JP2002128653A - 皮膚の老化防止用化粧料 - Google Patents

皮膚の老化防止用化粧料

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JP2002128653A
JP2002128653A JP2000326428A JP2000326428A JP2002128653A JP 2002128653 A JP2002128653 A JP 2002128653A JP 2000326428 A JP2000326428 A JP 2000326428A JP 2000326428 A JP2000326428 A JP 2000326428A JP 2002128653 A JP2002128653 A JP 2002128653A
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skin
cosmetic
preventing
aging
pea
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Manabu Kido
学 城戸
Yasuhiro Miyata
康弘 宮田
Akira Matsueda
明 松枝
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KUORIKA PRODUCE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラスターゼの活性化を抑制するタンパク分
解抑制酵素(アンチプロテアーゼ)としてエンドウエキ
スを配合すると共に、真皮においてエンドウエキスをよ
り効果的に作用させることができ、皮膚の弾力低下およ
びシワの発生を極めて安全に防止できる皮膚の老化防止
用化粧料を提供する。 【解決手段】 本発明の皮膚の老化防止用化粧料は、エ
ンドウエキスとアミノ酸の混合物が配合されており、さ
らにセラミドを配合することにより、皮膚の真皮におい
てエンドウエキスをより効果的に作用させることがで
き、皮膚の弾力低下およびシワの発生など老化をより防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エラスターゼによ
るエラスチン線維の分解・変質(異化作用)をより効果
的に抑制して、皮膚の老化を防止することができる皮膚
の老化防止用化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、女性の社会進出や高齢化社会の進
展に伴って、皮膚の老化防止を目的とした研究や化粧料
の開発が盛んに行われている。一般に、皮膚の老化は、
真皮におけるコラーゲンまたはエラスチンに代表される
タンパク質の減少、ヒアルロン酸などのムコ多糖類の減
少、あるいは紫外線や化粧料等の化学成分による皮膚細
胞の損傷などが原因であることが知られている。特に、
肌の柔軟性(肌のハリ)を保つためにはエラスチンは極め
て重要で、最近ではこのエラスチンを配合するなどして
皮膚にハリを与えようとする化粧品が種々提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、人間は加齢に
伴い皮膚組織であるタンパク質の生成能力が低下すると
共に、タンパク分解抑制酵素が減少してタンパク分解酵
素であるエラスターゼが優位となってタンパク質の分解
能力が増大していく。そのため、エラスチンを配合した
化粧品を使用するだけでは、皮膚の老化防止に対する抜
本的な解決とはならず、特に肌のハリの低下やシワの発
生に対して十分な効果を得ることができなかった。
【0004】本願発明者は、皮膚の老化の主たる原因
が、この真皮におけるタンパク分解酵素(プロテアー
ゼ)とタンパク分解抑制酵素(アンチプロテアーゼ)の
バランス崩壊にあることに着眼して本発明を想起するに
至った。すなわち、本発明の課題は、エラスターゼの活
性化を抑制するタンパク分解抑制酵素(アンチプロテア
ーゼ)としてエンドウエキスを配合すると共に、真皮に
おいてこのエンドウエキスをより効果的に作用させるこ
とができ、皮膚の弾力低下およびシワの発生を極めて安
全に防止できる皮膚の老化防止用化粧料を提供すること
にある。
【0005】上記課題を解決するものは、エンドウエキ
スとアミノ酸の混合物を配合したことを特徴とする皮膚
の老化防止用化粧料である。
【0006】前記皮膚の老化防止用化粧料には、さらに
セラミドが配合されていることが好ましい。前記皮膚の
老化防止用化粧料は、洗浄した皮膚に対して最初に塗布
して使用されることが好ましい。前記エンドウエキスの
配合率は、全体の0.001〜5.0%が好ましく、よ
り好ましくは0.01〜3.0%である。また、前記ア
ミノ酸の混合物の配合率は、全体の0.001〜5.0
%が好ましく、より好ましくは0.01〜3.0%であ
る。さらに、前記セラミドの配合率は、全体の0.00
01〜5.0%が好ましく、より好ましくは0.001
〜3.0%である。
【0007】
【発明の実施の形態】そこで、本発明の皮膚の老化防止
用化粧料について説明する。本発明の皮膚の老化防止用
化粧料は、エンドウエキスとアミノ酸の混合物を配合し
たことを特徴とする皮膚の老化防止用化粧料である。以
下、各構成について順次詳述する。
【0008】本発明の皮膚の老化防止用化粧料には、エ
ラスターゼの活性化を阻害してエラスターゼによるエラ
スチン線維の分解・変質(異化作用)を抑制するエンド
ウエキスが配合されている。エンドウエキスは、えんど
う豆の種子から、水、エタノール、または1,3-BGなど
の水溶性の溶媒により抽出されるエキスであり、エラス
ターゼに対する活性化阻害成分を含有している。エンド
ウエキスの配合率としては、全体の0.001〜5.0
%が好ましく、より好ましくは0.01〜3.0%であ
る。
【0009】なお、このように、本発明の皮膚の老化防
止用化粧料にはエンドウエキスが配合されているが、こ
のエンドウエキスの原料であるえんどう豆は、食用とし
て一般的に体内に摂取されている穀類であり、皮膚に対
する刺激性も低く極めて安全かつ有効なエラスターゼ活
性化阻害物質を含有している。
【0010】また、本発明の皮膚の老化防止用化粧料に
は、アミノ酸の混合物が配合されている。アミノ酸はも
ともと人体においてタンパク質を構成する成分であり、
皮膚親和性が高くこれを配合することにより経皮吸収能
を高めてエンドウエキスを真皮へより確実に浸透させる
ことができる。また、このアミノ酸がエラスターゼの基
質(エラスターゼの作用を受ける物質)的物質となりエ
ラスターゼをエラスチンの分解に向かわせない機能も奏
する。さらに、それ自体が皮膚の保水性、柔軟性および
弾力性の増強にも寄与する。
【0011】アミノ酸の混合物としては、トリメチルグ
リシン,グリシン,L-アラニン,L-プロリン,L-セ
リン,L-スレオニン,L-アルギニン,L-リジン,L-
グルタミン酸のうち少なくとも1種以上のアミノ酸を含
有するものが好適に使用できる。より好ましくは、人間
の表皮の遊離アミノ酸組成に近似したアミノ酸の混合物
である。また、アミノ酸の混合物の配合率としては、全
体の0.001〜5.0%が好ましく、より好ましくは
0.01〜3.0%である。
【0012】さらに、本発明の皮膚の老化防止用化粧料
には、セラミドが配合されていることが好ましい。エン
ドウエキスの効果を持続させるためには、皮膚における
エンドウエキスの定着が必須となるが、セラミドは皮膚
の構成物質で、かつ油分、水分の双方と親和性の高い極
性脂質であり、このセラミドが配合されると皮膚細胞間
にエンドウエキスが定着され老化防止効果をより長時間
に渡って持続させることができる。セラミドの配合率と
しては、全体の0.0001〜5.0%が好ましく、よ
り好ましくは0.001〜3.0%である。なお、使用
されるセラミドの起源物質は、動物、植物を問わない。
【0013】そして、本発明の皮膚の老化防止用化粧料
は、洗浄した皮膚に対して最初に塗布して使用されるこ
とが好ましい。これは、本発明の化粧料が、天然成分を
用いて健常な若い皮膚の状態に整えることを主眼とした
ものであり、また、皮膚が経皮的に吸収可能な量には限
りがあるため、化粧水や乳液に先立って使用されると極
めて効果的に作用するからである。なお、本発明の皮膚
の老化防止用化粧料において、エンドウエキス、アミノ
酸の混合物、またはセラミド以外の使用基剤(配合成
分)に関しては特に限定されるものではない。
【0014】
【実施例】本発明の皮膚の老化防止用化粧料の実施例1
(エンドウエキスとアミノ酸の混合物を配合しセラミド
を配合していない実施例)、実施例2(エンドウエキス
とアミノ酸の混合物に加えセラミドを配合した実施例)
を表1に示した成分配合にてそれぞれ作製した。
【0015】また、表1に示すように、比較例1として
エンドウエキスとアミノ酸の混合物を共に配合していな
い化粧料、比較例2としてエンドウエキスのみ配合しア
ミノ酸の混合物を配合していない化粧料をそれぞれ作製
した。
【0016】
【表1】
【0017】なお、アミノ酸の混合物としては、表2に
示した成分配合を有したものを使用し、また、セラミド
としては、表3に示した成分配合を有したものを使用し
た。
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】(試用試験1)上記表1に示した成分配合
に作製された比較例1,比較例2,実施例1,実施例2
の化粧料を、朝晩の洗顔直後に皮膚に塗布する試用試験
を行った。被験者は肌にハリがなく目じりの小じわが気
になるという自覚症状を訴えた30歳以上の女性とし、
比較例1,比較例2,実施例1,実施例2の化粧料をそ
れぞれ各20名に1ケ月間継続使用してもらった後、以
下の表4に示したアンケート項目に対する回答を求め
た。
【0021】
【表4】
【0022】なお、各アンケート項目においてカウント
された数値は、YESと回答した者のみの集計であり、
NOと回答した者およびわからないと回答した者をカウ
ントから除外した。
【0023】そして、上記回答結果を観ると、まず比較
例1と比較例2との対比において、エンドウエキスに肌
を改善する効果があると推定できる結果を得た。また、
比較例2と実施例1との対比から、エンドウエキスに加
えアミノ酸の混合物を配合した方がより効果が顕著に現
れることが確認された。さらに実施例1と実施例2の対
比から、エンドウエキスとアミノ酸の混合物に加えセラ
ミドを配合した方が、翌日の化粧のりが良好で効果に持
続性が加わると推定できる結果を得た。
【0024】(試用試験2)つぎに、上記実施例2の化
粧料を用いて、Aグループ20名には、洗顔直後に1ケ
月朝晩使用してもらい、Bグループ20名には、洗顔後
に通常使用している化粧水、乳液を使用した後、実施例
2を1ケ月使用してもらって、以下の表5に示したアン
ケート項目に対する回答を求めた。なお、被験者の選定
は試用試験1と同様の条件により行った。
【0025】
【表5】
【0026】上記回答結果より、本発明の皮膚の老化防
止用化粧料は、洗顔直後の肌に使用することがより効果
的であると推定できる結果を得た。これは、もともと皮
膚は、経皮から吸収できる量に限界があるため、先に他
の化粧料が使用されると本発明の化粧料の浸透性が低下
してその効果が認識できなくなるためと推測される。
【0027】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、真皮
においてエンドウエキスをより効果的に作用させて皮膚
の弾力低下およびシワの発生など皮膚の老化を極めて安
全に防止できる。請求項2に記載した発明によれば、真
皮においてエンドウエキスをより効果的かつ持続的に作
用させて皮膚の弾力低下およびシワの発生など皮膚の老
化をより防止できる。請求項3に記載した発明によれ
ば、真皮におけるエンドウエキスの効果を顕著になもの
とし皮膚の老化をより防止できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 111 A61P 43/00 111 Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AB032 AC122 AC302 AC432 AC482 AC581 AC582 AC641 AC642 AD092 AD282 CC02 EE01 EE07 EE12 4C088 AB59 AC04 BA08 CA03 MA02 MA63 NA14 ZA89 ZC20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドウエキスとアミノ酸の混合物を配
    合したことを特徴とする皮膚の老化防止用化粧料。
  2. 【請求項2】 前記皮膚の老化防止用化粧料には、セラ
    ミドが配合されている請求項1に記載の皮膚の老化防止
    用化粧料。
  3. 【請求項3】 前記皮膚の老化防止用化粧料は、洗浄し
    た皮膚に対して最初に塗布して使用するものである請求
    項1または2に記載の皮膚の老化防止用化粧料。
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