JP2001237704A - セグメント化混合信号回路におけるノイズ整形方法 - Google Patents

セグメント化混合信号回路におけるノイズ整形方法

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  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、セグメント化混合信号回路における配
列された各セルの電流源の出力電流は、種々の原因に起
因して不均一になるという課題がある。 【解決手段】 混合信号回路20は、複数の回路セグメ
ント2,4を有するアナログ回路と、ディジタル回路と
を含む。ディジタル回路は、各セグメントに適用される
一群のディジタル信号T1〜Tnを各サイクルで発生す
べく作用可能なディジタル信号発生部分6と、rを関連
サイクルに対する回転量とし、各サイクルで適用された
各ディジタル信号T1〜Tnを先のサイクルで適用され
た各ディジタル信号と比較してr個のセグメントだけ回
転するセグメント回転ブロック22とを含む。さらに、
ディジタル回路は、出力信号の周波数スペクトル内の1
つ以上の各回転成分が、所望範囲の外側の1つ以上の事
前選択の周波数または狭幅帯域周波数へとマッピングさ
れるように回転量rを設定する回転制御ブロック24を
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル/アナ
ログ変換器などのセグメント化混合信号回路におけるノ
イズ整形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】添付図面の図1は、いわゆる“電流制御
(current-steering)”タイプの従来のディジタル/ア
ナログ変換器(DAC)の各要素を示している。DAC
1は、mビットのディジタル入力ワードD1〜Dmを
対応するアナログ出力信号へと変換すべく設計される。
【0003】DAC 1は、複数個(n)の同一の電流
源21〜2nを含み、n=2m−1である。各電流源2
は、実質的に一定の電流Iを通過せしめる。DAC 1
は更に、n個の電流源21〜2nにそれぞれが対応する複
数の差動スイッチ回路41〜4nも含んでいる。各差動ス
イッチ回路4は対応する電流源2に接続されると共に、
その電流源により生成された電流を、上記変換器の第1
接続ラインAに接続された第1端子へと、または、上記
変換器の第2接続ラインBに接続された第2端子へと切
り換える。
【0004】各差動スイッチ回路4は、(以下に説明さ
れる理由により“サモメタコード化信号[thermometer-
coded signal]”と称される)複数の制御信号T1〜T
nの1つを受けると共に、関連信号の値に従って自身の
第1端子もしくは第2端子を選択する。DAC 1の第
1出力電流IAは上記各差動スイッチ回路の各第1端子
に供給された電流の総和であり、且つ、DAC 1の第
2出力電流IBは上記各差動スイッチ回路の各第2端子
に供給された電流の総和である。
【0005】上記アナログ出力信号は、DAC 1の第
1出力電流IAを抵抗Rに吸い込むことにより生成され
る電圧VAと、該変換器の第2出力電流IBを他方の抵抗
Rに吸い込むことにより生成される電圧VBとの間の電
圧差VA−VBである。図1のDACにおいて、サモメタ
コード化信号T1〜Tnは、2進式サモメタデコーダ6
により2進入力ワードD1〜Dmから導出される。該デ
コーダ6は次の様に作動する。
【0006】2進入力ワードD1〜Dmが最小値を有す
る場合にサモメタコード化信号T1〜Tnは、差動スイ
ッチ回路41〜4nの各々がそれらの第2端子を選択する
ことから電流源21〜2nの全てが第2接続ラインBへと
接続されるようなものである。この状態においてVA
0かつVB=nIRである。また、アナログ出力信号V A
−VB=−nIRである。
【0007】2進入力ワードD1〜Dmの値が漸進的に
増加するとき、デコーダ6により生成されるサモメタコ
ード化信号T1〜Tnは、(差動スイッチ回路41から
開始して)上記差動スイッチ回路の多くがそれぞれの第
1端子を選択すると共に、自身の第1端子を既に選択し
た差動スイッチ回路はその第2端子には戻らないような
ものである。2進入力ワードD1〜Dmが値iを有する
とき、最初のi個の差動スイッチ回路41〜4iはそれぞ
れの第1端子を選択するが、残りの(n−i)個の差動
スイッチ回路4i+1〜4nはそれぞれの第2端子を選択す
る。アナログ出力信号VA−VBは、(2i−n)IRに
等しい。
【0008】図2は、3ビットの2進入力ワードD1〜
D3(すなわち、この例においてm=3)に対して生成
されたサモメタコード化信号の例を示している。この場
合、7個のサモメタコード化信号T1〜T7が必要とさ
れる(n=2m−1=7)。図2が示す様に、2進式サ
モメタデコーダ6により生成されたサモメタコード化信
号T1〜Tnはいわゆるサモメタコード(thermometer
code)に従うが、この場合に第r番目の信号Trが起動
された(“1”にセットされた)ときに下位の信号T1
〜Tr−1の全ても起動されることは知られている。
【0009】電流制御式のDACにおいてサモメタコー
ド化は一般的である、と言うのも、2進入力ワードが増
加するにつれ、既に第1接続ラインAに切り換えられた
電流源が他のラインBに切り換えられることなく更に多
くの電流源がラインAへと切り換えられるからである。
従って、上記DACの入力/出力特性は単調であると共
に、入力ワードにおける1の変化から生ずるグリッチイ
ンパルスは小さい。
【0010】ところで、図1のアーキテクチャにおける
電流源2の個数および対応する差動スイッチ回路4の個
数は、特にmが6以上の場合に非常に多くなることは理
解される。例えばm=6の場合、n=63であり、63
個の電流源および63個の差動スイッチ回路が必要とさ
れる。そのような多数の電流源を取扱うべく、且つ、個
々の差動スイッチ回路に対して効率的にサモメタ信号が
供給され得るために、各電流源および各差動スイッチ回
路を2次元配列のセルとして配置し、各セルは1個の電
流源および協働する差動スイッチ回路を含むことが提案
されている。この配置構成は図3に示される。
【0011】図3において、セルCLijは8行(ロウ)
および8列(コラム)の8×8正方配列に配置される。
図3において、各セルに適用された添字の第1桁は該セ
ルが配置される行を表すと共に、添字の第2桁は該セル
が配置される列を表す。従って、セルCL18は行1、列
8のセルである。各セルCLijはそれ自体の電流源2お
よびそれ自体の差動スイッチ回路4を含む。図1のDA
Cと同様に、上記配列の各セルのそれぞれの第1端子は
上記DACの第1接続ラインAに一体的に接続されると
共に、上記配列の各セルのそれぞれの第2端子は上記D
ACの第2接続ラインBに一体的に接続される。
【0012】図3において各セルCLijに割当てられた
各番号は、各セルが起動(もしくは制御)されてそれぞ
れの第2端子の選択からそれぞれの第1端子の選択へと
変化する順序を表している。上記配列の連続的な各行に
対し、起動順序は上記配列における各セルの物理的順番
に従うものであり、行1から開始してこの行の各セルを
列の順番で順次に起動し、次に行2とし以下同様であ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図3において生ずる1
つの問題は、上記配列の個々のセルの電流源2の出力電
流は均一とすべきであるが、実用上は各セルの実際の出
力電流は種々の原因から生ずる不均一性の影響を受け
る、ということである。図4(a)に示されたように、
例えば電源ラインに沿って電圧が低下すると、行もしく
は列に沿った傾斜誤差(graded error)が生じ得る。こ
の場合、関連する行もしくは列の最初の4個のセルにお
ける各電流源は負の誤差を有するが、これは各セルが平
均以下の出力電流を生成することを意味する。これらの
負の誤差は、関連する行もしくは列の中心に向かって減
少する。関連する行もしくは列の残りのセル5〜8にお
ける各電流源はそれぞれの正の誤差を有するが、これは
各セルが平均以上の出力電流を生成することを意味す
る。これらの正の誤差は、関連する行もしくは列の中心
から端部にかけて減少する。
【0014】図4(b)に示されたように、上記配列を
含むチップの内側に熱的分布があると行もしくは列にお
ける対称的誤差を引き起こし得る。この場合、行もしく
は列の端部セル1、2、7および8における各電流源は
負の誤差を有するが、行もしくは列の中央セル3〜6の
各電流源は正の誤差を有する。これに加え、確率的誤差
(random error)などの他の種類の誤差もあり得る。上
記セル配列に対する最終誤差分布は、個々の誤差成分の
全てを重畳することにより生成される。
【0015】図4(a)および図4(b)に示された傾
斜誤差および対称的誤差は、蓄積して大きな積分線形誤
差(integral linearity error:INL)に帰着し易
い。例えば、図4(a)に示された傾斜誤差分布が図3
に示されたセル配列の第1行内に存在すると仮定する。
この場合、セル1〜4が(それぞれの第2端子の選択か
らそれぞれの第1端子の選択へと変更されて)漸進的に
起動されるときに負の誤差が蓄積し、ディジタル入力コ
ードが4であるときには相当な負の合計誤差に達する。
セル5〜8が順次に起動されるときにのみ、これらのセ
ルに付随する正の誤差がセル1〜4に付随する大きな負
の誤差を相殺する。
【0016】当然ながら、図4(a)に対応する傾斜誤
差が列1〜8の各々に沿って存在すると、状況は更に悪
化する。この場合、セル1〜8が漸進的に起動されるに
つれ、行1の8個のセルの各々に対して最大の負の誤差
(図4(a)における位置1における誤差)が生ずる。
同様に、行2において、図4(a)の位置2に対応する
負の誤差は8回だけ蓄積する。従って、入力コードが
(行1〜4における各セルの全てが起動された状態に対
応する)32へと増加する時点までは、蓄積される負の
誤差は実際に極めて大きい。
【0017】図4(b)に示された種類の対称的誤差の
蓄積によっても、同様の問題が生ずる。傾斜誤差および
対称的誤差に依る不整合(mismatch)は、上記セル配列
において各セルが物理的に配置されている順序とは異な
る特殊な順序で各セルを選択することにより減少され得
る。特に、(英国特許公開第GB−A−2333190
号に対応する)同時係属中の本出願人の特開平11−2
43339号には、いわゆる“魔法陣(magic squar
e)”における番号の順序に準じた特殊なセル選択順序
が記述されているが、その全体内容は言及したことによ
り援用する。
【0018】しかしながら、そのような特殊なセル選択
順序が採用された場合でも、個々のセグメントにより生
成されるそれぞれの電流間には必然的に不整合が残留す
る。これは、DACの性能における非線形性を引き起こ
す。カリフォルニア州、サンディエゴ、1999年3月
16〜19日のデルタ−シグマデータ変換器講演課程
(Delta-Sigma Data Converters Lecture Course)にお
けるJesper Steensgaardの“SCデ
ルタ−シグマADCの構造的な最適化およびスケーリン
グ(Structural Optimization and Scaling ofSC Delta
-Sigma ADCs)”と称された論文においては、DACの
各要素間の不整合を整形(shape)すべく要素(もしく
はセグメント)回転を採用することが提案されている。
該提案においては、データ依存式(data-directed)に
回転量を使用して各要素が回転される。同じ講演課程に
おいて“デルタ−シグマADCおよびDAC用の不整合
整形マルチビットDAC(Mismatch-Shaping Multibit
DACs for Delta-Sigma ADCs and DACs)”と称されたI
an Galtonによる別の論文は、低周波から高周
波へとノイズを移動することによりノイズ形状を改善す
る不整合整形技術(mismatch shaping technique)を開
示している。これらの技術においてノイズは高い出力信
号周波数にて周波数と共に急速に増加することから、有
用な結果を得るためには大きなオーバーサンプリング比
率が使用されねばならない。同じ講演課程において“ノ
イズ整形技術の独創的な用途(Unconventional Applica
tions of Noise-Shaping Techniques)”と称されたB
obAdamsによる更なる論文は、歪みを整形済ノイ
ズへと変換すべくシグマ−デルタDACにおいて要素
“スクランブリング”が採用され得ることを開示してい
る。上記スクランブリングは、出力信号の所望範囲周波
数の内側および外側の両者における周波数スペクトル全
体に渡り均一にノイズを分散するというランダム式、ま
たは、ノイズをDCから離間移動するデータ依存式であ
ってノイズの振幅が周波数と共に漸進的に増加するとい
うデータ依存式、のいずれかとされ得る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態によ
れば、一連の動作サイクルを行うように働くディジタル
回路およびアナログ回路を含む混合信号回路であって、
前記アナログ回路は、予め定められた所望範囲周波数に
おける周波数を有する出力信号を協働して生成する複数
の回路セグメントを有し、且つ、前記ディジタル回路
は、前記サイクルの各々において、前記セグメントのそ
れぞれに対して適用される一群のディジタル信号を発生
すべく作用可能なディジタル信号発生手段と、rを関連
サイクルに対する回転量とした場合、各サイクルにおい
て前記各セグメントに適用される各ディジタル信号を、
先のサイクルにおいて適用された各ディジタル信号と比
較して、r個のセグメントだけ回転する回転手段と、前
記回転の結果として前記出力信号の周波数スペクトル内
に存在する各周波数成分である1つ以上の各回転成分
が、前記予め定められた所望範囲の外側の、1つ以上の
事前選択周波数へとまたは事前選択狭幅帯域周波数へと
マッピングされるように、前記サイクルの各々に対する
前記回転量rを設定する回転制御手段と、を含むことを
特徴とする混合信号回路が提供される。
【0020】本発明の第2の形態によれば、本発明の前
記第1の形態を具現する混合信号回路を含むディジタル
/アナログ変換回路が提供される。本発明の第3の形態
によれば、ディジタル回路およびアナログ回路を含むと
共に、一連の動作サイクルを行うように働く混合信号回
路において、前記アナログ回路は、予め定められた所望
範囲周波数内の周波数を有する出力信号を協働して生成
する複数の回路セグメントを有する混合信号回路で使用
されるノイズ整形方法であって、前記各サイクルにおい
て、前記各セグメントのそれぞれに適用される一群のデ
ィジタル信号を発生する段階と、rを関連サイクルに対
する回転量とし、先のサイクルにおいて適用されたディ
ジタル信号と比較して、各サイクルにおいて各セグメン
トに適用される各ディジタル信号をr個のセグメントだ
け回転する段階と、前記回転の結果として前記出力信号
の周波数スペクトル内に存在する各周波数成分である1
つ以上の各回転成分が、前記予め定められた所望範囲の
外側の、1つ以上の事前選択周波数へとまたは事前選択
狭幅帯域周波数へとマッピングされるように、前記サイ
クルの各々に対する前記回転量を設定する段階と、を備
えることを特徴とするノイズ整形方法が提供される。
【0021】本発明の第4の形態によれば、本発明を具
現する混合信号回路において使用されるべき回転量rを
選択する方法が提供される。本発明の第5の形態によれ
ば、コンピュータ上で実行されるときに、本発明の第4
の形態を具現する方法の一定の段階もしくは全ての段階
をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムが
提供される。上記プログラムは、担体(carrier)上に
てもしくは担体により搬送され得る。担体は記憶媒体
(例えば、ディスクまたはCDROM)或いは信号(例
えば、インターネットからのダウンロード)とされ得
る。
【0022】本発明の第6の形態によれば、制御信号に
依存して連続的な動作サイクルにおいて一群の回転ディ
ジタル信号を発生し、前記群の内で所定状態を有する前
記ディジタル信号の個数と、回転量rとを特定し、前記
サイクルの内で先のサイクルにおける前記群に対して現
在のサイクルにおける前記群が回転される前記ディジタ
ル信号の個数を特定するディジタル信号発生回路であっ
て、該回路は、複数の信号生成回路であって、各々が自
身に固有的に割当てられた回路IDを有すると共に、各
々が前記各サイクルにおいて、前記割当てられた回路I
Dに依存する回転済ID信号であって先のサイクルにお
ける回転済ID信号から前記回転量rだけ異なる回転済
ID信号を生成すべく、且つ、前記回転済ID信号と前
記制御信号との比較に依存して前記ディジタル信号をそ
の信号生成回路に対し前記所定状態へと設定すべく、作
用可能な複数の信号生成回路を備え、前記信号生成回路
の各々は、前記回転済ID信号の第1部分を生成すると
共に前記回転済ID信号の該部分を前記制御信号の第1
部分と比較すべく作用可能な第1回路部分と、前記回転
済ID信号の第2部分を生成すると共に該部分を前記制
御信号の第2部分と比較すべく作用可能な第2回路部分
と、を備え、且つ、前記第2回路部分は前記回転済ID
信号の前記第2部分を生成する一方、前記第1回路部分
は前記回転済ID信号の前記第1部分を前記制御信号の
前記第1部分と比較する、ディジタル信号発生回路が提
供される。それぞれの前記回転済ID信号の第1部分が
同一であると共にそれぞれのデータ信号の第1部分が同
一である前記セグメントのグループに対して、共通して
1つの前記第1回路部分が配置され得る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施例を詳述する。図5は、本発明を具現するDAC
20の各要素を示している。上記で論じたような図1
のDACの各要素と同一のもしくは密接に対応する図5
のDACの各要素は同一参照番号により表されると共
に、こられの各要素の記述は省略される。
【0024】図5のDACは、ディジタル回路部分DC
およびアナログ回路部分ACを含んでいる。アナログ回
路部分ACは図1のDACと同様に構成されると共に、
各セグメントが定電流源2およびスイッチ4を有する複
数のセグメント(もしくはセル)を含んでいる。各セグ
メントにおけるスイッチ4は、ディジタル回路部分DC
から該スイッチ4に対して供給されて個別対応するサモ
メタコード化信号OTにより制御される。
【0025】図5のDACにおいてディジタル回路部分
DCは、2進式サモメタデコーダ6に加え、セグメント
回転ブロック22および回転制御ブロック24を含んで
いる。セグメント回転ブロック22はn個の入力を有す
るが、該入力にては一群のサモメタコード化入力信号I
T1〜ITnが受信される。これらのサモメタコード化
入力信号IT1〜ITnは、上記DACに適用される2
進式入力ワードD1〜Dmに基づき2進式サモメタデコ
ーダ6により生成される。2進式サモメタデコーダ6は
図1および図2に関して前述されたのと同様に動作する
ことにより、2進式入力ワードD1〜Dmからサモメタ
コード化入力信号IT1〜ITnを導出する。
【0026】セグメント回転ブロック22もn個の出力
を有するが、該出力にてはディジタル回路部分DCのサ
モメタコード化出力信号OT1〜OTnが生成される。
セグメント回転ブロック22はまた、回転制御ブロック
24から回転量rを受信すべく該回転制御ブロック24
の出力に接続された制御入力も有している。回転制御ブ
ロック24は、外部由来適用制御信号MEANおよびS
PREADをそれぞれ受信する第1および第2入力を有
している。
【0027】次に、図5のDACの動作を記述する。上
記DACは、所定の動作周波数(サンプリング速度)F
DACにて一連の動作サイクル(変換サイクル)を実施す
る。FDACは例えば、1億サンプル/秒(100Mサン
プル/秒)である。各サイクルにおいて、2進式サモメ
タデコーダ6は図2に関して前述したように、外部由来
適用入力ワードD1〜Dmをn個のサモメタコード化信
号IT1〜ITnへと変換する。
【0028】各サイクルにおいてはまた、セグメント回
転ブロック22はそのサイクルにおいて使用されるべき
回転量rの値を受信すると共に、受信したr値に従いサ
モメタコード化入力信号IT1〜ITnからn個のサモ
メタコード化出力信号OT1〜OTnを導出する。セグ
メント回転ブロック22の動作は図6に示されている。
【0029】図6において、サモメタコード化出力信号
OT1〜OTnは一連のサイクルCYCLE 1、CY
CLE 2およびCYCLE 3に対して示されてい
る。CYCLE 1においてセグメント回転ブロック2
2は、第1出力信号OT1を第1入力信号IT1に等し
くし、第2出力信号OT2を第2入力信号IT2に等し
くし、以下は残りの出力信号OT3〜OTnの全てに対
して同様にする。
【0030】CYCLE 2に関し、セグメント回転ブ
ロック22に対して回転制御ブロック24により回転量
1が供給される。この回転量r1は、CYCLE 1で
使用されたマッピングとは異なり、CYCLE 2に関
して出力信号OT1〜OTnに対する入力信号IT1〜
ITnの新たな回転マッピングを定義する。この回転マ
ッピングにおいて、各入力信号IT1〜ITnは新たな
出力信号OT1〜OTnへとマッピングされるが、該出
力信号OT1〜OTnは先のサイクルにおいて上記各入
力信号がマッピングされた各出力信号から回転量r1
け異なるものである。図6に示されたように、この回転
の結果、第(r1+1)番目の出力信号OT(r1+1)
は第1入力信号IT1と等しくなる。同様に、次の出力
信号OT(r1+2)は第2入力信号IT2と等しくな
り、入力信号IT(n−r1)に等しくなる出力信号O
Tnまで、連続的な出力信号に関して同様である。各入
力信号は循環様式で各出力信号へとマッピングされるこ
とから、第1出力信号OT1は入力信号IT(n−r1
+1)に等しくなる。“ラップ・アラウンド(wrapped
around)”されたITnまでの残りの各入力信号は、出
力信号OT2〜OT(r1)へとマッピングされる。
【0031】次のサイクルCYCLE 3においては、
回転制御ブロック24により回転量r2が特定される。
以下に説明されるように、r2は先のサイクルで使用さ
れた回転量r1と同一でも良く異なるものでも良い。r2
個のセグメントだけ回転する結果、CYCLE 3にお
いて入力信号IT1は出力信号OT(r1+r2+1)へ
とマッピングされる。連続的な入力信号はその後に連続
的な出力信号へとマッピングされ、必要ならばラップ・
アラウンドし、最終入力信号ITnは出力信号OT(r
1+r2)へとマッピングされる。
【0032】連続的サイクルにおいて使用される回転量
rの値が本発明の好適実施例における回転制御ブロック
24により決定される手法を記述する前に、図7〜図9
を参照し、各セグメントの回転の効果を説明する。図7
〜図9の各例において各プロットは、DCから、DAC
サンプリング速度FDACの1/2の周波数まで、の周波
数範囲に渡り、図5のDACの出力信号VA−VBの信号
/ノイズ比(SNR)を示している。各プロットにおい
て、垂直軸上に表されたSNRはdB単位で測定される
と共に、水平軸上に表された周波数はサンプリング速度
DACの割合として測定される。
【0033】各例において個々のセグメントにおける各
電流源2は、1.7%の標準偏差σを有する不整合を有
するものとする。標準偏差σに対するこの数値は、出力
信号スペクトル中のノイズ成分を強調することによりノ
イズ成分をバックグランド・ノイズから区別するに十分
なほど大きくすべく、人為的に大きなものに選択してい
る。これまでのDACにおいては、標準偏差の数値σ=
0.17%が実用上は達成されている。
【0034】また、該例においては、セグメントの個数
nは64であるとする。各例において、約0.3FDAC
〜0.5FDAC(ナイキスト周波数)の広幅ノイズ・ピ
ークが在ることは理解される。この広幅ノイズ・ピーク
は、量子化誤差(quantisation error)の影響を除去す
べく、入力データD1〜Dmに適用された高域フィルタ
リング・ディザ(high-pass-filtered dither)の結果
である。本説明のために、該広幅ノイズ・ピークは無視
され得る。
【0035】この例において上記DACは、該DACの
出力にて、4個の“トーン(tones)”Tすなわち4個
の異なる周波数成分から成る出力信号を合成すべく使用
されるものとする。これらの4個のトーンは、0.09
DACの近傍の周波数の回りに中心合せされる。各トー
ンTは、上記DACのフルスケール出力振幅FSにおけ
る−13dBのピーク振幅を有している。各トーンの総
和のピークは、−1dB FSである。
【0036】ところで、本例において上記出力信号は4
個のトーンから成るものとする、と言うのも、複数のト
ーンによれば出力スペクトルにおけるノイズ成分を識別
し易くなるからである。図7は、1つのサイクルから次
のサイクルまでセグメント回転が実行されない場合、す
なわち、各サイクルにおいてr=0である場合の出力信
号周波数スペクトルを示している。DCから0.3F
DACまでの周波数範囲における平均ノイズ・レベルは約
−90dBであるが、4個のトーンTの近傍においては
多数の有意な相互変調積Mが在ることは理解され得る。
これらの相互変調積Mは、セグメント不整合の結果であ
る。
【0037】図8は、各サイクルにおいて回転量r=1
が使用される場合の出力信号周波数スペクトルを示して
いる。この場合、トーンTの近傍の相互変調積Mは今や
不在である。但し、代わりに、上記出力信号周波数スペ
クトルは周波数間隔Δf=F DAC/n(この例において
は、=0.0156FDAC)にて1〜19と表示された
周波数成分を包含する。これらの周波数成分は、1つの
サイクルから次のサイクルへのセグメント回転の結果と
して上記出力信号周波数スペクトル内に存在し、且つ、
以下においては“回転成分(rotation component)”と
称される。
【0038】第1回転成分(成分1)は、周波数rΔf
を有する。第2回転成分(成分2)は周波数2rΔfを
有し、第3および高次の回転成分は周波数3rΔf、4
rΔfなどである。平均すると、各回転成分は次数が高
くなるほど大きさが減少する。但し図8で理解され得る
ように、平均して期待される処とは逆に、成分1および
2は成分3より大きくはない。これは単に、図8の特定
プロットに対する統計的変動である。
【0039】図8のプロットにおけるように回転量r=
1であるとき、最上位側成分(mostsignificant compon
ent)1〜10は全て、DC〜0.16FDACの周波数の
帯域内に包含される。これは、上記成分の全てが上記D
ACの出力信号周波数の所望範囲内であることを意味す
る。例えば、4xのオーバーサンプリングが使用される
システムにおいて、出力信号周波数の所望範囲はDC〜
0.125FDACである。
【0040】図9は、各サイクルにおいて回転量r=2
1であるときの出力信号周波数スペクトルを示してい
る。今や回転成分1〜19は図8から相当に異なる様に
配置されている。第1回転成分(成分1)は周波数21
Δfに配置されている。周波数2rΔf(=42Δf)
を有すべき成分2は、周波数22Δfにマッピングされ
る。このマッピングが生ずるのは、42Δfがナイキス
ト周波数(n/2)Δf(=32Δf)を+10Δfだ
け超えることから、該成分が(n/2−10)Δf=2
2Δfへとマッピングされるからである。同様に、成分
3はΔfへとマッピングされる(と言うのも、3rΔf
(=63Δf)はナイキスト周波数を+31Δfだけ超
えることから該成分は(n/2−31)Δf=Δfだか
らである)。成分4は20Δfへとマッピングされる
(4rΔf=84Δfはナイキスト周波数を+52Δf
だけ超えることから、−20Δfへとマッピングされる
が、これは0マッピングより小さいので+20Δfとな
る)。高次の各成分は同様にマッピングされる。
【0041】図9から理解され得るように、10個の低
次成分1〜10のうち、成分3、6および9のみが今や
DC〜0.125FDACの所望範囲内に包含される。上
記所望周波数範囲内には幾つかの高次成分(成分12、
15および18)が在るが、これらの高次成分の有意性
は限られている。ところで、図9における(他の成分と
比較して)成分18の比較的に大きなサイズもまた、統
計的変動である。平均して、成分18は図9に示された
大きさよりも小さい。
【0042】以下の表1は、20〜31の範囲内の回転
量rの種々の値に対し、回転成分1〜16が出力信号ス
ペクトルの種々の位置へとマッピングされる手法を表し
ている。上記表中のマッピング値は、関連する回転成分
がマッピングされる周波数(Δfの倍数として表現され
ている)を表している。表1に示されたように、出力信
号周波数の所望範囲がDC〜0.12FDAC(すなわ
ち、4xオーバーサンプリング)であるとき、回転量r
の好適値は、各マッピング値の関連列が該列の最初の数
アイテム中に比較的に小さな値を有さない、という値で
ある。この点に関し、24、25、26および27のr
値に関連する各列が好適であることが理解され得る。例
えばr=24の場合、成分1、2および4の位置は(1
6Δfもしくはそれ以上にて全てが)良好であるが、
(両者ともに8Δfにおける)成分3および5はそれほ
ど好適でないことが理解され得る。同様に、r=25の
場合、成分1〜4の配置(+11Δf以上)は全て良好
であるが、3Δfにおける成分5の位置はそれほど好適
でない。実際、24〜27のr値の内、値25および2
6は好適値であると見做され得る、と言うのも、これら
の各々に対し、例えば成分2もしくは3よりも相当に有
意でない成分5のみが4xオーバーサンプリングに対す
る所望範囲内に在るからである。
【0043】
【表1】
【0044】r値25および26の有意性(significan
ce)は、r/n=0.4となる理想値(少なくとも4x
オーバーサンプリングの特定の場合におけるもの)に近
いということである。この0.4Fの値は理想値であ
る、と言うのも、回転成分は全てが0.4FDACへ、ま
たは、0.2FDACへ、または、DCへとマッピングさ
れるからである。特に、成分1は0.4FDACへとマッ
ピングされ、成分2は0.2FDACへとマッピングされ
る(と言うのも、0.8=(0.5+0.3)FDAC
0.2(=0.5−0.3)FDACだからである)。成
分3は0.2FDACにおけるものである(と言うのも、
1.2(=0.5+0.7)FDAC→−0.2(=0.
5−0.7)FDAC→0.2FDACだからである)。成分
4→0.4FDAC(と言うのも、1.6(=0.5+
1.1)FDAC→−0.6(=0.5−1.1)FDAC
+0.6(=0.5+0.1)FDAC→+0.4(=
0.5−0.1)FDACだからである)。成分5はDC
へとマッピングされる(と言うのも、2.0(=0.5
+1.5)FDAC→−1.0(=0.5−1.5)FDAC
→+1.0(=0.5+0.5)FDAC→0(0.5−
0.5)FDACだからである)。このパターンは5個の
高次成分の群毎に反復され、すなわち、成分6〜10は
成分1〜5と同一の位置へとマッピングされ、以下同様
である。
【0045】r/n=0.4であるときのマッピングの
作用は、0.4FDAC、0.2FDACおよびDCに中心合
せされた3個の狭幅帯域へとノイズを移動することであ
る。最高のノイズを有する帯域は0.4FDACに中心合
せされた帯域であり(と言うのも、それは、5個の成分
の各群(1〜5、6〜10、11〜15など)の成分1
および4を有するからであり)、次の上位側帯域は0.
2FDACに中心合せされ(それは、各群の成分2および
3を有し)、且つ、DCに中心合せされた帯域(各群の
成分5のみ)は更に少ないノイズを有する。これによ
り、4xオーバーサンプリングに関して所望されるよう
に、丁度DC以上から0.125FDACまでの周波数範
囲を有意なノイズ成分から解放することは理解されよ
う。0.06〜0.11FDACの所望の周波数範囲(通
過帯域)は、有意なノイズ成分から解放されて使用され
得る。
【0046】0.4という理想的r/n値は概略的に非
整数値の回転量rを必要とすることは理解されよう。例
えば、n=64のとき、rは25.6の非整数値へと設
定されねばならない。rを1つのサイクルから次のサイ
クルへと変更することによりrの非整数値は実効的に達
成され得ることから、それは平均して必要な値を有す
る。実用上は、rが必要な値を有するようにrをランダ
ムにもしくは擬似ランダムに変更することが好適である
ことが分かっている。rが一定でありまたは規則的な
(所定の)パターンで変更されるという状況と比較し
て、実用上は上記の様なランダム/擬似ランダムな変動
によればノイズ整形が改善される。
【0047】例えばn=64の場合にrは、変換サイク
ルの各25%に対し擬似ランダム的に24、25、26
および27の値を有することにより25.5の平均r値
を与えるように変更され得る。同一の平均r値を生成し
ながらrを“拡散(spread)”すべく、整数値の多くの
組合せが使用され得る。例えば25.5の平均r値は、
各セグメントを全く回転しない(r=0)状態と、平均
して変換サイクルの50%に対して51個のセグメント
だけ回転するという擬似ランダム式で選択することによ
り達成され得る。但しこれは、可能な値24、25、2
6および27の間でr値が拡散されて生成された場合よ
りも、実用上はノイズが更に“ピーク的”となる作用を
有している。rを拡散すべく使用される各値は好適に
は、個別に使用されるとすれば、整数値24、25、2
6および27の場合におけるように0.4FDAC、0.
2FD ACおよびDCに中心合せされた帯域の様な適切な
狭幅帯域にノイズを載置し易い値とせねばならない。拡
散を行うと、高次の回転成分は振幅が減少されると共に
周波数において更に分散されるという効果が在る。
【0048】r/n=0.4に対してn=128の場
合、rは非整数値51.2に設定されねばならない。例
えば、51.25の平均値を有すべくrは47〜55の
9個の拡散値を使用してランダムにもしくは擬似ランダ
ム的に変更され得るが、両末端値47および55の各々
は変換サイクルの6.25%に対するものであり、且
つ、中間値48〜54の各々は変換サイクルの12.5
%に対するものである。代替的に、49〜53の5個の
拡散値が使用され得るが、両末端値49および53の各
々は変換サイクルの12.5%に対するものであり、且
つ、中間値50、51および52の各々は、変換サイク
ルの25%に対するものである。
【0049】以下の表2は、n=128の場合に46〜
56の整数値の回転量rに対して出力信号周波数スペク
トル内における種々の位置へと回転成分1〜16をマッ
ピングする手法を示している。
【0050】
【表2】
【0051】同様に、表3〜表7は、同じ51.25の
平均値を達成すべくr値を拡散する種々の量の作用を表
している。表3〜表7において、セグメント不整合の標
準偏差σは0.24%と仮定されるが、これは、128
個のセグメントを有するDACに対しては、64個のセ
グメントのDACにおける0.17%の不整合標準偏差
に等しい。
【0052】表3において拡散は適用されず、回転量は
サイクル毎に51.25である。これは、サイクル毎に
51.25だけカウンタをインクリメントすると共にカ
ウント値を丸めて整数値とすることにより、または、サ
イクル毎に51.75だけカウンタをインクリメントす
ると主にカウント値を切り捨てて整数値とすることによ
り、達成される。(切り捨てるためには、サイクル毎に
丸めよりも0.5以上大きいインクリメントを必要とす
る、と言うのも、切り捨てはサイクル毎に0.5の平均
下方シフトを生成するからである。)表4〜表7におい
て、拡散量はそれぞれ2、4、8および16であり、各
々の平均r値は51.25である。
【0053】
【表3】
【0054】
【表4】
【0055】
【表5】
【0056】
【表6】
【0057】
【表7】
【0058】表3〜表7において測定値A〜Dは、以下
のように種々の所望周波数範囲に渡る上記DACのノイ
ズ特性の測定値を表している。測定値Aに対する周波数
範囲はDC〜15/128(≒0.12)FDAC、すな
わち、4xオーバーサンプリングrに対するベースバン
ドである。測定値Cに対する周波数範囲は8.5/12
8〜14/128(≒0.0664〜0.1094)F
DAC、すなわち、4xオーバーサンプリングに対する通
過帯域である。測定値Bは、測定値Aの周波数範囲に渡
り利用可能な全ての狭幅帯域の中で最悪の(最もノイズ
の多い)狭幅帯域のノイズ・レベルを表している。同様
に測定値Dは、測定値Cの周波数範囲に渡り利用可能な
全ての狭幅帯域の中で最悪の(最もノイズの多い)狭幅
帯域のノイズ・レベルを表している。該例における各狭
幅帯域は、測定値A周波数範囲の1/4000の周波数
範囲すなわち≒30×10-6DACを有するものと仮定
される。
【0059】これらの測定値は、GSMネットワークな
どの移動通信ネットワークにおいて本発明を具現するD
ACを使用する可能性を考慮して使用される。そのよう
なネットワークにおいては、測定値Aに対応するベース
バンド周波数範囲(例えば5〜40MHz)、または、
測定値Cに対応する通過帯域周波数範囲(例えば40〜
75MHz)を使用するのが好適である。測定値Bおよ
びDはそれぞれベースバンドおよびベースバンド内にお
ける該当ネットワークの最悪状態チャネルに対応する
が、各チャネルは例えば200KHzの周波数範囲を有
する。ベースバンド(例えば5〜40MHz)の場合に
高調波は比較的に小さいが帯域内に配置される一方、通
過帯域(例えば40〜75KHz)の場合に高調波は比
較的に大きいが帯域外に配置される(例えば、40MH
zの第2高調波は80MHzに在り、40MHzおよび
75MHzの相互変調積は35MHzに在る)。
【0060】種々の測定値A〜Dの各々に関して各々異
なる拡散量にて多数のシミュレーションが実施されると
共に、各々の場合において以下の統計的情報が導出され
た:所望周波数範囲に渡る平均ノイズ・レベル(“Mea
n”)(すなわち、測定値BおよびDに対する最悪状態
狭幅帯域)、その範囲/帯域に渡るノイズの標準偏差
(“Sigma”)、その範囲/帯域に渡る最小ノイズ・レ
ベル(“Min”)、および、その範囲/帯域に渡る最大
ノイズ・レベル(“Max”)である。各表における全て
の値は、dB FSで表現された、すなわち、DACの
フルスケール出力FSに対して表現された負の値であ
る。
【0061】図10および図11に示されたように、上
記シミュレーションにおけるDACの入力は各々が−1
3dB FSの振幅を有する4個のトーンであると共
に、サンプリング速度FDACは832MHzであった。
この数値は、90Mサンプル/秒の最小サンプリング速
度に対応して、45MHzまでの入力データを取扱うべ
く選択された。GSMにおいて最も近い“好適な”速度
(13MHzの倍数)は104Mサンプル/秒であり、
8xオーバーサンプリングによればこれはFDAC=83
2MHzに換算される。
【0062】拡散量が8である場合に対して表6に示さ
れた結果は、該例における最適な全体ノイズ特性を提供
する。図10および図11に示されたように、そのとき
にノイズはDC〜0.11FDACの4xオーバーサンプ
リングに対する所望の周波数範囲に渡り略々フラットで
ある。図10は、この場合に0.035FDACの周波数
に中心合せされた4個のトーンから成る出力信号による
0〜0.5FDACの出力信号の周波数スペクトルを示し
ている。期待されたように、ノイズは0.2FDACおよ
び0.4FDACにてピークを有している。DCにても僅
かなピークが在る。0.2FDACおよび0.4FD ACにお
ける主要ピークの両側の更なるピークは相互変調ノイズ
を表す(これらの更なるピークの間の約0.035F
DACの間隔は上記4個のトーンの中心周波数に対応す
る)。図11は拡大された水平スケールに対し、図10
のDC〜0.125FDACからの部分のノイズを示して
いるが、これは4xオーバーサンプリングによる関心部
分である。図11においてラインLは、DACのスプリ
アス無しのダイナミック・レンジ(spurious-free dyna
mic range)(SFDR)を表している。SFDRは、
特定された帯域幅に渡る出力信号のrms振幅とピーク
・スプリアス信号との間におけるdB単位の測定値であ
る。ところで図10および図11においてノイズは、d
Bc単位で、すなわち搬送波に対して測定されている
が、該搬送波はこれらのシミュレーションにおいては−
13dB FSのレベルを有している。従って、0dB
c=−13dB FSである。
【0063】図11においてはDCの近傍の僅かなノイ
ズ・ピークが理解され得ると共に、ベースバンドに渡
る、特に通過帯域に渡るノイズの全体的均一性が理解さ
れ得る。上記プロットにおけるベースバンドに渡るノイ
ズ・レベルは−85.31dBFSである一方、上記プ
ロットにおける通過帯域に渡るノイズ・レベルは−9
0.04dB FSである。(これらの数値は、図10
および図11に関する表6における対応“平均”の数値
(−86.1dB FSおよび−90.6dBFS)に
近いが厳密に同一では無いと言うのも、図10および図
11はシミュレーションの単一の“試行(run)”を表
すのに反し、表6における各数値は統計的に更に有効な
ものとすべく数回の試行に基づいて獲得されたからであ
る。)r/n=0.4とした回転により獲得される改善
を示すべく、表3〜表7における各値は、回転が使用さ
れない場合に獲得され以下の各値と比較され得る:平均
=−71.7dB FS、σ=4.2dB FS、最小
ノイズ=−66.7dB FS、および、最大ノイズ=
−78.7dB FS。表6におけるように拡散量が8
である場合、測定値AおよびCのそれぞれにおいては1
5dBおよび19dBの改善が達成される。
【0064】表6における−86.1dBという測定値
Aのノイズ数値は、−165.6dB FS/Hzとい
うSFDR数値に対応する(と言うのも、測定値Aに対
する帯域幅は90MHzであり、ヘルツ当たりの等価ノ
イズ数値は−86.1dBという平均の数値よりも7
9.5dBだけ良好だからである)。測定値BおよびD
に対する対応帯域幅は各々の場合において200KHz
であると共に、測定値Cに対して帯域幅は35MHzで
ある。従って、表6における測定値B〜Dに対するSF
DR数値はそれぞれ、−161.5、−166.0およ
び−162.9dB FS/Hzである。
【0065】表3〜表7を比較すると、測定値Aおよび
Cのノイズ数値は、拡散が実行されないとき(表3)よ
りも拡散が実行されたとき(表4〜表7)の方が悪い。
従って、合計ノイズは拡散により増加される。但し、測
定値BおよびDを比較すると、拡散により、最悪状態狭
幅帯域(チャネル)のノイズ・レベルの相当の改善がも
たらされ、最高の改善は表6の場合において獲得され
る。これらの改善が生ずるのは、拡散によりノイズは問
題となる更なる広帯域に渡り更に均一に分散されること
から、その更なる広帯域に渡る高ノイズの個別狭幅帯域
の個数を減少しもしくは除去するからである。従って、
最悪状態狭幅帯域に対する性能は大きく改善される。
【0066】GSMネットワークなどのシステム事項に
おける上記改善の重要性は、DACにおいて(例えば、
現在における2個の代わりに4個もしくは8個などの)
更なる個数の搬送波が合成され得るか、または、同一数
の搬送波が使用されるならば歪みおよびノイズに対して
更に大きなマージンが在る、ということである。前者
(DAC毎の搬送波の個数の増加)の場合に当該ネット
ワークの経済性は、低性能であるが安価なDACを使用
することによりDAC毎に少ない個数のチャネルを配置
するのではなく、高性能(で比較的に高価な)DACを
使用してDAC毎のチャネルを多くすることにより、好
適にシフトされる。
【0067】図12は、図5のDACにおける回転制御
ブロック24の構成の一例を示している。回転制御ブロ
ック24は、第1加算器52、第2加算器54、擬似乱
数発生器56およびラッチ58を備えている。第1加算
器52は、この例においては(以下に説明される理由に
より)9ビットの整数値である制御信号MEANを受信
する第1入力を有している。第1加算器52は擬似乱数
発生器56に接続された第2入力も有するが、該第2入
力はDACの変換サイクル毎に該擬似乱数発生器56か
ら乱数RNを受信する。擬似乱数発生器56は、制御信
号SPREADを受信する入力を有する。発生器56に
より発生された擬似乱数RNの範囲は、該発生器56に
適用される制御信号SPREADにより決定される。該
実施例において発生器56は−SPREAD/2〜+S
PREAD/2の範囲の整数の乱数を発生するが、各整
数は平均して同一周波数により発生される。
【0068】第1加算器52の出力は第2加算器54の
第1入力に接続されることにより、第1加算器52の2
個の入力に適用された信号MEANおよびRNの総和M
EAN+RNを第2加算器54に適用する。第2加算器
54はまた、ラッチ58の出力に接続された第2入力も
有し、該ラッチ58から9ビット値LASTを受信す
る。第2加算器54の出力はラッチ58の入力に接続さ
れて、内部信号r9を該ラッチ58に対して適用する。
信号r9は、9ビット値である。このブロックの出力信
号rは、該実施例における信号r9の7個の上位側ビッ
トにより提供される。
【0069】次に図12の回路の動作を記述する。制御
信号MEANおよびSPREADは該実施例において、
上記DACのユーザにより決定される外部由来適用制御
信号である。該実施例においては、セグメントの個数n
は128であると共にDACにおいては4xオーバーサ
ンプリングが使用されることから、前述のように各サイ
クルにおける平均r値はr/n=0.4である値に可及
的に近くなることが仮定される。先に説明されたよう
に、これは、平均r値に51.25の非整数値を持たせ
ることにより達成され得る。該実施例においては切り捨
てが採用されることから、51.25というこの平均r
値はサイクル毎に51.75(=51.25+0.5で
あり、0.5は切り捨てから帰着するサイクル毎の平均
減少である)というインクリメント値を必要とする。5
1.75は整数値207を4で除算した商に等しいこと
から、MEANは207に設定される。MEANが20
7に設定されたときにr値の略々最適な拡散を達成すべ
く、擬似乱数発生器56に適用されるSPREAD値は
該実施例において32(=8×4)である。この結果、
発生器56は−16〜+16の範囲の擬似乱数値RNを
生成することから、上記第1加算器の出力における総和
MEAN+RNは(47.25〜55.25の範囲のr
に等しい)191〜223の範囲となる。
【0070】各サイクルにおいて第2加算器54の第2
入力に適用される値LASTは、先のサイクルにおいて
第1加算器52により生成されたMEAN+RN値の全
ての試行合計を表す。この点に関し、各変換サイクルに
おいて上記第2加算器はLAST値とMEAN+RN値
との総和を表すr9値を出力するが、この様に生成され
たr9値はラッチ58に記憶される。各変換サイクルに
おいてラッチ58もまた、LAST値として、先のサイ
クルにおいて該ラッチ58により受信されたr9値を出
力する。
【0071】r9値は9ビット値であり、(該実施例に
おいては)その内の2個の下位側ビットは2進小数点
(binary point)の右側であると見做されると共に、7
個の上位側ビットは2進小数点の左側と見做され得る。
2進小数点の左側の7ビットは関連サイクルに対して7
ビットのr値として出力され、すなわちrに関する切り
捨てが行われる。r値は7ビットを有する必要がある、
と言うのも、該実施例においては128(=27)個の
セグメントが在るからである。切り捨ての代わりにr値
の丸めが実施され得るが、その場合にMEANはこの例
では205(=51.25×4)に設定される。
【0072】ところで、図6に関して前述されたよう
に、128個のセグメント内において上記セグメント回
転は循環様式で実行されることから、第2加算器54に
おける一切の繰上げは無視され得る。従って、r9値お
よびLAST値を9ビットの精度に維持することのみが
必要である。図12を参照して例示的に上述されたME
ANおよびSPREAD値は例示のみを目的とすること
は理解されよう。他の適切な値が使用され得ると共に、
各値を表すビットの個数は選択された値に適合すべく調
節され得る。
【0073】次に図13は、図5のDACで使用された
セグメント回転ブロック22の構成を説明すべく使用さ
れる説明的ブロック図である。単純化のために図13に
おいては、DAC内にn=8のみのセグメントが在るも
のとする。図13の回路は、第1、第2および第3マル
チプレクサ要素62、64および66により作製され
る。各マルチプレクサ要素のn個の入力およびn個の出
力を有し、第1マルチプレクサ要素62の各出力は第2
マルチプレクサ要素64の各入力にそれぞれ接続される
と共に、第2マルチプレクサ要素64の各出力は第3マ
ルチプレクサ要素66の各入力に接続される。サモメタ
コード化入力信号IT1〜ITnは第1マルチプレクサ
要素62の各入力にそれぞれ適用されると共に、サモメ
タコード化出力信号OT1〜OTnは第3マルチプレク
サ要素66の各出力にて生成される。
【0074】各マルチプレクサ要素は制御入力bも有す
るが、該制御入力bは、回転制御ブロック24により生
成されたr値の各ビットの内で個別に対応する1ビット
により提供される。図13自体に示されたように、各マ
ルチプレクサ要素入力は関連する出力対を有すると共
に、任意の所定時点において、関連する入力と、関連す
る出力対の内から選択された1つの出力との間の接続を
形成する。出力選択は、当該要素に適用される制御信号
bに従ってなされる。
【0075】制御信号b1(r値の第1ビット)を受信
する第3マルチプレクサ要素66の場合、b1制御信号
が値0を有するときに各入力は図13において該入力に
直接対向する出力へと接続される。b1制御信号が値1
を有するとき、各入力は直接対向する出力の直上の出力
に接続される(最上段の入力の場合、“直上”出力は上
記要素の最下段の出力である)。従って、第3マルチプ
レクサ要素66の効果は、b1制御信号に従い、サモメ
タコード化入力信号に対してサモメタコード化出力信号
を0セグメントもしくは1セグメントだけ回転すること
である。
【0076】同様に第2マルチプレクサ要素64は、b
2制御信号の値(すなわち、r値の第2ビット)に従
い、各入力信号に対して各出力信号を0セグメントもし
くは2セグメントだけ回転する役割を果たす。而して第
1マルチプレクサ要素62は、b3制御信号の値(すな
わち、r値の第3ビット)に従い、各入力信号を各出力
信号に対して0セグメントもしくは4セグメントだけ回
転する役割を果たす。
【0077】更に多くのセグメントを取扱うためには、
図13におけるマルチプレクサ要素62〜66と同様の
マルチプレクサ要素を各々が有する更なる高次の回転ス
テージを付加することのみが必要である。各マルチプレ
クサ要素は、nをセグメントの個数としてn個の入力お
よびn個の出力を有さねばならず、且つ、r値の各ビッ
トの1つにより提供される制御信号を有する。r値の第
4ビットにより制御されるマルチプレクサ要素は、各入
力信号に対して各出力信号を0セグメントもしくは8セ
グメントだけ回転する役割を果たすと共に、以降は各高
次の回転ステージに対して同様である。
【0078】ところで図2に戻ると、mビットの2進式
入力ワードから生成され得るサモメタコード化信号の個
数は2mであるが、これらの2m個の異なる値は2m−1
個のサモメタコード化信号により表され得ることは理解
されよう。例えばm=3の場合、2進式サモメタデコー
ダ6により生成されるサモメタコード化信号の8個の異
な可能的組合せは、7個のサモメタコード化信号を使用
して表され得る。図13の回路において各マルチプレク
サ要素により実施される回転は、2の整数乗(1、2、
4、…)とされるべきであると共に典型的には、同様に
2の整数乗である個数の各入力および各出力を有すべく
設計される。この場合、定常的に0もしくは1に設定さ
れた“ダミー”サモメタコード化信号が第n番目のサモ
メタコード化入力信号としてセグメント回転ブロック2
2に対して適用され得る。これが実際に意味する処は、
任意の所定の変換サイクルにおいて、当該1個のセグメ
ントの状態が2進式入力ワードにより決定されるのでは
なくて所定状態に在るという1個のセグメントが常に存
在する、ということである。
【0079】上述の各実施例においてセグメント回転は
出力信号周波数スペクトルにおける各回転成分を事前選
択箇所(0.4FDAC、0.2FDACおよびDC)へとマ
ッピングすべく実行されたが、本発明の他の実施例にお
いてはrとnとの間の比率の異なる値を使用して各回転
成分の他の有用なマッピングを達成し得ることは理解さ
れる。各特定用途において最も適切なマッピングは種々
の要因、特にDACが生成する出力信号周波数の所望範
囲と(もしあれば)オーバーサンプリング比率、に依存
する。
【0080】例えば2xオーバーサンプリングが使用さ
れたとき、31.5の平均r値によるランダム回転は、
主要ノイズを0.5FDACに載置すると共にそれより低
いノイズをDCに載置し、且つ、0.1FDAC〜0.3
DACの通過帯域を完全なまま残す。31.5の平均r
値は種々の手法により生成され得るが、各々が変換サイ
クルの50%とされた31および32の値が使用され得
る。
【0081】(ときには、1xオーバーサンプリングと
称される)オーバーサンプリング無しの場合、0.5の
平均r値は主要ノイズを例えばDC〜0.1FDACの帯
域内においてDCの近傍に載置する。例えば各々が時間
の50%に対するという0および1のr値を使用して、
必要な平均r値0.5を生成し得る。この場合に例えば
DACへのデータ入力に対して低域フィルタリング・デ
ィザ(low-pass-filtered dither)が適用されたとき、
ディザは利用可能帯域の低い方の部分に影響する。ディ
ザは例えば0.1FDACにて停止し、その周波数から
0.5FDACまでの通過帯域を完全のまま残す。
【0082】次に、rとnとの間の比率の値をシステマ
ティックに選択することにより各回転成分の有用なマッ
ピングを達成する方法に関して更なる記述を行う。3個
の例を考察する。第1例においては、出力信号周波数は
13.5〜48.5MHzであると共にサンプリング速
度FDACは832Mサンプル/秒であると仮定する。こ
れは、8xオーバーサンプリングに対する第1ナイキス
ト領域の通過帯域における出力信号周波数に対応する。
第2例においては、出力信号周波数の範囲は55.5〜
90.5MHzであると共に同じく832Mサンプル/
秒のサンプリング速度であると仮定する。これは、第2
ナイキスト領域における通過帯域の出力信号周波数に対
応する。第3例においては、出力信号周波数は117.
5〜152.5MHzであると共に同じサンプリング速
度であると仮定する。これは、第3ナイキスト領域にお
ける通過帯域の出力信号周波数に対応する。
【0083】図14および図15は、第1例(第1ナイ
キスト領域の場合)において適切なr値を選択する方法
を説明すべく使用されるグラフである。図14は、(以
下に説明されるように考慮されるべき最上位側成分であ
る)最初の9個の回転成分に関し、異なるr値に対して
これらの成分がマッピングされる各周波数を示してい
る。本例の全てにおいてセグメントの個数nは128と
する。図14における水平軸上のr値の範囲は0〜6
4、すなわち0〜n/2である。
【0084】ラインL1は、異なるr値に対して第1回
転成分がマッピングされる周波数を表す。期待されたよ
うに、rが増加してr=n/2にてFDAC/2に到達す
るにつれ、第1回転成分周波数は線形に増加する。ライ
ンL2は、rが変化するときに第2回転成分がマッピン
グされる周波数を表す。第2回転成分周波数は0からr
=n/4におけるFDAC/2まで線形に増加し、次にこ
の値からr=n/2における再度の0まで線形に減少す
る。ラインL3〜L9はそれぞれ、第3〜第9回転成分
に対するマッピングを示している。
【0085】図14はまた、8本の水平実線として、出
力信号を構成すべく均一に離間された一群の8個のトー
ン(周波数)も示している。第1実施例においてこれら
の8個のトーンはそれぞれ、13.5、18.5、2
3.5、28.5、33.5、38.5、43.5およ
び48.5MHzの周波数を有している。同様に、図1
4における8本の水平点線はそれぞれ、8個のトーンの
第2高調波を表している。これらの第2高調波周波数は
それぞれ、それらの対応トーンの周波数の2倍である。
同様に、図14における8本の水平一点鎖線はそれぞ
れ、8個のトーンの第3高調波を表しており、これらは
対応トーンの3倍の周波数である。図14においては、
低周波側の第2高調波および第3高調波は13.5〜4
8.5MHzの出力信号範囲内に在ることが理解され得
る。
【0086】所望のノイズ整形を達成すべく適切なr値
を選択するための第1要件は、有意な各回転成分が出力
信号周波数の範囲から離間した周波数へとマッピングさ
れるべきことである。この第1要件を満足する適切なr
値は図14のグラフにおける“ホール(hole)”中に包
含されるが、該ホールにおいては、所望の出力信号周波
数範囲内における各トーンを表す各水平ラインのいずれ
に対してもL1〜L9が交差していない。図14におい
ては、そのような3個のホールH1、H2およびH3が
特定されている。第1ホールはr=32すなわちr=n
/4上に中心合せされている。第2ホールH2はr=4
2.67すなわちr=n/3上に中心合せされている。
第3ホールH3はr=51.20すなわちr=2n/5
上に中心合せされている。図14上にては利用可能な他
のホールも在るが、これらの3個のホールH1〜H3は
最大であることから観察するのが容易である。
【0087】適切なr値を選択するための第2要件は、
有意な相互変調積もまた出力信号周波数範囲から可及的
に離間されるべきことである。図15は、第1実施例に
おける各回転成分に依る主要相互変調側波帯の効果を示
すグラフである。これらの側波帯は、各回転成分に依る
出力信号の相互変調から帰着するものである。図15に
おいては、6個の傾斜ライン群M1〜M6が在る。2つ
のライン群M1およびM2はそれぞれ、第1回転成分の
上下の第1側波帯に対応する。同様に、2つのライン群
M3およびM4はそれぞれ、第2回転成分の上下の側波
帯に対応する。2つのライン群M5およびM6はそれぞ
れ、第1回転成分の上下の第2側波帯に対応する。上記
の各側波帯はノイズ整形目的に対しては最も重要なもの
である。
【0088】図15においては、それぞれの水平実線と
して8個の出力信号のトーンも示されている。相互変調
の観点から適切なr値は、出力信号ラインが相互変調ラ
イン群M1〜M6のいずれとも交差しないr値である。
図15からは、第1実施例において(ベースバンドの場
合)は、適切なr値の範囲は約22.4〜約56.5で
あることが理解される。
【0089】図14および図15の2つのグラフに示さ
れた結果を考え合わせると、図14においては3個のホ
ールH1、H2およびH3におけるr値が良好な値であ
り、図15から明確なように各出力信号から有意な相互
変調側波帯(significant intermodulation sideband
s)を離間保持することと両立可能である。ところで、
r=51.2の値はr/n=0.4にて前述した値であ
る。
【0090】従って、図14および図15は、第1実施
例において適切なr値(n=128の場合)は32、4
2.67または51.2の任意のものとしてシステマテ
ィックに選択され得ることを示している。図16および
図17はそれぞれ図14および図15に対応するグラフ
であるが、第2実施例(第2ナイキスト領域における通
過帯域)に関している。該第2実施例において各トーン
はそれぞれ、55.5、60.5、65.5、70.
5、75.5、80.5、85.5および90.5MH
zの周波数を有している。この場合、図14と同様にし
てラインL1〜L9により境界付けられた各ホールが存
在する。但し図17において相互変調の観点から適切な
r値の範囲は相当に制限されており、r≒42〜r≒5
0の1つの帯域とr≒56〜r≒61の別の帯域が在
る。2つのグラフを考え合わせると、第2実施例におい
てr値に対する良好な選択は見いだすことが比較的に困
難である。最適な可能性は、r=42.67すなわちr
=n/3に中心合せされた狭幅範囲である。他の可能性
は、r≒48およびr≒60である。但し後者の場合、
第2回転成分(ラインL2)の周波数は出力信号におけ
る最低周波数トーンに極めて近いことが理解され得る。
各相互変調積の間にも相互変調が生ずることを念頭に置
くと、各回転成分と、出力信号周波数帯域の縁部との間
に一定のクリアランスを維持することが望ましい。
【0091】図18および図19はそれぞれ、第3実施
例(第3ナイキスト領域における通過帯域)に対して図
14および図15に対応するグラフである。該第3実施
例において、各トーンはそれぞれ117.5、122.
5、127.5、132.5、137.5、142.
5、147.5および152.5MHZの周波数を有し
ている。この場合にも、図18の回転成分グラフにおい
ては出力信号周波数ラインに対してラインL1〜L9の
いずれも交差しないという種々の“ホール”が在る。図
19においても、相互変調グラフ中に3個の“ホール”
が在る。2つのグラフを組合せて考慮すると、rに対し
ては4個の良好な選択すなわちr≒8、r≒32、r≒
48およびr≒51.2が在り、r≒32が最適であ
る、と言うのも、両グラフにおけるその対応ホールが比
較的に広いからである。
【0092】ところで、全てのグラフにおいては拡散は
使用されておらず、すなわち、r値は全てのサイクルに
おいて同一である。実用上は、少量の拡散(例えば2)
が使用されねばならない(大きな拡散は不都合である、
と言うのも、それは各回転成分を所望の出力信号周波数
範囲内に拡散し易いからである)。例えば、r=31と
r=32との間でランダム選択を行い、31.5の平均
r値を与えることも可能である。
【0093】各グラフを使用して可能的な候補r値を包
含する各ホールを特定した後、次のステップは、適切な
MEANおよびSPREAD値(図21)を選択するこ
とにより所望の周波数範囲における最適なノイズ整形特
性を達成することである。これは、シミュレーションを
実施する一方で、特定された領域内において種々のME
ANおよびSPREAD値により該領域を掃引すること
で達成され得る。
【0094】次に、図20および図21を参照して第1
ナイキスト領域を更に詳細に考察する。上記第1実施例
(13.5〜48.5MHzの通過帯域)と、第4実施
例(13.5〜48.5MHzのベースバンド)が考察
される。図20は、図14のグラフに包含された情報
を、最初の9個の回転成分から最初の20個の回転成分
へと拡張している。図20からは、利用可能な“ホー
ル”は特定の割合(fraction)である比率r/nに対応
することが理解され得る。例えば図14におけるホール
H1〜H3はそれぞれ、割合1/4、1/3および2/
5に対応する。他のホールは、1/5、2/7、3/
7、3/8などの対応割合を有している。従って、これ
らの割合は、可能的に良好な候補r/n比率を提供する
ことが期待され得る。図21の表は、候補r/n比率と
してこられの割合を更に詳細に考慮すると共に、図11
〜図13を使用したr値のグラフ式選択の有効性を確認
する一定のシミュレーション結果を与えるものである。
r/n=22.4/128〜r/n=56.5/128
の範囲における割合のみが検証されたが、これは、該範
囲が第1実施例に対する図15の相互変調グラフにおけ
る“ホール”の範囲だからである。
【0095】図21の表において、第1列はr/nに対
する各候補割合の分子NUMおよび分母DENを与えて
いる。列2は、セグメントの個数nが128である場合
に割合に対応するr値を表している。列3は、最低周波
数(DCを除く)を有する回転成分の周波数Fupper
示している。列4は、最初の数個の回転成分がマッピン
グされる各周波数を表している。ここでは最初のDC成
分までの各成分が(5個の成分の最大まで)表されてい
る。DCにマッピングされた一切の回転成分は省略され
る。実際、全ての第DEN番目の回転成分はDCへとマ
ッピングされる。列4において特定された各周波数は、
サンプリング周波数FDACの割合として表現される。列
3におけるFupperの値は列4における最低値割合の実
際の周波数、すなわち、出力信号周波数範囲の上限に最
も近い成分である。
【0096】列5および6は特に第4実施例(ベースバ
ンドの場合:0〜48.5MHz)に関し、且つ、列7
および8は特に第1実施例(第1ナイキスト領域におけ
る通過帯域:13.5〜48.5MHz)に関すると共
にシミュレーション結果を提供する。種々の候補割合値
の各々に対して多数(200回)のシミュレーションが
実施されたが、各シミュレーションにおけるDACの入
力は図14および図18に示された各周波数を有すると
共に均一に離間された8個のトーンであり、且つ、サン
プリング速度FDACは832MHzである。
【0097】各シミュレーションにおいて、DAC伝達
関数は1つの試行から次の試行へと入念に変更され、製
造に起因する1つのDACデバイスから次のDACデバ
イスへの予期固有伝達関数の変動性をシミュレーション
中へ要因として織り込んだ。各試行においては、帯域
(第4実施例に対しては0〜48.5MHz;第1実施
例に対しては13.5〜48.5MHz)に渡る任意の
単一の100KHzチャネルにおける最高(最悪の場
合)のノイズ・レベルが決定された。これらの最悪状態
ノイズ・レベルの平均(mean)が計算され(列5および
7)、且つ、これらの試行に渡るこれらの最悪状態ノイ
ズ・レベルの標準偏差(σ)も計算された(列6および
8)。DAC伝達関数の変動性は、ノイズ特性の標準偏
差に繋がる。図21の表から明らかなように、平均およ
びσの両者はr/nの種々の割合値に対して変化する。
ランダム回転が実行されたとき(表の最終行)、平均ノ
イズおよび標準偏差の数値はそれぞれ114.4dBお
よび3.2dBである。ランダム回転は、一切のノイズ
整形を無効化する、すなわち、全くノイズ・ピークを有
さない完全にフラットなノイズ平坦部分を有する広帯域
ノイズを生成する、という作用を有する。第4実施例
(ベースバンドの場合)において、回転が実行されたと
きの平均および標準偏差の数値は、“ランダム回転”の
場合よりも相当に悪いものからそれよりも相当に良好な
ものまで極めて広範に変化する。第1実施例(通過帯域
の場合)において、平均および標準偏差の数値の変動性
は少なく且つ全てが“ランダム回転”の場合よりも良好
である。
【0098】列9は、ベースバンドの場合における最悪
状態平均ノイズ・レベルを通過帯域の場合と比較して示
している。DENが比較的に小さい(9以下)とき、ベ
ースバンド・ノイズ特性は通過帯域ノイズ特性よりも相
当に低いことが理解され得る。これは、DENが小さい
ときに、相当に有意な低次回転成分が(ベースバンドの
場合における出力信号周波数範囲において)DCへとマ
ッピングされるからである。一方、DENが10以上で
ある場合、低次の回転成分(次数<DEN)はDCへと
マッピングされないことから、DENが増加するときに
ベースバンド特性は改善されると共にベースバンドの場
合と通過帯域の場合との間における平均ノイズ・レベル
の差は小さくなる(0.5dB以下)。但しDENが更
に増加するとFupperは低下し、ベースバンドおよび通
過帯域の場合の両者に対する出力信号範囲の上限に近い
ところへと最低周波数回転成分をもたらす。これの作用
は、その最低周波数成分の次数に依存する。もしそれが
高次の成分であれば、その作用は、低い次数の成分であ
った場合よりも損害は少ない。例えば、列4における記
述項が割合2/11、3/11および4/11と比較さ
れたとき、最低周波数成分(各場合における1/11F
DACもしくは75.6MHz)は、4/11に対する第
3成分、3/11に対する第4成分および2/11に対
する第5成分であることが観察され得る。従って、2/
11は3/11もしくは4/11よりも良好な選択であ
ることが期待されると共に、ベースバンドの場合(列
6)の標準偏差の数値はこれを裏付ける。概略的に、ベ
ースバンドの場合においては、最低周波数回転成分を可
能的な最高次数(すなわち、列4における可及的な右
方)とする割合を選択するのが望ましい。例えば、一定
のシステムに対して該例においてはFupper<62MH
zでは問題を引き起こすことが予期されるが、これは、
DC成分によりベースバンド特性が通過帯域特性よりも
悪化される(62−48.5(帯域の上方のマージン)
=13.5−0帯域(帯域の下方のマージン))という
同一の理由によるものである。そのような上方のマージ
ンは望ましい、と言うのも、任意の拡散によればF
upperにおけるノイズ成分は必然的に上記出力信号周波
数範囲の上記上限に近くもたらされるからである。
【0099】ところでそれは、高次回転成分(次数>
9)は第1実施例の場合においてノイズ特性にそれほど
影響しないからであり、従って、図14のグラフにおい
ては最初の9個の回転成分に対するラインL1〜L9の
みをプロットすることが妥当である。最適な全体ノイズ
数値は、r/n=3/14により第1実施例(ベースバ
ンド)に対し、且つ、r/n=2/7により第3実施例
(通過帯域)に対して獲得される。通過帯域の場合、5
/13も良好な選択である。平均ノイズ特性が良好であ
るべきだけでなく、ノイズ特性の標準偏差も良好である
べきだが、これはデバイス間のノイズ特性の変動性に対
する測定値である。例えば、64MHzにおけるノイズ
が許容され得る通過帯域の場合、5/13が選択され得
る。一方、もし64MHzにおいてノイズが許容されな
ければ、2/7が選択されねばならない。例えばセル式
通信システムにおいて、(例えば)13.5MHz〜4
8.5MHzの送信帯域において送信信号を発生すべく
上記DACが使用され得る。この場合、(例えば)5
3.5MHz〜88.5MHzの受信帯域が受信信号に
対して使用され得る。これが意味する処は、(上記DA
Cでは無く)システムは受信帯域におけるノイズに影響
されることから、この帯域内の各周波数にノイズ成分を
載置することは潜在的問題である、ということである。
従って、118.8MHzにおいては割合2/7に対す
るFupperが更に良好である。
【0100】図21の表における最後の2つの列10お
よび11は、両方の場合に対し、平均値から標準偏差σ
の2倍を減算することにより生成されるノイズ特性数値
(平均−2σ)を示している。従って、列10の各値
は、列5の値から列6の値の2倍を減算することにより
生成される。同様に、列11の各値は、列7の値から列
8の値の2倍を減算することにより生成される。最適な
列10の数値は、r/n=5/13もしくは3/14の
場合に獲得される。同様に、最適な列11の数値はr/
n=2/7もしくは5/13の場合に獲得される。
【0101】列10および11の値は、デバイス歩留ま
りと最低保証デバイス性能との間のトレード・オフを評
価する上でデバイスの製造者にとり有用なものである。
公知のデバイス歩留まり曲線に基づくと、例えば、列1
0および11の数値などの“平均−2σ”数値に基づい
て最低保証性能が見積られるなら、製造されたデバイス
の約95%は保証性能を満足しもしくはそれを超え、す
なわち、歩留まりは95%であることは公知である。
【0102】もし、“平均−2σ”数値を使用する代わ
りに、製造者が更に緩やかな“平均−3σ”数値に基づ
いて保証性能を見積るならば、歩留まりは例えば98.
5%まで僅かに増加されて単位コストは僅かに低減され
るが、見積られた性能も当然に低くなるので消費者に対
するデバイスの興味は低くなる。もし製造者が更に厳し
い“平均−σ”数値に基づいて保証性能を見積るなら
ば、歩留まりは例えば50%まで劇的に低下して単位コ
ストは倍加するが、見積り性能は更に高くなり、消費者
に対してデバイスは更に魅力的となる。本件の場合には
“平均−2σ”数値は相応なトレード・オフである、と
言うのも、これによれば消費者に対して魅力的な性能レ
ベル(例えば、r/n=5/13に対して120.4d
B)を与える一方で単位コストが経済的となる様に歩留
まりを好適に高く保持するからである。
【0103】列10および11の最終行においては、ラ
ンダム回転が実行された場合のDACに対する比較可能
な“平均−2σ”数値(108.0dB)が見られる。
これらの例における最適な候補割合により達成される改
善は略々12dBであるが、これは、DAC精度におい
ては余剰(extra)な2ビットであり、極めて重要な改
善である。
【0104】従って、図11〜図20に示されたような
グラフと、図21の表から収集される統計的情報とに基
づく分析を使用すると、任意の特定の状況において使用
されるべき良好なr/n値をシステマティックに選択す
ることが可能である。各グラフはコンピュータプログラ
ムに従い動作するコンピュータにより生成され得ると共
に、“ホール”は(印刷物でもしくは表示画面上で)手
動によりまたはコンピュータプログラムにより自動的に
特定されて整合され得る。
【0105】上述の各実施例は種々の変換サイクルにお
いて種々のr値を使用したが、全ての場合においてこれ
を行う必要はないことは理解されよう。各回転成分およ
び各相互変調積が全て、固定r値に依る回転により所望
の関心帯域にマッピングされるという実施例において
は、固定r値が使用され得る。また、図13に関して記
述されたセグメント回転ブロックはいわゆる“バレル・
シフタ(barrel shifter)”アーキテクチャを採用して
いるが、本発明の各実施例においては他の任意の適切な
セグメント回転ブロックの構成およびアーキテクチャが
使用され得ることも理解されよう。例えば、バタフライ
・シャッフラ・アーキテクチャ(butterfly shuffler a
rchitecture)もしくはツリー構造が採用され得る。代
替的に、そのようなバレル・シフタに対する必要性を回
避すべく、以下に説明されるように図5に示されたのと
は異なるアーキテクチャが採用され得る。
【0106】図5〜図13を参照して上述された各実施
例において、2進式入力ワードD1〜Dmは最初に2進
式サモメタデコーダ6により全体的にデコードされてサ
モメタコード化入力信号IT1〜ITnを導出する。こ
れらのサモメタコード化入力信号IT1〜ITnは次に
セグメント回転ブロック22により回転量rだけ全体的
に回転されることにより一群の回転済出力信号OT1〜
OTnを生成するが、これらの回転済出力信号は、n個
のセグメントにおいてそれぞれ提供された差動スイッチ
回路41〜4nに対する入力T1〜Tnとして機能する。
【0107】図22は、本発明を具現するDAC 20
0の代替的配置構成を示している。上記で論じた図5の
DACの各要素と同一もしくは密接に対応する図22の
DACの各要素は同一参照番号で表されると共に、これ
らの要素の記述は省略される。図22のDACにおいて
各セグメントは、図5に関して上述された定電流源2お
よびスイッチ4に加えてローカルデコーダ26を有して
いる。各セグメントにおけるスイッチ4は、該スイッチ
4に対してローカルデコーダ26から供給される個別対
応サモメタコード化信号Tにより制御される。
【0108】図22のDACは概略的に図5の回転制御
ブロック24と同様の回転制御ブロック24を含むが、
該実施例においては図5の2進式サモメタデコーダ6お
よびセグメント回転ブロック22は必要でない。各セグ
メントにおけるローカルデコーダ26は、回転制御ブロ
ック124から供給された回転量rを第1入力で受信す
ると共に、2進式入力ワードD1〜Dmを第2入力にて
受信する。
【0109】ローカルデコーダ26内に包含される回路
は、図23を参照して記述される。各ローカルデコーダ
は、加算器262および比較器264を備えている。上
記加算器は、上記ローカルデコーダの第1入力に適用さ
れた回転量rを一方の入力において受信すると共に、当
該セグメントに固有な事前割当セグメントIDを他方の
入力にて受信する。比較器264はその2つの入力にお
いて、上記ローカルデコーダの第2入力に適用された2
進式入力ワードD1〜Dmと、加算器262の出力ID
rotとを受信すると共に、そのセグメントに対するサモ
メタコード化信号Tを出力する。
【0110】次に、図22および図23に示されたDA
C 200の動作を記述する。該実施例においては、セ
グメントの個数nは128であり、且つ、回転量r(r
<n)の値は図5に関して上述された回路の各サイクル
において回転制御回路124により生成されるものとす
る。この実施例においては128個のセグメントが在る
ことから、2進式入力ワードD1〜Dmは7ビット幅で
あり、回転量rおよびローカル・セグメントIDもそう
である。128個のセグメントの各々には、値0〜12
7から選択された1つの固有IDが割当てられる。該I
Dは例えば、上記ローカルデコーダ内にハード配線され
る。
【0111】図5を図12と比較すれば理解され得るよ
うに、該実施例においては、2進式入力ワードD1〜D
mからサモメタコード化信号T1〜Tnへのデコードお
よびその回転の両者は、(図5におけるデコーダ6のよ
うに集中式2進/サモメタデコーダにより)“全体的”
には行われないが、その代わりにn個のセグメントの各
々の内部においてローカルに実施される。全てのセグメ
ントに対する回転量rは依然として、回転制御回路12
4により共通して生成される。
【0112】ローカルデコーダ26において、回転量r
は加算器262によりローカル・セグメントIDに対し
て加算される。上記加算器において発生した一切の繰上
げは無視されることから、加算の結果IDrotは127
を超えた後に0へと“ラップ・アラウンド”される(す
なわち、上記加算器はmod−128である)。該結果
IDrotは次に比較器264により2進式入力ワードD
1〜Dmと比較されて、そのセグメントに対する差動ス
イッチ回路4の状態を決定する。この例において、2進
式入力ワードが加算の結果よりも大きければ、比較器の
出力(T)はhigh(1)である。
【0113】上述のように128個のセグメントの各々
においてそのような不等号比較器(greater-than compa
rator)が使用されたとき、任意のサイクルにおいて各
セグメントの1つ(IDrot=127となるセグメン
ト)は常にOFF状態(T=0)である、と言うのも、
上記2進式入力ワードは127より大きくなり得ないか
らである。(上記スイッチ回路の差動電流切り換え特性
を考慮して)ゼロ・オフセットを維持すべく、常にON
状態(T=1)に維持される余剰“ダミー”セグメント
が含められる。これは127個のセグメントのみを使用
するよりも好都合である、と言うのも、その場合には各
セグメントにおいて単純なmod−128加算器の代わ
りにmod−127加算器が必要だからである。もし比
較器により不等号/等号比較(greater-than-or-equal
comparison)が代替的に実施されれば、各セグメントの
1つ(IDrot=0となるセグメント)は常にON状態
(T=1)であることから、余剰“ダミー”セグメント
は代替的にOFF状態(T=0)に維持されてゼロ・オ
フセットを達成する必要がある。
【0114】上述のように、各セグメントは0〜127
に渡るIDを有する。従って、回転量rが0である瞬間
を仮定すると、そのIDが2進式入力ワードより小さい
各セグメントは1にセットされたサモメタコード化信号
Tを有する。他の全てのセグメントは、0にセットされ
たサモメタコード化信号を有する。従って、該実施例に
おいて、一群の比較器264は図5の実施例の2進式サ
モメタデコーダ6と同一の基本機能を実施する。
【0115】各サイクルにおいてセグメントIDの各々
に対して非ゼロの回転量rを加算するとセグメントID
を量rだけ回転する作用があることから、先のサイクル
において起動された群と比較して、現在のサイクルにお
いては同一の2進式入力ワードに対して異なる群のセグ
メントが起動される。従って、一群の加算器262は、
図5のセグメント回転ブロック22と同一の基本機能を
実施する。図5の実施例と比較した図22の実施例の1
つの利点は、該実施例が、セグメントの個数が多くなっ
たときに重くなり得るバレル・シフタの必要性を回避す
ることである。
【0116】ところで、回転量rに対してセグメントの
IDを加算する代わりに回転量rからIDを減算して同
一の効果を達成することも可能である。減算は例えば、
セグメントIDを2の補数の形態で提供すると共にそれ
を回転量rに加算することにより達成され得る。図24
は図22における回転制御ブロック124の1つの可能
的実施方式を示し;これは図12に示された実施方式の
代替的実施方式であると共に図5のDACにおいても使
用され得る。図12の回転制御回路は、7ビット・レジ
スタ70 1〜704、マルチプレクサ72、第1ラッチ7
4、加算器76および第2ラッチ78を備えている。マ
ルチプレクサ72は、7ビット・レジスタ701〜704
のそれぞれの出力R1〜R4に接続されて出力R1〜R
4を受信する4個のデータ入力と、2個の選択信号S1
およびS2に接続されて該選択信号S1およびS2を受
信する2個の選択入力とを有している。マルチプレクサ
72は、選択信号S1およびS2に依存して自身の4個
のデータ入力R1〜R4の内の1つを選択する。第1ラ
ッチ74の出力(すなわち、データ入力R1〜R4の内
から選択されたもの)は第1ラッチ74を介し、加算器
76の1つの入力として提供される。上記加算器の出力
は、第2ラッチ78の入力へと提供される。第2ラッチ
78の出力は回転量rを提供するが、該回転量rはフィ
ードバックされて加算器76への別の入力として作用す
る。
【0117】図24の回転制御回路の動作において4個
のレジスタ701〜704に対してはそれぞれ、回転量r
に対する所定の4個の可能的値R1〜R4がロードされ
る。値R1〜R4は全てが異なるものでも良いが、2個
以上の値を同一ともし得る。これらの可能的値の1つ
は、マルチプレクサ選択信号S1およびS2として2個
の擬似ランダムビットを供給することで、マルチプレク
サ72により各変換サイクルにおいてランダムに選択さ
れる。該実施例において各可能的値は、平均して同一の
周波数により選択される。各可能的値は上述のように選
択され、所望の平均および拡散を与える。例えば、4
9、51、52および53の値を使用すると、51.2
5の平均(mean)および4の拡散(spread)が与えられ
る。ランダムに選択された値は次に、図12の第2加算
器54およびラッチ58と同様にして加算器76および
第2ラッチ78により蓄積され、上記回転制御回路の上
記出力における回転量rを提供する。
【0118】図24の例においては、4個のレジスタ7
1〜704が配置される。しかしながら、適切な任意の
個数のレジスタが使用され得る。レジスタ値R1〜R4
が事前設定されまたは必要に応じて各レジスタへとダイ
ナミックにロードされ得ることは理解されよう。ところ
で、もし極めて高速の動作が必要とされれば、各セグメ
ント用のローカルデコーダに対しては、各パラメータ
(セグメントID、回転量rおよび2進式入力ワードD
1〜Dm)の個々のビットに対する同一の基礎加算およ
び比較演算を実施する2個(以上)の回路部分が配置さ
れる。例えば第1回路部分はクロック信号の各立ち上が
りに応じて各上位側ビットに作用しても良く、且つ、第
2回路部分はクロック信号の各立ち下がりに応じて各下
位側ビットに作用可能である。上記2個以上の回路部分
はまた、所望であればパイプライン式で動作しても良
い。
【0119】そのようなパイプライン式ローカルデコー
ダの1つの例は、図25および図26を参照して記述さ
れる。図25は、第1回路部分261および第2回路部
分262を備えたローカルデコーダ回路260を示して
いる。回路部分261および262の各々は概略的に図2
3に関して上述された単一のローカルデコーダ26と同
様であることから、ここでは回路部分261および262
の更なる詳細説明は省略する。
【0120】該例においてローカルデコーダ260によ
り実施される演算は、第1回路部分261により実施さ
れる各下位側ビットに関する演算と、第2回路部分26
2により実施される各上位側ビットに関する演算とに分
割される。第1回路部分261は、回転量rの下位側ビ
ットr(lsb)、2進式入力ワードD1〜Dmの下位
側ビットD(lsb)、および、ローカル・セグメント
IDの下位側ビットID(lsb)のみを使用する。第
2回路部分262は、回転量rの上位側ビットr(ms
b)、2進式入力ワードD1〜Dmの上位側ビットD
(msb)、および、ローカル・セグメントIDの上位
側ビットID(msb)のみを使用する。図25に示さ
れたように、下位側ビット加算器2621から上位側ビ
ット加算器2622へとキャリー・ビットcarry−
addも通信される必要があり、且つ、下位側ビット比
較器2641から上位側ビット比較器2642へとキャリ
ー・ビットcarry−compが通信される必要があ
る。また、図26に関して記述されるタイミングを制御
すべく、エッジトリガ式ラッチL11、L12、L21
L22およびL31が含められる。
【0121】クロック・エッジAから始まり、下位側ビ
ット加算器2621は回転量rおよびローカル・セグメ
ントIDの下位側ビットr(lsb)およびID(ls
b)を加算する。この加算の結果IDrot(lsb)お
よびキャリー(carry−add)はそれぞれ、ラッ
チL11およびラッチL31によりクロック立ち下がりB
によりラッチされる。この時点において上記第2加算器
は、第1比較器264 1が第1加算のラッチ結果IDrot
(lsb)を各下位側データ・ビットD(lsb)と比
較するのと同時に、(第1回路部分261から受け渡さ
れたcarry−addビットを考慮して)回転量rお
よびローカル・セグメントIDの各上位側ビットr(m
sb)およびID(msb)の加算を開始する。第2加
算および第1比較の結果は次に、クロック立ち上がりC
にてそれぞれラッチL12およびL21によりラッチされ
る。この時点において、第1回路部分261は次の変換
サイクル用データに関する演算を開始し得る一方、第2
比較器2642は先の変換サイクルに関する演算を完了
する。
【0122】図25および図26の実施例は加算演算を
2つの下位演算“ADD lsbs”および“ADD
msbs”に分割する。これらの下位演算の各々は、r
およびIDの全てのビットに対して演算が実行されたと
きよりも少ないビットを包含することから、高いサイク
ル速度においてさえも半サイクル以内に各lsbに関す
る下位演算を完了し得る。このことは、2つの少ない下
位演算“COMP lsbs”および“COMP ms
bs”へと分割される比較演算に関しても同様である。
図26から明らかなように該実施例においては、“AD
D lsbs”は“COMP msbs”とオーバラッ
プするとともに“ADD msbs”は“COMP l
sbs”とオーバラップする。
【0123】この様にして、ローカルデコーダ260に
より実施される演算はパイプラインされ、1つの変換サ
イクルからの各演算は隣接サイクルからの各演算とオー
バラップする。図25および図26に関して記述された
ようにローカルデコーダを2個の回路部分261および
262に分割することにより得られる別の利点は、各下
位側ビット(lsbs)に関して動作する第1回路部分
261が、当該各セグメントの各セグメントIDがそれ
らの各下位側ビットにおいて同一のビット・パターンを
共有するという各セグメント間で共有されるということ
である。
【0124】例えば、8個の“グループ”として取り扱
われる128個のセグメントであって各々が16個の
“要素(emembr)”を備えた128個のセグメン
ト(各グループの各要素はlsbにおいて全て同一のI
Dを有する)を例に取ると、(lsb ID=000を
有する)第1グループはセグメント0、8、16、…、
120から成り、(lsb ID=001を有する)第
2グループはセグメント1、9、17、…、121から
成り、以下は、セグメント7、15、23、…、127
から成る(lsb ID=111を有する)第8グルー
プまで同様である。グループ毎には唯一個のlsbロー
カルデコーダ回路部分が必要とされ(各要素はそれ自体
のmsbローカルデコーダ回路部分を有し)、且つ、上
述の“carry−add”および“carry−co
mp”信号はそのグループの全ての要素へとルーティン
グされる。
【0125】この手法は、図23に関して上述された非
分割のローカルデコーダと比較して、(ゲート個数、電
力および面積に相当する)ロジックの約50%を節約し
得るものである。(3個のlsbと4個のmsbとを使
用した)16個のセグメントから成る8個のグループに
よれば、ゲート個数は8×(16×7N)=896Nか
ら8×(3N+16×4N)=536Nへと減少される
が、これはもとの60%である(40%が節約され
た)。
【0126】この節約は多数の少個数グループでは更に
大きくなる(例えば、8個の16グループでは、16×
(8×7N)=896Nから16×(4N+8×3N)
=448Nとなり、50%が節約される)が、少個数グ
ループの使用の魅力を減じる他の設計検討事項を考慮す
ることもある。本発明はDACに関して記述されたが、
当業者であれば、本発明はセグメント化アーキテクチャ
を有する任意のタイプの混合信号回路に対して適用可能
であることを理解し得よう。例えば本発明は、A/D変
換器、プログラマブル電流生成器に対し、且つ、セグメ
ント化アーキテクチャを有するミキサに対して適用され
得る。
【0127】図25および図26に関して上述されたパ
イプライン式回転回路は、混合信号回路におけるよりも
更に一般的な適用可能性を有する。例えば別実施例にお
いては、適用された制御信号に従いサモメタコード式で
制御されると共に回転量に従い回転される一群のディジ
タル信号を生成すべくディジタルのみの回路が必要とさ
れる。この場合にディジタル回路は、一群のディジタル
信号の1つを生成する図25の回転回路を各々が含むと
いう複数の信号生成回路を有している。
【0128】(付記1) 一連の動作サイクルを行うよ
うに働くディジタル回路およびアナログ回路を含む混合
信号回路であって、前記アナログ回路は、予め定められ
た所望範囲周波数における周波数を有する出力信号を協
働して生成する複数の回路セグメントを有し、且つ、前
記ディジタル回路は、前記サイクルの各々において、前
記セグメントのそれぞれに対して適用される一群のディ
ジタル信号を発生すべく作用可能なディジタル信号発生
手段と、rを関連サイクルに対する回転量とした場合、
各サイクルにおいて前記各セグメントに適用される各デ
ィジタル信号を、先のサイクルにおいて適用された各デ
ィジタル信号と比較して、r個のセグメントだけ回転す
る回転手段と、前記回転の結果として前記出力信号の周
波数スペクトル内に存在する各周波数成分である1つ以
上の各回転成分が、前記予め定められた所望範囲の外側
の、1つ以上の事前選択周波数へとまたは事前選択狭幅
帯域周波数へとマッピングされるように、前記サイクル
の各々に対する前記回転量rを設定する回転制御手段
と、を含むことを特徴とする混合信号回路。
【0129】(付記2) 付記1に記載の混合信号回路
において、前記回転制御手段は、実質的に全ての各回転
成分が、前記予め定められた所望範囲の外側の、1つ以
上の事前選択周波数へとまたは事前選択狭幅帯域周波数
へとマッピングされるように前記各サイクルに対する前
記回転量rを設定することを特徴とする混合信号回路。
【0130】(付記3) 付記1に記載の混合信号回路
において、前記回転制御手段は、前記予め定められた所
望範囲内における低次の各回転成分の個数を最小化すべ
く前記各サイクルに対する前記回転量rを設定すること
を特徴とする混合信号回路。 (付記4) 付記1または3のいずれかに記載の混合信
号回路において、前記回転制御手段は、低次の各回転成
分が前記予め定められた所望範囲の外側となる量を最大
化すべく前記各サイクルに対する前記回転量rを設定す
ることを特徴とする混合信号回路。
【0131】(付記5) 付記1〜4のいずれか1項に
記載の混合信号回路において、前記回転制御手段は、n
を前記セグメントの個数として、前記回転量rの平均値
が0.4nに等しいか或いはそれに近くなるように前記
各サイクルに対する前記回転量rを設定することを特徴
とする混合信号回路。 (付記6) 付記1〜4のいずれか1項に記載の混合信
号回路において、前記回転制御手段は、nを前記セグメ
ントの個数として、前記回転量rの平均値が0.5nに
等しいか或いはそれに近くなるように前記各サイクルに
対する前記回転量rを設定することを特徴とする混合信
号回路。
【0132】(付記7) 付記1〜4のいずれか1項に
記載の混合信号回路において、前記回転制御手段は、前
記回転量rの平均値が1より小さくなるように前記各サ
イクルに対する前記回転量rを設定することを特徴とす
る混合信号回路。 (付記8) 付記1〜7のいずれか1項に記載の混合信
号回路において、前記回転制御手段は、個々の前記サイ
クルに対して個々の回転量rを設定すべく作用可能であ
ることを特徴とする混合信号回路。
【0133】(付記9) 付記8に記載の混合信号回路
において、前記回転制御手段は、複数の予め定められた
異なる可能値の中から各回転量を選択することで個々の
サイクルに対して前記各回転量を拡散すべく作用可能な
拡散手段を含むことを特徴とする混合信号回路。 (付記10) 付記9に記載の混合信号回路において、
前記複数の予め定められた異なる可能値は整数値であ
り、且つ、前記各回転量の前記拡散は連続する前記各サ
イクルに渡る前記各回転量の平均値が非整数値であるよ
うなものであることを特徴とする混合信号回路。
【0134】(付記11) 付記9または10のいずれ
かに記載の混合信号回路において、前記拡散手段はラン
ダムまたは擬似ランダム式に選択を行うことを特徴とす
る混合信号回路。 (付記12) 付記9〜11のいずれか1項に記載の混
合信号回路において、前記拡散手段により採用される前
記予め定められた異なる可能値は、前記予め定められた
所望範囲におけるノイズ分散を改善すべく選択されるこ
とを特徴とする混合信号回路。
【0135】(付記13) 付記9〜12のいずれか1
項に記載の混合信号回路において、前記予め定められた
異なる可能値の各々は所定値の回転量であり、該所定値
の回転量に対して、その値に依る個別の回転から帰着す
る各最低次数回転成分は全てが前記予め定められた所望
範囲の外側にマッピングされることを特徴とする混合信
号回路。
【0136】(付記14) 付記9〜13のいずれか1
項に記載の混合信号回路において、前記予め定められた
異なる可能値の各々は所定値の回転量であり、該所定値
の回転量に対して、その値に依る個別の回転から帰着す
る任意の各回転成分であって前記予め定められた所望範
囲にマッピングされる任意の各回転成分は高次回転成分
であることを特徴とする混合信号回路。
【0137】(付記15) 付記10に記載の混合信号
回路において、前記各整数値は、前記平均値に近い連続
的な値であることを特徴とする混合信号回路。 (付記16) 付記1に記載の混合信号回路において、
前記回転制御手段は、比率r/nの平均値が以下の一群
の割合から選択された所定の割合に等しく或いは近くな
るように、前記各サイクルに対して前記回転量rを設定
することを特徴とする混合信号回路: 1/3、1/4、1/5、2/5、2/7、3/7、3
/8、2/9、3/10、2/11、3/11、4/1
1、5/12、3/13、4/13、5/13、3/1
4、および、4/15。
【0138】(付記17) 付記16に記載の混合信号
回路において、前記予め定められた所望範囲はベースバ
ンド内に在り、且つ、前記選択された割合は、7以上、
好適には10以上の分母を有することを特徴とする混合
信号回路。 (付記18) 付記16に記載の混合信号回路におい
て、前記予め定められた所望範囲はベースバンド内に在
り、且つ、前記選択された割合は、2/11、5/1
2、3/13、5/13、および、3/14の1つであ
ることを特徴とする混合信号回路。
【0139】(付記19) 付記16に記載の混合信号
回路において、前記予め定められた所望範囲は第1ナイ
キスト領域における通過帯域内に在り、且つ、前記選択
された割合は、2/7、5/12、5/13、および、
3/14の1つであることを特徴とする混合信号回路。 (付記20) 付記1〜19のいずれか1項に記載の混
合信号回路において、前記予め定められた所望範囲はベ
ースバンド内に在り、且つ、前記回転制御手段は、前記
比率r/nの平均値が20/128〜60/128の範
囲内であるように前記各サイクルに対して前記回転量r
を設定することを特徴とする混合信号回路。
【0140】(付記21) 付記1〜20のいずれか1
項に記載の混合信号回路において、前記予め定められた
所望範囲は第2ナイキスト領域における通過帯域内に在
り、且つ、前記回転制御手段は、前記比率r/nの平均
値が1/3、48/128または60/128に等しく
或いは近くなるように、前記各サイクルに対する前記回
転量rを設定することを特徴とする混合信号回路。
【0141】(付記22) 付記1〜21のいずれか1
項に記載の混合信号回路において、前記予め定められた
所望範囲は第3ナイキスト領域における通過帯域内に在
り、且つ、前記回転制御手段は、前記比率r/nの平均
値が8/128、32/128、48/128または5
1.2/128に近く、好適には32/128に近くな
るように、前記各サイクルに対する前記回転量rを設定
することを特徴とする混合信号回路。
【0142】(付記23) 付記1〜22のいずれか1
項に記載の混合信号回路において、前記回転手段および
前記ディジタル信号発生手段は協働して、各サイクルに
おいて各セグメントのそれぞれのIDを前記回転量rだ
け回転すべく作用可能なID回転手段と、セグメントの
回転済IDとデータ信号との比較に依存して、各セグメ
ントに対して前記ディジタル信号を発生すべく作用可能
な決定手段とを備えることを特徴とする混合信号回路。
【0143】(付記24) 付記23に記載の混合信号
回路において、前記各セグメントはローカルデコーダを
有し、該ローカルデコーダは、前記データ信号、前記回
転量r、および、前記セグメントに固有的に割当てられ
たセグメントIDを受信すべく接続され、前記ローカル
デコーダは各サイクルにおいて、割当てられた前記セグ
メントIDに依存する回転済ID信号であって先のサイ
クルにおける回転済ID信号から前記回転量rだけ異な
る回転済ID信号を生成し、且つ、前記回転済ID信号
と前記データ信号との比較に依存して、該ローカルデコ
ーダのセグメントに対して前記ディジタル信号を発生す
るように作用可能であることを特徴とする混合信号回
路。
【0144】(付記25) 付記24に記載の混合信号
回路において、該混合信号回路は第1および第2回路部
分を有し、前記第1回路部分は、1つ以上のセグメント
に対して、前記回転済ID信号の第1部分を生成すると
共に、前記回転済ID信号のその部分を前記データ信号
の第1部分と比較すべく作用可能であり、前記第2回路
部分は、前記1つ以上のセグメントに対して、前記回転
済ID信号の第2部分を生成すると共に、その部分を前
記データ信号の第2部分と比較すべく作用可能であり、
且つ、前記第2回路部分は前記回転済ID信号の前記第
2部分を生成する一方、前記第1回路部分は前記回転済
ID信号の前記第1部分を前記データ信号の前記第1部
分と比較することを特徴とする混合信号回路。
【0145】(付記26) 付記25に記載の混合信号
回路において、それぞれの前記回転済ID信号の第1部
分が同一であると共にそれぞれのデータ信号の第1部分
が同一である前記セグメントのグループに対して、共通
して1つの前記第1回路部分が配置されることを特徴と
する混合信号回路。 (付記27) 付記1〜26のいずれか1項に記載の混
合信号回路を含むことを特徴とするディジタル/アナロ
グ変換回路。
【0146】(付記28) 付記27に記載のディジタ
ル/アナログ変換回路において、前記各セグメントは電
流源回路または電流吸込回路を含み、前記出力信号は、
前記各セグメントの内で選択されたセグメントの電流源
/電流吸込回路により給電され、或いは、場合に応じて
吸込まれたそれぞれの電流を合計することにより導出さ
れ、前記各サイクルにおける前記各セグメントの選択
は、そのサイクルにおいて各セグメントに適用された前
記一群のディジタル信号に従って行われることを特徴と
するディジタル/アナログ変換回路。
【0147】(付記29) ディジタル回路およびアナ
ログ回路を含むと共に、一連の動作サイクルを行うよう
に働く混合信号回路において、前記アナログ回路は、予
め定められた所望範囲周波数内の周波数を有する出力信
号を協働して生成する複数の回路セグメントを有する混
合信号回路で使用されるノイズ整形方法であって、前記
各サイクルにおいて、前記各セグメントのそれぞれに適
用される一群のディジタル信号を発生する段階と、rを
関連サイクルに対する回転量とし、先のサイクルにおい
て適用されたディジタル信号と比較して、各サイクルに
おいて各セグメントに適用される各ディジタル信号をr
個のセグメントだけ回転する段階と、前記回転の結果と
して前記出力信号の周波数スペクトル内に存在する各周
波数成分である1つ以上の各回転成分が、前記予め定め
られた所望範囲の外側の、1つ以上の事前選択周波数へ
とまたは事前選択狭幅帯域周波数へとマッピングされる
ように、前記サイクルの各々に対する前記回転量を設定
する段階と、を備えることを特徴とするノイズ整形方
法。
【0148】(付記30) 付記1〜26のいずれか1
項に記載の混合信号回路により使用される回転量rを選
択する方法であって、周波数を表示する第1軸と、該第
1軸に直交すると共に前記回転量rを表示する第2軸と
を有するグラフをプロットする段階と、事前選択された
複数の低次数回転成分の各々に対し、前記グラフにおけ
る対応第1ラインを使用して、前記回転量rが変化せし
められるときに当該成分がマッピングされる個々の周波
数を表示する段階と、前記グラフにおいて前記第1軸に
沿い適切な位置にて前記第2軸の方向に延在する1つ以
上の対応第2ラインを使用して、前記出力信号の前記所
望周波数範囲における1つ以上の周波数を表示する段階
と、前記グラフにおいて、前記第2ラインの内で前記第
1ラインのいずれによっても交差されない部分を含む領
域を特定する段階と、そのようにして特定された領域に
対応する回転量rの範囲から、前記混合信号回路により
使用されるべき前記回転量rを選択する段階と、を備え
ることを特徴とする回転量を選択する方法。
【0149】(付記31) 付記1〜26のいずれか1
項に記載の混合信号回路により使用される回転量rを選
択する方法であって、周波数を表示する第1軸と、該第
1軸に直交すると共に前記回転量rを表示する第2軸と
を有するグラフをプロットする段階と、事前選択された
複数の有意な相互変調側波帯の各々に対し、前記グラフ
において対応する第1群のラインを使用して、前記回転
量が変更されるときに前記側波帯がマッピングされる個
々の周波数を表示する段階と、前記グラフにおいて前記
第1軸に沿い適切な位置にて前記第2軸の方向に延在す
る1つ以上の対応第2ラインを使用して、前記出力信号
の前記所望周波数範囲における1つ以上の周波数を表示
する段階と、前記グラフにおいて、前記第2ラインの内
で前記第1群のラインのいずれによっても交差されない
部分を含む領域を特定する段階と、そのようにして特定
された領域に対応する回転量rの範囲から、前記混合信
号回路により使用されるべき前記回転量を選択する段階
と、を備えることを特徴とする回転量を選択する方法。
【0150】(付記32) 付記1〜26のいずれか1
項に記載の混合信号回路により使用される回転量rを選
択する方法であって、周波数を表示する第1軸と、該第
1軸に直交すると共に前記回転量rを表示する第2軸と
を有する第1グラフをプロットする段階と、事前選択さ
れた複数の低次数回転成分の各々に対し、前記第1グラ
フにおける対応第1ラインを使用して、前記回転量rが
変化せしめられるときに当該成分がマッピングされる個
々の周波数を表示する段階と、前記第1グラフにおいて
該第1グラフの前記第1軸に沿い適切な位置にて該第1
グラフの前記第2軸の方向に延在する1つ以上の対応第
2ラインを使用して、前記出力信号の前記所望周波数範
囲における1つ以上の周波数を表示する段階と、前記第
1グラフにおいて、前記第2ラインの内で前記第1ライ
ンのいずれによっても交差されない部分を含む領域を特
定する段階と、周波数を表示する第1軸と、該第1軸に
直交すると共に前記回転量rを表示する第2軸とを有す
る第2グラフをプロットする段階と、事前選択された複
数の有意な相互変調側波帯の各々に対し、前記第2グラ
フにおいて対応する第1群のラインを使用して、前記回
転量rが変更されるときに前記側波帯がマッピングされ
る個々の周波数を表示する段階と、前記第2グラフにお
いて該第2グラフの前記第1軸に沿い適切な位置にて前
記第2グラフの前記第2軸の方向に延在する1つ以上の
対応第2ラインを使用して、前記出力信号の前記所望周
波数範囲における1つ以上の周波数を表示する段階と、
前記第2グラフにおいて、前記第2ラインの内で前記第
1群のラインのいずれによっても交差されない部分を含
む領域を特定する段階と、前記第1および第2グラフの
一方においてそのようにして特定された領域に対応する
回転量rの範囲から、前記混合信号回路により使用され
るべき前記回転量rを選択する段階と、を備えることを
特徴とする回転量を選択する方法。
【0151】(付記33) 付記32に記載の方法にお
いて、前記選択段階における前記回転量rは、前記第1
グラフで特定された領域に対応する回転量rの第1範囲
と、前記第2グラフで特定された領域に対応する回転量
rの第2範囲との両者に含められるように選択されるこ
とを特徴とする回転量を選択する方法。 (付記34) 付記30〜33のいずれか1項に記載の
方法において、さらに、オペレータによる分析のため
に、前記1つまたは各グラフを表示画面上に表示し、或
いは、該グラフを記録媒体に印刷する段階を備えること
を特徴とする回転量を選択する方法。
【0152】(付記35) 制御信号に依存して連続的
な動作サイクルにおいて一群の回転ディジタル信号を発
生し、前記群の内で所定状態を有する前記ディジタル信
号の個数と、回転量rとを特定し、前記サイクルの内で
先のサイクルにおける前記群に対して現在のサイクルに
おける前記群が回転される前記ディジタル信号の個数を
特定するディジタル信号発生回路であって、該ディジタ
ル信号発生回路は、複数の信号生成回路であって、各々
が自身に固有的に割当てられた回路IDを有すると共
に、各々が前記各サイクルにおいて、前記割当てられた
回路IDに依存する回転済ID信号であって先のサイク
ルにおける回転済ID信号から前記回転量rだけ異なる
回転済ID信号を生成すべく、且つ、前記回転済ID信
号と前記制御信号との比較に依存して前記ディジタル信
号をその信号生成回路に対し前記所定状態へと設定すべ
く、作用可能な複数の信号生成回路を備え、前記信号生
成回路の各々は、前記回転済ID信号の第1部分を生成
すると共に前記回転済ID信号の該部分を前記制御信号
の第1部分と比較すべく作用可能な第1回路部分と、前
記回転済ID信号の第2部分を生成すると共に該部分を
前記制御信号の第2部分と比較すべく作用可能な第2回
路部分と、を備え、且つ、前記第2回路部分は前記回転
済ID信号の前記第2部分を生成する一方、前記第1回
路部分は前記回転済ID信号の前記第1部分を前記制御
信号の前記第1部分と比較することを特徴とするディジ
タル信号発生回路。
【0153】(付記36) 付記35に記載のディジタ
ル信号発生回路において、1つの前記第1回路部分が、
それぞれの前記回転済ID信号の第1部分が同一である
と共に、それぞれのディジタル信号の第1部分が同一で
ある一群の前記セグメントに対して共通的に配置される
ことを特徴とするディジタル信号発生回路。 (付記37) 一連の動作サイクルを行うように働く混
合信号回路であって、予め定められた所望範囲周波数に
おける周波数を有する出力信号を協働して生成する複数
の回路セグメントを有するアナログ回路と、前記セグメ
ントのそれぞれに対して適用すべく一群のディジタル信
号を前記各サイクルにおいて発生するディジタル回路と
を備え、回転の結果として前記出力信号の周波数スペク
トル内に存在する各周波数成分である1つ以上の各回転
成分が、前記予め定められた所望範囲の外側の、1つ以
上の事前選択周波数へとまたは事前選択狭幅帯域周波数
へとマッピングされるように、各サイクルにおいて各セ
グメントに適用される各ディジタル信号は先のサイクル
において適用された各ディジタル信号と比較してr個の
セグメントだけ回転される、混合信号回路により使用さ
れるべき回転量rを選択する方法において使用されるコ
ンピュータプログラムであって、該プログラムは、周波
数を表す第1軸と、該第1軸に直交すると共に前記回転
量rを表す第2軸とを有するグラフをプロットするプロ
ットコード部分と、事前選択された複数の低次数回転成
分の各々に対し、前記グラフにおける対応第1ラインを
使用して、前記回転量rが変化せしめられるときに当該
成分がマッピングされる個々の周波数を表示する回転成
分表示コード部分と、前記グラフにおいて前記第1軸に
沿い適切な位置にて前記第2軸の方向に延在する1つ以
上の対応第2ラインを使用して、前記出力信号の前記所
望周波数範囲における1つ以上の周波数を表示する出力
信号表示コード部分と、を備えることにより、前記グラ
フにおいて、前記第2ラインの内で前記第1ラインのい
ずれによっても交差されない部分を含む領域の特定と、
そのようにして特定された領域に対応する回転量rの範
囲から、前記混合信号回路により使用されるべき前記回
転量rの選択と、を促進するコンピュータプログラムを
記憶するコンピュータ可読記録媒体。
【0154】(付記38) 一連の動作サイクルを行う
ように働く混合信号回路であって、予め定められた所望
範囲周波数における周波数を有する出力信号を協働して
生成する複数の回路セグメントを有するアナログ回路
と、前記セグメントのそれぞれに対して適用すべく一群
のディジタル信号を前記各サイクルにおいて発生するデ
ィジタル回路とを備え、回転の結果として前記出力信号
の周波数スペクトル内に存在する各周波数成分である1
つ以上の各回転成分が、前記予め定められた所望範囲の
外側の、1つ以上の事前選択周波数へとまたは事前選択
狭幅帯域周波数へとマッピングされるように、各サイク
ルにおいて各セグメントに適用される各ディジタル信号
は先のサイクルにおいて適用された各ディジタル信号と
比較してr個のセグメントだけ回転される、混合信号回
路により使用されるべき回転量rを選択する方法におい
て使用されるコンピュータプログラムであって、該プロ
グラムは、周波数を表す第1軸と、該第1軸に直交する
と共に前記回転量rを表す第2軸とを有するグラフをプ
ロットするプロットコード部分と、事前選択された複数
の有意な相互変調側波帯の各々に対し、前記グラフにお
いて対応する第1群のラインを使用して、前記回転量が
変更されるときに前記側波帯がマッピングされる個々の
周波数を表示する相互変調側波帯表示コード部分と、前
記グラフにおいて前記第1軸に沿い適切な位置にて前記
第2軸の方向に延在する1つ以上の対応第2ラインを使
用して、前記出力信号の前記所望周波数範囲における1
つ以上の周波数を表示する出力信号表示コード部分と、
を備えることにより、前記グラフにおいて、前記第2ラ
インの内で前記第1ラインのいずれによっても交差され
ない部分を含む領域の特定と、そのようにして特定され
た領域に対応する回転量rの範囲から、前記混合信号回
路により使用されるべき前記回転量の選択と、を促進す
るコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読
記録媒体。
【0155】(付記39) 一連の動作サイクルを行う
ように働く混合信号回路であって、予め定められた所望
範囲周波数における周波数を有する出力信号を協働して
生成する複数の回路セグメントを有するアナログ回路
と、前記セグメントのそれぞれに対して適用すべく一群
のディジタル信号を前記各サイクルにおいて発生するデ
ィジタル回路とを備え、回転の結果として前記出力信号
の周波数スペクトル内に存在する各周波数成分である1
つ以上の各回転成分が、前記予め定められた所望範囲の
外側の、1つ以上の事前選択周波数へとまたは事前選択
狭幅帯域周波数へとマッピングされるように、各サイク
ルにおいて各セグメントに適用される各ディジタル信号
は先のサイクルにおいて適用された各ディジタル信号と
比較してr個のセグメントだけ回転される、混合信号回
路により使用されるべき回転量rを選択する方法におい
て使用されるコンピュータプログラムであって、該プロ
グラムは、周波数を表示する第1軸と、該第1軸に直交
すると共に前記回転量rを表示する第2軸とを有する第
1グラフをプロットする第1プロットコード部分と、事
前選択された複数の低次数回転成分の各々に対し、前記
第1グラフにおける対応第1ラインを使用して、前記回
転量rが変化せしめられるときに当該成分がマッピング
される個々の周波数を表示する回転成分表示部分と、前
記第1グラフにおいて該第1グラフの前記第1軸に沿い
適切な位置にて該第1グラフの前記第2軸の方向に延在
する1つ以上の対応第2ラインを使用して、前記出力信
号の前記所望周波数範囲における1つ以上の周波数を表
示する第1出力信号表示コード部分と、周波数を表示す
る第1軸と、該第1軸に直交すると共に前記回転量rを
表示する第2軸とを有する第2グラフをプロットする第
2プロットコード部分と、事前選択された複数の有意な
相互変調側波帯の各々に対し、前記第2グラフにおいて
対応する第1群のラインを使用して、前記回転量rが変
更されるときに前記側波帯がマッピングされる個々の周
波数を表示する相互変調側波帯表示コード部分と、前記
第2グラフにおいて該第2グラフの前記第1軸に沿い適
切な位置にて前記第2グラフの前記第2軸の方向に延在
する1つ以上の対応第2ラインを使用して、前記出力信
号の前記所望周波数範囲における1つ以上の周波数を表
示する第2出力信号表示コード部分と、を備えることに
より、前記第1グラフにおいて、前記第2ラインの内で
前記第1ラインのいずれによっても交差されない部分を
含む領域の特定と、前記第2グラフにおいて、前記第2
ラインの内で前記第1ラインのいずれによっても交差さ
れない部分を含む領域の特定と、前記第1および第2グ
ラフの一方においてそのようにして特定された領域に対
応する回転量rの範囲から、前記混合信号回路により使
用されるべき前記回転量rの選択と、を促進するコンピ
ュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記録媒
体。
【0156】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、ディジタル/アナログ変換器などのセグメント化混
合信号回路におけるノイズ整形を改善することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記で論じたように先に考慮された電流制御式
DACの各要素を示す図である。
【図2】上記で論じたように図1のDACにおいて2進
入力ワードから如何にしてサモメタコード化制御信号が
導出されるかを説明すべく使用される表を示す図であ
る。
【図3】上記で論じたようにDACにおいて使用される
べく先に考慮されたセル配列回路の各要素を示す図であ
る。
【図4】上記で論じたように図3のセル配列回路におけ
る傾斜誤差および対称的誤差の発生を説明すべく使用さ
れた概略図である。
【図5】本発明を具現するDACの各要素を示す図であ
る。
【図6】図5のDACの動作を説明すべく使用される概
略図である。
【図7】セグメント回転が実行されないときの図5のD
ACの出力信号の周波数スペクトルを示す図である。
【図8】回転量r=1によりセグメント回転が実行され
るときの図5のDACの出力信号の周波数スペクトルを
示す図である。
【図9】回転量r=21によりセグメント回転が実行さ
れるときの図5のDACの出力信号の周波数スペクトル
を示す図である。
【図10】本発明の他の実施例にける出力信号の周波数
スペクトルを示す図である。
【図11】図10の出力信号の周波数スペクトルの拡大
部分を示す図である。
【図12】図5のDACの回転制御ブロックの構成の一
例を示すブロック図である。
【図13】図5のDACのセグメント回転ブロックの構
成を説明するために使用されるブロック図である。
【図14】出力信号周波数範囲が第1ナイキスト領域内
の通過帯域内に在るという第1実施例における回転成分
のマッピングを示すグラフを示す図である。
【図15】上記第1実施例における有意な相互変調側波
帯を示すグラフを示す図である。
【図16】出力信号周波数範囲が第2ナイキスト領域に
おける通過帯域内に在るという第2実施例における回転
成分のマッピングのグラフを示す図である。
【図17】上記第2実施例における有意な相互変調側波
帯を示すグラフを示す図である。
【図18】出力信号周波数範囲が第3ナイキスト領域に
おける通過帯域内に在るという第3実施例における回転
成分のマッピングを示すグラフを示す図である。
【図19】上記第3実施例における有意な相互変調側波
帯のグラフを示す図である。
【図20】図14に対応するが更なる高次の回転成分を
示す別のグラフを示す図である。
【図21】上記第1実施例と、出力信号周波数範囲がベ
ースバンド内に在るという第4実施例とに関する表を示
す図である。
【図22】本発明の他の実施例に係るDACの各要素を
示す図である。
【図23】図22のDACのローカルデコーダの構成の
一例を示すブロック図である。
【図24】図22のDACの回転制御ブロックの構成の
一例を示すブロック図である。
【図25】図23のローカルデコーダの代替実施例を示
すブロック図である。
【図26】図25のローカルデコーダ回路の動作を説明
する上で使用させるタイミング図である。
【符号の説明】
1,20,200…ディジタル/アナログ変換器(DA
C) 2…定電流源 21〜2n…電流源 41〜4n…差動スイッチ回路 6…2進式サモメタデコーダ 22…セグメント回転ブロック 24…回転制御ブロック 26…ローカルデコーダ 261…第1回路部分 262…第2回路部分 52…第1加算器 54…第2加算器 56…擬似乱数発生器 58…ラッチ 62…第1マルチプレクサ要素 64…第2マルチプレクサ要素 66…第3マルチプレクサ要素 701〜704…7ビットレジスタ 72…マルチプレクサ 74…第1ラッチ 76…加算器 78…第2ラッチ 124…回転制御部 260…ローカルデコーダ回路 262…加算器 2621…下位側ビット加算器 2622…上位側ビット加算器 264…比較器 2641…下位側ビット比較器 2642…上位側ビット比較器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月21日(2000.12.
21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】r値25および26の有意性(significan
ce)は、r/n=0.4となる理想値(少なくとも4x
オーバーサンプリングの特定の場合におけるもの)に近
いということである。この0.4という値は理想値であ
る、と言うのも、回転成分は全てが0.4FDACへ、ま
たは、0.2FDACへ、または、DCへとマッピングさ
れるからである。特に、成分1は0.4FDACへとマッ
ピングされ、成分2は0.2FDACへとマッピングされ
る(と言うのも、0.8=(0.5+0.3)FD AC
0.2(=0.5−0.3)FDACだからである)。成
分3は0.2FDACにおけるものである(と言うのも、
1.2(=0.5+0.7)FDAC→−0.2(=0.
5−0.7)FDAC→0.2FDACだからである)。成分
4→0.4FDA C(と言うのも、1.6(=0.5+
1.1)FDAC→−0.6(=0.5−1.1)FDAC
+0.6(=0.5+0.1)FDAC→+0.4(=
0.5−0.1)FDACだからである)。成分5はDC
へとマッピングされる(と言うのも、2.0(=0.5
+1.5)FDAC→−1.0(=0.5−1.5)FDAC
→+1.0(=0.5+0.5)FDAC→0(0.5−
0.5)FDACだからである)。このパターンは5個の
高次成分の群毎に反復され、すなわち、成分6〜10は
成分1〜5と同一の位置へとマッピングされ、以下同様
である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0111
【補正方法】変更
【補正内容】
【0111】図5を図22と比較すれば理解され得るよ
うに、該実施例においては、2進式入力ワードD1〜D
mからサモメタコード化信号T1〜Tnへのデコードお
よびその回転の両者は、(図5におけるデコーダ6のよ
うに集中式2進/サモメタデコーダにより)“全体的”
には行われないが、その代わりにn個のセグメントの各
々の内部においてローカルに実施される。全てのセグメ
ントに対する回転量rは依然として、回転制御回路12
4により共通して生成される。
フロントページの続き (72)発明者 サンジャイ アシュウィン−クマル ウメ ドブハイ パテル イギリス国,バークシャー アールジー1 8エイチエー,リーディング,スワンシ ー ロード 68 Fターム(参考) 5J022 AB06 AB09 BA02 CD03 CE01 CE05 CF00 CF08 CF09 5J064 AA01 BA03 BA06 BB13 BC07 BC08 BC18 BC21 BC29 BD01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の動作サイクルを行うように働くデ
    ィジタル回路およびアナログ回路を含む混合信号回路で
    あって、 前記アナログ回路は、予め定められた所望範囲周波数に
    おける周波数を有する出力信号を協働して生成する複数
    の回路セグメントを有し、且つ、 前記ディジタル回路は、 前記サイクルの各々において、前記セグメントのそれぞ
    れに対して適用される一群のディジタル信号を発生すべ
    く作用可能なディジタル信号発生手段と、 rを関連サイクルに対する回転量とした場合、各サイク
    ルにおいて前記各セグメントに適用される各ディジタル
    信号を、先のサイクルにおいて適用された各ディジタル
    信号と比較して、r個のセグメントだけ回転する回転手
    段と、 前記回転の結果として前記出力信号の周波数スペクトル
    内に存在する各周波数成分である1つ以上の各回転成分
    が、前記予め定められた所望範囲の外側の、1つ以上の
    事前選択周波数へとまたは事前選択狭幅帯域周波数へと
    マッピングされるように、前記サイクルの各々に対する
    前記回転量rを設定する回転制御手段と、を含むことを
    特徴とする混合信号回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の混合信号回路を含むこ
    とを特徴とするディジタル/アナログ変換回路。
  3. 【請求項3】 ディジタル回路およびアナログ回路を含
    むと共に、一連の動作サイクルを行うように働く混合信
    号回路において、前記アナログ回路は、予め定められた
    所望範囲周波数内の周波数を有する出力信号を協働して
    生成する複数の回路セグメントを有する混合信号回路で
    使用されるノイズ整形方法であって、 前記各サイクルにおいて、前記各セグメントのそれぞれ
    に適用される一群のディジタル信号を発生する段階と、 rを関連サイクルに対する回転量とし、先のサイクルに
    おいて適用されたディジタル信号と比較して、各サイク
    ルにおいて各セグメントに適用される各ディジタル信号
    をr個のセグメントだけ回転する段階と、 前記回転の結果として前記出力信号の周波数スペクトル
    内に存在する各周波数成分である1つ以上の各回転成分
    が、前記予め定められた所望範囲の外側の、1つ以上の
    事前選択周波数へとまたは事前選択狭幅帯域周波数へと
    マッピングされるように、前記サイクルの各々に対する
    前記回転量を設定する段階と、を備えることを特徴とす
    るノイズ整形方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の混合信号回路により使
    用される回転量rを選択する方法であって、 周波数を表示する第1軸と、該第1軸に直交すると共に
    前記回転量rを表示する第2軸とを有するグラフをプロ
    ットする段階と、 事前選択された複数の低次数回転成分の各々に対し、前
    記グラフにおける対応第1ラインを使用して、前記回転
    量rが変化せしめられるときに当該成分がマッピングさ
    れる個々の周波数を表示する段階と、 前記グラフにおいて前記第1軸に沿い適切な位置にて前
    記第2軸の方向に延在する1つ以上の対応第2ラインを
    使用して、前記出力信号の前記所望周波数範囲における
    1つ以上の周波数を表示する段階と、 前記グラフにおいて、前記第2ラインの内で前記第1ラ
    インのいずれによっても交差されない部分を含む領域を
    特定する段階と、 そのようにして特定された領域に対応する回転量rの範
    囲から、前記混合信号回路により使用されるべき前記回
    転量rを選択する段階と、を備えることを特徴とする回
    転量を選択する方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の混合信号回路により使
    用される回転量rを選択する方法であって、 周波数を表示する第1軸と、該第1軸に直交すると共に
    前記回転量rを表示する第2軸とを有するグラフをプロ
    ットする段階と、 事前選択された複数の有意な相互変調側波帯の各々に対
    し、前記グラフにおいて対応する第1群のラインを使用
    して、前記回転量が変更されるときに前記側波帯がマッ
    ピングされる個々の周波数を表示する段階と、 前記グラフにおいて前記第1軸に沿い適切な位置にて前
    記第2軸の方向に延在する1つ以上の対応第2ラインを
    使用して、前記出力信号の前記所望周波数範囲における
    1つ以上の周波数を表示する段階と、 前記グラフにおいて、前記第2ラインの内で前記第1群
    のラインのいずれによっても交差されない部分を含む領
    域を特定する段階と、 そのようにして特定された領域に対応する回転量rの範
    囲から、前記混合信号回路により使用されるべき前記回
    転量を選択する段階と、を備えることを特徴とする回転
    量を選択する方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の混合信号回路により使
    用される回転量rを選択する方法であって、 周波数を表示する第1軸と、該第1軸に直交すると共に
    前記回転量rを表示する第2軸とを有する第1グラフを
    プロットする段階と、 事前選択された複数の低次数回転成分の各々に対し、前
    記第1グラフにおける対応第1ラインを使用して、前記
    回転量rが変化せしめられるときに当該成分がマッピン
    グされる個々の周波数を表示する段階と、 前記第1グラフにおいて該第1グラフの前記第1軸に沿
    い適切な位置にて該第1グラフの前記第2軸の方向に延
    在する1つ以上の対応第2ラインを使用して、前記出力
    信号の前記所望周波数範囲における1つ以上の周波数を
    表示する段階と、 前記第1グラフにおいて、前記第2ラインの内で前記第
    1ラインのいずれによっても交差されない部分を含む領
    域を特定する段階と、 周波数を表示する第1軸と、該第1軸に直交すると共に
    前記回転量rを表示する第2軸とを有する第2グラフを
    プロットする段階と、 事前選択された複数の有意な相互変調側波帯の各々に対
    し、前記第2グラフにおいて対応する第1群のラインを
    使用して、前記回転量rが変更されるときに前記側波帯
    がマッピングされる個々の周波数を表示する段階と、 前記第2グラフにおいて該第2グラフの前記第1軸に沿
    い適切な位置にて前記第2グラフの前記第2軸の方向に
    延在する1つ以上の対応第2ラインを使用して、前記出
    力信号の前記所望周波数範囲における1つ以上の周波数
    を表示する段階と、 前記第2グラフにおいて、前記第2ラインの内で前記第
    1群のラインのいずれによっても交差されない部分を含
    む領域を特定する段階と、 前記第1および第2グラフの一方においてそのようにし
    て特定された領域に対応する回転量rの範囲から、前記
    混合信号回路により使用されるべき前記回転量rを選択
    する段階と、を備えることを特徴とする回転量を選択す
    る方法。
  7. 【請求項7】 制御信号に依存して連続的な動作サイク
    ルにおいて一群の回転ディジタル信号を発生し、前記群
    の内で所定状態を有する前記ディジタル信号の個数と、
    回転量rとを特定し、前記サイクルの内で先のサイクル
    における前記群に対して現在のサイクルにおける前記群
    が回転される前記ディジタル信号の個数を特定するディ
    ジタル信号発生回路であって、該ディジタル信号発生回
    路は、 複数の信号生成回路であって、各々が自身に固有的に割
    当てられた回路IDを有すると共に、各々が前記各サイ
    クルにおいて、前記割当てられた回路IDに依存する回
    転済ID信号であって先のサイクルにおける回転済ID
    信号から前記回転量rだけ異なる回転済ID信号を生成
    すべく、且つ、前記回転済ID信号と前記制御信号との
    比較に依存して前記ディジタル信号をその信号生成回路
    に対し前記所定状態へと設定すべく、作用可能な複数の
    信号生成回路を備え、 前記信号生成回路の各々は、 前記回転済ID信号の第1部分を生成すると共に前記回
    転済ID信号の該部分を前記制御信号の第1部分と比較
    すべく作用可能な第1回路部分と、 前記回転済ID信号の第2部分を生成すると共に該部分
    を前記制御信号の第2部分と比較すべく作用可能な第2
    回路部分と、を備え、且つ、 前記第2回路部分は前記回転済ID信号の前記第2部分
    を生成する一方、前記第1回路部分は前記回転済ID信
    号の前記第1部分を前記制御信号の前記第1部分と比較
    することを特徴とするディジタル信号発生回路。
  8. 【請求項8】 一連の動作サイクルを行うように働く混
    合信号回路であって、予め定められた所望範囲周波数に
    おける周波数を有する出力信号を協働して生成する複数
    の回路セグメントを有するアナログ回路と、前記セグメ
    ントのそれぞれに対して適用すべく一群のディジタル信
    号を前記各サイクルにおいて発生するディジタル回路と
    を備え、回転の結果として前記出力信号の周波数スペク
    トル内に存在する各周波数成分である1つ以上の各回転
    成分が、前記予め定められた所望範囲の外側の、1つ以
    上の事前選択周波数へとまたは事前選択狭幅帯域周波数
    へとマッピングされるように、各サイクルにおいて各セ
    グメントに適用される各ディジタル信号は先のサイクル
    において適用された各ディジタル信号と比較してr個の
    セグメントだけ回転される、混合信号回路により使用さ
    れるべき回転量rを選択する方法において使用されるコ
    ンピュータプログラムであって、 該プログラムは、 周波数を表す第1軸と、該第1軸に直交すると共に前記
    回転量rを表す第2軸とを有するグラフをプロットする
    プロットコード部分と、 事前選択された複数の低次数回転成分の各々に対し、前
    記グラフにおける対応第1ラインを使用して、前記回転
    量rが変化せしめられるときに当該成分がマッピングさ
    れる個々の周波数を表示する回転成分表示コード部分
    と、 前記グラフにおいて前記第1軸に沿い適切な位置にて前
    記第2軸の方向に延在する1つ以上の対応第2ラインを
    使用して、前記出力信号の前記所望周波数範囲における
    1つ以上の周波数を表示する出力信号表示コード部分
    と、を備えることにより、 前記グラフにおいて、前記第2ラインの内で前記第1ラ
    インのいずれによっても交差されない部分を含む領域の
    特定と、 そのようにして特定された領域に対応する回転量rの範
    囲から、前記混合信号回路により使用されるべき前記回
    転量rの選択と、を促進するコンピュータプログラムを
    記憶するコンピュータ可読記録媒体。
  9. 【請求項9】 一連の動作サイクルを行うように働く混
    合信号回路であって、予め定められた所望範囲周波数に
    おける周波数を有する出力信号を協働して生成する複数
    の回路セグメントを有するアナログ回路と、前記セグメ
    ントのそれぞれに対して適用すべく一群のディジタル信
    号を前記各サイクルにおいて発生するディジタル回路と
    を備え、回転の結果として前記出力信号の周波数スペク
    トル内に存在する各周波数成分である1つ以上の各回転
    成分が、前記予め定められた所望範囲の外側の、1つ以
    上の事前選択周波数へとまたは事前選択狭幅帯域周波数
    へとマッピングされるように、各サイクルにおいて各セ
    グメントに適用される各ディジタル信号は先のサイクル
    において適用された各ディジタル信号と比較してr個の
    セグメントだけ回転される、混合信号回路により使用さ
    れるべき回転量rを選択する方法において使用されるコ
    ンピュータプログラムであって、 該プログラムは、 周波数を表す第1軸と、該第1軸に直交すると共に前記
    回転量rを表す第2軸とを有するグラフをプロットする
    プロットコード部分と、 事前選択された複数の有意な相互変調側波帯の各々に対
    し、前記グラフにおいて対応する第1群のラインを使用
    して、前記回転量が変更されるときに前記側波帯がマッ
    ピングされる個々の周波数を表示する相互変調側波帯表
    示コード部分と、 前記グラフにおいて前記第1軸に沿い適切な位置にて前
    記第2軸の方向に延在する1つ以上の対応第2ラインを
    使用して、前記出力信号の前記所望周波数範囲における
    1つ以上の周波数を表示する出力信号表示コード部分
    と、 を備えることにより、 前記グラフにおいて、前記第2ラインの内で前記第1ラ
    インのいずれによっても交差されない部分を含む領域の
    特定と、 そのようにして特定された領域に対応する回転量rの範
    囲から、前記混合信号回路により使用されるべき前記回
    転量の選択と、を促進するコンピュータプログラムを記
    憶するコンピュータ可読記録媒体。
  10. 【請求項10】 一連の動作サイクルを行うように働く
    混合信号回路であって、予め定められた所望範囲周波数
    における周波数を有する出力信号を協働して生成する複
    数の回路セグメントを有するアナログ回路と、前記セグ
    メントのそれぞれに対して適用すべく一群のディジタル
    信号を前記各サイクルにおいて発生するディジタル回路
    とを備え、回転の結果として前記出力信号の周波数スペ
    クトル内に存在する各周波数成分である1つ以上の各回
    転成分が、前記予め定められた所望範囲の外側の、1つ
    以上の事前選択周波数へとまたは事前選択狭幅帯域周波
    数へとマッピングされるように、各サイクルにおいて各
    セグメントに適用される各ディジタル信号は先のサイク
    ルにおいて適用された各ディジタル信号と比較してr個
    のセグメントだけ回転される、混合信号回路により使用
    されるべき回転量rを選択する方法において使用される
    コンピュータプログラムであって、該プログラムは、 周波数を表示する第1軸と、該第1軸に直交すると共に
    前記回転量rを表示する第2軸とを有する第1グラフを
    プロットする第1プロットコード部分と、 事前選択された複数の低次数回転成分の各々に対し、前
    記第1グラフにおける対応第1ラインを使用して、前記
    回転量rが変化せしめられるときに当該成分がマッピン
    グされる個々の周波数を表示する回転成分表示部分と、 前記第1グラフにおいて該第1グラフの前記第1軸に沿
    い適切な位置にて該第1グラフの前記第2軸の方向に延
    在する1つ以上の対応第2ラインを使用して、前記出力
    信号の前記所望周波数範囲における1つ以上の周波数を
    表示する第1出力信号表示コード部分と、 周波数を表示する第1軸と、該第1軸に直交すると共に
    前記回転量rを表示する第2軸とを有する第2グラフを
    プロットする第2プロットコード部分と、 事前選択された複数の有意な相互変調側波帯の各々に対
    し、前記第2グラフにおいて対応する第1群のラインを
    使用して、前記回転量rが変更されるときに前記側波帯
    がマッピングされる個々の周波数を表示する相互変調側
    波帯表示コード部分と、 前記第2グラフにおいて該第2グラフの前記第1軸に沿
    い適切な位置にて前記第2グラフの前記第2軸の方向に
    延在する1つ以上の対応第2ラインを使用して、前記出
    力信号の前記所望周波数範囲における1つ以上の周波数
    を表示する第2出力信号表示コード部分と、を備えるこ
    とにより、 前記第1グラフにおいて、前記第2ラインの内で前記第
    1ラインのいずれによっても交差されない部分を含む領
    域の特定と、 前記第2グラフにおいて、前記第2ラインの内で前記第
    1ラインのいずれによっても交差されない部分を含む領
    域の特定と、 前記第1および第2グラフの一方においてそのようにし
    て特定された領域に対応する回転量rの範囲から、前記
    混合信号回路により使用されるべき前記回転量rの選択
    と、を促進するコンピュータプログラムを記憶するコン
    ピュータ可読記録媒体。
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