JP2001354792A - 光界面フィルム - Google Patents
光界面フィルムInfo
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Abstract
どの光学機能材と接着して用いても十分な光界面機能を
発揮でき、光学的な界面機能を有する新しい光学機能材
料として有用な、光界面フィルムを提供する。 【解決手段】 透明な樹脂の内部に気泡を含有するフィ
ルムであって、該気泡の形状はフィルム面方向に長くて
フィルム厚み方向には薄い層状であり、かつフィルム厚
み方向の平均気泡数が0.8個ないし4.0個であるこ
とを特徴とする光界面フィルムである。
Description
のバックライトや照明装置などに好適に用いられる光界
面フィルムに関するものである。
の表示装置として、液晶を利用したディスプレイが数多
く用いられている。これらの液晶ディスプレイは、それ
自体は発光体でないために、裏側からバックライトを使
用して光を照射することにより発光表示を可能としてい
る。
バックライトの面全体が均一に発光する必要があるた
め、サイドライト型(エッジライト型とも呼ばれる)も
しくは直下型と呼ばれる面光源の構造をとっている。な
かでも、薄型・小型化が望まれるノート型パソコン等に
使用される薄型液晶ディスプレイ用途には、サイドライ
ト型、つまり画面に対し側端面から光を照射するタイプ
が適用されている。
を側方においただけではその周囲しか明るくならないた
め、光を面内に均一に伝搬させてから出射させる導光板
方式が採用されている。たとえば導光板の側面に蛍光管
やLEDなどの光源をおき、該導光板の側面から導光板
内部に光を導入して面内を伝搬させることによって面状
の光源としている。
光の指向性が得られないため、導光板から出射された光
束を拡散フィルム、プリズムシートなど多数の光学機能
フィルム材料によって出射方向を調整し均一化すること
が必要とされており、この結果、サイドライト型バック
ライトは、通常3〜5枚のフィルム材料から構成されて
いる。
フィルムは、不透明な白色フィルムとして知られてい
る。
ライト型バックライトに組込まれた多数のフィルムが光
拡散機能を発揮するためには、間に空気層を入れながら
重ね合わせて配置することが必要であるので、互いに接
着することができない。間に空気層を入れて固定するた
めには、それぞれのフィルムが十分な腰の強さを有する
ことが必要であるので、それぞれのフィルムが厚くなっ
てバックライト全体の厚みが厚くならざるを得ない。さ
らに、それぞれのフィルムを保持する枠が必要となり組
み立てるのに非常に手間がかかるし、また、わずかな寸
法変化でフィルムが波打つ浮き上がり現象が発生し輝度
の面内均一性が損なわれることとなり易い。
型化ニーズに対応した大面積の大型バックライトで深刻
な問題となっており、また、同時に明るい表示が求めら
れていることから光源から発生する熱も高温化するな
ど、ますますフィルムの浮き上がりが発生しやすくなっ
ている。
携帯機器に搭載されることが多いので、薄型化、軽量化
のニーズが強い。このため、可能な限りフィルムは薄
く、部品点数を少なくすることが望まれている。
光板と拡散フィルムやプリズムシートとの間に空気層を
存在させることが必要であって互いに接着することがで
きないという事に起因している。即ち、導光板表面に拡
散フィルムを接着すると、導光板の機能、すなわち光を
光源から遠い点まで伝搬するという機能が失われてしま
うためである。これは導光板の表面、言い換えれば導光
板と外部の大気の界面が光学的な界面として存在するこ
とによって導光板の機能が発現されるためである。
するため、導光板などの光学機能材と接着して用いても
十分な光界面機能を発揮でき、光学的な界面機能を有す
る新しい光学機能材料として有用な、光界面フィルムを
提供することを目的とする。
成するため、透明な樹脂の内部に気泡を含有するフィル
ムであって、該気泡の形状はフィルム面方向に長くてフ
ィルム厚み方向には薄い層状であり、かつフィルム厚み
方向の平均気泡数が0.8個ないし4.0個であること
を特徴とする光界面フィルムとしたものである。
含有する光界面層と、実質的に気泡を含有しない光透過
層との、すくなくとも2つの層からなる積層フィルムで
あって、光界面層中に含有される気泡の形状はフィルム
面方向に長くてフィルム厚み方向には薄い層状であり、
かつフィルム厚み方向の平均気泡数が0.8個ないし
4.0個であることを特徴とする光界面フィルムとした
ものである。
層を介在させずに設置しても、光学的に平面状の界面が
発揮する光界面機能と同等の機能を発揮することができ
るように、その機能発揮のための構造がフィルム内部に
内包されている新しい光学機能材料であり、まずその作
用について説明する。
バックライトの機構について説明する。
アクリル樹脂や環状ポリオレフィン樹脂等の透明樹脂を
面状に成形した導光板が用いられる。この導光板裏面に
は光源から遠ざかるにつれて密度が上がるような凹凸や
印刷網点が設けられているが、表面は一般に平滑な面と
なっている。
されて導光板の側端面から導光板内部に光束が導入され
るが、導光板表面に到達した光束は、光の進行方向、透
明樹脂の屈折率、周囲の空気の屈折率の関係から大部分
は臨界反射条件を満足するため全反射し、外部に出射さ
れずに導光板内部を伝搬していく。
板裏面に設けられた凹凸や印刷網点に到達した光束は、
臨界反射条件が崩れるため屈折や反射し導光板外部に出
射される。そこで、凹凸や印刷網点の形状や濃度、その
分布や配置を工夫すること、すなわち光源に近いところ
では粗に、遠ざかるに従って密にしておくことで、面内
で均一な明るさを得ている。
は、平滑に成形された導光板表面に別の樹脂やフィルム
を接着あるいは密着させてしまうと上記の臨界反射条件
が崩れ、導光板内部で光を伝搬させることが出来なくな
るため面内の均一な明るさが得られなくなる。
り、またその表面には必ず空気層が必要であるので、光
拡散フィルムなどの他の光学機能フィルムを導光板に接
着することは不可能であった。
うな多くの問題を抱えていた。例えば、光拡散機能を発
揮するためには5μmないし20μm程度のフィルム厚
さでも満足できるにもかかわらず、光拡散フィルムに自
己支持性が必要なために100μm以上の厚さが必要と
なっている。このため、従来技術では、液晶ディスプレ
イの特徴の一つである「薄さ」を損なうとともに光効率
も低下させてしまっている。導光板と光拡散フィルムの
それぞれの表面に傷をつけることのないように、それぞ
れを注意深く取り扱わなければならない。導光板と光拡
散フィルム等を固定するために枠が必要である。したが
って多くの手間がかかりバックライトの生産性が低下し
ている。光源の熱によるフィルムの変形がバックライト
の輝度ムラを引き起こす。
光拡散フィルム等を導光板に接着することができれば一
気に解消することができるものである。本発明の光拡散
フィルムでは、フィルム内部に気泡が存在し、しかもそ
の気泡の形状と個数を最適化しているので、導光板の表
面に空気層が存在しなくても、導光板と空気との界面と
同じ光学的な効果を発揮することができるものである。
の実施態様がある。すなわち1つは、透明な樹脂の内部
に気泡を含有するフィルムであって、該気泡の形状はフ
ィルム面方向に長くてフィルム厚み方向には薄い層状で
あり、かつフィルム厚み方向の平均気泡数が0.8個な
いし4.0個であることを特徴とする光界面フィルムで
ある。もう1つは、透明な樹脂の内部に気泡を含有する
光界面層と、実質的に気泡を含有しない光透過層との、
すくなくとも2つの層からなる積層フィルムであって、
光界面層中に含有される気泡の形状はフィルム面方向に
長くてフィルム厚み方向には薄い層状であり、かつフィ
ルム厚み方向の平均気泡数が0.8個ないし4.0個で
あることを特徴とする光界面フィルムである。
樹脂などの透明な樹脂と該樹脂に非相溶な樹脂および/
または無機粒子とを主たる構成成分とし、溶融押出しし
てシートを成形した後、少なくとも一軸方向、好ましく
は二軸方向に延伸することにより非相溶樹脂および/ま
たは無機粒子を核としたボイドを形成させることによっ
て得ることができる。また、透明な樹脂を溶融押出する
際に発泡剤を添加しておいて溶融押出ししてシートを成
形した後、後段の熱処理等によって発泡剤のガス化によ
る内圧で気泡を生成させる方法や、透明な樹脂を溶融押
出する際に超臨界状態で炭酸ガス等のガスを溶解せしめ
ておき、大気中に押出してシートを成形する際に、溶解
したガスを気化させて気泡を生成させる方法を採用する
こともできる。
方向に長くてフィルム厚み方向には薄い層状であること
が必要である。このような形状の気泡とすることによっ
て、光界面効果が発現する。
ような溶融押出ししたシートを少なくとも一軸方向、好
ましくは二軸方向に延伸することによって得ることが出
来る。したがって、本発明に用いる透明な樹脂としては
二軸延伸性を持つものが好ましく、例示するなら、ポリ
エステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂
等が挙げられ、耐熱性や透明性の点から特にポリエステ
ル樹脂が好ましく用いられる。
フタレート、ポリエチレン−2、6−ナフタレート、ポ
リプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、1、4シクロヘキサンジメタノールを共重合成分
としたポリエステルおよびこれらの共重合体などを用い
ることができる。共重合される酸成分、ジオール成分と
しては芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸、脂環
族ジカルボン酸、スルホン酸金属塩基含有ジカルボン
酸、炭素数3〜25のアルキレングリコール、ポリアル
キレングリコールなどを用いることができるが、特にこ
れに限定されるものではない。これらのうち、透明性、
経済性、ボイド形成性などの観点からポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン−2、6−ナフタレートが特
に好ましい。
ステル樹脂と非相溶な樹脂とは、混練後、シート化した
状態において相分離構造を示す樹脂であって、代表的な
ものとしてポリオレフィン樹脂を用いることができる。
具体的には、低密度〜高密度のポリエチレン、アイソタ
クチック、アタクチック、シンジオタクチックのポリプ
ロピレン、ポリメチルペンテン、ポリスチレンなどを用
いることができる。これらの非相溶樹脂は、ポリエステ
ル樹脂中に分散配合されるが、気泡(ボイド)を形成す
る上において非相溶度が高く、熱変形温度が高いポリメ
チルペンテンが最も好ましい。その配合比率は、ボイド
形成性と光透過性をできるだけ阻害しない点から通常は
3重量%以上30重量%以下、好ましくは5重量%以上
25重量%以下、更に好ましくは7重量%以上20重量
%以下であるのが望ましい。
リエステルフィルムでは、延伸されることにより非相溶
樹脂を核とした層状の微細な気泡が形成され、ポリエス
テル樹脂と気泡との界面などが光界面素子となり、該光
界面素子が連続していなくても該光界面素子の配列を制
御することによって導光板表面に空気層が存在する場合
と実質的に同等の光界面機能を発揮することができる。
泡は、フィルム厚み方向の平均気泡数が0.8個ないし
4.0個で配列することが必要である。
は、フィルムの任意の10点についてフィルムの断面写
真を撮影し、それぞれの測定点において任意の位置にフ
ィルム厚み方向に平行な直線をフィルム厚み全長にわた
って引いたときに該直線と交叉する気泡の数を数え、そ
れを平均した値として得られるものである。
効果が小さくなり、4.0個を越えると気泡での光反射
が無視できなくなり光線透過率が低下する。この観点か
ら平均気泡数の好ましい範囲は、1.0個ないし2.0
個である。
ィルム全体の厚みや組成で制御する方法や、実質的に気
泡を含まない樹脂層と積層された気泡含有層とを積層さ
せた構成として、気泡含有層の厚みや組成で制御する方
法が挙げられる。
70%以上、さらに好ましくは85%以上であることが
バックライトとしたときの明るさの点で好ましい。また
ヘイズは15%以下、さらには5%以下であることが光
学機能設計がしやすい点で好ましい。
向から観察したときに、長径が3〜20(μm)、短径
が0.01〜3(μm)程度のものが光拡散効果の点で
好ましく、扁平度、すなわち長径を短径で除した値が1
0以上である場合に光界面効果が高く好ましい。さらに
好ましくは扁平度が20以上である。しかし、扁平度が
1000を越えると層間剥離がおきやすくなり好ましく
ない場合もある。なお、本発明においては気泡はフィル
ム面方向に長くフィルム厚み方向に薄いので、気泡の扁
平度を求める際には、フィルム面方向の径を長径とし、
フィルム厚み方向の径を短径とすればよい。
のが好ましく、そのボイド形成率は、該層において10
%以上60%以下、好ましくは15%以上55%以下で
あることが機械強度や生産性の点で好ましい。
効果が失われない範囲内で各種の添加剤を加えることが
できる。具体的には、有機、無機の微粒子、顔料、染
料、蛍光増白剤、酸化防止剤、耐熱剤、耐光剤、耐候
剤、帯電防止剤、離型剤などを用いることができる。こ
れらの中で蛍光増白剤の添加はより明るいバックライト
が得られる点で好ましい。蛍光増白剤は、上記樹脂成分
に対し重量比で0.01〜1重量%程度添加するのが好
ましい。
に実質的に気泡を含有しない層を1層積層すること、あ
るいはその両面に2層積層することが機械強度やハンド
リング性の点で好ましい。この実質的に気泡を含有しな
い層を構成する材料としては上記のポリエステル樹脂が
好ましく、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレン
−2、6−ナフタレートが好ましい。特に1、4シクロ
ヘキサンジメタノールを共重合したポリエステル樹脂
は、より透明性に優れるので散乱光のロスを少なくでき
特に好ましい。またこの層中には、本発明の効果が失わ
れない範囲内で上述微細気泡含有層の添加剤として挙げ
たような各種の添加剤を使用することもできる。
場合は実質的に気泡を含有しない層)にはすべり性に代
表されるハンドリング性を付与するために有機、無機の
添加剤を添加することができるが、できるだけ光のロス
を抑えるためにポリエステル樹脂との屈折率差を考慮し
て有機系の微粒子とすることが好ましい。また、表面に
はポリエステル樹脂より屈折率の小さい層を設けること
により、光拡散フィルム表面での反射によるロスを軽減
することができる。このような層としてはアクリル樹脂
層が好ましく、これをコーティング、特に本発明のフィ
ルムを製造する工程内で塗布する、いわゆるインライン
コーティングによって設けることが好ましい。用いられ
るアクリル樹脂は、特に限定されないが、メチルメタク
リレートのようなアルキルメタクリレート、アクリル酸
およびそのアルキルエステル、アクリルアミドなどを主
たる構成成分とするアクリル共重合体が好ましく、特に
フッ素を含有するアクリレートモノマーを共重合したも
のが好ましい。
定されるものではないが、気泡を含有する層の厚みは、
光界面効果の点から1μmないし10μmとすることが
好ましい。
の光学機能層を形成させることにより更なる効果を発揮
することができる。例えば、光拡散層や微細プリズム配
列層、反射性偏光層、導光層などを塗布などにより形成
すること、あるいはそれらの光学機能層を積層フィルム
として形成することが好ましい。
形を持つアクリルビーズやガラスビーズを含有した樹脂
を平均1μm〜20μmの厚さでコーティングし表面に
凹凸を形成した層、屈折率の異なる透明物質を透明樹脂
に分散させた層などが挙げられる。また微細プリズム配
列層としては、頂角50度〜120度、好ましくは80
度〜100度の微細三角プリズムを隙間なく配列した層
であって紫外線硬化性樹脂等で形成した層や熱可塑性樹
脂組成物で形成した層が挙げられる。さらにまた反射性
偏光層としては、屈折率異方性の異なる層を互い違いに
数百層積層した層や屈折率異方性をもつ扁平粒子を実質
的に複屈折のない層に分散させた層、実質的に等方性の
扁平粒子を屈折率異方性をもつ層に分散させた層、ある
いはそれらの組み合わせなどが挙げられる。
面に形成するためには、易接着層を光界面フィルムの表
面に形成することもこのましく、易接着層には、公知の
方法で用いられる樹脂、たとえばアクリル樹脂、メラミ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、およびそれらの混合物を用
いることができる。
ディスプレイを使用する分野においてバックライト部材
として有効に活用できるものであるが、反射型表示器用
フロントライトや、更には電飾看板用などにも好適に使
用できるものである。
用い、フィルムの任意の10点についてフィルムの断面
(切断面は、フィルム面に対して垂直であれば、フィル
ム面方向に関しては任意とする)を観察して写真を撮影
し、それぞれの写真において任意の位置にフィルム厚み
方向に平行で、フィルム厚さ全長にわたる直線を引いた
ときに、該直線が交叉する気泡の数を求め、それを平均
した値として得られる。
し、切断面はフィルム面に垂直でフィルム長手方向に平
行な面と、切断面はフィルム面に垂直でフィルム長手方
向に直角の方向について気泡含有層を観察し、形成され
たボイドの長径と短径を測定する。測定はそれぞれの方
向で気泡30個ずつ(合計60個)についておこない、
その平均値を求める。扁平度は、それぞれの気泡につい
て長径を短径で除した値を求め、その平均値を求める。
イザにかけて単位断面積あたりのボイド総面積を求め、
ボイド率を算出した。 D.全光線透過率、ヘイズ 全自動直読ヘーズコンピューターHGM−2DP(スガ
試験機(株)製)を用い全可視光透過率とヘイズを測定
した。
刷を施し、その端面から6Wの蛍光管により照明した。
このとき、蛍光管は光ロスが生じないように導光板方向
以外はリフレクターフィルムでカバーし、また、導光板
の下面(網点を印刷した面)および光導入端部以外の端
面は高反射フィルムでカバーして光のロスを防いで評価
用バックライトとした。このような装置において導光板
上面(網点の印刷されていない面)に評価するフィルム
を配置し、その上から輝度計(ミノルタ(株)製LS−
110)を用いて輝度を測定した。輝度は200mm×
200mmの面積を5mm×5mmに16分割して16
ポイントを測定し、その平均値と最大値と最小値の差を
求めた。
本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。
脂と1台の副押し出し機からの樹脂とが合流して片面に
薄い層が積層されたフィルムを作成できる複合製膜装置
を用い、副押し出し機に、ポリエチレンテレフタレート
樹脂(以下、PETと略称する)85重量%と、ポリメ
チルペンテン樹脂(以下、PMPと略称する)12重量
%と、分子量2000のポリエチレングリコールを10
重量%共重合したPET 3重量%とを均一に混合した
原料チップを供給し、主押し出し機にポリエチレンテレ
フタレート樹脂を供給した。なお、それぞれの供給原料
は、あらかじめ150℃で4時間、真空乾燥したものを
用いた。
し、所定の方法によって溶融押出しし、静電印加法によ
り鏡面のキャストドラム上で冷却して副/主厚み比1/
10の積層シートを作成した。このシートを85℃で長
手方向に3.5倍延伸し、連続的に端部をクリップで把
持しつつ、テンター内に導き、85℃の予熱ゾーンを通
して105℃で幅方向に3.6倍延伸し、更に225℃
の温度で5秒間熱処理を行い、厚み25μmの光界面フ
ィルム(複合フィルム)を作成した。
の表面に、アクリル樹脂をバインダーとし、これにアク
リルビーズ(積水化成品工業株式会社製の商品名「MB
X−15」)30重量部を混合し、15g/m2の塗工
量となるようにロールコート法にて塗工・硬化して、光
拡散層を形成した。
含有層)の表面にアクリル酸エステル共重合樹脂と架橋
剤(エポキシ樹脂)を溶媒に溶解した粘着剤塗液を塗
布、乾燥し粘着層を設けた。
ルムの粘着層を導光板表面に貼り付け、バックライトを
作成し輝度を評価した。結果を表1に示す。
バックライトは、導光板表面に直接光拡散フィルムが貼
り付けられているにもかかわらず高い輝度と均一性をも
ち、有効な光界面機能を内包しているものであった。
テレフタレート樹脂(以下、PETと略称する)85重
量と、ポリメチルペンテン樹脂(以下、PMPと略称す
る)12重量%と、分子量2000のポリエチレングリ
コールを10重量%共重合したPET 3重量%とを均
一に混合した原料チップを供給した。なお、供給原料
は、あらかじめ150℃で4時間、真空乾燥したものを
用いた。
方法によって溶融押出しし、静電印加法により鏡面のキ
ャストドラム上で冷却して押出しシートを作成した。
延伸し、連続的に端部をクリップで把持しつつ、テンタ
ー内に導き、85℃の予熱ゾーンを通して105℃で幅
方向に4.0倍延伸し、更に225℃の温度で5秒間熱
処理を行い、厚み3μmの光界面フィルムを作成した。
方法で光拡散層を形成し、またその反対の面には、実施
例1と同様の方法で粘着層を設けた。
ルムの粘着層を導光板表面に貼り付け、バックライトを
作成し輝度を評価した。結果を表1に合わせて示す。
バックライトは、導光板表面に直接光拡散フィルムが貼
り付けられているにもかかわらず高い輝度と均一性をも
ち、有効な光界面機能を内包しているものであった。
シートを作成した。
延伸し、連続的に端部をクリップで把持しつつ、テンタ
ー内に導き、85℃の予熱ゾーンを通して100℃で幅
方向に3.0倍延伸し、更に225℃の温度で5秒間熱
処理を行い、厚み25μmの光界面フィルム(複合フィ
ルム)を作成した。
の表面に、実施例1と同様の方法で光拡散層を形成し、
さらに、実施例1と同様の方法で粘着層を設けた。
ルムの粘着層を導光板表面に貼り付け、バックライトを
作成し輝度を評価した。結果を表1に示す。
バックライトは、導光板表面に直接光拡散フィルムが貼
り付けられているにもかかわらず高い輝度と均一性をも
ち、有効な光界面機能を内包しているものであった。
テレフタレート樹脂を供給した。なお、供給原料は、あ
らかじめ150℃で4時間、真空乾燥したものを用い
た。
方法によって溶融押出しし、静電印加法により鏡面のキ
ャストドラム上で冷却して押出しシートを作成した。
延伸し、連続的に端部をクリップで把持しつつ、テンタ
ー内に導き、85℃の予熱ゾーンを通して105℃で幅
方向に3.6倍延伸し、更に225℃の温度で5秒間熱
処理を行い、厚み25μmの透明フィルムを作成した。
方法で光拡散層を形成し、またその反対の面には、実施
例1と同様の方法で粘着層を設けた。
ルムの粘着層を導光板表面に貼り付け、バックライトを
作成し輝度を評価した。結果を表1に合わせて示す。
いので、この透明フィルムを用いると、光源に近い位置
で局部的に輝度が上がるだけで均一性が失われ、導光板
表面の光界面機能が喪失していた。
1/2としたこと以外は実施例1と同様の方法で、積層
シートを作成し、複合フィルムを作成し、光拡散層を形
成し、さらに、粘着層を設けた。
ルムの粘着層を導光板表面に貼り付け、バックライトを
作成し輝度を評価した。結果を表1に示す。
大きすぎるため、高い輝度が得られなかった。
1/50としたこと以外は実施例1と同様の方法で、積
層シートを作成し、複合フィルムを作成し、光拡散層を
形成し、さらに、粘着層を設けた。
ルムの粘着層を導光板表面に貼り付け、バックライトを
作成し輝度を評価した。結果を表1に示す。
小さすぎるため、輝度の均一性が得られなかった。
外は比較例1と同様の方法で光拡散フィルムを作成した
が、光拡散層とPETフィルム層との寸法変化の違いか
らかカールが生じてしまい、バックライトを組むことが
出来なかった。
ろ、フィルム厚み125μmとすればカールが無視でき
る程度まで小さくなった。
い光拡散フィルムを、比較例1と同様の方法で製造し、
導光板表面に接着することなくバックライトに組むこん
だところ、実施例1で作成したバックライトよりも10
0μmも厚くなった。また、光拡散フィルムを固定する
ために別に用意した枠が必要であり、さらに手間もかか
った。
度を評価したところ、表1に示すとおり良好であった
が、フィルムが厚く、取り付け枠が必要で手間がかかる
という問題があった。
気泡はPETにPTMGを配合した層について測定し
た。
用に用いると、導光板表面に他の光学機能材料を空気層
を介することなく直接貼り付けても十分な光界面機能を
発揮することができる。これにより、従来のバックライ
トにおける課題であったバックライトの厚み、複雑な構
造、高出力化の障害を解消することができ、バックライ
トの高輝度、高効率、薄型化を従来より単純な構造で達
成することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 透明な樹脂の内部に気泡を含有するフィ
ルムであって、該気泡の形状はフィルム面方向に長くて
フィルム厚み方向には薄い層状であり、かつフィルム厚
み方向の平均気泡数が0.8個ないし4.0個であるこ
とを特徴とする光界面フィルム。 - 【請求項2】 透明な樹脂の内部に気泡を含有する光界
面層と、実質的に気泡を含有しない光透過層との、すく
なくとも2つの層からなる積層フィルムであって、光界
面層中に含有される気泡の形状はフィルム面方向に長く
てフィルム厚み方向には薄い層状であり、かつフィルム
厚み方向の平均気泡数が0.8個ないし4.0個である
ことを特徴とする光界面フィルム。 - 【請求項3】 気泡の扁平度が10以上である請求項1
または2に記載の光界面フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000178516A JP2001354792A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | 光界面フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000178516A JP2001354792A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | 光界面フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001354792A true JP2001354792A (ja) | 2001-12-25 |
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