JP2001191802A - フューエルインレット - Google Patents
フューエルインレットInfo
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- fuel
- fuel inlet
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低価格でありながら組み付け時の誤差を吸収
でき、しかも従来に比べて燃料透過を一層防止できる。 【解決手段】 フューエルインレット10は、タンク接
合部11と、燃料注入部12と、ベローズ部13とを備
えたものであり、各部11,12,13は1本のステン
レスパイプにより形成されたものである。このフューエ
ルインレット10は、ゴムホースと同様の機能を果たす
金属製のベローズ部13を一体に形成したため、ゴムホ
ースよりも低価格でありながら組み付け時の誤差を吸収
できるうえ従来に比べて燃料透過を一層防止できる。ま
た、燃料注入部12やベローズ部13のほかにタンク接
合部11も一体に形成したことにより、タンク接合部1
1を別体とした場合に比べてコスト面で有利であり、し
かもフューエルインレット10はモジュール化されたも
のとして扱うことができる。
でき、しかも従来に比べて燃料透過を一層防止できる。 【解決手段】 フューエルインレット10は、タンク接
合部11と、燃料注入部12と、ベローズ部13とを備
えたものであり、各部11,12,13は1本のステン
レスパイプにより形成されたものである。このフューエ
ルインレット10は、ゴムホースと同様の機能を果たす
金属製のベローズ部13を一体に形成したため、ゴムホ
ースよりも低価格でありながら組み付け時の誤差を吸収
できるうえ従来に比べて燃料透過を一層防止できる。ま
た、燃料注入部12やベローズ部13のほかにタンク接
合部11も一体に形成したことにより、タンク接合部1
1を別体とした場合に比べてコスト面で有利であり、し
かもフューエルインレット10はモジュール化されたも
のとして扱うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料タン
クに燃料を供給するために用いられるフューエルインレ
ットに関する。
クに燃料を供給するために用いられるフューエルインレ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の燃料タンクに燃料を注入する際
には、図8に示すようなフューエルインレット101が
用いられる。このフューエルインレット101は、給油
ノズルが差し込まれる大径の燃料注入部102を備えた
フューエルインレット本体103と、燃料タンク50の
開口周辺に接合されるタンク接合管104と、フューエ
ルインレット本体103とタンク接合管104とを接続
するゴムホース105とから構成されている。
には、図8に示すようなフューエルインレット101が
用いられる。このフューエルインレット101は、給油
ノズルが差し込まれる大径の燃料注入部102を備えた
フューエルインレット本体103と、燃料タンク50の
開口周辺に接合されるタンク接合管104と、フューエ
ルインレット本体103とタンク接合管104とを接続
するゴムホース105とから構成されている。
【0003】このフューエルインレット101の燃料注
入部102には、燃料タンク50に連通するブリーザチ
ューブ106が設けられ、また、給油時以外にこの燃料
注入部102を閉鎖する蓋を螺合するための螺旋溝10
2aが設けられている。そして、給油時には、給油ノズ
ルを燃料注入部102に差し込み、給油を行う。する
と、燃料はフューエルインレット本体103、ゴムホー
ス105及びタンク接合管104を介して燃料タンク5
0へと導びかれる。燃料タンク50に燃料が供給され始
めると、燃料タンク50の空気がブリーザチューブ10
6を介して燃料注入部102側に押し出される。そし
て、燃料が供給され続けると、ついにはブリーザチュー
ブ106の燃料注入部102側の開口から燃料が溢れ出
す。給油者は、これを確認して給油作業を終了する。
入部102には、燃料タンク50に連通するブリーザチ
ューブ106が設けられ、また、給油時以外にこの燃料
注入部102を閉鎖する蓋を螺合するための螺旋溝10
2aが設けられている。そして、給油時には、給油ノズ
ルを燃料注入部102に差し込み、給油を行う。する
と、燃料はフューエルインレット本体103、ゴムホー
ス105及びタンク接合管104を介して燃料タンク5
0へと導びかれる。燃料タンク50に燃料が供給され始
めると、燃料タンク50の空気がブリーザチューブ10
6を介して燃料注入部102側に押し出される。そし
て、燃料が供給され続けると、ついにはブリーザチュー
ブ106の燃料注入部102側の開口から燃料が溢れ出
す。給油者は、これを確認して給油作業を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
ューエルインレット101では、組み付け時の誤差を吸
収するためにゴムホース105を使用しているが、ゴム
ホース105は単価が高いためこれにより全体の価格を
高くせざるを得ないという問題があった。また、ゴムホ
ース105は燃料が透過しないように十分配慮されてい
るものの、更にこの点を充実させることが好ましいとい
う要望もあった。
ューエルインレット101では、組み付け時の誤差を吸
収するためにゴムホース105を使用しているが、ゴム
ホース105は単価が高いためこれにより全体の価格を
高くせざるを得ないという問題があった。また、ゴムホ
ース105は燃料が透過しないように十分配慮されてい
るものの、更にこの点を充実させることが好ましいとい
う要望もあった。
【0005】本発明は上記問題や要望を解決することを
課題とするものであり、低価格でありながら組み付け時
の誤差を吸収でき、しかも従来に比べて燃料透過を一層
防止できるフューエルインレットを提供することを目的
とする。
課題とするものであり、低価格でありながら組み付け時
の誤差を吸収でき、しかも従来に比べて燃料透過を一層
防止できるフューエルインレットを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明は、自動車の燃料タンクに燃料
を供給するために用いられるフューエルインレットにお
いて、前記燃料タンクの開口周辺に接合される側とは反
対側の端部にて他の部分に比べて大径に形成され、給油
ノズルが差し込まれる燃料注入部と、前記燃料タンクの
開口に接合される側の端部とその反対側の端部との間に
設けられたベローズ部とを備え、前記各部は1本の金属
パイプを成形加工することにより形成されたことを特徴
とする。
を解決するため、本発明は、自動車の燃料タンクに燃料
を供給するために用いられるフューエルインレットにお
いて、前記燃料タンクの開口周辺に接合される側とは反
対側の端部にて他の部分に比べて大径に形成され、給油
ノズルが差し込まれる燃料注入部と、前記燃料タンクの
開口に接合される側の端部とその反対側の端部との間に
設けられたベローズ部とを備え、前記各部は1本の金属
パイプを成形加工することにより形成されたことを特徴
とする。
【0007】本発明のフューエルインレットでは、1本
の金属パイプを成形加工して燃料注入部とベローズ部と
を形成しているため、ベローズ部は金属製である。この
金属製のベローズ部は、従来のゴムホースと同様の機
能、即ちフレキシビリティにより組み付け時の誤差を吸
収するという機能を果たす。つまり、本発明のフューエ
ルインレットによれば、金属製のベローズ部を一体に形
成したため、ゴムホースよりも低価格でありながら組み
付け時の誤差を吸収でき、従来に比べて燃料透過を一層
防止できるという効果が得られる。
の金属パイプを成形加工して燃料注入部とベローズ部と
を形成しているため、ベローズ部は金属製である。この
金属製のベローズ部は、従来のゴムホースと同様の機
能、即ちフレキシビリティにより組み付け時の誤差を吸
収するという機能を果たす。つまり、本発明のフューエ
ルインレットによれば、金属製のベローズ部を一体に形
成したため、ゴムホースよりも低価格でありながら組み
付け時の誤差を吸収でき、従来に比べて燃料透過を一層
防止できるという効果が得られる。
【0008】本発明のフューエルインレットにおいて、
燃料タンクの開口周辺に接合される側の端部にタンク接
合部を設け、このタンク接合部も1本の金属パイプを成
形加工する際に形成されたものであってもよい。例え
ば、タンク接合部を別体とすることも考えられるが、そ
の場合には車両組み付け上の自由度は高いものの、部品
点数が増えるという問題がある。これに対して、タンク
接合部も一体とした場合には、部品点数が減るためコス
ト面で有利であり、しかもフューエルインレットをモジ
ュール化して組み付けることができるため組み付け効率
も向上する。
燃料タンクの開口周辺に接合される側の端部にタンク接
合部を設け、このタンク接合部も1本の金属パイプを成
形加工する際に形成されたものであってもよい。例え
ば、タンク接合部を別体とすることも考えられるが、そ
の場合には車両組み付け上の自由度は高いものの、部品
点数が増えるという問題がある。これに対して、タンク
接合部も一体とした場合には、部品点数が減るためコス
ト面で有利であり、しかもフューエルインレットをモジ
ュール化して組み付けることができるため組み付け効率
も向上する。
【0009】本発明のフューエルインレットにおいて、
金属パイプはステンレスパイプとすることが防錆を図る
うえで好ましい。この場合、前述のタンク接合部につい
ていえば、リングプロジェクション溶接により前記燃料
タンクの開口周辺に接合されることが好ましい。即ち、
タンク接合部を燃料タンクの開口周辺に接合する際、ロ
ウ付けを採用するとすれば、入熱時間が長くなるためス
テンレス母材が熱の影響を受けてクロムの炭化物が粒界
に偏在し、それにより粒界割れを生ずるおそれがあるの
に対して、リングプロジェクション溶接を採用した場合
には、ロウ付けに比べて入熱時間が短いうえ熱影響範囲
も狭小のため、粒界割れを生ずるおそれがなく、防錆機
能上も有利である。つまり、リングプロジェクション溶
接はステンレスパイプの良さを引き出すという点で好ま
しい。
金属パイプはステンレスパイプとすることが防錆を図る
うえで好ましい。この場合、前述のタンク接合部につい
ていえば、リングプロジェクション溶接により前記燃料
タンクの開口周辺に接合されることが好ましい。即ち、
タンク接合部を燃料タンクの開口周辺に接合する際、ロ
ウ付けを採用するとすれば、入熱時間が長くなるためス
テンレス母材が熱の影響を受けてクロムの炭化物が粒界
に偏在し、それにより粒界割れを生ずるおそれがあるの
に対して、リングプロジェクション溶接を採用した場合
には、ロウ付けに比べて入熱時間が短いうえ熱影響範囲
も狭小のため、粒界割れを生ずるおそれがなく、防錆機
能上も有利である。つまり、リングプロジェクション溶
接はステンレスパイプの良さを引き出すという点で好ま
しい。
【0010】本発明のフューエルインレットにおいて、
各部は1本の金属パイプを液圧バルジ成形すると共に軸
方向に圧縮することにより形成され、圧縮荷重を受けた
箇所の近傍(燃料注入部やタンク接合部)は厚肉化され
ていることが好ましい。ここで、液圧バルジ成形とは、
金属パイプの内部に圧力媒体を入れて内圧をかけること
により、外側に固定された金型の内壁にこの金属パイプ
を膨張させて輪郭を成形する加工方法のことをいう。一
般に、金属パイプを軸方向に圧縮させると、圧縮加重を
受けた箇所(例えば金属パイプの両端から軸方向に圧縮
荷重をかける場合にはその両端が圧縮荷重を受けた箇所
に当たる)の近傍が厚肉化されて板厚が不均一になる。
このため、これを防止して板厚の均一化を図る手法が種
々検討されているが、ここでは逆に、板厚が不均一にな
る点を利用して、燃料注入部を積極的に厚肉化させるこ
とにより、燃料注入部の蓋の開閉操作による摩耗に対し
て優れた耐久性が得られるようにしたのである。また、
タンク接合部も一体化されている場合には、このタンク
接合部を上述の軸方向圧縮荷重を受ける箇所とすれば、
このタンク接合部も厚肉化されるため、その耐衝突性
(即ち衝突したときの衝撃による変形防止性能)が向上
する。
各部は1本の金属パイプを液圧バルジ成形すると共に軸
方向に圧縮することにより形成され、圧縮荷重を受けた
箇所の近傍(燃料注入部やタンク接合部)は厚肉化され
ていることが好ましい。ここで、液圧バルジ成形とは、
金属パイプの内部に圧力媒体を入れて内圧をかけること
により、外側に固定された金型の内壁にこの金属パイプ
を膨張させて輪郭を成形する加工方法のことをいう。一
般に、金属パイプを軸方向に圧縮させると、圧縮加重を
受けた箇所(例えば金属パイプの両端から軸方向に圧縮
荷重をかける場合にはその両端が圧縮荷重を受けた箇所
に当たる)の近傍が厚肉化されて板厚が不均一になる。
このため、これを防止して板厚の均一化を図る手法が種
々検討されているが、ここでは逆に、板厚が不均一にな
る点を利用して、燃料注入部を積極的に厚肉化させるこ
とにより、燃料注入部の蓋の開閉操作による摩耗に対し
て優れた耐久性が得られるようにしたのである。また、
タンク接合部も一体化されている場合には、このタンク
接合部を上述の軸方向圧縮荷重を受ける箇所とすれば、
このタンク接合部も厚肉化されるため、その耐衝突性
(即ち衝突したときの衝撃による変形防止性能)が向上
する。
【0011】なお、液圧バルジ成形と軸方向圧縮は同時
に行ってもよいし別々に行ってもよい。例えば金属パイ
プを軸方向に圧縮しながら液圧バルジ成形を行ってもよ
いし、液圧バルジ成形により金属パイプを膨張させた後
に軸方向圧縮を行ってもよいし、金属パイプを軸方向に
圧縮しながら液圧バルジ成形を行ったあとの金属パイプ
にさらに軸方向圧縮を行ってもよい。
に行ってもよいし別々に行ってもよい。例えば金属パイ
プを軸方向に圧縮しながら液圧バルジ成形を行ってもよ
いし、液圧バルジ成形により金属パイプを膨張させた後
に軸方向圧縮を行ってもよいし、金属パイプを軸方向に
圧縮しながら液圧バルジ成形を行ったあとの金属パイプ
にさらに軸方向圧縮を行ってもよい。
【0012】本発明のフューエルインレットにおいて、
燃料注入部を二重管構造とすれば、燃料注入部の耐摩耗
性が一層向上するため好ましい。このフューエルインレ
ットは例えば以下のようにして製造することができる。
即ち、燃料注入部を形成する側に短いパイプを挿入する
と共に内部に圧力媒体(例えば水又は油)を供給した1
本の金属パイプを各部を形成するための金型内に配置
し、その後この金属パイプを液圧バルジ成形する。な
お、液圧バルジ成形の際に軸方向に圧縮荷重を加えても
よいし、また、液圧バルジ成形後に軸方向に圧縮荷重を
加えてもよい。
燃料注入部を二重管構造とすれば、燃料注入部の耐摩耗
性が一層向上するため好ましい。このフューエルインレ
ットは例えば以下のようにして製造することができる。
即ち、燃料注入部を形成する側に短いパイプを挿入する
と共に内部に圧力媒体(例えば水又は油)を供給した1
本の金属パイプを各部を形成するための金型内に配置
し、その後この金属パイプを液圧バルジ成形する。な
お、液圧バルジ成形の際に軸方向に圧縮荷重を加えても
よいし、また、液圧バルジ成形後に軸方向に圧縮荷重を
加えてもよい。
【0013】このとき、燃料注入部は補強用パイプが外
接されて二重管構造となっており、この補強用パイプは
燃料注入部の開口端縁に達していることが好ましい。こ
の場合、燃料注入部の開口端縁が一重管構造の場合に比
べて耐衝撃性が一層向上する。ところで、燃料注入部に
補強用パイプが内接されて二重管構造となっている場
合、その補強用パイプが燃料注入部の開口端縁に達する
ようにすると、補強用パイプと燃料注入部との隙間を通
って燃料の蒸気が外部へ漏れ出すおそれがあることか
ら、補強用パイプと燃料注入部とのシール性を十分高め
る必要がある。これに対して、前述のように燃料注入部
に補強用パイプが外接されて二重管構造となっている場
合には、補強用パイプと燃料注入部との隙間を通って燃
料の蒸気が外部へ漏れ出すおそれはないから、補強用パ
イプと燃料注入部とのシール性を特に高める必要はな
く、その分製造し易く、品質管理し易い。
接されて二重管構造となっており、この補強用パイプは
燃料注入部の開口端縁に達していることが好ましい。こ
の場合、燃料注入部の開口端縁が一重管構造の場合に比
べて耐衝撃性が一層向上する。ところで、燃料注入部に
補強用パイプが内接されて二重管構造となっている場
合、その補強用パイプが燃料注入部の開口端縁に達する
ようにすると、補強用パイプと燃料注入部との隙間を通
って燃料の蒸気が外部へ漏れ出すおそれがあることか
ら、補強用パイプと燃料注入部とのシール性を十分高め
る必要がある。これに対して、前述のように燃料注入部
に補強用パイプが外接されて二重管構造となっている場
合には、補強用パイプと燃料注入部との隙間を通って燃
料の蒸気が外部へ漏れ出すおそれはないから、補強用パ
イプと燃料注入部とのシール性を特に高める必要はな
く、その分製造し易く、品質管理し易い。
【0014】本発明のフューエルインレットにおいて、
燃料注入部の開口端縁を半径外方向へ延び出したあと軸
方向に沿って折り返した略外筒状の外折り返し部が別体
ではなく同体として設けられ、車体に設けたフューエル
インレット支持穴に圧入されたとき、この外折り返し部
がフューエルインレット支持穴に圧接されるようにして
もよい。この場合、略外筒状の外折り返し部が従来の筒
形カバーの役割を果たす。つまり、フューエルインレッ
トを燃料タンク側から車体に設けたフューエルインレッ
ト支持穴に圧入したとき、外折り返し部がフューエルイ
ンレット支持穴に圧接されて、車体に対して相対移動可
能な状態で固定される。この外折り返し部は、フューエ
ルインレット自体を延長して形成したものであるため、
部品点数が嵩まず、これをフューエルインレットに組み
付ける工程も不要になる。したがって、従来の筒形カバ
ーを用いる場合に比べてコストを低減できる。
燃料注入部の開口端縁を半径外方向へ延び出したあと軸
方向に沿って折り返した略外筒状の外折り返し部が別体
ではなく同体として設けられ、車体に設けたフューエル
インレット支持穴に圧入されたとき、この外折り返し部
がフューエルインレット支持穴に圧接されるようにして
もよい。この場合、略外筒状の外折り返し部が従来の筒
形カバーの役割を果たす。つまり、フューエルインレッ
トを燃料タンク側から車体に設けたフューエルインレッ
ト支持穴に圧入したとき、外折り返し部がフューエルイ
ンレット支持穴に圧接されて、車体に対して相対移動可
能な状態で固定される。この外折り返し部は、フューエ
ルインレット自体を延長して形成したものであるため、
部品点数が嵩まず、これをフューエルインレットに組み
付ける工程も不要になる。したがって、従来の筒形カバ
ーを用いる場合に比べてコストを低減できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。 [第1実施形態]図1は本実施形態の外観を表す概略説
明図(円内は部分拡大断面図)である。本実施形態のフ
ューエルインレット10は、タンク接合部11と、燃料
注入部12と、ベローズ部13とを備えたものであり、
各部11,12,13は1本のステンレスパイプにより
形成されたものである。
を図面に基づいて説明する。 [第1実施形態]図1は本実施形態の外観を表す概略説
明図(円内は部分拡大断面図)である。本実施形態のフ
ューエルインレット10は、タンク接合部11と、燃料
注入部12と、ベローズ部13とを備えたものであり、
各部11,12,13は1本のステンレスパイプにより
形成されたものである。
【0016】タンク接合部11は、燃料タンク50の開
口51の周辺に接合される側の端部に鍔状に形成されて
いる。このタンク接合部11は、周知のリングプロジェ
クション溶接により燃料タンク50の開口51の周辺に
接合されている。燃料注入部12は、給油ノズル(図示
略)が差し込まれる箇所であり、タンク接合部11が設
けられた端部とは反対側の端部にて他の部分に比べて大
径に形成されている。この燃料注入部12には、給油時
以外にこの燃料注入部12を閉鎖する蓋(図示略)を螺
合するための螺旋溝12aが設けられている。また、燃
料注入部12のうち、テーパ面が一部平坦化された平坦
部分12bには燃料タンク50に連通するブリーザチュ
ーブ16が設けられている。
口51の周辺に接合される側の端部に鍔状に形成されて
いる。このタンク接合部11は、周知のリングプロジェ
クション溶接により燃料タンク50の開口51の周辺に
接合されている。燃料注入部12は、給油ノズル(図示
略)が差し込まれる箇所であり、タンク接合部11が設
けられた端部とは反対側の端部にて他の部分に比べて大
径に形成されている。この燃料注入部12には、給油時
以外にこの燃料注入部12を閉鎖する蓋(図示略)を螺
合するための螺旋溝12aが設けられている。また、燃
料注入部12のうち、テーパ面が一部平坦化された平坦
部分12bには燃料タンク50に連通するブリーザチュ
ーブ16が設けられている。
【0017】ベローズ部13は、タンク接合部11と燃
料注入部12との間であってタンク接合部11寄りに設
けられている。このベローズ部13は、軸方向に伸縮可
能であると共に曲げ方向に屈曲可能である。ここで、フ
ューエルインレット10は、次の手順で作製される。即
ち、まず図2(a)に示す1本のステンレスパイプを用
意し、その両端を軸方向に圧縮しながら液圧バルジ成形
することにより、パイプ略中央を拡管すると共にその両
端近傍(そのうちの一端はタンク接合部11に相当)を
厚肉化する。このときの様子を図2(b)に示す。次い
で、拡管された部分(燃料注入部12に相当)のうちタ
ンク接合部11に相当する端部とは反対側の端部との境
界箇所Bを、タンク接合部11に相当する端部に向かっ
て軸方向に圧縮することにより、その境界箇所近傍(燃
料注入部12の開口近傍に相当)を厚肉化する。このと
きの様子を図2(c)に示す。そして、再び液圧バルジ
成形することにより、図2(d)のようにベローズ部1
3を作成し、その後、形状を整えてフューエルインレッ
ト10とする。
料注入部12との間であってタンク接合部11寄りに設
けられている。このベローズ部13は、軸方向に伸縮可
能であると共に曲げ方向に屈曲可能である。ここで、フ
ューエルインレット10は、次の手順で作製される。即
ち、まず図2(a)に示す1本のステンレスパイプを用
意し、その両端を軸方向に圧縮しながら液圧バルジ成形
することにより、パイプ略中央を拡管すると共にその両
端近傍(そのうちの一端はタンク接合部11に相当)を
厚肉化する。このときの様子を図2(b)に示す。次い
で、拡管された部分(燃料注入部12に相当)のうちタ
ンク接合部11に相当する端部とは反対側の端部との境
界箇所Bを、タンク接合部11に相当する端部に向かっ
て軸方向に圧縮することにより、その境界箇所近傍(燃
料注入部12の開口近傍に相当)を厚肉化する。このと
きの様子を図2(c)に示す。そして、再び液圧バルジ
成形することにより、図2(d)のようにベローズ部1
3を作成し、その後、形状を整えてフューエルインレッ
ト10とする。
【0018】この結果、タンク接合部11及び燃料注入
部12は他の箇所に比べて厚肉に形成されるため耐摩耗
性・耐衝撃性に優れるが、燃料注入部12とベローズ部
13との間(中間部14と称する)やベローズ部13は
薄肉に形成され、フューエルインレット10の軽量化に
寄与する。
部12は他の箇所に比べて厚肉に形成されるため耐摩耗
性・耐衝撃性に優れるが、燃料注入部12とベローズ部
13との間(中間部14と称する)やベローズ部13は
薄肉に形成され、フューエルインレット10の軽量化に
寄与する。
【0019】次に、本実施形態のフューエルインレット
10の使用例について説明する。給油時には、燃料注入
部12の螺旋溝12aに螺合された蓋(図示略)を取り
外し、給油ノズル(図示略)を燃料注入部12に差し込
み、給油を行う。燃料タンク50に燃料が供給され始め
ると、燃料タンク50の空気がブリーザチューブ16を
介して燃料注入部12側に押し出される。そして、燃料
が供給され続けると、ついにはブリーザチューブ16の
燃料注入部12側の開口から燃料が溢れ出す。給油者
は、これを確認して給油作業を終了し、螺旋溝12aに
蓋をねじ込む。このように、給油作業のたびに蓋の開閉
操作が行われるため螺旋溝12a付近は耐摩耗性が要求
されるが、この螺旋溝12a付近は厚肉化されているた
め、その要求に充分応えられるものである。また、タン
ク50に溶接されたタンク接合部11には耐衝突性(車
両が衝突したときの衝撃による変形を防止する性能)が
要求されるが、このタンク接合部11も厚肉化されてい
るため、その要求に充分応えられるものである。
10の使用例について説明する。給油時には、燃料注入
部12の螺旋溝12aに螺合された蓋(図示略)を取り
外し、給油ノズル(図示略)を燃料注入部12に差し込
み、給油を行う。燃料タンク50に燃料が供給され始め
ると、燃料タンク50の空気がブリーザチューブ16を
介して燃料注入部12側に押し出される。そして、燃料
が供給され続けると、ついにはブリーザチューブ16の
燃料注入部12側の開口から燃料が溢れ出す。給油者
は、これを確認して給油作業を終了し、螺旋溝12aに
蓋をねじ込む。このように、給油作業のたびに蓋の開閉
操作が行われるため螺旋溝12a付近は耐摩耗性が要求
されるが、この螺旋溝12a付近は厚肉化されているた
め、その要求に充分応えられるものである。また、タン
ク50に溶接されたタンク接合部11には耐衝突性(車
両が衝突したときの衝撃による変形を防止する性能)が
要求されるが、このタンク接合部11も厚肉化されてい
るため、その要求に充分応えられるものである。
【0020】なお、螺旋溝12aは、特開平9−249
036号公報に記載されているように、螺旋溝を形成す
るための型(芯金)を燃料注入部12に差し込んだ状態
で、回転ローラのローラ面を燃料注入部12の外周面に
押し付けつつ芯金の形状に沿って回転移動させることに
より形成することができる。また、ブリーザチューブ1
6は、従来例と同様にして形成される。
036号公報に記載されているように、螺旋溝を形成す
るための型(芯金)を燃料注入部12に差し込んだ状態
で、回転ローラのローラ面を燃料注入部12の外周面に
押し付けつつ芯金の形状に沿って回転移動させることに
より形成することができる。また、ブリーザチューブ1
6は、従来例と同様にして形成される。
【0021】以上詳述した本実施形態によれば、以下の
効果が得られる。 本実施形態のフューエルインレット10は、ゴムホー
ス105(図8参照)と同様の機能を果たす金属製のベ
ローズ部13を一体に形成したため、ゴムホース105
よりも低価格でありながら組み付け時の誤差を吸収でき
るうえ従来に比べて燃料透過を一層防止できる。 本実施形態のフューエルインレット10は、燃料注入
部12やベローズ部13のほかにタンク接合部11も一
体に形成したことにより、タンク接合部11を別体とし
た場合に比べて部品点数が減るためコスト面で有利であ
り、しかもフューエルインレット10はモジュール化さ
れたものとみなすことができるため、組み付け効率も向
上する。 タンク接合部11は燃料タンク50の開口51の周辺
とリングプロジェクション溶接されるため、入熱時間が
短いうえ熱影響範囲も狭小のため粒界割れを生ずるおそ
れがなく、ステンレスの防錆機能上も有利である。 各部11,12,13はステンレスパイプを液圧バル
ジ成形及び軸方向圧縮を行うことにより形成されている
ため、圧縮荷重を受ける箇所に相当するタンク接合部1
1及び燃料注入部12は厚肉化され、優れた耐摩耗性や
耐衝突性が得られる。
効果が得られる。 本実施形態のフューエルインレット10は、ゴムホー
ス105(図8参照)と同様の機能を果たす金属製のベ
ローズ部13を一体に形成したため、ゴムホース105
よりも低価格でありながら組み付け時の誤差を吸収でき
るうえ従来に比べて燃料透過を一層防止できる。 本実施形態のフューエルインレット10は、燃料注入
部12やベローズ部13のほかにタンク接合部11も一
体に形成したことにより、タンク接合部11を別体とし
た場合に比べて部品点数が減るためコスト面で有利であ
り、しかもフューエルインレット10はモジュール化さ
れたものとみなすことができるため、組み付け効率も向
上する。 タンク接合部11は燃料タンク50の開口51の周辺
とリングプロジェクション溶接されるため、入熱時間が
短いうえ熱影響範囲も狭小のため粒界割れを生ずるおそ
れがなく、ステンレスの防錆機能上も有利である。 各部11,12,13はステンレスパイプを液圧バル
ジ成形及び軸方向圧縮を行うことにより形成されている
ため、圧縮荷重を受ける箇所に相当するタンク接合部1
1及び燃料注入部12は厚肉化され、優れた耐摩耗性や
耐衝突性が得られる。
【0022】[第2実施形態]図3は第2実施形態のタ
ンク接合部の拡大図である。第2実施形態はタンク接合
管22を除けば第1実施形態と同様の構成であるため、
同じ構成要素については同じ符号を付し、その説明を省
略する。
ンク接合部の拡大図である。第2実施形態はタンク接合
管22を除けば第1実施形態と同様の構成であるため、
同じ構成要素については同じ符号を付し、その説明を省
略する。
【0023】本実施形態のフューエルインレット20
は、燃料注入部12とベローズ部13とを備えたもので
あり、各部12,13は1本のステンレスパイプを成形
加工することにより形成されたものである。なお、成形
加工については第1実施形態と略同様であるため、その
説明を省略する。このフューエルインレット20と燃料
タンク50との接合は、図3に示すように、フューエル
インレット20の燃料注入部12側とは反対側の端部に
Oリング21を介してタンク接合管22を差し込んだ状
態で、Oリング21の前後をかしめることにより行う。
なお、かしめによりOリング21の前後にはビード2
3,24が形成される。また、タンク接合管22は、燃
料タンク50の開口51の周辺にリングプロジェクショ
ン溶接された金属(ステンレス)パイプである。
は、燃料注入部12とベローズ部13とを備えたもので
あり、各部12,13は1本のステンレスパイプを成形
加工することにより形成されたものである。なお、成形
加工については第1実施形態と略同様であるため、その
説明を省略する。このフューエルインレット20と燃料
タンク50との接合は、図3に示すように、フューエル
インレット20の燃料注入部12側とは反対側の端部に
Oリング21を介してタンク接合管22を差し込んだ状
態で、Oリング21の前後をかしめることにより行う。
なお、かしめによりOリング21の前後にはビード2
3,24が形成される。また、タンク接合管22は、燃
料タンク50の開口51の周辺にリングプロジェクショ
ン溶接された金属(ステンレス)パイプである。
【0024】本実施形態によれば、第1実施形態のの
効果が得られ、また、燃料注入部12は厚肉化されてい
るため優れた耐摩耗性や耐衝突性を有している。更に、
本実施形態では、タンク接合管22がフューエルインレ
ット20と別体であるため、車両組み付け上の自由度が
高いという利点がある。なお、第1実施形態のようにタ
ンク接合部11をフューエルインレット10に同体とし
て形成するのか、あるいは、第2実施形態のようにタン
ク接合管22をフューエルインレット10と別体として
形成するのかは、車両の形状等に応じて適宜選択すれば
よい。
効果が得られ、また、燃料注入部12は厚肉化されてい
るため優れた耐摩耗性や耐衝突性を有している。更に、
本実施形態では、タンク接合管22がフューエルインレ
ット20と別体であるため、車両組み付け上の自由度が
高いという利点がある。なお、第1実施形態のようにタ
ンク接合部11をフューエルインレット10に同体とし
て形成するのか、あるいは、第2実施形態のようにタン
ク接合管22をフューエルインレット10と別体として
形成するのかは、車両の形状等に応じて適宜選択すれば
よい。
【0025】[第3実施形態]図4は第3実施形態の燃
料注入部の拡大図である。第3実施形態は燃料注入部1
2の構造を除けば第1実施形態と同様の構成であるた
め、同じ構成要素については同じ符号を付し、その説明
を省略する。
料注入部の拡大図である。第3実施形態は燃料注入部1
2の構造を除けば第1実施形態と同様の構成であるた
め、同じ構成要素については同じ符号を付し、その説明
を省略する。
【0026】本実施形態のフューエルインレット30
は、タンク接合部11と燃料注入部12とベローズ部1
3とを備えたものであり、燃料注入部12は内部に短い
ステンレスパイプ31(以下リテーナという)が挿入さ
れて二重管構造となっている。各部11,12,13は
1本のステンレスパイプを成形加工することにより形成
されたものである。なお、成形加工については第1実施
形態と略同様であるため、その説明を省略する。但し、
燃料注入部12を二重管構造とするために、ここでは予
め短いリテーナ31を内部に圧入したステンレスパイプ
を用いて液圧バルジ成形を行う。なお、リテーナ31と
ステンレスパイプとは、前述の特開平9−249036
号公報に記載された方法により螺旋溝12aを形成する
際にかしめられる。
は、タンク接合部11と燃料注入部12とベローズ部1
3とを備えたものであり、燃料注入部12は内部に短い
ステンレスパイプ31(以下リテーナという)が挿入さ
れて二重管構造となっている。各部11,12,13は
1本のステンレスパイプを成形加工することにより形成
されたものである。なお、成形加工については第1実施
形態と略同様であるため、その説明を省略する。但し、
燃料注入部12を二重管構造とするために、ここでは予
め短いリテーナ31を内部に圧入したステンレスパイプ
を用いて液圧バルジ成形を行う。なお、リテーナ31と
ステンレスパイプとは、前述の特開平9−249036
号公報に記載された方法により螺旋溝12aを形成する
際にかしめられる。
【0027】本実施形態によれば、第1実施形態の〜
の効果が得られるうえ、燃料注入部12の耐摩耗性が
一層向上し、更に第1実施形態よりもベローズ部13や
中間部14を薄肉にして軽量化を図ることもできる。 [第4実施形態]図5は第4実施形態の燃料注入部の拡
大図である。第4実施形態は燃料注入部12の構造を除
けば第1実施形態と同様の構成であるため、同じ構成要
素については同じ符号を付し、その説明を省略する。
の効果が得られるうえ、燃料注入部12の耐摩耗性が
一層向上し、更に第1実施形態よりもベローズ部13や
中間部14を薄肉にして軽量化を図ることもできる。 [第4実施形態]図5は第4実施形態の燃料注入部の拡
大図である。第4実施形態は燃料注入部12の構造を除
けば第1実施形態と同様の構成であるため、同じ構成要
素については同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0028】本実施形態のフューエルインレット40
は、タンク接合部11と燃料注入部12とベローズ部1
3とを備えたものであり、燃料注入部12は内部に短い
ステンレスパイプ41(以下補強用パイプという)が外
接されて二重管構造となっている。この補強用パイプ4
1は、燃料注入部12の開口端縁12cまで達してい
る。各部11,12,13は1本のステンレスパイプを
成形加工することにより形成されたものである。なお、
成形加工については第1実施形態と略同様であるため、
その説明を省略する。但し、燃料注入部12を二重管構
造とするために、ここでは予め短い補強用パイプ41を
外挿したステンレスパイプを用いて液圧バルジ成形を行
う。なお、補強用パイプ41とステンレスパイプとは、
前述の特開平9−249036号公報に記載された方法
により螺旋溝12aを形成する際にかしめられる。
は、タンク接合部11と燃料注入部12とベローズ部1
3とを備えたものであり、燃料注入部12は内部に短い
ステンレスパイプ41(以下補強用パイプという)が外
接されて二重管構造となっている。この補強用パイプ4
1は、燃料注入部12の開口端縁12cまで達してい
る。各部11,12,13は1本のステンレスパイプを
成形加工することにより形成されたものである。なお、
成形加工については第1実施形態と略同様であるため、
その説明を省略する。但し、燃料注入部12を二重管構
造とするために、ここでは予め短い補強用パイプ41を
外挿したステンレスパイプを用いて液圧バルジ成形を行
う。なお、補強用パイプ41とステンレスパイプとは、
前述の特開平9−249036号公報に記載された方法
により螺旋溝12aを形成する際にかしめられる。
【0029】本実施形態によれば、第1実施形態の〜
の効果が得られるうえ、燃料注入部12の耐摩耗性が
一層向上し、更に第1実施形態よりもベローズ部13や
中間部14を薄肉にして軽量化を図ることもできる。加
えて、燃料注入部12の開口端縁12cは折り返されて
フレア状に形成されているが、この部分も補強用パイプ
41により二重管構造となっているため、この部分の耐
衝撃性は第3実施形態に比べて優れている。ここで、第
3実施形態においてもリテーナ31を燃料注入部12の
開口端縁12cに達するようにしてもよいが、リテーナ
31と燃料注入部12との隙間を通って燃料の蒸気が外
部へ漏れ出すおそれがあるため、リテーナ31と燃料注
入部12とのシール性を十分高める必要がある。これに
対して、第4実施形態においては補強用パイプ41と燃
料注入部12との隙間を通って燃料の蒸気が外部へ漏れ
出すおそれはないから、補強用パイプ41と燃料注入部
12とのシール性を特に高める必要はなく、その分製造
し易く、品質管理し易いという利点がある。
の効果が得られるうえ、燃料注入部12の耐摩耗性が
一層向上し、更に第1実施形態よりもベローズ部13や
中間部14を薄肉にして軽量化を図ることもできる。加
えて、燃料注入部12の開口端縁12cは折り返されて
フレア状に形成されているが、この部分も補強用パイプ
41により二重管構造となっているため、この部分の耐
衝撃性は第3実施形態に比べて優れている。ここで、第
3実施形態においてもリテーナ31を燃料注入部12の
開口端縁12cに達するようにしてもよいが、リテーナ
31と燃料注入部12との隙間を通って燃料の蒸気が外
部へ漏れ出すおそれがあるため、リテーナ31と燃料注
入部12とのシール性を十分高める必要がある。これに
対して、第4実施形態においては補強用パイプ41と燃
料注入部12との隙間を通って燃料の蒸気が外部へ漏れ
出すおそれはないから、補強用パイプ41と燃料注入部
12とのシール性を特に高める必要はなく、その分製造
し易く、品質管理し易いという利点がある。
【0030】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば、第1実施形態のタンク接合部11は燃料タ
ンク50の開口51の周辺にリングプロジェクション溶
接する代わりにボルトナットで接合してもよい。この場
合もロウ付け接合の問題(ステンレス母材が熱の影響を
受けて粒界割れを生ずるおそれ)が発生しないので、ス
テンレスパイプの防錆機能が有効に発揮される。
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば、第1実施形態のタンク接合部11は燃料タ
ンク50の開口51の周辺にリングプロジェクション溶
接する代わりにボルトナットで接合してもよい。この場
合もロウ付け接合の問題(ステンレス母材が熱の影響を
受けて粒界割れを生ずるおそれ)が発生しないので、ス
テンレスパイプの防錆機能が有効に発揮される。
【0031】また、第3実施形態のリテーナ31は、図
6に示すように、奥側の開口を縮径してインタフィアラ
ンス部31aを形成してもよい。このインタフィアラン
ス部31aは、無鉛ガソリン専用車の場合に採用される
ものであり、無鉛ガソリン用の給油ノズル(小径)の挿
入は許容するが、有鉛ガソリン用の給油ノズル(大径)
の挿入は禁止するものである。
6に示すように、奥側の開口を縮径してインタフィアラ
ンス部31aを形成してもよい。このインタフィアラン
ス部31aは、無鉛ガソリン専用車の場合に採用される
ものであり、無鉛ガソリン用の給油ノズル(小径)の挿
入は許容するが、有鉛ガソリン用の給油ノズル(大径)
の挿入は禁止するものである。
【0032】このとき、図7に示すように、燃料注入部
12の開口端縁12cを半径外方向へ延び出したあと軸
方向に沿って折り返した略外筒状の外折り返し部12d
が別体ではなく同体として設けられていてもよい。この
外折り返し部12dは、車体に設けたフューエルインレ
ット支持穴(図示せず)に圧入されたときにフューエル
インレット支持穴に圧接される。この結果、このフュー
エルインレットは車体に対して相対移動可能な状態で固
定される。この外折り返し部12dは、フューエルイン
レット自体を延長して形成したものであるため、部品点
数が嵩まず、これをフューエルインレットに組み付ける
工程も不要になる。したがって、従来のように別体の筒
形カバーをフューエルインレットに外挿したうえでこの
筒形カバーをフューエルインレット支持穴に圧入してい
た場合に比べて、コストを低減できる。なお、このとき
螺旋溝12aはリテーナ31にのみ設けてもよい。
12の開口端縁12cを半径外方向へ延び出したあと軸
方向に沿って折り返した略外筒状の外折り返し部12d
が別体ではなく同体として設けられていてもよい。この
外折り返し部12dは、車体に設けたフューエルインレ
ット支持穴(図示せず)に圧入されたときにフューエル
インレット支持穴に圧接される。この結果、このフュー
エルインレットは車体に対して相対移動可能な状態で固
定される。この外折り返し部12dは、フューエルイン
レット自体を延長して形成したものであるため、部品点
数が嵩まず、これをフューエルインレットに組み付ける
工程も不要になる。したがって、従来のように別体の筒
形カバーをフューエルインレットに外挿したうえでこの
筒形カバーをフューエルインレット支持穴に圧入してい
た場合に比べて、コストを低減できる。なお、このとき
螺旋溝12aはリテーナ31にのみ設けてもよい。
【図1】 第1実施形態のフューエルインレットの概略
斜視図であり、円内は部分拡大断面図である。
斜視図であり、円内は部分拡大断面図である。
【図2】 第1実施形態のフューエルインレットの製造
工程図である。
工程図である。
【図3】 第2実施形態のフューエルインレットの概略
斜視図であり、円内は部分拡大断面図である。
斜視図であり、円内は部分拡大断面図である。
【図4】 第3実施形態のフューエルインレットの概略
斜視図であり、円内は部分拡大断面図である。
斜視図であり、円内は部分拡大断面図である。
【図5】 第4実施形態のフューエルインレットの概略
斜視図であり、円内は部分拡大断面図である。
斜視図であり、円内は部分拡大断面図である。
【図6】 第3実施形態の別の例を示す概略斜視図であ
り、円内は部分拡大断面図である。
り、円内は部分拡大断面図である。
【図7】 第3実施形態の別の例を示す部分拡大断面図
である。
である。
【図8】 従来のフューエルインレットの概略斜視図で
ある。
ある。
10・・・フューエルインレット、11・・・タンク接
合部、12・・・燃料注入部、12a・・・螺旋溝、1
3・・・ベローズ部、14・・・中間部、16・・・ブ
リーザチューブ、20・・・フューエルインレット、2
1・・・Oリング、22・・・タンク接合管、23,2
4・・・ビード、30・・・フューエルインレット、3
1・・・リテーナ、31a・・・インタフィアランス
部、50・・・タンク。
合部、12・・・燃料注入部、12a・・・螺旋溝、1
3・・・ベローズ部、14・・・中間部、16・・・ブ
リーザチューブ、20・・・フューエルインレット、2
1・・・Oリング、22・・・タンク接合管、23,2
4・・・ビード、30・・・フューエルインレット、3
1・・・リテーナ、31a・・・インタフィアランス
部、50・・・タンク。
Claims (7)
- 【請求項1】 自動車の燃料タンクに燃料を供給するた
めに用いられるフューエルインレットにおいて、 前記燃料タンクの開口周辺に接合される側とは反対側の
端部にて他の部分に比べて大径に形成され、給油ノズル
が差し込まれる燃料注入部と、 前記燃料タンクの開口に接合される側の端部とその反対
側の端部との間に設けられたベローズ部とを備え、 前記各部は1本の金属パイプを成形加工することにより
形成されたことを特徴とするフューエルインレット。 - 【請求項2】 自動車の燃料タンクに燃料を供給するた
めに用いられるフューエルインレットにおいて、 前記燃料タンクの開口周辺に接合される側の端部に設け
られたタンク接合部と、 前記タンク接合部が設けられた端部とは反対側の端部に
て他の部分に比べて大径に形成され、給油ノズルが差し
込まれる燃料注入部と、 前記タンク接合部とその反対側の端部との間に設けられ
たベローズ部とを備え、 前記各部は1本の金属パイプを成形加工することにより
形成されたことを特徴とするフューエルインレット。 - 【請求項3】 請求項2記載のフューエルインレットで
あって、 前記金属パイプはステンレスパイプであり、前記タンク
接合部はリングプロジェクション溶接により前記燃料タ
ンクの開口周辺に接合されることを特徴とするフューエ
ルインレット。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか記載のフューエ
ルインレットであって、 前記各部は1本の金属パイプを液圧バルジ成形すると共
に軸方向に圧縮することにより形成され、圧縮荷重を受
けた箇所の近傍は厚肉化されていることを特徴とするフ
ューエルインレット。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか記載のフューエ
ルインレットであって、 前記燃料注入部は二重管構造であるフューエルインレッ
ト。 - 【請求項6】 請求項5記載のフューエルインレットで
あって、 前記燃料注入部は補強用パイプが外接されて二重管構造
となっており、この補強用パイプは前記燃料注入部の開
口端縁に達していることを特徴とするフューエルインレ
ット。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか記載のフューエ
ルインレットであって、 前記燃料注入部の開口端縁を半径外方向へ延び出したあ
と軸方向に沿って折り返した略外筒状の外折り返し部が
別体ではなく同体として設けられ、車体に設けたフュー
エルインレット支持穴に圧入されたとき、前記外折り返
し部が前記フューエルインレット支持穴に圧接されるこ
とを特徴とするフューエルインレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000003538A JP2001191802A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | フューエルインレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000003538A JP2001191802A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | フューエルインレット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001191802A true JP2001191802A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=18532474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000003538A Pending JP2001191802A (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | フューエルインレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001191802A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002242779A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-08-28 | Futaba Industrial Co Ltd | フューエルインレットの製造方法 |
| JP2003277891A (ja) * | 2002-03-27 | 2003-10-02 | Nisshin Steel Co Ltd | 耐衝撃特性に優れたステンレス鋼製の自動車用燃料タンクまたは給油管 |
| JP2006015918A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Futaba Industrial Co Ltd | 燃料注入管 |
| US7040669B2 (en) | 2002-11-01 | 2006-05-09 | Asteer Co., Ltd. | Fuel feeding pipe |
| JP2008110722A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | 燃料タンク用チューブ |
-
2000
- 2000-01-12 JP JP2000003538A patent/JP2001191802A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002242779A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-08-28 | Futaba Industrial Co Ltd | フューエルインレットの製造方法 |
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