JP2002007231A - 運用管理のための情報管理システム - Google Patents

運用管理のための情報管理システム

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JP2002007231A
JP2002007231A JP2000184316A JP2000184316A JP2002007231A JP 2002007231 A JP2002007231 A JP 2002007231A JP 2000184316 A JP2000184316 A JP 2000184316A JP 2000184316 A JP2000184316 A JP 2000184316A JP 2002007231 A JP2002007231 A JP 2002007231A
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Hiroshi Numamoto
浩 沼本
Noriyasu Morimoto
典保 森本
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NS Solutions Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運用管理に必要な情報を一元的に統合管理す
ることができる運用管理のための情報管理システムを提
供する。 【解決手段】 本情報管理システムは、各種のシステム
等の運用管理に必要な情報を管理するものであり、運用
管理に必要な情報はデータベースに記憶される。かかる
データベースは、オブジェクト指向の手法で作成され、
情報管理フレームワーク、管理対象、項目、管理項目、
値等の各クラスから構成される。管理対象のクラスは、
運用管理を行う管理対象の集まりであり、項目のクラス
は、各管理対象に含まれる項目の集まりであり且つ各項
目毎に当該項目が含まれる管理対象と関連付けられてい
る。値のクラスは、各項目に付与された値の集まりであ
る。管理項目のクラスは、各値について当該値と当該値
が付与された項目とを関連付ける関係の集まりである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば企業内にお
けるコンピュータシステムやネットワークシステム等に
関する運用管理情報を管理する運用管理のための情報管
理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】企業や工場等においては、多数のコンピ
ュータ端末を導入し、これらを各種のシステムサーバと
ネットワーク接続することにより、各種のシステムが稼
働している。この場合、コンピュータ端末やネットワー
ク機器自体が現在どのような状態になっているのか、故
障が発生したときにどうするのか等については、システ
ム管理者が管理しており、これを運用管理と称してい
る。通常、かかる運用管理に必要な情報は紙ベースの台
帳で管理されている。この管理台帳としては、例えば、
各システム管理台帳、情報機器管理台帳、ソフト管理台
帳、アドレス管理台帳、障害管理台帳、ベンダー管理台
帳等がある。システム管理者は、障害が発生したときに
は、障害管理台帳を手でめくって必要な情報を得たり、
また、新たな情報機器が導入されたときには、情報機器
管理台帳等に必要事項を追加したりする。
【0003】実際の運用管理では、各システム毎にシス
テム管理者が決まっており、さらに全体の運用を管理す
る全体管理者が決められていることもある。このため、
一つのコンピュータ端末で複数のシステムにログインす
ることが可能な場合には、一つのコンピュータ端末が複
数のシステム管理者によって管理されていることがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各システム
管理者は、他のシステムへの影響を考えながら、当該シ
ステムの運用管理を行わなければならないが、自分と関
係のないシステムの運用管理についてはよく分からない
ことが多い。また、全体管理者も個別のシステムの運用
管理については分からないことが多い。このため、管理
者は、自分と関係のないシステムについて問い合わせを
受けた場合等には、管理台帳から所定の情報を探し出す
のに時間がかかり、迅速な対応ができないことがあっ
た。
【0005】また、各管理台帳には多数の項目があり、
各項目毎にそれに対応するデータが記載されている。し
かし、同じ項目についてのデータが複数の管理台帳で重
複して管理されていることが多い。しかも、同じ内容の
データであっても管理台帳によっては項目の名称が異な
ることがあり、すべての管理台帳で項目名の整合性が取
られていないのが現状である。このため、管理者は、一
つの管理台帳に対して情報を修正したときに、他の管理
台帳に対する情報の修正作業に手間がかかることがあっ
た。
【0006】尚、システムの運用管理を行うための運用
管理ツールが市販されているが、これは、一定の範疇に
属する情報だけを整理して管理するというものである。
かかる運用管理ツールでは、例えば異なる名称で同じ内
容を表す項目が含まれている管理台帳同士を管理するこ
とはできず、したがって、各運用管理に必要な情報を一
括して管理する場合に用いるのには適さない。
【0007】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、運用管理に必要な情報を一元的に統合管理する
ことができる運用管理のための情報管理システムを提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、複数のコンピュータ端末と、複数の前
記コンピュータ端末にネットワークで接続され、前記ネ
ットワーク上で稼働する所定のシステムを管理する一又
は複数のシステムサーバと、前記システムの運用管理に
必要な情報を記憶する一又は複数のデータベースと、前
記複数のコンピュータ端末及び前記一又は複数のシステ
ムサーバに接続され、前記データベースに記憶された情
報を管理する情報管理サーバとを有する運用管理のため
の情報管理システムであって、前記データベースには、
前記運用管理に必要な情報として、前記運用管理を行う
管理対象の集まりである管理対象情報と、前記各管理対
象に含まれる項目の集まりであって、且つ、前記各項目
毎に当該項目が含まれる管理対象と関連付けられている
項目情報と、前記各項目に付与された値の集まりである
値情報と、前記各値について当該値と当該値が付与され
た前記項目とを関連付ける関係の集まりである関係情報
と、が格納されていることを特徴とするものである。
【0009】また、オブジェクト指向の手法を用いて前
記管理対象情報、前記項目情報、前記値情報及び前記関
係情報をそれぞれクラスとして定義することが好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
である運用管理のための情報管理システムの概略構成
図、図2はその運用管理のための情報管理システムにお
ける複合端末と各サーバとの関係を示す概略ブロック
図、図3は本実施形態の運用管理のための情報管理シス
テムにおけるオブジェクト指向データベースのクラス構
造を説明するための図である。
【0011】本実施形態の運用管理のための情報管理シ
ステムは、例えば企業内において各種のシステム等の運
用管理に必要な情報を統合して一元的に管理するもので
あり、図1及び図2に示すように、情報管理サーバ11
と、経理システム用サーバ13と、メールシステム用サ
ーバ14と、複数のコンピュータ端末とを備える。この
情報管理サーバ11内には、データベース12が格納さ
れている。尚、図1では、複数のコンピュータ端末のう
ち一つの複合端末15のみを示している。
【0012】また、この例では、企業内で経理システム
とメールシステムが稼働している場合を示している。経
理システムでは、経理システム用サーバ13と複数のコ
ンピュータ端末とが通信回線により接続され、ネットワ
ーク(LAN)が構築されている。また、メールシステ
ムでも、メールシステム用サーバ14と複数のコンピュ
ータ端末とが通信回線により接続され、ネットワーク
(LAN)が構築されている。経理システムとメールシ
ステムとの両者にネットワーク接続されている複合端末
15は、図2に示すように、経理システム用サーバ1
3、メールシステム用サーバ14のそれぞれにログイン
して、各アプリケーションを実行することができる。
【0013】情報管理サーバ11は、経理システムやメ
ールシステムの個々の運用管理情報を管理したり、全体
の運用管理に必要な情報である、情報機器管理情報、ソ
フト管理情報、アドレス管理情報、障害管理情報やベン
ダー管理情報等を管理するものである。また、この情報
管理サーバ11は、所定の案件が発生したときに各担当
者に所定のルートでデータを受け渡して所定の処理を実
行させるワークフローを管理する機能をも有する。
【0014】データベース12には、経理システムやメ
ールシステムについての運用管理情報、情報機器管理情
報、ソフト管理情報、アドレス管理情報、障害管理情
報、ベンダー管理情報等が記憶されている。本実施形態
では、オブジェクト指向の手法を用いてデータベースを
作成しており、データベースのデータ構造は、図3に示
すように、情報管理フレームワーク、管理対象、管理方
式、項目、管理項目、値の各クラスからなる。
【0015】これらの各クラスを説明する前に、データ
ベース作成に先立って行われるコンサルティング作業を
具体的に説明する。このコンサルティング作業は、顧客
(企業)から各種のシステム等の運用管理についての相
談を受けたときに、聞き取り調査を行ってデータベース
構築に必要な情報を収集すると共に、本実施形態の運用
管理のための情報管理システムを導入することによる運
用管理の効率を顧客に具体的に示すものである。図4は
かかるコンサルティング作業の手順を説明するためのフ
ローチャートである。
【0016】コンサルティング作業では、図4のフロー
に従って、まず、担当者は、顧客に対して聞き取り調査
を行う(S1)。ここでは、当該企業内では、経理シス
テムとメールシステムだけが稼働している場合を考え
る。すなわち、この時点での企業内のシステムには、図
1において情報管理サーバ11及びデータベース12が
設けられていない。ステップS1の聞き取り調査では、
運用管理のために、どのような情報管理システムを構築
したいのかを尋ねる。また、現在稼働している経理シス
テム及びメールシステムの各々についてその運用管理情
報(管理台帳)の項目を尋ね、リストアップする。
【0017】図5は経理システム及びメールシステムに
ついて聞き取り調査で得られた管理台帳の項目リストの
一例を示す図である。例えば、経理システムの運用管理
台帳には、図5に示すように、端末論理名、端末ID、
ステーションコード、画面種別、初期メニューNo、業
務コード、帳票種別、接続サーバ名の各項目がある。ま
た、メールシステムの運用管理台帳には、端末論理名、
IPアドレス、ユーザID、メールアドレス、グループ
ID、グループ名称、接続者数の各項目がある。このよ
うに、各管理台帳には、同じ項目もあれば、違う項目も
ある。また、項目自体の名称は異なっているがその実体
は同じというものもある。
【0018】一方、企業では、システム毎に運用管理台
帳があるだけではなく、別の観点からの管理台帳もあ
る。例えば、情報機器管理台帳、ソフト管理台帳、アド
レス管理台帳、障害管理台帳、ベンダー管理台帳等であ
る。これらの管理台帳は、全体の運用管理に必要なもの
であり、顧客が現在、紙やパソコンで管理しているもの
である。企業内における各管理情報を一元的に管理した
いという要望がある場合には、かかる管理台帳について
も項目をリストアップする。図6にこれらの管理台帳に
ついて聞き取り調査で得られた管理台帳の項目リストの
一例を示す。このように、聞き取り調査を行うことによ
り、各管理台帳毎に項目を整理する。
【0019】また、この聞き取り調査では、各管理台帳
の項目を尋ねるだけでなく、例えば、データの更新作業
を正確且つ迅速に行うことができる者は誰か、所定の情
報を一番最初に知り得るのは誰か等の事項についても尋
ねる。これらの事項は、主として、ワークフローを定義
する際に必要となる情報である。
【0020】次に、担当者は、聞き取り調査で得られた
各管理台帳毎に項目をテーブル形式でデータベース12
に登録する。図7及び図8は各管理台帳についての項目
を登録するためのテーブルの一例を示す図である。この
テーブルには、図7及び図8に示すように、「台帳」、
「項目」、「分類1」、「分類2」、「評価」、「追/
削」、「自動化」、「削減効率」、「実行」の各欄が設
けられている。「台帳」の欄には各台帳の名称が入力さ
れ、また、「項目」の欄には台帳毎に項目の名称が入力
される。
【0021】その後、担当者は、複数の台帳の各項目に
ついて、管理分類1,2を付与する(S2)。管理分類
1とは、当該項目自身を論理的な視点で見たときの区分
である。本実施形態では、この管理分類1として、IS
O(International StandardOrganization )の標準的
な分類項目に倣い、さらに必要な分類項目を追加したも
のを用いている。具体的には、管理分類1には、システ
ム構成変更対応のための構成管理「C」、資産管理
「R」、ユーザ管理「U」、ソフト管理「S」、稼動管
理「O」、性能管理「A」、障害発生対応のための障害
管理「T」、セキュリティ管理「E」、課金管理
「B」、施設管理「L」、機器提供者等の管理のための
ベンダー管理「G」、個別管理「Z」の合計12個の区
分がある。ここで、個別管理「Z」とは、それ以外の1
1個の区分のいずれにも該当しない、すなわち、その他
を意味する。一方、管理分類2とは、当該項目によって
管理される物理的な対象に視点をおいたときの区分であ
り、人・組織「P」、プラットフォーム「H」、アプリ
ケーション「S」、ネットワーク「N」の合計4個の区
分がある。この管理分類2は管理分類1とは全く別の観
点から定められており、したがって、上記12個の管理
分類1の各々に属する項目は、さらにこの4個の管理分
類2で細かく分類される。このように各項目に管理分類
1,2を付与するのは、後述するように、データベース
作成時に、管理分類1及び管理分類2が同じ項目を画面
上に表示することにより、同じ内容を表す項目を関連付
ける管理項目のクラスを定義する作業を容易に行えるよ
うにするためである。かかる管理分類1,2についての
情報は、通常、データベース作成時にだけ必要とされる
が、データベース作成後も必要に応じて保管しておくよ
うにしてもよい。
【0022】担当者は、当該項目の内容に基づいて当該
項目についての管理分類1及び管理分類2を判断し、そ
の判断結果をそれぞれ記号でテーブルの「分類1」、
「分類2」の欄に入力する。例えば、図7に示すよう
に、経理システム管理台帳の論理端末名には、管理分類
1として構成管理「C」が、管理分類2としてネットワ
ーク「N」が付与されている。また、経理システム管理
台帳の端末IDには、管理分類1として個別管理「Z」
が、管理分類2としてアプリケーション「S」が付与さ
れている。この端末論理名に管理分類1として構成管理
「C」を付与したのは、端末論理名は経理システム管理
台帳だけでなく、他の管理台帳にも含まれており、全体
として見たときには構成を司る構成管理というグループ
の中で管理されているからである。これに対し、端末I
Dに管理分類1として個別管理「Z」を付与したのは、
端末IDは、経理システム管理台帳にしか現れず、その
端末使用者の論理対象の中で個別に管理されているから
である。また、端末論理名に管理分類2としてネットワ
ーク「N」を付与したのは、その端末論理名はネットワ
ークで付けられている名前だからであり、端末IDに管
理分類2としてアプリケーション「S」を付与したの
は、その端末IDはソフトウエアで決められているもの
だからである。
【0023】この管理分類1,2の付与は、通常、人間
が項目の内容に基づいて判断して行われるが、この分類
付与の作業は半自動的に行うこともできる。すなわち、
予め項目と管理分類1,2との対応関係を定め、この対
応関係を所定のメモリに登録しておく。そして、テーブ
ルに台帳の名称と項目の名称を入力したときに、コンピ
ュータが上記対応関係を参照しながら、各項目に自動的
に管理分類1,2を付与するようにしてもよい。但し、
対応関係の中に含まれていない項目があった場合には、
当然、人間がどの管理分類1,2を付与するのか判断
し、手動で入力する必要がある。
【0024】尚、ここでは、各項目に上記の管理分類
1,2を付与する場合について説明したが、管理分類1
としてISOに対応した分類のみを用いてもよい。ま
た、項目の数があまり多くない場合等には、各項目に管
理分類2を付与せず、管理分類1だけを付与するように
してもよい。
【0025】次に、担当者は、当該企業としてのポリシ
ーを反映させて、複数の台帳の各項目についての評価を
行うと共に、項目を追加したり削除したりする(S
3)。具体的に、企業のポリシーとしては、企業の予
算、運用管理者数やセキュリティレベル等を挙げること
ができる。このポリシーに基づいて、担当者は、各項目
について、本実施形態の運用管理のための情報管理シス
テムで管理を実行しなければならない項目「○」か、で
きれば実行したい項目「△」か、実行できない項目
「×」かの評価をする。この評価は、テーブルの「評
価」の欄に入力される。尚、図7及び図8の例では、
「評価」の欄の記載を省略している。
【0026】この評価の結果、例えば、実行できないと
評価された項目については、担当者は、テーブルの「追
/削」の欄に「削除」を入力する。項目に「削除」を付
すということは、本情報管理システムで情報管理する上
では当該項目があってもなくてもよいという意味であ
り、この「削除」が付された項目は、紙で管理されるこ
とになる。例えば、図8では、情報機器管理台帳の管理
部署という項目が削除されている。これは、管理部署と
いうのは、人に関連した項目であるので、情報機器管理
台帳の中にこのような項目を含める必要はなく、例えば
ユーザ管理台帳等で管理すべき項目だからである。した
がって、この場合、管理部署が知りたいときには、当該
情報機器のユーザを管理するユーザ管理台帳等で管理部
署を調べることになる。
【0027】一方、このポリシーを反映させようとした
ときに、聞き取り調査で得られた項目だけでは十分な運
用管理を行うことができないと判断されることがある。
この場合には、担当者は、十分な運用管理を行うために
必要な項目をテーブル上の所定の「項目」の欄に追加す
ると共に、「追/削」の欄に「追加」を入力する。この
とき、この追加した項目についても、上述の管理分類
1,2を付与する。例えば、図7では、メールシステム
管理台帳に、ディスク容量という項目を追加している。
【0028】また、このポリシー反映というのは、テー
ブル上で各項目についての評価を行ったり、項目を追加
・削除したりするだけではない。各種の運用管理を行う
に当たっての頻度を決定することも一つのポリシー反映
事項である。例えば、各種の運用管理について、常時監
視するのか、一年毎、四半期毎、月毎、週毎或いは日毎
に実行するのか、又は所定のイベントが発生したときに
実行するのかを決定する。例えば、障害管理について
は、その性格上、常時管理としなければならない。この
頻度に関する事項は、図7及び図8のテーブルには記載
されないが、本実施形態の運用管理のための情報管理シ
ステムを構築するに際して必要な情報である。
【0029】次に、担当者は、複数の管理台帳の各項目
に対して、その項目についてのデータの入力が自動で行
うことができるか否かを判断する(S4)。入力自動化
が可能な項目については、テーブルの「自動化」の欄に
「可」と入力する。「自動化」の欄に何も記載されてい
ない項目は、入力自動化ができないものである。この入
力自動化が「可」ということは、人手を一切介さない
で、当該項目についての実際のデータを得ることができ
るという意味である。これに対して、誰かが当該項目に
ついての実際のデータを入力しなければ、データベース
にそのデータを取り込むことができない項目が、入力自
動化ができない項目である。
【0030】例えば、図8に示す情報機器管理台帳で
は、管理番号や設置場所等については入力自動化ができ
ず、最初に誰かがその実際のデータを入力しなければな
らない。これに対して、機種名や管理者等については入
力自動化が可能である。また、例えば、ソフト管理台帳
では、ソフト名称、管理者等のすべての項目について入
力自動化ができないが、機器管理台帳では、管理者や導
入ソフト等の項目については入力自動化が可能である。
ソフト管理台帳の場合、ソフトフェアを購入したときに
各項目についてデータを入力することになるので、これ
らの項目については入力自動化はできない。これに対し
て、機器管理台帳の場合、当該ソフトウェアについての
情報が既にどこかのコンピュータ端末で管理されていれ
ば、ネットワーク経由でそのコンピュータ端末に問い合
わることにより、例えば管理者や導入ソフトについての
情報を取り出すことができるからである。このように、
いくつかの管理台帳に同じ項目がある場合、それらの項
目について入力自動化が可能かどうかは、その項目の属
する管理台帳の性格に依存することになる。
【0031】次に、担当者は、システム化の対象とする
項目を選定する(S5)。そして、その選定された項目
についてシステム化する際及びシステム化した後の労力
の削減効率を算出する(S6)。かかる削減効率は、全
体をシステム化することにより、その一つの項目に対す
る管理労力がどのくらい少なくなるかを表すものであ
る。ここで、削減効率が100%であるとは、システム
化しても当該項目に対する管理労力が変わらないことを
表している。そして、削減効率が100%よりも小さく
なればなるほど、当該項目に対する管理労力が削減でき
ることになる。例えば、削減効率が50%であるとは、
現在よりも当該項目に対する管理労力が半分に減ること
を表す。
【0032】例えば、各項目の中でも代表的な管理がな
されるものは、データベース化することにより、その管
理労力が大幅に減る。実際、削減効率は、当該項目をど
のような手段で管理するのか等を考慮して、算出され
る。この削減効率はテーブルの「削減効率」の欄に入力
される。図7及び図8の例では、「削減効率」の欄の記
載を省略している。当然、入力自動化が「可」である項
目については、そのデータの収集からそのデータの管理
に至るすべての処理を自動化できるので、入力自動化が
可能でない項目に比べて、削減効率は小さくなる。ま
た、入力自動化が可能でない項目であっても、そのデー
タの入力だけは人手を介して行わなければならないが、
それ以外の処理については、データベース化することに
よって当然、削減効率はある程度、小さくなる。一般
に、各項目毎に削減効率の値は異なる。例えば、入力自
動化が「可」である項目については削減効率が30%〜
50%の範囲の値となり、入力自動化が可能でない項目
については削減効率が70%〜80%の範囲の値とな
る。
【0033】こうして、各項目について削減効率が算出
されると、担当者は、かかるテーブルを顧客に提示しな
がら、本情報管理システムの導入によってどのぐらい労
力が削減されるかを示し、運用管理の合理化について助
言等を行う。そして、顧客が本情報管理システムを導入
すると判断すると、実際にシステム化を行う項目を最終
的に決定する。そして、その決定した項目については、
テーブルの「実行」の欄に丸印を付ける。ここで、図7
及び図8の例では、「実行」の欄の記載を省略してい
る。以上で、図3のフローが終了し、コンサルティング
作業が終了する。
【0034】コンサルティング作業が終了すると、実際
に本実施形態の運用管理のための情報管理システムを構
築する作業に移行する。すなわち、ハード的には、既存
のコンピュータ端末や各種のサーバ13,14とネット
ワークを介して情報管理サーバ11を接続する。また、
ソフト的には、データベース12に、オブジェクト指向
の手法を用いて所定のクラス構造でデータを記憶した
り、所定のワークフローを記憶したりする。
【0035】次に、本実施形態のデータベース12のク
ラス構造について図3を用いて詳細に説明する。図3で
は四角の枠がクラスを表す。このクラスの具体的な内容
がインスタンスである。また、白抜きの矢印が継承を、
黒の矢印が参照を表す。その他の各クラス間を繋ぐ実線
は関連付けを表す。
【0036】かかるデータベース12は、情報管理フレ
ームワーク、管理対象、管理方式、項目、管理項目、値
の各クラスにより構成される。管理対象のクラスは、運
用管理を行う管理対象の集まりであり、具体的には、情
報機器管理台帳など、各種の管理台帳をインスタンスと
して持っている。項目のクラスは、各管理対象に含まれ
る項目の集まりであって、且つ、各項目毎に当該項目が
含まれる管理対象と関連付けられている。値のクラス
は、各項目に付与された値の集まりである。尚、この値
のクラスにおける実際の値は、例えば、経理システム用
サーバ13やメールシステム用サーバ14等、どこに格
納されていてもよい。データベース12の中で実際の値
の格納場所を定義できるからである。
【0037】管理項目のクラスは、各値について当該値
と当該値が付与された項目とを関連付ける関係の集まり
であり、本発明の関連情報に対応するものである。この
関係は、特に、項目の名称自体が異なっていても同じ内
容を表す複数の項目がある場合には、これらの項目を一
つにまとめるような項目の上位概念と考えることができ
る。例えば、経理システム管理台帳の端末IDという項
目と情報機器管理台帳の論理名という項目とが同じ内容
を表している場合には、管理項目は、端末ID及び論理
名とそれらが持つ値とを関連付ける関係となる。この管
理項目のクラスにより、ある項目に対してその項目が持
つ値が一意的に定まり、また、ある値に対してその値を
持つ一又は複数の項目が定まる。
【0038】管理方式のクラスは、各管理対象を管理す
る方式の集まりであり、各方式毎に管理対象と関連付け
られている。例えば、実際の情報機器管理台帳が表計算
ソフトウエアで管理されている場合には、その表計算ソ
フトウエアの名称が管理方式のクラスのインスタンスと
なる。
【0039】情報管理フレームワークは、いわば半製品
のアプリケーションであって、種々の目的を実現するた
めの共通の枠組みとなるものである。この情報管理フレ
ームワークは、管理対象のクラスを継承しており、値の
クラスを直接参照できるような構造になっている。例え
ば、本実施形態では、情報管理フレームワークは、コン
ピュータ端末から所定の問い合わせを受け付けたり、そ
の問い合わせに対する答えを受け取りコンピュータ端末
に返してやることができる。ここで、その問い合わせに
対する答えを収集するのは、通常、エージェントが行う
が、当該情報管理フレームワークが行ってもよい。この
ため、ユーザは各コンピュータ端末から、情報管理フレ
ームワークにアクセスさえすれば、データベース12に
記憶されている運用管理に必要な情報を得ることができ
る。
【0040】かかるクラス構造を持ったデータベースを
作成するには、まず、担当者は、コンサルティング作業
で得られた図7及び図8のテーブルに基づいて、図3の
クラス図に対応した管理対象、項目の各クラスを定義す
る。具体的には、経理システム管理台帳、メールシステ
ム管理台帳、情報機器管理台帳等の各管理台帳の名称を
インスタンスとして管理項目のクラスを作成する。ま
た、リストアップした各項目の名称をインスタンスとし
て項目のクラスを作成する。その後、担当者は、管理方
式、値の各クラスを定義する。
【0041】次に、図7及び図8のテーブルを利用し
て、管理項目のクラスを定義する。具体的には、担当者
は、管理分類1、管理分類2がともに一致する項目だけ
を画面上に表示させる。このとき、名称は異なるが内容
が同じである項目が複数ある場合には、それらの項目と
それらに対応する値とを関連付けることにより、その関
連付けられた関係を管理項目のクラスのインスタンスと
する。一方、同じ内容を表す他の項目がない場合には、
当該項目とそれに対応する値とを関連付けることによ
り、その関連づけられた関係を管理項目のクラスのイン
スタンスとする。最後に、情報管理フレームワークをデ
ータベース12に実装する。ここで、データベースとし
ては、市販品を使用することができる。
【0042】このように、オブジェクト指向の手法でデ
ータベースを作成することにより、オブジェクトとして
の管理対象(台帳)はあるが、内部的には各管理台帳の
具体的な概念はなくなってしまい、これにより、各シス
テム等の運用に必要な情報を一元的に管理することがで
きる。このため、例えば、あるシステムの稼働中に値の
クラスのあるインスタンスを修正した場合でも、各クラ
ス間の関連付けは保持されているので、その後、他のシ
ステムを稼働したときに、そのシステムからも変更後の
インスタンスを参照することができる。また、企業内に
新しいシステムを導入する際に、そのシステムの運用管
理のための管理台帳をデータベースに追加する作業がと
ても容易である。例えば、新たに追加する管理台帳によ
っては、異なる名称で同じ内容を表す項目が含まれてい
ることがあるが、この場合でも、管理項目のクラスで必
要な定義をすれば、管理台帳の追加作業を容易に行え
る。
【0043】次に、本実施形態の運用管理のための情報
管理システムにおいてデータベース12から所定の情報
を取り出す動作について説明する。ここでは、担当者が
自己のコンピュータ端末で経理システムを稼働していた
ときに、そのコンピュータ端末の画面がフリーズしてい
まい、他のコンピュータ端末を利用してベンダー管理台
帳の保守連絡先についての情報を得る場合について説明
する。
【0044】この場合、担当者は、他のコンピュータ端
末の画面上に表示された所定の故障問い合わせ画面にお
いて、故障したコンピュータ端末についての端末IDを
入力する。例えば、端末IDとして「A003」を入力
したとする。また、この故障問い合わせ画面上では端末
IDが入力されるべきこと、及び入力された端末IDに
関連する保守連絡先についての情報を取得すべきこと
が、情報管理フレームワークのプログラムに予め定義さ
れている。したがって、問い合わせを実行する旨のコマ
ンドが入力されると、情報管理フレームワークは、入力
された情報が端末IDであって、その端末IDに関連す
る保守連絡先についての情報について問い合わせがあっ
たことを認識する。そして、情報管理フレームワーク
が、例えばエージェントに対して保守連絡先についての
情報を収集する旨の指令を送ると、エージェントはデー
タベース12から保守連絡先についての情報を探し出
す。
【0045】図9は端末IDが入力されたときに保守連
絡先についての情報をデータベース12からどのように
見い出すかを動的に説明するための図である。
【0046】まず、この図9の見方について説明する。
図9の下側には、経理システム管理台帳、情報機器管理
台帳、ベンダー管理台帳の各イメージを示している。ま
た、図9の上側には、三つの細長い四角形の枠を描いて
いるが、これらは上から順に、管理項目、項目、値の各
クラスを表す。また、各クラス内において楕円で示した
ものがインスタンスである。ここでは、項目のクラスの
インスタンスとして、「端末ID」、「論理名」、「機
種名」、「保守連絡先」を示しており、値のクラスのイ
ンスタンスとして、「A003」、「○□△」、「△△
社」を示している。また、管理項目のクラスのインスタ
ンスとして、「論理名」、「装置名」、「連絡先」を示
している。実際、各クラスには多数のインスタンスが含
まれているが、ここではその一部のみを示している。
【0047】尚、管理項目のクラスは、各値について当
該値と当該値に対応する一又は複数の項目とを関連付け
る関係の集まりであり、そのインスタンスは、必ずし
も、図9に示すように「論理名」等の言葉で定義されて
いるわけではない。ここでは、管理項目のクラスのイン
スタンスを言葉で表現することにより、値、項目の各ク
ラスとの関係を見やすくしている。
【0048】また、項目のクラス内において四角形の点
線で囲まれたインスタンスは、同じ管理対象(台帳)と
関連付けられていることを表現している。この例では、
項目のクラスのインスタンス「端末ID」は経理システ
ム管理台帳と関連付けられており、項目のクラスのイン
スタンス「論理名」及び「機種名」は情報機器管理台帳
と関連付けられている。そして、項目のクラスのインス
タンス「機種名」及び「保守連絡先」はベンダー管理台
帳と関連付けられている。
【0049】図9において、異なるクラスのインスタン
ス同士を繋ぐ実線は、図3のクラス図におけるクラス
間を繋ぐ実線に対応するものであり、関連付けを表す。
この例では、値のクラスのインスタンス「A003」
は、管理項目のクラスのインスタンス「論理名」と関連
付けられ、その管理項目のクラスのインスタンス「論理
名」は、項目のクラスのインスタンス「端末ID」及び
「論理名」と関連付けられている。また、値のクラスの
インスタンス「○□△」は、管理項目のクラスのインス
タンス「装置名」と関連付けられ、その管理項目のクラ
スのインスタンス「装置名」は、項目のクラスのインス
タンス「機種名」と関連付けられている。そして、値の
クラスのインスタンス「△△社」は、管理項目のクラス
のインスタンス「連絡先」と関連付けられ、その管理項
目のクラスのインスタンス「連絡先」は、値のクラスの
インスタンス「保守連絡先」と関連付けられている。
【0050】項目のクラスのインスタンスと値のクラス
のインスタンスとを繋ぐ破線は、上記の異なるクラス
のインスタンス同士を繋ぐ実線を辿ることによって結
び付けられていること、すなわち、管理項目のクラスの
インスタンスを介して関連付けられていることを表して
いる。また、値のクラス内においてインスタンス同士を
繋ぐ点線は、その二つのインスタンスの各々と破線
で繋がれた項目のクラスの各インスタンスが同じ管理対
象と関連付けられていることを表す。すなわち、この点
線は、項目のクラスにおけるインスタンスを囲んだ四
角形の点線と同じ意味を表現している。したがって、本
実施形態におけるオブジェクト指向の手法で作成された
データベース12では、値のクラスの一のインスタンス
は、管理対象と項目との関連付け、及び管理項目による
値と項目との関連付けによって、図9において点線で
示すように、値のクラスの他のインスタンスと自動的に
関連付けられる。
【0051】エージェントが、入力された端末ID「A
003」に基づいてデータベース12から保守連絡先に
ついての情報を探し出す場合には、図9に示すように、
値のクラスにおいてインスタンス「A003」と点線
で繋がるインスタンスを順に辿ることにより、当該端末
IDに関連する保守連絡先についてのデータ「△△社」
を収集する。その後、エージェントがその収集したデー
タを情報管理フレームワークに返すと、情報管理フレー
ムワークは、当該他のコンピュータ端末の画面上に問い
合わせの結果を表示する。ユーザは、かかる結果を見
て、その保守連絡先に電話をかけたりして、当該コンピ
ュータ端末の故障について問い合わせをする。
【0052】尚、上記の例では、ある項目に対する具体
的な値を入力したときに、その項目に関連する所定の他
の項目に対する具体的な値を自動的に探し出す場合につ
いて説明したが、一般には、問い合わせ内容を予め定義
しておけば、値に限らず、あるデータを入力するだけ
で、所望のデータを自動的に探し出すことができる。例
えば、項目に対する具体的な値からそれに関連する管理
台帳のすべての項目を探し出したり、項目からそれに関
連するすべての管理台帳を探し出すことも可能である。
【0053】ところで、本実施形態の情報管理システム
における運用管理に必要な情報の管理をワークフローの
起動中に行うこともできる。例えば、企業内で管理する
情報機器が故障した場合、担当者がコンピュータ端末の
画面上で所定の事項を入力したときに起動される障害管
理に関するワークフローがあるとする。かかるワークフ
ローは、コンサルティング作業で得られた情報を用いて
作成されたものであり、データベース12に記憶されて
いる。このワークフローには、入力された事項に基づい
て保守連絡先をデータベース12から検索し、その検索
で得られた保守連絡先に障害内容に関するメールを送
り、その後、その保守連絡先からのメールを受信したと
きに、担当者のコンピュータ端末の画面上に表示すると
いう処理の流れが定義されている。ここでは、担当者が
自己のコンピュータ端末で経理システムを稼働していた
ときに、そのコンピュータ端末の画面がフリーズしてい
まい、他のコンピュータ端末から障害管理に関するワー
クフローを起動させる場合について説明する。
【0054】この場合、担当者は、まず、他のコンピュ
ータ端末のメニュー画面上で、障害管理問い合わせとい
うメニューをクリックすると、情報管理サーバ11は、
データベース12に記憶されている障害管理に関するワ
ークフローを立ち上げる。そして、そのワークフローに
従って所定の問い合わせ画面を、他のコンピュータ端末
の表示装置に表示させる。次に、担当者は、かかる問い
合わせ画面上で、故障したコンピュータ端末についての
端末ID、及び故障内容を入力する。その後、問い合わ
せを実行する旨のコマンドが入力されると、情報管理サ
ーバ11は、情報管理フレームワークを読み出し、その
情報管理フレームワークに対して、入力された端末ID
に関連する保守連絡先、及びその保守連絡先のメールア
ドレスを問い合わせる。情報管理フレームワークが例え
ばエージェントに対して保守連絡先及びそのメールアド
レスを収集する旨の指令を送ると、エージェントは、上
記の図9で説明したようにして、データベース12から
保守連絡先及びそのメールアドレスについての情報を収
集する。
【0055】こうして、エージェントが収集した情報は
情報管理フレームワークを介して情報管理サーバ11に
渡される。次に、情報管理サーバ11は、ワークフロー
に従って、問い合わせ画面で入力された障害内容を記載
したメールを作成し、そのメールを情報管理フレームワ
ークから受け取った保守連絡先のメールアドレスに送
る。その後、情報管理サーバ11は、その保守連絡先か
ら今回の障害についての対応策に関するメールを受信す
ると、その内容をユーザが現在使用している他のコンピ
ュータ端末の画面上に表示させる。これにより、ユーザ
は、そのメールの内容に従って、適当な対応を取ること
ができる。
【0056】本実施形態の運用管理のための情報管理シ
ステムでは、データベースが、オブジェクト指向の手法
で作成され、運用管理を行う管理対象の集まりである管
理対象のクラスと、各管理対象に含まれる項目の集まり
であって、且つ、各項目毎に当該項目が含まれる管理対
象と関連付けられている項目のクラスと、各項目に付与
された値の集まりである値のクラスと、各値について当
該値と当該値が付与された項目とを関連付ける関係の集
まりである管理項目のクラスとによって構成されること
により、たとえ異なる名称で同じ内容を表す項目が含ま
れている管理対象があっても、運用管理に必要な情報を
一元的に統合管理することができる。このため、データ
を追加、削除、修正等したり、新たなシステムの運用管
理情報を導入する作業を容易に行うことができる。ま
た、運用管理に必要な情報の管理をワークフローの起動
中に行うことにより、より迅速な運用管理を実現するこ
とができる。
【0057】尚、本発明は上記の実施形態に限定される
ものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が
可能である。
【0058】上記の実施形態では、オブジェクト指向の
手法で新たにデータベースを作成する場合について説明
した。しかしなから、例えば、各種のシステム等の運用
管理情報がすでにRDB(relational database )等に
格納されている場合には、永続性フレームワークを用い
ることにより、これら既存の運用管理情報を有効利用し
て、本発明の運用管理のための情報管理システムを構築
することができる。
【0059】図10は既存の運用管理情報を利用して本
発明の運用管理のための情報管理システムを構築する場
合のデータの構造の一例を示す図である。この図10の
例では、運用管理情報はファイル21a,21b,21
cとして既存のデータベースに格納されている。ここ
で、これらのファイル21a,21b,21cは、例え
ば、テキストファイルであったり、表データのファイル
であったりする。この場合、情報管理フレームワーク2
2及び永続性フレームワーク23を実装すると共に、定
義情報24を作成することにより、本情報管理システム
が構築される。情報管理フレームワークは、上記の実施
形態のものと同様である。また、永続性フレームワーク
とは、RDBやファイルといった既存資源をオブジェク
ト指向として取り扱うための中間ソフトウェアである。
この永続性フレームワークとしては市販されているもの
を用いることができる。また、定義情報とは、上記の実
施形態における管理項目のクラスに対応するものであ
り、且つ、オブジェクト指向でいうクラスがどのデータ
ベースに格納されたデータに対応するものか、さらに
は、各クラスのインスタンスがどのデータベースのどの
位置に格納されているか等、その対応関係を定めたもの
である。
【0060】このように永続性フレームワークを用いて
本情報管理システムを構築することにより、クラスを定
義してデータベースを作成しなくとも、既存の資源を有
効に利用して、オブジェクト指向のデータとして使うこ
とができる。このため、上記の実施形態のものに比べて
システムを迅速に構築することができる。
【0061】尚、本発明の運用管理のための情報管理シ
ステムは、図10に示すような運用管理フレームワーク
及び永続性フレームワークを用いなくとも、所定の定義
情報だけを作成することによって構築することが可能で
ある。但し、この場合には、定義情報として、図10の
例におけるものに比べて多くの情報、例えば情報検索の
ルート等をも定義する必要がある。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明の運用管理の
ための情報管理システムによれば、データベースに、運
用管理を行う管理対象の集まりである管理対象情報と、
各管理対象に含まれる項目の集まりであって、且つ、各
項目毎に当該項目が含まれる管理対象と関連付けられて
いる項目情報と、各項目に付与された値の集まりである
値情報と、各値について当該値と当該値が付与された項
目とを関連付ける関係の集まりである関係情報とが格納
されていることにより、たとえ異なる名称で同じ内容を
表す項目が含まれている管理対象があっても、運用管理
に必要な情報を一元的に統合管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である運用管理のための情
報管理システムの概略構成図である。
【図2】その運用管理のための情報管理システムにおけ
る複合端末と各サーバとの関係を示す概略ブロック図で
ある。
【図3】本実施形態の運用管理のための情報管理システ
ムにおけるオブジェクト指向データベースのクラス構造
を説明するための図である。
【図4】データベースを構築するのに先立って行われる
コンサルティング作業の手順を説明するためのフローチ
ャートである。
【図5】経理システム及びメールシステムについて聞き
取り調査で得られた管理台帳の項目リストの一例を示す
図である。
【図6】その他の管理台帳について聞き取り調査で得ら
れた管理台帳の項目リストの一例を示す図である。
【図7】各管理台帳についての項目を登録するためのテ
ーブルの一例を示す図である。
【図8】各管理台帳についての項目を登録するためのテ
ーブルの一例を示す図である。
【図9】端末IDが入力されたときに保守連絡先につい
ての情報をデータベースからどのように見い出すかを動
的に説明するための図である。
【図10】既存の運用管理情報を利用して本発明の運用
管理のための情報管理システムを構築する場合のデータ
の構造の一例を示す図である。
【符号の説明】
11 情報管理サーバ 12 データベース 13 経理システム用サーバ 14 メールシステム用サーバ 15 複合端末 21a,21b,21c データファイル 22 情報管理フレームワーク 23 永続性フレームワーク 24 定義情報
フロントページの続き Fターム(参考) 5B075 QT03 5B082 BA00 5B089 GA11 GA21 GB02 JA35 JB15 KA13 KB04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータ端末と、複数の前記
    コンピュータ端末にネットワークで接続され、前記ネッ
    トワーク上で稼働する所定のシステムを管理する一又は
    複数のシステムサーバと、前記システムの運用管理に必
    要な情報を記憶する一又は複数のデータベースと、前記
    複数のコンピュータ端末及び前記一又は複数のシステム
    サーバに接続され、前記データベースに記憶された情報
    を管理する情報管理サーバとを有する運用管理のための
    情報管理システムであって、 前記データベースには、前記運用管理に必要な情報とし
    て、 前記運用管理を行う管理対象の集まりである管理対象情
    報と、 前記各管理対象に含まれる項目の集まりであって、且
    つ、前記各項目毎に当該項目が含まれる管理対象と関連
    付けられている項目情報と、 前記各項目に付与された値の集まりである値情報と、 前記各値について当該値と当該値が付与された前記項目
    とを関連付ける関係の集まりである関係情報と、 が格納されていることを特徴とする運用管理のための情
    報管理システム。
  2. 【請求項2】 オブジェクト指向の手法を用いて前記管
    理対象情報、前記項目情報、前記値情報及び前記関係情
    報をそれぞれクラスとして定義したことを特徴とする請
    求項1記載の運用管理のための情報管理システム。
  3. 【請求項3】 前記管理対象のクラスを継承すると共に
    前記運用管理に関して所定の目的を実現するためのフレ
    ームワークのクラスが前記データベースに記憶されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の運用管理のための情
    報管理システム。
  4. 【請求項4】 前記情報管理サーバは、所定の項目に対
    する値が入力され、当該項目に関連する所定の他の項目
    に対する値を取り出す旨の問い合わせがあったときに、
    前記関係によって当該項目に対する値と関連付けられて
    いる項目を見い出し、その見い出した項目に関連付けら
    れた前記管理対象が同一である項目を辿る処理を必要に
    応じて繰り返すことにより、当該他の項目を見出し、当
    該他の項目に対する値を抽出することを特徴する請求項
    1、2又は3記載の運用管理のための情報管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記データベースには、所定の案件が発
    生したときに実行される当該案件に対する処理の流れを
    定めたワークフローが記憶されており、且つ、前記処理
    の中に前記問い合わせを行うことが含まれていることを
    特徴とする請求項4記載の運用管理のための情報管理シ
    ステム。
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