JP2002129968A - ターボチャージャ用回転支持装置 - Google Patents
ターボチャージャ用回転支持装置Info
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Abstract
安定化を図りつつ、ターボチャージャ用回転支持装置の
小型化及びこの小型化に基づく低コスト化を図る。 【解決手段】 ハウジング6aに設けた給油通路18a
を流通する潤滑油のみにより、第一、第二の玉軸受7、
8を含む構成各部を冷却自在とする。そして、これら各
玉軸受7、8に互いに離れる方向の予圧を付与する圧縮
ばね17aを、耐熱ばねとする。そして、ウォータジャ
ケットを省略する事により、上記圧縮ばね17aが温度
上昇し易くなっても、この圧縮ばね17aの弾性特性を
変化しにくくし、安定した予圧付与を行なえる様にして
いる。この結果、ウォータジャケットの省略による、上
記回転支持装置の小型化及び製造作業の容易化を図れ、
これら小型化及び製造作業の容易化に基づくコスト低減
を図れる。
Description
回転支持装置は、例えば自動車用エンジンの出力を向上
させる為のターボチャージャに組み込み、タービンとイ
ンペラとを接続する回転軸をハウジングに対し、回転自
在に支持する為に利用する。特に本発明は、ターボチャ
ージャ用回転支持装置を構成する玉軸受に付与する予圧
の安定化を図りつつ、この回転支持装置の小型化を図る
ものである。
させる為、エンジンに送り込む空気を排気のエネルギに
より圧縮するターボチャージャが、広く使用されてい
る。このターボチャージャは、排気のエネルギを、排気
通路の途中に設けたタービンにより回収し、このタービ
ンをその端部に固定した回転軸により、給気通路の途中
に設けたコンプレッサのインペラを回転させる。このイ
ンペラは、エンジンの運転に伴って数万乃至は十数万mi
n-1 (r.p.m.)の速度で回転し、上記給気通路を通じて
エンジンに送り込まれる空気を圧縮する。
を示している。このターボチャージャは、排気流路1
(図5には省略。後述する発明の実施の形態の第2例を
示す図2参照)を流通する排気により、回転軸2の一端
(図5の右端)に固定したタービン3を回転させる。こ
の回転軸2の回転は、この回転軸2の他端(図5の左
端)に固定したインペラ4に伝わり、このインペラ4が
給気流路5内で回転する。この結果、この給気流路5の
上流端開口から吸引された空気が圧縮されて、ガソリ
ン、軽油等の燃料と共にエンジンのシリンダ室内に送り
込まれる。この様なターボチャージャの回転軸2は、数
万〜十数万min-1 もの高速で回転し、しかも、エンジン
の運転状況に応じてその回転速度が頻繁に変化する。従
って、上記回転軸2は、ハウジング6に対し、小さな回
転抵抗で支持する必要がある。
側に上記回転軸2を、第一、第二の玉軸受7、8によ
り、回転自在に支持している。これら第一、第二の玉軸
受7、8は、アンギュラ型玉軸受であり、それぞれの構
成は、基本的には同じである。但し、これら両玉軸受
7、8のうち、高温の排気が流通する排気流路1に近
く、温度上昇が著しい第一の玉軸受7の潤滑条件は、低
温の空気が流通する給気流路5に近く、温度上昇がそれ
程著しくはない、第二の玉軸受8に比べて厳しい。
周面に外輪軌道9を有する外輪10と、外周面に内輪軌
道11を有する内輪12と、これら外輪軌道9と内輪軌
道11との間に転動自在に設けられた複数個の玉13、
13とを備える。又、これら各玉13、13は、円環状
の保持器14(図5には省略。後述する発明の実施の形
態の第2例を示す図2〜3参照)に設けた複数のポケッ
ト内に、それぞれ1個ずつ転動自在に保持している。
又、図示の例の場合には、上記内輪12を、片側の肩部
をなくした、所謂カウンタボアとしている。
記ハウジング6の内側に設けた軸受支持部15に、それ
ぞれ円環状の押圧環16、16を介して支持されてい
る。即ち、この軸受支持部15の両端部内側にこれら各
押圧環16、16をそれぞれ内嵌し、これら各押圧環1
6、16の内側に上記各玉軸受7、8の外輪10、10
を内嵌している。そして、これら各玉軸受7、8の内輪
12、12を上記回転軸2の両端部に外嵌固定する事に
より、この回転軸2を上記ハウジング6に対し回転自在
に支持している。
する1対の外輪10、10には、請求項に記載した弾性
材に相当する圧縮ばね17により、互いに離れる方向の
弾力を付与している。即ち、上記各押圧環16、16の
互いに対向する端面同士の間に上記圧縮ばね17を狭持
し、これら各押圧環16、16に内嵌した上記各外輪1
0、10に、互いに離れる方向の弾力を付与している。
従って、上記第一、第二の玉軸受7、8は、互いに接触
角の方向を逆にした状態{背面組み合せ(DB)型}で
予圧が付与されている。
を設けて、上記各玉軸受7、8を潤滑自在としている。
即ち、ターボチャージャを装着したエンジンの運転時に
潤滑油は、上記給油通路18の上流端に設けたフィルタ
19により異物を除去されてから、上記軸受支持部15
の内周面と上記各押圧環16、16の外周面との間に存
在する環状の隙間空間20、20に送り込まれる。尚、
これら各隙間空間20、20は、上記軸受支持部15と
上記各押圧環16、16との嵌合を隙間嵌めにする事に
より設けている。そして、これら各隙間空間20、20
を上記潤滑油で満たす事により、上記各押圧環16、1
6の外周面と上記軸受支持部15の内周面との間に全周
に亙って油膜(オイルフィルム)を形成し、これら各押
圧環16、16の振動を上記軸受支持部15に伝わりに
くくしている。言い換えれば、上記各隙間空間20、2
0に満たされた潤滑油によって、上記回転軸2の回転に
基づく振動を減衰させている(オイルフィルムダン
パ)。更に、上記隙間空間20、20に送り込まれた潤
滑油の一部は、上記各押圧環16、16に設けたノズル
孔21から、上記第一、第二の玉軸受7、8を構成する
各内輪12、12の外周面に向け、径方向外方から斜め
に噴出し、これら第一、第二の玉軸受7、8を潤滑(オ
イルジェット潤滑)する。この様にして第一、第二の玉
軸受7、8に向けて噴出した潤滑油は、排油口22より
排出される。
の外周面に複数本(図示の例では2本)の凹部23、2
3を、径方向内方に凹入する状態で全周に亙って設けて
いる。即ち、上記軸受支持部15の内周面と上記各押圧
環16、16の外周面との間の各隙間空間20、20に
潤滑油を、上記各凹部23、23を設けた分だけ多く確
保できる。この為、上記各押圧環16、16の振動が、
上記軸受支持部15にまでは、より伝わりにくくなる。
又、上記第一、第二の玉軸受7、8の各外輪10、10
の外周面と上記各押圧環16、16の内周面との間に
も、それぞれ隙間空間が存在している。そして、これら
各隙間空間にも上記潤滑油が満たされており、上記回転
軸2の回転に基づく振動の減衰を図っている。
ット(冷却水通路)24を設けて、ターボチャージャ用
回転支持装置を冷却自在としている。即ち、ターボチャ
ージャを装着したエンジンの運転時に、このエンジン内
を循環する冷却水の一部が上記ウォータジャケット24
を流通する事により、上記第一、第二の玉軸受7、8を
含む構成各部の温度上昇を抑えている。この様な水冷式
(冷却水による冷却)の場合には、比較的低温の空気に
曝される前記インペラ4側に設ける第二の玉軸受8は勿
論、(最高で1000℃近くの)高温の排気に曝される
前記タービン3側に設ける第一の玉軸受7に就いても、
十分に冷却できる。
ボチャージャ用回転支持装置の場合は、ハウジング6内
にウォータジャケット24を設け、このウォータジャケ
ット24を流通する冷却水により冷却を行なっている。
この様に冷却水により冷却を行なう事は、冷却性能の確
保の面からは好ましい。ところが、上記ウォータジャケ
ット24をハウジング6内に設ける分、上記回転支持装
置が大型化すると共に、製造作業も面倒になり、コスト
が嵩む事が避けられない。しかも、上記ウォータジャケ
ット24を流通する冷却水は通常、エンジン内を循環す
る冷却水の一部を使用する。この為、エンジンの冷却装
置から冷却水を導く為の冷却ホースやポンプ等を設ける
必要があり、ターボチャージャ装置全体が大型化、複雑
化する。
ータジャケット24を省略する事が考えられる。ところ
が、ただ単にウォータジャケット24を省略するだけで
は、運転時の冷却性能が低下し、第一、第二の玉軸受
7、8を含む構成各部の温度上昇が著しくなる。この様
な著しい温度上昇は、上記第一、第二の玉軸受7、8に
予圧を付与する圧縮ばね17の弾性特性を変化させるだ
けでなく、温度上昇に伴う熱膨張により、この圧縮ばね
17が変形、破損する可能性もある。そして、この様に
圧縮ばね17の弾性特性が変化したり、変形若しくは破
損すると、上記第一、第二の玉軸受7、8に付与された
予圧が適正な値から大きく外れてしまい、次の様な問題
が生じ易くなる。
圧が大きくなり過ぎると、これら各玉軸受7、8の転が
り接触部の面積(接触楕円の大きさ)や面圧が大きくな
り、回転抵抗(回転トルク)並びに振動が大きくなる。
この結果、これら各玉軸受7、8の転がり疲れ寿命が短
縮すると共に、ターボチャージャのレスポンス(アクセ
ル操作に対する追従性)も低下する。逆に、上記予圧が
小さくなり過ぎると、上記第一、第二の玉軸受7、8の
転がり接触部の面圧が低くなり、この転がり接触部で生
じる滑りが大きくなる。この結果、これら各玉軸受7、
8の振動が大きくなると共に、スキッティグ(転がり接
触部の滑り摩耗に基づく著しい損傷)が生じ易くなり、
これら各玉軸受7、8の転がり疲れ寿命が短縮する。本
発明は、この様な事情に鑑みて、ターボチャージャ用回
転支持装置を構成する玉軸受に付与される予圧の安定化
を図りつつ、この回転支持装置の小型化及びこの小型化
に基づく低コスト化を図るべく発明したものである。
ャ用回転支持装置は、前述した従来から知られているタ
ーボチャージャ用回転支持装置と同様に、一端部にター
ビンを、他端部にインペラを、それぞれ固定した回転軸
を、ハウジングの内側に回転自在に支持する為、このハ
ウジングの内側に設けた軸受支持部の内周面と上記回転
軸の外周面との間に玉軸受を、弾性材により予圧を付与
した状態で設けている。そして、この玉軸受に向けて潤
滑油を供給する事により、この玉軸受の潤滑を行なう様
に構成している。
持装置に於いては、上記玉軸受を含む構成各部を上記潤
滑油のみにより冷却自在とすると共に、上記弾性材を耐
熱ばねとしている。又、好ましくは、上記玉軸受に付与
する予圧を、9〜30N(より好ましくは、12〜20
N)とする。
料により造られて、高温環境でもばね特性(弾性特性)
が変化しにくいものを言う。本発明のターボチャージャ
用回転支持装置には、例えば、弁ばね用クロムバナジウ
ム鋼オイルテンパー線(JISG 3565)、弁ばね用シリコ
ンクロム鋼オイルテンパー線(JIS G 3566)、ばね用シ
リコンクロム鋼オイルテンパー線(JIS G 3568)、及
び、ばね用ステンレス鋼線(JIS G 4314)等を材料とし
たコイルばねが、使用可能である。
用回転支持装置の場合には、玉軸受に供給する潤滑油の
みにより、この玉軸受を含む構成各部を冷却でき、しか
も、この様な潤滑油のみによる冷却でも、この玉軸受に
安定した予圧付与を行なえる。そして、ウォータジャケ
ットの省略により冷却性能が低下し、運転時に上記回転
支持装置が温度上昇し易くなったとしても、上記弾性材
を耐熱ばねとしている為、この弾性材の弾性特性が変化
しにくい。この為、この弾性材により付与された上記玉
軸受の予圧が適正な値から外れにくくなり、予圧の変化
による転がり疲れ寿命の短縮や、ターボチャージャのレ
スポンスの低下等を防止できる。この結果、上記ウォー
タジャケットの省略による、上記回転支持装置の小型化
及び製造作業の容易化を図れ、これら小型化及び製造作
業の容易化に基づくコスト低減を図れる。しかも、エン
ジンの冷却装置から冷却水を導く為の冷却ホースやポン
プ等を設ける必要もなくなり、ターボチャージャ装置全
体が大型化、複雑化する事もない。
の予圧を9〜30N(より好ましくは、12〜20N)
とすれば、この玉軸受の耐久性確保、及び、ターボチャ
ージャのレスポンス向上を確実に図れる。尚、上記予圧
が30Nを越えた場合には、上記玉軸受の転がり接触部
の面積や面圧が大きくなり過ぎて、回転抵抗並びに振動
が大きくなる。この結果、この玉軸受の転がり疲れ寿命
が短縮すると共に、ターボチャージャのレスポンスも低
下する。これに対して、上記予圧が9N未満の場合に
は、上記玉軸受の転がり接触部の面圧が低くなり、この
転がり接触部で生じる滑りが大きくなる。この結果、こ
の玉軸受の振動が大きくなると共に、スキッティングが
生じ易くなり、この玉軸受の転がり疲れ寿命が短縮す
る。
る、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本
発明の特徴は、ターボチャージャ用回転支持装置の構成
各部の冷却を第一、第二の玉軸受7、8に供給する潤滑
油のみにより行ない、しかも、この様な潤滑油のみによ
る冷却でも、これら各玉軸受7、8に安定した予圧付与
を行なえる様にする点にある。上記ターボチャージャ用
回転支持装置の基本構成に就いては、前述の図5に示し
た構造を含み、従来から知られている回転支持装置と同
様であるから、同等部分に関する説明は省略若しくは簡
略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
給油通路18aを流通する潤滑油のみにより、上記第
一、第二の玉軸受7、8を潤滑自在とすると共に、これ
ら各玉軸受7、8を含む構成各部を冷却自在としてい
る。即ち、ターボチャージャを装着したエンジンの運転
時に潤滑油は、上記給油通路18aの上流端に設けたフ
ィルタ19により異物を除去されてから、上記ハウジン
グ6aの内側に設けた軸受支持部15の内周面と、上記
各玉軸受7、8を内嵌する各押圧環16、16の外周面
との間の隙間空間20、20に送り込まれる。そして、
これら各隙間空間20、20を上記潤滑油で満たす事に
より、上記各押圧環16、16の外周面と上記軸受支持
部15の内周面との間に全周に亙って油膜(オイルフィ
ルム)を形成し、これら各押圧環16、16の振動を上
記軸受支持部15に伝わりにくくすると共に、これら各
押圧環16、16及び軸受支持部15の冷却を行なう。
更に、上記隙間空間20、20に送り込まれた潤滑油の
一部は、上記各押圧環16、16に設けたノズル孔21
から、上記第一、第二の玉軸受7、8を構成する各内輪
12、12の外周面に向け、径方向外方から斜めに噴出
し、これら第一、第二の玉軸受7、8を潤滑(オイルジ
ェット潤滑)すると共に、これら第一、第二の玉軸受
7、8を冷却する。この様にして第一、第二の玉軸受
7、8に向けて噴出した潤滑油は、排油口22より排出
される。
周面に複数本(図示の例では2本)の凹部23、23
を、径方向内方に凹入する状態で全周に亙って設けてい
る。従って、上記軸受支持部15の内周面と上記各押圧
環16、16の外周面との間の各隙間空間20、20に
潤滑油を、上記各凹部23、23を設けた分だけ多く確
保できる。この為、上記各押圧環16、16及び軸受支
持部15の冷却性能をより確保し易くなると共に、これ
ら各押圧環16、16の振動が上記軸受支持部15によ
り伝わりにくくなる。又、上記第一、第二の玉軸受7、
8の各外輪10、10の外周面と上記各押圧環16、1
6の内周面との間にも、それぞれ隙間空間が存在してい
る。そして、これら各隙間空間にも上記潤滑油が満たさ
れており、上記外輪10、10の冷却を行なうと共に、
上記回転軸2の回転に基づく振動の減衰を図っている。
玉軸受7、8に互いに離れる方向の予圧を付与する、請
求項に記載した弾性材に相当する圧縮ばね17aを、耐
熱ばねとしている。又、この圧縮ばね17aにより付与
する上記第一、第二の玉軸受7、8の予圧を、9〜30
N(より好ましくは、12〜20N)としている。尚、
上記耐熱ばねとは、耐熱性を有する材料により造られ
て、高温環境でもばね特性(弾性特性)が変化しにくい
ものを言う。本例の圧縮ばね17a用の耐熱ばねとして
は、弁ばね用クロムバナジウム鋼オイルテンパー線(JI
S G 3565)、弁ばね用シリコンクロム鋼オイルテンパー
線(JIS G 3566)、ばね用シリコンクロム鋼オイルテン
パー線(JIS G 3568)、及び、ばね用ステンレス鋼線
(JIS G 4314)等を材料としたコイルばねが使用可能で
ある。
ジャ用回転支持装置の場合には、第一、第二の玉軸受
7、8に供給する潤滑油のみにより、これら各玉軸受
7、8を含む構成各部を冷却でき、しかも、この様な潤
滑油のみによる冷却でも、これら各玉軸受7、8に安定
した予圧付与を行なえる。即ち、前述の図5に示した様
なウォータジャケット(冷却水通路)24の省略により
冷却性能が低下し、運転時に上記回転支持装置が温度上
昇し易くなったとしても、上記圧縮ばね17aを耐熱ば
ねとしている為、この圧縮ばね17aの弾性特性が変化
しにくい。この為、この圧縮ばね17aにより付与され
た上記第一、第二の玉軸受7、8の予圧が適正な値から
外れにくくなり、予圧の変化による転がり疲れ寿命の短
縮や、ターボチャージャのレスポンスの低下等を防止で
きる。この結果、上記ウォータジャケット24の省略に
よる、上記回転支持装置の小型化及び製造作業の容易化
を図れ、これら小型化及び製造作業の容易化に基づくコ
スト低減を図れる。しかも、エンジンの冷却装置から冷
却水を導く為の冷却ホースやポンプ等を設ける必要もな
くなり、ターボチャージャ装置全体が大型化、複雑化す
る事もない。
記第一、第二の玉軸受7、8の予圧を9〜30N(より
好ましくは、12〜20N)としている為、これら各玉
軸受7、8の耐久性確保、及び、ターボチャージャのレ
スポンス向上を確実に図れる。尚、上記予圧が30Nを
越えた場合には、上記第一、第二の玉軸受7、8の転が
り接触部の面積や面圧が大きくなり過ぎて、回転抵抗並
びに振動が大きくなる。この結果、これら各玉軸受7、
8の転がり疲れ寿命が短縮すると共に、ターボチャージ
ャのレスポンスも低下する。これに対して、上記予圧が
9N未満の場合には、上記第一、第二の玉軸受7、8の
転がり接触部の面圧が低くなり、この転がり接触部で生
じる滑りが大きくなる。この結果、これら各玉軸受7、
8の振動が大きくなると共に、スキッティングが生じ易
くなり、これら各玉軸受7、8の転がり疲れ寿命が短縮
する。
対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。
本例の場合は、前述の図1に示した構造の様に、ハウジ
ング6aと軸受支持部15とを一体に形成せず、軸受支
持部に相当する軸受支持部材25をハウジング6bと別
体に形成している。この様な本例の場合には、これらハ
ウジング6bの内周面と軸受支持部材25の外周面との
間に隙間空間26を設け、この隙間空間26を潤滑油で
満たす。尚、この隙間空間26は、上記ハウジング6b
と軸受支持部材25との嵌合を隙間嵌にする事により設
ける。そして、この様に隙間空間25に満たされた潤滑
油により、上記ハウジング6b及び軸受支持部材25の
冷却を行なうと共に、回転軸2の回転に基づく振動の減
衰を図る(オイルフィルムダンパ)。更に、上記隙間空
間25に送り込まれた潤滑油の一部を、1対の押圧環1
6a、16aのうちのタービン3側の押圧環16aに設
けたノズル孔21を通じて、第一、第二の玉軸受7、8
のうちのタービン3側に設けた第一の玉軸受7に向けて
送り込み、この第一の玉軸受7の冷却及び潤滑(オイル
ジェット潤滑)を行なう。この様にして第一の玉軸受7
に送り込まれた潤滑油は、この第一の玉軸受7の他、上
記第二の玉軸受8も潤滑及び冷却してから、排油口22
より排出される。その他の構成及び作用は、上述した第
1例の場合と同様であるから、重複する説明は省略す
る。
者が行なった実験に就いて説明する。この実験は、前述
の図2〜3に示したターボチャージャ用回転支持装置の
運転時に生じる振動が、第一、第二の玉軸受7、8に付
与する予圧の値(0〜40N)によってどの様に変化す
るかを測定する事により行なった。この結果を図4に示
す。尚、上記第一、第二の玉軸受7、8の諸元は以下に
示す通りである。又、運転時の回転軸2の回転速度は、
20万min-1 とした。 玉13の直径 : 2.778mm 玉13の数 : 8個 外輪10の外径 : 17mm 内輪12の内径 : 7mm
7、8に付与する予圧の値を、同じく縦軸は、ターボチ
ャージャ用回転支持装置の振動を、それぞれ表してい
る。尚、この回転支持装置の振動の大きさは、最小の振
動値を1とし、この最小の振動値に対する比で表してい
る。又、図4の鎖線αは金属製の玉13を使用した場合
を、同じく実線βはセラミック製の玉13を使用した場
合を、それぞれ表している。この図4の実験結果から明
らかな様に、上記第一、第二の玉軸受7、8に付与する
予圧の値を、本発明の範囲である10〜30Nに規制す
れば、上記金属製の玉13を使用する場合に、上記振動
を確実に低く抑える事ができ、転がり疲れ寿命の短縮を
防止できる。又、上記第一、第二の玉軸受7、8に付与
する予圧の値を、本発明のより好ましい範囲である12
〜20Nに規制すれば、上記金属製の玉13を使用する
場合でも、上記セラミック製の玉13を使用する場合で
も、上記振動を確実に低く抑える事ができ、転がり疲れ
寿命の短縮を防止できる。
する為、ターボチャージャ用回転支持装置を潤滑油のみ
により冷却した場合でも、この回転支持装置を構成する
玉軸受に安定した予圧を付与する事ができる。従って、
高寿命で小型、低コストのターボチャージャ用回転支持
装置を実現でき、この回転支持装置を組み込むターボチ
ャージャ装置の小型化、簡素化及び低コスト化に寄与で
きる。
の関係を示すグラフ。
Claims (2)
- 【請求項1】 一端部にタービンを、他端部にインペラ
を、それぞれ固定した回転軸を、ハウジングの内側に回
転自在に支持する為、このハウジングの内側に設けた軸
受支持部の内周面と上記回転軸の外周面との間に玉軸受
を、弾性材により予圧を付与した状態で設け、この玉軸
受に向けて潤滑油を供給する事により、この玉軸受の潤
滑を行なう様に構成したターボチャージャ用回転支持装
置に於いて、この玉軸受を含む構成各部を上記潤滑油の
みにより冷却自在とすると共に、上記弾性材を耐熱ばね
とした事を特徴とするターボチャージャ用回転支持装
置。 - 【請求項2】 玉軸受に付与する予圧を、9〜30Nと
した、請求項1に記載したターボチャージャ用回転支持
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000323906A JP2002129968A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | ターボチャージャ用回転支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000323906A JP2002129968A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | ターボチャージャ用回転支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002129968A true JP2002129968A (ja) | 2002-05-09 |
| JP2002129968A5 JP2002129968A5 (ja) | 2007-12-06 |
Family
ID=18801515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000323906A Pending JP2002129968A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | ターボチャージャ用回転支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002129968A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9695708B2 (en) | 2015-04-12 | 2017-07-04 | Honeywell International Inc. | Turbocharger spring assembly |
| US9963998B2 (en) | 2013-06-18 | 2018-05-08 | Honeywell International Inc. | Assembly with bearings and spacer |
| US9976476B2 (en) | 2015-04-12 | 2018-05-22 | Honeywell International Inc. | Turbocharger bearing assembly |
| US10208623B2 (en) | 2015-04-12 | 2019-02-19 | Garrett Transportation I Inc. | Turbocharger bearing assembly |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0272329U (ja) * | 1988-11-21 | 1990-06-01 | ||
| JPH09250353A (ja) * | 1996-03-12 | 1997-09-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タービンロータの冷却装置 |
-
2000
- 2000-10-24 JP JP2000323906A patent/JP2002129968A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0272329U (ja) * | 1988-11-21 | 1990-06-01 | ||
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| US9695708B2 (en) | 2015-04-12 | 2017-07-04 | Honeywell International Inc. | Turbocharger spring assembly |
| US9976476B2 (en) | 2015-04-12 | 2018-05-22 | Honeywell International Inc. | Turbocharger bearing assembly |
| US10208623B2 (en) | 2015-04-12 | 2019-02-19 | Garrett Transportation I Inc. | Turbocharger bearing assembly |
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