JP2001264076A - カーナビゲーション装置 - Google Patents
カーナビゲーション装置Info
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- JP2001264076A JP2001264076A JP2000078474A JP2000078474A JP2001264076A JP 2001264076 A JP2001264076 A JP 2001264076A JP 2000078474 A JP2000078474 A JP 2000078474A JP 2000078474 A JP2000078474 A JP 2000078474A JP 2001264076 A JP2001264076 A JP 2001264076A
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- Japan
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- multipath
- gps
- car navigation
- signal
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- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 GPS測位解の算出に於いてマルチパス信号
の影響を回避することのできるカーナビゲーション装置
を提供する。 【解決手段】 カーナビゲーション装置内部の演算部
は、地図データベースから、自車位置についてのマルチ
パスの起こり易さを示す情報(マルチパス影響度情報)
を読み込み、自車がマルチパスの起き易い場所に進入し
たと判定した場合には、GPS受信機から受け取った受
信C/N値に対して閾値Kを適用し、受信C/N値が閾
値Kを超えるGPS信号から得られる擬似距離のみを用
いて測位演算を実行する。
の影響を回避することのできるカーナビゲーション装置
を提供する。 【解決手段】 カーナビゲーション装置内部の演算部
は、地図データベースから、自車位置についてのマルチ
パスの起こり易さを示す情報(マルチパス影響度情報)
を読み込み、自車がマルチパスの起き易い場所に進入し
たと判定した場合には、GPS受信機から受け取った受
信C/N値に対して閾値Kを適用し、受信C/N値が閾
値Kを超えるGPS信号から得られる擬似距離のみを用
いて測位演算を実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPSを測位の手
段として使用するカーナビゲーション装置における、マ
ルチパス障害の防止に関する。
段として使用するカーナビゲーション装置における、マ
ルチパス障害の防止に関する。
【0002】
【従来の技術】カーナビゲーション装置において、GP
S受信機は、GPS衛星からの信号(GPS信号)を捕
捉及び復調して、GPS信号に含まれるGPSメッセー
ジを取得する。さらに、GPS受信機は、GPSメッセ
ージから取得したGPS衛星の位置情報をもとに、GP
S衛星とGPS受信機自身(自車)との距離(擬似距
離)を計測する。また、GPS受信機は、受信したGP
S信号について、受信C/N値(搬送波電力対雑音電力
比)の算出を行っている。
S受信機は、GPS衛星からの信号(GPS信号)を捕
捉及び復調して、GPS信号に含まれるGPSメッセー
ジを取得する。さらに、GPS受信機は、GPSメッセ
ージから取得したGPS衛星の位置情報をもとに、GP
S衛星とGPS受信機自身(自車)との距離(擬似距
離)を計測する。また、GPS受信機は、受信したGP
S信号について、受信C/N値(搬送波電力対雑音電力
比)の算出を行っている。
【0003】一方、カーナビゲーション装置は、GPS
受信機が計測した擬似距離を用いて幾何学的な方法によ
り自車の絶対位置(GPS測位解)を算出し、また、車
速パルスセンサ等の各センサ入力に基づくデッドレコニ
ング(推測航法)によっても自車位置の算出を行い、更
に、デジタル地図情報を使用してマップマッチングをも
実行し、これらの結果を総合的に判断して自車位置の推
定を行っている。ただし、自車がトンネル等のGPS信
号を受信できない場所に進入した場合は、GPSは利用
できないので、主にデッドレコニングによって自車位置
の推定が行われる。
受信機が計測した擬似距離を用いて幾何学的な方法によ
り自車の絶対位置(GPS測位解)を算出し、また、車
速パルスセンサ等の各センサ入力に基づくデッドレコニ
ング(推測航法)によっても自車位置の算出を行い、更
に、デジタル地図情報を使用してマップマッチングをも
実行し、これらの結果を総合的に判断して自車位置の推
定を行っている。ただし、自車がトンネル等のGPS信
号を受信できない場所に進入した場合は、GPSは利用
できないので、主にデッドレコニングによって自車位置
の推定が行われる。
【0004】また、デッドレコニングのための各センサ
は、自動車が静止しているかどうかを判断するためにも
用いられる。これらの各センサは、路面状況、車両重
量、温度変化等により誤差を生じるため、絶対位置(G
PS測位解)によって校正することが必要となる。
は、自動車が静止しているかどうかを判断するためにも
用いられる。これらの各センサは、路面状況、車両重
量、温度変化等により誤差を生じるため、絶対位置(G
PS測位解)によって校正することが必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】GPS信号の受信で
は、建物等が密集した地域に於いて、GPS受信機にG
PS衛星から直接到来する信号(直接波)だけでなく、
建物等で反射して到来する信号(マルチパス信号)が受
信されるマルチパスが問題となる。時刻tにおけるマル
チパス信号の強度S’(t)は、直接波の強度をS
(t)として、 S’(t)=A・S(t−t0) ただし、0<A<1,t0>0 と表される。すなわち、マルチパス信号は、直接波より
も強度が減少し、かつ、直接波よりも経路が長くなる分
だけ遅れて到来する。
は、建物等が密集した地域に於いて、GPS受信機にG
PS衛星から直接到来する信号(直接波)だけでなく、
建物等で反射して到来する信号(マルチパス信号)が受
信されるマルチパスが問題となる。時刻tにおけるマル
チパス信号の強度S’(t)は、直接波の強度をS
(t)として、 S’(t)=A・S(t−t0) ただし、0<A<1,t0>0 と表される。すなわち、マルチパス信号は、直接波より
も強度が減少し、かつ、直接波よりも経路が長くなる分
だけ遅れて到来する。
【0006】このように、マルチパス信号は直接波と経
路が異なるものであるため、このマルチパス信号によっ
て計測された擬似距離は誤ったものとなる。また、GP
S受信機は、受信したGPS信号がマルチパス信号であ
るか直接波であるかを認識することはできない。
路が異なるものであるため、このマルチパス信号によっ
て計測された擬似距離は誤ったものとなる。また、GP
S受信機は、受信したGPS信号がマルチパス信号であ
るか直接波であるかを認識することはできない。
【0007】すなわち、カーナビゲーション装置がマル
チパス信号の影響を受けると、誤ったGPS測位解が算
出され、その誤ったGPS測位解によって自車の位置が
決定されてしまう事態を生ずる。この場合、カーナビゲ
ーション装置の表示装置に表示された自車位置が突然別
の場所に移動してしまう、いわゆる位置飛びを起こすこ
とになる。このような位置飛びが起きると、正しい自車
位置が得られないばかりでなく、デッドレコニングのた
めの各センサの誤差を校正することもできないため、さ
らに自車位置の誤差が蓄積されることになる。
チパス信号の影響を受けると、誤ったGPS測位解が算
出され、その誤ったGPS測位解によって自車の位置が
決定されてしまう事態を生ずる。この場合、カーナビゲ
ーション装置の表示装置に表示された自車位置が突然別
の場所に移動してしまう、いわゆる位置飛びを起こすこ
とになる。このような位置飛びが起きると、正しい自車
位置が得られないばかりでなく、デッドレコニングのた
めの各センサの誤差を校正することもできないため、さ
らに自車位置の誤差が蓄積されることになる。
【0008】マルチパス信号は直接波と比較すると信号
の強度が低いため、GPS受信機又はアンテナの受信感
度をあらかじめ低く設計しておくことで、マルチパス信
号を受信しにくくしてマルチパス信号の影響を低減する
ことができる。しかし、この場合、受信機又はアンテナ
の受信感度が低いため、直接到来する信号に対しても受
信感度を下げることになり、カーナビゲーション装置と
しての総合的な自車位置推定の性能が低下する。
の強度が低いため、GPS受信機又はアンテナの受信感
度をあらかじめ低く設計しておくことで、マルチパス信
号を受信しにくくしてマルチパス信号の影響を低減する
ことができる。しかし、この場合、受信機又はアンテナ
の受信感度が低いため、直接到来する信号に対しても受
信感度を下げることになり、カーナビゲーション装置と
しての総合的な自車位置推定の性能が低下する。
【0009】本発明は、以上の問題に鑑みてなされたも
のであり、GPS測位解の算出に於いてマルチパス信号
の影響を回避することのできるカーナビゲーション装置
を提供することを目的とする。
のであり、GPS測位解の算出に於いてマルチパス信号
の影響を回避することのできるカーナビゲーション装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】その為請求項1に記載の
カーナビゲーション装置は、GPS信号の受信感度を変
化させる受信感度変更手段を備えて構成される。自車が
マルチパスの起こり易い場所に侵入した場合に、受信感
度変更手段によってGPS信号の受信感度を下げること
で、マルチパス信号の受信を回避することが可能であ
る。
カーナビゲーション装置は、GPS信号の受信感度を変
化させる受信感度変更手段を備えて構成される。自車が
マルチパスの起こり易い場所に侵入した場合に、受信感
度変更手段によってGPS信号の受信感度を下げること
で、マルチパス信号の受信を回避することが可能であ
る。
【0011】また、請求項2に記載のカーナビゲーショ
ン装置は、自車位置に応じてGPS信号の受信感度を変
化させる受信感度変更手段を備えて構成される。自車位
置に応じてGPS信号の受信感度を変化させることがで
きるので、自車がマルチパスの起こり易い場所に進入し
た場合にGPS信号の受信感度を低下させて、マルチパ
ス信号の受信を回避することが可能である。
ン装置は、自車位置に応じてGPS信号の受信感度を変
化させる受信感度変更手段を備えて構成される。自車位
置に応じてGPS信号の受信感度を変化させることがで
きるので、自車がマルチパスの起こり易い場所に進入し
た場合にGPS信号の受信感度を低下させて、マルチパ
ス信号の受信を回避することが可能である。
【0012】また、請求項3に記載のカーナビゲーショ
ン装置は、受信感度変更手段が、GPS信号の受信C/
N値に対する閾値を変化させることにより、該閾値を超
えたことにより自車位置の測位演算に用いるべきものと
して選択されるGPS信号の、該選択のための基準とし
ての受信感度を変化させる。すなわち、該閾値以上のG
PS信号のみが測位演算の対象として選択されるので、
該閾値を変化させることにより、GPS受信機自体の受
信感度は変しないものの、見かけ上の受信感度が変化す
る。
ン装置は、受信感度変更手段が、GPS信号の受信C/
N値に対する閾値を変化させることにより、該閾値を超
えたことにより自車位置の測位演算に用いるべきものと
して選択されるGPS信号の、該選択のための基準とし
ての受信感度を変化させる。すなわち、該閾値以上のG
PS信号のみが測位演算の対象として選択されるので、
該閾値を変化させることにより、GPS受信機自体の受
信感度は変しないものの、見かけ上の受信感度が変化す
る。
【0013】また、請求項4に記載のカーナビゲーショ
ン装置は、受信感度変更手段が、マルチパスが発生し易
い場所に於いて受信感度を低下させる。したがって、自
車がマルチパスの発生し易い場所に進入した場合に、マ
ルチパス信号の受信が回避される。
ン装置は、受信感度変更手段が、マルチパスが発生し易
い場所に於いて受信感度を低下させる。したがって、自
車がマルチパスの発生し易い場所に進入した場合に、マ
ルチパス信号の受信が回避される。
【0014】また、請求項5に記載のカーナビゲーショ
ン装置は、区分された場所毎に、マルチパスの発生のし
易さを表す情報を有する地図データベースを更に備えて
構成される。この場合、前記受信感度変更手段は、前記
地図データベースから、自車位置に基づいて得られる前
記マルチパスの発生のし易さを表す情報に基づいて受信
感度を変化させる。したがって、地図データベースから
得られる情報によって、確実にマルチパス信号の受信を
回避することができる。
ン装置は、区分された場所毎に、マルチパスの発生のし
易さを表す情報を有する地図データベースを更に備えて
構成される。この場合、前記受信感度変更手段は、前記
地図データベースから、自車位置に基づいて得られる前
記マルチパスの発生のし易さを表す情報に基づいて受信
感度を変化させる。したがって、地図データベースから
得られる情報によって、確実にマルチパス信号の受信を
回避することができる。
【0015】また、請求項6に記載のカーナビゲーショ
ン装置は、区分された場所毎にマルチパスの発生のし易
さを表す情報を有する地図データベースと、前記地図デ
ータベースに基づいてユーザーにマルチパスの発生し易
いことを通知する通知手段を備えて構成される。例え
ば、前記通知手段が、自車の現在位置がマルチパスの発
生し易い場所である場合に、表示画面上にアラームとし
てメッセージを出力することで、ユーザーにGPS測位
の精度が低下する可能性のあることを認識させることが
できる。
ン装置は、区分された場所毎にマルチパスの発生のし易
さを表す情報を有する地図データベースと、前記地図デ
ータベースに基づいてユーザーにマルチパスの発生し易
いことを通知する通知手段を備えて構成される。例え
ば、前記通知手段が、自車の現在位置がマルチパスの発
生し易い場所である場合に、表示画面上にアラームとし
てメッセージを出力することで、ユーザーにGPS測位
の精度が低下する可能性のあることを認識させることが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるカーナビゲ
ーション装置の構成を示すブロック図である。図1に示
すカーナビゲーション装置10は、GPSアンテナ6、
GPS受信機1、角速度サンサ2、車速パルスセンサ
3、演算部4及び地図データベース5によって構成され
る。
ーション装置の構成を示すブロック図である。図1に示
すカーナビゲーション装置10は、GPSアンテナ6、
GPS受信機1、角速度サンサ2、車速パルスセンサ
3、演算部4及び地図データベース5によって構成され
る。
【0017】GPS受信機1は、GPSアンテナ6で捉
えられたGPS信号の捕捉及び復調を行ってGPSメッ
セージを取得し、GPSメッセージから得られたGPS
衛星の位置情報をもとに擬似距離を計測する。このとき
GPS受信機1は、GPS受信機1内部に設けられた複
数の受信部(チャンネル)によって、同時に複数のGP
S信号の捕捉及び復調を行い、複数のGPS衛星に対す
る擬似距離の計測を行う。また、GPS受信機1は受信
したGPS信号についての受信C/N値の算出も行う。
えられたGPS信号の捕捉及び復調を行ってGPSメッ
セージを取得し、GPSメッセージから得られたGPS
衛星の位置情報をもとに擬似距離を計測する。このとき
GPS受信機1は、GPS受信機1内部に設けられた複
数の受信部(チャンネル)によって、同時に複数のGP
S信号の捕捉及び復調を行い、複数のGPS衛星に対す
る擬似距離の計測を行う。また、GPS受信機1は受信
したGPS信号についての受信C/N値の算出も行う。
【0018】更に、GPS受信機1は、捕捉したGPS
衛星毎に、受信C/N値、擬似距離及びGPSメッセー
ジを、演算部4に対して出力する。
衛星毎に、受信C/N値、擬似距離及びGPSメッセー
ジを、演算部4に対して出力する。
【0019】角速度センサ2は、自車の旋回方向の角速
度に応じた直流電圧を出力する。車速パルスセンサ3
は、自車の速度に応じたパルスを出力する。演算部4は
これらのセンサ入力をもとに、自車の移動方位と移動距
離を認識し、これらを積分してデッドレコニングを実行
する。
度に応じた直流電圧を出力する。車速パルスセンサ3
は、自車の速度に応じたパルスを出力する。演算部4は
これらのセンサ入力をもとに、自車の移動方位と移動距
離を認識し、これらを積分してデッドレコニングを実行
する。
【0020】地図データベース5は、道路を主体とした
地図情報をデジタルデータ化したものである。デジタル
データである地図データベース5は、カーナビゲーショ
ン装置10のメモリ上、ハードディスク等の磁気記録装
置上又はCD−ROM,DVD−ROM等の媒体上に納
められる。さらに、地図データベース5は、区分された
場所毎に、マルチパスの発生のし易さを示した情報(以
下、「マルチパス影響度情報」と呼ぶ)を有している。
地図情報をデジタルデータ化したものである。デジタル
データである地図データベース5は、カーナビゲーショ
ン装置10のメモリ上、ハードディスク等の磁気記録装
置上又はCD−ROM,DVD−ROM等の媒体上に納
められる。さらに、地図データベース5は、区分された
場所毎に、マルチパスの発生のし易さを示した情報(以
下、「マルチパス影響度情報」と呼ぶ)を有している。
【0021】図2は、地図データベース5に納められた
地図データとマルチパス影響度情報の関係を示してい
る。地図データベース5は、図2のように、格子状に区
分された場所毎にマルチパス影響度情報を備えている。
図2上の、格子状に区分された各場所の右下に記された
記号(LO〜L7)は、その場所についてのマルチパス
影響度情報を表している。このマルチパス影響度情報
(LO〜L7)は、マルチパスの発生のし易さを段階的
に表しており、LOはマルチパスの起きる可能性の無い
場所を表し、記号Lの添え字(1〜7)の値が大きくな
るほど、マルチパスの起きる可能性が大きい場所である
ことを表す。したがって、マルチパス影響度情報がL7
である場所が、マルチパスが発生する可能性が最も大き
い。
地図データとマルチパス影響度情報の関係を示してい
る。地図データベース5は、図2のように、格子状に区
分された場所毎にマルチパス影響度情報を備えている。
図2上の、格子状に区分された各場所の右下に記された
記号(LO〜L7)は、その場所についてのマルチパス
影響度情報を表している。このマルチパス影響度情報
(LO〜L7)は、マルチパスの発生のし易さを段階的
に表しており、LOはマルチパスの起きる可能性の無い
場所を表し、記号Lの添え字(1〜7)の値が大きくな
るほど、マルチパスの起きる可能性が大きい場所である
ことを表す。したがって、マルチパス影響度情報がL7
である場所が、マルチパスが発生する可能性が最も大き
い。
【0022】演算部4は、GPS受信機1から取得した
複数のGPS衛星に対する擬似距離をもとに、GPS測
位解を求める演算(測位演算)を繰り返し実行する。な
お、演算部4は、測位演算を開始する前に地図データベ
ース5から自車位置についてのマルチパス影響度情報を
読み込む。
複数のGPS衛星に対する擬似距離をもとに、GPS測
位解を求める演算(測位演算)を繰り返し実行する。な
お、演算部4は、測位演算を開始する前に地図データベ
ース5から自車位置についてのマルチパス影響度情報を
読み込む。
【0023】読み込んだマルチパス影響度情報がL4〜
L7の範囲にある場合、演算部4は、GPS受信機1か
ら送られるGPS衛星毎の受信C/N値を閾値Kと比較
する。このとき、受信C/N値が所定の閾値K以下のも
のがあった場合には、その受信C/N値に対応するGP
S信号から得た擬似距離は用いないで、その受信C/N
値が閾値Kを超えたGPS信号から得た擬似距離のみを
用いて測位演算を実行する。
L7の範囲にある場合、演算部4は、GPS受信機1か
ら送られるGPS衛星毎の受信C/N値を閾値Kと比較
する。このとき、受信C/N値が所定の閾値K以下のも
のがあった場合には、その受信C/N値に対応するGP
S信号から得た擬似距離は用いないで、その受信C/N
値が閾値Kを超えたGPS信号から得た擬似距離のみを
用いて測位演算を実行する。
【0024】一方、ここで読み込んだマルチパス影響度
情報がLO〜L3の範囲にある場合、演算部4は、受信
C/N値に対して閾値を適用しないで、GPS受信機1
から受け取った全ての擬似距離を用いて測位演算を実行
する。下記の表1は、以上で説明した、マルチパス影響
度情報と、受信C/N値に対して適用する閾値の関係を
示すテーブルである。
情報がLO〜L3の範囲にある場合、演算部4は、受信
C/N値に対して閾値を適用しないで、GPS受信機1
から受け取った全ての擬似距離を用いて測位演算を実行
する。下記の表1は、以上で説明した、マルチパス影響
度情報と、受信C/N値に対して適用する閾値の関係を
示すテーブルである。
【0025】
【表1】
【0026】表1に示すように、マルチパス影響度情報
がL4〜L7である場合には、受信C/N値に対して閾
値Kが適用され、マルチパス影響度情報がL0〜L3で
ある場合には、受信C/N値に対して閾値は適用されな
い(すなわち、閾値が0である)。ここで、閾値Kを使
用して、閾値Kより低い受信C/N値のGPS信号から
得られる擬似距離を用いないで測位演算を行うことは、
受信されたGPS信号のうち低い感度のものが排除され
ることを意味する。マルチパス信号は直接波よりも信号
の強度が低いので、演算部4は、マルチパス信号を排除
して測位演算を実行することになる。
がL4〜L7である場合には、受信C/N値に対して閾
値Kが適用され、マルチパス影響度情報がL0〜L3で
ある場合には、受信C/N値に対して閾値は適用されな
い(すなわち、閾値が0である)。ここで、閾値Kを使
用して、閾値Kより低い受信C/N値のGPS信号から
得られる擬似距離を用いないで測位演算を行うことは、
受信されたGPS信号のうち低い感度のものが排除され
ることを意味する。マルチパス信号は直接波よりも信号
の強度が低いので、演算部4は、マルチパス信号を排除
して測位演算を実行することになる。
【0027】すなわち、受信C/N値に対する閾値を閾
値0から閾値Kに増加させたことにより、低い強度のG
PS信号が排除され、GPS信号に対するみかけ上の受
信感度が低下する。
値0から閾値Kに増加させたことにより、低い強度のG
PS信号が排除され、GPS信号に対するみかけ上の受
信感度が低下する。
【0028】なお、以上の実施形態では、受信C/N値
に適用される閾値が0であるか或いはKであるかの2段
階である場合について説明したが、受信C/N値に対す
る多段階の閾値を設定し、段階的に表されるマルチパス
影響度情報に応じて受信C/N値に対する閾値を段階的
に切り替えるようにすることも可能である。また、以上
で説明した実施形態では、マルチパス影響度情報がL0
〜L7の8段階である場合について説明したが、これは
1例であり、マルチパス影響度情報を任意の段階で表す
ことは可能である。
に適用される閾値が0であるか或いはKであるかの2段
階である場合について説明したが、受信C/N値に対す
る多段階の閾値を設定し、段階的に表されるマルチパス
影響度情報に応じて受信C/N値に対する閾値を段階的
に切り替えるようにすることも可能である。また、以上
で説明した実施形態では、マルチパス影響度情報がL0
〜L7の8段階である場合について説明したが、これは
1例であり、マルチパス影響度情報を任意の段階で表す
ことは可能である。
【0029】また、演算部4によって、自車の現在位置
のマルチパス影響度情報が例えばL 4以上である場合
に、カーナビゲーショ装置に設けたアラームランプを点
灯させ或いはカーナビゲーション装置の表示画面上へ警
告表示を行うことで、ユーザーに対し、自車の現在位置
がマルチパスの発生し易い場所であることを認識させる
ことができる。演算部4において実行されるアプリケー
ションプログラムを、ユーザーからの設定に基づいて、
受信C/N値に対する閾値を変化させることができるよ
うに構成した場合、上記警告メッセージ等による警告が
あった場合にユーザーは、受信C/Nに対する閾値を切
り替えて、GPS信号に対する受信感度を変化させ、マ
ルチパス信号の受信を回避することができる。
のマルチパス影響度情報が例えばL 4以上である場合
に、カーナビゲーショ装置に設けたアラームランプを点
灯させ或いはカーナビゲーション装置の表示画面上へ警
告表示を行うことで、ユーザーに対し、自車の現在位置
がマルチパスの発生し易い場所であることを認識させる
ことができる。演算部4において実行されるアプリケー
ションプログラムを、ユーザーからの設定に基づいて、
受信C/N値に対する閾値を変化させることができるよ
うに構成した場合、上記警告メッセージ等による警告が
あった場合にユーザーは、受信C/Nに対する閾値を切
り替えて、GPS信号に対する受信感度を変化させ、マ
ルチパス信号の受信を回避することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカーナビ
ゲーション装置によれば、GPS信号に対する受信感度
を変化させることにより、マルチパス信号の受信を回避
することが可能である。その結果、所謂位置飛び等のマ
ルチパス障害が防止される。なお、本発明のカーナビゲ
ーション装置によれば、GPS受信機自体の受信感度を
変更して設計を行うこと無く、GPS信号に対する受信
感度を変化させることが可能である。
ゲーション装置によれば、GPS信号に対する受信感度
を変化させることにより、マルチパス信号の受信を回避
することが可能である。その結果、所謂位置飛び等のマ
ルチパス障害が防止される。なお、本発明のカーナビゲ
ーション装置によれば、GPS受信機自体の受信感度を
変更して設計を行うこと無く、GPS信号に対する受信
感度を変化させることが可能である。
【0031】また、本発明のカーナビゲーション装置
は、マルチパスが起き易い場所を自動的に認識し、効果
的にマルチパス信号の受信を回避することが可能であ
る。すなわち、本発明のカーナビゲーション装置によれ
ば、自車がマルチパスの起き易い場所に進入しているの
か或いはマルチパスが発生し易い場所から抜けたのかを
判定することができると共に、このような判定結果に基
づいてGPS信号に対する受信感度を変化させ、効果的
にマルチパス信号による影響を排除することが可能であ
る。また、地図データベースから得られる情報により、
自車位置がマルチパスの発生し易い場所である場合に
は、表示画面に警告表示を行うことで、ユーザーに対し
て自車がマルチパスの発生し易い場所にあることを認識
させることができ、この場合ユーザーは、GPS信号の
受信感度を変化させマルチパス信号の受信を回避するこ
とができる。
は、マルチパスが起き易い場所を自動的に認識し、効果
的にマルチパス信号の受信を回避することが可能であ
る。すなわち、本発明のカーナビゲーション装置によれ
ば、自車がマルチパスの起き易い場所に進入しているの
か或いはマルチパスが発生し易い場所から抜けたのかを
判定することができると共に、このような判定結果に基
づいてGPS信号に対する受信感度を変化させ、効果的
にマルチパス信号による影響を排除することが可能であ
る。また、地図データベースから得られる情報により、
自車位置がマルチパスの発生し易い場所である場合に
は、表示画面に警告表示を行うことで、ユーザーに対し
て自車がマルチパスの発生し易い場所にあることを認識
させることができ、この場合ユーザーは、GPS信号の
受信感度を変化させマルチパス信号の受信を回避するこ
とができる。
【図1】本発明によるカーナビゲーション装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】地図上の各地域とマルチパス影響度情報の対応
を表す図である。
を表す図である。
1 GPS受信機 2 角速度センサ 3 車速パルスセンサ 4 演算部 5 地図データベース 6 GPSアンテナ 10 カーナビゲーション装置
Claims (6)
- 【請求項1】 GPSを測位の手段として使用するカー
ナビゲーション装置であって、 GPS信号の受信感度を変化させる受信感度変更手段を
備えること、を特徴とするカーナビゲーション装置。 - 【請求項2】 前記受信感度変更手段は、自車位置に応
じてGPS信号の受信感度を変化させること、を特徴と
する請求項1に記載のカーナビゲーション装置。 - 【請求項3】 前記受信感度変更手段は、GPS信号の
受信C/N値に対する閾値を変化させることにより、該
閾値を超えたことにより自車位置の測位演算に用いるべ
きものとして選択されるGPS信号の、該選択のための
基準としての受信感度を変化させること、を特徴とする
請求項1又は請求項2に記載のカーナビゲーション装
置。 - 【請求項4】 前記受信感度変更手段は、マルチパスが
発生し易い場所に於いて受信感度を低下させること、を
特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のカ
ーナビゲーション装置。 - 【請求項5】 区分された場所毎に、マルチパスの発生
のし易さを表す情報を有する地図データベースを更に備
え、 前記受信感度変更手段は、前記地図データベースから、
自車位置に基づいて得られる前記マルチパスの発生のし
易さを表す情報に基づいて受信感度を変化させること、
を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の
カーナビゲーション装置。 - 【請求項6】 区分された場所毎に、マルチパスの発生
のし易さを表す情報を有する地図データベースと、 前記地図データベースに基づいてユーザーにマルチパス
の発生し易いことを通知する通知手段を備えること、を
特徴とするカーナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000078474A JP2001264076A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | カーナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000078474A JP2001264076A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | カーナビゲーション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001264076A true JP2001264076A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18595883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000078474A Pending JP2001264076A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | カーナビゲーション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001264076A (ja) |
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