JP2002003286A - 醗酵型肥料化方法および醗酵型肥料化システム - Google Patents
醗酵型肥料化方法および醗酵型肥料化システムInfo
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- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 化学肥料や農薬等により汚染された土壌を農
作物等の生育に適した土壌に改質することができる肥料
を生成するための醗酵型肥料化方法および醗酵型肥料化
システムを提供すること。 【解決手段】 原料である鶏糞と複数種類の微生物とが
混合された後、1次醗酵の工程において、その原料混合
物が加熱されつつ撹拌されて、醗酵される。その後、原
料混合物は2次醗酵の工程へ移行される。2次醗酵の工
程では、原料混合物から発生した気体が原料混合物の内
部へ向けて断続的に送気される一方で、複数種類の微生
物が添加された磁化活性ミネラル水溶液が原料混合物に
散水されて、かかる原料混合物の補水が行われる。その
後、3次醗酵と後熟とを順に行うことにより、原料混合
物が熟成されて、醗酵が完了した肥料が生成される。
作物等の生育に適した土壌に改質することができる肥料
を生成するための醗酵型肥料化方法および醗酵型肥料化
システムを提供すること。 【解決手段】 原料である鶏糞と複数種類の微生物とが
混合された後、1次醗酵の工程において、その原料混合
物が加熱されつつ撹拌されて、醗酵される。その後、原
料混合物は2次醗酵の工程へ移行される。2次醗酵の工
程では、原料混合物から発生した気体が原料混合物の内
部へ向けて断続的に送気される一方で、複数種類の微生
物が添加された磁化活性ミネラル水溶液が原料混合物に
散水されて、かかる原料混合物の補水が行われる。その
後、3次醗酵と後熟とを順に行うことにより、原料混合
物が熟成されて、醗酵が完了した肥料が生成される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、家畜の糞尿や動
植物性残渣等の処理対象物を醗酵させて肥料化するため
の醗酵型肥料化方法および醗酵型肥料化システムに関
し、特に、農薬等により汚染された土壌を農作物等の生
育に適した土壌に改質することができる肥料を生成する
ための醗酵型肥料化方法および醗酵型肥料化システムに
関するものである。
植物性残渣等の処理対象物を醗酵させて肥料化するため
の醗酵型肥料化方法および醗酵型肥料化システムに関
し、特に、農薬等により汚染された土壌を農作物等の生
育に適した土壌に改質することができる肥料を生成する
ための醗酵型肥料化方法および醗酵型肥料化システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】 農作物等が栽培される田畑では、農作
物等の育成を促すために多量の化学肥料が土壌へ散布さ
れている。また、一方で、かかる土壌には、その土壌中
に生息する各種の雑菌や害虫等を駆除するため、農薬等
が散布されている。土壌中に生息する各種の雑菌や害虫
等はその生命力が極めて強いため、化学肥料や農薬等の
使用を停止すれば、各種雑菌や害虫等によって農作物が
病気になるなどの被害が生じてしまう。
物等の育成を促すために多量の化学肥料が土壌へ散布さ
れている。また、一方で、かかる土壌には、その土壌中
に生息する各種の雑菌や害虫等を駆除するため、農薬等
が散布されている。土壌中に生息する各種の雑菌や害虫
等はその生命力が極めて強いため、化学肥料や農薬等の
使用を停止すれば、各種雑菌や害虫等によって農作物が
病気になるなどの被害が生じてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
した化学肥料や農薬等を土壌に使用し続けると、これら
の化学肥料や農薬等による土壌汚染が進行して、惹いて
は、農作物等の育成に必要な土壌に生息する各種の微生
物までもが、雑菌や害虫と共に減少してしまう。これら
の各種微生物の土壌中の生息数が低下すると、田畑等の
土壌が変質してしまうため、かかる土壌に根を張る農作
物等の吸水力等が低下してしまう。その結果、これらの
農作物等を充分に生育させることができず、その品質が
低下してしまうという問題点があった。
した化学肥料や農薬等を土壌に使用し続けると、これら
の化学肥料や農薬等による土壌汚染が進行して、惹いて
は、農作物等の育成に必要な土壌に生息する各種の微生
物までもが、雑菌や害虫と共に減少してしまう。これら
の各種微生物の土壌中の生息数が低下すると、田畑等の
土壌が変質してしまうため、かかる土壌に根を張る農作
物等の吸水力等が低下してしまう。その結果、これらの
農作物等を充分に生育させることができず、その品質が
低下してしまうという問題点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、化学肥料や農薬等により汚染さ
れた土壌を農作物等の生育に適した土壌に改質すること
ができる肥料を生成するための醗酵型肥料化方法および
醗酵型肥料化システムを提供することを目的としてい
る。
になされたものであり、化学肥料や農薬等により汚染さ
れた土壌を農作物等の生育に適した土壌に改質すること
ができる肥料を生成するための醗酵型肥料化方法および
醗酵型肥料化システムを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載の醗酵型肥料化方法は、家畜の糞尿や
動植物性残渣等の処理対象物を醗酵させて肥料化するた
めの方法であり、好気性微生物および嫌気性微生物を含
む複数種類の微生物を処理対象物に混合した混合物を醗
酵させて肥料化する醗酵工程を備え、その醗酵工程は、
混合物から発生する気体を混合物の内部へ向けて断続的
に送気する送気工程と、その送気工程により送気される
混合物の撹拌を行う撹拌工程とを備えている。
めに請求項1記載の醗酵型肥料化方法は、家畜の糞尿や
動植物性残渣等の処理対象物を醗酵させて肥料化するた
めの方法であり、好気性微生物および嫌気性微生物を含
む複数種類の微生物を処理対象物に混合した混合物を醗
酵させて肥料化する醗酵工程を備え、その醗酵工程は、
混合物から発生する気体を混合物の内部へ向けて断続的
に送気する送気工程と、その送気工程により送気される
混合物の撹拌を行う撹拌工程とを備えている。
【0006】この請求項1記載の醗酵型肥料化方法によ
れば、醗酵工程によって、処理対象物と複数種類の微生
物との混合物が醗酵されて肥料化される。この醗酵工程
では、送気工程によって混合物から発生する気体、例え
ば、二酸化炭素やアンモニア等が混合物の内部へ向けて
断続的に送気される。この発生気体の送気により、混合
物中の酸素濃度が低下されるので、混合物中では複数種
類の微生物に含まれる嫌気性微生物による醗酵が促進さ
れる。
れば、醗酵工程によって、処理対象物と複数種類の微生
物との混合物が醗酵されて肥料化される。この醗酵工程
では、送気工程によって混合物から発生する気体、例え
ば、二酸化炭素やアンモニア等が混合物の内部へ向けて
断続的に送気される。この発生気体の送気により、混合
物中の酸素濃度が低下されるので、混合物中では複数種
類の微生物に含まれる嫌気性微生物による醗酵が促進さ
れる。
【0007】一方で、醗酵工程により醗酵される混合物
は撹拌工程によって撹拌され、この撹拌によって空気中
に浮遊する微生物が混合物中に混入され、かかる微生物
の混入により処理対象物の醗酵が大幅に促進される。ま
た、混合物の撹拌によって混合物の内部へ空気が混入さ
れる。この空気の混入により混合物中の固相に対する気
相の容積割合が増加される。このように混合物中の気相
の容積割合を増加させることにより、混合物中に酸素が
補給される。
は撹拌工程によって撹拌され、この撹拌によって空気中
に浮遊する微生物が混合物中に混入され、かかる微生物
の混入により処理対象物の醗酵が大幅に促進される。ま
た、混合物の撹拌によって混合物の内部へ空気が混入さ
れる。この空気の混入により混合物中の固相に対する気
相の容積割合が増加される。このように混合物中の気相
の容積割合を増加させることにより、混合物中に酸素が
補給される。
【0008】よって、例えば、送気工程による発生気体
の送気が中断されている場合には、混合物中の酸素濃度
が増加されて、複数種類の微生物のうち好気性微生物に
よる醗酵が促進される。このように醗酵工程では、送気
工程および撹拌工程の双方を混合物に施すことにより、
複数種類の微生物の働き、例えば、かかる微生物の活動
状態や繁殖が促進される。このように複数種類の微生物
の働きが促進されることにより、処理対象物が分解され
て肥料化されるのである。
の送気が中断されている場合には、混合物中の酸素濃度
が増加されて、複数種類の微生物のうち好気性微生物に
よる醗酵が促進される。このように醗酵工程では、送気
工程および撹拌工程の双方を混合物に施すことにより、
複数種類の微生物の働き、例えば、かかる微生物の活動
状態や繁殖が促進される。このように複数種類の微生物
の働きが促進されることにより、処理対象物が分解され
て肥料化されるのである。
【0009】請求項2記載の醗酵型肥料化方法は、請求
項1記載の醗酵型肥料化方法において、前記送気工程
は、前記醗酵工程による醗酵期間が短い混合物から発生
する気体を、前記醗酵工程による醗酵期間が長い混合物
の内部へ向けて送気する。
項1記載の醗酵型肥料化方法において、前記送気工程
は、前記醗酵工程による醗酵期間が短い混合物から発生
する気体を、前記醗酵工程による醗酵期間が長い混合物
の内部へ向けて送気する。
【0010】請求項3記載の醗酵型肥料化方法は、請求
項1または2に記載の醗酵型肥料化方法において、前記
醗酵工程は、混合物中の複数種類の微生物のうち有害な
微生物をほぼ死滅させて有用な微生物を残存させるた
め、混合物の温度を所定の範囲に管理する。
項1または2に記載の醗酵型肥料化方法において、前記
醗酵工程は、混合物中の複数種類の微生物のうち有害な
微生物をほぼ死滅させて有用な微生物を残存させるた
め、混合物の温度を所定の範囲に管理する。
【0011】請求項4記載の醗酵型肥料化方法は、請求
項1から3のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法におい
て、前記醗酵工程は、混合物の露出表面に水を散布する
ことによって、その混合物の水分率を所定の範囲に調整
する。
項1から3のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法におい
て、前記醗酵工程は、混合物の露出表面に水を散布する
ことによって、その混合物の水分率を所定の範囲に調整
する。
【0012】請求項5記載の醗酵型肥料化方法は、請求
項1から4のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法におい
て、前記醗酵工程は複数種類の微生物を混合物に添加す
る。
項1から4のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法におい
て、前記醗酵工程は複数種類の微生物を混合物に添加す
る。
【0013】請求項6記載の醗酵型肥料化方法は、請求
項1から5のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法におい
て、前記醗酵工程は複数種類のミネラルが溶解され且つ
磁化活性された磁化活性ミネラル水溶液を混合物に添加
する。
項1から5のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法におい
て、前記醗酵工程は複数種類のミネラルが溶解され且つ
磁化活性された磁化活性ミネラル水溶液を混合物に添加
する。
【0014】請求項7記載の醗酵型肥料化方法は、請求
項1から6のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法におい
て、前記醗酵工程は、複数種類の微生物および複数種類
のミネラルが溶解され且つ磁化活性された水を混合物に
供給することにより、その混合物の水分率を所定の範囲
に調整する。
項1から6のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法におい
て、前記醗酵工程は、複数種類の微生物および複数種類
のミネラルが溶解され且つ磁化活性された水を混合物に
供給することにより、その混合物の水分率を所定の範囲
に調整する。
【0015】請求項8記載の醗酵型肥料化方法は、請求
項1から7のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法におい
て、処理対象物と、好気性微生物および嫌気性微生物を
含む複数種類の微生物と、前記醗酵工程により肥料化さ
れた混合物の一部とを、前記醗酵工程に先行して混合す
る混合工程を備えている。
項1から7のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法におい
て、処理対象物と、好気性微生物および嫌気性微生物を
含む複数種類の微生物と、前記醗酵工程により肥料化さ
れた混合物の一部とを、前記醗酵工程に先行して混合す
る混合工程を備えている。
【0016】この請求項8記載の醗酵型肥料化方法によ
れば、請求項1から7のいずれかに記載の醗酵型肥料化
方法と同様に作用する上、処理対象物、複数種類の微生
物、及び、醗酵工程により肥料化された混合物の一部
は、混合工程によって混合された後に醗酵工程により醗
酵される。
れば、請求項1から7のいずれかに記載の醗酵型肥料化
方法と同様に作用する上、処理対象物、複数種類の微生
物、及び、醗酵工程により肥料化された混合物の一部
は、混合工程によって混合された後に醗酵工程により醗
酵される。
【0017】請求項9記載の醗酵型肥料化方法は、請求
項1から8のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法におい
て、前記醗酵工程に先行して前記混合工程により混合さ
れた混合物を密閉空間で所定の温度に加熱し且つ撹拌し
て醗酵させる前段醗酵工程と、その前段醗酵工程および
前記醗酵工程の後に混合物を開放空間に堆積させた状態
で、前記前段醗酵工程および醗酵工程に費やされる時間
より長い時間熟成させる後段醗酵工程とを備えている。
項1から8のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法におい
て、前記醗酵工程に先行して前記混合工程により混合さ
れた混合物を密閉空間で所定の温度に加熱し且つ撹拌し
て醗酵させる前段醗酵工程と、その前段醗酵工程および
前記醗酵工程の後に混合物を開放空間に堆積させた状態
で、前記前段醗酵工程および醗酵工程に費やされる時間
より長い時間熟成させる後段醗酵工程とを備えている。
【0018】請求項10記載の醗酵型肥料化システム
は、家畜の糞尿や動植物性残渣等の処理対象物を醗酵さ
せて肥料化するためのものであり、好気性微生物および
嫌気性微生物を含む複数種類の微生物を処理対象物に混
合した混合物を収容して醗酵させる醗酵槽と、その醗酵
槽へ混合物を投入する投入部と、その投入部から投入さ
れた混合物を前記醗酵槽から排出する排出部と、その醗
酵槽に収容される混合物から発生する気体を混合物の内
部へ向けて断続的に送気する送気装置と、その送気装置
により送気される混合物を撹拌する撹拌装置とを備えて
いる。
は、家畜の糞尿や動植物性残渣等の処理対象物を醗酵さ
せて肥料化するためのものであり、好気性微生物および
嫌気性微生物を含む複数種類の微生物を処理対象物に混
合した混合物を収容して醗酵させる醗酵槽と、その醗酵
槽へ混合物を投入する投入部と、その投入部から投入さ
れた混合物を前記醗酵槽から排出する排出部と、その醗
酵槽に収容される混合物から発生する気体を混合物の内
部へ向けて断続的に送気する送気装置と、その送気装置
により送気される混合物を撹拌する撹拌装置とを備えて
いる。
【0019】この請求項10記載の醗酵型肥料化システ
ムによれば、処理対象物と複数種類の微生物との混合物
は、投入部から投入されて醗酵槽へ収容される。混合物
は醗酵槽内で醗酵されて肥料化され、排出部から醗酵槽
の外へ排出される。この醗酵槽内の混合物からは、その
醗酵に伴って二酸化炭素やアンモニア等の気体が発生す
る。この発生気体は、送気装置によって混合物の内部へ
向けて断続的に送気される。このように二酸化炭素やア
ンモニア等の気体が混合物の内部へ向けて排出される
と、混合物中の酸素濃度が低下されるので、混合物中で
は複数種類の微生物に含まれる嫌気性微生物による醗酵
が促進される。
ムによれば、処理対象物と複数種類の微生物との混合物
は、投入部から投入されて醗酵槽へ収容される。混合物
は醗酵槽内で醗酵されて肥料化され、排出部から醗酵槽
の外へ排出される。この醗酵槽内の混合物からは、その
醗酵に伴って二酸化炭素やアンモニア等の気体が発生す
る。この発生気体は、送気装置によって混合物の内部へ
向けて断続的に送気される。このように二酸化炭素やア
ンモニア等の気体が混合物の内部へ向けて排出される
と、混合物中の酸素濃度が低下されるので、混合物中で
は複数種類の微生物に含まれる嫌気性微生物による醗酵
が促進される。
【0020】一方で、醗酵槽に収容される混合物は、撹
拌装置によって撹拌される。この撹拌によって、混合物
に空気が供給されると、混合物中の固相に対する気相の
容積割合が増加される。このように混合物中の気相部分
の容積割合を増加させることにより、例えば、混合物中
に酸素が補給される。よって、例えば、送気装置による
送気が中断されている場合には、混合物中の酸素濃度が
増加されて、複数種類の微生物のうち好気性微生物によ
る醗酵が促進される。
拌装置によって撹拌される。この撹拌によって、混合物
に空気が供給されると、混合物中の固相に対する気相の
容積割合が増加される。このように混合物中の気相部分
の容積割合を増加させることにより、例えば、混合物中
に酸素が補給される。よって、例えば、送気装置による
送気が中断されている場合には、混合物中の酸素濃度が
増加されて、複数種類の微生物のうち好気性微生物によ
る醗酵が促進される。
【0021】このように嫌気性微生物および好気性微生
物の双方の醗酵によって、混合物から農作物等の育成に
適した良質の肥料が生成されるのである。しかも、混合
物が撹拌されて混合物中に空気が供給されると、かかる
空気中に浮遊する微生物が混合物中に混入されるので、
かかる微生物の混入により処理対象物の醗酵が大幅に促
進される。
物の双方の醗酵によって、混合物から農作物等の育成に
適した良質の肥料が生成されるのである。しかも、混合
物が撹拌されて混合物中に空気が供給されると、かかる
空気中に浮遊する微生物が混合物中に混入されるので、
かかる微生物の混入により処理対象物の醗酵が大幅に促
進される。
【0022】請求項11記載の醗酵型肥料化システム
は、請求項10記載の醗酵型肥料化システムにおいて、
前記送気装置は、前記醗酵槽に収容される混合物から発
生する気体を吸入する吸気口と、その吸気口へ吸入され
た気体を混合物の内部へ向けて排出する排気口とを備
え、前記吸気口は、その排気口に比べて、前記醗酵槽に
おける前記投入部側に設けられている。
は、請求項10記載の醗酵型肥料化システムにおいて、
前記送気装置は、前記醗酵槽に収容される混合物から発
生する気体を吸入する吸気口と、その吸気口へ吸入され
た気体を混合物の内部へ向けて排出する排気口とを備
え、前記吸気口は、その排気口に比べて、前記醗酵槽に
おける前記投入部側に設けられている。
【0023】この請求項11記載の醗酵型肥料化システ
ムによれば、請求項10記載の醗酵型肥料化システムと
同様に作用する上、醗酵槽に収容される混合物から発生
する二酸化炭素やアンモニア等の気体は、送気装置によ
って、吸気口から吸入されて排気口から混合物の内部へ
向けて排出される。ここで、醗酵槽における投入部側に
は、醗酵槽における排出部側に収容される混合物に比べ
て醗酵期間が短い混合物が収容されている。
ムによれば、請求項10記載の醗酵型肥料化システムと
同様に作用する上、醗酵槽に収容される混合物から発生
する二酸化炭素やアンモニア等の気体は、送気装置によ
って、吸気口から吸入されて排気口から混合物の内部へ
向けて排出される。ここで、醗酵槽における投入部側に
は、醗酵槽における排出部側に収容される混合物に比べ
て醗酵期間が短い混合物が収容されている。
【0024】醗酵期間が短い混合物から発生する気体
は、醗酵期間が長い混合物から発生する気体に比べて、
発生量が多い。よって、醗酵槽の投入部側に収容される
混合物の方が、その醗酵槽の排出部側に収容される混合
物に比べて気体の発生量が多くなる。発生気体を吸入す
る吸気口は発生気体を排出する排気口に比べて醗酵槽の
投入部側に設けられるので、醗酵期間の短い混合物から
発生する多量の気体は吸気口から吸入され、醗酵期間が
長い混合物の内部へ向けて排気口から排出されるのであ
る。
は、醗酵期間が長い混合物から発生する気体に比べて、
発生量が多い。よって、醗酵槽の投入部側に収容される
混合物の方が、その醗酵槽の排出部側に収容される混合
物に比べて気体の発生量が多くなる。発生気体を吸入す
る吸気口は発生気体を排出する排気口に比べて醗酵槽の
投入部側に設けられるので、醗酵期間の短い混合物から
発生する多量の気体は吸気口から吸入され、醗酵期間が
長い混合物の内部へ向けて排気口から排出されるのであ
る。
【0025】請求項12記載の醗酵型肥料化システム
は、請求項10または11に記載の醗酵型肥料化システ
ムにおいて、前記送気装置は、前記醗酵槽に収容される
混合物から発生する気体を吸入する吸気口と、その吸気
口へ吸入された気体を混合物の内部へ向けて排出する排
気口とを備え、前記醗酵槽は、その醗酵槽に収容される
混合物を堆積可能に形成されると共に前記排気口が設け
られる堆積面を備えている。
は、請求項10または11に記載の醗酵型肥料化システ
ムにおいて、前記送気装置は、前記醗酵槽に収容される
混合物から発生する気体を吸入する吸気口と、その吸気
口へ吸入された気体を混合物の内部へ向けて排出する排
気口とを備え、前記醗酵槽は、その醗酵槽に収容される
混合物を堆積可能に形成されると共に前記排気口が設け
られる堆積面を備えている。
【0026】この請求項12記載の醗酵型肥料化システ
ムによれば、請求項10または11に記載の醗酵型肥料
化システムと同様に作用する上、混合物は、堆積面に堆
積されつつ醗酵槽に収容される一方、混合物から発生す
る二酸化炭素やアンモニア等の気体は、送気装置によっ
て、吸気口から吸引されて排気口から混合物の内部へ向
けて排出される。排気口は堆積面に設けられるので、か
かる堆積面の近傍に堆積される混合物へ気体が充分に供
給される。
ムによれば、請求項10または11に記載の醗酵型肥料
化システムと同様に作用する上、混合物は、堆積面に堆
積されつつ醗酵槽に収容される一方、混合物から発生す
る二酸化炭素やアンモニア等の気体は、送気装置によっ
て、吸気口から吸引されて排気口から混合物の内部へ向
けて排出される。排気口は堆積面に設けられるので、か
かる堆積面の近傍に堆積される混合物へ気体が充分に供
給される。
【0027】請求項13記載の醗酵型肥料化システム
は、請求項10から12のいずれかに記載の醗酵型肥料
化システムにおいて、前記撹拌装置は、前記醗酵槽に収
容される混合物を撹拌し、且つ、その混合物を前記醗酵
槽における前記投入部側から前記排出部側へ向けて所定
の距離ずつ搬送するように構成されている。
は、請求項10から12のいずれかに記載の醗酵型肥料
化システムにおいて、前記撹拌装置は、前記醗酵槽に収
容される混合物を撹拌し、且つ、その混合物を前記醗酵
槽における前記投入部側から前記排出部側へ向けて所定
の距離ずつ搬送するように構成されている。
【0028】請求項14記載の醗酵型肥料化システム
は、請求項10から13のいずれかに記載の醗酵型肥料
化システムにおいて、前記醗酵槽に収容される混合物に
散布する散水装置を備えている。
は、請求項10から13のいずれかに記載の醗酵型肥料
化システムにおいて、前記醗酵槽に収容される混合物に
散布する散水装置を備えている。
【0029】請求項15記載の醗酵型肥料化システム
は、請求項14記載の醗酵型肥料化システムにおいて、
前記散水装置による散水に複数種類の微生物を添加する
微生物添加装置を備えている。
は、請求項14記載の醗酵型肥料化システムにおいて、
前記散水装置による散水に複数種類の微生物を添加する
微生物添加装置を備えている。
【0030】請求項16記載の醗酵型肥料化システム
は、請求項14または15に記載の醗酵型肥料化システ
ムにおいて、前記散水装置による散水に複数種類のミネ
ラルを溶解させるとともにその散水を磁化活性させる磁
化活性ミネラル水溶液生成装置を備えている。
は、請求項14または15に記載の醗酵型肥料化システ
ムにおいて、前記散水装置による散水に複数種類のミネ
ラルを溶解させるとともにその散水を磁化活性させる磁
化活性ミネラル水溶液生成装置を備えている。
【0031】請求項17記載の醗酵型肥料化システム
は、請求項10から16のいずれかに記載の醗酵型肥料
化システムにおいて、前記投入部は、前記醗酵槽へ投入
される混合物を複数条の畝状に堆積させる分配装置を備
えている。
は、請求項10から16のいずれかに記載の醗酵型肥料
化システムにおいて、前記投入部は、前記醗酵槽へ投入
される混合物を複数条の畝状に堆積させる分配装置を備
えている。
【0032】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発
明の一実施例である醗酵型肥料化方法により製造される
肥料の製造工程図であり、この製造工程は、後述する醗
酵型肥料化システム1を用いて行われる。この図1を参
照して、有機廃棄物(処理対象物)の肥料化方法につい
て説明する。なお、図1中、角に丸味のない長方形状の
線図S1〜S10は工程を示している。
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発
明の一実施例である醗酵型肥料化方法により製造される
肥料の製造工程図であり、この製造工程は、後述する醗
酵型肥料化システム1を用いて行われる。この図1を参
照して、有機廃棄物(処理対象物)の肥料化方法につい
て説明する。なお、図1中、角に丸味のない長方形状の
線図S1〜S10は工程を示している。
【0033】ここで、醗酵とは、微生物による有機物の
分解に伴って微生物を増殖させて、有機物を他の異なる
物質に変換する現象のことである。この醗酵は、主に、
人間にとって有害であるか有用であるかの観点に基づい
て「腐敗」と「腐植」とに区別される。ここで、「腐
敗」とは、醗酵過程において人間にとって有害な臭気を
伴う醗酵である。一方、「腐植」とは、「腐敗」に対立
する概念であって、人間にとって有害な臭気を発生しな
い醗酵である。以下、本実施例で行われる醗酵は、複数
種類の微生物によって有機物を腐植させるものである。
分解に伴って微生物を増殖させて、有機物を他の異なる
物質に変換する現象のことである。この醗酵は、主に、
人間にとって有害であるか有用であるかの観点に基づい
て「腐敗」と「腐植」とに区別される。ここで、「腐
敗」とは、醗酵過程において人間にとって有害な臭気を
伴う醗酵である。一方、「腐植」とは、「腐敗」に対立
する概念であって、人間にとって有害な臭気を発生しな
い醗酵である。以下、本実施例で行われる醗酵は、複数
種類の微生物によって有機物を腐植させるものである。
【0034】図1に示す肥料の製造工程は、生ゴミ、ペ
ットや家畜の糞尿、剪定屑、汚泥等の有機廃棄物を醗酵
させて減量化し肥料化するための工程である。なお、以
下、本実施例では、肥料化する有機廃棄物として鶉糞を
用いて説明する。
ットや家畜の糞尿、剪定屑、汚泥等の有機廃棄物を醗酵
させて減量化し肥料化するための工程である。なお、以
下、本実施例では、肥料化する有機廃棄物として鶉糞を
用いて説明する。
【0035】図1に示す肥料の製造工程では、まず、原
料としての鶉糞が後述する原料投入槽10(図2参照)
へ投入され(S1)、次に、複数種類の微生物、複数種
類(多元素)のミネラル、水分、水分調整剤としてのふ
すま又は戻し肥料が添加される(S2)。これらの水、
ふすま及び戻し肥料は必要に応じて添加される。
料としての鶉糞が後述する原料投入槽10(図2参照)
へ投入され(S1)、次に、複数種類の微生物、複数種
類(多元素)のミネラル、水分、水分調整剤としてのふ
すま又は戻し肥料が添加される(S2)。これらの水、
ふすま及び戻し肥料は必要に応じて添加される。
【0036】S2の工程において添加される複数種類の
微生物は、人、動物体、植物体等の生物の生育に有用な
複数種類の有用微生物(有用微生物群)であり、主とし
て、醗酵を腐植へと導くための複数種類の微生物により
構成されている。この複数種類の微生物は、例えば、糸
状菌(かび)、酵母、枯草菌、中温性放線菌、高温性放
線菌、エンテロバクタ、好気性セルロース分解菌、嫌気
性セルロース分解菌、アンモニア酸化細菌、亜硝酸酸化
細菌および脱窒菌である。このように、複数種類の微生
物は、嫌気性微生物と好気性微生物との双方を含んだも
のである。また、これらの複数種類の微生物の他に、タ
ンパク質を加水分解するプロテアーゼ等の酵素が添加さ
れる。
微生物は、人、動物体、植物体等の生物の生育に有用な
複数種類の有用微生物(有用微生物群)であり、主とし
て、醗酵を腐植へと導くための複数種類の微生物により
構成されている。この複数種類の微生物は、例えば、糸
状菌(かび)、酵母、枯草菌、中温性放線菌、高温性放
線菌、エンテロバクタ、好気性セルロース分解菌、嫌気
性セルロース分解菌、アンモニア酸化細菌、亜硝酸酸化
細菌および脱窒菌である。このように、複数種類の微生
物は、嫌気性微生物と好気性微生物との双方を含んだも
のである。また、これらの複数種類の微生物の他に、タ
ンパク質を加水分解するプロテアーゼ等の酵素が添加さ
れる。
【0037】また、S2の工程において添加される複数
種類のミネラルは、イオン化して水に溶け込むことが可
能である多元素のミネラルにより構成されている。それ
らミネラルは、例えば、珪素(Si),アルミニウム
(Al),カリウム(K),ナトリウム(Na),鉄
(Fe),カルシウム(Ca),マグネシウム(M
g),チタン(Ti),マンガン(Mn),硫黄
(S),燐(P),亜鉛(Zn),鉛(Pb),クロム
(Cr),バリウム(Ba),ジルコニウム(Zr),
ストロンチウム(Sr),ルビジウム(Rb)およびイ
ットリウム(Y)を主成分として構成されている。
種類のミネラルは、イオン化して水に溶け込むことが可
能である多元素のミネラルにより構成されている。それ
らミネラルは、例えば、珪素(Si),アルミニウム
(Al),カリウム(K),ナトリウム(Na),鉄
(Fe),カルシウム(Ca),マグネシウム(M
g),チタン(Ti),マンガン(Mn),硫黄
(S),燐(P),亜鉛(Zn),鉛(Pb),クロム
(Cr),バリウム(Ba),ジルコニウム(Zr),
ストロンチウム(Sr),ルビジウム(Rb)およびイ
ットリウム(Y)を主成分として構成されている。
【0038】また、S2の工程において添加される水分
調整剤は、原料である鶉糞、複数種類の微生物、複数種
類のミネラル、水および水分調整剤の混合物(以下、
「原料混合物」と称す。)についての水分率(体積百分
率)を調整するものである。なお、ここで水分率とは、
原料混合物に含まれる水分の体積(容積)を、原料混合
物全体の体積(容積)で除した体積比を百分率で示した
ものである。
調整剤は、原料である鶉糞、複数種類の微生物、複数種
類のミネラル、水および水分調整剤の混合物(以下、
「原料混合物」と称す。)についての水分率(体積百分
率)を調整するものである。なお、ここで水分率とは、
原料混合物に含まれる水分の体積(容積)を、原料混合
物全体の体積(容積)で除した体積比を百分率で示した
ものである。
【0039】このような、水分調整剤は、例えば、ふす
ま、又は、戻し肥料で構成されており、原料混合物の水
分率が略30%から略70%の範囲となるように原料混
合物に添加されるものである。なお、本実施例では、水
分調整剤を原料混合物に添加することによって、原料混
合物の水分率が略55%〜略60%の範囲とされる。ま
た、戻し肥料とは、例えば、本実施例の肥料化方法によ
り生成された肥料、即ち、肥料化された原料混合物と同
種類のものである。
ま、又は、戻し肥料で構成されており、原料混合物の水
分率が略30%から略70%の範囲となるように原料混
合物に添加されるものである。なお、本実施例では、水
分調整剤を原料混合物に添加することによって、原料混
合物の水分率が略55%〜略60%の範囲とされる。ま
た、戻し肥料とは、例えば、本実施例の肥料化方法によ
り生成された肥料、即ち、肥料化された原料混合物と同
種類のものである。
【0040】また、S1の工程で投入される原料である
鶉糞は、その内部に含まれる繊維質が少ないために粘性
が高くなってしまう。よって、ふすま等の水分調整剤を
鶉糞へ投入することにより原料混合物には繊維質が添加
されるので、かかる原料混合物全体としての粘性を低減
し、且つ、鶉糞へ炭素分を補給することができる。この
ように、炭素分を鶉糞へ補給することによって、ふすま
や鶉糞に生息する微生物に炭素分を付与して、かかる微
生物による鶉糞の醗酵分解を促すことができるのであ
る。
鶉糞は、その内部に含まれる繊維質が少ないために粘性
が高くなってしまう。よって、ふすま等の水分調整剤を
鶉糞へ投入することにより原料混合物には繊維質が添加
されるので、かかる原料混合物全体としての粘性を低減
し、且つ、鶉糞へ炭素分を補給することができる。この
ように、炭素分を鶉糞へ補給することによって、ふすま
や鶉糞に生息する微生物に炭素分を付与して、かかる微
生物による鶉糞の醗酵分解を促すことができるのであ
る。
【0041】S2の工程の後、鶉糞、微生物、ミネラ
ル、水、ふすまおよび戻し肥料が混合される(混合工
程)(S3)。このとき、その原料混合物を構成する各
成分の体積比は、液相(水分)が略60%、固相が略2
0%、気相が略20%となるように調整される。更に、
鶉糞を醗酵させて質の良い肥料を作成するためには、炭
素(C)と窒素(N)との比率(CN比)を25〜40
に調整する必要があり、本実施例では、例えば、略25
となるように調整されている。
ル、水、ふすまおよび戻し肥料が混合される(混合工
程)(S3)。このとき、その原料混合物を構成する各
成分の体積比は、液相(水分)が略60%、固相が略2
0%、気相が略20%となるように調整される。更に、
鶉糞を醗酵させて質の良い肥料を作成するためには、炭
素(C)と窒素(N)との比率(CN比)を25〜40
に調整する必要があり、本実施例では、例えば、略25
となるように調整されている。
【0042】S3の工程の後、原料混合物の1次醗酵
(前段醗酵工程)が行われる(S4)。1次醗酵では、
原料混合物を密閉空間内で加熱しつつ、この原料混合物
の撹拌が行われる。また、1次醗酵では、密閉空間内の
空気の一部が、その密閉空間内で循環される。この密閉
空間に存在する空気は、醗酵中に鶉糞から発生した気
体、例えば、二酸化炭素、アンモニア等を含んでおり、
この気体を密閉空間内で循環させることにより、密閉空
間内を低酸素濃度の雰囲気に維持するができる。この低
酸素濃度の雰囲気では原料混合物中の嫌気性微生物の活
動や繁殖が促進されるので、かかる嫌気性微生物による
鶉糞の醗酵を促すことができる。
(前段醗酵工程)が行われる(S4)。1次醗酵では、
原料混合物を密閉空間内で加熱しつつ、この原料混合物
の撹拌が行われる。また、1次醗酵では、密閉空間内の
空気の一部が、その密閉空間内で循環される。この密閉
空間に存在する空気は、醗酵中に鶉糞から発生した気
体、例えば、二酸化炭素、アンモニア等を含んでおり、
この気体を密閉空間内で循環させることにより、密閉空
間内を低酸素濃度の雰囲気に維持するができる。この低
酸素濃度の雰囲気では原料混合物中の嫌気性微生物の活
動や繁殖が促進されるので、かかる嫌気性微生物による
鶉糞の醗酵を促すことができる。
【0043】S4の工程の後、原料混合物を撹拌しつつ
醗酵させる2次醗酵(醗酵工程)が行われる(S5)。
この2次醗酵では、原料混合物を切返すことにより撹拌
(撹拌工程)が行われる一方、原料混合物から発生した
気体を原料混合物の内部へ供給する送気(送気工程)が
1日当たりの合計送気時間が略8時間以下となるように
行われる。また、2次醗酵が実行される間には、醗酵中
の原料混合物の水分率が適正範囲に維持されるように原
料混合物に水を補給する補水が行われる(S6)。
醗酵させる2次醗酵(醗酵工程)が行われる(S5)。
この2次醗酵では、原料混合物を切返すことにより撹拌
(撹拌工程)が行われる一方、原料混合物から発生した
気体を原料混合物の内部へ供給する送気(送気工程)が
1日当たりの合計送気時間が略8時間以下となるように
行われる。また、2次醗酵が実行される間には、醗酵中
の原料混合物の水分率が適正範囲に維持されるように原
料混合物に水を補給する補水が行われる(S6)。
【0044】2次醗酵において原料混合物の周辺に存在
する空気には、酸素および窒素に加えて、その原料混合
物から発生する二酸化炭素やアンモニア等の気体や、空
気中に浮遊する微生物が含まれている。2次醗酵で撹拌
が行われると、原料混合物の周辺の空気が混合物中に混
入される。この空気の混入により原料混合物中の固相に
対する気相の容積割合が増加される。このように原料混
合物における気相の容積を増加させることにより、原料
混合物中に酸素量が増加される。よって、原料混合物中
への送気が中断されている間は、撹拌により原料混合物
中の酸素濃度が増加されるので、原料混合物中を高酸素
濃度の雰囲気に維持することができる。この高酸素濃度
の雰囲気では、原料混合物中の好気性微生物の活動や繁
殖が促進されるので、かかる好気性微生物による鶉糞の
醗酵を促すことができる。また、かかる撹拌によって、
空気中に浮遊する微生物を原料混合物中に混入させるこ
とができるので、その微生物により鶉糞の醗酵を大幅に
促進することができるのである。
する空気には、酸素および窒素に加えて、その原料混合
物から発生する二酸化炭素やアンモニア等の気体や、空
気中に浮遊する微生物が含まれている。2次醗酵で撹拌
が行われると、原料混合物の周辺の空気が混合物中に混
入される。この空気の混入により原料混合物中の固相に
対する気相の容積割合が増加される。このように原料混
合物における気相の容積を増加させることにより、原料
混合物中に酸素量が増加される。よって、原料混合物中
への送気が中断されている間は、撹拌により原料混合物
中の酸素濃度が増加されるので、原料混合物中を高酸素
濃度の雰囲気に維持することができる。この高酸素濃度
の雰囲気では、原料混合物中の好気性微生物の活動や繁
殖が促進されるので、かかる好気性微生物による鶉糞の
醗酵を促すことができる。また、かかる撹拌によって、
空気中に浮遊する微生物を原料混合物中に混入させるこ
とができるので、その微生物により鶉糞の醗酵を大幅に
促進することができるのである。
【0045】また、2次醗酵において原料混合物の周辺
に存在する空気には、その原料混合物から発生する二酸
化炭素やアンモニア等や、空気中に浮遊する微生物が含
まれるので、上述した送気により二酸化炭素を原料混合
物に供給すれば、原料混合物中を低酸素濃度の雰囲気に
維持することができる。この低酸素濃度の雰囲気では、
原料混合物中の嫌気性微生物の活動や繁殖が促進される
ので、かかる嫌気性微生物による鶉糞の醗酵を促すこと
ができる。また、このような送気によって、空気中に浮
遊する微生物を原料混合物中に供給することができるの
で、その微生物により原料混合物の醗酵を更に大幅に促
進することができるのである。
に存在する空気には、その原料混合物から発生する二酸
化炭素やアンモニア等や、空気中に浮遊する微生物が含
まれるので、上述した送気により二酸化炭素を原料混合
物に供給すれば、原料混合物中を低酸素濃度の雰囲気に
維持することができる。この低酸素濃度の雰囲気では、
原料混合物中の嫌気性微生物の活動や繁殖が促進される
ので、かかる嫌気性微生物による鶉糞の醗酵を促すこと
ができる。また、このような送気によって、空気中に浮
遊する微生物を原料混合物中に供給することができるの
で、その微生物により原料混合物の醗酵を更に大幅に促
進することができるのである。
【0046】S6の工程による補水は、磁化活性ミネラ
ルおよび複数種類の微生物を原料混合物に添加しつつ行
われる。ここで、磁化活性ミネラルは、S2の工程で鶉
糞に混合された複数種類のミネラルと同種類のミネラル
が磁化活性させられたものである。また、この補水(S
6)により添加される複数種類の微生物は、そのS2の
工程において鶉糞に混合される複数種の微生物と同種類
のものである。
ルおよび複数種類の微生物を原料混合物に添加しつつ行
われる。ここで、磁化活性ミネラルは、S2の工程で鶉
糞に混合された複数種類のミネラルと同種類のミネラル
が磁化活性させられたものである。また、この補水(S
6)により添加される複数種類の微生物は、そのS2の
工程において鶉糞に混合される複数種の微生物と同種類
のものである。
【0047】S5の工程の後、原料混合物を堆積させて
醗酵させる3次醗酵(後段醗酵工程)が行われる(S
7)。この3次醗酵では、2次醗酵と同様に、原料混合
物に対して送気および撹拌が行われる。この3次醗酵が
実行される間には、磁化活性ミネラルおよび複数種類の
微生物が添加された水が原料混合物に対して散水され、
かかる原料混合物に補水が行われる(S8)。
醗酵させる3次醗酵(後段醗酵工程)が行われる(S
7)。この3次醗酵では、2次醗酵と同様に、原料混合
物に対して送気および撹拌が行われる。この3次醗酵が
実行される間には、磁化活性ミネラルおよび複数種類の
微生物が添加された水が原料混合物に対して散水され、
かかる原料混合物に補水が行われる(S8)。
【0048】上述した2次醗酵(S5)および3次醗酵
(S7)では、原料混合物の温度が有害菌(雑菌)を死
滅させるのに適当な範囲に維持され、且つ、原料混合物
中の複数種類のミネラルの作用とが互いに共同すること
により、原料混合物中に有害菌が繁殖することが抑制さ
れる。具体的には、原料混合物の温度は、略30℃以
上、且つ、略70℃以下とすることが望ましく、混合物
の温度を略60℃から略70℃の範囲に維持することに
より、原料混合物中の農作物等の生育に有害である有害
菌が死滅して、農作物等の生育に有用な有用微生物群を
残存させることができる。
(S7)では、原料混合物の温度が有害菌(雑菌)を死
滅させるのに適当な範囲に維持され、且つ、原料混合物
中の複数種類のミネラルの作用とが互いに共同すること
により、原料混合物中に有害菌が繁殖することが抑制さ
れる。具体的には、原料混合物の温度は、略30℃以
上、且つ、略70℃以下とすることが望ましく、混合物
の温度を略60℃から略70℃の範囲に維持することに
より、原料混合物中の農作物等の生育に有害である有害
菌が死滅して、農作物等の生育に有用な有用微生物群を
残存させることができる。
【0049】3次醗酵(S7)が終了すると、原料混合
物を堆積させて熟成させる後熟が行われる(S9)。こ
の後熟は、原料混合物への送気および撹拌が行われる。
後熟では、微生物の変化変態のルールに従い、原料混合
物の温度が上述の適正範囲(例えば、略60℃)より低
下した後に、その原料混合物中に放線菌、一般細菌等の
有用微生物群が増殖を開始する。
物を堆積させて熟成させる後熟が行われる(S9)。こ
の後熟は、原料混合物への送気および撹拌が行われる。
後熟では、微生物の変化変態のルールに従い、原料混合
物の温度が上述の適正範囲(例えば、略60℃)より低
下した後に、その原料混合物中に放線菌、一般細菌等の
有用微生物群が増殖を開始する。
【0050】後熟(S9)により熟成された鶉糞は肥料
化され、かかる肥料の製品化が行われる(S10)。こ
の製品化は、醗酵が終了した原料混合物である肥料を粉
砕して粉状肥料にしてそれを出荷用の袋に詰める工程
と、その原料混合物から粒状肥料を得て袋に詰める工程
とを備えている。
化され、かかる肥料の製品化が行われる(S10)。こ
の製品化は、醗酵が終了した原料混合物である肥料を粉
砕して粉状肥料にしてそれを出荷用の袋に詰める工程
と、その原料混合物から粒状肥料を得て袋に詰める工程
とを備えている。
【0051】図2を参照して、上述した醗酵型肥料化方
法を行うために使用される醗酵型肥料化システム1につ
いて説明する。なお、以下、上述した醗酵型肥料化方法
において説明した内容と同様の内容については、その説
明を省略する。図2は、本発明の一実施例である醗酵型
肥料化システム(以下、単に「肥料化システム」と称
す。)1の平面配置図である。なお、図2では、後述す
る2次醗酵槽32の上流側(図2左側)に配置される分
配機50の図示を省略している。
法を行うために使用される醗酵型肥料化システム1につ
いて説明する。なお、以下、上述した醗酵型肥料化方法
において説明した内容と同様の内容については、その説
明を省略する。図2は、本発明の一実施例である醗酵型
肥料化システム(以下、単に「肥料化システム」と称
す。)1の平面配置図である。なお、図2では、後述す
る2次醗酵槽32の上流側(図2左側)に配置される分
配機50の図示を省略している。
【0052】図2に示すように、肥料化システム1は、
敷地内に設置された建物内に配置されている。肥料化シ
ステム1は、鶉糞が投入される原料投入槽10を備えて
いる。鶉糞は例えば、ローダとしてのショベルローダに
より、鶉糞の集積場から上記建物内に搬入されて原料投
入槽10に投入される。原料投入槽10には散水装置1
2が近接して配置され、この散水装置12により原料投
入槽10に投入された鶉糞に水を供給することができ
る。
敷地内に設置された建物内に配置されている。肥料化シ
ステム1は、鶉糞が投入される原料投入槽10を備えて
いる。鶉糞は例えば、ローダとしてのショベルローダに
より、鶉糞の集積場から上記建物内に搬入されて原料投
入槽10に投入される。原料投入槽10には散水装置1
2が近接して配置され、この散水装置12により原料投
入槽10に投入された鶉糞に水を供給することができ
る。
【0053】肥料化システム1は、更に、搬送装置とし
てのベルトコンベア14を備えている。ベルトコンベア
14は、その上流端(同図において下側の端)が原料投
入槽10に近接するように配置されている。ベルトコン
ベア14の下流端には混合機16が近接して配置されて
いる。一方、ベルトコンベア14の上流端には、微生物
添加装置18とふすま投入槽20とが近接して配置され
ている。
てのベルトコンベア14を備えている。ベルトコンベア
14は、その上流端(同図において下側の端)が原料投
入槽10に近接するように配置されている。ベルトコン
ベア14の下流端には混合機16が近接して配置されて
いる。一方、ベルトコンベア14の上流端には、微生物
添加装置18とふすま投入槽20とが近接して配置され
ている。
【0054】微生物添加装置18は、原料投入槽10に
投入された鶉糞に複数種類の微生物を添加するものであ
る。具体的に、微生物添加装置18は、複数種類の微生
物および複数種類のミネラルが溶解した水を鶉糞に添加
するものである。ここで、複数種類の微生物およびミネ
ラルが溶解した水は、後述する磁化活性ミネラル水溶液
生成装置92と同種類の装置により生成される磁化活性
ミネラル水溶液であるが、例えば、普通の水を使用して
も良い。また、ふすま投入槽20は、鶉糞の水分率を調
整するために必要に応じてふすまや戻し肥料を投入する
ためのものである。
投入された鶉糞に複数種類の微生物を添加するものであ
る。具体的に、微生物添加装置18は、複数種類の微生
物および複数種類のミネラルが溶解した水を鶉糞に添加
するものである。ここで、複数種類の微生物およびミネ
ラルが溶解した水は、後述する磁化活性ミネラル水溶液
生成装置92と同種類の装置により生成される磁化活性
ミネラル水溶液であるが、例えば、普通の水を使用して
も良い。また、ふすま投入槽20は、鶉糞の水分率を調
整するために必要に応じてふすまや戻し肥料を投入する
ためのものである。
【0055】上記のように投入された鶉糞は、複数種類
の微生物、複数種類のミネラルや戻し肥料とともに、受
入混合部22により混合される。これらの混合物(以
下、「原料混合物」と称す。)は、ベルトコンベア14
により、そのベルトコンベア14の上流端から下流端に
向かって搬送されて、混合機16に投入される。この混
合機16では、原料混合物がよりよく混合される。この
混合機16は、後述の1次醗酵槽24の上流端に配置さ
れているので、受入混合部22と混合機16とにより、
原料混合物が1次醗酵槽24への投入に先行して撹拌さ
れ混合されるのである。
の微生物、複数種類のミネラルや戻し肥料とともに、受
入混合部22により混合される。これらの混合物(以
下、「原料混合物」と称す。)は、ベルトコンベア14
により、そのベルトコンベア14の上流端から下流端に
向かって搬送されて、混合機16に投入される。この混
合機16では、原料混合物がよりよく混合される。この
混合機16は、後述の1次醗酵槽24の上流端に配置さ
れているので、受入混合部22と混合機16とにより、
原料混合物が1次醗酵槽24への投入に先行して撹拌さ
れ混合されるのである。
【0056】ベルトコンベア14に近接し、かつ、それ
とほぼ平行に1次醗酵機23が配置されている。この1
次醗酵機23は、いわゆる回転式加熱醗酵撹拌機の一種
であるロータリキルンで構成されており、この1次醗酵
機23によって原料混合物の初期の醗酵が行われる。1
次醗酵機23は、その内部に閉塞された中空円筒状の1
次醗酵槽24を備えており、この1次醗酵槽24の容積
は、例えば、50立方メートルとされている。
とほぼ平行に1次醗酵機23が配置されている。この1
次醗酵機23は、いわゆる回転式加熱醗酵撹拌機の一種
であるロータリキルンで構成されており、この1次醗酵
機23によって原料混合物の初期の醗酵が行われる。1
次醗酵機23は、その内部に閉塞された中空円筒状の1
次醗酵槽24を備えており、この1次醗酵槽24の容積
は、例えば、50立方メートルとされている。
【0057】1次醗酵機23は、その1次醗酵槽24内
において原料混合物を外気から遮断した状態で収容する
ものである。その結果、1次醗酵槽24内の空間は低酸
素濃度の雰囲気(例えば、対酸素比が18%以下である
状態)に維持される。また、1次醗酵機23は、ヒータ
(図示せず)によって原料混合物を、例えば、略30℃
から略40℃の範囲で加熱し醗酵を行っている。更に、
1次醗酵機23は、1次醗酵槽24をその軸線まわりに
回転させることにより、鶉糞を撹拌させつつ1次醗酵槽
24の上流端から下流端まで搬送する。この1次醗酵槽
24内の撹拌により、原料混合物中において有用微生物
が均一に分布されるのである。
において原料混合物を外気から遮断した状態で収容する
ものである。その結果、1次醗酵槽24内の空間は低酸
素濃度の雰囲気(例えば、対酸素比が18%以下である
状態)に維持される。また、1次醗酵機23は、ヒータ
(図示せず)によって原料混合物を、例えば、略30℃
から略40℃の範囲で加熱し醗酵を行っている。更に、
1次醗酵機23は、1次醗酵槽24をその軸線まわりに
回転させることにより、鶉糞を撹拌させつつ1次醗酵槽
24の上流端から下流端まで搬送する。この1次醗酵槽
24内の撹拌により、原料混合物中において有用微生物
が均一に分布されるのである。
【0058】このように、本実施例においては、鶉糞、
微生物等の混合と、その原料混合物の撹拌および加熱と
が容易であるため、高粘性である傾向が強い鶉糞の醗酵
の立ち上がりを確実なものにすることができる。
微生物等の混合と、その原料混合物の撹拌および加熱と
が容易であるため、高粘性である傾向が強い鶉糞の醗酵
の立ち上がりを確実なものにすることができる。
【0059】1次醗酵機23は、1次醗酵槽24内の空
気の一部を排出する一方、その残りの空気を1次醗酵槽
24内で循環させる排気循環装置28を備えている。1
次醗酵槽24内の空気は、醗酵中に鶉糞から発生した二
酸化炭素、アンモニア等を含んでいる。1次醗酵槽24
内の空気を排出させる理由は、その空気を後述の3次醗
酵槽62および後熟槽64に供給することである。
気の一部を排出する一方、その残りの空気を1次醗酵槽
24内で循環させる排気循環装置28を備えている。1
次醗酵槽24内の空気は、醗酵中に鶉糞から発生した二
酸化炭素、アンモニア等を含んでいる。1次醗酵槽24
内の空気を排出させる理由は、その空気を後述の3次醗
酵槽62および後熟槽64に供給することである。
【0060】排気循環装置28は、1次醗酵槽24内の
空気を、1次醗酵槽24の上流端近傍から吸入して下流
端近傍に還流させるように構成されている。ここで、排
気循環装置28は、吸入した空気の略30%から略70
%を1次醗酵槽24の外部へ排出する一方、その残りの
空気、即ち、略70%から略30%の空気を1次醗酵槽
24へ還流させて循環させるように構成されている。こ
のように循環装置28により空気を循環させることによ
り、1次醗酵槽24内を低酸素濃度の雰囲気に維持する
ことができるのである。
空気を、1次醗酵槽24の上流端近傍から吸入して下流
端近傍に還流させるように構成されている。ここで、排
気循環装置28は、吸入した空気の略30%から略70
%を1次醗酵槽24の外部へ排出する一方、その残りの
空気、即ち、略70%から略30%の空気を1次醗酵槽
24へ還流させて循環させるように構成されている。こ
のように循環装置28により空気を循環させることによ
り、1次醗酵槽24内を低酸素濃度の雰囲気に維持する
ことができるのである。
【0061】1次醗酵槽24から排出された空気の一部
は、送気パイプ30を経て3次醗酵槽62と後熟槽64
とに供給される一方、1次醗酵槽24内で循環される空
気は鶉糞に供給され、この空気の供給により鶉糞中の油
分、繊維分等、非水溶性化学物質の分解を促進すること
ができるのである。
は、送気パイプ30を経て3次醗酵槽62と後熟槽64
とに供給される一方、1次醗酵槽24内で循環される空
気は鶉糞に供給され、この空気の供給により鶉糞中の油
分、繊維分等、非水溶性化学物質の分解を促進すること
ができるのである。
【0062】肥料化システム1は、更に、2次醗酵槽3
2を備えている。2次醗酵槽32は、概してU字状を成
す横断面(図3参照)を有しており、1次醗酵槽24に
対して直角方向に延びている。この2次醗酵槽32は、
その一端側(図2左側)に原料混合物を2次醗酵槽32
へ投入するための分配装置42が配設され、その他端側
(図2右側)に原料混合物を2次醗酵槽32の外へ排出
するための排出部43が設けられている。
2を備えている。2次醗酵槽32は、概してU字状を成
す横断面(図3参照)を有しており、1次醗酵槽24に
対して直角方向に延びている。この2次醗酵槽32は、
その一端側(図2左側)に原料混合物を2次醗酵槽32
へ投入するための分配装置42が配設され、その他端側
(図2右側)に原料混合物を2次醗酵槽32の外へ排出
するための排出部43が設けられている。
【0063】図3は、図2のIII−III線における
横断面図である。図3に示すように、2次醗酵槽32
は、主に、原料混合物が堆積可能に形成された略平面状
の床34と、その床34の左右両端から上方へ直角に立
設される一対の側壁36,36とを備え、この2次醗酵
槽32の上部が開放されている。この2次醗酵槽32に
は、この2次醗酵槽32と1次醗酵槽24とに跨って、
互いに直列に連結されたベルトコンベア40と分配装置
42とが配置されている。なお、本実施例の2次醗酵槽
32は、例えば、床34の幅が略7メートル、側壁36
の高さが略2.2メートルとされている。
横断面図である。図3に示すように、2次醗酵槽32
は、主に、原料混合物が堆積可能に形成された略平面状
の床34と、その床34の左右両端から上方へ直角に立
設される一対の側壁36,36とを備え、この2次醗酵
槽32の上部が開放されている。この2次醗酵槽32に
は、この2次醗酵槽32と1次醗酵槽24とに跨って、
互いに直列に連結されたベルトコンベア40と分配装置
42とが配置されている。なお、本実施例の2次醗酵槽
32は、例えば、床34の幅が略7メートル、側壁36
の高さが略2.2メートルとされている。
【0064】図2に示すように、ベルトコンベア40
は、1次醗酵槽24の下流端近傍(図1下側)からその
1次醗酵槽24に対して略平行方向へ延設されており、
原料混合物を1次醗酵槽24から2次醗酵槽32へ連続
的に搬送するものである。分配装置42は、ベルトコン
ベア40の下流端から2次醗酵槽32の上流端近傍、即
ち、ベルトコンベア40と同一方向へ延設されている。
このベルトコンベア40と分配装置42とによれば、1
次醗酵槽24において1次醗酵が終了した原料混合物
を、2次醗酵槽32の上流端近傍へ搬送して、その2次
醗酵槽32へ投入することができるのである。
は、1次醗酵槽24の下流端近傍(図1下側)からその
1次醗酵槽24に対して略平行方向へ延設されており、
原料混合物を1次醗酵槽24から2次醗酵槽32へ連続
的に搬送するものである。分配装置42は、ベルトコン
ベア40の下流端から2次醗酵槽32の上流端近傍、即
ち、ベルトコンベア40と同一方向へ延設されている。
このベルトコンベア40と分配装置42とによれば、1
次醗酵槽24において1次醗酵が終了した原料混合物
を、2次醗酵槽32の上流端近傍へ搬送して、その2次
醗酵槽32へ投入することができるのである。
【0065】図3に示すように、分配装置42は、2次
醗酵槽32の上方において水平に延びる状態で架設され
た支持体44を備えている。この支持体44には、ベル
トコンベア40と連設されるベルトコンベア48が設置
されている。この支持体44には3個の分配機50が互
いに直列に配置されており、これらの各分配機50はそ
れぞれ等間隔で配置されている。
醗酵槽32の上方において水平に延びる状態で架設され
た支持体44を備えている。この支持体44には、ベル
トコンベア40と連設されるベルトコンベア48が設置
されている。この支持体44には3個の分配機50が互
いに直列に配置されており、これらの各分配機50はそ
れぞれ等間隔で配置されている。
【0066】複数の分配機50は、原料混合物を2次醗
酵槽32内へ投入するため、ベルトコンベア40上の原
料混合物を概して均一な量に分配して鉛直下方へ落下さ
せるためのものである。この複数の分配機50は、ベル
トコンベア48により搬送された原料混合物を2次醗酵
槽32の床34へ向けて落下させて、原料混合物が複数
条(例えば、3条)の畝を形成するように床34上に堆
積させることができる。この複数条の畝に形成された原
料混合物の表面(図3上側)は略円弧に上方へ隆起され
ており、この隆起部が互いに直列に2次醗酵槽32の幅
方向(図3左右方向)連設されている。
酵槽32内へ投入するため、ベルトコンベア40上の原
料混合物を概して均一な量に分配して鉛直下方へ落下さ
せるためのものである。この複数の分配機50は、ベル
トコンベア48により搬送された原料混合物を2次醗酵
槽32の床34へ向けて落下させて、原料混合物が複数
条(例えば、3条)の畝を形成するように床34上に堆
積させることができる。この複数条の畝に形成された原
料混合物の表面(図3上側)は略円弧に上方へ隆起され
ており、この隆起部が互いに直列に2次醗酵槽32の幅
方向(図3左右方向)連設されている。
【0067】このように、原料混合物の表面の横断面は
複数の円弧を有するように床34に堆積されるので、原
料混合物を単に1つの山積み状に堆積する場合に比べ
て、堆積される原料混合物の体積を増加させることがで
き、堆積された原料混合物の熱容量(蓄熱量)を大きく
することができる。このため原料混合物の保温性が向上
されるので、原料混合物の温度を適正範囲、例えば、略
60℃から略70℃の範囲内に容易に維持することがで
きる。しかも、上記のように原料混合物を堆積した場合
には、原料混合物を単に1つの山積み状に堆積させる場
合に比べて、原料混合物の表面が平坦化されるので、か
かる原料混合物の表面の表面積を減少させて、2次醗酵
槽32内に収容された原料混合物の保温性を更に向上す
ることができるのである。
複数の円弧を有するように床34に堆積されるので、原
料混合物を単に1つの山積み状に堆積する場合に比べ
て、堆積される原料混合物の体積を増加させることがで
き、堆積された原料混合物の熱容量(蓄熱量)を大きく
することができる。このため原料混合物の保温性が向上
されるので、原料混合物の温度を適正範囲、例えば、略
60℃から略70℃の範囲内に容易に維持することがで
きる。しかも、上記のように原料混合物を堆積した場合
には、原料混合物を単に1つの山積み状に堆積させる場
合に比べて、原料混合物の表面が平坦化されるので、か
かる原料混合物の表面の表面積を減少させて、2次醗酵
槽32内に収容された原料混合物の保温性を更に向上す
ることができるのである。
【0068】よって、例えば、冬場でも、2次醗酵槽3
2の床34に堆積された原料混合物内の温度の急激な低
下が抑えられるので、かかる原料混合物の温度を適正範
囲、例えば、略60℃から略70℃の範囲内に維持する
ことができる。このように原料混合物の温度を適正範囲
に維持することにより、複数種類の微生物の活動や繁殖
が促されるので、原料である鶉糞の醗酵を促進させるこ
とができるのである。
2の床34に堆積された原料混合物内の温度の急激な低
下が抑えられるので、かかる原料混合物の温度を適正範
囲、例えば、略60℃から略70℃の範囲内に維持する
ことができる。このように原料混合物の温度を適正範囲
に維持することにより、複数種類の微生物の活動や繁殖
が促されるので、原料である鶉糞の醗酵を促進させるこ
とができるのである。
【0069】図2に示すように、肥料化システム1は、
搬送切返し機54を備えている。搬送切返し機54は、
2次醗酵槽32内を下流端(図2右側)から上流端(図
2左側)へ向けて移動可能に構成されるとともに、その
搬送切返し機54の各移動位置において原料混合物を撹
拌してその撹拌後の原料混合物を所定の距離ずつ、2次
醗酵槽32の下流側へ搬送することができる。
搬送切返し機54を備えている。搬送切返し機54は、
2次醗酵槽32内を下流端(図2右側)から上流端(図
2左側)へ向けて移動可能に構成されるとともに、その
搬送切返し機54の各移動位置において原料混合物を撹
拌してその撹拌後の原料混合物を所定の距離ずつ、2次
醗酵槽32の下流側へ搬送することができる。
【0070】具体的には、搬送切返し機54は、2次醗
酵槽32の上方位置において一対の側壁36,36にそ
れらに平行に設置された一対のレール56,56上を走
行可能に構成されている。また、搬送切返し機54は、
一対のレール56,56上を走行するフレーム58を備
え、このフレーム58には、原料混合物を回転により掬
い上げる複数個のスクープ(図示せず)が取り付けられ
ている。
酵槽32の上方位置において一対の側壁36,36にそ
れらに平行に設置された一対のレール56,56上を走
行可能に構成されている。また、搬送切返し機54は、
一対のレール56,56上を走行するフレーム58を備
え、このフレーム58には、原料混合物を回転により掬
い上げる複数個のスクープ(図示せず)が取り付けられ
ている。
【0071】搬送切返し機54によれば、複数個のスク
ープによって、掬い上げられた原料混合物は、スクープ
により撹拌されてほぐされる。その後、ほぐされた原料
混合物は、床34へ落下されて床34に再び堆積され
る。具体的には、この撹拌によって、2次醗酵槽32内
に収容される原料混合物は、その下側(図3下側)部分
に堆積されるものが上側(図3上側)部分に堆積される
一方、上側部(図3上側)分に堆積されるものが下側
(図3下側)部分に堆積される。この結果、原料混合物
全体において醗酵条件が均一され、原料混合物中に複数
種類の微生物が均一に分散されるのである。
ープによって、掬い上げられた原料混合物は、スクープ
により撹拌されてほぐされる。その後、ほぐされた原料
混合物は、床34へ落下されて床34に再び堆積され
る。具体的には、この撹拌によって、2次醗酵槽32内
に収容される原料混合物は、その下側(図3下側)部分
に堆積されるものが上側(図3上側)部分に堆積される
一方、上側部(図3上側)分に堆積されるものが下側
(図3下側)部分に堆積される。この結果、原料混合物
全体において醗酵条件が均一され、原料混合物中に複数
種類の微生物が均一に分散されるのである。
【0072】なお、搬送切返し機54による撹拌は、原
料混合物の温度を適正範囲、即ち、略60℃から略70
℃に上昇するごとに行われる。この撹拌は、原料混合物
の温度が適正範囲に上昇しなくなるまで繰り返される。
料混合物の温度を適正範囲、即ち、略60℃から略70
℃に上昇するごとに行われる。この撹拌は、原料混合物
の温度が適正範囲に上昇しなくなるまで繰り返される。
【0073】また、搬送切返し機54による撹拌により
ほぐされた原料混合物は、床34側へ向けて落下する際
に、原料混合物の周辺の空気と接触される。このため、
原料混合物の周辺の空気が混合物中に混入され、この空
気の混入により原料混合物中の固相に対する気相の容積
割合が増加される。このように原料混合物中の気相の容
積割合を増加させることにより、原料混合物中の酸素量
が増加される。この酸素量の増加によって、原料混合物
中への送気が中断されている間は、原料混合物中の酸素
濃度が増加されるので、複数種類の微生物のうち好気性
微生物による醗酵を促進することができる。
ほぐされた原料混合物は、床34側へ向けて落下する際
に、原料混合物の周辺の空気と接触される。このため、
原料混合物の周辺の空気が混合物中に混入され、この空
気の混入により原料混合物中の固相に対する気相の容積
割合が増加される。このように原料混合物中の気相の容
積割合を増加させることにより、原料混合物中の酸素量
が増加される。この酸素量の増加によって、原料混合物
中への送気が中断されている間は、原料混合物中の酸素
濃度が増加されるので、複数種類の微生物のうち好気性
微生物による醗酵を促進することができる。
【0074】また、2次醗酵槽34内において原料混合
物の周辺に存在する空気には微生物が浮遊している。よ
って、掬い上げられた原料混合物が落下する際に空気と
接触すると、かかる空気中に浮遊する微生物を原料混合
物中に混入させつつ再び堆積することができる。このよ
うに空気中の微生物を原料混合物へ混入させることによ
り、原料の醗酵を更に大幅に促進させることができるの
である。
物の周辺に存在する空気には微生物が浮遊している。よ
って、掬い上げられた原料混合物が落下する際に空気と
接触すると、かかる空気中に浮遊する微生物を原料混合
物中に混入させつつ再び堆積することができる。このよ
うに空気中の微生物を原料混合物へ混入させることによ
り、原料の醗酵を更に大幅に促進させることができるの
である。
【0075】肥料化システム1は、3次醗酵槽62およ
び後熟槽64が敷地内のほぼ中央に設けられている。3
次醗酵槽62では、醗酵する原料混合物の温度を適正範
囲、即ち、略60℃から略70℃の範囲に維持するた
め、ショベルローダ(図示せず)により原料混合物の撹
拌が定期的に行われる。この3次醗酵槽62による醗酵
は、長期間に渡って行われるものであり、例えば、略3
か月から略6か月の間、行われる。
び後熟槽64が敷地内のほぼ中央に設けられている。3
次醗酵槽62では、醗酵する原料混合物の温度を適正範
囲、即ち、略60℃から略70℃の範囲に維持するた
め、ショベルローダ(図示せず)により原料混合物の撹
拌が定期的に行われる。この3次醗酵槽62による醗酵
は、長期間に渡って行われるものであり、例えば、略3
か月から略6か月の間、行われる。
【0076】これに対して、後熟槽64は、原料混合物
の温度が略60℃以上に上昇しなくなった後、その原料
混合物の醗酵が完了するまで(例えば、原料混合物が常
温になるまで)原料混合物を堆積するものである。ま
た、後熟槽64においても、ショベルローダ(図示せ
ず)による原料混合物の撹拌が必要に応じて行われる。
後熟槽64においては、原料混合物のCN比が略10〜
12となるように原料混合物の成分が調整されている。
の温度が略60℃以上に上昇しなくなった後、その原料
混合物の醗酵が完了するまで(例えば、原料混合物が常
温になるまで)原料混合物を堆積するものである。ま
た、後熟槽64においても、ショベルローダ(図示せ
ず)による原料混合物の撹拌が必要に応じて行われる。
後熟槽64においては、原料混合物のCN比が略10〜
12となるように原料混合物の成分が調整されている。
【0077】3次醗酵槽62および後熟槽64はいずれ
も、互いに平行な複数枚の仕切り板68により複数の個
室に仕切られている。この各槽62,64における各個
室は、その1面が開放されており、かかる開放面との対
向面が後壁70により覆い塞がれている。また、3次醗
酵槽62の各個室の開放面は、後熟槽64の各個室の開
放面と対向されており、各槽62,64の間部分にはシ
ョベルローダ(図示しない)が走行可能な搬送通路72
が形成されている。
も、互いに平行な複数枚の仕切り板68により複数の個
室に仕切られている。この各槽62,64における各個
室は、その1面が開放されており、かかる開放面との対
向面が後壁70により覆い塞がれている。また、3次醗
酵槽62の各個室の開放面は、後熟槽64の各個室の開
放面と対向されており、各槽62,64の間部分にはシ
ョベルローダ(図示しない)が走行可能な搬送通路72
が形成されている。
【0078】3次醗酵槽62は、肥料を搬出するための
搬出通路74により2つに分割されている。この搬出通
路74には、肥料が投入される2つのホッパ76,78
と、それらホッパ76,78からそれぞれ延びる2個の
ベルトコンベア80,82とが配置されている。各ベル
トコンベア80,82は、対応するホッパ76,78に
投入された肥料を、対応する袋詰め装置84,86に搬
送するものである。また、各袋詰め装置84,86は、
肥料を各袋に詰めて製品化するものである。
搬出通路74により2つに分割されている。この搬出通
路74には、肥料が投入される2つのホッパ76,78
と、それらホッパ76,78からそれぞれ延びる2個の
ベルトコンベア80,82とが配置されている。各ベル
トコンベア80,82は、対応するホッパ76,78に
投入された肥料を、対応する袋詰め装置84,86に搬
送するものである。また、各袋詰め装置84,86は、
肥料を各袋に詰めて製品化するものである。
【0079】肥料化システム1は、更に、複数種類の微
生物が添加された磁化活性ミネラル水溶液(以下、単に
「ミネラル水溶液」という。)であって、2次醗酵槽3
2と3次醗酵槽62とに散布される散水を生成する散水
生成装置90を備えている。この散水生成装置90は、
主に、磁化活性ミネラル水溶液生成装置92と、微生物
添加装置94と、散水槽96とを備えている。
生物が添加された磁化活性ミネラル水溶液(以下、単に
「ミネラル水溶液」という。)であって、2次醗酵槽3
2と3次醗酵槽62とに散布される散水を生成する散水
生成装置90を備えている。この散水生成装置90は、
主に、磁化活性ミネラル水溶液生成装置92と、微生物
添加装置94と、散水槽96とを備えている。
【0080】図4は、磁化活性ミネラル水溶液生成装置
92の薬石塔98および磁化塔116を拡大して図示し
た部分断面図である。図4では、複数個の薬石かご11
0及び複数個の薬石112の一部を省略して図示してい
る。図4に示すように、磁化活性ミネラル水溶液生成装
置92は、主に、薬石塔98を備えている。薬石塔98
は、鉛直に延びる有底円筒状のハウジング100を備え
ている。このハウジング100の内部空間は、密閉され
た円筒状の液室102とされている。
92の薬石塔98および磁化塔116を拡大して図示し
た部分断面図である。図4では、複数個の薬石かご11
0及び複数個の薬石112の一部を省略して図示してい
る。図4に示すように、磁化活性ミネラル水溶液生成装
置92は、主に、薬石塔98を備えている。薬石塔98
は、鉛直に延びる有底円筒状のハウジング100を備え
ている。このハウジング100の内部空間は、密閉され
た円筒状の液室102とされている。
【0081】この液室102には、それの下端部および
上端部近傍において第1および第2管路104,106
がそれぞれ接続されている。第1管路104は、ポンプ
95(図5参照)を介してミネラル水溶液が貯留される
ミネラル水槽93(図5参照)に接続されており、この
ミネラル水槽93内の水はポンプ95により第1管路1
04を経て液室102内に供給される。液室102内に
供給された水は、ポンプ95の吐出圧により液室102
内において押し上げられて第2管路106から排出され
る。また、液室102内には複数個(本実施例において
は、3個)の薬石かご110が互いに直列に積み重ねら
れている。各薬石かご110は、多孔部材としての網材
により構成されている。各薬石かご110には複数個の
薬石112が収容されている。
上端部近傍において第1および第2管路104,106
がそれぞれ接続されている。第1管路104は、ポンプ
95(図5参照)を介してミネラル水溶液が貯留される
ミネラル水槽93(図5参照)に接続されており、この
ミネラル水槽93内の水はポンプ95により第1管路1
04を経て液室102内に供給される。液室102内に
供給された水は、ポンプ95の吐出圧により液室102
内において押し上げられて第2管路106から排出され
る。また、液室102内には複数個(本実施例において
は、3個)の薬石かご110が互いに直列に積み重ねら
れている。各薬石かご110は、多孔部材としての網材
により構成されている。各薬石かご110には複数個の
薬石112が収容されている。
【0082】薬石112は、上述した複数種類のミネラ
ルを含有する天然石により構成されており、この複数種
類のミネラルはイオン化して水に溶け込むことが可能な
ものである。したがって、水が薬石塔98を通過する際
には、水が薬石112に接触することにより、薬石11
2から複数種類のミネラルが水中に溶け出すこととな
る。複数種類のミネラルは、原料混合物中に含まれる酵
素や、複数種類の微生物が有する酵素による鶉糞の分解
処理を活性化させることができる。この複数種類の酵素
の活性化により鶉糞の醗酵が促進されると共に、この醗
酵の促進により複数種類の微生物の繁殖が促進されるの
で、鶉糞の醗酵を更に促進させることができるのであ
る。
ルを含有する天然石により構成されており、この複数種
類のミネラルはイオン化して水に溶け込むことが可能な
ものである。したがって、水が薬石塔98を通過する際
には、水が薬石112に接触することにより、薬石11
2から複数種類のミネラルが水中に溶け出すこととな
る。複数種類のミネラルは、原料混合物中に含まれる酵
素や、複数種類の微生物が有する酵素による鶉糞の分解
処理を活性化させることができる。この複数種類の酵素
の活性化により鶉糞の醗酵が促進されると共に、この醗
酵の促進により複数種類の微生物の繁殖が促進されるの
で、鶉糞の醗酵を更に促進させることができるのであ
る。
【0083】薬石塔98には磁化塔116が接続されて
いる。磁化塔116は、薬石塔98と同様に、鉛直に延
びる円筒状のハウジング118を備え、そのハウジング
118には密閉された円筒状の内部空間である液室12
0が設けられている。この液室120には、それの上端
近傍と下端近傍とにそれぞれ、第3管路124と第4管
路126とが接続されている。液室120は、その第4
管路126によりミネラル水槽93に接続されている。
いる。磁化塔116は、薬石塔98と同様に、鉛直に延
びる円筒状のハウジング118を備え、そのハウジング
118には密閉された円筒状の内部空間である液室12
0が設けられている。この液室120には、それの上端
近傍と下端近傍とにそれぞれ、第3管路124と第4管
路126とが接続されている。液室120は、その第4
管路126によりミネラル水槽93に接続されている。
【0084】磁化塔116は、その第3管路124によ
り薬石塔98の第2管路106と接続され、イオン化し
たミネラルを含む水が薬石塔98から供給される。磁化
塔116の液室120内には、複数個の磁石128が互
いに同軸にかつ隙間を隔てて並んだ磁石群が液室120
とほぼ同軸に配置されている。薬石塔98から排出され
た水は、その磁石群のまわりを旋回しつつ下降する。こ
のような水の旋回下降により、水が磁化塔116内を下
降する際に水の各部位が通過する経路が長くなる。した
がって、水は、磁化塔116の高さの割に長い時間、複
数個の磁石128から磁気力を付与されることとなり、
これにより、ミネラルが溶解した水が磁化される。
り薬石塔98の第2管路106と接続され、イオン化し
たミネラルを含む水が薬石塔98から供給される。磁化
塔116の液室120内には、複数個の磁石128が互
いに同軸にかつ隙間を隔てて並んだ磁石群が液室120
とほぼ同軸に配置されている。薬石塔98から排出され
た水は、その磁石群のまわりを旋回しつつ下降する。こ
のような水の旋回下降により、水が磁化塔116内を下
降する際に水の各部位が通過する経路が長くなる。した
がって、水は、磁化塔116の高さの割に長い時間、複
数個の磁石128から磁気力を付与されることとなり、
これにより、ミネラルが溶解した水が磁化される。
【0085】液室120には、更に、概して球状を成す
複数個のセラミックス体130が収容されている。各セ
ラミックス体130は、複数種類のミネラルを含有する
物質を焼き固めることにより形成されている。それら複
数種類のミネラルは、上記薬石112に含有されるもの
とほぼ同じ構成である。各セラミックス体130は、そ
れの磁性により、上記磁石128と同様に、液室120
内を旋回しつつ下降する水に磁気力を付与する。
複数個のセラミックス体130が収容されている。各セ
ラミックス体130は、複数種類のミネラルを含有する
物質を焼き固めることにより形成されている。それら複
数種類のミネラルは、上記薬石112に含有されるもの
とほぼ同じ構成である。各セラミックス体130は、そ
れの磁性により、上記磁石128と同様に、液室120
内を旋回しつつ下降する水に磁気力を付与する。
【0086】磁石128およびセラミックス体130に
より水が磁化されると、かかる水には、例えば、腐敗し
難い性質をはじめとして、生物の活動を活性化させる性
質等、生物の生育に良い影響を与える性質が付与される
のである。
より水が磁化されると、かかる水には、例えば、腐敗し
難い性質をはじめとして、生物の活動を活性化させる性
質等、生物の生育に良い影響を与える性質が付与される
のである。
【0087】図5は、散水生成装置90の配置図であ
る。散水生成装置90は、主に、磁化活性ミネラル水溶
液生成装置92と、微生物添加装置94と、散水槽96
とを備えている。磁化活性ミネラル水溶液生成装置92
は、上述した薬石塔98及び磁化塔116により生成さ
れたミネラル水溶液を貯留するミネラル水槽93を備え
ている。
る。散水生成装置90は、主に、磁化活性ミネラル水溶
液生成装置92と、微生物添加装置94と、散水槽96
とを備えている。磁化活性ミネラル水溶液生成装置92
は、上述した薬石塔98及び磁化塔116により生成さ
れたミネラル水溶液を貯留するミネラル水槽93を備え
ている。
【0088】ミネラル水槽93の上部にはポンプ144
が設けられており、このポンプ144には、第5管路1
40及び吸込管144aの一端がそれぞれ接続されてい
る。吸込管144aの他端はミネラル水槽93に貯留さ
れるミネラル水溶液中に差し込まれており、このミネラ
ル水槽93内のミネラル水溶液はポンプ144により吸
込管144aを経て第5管路140へ供給される。この
第5管路140の他端は、微生物添加装置94の容器1
34に接続されている。
が設けられており、このポンプ144には、第5管路1
40及び吸込管144aの一端がそれぞれ接続されてい
る。吸込管144aの他端はミネラル水槽93に貯留さ
れるミネラル水溶液中に差し込まれており、このミネラ
ル水槽93内のミネラル水溶液はポンプ144により吸
込管144aを経て第5管路140へ供給される。この
第5管路140の他端は、微生物添加装置94の容器1
34に接続されている。
【0089】微生物添加装置94は、上述した複数種類
の微生物をミネラル水溶液に添加するためのものであ
る。微生物添加装置94は、鉛直に延びる中空の容器1
34の下端にノズル136が同軸に連結された混合器1
38を備えている。容器134には、上述した第5管路
140の他端が接続されると共に、第6管路142の一
端が接続されている。第6管路142の他端は、複数種
類の微生物が添加されたミネラル水溶液を貯留するため
の散水槽96に差し込まれている。
の微生物をミネラル水溶液に添加するためのものであ
る。微生物添加装置94は、鉛直に延びる中空の容器1
34の下端にノズル136が同軸に連結された混合器1
38を備えている。容器134には、上述した第5管路
140の他端が接続されると共に、第6管路142の一
端が接続されている。第6管路142の他端は、複数種
類の微生物が添加されたミネラル水溶液を貯留するため
の散水槽96に差し込まれている。
【0090】微生物添加装置94は、ノズル136の下
方位置に溶解水槽146が設けられている。この溶解水
槽146は、その上面が開放された水を貯留する容器体
であり、微生物タンク148から純粋培養された複数種
類の微生物を溶解水槽146へ供給することにより、そ
の複数種類の微生物を溶解水槽146内の水に溶解させ
ることができる。
方位置に溶解水槽146が設けられている。この溶解水
槽146は、その上面が開放された水を貯留する容器体
であり、微生物タンク148から純粋培養された複数種
類の微生物を溶解水槽146へ供給することにより、そ
の複数種類の微生物を溶解水槽146内の水に溶解させ
ることができる。
【0091】ポンプ144によりミネラル水槽93から
吸い上げられたミネラル水溶液が容器134を通過する
際、ノズル136内が負圧になり、その負圧、正確に
は、ノズル136内の水と溶解水槽146内の水との差
圧により、微生物が溶解させられた水が溶解水槽146
から吸い上げられて容器134内に取り込まれる。その
結果、容器134内において、ミネラル水溶液を複数種
類の微生物を添加することができるのである。
吸い上げられたミネラル水溶液が容器134を通過する
際、ノズル136内が負圧になり、その負圧、正確に
は、ノズル136内の水と溶解水槽146内の水との差
圧により、微生物が溶解させられた水が溶解水槽146
から吸い上げられて容器134内に取り込まれる。その
結果、容器134内において、ミネラル水溶液を複数種
類の微生物を添加することができるのである。
【0092】混合器138により複数種類の微生物が添
加されたミネラル水溶液は、第6管路142を経て散水
槽96へ供給される。散水槽96には散水装置152の
送水パイプ154が接続されており、この送水パイプ1
54により2次醗酵槽32および3次醗酵槽62へ送水
されるのである。なお、散水槽96及び溶解水槽146
にはエアブロー等によりエアレーションが施されてお
り、かかるエアレーションにより各水槽96,146内
に貯留される水、即ち、複数種類の微生物が添加された
水の腐敗を防止することができるのである。
加されたミネラル水溶液は、第6管路142を経て散水
槽96へ供給される。散水槽96には散水装置152の
送水パイプ154が接続されており、この送水パイプ1
54により2次醗酵槽32および3次醗酵槽62へ送水
されるのである。なお、散水槽96及び溶解水槽146
にはエアブロー等によりエアレーションが施されてお
り、かかるエアレーションにより各水槽96,146内
に貯留される水、即ち、複数種類の微生物が添加された
水の腐敗を防止することができるのである。
【0093】図2に示すように、肥料化システム1は、
上記のように微生物が添加されたミネラル水溶液を2次
醗酵槽32および3次醗酵槽62内の原料混合物の露出
表面に散布する散水装置152を備えている。散水装置
152は、ミネラル水溶液をポンプ(図示せず)により
加圧して、パイプで送水してノズルから散水するスプリ
ンクラ方式により、ミネラル水溶液を原料混合物の表面
のほぼ全体に均一に散布する。
上記のように微生物が添加されたミネラル水溶液を2次
醗酵槽32および3次醗酵槽62内の原料混合物の露出
表面に散布する散水装置152を備えている。散水装置
152は、ミネラル水溶液をポンプ(図示せず)により
加圧して、パイプで送水してノズルから散水するスプリ
ンクラ方式により、ミネラル水溶液を原料混合物の表面
のほぼ全体に均一に散布する。
【0094】散水装置152は、散水生成装置90によ
り生成された水を送水するための送水パイプ154を備
え、この送水パイプ154の一端部は散水槽96に浸さ
れている。送水パイプ154は、2次醗酵槽32を通過
して3次醗酵槽62まで延びている。散水装置152
は、2次醗酵槽32に設けられる5本の散水パイプ15
8を備えており、これらの各散水パイプ158は送水パ
イプ154にそれぞれ接続されている。各散水パイプ1
58には5つのスプリンクラ160が取り付けられてい
る。各スプリンクラ160は、水を噴出するノズル(図
示しない)を回転可能に備えている。
り生成された水を送水するための送水パイプ154を備
え、この送水パイプ154の一端部は散水槽96に浸さ
れている。送水パイプ154は、2次醗酵槽32を通過
して3次醗酵槽62まで延びている。散水装置152
は、2次醗酵槽32に設けられる5本の散水パイプ15
8を備えており、これらの各散水パイプ158は送水パ
イプ154にそれぞれ接続されている。各散水パイプ1
58には5つのスプリンクラ160が取り付けられてい
る。各スプリンクラ160は、水を噴出するノズル(図
示しない)を回転可能に備えている。
【0095】スプリンクラ160は、2次醗酵槽32内
の原料混合物の水分率が目標値、例えば、略55%に維
持されるように、ミネラル水溶液を原料混合物に供給す
るように使用される。また、各散水パイプ158の途中
には、水の噴射を制御するために作業者により操作され
る制水弁162が設けられている。2次醗酵槽32で
は、原料混合物の水分率が低下しないように原料混合物
に対して補水が行われるので、その結果、高タンパクの
鶉糞の醗酵を促進させて確実に分解させることができる
のである。尚、制水弁162は、時間の計時を行うタイ
マー回路によって所定時間毎に電磁弁を作動させて開閉
を行っても良い。
の原料混合物の水分率が目標値、例えば、略55%に維
持されるように、ミネラル水溶液を原料混合物に供給す
るように使用される。また、各散水パイプ158の途中
には、水の噴射を制御するために作業者により操作され
る制水弁162が設けられている。2次醗酵槽32で
は、原料混合物の水分率が低下しないように原料混合物
に対して補水が行われるので、その結果、高タンパクの
鶉糞の醗酵を促進させて確実に分解させることができる
のである。尚、制水弁162は、時間の計時を行うタイ
マー回路によって所定時間毎に電磁弁を作動させて開閉
を行っても良い。
【0096】散水装置152は、3次醗酵槽62に設け
られる4本の散水パイプ166を備えており、これらの
各散水パイプ166は送水パイプ154にそれぞれ接続
されている。これらの各散水パイプ166には、スプリ
ンクラ160と同種類のスプリンクラ168が2個ずつ
取り付けられると共に、各制水弁162と同種類の制水
弁170が設けられている。各スプリンクラ168は、
2次醗酵槽32に関連するスプリンクラ160に準じ
て、3次醗酵槽62内の原料混合物の水分率が目標値、
例えば、略55%に維持されるように、複数種類の微生
物が添加されたミネラル水溶液を原料混合物に供給する
ように使用される。
られる4本の散水パイプ166を備えており、これらの
各散水パイプ166は送水パイプ154にそれぞれ接続
されている。これらの各散水パイプ166には、スプリ
ンクラ160と同種類のスプリンクラ168が2個ずつ
取り付けられると共に、各制水弁162と同種類の制水
弁170が設けられている。各スプリンクラ168は、
2次醗酵槽32に関連するスプリンクラ160に準じ
て、3次醗酵槽62内の原料混合物の水分率が目標値、
例えば、略55%に維持されるように、複数種類の微生
物が添加されたミネラル水溶液を原料混合物に供給する
ように使用される。
【0097】また、肥料化システム1は、2次醗酵槽3
2内において空気を循環させる送気装置180を備えて
いる。送気装置180は、具体的には、2次醗酵槽32
の上流端に堆積される原料混合物から醗酵中に発生する
気体(二酸化炭素、アンモニア等を含む)をその発生位
置182の周辺の空気と共に、2次醗酵槽32の上流端
より下流側に配置された2個の供給位置184,186
に供給するものである。それら2個の供給位置184,
186に供給される空気には、その空気中を浮遊する微
生物であって生物の生育に有用なものが含まれている。
送気装置180は、1日当たりの合計送気時間が8時間
を超えないように断続的に作動される。
2内において空気を循環させる送気装置180を備えて
いる。送気装置180は、具体的には、2次醗酵槽32
の上流端に堆積される原料混合物から醗酵中に発生する
気体(二酸化炭素、アンモニア等を含む)をその発生位
置182の周辺の空気と共に、2次醗酵槽32の上流端
より下流側に配置された2個の供給位置184,186
に供給するものである。それら2個の供給位置184,
186に供給される空気には、その空気中を浮遊する微
生物であって生物の生育に有用なものが含まれている。
送気装置180は、1日当たりの合計送気時間が8時間
を超えないように断続的に作動される。
【0098】更に、送気装置180は、2次醗酵槽32
の上流端(図2左側)の上方に位置する吸気ダクト19
0と、2次醗酵槽32の床34に埋設された複数本の排
気パイプ192とを備えている。それら吸気ダクト19
0と複数本の排気パイプ192とは送気パイプ194に
より接続されている。
の上流端(図2左側)の上方に位置する吸気ダクト19
0と、2次醗酵槽32の床34に埋設された複数本の排
気パイプ192とを備えている。それら吸気ダクト19
0と複数本の排気パイプ192とは送気パイプ194に
より接続されている。
【0099】また、図3に示すように、送気装置180
は、各排気パイプ192の途中に、吸気ダクト190、
送気パイプ194及び排気パイプ192の気体を吸引す
るためのブロア196を備えている。この送気装置18
0によれば、ブロア196の吸引力により発生位置18
2で発生した気体を吸気ダクト190へ吸入し、送気パ
イプ194を経て、排気パイプ192へ送気することが
できるのである。
は、各排気パイプ192の途中に、吸気ダクト190、
送気パイプ194及び排気パイプ192の気体を吸引す
るためのブロア196を備えている。この送気装置18
0によれば、ブロア196の吸引力により発生位置18
2で発生した気体を吸気ダクト190へ吸入し、送気パ
イプ194を経て、排気パイプ192へ送気することが
できるのである。
【0100】図6は、図3のVI−VI線における断面
図である。図6に示すように、2次醗酵槽32の床34
には複数の溝198が各床34の幅方向(図6の紙面に
対する垂直方向)へ向けて凹設されている。この各溝1
98は断面視略U字状に形成されており、かかる各溝1
98の内部には、上述した各排気パイプ192が1本ず
つ収容されている。各排気パイプ192の外周面には、
その排気パイプ192の内部と連通する4つの排気孔2
00が排気パイプ192の外周に対して略等角間隔で穿
設されている。即ち、排気パイプ192の外周面には、
4つの排気孔200が略90度毎に穿設されている。よ
って、排気パイプ192は、その内部へ流入した気体を
各排気孔200から噴出させて、床34に堆積される原
料混合物の内部へ向けて送気することができるのであ
る。
図である。図6に示すように、2次醗酵槽32の床34
には複数の溝198が各床34の幅方向(図6の紙面に
対する垂直方向)へ向けて凹設されている。この各溝1
98は断面視略U字状に形成されており、かかる各溝1
98の内部には、上述した各排気パイプ192が1本ず
つ収容されている。各排気パイプ192の外周面には、
その排気パイプ192の内部と連通する4つの排気孔2
00が排気パイプ192の外周に対して略等角間隔で穿
設されている。即ち、排気パイプ192の外周面には、
4つの排気孔200が略90度毎に穿設されている。よ
って、排気パイプ192は、その内部へ流入した気体を
各排気孔200から噴出させて、床34に堆積される原
料混合物の内部へ向けて送気することができるのであ
る。
【0101】以上説明したように、本実施例の醗酵型肥
料化方法および醗酵型肥料化システム1によれば、これ
らの方法およびシステム1により製造された肥料を、複
数種類のミネラルを含む完熟肥料とすることができる。
しかも、原料としての鶉糞のうち悪臭の発生要因となり
得るものは、上述した複数種類の微生物により生化学的
(バイオ的)に悪臭のない異なる物質に変換されるの
で、醗酵完了後の肥料から悪臭が発生することを防止す
ることができる。このため、本実施例で製造された肥料
をハウス等の密閉空間へ散布した場合には、肥料の散布
後、悪臭の消滅を待つことなく直ちに、土壌に作物を植
え付けることができるのである。
料化方法および醗酵型肥料化システム1によれば、これ
らの方法およびシステム1により製造された肥料を、複
数種類のミネラルを含む完熟肥料とすることができる。
しかも、原料としての鶉糞のうち悪臭の発生要因となり
得るものは、上述した複数種類の微生物により生化学的
(バイオ的)に悪臭のない異なる物質に変換されるの
で、醗酵完了後の肥料から悪臭が発生することを防止す
ることができる。このため、本実施例で製造された肥料
をハウス等の密閉空間へ散布した場合には、肥料の散布
後、悪臭の消滅を待つことなく直ちに、土壌に作物を植
え付けることができるのである。
【0102】本実施例により生成される肥料は、原料混
合物中の微生物が醗酵過程中に生成したフミン酸等、多
種多量の代謝物質を含んでいる。したがって、そのよう
な肥料は、肥料に含まれる複数種類のミネラルとの相乗
効果により、即効性が生じ、追肥としても使用すること
ができる。
合物中の微生物が醗酵過程中に生成したフミン酸等、多
種多量の代謝物質を含んでいる。したがって、そのよう
な肥料は、肥料に含まれる複数種類のミネラルとの相乗
効果により、即効性が生じ、追肥としても使用すること
ができる。
【0103】本実施例により生成された肥料を土壌に散
布した場合には、その肥料に含まれる複数種類の微生物
によって土壌中の有用微生物群が増殖されて土壌中に生
息する伝染病の病原菌(雑菌)等が淘汰されるので、か
かる土壌を農作物等の植物の育成に適した土質に改良す
ることができるのである。
布した場合には、その肥料に含まれる複数種類の微生物
によって土壌中の有用微生物群が増殖されて土壌中に生
息する伝染病の病原菌(雑菌)等が淘汰されるので、か
かる土壌を農作物等の植物の育成に適した土質に改良す
ることができるのである。
【0104】本実施例により生成された肥料を土壌に散
布すると、土壌に住み着いている有用微生物群が、土壌
中の他の有機物を比較的速やかに腐植化させるため、土
壌が活力あるものとなる。更に、かかる肥料を土壌に散
布すると、土壌中においてヒュームス(団粒体)が引き
続いて増産され、その結果、土壌の保水性が向上すると
ともに、通気性も向上する。すわなち、土壌の団粒化に
大きく貢献することができるのである。
布すると、土壌に住み着いている有用微生物群が、土壌
中の他の有機物を比較的速やかに腐植化させるため、土
壌が活力あるものとなる。更に、かかる肥料を土壌に散
布すると、土壌中においてヒュームス(団粒体)が引き
続いて増産され、その結果、土壌の保水性が向上すると
ともに、通気性も向上する。すわなち、土壌の団粒化に
大きく貢献することができるのである。
【0105】本実施例により生成された肥料を土壌に散
布して土壌が団粒化すると、土壌の保温性が向上して地
温が上昇されるので、植物の根の発育が盛んになる。そ
の結果、植物が栄養分等を土壌から吸収する効率が増大
し、窒素、燐、カリウム、珪酸苦土等が植物の肥料とし
て作用する効率を向上することができ、更に、化学肥料
の使用を削減することができるのである。
布して土壌が団粒化すると、土壌の保温性が向上して地
温が上昇されるので、植物の根の発育が盛んになる。そ
の結果、植物が栄養分等を土壌から吸収する効率が増大
し、窒素、燐、カリウム、珪酸苦土等が植物の肥料とし
て作用する効率を向上することができ、更に、化学肥料
の使用を削減することができるのである。
【0106】また、同じ土壌において同じ種類の作物の
収穫が繰り返されると、土壌中の微量要素が不足する傾
向がある。しかし、本実施例により生成された肥料を土
壌において使用すれば、その微量要素の不足が、肥料に
積極的に混入された複数種類のミネラルにより補われる
ので、連作障害を容易に緩和することができる。
収穫が繰り返されると、土壌中の微量要素が不足する傾
向がある。しかし、本実施例により生成された肥料を土
壌において使用すれば、その微量要素の不足が、肥料に
積極的に混入された複数種類のミネラルにより補われる
ので、連作障害を容易に緩和することができる。
【0107】本実施例により生成される肥料は、肥料と
いう面と土壌改良剤という面との二面性を備えている。
即ち、肥料という面から見ると、本実施例による肥料
は、単一有機物を原料とした肥料の中でも良質の成分バ
ランスを有している。また、土壌改良剤という面から見
ると、本実施例による肥料は、土壌において農薬等によ
って激減した有用微生物を補うべく、1グラム当たり数
千万個から数億個の微生物を土壌に添加することができ
る。この添加された微生物は多種多量の代謝物質を土壌
中で生成するので、土壌をより肥沃なものに改良するこ
とができるのである。
いう面と土壌改良剤という面との二面性を備えている。
即ち、肥料という面から見ると、本実施例による肥料
は、単一有機物を原料とした肥料の中でも良質の成分バ
ランスを有している。また、土壌改良剤という面から見
ると、本実施例による肥料は、土壌において農薬等によ
って激減した有用微生物を補うべく、1グラム当たり数
千万個から数億個の微生物を土壌に添加することができ
る。この添加された微生物は多種多量の代謝物質を土壌
中で生成するので、土壌をより肥沃なものに改良するこ
とができるのである。
【0108】肥料化システム1では、原料混合物が1次
醗酵槽へ投入される以前に受入混合部22により撹拌さ
れるので、原料混合物の1次醗酵機23への投入に先行
して原料混合物の醗酵条件を適正化することができる。
また、原料混合物の水分調整が原料混合物への水分調整
剤の添加により行われるため、水分調整を容易に行うこ
とができ、鶉糞と水分調整剤と微生物との混合を確実に
行うことができる。しかも、受入混合部22によって、
原料混合物中の固相と水分と気相との間におけるバラン
ス、具体的には、原料混合物全体の略20%を固相、略
60%を水分、略20%を気相として、かかる原料混合
物の醗酵条件を適正に調整することができるのである。
醗酵槽へ投入される以前に受入混合部22により撹拌さ
れるので、原料混合物の1次醗酵機23への投入に先行
して原料混合物の醗酵条件を適正化することができる。
また、原料混合物の水分調整が原料混合物への水分調整
剤の添加により行われるため、水分調整を容易に行うこ
とができ、鶉糞と水分調整剤と微生物との混合を確実に
行うことができる。しかも、受入混合部22によって、
原料混合物中の固相と水分と気相との間におけるバラン
ス、具体的には、原料混合物全体の略20%を固相、略
60%を水分、略20%を気相として、かかる原料混合
物の醗酵条件を適正に調整することができるのである。
【0109】肥料化システム1によれば、原料混合物は
醗酵初期において回転密閉型の1次醗酵機23により醗
酵されるので、原料混合物に対する混合、撹拌および加
熱を容易に行うことができ、高粘性の鶉糞の醗酵の立ち
上がりを円滑に行うことができる。また、原料混合物の
醗酵初期において原料混合物から多量に発生する二酸化
炭素、硫化水素等を逃がさないようにすることができ、
これにより、集中的に原料混合物を脱臭できる。しか
も、1次醗酵機23の上流側において発生した二酸化炭
素は、1次醗酵機23の下流側へ還流されるので、かか
る還流により原料混合物中の微生物、特に嫌気性微生物
の活性化を図ることができる。
醗酵初期において回転密閉型の1次醗酵機23により醗
酵されるので、原料混合物に対する混合、撹拌および加
熱を容易に行うことができ、高粘性の鶉糞の醗酵の立ち
上がりを円滑に行うことができる。また、原料混合物の
醗酵初期において原料混合物から多量に発生する二酸化
炭素、硫化水素等を逃がさないようにすることができ、
これにより、集中的に原料混合物を脱臭できる。しか
も、1次醗酵機23の上流側において発生した二酸化炭
素は、1次醗酵機23の下流側へ還流されるので、かか
る還流により原料混合物中の微生物、特に嫌気性微生物
の活性化を図ることができる。
【0110】更に、上記のように還流される空気(硫化
水素を含む)により、原料混合物中の繊維分、油分等、
非水溶液化学物質の分解促進を図ることができる。ま
た、還流される空気(硫化水素を含む)と原料混合物ま
たはそれからの発生気体との間に化学的変化が起こるの
で、かかる化学的変化により原料混合物の脱臭を促進す
ることができる。
水素を含む)により、原料混合物中の繊維分、油分等、
非水溶液化学物質の分解促進を図ることができる。ま
た、還流される空気(硫化水素を含む)と原料混合物ま
たはそれからの発生気体との間に化学的変化が起こるの
で、かかる化学的変化により原料混合物の脱臭を促進す
ることができる。
【0111】また、1次醗酵機23は、その他の各槽3
2,62,64に比べて小さく構成されるので、かかる
1次醗酵機23の設置スペースを大きくとる必要がな
く、その分、システム1全体としての設置場所を減少さ
せることができる。更に、1次醗酵機23では、その1
次醗酵槽24内へ投入された原料混合物が絶えず上流側
から下流側に搬送されるため、原料混合物が1次醗酵槽
24内で溜まることがなく、衛生的である。また、原料
混合物の連続投入が可能であり、高い効率で鶉糞を肥料
化することができる。
2,62,64に比べて小さく構成されるので、かかる
1次醗酵機23の設置スペースを大きくとる必要がな
く、その分、システム1全体としての設置場所を減少さ
せることができる。更に、1次醗酵機23では、その1
次醗酵槽24内へ投入された原料混合物が絶えず上流側
から下流側に搬送されるため、原料混合物が1次醗酵槽
24内で溜まることがなく、衛生的である。また、原料
混合物の連続投入が可能であり、高い効率で鶉糞を肥料
化することができる。
【0112】肥料化システム1によれば、上記のように
構成された2次醗酵槽32により1次醗酵後の原料混合
物を醗酵させることができる。この2次醗酵槽32は深
槽型とされるので、かかる醗酵槽32内の原料混合物の
醗酵が外気の影響を受け難くして、その醗酵条件を容易
に安定化させることができる。また、原料混合物の搬送
切返しが搬送切返し機54により行われるため、搬送切
返しに人手が不要であるとともに、搬送切返しの際に原
料混合物からの発生気体によって作業者が悪影響を受け
ることがない。
構成された2次醗酵槽32により1次醗酵後の原料混合
物を醗酵させることができる。この2次醗酵槽32は深
槽型とされるので、かかる醗酵槽32内の原料混合物の
醗酵が外気の影響を受け難くして、その醗酵条件を容易
に安定化させることができる。また、原料混合物の搬送
切返しが搬送切返し機54により行われるため、搬送切
返しに人手が不要であるとともに、搬送切返しの際に原
料混合物からの発生気体によって作業者が悪影響を受け
ることがない。
【0113】この原料混合物の切返しは定期的に繰り返
されるので、醗酵中に原料混合物の温度が過剰に上昇す
ることを防止することができる。また、本実施例におい
ては、原料混合物のほぼ全面に水がほぼ均等に散布され
るため、醗酵条件を長時間維持することが容易になる。
更に、原料混合物表面への散水により、原料混合物表面
を構成する多数の団粒塊が溶解して互いに結合して膜を
形成する。そのため、原料混合物の内部において発生し
た悪臭が外部に洩れることを、その膜により防止するこ
とができる。このように、消臭作用も得ることができ
る。
されるので、醗酵中に原料混合物の温度が過剰に上昇す
ることを防止することができる。また、本実施例におい
ては、原料混合物のほぼ全面に水がほぼ均等に散布され
るため、醗酵条件を長時間維持することが容易になる。
更に、原料混合物表面への散水により、原料混合物表面
を構成する多数の団粒塊が溶解して互いに結合して膜を
形成する。そのため、原料混合物の内部において発生し
た悪臭が外部に洩れることを、その膜により防止するこ
とができる。このように、消臭作用も得ることができ
る。
【0114】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良変形が
可能であることは容易に推察できるものである。
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良変形が
可能であることは容易に推察できるものである。
【0115】例えば、本実施例では、1次醗酵槽24と
2次醗酵槽32と3次醗酵槽62と後熟槽64と製品化
装置としての袋詰め装置84,86とを、同じ敷地内に
おいて互いに近接して設置したが、例えば、1次醗酵槽
24のみを鶉糞の発生場所に近接して配置する一方、そ
れ以外の槽および装置をその1次醗酵槽24から離れた
敷地内において集中して配置しても良い。この形態によ
れば、肥料化システム1を設置するために広い敷地を用
意する必要がない。
2次醗酵槽32と3次醗酵槽62と後熟槽64と製品化
装置としての袋詰め装置84,86とを、同じ敷地内に
おいて互いに近接して設置したが、例えば、1次醗酵槽
24のみを鶉糞の発生場所に近接して配置する一方、そ
れ以外の槽および装置をその1次醗酵槽24から離れた
敷地内において集中して配置しても良い。この形態によ
れば、肥料化システム1を設置するために広い敷地を用
意する必要がない。
【0116】また、本実施例では、1次醗酵槽24から
空気を吸引して3次醗酵槽62と後熟槽64とに供給し
たが、例えば、2次醗酵槽32から、又は、1次醗酵槽
24と2次醗酵槽32との双方から空気を吸引して後続
の醗酵槽に供給しても良い。
空気を吸引して3次醗酵槽62と後熟槽64とに供給し
たが、例えば、2次醗酵槽32から、又は、1次醗酵槽
24と2次醗酵槽32との双方から空気を吸引して後続
の醗酵槽に供給しても良い。
【0117】更に、鶉糞に対して1次から3次醗酵と後
熟とが順に行われて製品として肥料を生成したが、後熟
を省略して全体としての醗酵時間を短期化すれば、原料
混合物から家畜の飼料を生成することもできる。
熟とが順に行われて製品として肥料を生成したが、後熟
を省略して全体としての醗酵時間を短期化すれば、原料
混合物から家畜の飼料を生成することもできる。
【0118】本実施例の第2醗酵槽32では、その第2
醗酵槽32の上流側から下流側へ向けて、原料混合物か
ら発生する気体を送気したが、かかる送気は必ずしもこ
れに限られるものではなく、例えば、第2醗酵槽の下流
側から上流側へ向けて発生気体を送気しても良い。
醗酵槽32の上流側から下流側へ向けて、原料混合物か
ら発生する気体を送気したが、かかる送気は必ずしもこ
れに限られるものではなく、例えば、第2醗酵槽の下流
側から上流側へ向けて発生気体を送気しても良い。
【0119】
【発明の効果】 請求項1記載の醗酵型肥料化方法、又
は、請求項10記載の醗酵型肥料化システムによれば、
家畜の糞尿や動植物性残渣等の処理対象物は、農作物等
の生育に適した複数種類の微生物と混合され、この混合
物が醗酵工程または醗酵槽により醗酵されて肥料化され
る。よって、この肥料化された混合物を土壌へ散布する
ことにより、農薬等の使用で微生物が減少した土壌へ複
数種類の微生物を補足することができ、複数種類の微生
物による処理対象物の醗酵により生成された代謝物質で
あって農作物等の生育に適した成分を土壌に供給するこ
とができるという効果がある。
は、請求項10記載の醗酵型肥料化システムによれば、
家畜の糞尿や動植物性残渣等の処理対象物は、農作物等
の生育に適した複数種類の微生物と混合され、この混合
物が醗酵工程または醗酵槽により醗酵されて肥料化され
る。よって、この肥料化された混合物を土壌へ散布する
ことにより、農薬等の使用で微生物が減少した土壌へ複
数種類の微生物を補足することができ、複数種類の微生
物による処理対象物の醗酵により生成された代謝物質で
あって農作物等の生育に適した成分を土壌に供給するこ
とができるという効果がある。
【0120】また、処理対象物と複数種類の微生物とが
混合された混合物は、撹拌工程または撹拌装置によって
攪拌されるので、この撹拌により混合物中へ空気中に浮
遊する微生物を混入させることができる。このように混
合物中へ空気中の微生物を混入させることにより、処理
対象物の醗酵を大幅に促進させることができるという効
果がある。
混合された混合物は、撹拌工程または撹拌装置によって
攪拌されるので、この撹拌により混合物中へ空気中に浮
遊する微生物を混入させることができる。このように混
合物中へ空気中の微生物を混入させることにより、処理
対象物の醗酵を大幅に促進させることができるという効
果がある。
【0121】更に、混合物の撹拌によって混合物中に空
気を混入させることができる。この空気の混入は、混合
物中の固相に対する気相の容積割合を増加させることが
でき、その結果、混合物中に酸素を補給することができ
る。このため、混合物中の酸素濃度は増加されるので、
混合物中の複数種類の微生物のうち好気性微生物の増殖
を活性化させることができる。このように酸素が存在す
る環境下で処理対象物を好気性微生物により醗酵させる
と、その醗酵の完了時には処理対象物が水、二酸化炭素
等に分解されるので、悪臭の発生を抑制できるという効
果がある。
気を混入させることができる。この空気の混入は、混合
物中の固相に対する気相の容積割合を増加させることが
でき、その結果、混合物中に酸素を補給することができ
る。このため、混合物中の酸素濃度は増加されるので、
混合物中の複数種類の微生物のうち好気性微生物の増殖
を活性化させることができる。このように酸素が存在す
る環境下で処理対象物を好気性微生物により醗酵させる
と、その醗酵の完了時には処理対象物が水、二酸化炭素
等に分解されるので、悪臭の発生を抑制できるという効
果がある。
【0122】ところで、処理対象物に対して好気性微生
物による醗酵のみを施した場合には、例えば、肥料化さ
れた処理対象物中に生息する複数種類の微生物、特に、
好気性微生物が脆弱なものとなってしまう。このような
脆弱な好気性微生物は、嫌気性微生物に対する抵抗力が
低下し、更に、酸素濃度が低い土壌中での生存率が低下
してしまう。このため、肥料化された処理対象物を土壌
に散布したとしても、農作物等の育成に適した土壌環境
を作り出すことができない。
物による醗酵のみを施した場合には、例えば、肥料化さ
れた処理対象物中に生息する複数種類の微生物、特に、
好気性微生物が脆弱なものとなってしまう。このような
脆弱な好気性微生物は、嫌気性微生物に対する抵抗力が
低下し、更に、酸素濃度が低い土壌中での生存率が低下
してしまう。このため、肥料化された処理対象物を土壌
に散布したとしても、農作物等の育成に適した土壌環境
を作り出すことができない。
【0123】そこで、醗酵工程または醗酵槽では、送気
工程または送気装置によって、処理対象物の発酵に伴っ
て発生する気体、例えば、二酸化炭素やアンモニア等を
混合物中へ断続的に送気している。この送気によって混
合物中の酸素濃度が低下されるので、かかる混合物に含
まれる嫌気性微生物の生育を活性化して、その嫌気性微
生物による醗酵を断続的に促進することができる。
工程または送気装置によって、処理対象物の発酵に伴っ
て発生する気体、例えば、二酸化炭素やアンモニア等を
混合物中へ断続的に送気している。この送気によって混
合物中の酸素濃度が低下されるので、かかる混合物に含
まれる嫌気性微生物の生育を活性化して、その嫌気性微
生物による醗酵を断続的に促進することができる。
【0124】このように、酸素濃度が低い環境下で処理
対象物を嫌気性微生物により醗酵させることによって、
好気性微生物の嫌気性微生物に対する抵抗力や、酸素量
が低下した土壌中における好気性微生物の生存率を向上
することができる。即ち、複数種類の微生物に含まれる
好気性微生物の耐性を向上することができ、かかる耐性
を備えた好気性微生物を肥料化された混合物に含ませる
ことができる。よって、耐性を備えた好気性微生物を含
む肥料化された混合物は、嫌気性微生物が多数生息する
土壌や、酸素濃度が低い土壌へ散布された場合に、その
土壌を農作物等の育成に適した環境に改良することがで
きるという効果がある。
対象物を嫌気性微生物により醗酵させることによって、
好気性微生物の嫌気性微生物に対する抵抗力や、酸素量
が低下した土壌中における好気性微生物の生存率を向上
することができる。即ち、複数種類の微生物に含まれる
好気性微生物の耐性を向上することができ、かかる耐性
を備えた好気性微生物を肥料化された混合物に含ませる
ことができる。よって、耐性を備えた好気性微生物を含
む肥料化された混合物は、嫌気性微生物が多数生息する
土壌や、酸素濃度が低い土壌へ散布された場合に、その
土壌を農作物等の育成に適した環境に改良することがで
きるという効果がある。
【0125】ところで、酸素量が少ない環境下では、処
理対象物が嫌気性微生物によって醗酵される。この嫌気
性微生物による醗酵では、土壌に生育する植物に必要な
栄養源が生成される一方で、2次生成物としてメタン、
アンモニア等、悪臭を放つ物質が生成される。そこで、
醗酵工程または醗酵槽では、撹拌工程または撹拌装置に
よって、混合物を撹拌して混合物中へ酸素を補給してい
る。よって、例えば、送気工程または送気装置による送
気が中断されている場合には、混合物中の酸素濃度を増
加させることができる。このように、混合物中の酸素濃
度が増加すると、複数種類の微生物のうち好気性微生物
による醗酵が促進されるので、かかる好気性微生物によ
って、処理対象物の脱臭を行うことができるという効果
がある。
理対象物が嫌気性微生物によって醗酵される。この嫌気
性微生物による醗酵では、土壌に生育する植物に必要な
栄養源が生成される一方で、2次生成物としてメタン、
アンモニア等、悪臭を放つ物質が生成される。そこで、
醗酵工程または醗酵槽では、撹拌工程または撹拌装置に
よって、混合物を撹拌して混合物中へ酸素を補給してい
る。よって、例えば、送気工程または送気装置による送
気が中断されている場合には、混合物中の酸素濃度を増
加させることができる。このように、混合物中の酸素濃
度が増加すると、複数種類の微生物のうち好気性微生物
による醗酵が促進されるので、かかる好気性微生物によ
って、処理対象物の脱臭を行うことができるという効果
がある。
【0126】以上のように、混合物に送気および撹拌を
施すことによって、混合物中に含まれる嫌気性微生物の
生存数と好気性微生物の生存数とのバランスが容易に調
整されるので、この調整により耐性の強い好気性微生物
を多量に含んだ複数種類の微生物を処理対象物中で培養
して、かかる複数種類の微生物を多量に含んだ良質の肥
料を生成することができるのである。
施すことによって、混合物中に含まれる嫌気性微生物の
生存数と好気性微生物の生存数とのバランスが容易に調
整されるので、この調整により耐性の強い好気性微生物
を多量に含んだ複数種類の微生物を処理対象物中で培養
して、かかる複数種類の微生物を多量に含んだ良質の肥
料を生成することができるのである。
【0127】また、処理対象物は複数種類の微生物と混
合されて醗酵されるので、処理対象物に微生物を添加せ
ずに醗酵させる場合に比べて、その醗酵の進行速度を増
加させることができるという効果がある。しかも、混合
物は、撹拌工程または撹拌装置によって攪拌されるの
で、その混合物のほぼ全体において醗酵条件がほぼ均一
となり、醗酵により混合物の温度が局部的に過剰に上昇
することを防止できるという効果がある。
合されて醗酵されるので、処理対象物に微生物を添加せ
ずに醗酵させる場合に比べて、その醗酵の進行速度を増
加させることができるという効果がある。しかも、混合
物は、撹拌工程または撹拌装置によって攪拌されるの
で、その混合物のほぼ全体において醗酵条件がほぼ均一
となり、醗酵により混合物の温度が局部的に過剰に上昇
することを防止できるという効果がある。
【0128】ところで、醗酵期間が短い混合物は、醗酵
期間が長い混合物に比べて、醗酵に伴う二酸化炭素やア
ンモニア等の気体の発生量が多い。
期間が長い混合物に比べて、醗酵に伴う二酸化炭素やア
ンモニア等の気体の発生量が多い。
【0129】そこで、請求項2記載の醗酵型肥料化方
法、又は、請求項11記載の醗酵型肥料化システムによ
れば、送気工程または送気装置は、醗酵期間が短い混合
物から発生する気体を、醗酵期間が長い混合物の内部へ
向けて送気している。よって、醗酵開始直後の混合物か
ら発生する多量の気体は、その混合物より醗酵期間が長
い混合物の内部へ向けて送気されるので、気体の発生量
が減少した混合物に対して多量の発生気体を送気して、
微生物による醗酵を促進させることができるという効果
がある。
法、又は、請求項11記載の醗酵型肥料化システムによ
れば、送気工程または送気装置は、醗酵期間が短い混合
物から発生する気体を、醗酵期間が長い混合物の内部へ
向けて送気している。よって、醗酵開始直後の混合物か
ら発生する多量の気体は、その混合物より醗酵期間が長
い混合物の内部へ向けて送気されるので、気体の発生量
が減少した混合物に対して多量の発生気体を送気して、
微生物による醗酵を促進させることができるという効果
がある。
【0130】請求項3記載の醗酵型肥料化方法によれ
ば、請求項1または2に記載の醗酵型肥料化方法の奏す
る効果に加え、醗酵工程は、混混合物中の複数種類の微
生物のうち有害な微生物をほぼ死滅させて有用な微生物
を残存させるため、混合物の温度を所定の範囲に管理し
ている。例えば、醗酵中に混合物の温度を略60℃以上
に維持することにより、混合物に含まれる有害な雑菌を
ほぼ死滅させて、農作物等の生育に有用な微生物を残存
させることができる。このため、混合物の醗酵中ににお
いて、複数種類の微生物の増殖が有害な雑菌により阻害
されることがないという効果がある。
ば、請求項1または2に記載の醗酵型肥料化方法の奏す
る効果に加え、醗酵工程は、混混合物中の複数種類の微
生物のうち有害な微生物をほぼ死滅させて有用な微生物
を残存させるため、混合物の温度を所定の範囲に管理し
ている。例えば、醗酵中に混合物の温度を略60℃以上
に維持することにより、混合物に含まれる有害な雑菌を
ほぼ死滅させて、農作物等の生育に有用な微生物を残存
させることができる。このため、混合物の醗酵中ににお
いて、複数種類の微生物の増殖が有害な雑菌により阻害
されることがないという効果がある。
【0131】請求項4記載の醗酵型肥料化方法、又は、
請求項14記載の醗酵型肥料化システムによれば、処理
対象物が醗酵に伴って発熱し、混合物中の水分量が低下
した場合には、その混合物の露出面に水が散水されるの
で、かかる散水によって混合物の水分率を所定の範囲に
調整して、処理対象物の醗酵を促進させることができる
という効果がある。
請求項14記載の醗酵型肥料化システムによれば、処理
対象物が醗酵に伴って発熱し、混合物中の水分量が低下
した場合には、その混合物の露出面に水が散水されるの
で、かかる散水によって混合物の水分率を所定の範囲に
調整して、処理対象物の醗酵を促進させることができる
という効果がある。
【0132】また、悪臭を発生し得る混合物の露出表面
のほぼ全体が水で濡らされるので、混合物の露出表層を
構成する多数の小さな団粒塊が溶解されて結合され、こ
の結合により混合物の表面に存在する気孔が塞がれる。
この結果、混合物から発生する気体がその混合物内に閉
じ込められるので、混合物から放散される悪臭を更に抑
制することができるという効果がある。
のほぼ全体が水で濡らされるので、混合物の露出表層を
構成する多数の小さな団粒塊が溶解されて結合され、こ
の結合により混合物の表面に存在する気孔が塞がれる。
この結果、混合物から発生する気体がその混合物内に閉
じ込められるので、混合物から放散される悪臭を更に抑
制することができるという効果がある。
【0133】請求項5記載の醗酵型肥料化方法、又は、
請求項15記載の醗酵型肥料化システムによれば、処理
対象物の醗酵中に複数種類の微生物を添加することがで
きる。ここで、混合物には既に複数種類の微生物が混合
されており、かかる複数種類の微生物が混合物中で繁殖
している。このように、既に繁殖の過程を辿っている複
数種類の微生物へ、新たに複数種類の微生物を更に添加
することによって、かかる新たに添加される複数種類の
微生物の繁殖速度を向上することができ、かかる微生物
の増殖により処理対象物の醗酵を更に促進させることが
できるという効果がある。
請求項15記載の醗酵型肥料化システムによれば、処理
対象物の醗酵中に複数種類の微生物を添加することがで
きる。ここで、混合物には既に複数種類の微生物が混合
されており、かかる複数種類の微生物が混合物中で繁殖
している。このように、既に繁殖の過程を辿っている複
数種類の微生物へ、新たに複数種類の微生物を更に添加
することによって、かかる新たに添加される複数種類の
微生物の繁殖速度を向上することができ、かかる微生物
の増殖により処理対象物の醗酵を更に促進させることが
できるという効果がある。
【0134】請求項6記載の醗酵型肥料化方法、又は、
請求項16記載の醗酵型肥料化システムによれば、磁化
活性ミネラル水溶液の添加によって、混合物は、複数種
類の微生物による処理対象物の醗酵分解や、かかる複数
種類の微生物の繁殖に適した状態とされる。よって、例
えば、処理対象物に単に複数種の微生物を添加して醗酵
分解させる場合に比べて、複数種の微生物による処理対
象物の分解や、その複数種の微生物の培養を促進させる
ことができるという効果がある。
請求項16記載の醗酵型肥料化システムによれば、磁化
活性ミネラル水溶液の添加によって、混合物は、複数種
類の微生物による処理対象物の醗酵分解や、かかる複数
種類の微生物の繁殖に適した状態とされる。よって、例
えば、処理対象物に単に複数種の微生物を添加して醗酵
分解させる場合に比べて、複数種の微生物による処理対
象物の分解や、その複数種の微生物の培養を促進させる
ことができるという効果がある。
【0135】磁化活性ミネラル水溶液には複数種類のミ
ネラルが溶解しているので、この磁化活性ミネラル水溶
液を混合物へ添加することにより混合物へ複数種類のミ
ネラルを添加することができる。よって、混合物へ複数
種類のミネラルを添加することにより、醗酵された肥料
に複数種類のミネラルを含有させることができる。従っ
て、例えば、この複数種類のミネラルを含有した肥料を
土壌へ散布することによって、土壌のミネラルバランス
を調整することができる。その結果、例えば、単一作物
の連作によりミネラルが偏って消費された土壌を活性化
して、かかる土壌中に有用な微生物が生息可能な状態と
することができる。このような土壌では、農作物等の成
長障害を招く病原菌等の繁殖を抑制することができ、農
作物等の連作障害を抑制することができるという効果が
ある。
ネラルが溶解しているので、この磁化活性ミネラル水溶
液を混合物へ添加することにより混合物へ複数種類のミ
ネラルを添加することができる。よって、混合物へ複数
種類のミネラルを添加することにより、醗酵された肥料
に複数種類のミネラルを含有させることができる。従っ
て、例えば、この複数種類のミネラルを含有した肥料を
土壌へ散布することによって、土壌のミネラルバランス
を調整することができる。その結果、例えば、単一作物
の連作によりミネラルが偏って消費された土壌を活性化
して、かかる土壌中に有用な微生物が生息可能な状態と
することができる。このような土壌では、農作物等の成
長障害を招く病原菌等の繁殖を抑制することができ、農
作物等の連作障害を抑制することができるという効果が
ある。
【0136】しかも、混合物に供給される磁化活性ミネ
ラル水溶液は、混合物中に含まれる酵素や複数種類の微
生物が有する酵素による処理対象物の分解処理を活性化
させることができる。この複数種類の酵素の活性化によ
り処理対象物の醗酵が促進されると共に、この醗酵の促
進により複数種類の微生物の繁殖が促進されるので、処
理対象物の醗酵を更に促進させることができるという効
果がある。
ラル水溶液は、混合物中に含まれる酵素や複数種類の微
生物が有する酵素による処理対象物の分解処理を活性化
させることができる。この複数種類の酵素の活性化によ
り処理対象物の醗酵が促進されると共に、この醗酵の促
進により複数種類の微生物の繁殖が促進されるので、処
理対象物の醗酵を更に促進させることができるという効
果がある。
【0137】請求項7記載の醗酵型肥料化方法によれ
ば、請求項1から6のいずれかに記載の醗酵型肥料化方
法の奏する効果に加え、混合物の水分率の調整は、複数
種類の微生物を溶解した磁化活性ミネラル水溶液が混合
物に供給されることによって行われる。よって、混合物
の水分率の調整を、複数種類のミネラルおよび複数種類
の微生物の混合物への添加と一括して行うことができ、
これらの各作業を別々に行う必要がなく、醗酵工程を全
体として簡素化することができるという効果がある。
ば、請求項1から6のいずれかに記載の醗酵型肥料化方
法の奏する効果に加え、混合物の水分率の調整は、複数
種類の微生物を溶解した磁化活性ミネラル水溶液が混合
物に供給されることによって行われる。よって、混合物
の水分率の調整を、複数種類のミネラルおよび複数種類
の微生物の混合物への添加と一括して行うことができ、
これらの各作業を別々に行う必要がなく、醗酵工程を全
体として簡素化することができるという効果がある。
【0138】請求項8記載の醗酵型肥料化方法によれ
ば、請求項1から7のいずれかに記載の醗酵型肥料化方
法の奏する効果に加え、処理対象物および複数種類の微
生物の混合物には、混合工程によって、醗酵工程により
肥料化された混合物の一部を混合することができる。こ
の肥料化された混合物の一部には、既に繁殖の過程を辿
った複数種類の微生物が含まれており、かかる複数種類
の微生物によって、混合工程により処理対象物に新たに
添加される複数種類の微生物の繁殖速度を更に向上させ
ることができるという効果がある。しかも、かかる複数
種類の微生物の繁殖速度が増加することにより、処理対
象物の醗酵を更に促進させることができるという効果が
ある。
ば、請求項1から7のいずれかに記載の醗酵型肥料化方
法の奏する効果に加え、処理対象物および複数種類の微
生物の混合物には、混合工程によって、醗酵工程により
肥料化された混合物の一部を混合することができる。こ
の肥料化された混合物の一部には、既に繁殖の過程を辿
った複数種類の微生物が含まれており、かかる複数種類
の微生物によって、混合工程により処理対象物に新たに
添加される複数種類の微生物の繁殖速度を更に向上させ
ることができるという効果がある。しかも、かかる複数
種類の微生物の繁殖速度が増加することにより、処理対
象物の醗酵を更に促進させることができるという効果が
ある。
【0139】請求項9記載の醗酵型肥料化方法によれ
ば、請求項1から8のいずれかに記載の醗酵型肥料化方
法の奏する効果に加え、処理対象物および複数種類の微
生物の混合物は、前段醗酵工程によって、密閉空間内で
所定の温度に加熱され且つ攪拌されて醗酵されるので、
混合物における複数種類の微生物に含まれる好気性微生
物に対して、嫌気性微生物を優先的かつ短期間で増殖さ
せることができるという効果がある。
ば、請求項1から8のいずれかに記載の醗酵型肥料化方
法の奏する効果に加え、処理対象物および複数種類の微
生物の混合物は、前段醗酵工程によって、密閉空間内で
所定の温度に加熱され且つ攪拌されて醗酵されるので、
混合物における複数種類の微生物に含まれる好気性微生
物に対して、嫌気性微生物を優先的かつ短期間で増殖さ
せることができるという効果がある。
【0140】また、醗酵工程により醗酵された混合物
は、後段醗酵工程によって、開放空間内で堆積させた状
態で、前段醗酵工程および醗酵工程に費やされる時間よ
り長い時間熟成されるので、醗酵工程で醗酵された処理
対象物を更に長期間醗酵させて、かかる処理対象物を充
分に醗酵させて、有機物質が肥料に残留することを防止
することができるという効果がある。
は、後段醗酵工程によって、開放空間内で堆積させた状
態で、前段醗酵工程および醗酵工程に費やされる時間よ
り長い時間熟成されるので、醗酵工程で醗酵された処理
対象物を更に長期間醗酵させて、かかる処理対象物を充
分に醗酵させて、有機物質が肥料に残留することを防止
することができるという効果がある。
【0141】請求項12記載の醗酵型肥料化システムに
よれば、請求項10または11に記載の醗酵型肥料化シ
ステムの奏する効果に加え、混合物の内部へ向けて気体
を排出する排気口は堆積面に設けられるので、かかる堆
積面の近傍に堆積される混合物へ気体を充分に供給し
て、かかる堆積面の近傍における混合物中の嫌気性微生
物の増殖を促進させることができるという効果がある。
よれば、請求項10または11に記載の醗酵型肥料化シ
ステムの奏する効果に加え、混合物の内部へ向けて気体
を排出する排気口は堆積面に設けられるので、かかる堆
積面の近傍に堆積される混合物へ気体を充分に供給し
て、かかる堆積面の近傍における混合物中の嫌気性微生
物の増殖を促進させることができるという効果がある。
【0142】請求項13記載の醗酵型肥料化システムに
よれば、請求項10から12のいずれかに記載の醗酵型
肥料化システムの奏する効果に加え、混合物を撹拌する
撹拌装置は、醗酵槽に収容される混合物を撹拌すると共
に、その混合物を醗酵槽の投入部側から排出部側へ向け
て所定の距離ずつ搬送するので、投入部から投入された
混合物を撹拌させながら排出部側へ順次搬送することが
できる。よって、混合物の撹拌および搬送を別々の装置
により行う必要がなく、その分、システムを全体として
簡素化することができるという効果がある。
よれば、請求項10から12のいずれかに記載の醗酵型
肥料化システムの奏する効果に加え、混合物を撹拌する
撹拌装置は、醗酵槽に収容される混合物を撹拌すると共
に、その混合物を醗酵槽の投入部側から排出部側へ向け
て所定の距離ずつ搬送するので、投入部から投入された
混合物を撹拌させながら排出部側へ順次搬送することが
できる。よって、混合物の撹拌および搬送を別々の装置
により行う必要がなく、その分、システムを全体として
簡素化することができるという効果がある。
【0143】請求項17記載の醗酵型肥料化システムに
よれば、請求項10から16のいずれかに記載の醗酵型
肥料化システムの奏する効果に加え、分散装置は、醗酵
槽内へ投入される混合物を複数条の畝状に堆積させるこ
とができる。所定容積の醗酵槽内に混合物を収容する場
合には、混合物を1条の畝状に堆積したものより、混合
物を複数条の畝状に堆積したもののほうが、混合物全体
の体積を増加させることができる。
よれば、請求項10から16のいずれかに記載の醗酵型
肥料化システムの奏する効果に加え、分散装置は、醗酵
槽内へ投入される混合物を複数条の畝状に堆積させるこ
とができる。所定容積の醗酵槽内に混合物を収容する場
合には、混合物を1条の畝状に堆積したものより、混合
物を複数条の畝状に堆積したもののほうが、混合物全体
の体積を増加させることができる。
【0144】その結果、堆積された混合物の熱容量は大
きくされるので、醗酵槽内に収容された混合物の保温性
を向上することができるという効果がある。しかも、混
合物を1条の畝状に堆積したものより、混合物を複数条
の畝状に堆積したもののほうが、堆積された混合物の上
面が平坦化されるので、かかる混合物の上面の表面積を
減少させて、醗酵槽内に収容された混合物の保温性を更
に向上することができるという効果がある。
きくされるので、醗酵槽内に収容された混合物の保温性
を向上することができるという効果がある。しかも、混
合物を1条の畝状に堆積したものより、混合物を複数条
の畝状に堆積したもののほうが、堆積された混合物の上
面が平坦化されるので、かかる混合物の上面の表面積を
減少させて、醗酵槽内に収容された混合物の保温性を更
に向上することができるという効果がある。
【0145】よって、例えば、冬場でも、醗酵槽内の温
度の急激な低下が抑えられ混合物の醗酵条件を良好に保
持されるので、混合物の醗酵に携わる複数種類の微生物
の繁殖を促し、混合物の醗酵を促進させることができる
のである。
度の急激な低下が抑えられ混合物の醗酵条件を良好に保
持されるので、混合物の醗酵に携わる複数種類の微生物
の繁殖を促し、混合物の醗酵を促進させることができる
のである。
【図1】 本発明の一実施例である醗酵型肥料化方法に
より製造される肥料の製造工程図である。
より製造される肥料の製造工程図である。
【図2】 本発明の一実施例である醗酵型肥料化システ
ムの平面配置図である。
ムの平面配置図である。
【図3】 図2のIII−III線における横断面図で
ある。
ある。
【図4】 磁化活性ミネラル水溶液生成装置の薬石塔お
よび磁化塔を拡大して図示した部分断面図である。
よび磁化塔を拡大して図示した部分断面図である。
【図5】 散水生成装置の配置図である。
【図6】 図3のVI−VI線における断面図である。
1 醗酵型肥料化システム 34 床(堆積面) 32 2次醗酵槽(醗酵槽) 42 分配装置(分配装置、投入部) 43 排出部 54 搬送切返し機(撹拌装置) 92 磁化活性ミネラル水溶液生成装置 94 微生物添加装置 180 送気装置 190 吸気ダクト(吸気口) 192 排気パイプ(排気口の一部) 200 排出孔(排気口の一部) 152 散水装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C05F 5/00 B09B 3/00 ZABD (72)発明者 森田 通夫 愛知県豊橋市雲谷町字外の谷279番地 大 栄株式会社内 Fターム(参考) 4D004 AA02 AA03 AA12 AC04 BA04 CA15 CA18 CA22 CA48 CB05 CB09 CB22 CB32 CB46 CC07 CC20 DA02 DA06 DA09 4D059 AA00 AA01 AA07 BA22 BA24 BA26 BA29 BA31 BA44 BA47 BA51 BA56 BF15 BK01 CC01 DB31 EB01 EB06 4H061 AA02 AA03 CC31 CC36 CC40 CC41 EE02 EE11 EE12 EE13 EE14 EE16 EE17 EE18 EE19 EE66 GG03 GG09 GG15 GG43 GG48 GG49 GG50 HH11
Claims (17)
- 【請求項1】 家畜の糞尿や動植物性残渣等の処理対象
物を醗酵させて肥料化するための醗酵型肥料化方法にお
いて、 好気性微生物および嫌気性微生物を含む複数種類の微生
物を処理対象物に混合した混合物を醗酵させて肥料化す
る醗酵工程を備え、 その醗酵工程は、混合物から発生する気体を混合物の内
部へ向けて断続的に送気する送気工程と、その送気工程
により送気される混合物の撹拌を行う撹拌工程とを備え
ていることを特徴とする醗酵型肥料化方法。 - 【請求項2】 前記送気工程は、前記醗酵工程による醗
酵期間が短い混合物から発生する気体を、前記醗酵工程
による醗酵期間が長い混合物の内部へ向けて送気するこ
とを特徴とする請求項1記載の醗酵型肥料化方法。 - 【請求項3】 前記醗酵工程は、混合物中の複数種類の
微生物のうち有害な微生物をほぼ死滅させて有用な微生
物を残存させるため、混合物の温度を所定の範囲に管理
することを特徴とする請求項1または2に記載の醗酵型
肥料化方法。 - 【請求項4】 前記醗酵工程は、混合物の露出表面に水
を散布することによって、その混合物の水分率を所定の
範囲に調整することを特徴とする請求項1から3のいず
れかに記載の醗酵型肥料化方法。 - 【請求項5】 前記醗酵工程は複数種類の微生物を混合
物に添加することを特徴とする請求項1から4のいずれ
かに記載の醗酵型肥料化方法。 - 【請求項6】 前記醗酵工程は複数種類のミネラルが溶
解され且つ磁化活性された磁化活性ミネラル水溶液を混
合物に添加することを特徴とする請求項1から5のいず
れかに記載の醗酵型肥料化方法。 - 【請求項7】 前記醗酵工程は、複数種類の微生物およ
び複数種類のミネラルが溶解され且つ磁化活性された水
を混合物に供給することにより、その混合物の水分率を
所定の範囲に調整することを特徴とする請求項1から6
のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法。 - 【請求項8】 処理対象物と、好気性微生物および嫌気
性微生物を含む複数種類の微生物と、前記醗酵工程によ
り肥料化された混合物の一部とを、前記醗酵工程に先行
して混合する混合工程を備えていることを特徴とする請
求項1から7のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法。 - 【請求項9】 前記醗酵工程に先行して前記混合工程に
より混合された混合物を密閉空間で所定の温度に加熱し
且つ撹拌して醗酵させる前段醗酵工程と、 その前段醗酵工程および前記醗酵工程の後に混合物を開
放空間に堆積させた状態で、前記前段醗酵工程および醗
酵工程に費やされる時間より長い時間熟成させる後段醗
酵工程とを備えていることを特徴とする請求項1から8
のいずれかに記載の醗酵型肥料化方法。 - 【請求項10】 家畜の糞尿や動植物性残渣等の処理対
象物を醗酵させて肥料化するための醗酵型肥料化システ
ムにおいて、 好気性微生物および嫌気性微生物を含む複数種類の微生
物を処理対象物に混合した混合物を収容して醗酵させる
醗酵槽と、 その醗酵槽へ混合物を投入する投入部と、 その投入部から投入された混合物を前記醗酵槽から排出
する排出部と、 その醗酵槽に収容される混合物から発生する気体を混合
物の内部へ向けて断続的に送気する送気装置と、 その送気装置により送気される混合物を撹拌する撹拌装
置とを備えていることを特徴とする醗酵型肥料化システ
ム。 - 【請求項11】 前記送気装置は、前記醗酵槽に収容さ
れる混合物から発生する気体を吸入する吸気口と、その
吸気口へ吸入された気体を混合物の内部へ向けて排出す
る排気口とを備え、 前記吸気口は、その排気口に比べて、前記醗酵槽におけ
る前記投入部側に設けられていることを特徴とする請求
項10記載の醗酵型肥料化システム。 - 【請求項12】 前記送気装置は、前記醗酵槽に収容さ
れる混合物から発生する気体を吸入する吸気口と、その
吸気口へ吸入された気体を混合物の内部へ向けて排出す
る排気口とを備え、 前記醗酵槽は、その醗酵槽に収容される混合物を堆積可
能に形成されると共に前記排気口が設けられる堆積面を
備えていることを特徴とする請求項10または11に記
載の醗酵型肥料化システム。 - 【請求項13】 前記撹拌装置は、前記醗酵槽に収容さ
れる混合物を撹拌し、且つ、その混合物を前記醗酵槽に
おける前記投入部側から前記排出部側へ向けて所定の距
離ずつ搬送するように構成されていることを特徴とする
請求項10から12のいずれかに記載の醗酵型肥料化シ
ステム。 - 【請求項14】 前記醗酵槽に収容される混合物に散布
する散水装置を備えていることを特徴とする請求項10
から13のいずれかに記載の醗酵型肥料化システム。 - 【請求項15】 前記散水装置による散水に複数種類の
微生物を添加する微生物添加装置を備えていることを特
徴とする請求項14記載の醗酵型肥料化システム。 - 【請求項16】 前記散水装置による散水に複数種類の
ミネラルを溶解させるとともにその散水を磁化活性させ
る磁化活性ミネラル水溶液生成装置を備えていることを
特徴とする請求項14または15に記載の醗酵型肥料化
システム。 - 【請求項17】 前記投入部は、前記醗酵槽へ投入され
る混合物を複数条の畝状に堆積させる分配装置を備えて
いることを特徴とする請求項10から16のいずれかに
記載の醗酵型肥料化システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000184222A JP2002003286A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 醗酵型肥料化方法および醗酵型肥料化システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000184222A JP2002003286A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 醗酵型肥料化方法および醗酵型肥料化システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002003286A true JP2002003286A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18684691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000184222A Pending JP2002003286A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 醗酵型肥料化方法および醗酵型肥料化システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002003286A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006334567A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Seigu:Kk | 醗酵処理方法。 |
| JP2013220961A (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-28 | Tadayoshi Umejima | 堆肥の製造方法及びその製造プラント |
| JP2017001942A (ja) * | 2015-06-04 | 2017-01-05 | 株式会社リオン | 天然アミノ酸肥料及びその製造方法 |
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| KR102279635B1 (ko) * | 2020-09-07 | 2021-07-21 | 농업회사법인 대한임업 주식회사 | 목분을 함유하는 발효비료의 제조방법 |
| JPWO2021230160A1 (ja) * | 2020-05-13 | 2021-11-18 | ||
| CN114107033A (zh) * | 2021-11-19 | 2022-03-01 | 安徽宝杰生物科技有限公司 | 一种具备含氧量调整功能的生物饲料发酵系统 |
Citations (3)
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-
2000
- 2000-06-20 JP JP2000184222A patent/JP2002003286A/ja active Pending
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| WO2021230160A1 (ja) * | 2020-05-13 | 2021-11-18 | 株式会社クラシコ | 人工腐植の製造の合理的方法とその活用方法 |
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