JP2002098024A - 電子制御燃料噴射装置 - Google Patents
電子制御燃料噴射装置Info
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Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電磁弁装置のアーマチュアに連結される開閉
弁の開弁時、閉弁時の双方において高い応答性を得るこ
とにより、安定して制御可能な燃料の最低噴射量を低下
させて機関を安定して制御できる運転可能領域を拡大す
るとともに、該開閉弁と弁座とのシート部の偏摩耗の発
生を防止して、弁シート部の良好なシール性を長時間維
持し得る電子制御燃料噴射装置を提供する。 【解決手段】 プランジャ室から給油側に接続される給
排油路を電磁弁装置に直結駆動される開閉弁により開閉
し、該開閉弁が前記給排油路を閉じる時期を変化させて
の燃料噴射タイミングを制御するように構成された電子
制御燃料噴射装置において、前記アーマチュアと開閉弁
とを相対移動可能に連結し、該アーマチュアの吸引初期
の一定範囲において該アーマチュアのみを移動可能と
し、その後は該アーマチュアと開閉弁との相対移動を係
止して該アーマチュアと開閉弁とを一体で移動せしめる
ストッパ機構を備えてなることを特徴とする。
弁の開弁時、閉弁時の双方において高い応答性を得るこ
とにより、安定して制御可能な燃料の最低噴射量を低下
させて機関を安定して制御できる運転可能領域を拡大す
るとともに、該開閉弁と弁座とのシート部の偏摩耗の発
生を防止して、弁シート部の良好なシール性を長時間維
持し得る電子制御燃料噴射装置を提供する。 【解決手段】 プランジャ室から給油側に接続される給
排油路を電磁弁装置に直結駆動される開閉弁により開閉
し、該開閉弁が前記給排油路を閉じる時期を変化させて
の燃料噴射タイミングを制御するように構成された電子
制御燃料噴射装置において、前記アーマチュアと開閉弁
とを相対移動可能に連結し、該アーマチュアの吸引初期
の一定範囲において該アーマチュアのみを移動可能と
し、その後は該アーマチュアと開閉弁との相対移動を係
止して該アーマチュアと開閉弁とを一体で移動せしめる
ストッパ機構を備えてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁弁装置のソレ
ノイドへの通電により該ソレノイドに吸引され通電の遮
断により前記吸引が解除されるアーマチュアと、該アー
マチュアに連結されて往復動し、該アーマチュアの吸引
時に燃料噴射ポンプのプランジャ室への給排油路を閉じ
る方向に移動せしめられる開閉弁とにより、前記給排油
路を閉じる時期を変化させて燃料噴射タイミングを制御
するように構成された内燃機関用電子制御燃料噴射装置
に関する。
ノイドへの通電により該ソレノイドに吸引され通電の遮
断により前記吸引が解除されるアーマチュアと、該アー
マチュアに連結されて往復動し、該アーマチュアの吸引
時に燃料噴射ポンプのプランジャ室への給排油路を閉じ
る方向に移動せしめられる開閉弁とにより、前記給排油
路を閉じる時期を変化させて燃料噴射タイミングを制御
するように構成された内燃機関用電子制御燃料噴射装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】デイーゼル機関においては、高い燃焼効
率を保持しつつNOx(窒素酸化物)低減を実現するの
ための有効な手段として、電子制御燃料噴射装置が近年
広く用いられてきている。図7はデイーゼル機関に用い
られるユニットインジェクタの電子制御燃料噴射装置に
おける電磁弁装置及び燃料噴射制御用開閉弁の従来技術
の一例を示し、図の(A)は全開時、(B)は全閉時を示
す。
率を保持しつつNOx(窒素酸化物)低減を実現するの
ための有効な手段として、電子制御燃料噴射装置が近年
広く用いられてきている。図7はデイーゼル機関に用い
られるユニットインジェクタの電子制御燃料噴射装置に
おける電磁弁装置及び燃料噴射制御用開閉弁の従来技術
の一例を示し、図の(A)は全開時、(B)は全閉時を示
す。
【0003】図7において、20は電磁弁装置、3はユ
ニットインジェクタ(図5参照)のポンプケース、52
は該ポンプケース3内に穿孔された燃料通路で前記ユニ
ットインジェクタのプランジャ室25に連通されてい
る。前記電磁弁装置20において、31及び16は弁ケ
ース、031は該弁ケース31内に形成されたソレノイ
ド室、28は該ソレノイド室031内に収納されたソレ
ノイド、27は前記ソレノイド28にアーマチュア室3
0を存して配され後述するポペット弁5の上端にボルト
29により固定されたアーマチュアである。
ニットインジェクタ(図5参照)のポンプケース、52
は該ポンプケース3内に穿孔された燃料通路で前記ユニ
ットインジェクタのプランジャ室25に連通されてい
る。前記電磁弁装置20において、31及び16は弁ケ
ース、031は該弁ケース31内に形成されたソレノイ
ド室、28は該ソレノイド室031内に収納されたソレ
ノイド、27は前記ソレノイド28にアーマチュア室3
0を存して配され後述するポペット弁5の上端にボルト
29により固定されたアーマチュアである。
【0004】10は弁座部材で、固定用ねじ015によ
り前記ポンプケース3内に固定されている。033は該
弁座部材10に半径方向に穿孔された通路穴で、後述す
る油室17と油だめ05とを連通している。5は該弁座
部材10内に往復摺動自在に嵌合され、上端がボルト2
9により前記アーマチュア27に固定されたポペット弁
である。14は前記固定用ねじ015とポペット弁5の
上面との間に架設された弁スプリングで、前記ポペット
弁5を開弁方向即ち前記アーマチュア27の吸引力に抗
する方向に付勢されている。05は前記ポペット弁5の
外周に凹設された環状の油だめ、17は前記弁座部材1
0の外周に臨んで形成された環状の油室である。12は
前記油室17に連通される給排油孔で、入口側が給油タ
ンク(図示省略)に接続されている。10aは前記弁座
部材10に形成された環状の座面、5aは前記ポペット
弁5に形成され前記座面10aに着脱される環状のシー
ト面で、前記ポペット弁5の往復動によって該シート面
5aが座面10aに着脱されることにより、前記給排油
孔12と燃料通路52とが連通、遮断されるようになっ
ている。
り前記ポンプケース3内に固定されている。033は該
弁座部材10に半径方向に穿孔された通路穴で、後述す
る油室17と油だめ05とを連通している。5は該弁座
部材10内に往復摺動自在に嵌合され、上端がボルト2
9により前記アーマチュア27に固定されたポペット弁
である。14は前記固定用ねじ015とポペット弁5の
上面との間に架設された弁スプリングで、前記ポペット
弁5を開弁方向即ち前記アーマチュア27の吸引力に抗
する方向に付勢されている。05は前記ポペット弁5の
外周に凹設された環状の油だめ、17は前記弁座部材1
0の外周に臨んで形成された環状の油室である。12は
前記油室17に連通される給排油孔で、入口側が給油タ
ンク(図示省略)に接続されている。10aは前記弁座
部材10に形成された環状の座面、5aは前記ポペット
弁5に形成され前記座面10aに着脱される環状のシー
ト面で、前記ポペット弁5の往復動によって該シート面
5aが座面10aに着脱されることにより、前記給排油
孔12と燃料通路52とが連通、遮断されるようになっ
ている。
【0005】かかる電子制御燃料噴射装置において、前
記電磁弁装置20のソレノイド28への通電が遮断され
ている状態では、前記ポペット弁5は、弁スプリング1
4の弾力によって下方に押され、前記アーマチュア27
と前記ソレノイド28の下端面との間にSなる空間が形
成され、ポペット弁5の下端面5bがポンプケース3側
の底面3aに当接し、ポペット弁5のシート面5aは前
記弁座部材10の座面10aから離れて該ポペット弁5
が開弁する。
記電磁弁装置20のソレノイド28への通電が遮断され
ている状態では、前記ポペット弁5は、弁スプリング1
4の弾力によって下方に押され、前記アーマチュア27
と前記ソレノイド28の下端面との間にSなる空間が形
成され、ポペット弁5の下端面5bがポンプケース3側
の底面3aに当接し、ポペット弁5のシート面5aは前
記弁座部材10の座面10aから離れて該ポペット弁5
が開弁する。
【0006】これにより、前記プランジャ室25は前記
燃料通路52、ポペット弁5の開口通路、弁座部材10
の通路穴033、油室17を介して給排油路12に連通
されることとなり、前記プランジャ1の下動により押し
退けられたプランジャ室25内の燃料は、前記燃料通路
52、通路穴033、油室17及び給排油路12を経て
給油タンク(図示省略)に戻され、燃料噴射は行われな
い。
燃料通路52、ポペット弁5の開口通路、弁座部材10
の通路穴033、油室17を介して給排油路12に連通
されることとなり、前記プランジャ1の下動により押し
退けられたプランジャ室25内の燃料は、前記燃料通路
52、通路穴033、油室17及び給排油路12を経て
給油タンク(図示省略)に戻され、燃料噴射は行われな
い。
【0007】一方、前記電磁弁装置20のソレノイド2
8への通電が始まり、電流量が増加すると、前記アーマ
チュア27及びこれに固定されたポペット弁5が弁スプ
リング14の弾力に抗して、前記ポペット弁5のシート
面5aが弁座部材10の座面10aに着座するまで上方
に吸引せしめられて、該ポペット弁5が閉弁する。かか
るポペット弁5の閉弁により、前記プランジャ室25へ
の燃料通路52と前記給排油路12とが遮断され燃料の
戻り量が0(ゼロ)となる。これにより、前記プランジ
ャ室25は密閉状態となり、前記プランジャ1の下動に
よるプランジャ室25内の圧力上昇が増大し、プランジ
ャ1により吐出された燃料が前記のようにして燃料噴射
ノズル2の噴孔02aから燃焼室内に噴射せしめられ
る。
8への通電が始まり、電流量が増加すると、前記アーマ
チュア27及びこれに固定されたポペット弁5が弁スプ
リング14の弾力に抗して、前記ポペット弁5のシート
面5aが弁座部材10の座面10aに着座するまで上方
に吸引せしめられて、該ポペット弁5が閉弁する。かか
るポペット弁5の閉弁により、前記プランジャ室25へ
の燃料通路52と前記給排油路12とが遮断され燃料の
戻り量が0(ゼロ)となる。これにより、前記プランジ
ャ室25は密閉状態となり、前記プランジャ1の下動に
よるプランジャ室25内の圧力上昇が増大し、プランジ
ャ1により吐出された燃料が前記のようにして燃料噴射
ノズル2の噴孔02aから燃焼室内に噴射せしめられ
る。
【0008】また、内燃機関用電子制御燃料噴射装置と
して、特許第2600873号の発明が提供されてい
る。かかる発明においては、ソレノイドに吸引されるア
ーマチュア及びこれに固定されたポペット弁に、ばね定
数の小さい第1のばねとばね定数の大きい第2のばねと
をストッパ付きのばね受けを介して直列に配置して取り
付け、ポペット弁の閉弁時には先にばね定数の小さい第
1のばねを圧縮し、前記ストッパが当たった後はばね定
数の大きい第2のばねを作用させて、2つのばねが合成
された大きなばね定数として、閉弁時の応答性を向上す
るとともに、前記2つのばねのセット荷重を調整可能と
している。
して、特許第2600873号の発明が提供されてい
る。かかる発明においては、ソレノイドに吸引されるア
ーマチュア及びこれに固定されたポペット弁に、ばね定
数の小さい第1のばねとばね定数の大きい第2のばねと
をストッパ付きのばね受けを介して直列に配置して取り
付け、ポペット弁の閉弁時には先にばね定数の小さい第
1のばねを圧縮し、前記ストッパが当たった後はばね定
数の大きい第2のばねを作用させて、2つのばねが合成
された大きなばね定数として、閉弁時の応答性を向上す
るとともに、前記2つのばねのセット荷重を調整可能と
している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記のような電子制御
燃料噴射装置を備えたデイーゼル機関においては、プラ
ンジャ室側と給排油路との連通、遮断を司るポペット弁
の応答性を向上することにより、該電子制御燃料噴射装
置により安定して制御可能な燃料の最低噴射量を低下さ
せ、該デイーゼル機関を安定して制御できる運転可能領
域を拡大することが要求されている。前記のような燃料
の最低噴射量は、ポペット弁を閉じて直ちに開いた時の
噴射量であり、該噴射量はポペット弁の応答性により決
定される。従って、前記ポペット弁の応答性を向上すれ
ば、安定して制御可能な最低噴射量を低下させて運転可
能領域を拡大することにより、機関のアイドリング回転
数を低下させて燃料消費量を低減し、アイドリング運転
時における運転制御幅に余裕ができて安定した運転を可
能とし、さらにより少ない消費電力で以って機関の運転
制御を可能とすることができる。
燃料噴射装置を備えたデイーゼル機関においては、プラ
ンジャ室側と給排油路との連通、遮断を司るポペット弁
の応答性を向上することにより、該電子制御燃料噴射装
置により安定して制御可能な燃料の最低噴射量を低下さ
せ、該デイーゼル機関を安定して制御できる運転可能領
域を拡大することが要求されている。前記のような燃料
の最低噴射量は、ポペット弁を閉じて直ちに開いた時の
噴射量であり、該噴射量はポペット弁の応答性により決
定される。従って、前記ポペット弁の応答性を向上すれ
ば、安定して制御可能な最低噴射量を低下させて運転可
能領域を拡大することにより、機関のアイドリング回転
数を低下させて燃料消費量を低減し、アイドリング運転
時における運転制御幅に余裕ができて安定した運転を可
能とし、さらにより少ない消費電力で以って機関の運転
制御を可能とすることができる。
【0010】また、かかる電子制御燃料噴射装置におい
ては、前記ポペット弁と該ポペット弁が着脱される弁座
部材とのシート部の円周方向の当たりを均一にして、該
シート部の偏摩耗の発生を阻止し、ポペット弁部の良好
なシール性を長時間維持することも要求されている。
ては、前記ポペット弁と該ポペット弁が着脱される弁座
部材とのシート部の円周方向の当たりを均一にして、該
シート部の偏摩耗の発生を阻止し、ポペット弁部の良好
なシール性を長時間維持することも要求されている。
【0011】しかしながら、前記の従来技術にあって
は、次のような問題点を有しており、前記のような要求
を満たすことはできない。即ち、図7に示される従来技
術にあっては、ソレノイド28に吸引されるアーマチュ
ア27に固定されたポペット弁5を1個の弁スプリング
14で開弁方向に引き戻すようになっているため、前記
ソレノイド28の吸引力を一定とした場合、前記弁スプ
リング14のバネ定数を大きくすると、該ポペット弁5
の開弁時の応答性は上昇するが、閉弁時においてはソレ
ノイド28の吸引抵抗が増大して応答性が低下する。
は、次のような問題点を有しており、前記のような要求
を満たすことはできない。即ち、図7に示される従来技
術にあっては、ソレノイド28に吸引されるアーマチュ
ア27に固定されたポペット弁5を1個の弁スプリング
14で開弁方向に引き戻すようになっているため、前記
ソレノイド28の吸引力を一定とした場合、前記弁スプ
リング14のバネ定数を大きくすると、該ポペット弁5
の開弁時の応答性は上昇するが、閉弁時においてはソレ
ノイド28の吸引抵抗が増大して応答性が低下する。
【0012】一方、前記弁スプリング14のバネ定数を
小さくすると、前記ソレノイド28の吸引抵抗が小さく
なって該ポペット弁5の閉弁時の応答性は上昇するが、
開弁時においては前記バネ定数が小さいため応答性が低
下する。即ち、図7に示される従来技術にあっては、ポ
ペット弁5の開弁時、閉弁時の双方で高い応答性を得る
のは実質的に不可能である。また、かかる従来技術にあ
っては、前記ソレノイド28を、渦電流損失を防止する
ため矩形状のいわゆるE型コアに構成するとともに、こ
れに対応して前記アーマチュア27は回転不能な構造と
なっている。このため、かかる構造のアーマチュア27
に固定されて回転不能なポペット弁5のシート面5aと
弁座部材10の座面10aとは常時同一場所で当たるこ
ととなって偏摩耗が発生し易い。
小さくすると、前記ソレノイド28の吸引抵抗が小さく
なって該ポペット弁5の閉弁時の応答性は上昇するが、
開弁時においては前記バネ定数が小さいため応答性が低
下する。即ち、図7に示される従来技術にあっては、ポ
ペット弁5の開弁時、閉弁時の双方で高い応答性を得る
のは実質的に不可能である。また、かかる従来技術にあ
っては、前記ソレノイド28を、渦電流損失を防止する
ため矩形状のいわゆるE型コアに構成するとともに、こ
れに対応して前記アーマチュア27は回転不能な構造と
なっている。このため、かかる構造のアーマチュア27
に固定されて回転不能なポペット弁5のシート面5aと
弁座部材10の座面10aとは常時同一場所で当たるこ
ととなって偏摩耗が発生し易い。
【0013】次に, 特許第2600873号の発明にお
いては、アーマチュア及びこれに固定されたポペット弁
に、ばね定数の大小2つのばねを直列に配置して取り付
け、ポペット弁の閉弁時には先にばね定数の小さいばね
を先に作用させ、次いでばね定数の大きいばねを加えて
2つのばねが合成された大きなばね定数として、閉弁時
の応答性を向上せしめているが、ポペット弁の開弁時に
は該ポペット弁の戻り行程の途中からはばね定数の小さ
いばねのみにより前記ポペット弁が戻されるため、応答
性が低くなり、ポペット弁の開弁、閉弁の双方において
高い応答性を得ることは困難となる。また、かかる発明
においては、ポペット弁が回転不能なアーマチュアに固
定されているため、前記従来技術と同様に、該ポペット
弁と弁座とのシート部は常時同一場所で当たることとな
って偏摩耗が発生し易い。
いては、アーマチュア及びこれに固定されたポペット弁
に、ばね定数の大小2つのばねを直列に配置して取り付
け、ポペット弁の閉弁時には先にばね定数の小さいばね
を先に作用させ、次いでばね定数の大きいばねを加えて
2つのばねが合成された大きなばね定数として、閉弁時
の応答性を向上せしめているが、ポペット弁の開弁時に
は該ポペット弁の戻り行程の途中からはばね定数の小さ
いばねのみにより前記ポペット弁が戻されるため、応答
性が低くなり、ポペット弁の開弁、閉弁の双方において
高い応答性を得ることは困難となる。また、かかる発明
においては、ポペット弁が回転不能なアーマチュアに固
定されているため、前記従来技術と同様に、該ポペット
弁と弁座とのシート部は常時同一場所で当たることとな
って偏摩耗が発生し易い。
【0014】本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、
電磁弁装置のアーマチュアに連結されるポペット弁等の
開閉弁の開弁時、閉弁時の双方において高い応答性を得
ることにより、安定して制御可能な燃料の最低噴射量を
低下させて機関を安定して制御できる運転可能領域を拡
大するとともに、該開閉弁と弁座とのシート部の偏摩耗
の発生を防止して、弁シート部の良好なシール性を長時
間維持し得る電子制御燃料噴射装置を提供することを目
的とする。
電磁弁装置のアーマチュアに連結されるポペット弁等の
開閉弁の開弁時、閉弁時の双方において高い応答性を得
ることにより、安定して制御可能な燃料の最低噴射量を
低下させて機関を安定して制御できる運転可能領域を拡
大するとともに、該開閉弁と弁座とのシート部の偏摩耗
の発生を防止して、弁シート部の良好なシール性を長時
間維持し得る電子制御燃料噴射装置を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、請求項1記載の発明として、電磁弁装置の
ソレノイドへの通電により該ソレノイドに吸引され前記
通電の遮断により前記吸引が解除されるアーマチュア
と、該アーマチュアに連結されて往復動し該アーマチュ
アの吸引時に燃料噴射ポンプのプランジャ室への給排油
路を閉じる方向に移動せしめられる開閉弁と、該開閉弁
を開弁方向に付勢する弁スプリングと備え、前記開閉弁
が前記給排油路を閉じる時期を変化させて燃料噴射タイ
ミングを制御するように構成された電子制御燃料噴射装
置において、前記アーマチュアと開閉弁とを該開閉弁の
軸方向に相対移動可能に連結し、該アーマチュアの吸引
時に吸引初期の一定範囲において該アーマチュアのみを
移動可能とし該一定範囲を経た後は該アーマチュアと開
閉弁との相対移動を係止して該アーマチュアと開閉弁と
を一体で移動せしめるストッパ機構を備えてなることを
特徴とする電子制御燃料噴射装置を提案する。
決するため、請求項1記載の発明として、電磁弁装置の
ソレノイドへの通電により該ソレノイドに吸引され前記
通電の遮断により前記吸引が解除されるアーマチュア
と、該アーマチュアに連結されて往復動し該アーマチュ
アの吸引時に燃料噴射ポンプのプランジャ室への給排油
路を閉じる方向に移動せしめられる開閉弁と、該開閉弁
を開弁方向に付勢する弁スプリングと備え、前記開閉弁
が前記給排油路を閉じる時期を変化させて燃料噴射タイ
ミングを制御するように構成された電子制御燃料噴射装
置において、前記アーマチュアと開閉弁とを該開閉弁の
軸方向に相対移動可能に連結し、該アーマチュアの吸引
時に吸引初期の一定範囲において該アーマチュアのみを
移動可能とし該一定範囲を経た後は該アーマチュアと開
閉弁との相対移動を係止して該アーマチュアと開閉弁と
を一体で移動せしめるストッパ機構を備えてなることを
特徴とする電子制御燃料噴射装置を提案する。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1に加え
て、前記アーマチュアと開閉弁との間に、該アーマチュ
アの前記一定範囲での移動時に該アーマチュアにより圧
縮されるアーマチュアスプリングを介装し、前記一定範
囲内においては前記アーマチュアが前記ソレノイドの吸
引により前記アーマチュアスプリングの弾力に抗して移
動し、前記アーマチュアが前記ストッパ機構に係止され
た後は前記アーマチュアおよび前記開閉弁が前記弁スプ
リングの弾力に抗して移動するように構成されてなるこ
とを特徴とする。
て、前記アーマチュアと開閉弁との間に、該アーマチュ
アの前記一定範囲での移動時に該アーマチュアにより圧
縮されるアーマチュアスプリングを介装し、前記一定範
囲内においては前記アーマチュアが前記ソレノイドの吸
引により前記アーマチュアスプリングの弾力に抗して移
動し、前記アーマチュアが前記ストッパ機構に係止され
た後は前記アーマチュアおよび前記開閉弁が前記弁スプ
リングの弾力に抗して移動するように構成されてなるこ
とを特徴とする。
【0017】請求項3、4記載の発明は前記開閉弁の具
体的構成に係り, 請求項3の発明は、請求項2におい
て、前記開閉弁が、弁座部材に形成された環状の座面に
着脱して前記給排油路を開閉する環状のシート面を備え
たポペット弁からなる。請求項4の発明は、請求項2に
おいて、前記給排油路に連通される通路穴が形成された
弁ケースを設け、前記開閉弁が、該弁ケース内を往復動
せしめられて前記給排油路を開閉するスプール弁からな
る。
体的構成に係り, 請求項3の発明は、請求項2におい
て、前記開閉弁が、弁座部材に形成された環状の座面に
着脱して前記給排油路を開閉する環状のシート面を備え
たポペット弁からなる。請求項4の発明は、請求項2に
おいて、前記給排油路に連通される通路穴が形成された
弁ケースを設け、前記開閉弁が、該弁ケース内を往復動
せしめられて前記給排油路を開閉するスプール弁からな
る。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項4におい
て、前記弁ケースの通路穴を1個設けるとともに、前記
スプール弁には該スプール弁の軸方向に深さが異なる複
数の連続した円周方向溝を設け、該円周方向溝は、該ス
プール弁の最小リフト範囲において前記複数の溝の全て
が前記通路穴と連通し、前記リフトの増加に従い深さの
小さい側の溝が前記通路穴と連通し、最大リフト範囲に
おいて前記複数の溝の全てが前記通路穴を閉じるように
構成されたことを特徴とする。
て、前記弁ケースの通路穴を1個設けるとともに、前記
スプール弁には該スプール弁の軸方向に深さが異なる複
数の連続した円周方向溝を設け、該円周方向溝は、該ス
プール弁の最小リフト範囲において前記複数の溝の全て
が前記通路穴と連通し、前記リフトの増加に従い深さの
小さい側の溝が前記通路穴と連通し、最大リフト範囲に
おいて前記複数の溝の全てが前記通路穴を閉じるように
構成されたことを特徴とする。
【0019】かかる発明によれば、アーマチュアと開閉
弁とを軸方向に相対移動可能に連結し、ストッパ機構に
より該アーマチュアの吸引初期の一定範囲において該ア
ーマチュアのみを移動可能になるように構成したので、
開閉弁のリフト開始時においては、前記吸引初期の一定
範囲におけるアーマチュアのみの移動によって該アーマ
チュアが前記開閉弁に衝突することにより、該開閉弁に
初速度が付与されているため、該開閉弁(及びアーマチ
ュア)は従来技術よりも短時間(高速)で閉弁リフトに
達することができる。従って、かかる発明によれば、従
来技術よりも開閉弁の応答性が上昇する。
弁とを軸方向に相対移動可能に連結し、ストッパ機構に
より該アーマチュアの吸引初期の一定範囲において該ア
ーマチュアのみを移動可能になるように構成したので、
開閉弁のリフト開始時においては、前記吸引初期の一定
範囲におけるアーマチュアのみの移動によって該アーマ
チュアが前記開閉弁に衝突することにより、該開閉弁に
初速度が付与されているため、該開閉弁(及びアーマチ
ュア)は従来技術よりも短時間(高速)で閉弁リフトに
達することができる。従って、かかる発明によれば、従
来技術よりも開閉弁の応答性が上昇する。
【0020】そして、かかる発明によれば、前記のよう
に、アーマチュアと開閉弁とを軸方向に相対移動可能に
連結し、ストッパ機構により該アーマチュアの吸引初期
における一定範囲の移動後、該アーマチュアを開閉弁に
衝突せしめることにより、該開閉弁に初速度が付与され
てリフトを開始するため、該開閉弁の全開から全閉まで
の時間が、従来技術よりも短縮される。これにより、該
開閉弁部において通路面積が絞られる時間が従来技術に
に比べて短縮され、従って、燃料の噴射圧力が高くなる
時間が従来技術よりも短縮され、該開閉弁を閉じて直ち
に開いたときの最小燃料噴射量を、従来技術よりも少な
くすることが可能となる。
に、アーマチュアと開閉弁とを軸方向に相対移動可能に
連結し、ストッパ機構により該アーマチュアの吸引初期
における一定範囲の移動後、該アーマチュアを開閉弁に
衝突せしめることにより、該開閉弁に初速度が付与され
てリフトを開始するため、該開閉弁の全開から全閉まで
の時間が、従来技術よりも短縮される。これにより、該
開閉弁部において通路面積が絞られる時間が従来技術に
に比べて短縮され、従って、燃料の噴射圧力が高くなる
時間が従来技術よりも短縮され、該開閉弁を閉じて直ち
に開いたときの最小燃料噴射量を、従来技術よりも少な
くすることが可能となる。
【0021】従って、かかる発明によれば、前記のよう
に、従来技術に比べて開閉弁の応答性が上昇し最小燃料
噴射量を減少することができるので、低噴射領域まで安
定して制御することが可能となる。これにより、機関の
安定運転領域を低負荷、低回転領域まで拡大できて、ア
イドリング回転数を低下でき、アイドリング運転時にお
ける機関の低騒音化、低燃費化が実現できる。
に、従来技術に比べて開閉弁の応答性が上昇し最小燃料
噴射量を減少することができるので、低噴射領域まで安
定して制御することが可能となる。これにより、機関の
安定運転領域を低負荷、低回転領域まで拡大できて、ア
イドリング回転数を低下でき、アイドリング運転時にお
ける機関の低騒音化、低燃費化が実現できる。
【0022】また、請求項2、3記載の発明によれば、
前記アーマチュアがポペット弁に固定されたストッパ機
構に往復動可能に嵌合されているため、該ポペット弁
は、これが往復動する際に、弁スプリングの巻き方向に
付与される回転力によって回転することが可能となる。
これにより、該ポペット弁の環状のシート面が前記弁座
部材に形成された環状の座面に対して相対回転可能とな
って、該シート面と座面とが局部的に強い当たりを生ず
ることが回避され、常時均等に着脱されることとなり、
該ポペット弁と弁座部材とのシート部の偏摩耗の発生が
防止され、弁シート部の良好なシール性を長時間維持す
ることができる。
前記アーマチュアがポペット弁に固定されたストッパ機
構に往復動可能に嵌合されているため、該ポペット弁
は、これが往復動する際に、弁スプリングの巻き方向に
付与される回転力によって回転することが可能となる。
これにより、該ポペット弁の環状のシート面が前記弁座
部材に形成された環状の座面に対して相対回転可能とな
って、該シート面と座面とが局部的に強い当たりを生ず
ることが回避され、常時均等に着脱されることとなり、
該ポペット弁と弁座部材とのシート部の偏摩耗の発生が
防止され、弁シート部の良好なシール性を長時間維持す
ることができる。
【0023】また、請求項4、5記載の発明によれば、
電磁弁装置のソレノイドにより作動するアーマチュアに
一端が固定された溝付きのスプール弁と戻り孔とを組み
合わせるという、きわめて簡単で部品点数の少ない構造
でかつ低コストの装置で以って、噴射初期における燃料
噴射率及び燃料噴射圧力の上昇の緩和による予混合燃焼
の抑制に伴うNOxの発生量の低減と、噴射後期におけ
る燃料噴射率及び燃料噴射圧力の上昇による高圧、大噴
射量の噴射モードでの高効率燃焼との、2段階の燃料噴
射制御をなすことができる。
電磁弁装置のソレノイドにより作動するアーマチュアに
一端が固定された溝付きのスプール弁と戻り孔とを組み
合わせるという、きわめて簡単で部品点数の少ない構造
でかつ低コストの装置で以って、噴射初期における燃料
噴射率及び燃料噴射圧力の上昇の緩和による予混合燃焼
の抑制に伴うNOxの発生量の低減と、噴射後期におけ
る燃料噴射率及び燃料噴射圧力の上昇による高圧、大噴
射量の噴射モードでの高効率燃焼との、2段階の燃料噴
射制御をなすことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0025】図1ないし図2は本発明の第1実施例に係
るデイーゼル機関用ユニットインジェクタの電子制御燃
料噴射装置における電磁弁装置及びポペット弁近傍の断
面図であり、図1はポペット弁全開時、図2の(A)は
ポペット弁のリフト始め時、(B)はポペット弁全閉時
を示す。図3は第2実施例を示す図1対応図、図4は前
記第2実施例におけるスプール弁溝部近傍を拡大した作
用説明図を示す。図5は前記第1実施例に係るデイーゼ
ル機関用ユニットインジェクタの電子制御燃料噴射装置
における電磁弁装置及びスリーブ弁近傍の、プランジャ
中心線に沿う断面図を含む構成図である。図6は前記第
1、2実施例における作用説明図である。図7は従来技
術を示す図1対応図で、(A)はポペット弁全開時、
(B)はポペット弁全閉時を示す。
るデイーゼル機関用ユニットインジェクタの電子制御燃
料噴射装置における電磁弁装置及びポペット弁近傍の断
面図であり、図1はポペット弁全開時、図2の(A)は
ポペット弁のリフト始め時、(B)はポペット弁全閉時
を示す。図3は第2実施例を示す図1対応図、図4は前
記第2実施例におけるスプール弁溝部近傍を拡大した作
用説明図を示す。図5は前記第1実施例に係るデイーゼ
ル機関用ユニットインジェクタの電子制御燃料噴射装置
における電磁弁装置及びスリーブ弁近傍の、プランジャ
中心線に沿う断面図を含む構成図である。図6は前記第
1、2実施例における作用説明図である。図7は従来技
術を示す図1対応図で、(A)はポペット弁全開時、
(B)はポペット弁全閉時を示す。
【0026】第1実施例におけるデイーゼル機関用ユニ
ットインジェクタの電子制御燃料噴射装置を示す図5に
おいて、100はユニットインジェクタで、燃料噴射ポ
ンプ部101と燃料噴射ノズル部102とを一体化して
なる。該燃料噴射ポンプ部101は次のように構成され
ている。3はポンプケース、1は該ポンプケース3内に
往復摺動自在に嵌合されたプランジャである。25は該
プランジャ1下面に臨んで形成されたプランジャ室であ
る。52は前記ポンプケース3内に設けられて前記プラ
ンジャ室25に連通される燃料通路で、該プランジャ室
25への燃料の給排路を構成し、後述するポペット弁部
を介して給排油路12に接続されている。
ットインジェクタの電子制御燃料噴射装置を示す図5に
おいて、100はユニットインジェクタで、燃料噴射ポ
ンプ部101と燃料噴射ノズル部102とを一体化して
なる。該燃料噴射ポンプ部101は次のように構成され
ている。3はポンプケース、1は該ポンプケース3内に
往復摺動自在に嵌合されたプランジャである。25は該
プランジャ1下面に臨んで形成されたプランジャ室であ
る。52は前記ポンプケース3内に設けられて前記プラ
ンジャ室25に連通される燃料通路で、該プランジャ室
25への燃料の給排路を構成し、後述するポペット弁部
を介して給排油路12に接続されている。
【0027】6は前記プランジャ1の上端に当接される
タペット、7は該タペット6と後述するロッカアーム5
4との間に介装されたコンタクトピース、8は前記タペ
ット6とポンプケース3の上面との間に介装され前記プ
ランジャを上方へ引き戻す方向に付勢するプランジャス
プリングである。
タペット、7は該タペット6と後述するロッカアーム5
4との間に介装されたコンタクトピース、8は前記タペ
ット6とポンプケース3の上面との間に介装され前記プ
ランジャを上方へ引き戻す方向に付勢するプランジャス
プリングである。
【0028】また、前記燃料噴射ノズル部102は次の
ように構成されている。2は燃料噴射ノズルで、先端部
に複数の噴孔02aが穿孔されている。4は前記燃料噴
射ノズル2に往復摺動自在に嵌合された針弁、51は該
針弁4を閉弁方向に付勢する針弁ばね、64は該針弁ば
ね51が収納されるスプリングケース、052は前記燃
料噴射ポンプ部101の燃料通路52と前記針弁4によ
り開閉される油だめ02とを接続する燃料通路である。
かかる燃料噴射ノズル部102は、キャップナット53
により、前記燃料噴射ポンプ部101のポンプケース3
下部に形成されたねじに螺着されて、前記燃料噴射ポン
プ部101と一体化されている。
ように構成されている。2は燃料噴射ノズルで、先端部
に複数の噴孔02aが穿孔されている。4は前記燃料噴
射ノズル2に往復摺動自在に嵌合された針弁、51は該
針弁4を閉弁方向に付勢する針弁ばね、64は該針弁ば
ね51が収納されるスプリングケース、052は前記燃
料噴射ポンプ部101の燃料通路52と前記針弁4によ
り開閉される油だめ02とを接続する燃料通路である。
かかる燃料噴射ノズル部102は、キャップナット53
により、前記燃料噴射ポンプ部101のポンプケース3
下部に形成されたねじに螺着されて、前記燃料噴射ポン
プ部101と一体化されている。
【0029】61は燃料カムで、所要の燃料噴射モード
に設定されたプロフィールを有し、機関のクランク軸に
連動されて回転する。62はカム軸心である。58は支
軸59に揺動可能に支持されたカムフォロワ、60は該
カムフォロワ58の自由端部に回転自在に支持され前記
燃料カム61に転接されるローラ、57はプッシュロッ
ドである。54はロッカ軸55廻りに揺動自在に支持さ
れたロッカアームで、一端側が前記燃料噴射ポンプ部1
01のコンタクトピース7に当接され、他端側が前記プ
ッシュロッド57の上端部に調整ねじ56を介して当接
されている。以上に示すユニットインジェクタ100の
基本構成は従来のものと同様である。
に設定されたプロフィールを有し、機関のクランク軸に
連動されて回転する。62はカム軸心である。58は支
軸59に揺動可能に支持されたカムフォロワ、60は該
カムフォロワ58の自由端部に回転自在に支持され前記
燃料カム61に転接されるローラ、57はプッシュロッ
ドである。54はロッカ軸55廻りに揺動自在に支持さ
れたロッカアームで、一端側が前記燃料噴射ポンプ部1
01のコンタクトピース7に当接され、他端側が前記プ
ッシュロッド57の上端部に調整ねじ56を介して当接
されている。以上に示すユニットインジェクタ100の
基本構成は従来のものと同様である。
【0030】20は電磁弁装置で、前記ポンプケース3
の上面に固着され、後述するように、アーマチュア27
を介してポペット弁5を駆動する。45は前記電磁弁装
置20のソレノイド28を作動制御する電磁弁制御装置
で、該電磁弁制御装置45には回転数検出器46から機
関回転数の検出信号が、負荷検出器47から機関負荷
(機関出力)の検出信号が夫々入力されている。
の上面に固着され、後述するように、アーマチュア27
を介してポペット弁5を駆動する。45は前記電磁弁装
置20のソレノイド28を作動制御する電磁弁制御装置
で、該電磁弁制御装置45には回転数検出器46から機
関回転数の検出信号が、負荷検出器47から機関負荷
(機関出力)の検出信号が夫々入力されている。
【0031】前記第1実施例における電磁弁装置及びポ
ペット弁近傍の詳細を示す図1ないし図2において、2
0は電磁弁装置で、次のように構成されている。31は
弁ケース、031は該弁ケース31内に形成されたソレ
ノイド室、28は該ソレノイド室031内に収納された
ソレノイドである。30は前記ソレノイド28の下部に
形成されたアーマチュア室、27は該アーマチュア室3
0に収納されたアーマチュアで、前記ポペット弁5の上
端に後述する手段により取り付けられている。
ペット弁近傍の詳細を示す図1ないし図2において、2
0は電磁弁装置で、次のように構成されている。31は
弁ケース、031は該弁ケース31内に形成されたソレ
ノイド室、28は該ソレノイド室031内に収納された
ソレノイドである。30は前記ソレノイド28の下部に
形成されたアーマチュア室、27は該アーマチュア室3
0に収納されたアーマチュアで、前記ポペット弁5の上
端に後述する手段により取り付けられている。
【0032】10は弁座部材で、固定用ねじ015によ
り前記ポンプケース3内に固定されている。033は該
弁座部材10に半径方向に穿孔された通路穴で、後述す
る油室17と油だめとを連通している。前記ポペット弁
5は、該弁座部材10内に往復摺動自在に嵌合されてい
る。14は前記固定用ねじ015とポペット弁5の肩部
上面との間に架設された弁スプリングで、前記ポペット
弁5を開弁方向即ち前記アーマチュア27の吸引力に抗
する方向に付勢されている。05は前記ポペット弁5の
外周に凹設された環状の油だめ、17は前記弁座10の
外周に臨んで形成された環状の油室である。12は前記
油室17に連通される給排油孔で、入口側が給油タンク
(図示省略)に接続されている。10aは前記弁座部材
10に形成された環状の座面、5aは前記ポペット弁5
に形成され前記座面10aに着脱される環状のシート面
で、前記ポペット弁5の往復動によって該シート面5a
が座面10aに着脱されることにより、前記給排油孔1
2と燃料通路52とが連通、遮断されるようになってい
る。
り前記ポンプケース3内に固定されている。033は該
弁座部材10に半径方向に穿孔された通路穴で、後述す
る油室17と油だめとを連通している。前記ポペット弁
5は、該弁座部材10内に往復摺動自在に嵌合されてい
る。14は前記固定用ねじ015とポペット弁5の肩部
上面との間に架設された弁スプリングで、前記ポペット
弁5を開弁方向即ち前記アーマチュア27の吸引力に抗
する方向に付勢されている。05は前記ポペット弁5の
外周に凹設された環状の油だめ、17は前記弁座10の
外周に臨んで形成された環状の油室である。12は前記
油室17に連通される給排油孔で、入口側が給油タンク
(図示省略)に接続されている。10aは前記弁座部材
10に形成された環状の座面、5aは前記ポペット弁5
に形成され前記座面10aに着脱される環状のシート面
で、前記ポペット弁5の往復動によって該シート面5a
が座面10aに着脱されることにより、前記給排油孔1
2と燃料通路52とが連通、遮断されるようになってい
る。
【0033】11は前記ポペット弁5の上部にボルト2
9によって固定された円筒状のストッパ、15は前記ア
ーマチュア27の上面と前記ボルト29の肩部下面との
間に架設された圧縮ばねからなるアーマチュアスプリン
グである。該アーマチュアスプリング15の弾力は、前
記弁スプリング14の弾力よりも、所定量小さく設定さ
れている。図1(B)に示すように、前記アーマチュア
27はその内周面27bを前記ストッパ11の小径部外
周面11bに往復動可能に嵌合され、前記ソレノイド2
8の通電遮断時には前記アーマチュアスプリング15の
弾力により前記ポペット弁5の上面5cに押し付けら
れ、前記ソレノイド28の通電時には該ソレノイド28
の吸引力により前記アーマチュア27の上面27Aが前
記ストッパ11に形成された係止面11aに当接するま
で、前記ストッパ11の小径部外周面11bに沿って移
動可能になるように取り付けられている。
9によって固定された円筒状のストッパ、15は前記ア
ーマチュア27の上面と前記ボルト29の肩部下面との
間に架設された圧縮ばねからなるアーマチュアスプリン
グである。該アーマチュアスプリング15の弾力は、前
記弁スプリング14の弾力よりも、所定量小さく設定さ
れている。図1(B)に示すように、前記アーマチュア
27はその内周面27bを前記ストッパ11の小径部外
周面11bに往復動可能に嵌合され、前記ソレノイド2
8の通電遮断時には前記アーマチュアスプリング15の
弾力により前記ポペット弁5の上面5cに押し付けら
れ、前記ソレノイド28の通電時には該ソレノイド28
の吸引力により前記アーマチュア27の上面27Aが前
記ストッパ11に形成された係止面11aに当接するま
で、前記ストッパ11の小径部外周面11bに沿って移
動可能になるように取り付けられている。
【0034】次にかかる構成からなる電子制御燃料噴射
装置の第1実施例の動作を図1、2、5及び図6に基づ
き説明する。図6において、(1)は本発明、(2)は
図7の従来技術を示す。機関の運転時において、図5に
示されるように、前記燃料カム61の回転により前記ロ
ーラ60がカムフォロワ58の揺動によりリフトされ、
プッシュロッド57が上動し、ロッカアーム54がロッ
カ軸55廻りに揺動し、コンタクトピース7及びタペッ
ト6を介して前記プランジャ1が前記プランジャスプリ
ング8の弾力に抗して下方に押し下げられると、後述す
るように、前記給排油路12からポペット弁5及び燃料
通路52を経てプランジャ室25内に供給されている燃
料の圧縮が始まる。
装置の第1実施例の動作を図1、2、5及び図6に基づ
き説明する。図6において、(1)は本発明、(2)は
図7の従来技術を示す。機関の運転時において、図5に
示されるように、前記燃料カム61の回転により前記ロ
ーラ60がカムフォロワ58の揺動によりリフトされ、
プッシュロッド57が上動し、ロッカアーム54がロッ
カ軸55廻りに揺動し、コンタクトピース7及びタペッ
ト6を介して前記プランジャ1が前記プランジャスプリ
ング8の弾力に抗して下方に押し下げられると、後述す
るように、前記給排油路12からポペット弁5及び燃料
通路52を経てプランジャ室25内に供給されている燃
料の圧縮が始まる。
【0035】かかる燃料の圧縮時において、図1に示さ
れるような、前記電磁弁装置20のソレノイド28への
通電が遮断されている状態では、前記ポペット弁5は、
弁スプリング14の弾力によって下方に押されて、該ポ
ペット弁5の下端面5bがポンプケース3側の底面3a
に当接し、該ポペット弁5のシート面5aは前記弁座部
材10の座面10aから離れて、該ポペット弁5が全開
リフトhまで開弁する。これにより、前記プランジャ室
25は前記燃料通路52、ポペット弁5の開口通路、弁
座部材10の通路穴033、油室17を介して給排油路
12に連通されることとなり、前記プランジャ1の下動
により押し退けられたプランジャ室25内の燃料は、前
記燃料通路52、通路穴033、油室17及び給排油路
12を経て給油タンク(図示省略)に戻され、燃料噴射
は行われない。
れるような、前記電磁弁装置20のソレノイド28への
通電が遮断されている状態では、前記ポペット弁5は、
弁スプリング14の弾力によって下方に押されて、該ポ
ペット弁5の下端面5bがポンプケース3側の底面3a
に当接し、該ポペット弁5のシート面5aは前記弁座部
材10の座面10aから離れて、該ポペット弁5が全開
リフトhまで開弁する。これにより、前記プランジャ室
25は前記燃料通路52、ポペット弁5の開口通路、弁
座部材10の通路穴033、油室17を介して給排油路
12に連通されることとなり、前記プランジャ1の下動
により押し退けられたプランジャ室25内の燃料は、前
記燃料通路52、通路穴033、油室17及び給排油路
12を経て給油タンク(図示省略)に戻され、燃料噴射
は行われない。
【0036】次いで、前記電磁弁装置20のソレノイド
28への通電が始まり該ソレノイド28の吸引力が前記
アーマチュアスプリング15の弾力よりも大きくなる
と、図2(A)に示されるように、その内周面27bを
前記ストッパ11の小径部外周面11bに往復動可能に
嵌合されている前記アーマチュア27が、前記アーマチ
ュアスプリング15の弾力に抗して上方に吸引され、前
記ストッパ11の小径部外周面11bに沿ってストロー
クeだけ移動し、その上面27aが前記ストッパ11の
係止面11aに当接し前記e=0となる(図6の期間
A)。この状態では、前記のように、アーマチュア27
のみがソレノイド28に吸引されるので、前記ポペット
弁5は移動せず、開弁されたままとなっている(リフト
=h)。かかるアーマチュア27の移動は、前記アーマ
チュアスプリング15の弾力が前記弁スプリング14の
弾力よりも小さく設定され、かつ該アーマチュア27の
みを吸引するので、図6の(2)に示される従来技術よ
りも短時間(高速)かつ小さい吸引力で以って該アーマ
チュア27を吸引できる。
28への通電が始まり該ソレノイド28の吸引力が前記
アーマチュアスプリング15の弾力よりも大きくなる
と、図2(A)に示されるように、その内周面27bを
前記ストッパ11の小径部外周面11bに往復動可能に
嵌合されている前記アーマチュア27が、前記アーマチ
ュアスプリング15の弾力に抗して上方に吸引され、前
記ストッパ11の小径部外周面11bに沿ってストロー
クeだけ移動し、その上面27aが前記ストッパ11の
係止面11aに当接し前記e=0となる(図6の期間
A)。この状態では、前記のように、アーマチュア27
のみがソレノイド28に吸引されるので、前記ポペット
弁5は移動せず、開弁されたままとなっている(リフト
=h)。かかるアーマチュア27の移動は、前記アーマ
チュアスプリング15の弾力が前記弁スプリング14の
弾力よりも小さく設定され、かつ該アーマチュア27の
みを吸引するので、図6の(2)に示される従来技術よ
りも短時間(高速)かつ小さい吸引力で以って該アーマ
チュア27を吸引できる。
【0037】前記アーマチュア27の上面27aが前記
ストッパ11の係止面11aに当接される際の前記アー
マチュア27の慣性力TP前記ソレノイド28の吸引力
が前記スプリング14の弾力よりも大きくなる様、前記
弁スプリング14と前記アー、アチュアスプリング15
の弾力を設定する。かかる弁スプリング14と、アーマ
チュアスプリング15の弾力の設定によれば、前記アー
マチュア27の上面27aが前記ストッパ11の係止面
11aに当接されると、図2(B)に示されるように、
ポペット弁5に固定された前記ストッパ11の係止面1
1aに当接した状態にある前記アーマチュア27が該ポ
ペット弁5と一体となって、前記弾力に抗して、アーマ
チュア27の慣性力とソレノイド28の吸引力により所
定の初速度を持って上方にリフトし、前記ポペット弁5
のシート面5aが弁座部材10の座面10aに着座し
て、該ポペット弁5が閉弁する(図6の期間B)。かか
るポペット弁5の閉弁により、前記プランジャ室25へ
の燃料通路52と前記給排油路12とが遮断され燃料の
戻り量が0(ゼロ)となる。
ストッパ11の係止面11aに当接される際の前記アー
マチュア27の慣性力TP前記ソレノイド28の吸引力
が前記スプリング14の弾力よりも大きくなる様、前記
弁スプリング14と前記アー、アチュアスプリング15
の弾力を設定する。かかる弁スプリング14と、アーマ
チュアスプリング15の弾力の設定によれば、前記アー
マチュア27の上面27aが前記ストッパ11の係止面
11aに当接されると、図2(B)に示されるように、
ポペット弁5に固定された前記ストッパ11の係止面1
1aに当接した状態にある前記アーマチュア27が該ポ
ペット弁5と一体となって、前記弾力に抗して、アーマ
チュア27の慣性力とソレノイド28の吸引力により所
定の初速度を持って上方にリフトし、前記ポペット弁5
のシート面5aが弁座部材10の座面10aに着座し
て、該ポペット弁5が閉弁する(図6の期間B)。かか
るポペット弁5の閉弁により、前記プランジャ室25へ
の燃料通路52と前記給排油路12とが遮断され燃料の
戻り量が0(ゼロ)となる。
【0038】これにより、前記プランジャ室25は密閉
状態となり、前記プランジャ1の下動によるプランジャ
室25内の圧力上昇が増大し、該圧力が燃料通路052
及び油だめ02に伝播され該油だめ02内の圧力が前記
針弁4ばね51の開弁圧を超えると針弁4が開弁し、該
油だめ02内の燃料が噴孔02aから燃焼室内に噴射せ
しめられる。かかるポペット弁5のリフト開始時におい
ては、前記期間Aにおけるアーマチュア27のみの移動
によって該アーマチュア27が前記ポペット弁5に衝突
することにより、該ポペット弁5に初速度が付与されて
いるため、図6に示す期間Bにおけるように、該ポペッ
ト弁5(及びアーマチュア27)は図6の(2)に示す
従来技術よりも短時間(高速)で閉弁リフトに達するこ
とができる。従って、かかる実施例によれば、前記従来
技術よりも該ポペット弁5の応答性が上昇する。
状態となり、前記プランジャ1の下動によるプランジャ
室25内の圧力上昇が増大し、該圧力が燃料通路052
及び油だめ02に伝播され該油だめ02内の圧力が前記
針弁4ばね51の開弁圧を超えると針弁4が開弁し、該
油だめ02内の燃料が噴孔02aから燃焼室内に噴射せ
しめられる。かかるポペット弁5のリフト開始時におい
ては、前記期間Aにおけるアーマチュア27のみの移動
によって該アーマチュア27が前記ポペット弁5に衝突
することにより、該ポペット弁5に初速度が付与されて
いるため、図6に示す期間Bにおけるように、該ポペッ
ト弁5(及びアーマチュア27)は図6の(2)に示す
従来技術よりも短時間(高速)で閉弁リフトに達するこ
とができる。従って、かかる実施例によれば、前記従来
技術よりも該ポペット弁5の応答性が上昇する。
【0039】そして、かかる実施例によれば、前記のよ
うに、アーマチュア27がポペット弁5に衝突すること
により、該ポペット弁5に初速度が付与されてリフトを
開始するため、図6の(1)に示すように、該ポペット
弁5の全開から全閉までの時間が、同図(2)に示す従
来技術における時間よりも短縮される。これにより、該
ポペット弁5部において通路面積が絞られる時間ta1
が従来技術における時間tb1に比べて短縮され、従っ
て、燃料の噴射圧力が高くなる時間ta2が従来技術に
おける時間tb2よりも短縮され、該ポペット弁5を閉
じて直ちに開いたときの最小燃料噴射量を、従来技術よ
りも少なくすることが可能となる。
うに、アーマチュア27がポペット弁5に衝突すること
により、該ポペット弁5に初速度が付与されてリフトを
開始するため、図6の(1)に示すように、該ポペット
弁5の全開から全閉までの時間が、同図(2)に示す従
来技術における時間よりも短縮される。これにより、該
ポペット弁5部において通路面積が絞られる時間ta1
が従来技術における時間tb1に比べて短縮され、従っ
て、燃料の噴射圧力が高くなる時間ta2が従来技術に
おける時間tb2よりも短縮され、該ポペット弁5を閉
じて直ちに開いたときの最小燃料噴射量を、従来技術よ
りも少なくすることが可能となる。
【0040】従って、かかる実施例によれば、前記のよ
うに、従来技術に比べてポペット弁5の応答性が上昇し
最小燃料噴射量を減少することができるので、低噴射領
域まで燃料噴射量を安定して制御することが可能とな
る。
うに、従来技術に比べてポペット弁5の応答性が上昇し
最小燃料噴射量を減少することができるので、低噴射領
域まで燃料噴射量を安定して制御することが可能とな
る。
【0041】また、かかる実施例によれば、前記アーマ
チュア27がポペット弁5に固定されたストッパ11に
往復動可能に嵌合されているため、該ポペット弁5は、
これが往復動する際に、前記弁スプリング14の巻き方
向に付与される回転力によって回転することが可能とな
る。これにより、該ポペット弁5の環状のシート部5a
が前記弁座部材10に形成された環状の座面10aに対
して相対回転可能となって、該シート部5aと座面10
aとが局部的に強い当たりを生ずることが回避され、常
時均等に着脱されることとなり、該ポペット弁5と弁座
部材10とのシート部の偏摩耗の発生が防止される。
チュア27がポペット弁5に固定されたストッパ11に
往復動可能に嵌合されているため、該ポペット弁5は、
これが往復動する際に、前記弁スプリング14の巻き方
向に付与される回転力によって回転することが可能とな
る。これにより、該ポペット弁5の環状のシート部5a
が前記弁座部材10に形成された環状の座面10aに対
して相対回転可能となって、該シート部5aと座面10
aとが局部的に強い当たりを生ずることが回避され、常
時均等に着脱されることとなり、該ポペット弁5と弁座
部材10とのシート部の偏摩耗の発生が防止される。
【0042】図3、4に示される第2実施例において
は、前記第1実施例におけるポペット弁5に代えてスプ
ール弁23を設けている。即ち、図3において、010
は前記固定ねじ015によりポンプケース3内に固定さ
れた弁ケース、23は該弁ケース010内に往復摺動自
在に嵌合されたスプール弁、11は前記スプール弁23
の上部にボルト29によって固定された円筒状のストッ
パ、15は前記アーマチュア27の上面と前記ボルト2
9の肩部下面との間に架設された圧縮ばねからなるアー
マチュアスプリングである。該アーマチュアスプリング
15の弾力は、前記弁スプリング14の弾力よりも、所
定量小さく設定されている。
は、前記第1実施例におけるポペット弁5に代えてスプ
ール弁23を設けている。即ち、図3において、010
は前記固定ねじ015によりポンプケース3内に固定さ
れた弁ケース、23は該弁ケース010内に往復摺動自
在に嵌合されたスプール弁、11は前記スプール弁23
の上部にボルト29によって固定された円筒状のストッ
パ、15は前記アーマチュア27の上面と前記ボルト2
9の肩部下面との間に架設された圧縮ばねからなるアー
マチュアスプリングである。該アーマチュアスプリング
15の弾力は、前記弁スプリング14の弾力よりも、所
定量小さく設定されている。
【0043】図1(B)に示す第1実施例におけるポペ
ット弁5の場合と同様に、前記アーマチュア27はその
内周面27bを前記ストッパ11の小径部外周面11b
に往復動可能に嵌合されている。そして前記アーマチュ
ア27は、前記ソレノイド28の通電遮断時には前記ア
ーマチュアスプリング15の弾力により前記スプール弁
23の上面23cに押し付けられ、前記ソレノイド28
の通電時には該ソレノイド28の吸引力により前記アー
マチュア27の上面27aが前記ストッパ11に形成さ
れた係止面11aに当接するまで、前記ストッパ11の
小径部外周面11bに沿って移動可能になるように取り
付けられている。
ット弁5の場合と同様に、前記アーマチュア27はその
内周面27bを前記ストッパ11の小径部外周面11b
に往復動可能に嵌合されている。そして前記アーマチュ
ア27は、前記ソレノイド28の通電遮断時には前記ア
ーマチュアスプリング15の弾力により前記スプール弁
23の上面23cに押し付けられ、前記ソレノイド28
の通電時には該ソレノイド28の吸引力により前記アー
マチュア27の上面27aが前記ストッパ11に形成さ
れた係止面11aに当接するまで、前記ストッパ11の
小径部外周面11bに沿って移動可能になるように取り
付けられている。
【0044】また、前記弁ケース010内には、前記燃
料通路52を経てプランジャ室25に連通される戻り孔
033を軸方向において1箇所設けるとともに、前記ス
プール弁23には該スプール弁の軸方向に深さが異なる
2個の連続した円周方向溝233を設けている。即ち、
前記溝233及び戻り孔033の詳細を示す図4におい
て、該溝233は、深さの深い上部溝233a(深さ
a)と該上部溝233aよりも浅い下部溝233b(深
さb)とをスプール弁23の軸方向に連続して形成され
てなり、かかる溝233a及び233bがスプール弁2
3の軸方向移動に伴い順次前記戻り孔033に掛かるよ
うになっている。
料通路52を経てプランジャ室25に連通される戻り孔
033を軸方向において1箇所設けるとともに、前記ス
プール弁23には該スプール弁の軸方向に深さが異なる
2個の連続した円周方向溝233を設けている。即ち、
前記溝233及び戻り孔033の詳細を示す図4におい
て、該溝233は、深さの深い上部溝233a(深さ
a)と該上部溝233aよりも浅い下部溝233b(深
さb)とをスプール弁23の軸方向に連続して形成され
てなり、かかる溝233a及び233bがスプール弁2
3の軸方向移動に伴い順次前記戻り孔033に掛かるよ
うになっている。
【0045】かかる実施例において、図3及び図4
(A)に示されるようにスプール弁23の下端面23a
が前記ポンプケース3の底面3aに当接するスプール弁
23の最下部位置においては、上部溝233a及び下部
溝233bの双方が戻り孔033に連通される。その結
果、前記燃料通路52及びプランジャ室25は前記上部
溝233a及び下部溝233bの双方を介し、燃料の戻
り通路面積が最大となって前記給排油路12に連通され
ることとなり、前記プランジャ1の下動により押し退け
られたプランジャ室25内の燃料は、前記戻り孔033
及び前記上部溝233a、下部溝233bを通り前記給
排油路12側に戻され、燃料噴射は行われない。
(A)に示されるようにスプール弁23の下端面23a
が前記ポンプケース3の底面3aに当接するスプール弁
23の最下部位置においては、上部溝233a及び下部
溝233bの双方が戻り孔033に連通される。その結
果、前記燃料通路52及びプランジャ室25は前記上部
溝233a及び下部溝233bの双方を介し、燃料の戻
り通路面積が最大となって前記給排油路12に連通され
ることとなり、前記プランジャ1の下動により押し退け
られたプランジャ室25内の燃料は、前記戻り孔033
及び前記上部溝233a、下部溝233bを通り前記給
排油路12側に戻され、燃料噴射は行われない。
【0046】次に、図4(B)に示されるようにスプー
ル弁23の下端面23aが前記底面3aから一定量上昇
したスプール弁23の中間位置においては、前記上部溝
233aが閉じられ、深さの浅い下部溝233bのみが
戻り孔033に連通される。その結果、前記プランジャ
1の下動により押し退けられたプランジャ室25内の燃
料の一部は、深さが浅く通路面積が絞られた下部溝23
3bを通り前記給排油路12側に戻される。これによ
り、燃料噴射率及び燃料噴射圧力の上昇は緩やかとな
り、噴射初期における予混合燃焼を抑制することがで
き、燃焼室内の燃焼温度の上昇が抑制されて、NOx
(窒素酸化物)の発生量が低減される。
ル弁23の下端面23aが前記底面3aから一定量上昇
したスプール弁23の中間位置においては、前記上部溝
233aが閉じられ、深さの浅い下部溝233bのみが
戻り孔033に連通される。その結果、前記プランジャ
1の下動により押し退けられたプランジャ室25内の燃
料の一部は、深さが浅く通路面積が絞られた下部溝23
3bを通り前記給排油路12側に戻される。これによ
り、燃料噴射率及び燃料噴射圧力の上昇は緩やかとな
り、噴射初期における予混合燃焼を抑制することがで
き、燃焼室内の燃焼温度の上昇が抑制されて、NOx
(窒素酸化物)の発生量が低減される。
【0047】さらに、図4(C)に示されるように、ス
プール弁23の下端面23aが前記中間位置よりもさら
に上昇したスプール弁23の最上部位置においては、上
部溝233a及び下部溝233bの双方が閉じられ、前
記プランジャ室25と前記給排油路12とが遮断され、
燃料の戻り量はゼロ(0)となる。その結果、前記プラ
ンジャ室25は密閉状態となって圧力上昇が増大し、プ
ランジャ1により吐出された燃料が前記噴孔02aから
燃焼室内に噴射せしめられ、前記燃料噴射率及び噴射圧
力の上昇が増大し、高圧、大噴射量の噴射がなされる
プール弁23の下端面23aが前記中間位置よりもさら
に上昇したスプール弁23の最上部位置においては、上
部溝233a及び下部溝233bの双方が閉じられ、前
記プランジャ室25と前記給排油路12とが遮断され、
燃料の戻り量はゼロ(0)となる。その結果、前記プラ
ンジャ室25は密閉状態となって圧力上昇が増大し、プ
ランジャ1により吐出された燃料が前記噴孔02aから
燃焼室内に噴射せしめられ、前記燃料噴射率及び噴射圧
力の上昇が増大し、高圧、大噴射量の噴射がなされる
【0048】かかる第2実施例によれば、プランジャ室
25に連通される戻り孔033を1個設け、かつ、スプ
ール弁23には軸方向に深さが異なる2個の連続した円
周方向溝233を設ければよいので、前記第1実施例に
おけるポペット弁5の場合のような弁シート部を加工形
成することを要さず、構造がより簡単となって加工コス
トが低減される。
25に連通される戻り孔033を1個設け、かつ、スプ
ール弁23には軸方向に深さが異なる2個の連続した円
周方向溝233を設ければよいので、前記第1実施例に
おけるポペット弁5の場合のような弁シート部を加工形
成することを要さず、構造がより簡単となって加工コス
トが低減される。
【0049】また、かかる第2実施例によれば、電磁弁
装置20のソレノイド28により作動するアーマチュア
27に一端が固定された溝付きのスプール弁23と戻り
孔033とを組み合わせるという、きわめて簡単で部品
点数の少ない構造でかつ低コストの装置で以って、噴射
初期における燃料噴射率及び燃料噴射圧力の上昇の緩和
による予混合燃焼の抑制に伴うNOxの発生量の低減
と、噴射後期における燃料噴射率及び燃料噴射圧力の上
昇による高圧、大噴射量の噴射モードでの高効率燃焼と
の、2段階の燃料噴射制御をなすことができる。その他
の構成は図1〜図4に示す実施例と同様であり、これと
同一の部材は同一の符号で示す。
装置20のソレノイド28により作動するアーマチュア
27に一端が固定された溝付きのスプール弁23と戻り
孔033とを組み合わせるという、きわめて簡単で部品
点数の少ない構造でかつ低コストの装置で以って、噴射
初期における燃料噴射率及び燃料噴射圧力の上昇の緩和
による予混合燃焼の抑制に伴うNOxの発生量の低減
と、噴射後期における燃料噴射率及び燃料噴射圧力の上
昇による高圧、大噴射量の噴射モードでの高効率燃焼と
の、2段階の燃料噴射制御をなすことができる。その他
の構成は図1〜図4に示す実施例と同様であり、これと
同一の部材は同一の符号で示す。
【0050】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、アー
マチュアと開閉弁とを軸方向に相対移動可能に連結し、
ストッパ機構により該アーマチュアの吸引初期における
一定範囲の移動後、該アーマチュアを開閉弁に衝突せし
めることにより、該開閉弁に初速度が付与されてリフト
を開始するため、該開閉弁の全開から全閉までの時間
が、従来技術よりも短縮される。これにより、該開閉弁
部において通路面積が絞られる時間が従来技術にに比べ
て短縮され、従って、燃料の噴射圧力が高くなる時間が
従来技術よりも短縮され、該開閉弁を閉じて直ちに開い
たときの最小燃料噴射量を、従来技術よりも少なくする
ことが可能となる。
マチュアと開閉弁とを軸方向に相対移動可能に連結し、
ストッパ機構により該アーマチュアの吸引初期における
一定範囲の移動後、該アーマチュアを開閉弁に衝突せし
めることにより、該開閉弁に初速度が付与されてリフト
を開始するため、該開閉弁の全開から全閉までの時間
が、従来技術よりも短縮される。これにより、該開閉弁
部において通路面積が絞られる時間が従来技術にに比べ
て短縮され、従って、燃料の噴射圧力が高くなる時間が
従来技術よりも短縮され、該開閉弁を閉じて直ちに開い
たときの最小燃料噴射量を、従来技術よりも少なくする
ことが可能となる。
【0051】従って、本発明によれば、前記のように、
従来技術に比べて開閉弁の応答性が上昇し最小燃料噴射
量を減少することができるので、低噴射領域まで燃料噴
射量を制御精度を低下することなく制御することが可能
となる。これにより、機関の安定運転領域を低負荷、低
回転領域まで拡大できて、アイドリング回転数を低下で
き、アイドリング運転時における機関の低騒音化、低燃
費化が実現できる。
従来技術に比べて開閉弁の応答性が上昇し最小燃料噴射
量を減少することができるので、低噴射領域まで燃料噴
射量を制御精度を低下することなく制御することが可能
となる。これにより、機関の安定運転領域を低負荷、低
回転領域まで拡大できて、アイドリング回転数を低下で
き、アイドリング運転時における機関の低騒音化、低燃
費化が実現できる。
【0052】また、請求項2、3記載のように構成すれ
ば、アーマチュアがポペット弁に固定されたストッパ機
構に往復動可能に嵌合されているため、該ポペット弁が
往復動する際に弁スプリングにより付与される回転力に
よって回転することが可能となり、これにより、該ポペ
ット弁及び前記弁座部材のシート部が相対回転可能とな
って、該シート部において局部的に強い当たりを生ずる
のが回避され、常時均等に着脱されることとなり、該ポ
ペット弁と弁座部材とのシート部の偏摩耗の発生が防止
され、弁シート部の良好なシール性を長時間維持するこ
とができる。
ば、アーマチュアがポペット弁に固定されたストッパ機
構に往復動可能に嵌合されているため、該ポペット弁が
往復動する際に弁スプリングにより付与される回転力に
よって回転することが可能となり、これにより、該ポペ
ット弁及び前記弁座部材のシート部が相対回転可能とな
って、該シート部において局部的に強い当たりを生ずる
のが回避され、常時均等に着脱されることとなり、該ポ
ペット弁と弁座部材とのシート部の偏摩耗の発生が防止
され、弁シート部の良好なシール性を長時間維持するこ
とができる。
【0053】さらに、請求項4、5のように構成すれ
ば、電磁弁装置のソレノイドにより作動するアーマチュ
アに一端が固定された溝付きのスプール弁と戻り孔とを
組み合わせるという、きわめて簡単で部品点数の少ない
構造でかつ低コストの装置で以って、噴射初期における
燃料噴射率及び燃料噴射圧力の上昇の緩和による予混合
燃焼の抑制に伴うNOxの発生量の低減と、噴射後期に
おける燃料噴射率及び燃料噴射圧力の上昇による高圧、
大噴射量の噴射モードでの高効率燃焼との、2段階の燃
料噴射制御をなすことができる。
ば、電磁弁装置のソレノイドにより作動するアーマチュ
アに一端が固定された溝付きのスプール弁と戻り孔とを
組み合わせるという、きわめて簡単で部品点数の少ない
構造でかつ低コストの装置で以って、噴射初期における
燃料噴射率及び燃料噴射圧力の上昇の緩和による予混合
燃焼の抑制に伴うNOxの発生量の低減と、噴射後期に
おける燃料噴射率及び燃料噴射圧力の上昇による高圧、
大噴射量の噴射モードでの高効率燃焼との、2段階の燃
料噴射制御をなすことができる。
【図1】 本発明の第1実施例に係るデイーゼル機関用
ユニットインジェクタの電子制御燃料噴射装置における
電磁弁装置及びポペット弁近傍の断面図で、ポペット弁
全開時を示す。
ユニットインジェクタの電子制御燃料噴射装置における
電磁弁装置及びポペット弁近傍の断面図で、ポペット弁
全開時を示す。
【図2】 前記第1実施例における電磁弁装置及びポペ
ット弁近傍の断面図で、(A)はポペット弁のリフト始
め時、(B)はポペット弁全閉時を示す。
ット弁近傍の断面図で、(A)はポペット弁のリフト始
め時、(B)はポペット弁全閉時を示す。
【図3】 第2実施例を示す図1対応図である。
【図4】 前記第2実施例におけるスプール弁溝部近傍
を拡大した作用説明図を示す。
を拡大した作用説明図を示す。
【図5】 前記第1実施例に係るデイーゼル機関用ユニ
ットインジェクタの電子制御燃料噴射装置における電磁
弁装置及びスリーブ弁近傍の、プランジャ中心線に沿う
断面図を含む構成図である。
ットインジェクタの電子制御燃料噴射装置における電磁
弁装置及びスリーブ弁近傍の、プランジャ中心線に沿う
断面図を含む構成図である。
【図6】 前記第1、2実施例における作用説明図であ
る。
る。
【図7】 従来技術を示す図2対応図を示す。
1 プランジャ 2 燃料噴射ノズル 02a 噴孔 3 ポンプケース 4 針弁 5 ポペット弁 5a シート面 6 タペット 60 ローラ 8 プランジャスプリング 10 弁座部材 010 弁ケース 10a 座面 11 ストッパ 11a 係止面 12 給排油路 13 油室 14 弁スプリング 15 アーマチュアスプリング 16 弁ケース 17 油室 20 電磁弁装置 23 スプール弁 25 プランジャ室 27 アーマチュア 28 ソレノイド 30 空間 31 弁ケース 031 ソレノイド室 033 通路穴 45 電磁弁制御装置 46 回転数検出器 47 負荷検出器 51 針弁ばね 52、052 燃料通路 54 ロッカアーム 57 プッシュロッド 61 燃料カム 100 ユニットインジェクタ 101 燃料噴射ポンプ部 102 燃料噴射ノズル部 233 溝 233a 上部溝 233b 下部溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16K 3/24 F16K 3/24 D 31/06 305 31/06 305Z 305L Fターム(参考) 3G060 AB06 AC08 BA19 BC02 CA03 CB03 DA00 DA12 EA00 FA07 3G066 AA07 AB02 AC07 AD12 BA00 BA17 BA19 BA22 BA25 BA46 BA61 CA01S CA04U CA08 CA09 CC06T CC14 CE02 CE24 CE34 DA11 DA12 DA13 DA14 DA16 3H053 AA22 AA35 BA04 DA12 3H106 DA07 DA13 DA23 DB02 DB12 DB26 DB32 DC02 DC09 DC17 DD07 EE05 EE22 EE30 EE39 GA15 GA23 GB06 GC02 KK18
Claims (5)
- 【請求項1】 電磁弁装置のソレノイドへの通電により
該ソレノイドに吸引され前記通電の遮断により前記吸引
が解除されるアーマチュアと、該アーマチュアに連結さ
れて往復動し該アーマチュアの吸引時に燃料噴射ポンプ
のプランジャ室への給排油路を閉じる方向に移動せしめ
られる開閉弁と、該開閉弁を開弁方向に付勢する弁スプ
リングと備え、前記開閉弁が前記給排油路を閉じる時期
を変化させて燃料噴射タイミングを制御するように構成
された電子制御燃料噴射装置において、前記アーマチュ
アと開閉弁とを該開閉弁の軸方向に相対移動可能に連結
し、該アーマチュアの吸引時に吸引初期の一定範囲にお
いて該アーマチュアのみを移動可能とし該一定範囲を経
た後は該アーマチュアと開閉弁との相対移動を係止して
該アーマチュアと開閉弁とを一体で移動せしめるストッ
パ機構を備えてなることを特徴とする電子制御燃料噴射
装置。 - 【請求項2】 前記アーマチュアと開閉弁との間に、該
アーマチュアの前記一定範囲での移動時に該アーマチュ
アにより圧縮されるアーマチュアスプリングを介装し、
前記一定範囲内においては前記アーマチュアが前記ソレ
ノイドの吸引により前記アーマチュアスプリングの弾力
に抗して移動し、前記アーマチュアが前記ストッパ機構
に係止された後は前記アーマチュアおよび前記開閉弁が
前記弁スプリングの弾力に抗して移動するように構成さ
れてなることを特徴とする請求項1記載の電子制御燃料
噴射装置。 - 【請求項3】 前記開閉弁が、弁座部材に形成された環
状の座面に着脱して前記給排油路を開閉する環状のシー
ト部を備えたポペット弁からなることを特徴とする請求
項2記載の電子制御燃料噴射装置。 - 【請求項4】 前記給排油路に連通される通路穴が形成
された弁ケースを設け、前記開閉弁が、該弁ケース内を
往復動せしめられて前記通路穴を開閉するスプール弁か
らなることを特徴とする請求項2記載の電子制御燃料噴
射装置。 - 【請求項5】 前記弁ケースの通路穴を1個設けるとと
もに、前記スプール弁には該スプール弁の軸方向に深さ
が異なる複数の連続した円周方向溝を設け、該円周方向
溝は、該スプール弁の最小リフト範囲において前記複数
の溝の全てが前記通路穴と連通し、前記リフトの増加に
従い深さの小さい側の溝が前記通路穴と連通し、最大リ
フト範囲において前記複数の溝の全てが前記通路穴を閉
じるように構成されたことを特徴とする請求項4記載の
電子制御燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000292886A JP2002098024A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 電子制御燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000292886A JP2002098024A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 電子制御燃料噴射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002098024A true JP2002098024A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18775761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000292886A Withdrawn JP2002098024A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 電子制御燃料噴射装置 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP2002098024A (ja) |
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