JP2002126475A - 固液分離方法 - Google Patents

固液分離方法

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JP2002126475A
JP2002126475A JP2000328472A JP2000328472A JP2002126475A JP 2002126475 A JP2002126475 A JP 2002126475A JP 2000328472 A JP2000328472 A JP 2000328472A JP 2000328472 A JP2000328472 A JP 2000328472A JP 2002126475 A JP2002126475 A JP 2002126475A
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JP
Japan
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liquid separation
net
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average
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JP2000328472A
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English (en)
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Toyozo Hamada
豊三 浜田
Nobuyuki Nakatsuka
修志 中塚
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Daicel Corp
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Daicel Chemical Industries Ltd
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Activated Sludge Processes (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い透過液量とSS分離性能を有する固液分
離方法を提供する。 【解決手段】 ダイナミック層の形成により固液分離を
行う水処理において、濾過材として、(a)平均孔径が
50〜90μmで、孔径の最大幅が平均孔径の±20%
以内、(b)開口率が20〜60%、(c)厚みが50
〜150μm、の3つの要件を具備し、更に次亜塩素酸
ナトリウム水溶液耐性を有する材質からなるネットを用
いる固液分離方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い透過液量とS
S(懸濁粒子)分離性能を長期間安定に発揮できる固液
分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
懸濁物や汚泥等のSSを含む液体の固液分離処理におい
て、濾過材として高い透水速度を有しかつ安価な不織布
が用いられてきた。 例えば、特開昭61−17491
2号公報には、合成繊維からなる立毛部を有する濾布
で、方向性指数が1.2〜10、凹凸指数が0.5以
下、立毛している合成繊維の比表面積が9×103cm
2 /g以上である固液分離用濾布が開示されている。
【0003】しかしながら、一般的に不織布を用いて懸
濁物や活性汚泥等のSSを高濃度で含む液体を固液分離
処理する場合、不織布繊維の孔径(間隙)が分離対象の
SS径に比べて大きいため、固液分離が不十分となって
透過液中のSS濃度が増大するほか、不織布内部に侵入
したSSが目詰りを起こし、いわゆるファウリングが生
じて透過液量を著しく低下させる。
【0004】一方、活性汚泥液を固液分離する際に、不
織布の目詰りを低減させる濾過方法として、ダイナミッ
ク濾過法が知られている。この濾過方法は、濾過材によ
り固液分離が達成されるのではなく、濾過面上に形成さ
れる活性汚泥からなるダイナミック層が実質的に固液分
離を行うものである。この方法を採用することにより、
高い透過液量と、優れたSS除去が同時に達成できる。
【0005】ダイナミック濾過法を採用したものとし
て、特許2885981号公報には、通水性シートから
なる袋状の濾過体を曝気槽内に曝気槽内に曝気槽の上方
に浸漬配置する固液分離方法が、特開平10−1283
75号公報には、周囲壁の少なくとも一部としての通水
性の支持材からなる流入部と開口としての流出部とを有
する分離粒径30μm以上で、厚さが2mm以下である
中空状の濾過体を浸漬し、後続槽との水頭差により濾過
する汚水処理装置が開示されている。これらの先行技術
では、濾過体として不織布が用いられている。
【0006】しかしながら、このようなダイナミック濾
過方式を採用しても、不織布は大小様々な繊維間隙を有
しているため、活性汚泥等の粒子による不織布内部での
目詰りが生じ易く、特に高濃度域においては顕著とな
る。このため、高い透過液量を有し、できるだけ目詰り
を起こさずに、初期の透過液量が長期的に維持できる固
液分離用濾材の出現が望まれる。
【0007】木曽らは平成10年土木学会53回年次学
術講演会で目開き100μm、150μmのナイロンネ
ットを用いた活性汚泥液のダイナミック濾過について発
表している。このなかで、目開きが100μmのものが
最も優れていると結論付けている。しかしながら、透過
液中に含まれるSS濃度をより低くするためには、更に
小さい目開きのネットが必要と考えられるが、目開きを
小さくすれば一般的に目詰りが生じ易くなる。
【0008】また、一般的に活性汚泥液を長期的に濾過
する場合には、通常の水による逆圧洗浄や膜下方からの
エアーバブリングでは除去できない汚れ(バイオファウ
リング)が蓄積するため、次亜塩素酸ナトリウム水溶液
による薬液洗浄が行われる。このため、濾過材であるネ
ットの材質としては、次亜塩素酸ナトリウム水溶液等の
洗浄剤に対する耐久性、あるいは洗浄材の使用を極力抑
えるために抗菌・抗カビ性が望まれる。しかしながら、
前記ナイロンネットは、一般的に耐薬品性に乏しい。
【0009】本発明は、目詰りが極度に生じにくいため
に高い透過液量や優れたSS除去を長期間にわたって安
定に発揮することができ、かつ耐薬品性や抗菌・抗カビ
性に優れた濾過材を用いた固液分離方法を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、濾過材と
してネットを用いた場合、濾過能力を調整する要件とし
て、平均孔径、開孔率及び厚みの3要件を選択し、これ
らの3要件を最大の濾過能力を発揮できるように互いに
関連づけると共に、ネットに次亜塩素酸ナトリウム水溶
液耐性という別の要件を付与することで、これらの要件
が相乗的に作用して、固液分離能力が大幅に向上できる
ことを見出した。
【0011】即ち本発明は、ダイナミック層の形成によ
り固液分離を行う水処理において、濾過材として、
(a)平均孔径が50〜90μmで、次式:(L−M)
/M×100(Lは最小孔径、Mは平均孔径を示す)で
規定される孔径分布が±20%以内、(b)開口率が2
0〜60%、(c)厚みが50〜150μm、の3つの
要件を具備し、更に次亜塩素酸ナトリウム水溶液耐性を
有するネットを用いる固液分離方法を提供するものであ
る。
【0012】本発明でいう次亜塩素酸ナトリウム水溶液
耐性を有するネットとは、2cm×10cm片のネット
を有効塩素濃度1質量%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液
に1ヶ月間浸漬した後の引張強度の減少率が30%未満
のものをいう。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明では濾過材として特定のネ
ットを用いるものであるが、その形状及び大きさ等は特
に限定されるものではなく、使用状況に応じて平板状、
袋状、スパイラル状及びチューブ状等に適宜改変するこ
とができる。
【0014】本発明で用いる特定のネットは、下記の通
り、(a)平均孔径、(b)開孔率及び(c)厚みの3
つの要件を具備するものである。
【0015】(a)の平均孔径は、50〜90μm、好
ましくは50〜80μmであり、次式:(L−M)/M
×100(Lは最小孔径、Mは平均孔径を示す)で規定
される孔径分布が±20%以内、好ましくは±15%以
内である。
【0016】(b)の開孔率は、30〜60%、好まし
くは30〜50%である。
【0017】(c)の厚みは、50〜150μm、好ま
しくは60〜130μmである。
【0018】本発明で用いる特定のネットは、更に要件
(d)として線径が特定範囲内に規定されるものである
ことが好ましい。(d)の線径は、好ましくは25〜8
0μm、より好ましくは30〜70μmである。
【0019】本発明で用いる特定のネットは、上記した
要件(a)〜(c)又は要件(a)〜(d)に加えて、
更にネットが次亜塩素酸ナトリウム水溶液耐性を有する
との要件を具備するものである。
【0020】本発明で用いる特定のネットは、金属繊維
又はプラスチック繊維からなるものであり、金属繊維と
しては、鉄、銀、銅、銅合金、チタン、ステンレス、基
材となる金属に銀や銅をメッキしたものからなるものが
挙げられるが、銅、ステンレスが好ましい。プラスチッ
ク繊維としては、ポリエステル、ポリスチレン、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリテトラフルオロエ
チレン、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ビスコース
レーヨン、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリプロピ
レンなどのポリオレフィン、ポリエーテル、ポリエーテ
ルエステル、更にこれらの共重合体、ブレンド物や架橋
物などが挙げられるが、ポリ塩化ビニリデン、ポリエス
テル、ポリエチレン、ポリプロピレンが好ましく、ポリ
エステル、ポリエチレンがより好ましい。
【0021】本発明で用いる特定のネットは、抗菌性を
有していることが好ましい。ネットに抗菌性を付与する
方法としては、抗菌性を有する材質、例えば、銀、銅、
銅合金のほか、銀や銅をメッキしたものを使用する方
法、抗菌剤(抗カビ剤も含む)、例えば、イミダゾール
系、チアゾール系、ヨード系、ニトリル系、フェノール
系化合物、酸化チタンなどを繊維に練り込んだり、繊維
に含浸させたり又は塗布したりする方法を適用できる。
【0022】本発明の固液分離方法を適用する固液分離
装置の形態としては、特定の固液分離用ネットを充填し
た膜モジュールを生物反応槽や活性汚泥処理排水槽等の
中に直接浸漬する浸漬型固液分離装置、生物処理槽等の
外部に設置した外部設置型固液分離装置でもよい。
【0023】本発明の固液分離方法は、汚水処理場等に
おける活性汚泥等を含む排水、各種施設の排水及び家庭
排水の処理、その他懸濁物を含む排水、更には河川、湖
沼等の浄化処理等に適用することができる。
【0024】
【実施例】以下に実施例により本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。なお、以下における各数値は、下記の各方法により
行った。 (1)平均孔径、孔径分布の測定 断面積20cm2 のネットの200倍の光学顕微鏡写真
を撮影し、100箇所の開口部の径を算出し、平均孔径
及び孔径分布を求めた。 (2)耐薬品性評価 各ネットの2cm×10cm片を有効塩素濃度1質量%
の次亜塩素酸ナトリウム水溶液に1ヶ月間浸漬し、水洗
乾燥後、引張強度測定機(テンシロンRTA500)にて
最大点荷重値を測定し、その減少率を算出した。減少率
が30%未満の場合○、減少率が30〜80%の場合
△、減少率が80%を超える場合×とした。 (3)内部目詰り試験 ネットを用いて作製した袋状モジュール(有効濾過面積
28cm2 )と、被処理液として下水処理場の活性汚泥
を含む排水(MLSS濃度10,000mg/リット
ル、粒子径3〜500μm)を用い、濾過圧力1.5k
Pa、被処理液温度18℃〜23℃、膜面攪拌速度4,
000rpmにて固液分離を行い、濾過開始直後からの
全透過液量を測定し、濾過体の耐汚染性を評価した。1
日間で透水速度が低下する場合×、1日では透水速度の
低下が見られない場合○とした。 (4)汚泥剥離性試験 ネットを用いて袋状モジュール(有効濾過面積37cm
2 )を作製した。得られた袋状モジュールを容積2リッ
トルの槽に浸漬配置し、濾過圧力0.3kPaで下水処
理場にて採取した活性汚泥の濾過を15〜20℃で1時
間行った。その後、濾過を1日間停止し、ネット表面上
に形成された活性汚泥層の剥離性を目視にて算出した。
剥離率が10%未満の場合×、剥離率が20〜50%の
場合△、剥離率が50%を超える場合○とした。 (5)平均透過液SS濃度及び透水速度 ネットを用いて袋状モジュール(膜面積37cm2 )を
作製した。得られた袋状モジュールを容積2リットルの
槽に浸漬配置し、濾過圧力0.3kPaで下水処理場に
て採取した活性汚泥の濾過を15〜20℃で行った。な
お、1日に数回程度水による逆圧洗浄を行い、更に1ヶ
月に1回有効塩素濃度0.1質量%の次亜塩素酸ナトリ
ウム水溶液を袋状内部に保持し、洗浄を行った。また、
1日に1回、透過液SS濃度及び単位時間、単位面積当
たりに透過する液量(透水速度)を測定した。平均透過
液SS濃度とは透過液中のSS濃度の平均値である。
【0025】実施例1 平織ポリエステル製ネット(平均孔径79μm、孔径分
布5%、線径55μm、開口率39%、厚み88μm)
を用いて、耐薬品性試験、内部目詰り試験、汚泥剥離性
試験、平均透過液SS濃度及び平均透水速度を求めた。
結果を表1に示す。
【0026】実施例2 平織ステンレス製ネット(平均孔径77μm、孔径分布
7%、線径55μm、開口率37%、厚み100μm)
を用いて、耐薬品性試験、内部目詰り試験、汚泥剥離性
試験、平均透過液SS濃度及び平均透水速度を求めた。
結果を表1に示す。
【0027】実施例3 平織ポリエチレン製ネット(平均孔径80μm、孔径分
布10%、線径55μm、開口率39%、厚み90μ
m)を用いて、耐薬品性試験、内部目詰り試験、汚泥剥
離性試験、平均透過液SS濃度及び平均透水速度を求め
た。結果を表1に示す。
【0028】実施例4 平織銅製ネット(平均孔径77μm、孔径分布5%、線
径55μm、開口率36%、厚み90μm)を用いて、
耐薬品性試験、内部目詰り試験、汚泥剥離性試験、平均
透過液SS濃度及び平均透水速度を求めた。結果を表1
に示す。
【0029】比較例1 平織ポリエステル製ネット(平均孔径114μm、孔径
分布10%、線径55μm、開口率46%、厚み88μ
m)を用いて、耐薬品性試験、内部目詰り試験、汚泥剥
離性試験、平均透過液SS濃度及び平均透水速度を求め
た。結果を表1に示す。
【0030】比較例2 平織ステンレス製ネット(平均孔径104μm、孔径分
布12%、線径55μm、開口率44%、厚み95μ
m)を用いて、耐薬品性試験、内部目詰り試験、汚泥剥
離性試験、平均透過液SS濃度及び平均透水速度を求め
た。結果を表1に示す。
【0031】比較例3 平織ナイロン6製ネット(平均孔径75μm、孔径分布
4%、線径52μm、開口率34%、厚み95μm)を
用いて、耐薬品性試験、内部目詰り試験、汚泥剥離性試
験、平均透過液SS濃度及び平均透水速度を求めた。結
果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】表1の結果から、実施例で用いたネット
は、要件(a)〜(c)又は要件(a)〜(d)と次亜
塩素酸ナトリウム水溶液耐性とを備えているため、各要
件の相乗作用によって、ダイナミック膜を形成させる固
液分離方法において、低い透過液SS濃度及び高い透水
速度を示した。
【0034】
【発明の効果】本発明の特定のネットを用いた固液分離
方法によれば、低い透過液SS濃度かつ高い透水速度を
長期的に維持できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 560 C02F 1/50 560H 560Z 3/12 3/12 S Fターム(参考) 4D006 GA02 HA41 KB22 MA03 MA22 MA23 MA26 MB11 MB20 MC02 MC22 MC23 MC27 MC48 PC62 4D028 BC17 BD17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイナミック層の形成により固液分離を
    行う水処理において、濾過材として、(a)平均孔径が
    50〜90μmで、次式:(L−M)/M×100(L
    は最小孔径、Mは平均孔径を示す)で規定される孔径分
    布が±20%以内、(b)開口率が20〜60%、
    (c)厚みが50〜150μm、の3つの要件を具備
    し、更に次亜塩素酸ナトリウム水溶液耐性を有するネッ
    トを用いる固液分離方法。
  2. 【請求項2】 更に(d)ネットの線径が25〜80μ
    mである請求項1記載の固液分離方法。
  3. 【請求項3】 ネットが抗菌性を有している請求項1又
    は2記載の固液分離法。
  4. 【請求項4】 ネットが、抗菌性を有する材質からなる
    もの又は抗菌剤を含有させたものである請求項1、2又
    は3記載の固液分離方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010279860A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Nisshin Seisakusho:Kk 含液スラッジの脱液・固形化方法およびその装置

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