JP2002000703A - 濃度勾配を有する組成物の分配装置 - Google Patents
濃度勾配を有する組成物の分配装置Info
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Abstract
物を、該化合物の濃度を変化させつつ分配するための装
置を提供する。 【解決手段】 化粧品用、製薬用又は皮膚用組成物等の
液状組成物(C1)を収容し分配する装置(1)において
a)該液状組成物(C1)を収容する第1容器(11);b)
所定容量の液状組成物(C1)を分配する手段(5);c)
所定容量の分配に応じて第1容器内への空気の取込み選
択的に許容/防止する手段(100、101);d)変更
組成物(C2)を収容する第2容器(C2);及びe)第1
容器内部の減圧に応じて、第1容器(11)内の圧力を少
なくとも部分的に回復させるように第2容器(12)から
第1容器(11)まで変更組成物(C2)を通過させる、特
にサイホン(30)形態の手段を設ける。
Description
一部の使用領域においてその濃度が変化する、少なくと
も1種の化合物を含む液状組成物を包装し分配するため
の装置に関する。前記組成物は、非常に流動的なものか
ら、あまり流動的なコンシステンシーではないものまで
あり、特にミルク又はエマルションの形態をしている。
数の分離相のいずれかを含む組成物を適切な容器に収容
することが知られている。後者の分離相の場合には、容
器を振って相を混合することで、各活性成分が所定濃度
を有する混合物が得られる。各活性成分の濃度値は処方
者により一度決められるだけである。使用の度に、分配
される組成物は同じ濃度を示す。現在、化粧品分野にお
いて、また製薬又は皮膚科学分野等の他の分野において
は、少なくとも1種の活性成分の濃度を、好ましくは処
置が開始して終了するまで線形に変化させることが望ま
しい場合がある。これは、特に子供を太陽光から保護す
る場合においてしかりであり、光にさらされる最初の2
〜3日に全体的でなくとも最大である必要があり、暴露
2〜3日後には徐々に低減されうることが必要である。
自己サンタン成分を含有する製品の場合も同じであり、
最初の使用時には非常に僅かな効果しか有さず、数回使
用した後に漸次的に顕著な効果を有するものとできる。
また、使用する過程で徐々に強力になっていく痩身作用
を有する痩身製品の場合も同様である。さらなる例とし
ては、皮膚又は頭皮のある種のトリートメントを挙げる
ことができ、それらが含有しているいくつかの成分の強
力な作用のために、安定した最終濃度で適用される前に
濃度を徐々に増大させて適用され、最大の効果を持つト
リートメントが追求される。
るには、それぞれ異なる濃度のものを別個に包装する必
要がある。包装体の数が増加するため一般の人々によっ
てこの種のトリートメントが使用されることはあまりな
く、これらのトリートメントは非常にハイクラスの美容
施設における使用に限られている。さらにこのシステム
では限られた数の異なる濃度のものしか許容されない。
るプロセスにおいては、プロセスの任意の時間、特に処
置の開始時に、ある所定長さの時間、組成物の濃度を設
定値に維持でき、例えば攻撃的な処置では非常に高濃度
を維持することができることが望ましい。しかして、皮
膚科学では、一般にコルチゾンベースの皮膚トリートメ
ントは、高濃度のコルチゾンが適用される第1段階が必
要とされる。数日後には、苦痛の種類や度合い、又は患
者の皮膚タイプに応じて、処置終了時にベースライン値
に達するまで、コルチゾン濃度を徐々に低減させること
が望ましく、このベースライン値は攻撃段階の値よりも
遙かに低い。他のタイプの適用では、濃度を徐々に増加
又は低減させて2〜3日分配した後に、設定された濃度
に戻し、可変濃度サイクルを再開させる必要がある。
一つは、特に単一部品として成形することにより得るこ
とができ、液状組成物に含有される少なくとも1種の化
合物の濃度が使用過程において変化する液状組成物を分
配することが可能で、任意のときに、特に処置の開始時
に、また特に組成物の種類及び適用環境の関数として随
意に選択した長さの時間、組成物の濃度を安定化させる
ことを可能にする単一の包装体を提供することである。
くとも一部で濃度変化が線形である装置を提供すること
にある。本発明のさらに他の目的は、このような濃度変
化を可能にし、濃度が増加又は減少する分配装置を提供
することにある。使用が簡単で信頼性があり、製作が経
済的である装置を提供することが本発明のさらに他の目
的である。他の目的は以下の詳細な記載により明らかに
なるであろう。
状組成物を収容する第1容器;b)所定容量の液状組成
物を分配するための手段;c)所定容量の分配に応じて
第1容器内への空気の流入を選択的に許容/防止する手
段;d)変更組成物(C2)を収容する第2容器;及びe)
第1容器内の減圧に応じて、第1容器内の圧力を少なく
とも部分的に回復させるように第2容器から第1容器ま
で所定容量の変更組成物を通過させることが可能な、特
にサイホン形態の手段を具備する、液状組成物(C1)、
特に化粧品、製薬又は皮膚科学的組成物を収容(包装)し
分配するための装置を製作することにより、達成され
る。しかして、第1容器からのある用量の分配に対して
対応する量の空気が補われると、装置内の圧力平衡が維
持される。よって、第2容器に収容された変更組成物は
第1容器内に吸引されていかない。その結果、次の分配
サイクルの間、分配される組成物は前の分配サイクル中
と同じ濃度を有するようになる。これに対して、可変濃
度の分配サイクルが開始された場合は、空気が第1容器
に流入するのを防止することだけが必要となる。その結
果、分配される容量は同容量の変更組成物により補わ
れ、よって次のサイクルの間に分配される組成物の濃度
が変更される。第2容器の内容物がひとたび使い果たさ
れると、分配される組成物の濃度は再度安定し、装置内
の全内容物が分配されるまでそのように維持される。
には、例えば8、10又は12日間続く攻撃段階の間、
組成物は設定された比較的高濃度のコルチゾンを含有す
る。安全面の理由から、使用者が、攻撃段階の間にどれ
くらいの量の組成物が高濃度で実際に分配されたかを見
ることができるように、目盛りを有するタイプの可視マ
ークを、第1容器(透明でありうる部分)に設けてもよ
い。その後、この第1段階の後に、特に変更組成物の容
量、各適用中に分配される量、及び適用頻度に応じた所
定の期間にわたってコルチゾン濃度は徐々に低減する。
第1段階の長さに反比例する長さの保持段階の間、組成
物の濃度は、第1段階の間の濃度の値よりも顕著に低い
値で再度安定する。
し、第1容器内に開口する少なくとも1つの透孔を具備
してよく、該透孔を選択的に閉塞/開放する手段が設け
られる。透孔を選択的に閉塞/開放するためのかかる手
段は、特に透孔を密封する第1の位置と透孔が開放され
る第2の位置との間を移動可能な部材、特に摺動シャッ
ター部材を具備していてもよい。
同容量の空気を第2容器に流入可能にする空気取込部材
が設けられる。この空気取込部材は、特に第2容器が剛
性又は半剛性形態である場合に必要である。別に、変更
組成物は、特に金属/熱可塑性樹脂の複合体から作製さ
れ、その壁部が第2容器から第1容器へ移送される容量
の損失に応じてそれ自体が崩壊可能である可撓性のポー
チ部内に収容されている。後者の例では、第2容器中へ
の空気の取り込みは必ずしも必要でない。しかし、可撓
性ポーチが剛性容器内に収容されているならば、後者は
ポーチの変形を可能にするように、大気圧である必要が
ある。
ルブ又は他の同様の手段を必要としないで単一部品とし
て成形することにより装置を製作可能である限りは、本
発明の好ましい実施態様を構成する。好ましくは、組成
物C1は、特に手動操作ポンプ等のポンプ部材といった
手段により圧力下で分配される。あるいは、容器は弾性
的に変形可能な壁を有するものであってもよく、特に一
方向バルブの形態をしたバルブが設けられていてもよ
く、該組成物C1は、分配されるいくらかの組成物C1
が、バルブが設けられた流出透孔を通って押し出される
ように第1容器の壁を絞ることにより、分配される。こ
のように変形した壁は、同量の変更組成物が第1容器内
に流入したとき、又は空気取込用透孔が開口された際に
これを通過して空気が取り込まれたときに当初の形状に
復元する。この第2の解決法は、特に用量を正確に計測
する必要がある場合には好ましくない。
場合には、第1容器内への選択的な空気取込用の透孔に
は、さらに、特に第1容器内の圧力が上昇する場合に、
望まない製品の流出を妨害するように、また負圧に応じ
て空気の流入が可能になるように、第1容器内の減圧に
応じて開口可能な一方向バルブが取り付けられてもよ
い。
置にある場合、分配される組成物は設定濃度にある。こ
れに対し、空気取込用透孔が閉塞位置にある場合、組成
物が第1容器から汲み上げられるたびに、いくらかの変
更組成物が第2容器に残っているかぎり、第2容器に収
容されている同量の変更組成物が第1容器の液状組成物
の容量が変化しないように第1容器に吸引される。変更
組成物が第1容器に最初に収容されている組成物と同程
度に濃縮されていないと仮定すると、第1容器に移送さ
れる変更組成物の各容量により、分配される液状組成物
中の化合物の濃度が徐々に低減する。変更組成物が第1
容器に最初に収容されている組成物よりも濃縮されてい
ると仮定すると、第1容器に移送される変更組成物の各
容量により、分配される液状組成物中の化合物の濃度が
徐々に増加する。
と、第1容器に収容されている液状組成物の濃度は安定
し、第2容器の変更組成物の濃度にせいぜい等しい最終
値に達する。実際、第1容器の容量と比較して、又は空
気取込用透孔が閉塞した時点で、少なくとも第1容器に
残存している組成物の容量と比較して、第2容器の容量
が増加すればする程、第1容器に収容されている液状組
成物の濃度の最終値は変更組成物の濃度により近づくで
あろう。有利には、サイホンを形成する手段は、第1端
部が底部近傍に位置する第1透孔を介して第2容器に開
口し、第2端部が第1透孔よりも下方のレベルに位置す
る第2透孔を介して第1容器に開口する管路を具備す
る。有利には、管路は第2容器内の製品の最大レベルよ
りも上方のレベルに位置する部位を有する。
衡しているため、おそらく所定容量の空気で形成される
界面が一般にサイホン領域に位置している2つの組成物
が有意には混合されない。しかしながら、第1容器に収
容された液状組成物を、最初に使用する前に、変更組成
物から離しておくための手段を備えていることが望まし
い。このような手段はサイホンを形成する管路に位置
し、シャッター部材又はバルブの形態であってよい。有
利な一実施態様によれば、サイホン管路は、その最上部
に、横断面が細長い部位を有している。装置上に位置
し、前記部位に面したクリップにより、多かれ少なか
れ、一方の組成物の他方への移動が防止されるように管
路がつぶされる。このようなクリップは、分配ヘッドを
取り外し可能に覆うためのキャップに連結されていても
よい。よって、使用者は、最初に使用する際にストッパ
ーを取り外し、さらにクリップを取り外すと、2つの容
器が連通可能となる。
段を考えることもできる。例として、輸送位置におい
て、サイホンの一端を自由端にし、適切なストッパーに
より閉塞させることを考えることもできる。最初の使用
の時には、ストッパーを取り外し、サイホンの自由端を
装置の対応部位に押し込み、2つの容器間の液体の連通
を再確立させる。好ましくは、分配手段は手動操作ポン
プからなり、第1容器の流出用透孔は手動操作ポンプの
部品、特に吸込管路により密封されている。このような
ポンプは、その自由端が第1容器の底部の近傍に位置し
ている浸漬チューブに連結されていてもよい。また、好
ましくは、第2容器への空気の流入を許容する部材は、
適切には、手動操作ポンプの空気取込用透孔により形成
され、空気取込用透孔は第2容器に連通している。この
目的のためには、手動操作ポンプを装置の首部に取り付
けてもよく、首部は第1容器の流出用透孔及び第2容器
に連通している中間領域上に別個に開口しており、空気
の取込部材は中間領域に連通している。好ましくは、第
1及び/又は第2容器の最大充填レベルはサイホンの最
上部の下に位置している。よって、装置に充填するため
に以下の手順がなされる:液状組成物を流出用透孔を介
し、第1容器内部に、サイホンの最上部の下に位置する
最大充填レベル、好ましくは空気取込用透孔のレベルの
下まで導入する。変更組成物を最大の充填が達せられる
まで、中間領域を介して第2容器内に導入する。その際
に、所定容量の空気がサイホンに捕捉され、変更組成物
から第1容器の液状組成物を分離する。
成物で同じ容器(例えば第1容器)から満たす。このため
には、第1容器の最大充填レベルは、空気取込用透孔の
レベルより下でサイホンの最上部より上に位置している
ことが好ましい。その後、第1容器の液状組成物と変更
組成物の相対濃度を変更可能な「濃縮物」が一方又は他
方の容器に導入される。有利には、首部は、ポンプが取
り付けられる分配ヘッドの対応するネジ部と係合するよ
うに設計されたネジ部を有する。分配ヘッドには取り外
し可能にキャップがかぶせられている。
用の透孔が閉塞位置にある場合、第2容器の変更組成物
は、汲み出される用量の数の関数として第1容器から汲
み出される液状組成物中に存在する少なくとも1種の化
合物の濃度を表す曲線が、正の傾斜を持つ部分を有する
ようなものである。化合物は自己サンタン活性成分であ
ってよい。あるいは、第1容器の空気取込用透孔が閉塞
位置にある場合、第2容器の変更組成物は、汲み出され
る用量の数の関数として第1容器から汲み出される液状
組成物中に存在する少なくとも1種の化合物の濃度を表
す曲線が負の傾斜を持つ部分を有するようなものであ
る。化合物は日光遮蔽剤又は製薬用化合物、例えばコル
チコイドであってよい。
は、添付した図面を参照に記載した幾つかの非限定的な
例示的実施態様によって以下に説明する所定数の他の構
成からなる。
一実施態様に係る装置1は、断面が長尺形状の剛性又は
半剛性の本体2を具備する。本体2の上部には首部3が
設けられ、その自由縁部4は手動操作ポンプ5が取り付
けられた開口部を画成している。首部3とポンプ5はX
軸に沿って配設されている。ポンプ5の上には、ポンプ
5の操作が可能なように、また組成物が透孔8を介して
流出して分配されるように、軸方向に移動可能な部位7
を有する分配ヘッド6が取り付けられている。分配ヘッ
ド6は首部3の外面に設けられた対応するネジ部と協働
可能なネジ部(図示せず)を具備する。
るための第1容器11と、第1容器に収容された組成物
C1の少なくとも1種の化合物の濃度を変更可能な変更
組成物C2を収容するための第2容器12を形成する2
つの容量部が画成されている。第1容器11はX軸に沿
って配設され、ポンプ5の吸込管路14を密封状態で収
容するための流出用透孔13を具備する。吸込管路には
浸漬チューブ15が続き、その自由端は程度の差はあ
れ、第1容器11の底部に位置している。第1容器11
は、流出用透孔13が開口している横断壁17を具備し
ている。
な限り近くの部位において、第1容器11の壁には透孔
100があけられている。摺動シャッター部材101が
壁上にスナップ締結により取り付けられ、空気取込用透
孔100が開放される低下位置、又は空気取込用透孔1
00が密封される上昇位置を選択的に占有可能である。
シャッター部材101の摺動は頂部ストップ部103と
底部ストップ部102により制限される。透孔の直径は
数十分の1ミリメートルのオーダーである。摺動シャッ
ター部101の上昇位置は特に移送位置、貯蔵位置、及
び可変濃度の組成物C1を分配する位置に対応する。シ
ャッター部材101の下降位置は設定濃度の組成物C1
を分配するための位置に相当する。あるいは、摺動シャ
ッター部材101の代わりに、任意の種類の移動、特に
回転又は旋回によりある位置から他の位置まで移動する
任意の形態の任意の可動システムを使用することができ
る。
向にわずかにオフセットして配設されており、第1容器
11の容量とほぼ同一の容量を有する。第2容器12
は、第1容器11の上部において、首部3に連続して位
置する中間領域18と連通している。取り付け位置にお
いて、ポンプ5の吸込管路14のより大きな断面部分1
9は中間領域内にある。管路14のこのより大きな断面
部位には、ポンプ用の空気取込用透孔20が備えられて
いる。よって、空気取込用透孔は第2容器12に連通し
ており、第1容器11からは離れている。この実施態様
では、第2容器の最大充填レベルは、首部3に面する壁
17の表面のレベルである。
30を介して第2容器に連結されており、該サイホンの
一端31は第2容器12の底部に形成された透孔32を
介して第2容器12と連通している。サイホン30を形
成する管路は、程度の差はあれ装置の本体2の全高を越
えて上昇する第1部位33、程度の差はあれ本体2の全
高を越えて下降する部位35が続くU字型部位34を有
する。サイホン30を形成する管路の最上部39は、第
1容器11の最大充填レベルの上で、程度の差はあれ第
2容器12の最大充填レベルと同じレベルに位置する。
前記部位35には90°に曲がった部分が連続し、その
一端37は透孔38を介して第1容器11に連通してい
る。透孔38は、第2容器12と連通している透孔32
よりも下方に位置している。薄い壁の形態の接合領域4
0は第1容器、第2容器、及びサイホン30を形成する
管路の種々の部位との間に形成されている。容器の本体
はポリエチレン又はポリプロピレン等の物質から、単一
部品として成形することにより得られる。
30が、U部34の頂部近傍に、2回の使用の間、分配
ヘッド6を覆うことを意図した着脱自在なキャップ43
に紐体42を介して連結された着脱自在なクリップ41
を使用してつぶすことができる細長い形状の中空断面部
を有している。このようにして取り付けられたクリップ
41により、第2容器12に収容された変更組成物C2
は、第1容器11に収容された液状組成物C1から液密
的に隔離される。特に、装置を最初に使用する前に輸送
されても、一方の組成物の他方への所望しない移動の危
険性はそれにより低減される。最初に使用する際にキャ
ップ43を取り外すと、クリップ41に張力が働き、こ
れが取り外され、細長い中空断面部が再び開放されて液
体の流通が可能になる。クリップ41は2つの容器11
及び12が充填される前、第1容器11の充填と第2容
器12の充填の間、又は容器11、12の両方の充填後
に取り付けることができる。
いる装置に充填するための手順は図3A−3Cに示すよ
うなものである。図3Aでは、組成物C1は、空気取込
用透孔100のレベルより下方に位置する最大レベルに
到達するまで、透孔13を介して第1容器11に導入さ
れるが、ここで空気取込用透孔100はいずれにせよ摺
動シャッター部材101により密封されている。さらに
組成物C1は、U字形部位34の最上部39に達しない
ようにサイホン30の部位35内を上昇する。その時、
クリップ41はサイホン30の細長い断面部45の所定
部位に固定される(図3B)。次に、折曲した充填用パイ
プが、中間領域18を介して第2容器12に挿入される
(図3C)。変更組成物C2は、容器12の最大充填レベ
ル近傍のレベルに達するまで、第2容器12中に導入さ
れる。組成物C2は、さらに所定容量の空気50が先に
なってサイホン30の部位33内を上昇する。分配ヘッ
ド6はボトルの首部3に螺合され、吸込管路14は透孔
13内に液密的に係合せしめられる(図1B及び図2B
を参照)。クリップ41に連結されたキャップ43(図2
A)は、分配ヘッド6上に位置している。このようにし
て、装置は使用準備が整ったものとなる。
装置を使用する際の種々の段階を図4A−4Cに示す。
図4Aでは、摺動シャッター部材101が下降位置にあ
り、これは空気取込用透孔100が開放されていること
を意味する。ポンプ5が作動されるたびに、分配される
組成物C1の容量は、圧力平衡が維持されるように、同
容量の空気で置き換えられる。分配される組成物C1は
設定濃度のものである。容器11内の製品のレベルは徐
々に低下し、容器12に交換されないで残る。
01が上昇位置に移動される。この位置を図4Bに示
す。この位置では、空気取込用透孔100は密封されて
いる。組成物C2が実際に第1容器11に入り始めるよ
うにするために必要な一又は複数のポンピング操作後
(サイホン30の部位35に当初から存在する組成物C
1の容量、サイホン30内部のC1とC2の間に捕捉さ
れ得る空気の容量、及びポンプ5により汲み上げられた
用量の容量に依存する)、第1容器11内部に発生した
減圧に応じて、第1容器11からポンプ5により分配さ
れる組成物C1の各容量が、同容量の組成物C2と置き
換えられる。ついで、組成物C1及びC2の相対濃度に
応じて、ポンプ5により分配される組成物を希釈又は濃
縮する効果が生じる。生じることは、この段階では、第
1容器の組成物C1の容量が一定のままであることであ
る。この希釈又は濃縮効果は、ポンプ5を使用する各ポ
ンピング操作により、徐々に生じる。
後、全ての変更組成物C2が第1容器11に移されてお
り、これは第1容器11に収容された液状組成物C1が
第2容器の変更組成物C2の濃度にせいぜい等しい濃度
であることを意味する。第1容器及び第2容器の容量比
は第1容器の組成物C1の濃度の最終値の決定因子であ
る。このときから、各ポンピング操作に対して、第1容
器11に収容される容量が分配される用量の容量と等し
い量だけ低減し、これが、第1容器11が完全に空にな
るまで続く。この最後の段階の間、組成物C1の濃度は
一定である。この最後の段階の長さは、第1容器11か
らポンピング中に空気が取り込まれる間の段階の長さと
反比例する。
は3つの段階:すなわち、摺動シャッター部材101が
下降位置にあり、組成物C1のみが設定濃度で分配され
る第1段階;シャッター101が上昇位置にあり、組成
物C1とC2の混合物が徐々に増加又は減少する濃度で
分配される第2段階;及び分配される組成物が一定濃度
であり、該濃度が第2容器に当初から存在していた変更
組成物C2の濃度とせいぜい等しいものである第3段階
を含む。
環境の種類に応じて、任意の他の連続的な工程をなすこ
とができることは明らかである。しかして、摺動シャッ
ター部材101が上昇位置、すなわち空気取込用の透孔
100が閉塞している位置にある状態で、装置の全内容
物を分配することができる。この場合、分配される組成
物の濃度曲線は、設定濃度における短い平坦部分(サイ
ホンが使用開始(プライミング)される段階に相当)、
徐々に増加又は減少する濃度を有する部分、及び設定濃
度の最終的な平坦部分を有するであろう。あるいは、組
成物の適用における周囲環境の変化に応じて、可変濃度
の2つの段階の間に一定の濃度の平坦領域を生じさせる
ように、可変濃度で分配する段階の間、摺動シャッター
部材を上昇位置から下降位置に移動させることができ
る。
段階の曲線の傾斜は、装置の主要なパラメータ、特に各
容器のそれぞれの容量、各組成物C1及びC2の最初の
濃度、汲み上げられる容量、及びサイホンの形状を適切
に選択することにより、随意に調節できる。
い実施態様をいくつか取り上げた。特許請求の範囲に記
載された本発明の範囲を逸脱することなく、これらの実
施形態に変形を加えることができることは明らかであ
る。
面図を示す。
す。
を示す。
ける種々な段階を示す。
Claims (16)
- 【請求項1】 化粧品用、製薬用又は皮膚用組成物等の
液状組成物(C1)を収容し分配する装置(1)において、
a)前記液状組成物(C1)を収容する第1容器(11);
b)前記液状組成物(C1)の所定容量を分配する手段
(5);c)前記所定容量の分配に応じて第1容器内への
空気の取込みを選択的に許容/防止する手段(100、
101);d)変更組成物(C2)を収容する第2容器(1
2);及びe)第1容器内の減圧に応じて、第2容器(1
2)から第1容器(11)まで変更組成物(C2)を通過さ
せて、第1容器(11)内の圧力を少なくとも部分的に再
確立する、特にサイホン(30)形態の手段を具備する装
置。 - 【請求項2】 前記選択的な空気取込手段が、大気圧と
連通し、第1容器(11)内に開口する少なくとも1つの
透孔(100)を具備し、該透孔(100)を選択的に開閉
する手段(101)が設けられたことを特徴とする請求項
1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記透孔(100)を選択的に開閉する手
段(101)が、特に前記透孔(100)を密封する第1位
置と前記透孔(100)を開放する第2位置との間を移動
可能な摺動シャッター部材(101)等の部材を具備して
いることを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 組成物(C1)の分配容量にほぼ相当する
容量の空気を、第2容器(12)に流入せしめる空気取込
部材(20)を具備していることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項5】 サイホン(30)形態の前記手段が、第1
端部(31)が底部近傍に位置する第1透孔(32)を介し
て第2容器(12)に開口し、第2端部(37)が第1透孔
(32)よりも下方のレベルに位置する第2透孔(38)を
介して第1容器(11)に開口する管路を具備しているこ
とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載
の装置。 - 【請求項6】 第1容器(11)の最大充填レベル及び/
又は第2容器(12)の最大充填レベルがサイホン(30)
の最上部(39)の下方に位置していることを特徴とする
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項7】 第1容器(11)の最大充填レベル及び/
又は第2容器(12)の最大充填レベルがサイホン(30)
の最上部(39)の上方に位置していることを特徴とする
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項8】 分配手段(5)が手動操作ポンプ(5)から
なり、該手動操作ポンプ(5)の一部(14)により第1容
器(11)の流出用透孔(13)が密封されていることを特
徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の装
置。 - 【請求項9】 ポンプ(5)が浸漬チューブ(15)に連結
され、その自由端が第1容器(11)の底部の近傍に位置
していることを特徴とする請求項8に記載の装置。 - 【請求項10】 空気取込部材が、前記手動操作ポンプ
(5)の空気取込用透孔(20)により形成され、該空気取
込用透孔(20)が第2容器(12)に連通していることを
特徴とする請求項4、8又は9に記載の装置。 - 【請求項11】 手動操作ポンプ(5)が装置の首部(3)
に設けられ、該首部(3)が第1容器(11)の流出用透孔
(13)及び第2容器(12)に連通している中間領域(1
8)に別個に開口しており、該空気取込部材(20)が該
中間領域(18)に連通していることを特徴とする請求項
10に記載の装置。 - 【請求項12】 首部(3)が、ポンプ(5)が設けられた
分配ヘッド(6)の対応ネジ部に協働するように構成され
たネジ部を有することを特徴とする請求項8ないし10
のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項13】 第1容器の液状組成物(C1)と変更組
成物(C2)との間に、最初の使用前に取外し可能な障壁
を形成する手段(41)が設けられていることを特徴とす
る請求項1ないし12のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項14】 第1容器(11)内に空気を取り込むこ
となく、組成物が第1容器から分配される場合、第2容
器(12)の変更組成物(C2)が、第1容器(11)から汲
み出された液状組成物中に存在する少なくとも1種の化
合物の濃度を汲み出された用量の関数として表す曲線が
正の傾斜を持つ部分を有するものであることを特徴とす
る請求項1ないし13のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項15】 第1容器(11)内に空気を取り込むこ
となく、組成物が第1容器から分配される場合、第2容
器(12)の変更組成物(C2)が、第1容器(11)から汲
み出された液状組成物中に存在する少なくとも1種の化
合物の濃度を汲み出された用量の関数として表す曲線が
負の傾斜を持つ部分を有するものであることを特徴とす
る請求項1ないし13のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項16】 前記化合物が日光遮蔽剤、又は化粧品
用、製薬用又は皮膚用の活性成分を形成する化合物であ
ることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項
に記載の装置。
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