータ/
ラスタデータ) E2041 WDWK(ワークバッファ書込みデータ/
記録コード) E2042 WDWF(ワークフィルデータ) E2043 RDWP(ワークバッファ読み出しデータ
/記録コード) E2044 WDWP(並べ替え記録コード) E2045 RDHDG(記録展開用データ) E2047 WDHDG(カラムバッファ書込みデータ
/展開記録データ) E2048 RDHD(カラムバッファ読み出しデータ
/展開記録データ) E2049 ヘッド駆動タイミング信号 E2050 データ展開タイミング信号 E2051 RDPM(パルスモータ駆動テーブル読み
出しデータ) E2052 センサ検出信号 E2053 WDHD(取込みデータ) E2054 RDAV(取込みバッファ読み出しデー
タ) E2055 WDAV(データバッファ書込みデータ/
処理済データ) E2056 RDYC(データバッファ読み出しデータ
/処理済データ) E2057 WDYC(送出バッファ書込みデータ/圧
縮データ) E2058 RDUSB(USB送信データ/圧縮デー
タ) E2059 RDPIF(1284送信データ) H1000 記録ヘッドカートリッジ H1001 記録ヘッド H1100 記録素子基板 H1100T 吐出口 H1200 第1のプレート H1201 インク供給口 H1300 電気配線基板 H1301 外部信号入力端子 H1400 第2のプレート H1500 タンクホルダー H1501 インク流路 H1600 流路形成部材 H1700 フィルター H1800 シールゴム H1900 インクタンク 100 本体EEPROM 200 ヘッドEEPROM HOST ホスト装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今野 裕司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 川床 徳宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 枝村 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 前田 哲宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小笠原 隆行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 村上 修一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA07 EA08 EB07 EB27 EB30 EB37 EC03 EC07 EC11 EC31 EC37 EC42 EC71 EC74 EC77 EC78 EC80 FA03 FA11 FB03 FB04 HA12 HA22 HA37 HA53 HA58 2C057 AF30 AF32 AG15 AG16 AJ03 AJ04 AL03 AL19 AL22 AL25 AL36 AM03 AM19 AM30 AM40 AN02 BA03 BA13 DA09 DB01 DC02 DD03 DD06 DE07

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプリント素子を配列してなるプリ
    ントヘッドを用い、該プリントヘッドを前記複数のプリ
    ント素子の配列方向とは異なる方向に走査させることに
    よりプリント媒体上に画像の形成を行うとともに、形成
    画像の各ラスタが前記複数のプリント素子の駆動態様に
    よって少なくとも2つのラスタグループに分類されるプ
    リント装置に対し、前記少なくとも2つのラスタグルー
    プ間における前記複数のプリント素子によるプリント位
    置を調整するためのプリント位置調整方法であって、 前記複数のプリント素子の駆動タイミングを前記少なく
    とも2つのラスタグループ間で所定の間隔ずつずらして
    前記プリントヘッドにより複数の調整パターンを形成さ
    せる工程と、 該複数の調整パターンから判別された前記少なくとも2
    つのラスタグループ間における前記複数のプリント素子
    の駆動タイミングの調整値を入力する工程と、 当該入力された調整値を記憶する工程と、を具えたこと
    を特徴とするプリント位置調整方法。
  2. 【請求項2】 前記プリントヘッドは、前記走査方向に
    並設された少なくとも2列のプリント素子列であって、
    プリント素子の配列のピッチ未満の量だけ相互にずらし
    て設けられた当該少なくとも2列のプリント素子列を有
    し、該少なくとも2列のプリント素子列が前記少なくと
    も2つのラスタグループのプリントを行うことを特徴と
    する請求項1に記載のプリント位置調整方法。
  3. 【請求項3】 前記プリントヘッドは自らの固有の情報
    が記憶された不揮発メモリを有し、該不揮発メモリには
    少なくとも前記プリント位置調整のための調整値が記憶
    されており、前記調整パターン形成工程では、前記不揮
    発メモリに記憶されている調整値を基準として、前記少
    なくとも2列のプリント素子間における駆動タイミング
    を所定の間隔ずつずらすことにより前記複数の調整パタ
    ーンを形成することを特徴とする請求項2に記載のプリ
    ント位置調整方法。
  4. 【請求項4】 前記プリント装置は、前記プリントヘッ
    ドを前記プリント媒体に対して往方向走査および復方向
    走査させるとともに、当該往方向走査と復方向走査との
    間で前記複数のプリント素子の配列密度より高い密度で
    プリントを行うための量ずつ前記プリント媒体を前記走
    査方向と直交する方向に相対的に搬送することにより画
    像形成を行う装置であり、前記往方向走査および復方向
    走査によって前記2つのラスタグループのプリントを行
    うことを特徴とする請求項1に記載のプリント位置調整
    方法。
  5. 【請求項5】 前記調整パターンは前記プリント装置の
    プリント可能な解像度においてブルーノイズ特性を持つ
    ドット分布を有することを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載のプリント位置調整方法。
  6. 【請求項6】 前記調整パターンは前記プリント装置の
    プリント可能な解像度においてディザ法の条件付決定法
    によって2値化されたパターンであることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載のプリント位置調整
    方法。
  7. 【請求項7】 前記プリントヘッドはインクを吐出する
    ことによりプリントを行うヘッドであり、前記プリント
    素子は前記インクを吐出するための吐出口を有すること
    を特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のプリ
    ント位置調整方法。
  8. 【請求項8】 前記プリント装置は、前記走査の速度
    と、前記吐出口から前記プリント媒体までの距離とが、
    それぞれ少なくとも2段階に設定可能であり、プリント
    動作に際して、前記走査の速度と前記距離との組み合わ
    せに応じて、前記調整値を補正する工程を具えたことを
    特徴とする請求項7に記載のプリント位置調整方法。
  9. 【請求項9】 インクを吐出するための複数の吐出口を
    配列してなるプリントヘッドを用い、該プリントヘッド
    を前記複数の吐出口の配列方向とは異なる方向に往復走
    査させることによりプリント媒体上に画像の形成を行う
    とともに、前記走査の速度と、前記吐出口から前記プリ
    ント媒体までの距離とが、それぞれ少なくとも2段階に
    設定可能なプリント装置に対し、前記往復走査間におけ
    る前記複数の吐出口からのインクドット形成位置を調整
    するためのプリント位置調整方法であって、 前記複数の吐出口からのインク吐出タイミングを前記往
    復走査間で所定の間隔ずつずらして前記プリントヘッド
    により複数の調整パターンを形成させる工程と、 該複数の調整パターンから判別された前記往復走査間に
    おける前記複数の吐出口からのインク吐出タイミングの
    調整値を入力する工程と、 当該入力された調整値を記憶する工程と、 プリント動作に際して前記走査の速度と前記距離との組
    み合わせに応じて前記調整値を補正する工程と、を具え
    たことを特徴とするプリント位置調整方法。
  10. 【請求項10】 前記プリントヘッドは、前記吐出口か
    らインクを吐出するために利用されるエネルギとしてイ
    ンクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する発熱素
    子を有することを特徴とする請求項7ないし9のいずれ
    かに記載のプリント位置調整方法。
  11. 【請求項11】 複数のプリント素子を配列してなるプ
    リントヘッドを用い、該プリントヘッドを前記複数のプ
    リント素子の配列方向とは異なる方向に走査させること
    によりプリント媒体上に画像の形成を行うとともに、形
    成画像の各ラスタが前記複数のプリント素子の駆動態様
    によって少なくとも2つのラスタグループに分類される
    プリント装置であって、 前記複数のプリント素子の駆動タイミングを前記少なく
    とも2つのラスタグループ間で所定の間隔ずつずらして
    前記プリントヘッドにより複数の調整パターンを形成さ
    せる手段と、 該複数の調整パターンの判別に応じて供給された前記少
    なくとも2つのラスタグループ間における前記複数のプ
    リント素子の駆動タイミングの調整値を記憶する手段
    と、を具えたことを特徴とするプリント装置。
  12. 【請求項12】 前記プリントヘッドは、前記走査方向
    に並設された少なくとも2列のプリント素子列であっ
    て、プリント素子の配列のピッチ未満の量だけ相互にず
    らして設けられた当該少なくとも2列のプリント素子列
    を有し、該少なくとも2列のプリント素子列が前記少な
    くとも2つのラスタグループのプリントを行うことを特
    徴とする請求項11に記載のプリント装置。
  13. 【請求項13】 前記プリントヘッドは自らの固有の情
    報が記憶された不揮発メモリを有し、該不揮発メモリに
    は少なくとも前記プリント位置調整のための調整値が記
    憶されており、前記調整パターン形成手段は、前記不揮
    発メモリに記憶されている調整値を基準として、前記少
    なくとも2列のプリント素子間における駆動タイミング
    を所定の間隔ずつずらすことにより前記複数の調整パタ
    ーンを形成することを特徴とする請求項12に記載のプ
    リント装置。
  14. 【請求項14】 前記プリントヘッドを前記プリント媒
    体に対して往方向走査および復方向走査させるととも
    に、当該往方向走査と復方向走査との間で前記複数のプ
    リント素子の配列密度より高い密度でプリントを行うた
    めの量ずつ前記プリント媒体を前記走査方向と直交する
    方向に相対的に搬送する手段を具え、前記往方向走査お
    よび復方向走査によって前記2つのラスタグループのプ
    リントを行うことを特徴とする請求項11に記載のプリ
    ント装置。
  15. 【請求項15】 前記調整パターンは前記プリント装置
    のプリント可能な解像度においてブルーノイズ特性を持
    つドット分布を有することを特徴とする請求項11ない
    し14のいずれかに記載のプリント装置。
  16. 【請求項16】 前記調整パターンは前記プリント装置
    のプリント可能な解像度においてディザ法の条件付決定
    法によって2値化されたパターンであることを特徴とす
    る請求項11ないし14のいずれかに記載のプリント装
    置。
  17. 【請求項17】 前記プリントヘッドはインクを吐出す
    ることによりプリントを行うヘッドであり、前記プリン
    ト素子は前記インクを吐出するための吐出口を有するこ
    とを特徴とする請求項11ないし16のいずれかに記載
    のプリント装置。
  18. 【請求項18】 前記走査の速度と、前記吐出口から前
    記プリント媒体までの距離とを、それぞれ少なくとも2
    段階に設定可能とする手段を具え、プリント動作に際し
    て、前記走査の速度と前記距離との組み合わせに応じ
    て、前記調整値を補正する手段を具えたことを特徴とす
    る請求項17に記載のプリント装置。
  19. 【請求項19】 インクを吐出するための複数の吐出口
    を配列してなるプリントヘッドを用い、該プリントヘッ
    ドを前記複数の吐出口の配列方向とは異なる方向に往復
    走査させることによりプリント媒体上に画像の形成を行
    うとともに、前記走査の速度と、前記吐出口から前記プ
    リント媒体までの距離とが、それぞれ少なくとも2段階
    に設定可能なプリント装置であって、 前記複数の吐出口からのインク吐出タイミングを前記往
    復走査間で所定の間隔ずつずらして前記プリントヘッド
    により複数の調整パターンを形成させる手段と、 該複数の調整パターンの判別に応じて供給された前記往
    復走査間における前記複数の吐出口からのインク吐出タ
    イミングの調整値を記憶する手段と、プリント動作に際
    して前記走査の速度と前記距離との組み合わせに応じて
    前記調整値を補正する手段と、を具えたことを特徴とす
    るプリント装置。
  20. 【請求項20】 前記プリントヘッドは、前記吐出口か
    らインクを吐出するために利用されるエネルギとしてイ
    ンクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する発熱素
    子を有することを特徴とする請求項17ないし19のい
    ずれかに記載のプリント装置。
  21. 【請求項21】 インクを吐出するための複数の吐出口
    を配列してなるプリントヘッドを着脱可能に支持し、前
    記複数の吐出口の配列方向とは異なる方向に前記プリン
    トヘッドを往復走査させつつインクを吐出させることに
    より画像形成を行うプリント装置に対し、往方向への走
    査によるプリント媒体上のプリント位置と復方向への走
    査によるプリント媒体上のプリント位置とを調整するプ
    リント位置調整方法であって、 前記プリントヘッドを前記プリント装置本体に装着して
    画像形成を行う際に、前記プリント装置に設けられて前
    記プリント装置の個体差に関わる第1のプリント位置情
    報を記憶する第1記憶手段と、前記プリントヘッドに設
    けられて前記プリントヘッドの個体差に関わる第2のプ
    リント位置情報を記憶する第2記憶手段を参照する工程
    と、 当該参照により得られた前記第1および第2のプリント
    位置情報に基づいてプリント位置の調整を行うための調
    整値を決定する工程と、を具えたことを特徴とするプリ
    ント位置調整方法。
  22. 【請求項22】 前記第1のプリント位置情報は前記プ
    リント媒体の被プリント面を規制するための部材から前
    記吐出口までの距離に係る情報を含むことを特徴とする
    請求項21に記載のプリント位置調整方法。
  23. 【請求項23】 前記第2のプリント位置情報は前記プ
    リントヘッドから吐出されるインクの吐出スピードに係
    る情報を含むことを特徴とする請求項21または22に
    記載のプリント位置調整方法。
  24. 【請求項24】 前記第1および第2記憶手段は不揮発
    性のメモリの形態を有することを特徴とする請求項21
    ないし23のいずれかに記載のプリント位置調整方法。
  25. 【請求項25】 インクを吐出するための複数の吐出口
    を配列してなるプリントヘッドを着脱可能に支持し、前
    記複数の吐出口の配列方向とは異なる方向に前記プリン
    トヘッドを往復走査させつつインクを吐出させることに
    より画像形成を行うプリント装置に対し、往方向への走
    査によるプリント媒体上のプリント位置と復方向への走
    査によるプリント媒体上のプリント位置とを調整するプ
    リント位置調整方法であって、 前記プリントヘッドの温度を検知する工程と、 前記検出された温度によって前記プリントヘッドから吐
    出されるインクの吐出スピードを予測する工程と、 前記予測された吐出スピードに基づいてプリント位置の
    調整を行うための調整値を決定する工程と、を具えたこ
    とを特徴とするプリント位置調整方法。
  26. 【請求項26】 前記吐出スピードは、前記検出された
    温度情報と、前記プリントヘッドの記憶手段に格納され
    た前記プリントヘッド固有の吐出スピード情報とから予
    測されることを特徴とする請求項25に記載のプリント
    位置調整方法。
  27. 【請求項27】 インクを吐出するための複数の吐出口
    を配列してなるプリントヘッドを着脱可能に支持し、前
    記複数の吐出口の配列方向とは異なる方向に前記プリン
    トヘッドを往復走査させつつインクを吐出させることに
    より画像形成を行うプリント装置に対し、往方向への走
    査によるプリント媒体上のプリント位置と復方向への走
    査によるプリント媒体上のプリント位置とを調整するプ
    リント位置調整方法であって、 前記プリントヘッドの温度を検知する工程と、 前記検出された温度によって前記プリントヘッドの駆動
    周波数および走査速度を切り替える工程と、 前記検出された温度によって前記プリントヘッドから吐
    出されるインクの吐出スピードを予測する工程と、 前記予測された吐出スピードおよび前記走査速度に基づ
    いてプリント位置の調整を行うための調整値を決定する
    工程と、を具えたことを特徴とするプリント位置調整方
    法。
  28. 【請求項28】 前記吐出スピードは、前記検出された
    温度情報と、前記プリントヘッドの記憶手段に格納され
    た前記プリントヘッド固有の吐出スピード情報とから予
    測されることを特徴とする請求項27に記載のプリント
    位置調整方法。
  29. 【請求項29】 前記プリントヘッドは、前記走査方向
    に並設された少なくとも2列の吐出口列であって、前記
    吐出口の配列のピッチ未満の量だけ相互にずらして設け
    られた当該少なくとも2列の吐出口列を有することを特
    徴とする請求項21ないし28のいずれかに記載のプリ
    ント位置調整方法。
  30. 【請求項30】 前記プリントヘッドは、前記吐出口か
    らインクを吐出するために利用されるエネルギとしてイ
    ンクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する発熱素
    子を有することを特徴とする請求項21ないし29のい
    ずれかに記載のプリント位置調整方法。
  31. 【請求項31】 インクを吐出するための複数の吐出口
    を配列してなるプリントヘッドを着脱可能に支持し、前
    記複数の吐出口の配列方向とは異なる方向に前記プリン
    トヘッドを往復走査させつつインクを吐出させることに
    より画像形成を行うプリント装置であって、 前記プリント装置の個体差に関わる第1のプリント位置
    情報を記憶する第1記憶手段と、 前記プリントヘッドを前記プリント装置本体に装着して
    画像形成を行う際に、前記プリントヘッドに設けられて
    前記プリントヘッドの個体差に関わる第2のプリント位
    置情報を記憶する第2記憶手段および前記第1記憶手段
    を参照する手段と、 当該参照により得られた前記第1および第2のプリント
    位置情報に基づいて、往方向への走査によるプリント媒
    体上のプリント位置と復方向への走査によるプリント媒
    体上のプリント位置との調整を行うための調整値を決定
    する手段と、を具えたことを特徴とするプリント装置。
  32. 【請求項32】 前記第1のプリント位置情報は前記
    プリント媒体の被プリント面を規制するための部材から
    前記吐出口までの距離に係る情報を含むことを特徴とす
    る請求項31に記載のプリント装置。
  33. 【請求項33】 前記第2のプリント位置情報は前記
    プリントヘッドから吐出されるインクの吐出スピードに
    係る情報を含むことを特徴とする請求項31または32
    に記載のプリント装置。
  34. 【請求項34】 前記第1および第2記憶手段は不揮
    発性のメモリの形態を有することを特徴とする請求項3
    1ないし33のいずれかに記載のプリント装置。
  35. 【請求項35】 インクを吐出するための複数の吐出口
    を配列してなるプリントヘッドを着脱可能に支持し、前
    記複数の吐出口の配列方向とは異なる方向に前記プリン
    トヘッドを往復走査させつつインクを吐出させることに
    より画像形成を行うプリント装置であって、 前記プリントヘッドの温度を検知する手段と、 前記検出された温度によって前記プリントヘッドから吐
    出されるインクの吐出スピードを予測する手段と、 前記予測された吐出スピードに基づいて、往方向への走
    査によるプリント媒体上のプリント位置と復方向への走
    査によるプリント媒体上のプリント位置との調整を行う
    ための調整値を決定する手段と、を具えたことを特徴と
    するプリント装置。
  36. 【請求項36】 前記吐出スピードは、前記検出された
    温度情報と、前記プリントヘッドの記憶手段に格納され
    た前記プリントヘッド固有の吐出スピード情報とから予
    測されることを特徴とする請求項35に記載のプリント
    装置。
  37. 【請求項37】 インクを吐出するための複数の吐出口
    を配列してなるプリントヘッドを着脱可能に支持し、前
    記複数の吐出口の配列方向とは異なる方向に前記プリン
    トヘッドを往復走査させつつインクを吐出させることに
    より画像形成を行うプリント装置であって、 前記プリントヘッドの温度を検知する手段と、 前記検出された温度によって前記プリントヘッドの駆動
    周波数および走査速度を切り替える手段と、 前記検出された温度によって前記プリントヘッドから吐
    出されるインクの吐出スピードを予測する手段と、 前記予測された吐出スピードおよび前記走査速度に基づ
    いて、往方向への走査によるプリント媒体上のプリント
    位置と復方向への走査によるプリント媒体上のプリント
    位置との調整を行うための調整値を決定する手段と、を
    具えたことを特徴とするプリント装置。
  38. 【請求項38】 前記吐出スピードは、前記検出された
    温度情報と、前記プリントヘッドの記憶手段に格納され
    た前記プリントヘッド固有の吐出スピード情報とから予
    測されることを特徴とする請求項37に記載のプリント
    装置。
  39. 【請求項39】 前記プリントヘッドは、前記走査方向
    に並設された少なくとも2列の吐出口列であって、前記
    吐出口の配列のピッチ未満の量だけ相互にずらして設け
    られた当該少なくとも2列の吐出口列を有することを特
    徴とする請求項31ないし38のいずれかに記載のプリ
    ント装置。
  40. 【請求項40】 前記プリントヘッドは、前記吐出口か
    らインクを吐出するために利用されるエネルギとしてイ
    ンクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する発熱素
    子を有することを特徴とする請求項31ないし39のい
    ずれかに記載のプリント装置。
  41. 【請求項41】 請求項11ないし20または請求項3
    1ないし40のいずれかに記載のプリント装置と、 該プリント装置に画像データを供給するためのホスト装
    置であって、前記複数の調整パターンの形成を前記プリ
    ント装置に実施させる手段、前記複数の調整パターンの
    判別に応じた前記調整値の入力を受容する手段、および
    該調整値を前記プリント装置に供給する手段を有するホ
    スト装置と、を備えたことを特徴とするプリントシステ
    ム。
  42. 【請求項42】 コンピュータによって請求項1ないし
    10または請求項21ないし30のいずれかに記載のプ
    リント位置調整方法を実行するための制御プログラムを
    記憶した記憶媒体。
  43. 【請求項43】 コンピュータによって請求項1ないし
    10または請求項21ないし30のいずれかに記載のプ
    リント位置調整方法を実行するための制御プログラム。
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