JP2002129988A - 吸気絞り装置 - Google Patents

吸気絞り装置

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JP2002129988A
JP2002129988A JP2000317811A JP2000317811A JP2002129988A JP 2002129988 A JP2002129988 A JP 2002129988A JP 2000317811 A JP2000317811 A JP 2000317811A JP 2000317811 A JP2000317811 A JP 2000317811A JP 2002129988 A JP2002129988 A JP 2002129988A
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valve shaft
intake throttle
rotation angle
intake
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Jiro Kondo
二郎 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動モータを備えた吸気絞り弁を常開としつ
つ、弁軸回転角の分解能を向上させると共に簡素な構成
で小型化できる吸気絞り装置を提供する。 【解決手段】 弁軸12を夫々開弁方向、閉弁方向に付
勢する第1、第2のリターンスプリング31、32を用
いるので、夫々の付勢力を変えることで要求吸気流量に
応じた中間開度位置θNで常開となる吸気絞り弁を提供
できる。しかも、第1、第2のリタンスプリング31、
32のばね定数K1、K2が互いに異なるので、弁軸に
付勢して発生しうるトルク特性Trの傾きが2ステージ
ある2段特性にすることができる。これにより、2段特
性のうち、ばね定数K1(弁軸回転角θに対するトルク
変化量)を大きくすることで、駆動トルクTrに対する
回転角のばらつきΔθ1を小さくできるので、弁軸12
の回転角θの分解能が向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気絞り装置に関
し、特に自動車等のディーゼルエンジンの吸気絞り装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの吸気通路を開閉す
る吸気絞り弁と、この吸気絞り弁を駆動する駆動モータ
と、この駆動モータを制御する制御手段(以下、ECU
と呼ぶ)とを備えた吸気絞り装置が知られている。
【0003】ディーゼルエンジンは圧縮した高温空気中
に燃料を噴射して自己着火させるものであるので、エン
ジンを確実に停止(特に、燃料遮断後、エンジン振動を
防止しつつ停止)させたい場合のみ、燃料と空気の両方
を遮断することが望ましい。このため、この吸気絞り装
置は、吸気絞弁を駆動する駆動モータ、或いは制御系が
故障したときでも通常運転が可能なように、吸気絞り弁
の弁軸には、この弁軸を開弁方向に付勢するリターンス
プリングを設けることで常開の吸気絞り弁としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成では、
駆動モータを大型化することなく、駆動モータのトルク
特性にリターンスプリングのトルク特性を釣合わせるた
めに、リターンスプリングのばね定数を小さく設定して
いる。このため、両トルク特性の釣り合い点が定まら
ず、駆動モータを制御するECUのフィードバック制御
が困難になる場合がある。
【0005】この対策として、吸気絞り弁の弁軸と駆動
モータとの間に、減速装置を設けることで、駆動モータ
による弁軸回転角の分解能を向上させて、フィードバッ
ク制御性を向上させるものがある。しかしながら、減速
装置を搭載すると、構成が複雑となり装置の体格が大型
化してしまう問題がある。
【0006】また、近年車両居住性向上の観点からエン
ジンルームの高密度化要求が高まっており、吸気絞り装
置に減速装置を搭載する空間を確保することが難しい場
合がある。勿論、吸気絞り装置自体の小型化要求があ
る。
【0007】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、したがって、その目的は、駆動モータ
により駆動される吸気絞り弁を常開としつつ、弁軸回転
角の分解能を向上させると共に簡素な構成で小型化でき
る吸気絞り装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1によれ
ば、吸気通路を開閉する吸気絞り弁、吸気絞り弁の弁軸
を駆動する駆動モータ、および駆動モータを制御する制
御手段とを備えた吸気絞り装置において、駆動軸の一端
には、互いにばね定数が異なる第1、第2のリターンス
プリングが配設されており、第1のリターンスプリング
は弁軸を開弁方向に、第2のリターンスプリングは弁軸
を閉弁方向に回転させるように付勢している。このた
め、弁軸をそれぞれ開弁方向、閉弁方向に付勢する第
1、第2のリターンスプリングを用いるので、駆動モー
タが非作動時の吸気絞り弁の弁開度位置を、付勢力を変
えることにより全開から全閉までの任意の中間開度位置
に設定できる。このため、要求吸気流量に応じた弁開度
位置で常開となる吸気絞り弁を提供できる。
【0009】しかも、第1、第2のリターンスプリング
は、互いに異なるばね定数を有するので、両リターンス
プリングが弁軸に付勢して発生しうるトルク特性を、弁
軸回転角に対するトルク特性の傾きが2ステージある2
段特性とすることができる。この2段特性のうち、トル
ク特性の傾きが大きい(弁軸回転角に対するトルク変化
量が大きい)方においては、駆動トルクに対する回転角
のばらつきを小さくできるので、弁軸回転角の分解能が
向上できる。これにより、フィードバック制御による弁
軸回転角を制御する場合、制御性の向上が可能である。
【0010】さらに、減速装置を用いることなく、リタ
ーンスプリングの特性を2段特性にするだけで、弁軸回
転角の分解能を向上させうるので、簡素な構成で小型化
できる吸気絞り弁、言い換えると簡素な構成で小型化で
きる吸気絞り装置を提供可能である。
【0011】したがって、要求吸気流量に応じた弁開度
位置で常開となる吸気絞り弁を提供しつつ、弁軸回転角
の分解能を向上させると共に、簡素な構成で小型化が可
能である。
【0012】上記第1、第2のリターンスプリングが弁
軸に付勢し発生しうるトルク特性は、請求項2に記載の
ように、所定の中間開度位置にて零となるものであっ
て、この中間開度位置から弁軸を閉弁方向に回転する側
のばね定数は、弁軸を開弁方向に回転する側のばね定数
に比べて大きくなっていることが望ましい。これによ
り、この中間開度位置で常開となる吸気絞り弁を提供で
きる。しかも、本実施形態で説明するように燃料遮断
後、吸気流量を絞ることでエンジン振動を防止したい場
合に、閉弁方向に回転させる側のばね定数を大きく、す
なわち弁軸回転角に対するトルク変化量を大きくするこ
とができるので、弁軸回転角の分解能が向上でき、吸気
流量を精度よく制御できる。
【0013】本発明の請求項3によれば、第1、第2の
リターンスプリングを、弁軸上に軸方向に直列に配置す
ることができる。
【0014】本発明の請求項4によれば、吸気絞り弁の
弁軸開度と吸気流量の特性において、全閉位置から常開
角度位置となる中間開度位置までの範囲では回転角度に
対する流量変化量が大きく、この中間開度位置から全開
位置までの範囲では回転角度に対する流量変化量が徐々
に小さくなっていくような吸気絞り装置に好適である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の吸気絞り装置をデ
ィーゼルエンジンの吸気絞り装置に適用し、具体化した
実施形態を図面に従って説明する。図1は、本発明の実
施形態の吸気絞り装置の構成を表す部分断面図である。
図2は、図1中の吸気絞り弁において、弁軸に付勢する
リターンスプリングの弁軸開度に対して発生しうるトル
ク特性を表す図であって、駆動モータの駆動トルクとの
釣り合い関係を説明する特性図である。図3は、図1中
の吸気絞り弁の弁軸開度と吸気流量との関係を表す特性
図である。
【0016】図1に示すように、吸気絞り装置1は、吸
気絞り弁10と、吸気絞り弁10の弁軸12を駆動する
駆動モータ20と、駆動モータ20を制御する制御手段
50とを含んで構成されている。
【0017】(吸気絞り弁の構造)吸気絞り弁10は、
弁ハウジング11と、弁ハウジング11に回転自在に配
設された弁軸12と、この弁軸12に固定され、弁ハウ
ジング11内に形成された吸気通路11aを開閉して、
この吸気通路11aの開口面積を可変にする弁体13と
を含んで構成されている。
【0018】弁ハウジング11は、図1に示す如く、前
後に略円筒状をなしており、内部に吸気通路11aを形
成している。この弁ハウジング11の左右壁11b1、
11b2は、弁軸12を回転自在に支承している。この
弁軸12を支承する一方の壁11b1には、弁軸12を
駆動する駆動モータが固定され、他方の壁11b2に
は、弁軸12を回転方向に付勢する付勢手段30が設け
られている。
【0019】なお、弁軸12を回転方向に付勢する付勢
手段30の詳細については後述する。
【0020】弁軸12は、図1に示すように、吸気絞り
弁10と駆動モータ20の共通軸となっている。なお、
この弁軸12は、駆動モータ20の回転軸により吸気絞
り弁10の弁体13を回転させる構成であればよく、回
転軸とを一体的に係合するものでもよい。
【0021】以下、本実施形態では、弁軸12は吸気絞
り弁10と駆動モータ20の共通軸にて説明する。この
弁軸12を回転自在に保持する駆動モータ20と弁ハウ
ジング11の両端には、弁軸12を回転自在に保持する
軸受部材19、29が設けられているので、弁軸12自
体を回転させるときに生じる弁軸トルクを略零とするこ
とが可能である。
【0022】弁体13は、弁ハウジング11内の吸気通
路11aを弁軸12の回転により開閉し、全閉から全開
位置まで吸気通路11aの開口面積を可変とすることが
できる周知の弁体形状を有する。
【0023】(駆動モータの構造)駆動モータ20は、
吸気絞り弁10の弁体13を回転させ、吸気通路11a
の開口面積を制御手段50により可変に制御できればよ
く、この駆動モータとしては、図1に示すトルクモータ
以外に、ステップモータもしくはDCモータ等でもよ
い。
【0024】以下、本発明の実施形態に適用したトルク
モータにて説明する。この駆動モータ20は、弁ハウジ
ング11に保持され、弁軸12の外周に配置されている
ステータ部21と、弁軸12の端部12aに固定され、
ステータ21の軸方向近傍に配置されたロータ22とを
含んで構成されている。ステータ21は、複数のコイル
21a(本実施形態では、4個のコイル)を有し、図1
に示すように、等間隔に環状配置されている。また、ロ
ータ22は、ステータ21との間に、円環状の磁石を有
している。
【0025】なお、駆動モータ20を制御手段50を用
いてフィードバック制御するため、駆動モータ20の端
部には、図1に示すように、弁軸12の回転角(弁軸開
度位置)を検出する回転角度センサ40を備えているこ
とが望ましい。これにより、駆動モータ20に通電して
回転角を見込み制御することなく、弁軸12の回転角を
絶対的位置で制御できる。
【0026】(制御手段の構成)駆動モータ20の回転
角をフィードバック制御できる電子制御装置であればよ
く、この制御手段(以下、ECUと呼ぶ)50は、図示
しないCPU、ROM、およびRAM等を中心にマイク
ロコンピュータとして構成されている。また、このEC
U50は、前述の回転角度センサ40の検出信号、アク
セル開度の信号91、バッテリ電圧の電圧値を表す信号
92等が入力されている。また、ECU50は、ディー
ゼルエンジンの運転状態に応じて吸気絞り弁10の弁軸
12の開度を変えて吸気流量を制御するように、駆動モ
ータ20に駆動信号を送信して駆動モータ20の弁軸1
2の開度を制御する。
【0027】上述した構成を有する吸気絞り装置1は、
車両等の搭載状態において、吸気上流側のエアフィルタ
200を介して吸入された空気は、吸気絞り弁10の弁
ハウジング11内に形成された吸気通路11aに導入さ
れる。この導入された吸気は、駆動モータ20により開
口面積を可変にする弁体13の弁軸開度位置に応じて吸
気流量が調量される。この調量された吸気は、吸気絞り
弁10の後流側に気密に配置されたエンジン300に導
出され、燃料噴射弁(図示せず)から供給された燃料と
燃焼室内で混合されて圧縮着火される。
【0028】ここで、本発明の実施形態の特徴である弁
軸12を回転方向に付勢する付勢手段30の詳細につい
て以下説明する。
【0029】付勢手段30は、図1に示すように、弁軸
12を開弁方向に付勢する第1のリターンスプリング3
1と、弁軸12を閉弁方向に付勢する第2のリターンス
プリング32とを含んで構成されている。
【0030】第1のリターンスプリング31は、巻回部
31aと両端部31b、31cからなり、一方の端部3
1bは弁ハウジング11の壁11b2に係止され、他方
の端部31cは、図1に示す如く、弁軸12にナット8
0等の固定部材により固定された円筒部33に係止され
ている。また、第2のリターンスプリング32は、巻回
部32aと両端部32b、32cからなり、一方の端部
32bは円筒部33に係止され、他方の端部32cは、
第1、第2のリターンスプリング31、32を挟み込む
ように弁ハウジング11の壁11b2に固定されるカバ
ー34に係止されている。なお、第1、第2のリターン
スプリング31、32を収容する壁11b2とカバー3
4、および円筒部33には、内部にそれぞれの円筒外周
面11b2C、33C1、33C2、34Cを形成され、
第1、第2のリターンスプリング31、32を回転可能
に嵌挿する。
【0031】この付勢手段30が弁軸12を付勢し発生
しうるトルク特性、すなわち第1、第2のリターンスプ
リング31、32が弁軸12を付勢し発生しうるトルク
特性は、以下図2に示すトルク特性を有する。
【0032】図2に示す特性図は、横軸は弁軸12の弁
軸開度θを表し、縦軸は付勢手段30の第1、第2のリ
ターンスプリング31、32が、弁軸開度θに応じて弁
軸12に付与するトルクTrを表す。ここで、このトル
ク特性Trは、図2に示す如く、2重線で示され、リタ
ーンスプリング構造に起因するヒステリシスの幅を表
す。なお、トルク特性は、弁軸12を開弁方向に回転さ
せるトルクを正とし、弁軸12を閉弁方向に回転させる
トルクを負として表す。
【0033】図2に示すように、弁軸12を開弁方向に
付勢する第1のリターンスプリング31のトルク特性T
r1と、開弁方向に付勢する第2のリターンスプリング
32のトルク特性Tr2とは、所定の中間開度位置θN
にてトルクが零となるように、第1、第2のリターンス
プリング31、32のそれぞれの付勢力を設定してい
る。また、第1のリターンスプリング31のばね定数K
1は、第2のリターンスプリング32のばね定数K2に
比べて大きく設定されている。言い換えると、所定の中
間開度位置θNから弁軸12を閉弁方向に回転する側の
ばね定数K1は、弁軸12を閉弁方向に回転する側のば
ね定数K2に比べて大きくなっている。
【0034】次に、本発明の吸気絞り装置の作用を以下
説明する。前述で吸気絞り装置1の吸気流量を調量する
動作については説明したので、ここでは、上述による構
成にした付勢手段30に係る作用を説明する。
【0035】付勢手段30である第1、第2のリターン
スプリング31、32は、異なるばね定数であって、第
1のリターンスプリング31のばね定数K1は、第2の
リターンスプリング32のばね定数K2に比べて大きく
設定されているので、図2に示す所定の中間開度位置θ
Nから弁軸12を閉弁方向に回転する側において、弁軸
12の回転角に対する分解能の向上が可能である。
【0036】すなわち、図4に示す従来構成の弁軸12
を開弁方向に付勢するリターンスプリングのトルク特性
に比べて、異なるばね定数の第1、第2のリターンスプ
リングを用いるので、中間開度位置θNから弁軸12を
閉弁方向に回転する側においてばね定数K1(言換える
と弁軸開度θに対するトルク変化量)を大きくする、所
謂トルク特性の傾きが2ステージである2段特性にでき
る。これにより、本実施形態では図2に示すように駆動
モータ20の弁軸12を閉弁方向に回転させる閉じトル
クTmCによる回転角差Δθ2を、図4に示す従来構成
による回転角差Δθ1に比べて、小さくできる(Δθ1
>Δθ2)ので、駆動モータ20の閉じトルクに対し
て、弁軸12の回転角のばらつきを小さくできる。これ
により、フィードバック制御による弁軸回転角θの制御
を行う場合、制御性の向上が可能である。すなわち、E
CU50において、この弁軸12の弁軸角は、回転角度
センサ40にて検出した弁軸開度位置θに応じてフィー
ドバック制御されるので、ECU50は、アクセル開度
の検出信号91等を受信することで、エンジンの運転状
態を判断し、エンジン運転状態に応じた吸気流量を制御
することが可能である。このため、エンジンを停止させ
るとき、燃料噴射弁からの燃料供給を遮断後、吸気絞り
装置1の吸気流量を絞ることでエンジン振動の防止をし
たい場合等に好適である。
【0037】また、従来構成と同様に、中間開度位置θ
Nで弁体13を常開にでき、しかも、第1、第2のリタ
ーンスプリング31、32のそれぞれの付勢力を設定す
ることで、常開となる所定の中間開度位置θNを任意の
弁軸開度θに設定可能である。そこで、要求吸気流量に
応じた弁軸開度θで常開となる吸気絞り弁10を備えた
吸気絞り装置1を提供できる。
【0038】さらに、弁軸12の回転角の分解能を向上
させる手段として吸気絞り弁10を駆動する駆動モータ
20に減速装置を搭載することが考えられるが、減速装
置を吸気絞り装置1に搭載すると、装置の体格が大きく
なってしまう。これに対して本実施形態では、付勢手段
30のトルク特性Trを2段特性とするだけで弁軸12
の回転角の分解能を向上させることが可能であるので、
減速装置を搭載する場合に比べて、吸気絞り装置1の構
成が簡素な構成となり、小型化が可能である。
【0039】(変形例)変形例の吸気絞り装置として、
図3に示すような弁軸開度θと吸気流量AFの関係を有
する吸気絞り弁10を吸気絞り装置1に用いれば、好適
である。
【0040】すなわち、所定の中間開度位置θNから弁
軸12を開弁方向に回転する側のばね定数K1に比べ
て、弁軸12を閉弁方向に回転する側のばね定数K2が
小さい付勢手段30を備えた吸気絞り装置である本実施
形態において、図3に示すように、中間開度位置θNよ
り高開度側は、弁軸開度θに対する吸気流量AFの変化
量が小さくなっていくので、回転角差ΔθAFに対して
吸気流量差ΔAFのばらつきを小さくすることが可能で
ある。
【0041】このため、上述のような弁軸開度θと吸気
流量AFの関係を有する吸気絞り弁10を備えた吸気絞
り装置1をEGRを採用するディーゼルエンジンに用い
れば、吸気絞り装置1の吸気流量を絞ることで大量EG
Rを精度よく制御することが可能である。
【0042】なお、本実施形態では、付勢手段30とし
て弁軸12の軸方向に直列に並んだ第1、第2のリター
ンスプリング31、32の構成で説明したが、トルク特
性Trの傾きが2ステージである2段特性を有するもの
であればよく、異なるばね定数の第1、第2のリターン
スプリング31、32を弁軸12に対して径方向に並べ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の吸気絞り装置の構成を表す
部分断面図である。
【図2】図1中の吸気絞り弁において、弁軸に付勢する
リターンスプリングの弁軸開度に対して発生しうるトル
ク特性を表す図であって、駆動モータの駆動トルクとの
釣り合い関係を説明する特性図である。
【図3】図1中の吸気絞り弁の弁軸開度と吸気流量との
関係を表す特性図である。
【図4】従来構成の吸気絞り装置に用いる吸気絞り弁に
おいて、弁軸に付勢するリターンスプリングの弁軸開度
に対して発生しうるトルク特性を表す図であって、駆動
モータの駆動トルクとの釣り合い関係を説明する特性図
である。
【符号の説明】
1 吸気絞り装置 10 吸気絞り弁 11 弁ハウジング 11a 吸気通路 12 弁軸 13 弁体 20 駆動モータ 30 付勢手段 31、32 第1、第2のリターンスプリング 33 円筒部 34 カバー 40 回転角度センサ 50 制御手段(ECU) Tr、(Tr1、Tr2) 付勢手段30が弁軸12に
付勢し発生しうるトルク(第1のリターンスプリングの
トルク、第2のリターンスプリングのトルク) θ 弁軸開度(回転角) Δθ 回転角差 θN 所定の中間開度位置(吸気絞り弁の弁体が常開と
なる弁軸開度位置) ΔAF 、ΔθAF 吸気流量差、吸気流量差に対応す
る回転角差

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気通路を開閉する吸気絞り弁と、該吸
    気絞り弁の弁軸を駆動する駆動モータと、該駆動モータ
    を制御する制御手段とを備えた吸気絞り装置において、 前記駆動軸の一端には、互いにばね定数が異なる第1、
    第2のリターンスプリングが配設されており、前記第1
    のリターンスプリングは前記弁軸を開弁方向に、前記第
    2のリターンスプリングは前記弁軸を閉弁方向に回転さ
    せるように付勢していることを特徴とする吸気絞り装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2のリターンスプリングが
    前記弁軸に付勢し発生しうるトルク特性は、所定の中間
    開度位置にて零となるものであって、 該中間開度位置から前記弁軸を閉弁方向に回転する側の
    ばね定数は、前記中間開度位置から前記弁軸を開弁方向
    に回転する側のばね定数に比べて大きくなっていること
    を特徴とする請求項1に記載の吸気絞り装置。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2のリターンスプリング
    は、軸方向に直列に配置されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の吸気絞り装置。
  4. 【請求項4】 前記吸気絞り弁の弁軸開度と吸気流量の
    特性は、全閉から全開方向に前記弁軸を回転するとき、
    全閉位置から前記中間開度位置までは、回転角度に対す
    る前記流量の変化量が大きく、前記中間開度位置から全
    開位置までは、回転角度に対する前記流量の変化量が小
    さくなっていくことを特徴とする請求項2または請求項
    3に記載の吸気絞り装置。
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