JP2002000260A - エリトリトール産生酵母菌株 - Google Patents

エリトリトール産生酵母菌株

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JP2002000260A JP2000184899A JP2000184899A JP2002000260A JP 2002000260 A JP2002000260 A JP 2002000260A JP 2000184899 A JP2000184899 A JP 2000184899A JP 2000184899 A JP2000184899 A JP 2000184899A JP 2002000260 A JP2002000260 A JP 2002000260A
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Hau Shu Wen
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Riou Guei-Yuu
グエイ−ユー・リオウ
Chu Wen-Shen
ウェン−シェン・チュ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 単純な培地中でグルコースをエリトリトール
に変換する事の出来る酵母菌株の提供。 【解決手段】 グルコースをエリトリトールに変換する
ことができる酵母菌株であって、以下の同定特徴を示す
酵母菌株:運動性胞子がないこと;有隔菌糸体;無性生
殖;腎臓形細胞がないこと;長柄ではなく小歯状突起の
上に任意に形成された分生胞子;射出分生子がないこ
と;広い基底部上での単極性でない出芽;分芽分生子の
求頂性鎖;暗褐色の厚壁の厚膜胞子;シュークロース、
グリセロールおよびマルトースを同化できること;ラク
トースを同化できないこと;ガラクトースを発酵できな
いこと;並びに25℃〜36℃で生育できること。上記に該
当するアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション
により受託番号PTA−1227、PTA−1228、
PTA−1229、PTA−1230、PTA−123
1、またはPTA−1232を付与された酵母菌株;又
は前記酵母菌株に由来する変異株。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】糖アルコールであるエリトリトールは、
シュークロースの60〜80%の甘さである。しかしエリト
リトールは、シュークロースの約1/10の発熱量しかな
く、虫歯の原因とならない。またエリトリトールは、多
くの糖アルコールとは異なり、下痢を引き起こさない。
更にエリトリトールは、優れたプロセシング特性を有す
る:熱安定であり;アミノ基と反応しないため、有機物
質の退色(browning)を起こさない。
【0002】エリトリトールは、地衣類、麻の葉、キノ
コ、発酵性食品(例えば、ワインおよび醤油)、および
微生物に見出すことができる。エリトリトール産生微生
物の中には、Pichia、Candida、Torulopsis、Trigonops
is、Moniliella、Aureobasidium、およびTrichosporon
属の酵母菌株が含まれる。
【0003】
【発明の概要】本発明は、単純な培地中でグルコースを
エリトリトールに変換することができる新規酵母菌株に
関する。
【0004】本発明の酵母菌株は、運動性胞子もしくは
遊走子(即ち、鞭毛を有する胞子)がないこと;有隔菌
糸体(即ち、隔壁を有する菌糸体);無性生殖(即ち、
カソガミー(kasogamy)および減数分裂を伴わない生
殖);腎臓形細胞がないこと;長柄ではなく小歯状突起
(即ち、小さな歯のような突起)の上に任意に形成され
た分生胞子;射出分生子(即ち、強制的に放出される胞
子)がないこと;広い基底部上での単極性でない出芽
(即ち、単一極生長(outgrowth)から新規細胞の発生
がない増殖プロセス);分芽分生子の求頂性鎖(即ち、
隔壁によって先端が境界を決められる前に、認識可能な
分生胞子先端の著しい肥大化により特徴づけられる分生
胞子);暗褐色の厚壁の厚膜胞子(即ち、プロトプラス
トの収縮により既存の細胞の一部に内因的にそれぞれ一
つずつ生じる1細胞の無性胞子);発酵能力(即ち、少
なくとも一炭素源を半嫌気的に発酵できること);シュ
ークロース、グリセロールおよびマルトースを同化でき
ること;ラクトースを同化できないこと;ガラクトース
を発酵できないこと;並びに25℃、30℃、35℃および36
℃で生育できることにより特徴づけれられる。任意に、
本発明の酵母菌株は、シュークロース、グルコース(即
ち、D-グルコース)もしくはマルトースを発酵できる
こと;あるいはガラクトースを同化できることもしくは
同化できないことにより更に特徴づけることができる。
【0005】菌株が、特定の炭素源を発酵もしくは同化
できるかできないか、ビタミンフリーの培地で生育でき
るかできないか、並びに特定の温度で生育できるかでき
ないかを、以下の実施例に記載の手法に従って測定する
ことができる。
【0006】また、上述の形態学的特徴および以下の表
1、2、3、4、5または6に挙げた生理学的特徴によ
り特徴づけられる酵母菌株は、本発明の範囲内に想定さ
れるものである。例としては、American Type Culture
Collection, 10801 University Blvd., Manassas, VA 2
0110-2209, USAに、2000年1月27日に寄託された6菌株
が含まれるがこれに限定されない。寄託された菌株の受
託番号は、PTA-1227、PTA-1228、PTA-1229、PTA-1230、
PTA-1231、およびPTA-1232である。寄託された菌株に由
来する変異株も、本発明の範囲内である。
【0007】本発明の酵母菌株は、Moniliella acetobu
tenに最も近縁である。実際、上述の酵母菌株の形態学
的特徴は、M.acetobutenの特徴と一致する。一方、その
生理学的特徴は、M.acetobutenとは僅かに異なってい
る。例えば、M.acetobutenと違って、本発明の菌株はラ
クトースを同化しない。更に、本発明の菌株は、単純な
培地中(例えば、グルコースおよび酵母エキスのみ)
で、M.acetobutenからは予想されない速い速度でグルコ
ースをエリトリトールに変換することができる。
【0008】本発明のその他の特徴もしくは利点は、以
下の(実施例を含む)詳細な説明および特許請求の範囲
から明らかになると思われる。
【0009】
【詳細な説明】本発明の酵母菌株は、天然資源、例え
ば、ハチ蜜、保存果実、および花粉のような糖含有量の
高いサンプルから単離することができる。各菌株は、グ
ルコースをエリトリトールに変換する能力、並びに種々
の形態学的および生理学的特徴に基づいて同定される。
本発明の酵母菌株は、1gのグルコースを少なくとも0.
3gのエリトリトール(即ち変換率>30%)に変換する
ことができる。30%グルコースおよび1%酵母エキスを
含む10mLブロスを含有する50mLフラスコ内(初期の細
胞密度1×105 細胞/mL)で、ロータリーシェーカー15
0rpm、30℃で6日間本発明の菌株を培養することによ
り、変換率は測定される。形態学的特徴は、4%麦芽エ
キス/0.5%酵母エキス寒天上、20℃で10日間生育後、測
定される。A Taxonomic Study, Edited by Kurtzman et
al., 4th Ed., ページ 785, Elsevier,Amsterdam (199
8)を参照のこと。一方、生理学的特徴は、以下の実施例
に記載の方法により測定される。
【0010】本発明の他の酵母菌株は、天然資源から単
離された菌株に由来する変異株であり得る。例えば、こ
のような菌株は、UV照射、N-メチル-N’-ニトロソ
グアニジン処理、エチルメタンスルホネート処理、亜硝
酸処理、アクリジン処理などにより得られる変異株であ
り得る。またこのような菌株は、細胞融合もしくは組換
えDNA技術により遺伝的に産生された組換え株であり
得る。
【0011】当業者であれば、説明のためだけであって
他の開示内容を限定する意図のない以下の特定の実施例
に基づいて、本発明の酵母菌株を入手し最大限に利用す
ることができる。本明細書で引用された全ての文献は、
参照により本明細書の開示内容の一部とする。
【0012】
【実施例】ハチ蜜、未処理の花粉、処理済みの花粉、保
存果実、新鮮な果実、糖製造からの廃水、および糖みつ
から、370のサンプルを収集した。次に、収集したサン
プルを40%グルコースおよび1%酵母エキスを含む培地
中で3〜4日間培養した。次に、培養物を20%グルコー
スおよび1%酵母エキスを含む寒天プレート上に播き、
その後30℃で3〜4日間インキュベーターでインキュベ
ートした。コロニーの外観に基づいて、種々の菌株を選
び取り、30%グルコースおよび1%酵母エキスを含むブ
ロスに接種し、30℃で4〜5日間インキュベーターで培
養した。各々の上清中のエリトリトールの量をHPLC
およびTLCで測定し、単離した菌株のエリトリトール
産生能力を決定した。
【0013】HPLC分析は、Hewlett Packard H4033A
アナライザーにより、Ion-300クロマトグラフィーカラ
ムで、移動相として0.1N硫酸を流速0.4 mL/分で用い、
温度を75℃に設定して行なった。TLC分析は、Neissn
erらの手法に従った(Neissner, et al. 1980. Herstel
lung, aanalyse und DC-trennung von fettsaure eryth
ritpartialestern. FETTESEIFEN ANSTRICHMITTEL. 8
2: 10-16.)。4%ホウ酸でKieselgel 60F254(Merck)
をリンスした後、使用前にそのゲルを105℃で20分間、
インキュベーターで加熱した。展開溶媒は、エチルメチ
ルケトン:アセトン:水(体積比で100:10:10)であ
り、発色現像剤は、濃硫酸中のKMnO4であった。
【0014】HPLCもしくはTLCによって上清から
精製されたエリトリトールを更に、抽出により精製し、
次いで減圧下で乾燥させた。更なる精製を行なった生成
物およびエリトリトールのスタンダードを、Shindouら
の方法に従ってアセチル化した(Shindouら. 1989. H
PLCおよびGC-MSによるエリトリトールの同定、
および種々の果実の果肉における定量測定. J.Agric.Fo
od Chem. 37: 1474-1476.)。得られたサンプルをGC-
MSにより分析し、再度精製された生成物がスタンダー
ドサンプルのものと同一であるかを測定した。
【0015】合計630の菌株が、370のサンプルから単離
された。それらのうち、22の菌株がエリトリトール産生
能力を示した。エリトリトール産生菌株6菌株は、ハチ
蜜、処理済みの花粉、および糖みつに由来する161の単
離株から選択され、0.5〜1.5%の間のエリトリトール変
換率を示した。この低い変換率は、サンプルが収集前に
加熱および乾燥にさらされたため、エリトリトール産生
微生物が死んでしまったためと思われる。(多くは未処
理である)49のハチ蜜サンプルから単離された26の菌株
のうち3菌株、即ち440、441および442は、高い変換率
(>30%)でグルコースからエリトリトールを産生する
ことが見出された。糖工場に由来する廃水および泥サン
プルから単離された66の菌株のうち、何れもエリトリト
ールを産生する能力を示さなかった。エリトリトール産
生に優れた3菌株(変換率>30%)、即ち166-2、262-1
および278-3が、未処理の花粉および保存果実のサンプ
ルから単離された。
【0016】エリトリトール産生に対するグルコース濃
度の影響を調査するため、菌株166-2、262-1および278-
3をそれぞれ、1%酵母エキスと20%、30%、40%グル
コースそれぞれを含む培地中で、ロータリーシェーカー
150rpmで、30℃で1〜6日間培養した(50mLフラスコ
中に10mL培地;初期の細胞密度 1×105 細胞/mL)。
次いで、産生されたエリトリトールの量を測定した。そ
の結果より、30%グルコース培地で6日間(本発明の酵
母菌株の変換率を測定するための標準的手法で)生育し
た3菌株の全てが、30%を超える変換率を示すことが明
らかにされた。更に、40%グルコースを含む培地で6日
間培養した後、3菌株全ての変換率は約30%であること
が示された。グルコースの消費に関していうと、30%グ
ルコースを含む培地で培養すると、菌株166-2は5日目
にグルコースを全て使い果たし、菌株262-1および278-3
は6日目に使い尽くした。
【0017】30%グルコース培地にKClもしくはNaCl
を、それぞれ0.5、1.0および1.5M添加した研究により
示されるように、イオン浸透圧の増大は、3菌株全てに
対して変換率を低下させることが見出された。pHプロ
フィール研究により、pH4.0〜7.0において30%グルコ
ース培地で生育した3菌株の変換率は、ほぼ同じである
ことが示された。変換率はpH8で低下した。また、菌
株166-2、262-1および278-3を、30%培地でそれぞれ25
℃、30℃および35℃において培養した。3菌株全てが、
30℃で最も高い変換率を示し、25℃で最も低い変換率を
示した。
【0018】また、エリトリトール産生に対する種々の
培地の影響を調査した。30%グルコースを30%マルトー
スと置き換えると、3菌株は全てエリトリトールを産生
しなかった。30%グルコースを30%マルトデキストリン
と置き換えるか、あるいは1%酵母エキスを6%コーン
・スティープ・リカーもしくは6%ダイズ・フラワーと
置き換えると、変換率は有意に低下した。更に、培地中
の酵母エキスの種々の濃度、0.5%、0.75%および1.0%
の影響を調査した。その結果は、酵母エキスのレベルに
比例して変換率が増大することを示した。更に、種々の
無機塩類を種々の濃度、即ち、MgSO4・7H2O(0.02%〜
0.1%)、KH2PO4(0.001%〜0.02%)、CaCl2・2H2O
(0.1%〜0.4%)、およびCaCO3(0.1%〜1%)で添加
したことによって、変換率は有意な影響を受けなかっ
た。
【0019】上述のようにフラスコ内で培養することに
加えて、菌株166-2、262-1、および278-3それぞれを、3
0℃で6〜7日間、2リットルの30%グルコース/1%酵
母エキス培地を含む5リットル発酵槽でも培養した(回
転:150rpm;エアレーション:1vvm、即ち体積/分/培
地体積;初期の細胞密度:1×105 細胞/mL)。グルコ
ースのエリトリトールへの変換は、菌株166-2および262
-1の両方とも、5日目終了時にほぼ完了していた。菌株
278-3は、より遅い速度でグルコースをエリトリトール
に変換したため、その変換は7日目までに完了しなかっ
た。
【0020】7日目に、遠心により各培養物から上清を
収集し、活性炭で脱色し、次いでイオン交換樹脂(IRA-
410:IRA-120B=2:1)を通して、不純物を除去し
た。蒸発および再結晶化により凝縮した後、エリトリト
ールを白色透明の結晶として得た。得られたエリトリト
ール結晶の構造を、1Hおよび13C NMRにより確認
した。
【0021】菌株166-2、262-1、278-3、440、441およ
び442のそれぞれを、10mLの30%グルコース/1%酵母
エキス培地(初期の細胞密度1×105 細胞/mL)を含有
する50mLフラスコ内で、ロータリーシェーカー150rp
m、30℃で6日間培養すると、これら菌株はそれぞれ、
リットルあたり98.7、104.1、117、99、97.8、および10
2.6gのエリトリトールを産生できることが見出され
た。
【0022】The Yeasts, A Taxonomic Study, Edited
by Kreger-van Rij et al., 3rd Ed., ページ76-101, E
lsevier, Amsterdam (1984)に記載された手法に従っ
て、菌株166-2、262-1、278-3、440、441および442の生
理学的特徴を測定した。
【0023】特に、全ての糖の発酵は、ダラム管内の2
%(w/v)溶液中で試験を行ない、48時間後の麦芽エキス
寒天培地の培養株から接種株を得、接種後、発酵基礎培
地中、25℃でその細胞をインキュベートした。78〜79ペ
ージを参照のこと。
【0024】81〜83ページの小見出し“1.液体培地の
同化試験”に記載の方法に従って、炭素化合物の好気的
利用(同化)に関する試験を行なった。より詳細には、
細胞懸濁液を滅菌水道水で調製し、接種後、細胞を25℃
でインキュベートした。6.7gのBacto酵母窒素ベースお
よびグルコースと同等の(即ち、5gのグルコースと同
量の炭素を含有する)適量の炭素化合物を、100mL脱イ
オン水に溶解することにより、10倍濃縮された培地を調
製した。簡潔にするため、全ての正の反応(即ち、1
+、2+および3+)を“+”と示す。
【0025】85〜86ページの小見出し“1.液体培地に
おける同化”に記載の方法に従って、窒素化合物の好気
的利用(同化)に関する試験を行なった。簡潔にするた
め、全ての正の反応(即ち、1+、2+および3+)を
“+”と示す。
【0026】86〜87ページの小見出し“3.ビタミンフ
リー培地における生育、ビタミン要求性”に記載の方法
に従って、ビタミンフリー培地における生育に関する試
験を行なった。簡潔にするため、全ての正の反応(即
ち、1+、2+および3+)を“+”と示す。
【0027】88〜89ページの小見出し“5.37℃および
他の温度における生育;生育の最大温度”に記載の方法
に従って、種々の温度での生育に関する試験を行なっ
た。固形培地を使用した。
【0028】試験結果の全てを、以下の表1〜6に示
す。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】
【表6】
【0035】
【その他の態様】上述の説明から、当業者であれば、本
発明の本質的特徴を容易に認識することができ、本発明
の精神および範囲を逸脱することなく、本発明に種々の
変更および改良を加え、種々の使用および状況に本発明
を適合させることができる。例えば、試験を行なった酵
母菌株の全てが、30%グルコースおよび1%酵母エキス
のみを含む培地中で生育可能であるが、一もしくは複数
の栄養素を補充しただけでこのような培地中で生育でき
る菌株も、本発明の範囲内と想定される。従って、その
他の態様も特許請求の範囲に含まれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シエ−ジャ・リン 台湾、ハシンチュ 300、チュン−シャ ン・ストリート、レーン 319、ナンバー 18−2、5エフ (72)発明者 チョウ−エン・ウェン 台湾、ハシンチュ 300、チュン−ヤン・ ストリート、レーン 206、ナンバー 10 (72)発明者 ウェン・ハウ・シュ 台湾、ハシンチュ 300、フード・ロード、 レーン 180、ナンバー 3 (72)発明者 グエイ−ユー・リオウ 台湾、ハシンチュ 300、クアン−フ・ロ ード、セクション 2、ナンバー 539、 6エフ−2 (72)発明者 ウェン−シェン・チュ 台湾、ハシンチュ 300、シュイン−シュ アン・ストリート、レーン 356 ナンバ ー 7 Fターム(参考) 4B064 AC05 CA06 CC09 DA10 4B065 AA72X BA16 BB15 BB16 BB29 BC13 BC15 CA07 CA41

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 30%グルコースおよび1%酵母エキスを
    含む培地中でグルコースをエリトリトールに変換するこ
    とができる酵母菌株であって、運動性胞子がないこと;
    有隔菌糸体;無性生殖;腎臓形細胞がないこと;長柄で
    はなく小歯状突起の上に任意に形成された分生胞子;射
    出分生子がないこと;広い基底部上での単極性でない出
    芽;分芽分生子の求頂性鎖;暗褐色の厚壁の厚膜胞子;
    発酵能力;シュークロース、グリセロールおよびマルト
    ースを同化できること;ラクトースを同化できないこ
    と;ガラクトースを発酵できないこと;並びに25℃〜36
    ℃で生育できることを特徴とする酵母菌株。
  2. 【請求項2】 シュークロースを発酵できること、およ
    びガラクトースを同化できないことを更に特徴とする請
    求項1記載の酵母菌株。
  3. 【請求項3】 グルコースおよびマルトースを発酵でき
    ることを更に特徴とする請求項2記載の酵母菌株。
  4. 【請求項4】 シュークロースを発酵できること、およ
    びガラクトースを同化できることを更に特徴とする請求
    項1記載の酵母菌株。
  5. 【請求項5】 グルコースおよびマルトースを発酵でき
    ることを更に特徴とする請求項4記載の酵母菌株。
  6. 【請求項6】 運動性胞子がないこと;有隔菌糸体;無
    性生殖;腎臓形細胞がないこと;長柄ではなく小歯状突
    起の上に任意に形成された分生胞子;射出分生子がない
    こと;広い基底部上での単極性でない出芽;分芽分生子
    の求頂性鎖;暗褐色の厚壁の厚膜胞子;並びに明細書の
    表1〜6の一つに記載の生理学的特徴により特徴づけら
    れる酵母菌株。
  7. 【請求項7】 明細書の表1に記載の生理学的特徴によ
    り特徴づけられる請求項6記載の酵母菌株。
  8. 【請求項8】 明細書の表2に記載の生理学的特徴によ
    り特徴づけられる請求項6記載の酵母菌株。
  9. 【請求項9】 明細書の表3に記載の生理学的特徴によ
    り特徴づけられる請求項6記載の酵母菌株。
  10. 【請求項10】 明細書の表4に記載の生理学的特徴に
    より特徴づけられる請求項6記載の酵母菌株。
  11. 【請求項11】 明細書の表5に記載の生理学的特徴に
    より特徴づけられる請求項6記載の酵母菌株。
  12. 【請求項12】 明細書の表6に記載の生理学的特徴に
    より特徴づけられる請求項6記載の酵母菌株。
  13. 【請求項13】 アメリカン・タイプ・カルチャー・コ
    レクション(American Type Culture Collection)によ
    り受託番号PTA-1227、PTA-1228、PTA-1229、PTA-1230、
    PTA-1231、またはPTA-1232を付与された請求項6記載の
    酵母菌株;または前記酵母菌株に由来する変異株。
  14. 【請求項14】 受託番号PTA-1227を付与された請求項
    13記載の酵母菌株。
  15. 【請求項15】 受託番号PTA-1228を付与された請求項
    13記載の酵母菌株。
  16. 【請求項16】 受託番号PTA-1229を付与された請求項
    13記載の酵母菌株。
  17. 【請求項17】 受託番号PTA-1230を付与された請求項
    13記載の酵母菌株。
  18. 【請求項18】 受託番号PTA-1231を付与された請求項
    13記載の酵母菌株。
  19. 【請求項19】 受託番号PTA-1232を付与された請求項
    13記載の酵母菌株。
  20. 【請求項20】 受託番号PTA-1227を付与された菌株に
    由来する変異株である請求項13記載の酵母菌株。
  21. 【請求項21】 受託番号PTA-1228を付与された菌株に
    由来する変異株である請求項13記載の酵母菌株。
  22. 【請求項22】 受託番号PTA-1229を付与された菌株に
    由来する変異株である請求項13記載の酵母菌株。
  23. 【請求項23】 受託番号PTA-1230を付与された菌株に
    由来する変異株である請求項13記載の酵母菌株。
  24. 【請求項24】 受託番号PTA-1231を付与された菌株に
    由来する変異株である請求項13記載の酵母菌株。
  25. 【請求項25】 受託番号PTA-1232を付与された菌株に
    由来する変異株である請求項13記載の酵母菌株。
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