JP2002128602A - 水田用農薬組成物 - Google Patents

水田用農薬組成物

Info

Publication number
JP2002128602A
JP2002128602A JP2000325215A JP2000325215A JP2002128602A JP 2002128602 A JP2002128602 A JP 2002128602A JP 2000325215 A JP2000325215 A JP 2000325215A JP 2000325215 A JP2000325215 A JP 2000325215A JP 2002128602 A JP2002128602 A JP 2002128602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
agricultural chemical
chemical composition
active ingredient
paddy field
kenaf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000325215A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Fujita
茂樹 藤田
Toru Takayanagi
透 高柳
Susumu Kato
進 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kumiai Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2000325215A priority Critical patent/JP2002128602A/ja
Publication of JP2002128602A publication Critical patent/JP2002128602A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 農薬活性成分を高濃度に担持し、水田等の水
面に投げ込まれた製剤が土壌表面に沈降することなく、
しかも風による吹き寄せの問題を生じることなく移動
し、この間速やかに農薬活性成分を分散させ、または、
遅効的に農薬活性成分を分散させ得る農薬製剤を提供す
ること。 【解決手段】 農薬活性成分とアオイ科フヨウ属植物の
ケナフ(Hibiscus cannabinus L
inn./Hibiscus Sabdariffa
Linn.)の破砕または粉砕物とを含有することを特
徴とする水田用農薬組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水田用農薬組成物
に関し、更に詳細には、アオイ科フヨウ属植物ケナフ
(Hibiscus cannabinus Linn./Hibiscus Sabdariffa Li
nn)の破砕または粉砕物を使用することにより、農薬製
剤の水中浮遊を可能とした水田用農薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、水田の農薬製剤としては、粒剤、
粉剤、乳剤、水和剤、フロアプル剤、粒状水和剤等が知
られている。しかしながら、粉剤および水和剤は、その
製剤形態を原因とする粉立ちによる散布者や環境に対す
る影響が懸念され、また乳剤は、含有する有機溶媒の引
火性および毒性が懸念されている。さらに、フロアブル
剤は、容器から直接散布した場合に、薬液が散布者にか
かる可能性があり、安全性が同様に懸念される。比較的
これらの問題点の少ない粒剤においても、10アール当
たり1〜4キログラムの散布が行われており、土地改良
事業等による広い面積の水面に散布する場合には、散布
者に対して大きな労力負担となっている。
【0003】このため、粒剤の施用量を減ずるための、
少量散布粒剤の開発が求められている。しかしながら、
粒剤の少量化は、農薬活性成分の含有量を高め、単位面
積当たりの粒数を減少させることとなり、このために撒
むらが生じ、粒剤中から農薬活性成分を水田水中に十分
に均一に溶出および拡散させることが難しくなる。これ
により、効果の低下や稲に対する薬害が生じることとな
る。また、散布された粒剤は土壌表面に沈降し、農薬活
性成分を分散させるため、土壌への残留濃度の増大が懸
念されることとなる。
【0004】これに対し、粒剤に水面浮遊性を持たせる
ことで、前記問題の回避が試みられている。すなわち、
浮遊性粒核に農薬成分を担持させた浮遊性粒剤を水田等
の水面に投入し、投入された粒剤が水面上を浮遊して農
薬成分を均一に散布するという技術が開発されており、
これにより均一散布のための労力が削減されている。こ
の技術で用いられる浮遊性粒核としては、以前から無機
または高分子ポリマーを用いた水面浮遊性粒核が多く用
いられている。また、有機物を用いた浮遊性粒核の例と
して、たとえば、特開平10−316505号公報に、
有機資材としてバインダーと比重調整材との混合物を多
孔質の粒状物に造粒した農業用水面浮遊性粒状担体が記
載され、水面浮遊性を有する有機資材として木粉が使用
されている。また、特公平2−56323号公報およ
び、特開平6−336403号公報に、水面浮遊性粒核
としてコルク粉末を使用した水面浮遊性製剤が記載され
ている。
【0005】しかし、上記の水面浮遊性製剤では、風に
よる吹き寄せのため、農薬成分が均一に拡散されないと
いう問題が新たに生じており、その改良が行われてはい
るが、未だ十分とはいいがたい。また、農薬活性成分の
含有量の増加という点からも上記技術は十分とはいいが
たい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、農薬活性成分
を高濃度に担持し、水田等の水面に投げ込まれた製剤が
土壌表面に沈降することなく、しかも風による吹き寄せ
の問題を生じることなく移動し、この間速やかに農薬活
性成分を分散させ、または、遅効的に農薬活性成分を分
散させ得る製剤の提供が求められていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を行なった結果、農薬成分を担持
する製剤に、散布直後は水面に浮遊するが、少なくとも
24時間ないし48時間で沈降し、その後波風あるいは
水の対流により水底上を漂うという性質を付与すること
により、風による吹き寄せの問題を解消した水面投与製
剤が得られることを着想した。そして、農薬粒剤に上記
性質を与えうる担体について種々検索を行った結果、ア
オイ科フヨウ属植物ケナフ((Hibiscus cannabinus Li
nn./Hibiscus Sabdariffa Linn)の破砕または粉砕物が
そのような性質を有することを見い出し、本発明を完成
した。
【0008】すなわち本発明は、農薬活性成分と、ケナ
フの破砕または粉砕物とを含有する水田用農薬組成物を
提供するものである。
【0009】また本発明は、ケナフの破砕または粉砕物
を粒核とする水田用農薬組成物を提供するものである。
【0010】更に本発明は、ケナフの破砕または粉砕物
を有効成分とする水中浮遊製剤用担体を提供するもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で使用するアオイ科フヨウ
属(Hibiscus)植物ケナフは、双子葉植物、ア
オイ科の1年草であり、原産地はアフリカまたはインド
とされ、熱帯から温帯にかけて世界各地で栽培されてい
るが、熱帯から亜熱帯で栽培される南方型と、温帯で栽
培される北方型がある。本発明では、いずれのケナフも
使用することができる。
【0012】本発明で使用するケナフの破砕または粉砕
物(以下、「ケナフ片」という)は、ケナフの茎を皮ご
とまたは皮を除いた芯の部分を通常用いられる木材裁断
機等で機械的に裁断、破砕、粉砕することにより得られ
たものであり、その粒度は短径1mm以下のものから4
mm以上のものを含むものまで各種のグレードがある。
【0013】このケナフ片は、まず、農薬活性成分を高
濃度に担持することができるので、農薬の担体として使
用可能である。特にケナフ片を粉砕したケナフ微粉はカ
オリン、ベントナイト、バームキュライト、アタパルジ
ャイト、パイロフィライト、タルク、クレー、炭酸カル
シウムや消石灰、ケイソウ土、ホワイトカーボン(合成
ケイ酸)等と同程度の農薬活性成分担持能を有し、それ
らの代替えとして使用可能である。なお、ケナフ微粉は
ホワイトカーボンに比べ吸油能が若干少ない。
【0014】また、沈降したケナフ片は、水底上を漂う
という特性がある。ケナフ片の粒の大きさにより水に投
じた場合の浮遊率、浮遊時間が異なるが、一般に粒径の
大きなものほど浮きやすくなる傾向が見られる。この性
質を利用して、散布直後の水面浮遊時間を調整すること
ができる。この点は、従来から使用されているコルク片
に比べ、大きく異なる点である。すなわち、コルク片を
含有した組成物は水に浮き、風の吹き寄せ等で、畦畔近
くに吹き寄せられることがあるが、本発明のケナフ片を
用いる製剤は水底上にただよい、風により吹き寄せられ
ることは少ない。
【0015】上記のようなケナフ片の性質が、これを利
用する製剤に農薬活性成分を高濃度に担持し、水田に投
げ込まれた製剤が土壌表面下に沈降することなく、水底
上を移動し、この間速やかに大部分の農薬活性成分を分
散させ、また、一部の農薬活性成分を遅効的に溶出させ
得るのである。
【0016】本発明の水田用農薬組成物に用いられるケ
ナフ片の好ましい大きさは、含有する農薬有効成分の
量、使用法により異なるが、例えば、ケナフ片の短径が
0.01mm〜10mmのものを挙げることができる。
より好ましくは短径が0.1mm〜10mmの範囲のも
のである。
【0017】また、水田用農薬組成物中でのケナフ片の
含有量は、通常、約10〜90重量%であるが製剤中の
農薬有効成分や、他種成分、例えば界面活性剤の濃度に
応じて、変化させることが可能である。水中移行性の向
上などの点から、約15〜50重量%を添加することが
好ましい。
【0018】本発明の水田用農薬製剤の製造は、上記し
たケナフ片を利用する他、一般に製剤分野で用いられる
水田用農薬製剤の製造法に準じて行うことができる。例
えば、常温で液体状の農薬活性成分、界面活性剤および
必要に応じて常温で固体の農薬活性成分、補助剤を加え
て混合し、液状物または懸濁状液状物を得、それをケナ
フ片に加えて混合することにより、これら成分をケナフ
片に担持させて水田用農薬製剤とする。この場合、液状
農薬組成物を構成する必須成分は、必ずしも同時にケナ
フ片に担持させる必要はなく、順次担持させても良い。
例えば、最初に常温で液体状の農薬活性成分にケナフ片
を加え混合し、次いでこの混合物に界面活性剤を含む混
合物を加え混合することによりケナフ片に順次各成分を
担持させて水田用農薬製剤を得ることができる。
【0019】本発明の水田用農薬組成物で用いられる農
薬活性成分としては、殺虫剤、殺菌剤、除草剤または植
物成長調節剤などの一般に農薬として有用な化合物であ
れば特に制約はなく、またこれらの化合物を単独で、ま
たは2種以上混合して用いることができる。
【0020】本発明の農薬活性成分として具体的に例示
するならば、次のものをあげることができるが、これら
に限定されるものではない。また、それらの幾何異性
体、光学異性体も含まれるものである。
【0021】( 除 草 剤 )2−メチル−4−クロロ
フェノキシチオ酢酸−S−エチル(フェノチオール)、
S−(4−クロルベンジル)N,N−ジエチルチオカー
バメート(ベンチオカーブ)、S−ベンジル=1,2−
ジメチルプロピル(エチル)チオカルバマート(エスプ
ロカルプ)、S−エチルヘキサヒドロ−1H−アゼピン
−1−カーボチオエート(モリネート)、2−クロロ−
2',6'−ジエチル−N−(ブトキシメチル)アセトア
ニリド(ブタクロール)、2−クロロ−2',6'−ジエ
チル−N−(2−プロポキシエチル)アセトアニリド
(プレチラクロール)、エチル4−(4−クロロ−o−
トリロキシ)ブチレート(MCPBエチル)、2,4,6
−トリクロルフェニル−4'−ニトロフェニルエーテル
(CNP)、α−(2−ナフトキシ)、プロピオンアニ
リド(ナプロアニリド)、5−(2,4−ジクロロフェ
ノキシ)−2−ニトロ安息香酸メチル(ビフェノック
ス)、S−1−メチル−1−フェニルエチル=ピペリジ
ン−1−カルボチオアート(ジメピペレート)、O−3
−tert−ブチルフェニル=6−メトキシ−2−ピリ
ジル(メチル)チオカルバマート(ピリブチカルプ)、
(RS)−2−ブロモ−N−(α,α−ジメチルベンジ
ル)−3,3−ジメチルブチルアミド(ブロモブチ
ド)、2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N−メ
チルアセトアニリド(メフェナセット)、1−(α,α
−ジメチルベンジル)−3−(パラトリル)尿素(ダイ
ムロン)、メチル=α−(4,6−ジメトキシピリミジ
ン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−o−トル
アート(ベンスルフロンメチル)、1−(2−クロロイ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イルスルホニル)
−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)尿
素(イマゾスルフロン)、エチル=5−(4,6−ジメ
トキシピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイ
ル)−1−メチルピラゾール−4−カルボキシラート
(ピラゾスルフロンエチル)、2メチルチオ−4,6−
ビス(エチルアミノ)−s−トリアジン(シメトリ
ン)、2−メチルチオ−4,6−ビス(イソプロピルア
ミノ)−s−トリアジン(プロメトリン)、2−メチル
チオ−4−エチルアミノ−6−(1,2−ジメチルプロ
ピルアミノ)−s−トリアジン(ジメタメトリン)、
2,4−ジクロロフェニル−3'−メトキシ−4'−ニト
ロフェニルエーテル(クロメトキシニル)、5−ターシ
ャリ−ブチル−3−(2,4−ジクロロ−5−イソプロ
ポキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾリン−2−
オン(オキサジアゾン)、4−(2,4−ジクロロベン
ゾイル)−1,3−ジメチル−5−ピラゾリル−p−ト
ルエンスルホネート(ピラゾレート)、2−[4−
(2,4−ジクロロベンゾイル)−13−ジメチルピラ
ゾール−5−イルオキシ]アセトフェノン(ピラゾキシ
フェン)、(RS)−2−(2,4−ジクロロ−m−ト
リルオキシ)プロピオンアニリド(クロメプロップ)、
2−[4−[2,4−ジクロロ−m−トルオイル]−1,
3−ジメチルピラゾール−5−イルオキシ]−4'−メ
チルアセトフェノン(ベンゾフェナップ)、S,S'−ジ
メチル=2−ジフルオロメチル−4−イソブチル−6−
トリフルオロメチルピリジン−3,5−ジカルボチオア
ート(ジチオピル)、2−クロロ−N−(3−メトキシ
−2−テニル)−2',6'−ジメチルアセトアニリド
(テニルクロール)、n−ブチル−(R)−2−[4−
(2−フルオロ−4−シアノフェノキシ)フェノキシ]
プロピオネート(シハロホップブチル)、3−[1−
(3,5−ジクロルフェニル)−1−メチルエチル]−
2,3−ジヒドロ−6−メチル−5−フェニル−4H−
1,3−オキサジン−4−オン(オキサジクロメホ
ン)、3−(4−クロロ−5−シクロペンチルオキシ−
2フリオロフェニル)−5−イソプロピリデン−1,3
−オキサゾリジン−2,4−ジオン(ペントキサゾ
ン)、1−(ジエチルカルボモイル)−3−(2,4,6
−トリメチルフェニルスルフォニル)−1,2,4−トリ
アゾール(カフェンストロール)、N−{[(4,6−
ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニ
ル]}−1−メチル−4−(2−メチル−2H−テトラ
ゾール−5−イル)(アジムスルフロン)、メチル2−
[(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オキ
シ]−6−[(E)−1−(メトキシイミノ)エチル]
ベンゾエイト(ピリミノバックメチル)、4−(2−ク
ロロ−フェニル)−5−オキソ−4,5−ジヒドロ−テ
トラゾール−1−カルボン酸シクロヘキシル−エチル−
アミド(フェントラザミド)等
【0022】( 殺 菌 剤 )O,O−ジイソプロピル
−s−ベンジルチオフォスフェート(IBP)、3'−
イソプロポキシ−2−メチルベンズアニリド(メプロニ
ル)、α,α,α−トリフルオロ−3'−イソプロポキシ
−o−トルアニリド(フルトラニル)、3,4,5,6−
テトラクロロ−N−(2,3−ジクロロフェニル)フタ
ルアミド酸(テクロフタラム)、1−(4−クロロベン
ジル)−1−シクロペンチル−3−フェニル尿素(ペン
シクロン)、6−(3,5−ジクロロ−4−メチルフェ
ニル)−3(2H)−ピリダジノン(ジクロメジン)、
メチル=N(2−メトキシアセチル)−N−(2,6−
キシリル)−DL−アラニナート(メタラキシル)、
(E)−4−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−N−
(1−イミダゾール−1−イル−2−プロポキシエチリ
デン)−o−トルイジン(トリフルミゾール)、〔5−
アミノ−2−メチル−6−(2,3,4,5,6−ペンタヒ
ドロキシシクロヘキシロキシ)テトラヒドロピラン−3
−イル〕アミノ−α−イミノ酢酸(カスガマイシン)、
バリダマイシン、3−アリルオキシ−1,2−ベンゾイ
ソチアゾール−1,1−ジオキシド(プロペナゾー
ル)、ジイソプロピル−1,3−ジチオラン−2−イリ
デン−マロネート(イソプロチオラン)、5−メチル−
1,2,4−トリアゾロ[3,4−b]ベンゾチアゾール
(トリシクラゾール)、1,2,5,6−テトラヒドロピ
ロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン(ピロキロ
ン)、5−エチル−5,8−ジヒドロ−8−オキソ[1,
3]ジオキソロ[4,5−g]キノリン−7−カルボン
酸(オキソリニック酸)、(Z)−2'−メチルアセト
フェノン=4,6−ジメチルピリミジン−2−イルヒド
ラゾン4,5,6,7−テトラクロロフタリド(フェリム
ゾン)、3−(3,5−ジクロロフェニル)−N−イソ
プロピル−2,4−ジオキソイミダゾリジン−1−カル
ボキサミド(イプロジオン)等
【0023】( 殺 虫 剤 )O,O−ジメチル−O−
(3−メチル−4−ニトロフェニル)チオホスフェート
(MEP)、(2−イソプロピル−4−メチルピリミジ
ル−6)−ジエチルチオホスフェート(ダイアジノ
ン)、ジメチルジカルぺトキシエチルジオホスフェート
(マラソン)、O,O−ジプロピル−O−4−メチルチ
オフェニルホスフェート(プロパホス)、2,3−ジヒ
ドロ−22−ジメチル−7−ベンゾ[b]フラニル=N
−ジブチルアミノチオ−N−メチルカルバマート(カル
ボスルファン)、エチル=N−[2,3−ジヒドロ−2,
2−ジメチルベンゾフラン−7−イルオキシカルボニル
(メチル)アミノチオ]−N−イソプロピル−β−アラ
ニナート(ベンフラカルブ)、(RS)−α−シアノ−
3−フェノキシベンジル=(RS)−2,2−ジクロロ
−1−(4−エトキシフェニル)シクロプロパンカルボ
キシラート(シクロプロトリン)、1−ナフチル−N−
メチルカーバメート(NAC)、O,O−ジエチル−O
−(3−オキソ−2−フェニル−2H−ピリダジン−6
−イル)ホスホロチオエート(ピリダフェンチオン)、
O,O−ジメチル−O−3,5,6−トリクロロ−2−ピ
リジルホスホロチオエート(クロルピリホスメチル)、
O,O−ジメチル−S−(N−メチルカルバモイルメチ
ル)ジチオホスフェート(ジメトエート)、O,S−ジ
メチル−N−アセチルホスホロアミドチオエート(アセ
フェート)、エチルパラニトロフェニルチオノベンゼン
ホスホネート(EPN)、2−セカンダリーブチルフェ
ニル−N−メチルカーバメート(BPMC)、2−(4
−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル=3−フェ
ノキシベンジル=エーテル(エトフェンプロックス)、
1,3−ビス(カルバモイルチオ)−2−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロパン塩酸塩(カルタップ)、5−ジメ
チルアミノ−1,2,3−トリチアンシュウ酸塩(チオシ
クラム)、S,S'−2−ジメチルアミノトリメチレン=
ジ(ベンゼンチオスルホナート)(ベンスルタップ)、
2−ターシャリ−ブチルイミノ−3−イソプロピル−5
−フェニル−1,3,5,6−テトラヒドロ−2H−1,
3,5−チアジアジン−4−オン(ブプロフェジン)等
【0024】( 植物成長調節剤 )4'−クロロ−2'−
(α−ヒドロキシベンジル)イソニコチンアニリド(イ
ナベンフィド)、(2RS,3RS)−1−(4−クロ
ロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,
4−トリアゾール−1−イル)ペンタン−3−オール
(パクロブトラゾール)、(E)−(S)−1−(4−
クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタ−1−エン−
3−オール(ウニコナゾール)等をそれぞれ挙げること
ができる。
【0025】本発明の上記農薬活性成分は、複数を組み
合わせて使用することができるが、その好ましい具体例
としては、その農薬活性成分の一部としては、上記の除
草剤のうちベンチオカーブまたはIBPを配合したもの
が挙げられる。
【0026】これらの農薬活性成分の製剤中の濃度につ
いては、特に限定されるものではないが、水中移行性お
よび生物活性の点から、水田用農薬組成物100重量部
に対して、通常、0.1重量部〜70重量部とすること
が好ましい。
【0027】なお、本発明の水田用農薬組成物におい
て、農薬活性成分が常温で液状の場合、そのまま使用す
ることができるが、常温で固体の場合は、溶媒に溶解或
いは分散させて液体としてから使用することが必要であ
る。固体の農薬活性成分の溶解或いは分散に用いること
のできる溶媒としては、溶質と反応しないものであれ
ば、農薬製剤に一般的に用いられるものが使用できる。
具体的な溶媒の例としては、ジオクチルフタレート、メ
チルナフタレン、アルキルピロリドン、ジメチルスルフ
ォキシド、ジメチルアセトアミド、γ−ブチロラクト
ン、フェニルキシリールエタン、グリセリン、アルキレ
ングリコール、キシレン、ケロシン、メタン列炭化水
素、脂肪酸エステル、多塩基酸等の有機溶剤、シリコー
ンオイル、水溶性フィルムを不溶とするのに十分な量の
水溶性塩類の水溶液、さらには前記の常温で液体の農薬
活性成分を挙げることができる。これら溶媒の配合量
は、農薬活性成分100重量部に対して、通常10重量
部〜200重量部とすることが好ましい。
【0028】本発明の水田用農薬組成物においは、界面
活性剤を配合することがより好ましい。使用される界面
活性剤としては、農薬製剤に一般的に用いられるものを
挙げることができ、これらを単独で、または2種類以上
を混合して用いてもよい。
【0029】具体的な界面活性剤の例としては、ポリエ
チレングリコール高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルア
リールエーテル、ポリオシエチレンアリールフェニルエ
ーテル、ソルビタンモノアルキレート、アセチレンアル
コールおよびアセチレンジオール並びにそれらのアルキ
レンオキシドを付加物等のノニオン性界面活性剤や、ア
ルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホン酸
塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩お
よびその縮合物、アルキル硫酸エステル塩、アルキル燐
酸エステル塩、アルキルアリール硫酸エステル塩、アル
キルアリール燐酸エステル塩、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアル
キルアリールエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチ
レンアリールフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリカ
ルボン酸型高分子活性剤等のアニオン性界面活性剤等を
挙げることができる。さらにはシリコーン系界面活性
剤、フッ素系界面活性剤等を使用することもできる。
【0030】これらの界面活性剤の配合割合は、組成物
100重量部に対して、通常、0.1重量部〜30重量
部、好ましくは0.5重量部〜20重量部、さらに好ま
しくは1重量部〜10重量部である。
【0031】本発明においては、ケナフ片を水溶性高分
子あるいは水膨潤性物質で被覆していても良い、この場
合、水溶性高分子あるいは水膨潤性物質は粒核であるケ
ナフ片の表層から内部にかけて単独で存在しているもの
であって、農薬活性成分をケナフ片に固着しているもの
ではない。
【0032】本発明において使用できる水溶性高分子
は、好ましくは常温で固体であり、前述の常温で液体状
の農薬活性成分に溶解しない物質であるならば何れでも
良く、特に、1%水溶液の粘度が100mPa・s以上
であるものが望ましく、さらに好ましくは500mPa
・s以上であるものが良い。水溶液の粘度は、例えば回
転粘度計等で測定することができる。
【0033】この水溶性高分子の具体例としては、分子
量5000以上のポリアクリル酸ナトリウム、デキスト
リン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロ
ース、キサンタンガム、アラビアガム、ポリビニルピロ
リドン、分子量10万以上のポリアルキレングリコール
等が挙げられるが限定されない。これら水溶性高分子
は、単独あるいは2種以上を混合して用いても良い。
【0034】また、本発明において使用できる水膨潤性
物質は、常温で固体であり、前述の常温で液体状の農薬
活性成分に溶解しない物質が望ましく、具体的にはベン
トナイトが良い。ベントナイトは粘土を構成する代表的
な鉱物の一群であり、モンモリロン石群鉱物及びこれを
主成分とする鉱物群を意味し、その構造は三層構造をと
るフィロケイ酸塩鉱物からなり、その一部がナトリウ
ム、カルシウム、マグネシウム等の金属に置換されてい
る場合がある。特に、本発明においては、ナトリウムを
含有するベントナイトが好ましい。
【0035】さらに本発明の水田用農薬製剤には、農薬
活性成分の活性や製剤の水中移行性に影響を与えない程
度に、一般に水田用農薬製剤の製造に用いられる他の添
加剤を種々の目的でその他の補助剤を加えることができ
る。その他の補助剤は、結合剤、比重調整剤、崩壊剤、
(分散剤、湿潤剤)、増量剤、(溶剤)、乳化剤、滑沢
剤、撥水剤、(発泡剤)、その他の水面拡展剤、粒子成
長防止剤、安定剤等である。
【0036】本発明の水田用農薬組成物は水溶性フィル
ムに包装し、使用することができる。本発明において用
いることができる水溶性フィルムとしては、水に迅速に
溶解し、分散するフィルムが適当であり、フィルムの材
質としては、ポリビニルアルコール、ポリオキシポリア
ルキレングリコール、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸、
ゼラチン、プルラン、可溶性デンプン等、更には、水溶
紙、水解紙等が例示されるが、前記の液状農薬組成物中
の常温で液体状の農薬活性成分に溶解されるものでなけ
れば特に限定されるものではない。
【0037】また、用いられる水溶性フィルムの厚さは
特に限定されないが、一般に20から100μm程度が
好ましい。更に、同一の組成あるいは異なる組成の水溶
性フィルムを用いて多重包装しても良い。また、処理し
た際、エアドームの生成を抑制し、水溶性フィルムの溶
解を良好とするために、直径0.1から1mm程度の穴
を、製剤一袋当たり1から100個程度開けても良い。
あるいは、ヒートシールを行う際、ヒートシール部分に
空気が抜ける隙間を設けても良い。
【0038】本発明において、他の添加剤を配合する場
合の製剤中での含有量は、通常約0〜30重量%、好ま
しくは約0〜20重量%、さらに好ましくは約0〜10
重量%であるが、特に、添加剤が例えばバインダーであ
る場合は、製剤中での含有量を、通常約0〜10重量
%、好ましくは約0〜5重量%、さらに好ましくは約0
〜2重量%に調製するのがよい。
【0039】本発明の水田用農薬製剤のより具体な配合
例としては、たとえば農薬活性成分を約1〜80量%、
好ましくは約5〜50%重量、ケナフ片を約10〜90
重量%、好ましくは約15〜50重量%、界面活性剤を
約0.1〜30重量%、好ましくは約5〜20重量%、
他の添加剤を約0〜20重量%、好ましくは0〜10重
量%を配合したものを挙げることができる。
【0040】上記のようにして得られた本発明の水田用
農薬製剤は、安全で低毒性な農薬活性成分、ケナフ片、
界面活性剤、その他の添加剤(例えば、結合剤、比重調
整剤など)を使用して製造されるので、安全で低毒性な
農薬として用いることができる。
【0041】かくして得られる本発明の水田用農薬製剤
は、同種の水面投与用製剤と同様にして使用できる。す
なわち、水田等への投入量は、含まれる農薬活性成分の
種類、含量などによって異なるが、通常、水面10アー
ルあたり約10〜2000g、好ましくは約20〜15
00gである。また、投入方法は、一般に農薬散布に用
いられる公知の方法を用いることができ、例えば、水田
にそのまま散布することも、また、水溶性フィルムに包
装した本発明の水田用除草剤を水田に投げ込んで使用す
ることもできる。尚、本発明の水田用農薬製剤は湿気を
避けるため、たとえば乾燥剤入りの容器などに保存する
のが好ましい。この様な容器としては、たとえば、防湿
クラフト紙の袋、ポリエチレン製の袋などが簡便であ
る。
【0042】
【実施例】次に、実施例、比較例および試験例をあげて
本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定
されるものではない。なお、部は重量部を表す。
【0043】実 施 例 1 IBP 51部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル 2.5部及びリグニンスルホン酸塩 4部を混合
して液状農薬組成物を得た。これとケナフ片(短径0.
5mm〜2mm、長径2mm〜10mm、嵩比重0.0
6)42.5部と混合して、本発明の水田用農薬組成物
を得た。
【0044】実 施 例 2 ベンチオカーブ 30部、MCPBエチル 4.8部、シ
メトリン 9部、メフェナセット 9部、ポリオキシエチ
レンスチリルフェニルエーテル硫酸塩 1部、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩 1部、ジ
オクチルスルホサクシネート 0.2部及びアセチレンア
ルコール 2部を混合して液状農薬組成物を得た。これ
とケナフ片(短径0.5mm〜2mm、長径2mm〜1
0mm、嵩比重0.06)43部と混合して、本発明の
水田用農薬組成物を得た。
【0045】実 施 例 3 ベンチオカーブ 42.9部、ベンスルフロンメチル 1.
5部、メフェナセット8.6部、ポリオキシエチレンア
リールフェニルエーテルサルフェートアンモニウム塩
1.2部、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルサル
フェートアンモニウム塩 1.5部、ジアルキルスルホサ
クシネート 2.3部を混合して液状農薬組成物を得た。
これとケナフ片(短径0.5mm〜2mm、長径2mm
〜10mm、嵩比重0.06)42部と混合して、本発
明の水田用農薬組成物を得た。
【0046】実 施 例 4 ベンチオカーブ 42.9部、ベンスルフロンメチル 1.
5部、メフェナセット8.6部、ポリオキシエチレンア
リールフェニルエーテルサルフェートアンモニウム塩
1.2部、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルサル
フェートアンモニウム塩 1.5部、ジアルキルスルホサ
クシネート 2.3部、分子量100万の粉末状ポリアク
リル酸ナトリウム 1部を混合して液状農薬組成物を得
た。これとケナフ片(短径0.5mm〜2mm、長径2
mm〜10mm、嵩比重0.06)41部と混合したも
のを、ポリビニルアルコール製の水溶性フィルムに、1
袋当り35gを入れ、ヒートシールして閉じ、本発明の
水田用農薬組成物を得た。本農薬組成物は、10a当り
10個を散布する。
【0047】比 較 例 1 IBP 51部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル 2.5部及びリグニンスルホン酸塩 4部を混合
して液状農薬組成物を得た。これと軽石(短径0.2m
m〜0.5mm、嵩比重0.66)42.5部と混合し
て、農薬組成物を得た。
【0048】比 較 例 2 ベンチオカーブ 30部、MCPBメチル 4.8部、シ
メトリン 9部、メフェナセット 9部、ポリオキシエチ
レンスチリルフェニルエーテル硫酸塩 1部、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩 1部、ジ
オクチルスルホサクシネート 0.2部及びアセチレンア
ルコール 2部を混合して液状農薬組成物を得た。これ
と木片(短径0.2mm〜0.5mm、嵩比重0.23)
43部と混合して、農薬組成物を得た。
【0049】比 較 例 3 ベンチオカーブ 42.9部、ベンスルフロンメチル 1.
5部、メフェナセット8.6部、ポリオキシエチレンア
リールフェニルエーテルサルフェートアンモニウム塩
1.2部、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルサル
フェートアンモニウム塩 1.5部、ジアルキルスルホサ
クシネート 2.3部を混合して液状農薬組成物を得た。
これと木片(短径0.2mm〜0.5mm、嵩比重0.2
3)42部と混合して、農薬組成物を得た。
【0050】試 験 例 1 水中移行性試験:実施例1から3で得た水田用農薬製剤
および市販の代表的水面施用剤(プロスパー1キロ粒
剤)について、以下に示す方法でその水中移行性を測定
した。まず、2000mlのビーカーに水田土を約1c
mの厚さに敷き詰め、水道水500mlを入れ静置し
た。これに各水田用農薬製剤0.5gを投入し、12時
間後の水中落下性を観察し、さらにビーカー内の水を揺
らしたときの状態を目視で観察した。
【0051】この結果、実施例1〜3の製剤では、いず
れも薬剤投入12時間後に約90%の製剤が土壌表面ま
で落下した。また、24時間後にはすべてが、水田土壌
表面に落下していた。ビーカー内の水の振動により、水
田土の表面に置かれていたけケナフ片が移動するのが観
察された。これに対し、市販の水面施用粒剤では、この
ような現象は認められなかった。
【0052】試 験 例 2 図1に示す水深5cmとした2m×20mの水田のA地
点に、直径50cmの網の枠を設置し、その枠内に実施
例1〜3及び比較例1〜3の農薬組成物を14g処理し
た。散布24時間後(実施例1〜3の農薬組成物が水底
に沈降した後)、網の枠を取り除き、さらに24時間後
に、農薬組成物が水田内に散らばった様子を肉眼観察し
た。なお、試験の期間中の水温は20℃〜27℃で、A
地点からB地点に向かって、風速3〜5mの風が吹いて
いた。この結果を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】試 験 例 3 均一拡散性試験:水深を5cmとした図2に示す10m
×10mの水田を2面用意した。それらのE地点に、実
施例4で得た水田用農薬組成物35gを投入した。一方
の水田は、投入後、そのままの状態で放置した。また、
他方の水田は、投入したケナフ片が移動しないように直
径1mの円筒状の網をかぶせておいた。投入24時間後
に、そのままの状態で放置した水田の、A〜I部分での
水および土壌を採取し、その中の農薬成分含量を測定
し、理論上農薬活性成分が均一に散布された場合の土壌
中の成分濃度を100%とした時の比率を求めた。な
お、試験の期間中の水温は20〜25℃で、A地点から
I地点に向かって、風速2〜5mの風が吹いていた。ま
た、網をかぶせた水田の処理地点(E地点)土壌を半径
10cm、深さ5cmの範囲でケナフ片を含むものケナ
フ片を除いたものを一部の水とともに採取して分析し
た。この結果を表2、3に示す。
【0055】
【表2】
【0056】
【表3】
【0057】この結果より、大部分の農薬活性成分は短
時間で水中に拡散するが、一部はケナフ片に留まり、水
底上を移動しながら農薬活性成分を溶出する残効性を有
することがわかる。また、水底表面に存在していても、
農薬活性成分はケナフ片の内部に存在しているため、土
壌の残留の影響は少ないことがわかる。
【0058】
【発明の効果】本発明の水田用農薬製剤で使用するケナ
フ片は、水底上を漂うという特性を有するものである。
また、ケナフ片は優れた含油性を有するため、農薬活性
成分を高濃度に担持することができるものである。
【0059】従って、ケナフ片を含有する本発明の水田
用農薬製剤は、大部分の農薬活性成分は短時間で水中に
拡散するが、一部はケナフ片に留まり、水底上を移動し
ながら農薬活性成分を放出する残効性を有するため、風
による吹き寄せの問題を生じることなく、良好な水中移
行性を有するので、農薬製剤として有利に使用できるも
のである。
【0060】よって、新しいタイプの水中投入型の水田
用農薬製剤として広く利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 試験例2用いた2m×20mの水田を示す図
面である。図中、A地点は水田用組成物の投入地点であ
る。
【図2】 試験例3で用いた10m×10mの水田を示
す図面である。図中、E地点は水田用組成物の投入地点
である。 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 43/78 101 A01N 43/78 101 47/12 47/12 Z 47/36 101 47/36 101E 57/14 57/14 H

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農薬活性成分とアオイ科フヨウ属植物の
    ケナフ(Hibiscus cannabinus L
    inn./Hibiscus Sabdariffa
    Linn.)の破砕または粉砕物を含有することを特徴
    とする水田用農薬組成物。
  2. 【請求項2】 さらに界面活性剤を含有することを特徴
    とする請求項第1項記載の水田用農薬組成物。
  3. 【請求項3】 農薬活性成分が常温で液体であるか、ま
    たは固体の農薬活性成分を溶媒に溶解または分散したも
    のである請求項第1項または第2項記載の水田用農薬組
    成物。
  4. 【請求項4】 複数の農薬活性成分を含有し、少なくと
    もその内の一種がベンチオカーブまたはIBPである請
    求項第1項ないし第3項の何れかの項記載の水田用農薬
    組成物。
  5. 【請求項5】 ケナフの粉砕または粉砕物の短径が0.
    1から10mmで、その嵩比重が1以下である請求項第
    1項ないし第4項の何れかの項記載の水田用農薬組成
    物。
  6. 【請求項6】 界面活性剤が陰イオン型界面活性剤であ
    る請求項第2項ないし第5項の何れかの項記載の水田用
    農薬組成物。
  7. 【請求項7】 農薬組成物が固形農薬組成物である請求
    項第1項ないし第6項の何れかの項記載の水田用農薬組
    成物。
  8. 【請求項8】 固形農薬組成物が粒状である請求項第7
    項記載の水田用農薬組成物。
  9. 【請求項9】 ケナフの破砕または粉砕物を粒核として
    用いるものである請求項第1項ないし第8項の何れかの
    項記載の水田用農薬組成物。
  10. 【請求項10】 水溶性フィルムに包装し、水田へ投げ
    込む製剤である請求項第1項ないし第7項および第9項
    の何れかの項記載の水田用農薬組成物。
  11. 【請求項11】 ケナフの破砕または粉砕物を有効成分
    とする水中浮遊製剤用担体。
JP2000325215A 2000-10-25 2000-10-25 水田用農薬組成物 Pending JP2002128602A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000325215A JP2002128602A (ja) 2000-10-25 2000-10-25 水田用農薬組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000325215A JP2002128602A (ja) 2000-10-25 2000-10-25 水田用農薬組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002128602A true JP2002128602A (ja) 2002-05-09

Family

ID=18802613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000325215A Pending JP2002128602A (ja) 2000-10-25 2000-10-25 水田用農薬組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002128602A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002154901A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Kumiai Chem Ind Co Ltd 農薬組成物並びにその製造方法および散布方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10265302A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Nissan Chem Ind Ltd 水面施用農薬粒剤
JP2001240502A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Kumiai Chem Ind Co Ltd 水田用農薬組成物、その製造方法およびその散布方法
JP2001302405A (ja) * 2000-04-27 2001-10-31 Kumiai Chem Ind Co Ltd 水田用農薬製剤およびその散布方法
JP2002053405A (ja) * 2000-08-08 2002-02-19 Aventis Cropscience Gmbh 水面浮上性農薬製剤

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10265302A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Nissan Chem Ind Ltd 水面施用農薬粒剤
JP2001240502A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Kumiai Chem Ind Co Ltd 水田用農薬組成物、その製造方法およびその散布方法
JP2001302405A (ja) * 2000-04-27 2001-10-31 Kumiai Chem Ind Co Ltd 水田用農薬製剤およびその散布方法
JP2002053405A (ja) * 2000-08-08 2002-02-19 Aventis Cropscience Gmbh 水面浮上性農薬製剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002154901A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Kumiai Chem Ind Co Ltd 農薬組成物並びにその製造方法および散布方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2815535B2 (ja) 拡展性水溶紙分包農薬固形剤
JP5059255B2 (ja) 農薬組成物並びにその製造方法および散布方法
JP3778968B2 (ja) 水面浮遊拡展性非崩壊粒剤
JP3871230B2 (ja) 農薬粒状組成物及び散布方法
JP2000351701A (ja) 水面浮遊性農薬固形製剤
JPH0899802A (ja) 水面での崩壊分散性を調節した水面浮遊性農薬粒剤及びそのキャリヤー
JP2001302405A (ja) 水田用農薬製剤およびその散布方法
US7160841B2 (en) Uniformly spreadable granular agricultural chemicals formulation and method for scattering (applying) thereof
JP4988110B2 (ja) 均一拡散性粒状農薬製剤およびその散布方法
JP4824215B2 (ja) 農薬粒状組成物の散布方法および粒状農薬合剤
JPH09249504A (ja) 水面施用農薬組成物、製造方法及びその包装物並びにその使用方法
JP5674252B2 (ja) 固体農薬組成物、その製造方法およびその散布方法
KR100670111B1 (ko) 무논용 농약조성물, 그의 제조방법 및 그의 살포방법
JP4302232B2 (ja) 水面浮遊性粒状農薬製剤、その製造方法およびその散布方法
KR101130503B1 (ko) 입상 농약제제
JP4919662B2 (ja) 均一拡散性粒状農薬製剤
JP3535429B2 (ja) 水面施用農薬組成物
JP2000319103A (ja) 水面浮遊性粒状農薬製剤及びその製造法
KR19990077488A (ko) 수면적용용농약제제
JP2000119108A (ja) 除草剤を含む水面施用農薬粒剤
JP2002128602A (ja) 水田用農薬組成物
JP4319736B2 (ja) 水面投下型農薬製剤
JP2001278701A (ja) 水面における拡展性の良い農薬固形製剤
JP4410322B2 (ja) 無水硫酸ナトリウム含有粒状組成物およびその製造法
JP2000319107A (ja) 水面施用製剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070918

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110510