JP2002000712A - 芳香剤組成物 - Google Patents
芳香剤組成物Info
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- JP2002000712A JP2002000712A JP2000184102A JP2000184102A JP2002000712A JP 2002000712 A JP2002000712 A JP 2002000712A JP 2000184102 A JP2000184102 A JP 2000184102A JP 2000184102 A JP2000184102 A JP 2000184102A JP 2002000712 A JP2002000712 A JP 2002000712A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fragrance
- peroxide
- scent
- oxygen
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- Pending
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 日常生活において、直接吸入できる程度の強
さの香りを発生させたり、簡便に空間に香りを付与した
り、空間の香りを変化させることができ、比較的狭い空
間でも安全に使用でき、使用者の好みや使用される状況
に応じて香りの強弱や拡散に要する時間を調節しつつ、
香りを拡散させることができる芳香剤組成物を提供する
こと。 【解決手段】 過酸化物および香料を含有する芳香剤組
成物。
さの香りを発生させたり、簡便に空間に香りを付与した
り、空間の香りを変化させることができ、比較的狭い空
間でも安全に使用でき、使用者の好みや使用される状況
に応じて香りの強弱や拡散に要する時間を調節しつつ、
香りを拡散させることができる芳香剤組成物を提供する
こと。 【解決手段】 過酸化物および香料を含有する芳香剤組
成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無機または有機過
酸化物を主成分とし、水を加えることにより酸素を発生
し、該酸素とともに香料成分を拡散させることができる
芳香剤組成物および該芳香剤組成物を用いた香りの拡散
方法に関する。
酸化物を主成分とし、水を加えることにより酸素を発生
し、該酸素とともに香料成分を拡散させることができる
芳香剤組成物および該芳香剤組成物を用いた香りの拡散
方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の室内用芳香剤や車内用芳香剤における香りの拡散方法
は、香料を、a)水やエタノール等の溶媒に乳化・可溶化
させる、b)界面活性剤と、寒天、カラギーナン等の多糖
類高分子化合物を組み合わせてゲル状に封入する、c)
紙、セルロース誘導体等の担持体に含浸させる、等の方
法により適当な収納容器に貯蔵し、毛細管現象、放出制
御膜等の徐放制御手段と組み合わせつつ、特段の手段を
用いずにそのまま揮発拡散させるのが一般的である。し
かしながら、徐放制御手段を用いつつ、周囲の環境に応
じて香料を揮発拡散させる方法では、室内等の比較的狭
い空間での香料の拡散調節が難しく、温度や湿度によっ
ては香りの拡散が遅くなったり、急に強い香りがこもっ
たりするため、使用者の気分や嗜好に応じて香りを手軽
に楽しむような用途には不向きであった。
の室内用芳香剤や車内用芳香剤における香りの拡散方法
は、香料を、a)水やエタノール等の溶媒に乳化・可溶化
させる、b)界面活性剤と、寒天、カラギーナン等の多糖
類高分子化合物を組み合わせてゲル状に封入する、c)
紙、セルロース誘導体等の担持体に含浸させる、等の方
法により適当な収納容器に貯蔵し、毛細管現象、放出制
御膜等の徐放制御手段と組み合わせつつ、特段の手段を
用いずにそのまま揮発拡散させるのが一般的である。し
かしながら、徐放制御手段を用いつつ、周囲の環境に応
じて香料を揮発拡散させる方法では、室内等の比較的狭
い空間での香料の拡散調節が難しく、温度や湿度によっ
ては香りの拡散が遅くなったり、急に強い香りがこもっ
たりするため、使用者の気分や嗜好に応じて香りを手軽
に楽しむような用途には不向きであった。
【0003】近年のアロマテラピーに代表されるよう
に、香りによる心理的、生理的に好ましい効果の発現を
目的として、特定の香料成分や精油を購入し、使用者の
判断で香りを使い分け、居住空間に好みの香りをつける
行為も行われている。この場合の香りの拡散方法につい
ては、加湿器や白熱電球を利用したりする方法もある
が、家庭用電気製品の使用は安全性や利便性の点で必ず
しも好ましいものではなく、市販の芳香剤と同様に周囲
の環境にまかせるのが普通である。
に、香りによる心理的、生理的に好ましい効果の発現を
目的として、特定の香料成分や精油を購入し、使用者の
判断で香りを使い分け、居住空間に好みの香りをつける
行為も行われている。この場合の香りの拡散方法につい
ては、加湿器や白熱電球を利用したりする方法もある
が、家庭用電気製品の使用は安全性や利便性の点で必ず
しも好ましいものではなく、市販の芳香剤と同様に周囲
の環境にまかせるのが普通である。
【0004】古来からある「お香」のように、木片等の
香りの発生体を燃やして香りを拡散させる方法や、加熱
式アロマポット(精油バーナー)のように蒸発皿を加熱
して香料成分を拡散させる方法もあるが、火気を室内等
で頻繁に用い、煙を充満させることは、現代の生活環境
において必ずしも好ましい方法ではない。
香りの発生体を燃やして香りを拡散させる方法や、加熱
式アロマポット(精油バーナー)のように蒸発皿を加熱
して香料成分を拡散させる方法もあるが、火気を室内等
で頻繁に用い、煙を充満させることは、現代の生活環境
において必ずしも好ましい方法ではない。
【0005】また、噴射式の消臭芳香剤では、エタノー
ル等の揮発性溶剤を主体とする溶媒に香料を溶解させ、
液化天然ガス(LPG)やジメチルエーテル、二酸化炭
素等の圧縮ガスとともに空間に噴射することにより、瞬
時に消臭、芳香成分を空間に拡散させる方法も用いられ
ている。噴射式の消臭芳香剤は、消臭、香り付与の即効
性に優れるものが多いが、噴射対象が悪臭物質であった
り、また通常エタノール、ジメチルエーテル等の有機溶
剤とともに急激に噴射するため、室内で仮眠をとりつつ
枕元からただよってくる微香を楽しむ等という用途には
不向きであり、かつ、皮革製品、電気製品、木製家具等
のシミをつくりやすいものが多い室内で気軽に使うのは
難しい。
ル等の揮発性溶剤を主体とする溶媒に香料を溶解させ、
液化天然ガス(LPG)やジメチルエーテル、二酸化炭
素等の圧縮ガスとともに空間に噴射することにより、瞬
時に消臭、芳香成分を空間に拡散させる方法も用いられ
ている。噴射式の消臭芳香剤は、消臭、香り付与の即効
性に優れるものが多いが、噴射対象が悪臭物質であった
り、また通常エタノール、ジメチルエーテル等の有機溶
剤とともに急激に噴射するため、室内で仮眠をとりつつ
枕元からただよってくる微香を楽しむ等という用途には
不向きであり、かつ、皮革製品、電気製品、木製家具等
のシミをつくりやすいものが多い室内で気軽に使うのは
難しい。
【0006】このような従来の芳香剤とは異なり、限定
された空間内に速やかに香りを付与し、または香りを変
化させる方法として、水を加えることによって二酸化炭
素を発生する発泡剤と香料を組み合わせた芳香剤(特開
平10-338622 号公報および特開平11-286430 号公報を参
照)や、二酸化炭素発泡剤に発熱剤を組み合わせた芳香
剤(特開平11-286431 号公報を参照)が提案されてい
る。前記の二酸化炭素を発生させる発泡剤を用いた香料
拡散方法は、炭酸ナトリウム等の炭酸金属塩と中和剤と
してマロン酸、マレイン酸等の有機酸を混合して、水を
添加し二酸化炭素を発生させるものであるが、発泡制御
には炭酸塩と有機酸との混合比が重要であり、なおかつ
未使用時に炭酸塩と有機酸の反応を抑えるため液状油分
を配合する必要がある。油分の存在は錠剤成形時の配合
上の制約となる。加えて、炭酸金属塩と有機酸との混合
による二酸化炭素の発泡は、一般に急激かつ短時間であ
り、30分未満で終了してしまう。
された空間内に速やかに香りを付与し、または香りを変
化させる方法として、水を加えることによって二酸化炭
素を発生する発泡剤と香料を組み合わせた芳香剤(特開
平10-338622 号公報および特開平11-286430 号公報を参
照)や、二酸化炭素発泡剤に発熱剤を組み合わせた芳香
剤(特開平11-286431 号公報を参照)が提案されてい
る。前記の二酸化炭素を発生させる発泡剤を用いた香料
拡散方法は、炭酸ナトリウム等の炭酸金属塩と中和剤と
してマロン酸、マレイン酸等の有機酸を混合して、水を
添加し二酸化炭素を発生させるものであるが、発泡制御
には炭酸塩と有機酸との混合比が重要であり、なおかつ
未使用時に炭酸塩と有機酸の反応を抑えるため液状油分
を配合する必要がある。油分の存在は錠剤成形時の配合
上の制約となる。加えて、炭酸金属塩と有機酸との混合
による二酸化炭素の発泡は、一般に急激かつ短時間であ
り、30分未満で終了してしまう。
【0007】本発明の目的は、日常生活において、直接
吸入できる程度の強さの香りを発生させたり、簡便に空
間に香りを付与したり、空間の香りを変化させることが
でき、比較的狭い空間でも安全に使用でき、使用者の好
みや使用される状況に応じて香りの強弱や拡散に要する
時間を調節しつつ、香りを拡散させることができる芳香
剤組成物を提供することにある。
吸入できる程度の強さの香りを発生させたり、簡便に空
間に香りを付与したり、空間の香りを変化させることが
でき、比較的狭い空間でも安全に使用でき、使用者の好
みや使用される状況に応じて香りの強弱や拡散に要する
時間を調節しつつ、香りを拡散させることができる芳香
剤組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、日常の生活
環境において酸素とともに香料を吸入した場合、二酸化
炭素を吸入した場合に比べ、鼻腔内粘膜や口内および咽
頭内粘膜への刺激感がなく、香りの感じ方や香りによっ
て得られる心理的効果に良好な影響を与えること、およ
び、このときの酸素発生源として、水を加えるだけで酸
素を発生する過酸化物が、適度な発泡持続性を有し、香
料成分の拡散に利用できることを知見した。
環境において酸素とともに香料を吸入した場合、二酸化
炭素を吸入した場合に比べ、鼻腔内粘膜や口内および咽
頭内粘膜への刺激感がなく、香りの感じ方や香りによっ
て得られる心理的効果に良好な影響を与えること、およ
び、このときの酸素発生源として、水を加えるだけで酸
素を発生する過酸化物が、適度な発泡持続性を有し、香
料成分の拡散に利用できることを知見した。
【0009】本発明は、前記知見に基づいてなされたも
ので、過酸化物および香料を含有する芳香剤組成物を提
供するものである。また、本発明は、前記の本発明の芳
香剤組成物に水を加えて酸素を発生させつつ、 該酸素と
ともに香料成分を空気中に拡散させる香りの拡散方法を
提供するものである。
ので、過酸化物および香料を含有する芳香剤組成物を提
供するものである。また、本発明は、前記の本発明の芳
香剤組成物に水を加えて酸素を発生させつつ、 該酸素と
ともに香料成分を空気中に拡散させる香りの拡散方法を
提供するものである。
【0010】過酸化物は一般に不安定で扱いにくいが、
無機または有機固体過酸化物の中には、通常の取り扱い
では安定で、工業的にも用いられているものがあり、そ
れらの多くは水を加えるだけで容易に酸素を発生するこ
とが知られている。酸素は日常生活する比較的狭い空間
で気体濃度が上昇しても、極端に高濃度でない限り支障
のない物質である。酸素ガスの供給方法としては、酸素
ガスボンベ、酸素濃縮器、液化酸素、固形過酸化物を用
いた酸素発生器(特開平1-317457号公報を参照)等があ
るが、これらの大部分は慢性呼吸不全や肺疾患患者に対
する酸素療法のための手段であり、日常生活において香
りを楽しむための香料拡散方法として用いられるもので
はない。因みに、吸入用酸素に香りを付与したものや、
香りを付与する方法はいくつか考案されているが、これ
らはいずれもボンベに充填された吸入用酸素と香料組成
物を組み合わせたものであり、香りの拡散方法ではな
く、酸素をマスク等の特定の吸入用具を用いて吸入する
用途に限定されたものである(特許2726846 号公報、特
開昭62-39531号公報、特開昭63-49167号公報、特開平6-
172188号公報、特開平9-253228号公報および特開2000-3
3120号公報等を参照)。また、香りを拡散させるため、
酸素を連続的に 1時間以上発生させ続ける手段として、
高圧ガスボンベを用いる場合、携帯型ボンベでは酸素の
消費が速く実質的に大型ボンベを除き不可能であり、酸
素濃縮器、酸素発生器等の電力によって駆動する機械装
置を組み合わせる必要がある。
無機または有機固体過酸化物の中には、通常の取り扱い
では安定で、工業的にも用いられているものがあり、そ
れらの多くは水を加えるだけで容易に酸素を発生するこ
とが知られている。酸素は日常生活する比較的狭い空間
で気体濃度が上昇しても、極端に高濃度でない限り支障
のない物質である。酸素ガスの供給方法としては、酸素
ガスボンベ、酸素濃縮器、液化酸素、固形過酸化物を用
いた酸素発生器(特開平1-317457号公報を参照)等があ
るが、これらの大部分は慢性呼吸不全や肺疾患患者に対
する酸素療法のための手段であり、日常生活において香
りを楽しむための香料拡散方法として用いられるもので
はない。因みに、吸入用酸素に香りを付与したものや、
香りを付与する方法はいくつか考案されているが、これ
らはいずれもボンベに充填された吸入用酸素と香料組成
物を組み合わせたものであり、香りの拡散方法ではな
く、酸素をマスク等の特定の吸入用具を用いて吸入する
用途に限定されたものである(特許2726846 号公報、特
開昭62-39531号公報、特開昭63-49167号公報、特開平6-
172188号公報、特開平9-253228号公報および特開2000-3
3120号公報等を参照)。また、香りを拡散させるため、
酸素を連続的に 1時間以上発生させ続ける手段として、
高圧ガスボンベを用いる場合、携帯型ボンベでは酸素の
消費が速く実質的に大型ボンベを除き不可能であり、酸
素濃縮器、酸素発生器等の電力によって駆動する機械装
置を組み合わせる必要がある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で用いる過酸化物として
は、固形過酸化物が好ましく、過炭酸ナトリウム、過ホ
ウ酸ナトリウム、過硫酸ナトリウム、モノ過硫酸カリウ
ム複塩、硫酸ナトリウム−塩化ナトリウム−過酸化水素
付加体、モノ過フタル酸マグネシウム等が挙げられ、特
に過炭酸ナトリウムが好ましい。これらの過酸化物は、
いずれも衣料用、住居用の漂白剤、殺菌剤成分等として
使用可能なものであり、過酸化物として安定で安全に使
用できるものである。ここで、過炭酸ナトリウムとして
は、消防法における非危険物である有効酸素が12.3 %以
下のものが好ましく、造粒用の賦形剤としてポリエチレ
ングリコール(重合度 400〜2000)を 0.5〜20 %含んで
いてもよい。
は、固形過酸化物が好ましく、過炭酸ナトリウム、過ホ
ウ酸ナトリウム、過硫酸ナトリウム、モノ過硫酸カリウ
ム複塩、硫酸ナトリウム−塩化ナトリウム−過酸化水素
付加体、モノ過フタル酸マグネシウム等が挙げられ、特
に過炭酸ナトリウムが好ましい。これらの過酸化物は、
いずれも衣料用、住居用の漂白剤、殺菌剤成分等として
使用可能なものであり、過酸化物として安定で安全に使
用できるものである。ここで、過炭酸ナトリウムとして
は、消防法における非危険物である有効酸素が12.3 %以
下のものが好ましく、造粒用の賦形剤としてポリエチレ
ングリコール(重合度 400〜2000)を 0.5〜20 %含んで
いてもよい。
【0012】これらの過酸化物からの酸素発生量は、化
合物によって異なり、過酸化物の有効酸素が全て放出さ
れた場合、常温、常圧において通常過酸化物1gあたり20
〜100 mL前後であり、例として過炭酸ナトリウム(有効
酸素12.3 %)50 gを使用した場合、理論上発生する酸素
量は、常温、常圧において4.3 L である。他方、50 gの
炭酸ナトリウムを代わりに使用した場合、理論上発生す
る二酸化炭素量は、常温、常圧において10.6 Lである。
ゆえに本発明の芳香剤組成物を使用した場合、空間内が
極端に高濃度の酸素によって充満することはない。ま
た、気体の放出能力については、炭酸塩の二酸化炭素発
生量が、有機酸との混合比、混合状態によっても左右さ
れること、および二酸化炭素は酸素に比べて水への溶解
性が高いことを考慮すると、本発明の芳香剤組成物の気
体の放出能力は、実質的に炭酸塩の気体の放出能力と大
差ない。
合物によって異なり、過酸化物の有効酸素が全て放出さ
れた場合、常温、常圧において通常過酸化物1gあたり20
〜100 mL前後であり、例として過炭酸ナトリウム(有効
酸素12.3 %)50 gを使用した場合、理論上発生する酸素
量は、常温、常圧において4.3 L である。他方、50 gの
炭酸ナトリウムを代わりに使用した場合、理論上発生す
る二酸化炭素量は、常温、常圧において10.6 Lである。
ゆえに本発明の芳香剤組成物を使用した場合、空間内が
極端に高濃度の酸素によって充満することはない。ま
た、気体の放出能力については、炭酸塩の二酸化炭素発
生量が、有機酸との混合比、混合状態によっても左右さ
れること、および二酸化炭素は酸素に比べて水への溶解
性が高いことを考慮すると、本発明の芳香剤組成物の気
体の放出能力は、実質的に炭酸塩の気体の放出能力と大
差ない。
【0013】前記過酸化物の含有量は、 1回の使用につ
き、10〜500gが好ましく、30〜100gがより好ましい。前
記過酸化物は、粉末として用いてもよく、錠剤に成形し
て用いてもよい。前記過酸化物を錠剤成形する場合は、
1錠あたりの全質量は 5〜200gが好ましく、実用的には
20〜100gがより好ましい。前記過酸化物の分解による酸
素の発泡は、通常の使用量である20〜100gの過酸化物の
場合、無触媒では 1時間以上続くため、発泡による香り
のリフトアップも二酸化炭素に比較して持続しやすい。
き、10〜500gが好ましく、30〜100gがより好ましい。前
記過酸化物は、粉末として用いてもよく、錠剤に成形し
て用いてもよい。前記過酸化物を錠剤成形する場合は、
1錠あたりの全質量は 5〜200gが好ましく、実用的には
20〜100gがより好ましい。前記過酸化物の分解による酸
素の発泡は、通常の使用量である20〜100gの過酸化物の
場合、無触媒では 1時間以上続くため、発泡による香り
のリフトアップも二酸化炭素に比較して持続しやすい。
【0014】前記過酸化物の分解促進を目的として、二
酸化マンガン、酸化鉄(III) 等の金属酸化物粉末、また
は鉄、銅、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、バ
ナジウム、タングステン、銀等の金属粉末、またはカタ
ラーゼを触媒として添加してもよく、これらの触媒の添
加により単位時間あたりの酸素発生量を増加させること
もできる。前記触媒としては、特に二酸化マンガン、カ
タラーゼが好ましい。
酸化マンガン、酸化鉄(III) 等の金属酸化物粉末、また
は鉄、銅、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、バ
ナジウム、タングステン、銀等の金属粉末、またはカタ
ラーゼを触媒として添加してもよく、これらの触媒の添
加により単位時間あたりの酸素発生量を増加させること
もできる。前記触媒としては、特に二酸化マンガン、カ
タラーゼが好ましい。
【0015】前記カタラーゼとしては、酵素として市販
されているカタラーゼを水溶液または懸濁液または粉末
の形態で用いることもできる。これらの触媒は、過酸化
物に水を添加する直前に過酸化物と混合するのが好まし
い。市販のカタラーゼ(Fluka 社製等)には牛肝臓、か
び(Aspergillus niger )、微生物等からの抽出物があ
り、固体粉末や水、エタノール等の溶液がある。固体粉
末の場合は、過酸化物に対して0.01〜1 重量% をあらか
じめ過酸化物と混合した後、水を加えることが好まし
く、溶液の場合は、過酸化物に水を加えてから、スポイ
ト、小型注射器等で有効濃度100000〜300000 unit/mL
(unitの説明は実施例2を参照)の水懸濁液またはアル
コール性水溶液を過酸化物50 gに対して 0.001〜0.1 mL
程度(スポイト数滴)添加することが好ましい。
されているカタラーゼを水溶液または懸濁液または粉末
の形態で用いることもできる。これらの触媒は、過酸化
物に水を添加する直前に過酸化物と混合するのが好まし
い。市販のカタラーゼ(Fluka 社製等)には牛肝臓、か
び(Aspergillus niger )、微生物等からの抽出物があ
り、固体粉末や水、エタノール等の溶液がある。固体粉
末の場合は、過酸化物に対して0.01〜1 重量% をあらか
じめ過酸化物と混合した後、水を加えることが好まし
く、溶液の場合は、過酸化物に水を加えてから、スポイ
ト、小型注射器等で有効濃度100000〜300000 unit/mL
(unitの説明は実施例2を参照)の水懸濁液またはアル
コール性水溶液を過酸化物50 gに対して 0.001〜0.1 mL
程度(スポイト数滴)添加することが好ましい。
【0016】前記触媒として二酸化マンガンを使用する
場合は、あらかじめ過酸化物に混合した後、水を添加す
ることが好ましい。二酸化マンガンと過酸化物との混合
比は、二酸化マンガン/過酸化物=30〜200 重量% が好
ましく、80〜120 重量% がより好ましい。
場合は、あらかじめ過酸化物に混合した後、水を添加す
ることが好ましい。二酸化マンガンと過酸化物との混合
比は、二酸化マンガン/過酸化物=30〜200 重量% が好
ましく、80〜120 重量% がより好ましい。
【0017】本発明で用いる香料としては、調合香料、
合成香料、天然香料(精油、コンクリート、アブソリュ
ート、レジノイド、オレオレジン、チンキ、バルサ
ム)、香気物質を含む果実、花木類の乾燥物等が挙げら
れる。前記香料は、単体香料を使用するものでもよい
が、調合香料を使用することが好ましい。
合成香料、天然香料(精油、コンクリート、アブソリュ
ート、レジノイド、オレオレジン、チンキ、バルサ
ム)、香気物質を含む果実、花木類の乾燥物等が挙げら
れる。前記香料は、単体香料を使用するものでもよい
が、調合香料を使用することが好ましい。
【0018】前記香料の含有量は、前記過酸化物に対し
て 0.001〜30重量% が好ましく、室内への香りの拡散を
目的とした場合、 0.1〜30重量% がより好ましい。酸素
と混合した香料成分による香りは、二酸化炭素と混合し
た場合より穏やかで吸引時の刺激感がなく、特に不安解
消効果、催眠効果、抗鬱効果といった鎮静効果を有する
香りの場合、二酸化炭素に比較して香りが穏やかで柔ら
かく感じられる利点がある。酸素と混合することにより
穏やかで柔らかく感じられる香調の例としては、ハー
ブ、フローラル、ウッディー系が挙げられる。
て 0.001〜30重量% が好ましく、室内への香りの拡散を
目的とした場合、 0.1〜30重量% がより好ましい。酸素
と混合した香料成分による香りは、二酸化炭素と混合し
た場合より穏やかで吸引時の刺激感がなく、特に不安解
消効果、催眠効果、抗鬱効果といった鎮静効果を有する
香りの場合、二酸化炭素に比較して香りが穏やかで柔ら
かく感じられる利点がある。酸素と混合することにより
穏やかで柔らかく感じられる香調の例としては、ハー
ブ、フローラル、ウッディー系が挙げられる。
【0019】前記香料を構成する具体的な香料成分とし
ては、ハーブ系香気をもつ香料成分として、メチルサリ
シレート、ターピニルアセテート、リナリルアセテー
ト、1,8−シネオール、カンファー、ボルネオール、
α−ピネン、β−ピネン等の他に、ラベンダーオイル、
ローズマリーオイル、セージオイル、月桂樹オイル、マ
ージョラムオイル、パインオイル、シトロネラオイル等
の天然精油が挙げられる。また、フローラル系香気をも
つ香料成分として、フェニルエチルアルコール、ゲラニ
オール、シトロネロール、ネロール、ゲラニルアセテー
ト、シトロネリルアセテート、ベンジルアセテート、ベ
ンジルプロピオネート、α−ヘキシルシンナミックアル
デヒド、ジヒドロジャスモン酸メチル、cis-ジャスモ
ン、ヒドロキシシトロネラール、 p− t−ブチル−α−
メチルヒドロキシシンナミックアルデヒド、4−(4−
ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセ
ン−1−カルボキシアルデヒド、シクラメンアルデヒ
ド、リナロール、 p−クレシルメチルエーテル、メチル
ベンゾエート、シクロペンチリデン酢酸メチル等の他
に、ローズオイル、ゼラニウムオイル、パルマローザオ
イル、ジャスミンオイル、イランイランオイル、カナン
ガオイル等の天然精油が挙げられる。さらに、ウッディ
ー系香気をもつ香料成分として、α−イオノン、β−イ
オノン、メチルイオノン、2−メチル−4−(2,2,
3−トリメチル−3−シクロペンテニル)−2−ブテノ
ール、サンタロール、セドロール、セドリルアセテー
ト、ベチベリルアセテート、ベチベロール、セドリルメ
チルエーテル、1−(2− t−ブチルシクロヘキシルオ
キシ)−2−ブタノール、4−(1−エトキシビニル)
−3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサノン等の
他に、サンダルウッドオイル、セダーウッドオイル、ヒ
ノキオイル、ベチバーオイル、グアイヤックウッドオイ
ル等の天然精油が挙げられる。また、香気物質を含む果
実、花木類の乾燥物の例としては、バニラ、八角茴香、
カリン等の実、ドライフルーツ、またはタイム、ローズ
マリー、セージ、チャノキ、シナモン、月桂樹、サンシ
ョウ等の葉の乾燥物、または柚等の柑橘系果皮の乾燥
物、カモミル、バラ、ホップ、ジャスミン、黄水仙、ラ
ベンダー、ミモザ等の花の乾燥物、または伽羅、白檀、
ヒノキ、ヒバ等の木片等が挙げられる。
ては、ハーブ系香気をもつ香料成分として、メチルサリ
シレート、ターピニルアセテート、リナリルアセテー
ト、1,8−シネオール、カンファー、ボルネオール、
α−ピネン、β−ピネン等の他に、ラベンダーオイル、
ローズマリーオイル、セージオイル、月桂樹オイル、マ
ージョラムオイル、パインオイル、シトロネラオイル等
の天然精油が挙げられる。また、フローラル系香気をも
つ香料成分として、フェニルエチルアルコール、ゲラニ
オール、シトロネロール、ネロール、ゲラニルアセテー
ト、シトロネリルアセテート、ベンジルアセテート、ベ
ンジルプロピオネート、α−ヘキシルシンナミックアル
デヒド、ジヒドロジャスモン酸メチル、cis-ジャスモ
ン、ヒドロキシシトロネラール、 p− t−ブチル−α−
メチルヒドロキシシンナミックアルデヒド、4−(4−
ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセ
ン−1−カルボキシアルデヒド、シクラメンアルデヒ
ド、リナロール、 p−クレシルメチルエーテル、メチル
ベンゾエート、シクロペンチリデン酢酸メチル等の他
に、ローズオイル、ゼラニウムオイル、パルマローザオ
イル、ジャスミンオイル、イランイランオイル、カナン
ガオイル等の天然精油が挙げられる。さらに、ウッディ
ー系香気をもつ香料成分として、α−イオノン、β−イ
オノン、メチルイオノン、2−メチル−4−(2,2,
3−トリメチル−3−シクロペンテニル)−2−ブテノ
ール、サンタロール、セドロール、セドリルアセテー
ト、ベチベリルアセテート、ベチベロール、セドリルメ
チルエーテル、1−(2− t−ブチルシクロヘキシルオ
キシ)−2−ブタノール、4−(1−エトキシビニル)
−3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサノン等の
他に、サンダルウッドオイル、セダーウッドオイル、ヒ
ノキオイル、ベチバーオイル、グアイヤックウッドオイ
ル等の天然精油が挙げられる。また、香気物質を含む果
実、花木類の乾燥物の例としては、バニラ、八角茴香、
カリン等の実、ドライフルーツ、またはタイム、ローズ
マリー、セージ、チャノキ、シナモン、月桂樹、サンシ
ョウ等の葉の乾燥物、または柚等の柑橘系果皮の乾燥
物、カモミル、バラ、ホップ、ジャスミン、黄水仙、ラ
ベンダー、ミモザ等の花の乾燥物、または伽羅、白檀、
ヒノキ、ヒバ等の木片等が挙げられる。
【0020】前記香料の添加方法としては、香料をポリ
エチレングリコール(重合度2000〜20000)、ポリプロピ
レングリコール(重合度2000〜20000)等の高分子化合
物、またはモンモリロナイト等の粘土鉱物に加熱または
室温にて含浸させた後、粒状に成形したものまたは微粉
末に粉砕したものを、あらかじめ前記過酸化物の粉末と
混合するか、混合した後さらに錠剤成形するか、また
は、前記過酸化物に水を加える直前または加えた直後に
添加する方法が挙げられる。香料を前記過酸化物に水を
加える直前または加えた直後に添加する場合、本発明の
芳香剤組成物は、2剤式の組成物となる。特に酸化反応
をうけにくい香料の場合は、直接、前記過酸化物と混合
してもよく、また前記過酸化物に水を加える直前または
加えた直後に直接添加してもよい。
エチレングリコール(重合度2000〜20000)、ポリプロピ
レングリコール(重合度2000〜20000)等の高分子化合
物、またはモンモリロナイト等の粘土鉱物に加熱または
室温にて含浸させた後、粒状に成形したものまたは微粉
末に粉砕したものを、あらかじめ前記過酸化物の粉末と
混合するか、混合した後さらに錠剤成形するか、また
は、前記過酸化物に水を加える直前または加えた直後に
添加する方法が挙げられる。香料を前記過酸化物に水を
加える直前または加えた直後に添加する場合、本発明の
芳香剤組成物は、2剤式の組成物となる。特に酸化反応
をうけにくい香料の場合は、直接、前記過酸化物と混合
してもよく、また前記過酸化物に水を加える直前または
加えた直後に直接添加してもよい。
【0021】一般に、香料を拡散させる媒体として過酸
化水素等の過酸化物から発生する酸素を用いる場合、分
解していない過酸化水素によって、二重結合やその他の
酸化されやすい官能基を有する香料成分が酸化され、有
機過酸、オキシラン環等を副生する。そのため、過酸化
物を用いた住居用洗剤や殺菌剤等に賦香する際には、通
常、特に酸化反応をうけにくい香料成分が選ばれるが、
本発明においては、(1) 過酸化物と香料成分をポリエチ
レングリコール等の高分子化合物や多糖類、多糖誘導体
等の水溶性担体またはモンモリロナイト等の膨潤性粘土
鉱物等に含浸させて混合する、(2) 過酸化物に水を入れ
た直後に、担体に含浸させた香料を添加する、(3) 特に
過酸化物によって酸化されやすい香料の場合は、過酸化
物と香料を別々に収納した容器を組み合わせた装置を用
いる、ことによって酸化されやすい香料でも香調の著し
い変化をきたすことなく使用可能である。前記(3) の方
法に用いる装置として、過酸化物を収納し水を入れるこ
とのできる容器に酸素ガスの噴出孔を設け、噴出孔に香
料を含浸させた吸収担体を装着することによって香料成
分を拡散させるものが挙げられる。なお、発泡体収納容
器に入れる過酸化物は、適当な賦形剤、結合剤と混合
し、錠剤に成形されてもよく、粉末であってもよい。ま
た、前記の香料を含浸させる担体としては、例えば、ゼ
オライト、シリカゲル、素焼き等の無機多孔体または粒
体、セルロース、セルロース誘導体、紙、木材、アクリ
ル酸ポリマー、多糖類ゲル等の有機多孔体、吸油性高分
子化合物、吸水性高分子化合物およびこれらの混成物が
挙げられる。
化水素等の過酸化物から発生する酸素を用いる場合、分
解していない過酸化水素によって、二重結合やその他の
酸化されやすい官能基を有する香料成分が酸化され、有
機過酸、オキシラン環等を副生する。そのため、過酸化
物を用いた住居用洗剤や殺菌剤等に賦香する際には、通
常、特に酸化反応をうけにくい香料成分が選ばれるが、
本発明においては、(1) 過酸化物と香料成分をポリエチ
レングリコール等の高分子化合物や多糖類、多糖誘導体
等の水溶性担体またはモンモリロナイト等の膨潤性粘土
鉱物等に含浸させて混合する、(2) 過酸化物に水を入れ
た直後に、担体に含浸させた香料を添加する、(3) 特に
過酸化物によって酸化されやすい香料の場合は、過酸化
物と香料を別々に収納した容器を組み合わせた装置を用
いる、ことによって酸化されやすい香料でも香調の著し
い変化をきたすことなく使用可能である。前記(3) の方
法に用いる装置として、過酸化物を収納し水を入れるこ
とのできる容器に酸素ガスの噴出孔を設け、噴出孔に香
料を含浸させた吸収担体を装着することによって香料成
分を拡散させるものが挙げられる。なお、発泡体収納容
器に入れる過酸化物は、適当な賦形剤、結合剤と混合
し、錠剤に成形されてもよく、粉末であってもよい。ま
た、前記の香料を含浸させる担体としては、例えば、ゼ
オライト、シリカゲル、素焼き等の無機多孔体または粒
体、セルロース、セルロース誘導体、紙、木材、アクリ
ル酸ポリマー、多糖類ゲル等の有機多孔体、吸油性高分
子化合物、吸水性高分子化合物およびこれらの混成物が
挙げられる。
【0022】本発明の芳香剤組成物へ添加する水量は、
過酸化物10 gあたり10〜500 mLが好ましく、30〜100 mL
がより好ましい。水量が少ないと酸素の発生量が少な
く、水量が必要以上に多すぎると収納容器の重量も重く
なり実用的ではない。前記過酸化物として過炭酸ナトリ
ウムを使用する場合、過炭酸ナトリウムは炭酸ナトリウ
ムと過酸化水素との付加体であり、炭酸ナトリウムの分
解による二酸化炭素の発生を抑えるために、添加する水
としては、pH 5以上の水が好ましく、pH 6〜9 の水がよ
り好ましい。また、添加する水の最適温度は、過酸化物
によって異なるが、過ホウ酸ナトリウムの場合、分解に
よる酸素の放出は40℃付近から起こるため、40〜50℃付
近が好ましく、モノ過硫酸カリウム複塩の場合、分解に
よる酸素の放出は20℃付近でも起こるが、熱水のほうが
溶解しやすいため、15〜50℃付近が好ましい。過炭酸ナ
トリウム、硫酸ナトリウム−塩化ナトリウム−過酸化水
素付加体、およびモノ過フタル酸マグネシウムの場合、
過酸化物の安定性を考慮すると、50℃以下が好ましく、
15〜35℃がより好ましい。全般に、添加する水の温度が
高いほうが過酸化物の分解は促進されるが、急激な分解
の危険性や好ましくない酸化反応を避けるため、添加す
る水の温度は15〜50℃とするのが好ましい。
過酸化物10 gあたり10〜500 mLが好ましく、30〜100 mL
がより好ましい。水量が少ないと酸素の発生量が少な
く、水量が必要以上に多すぎると収納容器の重量も重く
なり実用的ではない。前記過酸化物として過炭酸ナトリ
ウムを使用する場合、過炭酸ナトリウムは炭酸ナトリウ
ムと過酸化水素との付加体であり、炭酸ナトリウムの分
解による二酸化炭素の発生を抑えるために、添加する水
としては、pH 5以上の水が好ましく、pH 6〜9 の水がよ
り好ましい。また、添加する水の最適温度は、過酸化物
によって異なるが、過ホウ酸ナトリウムの場合、分解に
よる酸素の放出は40℃付近から起こるため、40〜50℃付
近が好ましく、モノ過硫酸カリウム複塩の場合、分解に
よる酸素の放出は20℃付近でも起こるが、熱水のほうが
溶解しやすいため、15〜50℃付近が好ましい。過炭酸ナ
トリウム、硫酸ナトリウム−塩化ナトリウム−過酸化水
素付加体、およびモノ過フタル酸マグネシウムの場合、
過酸化物の安定性を考慮すると、50℃以下が好ましく、
15〜35℃がより好ましい。全般に、添加する水の温度が
高いほうが過酸化物の分解は促進されるが、急激な分解
の危険性や好ましくない酸化反応を避けるため、添加す
る水の温度は15〜50℃とするのが好ましい。
【0023】本発明の芳香剤組成物には、界面活性剤ま
たは油剤または高分子化合物または粘土鉱物を過酸化物
に対して0.01〜30重量% 含有させることが好ましく、こ
の場合、これらの界面活性剤または油剤または高分子化
合物または粘土鉱物に香料を保持させて過酸化物に含有
させることがより好ましい。前記界面活性剤としては、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチ
レンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエ
ーテル、ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリエチレ
ングリコールモノステアレート等の非イオン性界面活性
剤の中で融点(軟化点)が35〜90℃付近までのものや、
ラウリル硫酸ナトリウム等の陰イオン性界面活性剤が挙
げられ、前記油剤としては、エチレングリコールジステ
アレート、ステアリン酸モノグリセリド、ソルビタンモ
ノステアレート、ソルビタンモノパルミテート、ステア
リン酸イソプロピル等の長鎖脂肪酸エステル等の中で融
点が35〜90℃付近までのものが挙げられ、前記高分子化
合物としては、ポリエチレングリコール、ポリビニルア
ルコール、ポリエチレングリコールジステアレート等の
アルコール型高分子化合物や、アクリル酸−メタクリル
酸共重合体等の脂肪酸型高分子化合物の中で融点が35〜
90℃付近までのものや、ポリビニルサルフェートカリウ
ム塩等の水溶性高分子化合物や、ポリオキシアルキレン
変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性シ
リコーン等の水溶性シリコーン等が挙げられる。また前
記粘土鉱物としては、膨潤性を有するものとしてベント
ナイト、モンモリロナイト等が挙げられる。これらの界
面活性剤または油剤または高分子化合物または粘土鉱物
は、一種類で用いてもよく、複数のものを組み合わせて
用いてもよい。
たは油剤または高分子化合物または粘土鉱物を過酸化物
に対して0.01〜30重量% 含有させることが好ましく、こ
の場合、これらの界面活性剤または油剤または高分子化
合物または粘土鉱物に香料を保持させて過酸化物に含有
させることがより好ましい。前記界面活性剤としては、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチ
レンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエ
ーテル、ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリエチレ
ングリコールモノステアレート等の非イオン性界面活性
剤の中で融点(軟化点)が35〜90℃付近までのものや、
ラウリル硫酸ナトリウム等の陰イオン性界面活性剤が挙
げられ、前記油剤としては、エチレングリコールジステ
アレート、ステアリン酸モノグリセリド、ソルビタンモ
ノステアレート、ソルビタンモノパルミテート、ステア
リン酸イソプロピル等の長鎖脂肪酸エステル等の中で融
点が35〜90℃付近までのものが挙げられ、前記高分子化
合物としては、ポリエチレングリコール、ポリビニルア
ルコール、ポリエチレングリコールジステアレート等の
アルコール型高分子化合物や、アクリル酸−メタクリル
酸共重合体等の脂肪酸型高分子化合物の中で融点が35〜
90℃付近までのものや、ポリビニルサルフェートカリウ
ム塩等の水溶性高分子化合物や、ポリオキシアルキレン
変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性シ
リコーン等の水溶性シリコーン等が挙げられる。また前
記粘土鉱物としては、膨潤性を有するものとしてベント
ナイト、モンモリロナイト等が挙げられる。これらの界
面活性剤または油剤または高分子化合物または粘土鉱物
は、一種類で用いてもよく、複数のものを組み合わせて
用いてもよい。
【0024】本発明の芳香剤組成物を用いた本発明の香
りの拡散方法によれば、例えば、一般的な家庭において
使用されているコップ程度の容量の容器に本発明の芳香
剤組成物を入れ、水を加えて適度な量の酸素を発生さ
せ、簡便に香料を拡散させることができる。酸素の単位
時間発生量を加減することによって香りの拡散速度を調
節することも比較的容易である。本発明の芳香剤組成物
を入れる前記容器は、日常用いられるガラスコップやコ
ーヒーカップ等の陶器類、ポリプロピレン、ポリカーボ
ネート等の合成樹脂製容器、木製容器、紙コップ等でも
よく、使用する場所に応じて使用者が任意に選択するこ
とができる。
りの拡散方法によれば、例えば、一般的な家庭において
使用されているコップ程度の容量の容器に本発明の芳香
剤組成物を入れ、水を加えて適度な量の酸素を発生さ
せ、簡便に香料を拡散させることができる。酸素の単位
時間発生量を加減することによって香りの拡散速度を調
節することも比較的容易である。本発明の芳香剤組成物
を入れる前記容器は、日常用いられるガラスコップやコ
ーヒーカップ等の陶器類、ポリプロピレン、ポリカーボ
ネート等の合成樹脂製容器、木製容器、紙コップ等でも
よく、使用する場所に応じて使用者が任意に選択するこ
とができる。
【0025】
【実施例】例中の% は特記しない限り質量基準である。
【0026】実施例1:過炭酸ナトリウムを用いた香り
の拡散評価 ポリエチレングリコール(平均重合度3400)200gと下記
表1に示す各種の調合香料50 gを70〜80℃にて加熱混合
した後、金属製パレットに流し込んで冷却し、得られた
塊を粉砕して、香料とポリエチレングリコールの混合粒
状物を作成した。この混合粒状物約1gを過炭酸ナトリウ
ム(東海電化工業(株)製、有効酸素量12.0 %、ポリエ
チレングリコール#600 添加量1.5%)粒状粉体約39 gと
混合して全量を40 gとし、錠剤成形器にて直径40mmの錠
剤にプレス成形し(成形圧力400kg/cm2)、香り評価試
験用サンプルとした。前記サンプル(錠剤) 1個を2Lガ
ラスビーカーに入れ、水道水500 mLを加えて、水添加直
後から 1時間経過時点までの香りの感じ方や拡散の度合
いを官能評価した。
の拡散評価 ポリエチレングリコール(平均重合度3400)200gと下記
表1に示す各種の調合香料50 gを70〜80℃にて加熱混合
した後、金属製パレットに流し込んで冷却し、得られた
塊を粉砕して、香料とポリエチレングリコールの混合粒
状物を作成した。この混合粒状物約1gを過炭酸ナトリウ
ム(東海電化工業(株)製、有効酸素量12.0 %、ポリエ
チレングリコール#600 添加量1.5%)粒状粉体約39 gと
混合して全量を40 gとし、錠剤成形器にて直径40mmの錠
剤にプレス成形し(成形圧力400kg/cm2)、香り評価試
験用サンプルとした。前記サンプル(錠剤) 1個を2Lガ
ラスビーカーに入れ、水道水500 mLを加えて、水添加直
後から 1時間経過時点までの香りの感じ方や拡散の度合
いを官能評価した。
【0027】比較例1:炭酸ナトリウム・炭酸水素ナト
リウム・マレイン酸混合物による香りの拡散評価(1)(二
酸化炭素発泡体の質量を実施例1で用いた酸素発泡体の
質量と同一にした例) 実施例1で用いたものと同じ香料とポリエチレングリコ
ールの混合粒状物約1gを、炭酸ナトリウム9g、炭酸水素
ナトリウム9g、マレイン酸19 g、ポリエチレングリコー
ル(平均重合度6000)1.3g、ショ糖脂肪酸エステル0.5g
と混合して全量を40 gとし、錠剤成形器にて直径40mmの
錠剤にプレス成形し(成形圧力400 kg/cm2)、実施例1
との比較試験用サンプルとした。前記サンプル(錠剤)
1 個を用いて、実施例1と同様にして官能評価し、実施
例1と比較した。
リウム・マレイン酸混合物による香りの拡散評価(1)(二
酸化炭素発泡体の質量を実施例1で用いた酸素発泡体の
質量と同一にした例) 実施例1で用いたものと同じ香料とポリエチレングリコ
ールの混合粒状物約1gを、炭酸ナトリウム9g、炭酸水素
ナトリウム9g、マレイン酸19 g、ポリエチレングリコー
ル(平均重合度6000)1.3g、ショ糖脂肪酸エステル0.5g
と混合して全量を40 gとし、錠剤成形器にて直径40mmの
錠剤にプレス成形し(成形圧力400 kg/cm2)、実施例1
との比較試験用サンプルとした。前記サンプル(錠剤)
1 個を用いて、実施例1と同様にして官能評価し、実施
例1と比較した。
【0028】比較例2:炭酸ナトリウム・炭酸水素ナト
リウム・マレイン酸混合物による香りの拡散評価(2)(二
酸化炭素の発生量を実施例1における酸素の発生量と同
一にした例) 実施例1で用いたものと同じ香料とポリエチレングリコ
ールの混合粒状物約1gを、炭酸ナトリウム4.5g、炭酸水
素ナトリウム4.5g、マレイン酸9.5g、ポリエチレングリ
コール(平均重合度6000)0.65 g、ショ糖脂肪酸エステ
ル約4.5gと混合して全量を20 gとし、錠剤成形器にて直
径35mmの錠剤にプレス成形し(成形圧力400 kg/cm2)、
実施例1との比較試験用サンプルとした。前記サンプル
(錠剤)1 個を用いて、実施例1と同様にして官能評価
し、実施例1と比較した。
リウム・マレイン酸混合物による香りの拡散評価(2)(二
酸化炭素の発生量を実施例1における酸素の発生量と同
一にした例) 実施例1で用いたものと同じ香料とポリエチレングリコ
ールの混合粒状物約1gを、炭酸ナトリウム4.5g、炭酸水
素ナトリウム4.5g、マレイン酸9.5g、ポリエチレングリ
コール(平均重合度6000)0.65 g、ショ糖脂肪酸エステ
ル約4.5gと混合して全量を20 gとし、錠剤成形器にて直
径35mmの錠剤にプレス成形し(成形圧力400 kg/cm2)、
実施例1との比較試験用サンプルとした。前記サンプル
(錠剤)1 個を用いて、実施例1と同様にして官能評価
し、実施例1と比較した。
【0029】実施例2:過炭酸ナトリウム・カタラーゼ
を用いた香りの拡散評価 実施例1で用いたものと同じ香料とポリエチレングリコ
ールの混合粒状物を粒径1200μm 未満360 μm 以上とな
るようにふるいにかけたもの約1gと過炭酸ナトリウム
(東海電化工業(株)製、有効酸素量12.0 %、ポリエチ
レングリコール#600 添加量1.5%)粒状粉体約39 gを2L
ガラスビーカーに入れ、ビーカー口の内壁に水道水500
mL、カタラーゼ30 %グリセリン水溶液(Fluka 社製牛肝
臓抽出物;有効濃度約260000unit/mL 、ただし1 unitは
pH 7.0、25℃において 1分間あたり1 mmolの過酸化水素
を分解する酵素量に相当)0.05mLを加えて、水添加直後
から1時間経過時点までの香りの感じ方や拡散の度合い
を官能評価した。
を用いた香りの拡散評価 実施例1で用いたものと同じ香料とポリエチレングリコ
ールの混合粒状物を粒径1200μm 未満360 μm 以上とな
るようにふるいにかけたもの約1gと過炭酸ナトリウム
(東海電化工業(株)製、有効酸素量12.0 %、ポリエチ
レングリコール#600 添加量1.5%)粒状粉体約39 gを2L
ガラスビーカーに入れ、ビーカー口の内壁に水道水500
mL、カタラーゼ30 %グリセリン水溶液(Fluka 社製牛肝
臓抽出物;有効濃度約260000unit/mL 、ただし1 unitは
pH 7.0、25℃において 1分間あたり1 mmolの過酸化水素
を分解する酵素量に相当)0.05mLを加えて、水添加直後
から1時間経過時点までの香りの感じ方や拡散の度合い
を官能評価した。
【0030】実施例3:モノ過硫酸カリウム複塩を用い
た香りの拡散評価 実施例1で用いたものと同じ香料とポリエチレングリコ
ールの混合粒状物を粒径1200μm 未満360 μm 以上とな
るようにふるいにかけたもの約1gを、Curox(モノ過硫酸
カリウム複塩:2KHSO5 ・KHSO4・K2SO4、有効酸素量4.6%)
の粉体約109gと混合して全量110gの混合粉体を作成し、
香り評価試験用サンプルとした。前記サンプルを2Lガラ
スビーカーに入れ、水道水500 mLを加えて、水添加直後
から 1時間経過時点までの香りの感じ方や拡散の度合い
を官能評価した。
た香りの拡散評価 実施例1で用いたものと同じ香料とポリエチレングリコ
ールの混合粒状物を粒径1200μm 未満360 μm 以上とな
るようにふるいにかけたもの約1gを、Curox(モノ過硫酸
カリウム複塩:2KHSO5 ・KHSO4・K2SO4、有効酸素量4.6%)
の粉体約109gと混合して全量110gの混合粉体を作成し、
香り評価試験用サンプルとした。前記サンプルを2Lガラ
スビーカーに入れ、水道水500 mLを加えて、水添加直後
から 1時間経過時点までの香りの感じ方や拡散の度合い
を官能評価した。
【0031】比較例3:炭酸ナトリウム・炭酸水素ナト
リウム・マレイン酸混合物による香りの拡散評価(3)(二
酸化炭素の発生量を実施例3における酸素の発生量と同
一にした例) 実施例1で用いたものと同じ香料とポリエチレングリコ
ールの混合粒状物を粒径1200μm 未満360 μm 以上とな
るようにふるいにかけたもの約1gを、炭酸ナトリウム4.
5g、炭酸水素ナトリウム4.5g、マレイン酸約10 gと混合
して全量20 gの混合粉体を作成し、実施例3との比較試
験用サンプルとした。前記サンプルを用いて、実施例3
と同様にして官能評価し、実施例3と比較した。
リウム・マレイン酸混合物による香りの拡散評価(3)(二
酸化炭素の発生量を実施例3における酸素の発生量と同
一にした例) 実施例1で用いたものと同じ香料とポリエチレングリコ
ールの混合粒状物を粒径1200μm 未満360 μm 以上とな
るようにふるいにかけたもの約1gを、炭酸ナトリウム4.
5g、炭酸水素ナトリウム4.5g、マレイン酸約10 gと混合
して全量20 gの混合粉体を作成し、実施例3との比較試
験用サンプルとした。前記サンプルを用いて、実施例3
と同様にして官能評価し、実施例3と比較した。
【0032】上記の実施例および比較例における香りの
拡散評価は、床面積約18m2(5.4m×3.4m)、高さ2.4mの
窓を締め切った無風の室内(室温22℃、湿度55%)にて、
評価者 4名で実施した。ビーカーを部屋の中央の高さ60
cmの台上に置き、ビーカー口を基準点とし、ビーカー口
およびビーカーから水平距離1mの位置にて、香りの強さ
を評価した。それぞれの実施例と比較例は、同一の香料
を用いたサンプルについて同時に行い、 1回の評価は、
1種類の香料だけで実施した。 1回の評価時間は水を加
えた時点(0分)から60分間とし、評価終了毎に室内を換
気して、香りが官能評価で匂わなくなるまで待ってか
ら、次の評価を実施した。評価基準は、悪臭防止法で用
いられている下記の6段階臭気強度表示法に基づき、 4
名の評価者の平均を評価点とした。一連の評価結果を下
記の表1および表2に示す。 5;非常に強い。 4;強い。 3;楽に匂う。 2;弱い。 1;わずかに匂う 0;匂わない。
拡散評価は、床面積約18m2(5.4m×3.4m)、高さ2.4mの
窓を締め切った無風の室内(室温22℃、湿度55%)にて、
評価者 4名で実施した。ビーカーを部屋の中央の高さ60
cmの台上に置き、ビーカー口を基準点とし、ビーカー口
およびビーカーから水平距離1mの位置にて、香りの強さ
を評価した。それぞれの実施例と比較例は、同一の香料
を用いたサンプルについて同時に行い、 1回の評価は、
1種類の香料だけで実施した。 1回の評価時間は水を加
えた時点(0分)から60分間とし、評価終了毎に室内を換
気して、香りが官能評価で匂わなくなるまで待ってか
ら、次の評価を実施した。評価基準は、悪臭防止法で用
いられている下記の6段階臭気強度表示法に基づき、 4
名の評価者の平均を評価点とした。一連の評価結果を下
記の表1および表2に示す。 5;非常に強い。 4;強い。 3;楽に匂う。 2;弱い。 1;わずかに匂う 0;匂わない。
【0033】評価実験の結果、過酸化物に水を加えて酸
素を発泡させ、香料成分を拡散させた実施例の場合は、
二酸化炭素を用いたときのような鼻腔内粘膜や口内及び
咽頭内粘膜への刺激感がなく、香りの拡散もスプレー式
に比べ緩やかで落ち着いて吸入することができ、二酸化
炭素に比較して香りが穏やかで柔らかく感じられること
が明らかとなった。特に刺激感、緊張感よりも安堵感
(リラックス感)を得られるようなローズ、ラベンダ
ー、カモミルのような香りと酸素を組み合わせた場合の
官能評価において、二酸化炭素に対する優位性が認めら
れた。
素を発泡させ、香料成分を拡散させた実施例の場合は、
二酸化炭素を用いたときのような鼻腔内粘膜や口内及び
咽頭内粘膜への刺激感がなく、香りの拡散もスプレー式
に比べ緩やかで落ち着いて吸入することができ、二酸化
炭素に比較して香りが穏やかで柔らかく感じられること
が明らかとなった。特に刺激感、緊張感よりも安堵感
(リラックス感)を得られるようなローズ、ラベンダ
ー、カモミルのような香りと酸素を組み合わせた場合の
官能評価において、二酸化炭素に対する優位性が認めら
れた。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【発明の効果】本発明の芳香剤組成物によれば、日常生
活において、直接吸入できる程度の強さの香りを発生さ
せたり、簡便に空間に香りを付与したり、空間の香りを
変化させることができ、比較的狭い空間でも安全に使用
でき、使用者の好みや使用される状況に応じて香りの強
弱や拡散に要する時間を調節しつつ、香りを拡散させる
ことができる。具体的には下記のような効果が奏され
る。 (1)コップ等の小型容器に入れ、水を注ぐだけで、嗅ぎ
たい香りをその場で直ぐに吸入に適度な強度で楽しむこ
とができる。 (2)据え置き型芳香剤より香りの拡散が速く、かつ噴射
式スプレーのようなミストとは異なり、使用と同時に呼
吸できるような空間濃度で香りを拡散させることができ
る。 (3)狭い空間でも換気等の心配はなく、連続使用も可能
である。 (4)高圧ガスを充填した酸素ボンベのように急激に噴射
し専用の吸入器具を用いる様式ではなく、穏やかに発泡
し酸素とともに香りが広がるため、心理的にも安堵感が
得られ、また水を注いで酸素を発生させるための容器と
して、使用者の嗜好によって装飾性のある容器を用いる
こともできる。 (5)二酸化炭素とともに香料を吸入したときよりも、刺
激等の違和感がなく、香りを穏やかに感じることがで
き、アロマテラピー等の用途にも応用できる。 (6)過酸化物の含有量や水の使用量を加減することによ
って単位時間あたりの酸素発生量を調節することが可能
であり、さらに、触媒として金属粉末または金属酸化物
粉末またはカタラーゼを加えることにより、酸素発生を
促進させることも可能である。 (7)酸素発生量に応じて香料の拡散時間を調節すること
も可能である。
活において、直接吸入できる程度の強さの香りを発生さ
せたり、簡便に空間に香りを付与したり、空間の香りを
変化させることができ、比較的狭い空間でも安全に使用
でき、使用者の好みや使用される状況に応じて香りの強
弱や拡散に要する時間を調節しつつ、香りを拡散させる
ことができる。具体的には下記のような効果が奏され
る。 (1)コップ等の小型容器に入れ、水を注ぐだけで、嗅ぎ
たい香りをその場で直ぐに吸入に適度な強度で楽しむこ
とができる。 (2)据え置き型芳香剤より香りの拡散が速く、かつ噴射
式スプレーのようなミストとは異なり、使用と同時に呼
吸できるような空間濃度で香りを拡散させることができ
る。 (3)狭い空間でも換気等の心配はなく、連続使用も可能
である。 (4)高圧ガスを充填した酸素ボンベのように急激に噴射
し専用の吸入器具を用いる様式ではなく、穏やかに発泡
し酸素とともに香りが広がるため、心理的にも安堵感が
得られ、また水を注いで酸素を発生させるための容器と
して、使用者の嗜好によって装飾性のある容器を用いる
こともできる。 (5)二酸化炭素とともに香料を吸入したときよりも、刺
激等の違和感がなく、香りを穏やかに感じることがで
き、アロマテラピー等の用途にも応用できる。 (6)過酸化物の含有量や水の使用量を加減することによ
って単位時間あたりの酸素発生量を調節することが可能
であり、さらに、触媒として金属粉末または金属酸化物
粉末またはカタラーゼを加えることにより、酸素発生を
促進させることも可能である。 (7)酸素発生量に応じて香料の拡散時間を調節すること
も可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 101/00 C08L 101/00 (72)発明者 平山 良一 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 4C080 AA04 BB03 CC01 HH01 JJ01 KK03 LL03 NN01 NN12 NN22 QQ20 4J002 BE021 BG011 BQ001 CH021 CH051 CP091 CP181 DE036 DE206 DG046 DK006 EC007 EE007 EH007 EK056 FD207 GC00
Claims (7)
- 【請求項1】 過酸化物および香料を含有する芳香剤組
成物。 - 【請求項2】 過酸化物が、過炭酸ナトリウム、過ホウ
酸ナトリウム、過硫酸ナトリウム、モノ過硫酸カリウム
複塩、硫酸ナトリウム−塩化ナトリウム−過酸化水素付
加体、およびモノ過フタル酸マグネシウムからなる群か
ら選ばれる1種以上である請求項1記載の芳香剤組成
物。 - 【請求項3】 さらに触媒として金属粉末または金属酸
化物粉末またはカタラーゼを含有する請求項1記載の芳
香剤組成物。 - 【請求項4】 香料を、過酸化物に対して 0.001〜30重
量% 含有する請求項1記載の芳香剤組成物。 - 【請求項5】 さらに界面活性剤または油剤または高分
子化合物または粘土鉱物を、過酸化物に対して0.01〜30
重量% 含有する請求項2記載の芳香剤組成物。 - 【請求項6】 界面活性剤または油剤または高分子化合
物または粘土鉱物に香料が保持されて過酸化物に含有さ
れている請求項5記載の芳香剤組成物。 - 【請求項7】 請求項1〜7の何れかに記載の芳香剤組
成物に水を加えて酸素を発生させつつ、 該酸素とともに
香料成分を空気中に拡散させる香りの拡散方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000184102A JP2002000712A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 芳香剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000184102A JP2002000712A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 芳香剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002000712A true JP2002000712A (ja) | 2002-01-08 |
Family
ID=18684584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000184102A Pending JP2002000712A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 芳香剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002000712A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030083831A (ko) * | 2002-04-22 | 2003-11-01 | 게스트환경기술 주식회사 | 광촉매 및 과산화수소를 이용한 악취 제거용 탈취제 |
| JP2005137966A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 静電霧化装置 |
| WO2005100869A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-27 | Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. | 加湿器用芳香液組成物 |
| KR100926900B1 (ko) * | 2009-08-07 | 2009-11-17 | 주식회사 태경이엔지 | 사계절 운영이 가능한 도로 분진 청소차 |
| JP2019510526A (ja) * | 2017-02-06 | 2019-04-18 | オーツーエム インコーポレイテッドO2M Inc. | 高機能性固体酸素組成物及びその製造方法 |
| KR102061394B1 (ko) | 2017-08-21 | 2019-12-30 | 이정권 | 향이 오래 지속되는 방향제 |
| CN111109289A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-08 | 南京福斯特牧业科技有限公司 | 一种稳定性固体过氧化氢加合物及其在畜禽、水产养殖领域的应用 |
-
2000
- 2000-06-20 JP JP2000184102A patent/JP2002000712A/ja active Pending
Cited By (7)
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|---|---|---|---|---|
| KR20030083831A (ko) * | 2002-04-22 | 2003-11-01 | 게스트환경기술 주식회사 | 광촉매 및 과산화수소를 이용한 악취 제거용 탈취제 |
| JP2005137966A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 静電霧化装置 |
| WO2005100869A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-27 | Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. | 加湿器用芳香液組成物 |
| KR100926900B1 (ko) * | 2009-08-07 | 2009-11-17 | 주식회사 태경이엔지 | 사계절 운영이 가능한 도로 분진 청소차 |
| JP2019510526A (ja) * | 2017-02-06 | 2019-04-18 | オーツーエム インコーポレイテッドO2M Inc. | 高機能性固体酸素組成物及びその製造方法 |
| KR102061394B1 (ko) | 2017-08-21 | 2019-12-30 | 이정권 | 향이 오래 지속되는 방향제 |
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