JP2001521902A - 蓚酸塩を低減させるための脂肪族ポリアミン類の使用 - Google Patents

蓚酸塩を低減させるための脂肪族ポリアミン類の使用

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JP2001521902A JP2000518676A JP2000518676A JP2001521902A JP 2001521902 A JP2001521902 A JP 2001521902A JP 2000518676 A JP2000518676 A JP 2000518676A JP 2000518676 A JP2000518676 A JP 2000518676A JP 2001521902 A JP2001521902 A JP 2001521902A
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Abstract

(57)【要約】 式(1): 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 米国において成人の約0.1%が、その約80%が主に蓚酸カルシウムである
尿結石(例えば、腎結石)で毎年入院している。尿結石のおそれのある患者には
、一般に、結石がある人又は過去に結石があったことのある人、腎欠陥を有する
人、大量の蓚酸を含む食事を採る人、回腸疾患、回腸切除又は空腸回腸バイパス
を有する人、胆管又は膵臓疾患を有する人、及び結石の病歴家系の人が含まれる
。したがって、より優れた蓚酸塩低減剤が必要である。
【0002】 発明の要約 本発明は、新しい種類のポリマーが、改善された蓚酸塩結合性を有するという
発見に関する。本発明に使用されるポリマーには、本明細書に記載されているよ
うに、水不溶性、非吸収性でかつ任意に架橋されたポリアミンが含まれる。本発
明のポリアミンは、アミン又はアンモニウム含有脂肪族ポリマーであってもよい
。脂肪族アミンポリマーは、脂肪族アミンモノマーを重合することによって製造
されたポリマーを意味する。好ましい実施態様において、ポリマーは、式I:
【0003】
【化5】
【0004】 の1以上のモノマー単位及びその塩によって特徴づけられ、式中、nは正の整数
であり、xは0又は1〜約4の整数、好ましくは1である。好ましい態様では、
ポリマーは多官能性架橋剤により架橋される。
【0005】 本発明は、患者から蓚酸塩を除去する(それにより、患者の尿中蓚酸塩排出量
及び尿結石を低下させる)のに効果的な治療法を提供する。また、本発明は、尿
結石の治療用、蓚酸塩結合又は蓚酸塩レベルの低下用の薬品の製造用の、本明細
書に記載されているポリマーの使用を提供する。
【0006】 他の特徴及び利点は、以下の好ましい態様の記載及び請求の範囲から明らかで
あろう。
【0007】 発明の詳細な説明 上述のように、本発明で用いられるポリマーには、水不溶性、非吸収性でかつ
任意に架橋されたポリアミンが含まれる。好ましいポリマーは、ポリアリルアミ
ン、ポリビニルアミン及びポリジアリルアミンポリマーである。ポリマーは、以
下に記載するように、ホモポリマーであってもコポリマーであってもよく、置換
されていても非置換であってもよい。請求の範囲に記載の発明において使用され
うるこれら及び他のポリマーは、特許文献、例えば、米国特許第5,487,8
88号、第5,496,545号、第5,607,669号、第5,618,5
30号、第5,624,963号、第5,667,775号及び第5,679,
717号に報告されている。出願中の米国特許出願第08/471,747号、
第08/482,969号、第08/567,933号、第08/659,26
4号、第08/823,699号、第08/835,857号、第08/470
,940号、第08/461,298号、第08/826,197号、第08/
777,408号、第08/927,247号、第08/964,498号及び
第08/964,536号は、参照までに、その全内容がそのまま本明細書に取
り込まれている。
【0008】 該ポリマーは、1以上のアミン含有モノマーのホモポリマー若しくはコポリマ
ー、又は1以上のアミン含有モノマーと1以上の非アミン含有モノマーとの組合
せのコポリマーであってもよい。コポリマーを上記式Iのモノマーを用いて製造
する場合、コモノマーは、好ましくは不活性、非毒性であり、及び/又は蓚酸塩
結合性を有する。好適な非アミン含有モノマーの例には、ビニルアルコール、ア
クリル酸、アクリルアミド及びビニル蟻酸アミドが含まれる。アミン含有モノマ
ーの例には、好ましくは、上記式Iを有するモノマーが含まれる。好ましくは、
モノマーは、脂肪族である。最も好ましくは、ポリマーは、ホモポリアリルアミ
ン、ホモポリビニルアミン又はホモポリジアリルアミン等のホモポリマーである
【0009】 他の好ましいポリマーには、1以上の下記の繰り返し単位により特徴づけられ
るポリマー又はそのコポリマーが含まれる。式中、nは正の整数であり、y及び
zは、ともに1以上の整数(例えば、約1〜約10)であり、R、R1 、R2
3 及びR4 は、それぞれ独立して、H、又は置換若しくは非置換の、アルキル
基(例えば、炭素数が1〜25又は1〜5のもの)、アルキルアミノ(例えば、
エチルアミノ、ポリ(エチルアミノ)等の炭素数が1〜5のもの)又はアリール
(例えば、フェニル)基であり、X- は、それぞれ、交換可能な負荷電の対イオ
ンである。
【0010】
【化6】
【0011】
【化7】
【0012】
【化8】
【0013】 好ましい一ポリマーにおいては、R、R1 、R2 、R3 又はR4 基の少なくと
も1つは、水素原子である。より好ましい態様では、これらの基の各々は、水素
である。
【0014】 各場合において、R基は、1以上の置換基を有することができる。好適な置換
基には、治療用のアニオン基、例えば、第四級アンモニウム基、あるいはアミン
基、例えば、第一級、第二級若しくは第三級アルキル又はアリールアミンが含ま
れる。他の好適な置換基の例には、例えば、ヒドロキシ、アルコキシ、カルボキ
サミド、スルホンアミド、ハロゲン、アルキル、アリール、ヒドラジン、グアナ
ジン、尿素、(ポリエチレンイミン)等のポリ(アルキレンイミン)、及びカル
ボン酸エステルが含まれる。
【0015】 好ましくは、該ポリマーは、架橋によって水不溶性とされている。架橋剤は、
モノマーのアミノ基と反応する官能基によって特徴づけることができる。あるい
は、架橋性基は、アミンモノマーとフリーラジカル重合を行なう2以上のビニル
基によって特徴づけることができる。
【0016】 好適な架橋剤の例には、ジアクリレート類及びジメタクリレート類(例えば、
エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、ブ
チレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、プロ
ピレングリコールジメタクリレート、ブチレングリコールジメタクリレート、ポ
リエチレングリコールジメタクリレート及びポリエチレングリコールジアクリレ
ート)、メチレンビスアクリルアミド、メチレンビスメタクリルアミド、エチレ
ンビスアクリルアミド、エチレンビスメタクリルアミド、エチリデンビスアクリ
ルアミド、ジビニルベンゼン、ビスフェノールA、ジメタクリレート及びビスフ
ェノールAジアクリレートが含まれる。また、架橋剤は、塩化アクリロイル、エ
ピクロロヒドリン、ブタンジオールジグリシジルエーテル、エタンジオールジグ
リシジルエーテル、二塩化スクシニル、ビスフェノールAのジグリシジルエーテ
ル、ピロメリト酸二無水物、トルエンジイソシアネート、エチレンジアミン及び
コハク酸ジメチルを含むことができる。
【0017】 好ましい架橋剤は、その入手が非常に容易で廉価であることから、エピクロロ
ヒドリンである。また、エピクロロヒドリンは、その低分子量及び親水性のため
有利であり、ポリアミンの水膨潤性及びゲル特性を増大させる。
【0018】 架橋の程度により、該ポリマーは不溶性で、かつ吸収及び分解に対して実質的
に耐性となり、それにより、胃腸管に対するポリマーの活性が制限される。した
がって、その組成は、それらの活性において非全身性であり、患者における副作
用を低減させることになろう。典型的には、架橋剤は、架橋剤を加えたモノマー
の全重量に対し、約0.5〜35重量%又は約0.5〜25重量%(約2.5〜
20重量%又は約1〜10重量%等)の量で存在する。
【0019】 また、ポリマーは、例えば、米国特許第5,679,717号、第5,607
,669号及び第5,618,530号(これらは、参照までに本明細書に取り
込まれている)に記載されているように、アルキル化されたアミンポリマー等の
ように、さらに誘導体化させることができる。好ましいアルキル化剤には、疎水
性基(例えば、脂肪族疎水性基)及び/又は第四級アンモニウム若しくはアミン
で置換されたアルキル基が含まれる。
【0020】 非架橋の及び架橋されたポリアリルアミン及びポリビニルアミンは、一般に、
当該技術分野において知られており、商業的に入手可能である。ポリアリルアミ
ン及びポリビニルアミン、並びにその架橋された誘導体の製造方法は、上述の米
国特許に記載されており、その教示は参照までにすべて取り込まれている。ハラ
ダ(Harada)ら(米国特許第4,605,701号及び第4,528,3
47号、これらは、参照までに、そのまま本明細書に取り込まれる)にも、ポリ
アリルアミン及び架橋されたポリアリルアミンの製造方法が記載されている。
【0021】 上述のように、該ポリマーは、塩の形で投与することができる。「塩」は、繰
り返し単位中の窒素基をプロトン化し、負荷電の対イオンと関連する正荷電の窒
素原子を生じさせることを意味する。
【0022】 カチオン性対イオンを選択することにより、以下により詳細に記載されている
ように、患者における逆効果を最小限にすることができる。好適な対イオンの例
には、ハロゲン化物(Cl- 及びBr- )CH3 OSO3 - 、HSO4 - 、SO 4 2- 、HCO3 - 、CO3 - 、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、プロピオン酸塩、
酪酸塩、アスコルビン酸塩、クエン酸塩、クエン酸二水素塩、酒石酸塩、タウロ
コール酸塩、グリココール酸塩、コール酸塩、クエン酸水素塩、マレイン酸塩、
安息香酸塩、葉酸塩、アミノ酸誘導体、ヌクレオチド、脂質又はリン脂質等の有
機イオン、無機イオン又はその組合せが含まれる。対イオンは、互いに同一であ
ってもよく、異なっていてもよい。例えば、該ポリマーには、2つの異なる種類
の対イオンが含まれていてもよい。
【0023】 本発明によるポリマーは、約1mg/kg/日〜約1g/kg/日、好ましく
は約10mg/kg/日〜約200mg/kg/日の用量で患者に経口投与する
ことができる;特定の投薬量は、個々の患者(例えば、患者の体重及び要求され
る蓚酸塩除去の程度)に依存するであろう。該ポリマーは、水和物又は脱水物の
いずれかの形で投与することができ、患者の受入れやすさを高めることを望むの
なら、風味付けしたり、食物や飲料に添加することができる。他の蓚酸塩低減剤
、(カルシウムを含む)結合剤等の付加的な成分、他の関連する適応症を治療す
るための成分、又は人工着色料等の他の不活性な成分をさらに添加することがで
きる。
【0024】 例えば、蓚酸塩レベルを低下させうる酵素を該ポリマーと同時投与することが
できる。好適な酵素には、オキサレートデカルボキシラーゼ、オキサレートオキ
シダーゼ、及び副次的に機能し、例えば酵素反応の生成物を無害の生成物に変え
る付加的な酵素が含まれる。例えば、オキサレートオキシダーゼによって生成す
る過酸化水素を変換するために、ペルオキシダーゼを投与することができる。
【0025】 酵素等の付加的な活性成分は、蓚酸塩結合性ポリマーと同時に又は逐次的に投
与することができる。該成分が同時に投与される場合には、例えば、共有結合又
は酵素を物理的にカプセル化することにより、ポリマー粒子の外面又は内面上に
酵素を任意に結合させることができる。共有結合は、ポリマーと酵素(群)とを
適当な架橋剤を用いて反応させることにより、行なうことができる。例えば、ポ
リアリルアミンと酵素とをエピクロロヒドリンで架橋することができ、ポリアク
リルアミドと酵素とをメチレンビスアクリルアミドで架橋することができ、ポリ
−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(及びその塩)と酵素と
をメチレンビスアクリルアミドで架橋することができる。
【0026】 好適な投与の形態(好ましくは、経口投与)の例には、ピル、錠剤、カプセル
及び(例えば、食物にふりかけたり、飲料に含めるための)粉末が含まれる。ピ
ル、錠剤、カプセル又は粉末は、その組成が食道で崩壊するのを防ぐが、胃の中
でその組成を崩壊させ、患者の小腸を通過する食物と混合させることができる物
質で被覆することができる。該ポリマーは、単独で又は薬学的に許容され得る担
体物質、例えば、炭酸マグネシウム、ラクトースや、ポリマーがそれとミセルを
形成し得るリン脂質と組み合せて投与することができる。
【0027】 本発明のポリマーは、尿中蓚酸塩レベル若しくは血清蓚酸塩レベルが高い、す
なわち高蓚酸尿症の患者、好ましくはヒト、又は尿中蓚酸塩レベル若しくは血清
蓚酸塩レベルが高い、すなわち高蓚酸尿症のおそれのあるヒトを治療するために
使用することができる。例えば、本明細書に記載のポリマーの投与により治療さ
れうる患者には、尿結石又は腎結石があるか、あるいはあったことのある人、蓚
酸塩レベルの上昇による腎欠陥を有する人、大量の蓚酸を含む食事を採る人、回
腸疾患、回腸切除又は空腸回腸バイパスを有する人、胆管又は膵臓疾患を有する
人、及び結石の病歴家系の人が含まれる。さらに、心筋症、心臓コンダクタンス
障害、嚢胞性線維症、クローン病、腎不全、外陰系疾患及び腸オクサロバクター
・フォルミジェネス(Oxalobacter formigenes)のコロニーの枯渇のある患者であ
る。
【0028】 実施例 A.ポリマーの製造 1.ポリ(ビニルアミン) 第一工程では、エチリデンビスアセトアミドを製造した。アセトアミド(11
8g)、アセトアルデヒド(44.06g)、酢酸銅(0.2g)及び水(30
0mL)を、冷却器、温度計及び攪拌機を備えた1L容の三つ口フラスコに入れ
た。濃塩酸(34mL)を添加し、混合物を攪拌しながら45〜50℃まで24
時間加熱した。次に、水を減圧除去すると、粘稠なスラッジが残り、これを5℃
まで冷却すると結晶が生成した。アセトン(200mL)を添加し、数分間攪拌
した後、固体を濾別し、廃棄した。アセトンを0℃まで冷却し、固体を濾別した
。この固体をアセトン500mL中でリンスし、18時間風乾してエチリデンビ
スアセトアミド31.5gを得た。
【0029】 次の工程では、エチリデンビスアセトアミドからビニルアセトアミドを製造し
た。エチリデンビスアセトアミド(31.05g)、炭酸カルシウム(2g)及
びセライト541(2g)を、温度計、攪拌機及びビグローカラム(Vigroux col
umn)の上部に蒸留ヘッドを備えた500mL容の三つ口フラスコに入れた。ポッ
トを180〜225℃まで加熱することにより、混合物を24mmHgで減圧蒸
留した。生成物(NMRにより測定)の他に、大部分のアセトアミドを含む単一
の画分のみを回収(10.8g)した。この固体生成物をイソプロパノール(3
0mL)に溶解し、重合に使用する粗ビニルアセトアミド溶液を生成した。
【0030】 粗ビニルアセトアミド溶液(15mL)、ジビニルベンゼン(1g、工業グレ
ード、純度55%、混合異性体)及びAIBN(0.3g)を混合し、窒素雰囲
気下で90分間加熱還流すると、固体沈殿物が形成した。溶液を冷却し、イソプ
ロパノール(50mL)を添加し、固体を遠心分離により回収した。固体をイソ
プロパノール中で2回、水中で1回リンスし、真空乾燥器内で乾燥してポリ(ビ
ニルアセトアミド)0.8gを得、これを以下のポリ(ビニルアミン)の製造に
使用した。
【0031】 ポリ(ビニルアセトアミド)(0.79g)を、水(25mL)及び濃塩酸(
25mL)を含む100mL容の一口フラスコに入れた。混合物を5日間還流し
た後、固体を濾別し、水中で1回、イソプロパノール中で2回リンスし、真空乾
燥器内で乾燥して生成物0.77gを得た。赤外分光分析により、かなりの量の
アミド(1656cm-1)が残留し、アミン(1606cm-1)はそれほど多く
生成していないことが示された。この反応の生成物(約0.84g)を水酸化ナ
トリウム(46g)及び水(46g)中に懸濁し、加熱して煮沸した(約140
℃)。起泡のため、温度を下げ、約100℃で2時間維持した。水(100mL
)を添加し、固体を濾過により回収した。水中で1回リンスした後、固体を水(
500mL)中に懸濁し、酢酸でpH5に調整した。固体を再度濾別し、水、次
いでイソプロパノール中でリンスし、真空乾燥器内で乾燥して生成物0.51g
を得た。赤外分光分析により、かなりの量のアミンが生成していることが示され
た。
【0032】 2.ポリ(アリルアミン)塩酸塩 上部に窒素ガス供給口を有する冷却器(1)、温度計(2)、及び攪拌機(3
)を備えたウォータージャケット付きの2L容の反応釜に、濃塩酸(360mL
)を添加した。反応釜のジャケット内の循環水(水温=0℃)を用いて酸を5℃
まで冷却した。反応温度を5〜10℃に維持しながら、アリルアミン(328.
5mL、250g)を攪拌下に滴下した。添加終了後、混合物を取り出し、3L
容の一口フラスコに入れ、回転式減圧エバポレータにより60℃で液体206g
を除去した。次に、水(20mL)を添加し、液体を反応釜に戻した。さらに、
水11mL中に懸濁したアゾビス(アミジノプロパン)ジヒドロクロライド(0
.5g)を添加した。得られた反応混合物を窒素雰囲気下で攪拌しながら、50
℃まで24時間加熱した。次いで、水11mL中に懸濁したアゾビス(アミジノ
プロパン)ジヒドロクロライド(5mL)をさらに添加した後、加熱及び攪拌を
さらに44時間続けた。
【0033】 この期間の最後に、蒸留水(100mL)を反応混合物に添加し、液状混合物
を攪拌しながら放冷した。次に、混合物を取り出し、2L容の分液漏斗に入れた
後、これをメタノールの攪拌溶液(4L)に滴下すると、固体が生成した。固体
を濾過により除去し、メタノール(4L)中に再度懸濁し、1時間攪拌し、濾過
により回収した。次いで、メタノールでのリンスをもう1度繰り返し、真空乾燥
器内で固体を乾燥し、ポリ(アリルアミン)塩酸塩215.1gを粒状白色固体
として得た。
【0034】 3.エピクロロヒドリンで架橋したポリ(アリルアミン)塩酸塩 5ガロン容の容器に、実施例2に記載のようにして製造したポリ(アリルアミ
ン)塩酸塩(1kg)及び水(4L)を添加した。混合物を攪拌して塩酸塩を溶
解し、固体の水酸化ナトリウム(284g)を添加することにより、pHを調整
した。得られた溶液を室温まで冷却した後、エピクロロヒドリン架橋剤(50m
L)を攪拌しながら一度に添加した。得られた混合物をゲル化するまで(約35
分間)ゆっくりと攪拌した。架橋反応を室温でさらに18時間進行させた後、ポ
リマーゲルを取り出し、合計10Lの水とともに、分割してブレンダーに入れた
。分割したものそれぞれをゆっくりと約3分間混合して粗粒子を生成し、次いで
、それを1時間攪拌し、濾過により回収した。固体を水(10L、15L、20
L)中に懸濁し、各懸濁液を1時間攪拌し、各回毎に濾過により固体を回収する
ことによって3回リンスした。次いで、得られた固体をイソプロパノール(17
L)中に懸濁し、その混合物を1時間攪拌した後、濾過により固体を回収するこ
とにより1回リンスし、その後、固体を真空乾燥器内で50℃で18時間乾燥し
、架橋されたポリマー約677gを粒状の脆い白色固体として得た。
【0035】 4.ブタンジオールジグリシジルエーテルで架橋したポリ(アリルアミン)塩酸
塩 5ガロン容のプラスチック容器に、実施例2に記載のようにして製造したポリ
(アリルアミン)塩酸塩(500g)及び水(2L)を添加した。混合物を攪拌
して塩酸塩を溶解し、固体の水酸化ナトリウム(134.6g)を添加すること
により、pHを10に調整した。得られた溶液を容器内で室温まで冷却した後、
1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテル架橋剤(65mL)を攪拌しなが
ら一度に添加した。得られた混合物をゲル化するまで(約6分間)ゆっくりと攪
拌した。架橋反応を室温でさらに18時間進行させた後、ポリマーゲルを取り出
し、真空乾燥器内にて75℃で24時間乾燥した。次に、乾燥固体を粉砕し、3
0メッシュに分級した後、それを水6ガロン中に懸濁し、1時間攪拌した。次に
、固体を濾別し、リンス工程をもう2回繰り返した。次に、得られた固体を48
時間風乾した後、真空乾燥器内にて50℃で24時間乾燥して架橋されたポリマ
ー約415gを白色固体として得た。
【0036】 5.エタンジオールジグリシジルエーテルで架橋したポリ(アリルアミン)塩酸
塩 100mL容のビーカーに、実施例2に記載のようにして製造したポリ(アリ
ルアミン)塩酸塩(10g)及び水(40mL)を添加した。その混合物を攪拌
して塩酸塩を溶解し、固体の水酸化ナトリウムを添加することにより、pHを1
0に整した。得られた溶液をビーカー内で室温まで冷却した後、1,2−エタン
ジオールジグリシジルエーテル架橋剤(2.0mL)を攪拌しながら一度に添加
した。得られた混合物をゲル化するまで(約4分間)ゆっくりと攪拌した。架橋
反応を室温でさらに18時間進行させた後、ポリマーゲルを取り出し、メタノー
ル500mL中で混合した。次に、その固体を濾別し、水(500mL)中に懸
濁した。1時間攪拌した後、固体を濾別し、リンス工程を繰り返した。得られた
固体をイソプロパノール(400mL)中で2回リンスした後、次いで真空乾燥
器内で50℃で24時間乾燥し、架橋されたポリマー8.7gを白色固体として
得た。
【0037】 6.コハク酸ジメチルで架橋したポリ(アリルアミン)塩酸塩 500mL容の丸底フラスコに、実施例2に記載のようにして製造したポリ(
アリルアミン)塩酸塩(10g)、メタノール(100mL)及びトリエチルア
ミン(10mL)を添加した。その混合物を攪拌し、コハク酸ジメチル架橋剤(
1mL)を添加した。溶液を加熱して還流し、30分後に攪拌を中止した。18
時間後、溶液を室温まで冷却し、固体を濾別し、400mLのイソプロパノール
中で混合した。次に、固体を濾別し、水(1L)中に懸濁した。1時間攪拌した
後、固体を濾別し、リンス工程をもう2回繰り返した。次に、固体をイソプロパ
ノール(800mL)中で1回リンスし、真空乾燥器内にて50℃で24時間乾
燥し、架橋されたポリマー5.9gを白色固体として得た。
【0038】 7.ポリ(塩化アリルトリメチルアンモニウム) マグネチックスターラー、温度計及び上部に窒素供給口を有する冷却器を備え
た500mL容のフラスコに、エピクロロヒドリンで架橋したポリ(アリルアミ
ン)(5.0g)、メタノール(300mL)、ヨウ化メチル(20mL)及び
炭酸ナトリウム(50g)を入れた。次に、その混合物を冷却し、水を添加して
総容量を2Lとした。起泡がさらに起こらなくなるまで濃塩酸を加え、残存して
いる固体を濾別した。固体を10%塩化ナトリウム水溶液(1L)中で1時間攪
拌することにより2回リンスした後、濾過して固体を回収した。次に、固体を水
(2L)中に懸濁し、1時間攪拌し、濾過して回収することにより、固体を3回
リンスした。最後に、上記のようにして固体をメタノール中でリンスし、真空乾
燥器内で50℃で18時間乾燥して、白色の粒状固体7.7gを得た。
【0039】 8.ポリ(エチレンイミン)/塩化アクリロイル 攪拌機、温度計及び滴下漏斗を備えた5L容の三つ口フラスコ内に、ポリエチ
レンイミン(50%水溶液510g(乾燥ポリマー225gと当量))及びイソ
プロパノール(2.5L)を添加した。温度を29℃未満に維持しながら、塩化
アクリロイル(50g)を滴下漏斗を通して35分間で滴下した。次に、その溶
液を攪拌しながら60℃まで18時間加熱した。溶液を冷却し、固体を直ちに濾
別した。固体を水(2ガロン)中に懸濁し、1時間攪拌し、濾過して回収するこ
とにより、固体を3回リンスした。固体をメタノール(2ガロン)中に懸濁し、
30分間攪拌し、濾過して回収することにより、固体を1回リンスした。最後に
、上記のようにして固体をイソプロパノール中でリンスし、真空乾燥器内で50
℃で18時間乾燥して、淡いオレンジ色の粒状固体206gを得た。
【0040】 9.ポリ(ジメチルアミノプロピルアクリルアミド) ジメチルアミノプロピルアクリルアミド(10g)及びメチレン−ビスアクリ
ルアミド(1.1g)を100mL容の三つ口フラスコ内で水50mLに溶解し
た。その溶液を窒素下で10分間攪拌した。過硫酸カリウム(0.3g)及びメ
タ重亜硫酸ナトリウム(0.3g)をそれぞれ水2〜3mLに溶解し、次いで混
合した。数秒後、窒素下でこの溶液をモノマー溶液にさらに添加した。直ちにゲ
ルが生成し、一晩放置した。ゲルを取り出し、イソプロパノール500mLと混
合した。固体を濾別し、アセトンで3回リンスした。固体の白色粉末を濾別し、
真空乾燥器内で乾燥し、6.1gを得た。
【0041】 10.ポリ(塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム)=[ポリ
(MAPTAC)] 塩化[3−(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウム(5
0%水溶液38mL)及びメチレンビス−メタクリルアミド(2.2g)をビー
カー内で室温で攪拌した。メタノール10mLを添加し、その溶液を40℃まで
加温して充分に該ビスアクリルアミドを溶解した。過硫酸カリウム(0.4g)
を添加し、溶液を2分間攪拌した。メタ重亜硫酸カリウム(0.4g)を添加し
、攪拌を継続した。5分後、その溶液を窒素雰囲気下に置いた。20分後、その
溶液にはかなりの沈殿が含まれており、その溶液を一晩放置した。固体をイソプ
ロパノールで3回洗浄し、濾過により回収した。次に、遠心分離により回収する
前に、固体を水500(mL)中に懸濁し、数時間攪拌した。その固体を再度水
で洗浄し、濾過により回収した。次に、固体を真空乾燥器内で乾燥して21.9
6gを得た。
【0042】 11.ポリ(エチレンイミン)「A」 ポリエチレンイミン(50%水溶液50g;サイエンティフィック・ポリマー
・プロダクツ(Scientific Polymer Products) )を水(100mL)中に溶解し
た。エピクロロヒドリン(4.6mL)を滴下した。その溶液を55℃まで4時
間加熱した後、ゲル化した。ゲルを取り出し、水(1L)と混合し、固体を濾別
した。その固体を水(2L)中に再度懸濁し、10分間攪拌した。固体を濾別し
、リンスを水で1回、イソプロパノールで2回繰り返し、得られたゲルを真空乾
燥器内で乾燥してゴム状固体26.3gを得た。
【0043】 エピクロロヒドリンを9.2及び2.3mL使用した以外は、同様にしてそれ
ぞれポリ(エチレンイミン)「B」及びポリ(エチレンイミン)「C」を作製し
た。
【0044】 12.ポリ(メチルメタクリレート−コ−ジビニルベンゼン) メチルメタクリレート(50g)及びジビニルベンゼン(5g)及びアゾビス
イソブチロニトリル(1.0g)をイソプロパノール(500mL)に溶解し、
窒素14気圧で18時間加熱還流した。固体の白色沈殿を濾別し、アセトン中で
1回(遠心分離により回収)、水中で1回(濾過により回収)リンスし、真空乾
燥器内で乾燥して19.4gを得た。
【0045】 13.ポリ(ジエチレントリアミンメタクリルアミド) ポリ(メチル−メタクリレート−コ−ジビニルベンゼン)(20g)をジエチ
レントリアミン(200mL)中に懸濁し、窒素雰囲気下、18時間加熱還流し
た。その固体を濾過により回収し、水(500mL)中に再度懸濁し、30分間
攪拌し、濾別し、水(500mL)中に再度懸濁し、30分間攪拌し、濾別し、
イソプロパノール中で簡単にリンスし、真空乾燥器内で乾燥して18.0gを得
た。
【0046】 ペンタエチレンヘキサミン、テトラエチレンペンタミン及びトリエチレンテト
ラアミンから、ポリ(ジエチレントリアミンメタクリルアミド)と同様にして、
それぞれポリ(ペンタエチレンヘキサミンメタクリルアミド)、ポリ(テトラエ
チレンペンタミンメタクリルアミド)及びポリ(トリエチレンテトラアミンメタ
クリルアミド)をつくった。
【0047】 14.ポリ(メチルメタクリレート/PEI) ポリ(メチルメタクリレート−コ−ジビニルベンゼン)(1.0g)を、ヘキ
サノール(9150mL)及びポリエチレンイミン(水15g中15g)を含む
混合物に添加した。その混合物を窒素下で4日間加熱還流した。反応物を冷却し
、固体を濾別し、メタノール(300mL)中に懸濁し、1時間攪拌し、濾別し
た。リンスをイソプロパノールで1回繰り返し、固体を真空乾燥器内で乾燥して
0.71gを得た。
【0048】 15.ポリ(アミノエチルメタクリルアミド) ポリ(メチルメタクリレート−コ−ジビニルベンゼン)(20g)をエチレン
ジアミン(9200mL)中に懸濁し、窒素雰囲気下で3日間加熱還流した。固
体を遠心分離により回収し、水(500mL)中に再度懸濁し、30分間攪拌し
、濾別することにより固体を洗浄した。固体を水中でもう2回、イソプロパノー
ル中で1回洗浄し、真空乾燥器内で乾燥して17.3gを得た。
【0049】 16.ポリ(ジエチルアミノプロピルメタクリルアミド) ポリ(メチルメタクリレート−コ−ジビニルベンゼン)(20g)をジエチル
アミノプロピルアミン(200mL)中に懸濁し、窒素雰囲気下で18時間加熱
還流した。固体を濾過により回収し、水(500mL)中に再度懸濁し、濾別し
、水(500mL)中に再度懸濁し、濾過により回収し、イソプロパノール中で
簡単にリンスし、真空乾燥器内で乾燥して8.2gを得た。
【0050】 17.NHS−アクリレート N−ヒドロキシスクシンイミド(NHS、157.5g)を5L容のフラスコ
内のクロロホルム(2300mL)に溶解した。溶液を0℃まで冷却し、温度を
2℃に維持しながら塩化アクリロイル(132g)を滴下した。添加終了後、溶
液を1.5時間攪拌し、分液漏斗内で水(1100mL)でリンスし、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で除去し、少量の酢酸エチルを残渣に加え
た。この混合物を攪拌下でヘキサン(200mL)に注入した。溶液を加熱還流
し、さらに酢酸エチル(400mL)を添加した。不溶性NHSを濾別し、ヘキ
サン(1L)を添加し、溶液を加熱還流し、酢酸エチル(400mL)を添加し
、溶液を10℃未満まで冷却した。次に、固体を濾別し、真空乾燥器内で乾燥し
て125.9gを得た。引き続いてさらに冷却することにより、副次的に80g
を得た。
【0051】 18.ポリ(NHS−アクリレート) NHS−アクリレート(28.5g)、メチレンビス−アクリルアミド(1.
5g)及びテトラヒドロフラン(500mL)を1L容のフラスコ内で混合し、
窒素雰囲気下で50℃まで加熱した。アゾビスイソブチロニトリル(0.2g)
を添加し、その溶液を1時間攪拌し、濾過して過剰のN−ヒドロキシスクシンイ
ミドを除去し、窒素雰囲気下で50℃まで4.5時間加熱した。次に、溶液を冷
却し、固体を濾別し、テトラヒドロフラン中でリンスし、真空乾燥器内で乾燥し
て16.1gを得た。
【0052】 19.ポリ(グアニジノブチルアクリルアミド) 固体の水酸化ナトリウムでpH9に調整しておいたアグマチン(1.5g)を
含む水(25mL)中に、ポリ(NHS−アクリレート)(1.5g)を懸濁し
た。その溶液を4日間攪拌した後、pHを6.3まで下げた。水を加えて合計5
00mLとし、その溶液を30分間攪拌し、固体を濾別した。固体を水中で2回
、イソプロパノール中で2回リンスし、真空乾燥器内で乾燥して0.45gを得
た。
【0053】 20.ポリ(塩化メタクリロイル) 塩化メタクリロイル(20mL)、ジビニルベンゼン(純度80%、4mL)
、AIBN(0.4g)及びTHF(150mL)を窒素雰囲気下60℃で18
時間攪拌した。溶液を冷却し、固体を濾別し、THF、次いでアセトン中でリン
スし、真空乾燥器内で乾燥して8.1gを得た。
【0054】 21.ポリ(グアニジノブチルメタクリルアミド) ポリ(塩化メタクリロイル)(0.5g)、硫酸アグマチン(1.0g)、ト
リエチルアミン(2.5mL)及びアセトン(50mL)を合わせ、4日間攪拌
した。水(100mL)を添加し、混合物を6時間攪拌した。固体を濾別し、水
(500mL)中に再度懸濁し、30分間攪拌し、濾別することにより、固体を
洗浄した。洗浄を水中で2回、メタノール中で1回繰り返し、固体を真空乾燥器
内で乾燥して0.41gを得た。
【0055】 22.ポリ(グアニジノアクリルアミド) アグマチンの代わりに重炭酸アミノグアニジンを用い、ポリ(グアニジノブチ
ルアクリルアミド)に対する方法により、0.75gを得た。
【0056】 23.ポリ(PEH/EPI) 温度を65℃に維持しながら、ペンタエチレンヘキサミン(PEH)(20g
)及び水(100mL)を含む溶液にエピクロロヒドリン(1.5g)を滴下し
た。溶液をゲル化するまで攪拌し、加熱を(65℃で)4時間続けた。室温で一
晩攪拌した後、ゲルを取り出し、水(1L)と混合した。その固体を濾別し、水
(1L)を加え、混合と濾過を繰り返した。ゲルをイソプロパノール中に懸濁し
、得られた固体を濾過により回収し、真空乾燥器内で乾燥して28.2gを得た
【0057】 24.エチリデンビスアセトアミド アセトアミド(118g)、アセトアルデヒド(44.06g)、酢酸銅(0
.2g)及び水(300mL)を冷却器、温度計及び攪拌機を備えた1L容の三
つ口フラスコに入れた。濃塩酸(34mL)を添加し、混合物を攪拌しながら4
5〜50℃に24時間加熱した。次に、水を減圧除去すると、粘稠なスラッジが
残り、これを5℃まで冷却すると結晶が生成した。アセトン(200mL)を添
加し、数分間攪拌した後、固体を濾別し、廃棄した。アセトンを0℃まで冷却し
、固体を濾別した。この固体をアセトン500mL中でリンスし、18時間風乾
して31.5gを得た。
【0058】 25.ビニルアセトアミド エチリデンビスアセトアミド(31.05)、炭酸カルシウム(2g)及びセ
ライト541(2g)を温度計、攪拌機及びビグローカラムの上部に蒸留ヘッド
を備えた500mL容の三つ口フラスコに入れた。そのポットを180〜225
℃まで加熱することにより、混合物を35mmHgで減圧蒸留した。生成物(N
MRにより測定)の他に、大部分のアセトアミドを含む単一の画分のみを回収し
た(10.8g)。この固体生成物をイソプロパノール(30mL)に溶解し、
重合に使用する粗溶液を生成した。
【0059】 26.ポリ(ビニルアセトアミド) 粗ビニルアセトアミド溶液(15mL)、ジビニルベンゼン(1g、工業グレ
ード、純度55%、混合異性体)及びAIBN(0.3g)を混合し、窒素雰囲
気下で90分間加熱還流すると、固体沈殿物が生成した。溶液を冷却し、イソプ
ロパノール(50mL)を添加し、固体を遠心分離により回収した。固体をイソ
プロパノール中で2回、水中で1回リンスし、真空乾燥器内で乾燥して0.8g
を得た。
【0060】 27.ポリ(ビニルアミン) 水25mL及び濃塩酸25mLを含む100mL容の一口フラスコにポリ(ビ
ニルアセトアミド)(0.79g)を入れた。混合物を5日間還流した後、固体
を濾別し、水中で1回、イソプロパノール中で2回リンスし、真空乾燥器内で乾
燥して0.77gを得た。この反応の生成物(約0.84g)を水酸化ナトリウ
ム(46g)及び水(46g)中に懸濁し、加熱して煮沸した(約140℃)。
起泡のため、温度を下げ、約100℃で2時間維持した。水(100mL)を添
加し、固体を濾過により回収した。水中で1回リンスした後、固体を水(500
mL)中に懸濁し、酢酸でpH5に調整した。固体を再度濾別し、水、次いでイ
ソプロパノールでリンスし、真空乾燥器内で乾燥して0.51gを得た。
【0061】 28.ポリ(エチレンイミン)塩 ポリエチレンイミン(水25g中に25g溶解)を水(100mL)に溶解し
、トルエン(1L)と混合した。エピクロロヒドリン(2.3mL)を添加し、
混合物を攪拌機で激しく攪拌しながら60℃まで18時間加熱した。混合物を冷
却し、固体を濾別し、メタノール(2L)中に再度懸濁し、1時間攪拌し、遠心
分離により回収した。固体を水(2L)中に懸濁し、1時間攪拌し、濾別し、水
(4L)中に懸濁し、1時間攪拌し、再度濾別した。固体をアセトン(4L)中
に懸濁し、15分間攪拌し、液体を排出し、アセトン(2L)を添加し、混合物
を15分間攪拌し、アセトンを再度排出し、固体を真空乾燥器内で乾燥して中間
体「D」を生成した。
【0062】 29.ポリ(硫酸エチレンイミンA) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
硫酸(1.1g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し、固体を濾別
し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾別し、真空乾
燥器内で乾燥した。
【0063】 30.ポリ(硫酸エチレンイミンB) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
硫酸(0.57g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し、固体を濾
別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾別し、真空
乾燥器内で乾燥した。
【0064】 31.ポリ(硫酸エチレンイミンC) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
硫酸(0.28g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し、固体を濾
別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾別し、真空
乾燥器内で乾燥した。
【0065】 32.ポリ(硫酸エチレンイミンD) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
硫酸(0.11g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し、固体を濾
別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾別し、真空
乾燥器内で乾燥した。
【0066】 33.ポリ(酒石酸エチレンイミンA) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
酒石酸(1.72g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し、固体を
濾別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾別し、真
空乾燥器内で乾燥した。
【0067】 34.ポリ(酒石酸エチレンイミンB) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
酒石酸(0.86g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し、固体を
濾別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾別し、真
空乾燥器内で乾燥した。
【0068】 35.ポリ(酒石酸エチレンイミンC) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
酒石酸(0.43g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し、固体を
濾別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾別し、真
空乾燥器内で乾燥した。
【0069】 36.ポリ(アスコルビン酸エチレンイミンA) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
アスコルビン酸(4.05g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し
、固体を濾別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾
別し、真空乾燥器内で乾燥した。
【0070】 37.ポリ(アスコルビン酸エチレンイミンB) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
アスコルビン酸(2.02g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し
、固体を濾別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾
別し、真空乾燥器内で乾燥した。
【0071】 38.ポリ(アスコルビン酸エチレンイミンC) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
アスコルビン酸(1.01g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し
、固体を濾別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾
別し、真空乾燥器内で乾燥した。
【0072】 39.ポリ(クエン酸エチレンイミンA) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
クエン酸(1.47g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し、固体
を濾別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾別し、
真空乾燥器内で乾燥した。
【0073】 40.ポリ(クエン酸エチレンイミンB) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
クエン酸(0.74g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し、固体
を濾別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾別し、
真空乾燥器内で乾燥した。
【0074】 41.ポリ(クエン酸エチレンイミンC) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
クエン酸(0.37g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し、固体
を濾別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾別し、
真空乾燥器内で乾燥した。
【0075】 42.ポリ(コハク酸エチレンイミンA) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
コハク酸(1.36g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し、固体
を濾別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾別し、
真空乾燥器内で乾燥した。
【0076】 43.ポリ(コハク酸エチレンイミンB) 中間体「D」(1.0g)を水(150mL)中に懸濁し、30分間攪拌し、
コハク酸(0.68g)で部分中和した。混合物をさらに30分間攪拌し、固体
を濾別し、メタノール(200mL)中に再度懸濁し、5分間攪拌し、濾別し、
真空乾燥器内で乾燥した。
【0077】 44.ポリ(塩化エチレンイミン) ポリエチレンイミン(水100g中に100g)を水(640mL追加)に溶
解し、濃塩酸でpHを10に調整した。イソプロパノール(1.6L)を添加し
た後、エピクロロヒドリン(19.2mL)を添加した。混合物を窒素下60℃
で18時間攪拌した。固体を濾別し、漏斗上にてメタノール(300mL)でリ
ンスした。固体をメタノール(4L)中に再度懸濁し、30分間攪拌し、濾別す
ることにより、該固体を洗浄した。メタノールで2回リンスを繰り返した後、水
(1ガロン)中に再度懸濁した。pHを濃塩酸で1.0に調整し、固体を濾別し
、水(1ガロン)中に再度懸濁し、濃塩酸で再度pHを1.0に調整し、混合物
を30分間攪拌し、固体を濾別した。メタノールでのリンスを再度繰り返し、固
体を真空乾燥器内で乾燥して112.4gを得た。
【0078】 45.ポリ(塩化ジメチルエチレンイミン) ポリ(塩化エチレンイミン)(5.0g)をメタノール(300mL)中に懸
濁し、炭酸ナトリウム(50g)を添加した。ヨウ化メチル(20mL)を添加
し、混合物を3日間加熱還流した。水を添加して総容量500mLとし、混合物
を15分間攪拌し、固体を濾別した。固体を水(500mL)中に懸濁し、30
分間攪拌し、濾過した。固体を水(1L)中に懸濁し、pHを濃塩酸で7.0に
調整し、混合物を10分間攪拌した。固体を濾別し、イソプロパノール(1L)
中に再度懸濁し、30分間攪拌し、濾別し、真空乾燥器内で乾燥して6.33g
を得た。
【0079】 46.ポリ(塩化メタクリロイル) 塩化メタクリロイル(20mL)、ジビニルベンゼン(純度80%のもの4m
L)、AIBN(0.4g)及びTHF(150mL)を窒素雰囲気下60℃で
18時間攪拌した。溶液を冷却し、固体を濾別し、THF、次いでアセトン中で
リンスし、真空乾燥器内で乾燥して8.1gを得た。
【0080】 47.ポリ(グアニジノブチルメタクリルアミド) ポリ(塩化メタクリロイル)(0.5g)、硫酸アグマチン(1.0g)、ト
リエチルアミン(2.5mL)及びアセトン(50mL)を合わせ、4日間攪拌
した。水(100mL)を添加し、混合物を6時間攪拌した。固体を濾別し、水
(500mL)中に再度懸濁し、30分間攪拌し、濾別することにより、固体を
洗浄した。その洗浄を水中で2回、メタノール中で1回繰り返し、固体を真空乾
燥器内で乾燥して0.41gを得た。
【0081】 48.ポリ(PEH/EPI) 温度を65℃未満に維持しながら、ペンタエチレンヘキサミン(20g)及び
水(100mL)を含む溶液にエピクロロヒドリン(21.5g)を滴下した。
溶液をゲル化するまで攪拌し、加熱を(65℃で)4時間続けた。室温で一晩攪
拌した後、ゲルを取り出し、水(1L)と混合した。その固体を濾別し、水(1
L)を加え、混合と濾過を繰り返した。ゲルをイソプロパノール中に懸濁し、得
られた固体を濾過により回収し、真空乾燥器内で乾燥して28.2gを得た。
【0082】 49.ポリ(TAEA−アクリルアミド) 濃塩酸でpH9に調整しておいた、水(100mL)及びトリス(2−アミノ
エチル)アミン(30mL)を含む溶液中に、ポリ(NHS−アクリレート)(
4.4g)を懸濁した。4日間攪拌した後、固体を濾別し、洗浄を繰り返した。
次に、固体を水で2回、イソプロパノールで1回簡単にリンスし、真空乾燥器内
で乾燥して3.4gを得た。
【0083】 50.ポリ(PEH−アクリルアミド) 濃塩酸でpH10に調整しておいた、水(100mL)及びペンタエチレンヘ
キサミン(30mL)を含む溶液中に、ポリ(NHS−アクリレート)(5.0
g)を懸濁した。4日間攪拌した後、固体を濾別し、水(500mL)中に再度
懸濁した。混合物を4時間攪拌し、固体を濾別し、洗浄を繰り返した。次に、固
体を水で2回、イソプロパノールで1回簡単にリンスし、真空乾燥器内で乾燥し
て4.7gを得た。
【0084】 51.ポリ(MI/EPI) 500mL容のフラスコに、2−メチルイミダゾール(41.00g、0.5
0モル)及び水(100mL)を加えた。溶液を55℃まで加熱し、エピクロロ
ヒドリン(46.3g、0.50モル)を100分間で滴下した。添加中、最高
温度は75℃に達した。添加を終了したときに、溶液を90℃まで加熱し、その
温度で18時間維持した。午前中、反応物を45℃まで冷却し、エピクロロヒド
リン(8.7g、0.094モル)を滴下した。添加を終了した後、溶液を45
℃で2時間攪拌した。この時点で、水(15mL)における水酸化ナトリウム(
3.78g、0.094モル)の溶液を調製した。反応物を冷却し、水酸化ナト
リウム溶液を28℃で10分間で滴下した。溶液をさらに15分間攪拌した後、
ビーカーに移し、ホットプレート上で95℃まで加熱した。反応物が固化したと
き、125℃のオーブン内に5時間入れて硬化させた。室温まで冷却した後、ポ
リマーを粉砕し、水2000mLに加えた。混合物を3時間放置し、次いで2つ
の部分を混合した。水和したゲルを濾過し、次いで混合機内で2工程でイソプロ
パノールを用いて脱水した。濾過及び減圧乾燥により、表題のポリマー83.5
1gを得た。
【0085】 52.オキサレートデカルボキシラーゼを含むポリ(2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸)(10%架橋) 10mL容のビーカーに、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸(0.25g)、水(2.5mL)、メチレンビスアクリルアミド(0.02
8g)及びオキサレートデカルボキシラーゼ(3mg;シー.ベルタイプス(C.
Velutipes );シグマ(Sigma)より入手)を加えた。窒素ガスをその試料に10
分間通気した後、過硫酸カリウム(3mg)及びメタ重亜硫酸カリウム(3mg
)を添加した。その混合物を18時間放置し、混合機内にてクエン酸ナトリウム
水溶液(500mL;0.2M)中で粉砕した。固体を濾過により回収し、その
まま試験した。
【0086】 53.オキサレートデカルボキシラーゼを含むポリ(2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸)(5%架橋) 10mL容のビーカーに、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸(0.25g)、水(2.5mL)、メチレンビスアクリルアミド(0.01
4g)及びオキサレートデカルボキシラーゼ(3mg;シー.ベルタイプス;シ
グマより入手)を加えた。窒素ガスを試料に10分間通気した後、過硫酸カリウ
ム(3mg)及びメタ重亜硫酸カリウム(3mg)を添加した。その混合物を1
8時間放置した後、過硫酸カリウム(3mg)及びメタ重亜硫酸カリウム(3m
g)の2回目の添加を行なった。さらに18時間後、混合機内にてクエン酸ナト
リウム水溶液(500mL;0.2M;pH4)中にゲルを分散させた。固体を
濾過により回収し、そのまま試験した。
【0087】 54.オキサレートデカルボキシラーゼを含むコポリ(アクリルアミド−コ−2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸)(10%架橋) 10mL容のビーカーに、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸(0.186g)、アクリルアミド(0.064g)、水(2.5mL)、メ
チレンビスアクリルアミド(0.028g)及びオキサレートデカルボキシラー
ゼ(3mg;シー.ベルタイプス;シグマより入手)を加えた。窒素ガスを試料
に10分間通気した後、過硫酸カリウム(6mg)及びメタ重亜硫酸カリウム(
6mg)を添加した。その混合物を18時間放置し、混合機内にてクエン酸ナト
リウム水溶液(500mL;0.2M;pH4)中に分散した。固体を濾過によ
り回収し、そのまま試験した。
【0088】 55.オキサレートデカルボキシラーゼを含むポリ(アクリルアミド) 10mL容のビーカーに、アクリルアミド(0.25g)、水(2.5mL)
、メチレンビスアクリルアミド(0.027g)及びオキサレートデカルボキシ
ラーゼ(3mg;シー.ベルタイプス;シグマより入手)を加えた。窒素ガスを
試料に10分間通気した後、過硫酸カリウム(6mg)及びメタ重亜硫酸カリウ
ム(6mg)を添加した。混合物を18時間放置し、混合機内にてクエン酸ナト
リウム水溶液(500mL;0.2M;pH4)中に分散した。固体を濾過によ
り回収し、そのまま試験した。
【0089】 56.エピクロロヒドリンで架橋されたポリアリルアミン ポリ(アリルアミン塩酸塩)の水溶液(50.7%水溶液500ポンド)を水
(751ポンド)で希釈し、水酸化ナトリウム水溶液(50%水溶液171ポン
ド)で中和した。溶液を約25℃まで冷却し、アセトニトリル(1340ポンド
)及びエピクロロヒドリン(26.2ポンド)を添加した。その溶液を激しく2
1時間攪拌した。この間、反応器の内容物は2つの液相から液中粒子のスラリー
に変化した。固体のゲル生成物を濾過により単離した。ゲルを水(136,70
8ポンド)でエルトリエーション法にて洗浄した。ゲルを濾過により単離し、イ
ソプロパノールでリンスした。ゲルをイソプロパノール(1269ポンド)でス
ラリー化し、濾過により単離した。イソプロパノール/水で湿潤したゲルを真空
乾燥器内にて60℃で乾燥した。乾燥した生成物を粉砕し、50メッシュのスク
リーンを通過させて薬理学的用途に適した生成物(166ポンド、73%)を得
た。
【0090】 インビトロ試験 いくつかの実施態様を、蓚酸塩を含むpH7の溶液中で典型的には3時間攪拌
することより試験した。小腸内に存在している状態にまねて溶液を設計した。ほ
とんどの試験は1mM蓚酸塩溶液を用いて行なったが、いくつかの試験ではより
高濃度を使用した。以下の表に抽出試験溶液を示す。
【0091】
【表1】
【0092】 1M水酸化ナトリウム又は1M塩酸のいずれかを用い、試験の開始時に1回、
試験の最後に再びpHを7に調整した。(他に記載がなければ)3時間後にポリ
マーを濾過し、試験溶液中に残存している蓚酸塩濃度を分光測光により測定した
。ポリマーに結合した又はポリマーにより分解された蓚酸塩の量の測定するのに
初期蓚酸塩濃度と最終蓚酸塩濃度との差を使用した。この結果を原料ポリマー1
gに対するミリ当量(meq/g)で示す。
【0093】 以下の表に、いくつかの実施例で得られた結果を示す。数値が大きいほど、ポ
リマーがより有効であることを示す。
【0094】
【表2】
【0095】 比較のため、他の蓚酸塩結合性材料を用いた同様の試験で得られた結果を以下
の表に示す。以下に示す既知の蓚酸塩結合体との比較では、本発明のポリマーは
有効な蓚酸塩結合剤である。
【0096】
【表3】
【0097】 また、先の実施例における濃度以外の濃度で、蓚酸塩の結合を試験した。本発
明のポリマーは、蓚酸塩の濃度が高くなるにしたがって、より多くの蓚酸塩を結
合する。
【0098】 蓚酸塩分解性酵素(例えば、オキサレートデカルボキシラーゼ)を含む本発明
のポリマーも同様に試験することができる。これらの材料のいくつかの有効性を
以下の表に示す。乾燥した同等のポリマー1g当たりの分解された蓚酸塩の量か
ら、これらの物質は、有効な蓚酸塩除去剤である。
【0099】
【表4】
【0100】 しかしながら、本発明の先の記載は、実施例により単に例証することを意図し
たにすぎず、本発明の趣旨から逸脱せずに、他の変形、実施態様及び均等物が当
業者にとって明らかであることが理解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 マンデヴィル,ダブリュ.,ハリー,ザ・ サード アメリカ合衆国 マサチューセッツ 01940 リンフィールド,ピリングス ポ ンド ロード 7 Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 BC07 BC21 FA03 MA35 MA36 MA37 MA43 MA52 NA14 ZA81 4J100 AL03P AM15P AM21P AN02P AN03P AN05P AN14P BA29P BC43P CA01 CA31 HA53 JA53

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の脂肪族アミンポリマーの治療有効量を患者に投与す
    ることを含む、蓚酸塩レベルの低下を必要とする患者において蓚酸塩レベルを低
    下させる方法。
  2. 【請求項2】 ポリマーが、 【化1】 【化2】 【化3】 からなる群より選ばれた式を有する繰り返し単位並びにその塩及びコポリマーに
    よって特徴づけられ、式中、nは正の整数であり、xは0又は1〜約4の整数で
    あり、y及びzは1以上の整数であり、R、R1 、R2 及びR3 は独立してH、
    又は置換若しくは非置換の、アルキル、アルキルアミノ又はアリール基である請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ポリマーが多官能性架橋剤により架橋されており、前記
    剤がモノマー及び架橋剤の合計重量に対して約0.5〜25重量%の量で存在す
    る請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記架橋剤がモノマー及び架橋剤の合計重量に対して約2.
    5〜20重量%の量で存在する請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記架橋剤がエピクロロヒドリンを含む請求項3記載の方法
  6. 【請求項6】 ポリマーがホモポリマーである請求項3記載の方法。
  7. 【請求項7】 ポリマーがポリアリルアミンである請求項3記載の方法。
  8. 【請求項8】 ポリマーがポリジアリルアミンである請求項3記載の方法。
  9. 【請求項9】 ポリマーがポリビニルアミンである請求項5記載の方法。
  10. 【請求項10】 各式において、R、R1 、R2 、R3 及びR4 の少なくと
    も1つが水素である請求項3記載のポリマー。
  11. 【請求項11】 式: 【化4】 (式中、nは正の整数であり、xは0又は1〜約4の整数である) を有する繰り返し単位によって特徴づけられる1以上の架橋されたポリマー及び
    塩の治療有効量を患者に投与することを含む、蓚酸塩レベルの低下を必要とする
    患者において蓚酸塩レベルを低下させる方法。
  12. 【請求項12】 前記ポリマーが多官能性架橋剤により架橋されており、前
    記剤がモノマー及び架橋剤の合計重量に対して約0.5〜25重量%の量で存在
    する請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記架橋剤がモノマー及び架橋剤の合計重量に対して約2
    .5〜20重量%の量で存在する請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記架橋剤がエピクロロヒドリンを含む請求項12記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 ポリマーがホモポリマーである請求項11記載の方法。
  16. 【請求項16】 xが1である請求項11記載の方法。
  17. 【請求項17】 xが0である請求項11記載の方法。
  18. 【請求項18】 架橋されたホモポリアリルアミンの治療有効量を患者に投
    与することを含む、患者における蓚酸塩レベルを低下させる方法。
  19. 【請求項19】 前記架橋されたホモポリアリルアミンが多官能性架橋剤に
    より架橋されており、前記剤がモノマー及び架橋剤の合計重量に対して約1〜2
    5重量%の量で存在する請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記架橋剤がモノマー及び架橋剤の合計重量に対して約2
    .5〜20重量%の量で存在する請求項19記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記架橋剤がエピクロロヒドリンを含む請求項20記載の
    方法。
  22. 【請求項22】 架橋されたホモポリビニルアミンの治療有効量を患者に投
    与することを含む、患者における蓚酸塩レベルを低下させる方法。
  23. 【請求項23】 前記架橋されたホモポリビニルアミンが多官能性架橋剤に
    より架橋されており、前記剤がモノマー及び架橋剤の合計重量に対して約1〜2
    5重量%の量で存在する請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記架橋剤がモノマー及び架橋剤の合計重量に対して約2
    .5〜20重量%の量で存在する請求項23記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記架橋剤がエピクロロヒドリンを含む請求項24記載の
    方法。
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