JP2002116801A - バッチプロセス制御システムに於けるオペレータロックアウト - Google Patents

バッチプロセス制御システムに於けるオペレータロックアウト

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスが実行されている間にオペレータが
プロセスで使用するためのモジュールオブジェクト又は
装置を変更することを防止する方法を提供する。 【解決手段】 プロセス制御システムはユニットモジュ
ールオブジェクト及びモジュールオブジェクトに情報を
書き込むアクセスを制御するのに使用されるモジュール
レベル属性を有している。機密性チェックプロセッサ
は、OPERMODE及びOPERLOCK属性を含む
モジュールレベル属性を調べ、その値は、ユニットモジ
ュールオブジェクト又はモジュールオブジェクトに情報
を書き込まれるかどうかを決定する。モジュールレベル
属性の値は、特定のモジュールオブジェクトがプロセス
制御システムによって使用されているかどうかに基づい
て制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概略的にはプロセ
ス制御ネットワークに関し、より詳細には、プロセスが
実行されている間に、オペレータがバッチプロセスのよ
うなプロセスで使用するためのモジュールオブジェクト
又は装置を変更することを防止することに関連してい
る。
【0002】
【従来の技術】化学、石油又は他のプロセスに使用され
るようなプロセス制御ネットワークは、一般的に、例え
ばバルブポジショナ、スイッチ、(温度、圧力及び流速
センサ等の)センサ等であり得る一又はそれ以上のフィ
ールドデバイスと通信可能に接続された集中プロセスコ
ントローラを含んでいる。これらのフィールドデバイス
は、プロセス内で物理的な制御機能(例えば、バルブの
開閉)を果たし得、プロセスのオペレーションを制御す
るのに使用するためにプロセス内で計測され得、又はプ
ロセス内で他の所望される機能を果たし得る。歴史的に
は、プロセスコントローラは、例えば4−20ミリアン
ペア(mA)の信号をフィールドデバイスへ又はそれか
ら伝送される一又はそれ以上のアナログ信号線又はバス
を介してフィールドデバイスに接続されている。しかし
ながら、最近では、プロセス制御産業は、多くの標準的
で開放されたデジタルの又はデジタルとアナログの結合
した通信プロトコル、例えば、コントローラとフィール
ドデバイスとの間で通信を実行するのに使用され得るF
OUNDATION(商標)フィールドバス(以後”F
ieldbus”と称する)、HART(商標)、PR
OFIBUS(商標)、WORLDFIP(商標)、D
evice−Net(商標)及びCANプロトコルを発
展させている。一般的に言えば、プロセスコントローラ
は、一又はそれ以上のフィールドデバイスによって行わ
れた測定値及び/又はそのフィールドデバイスに関連す
る情報を表す信号を受領し、この情報を使用して典型的
に複雑な制御ルーチンを実行し、及びそのフィールドバ
スに信号線又はバスを介して送られる制御信号を生成
し、それによってそのプロセスのオペレーションを制御
する。
【0003】バッチプロセス等で使用されるようなある
タイプのプロセス制御ネットワークは、プロセス内の同
じ機能を本質的に果たす同じ又は同様の装置を有するよ
うに設計された複製された装置の複数のセットを典型的
に含んでいる。従って、例えば、クッキー製造プラント
は、複数セットの混合装置(即ち、混合ユニット)、複
数セットのベーキング装置(即ち、ベーキングユニッ
ト)、及び複数セットの包装装置(即ち、包装ユニッ
ト)を有し、混合ユニットの幾つか又は全ては、並行し
て動作することができ、ベーキングユニット及び包装ユ
ニットの幾つか又は全てと直列で動作するように接続さ
れ得る。
【0004】典型的には、バッチプロセスは多くの異な
るフェーズ又はステップを連続して実行し、第2のステ
ージの始めの前に第1のステージが完了する。従って、
上記のクッキー製造プラントでは、バッチプロセスは、
混合ユニットを制御する第1のフェーズ又はステップを
実行し、次に、混合ユニットによって製造された生成物
上でベーキングユニットを実行する第2のフェーズを実
行し、次に、ベーキングユニットによって製造された生
成物を包装ユニットが包装するように制御する第3のフ
ェーズを実行する。典型的には、各ユニットはユニット
モジュールオブジェクトを有し、これはユニット(即
ち、ハードウエア構成要素)の状態を表すように適合し
たソフトウエアであり得る。ユニットモジュールオブジ
ェクトは、より低レベルのモジュールの実行を調整する
ように最適化されたソフトウエア命令に埋め込まれたア
ルゴリズムであり得る(以降では、より低レベルのモジ
ュールは、単に「モジュールオブジェクト」と称す
る)。後に詳細に述べるように、モジュールオブジェク
トは、変数部分とアルゴリズム部分とを有している。典
型的には、モジュールオブジェクトは、例えば、バルブ
の開放、タンクの充満のような単一の論理的機能を実行
するように設計されている。手短に言えば、モジュール
オブジェクトは、ハードウエア構成要素の状態を変更す
るために使用されている。
【0005】クッキーを製造するためのバッチプロセス
の先の例は、各フェーズが一つの特定のユニット上で動
作することを示しているが、このことは必ずしも常にそ
うではない。各フェーズのステップの数に依存して、装
置の複数のユニットが特定のフェーズを実行するのに使
用され得る。例えば、もし記載されているクッキー製造
に使用されているバッチプロセスに代えて、クッキーの
製造がより大きいバッチプロセスの単一のフェーズであ
るなら、このようなフェーズは、混合、ベーキング及び
包装ユニットを制御することができる。
【0006】各ユニット(及びそれに関連するユニット
モジュールオブジェクト)は、それに関連する一又はそ
れ以上の関連するモジュールオブジェクトを有し得る。
典型的には、ユニットモジュールオブジェクトが従属す
るモジュールオブジェクトを有するとき、そのユニット
モジュールオブジェクトは、従属モジュールオブジェク
トを「所有する」と言われ得る。例えば、混合ユニット
モジュールオブジェクトは、成分をミキサーに投入する
ための多くのバルブを所有し得、多くのバルブのそれぞ
れの一つは、特定のバルブの位置を制御するための関連
するモジュールオブジェクトを有し得る。モジュールオ
ブジェクトは、入力、処理及び出力部分を含んでいる。
オペレーションに際して、入力部分はセンサからの信号
を受領し、その受領した信号を処理のために処理部分に
渡す。処理部分は、受領した信号と設定値とを比較し、
2つの信号の差に基づいて出力を生成する。処理部分か
らの出力信号は出力部分に渡され、これは、ハードウエ
アの部分(即ち、バルブ)を制御するのに使用される出
力を生成する。例えば、混合フェーズの間、バルブモジ
ュールオブジェクトは、ミキサー内のミルクの量の示量
を受領する。モジュールオブジェクトの処理部分は、比
例−積分−微分(PID)制御ルーチンを使用して、そ
のミルクの量の示量をミキサー内のミルクの望ましい量
を表す設定値と比較し、ミキサーに追加のミルクを加え
る必要があるかどうかを決定する。ミルクの量の示量と
設定値との比較に基づいて、モジュールオブジェクト
は、ミキサーへのミルクの流れを増加させ、減少させ又
は停止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】先の例では、出力バル
ブに関連する付加的なモジュールオブジェクトが、混合
フェーズの間にバルブを開けることにより、ミキサーか
らのクッキー生地の流れを制御するのに使用され得る。
個々のモジュールオブジェクトは、バッチプロセスで異
なるフェーズによって使用され得る。更に、オペレータ
は、特定のモジュールオブジェクトのプログラミングを
変更することを望み得る。例えば、オペレータは、混合
ユニットの洗浄の間、モジュールオブジェクトの設定値
を変更し得る。モジュールオブジェクトのプログラミン
グの変更がオペレータに、洗浄、保守、修理等の必要な
機能果たすのを許容する一方、そのモジュールオブジェ
クトを使用してバッチプロセス又はフェーズの実行の間
にモジュールオブジェクトのプログラミングを変更する
ことは、バッチプロセス又はフェーズの運転を混乱させ
かねない。
【0008】従って、オペレータは、特定のモジュール
オブジェクトが現在使用されていないか、又はそのモジ
ュールオブジェクトのプログラミングの変更前に使用さ
れるように予定されていないことを注意深く確認しなけ
ればならない。例えば、オペレータは、設定値、流速、
タイミングのようなパラメータ又は特定のモジュールオ
ブジェクトの他のパラメータを変更することを希望する
ことができる。しかしながら、オペレータがどのように
注意深くても、モジュールオブジェクトの不注意な再プ
ログラミングが起こり得、バッチプロセス又はフェーズ
の実行を混乱させ、それによって、生成物(即ち、クッ
キー生地)のロス又は汚染を引き起こす可能性がある。
【0009】製造以外の適用に於いても、モジュールオ
ブジェクトの不注意な再プログラミングは、より重大な
結果を引き起こす。例えば、もし、バッチプロセス又は
フェーズで使用されるモジュールオブジェクトが原子力
発電プラントの制御に使用されたら、不注意な再プログ
ラミングは、破局的な事故を引き起こしかねない。
【0010】
【課題を解決するための手段】プロセス制御システム
は、ユニットモジュールオブジェクト及びモジュールオ
ブジェクトに含まれるモジュールレベルパラメータを含
んでいる。このようなパラメータは、不注意なモジュー
ルオブジェクトの再プログラミングを避けて、モジュー
ルオブジェクトへのアクセスを制御するために使用され
得る。モジュールオブジェクトへのアクセスは、モジュ
ール毎を基準として個々に制御され得、又はユニットモ
ジュールオブジェクトによって所有され又はフェーズに
よって使用されるモジュールオブジェクトによって階層
的に制御され得る。特に、モジュールオブジェクトへの
アクセスは、ロックされ、ロック解除され又は制限され
る。モジュールオブジェクトがロックされているとき、
そのモジュールオブジェクトのパラメータ又はプログラ
ミングは変更されない(即ち、情報はそのモジュールオ
ブジェクトに書き込まれない)。逆に、モジュールオブ
ジェクトがロック解除されると、そのモジュールオブジ
ェクトのパラメータ又はプログラミングは変更され得る
(即ち、情報はそのモジュールオブジェクトに書き込ま
れ得る)。制限されたアクセスは、ロック及びロック解
除の状態の両方の組合せであり、その場合には、モジュ
ールオブジェクトは、適切なアクセスコードを有するオ
ペレータに対してロック解除されるが、適切なアクセス
コードを有していないオペレータに対してはロックされ
ている。モジュールオブジェクトレベルパラメータは、
オペレータが、バッチプロセス又はフェーズで使用され
又は使用されるであろうモジュールオブジェクトを変更
するのを防止し、それによって、バッチプロセス又はフ
ェーズが不注意に混乱するのを妨げる。
【0011】第1の実施形態に従えば、本発明は、ハー
ドウエア構成要素の状態を表すユニットモジュールオブ
ジェクトを有するプロセス制御システムで使用するため
のオブジェクトモジュールに情報を書き込むためのアク
セスを制御する方法であり得、そこでは、モジュールオ
ブジェクトはユニットモジュールオブジェクトに関連し
及びハードウエア構成要素の状態を変更するのに使用さ
れ、ユニットモジュールオブジェクトは、値を有するユ
ニットモジュールオブジェクトモード属性を有してい
る。この方法は、ユニットモジュールオブジェクトモー
ド属性の値を決定し、ユニットモジュールオブジェクト
モード属性に基づいてモジュールオブジェクトへの情報
を書き込むためのアクセスを選択的に許容するステップ
を含み得る。
【0012】幾つかの実施形態では、モジュールオブジ
ェクトへの情報を書き込むためのアクセスを選択的に許
容するステップは、ユニットモジュールオブジェクトモ
ード属性の値がロック解除の状態にあるときにモジュー
ルオブジェクトへの情報を書き込むアクセスを許容する
ステップを含み得る。更に、モジュールオブジェクトへ
の情報を書き込むためのアクセスを選択的に許容するス
テップは、ユニットモジュールオブジェクトモード属性
の値がロックされた状態にあるときにモジュールオブジ
ェクトへの情報を書き込むアクセスを許容しないステッ
プを含み得る。更に、モジュールオブジェクトへの情報
を書き込むためのアクセスを選択的に許容するステップ
は、ユーザがモジュールオブジェクトに情報を書き込む
権限を有するかを決定するステップを含み得る。
【0013】他の実施形態では、モジュールオブジェク
トは、値を有するモジュールオブジェクトモード属性を
含み得、そこでは、モジュールオブジェクトへの情報を
書き込むためのアクセスを選択的に許容するステップ
は、ユニットモジュールオブジェクトモード属性の値と
モジュールオブジェクトモード属性の値とに基づいて、
モジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセスを制
御するステップを含み得る。
【0014】他の実施形態では、ユニットモジュールオ
ブジェクトは、値を有するユニットモジュールオブジェ
クトロック属性を含み得、そこでは、モジュールオブジ
ェクトへの情報を書き込むためのアクセスを選択的に許
容するステップは、ユニットモジュールオブジェクトロ
ック属性の値に基づいて、モジュールオブジェクトに情
報を書き込むためのアクセスを制御するステップを含み
得る。更に、プロセス制御システムはフェーズを含み
得、モジュールオブジェクトへの情報を書き込むための
アクセスを選択的に許容するステップは、ユニットモジ
ュールオブジェクトがそのフェーズによって使用されて
いるかを決定することによりユニットモジュールオブジ
ェクトロック属性の値を決定するステップを含み得る。
【0015】更に、プロセス制御システムは、オペレー
タロックアウトを含むフェーズを含み得、そこでは、モ
ジュールオブジェクトへの情報を書き込むためのアクセ
スを選択的に許容するステップは、ユニットモジュール
オブジェクトを使用してオペレータロックアウトがその
フェーズに対して設定されたかを決定することにより、
ユニットモジュールオブジェクトロック属性の値を決定
するステップを含み得る。更に、ユニットモジュールオ
ブジェクトは、値を有するユニットモジュールオブジェ
クトロック属性を含み得、そして、プロセス制御システ
ムは、そのユニットモジュールオブジェクトに関連する
複数のモジュールオブジェクトを含み得、モジュールオ
ブジェクトへの情報を書き込むためのアクセスを選択的
に許容するステップは、ユニットモジュールオブジェク
トロック属性の値に基づいて複数のモジュールオブジェ
クトに情報を書き込むためのアクセスを制御するステッ
プを含み得る。
【0016】第2の実施形態に従えば、本発明は、プロ
セッサとハードウエア構成要素の状態を表すユニットモ
ジュールオブジェクトとを有するプロセス制御システム
で使用するための、モジュールオブジェクトに情報を書
き込むアクセスを制御するためのアクセス制御システム
であり得、そこでは、モジュールオブジェクトは、ユニ
ットモジュールオブジェクトに関連し、ハードウエア構
成要素の状態を変更するのに使用され、ユニットモジュ
ールオブジェクトは値を有するユニットモジュールオブ
ジェクトモード属性を有している。このシステムは、メ
モリと、そのメモリに格納されプロセッサにユニットモ
ジュールモード属性の値を決定させる第1のルーチン
と、そのメモリに格納されプロセッサにユニットモジュ
ールオブジェクトモード属性の値に基づいてモジュール
オブジェクトへの情報を書き込むためのアクセスを選択
的に許容させるための第2のルーチンとを含んでいる。
【0017】第3の実施形態に従えば、本発明は、ハー
ドウエア構成要素の状態を表すユニットモジュールオブ
ジェクトを有するプロセス制御システムで使用するため
のモジュールオブジェクトに情報を書き込むためのアク
セスを制御する方法であり得、そこでは、モジュールオ
ブジェクトは、ユニットモジュールオブジェクトに関連
し、ハードウエア構成要素の状態を変更するのに使用さ
れ、モジュールオブジェクトは値を有するモジュールオ
ブジェクトモード属性を有している。このような実施形
態では、その方法は、モジュールオブジェクトモード属
性の値を決定し、モジュールオブジェクトの値に基づい
てモジュールオブジェクトに情報を書き込むためのアク
セスを選択的に許容するステップを含んでいる。
【0018】第4の実施形態に従えば、本発明は、プロ
セス制御装置とそのプロセス制御装置に関連するモジュ
ールオブジェクトとを含むプロセス制御システムであり
得、そこでは、モジュールオブジェクトはプロセス制御
装置のオペレーションを制御するのに使用されるパラメ
ータを含み、モジュールオブジェクトはそのモジュール
オブジェクトのパラメータに情報を書き込むためのアク
セスを選択的に許容するモジュールオブジェクトモード
属性を含んでいる。
【0019】本発明は、それ自身で、更なる目的と付随
する利点と共に、添付の図面と組み合わせて、以下の詳
細な記述により、当業者によって最良の理解が行われる
であろう。
【0020】
【発明の実施の形態】図1を参照すれば、プロセス制御
ネットワーク10は、多数のワークステーション14に
例えばイーサネット(登録商標)接続15を介して接続
されたプロセスコントローラ12を含んでいる。また、
コントローラ12は、プロセス(概略的に参照番号16
で表されている)内のデバイス又は装置と、入力/出力
(I/O)デバイス(図示せず)及び通信ラインのセッ
ト若しくはバス18を介して接続されている。単なる例
示のFisher−Rosemont Systems
株式会社によって販売されているDeltaV(商標)
コントローラであるコントローラ12は、一又はそれ以
上のプロセス制御ルーチンを実行しそれによってプロセ
ス16の所望の制御を実行するために、例えばプロセス
16全体に分散しているフィールドデバイス及びフィー
ルドデバイス内の機能ブロックのような制御エレメント
と通信可能である。プロセス制御ルーチンは、連続又は
バッチプロセス制御ルーチン又は手順である。ワークス
テーション14(これは、例えばパーソナルコンピュー
タであり得る)は、一又はそれ以上の技術者又はオペレ
ータによって、コントローラ12によって実行されるべ
きプロセス制御ルーチンを設計するために、このような
プロセス制御ルーチンをダウンロードするためにコント
ローラ12と通信するために、プロセス16の操作の間
にプロセス16に関する情報を受領し表示するために、
そして、コントローラ12によって実行されているプロ
セス制御ルーチンと別の相互作用を行うために、使用さ
れ得る。ワークステーション14のそれぞれは、例えば
構成設計アプリケーションのようなアプリケーションを
格納し、例えばプロセス16の構成に関連する構成デー
タのようなデータを格納するためのメモリ20を含んで
いる。また、ワークステーション14のそれぞれは、ユ
ーザがプロセス制御ルーチンを設計し、コントローラ1
2にこれらのプロセス制御ルーチンをダウンロードする
のを可能とするアプリケーションを実行するプロセッサ
21を含んでいる。同様に、コントローラ12は、プロ
セス16を制御するために使用される構成データ及びプ
ロセス制御ルーチンを格納するためのメモリ22を含
み、プロセス制御方策を実行するためにプロセス制御ル
ーチンを実行するプロセッサ24を含んでいる。もし、
コントローラ12がDeltaVコントローラであるな
ら、それは、コントローラ12内のプロセス制御ルーチ
ンの図式描写を、プロセス制御ルーチン内の制御要素と
これらの制御要素がプロセス16の制御を提供するよう
に構成される方法を図示するワークステーション14の
一つを介してユーザに提供する。
【0021】図1に示す例示のプロセス制御ネットワー
ク10では、コントローラ12はバス18を介して同様
に構成された装置の2つのセットに通信可能に接続さ
れ、それぞれのセットは、ここでReactor_01
(R1)又はReactor_02(R2)として言及
する反応器ユニット、ここでFilter_01(F
1)又はFilter_02(F2)として言及するフ
ィルタユニット、Dryer_01(D1)又はDry
er_02(D2)として言及するドライヤユニットを
有している。Reactor_01は、反応容器10
0、例えばヘッドタンク(図示せず)から反応容器10
0に液体を供給する入口ラインを制御するために接続さ
れている2つの入力バルブ101及び102と、排出液
体ラインを介して反応容器100の液体流出を制御する
ために接続されている出力バルブ103とを含んでい
る。温度センサ、圧力センサ、液体レベルメーター等の
ようなセンサであるデバイス105、又は電気ヒーター
又はスチームヒーター等の幾つかの他の装置が、反応容
器100又はその近傍に配置されている。Reacto
r_01はバルブ103を介してフィルタ装置110を
有するFilter_01に接続され、これは続いてド
ライヤ装置120を有するDryer_01に接続され
ている。同様に、装置の第2のセットは、反応器20
0、2つの入力バルブ201及び202と、出力バルブ
203と、デバイス205とを含んでいる。React
or_02はフィルタ装置210を有するFilter
_02に接続され、これは続いてドライヤ装置220を
有するDryer_02に接続されている。フィルタ装
置110及び210、並びにドライヤ装置120及び2
20は、付加的な制御要素(例えば、ヒーター、コンベ
ヤベルト等)、それに関連するセンサ等を有し得る。図
1に示すように、コントローラ12は、バルブ101−
103、201−203、デバイス105,205、フ
ィルタ110,210、及びドライヤ120,220
(及びこれらに関連する他の装置)にバス18を介して
通信可能に接続され、これらのユニットに関連する一又
はそれ以上のオペレーションを実行するためにこれらの
要素の制御を行う。このようなオペレーションは、例え
ば、反応容器又はドライヤを満たすこと、反応容器又は
ドライヤ内の材料を加熱すること、反応容器又はドライ
ヤから排出すること、反応容器又はドライヤを洗浄する
こと、フィルタを操作すること等を含んでいる。
【0022】図1に示されているバルブ、センサ、及び
他の装置は、例えばフィールドバスデバイス、標準的な
4−20mAデバイス、HARTデバイス等を含む所望
の種類又はタイプの何れでもであり得、例えばフィール
ドバスプロトコル、HARTプロトコル、4−20mA
アナログプロトコル等の公知又は所望の通信プロトコル
を使用して、コントローラ12と通信し得る。更に、他
のタイプのデバイスがコントローラ12に接続され及び
これによって制御され得る。また、他のコントローラ
も、プロセス16に関連する他のデバイス又はエリアを
制御するために、コントローラ12及びワークステーシ
ョン14にイーサネット(登録商標)通信ライン15を
介して接続され得、このような付加的なコントローラの
オペレーションは、図1に示されているコントローラ1
2のオペレーションとどのような方法によっても協調し
得る。
【0023】一般的に言えば、図1のプロセス制御シス
テムは、例えばワークステーション14の一つ又はコン
トローラ12がバッチ実行ルーチン又はバッチ手順を実
行するバッチプロセスを実行するのに使用され得る。バ
ッチ手順(これは典型的にワークステーション14の一
つで実行される)は、反応器ユニット、フィルタユニッ
ト、ドライヤユニット又は他の装置の一つのような単一
のユニット上で動作するサブルーチン又はプロセスであ
る一又はそれ以上のユニット手順の動作を指向する高レ
ベルの制御ルーチンである。各ユニット手順(これも、
ワークステーション14の一つで実行される)は一連の
オペレーションを実行し、そのそれぞれは、関連するユ
ニットモジュールを有するユニット上で一又はそれ以上
のフェーズを実行する。この議論については、フェーズ
はユニット上で典型的に実行される最も低レベルのオペ
レーション又はステップであり、コントローラ12の一
つで実行又は実装され、オペレーションはそのユニット
上の特定の機能を実行するフェーズのセットであり、一
連のフェーズを呼び出すことによりワークステーション
14の一つで典型的に実行又は実装され、一方、ユニッ
ト手順は単一のユニット上で実行される一連の一又はそ
れ以上のオペレーションであり、一連のオペレーション
コールとして典型的に実行される。結果として、ユニッ
ト手順は一又はそれ以上のフェーズ及び/又は一又はそ
れ以上のオペレーションを含み得る。このような方法に
より、バッチ実行ルーチンは、食品、薬等のような製品
を生産するのに必要とされる異なるステップ又はステー
ジ(即ち、ユニット手順)を実行する。
【0024】異なるユニット手順、オペレーション及び
ステップを実行するために、バッチ手順は、実行される
べきステップ、そのステップに関連する量及び時間、並
びにステップの順序を特定する一般的にレシピと言われ
るものを使用する。一つのレシピについてのステップ
は、例えば、適当な材料又は原料で反応器を満たすこ
と、反応容器内の材料を混合すること、反応容器内の材
料をある温度である時間加熱すること、反応器内を空に
して次に洗浄し次のバッチ実行のために準備すること、
反応器からの排出物を濾過するためにフィルタを通過さ
せること、そして次に、反応器で生成された生産物を乾
燥させるためにドライヤーを通過させることを含んでい
る。異なるユニットに関連する一連のステップのそれぞ
れは、バッチ実行のユニット手順を定義し、そしてコン
トローラ12内のバッチ実行ルーチン又はバッチ手順が
これらのユニット手順のそれぞれの一つについての異な
る制御アルゴリズムを実行するであろう。勿論、具体的
な材料、材料の量、加熱温度及び時間等は、レシピ毎に
異なっており、従って、これらのパラメータは、製造又
は生産される生成物と使用されているレシピに依存し
て、バッチ実行毎に変更され得る。ここでは制御ルーチ
ン及び構成が、図1に示されている反応器ユニット、フ
ィルタユニット及びドライヤユニットでのバッチ実行に
ついて記載されているけれども、制御ルーチンは、所望
なら、どのようなバッチプロセス実行を行うために、又
は連続プロセス実行を行うために使用され得ることを、
当業者は理解するであろう。
【0025】また、当業者は、バッチプロセスの同じフ
ェーズ、オペレーション又はユニットプロセスは、同時
又は異なる時に、図1の異なる反応器ユニットのそれぞ
れで実行され得ることも理解するであろう。更に、図1
の反応器ユニットは、一般的に同じ数及びタイプの装置
を有している(即ち、それらは同じユニットクラスに帰
属している)ので、この属のフェーズ制御ルーチンが異
なる反応器ユニットに関連する異なるハードウエア又は
装置を制御するように改変されなければならないという
点を除いて、特定のフェーズについての同属のフェーズ
制御ルーチンが、異なる反応器ユニットのそれぞれを制
御するのに使用され得る。例えば、Reactor_0
1を満たすフェーズを実行するために(ここでは反応器
ユニットが満たされる)、充満制御ルーチンは、一又は
それ以上の入力バルブ101又は102を、例えば液面
メータ105が反応容器100が満たされたことを検出
するまで、ある時間の間開く。しかしながら、この同様
のルーチンは、単に入力バルブの指示をバルブ101又
は102に代えてバルブ201又は202に変更するこ
とにより、そして、液面メータの指示を液面メータ10
5に代えて液面メータ205に変更するだけで、Rea
ctor_02に対する充満フェーズを実行するのに使
用され得る。
【0026】図2のオブジェクト構造又はツリーは、ボ
ックス内の具体的なオブジェクトを表し、オブジェクト
(又はオブジェクトのタイプ)の一般的な分類は、オブ
ジェクトの上にボックス無しでツリーに示されている。
図2に示されているように、プロセス制御ネットワーク
10は、例えば、プラント内のビルディング又は地理的
なエリア表示等の他の一又はそれ以上のアイリアスを含
んでいる。図2のオブジェクトツリーでは、プロセス
は、Building_01及びBuilding_0
2と名付けられた2つのエリアオブジェクトを有してい
る。それぞれのエリアオブジェクトはプロセスセルに分
割され、それぞれのプロセスセルは、そのエリアで実行
されているプロセスの特徴、又はそのエリア内の相互接
続された装置のセットを認識する。図2のBuildi
ng_01エリアオブジェクトは、Cell_01及び
Cell_02で示される少なくとも2つのプロセスセ
ルオブジェクトを含んでいるように記載されている。各
セルオブジェクトは、プロセスセルで使用されるハード
ウエアの異なるカテゴリ又はグルーピングを認識するゼ
ロ、一又はそれ以上のユニットクラスを含み得る。
【0027】ユニットクラスは、複製された装置のセッ
トの共通の構成を保持する命名されたオブジェクトであ
り、より詳細には、非常に似ているが同一ではないプロ
セス機器を有するユニットの収集物であり、そのそれぞ
れは、プロセス内で非常に似ているが同一ではない機能
を果たす。ユニットクラスオブジェクトは、それが帰属
するプロセス制御システム内のユニットのタイプを記述
するように典型的に命名される。図2は、Cell_0
1オブジェクトに関連するHeadTankユニットク
ラス、Reactorユニットクラス、Filterユ
ニットクラス及びDryerユニットクラスを記述して
いる。ユニットの他のグルーピングが他のセルに関連し
得るが、同様のユニットクラスがCell_02に見ら
れるであろう。勿論、殆どのプロセス制御ネットワーク
では、ユニットクラスの多くの他のタイプが、同様に提
供され又は定義されるであろう。
【0028】図2のReactorユニットクラスにつ
いて示されているように、各ユニットクラスオブジェク
トは、それに関連するユニットモジュールオブジェクト
及びフェーズクラスオブジェクト(即ち、フェーズ)を
有し得る。ユニットクラスは、一般的に、命名されたユ
ニットクラス内の複製されたハードウエアのあるインス
タンスを特定し、一方、フェーズクラスは、一般的に、
ユニットクラスに関連するユニットモジュールオブジェ
クトに適用され得るフェーズを特定する。より詳細に
は、ユニットモジュールオブジェクトは、単一のプロセ
スユニットに対する変数とユニットフェーズの全てを保
持する命名されたソフトウエアオブジェクトであり得、
具体的なプロセス装置を識別するように典型的に命名さ
れる。例えば、図2のCell_01のReactor
ユニットクラスは、R1及びR2フェーズオブジェクト
を有し、これらは図1に示されているReactor_
01及びReactor_02ユニットモジュールに対
応している。Cell_01のHeadTankユニッ
トクラスは、単一のHT1のユニットモジュールを含ん
でいる。同様に、Cell_01のFilterユニッ
トクラスは、具体的なフィルタモジュールF1を有し、
Cell_01のDryerユニットクラスは、それに
関連するD1及びD2のドライヤユニットを有してい
る。同様に、Cell_02は(HT1の単一のユニッ
トモジュールを有する)HeadTank、(R3の単
一の反応器ユニットモジュールを有する)Reacto
r、(フィルタユニットモジュールF2及びF3を有す
る)Filterのユニットクラスを有しているであろ
う。
【0029】図2に示すように、各ユニットフェーズオ
ブジェクトは、一又はそれ以上の関連するモジュールを
有し得、そのそれぞれは、(処理している部分内に含ま
れ又は含まれない)セットポイントをモニタする部分と
同様に、入力、処理及び出力の部分を有している。例え
ば、ユニットモジュールオブジェクト1(これはユニッ
トモジュールオブジェクトであると考えられる)は、モ
ジュールオブジェクト1及び2を所有し得る。加えて、
ユニットモジュールオブジェクト2(これもユニットモ
ジュールオブジェクトであると考えられる)は、モジュ
ールオブジェクト2を所有し得る。当業者によって理解
されるように、モジュールオブジェクトは一又はそれ以
上の異なるユニットモジュールオブジェクト又はユニッ
トフェーズオブジェクトに関連し得る。一般的には、特
定のモジュールオブジェクトが2つ又はそれ以上の異な
るユニットモジュールオブジェクトに関係しているけれ
ども、これらのユニットモジュールオブジェクトのたっ
た一つが、与えられた時間に特定のモジュールを使用し
得る。ユニットモジュールオブジェクトに関連するどの
ようなモジュールオブジェクトも、そのユニットモジュ
ールオブジェクトによって所有されているとして言及さ
れ得る。
【0030】フェーズクラスは、同じユニットクラスに
属する複数のユニットクラス上で、及び所望なら複数の
異なるユニットクラス上で実行され得るフェーズに対す
る共通の構成を保持する命名されたオブジェクトであ
る。本質的には、各フェーズは、コントローラ12によ
って生成され使用されて同じ又は異なるユニットクラス
内のユニットモジュールを制御する異なる制御ルーチン
である。典型的には、各フェーズクラスは、ユニットモ
ジュール上で実行されるアクションを記述する動詞に関
連して命名される。例えば、図2に記載されているよう
に、Reactorユニットクラスは、図1の反応容器
100又は200の何れか一つを充満させるのに使用さ
れるFillフェーズクラス、図1の反応容器100又
は200の何れか一つを加熱するのに使用されるHea
tフェーズクラス、図1の反応容器100又は200の
何れか一つを空にするのに使用されるDumpフェーズ
クラス、及び図1の反応容器100又は200の何れか
一つを洗浄するのに使用されるCleanフェーズクラ
スを有している。勿論、これに関連するどのような他の
フェーズクラス又はユニットクラスでもあり得る。He
adTank、Filter及びDryerフェーズク
ラスに対する図2には具体的なフェーズクラスは示され
てはいないが、少なくとも一つのフェーズクラスがそれ
ぞれに対して存在し、そして、そのフェーズクラスが関
連するユニットモジュールオブジェクトを使用して、バ
ッチプロセスの部分、ユニット手順又はオペレーション
を実行するのに使用される。フェーズクラスは、一般的
には、そのバッチプロセスについてのレシピによって定
義されるように、全体に亘るバッチプロセスで必要とさ
れる幾つかの機能を果たすように、ユニットプロセスの
オペレーション(バッチ実行ルーチン内の全て)によっ
て呼び出されるサブルーチンであると考えられる。フェ
ーズクラスは、基本的にバッチ実行ルーチン又は他のフ
ェーズクラスからフェーズクラスサブルーチンに提供さ
れる入力であるゼロ又はそれ以上のフェーズ入力パラメ
ータ、基本的にバッチ実行ルーチン又は他のフェーズク
ラスに戻されるフェーズクラスサブルーチンの出力であ
るゼロ又はそれ以上のフェーズ出力パラメータ、フェー
ズクラスのオペレーションに関してユーザに表示される
メッセージ又は幾つかの方法でこのフェーズクラスが関
連する他のフェーズクラスに関する情報であるゼロ又は
それ以上のメッセージ、及びこのフェーズクラスに基づ
いてフェーズ論理モジュール又はユニットフェーズで生
成されるパラメータを生ずるゼロ又はそれ以上のフェー
ズアルゴリズムパラメータを含み得る。(ユニットフェ
ーズは、単に特定のユニットに対するフェーズクラスの
実例を示す変形である)。これらのフェーズアルゴリズ
ムパラメータは、一時的な格納場所又はフェーズの実行
中の変数として使用され、必ずしもユーザ又はバッチ実
行ルーチンに見えている必要はない。各フェーズは、一
般的に言えばフェーズを実行するのに使用される制御ル
ーチンである一又はそれ以上のフェーズアルゴリズム定
義(PADs)を含み得る。また、各フェーズクラス
は、ゼロ、一、二又はそれ以上のユニットへの連想リス
トを有し、このリストは、このフェーズクラス及び従っ
てフェーズクラスのPADが適用され得るユニットクラ
スを定義する。従って、同じフェーズクラスは異なるプ
ロセスセルの同じユニットクラス、又は同じ若しくは異
なるプロセスセル若しくは装置の列の異なるユニットク
ラスに関連し得る。
【0031】再び図2のユニットモジュールを参照する
と、各ユニットモジュールオブジェクトは、初期値を有
するゼロ又はそれ以上のユニットタグオブジェクト(U
T)又はパラメータを含んでいる。UTオブジェクトは
図2のR1及びR2モジュールについてのみ示されてい
る。これらのパラメータは、そのユニットモジュールに
関連する装置の設定と構成パラメータとに対応し得る。
これらのユニットタグは、例えば、ユニットの容量、ユ
ニットの材料、ユニットの製造者、又はその装置に関連
する他のデータ若しくはパラメータを定義している。こ
のデータは、製造データのように固定であり得、又はそ
のユニットが使用された最終時間、最後のプロセス又は
そのユニット内に入れられた材料等のように可変であり
得る。更にまた、各ユニットモジュールオブジェクト
は、それに関連するアラーム、リソース識別子、(マン
−マシンインターフェイス画像のような)制御ディスプ
レイ、このユニットモジュールが要求するリソースのリ
スト、プロセスセル情報等を有し得る。
【0032】よく知られているように、バッチ制御ルー
チン又はバッチ手順は、例えば反応器ユニット(R1,
R2,R3,R4)、フィルタユニット(F1,F2,
F3)及び ドライヤ(D1,D2,D3)の何れかを
含み得る装置のグループ又はセット上で特定のバッチプ
ロセスを実行するために生成される。一般的に、このよ
うなバッチ手順は、そのユニット手順が全体に亘るバッ
チ手順の間に実行される必要があるときに、それぞれ特
定のユニットに関連し一又はそれ以上のモジュールオブ
ジェクトを所有し得る一又はそれ以上のユニット手順又
はユニットオブジェクトを呼び出し又は実行するであろ
う。しかしながら、バッチ手順が書かれ又は最初に実行
を開始したときに異なるユニット手順のそれぞれに於い
て使用されるべき特定のユニットを特定する代わりに、
バッチ手順は、そのユニット手順又はステージが実行さ
れるべきときに、バッチ手順のそれぞれの特定のユニッ
ト手順又はステージに対して使用されるべきユニットを
選択する動的選択ルーチンを含み得る。この選択のタイ
ミングは、バッチ手順が書かれ最初に実行されてから長
時間経った後であり得る。実際に、幾つかの例では、バ
ッチ手順の後のステージに対する動的選択ルーチンは、
バッチ手順が最初に実行されてから数時間又は数日でさ
えある。
【0033】一般的に言えば、バッチ手順は、ユニット
又は装置の異なるセット(又はときには同じセット)に
関連する異なるユニット手順又はユニットモジュールを
呼び出すように書かれる。書かれるに際しては、バッチ
手順は、それが実行されるべき或る又は特定のプロセス
セルを特定することができ、又はバッチ手順の開始時に
使用されるべきプロセスセルをユーザ又はオペレータが
選択するのを許容するように書かれる。しかしながら、
一度特定のセルが選択されてバッチ手順が開始された
ら、バッチ手順は、選択されたプロセスセルに関連する
装置又はユニットモジュールを使用するように制限され
る。
【0034】勿論、バッチ手順を生成し又は記述すると
きには、エンジニアは、新たなユニット手順が実行され
るときはいつでも、バッチ手順に動的選択ルーチンを単
に呼び出させ得る。エンジニアは、動的にユニットを選
択するためにその選択ルーチンによって使用されるべき
各ユニット手順、ユニットクラス、ユニットオブジェク
ト等に対するユニットアロケーションテーブルを生成し
得る。このユニットアロケーションテーブルは、例え
ば、関連するユニット手順、ユニットクラス、ユニット
モジュール等に対して実行されるべき適切な表現と優先
度の表現を含み得る。エンジニアは、各ユニットモジュ
ールに対するユニットタグが選択ルーチンによって必要
とされるユニットパラメータを含んでいるということを
確保しなければならない。次に、エンジニアは、バッチ
手順が実行され得るときに、適当なコントローラ12及
び/又はワークステーション14内の適当なデータベー
スに、バッチ手順、選択ルーチン、ユニットアロケーシ
ョンテーブル及びユニットタグをダウンロードする。
【0035】図3を参照すれば、ユーザインターフェイ
ス300の描写は、フェーズのステップを表す種々のボ
ックスを含むフェーズダイヤグラム図式描写305をフ
ローチャートの形式で含んでいる。このようなユーザイ
ンターフェイス300は、ビデオディスプレイ上に表示
され得るユーザインターフェイスと同様であり得る。ス
テップは、フェーズダイヤグラムの種々のボックスによ
って色々に表現されているステップは、種々のユニット
モジュールオブジェクト及び/又はモジュールオブジェ
クトを使用して実行され得る。
【0036】また、ユーザインターフェイス300は、
ユニットモジュールオブジェクト及び/又はモジュール
オブジェクトがユーザインターフェイス300上に表示
されているフローダイヤグラム305によって表現され
るフェーズによって使用されるときに、ユーザがユニッ
トモジュールオブジェクト及び/又はモジュールオブジ
ェクトのロック特性を可能又は不可能とすることを許容
するパラメータを表わすオペレータロックアウトチェッ
クボックス310を含んでいる。ここで使用されている
ように、「ロック」という用語は、ユニットモジュール
オブジェクト又はモジュールオブジェクトに情報が書き
込まれ得ないことを意味し、「ロック解除」という用語
は、ユニットモジュールオブジェクト又はモジュールオ
ブジェクトに情報が書き込まれ得ることを意味してい
る。モジュールオブジェクトに書き込まれるべき情報
は、これには限定されないが、セットポイント、流速、
タイミング又は他のパラメータを含み得る。本開示の目
的のために、そのフェーズがそのフェーズの実行の間そ
の特定のユニットモジュールオブジェクト及び/又はモ
ジュールオブジェクトを使用するときに、特定のユニッ
トモジュールオブジェクト及び/又はモジュールオブジ
ェクトは、特定のフェーズによって所有されるとして言
及される。特に、フェーズオペレーションの混乱を避け
るために、ユニットモジュールオブジェクト及び/又は
それらに関連するモジュールオブジェクトは、チェック
ボックス310の使用を通じて優位に制御され得る。例
えば、フェーズのオペレータ設計又は改変がチェックボ
ックス310の使用を介してロックアウト特性を可能と
するとき、特定のフェーズによって所有されているユニ
ットモジュールオブジェクト及び/又はモジュールオブ
ジェクトは、そのフェーズがアクティブなときにロック
され得る。フェーズがアクティブと考えられる間、フェ
ーズは種々のオペレーションのモードを有し得る。例え
ば、そのフェーズが実行され、保持され、停止され、中
断され又は再スタートされるときには、フェーズはアク
ティブであると考えられる。フェーズがアイドル、完
了、停止又は中断状態であるときは、そのユニットモジ
ュールオブジェクトによって所有されているモジュール
オブジェクトはロックされていない。その代わりに、フ
ェーズが稼働していないときでさえ、ユニットモジュー
ルオブジェクト及び/又はモジュールオブジェクトはロ
ックされている。
【0037】図4に示すように、ユニットモジュールオ
ブジェクト320はOPERLOCK属性、パラメータ
又はフィールド325、及びOPERMODE属性、パ
ラメータ又はフィールド330を有し、それぞれユニッ
トモジュールオブジェクトによって所有されるユニット
モジュールオブジェクト及び/又はモジュールオブジェ
クトにオペレータがアクセスするのに使用され得る属性
を表している。OPERLOCK属性は、各ユニットモ
ジュールオブジェクトに含まれるモジュールレベル名設
定パラメータであり、OPERMODE属性は、各ユニ
ットモジュールオブジェクト及び/又はモジュールオブ
ジェクトに含まれるモジュールレベル名設定パラメータ
である。OPERLOCK及びOPERMODEフィー
ルド325、330は、フィールド325、330を異
なる値で満たすためにユーザによって使用され得るプル
ダウンメニューを有している。これに代えて、OPER
LOCK及びOPERMODEフィールド325、33
0は、プログラムの部分によって操作され得る(即ち、
ロック、ロック解除等)。また、図4に示されているの
は、ユニットモジュールオブジェクト320によって所
有されている3つのモジュールオブジェクト335,3
40,345である。各モジュールオブジェクト33
5,340,345は、OPERMODEフィールド3
30を有している。OPERLOCK及びOPERMO
DEフィールド325、330に入れられている値は、
ユニットモジュールオブジェクト及び/又はモジュール
オブジェクトの状態を制御する。例えば、ユニットモジ
ュールオブジェクト又はモジュールオブジェクトは、O
PERLOCK及びOPERMODEフィールド32
5、330に入れられている値に基づいて、ロック状態
又はロック解除状態にされる。オペレータのアクセスに
関する更なる詳細及びどのようにOPERLOCK及び
OPERMODEフィールド325、330を使用して
それが制御されるかは、図5、6及び7とそれらに付随
する以下の記述とに関して提供されるであろう。
【0038】OPERLOCKフィールド325は、ロ
ック350、ロック解除355及び制限357という値
をそれぞれ含み得るプルダウンメニュー項目を有し得、
これらはオペレータによって選択され得る。例えば、オ
ペレータはマウス、キーボード又は幾つかの他の入力デ
バイスをワークステーション14で使用して、プルダウ
ンメニューから値を選択する。これに代えて、OPER
LOCKフィールド325の値は、オペレータロックア
ウトチェックボックス310(図3)及び後に詳細に記
述するOPERMODEフィールド330の値に基づい
て計算され又は評価される。例えば、オペレータがフェ
ーズを編集し又は生成したとき、もしオペレータがオペ
レータロックアウトチェックボックス310を選択した
ら、ユニットモジュールオブジェクト320のOPER
LOCKフィールド325は、そのユニットモジュール
オブジェクト320を使用するフェーズが開始されたと
きにLOCKEDの値で満たされる得る。また、ユニッ
トモジュールオブジェクト320のOPERLOCKフ
ィールド325は、ユニットモジュールオブジェクト3
20を使用するフェーズが実行中又はOPERLOCK
フィールド325のトラック状態を実行中かどうかにと
は独立に制御され得る。もし、ユニットモジュールオブ
ジェクト320及びモジュール335,340,345
のOPERMODEフィールド330が(後述するよう
に)適切に設定されているなら、OPERLOCKフィ
ールド325は、ユニットモジュールオブジェクト32
0及びモジュール335,340,345へのアクセス
を制御するのに使用され得る。従って、OPERLOC
Kフィールド325は、オペレータがソフトウエア又は
ユニットモジュールオブジェクト320若しくはモジュ
ールオブジェクト335,340,345の属性を変更
することにより混乱することを防止するのに有利に使用
され得る。OPERLOCKフィールド325及びその
計算は、図5に関連して更に詳細に記述されるであろ
う。
【0039】ユニットモジュールオブジェクト320及
び/又はモジュールオブジェクト335,340,34
5に含まれ得るOPERMODEフィールド330は、
図4のロック360、ロック解除365、制限370又
は自動375の値を含むプルダウンメニューを含み得
る。もし、OPERMODEフィールド330がロック
の値を有するなら、そのユニットモジュールオブジェク
トによって所有されるユニットモジュールオブジェクト
及び/又はモジュールオブジェクトへの全ての書き込み
の試みは、妨げられるであろう。従って、オペレータ
は、ロック状態の値を特定しているOPERMODEフ
ィールド330を有するユニットモジュールオブジェク
ト又はモジュールオブジェクトに変更を加えようとする
と、妨げられる。逆に、もし、OPERMODEフィー
ルド330がロック解除状態の値を有しているなら、ユ
ニットモジュールオブジェクト又はモジュールオブジェ
クトへの書き込みが行われる(おそらく、標準の機密性
チェック下にある)。もし、ユニットモジュールオブジ
ェクト又はモジュールオブジェクトが制限状態の値を有
するOPERMODEフィールド330を有しているな
ら、そのユニットモジュール又はモジュールは、もし変
更を加えようとするオペレータが適切な承認コードを有
しているときのみ変更され得る。例えば、オペレータ
は、制限されているオブジェクト又はモジュールに変更
を加えようとするのを許可される前に、正しいコード、
個人識別番号(PIN)又はパスワードをワークステー
ション14に入力する必要がある。また、ユニットモジ
ュールオブジェクト又はモジュールオブジェクトのOP
ERMODEフィールド330は、自動状態の値を有し
得る。ロック、ロック解除及び制限の値を有するOPE
RMODEフィールド330のオペレーションは、ユニ
ットモジュールオブジェクトとモジュールオブジェクト
との間で実質的に同じ(例えば、変更は許可され、妨げ
られ、又は制限されたアクセスに基づく)であるが、自
動状態の値を有するOPERMODEフィールド330
は、OPERMODEフィールド330がユニットモジ
ュールオブジェクト320又はモジュールオブジェクト
335,340,345に位置するかどうかに依存し
て、僅かに異なる機能を果たし得る。
【0040】もし、ユニットモジュールオブジェクト3
20に対するOPERMODEフィールド330が自動
の値を有するなら、ユニットモジュールオブジェクト3
20は、ユニットモジュールオブジェクト320のOP
ERLOCKの状態に依存して、ロック又はロック解除
の状態であろう。OPERLOCKの状態の計算に関す
る詳細は、図5の記述に関連して以下に提供されてい
る。例えば、もし、ユニットモジュールオブジェクト3
20のOPERMODEフィールド330は自動の値を
有し、そしてOPERLOCKフィールド325がロッ
クの値を有するなら、ユニットモジュールオブジェクト
320はロックされ、従って、オペレータは、ユニット
モジュールオブジェクト320に変更を加えようとする
と妨げられるであろう。ユニットモジュールオブジェク
トのOPERMODEフィールド330が自動に設定さ
れているインスタンスでは、OPERLOCKフィール
ド325の値はモジュールオブジェクトを使用している
フェーズが動作しているかどうかに基づいて決定され得
る。逆に、もし、OPERMODEフィールド330が
自動の値を有し、OPERLOCKフィールド325が
ロック解除の値を有しているなら、オペレータはユニッ
トモジュールオブジェクト320に変更を加えることが
できるであろう。
【0041】もし、モジュールオブジェクト(例えば、
モジュールオブジェクト335)内のOPERMODE
フィールド330が自動の値を有しているなら、モジュ
ールオブジェクト335の状態(例えば、ロック又はロ
ック解除)が、モジュールオブジェクト335を所有す
るユニットモジュールオブジェクト320のOPERM
ODEフィールド330値に基づいて決定される。例え
ば、図4を参照すれば、モジュールオブジェクト335
のOPERMODEフィールド330が自動の値を有し
ているなら、モジュールオブジェクト335は、OPE
RLOCKフィールド325を調べることにより、その
状態を決定するであろう。従って、モジュールオブジェ
クトへのアクセスは、種々のモジュールオブジェクトを
所有するユニットモジュールオブジェクトへのアクセス
を制御することにより、階層的に制御され得る。
【0042】ユニットモジュールオブジェクト320及
びモジュールオブジェクト335のOPERMODEフ
ィールド330が自動の値を有しているとき、モジュー
ルオブジェクト335の状態はユニットモジュールオブ
ジェクト320のOPERLOCKフィールド325に
よって制御されるであろう。例えば、もし、OPERL
OCKフィールド325がロック状態の値を有している
なら、モジュールオブジェクト335はロックされるで
あろう。逆に、ユニットモジュールオブジェクト320
のモジュールオブジェクト335がロック解除の値を有
しているなら、OPERLOCKフィールド325はロ
ック解除されるであろう。
【0043】OPERLOCK及びOPERMODEの
両方がモジュールレベルパラメータを有しているので、
多重フェーズは、種々のモジュールオブジェクト及び/
又はユニットモジュールオブジェクトのOPERLOC
K及びOPERMODEパラメータを変更するために、
それらのオペレーションを調整する。例えば、フェーズ
は、フェーズの最初にロックの値をモジュールオブジェ
クトのOPERMODEに書き込むことにより、モジュ
ールオブジェクトをロックし、フェーズが実質的に完了
した後に自動の値をモジュールオブジェクトのOPER
MODEに書き込むことにより、モジュールオブジェク
トを自動モードに戻すことができる。
【0044】さて、図5に移れば、ユニットモジュール
オブジェクトOPERLOCK決定機能400は、種々
のブロックによって表される種々のステップ又は手順を
含んでいる。図5に示されているステップ又は手順は、
適当な言語で書かれたソフトウエア命令を使用して実行
され得、ソフトウエア命令はコントローラ12又はワー
クステーション14に含まれるようなプロセッサ上で実
行され得る。ユニットモジュールオブジェクトは、その
ユニットモジュールオブジェクトのOPERLOCK属
性が、図6及び図7に関連して記述されるであろう機密
性チェックプロセスソフトウエアを含むソフトウエアの
他の部分によって読み取られるように、そのOPERL
OCK属性の値を周期的に決定する。
【0045】一般的には、ロック、ロック解除及び制限
のモジュールオブジェクトOPERMODEフィールド
値については、OPERLOCK属性はユニットモジュ
ールオブジェクト320(図4)のOPERMODEフ
ィールド330の値を追跡する。しかしながら、ユニッ
トモジュールオブジェクト320のOPERMODEフ
ィールド330は自動の値を有しているとき、OPER
LOCK属性の値は、そのユニットモジュールオブジェ
クトがフェーズによって使用されているか、及びそのフ
ェーズのオペレータロックアウトチェックボックス31
0(図3)が選択されているかに基づいて決定される。
【0046】再び図5を参照すれば、ブロック402
で、プロセス400は、ユニットモジュールオブジェク
ト320のOPERMODE属性がロックの値を有する
かを決定する。もし、ユニットモジュールオブジェクト
320のOPERMODE属性がロックの値を有してい
るなら、制御はブロック402からブロック404に移
行し、ユニットモジュールオブジェクト320のOPE
RLOCK属性をロックに設定する(即ち、OPERM
ODE属性と同じ値)し、制御はブロック406に移行
してプロセス400を終了する。しかしながら、もし、
OPERMODE属性がロックの値を有していないな
ら、ブロック402はブロック408に移行する。
【0047】ブロック408はOPERMODE属性の
値がロック解除に設定されているかを決定する。もし、
ブロック408がOPERMODE属性がロック解除に
設定されているなら、制御はブロック408からブロッ
ク410に移行し、OPERLOCK属性をロック解除
(即ち、OPERMODE属性と同じ値)に設定する。
ブロック410がその実行を完了した後、ブロック41
0は制御をブロック412に移行させ、プロセス400
を終了させる。もし、ブロック408がユニットモジュ
ールオブジェクト320のOPERMODE属性がロッ
ク解除に設定されていなければ、制御はブロック408
からブロック414に移行する。
【0048】ブロック402及び408と同様に、ブロ
ック414はOPERMODE属性の値をテストする。
しかし、ブロック414は、OPERMODE属性が制
限に設定されているかを決定するようにテストする。も
し、ブロック414がOPERMODE属性が制限に設
定されていることを決定したなら、制御はブロック41
4からブロック416に移行し、OPERLOCK属性
の値を制限に等しく設定する。ブロック416の実行の
後、制御はブロック418に移行し、プロセス400の
処理を終了する。
【0049】もし、ブロック402、408及び414
で述べた問いかけに対する答えが全て「いいえ」なら、
制御は最終的にブロック420に移行する。ユニットモ
ジュールオブジェクトOPERMODE属性に対するブ
ロック402、408及び414のテストはロック、ロ
ック解除及び制限にそれぞれ等しい値であるべきである
ので、もし、プロセス400の実行によりブロック42
0に達するなら、OPERMODE属性は自動に等しい
はずである。ブロック420は、フェーズが現在ユニッ
トモジュールオブジェクト320を使用しているか、及
びユニットモジュールオブジェクトが使用されている
か、現在ユニットモジュールオブジェクト320を使用
しているそのフェーズに対するオペレータロックアウト
チェックボックス310(図3)が選択されているかを
決定する。各モジュールはそれを所有するユニットモジ
ュールオブジェクトの正体を知っているので、これは可
能である。もし、ユニットモジュールオブジェクト32
0が使用されており、ユニットモジュールオブジェクト
320を使用しているフェーズのオペレータロックアウ
トチェックボックス310が選択されているなら、制御
はブロック422に移行する。ブロック422はOPE
RLOCK属性をロックに等しく設定し、制御をブロッ
ク424に移行させ、プロセス400の実行を終了す
る。
【0050】図5に示すプロセス400は、特定の順序
でブロック402,408,414及び420に示す問
い合わせを有しているけれども、当業者は、問い合わせ
の順序は変更可能であることを容易に認識するであろ
う。例えば、ブロック402によって果たされる問い合
わせは、ブロック408又は414によって果たされる
問い合わせの何れかの後に実行されてもよい。どのよう
に問い合わせが図5に再配置されるかの更なる例とし
て、ブロック402,408及び414によって果たさ
れる問い合わせに対する答えが全て「いいえ」であるな
ら、ブロック420はOPERMODEが自動モードで
あると仮定する。このような仮定が行われるのは、OP
ERMODEがブロック420の実行前にブロック40
2,408及び414によってテストされているからで
ある。従って、OPERMODEが自動であることを仮
定する最後の問い合わせの代わりに、OPERMODE
が例えばロックであることを仮定する最後の問い合わせ
を可能とするように、問い合わせを加え又は並び替え得
る。例えば、もし、図5のブロック402がOPERM
ODEがロックの代わりに自動であるかをテストするよ
うに変更されると、プロセス400の実行がブロック4
20に達したとき、ブロック402,408及び414
によって果たされる問い合わせが全て「いいえ」の答え
を有しているので、ブロック420はOPERMODE
はロックであると仮定することができる。
【0051】さて、ブロック420に戻って、もし、ユ
ニットモジュールオブジェクト320がフェーズによっ
て現在使用されていないか、又はユニットモジュールオ
ブジェクト320を使用しているフェーズのオペレータ
ロックアウトチェックボックス310が選択されていな
いなら、制御はブロック420からブロック426に移
行する。ブロック426は、プロセス400を終了させ
るブロック428に移行する前にOPERLOCK属性
をロック解除に等しく設定する。
【0052】図5の先の記載によって理解されるよう
に、ユニットモジュールオブジェクト320のOPER
MODE属性は自動に設定されるとき、ブロック420
−428は、ユニットモジュールオブジェクト320が
フェーズによって使用されているかどうか、及びオペレ
ータロックアウトチェックボックス310のロックアウ
トが選択されているかどうかに基づいて、OPERLO
CK属性をロック又はロック解除の何れかに自動的に設
定されるように機能する。図6及び図7に示される機密
性チェックプロセス500に関連して記述されるよう
に、OPERLOCK属性は、フェーズオペレーション
の間にユニットモジュールオブジェクト及び/又はモジ
ュールオブジェクトにオペレータがアクセスするのを防
止するのに有用である。
【0053】設定ポイント、流速等の情報又はパラメー
タをユニットモジュールオブジェクト及び/又はモジュ
ールオブジェクトにオペレータが不注意に書き込むこと
を防止するために、図6及び図7に示すように、オペレ
ータがユニットモジュールオブジェクト及び/又はモジ
ュールオブジェクトに情報を書き込むことを希望したと
きに、機密性チェックプロセス500が実行される。付
加的な又は他の機密性チェックが、図6及び図7に示す
プロセスに加えて実行される。記述の簡単のために、情
報が書き込まれるべきモジュールオブジェクトは、書き
込まれるべき情報の標的であるので、標的モジュールオ
ブジェクトと呼ばれる。ユニットモジュールオブジェク
ト及び/又はモジュールオブジェクトに書き込まれるべ
き情報はそのアドレスを有し、そのアドレスはパラメー
タ名及びフィールド名を含んでいる。パラメータ名は、
情報が書かれるべきデータ構造を識別するのに使用され
る。フィールド名は、情報が書かれるべきデータ構造の
特定の位置を識別するのに使用される。従って、パラメ
ータ名及びフィールド名は、標的モジュールに書き込ま
れるべき情報に対するアドレスとして振る舞う。
【0054】以下の記述で強調されるように、オペレー
タは、標的モジュールオブジェクトとその標的モジュー
ルオブジェクトを所有するユニットモジュールオブジェ
クトのOPERMODE属性に基づいて、標的モジュー
ルオブジェクトに情報を書き込む能力を有するであろ
う。加えて、標的モジュールオブジェクトに情報を書き
込む能力は、標的モジュールオブジェクトを所有するユ
ニットモジュールオブジェクトOPERMODE属性の
値に依存し得る。
【0055】図6及び図7を参照すれば、プロセス50
0が開始したとき、ブロック502は情報が書き込まれ
るべきフィールドが機密状態にあるかを決定する。も
し、報が書き込まれるべきフィールドが機密状態にない
なら、制御はブロック504に移行し、これは標的モジ
ュールオブジェクトへの書き込みを可能とする。ブロッ
ク504が完了した後、機密性チェックプロセス500
はブロック506で終了する。しかし、もし、情報が書
き込まれるべきフィールドが機密状態であるなら、制御
はブロック502からブロック508に移行し、標的モ
ジュールオブジェクトに書き込まれるべきパラメータが
機密状態にあるかを決定する。もし、標的モジュールオ
ブジェクトに書き込まれるべきパラメータが機密状態に
あるなら、制御はブロック510に移行し、標的モジュ
ールオブジェクトへの書き込みを可能とし、制御をブロ
ック512に移行し、そこで機密性チェックプロセス5
00を終了する。フィールド又はパラメータが機密状態
にあるかどうかは、単に設計上の選択に過ぎない。例え
ば、オペレータはアラーム、状態条件等には常に応答す
る必要があるので、アラーム又は他の状態条件の認識は
機密状態にあることにはならない。もし、標的モジュー
ルオブジェクトに書き込まれるべき情報が機密状態にあ
るパラメータであるなら、ブロック508は制御をブロ
ック514に移行させ、ブロック514は標的モジュー
ルオブジェクトのOPERMODEを読み取る。
【0056】標的モジュールオブジェクトのOPERM
ODEがブロック514で読み出された後、制御はブロ
ック516に移行する。もし、標的モジュールオブジェ
クトのOPERMODEがロック状態なら、ブロック5
16は制御をブロック518に移行させ、標的モジュー
ルオブジェクトへの書き込みを不可とし、標的モジュー
ルオブジェクトがロックされていることをオペレータに
知らせる。ブロック518が完了すると、制御はブロッ
ク520に移行し、ここで機密性チェックプロセス50
0は終了する。もし、標的モジュールオブジェクトのO
PERMODEがロック解除状態なら、ブロック516
は制御をブロック522に移行させ、標的モジュールオ
ブジェクトのOPERMODEが制限状態であるかを決
定する。もし、OPERMODEが制限状態であるな
ら、制御はブロック522からブロック524に移行
し、オペレータが情報を標的モジュールオブジェクトに
書き込むことを可能とする適切なキーを有しているかど
うかを決定する。適切なキーは、個人識別番号(PI
N)、オペレータの名前、パスワード又はオペレータを
識別するのに使用し得る他の適切な情報のどのような断
片をも含み得る。もし、オペレータが適切なキーを有し
ていないなら、ブロック524は制御をブロック526
に移行させ、標的モジュールオブジェクトへの書き込み
を不可とし、彼又は彼女が標的モジュールオブジェクト
への書き込みを行うアクセス権を有していないことをユ
ーザに知らせる。ブロック526が実行された後、制御
はブロック528に移行し、機密性チェックプロセス5
00の実行を終了する。しかし、もし、オペレータが適
切なキーを有していないなら、ブロック524は制御を
標的モジュールオブジェクトに情報が書き込まれること
を可能とするブロック530に移行させ、更に制御をブ
ロック532に移行させ、機密性チェックプロセス50
0を終了する。
【0057】もし、標的モジュールオブジェクトのOP
ERMODEがロック状態でもなく制限状態でもないな
ら、制御はブロック522からブロック534に移行
し、OPERMODEが自動であるかを決定する。も
し、OPERMODEが自動に設定されていないなら、
OPERMODEはロック解除に設定されなければなら
ず、ブロック534は制御をブロック536に移行さ
せ、標的モジュールオブジェクトに情報が書き込まれる
のを可能とする。ブロック536が実行を完了した後、
制御はブロック538に移行し、機密性チェックプロセ
ス500が終了する。
【0058】しかし、もし、ブロック534がOPER
MODEが自動に設定されていることを決定したなら、
制御はブロック540に移行し、標的モジュールオブジ
ェクトを所有するユニットモジュールオブジェクトを決
定する。例えば、図4に戻って参照すれば、もし、モジ
ュールオブジェクト335のOPERMODEが自動に
設定されているなら、図6のブロック540はモジュー
ルオブジェクト335がユニットモジュールオブジェク
ト320によって所有されていることを決定するであろ
う。このことは、各モジュールはそれを所有しているユ
ニットモジュールの正体を知っているので可能である。
標的モジュールオブジェクトを所有するユニットモジュ
ールが決定された後、制御はブロック540からブロッ
ク542に移行し、ユニットモジュールオブジェクトの
OPERLOCKは読み取られる。図5に関連して記述
したように、OPERLOCKは、ユニットモジュール
オブジェクトのOPERMODEによって決定され、及
び/又はユニットモジュールオブジェクトがフェーズに
よって使用されているかどうかとフェーズのオペレータ
ロックアウト特性が可能となっているかどうかとに基づ
く属性である。
【0059】ユニットモジュールオブジェクトのOPE
RLOCKがブロック542によって読み出された後、
ブロック544はユニットモジュールオブジェクトのO
PERLOCKがロックに設定されているかどうかを決
定する。もし、ユニットモジュールオブジェクトのOP
ERLOCKがロックに設定されているなら、制御はブ
ロック544からブロック546に移行し、情報が標的
モジュールオブジェクトに書き込まれるのを可能とす
る。ブロック546の実行が完了した後、制御はブロッ
ク548に移行し、プロセス500の実行を終了する。
【0060】もし、ユニットモジュールオブジェクトの
OPERLOCKがロックに設定されていないなら、ブ
ロック544は制御をブロック550に移行させ、ユニ
ットモジュールオブジェクトのOPERLOCKが制限
に設定されているかどうかを決定する。もし、ユニット
モジュールオブジェクトのOPERLOCKが制限に設
定されているなら、制御はブロック550からブロック
552に移行し、ブロック552は、ブロック554及
びブロック556、又はブロック558及びブロック5
60の何れかに選択的に制御を移行させる。集団とし
て、ブロック552〜560は、制限されたモジュール
オブジェクトへのアクセス権をオペレータが有すること
を可能とする適切なキーをオペレータが有しているかを
決定する機能と、そして、そのキーに基づいてオペレー
タの書き込み能力を可能とし又は不可能とする機能とを
果たしている。ブロック552〜560は、上述したブ
ロック524〜532と実質的に同じように機能してい
る。
【0061】もし、ブロック550がユニットモジュー
ルオブジェクトのOPERLOCKが制限に設定されて
いないと決定したなら、ユニットモジュールオブジェク
トのOPERLOCKはロック解除でなければならず、
制御はブロック562に移行し、情報が標的モジュール
オブジェクトに書き込まれるのを可能とする。ブロック
562が完了すると、制御はブロック564に移行し、
プロセス500の実行を終了する。
【0062】当業者によって理解されるように、図5と
同様に、プロセス500内のブロックは、プロセス50
0を実行するのに必要な機能を維持しながら再配置が可
能である。例えば、ブロック508はブロック502の
前に実行可能である。加えて、ブロック516,522
及び534はどのような順序であってもよく、又はブロ
ック544及び550はどのような順序にも再配列され
得る。
【0063】当業者によって理解されるように、機密性
チェック500は、図6及び図7に示すように、ユニッ
トモジュールオブジェクト及び/又はモジュールオブジ
ェクトの階層的なロックを許容する。例えば、各モジュ
ールオブジェクトのOPERMODEは、ロック、ロッ
ク解除又は制限の状態であり得、これにより、各モジュ
ールオブジェクトの個々の制御が可能となる。それに代
えて、多重モジュールオブジェクトのOPERMODE
が自動に設定され得、それによってこれらのモジュール
オブジェクトへのアクセスは、これらのモジュールオブ
ジェクトを所有するユニットモジュールオブジェクトの
OPERMODEによって制御され得る。更に、ユニッ
トモジュールオブジェクトを所有するユニットモジュー
ルオブジェクトのOPERMODEは、自動に設定され
得、それにより、ユニットモジュールオブジェクトのO
PERLOCKは、次に自動に設定されたOPERMO
DEを有するユニットモジュールオブジェクトによって
所有されているモジュールオブジェクトへのアクセスを
制御する。OPERMODEが自動に設定されたとき、
OPERLOCKはモジュールを使用してフェーズによ
って制御され、従って、フェーズはユニットモジュール
によって所有されているモジュールへの書き込みを制御
し得る。
【0064】
【発明の効果】バッチ手順のように、アクセス制御を使
用するプロセス制御ルーチンがどのような所望のプロセ
ス制御プログラミング環境内に於いても使用され実行さ
れ得ること、どのような所望のタイプのプロセス制御通
信プロトコルを使用してどのようなプロセス制御システ
ムでも使用され得ること、更に、どのようなタイプのデ
バイス又はデバイスのサブユニットに関連するどのよう
なタイプの機能を実行するのにも使用され得ることが理
解されるであろう。従って、個々の記述されているフロ
ーチャートに示されている機能は必ずしも記載されてい
るように実行されるものと限定されるものではなく、当
業者は容易に理解し、種々の方法で実行するであろう。
ここに記載されているようにアクセス制御を使用するプ
ロセス制御ルーチンは、例えばコントローラ又は他のプ
ロセス制御デバイスに格納されるソフトウエアに於いて
実行される。しかしながら、これらのルーチンは、これ
に代えて又はこれに加えて、所望のハードウエア、ファ
ームウエア、アプリケーションに特化された集積回路、
プログラム可能な論理回路等に於いて実行され得る。も
し、ソフトウエアで実行されるなら、プロセス制御ルー
チンは、磁気ディスク、光ディスク、又は他の記録媒体
等のコンピュータ読み取り可能なメモリ上に、コンピュ
ータ、コントローラフィールドデバイス、プログラムさ
れた論理回路等のランダムアクセスメモリ(RAM)又
はリードオンリーメモリ(ROM)内に、格納され得
る。更に、このようなソフトウエアは、非圧縮状態又は
圧縮状態で格納され得、このようなソフトウエアは、実
行可能にインストールされ得る。同様に、このソフトウ
エアは、例えばワイヤレスリンク、電話回線、インター
ネット、コンピュータ読み取り可能なディスクのような
搬送可能な媒体上を含むどのような公知の又は所望の配
布方法を介して、ユーザ又はデバイスに配送され得る。
【0065】本発明は特定の実施例を参照して記載され
ているが、これは例示のみを意図し本発明の限定を意図
するものではない。本発明の精神及び範囲から逸脱する
ことなく、変更、不可又は削除が開示された実施形態に
可能であることが当業者に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、モジュールアクセスを制御するために
モジュールレベルパラメータを使用するプロセス制御ネ
ットワークの部分の部分ブロックダイヤグラム、部分概
略ダイヤグラムである。
【図2】図2は、図1のプロセス制御ネットワークの概
念的な配置を示すオブジェクト構造のブロックダイヤグ
ラムである。
【図3】図3は、フェーズの図式描写を使用してフェー
ズを制御又は構築するのに使用されるユーザインターフ
ェイスを表している。
【図4】図4は、ユニットモジュールオブジェクトと、
そのユニットモジュールオブジェクトによって所有され
る3つの典型的なモジュールオブジェクトとの間の関係
を示している。
【図5】図5は、ユニットモジュールオブジェクトがそ
のOPERLOCKパラメータの値を決定するプロセス
を表している。
【図6】図6は、オペレータがプロセス制御システムの
モジュールに不注意な変更を行うのを防止するための機
密性チェックプロセスを表している。
【図7】図7は、オペレータがプロセス制御システムの
モジュールに不注意な変更を行うのを防止するための機
密性チェックプロセスを表している。
【符号の説明】
20 メモリ 21 プロセッサ 14 ワークステーション 12 コントローラ 100,200 反応容器 110,210 フィルタ装置 120,220 ドライヤ 101,102 入力バルブ 201,202 入力バルブ 103 出力バルブ 203 出力バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーブンソン, デニス エル. アメリカ合衆国 78681 テキサス ラウ ンド ロック セイバートゥース ドライ ブ 16904 (72)発明者 アーウィン, ウィリアム ジー. アメリカ合衆国 78730 テキサス オー スティン イーグル トレース トレイル 5116 (72)発明者 デイツ, デービッド エル. アメリカ合衆国 78731 テキサス オー スティン マウンテン ヴィラ ドライブ 5915 Fターム(参考) 5H209 AA03 CC07 CC13 FF05 GG08 HH30 JJ09

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードウエア構成要素の状態を表すユニ
    ットモジュールオブジェクトを有するプロセス制御シス
    テムで使用するためのモジュールオブジェクトに情報を
    書き込むアクセスを制御する方法であって、前記モジュ
    ールオブジェクトが前記ユニットモジュールオブジェク
    トに関連し前記ハードウエア構成要素の状態を変更する
    のに使用され、前記ユニットモジュールオブジェクトは
    値を有するユニットモジュールオブジェクトモード属性
    を有しており、前記方法が、 前記ユニットモジュールオブジェクトモード属性の値を
    決定するステップと、 前記ユニットモジュールオブジェクトモード属性の値に
    基づいて前記モジュールオブジェクトに情報を書き込む
    アクセスを選択的に許容するステップとを包含している
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、前記モ
    ジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセスを選択
    的に許容するステップが、前記ユニットモジュールオブ
    ジェクトモード属性の値がロック解除状態であるとき
    に、前記モジュールオブジェクトに情報を書き込むアク
    セスを許容するステップを包含している方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、前記モ
    ジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセスを選択
    的に許容するステップが、前記ユニットモジュールオブ
    ジェクトモード属性の値がロック状態であるときに、前
    記モジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセスを
    許容しないステップを包含している方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法であって、前記モ
    ジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセスを選択
    的に許容するステップが、ユーザが前記モジュールオブ
    ジェクトに情報を書き込む権限を有しているかどうかを
    決定するステップを包含している方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法であって、前記モ
    ジュールオブジェクトは値を有するモジュールオブジェ
    クトモード属性を有し、前記モジュールオブジェクトに
    情報を書き込むアクセスを選択的に許容するステップ
    が、前記ユニットモジュールオブジェクトモード属性の
    値に基づいて、及び前記モジュールオブジェクトモード
    属性の値に基づいて、前記モジュールオブジェクトに情
    報を書き込むアクセスを制御するステップを包含してい
    る方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法であって、前記ユ
    ニットモジュールオブジェクトは値を有するユニットモ
    ジュールオブジェクトロック属性を有し、前記モジュー
    ルオブジェクトに情報を書き込むアクセスを選択的に許
    容するステップが、前記ユニットモジュールオブジェク
    トロック属性の値に基づいて、前記モジュールオブジェ
    クトに情報を書き込むアクセスを制御するステップを包
    含している方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法であって、前記プ
    ロセス制御システムがフェーズを有し、前記モジュール
    オブジェクトに情報を書き込むアクセスを選択的に許容
    するステップが、前記ユニットモジュールオブジェクト
    が前記フェーズによって使用されているかを決定するこ
    とにより、前記ユニットモジュールオブジェクトロック
    属性の値を決定するステップを包含している方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の方法であって、前記プ
    ロセス制御システムがオペレータロックアウトを含むフ
    ェーズを有し、前記モジュールオブジェクトに情報を書
    き込むアクセスを選択的に許容するステップが、前記ユ
    ニットモジュールオブジェクトを使用して前記フェーズ
    に対して前記オペレータロックアウトが設定されている
    かを決定することにより、前記ユニットモジュールオブ
    ジェクトロック属性の値を決定するステップを包含して
    いる方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法であって、前記ユ
    ニットモジュールオブジェクトは値を有するユニットモ
    ジュールロック属性を有し、前記プロセス制御システム
    は、前記ユニットモジュールオブジェクトに関連する複
    数のモジュールオブジェクトを含み、前記モジュールオ
    ブジェクトに情報を書き込むアクセスを選択的に許容す
    るステップが、前記ユニットモジュールオブジェクトロ
    ック属性の値に基づいて、前記複数のモジュールオブジ
    ェクトに情報を書き込むアクセスを制御するステップを
    包含している方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の方法であって、前記
    複数のモジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセ
    スを制御するステップが、前記ユニットモジュールオブ
    ジェクトロック属性の値がロック状態のときに、前記複
    数のモジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセス
    を許容しないステップを包含している方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の方法であって、前記
    複数のモジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセ
    スを制御するステップが、前記ユニットモジュールオブ
    ジェクトロック属性の値がロック解除状態のときに、前
    記複数のモジュールオブジェクトに情報を書き込むアク
    セスを許容するステップを包含している方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の方法であって、前記
    プロセス制御システムが前記ユニットモジュールオブジ
    ェクトに関連する複数のモジュールオブジェクトを含
    み、前記モジュールオブジェクトに情報を書き込むアク
    セスを選択的に許容するステップが、前記ユニットモジ
    ュールオブジェクトモード属性の値に基づいて、前記複
    数のモジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセス
    を制御するステップを包含している方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法であって、前
    記複数のモジュールオブジェクトに情報を書き込むアク
    セスを選択的に許容するステップが、前記ユニットモジ
    ュールオブジェクトモード属性の値がロック状態である
    ときに、前記複数のモジュールオブジェクトに情報を書
    き込むアクセスを許容しないステップを包含している方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の方法であって、前
    記複数のモジュールオブジェクトに情報を書き込むアク
    セスを制御するステップが、前記ユニットモジュールオ
    ブジェクトモード属性の値がロック解除状態であるとき
    に、前記複数のモジュールオブジェクトに情報を書き込
    むアクセスを許容するステップを包含している方法。
  15. 【請求項15】 プロセッサとハードウエア構成要素の
    状態を表すユニットモジュールオブジェクトとを有する
    プロセス制御システムで使用するためのモジュールオブ
    ジェクトに情報を書き込むアクセスを制御するためのア
    クセス制御システムであって、前記モジュールオブジェ
    クトが前記ユニットモジュールオブジェクトに関連し前
    記ハードウエア構成要素の状態を変更するのに使用さ
    れ、前記ユニットモジュールオブジェクトは値を有する
    ユニットモジュールオブジェクトモード属性を有してお
    り、前記アクセス制御システムは、 メモリと、 前記メモリに格納され、前記ユニットモジュールオブジ
    ェクトモード属性の値を前記プロセッサに決定させるた
    めの第1のルーチンと、 前記メモリに格納され、前記ユニットモジュールオブジ
    ェクトモード属性の値に基づいて前記モジュールオブジ
    ェクトに情報を書き込むアクセスを前記プロセッサに選
    択的に許容させる第2のルーチンとを備えているシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のシステムであっ
    て、前記第2のルーチンは、前記ユニットモジュールオ
    ブジェクトモード属性の値がロック解除状態であるとき
    に、前記モジュールオブジェクトに情報を書き込むアク
    セスを前記プロセッサに許容させるための命令を含んで
    いるシステム。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載のシステムであっ
    て、前記第2のルーチンは、前記ユニットモジュールオ
    ブジェクトモード属性の値がロック状態であるときに、
    前記モジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセス
    を前記プロセッサに許容させないための命令を含んでい
    るシステム。
  18. 【請求項18】 請求項15に記載のシステムであっ
    て、前記モジュールオブジェクトは値を有するモジュー
    ルオブジェクトモード属性を有し、前記第2のルーチン
    は、前記ユニットモジュールオブジェクトモード属性の
    値に基づいて、及び前記モジュールオブジェクトモード
    属性の値に基づいて、前記モジュールオブジェクトに情
    報を書き込むアクセスを前記プロセッサに制御させるた
    めの命令を含んでいるシステム。
  19. 【請求項19】 請求項15に記載のシステムであっ
    て、前記ユニットモジュールオブジェクトは値を有する
    ユニットモジュールオブジェクトロック属性を有し、前
    記第2のルーチンは、前記ユニットモジュールオブジェ
    クトロック属性に基づいて、前記モジュールオブジェク
    トに情報を書き込むアクセスを前記プロセッサに制御さ
    せるための命令を含んでいるシステム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のシステムであっ
    て、前記プロセス制御システムがフェーズを有し、前記
    第2のルーチンが、前記ユニットモジュールオブジェク
    トが前記フェーズによって使用されているかを決定する
    ことにより、前記ユニットモジュールオブジェクトロッ
    ク属性の値を前記プロセッサに決定させる命令を含んで
    いるシステム。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載のシステムであっ
    て、前記プロセス制御システムがオペレータロックアウ
    トを含むフェーズを有し、前記第2のルーチンが、前記
    ユニットモジュールオブジェクトを使用して前記フェー
    ズに対して前記オペレータロックアウトが設定されてい
    るかを決定することにより、前記ユニットモジュールオ
    ブジェクトロック属性の値を前記プロセッサに決定させ
    る命令を含んでいるシステム。
  22. 【請求項22】 請求項15に記載のシステムであっ
    て、前記ユニットモジュールオブジェクトは値を有する
    ユニットモジュールオブジェクトロック属性を有し、前
    記プロセス制御システムは、前記ユニットモジュールオ
    ブジェクトに関連する複数のモジュールオブジェクトを
    含み、前記第2のルーチンが、前記ユニットモジュール
    オブジェクトロック属性の値に基づいて、前記複数のモ
    ジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセスを前記
    プロセッサに制御させる命令を含んでいるシステム。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載のシステムであっ
    て、前記第2のルーチンが、前記ユニットモジュールオ
    ブジェクトロック属性の値がロック状態のときに、前記
    複数のモジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセ
    スを前記プロセッサに許容させない命令を含んでいるシ
    ステム。
  24. 【請求項24】 請求項22に記載のシステムであっ
    て、前記第2のルーチンが、前記ユニットモジュールオ
    ブジェクトロック属性の値がロック解除状態のときに、
    前記複数のモジュールオブジェクトに情報を書き込むア
    クセスを前記プロセッサに許容させる命令を含んでいる
    システム。
  25. 【請求項25】 ハードウエア構成要素の状態を表すユ
    ニットモジュールオブジェクトを有するプロセス制御シ
    ステムで使用するためのモジュールオブジェクトに情報
    を書き込むアクセスを制御する方法であって、前記モジ
    ュールオブジェクトが前記ユニットモジュールオブジェ
    クトに関連し前記ハードウエア構成要素の状態を変更す
    るのに使用され、前記モジュールオブジェクトは値を有
    するモジュールオブジェクトモード属性を有しており、
    前記方法が、 前記モジュールオブジェクトモード属性の値を決定する
    ステップと、 前記モジュールオブジェクトモード属性の値に基づいて
    前記モジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセス
    を選択的に許容するステップとを包含している方法。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の方法であって、前
    記モジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセスを
    選択的に許容するステップが、前記モジュールオブジェ
    クトモード属性の値がロック解除状態であるときに、前
    記モジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセスを
    許容するステップを包含している方法。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載の方法であって、前
    記モジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセスを
    選択的に許容するステップが、前記モジュールオブジェ
    クトモード属性の値がロック状態であるときに、前記モ
    ジュールオブジェクトに情報を書き込むアクセスを許容
    しないステップを包含している方法。
  28. 【請求項28】 請求項25に記載の方法であって、前
    記ユニットモジュールオブジェクトは値を有するユニッ
    トモジュールオブジェクトモード属性を有し、前記モジ
    ュールオブジェクトに情報を書き込むアクセスを選択的
    に許容するステップが、前記ユニットモジュールオブジ
    ェクトモード属性の値決定するステップを包含している
    方法。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の方法であって、前
    記ユニットモジュールオブジェクトは値を有するユニッ
    トモジュールオブジェクトロック属性を有し、前記モジ
    ュールオブジェクトに情報を書き込むアクセスを選択的
    に許容するステップが、前記ユニットモジュールオブジ
    ェクトロック属性の値を決定するステップを包含してい
    る方法。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の方法であって、前
    記プロセス制御システムがフェーズを有し、前記ユニッ
    トモジュールオブジェクトロック属性の値を決定するス
    テップが、前記モジュールオブジェクトが前記フェーズ
    によって使用されているかどうかを決定するステップを
    包含している方法。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の方法であって、前
    記ユニットモジュールオブジェクトロック属性の値を決
    定するステップが、前記ユニットモジュールオブジェク
    トを使用して前記フェーズに対してオペレータロックア
    ウトが設定されているかを決定するステップを包含して
    いる方法。
  32. 【請求項32】 プロセス制御システムであって、 プロセス制御装置と、 前記プロセス制御装置に関連するモジュールオブジェク
    トとを有し、 前記モジュールオブジェクトは前記プロセス制御装置の
    オペレーションを制御するために使用されるパラメータ
    を含み、前記モジュールオブジェクトは、前記モジュー
    ルオブジェクトの前記パラメータに情報を書き込むアク
    セスを選択的に許容するためのモジュールオブジェクト
    モード属性を含んでいるシステム。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載のプロセス制御シス
    テムであって、前記モジュールオブジェクトに関連する
    ユニットモジュールオブジェクトを更に有し、前記ユニ
    ットモジュールオブジェクトは、前記モジュールオブジ
    ェクトの前記パラメータに情報を書き込むアクセスを選
    択的に許容するためのユニットモジュールオブジェクト
    モード属性を含んでいるシステム。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載のプロセス制御シス
    テムであって、前記ユニットモジュールオブジェクト
    は、前記モジュールオブジェクトの前記パラメータに情
    報を書き込むアクセスを選択的に許容するためのユニッ
    トモジュールオブジェクトロック属性を更に含んでいる
    システム。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載のプロセス制御シス
    テムであって、前記パラメータに情報を書き込むアクセ
    スが、前記ユニットモジュールオブジェクトロック属性
    によって更に制御されるシステム。
  36. 【請求項36】 請求項35に記載のプロセス制御シス
    テムであって、前記ユニットモジュールオブジェクトに
    関連する複数のモジュールオブジェクトを更に有し、前
    記複数のモジュールオブジェクトのそれぞれは、それへ
    のアクセスが前記ユニットモジュールオブジェクトロッ
    ク属性によって制御されるパラメータを含んでいるシス
    テム。
  37. 【請求項37】 請求項33に記載のプロセス制御シス
    テムであって、前記ユニットモジュールオブジェクトに
    関連する複数のモジュールオブジェクトを更に有し、前
    記複数のモジュールオブジェクトのそれぞれは、それへ
    のアクセスが前記ユニットモジュールオブジェクトモー
    ド属性によって制御されるパラメータを含んでいるシス
    テム。
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