JP2002104792A - 高所作業装置 - Google Patents

高所作業装置

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JP2002104792A
JP2002104792A JP2000297306A JP2000297306A JP2002104792A JP 2002104792 A JP2002104792 A JP 2002104792A JP 2000297306 A JP2000297306 A JP 2000297306A JP 2000297306 A JP2000297306 A JP 2000297306A JP 2002104792 A JP2002104792 A JP 2002104792A
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leveling
cylinder
tip
vertical plane
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JP2000297306A
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Minoru Ota
太田  実
Yoshito Nohara
嘉人 野原
Masakazu Yakuwa
政和 八鍬
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Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起伏作動するブームの先端部に作業台が取り
付けられる高所作業装置において、軽量コンパクトにレ
ベリング機構を構成する。 【解決手段】 基台に対して起伏動が自在なブーム5の
先端部に、リンク部材65とレベリングシリンダ60の
ピストンロッド62とをそれぞれ垂直面内に揺動自在に
枢結し、リンク部材65の他端とレベリングシリンダの
シリンダボディ61とを垂直面内に揺動自在に枢結して
レベリング機構6を構成する。そしてシリンダボディ6
1に首振り機構7を介して作業台8を取り付け、レベリ
ングシリンダ60を伸縮作動させることにより、ブーム
5に対して作業台8を垂直面内に揺動自在に配設して高
所作業装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基台上に垂直面内
に起伏動自在なブームと、このブームの先端部に取り付
けられたレベリング機構と、このレベリング機構を介し
てブームの先端部に取り付けられた作業台とを有する高
所作業装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような高所作業装置として、例えば
車体上に高所作業装置を備える高所作業車がある。高所
作業車は走行自在なトラック等の車体上に、旋回動、起
伏動、伸縮動が自在なブームを配設し、このブームの先
端部に作業者が搭乗する作業台を取り付けて構成され
る。作業台にはブームの作動を操作するブーム操作装置
が配設されており、作業台に搭乗する作業者がブーム操
作装置を操作することにより、ブームを旋回作動、起伏
作動、伸縮作動等させて作業台を所望の高所に移動さ
せ、高所作業を行うことができるように構成されてい
る。
【0003】このようなブームを有する高所作業車で
は、ブームを起伏作動させてブームの起伏角度が変化し
たときに作業台が傾いてしまうことがないように、ブー
ムの起伏角度に拘わらず作業台の床面を常時水平に維持
するレベリング機構が設けられている。レベリング機構
は、図6にその構成例を示すように、ブーム95の先端
部に垂直面内(ブームの起伏角度面内)に揺動自在に枢
結された垂直ポスト96と、この垂直ポスト96の揺動
端部とブーム先端部との間に設けられてそれぞれに対し
て垂直面内に揺動自在に枢結されたレベリングシリンダ
94とを有して構成されている。
【0004】そして、ブームが起伏作動されたときにレ
ベリングシリンダ94のロッド側油室またはボトム側油
室に油圧を供給してこのシリンダを伸縮作動させ、これ
により垂直ポストを起伏角度面内に揺動させて、垂直ポ
スト96の立設部が常時垂直を維持するように作動す
る。作業台98は垂直ポスト96の立設部に首振りアー
ム97を介して水平旋回自在に取り付けられている。こ
のため、作業台98はブーム95の起伏角度や作業台の
首振り角度位置に拘わらずその床面が常時水平に保持さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のレベリング機構では、レベリングシリン
ダがブーム先端部に周囲を囲われるように配設されるこ
とから、以下に示すような問題があった。
【0006】第1に、レベリングシリンダがブームの基
端方向に向けて配設されることから、ブーム内部に設け
られてブームを伸縮作動させる伸縮シリンダとの干渉を
避ける必要がある。このため、ブーム先端部にはブーム
の基端方向に一定長さのレベリングシリンダ配設部を設
ける必要があり、ブーム全縮寸法を拡大させたりブーム
の全伸長量を制限する要因になるという問題があった。
また、干渉を避けるため、二つのシリンダを略平行に上
下配設するとすれば、ブーム先端部を太くする必要があ
り、ブーム全体の重量が増加したり作業性を悪化させた
りするという問題があった。
【0007】第2に、垂直ポストはブームの起伏角度範
囲と同一の角度範囲で揺動させる必要があり、レベリン
グシリンダもこれに応じた伸縮長と揺動角が必要であ
る。この際、先端ブームを細く構成した上でブームの最
大起仰角度でレベリングシリンダとブーム先端部とを当
接させないようにするためには、ブーム先端部の下面に
長穴状の開口を設ける必要が生じる。このことはブーム
先端部の構成を複雑化し、またブーム先端部の強度を維
持した上で開口を設けるために、ブーム先端部の重量が
増加するという問題になっていた。
【0008】第3に、上記同様に垂直ポストをブームの
起伏角度範囲と同一の角度範囲で揺動させる必要から、
ブームの最大起仰角度においてブーム先端部と垂直ポス
トとを当接させないためには、垂直ポストの枢結ピンか
ら揺動端部までの揺動アーム長さを長く取り、このアー
ム端部をブーム先端部から突出させて配設する必要があ
る。このため、作業台と垂直ポストとの間にブームの起
伏角度範囲に応じた間隔(首振りアームのアーム長さ)
を設ける必要があるとともに、揺動端部をブーム下方に
突出させないためには枢結ピンをブームの上端方向にオ
フセットして設ける必要があり、作業台の床面積を狭小
化させたり、ブーム先端部の構造を複雑化して重量を増
加させる要因になっているという問題があった。
【0009】さらに、レベリングシリンダの外周がブー
ムに覆われるようにブーム先端部の内側に配設されるこ
とから、このシリンダのメインテナンスが行いにくいと
いう問題があった。
【0010】本発明は、上記のような問題に鑑みて成さ
れたものであり、上記各問題を解決して軽量かつコンパ
クトな構成のレベリング機構を実現し、さらに作業性や
メインテナンス性を向上させた高所作業装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、基台に取り付けられて少なくとも垂直面
内に起伏動自在なブームと、このブームの先端部に配設
されたレベリング機構と、レベリング機構を介してブー
ムの先端部に取り付けられた作業台とを有する高所作業
装置である。その上で、本発明のレベリング機構は、一
端がブームの先端部に垂直面内に揺動自在に枢結された
リンク部材とレベリングシリンダとからなり、レベリン
グシリンダのシリンダボディがリンク部材の他端に垂直
面内に揺動自在に枢結されるとともに、ピストンロッド
がブームの先端部に垂直面内に揺動自在に枢結される。
作業台はシリンダボディに取り付けられてレベリングシ
リンダを伸縮作動させることによりブームに対して垂直
面内に揺動自在に配設され、高所作業装置が構成され
る。
【0012】上記構成では、レベリングシリンダがブー
ムの起伏角度に応じて垂直ポストを揺動させるのではな
く、レベリングシリンダ自身がブームの起伏角度に応じ
て垂直面内(起伏角度面内)に揺動し、シリンダボディ
に取り付けられた作業台を直接揺動させる。すなわち、
本発明におけるレベリングシリンダは、それ自身が従来
における垂直ポストとレベリングシリンダの双方の機能
を兼ね備えた作用をする。従って、ブーム内部に基端方
向に延びるシリンダ配設部を設ける必要がなく、また、
ブーム先端部から突出する揺動端部がないため、簡明な
構成でブーム先端部を軽量コンパクトに構成することが
でき、さらにメインテナンス性を大幅に向上させること
ができる。
【0013】なお、上記シリンダボディには、レベリン
グシリンダの伸縮軸と同軸に配設されて、シリンダボデ
ィに対して伸縮軸周りに回転動自在な首振り機構が設け
られ、作業台は首振り機構を介してシリンダボディに取
り付けられるように高所作業装置を構成しても良い。前
述した発明の構成では、従来技術における垂直ポストの
揺動端がないため、垂直ポストの機能をも兼ね備えるレ
ベリングシリンダと作業台との間に長尺の首振りアーム
を設ける必要がない。従って、本構成のように首振り機
構を設けることにより、極めて軽量コンパクトに首振り
機構を構成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照して説明する。本発明に係る高所作
業装置の好ましい実施例として、車体上にブームを備え
る高所作業車を図5に示している。この高所作業車1は
トラックシャーシをベースとして構成されており、運転
キャビン2aを有して走行自在に構成された車体2上
に、旋回モータ11の作動により車体2に対して水平旋
回自在に構成された旋回台4を備え、この旋回台4の上
端部には、起伏シリンダ12の伸縮作動により車体2に
対して垂直面内に起伏動自在にブーム5が枢結されてい
る。
【0015】ブーム5は旋回台4の上端部に枢着された
基端ブーム5aと、基端ブーム内に順次テレスコープ状
に摺動自在に嵌挿された中間ブーム5b、先端ブーム5
cからなり、ブーム5の内部に配設された伸縮シリンダ
13を伸縮作動させることにより、基端ブーム5aに対
して中間ブーム5b,先端ブーム5cを伸縮動自在に構
成されている。先端ブーム5cの先端部には、後に詳述
するレベリング機構6と首振り機構7とを介して作業台
8が取り付けられており、作業台8はレベリング機構6
の作用によりブーム5の起伏角度によらずその床面が常
時水平に維持されるとともに、首振り機構7を作動させ
ることによりブーム先端部に対して水平旋回自在に配設
されている。
【0016】車体2の前後左右には、ブーム5を起伏、
伸長等させたときなどに車体2に作用して車両を転倒さ
せようとする転倒モーメントに抗して車体2を安定支持
するため、作業者のジャッキ操作に基づいて張り出され
車体2を持ち上げ支持するジャッキ17,17…が配設
されている。
【0017】作業台8には上部操作装置10aが取り付
けられ、車体2の後部には下部操作装置10bが取り付
けられている。これ等の操作装置10(10a,10b)
には旋回台4やブーム5の作動操作を行う操作レバーが
設けられており、作業台8に搭乗する作業者が上部操作
装置10aを操作して旋回台4の旋回操作、ブーム5の
起伏、伸縮操作、作業台8の首振り操作等の作動操作を
行うことができ、地上の作業者が下部操作装置10bを
操作して同様な作動操作を行うことができるようになっ
ている。
【0018】下部操作装置10bに隣接して制御装置3
0が設けられている。制御装置30には上部操作装置1
0a及び下部操作装置10bから操作信号が入力されて
おり、制御装置30は操作信号が入力されるとその操作
信号に応じて、旋回モータ11による旋回台4の旋回作
動、起伏シリンダ12によるブーム5の起伏作動、伸縮
シリンダ13によるブーム5の伸縮作動、首振り機構7
による作業台8の首振り作動等を制御する。なお、具体
的には、各作動は油圧モータや油圧シリンダ等の油圧ア
クチュエータにより行われ、制御装置30は電磁制御バ
ルブの作動を制御して各油圧アクチュエータに供給する
油圧を制御し、各油圧アクチュエータの作動を制御す
る。
【0019】このため、作業台8に搭乗する作業者が上
部操作装置10aを操作することにより、あるいは地上
の作業者が下部操作装置10bを操作することにより、
旋回台4を旋回作動させ、ブーム5を起伏作動、伸縮作
動させ、作業台8を首振り作動等させて、作業台8を所
望の高所に移動させる高所作業を行うことができる。
【0020】先端ブーム5cの先端部と作業台8との間
には、レベリング機構6と首振り機構7とが設けられて
いる。図1には作業台8を含む先端ブーム先端部の正面
図を示し、図2には図1中にII-II矢視で示す上面図を
示しており、以下この両図を用いてレベリング機構6と
首振り機構7について説明する。
【0021】レベリング機構6は、レベリングシリンダ
60とリンク部材65とから構成される。レベリングシ
リンダ60は、いわゆる中間トラニオン型の油圧シリン
ダであり、シリンダボディ61とこのシリンダボディに
シリンダ軸方向に伸縮自在に設けられたピストンロッド
(シリンダロッドとも称する)62とから構成されてい
る。
【0022】レベリングシリンダ60は、ピストンロッ
ド62の先端部62aにおいて先端ブーム5cの先端部
に枢結ピン51で枢結され、ブーム5の起伏角度面内
(垂直面内)に揺動自在に取り付けられている。また、
先端ブーム5cの先端部には、リンク部材65の一端6
5bが枢結ピン52でブーム5の起伏角度面内に揺動自
在に枢結されるとともに、リンク部材の他端65aがシ
リンダボディ61のピボット部61aにブーム5の起伏
角度面内に揺動自在に枢結されている。すなわち、レベ
リングシリンダ60は、シリンダボディのピボット部6
1a、リンク部材の枢結ピン52、ピストンロッド先端
部の枢結ピン51の三つの枢結軸でブーム5の起伏角度
面内に揺動自在に取り付けられている。
【0023】シリンダボディ61のロッド側油室とボト
ム側油室とには図示しない油圧配管が接続されており、
ボトム側油室に油圧を供給することによりシリンダボデ
ィ61からピストンロッド62を張り出し作動させ(レ
ベリングシリンダ60を伸長作動させ)、ロッド側油室
に油圧を供給することによりピストンロッド62を引き
込み作動させ(同、縮長作動させ)ることができる。
【0024】ここで、前述した三つの枢結軸によって形
成される三角形の三つの辺のうち、リンク部材65のピ
ボット軸61aと枢結ピン52とを結ぶ辺、及びブーム
先端部における二つの枢結ピン51,52を結ぶ辺の二
辺の長さは一定であり変化しない。一方、上記のように
レベリングシリンダ60を伸縮作動させると、ピボット
軸61aと枢結ピン51とを結ぶ辺の長さが変化する。
その結果、上記三辺によって形成される三角形が変形
し、これにより、二つの枢結ピン51,52を結ぶ辺を
もつ先端ブーム5cと、伸縮する辺をもつレベリングシ
リンダ60との成す角度が変化する。
【0025】図3は、このようにレベリングシリンダ6
0を伸縮作動させたときに、レベリングシリンダ60が
先端ブーム5cに対してどの様に変位して作業台8を揺
動させるかを模式的に示したものである。ここで、図3
における実線はレベリングシリンダ60を全伸長させた
ときの先端ブーム5cに対するレベリングシリンダ60
の位置状態を示し、二点鎖線はレベリングシリンダ60
を全縮させたときの位置状態を示している。
【0026】図示するように、三つの枢結軸51,5
2,61aを結ぶ三辺で形成される三角形は、レベリン
グシリンダ60を伸縮作動させることにより大きく変形
する。そしてこの変形に伴い、レベリングシリンダ60
はピストンロッド先端の枢結ピン51を揺動中心として
ブーム5の起伏角度面内で揺動し、シリンダボディ62
に取り付けられた作業台8はピストンロッドの張り出し
量に応じて枢結ピン51との軸方向距離を変化させなが
ら、渦巻き状の移動経路で揺動変位する。
【0027】従って、レベリングシリンダ60の伸縮作
動を制御することにより、先端ブーム5cとレベリング
シリンダ60とが成す角度を制御することができ、これ
により、先端ブーム5cに対して作業台8を所望の角度
位置に揺動させることができる。
【0028】このようなレベリングシリンダ60の伸縮
作動を制御するため、ピストンロッドの先端部62aに
レベリングシリンダ60と一体的に揺動するレベリング
バルブ81が取り付けられている。レベリングバルブ8
1としては、例えば、本出願人に係る実公昭64−13
52号公報や実公平6−44957号公報等に開示した
重力式のレベリングバルブを用いることができる。この
バルブは、箱体と、箱体の内部に設けられたボールとを
有して構成され、箱体が傾斜して内部のボールが左右
(ブームの起伏面内におけるブーム先端方向または基端
方向)に転がることによって、箱体に繋がれた左または
右側のパイロット油路を塞ぎ、このとき生じる左右のパ
イロット油路の圧力差を利用してバルブスプールを移動
させて、レベリングシリンダのボトム側油室またはロッ
ド側油室に作動油を供給する。
【0029】例えば、図1に示す状態において、レベリ
ングシリンダ60の上端部が反時計回りに左方向に傾斜
した(作業台8の左端が左下に傾いた)とすれば、ピス
トンロッド先端部に取り付けられたレベリングバルブ8
1がこれとともに傾動する。すると、レベリングバルブ
81の箱体内でボールが左方向に移動して箱体に繋がれ
た左側のパイロット油路を塞ぎ、このときに生じる左右
パイロット圧の圧力差によりバルブスプールが移動され
て、油圧供給ポートと連通されるレベリングシリンダの
ボトム側油室に作動油が供給される。このため、レベリ
ングシリンダ60が伸長作動され、前記したレベリング
機構の作用(図3参照)によりレベリングシリンダ60
の上端部が時計回りに揺動される。レベリングシリンダ
60の上端部が右方向に傾斜したときには上記と逆に作
動し、レベリングシリンダ60を縮長作動させて反時計
回りに揺動させる。
【0030】従って、レベリングシリンダ60の伸縮軸
とレベリングバルブの垂線方向とを一致させて取り付け
ることにより、レベリングシリンダ60が常に垂直を維
持するようにレベリング作動させることができる。そし
て、このときレベリングシリンダ60はブーム5の起伏
角度に拘わらず常にその伸縮軸が垂直に維持される。
【0031】シリンダボディ61の上部には、このシリ
ンダ軸と同軸に首振り機構7が設けられている。首振り
機構7は、シリンダボディ61の上部外周を覆うハウジ
ング71と、シリンダボディのボトム端部(上端部)にボ
ルト等の締結手段により固定されたウォームホイール7
5、ハウジング71の外周面に固着されてハウジング7
1から作業台方向に突出する作業台ブラケット72,7
3、作業台ブラケット72に回転自在に軸支されてウォ
ームホイール75と噛合し、図示しない首振りモータに
より回転駆動されるウォームギヤ76などから構成され
ている。
【0032】ハウジング71の内周部とシリンダボディ
61の外周部との間にはベアリングが設けられており、
ハウジング71はこのベアリングによりシリンダの伸縮
軸まわりに回転自在にシリンダボディ61に支持されて
いる。ハウジング71の外周面に固着されて作業台方向
に突出する作業台ブラケット72,73には、接続ピン
74,74により作業台8が接続されている。
【0033】ウォームギヤ76は、上部操作装置10a
または下部操作装置10bを操作して首振りモータを正
・逆回転させることにより、正転または逆転するように
構成されており、これにより、このギヤ76と噛合する
ウォームホイール75を相対回転させる。前記したよう
にウォームホイール75はシリンダボディ61に固定配
設されており、ウォームギヤ76はこのシリンダボディ
61に対して回転自在なハウジング側に軸支されてい
る。このため、上記のようにウォームギヤ76を正転ま
たは逆転させることにより、作業台8をウォームホイー
ル75のまわりに右廻りまたは左廻りで水平旋回させる
ことができる。
【0034】従って、以上のように構成されるレベリン
グ機構6によれば、レベリングシリンダ60を先端ブー
ム5cの外部に設ける構成のため、ブーム内部にレベリ
ングシリンダの長さや太さに応じたレベリングシリンダ
配設部を設ける必要がなく、これにより、ブーム5全体
を細く軽量コンパクトに構成することができ、メインテ
ナンス性も大幅に向上させることができる。また、レベ
リングシリンダ60自身が従来における垂直ポストの機
能を兼ね備える構成のため、ブーム先端部及びレベリン
グ機構を極めてシンプルかつ軽量に構成することができ
る。
【0035】また、本発明のレベリング機構6では、従
来における垂直ポストのようにブーム先端部から突出
し、ブームの起伏角度に応じて突出端部位置や突出量が
変化する揺動端部をもたないため、従来のような首振り
アームを設ける必要がない。このため、レベリングシリ
ンダのシリンダボディ61に直接作業台8を接続するこ
とや、首振り作動するハウジング71に直接作業台8を
接続することができ、これにより、作業台まわりの構成
を簡明化して軽量化させるとともに、図2中にハッチン
グを付して示す領域Aの面積分作業台8の床面積を増大
させることができる。
【0036】さらに、本発明のレベリング機構6によれ
ば、ブーム5を水平以下に倒伏作動させて作業台8を地
面付近まで下降移動させたときに、最下端となるのは作
業台の下端面または先端ブーム5cの先端部である。こ
のため、例えば地面近傍でブーム操作を誤った場合であ
っても、地上障害物等と当接するのはこれ等の部分であ
り、ピストンロッドやその揺動端部等の機能部品をぶつ
けて破損させるおそれがない。従って誤操作に対しても
機能安全性が高いレベリング機構である。
【0037】なお、上記実施例では重力式のレベリング
バルブ81をピストンロッド先端部に配設した構成例を
開示したが、このバルブ81はレベリングシリンダ60
と一体的に揺動する位置に配設すれば良く、例えばシリ
ンダボディ61の側面やボトム側端部、あるいは作業台
8が首振り作動しない場合には、作業台8に配設するも
のであっても良い。そして、このような構成によれば作
業台8の床面積をさらに拡大させることができる。
【0038】また、重力式のレベリングバルブ81に代
えて、作業台8やレベリングシリンダ60の傾斜角度
(絶対角度またはブーム5と成す相対角度)を検出する
角度検出器を作業台8やレベリングシリンダ周辺部等の
適切な位置に設け、この角度検出値に基づいてレベリン
グシリンダ60に供給する作動油の供給方向及び供給量
を制御してレベリング作動させるように構成することも
可能である。
【0039】次に、図4は本発明の他の実施例を示した
ものである。この実施例は首振り機構7及び作業台8の
構成が前述した実施例と異なっている。なお、先端ブー
ム5cの先端部に取り付けられるレベリング機構6の構
成は前述した実施例と同様であるため、ここでは同一の
主要構成部材に同一番号を付して説明を省略する。
【0040】首振り機構7’はレベリングシリンダの上
端部に固定された旋回ベース71’、この旋回ベース7
1’上にベアリングを介して水平旋回自在に支持された
旋回台72’、旋回ベース71’と旋回台72’との間
に配設されて旋回ベースに対して旋回台を旋回作動させ
る首振りモータ(不図示)などを有して構成されており、
旋回台72’の旋回軸はレベリングシリンダの伸縮軸上
に設けられている。旋回台72’の上部には、広い作業
面積を有した作業台8’(作業床とも称する)が固定され
ており、作業台8’にはブーム操作や作業台の首振り操
作を行う上部操作装置10a’が取り付けられている。
【0041】このため、作業台8’に搭乗する作業者が
上部操作装置10a’を操作することによりブーム5を
起伏動や伸縮動等作動させることができ、レベリング機
構6は前述した実施例と同様の作用により、レベリング
シリンダ60の伸縮軸を垂直に維持作動させてブーム5
の起伏角度に拘わらず作業台8’の床面を常時水平に維
持する。また、作業者は上部操作装置10a’を操作す
ることにより首振りモータを正・逆回転させて旋回ベー
ス71’に対して旋回台72’を旋回させ、作業台8’
を首振り作動させることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ブーム
の先端部にリンク部材とレベリングシリンダのピストン
ロッドとをそれぞれ垂直面内に揺動自在に枢結し、リン
ク部材の他端とレベリングシリンダのシリンダボディと
を垂直面内に揺動自在に枢結してレベリング機構を構成
する。そしてシリンダボディに作業台を取り付け、レベ
リングシリンダを伸縮作動させることにより、ブームに
対して作業台を垂直面内に揺動自在に配設して高所作業
装置を構成する。
【0043】このため、ブーム先端部の構成を簡明化し
て軽量コンパクトに高所作業装置を構成することができ
るとともに、作業性やメインテナンス性を向上させた高
所作業装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高所作業装置の一実施例を示すブ
ーム先端部の正面図である。
【図2】図1中にII-II矢視で示すブーム先端部の上面
図である。
【図3】上記高所作業装置におけるレベリング機構の作
用を説明する説明図である。
【図4】本発明に係る高所作業装置の他の実施例を示す
ブーム先端部の正面図である。
【図5】本発明に係る高所作業装置の一実施形態である
高所作業車の構成を示す正面図である。
【図6】従来の高所作業装置におけるブーム先端部の構
成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 高所作業車(高所作業装置) 4 旋回台(基台) 5 ブーム(5a 基端ブーム、5b 中間ブーム、5
c 先端ブーム) 6 レベリング機構 7 首振り機構 8 作業台 60 レベリングシリンダ 61 シリンダボディ 62 ピストンロッド 65 リンク部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八鍬 政和 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の10 株式会社アイチコーポレーション上尾工 場内 Fターム(参考) 3F333 AA08 AB04 AC08 BB09 BD02 BE02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、前記基台に取り付けられて少な
    くとも垂直面内に起伏動自在なブームと、前記ブームの
    先端部に配設されたレベリング機構と、前記レベリング
    機構を介して前記ブームの先端部に取り付けられた作業
    台とを有する高所作業装置であって、 前記レベリング機構は、 一端が前記ブームの先端部に垂直面内に揺動自在に枢結
    されたリンク部材と、 ピストンロッドが前記ブームの先端部に垂直面内に揺動
    自在に枢結され、シリンダボディが前記リンク部材の他
    端に垂直面内に揺動自在に枢結されたレベリングシリン
    ダとからなり、 前記作業台が前記シリンダボディに取り付けられて前記
    レベリングシリンダを伸縮作動させることにより前記ブ
    ームに対して垂直面内に揺動自在に配設されていること
    を特徴とする高所作業装置。
  2. 【請求項2】 前記シリンダボディには、前記レベリン
    グシリンダの伸縮軸と同軸に配設されて前記シリンダボ
    ディに対して前記伸縮軸周りに回転動自在な首振り機構
    が設けられ、 前記作業台は前記首振り機構を介して前記シリンダボデ
    ィに取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の
    高所作業装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112943721A (zh) * 2021-04-10 2021-06-11 广州海卓船舶技术有限公司 一种拉合机构及拉合设备

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