JP2002138565A - グレーチングのキャップ部材の止め構造 - Google Patents

グレーチングのキャップ部材の止め構造

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JP2002138565A
JP2002138565A JP2000331044A JP2000331044A JP2002138565A JP 2002138565 A JP2002138565 A JP 2002138565A JP 2000331044 A JP2000331044 A JP 2000331044A JP 2000331044 A JP2000331044 A JP 2000331044A JP 2002138565 A JP2002138565 A JP 2002138565A
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Japan
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cap member
grating
locking
plate
opening
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JP2000331044A
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English (en)
Inventor
Eizo Toda
栄三 戸田
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Yodogawa Steel Works Ltd
Original Assignee
Yodogawa Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グレーチングをネジ止めする箇所の上面が、
耐久性を有するキャップ部材で確りと塞ぐことができる
ようにする。 【解決手段】 グレーチング4のネジ止め箇所Pに、ネ
ジ止め用の開口部26を大きな開口面積を以て仕切り形
成する。この開口部26の開口上面をキャップ部材27
で塞ぐ。キャップ部材27は、バネ鋼板を素材として形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路の側溝や横断
溝などの排水溝に敷設されるグレーチングのキャップ部
材の止め構造に関し、とくにネジ止め箇所の上面を塞ぐ
キャップ部材と、その装着形式とに特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】この種のグレーチングは、排水溝の上面
左右に設けた受け枠16で受け止めるに際し、跳ね出し
防止のために、排水溝にグレーチングの適所をネジ止め
することがある。その際、グレーチングのネジ止め箇所
は、上面が操作用として開口状態のままだと、土砂や塵
埃で埋まりやすく、ネジ止めを解く必要がある場合にそ
の都度、該当箇所を掃除しなければならない不利があ
る。ネジ止め箇所に臨む開口上面が大きいと、歩行者が
この開口部でつまづく。これらの不具合を解消するため
に、ネジ止め箇所の開口部の上面をキャップ部材で塞ぐ
ことが望まれる。
【0003】かかるキャップ部材の従来例としては、実
公昭58−28075号公報、実用新案登録公報第25
06410号などがある。そこでのキャップ部材は、い
ずれもゴム成形品である点で共通しており、摩擦係合力
やゴムの弾性力で浮き外れや遊動を防ぐものとなってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ゴム製のキャ
ップ部材では、例えばハイヒールの踵で踏まれて大きな
荷重を受けると、これが変形して踵ごと開口部内に嵌ま
り込むおそれがある。ゴム製のキャップ部材は耐久性に
乏しく、経時変化により摩耗ないし損傷しやすいため、
摩擦係合力や弾性力が低下して、ズレ動いたり、外れや
すい点でも問題がある。定期的な交換を要する点でも問
題がある。とくに、強固に固定できず、車両通行時の衝
撃などを受けると、もともと浮き外れたり、ズレ動きや
すい。
【0005】本発明の目的は、キャップ部材の耐久性を
確保できるとともに、大きな外部衝撃が加わった場合で
もキャップ部材の浮き上がりや浮き外れ、それに位置ズ
レなどを確実に防止できるグレーチングのキャップ部材
の止め構造を提供するにある。本発明の目的は、キャッ
プ部材の装着作業が容易に行えるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のグレーチ
ングのキャップ部材の止め構造は、図2および図3に示
すごとく排水溝3を有するコンクリート製の溝ブロック
2の上面左右に取り付けられる受け枠16に受け止めら
れるグレーチング4が、前後方向に所定の間隔を置いて
列設される多数のメインバー11と、メインバー11の
左右端に固定されるエンドプレート13とからなり、上
記受け枠16に、グレーチング4がこれの下面に設けた
止めプレート17を介して所定箇所でネジ止めされる。
ネジ止め箇所Pにおいて、図1に示すごとくエンドプレ
ート13に対向する仕切板25が、メインバー11・1
1間に固定されている。グレーチング4のネジ止め箇所
に開口部26を形成し、該開口部26に金属製ないし硬
質合成樹脂製のキャップ部材27が装着されている。前
記仕切板25とエンドプレート13には、前記開口部2
6にキャップ部材27を係止装着するための第1係止孔
35と第2係止孔36が、それぞれに設けられている。
キャップ部材27は、開口部26の開口上面を塞ぐ上面
壁28と、前記仕切板の第1係止孔35内に係止支持さ
れる第1係止片31と、上面壁28の左右方向の外端側
に下方に向けて片持ち状に垂設されて、前記エンドプレ
ート13の第2係止孔36内に弾性変形しながら嵌入係
合される第2係止片32とを有するものである。
【0007】請求項2記載の本発明は、グレーチング4
のネジ止め箇所Pに臨むメインバー11aの端部が切除
されており、端部が切除されたメインバー11aの切除
端面と、これの前後に位置するメインバー11・11と
の間に、仕切板25がエンドプレート13と間を置いて
対向するよう固定されている。このようにネジ止め箇所
Pに臨むメインバー11aの端部が切除されていると、
ネジ止め箇所Pの開口部26を大きく設定できるので、
その分だけネジ止めやその解除作業が容易に行えること
になる。
【0008】請求項3記載のキャップ部材27は、上面
壁28の前後端に前後側壁29・29が下向きに折り曲
げ形成されているとともに、上面壁28の左右方向の内
端に仕切板25に当たる内側壁30が下向きに折り曲げ
形成されており、前後側壁29・29の左右方向の内端
側に、第1係止片31・31が上面壁28の下方におい
て内側壁30よりも内方に突出するよう一体に延長形成
されている。
【0009】請求項4記載のキャップ部材27は、図1
に示すごとく上面壁28の前後端に、前記開口部26を
画成する前後のメインバー11・11の上端にそれぞれ
受け止められる受け片33・33が設けられている。
【0010】請求項5記載のキャップ部材27では、図
6に示すごとく上面壁28の左右方向の外端側に、エン
ドプレート13の上端に受け止められる受け片33が設
けられている。
【0011】請求項6記載のキャップ部材27は、これ
全体がバネ鋼板を素材としており、キャップ部材27の
左右方向の内端側が仕切板25に受け止められた状態に
おいて、第2係止片32に設けた屈曲係合部32aが、
第2係止孔36に弾力性をもって嵌入係合するものとな
っている。
【0012】
【発明の作用効果】請求項1記載の本発明によれば、キ
ャップ部材27は従来のゴム製に代えて金属製ないし硬
質合成樹脂製としたので、キャップ部材27がハイヒー
ルの踵などで踏まれても開口部26内に落ち込むような
ことがない。そのうえで、キャップ部材27の装着に際
しては、これの第1係止片31を仕切板25の第1係止
孔35に係入支持し、次に第2係止片32をこれ自体の
弾性変形を利用してエンドプレート13の第2係止孔3
6に嵌入係合する。
【0013】すなわち、キャップ部材27の第1係止片
31を第1係止孔35に係入したとき、キャップ部材2
7の左右方向の一端(内端)側は第1係止孔35の上下
長さの範囲内で上下方向の移動が規制される。また、キ
ャップ部材27の第2係止片32を第2係止孔36に弾
性係合したとき、キャップ部材27の左右方向の他端
(外端)側がエンドプレート13に上下動しないよう弾
性的に保持される。更に具体的にみると、キャップ部材
27の左右方向の一端側は、第1係止片31が第1係止
孔35の下端で受け止められ、これにてキャップ部材2
7がグレーチング4の開口部26にこれの開口上面を塞
いだ状態で下方へ沈み込むことなく確実に装着できる。
また、キャップ部材27の左右方向の一端側は、第1係
止片31が第1係止孔35の上端に当たって上方への抜
け止めが図られ、キャップ部材27の左右方向の他端側
は、第2係止片32が第2係止孔36に嵌入係合してい
ることで上方への抜け止めが図られているので、キャッ
プ部材27が外部衝撃を受けてグレーチング4の前記開
口部26から不用意に抜け外れたり、位置ズレしたりす
ることがない。
【0014】加えて、第2係止片32はこれ自体が弾性
変形できるようにしてあるので、第1係止片31を第1
係止孔35に先入れしたのちも、キャップ部材27を開
口部26内に押し込むことにより、第2係止片32はエ
ンドプレート13の内側面を滑り移動しながら第2係止
孔36に嵌入係合できる。従って、グレーチング4の開
口部26に対するキャップ部材27の装着作業が容易に
行え、必要に応じて逆の手順でキャップ部材27を簡単
に取り外すことができる。
【0015】請求項2記載の本発明によれば、グレーチ
ング4のネジ止め箇所Pに臨むメインバー11aの端部
を切除してあるので、該メインバー11aの前後に位置
するメインバー11・11間が開口部26の前後幅にな
る。従って、開口部26は前後幅と左右幅をネジ止め作
業やネジ止め解除作業が行いやすいように大きく設定で
きる。なお、隣接するメインバー11・11間のピッチ
が小さい細目タイプのグレーチング4の場合は、ネジ止
め箇所Pに臨むメインバー11aが、1本に限らず例え
ば2本などの複数本の端部を切除してもよく、かかる形
態も本発明の予想するところである。
【0016】請求項3記載のキャップ部材27によれ
ば、上面壁28の前後端に前後側壁29・29を設ける
とともに、上面壁28の左右方向の内端に内側壁30を
設けてあるので、これら前後側壁29・29および内側
壁30が補強機能を有効に発揮し、上方からの押圧荷重
によく耐えるものとなる。そのうえで、前後側壁29・
29の左右方向の内端側に第1係止片31・31を内方
に向けて延長形成してあるので、第1係止片31は前後
の厚み寸法に比べて上下長さを大きく設定できることに
なり、キャップ部材27の耐荷重性の向上を図ることが
できる。
【0017】請求項4記載のキャップ部材27によれ
ば、上面壁28の前後端に受け片33・33を設け、こ
の受け片33・33が開口部26の前後に位置するメイ
ンバー11・11の上端にそれぞれ受け止められるよう
にしたので、耐荷重の向上を図り得るとともに、キャッ
プ部材27が前後方向にズレ動くのを防止するのにも有
利である。
【0018】請求項5記載のキャップ部材27によれ
ば、上面壁28の左右方向の外端側に受け片33を設
け、この受け片33がエンドプレート13の上端に受け
止められるようにしたので、耐荷重の向上とズレ動き防
止に有利であり、さらに、図示例のクロスバー12など
との関係でメインバー11で受け片33を受け止めるの
に不都合があるような場合にもよく対応できる。
【0019】請求項6記載のキャップ部材27によれ
ば、これが弾性力を有するバネ鋼板を素材とし、第2係
止片32が第2係止孔36に弾性的に嵌入係合するよう
になっているので、第2係止片32の弾性力でキャップ
部材27の内端側が仕切板25に受け止められるようキ
ャップ部材27の全体を内方向に強く押圧して、キャッ
プ部材27が左右方向にズレ動くのをよく防止できる。
グレーチング4の点検・補修の毎にキャップ部材27を
脱着した場合でも、第2係止片32の弾性力が失われる
ことはなく、キャップ部材27が繰り返し使用できる点
でも有利である。
【0020】
【実施例】(第1実施例)図1ないし図5は本発明の第
1実施例を示す。図3において、符号1は路面であり、
符号2は路面1に埋設されるコンクリート製の溝ブロッ
クであって、排水溝3を有する。溝ブロック2には、こ
れの開口上面を蓋するグレーチング4がこれの上面を路
面1とほぼ面一状態にして敷設される。
【0021】図2においてグレーチング4は、前後方向
にわたって一定間隔に配置されて左右方向に走る多数の
金属製のメインバー11と、これらメインバー11の上
端に埋入状に固定されて前後の長手方向に伸びるクロス
バー12と、メインバー11の左右端に溶接された金属
製のエンドプレート13とからなる前後方向に長い長方
形状を呈している。クロスバー12は角鋼棒を捩じって
形成された、いわゆるツイストバーである。
【0022】図3において、溝ブロック2の上端近くの
左右の対向内側面には、受け面15・15が段付き状に
形成されており、溝ブロック2にグレーチング4を上方
から被せ付けたとき、グレーチング4の左右端部が受け
面15・15で受け止められる。左右の各受け面15に
は、断面L字形の受け枠16が溝ブロック2にアンカー
40を介して取り付けられている。
【0023】グレーチング4は、図2に示すごとく四隅
に近い4箇所Pが受け面15上の受け枠16にネジ止め
される。符号Pはそのネジ止め箇所を示す。ネジ止めを
するために、グレーチング4の左右端部には、メインバ
ー11群の下端に前後方向にわたって金属製の止めプレ
ート17が溶接されており、この止めプレート17が受
け枠16の水平片16aの上面で受け止められてネジ止
めされている。
【0024】図示例では、騒音防止のために、図4に示
すごとく受け枠16と止めプレート17との間に、パッ
キンプレート19が固定されている。このパッキンプレ
ート19は、弾性を有する部材、具体的には比較的硬質
のゴム製であり、ネジ止め箇所Pにのみ介在させること
で足りる。なお、止めプレート17もネジ止め箇所Pに
のみ配置してもよい。
【0025】各ネジ止め箇所Pにおいて、受け枠16に
はボルト20をこれのネジ軸が水平片16a上に起立す
るよう溶接固定してある。ボルト20に対応して、止め
プレート17には通孔21を設けるとともに、パッキン
プレート19にも通孔22を設けてあり、ボルト20の
ネジ軸がこれら通孔21・22に挿通され、止めプレー
ト17の上面側において、ボルト20のネジ軸に袋ナッ
ト23を上方から螺合することにより、受け枠16上に
止めプレート17がパッキンプレート19を介してネジ
止めされる。
【0026】各ネジ止め箇所Pにおいては、これに臨む
1本のメインバー11aの端部をエンドプレート13に
接続せずに切除し、端部が切除されたメインバー11a
の切除端面と、該メインバー11aの前後に位置するメ
インバー11・11との間に、平板状の金属製の仕切板
25をエンドプレート13と平行に対向するよう溶接で
固定する。すなわち、仕切板25の板面を端部切除のメ
インバー11aの切除端面に溶接するとともに、仕切板
25の前後端をメインバー11・11の対向面に溶接す
る。なお、仕切板25は、必ずしもエンドプレート13
と平行にあらずともよい。
【0027】かくしてグレーチング4の各ネジ止め箇所
Pには、前後のメインバー11・11と、左右のエンド
プレート13および仕切板25と、下方の止めプレート
17とで画成された、上面が広い面積で開口する開口部
26が形成されている。グレーチング4には、この開口
部26の開口上面を塞ぐキャップ部材27が装着され
る。
【0028】図1においてキャップ部材27は、バネ鋼
板を素材とするプレス加工品であって、前記開口部26
の開口上面を蓋する上面壁28と、上面壁28の前後端
に略左右間にわたって下向きに折り曲げ形成された前後
側壁29・29と、上面壁28の左右方向の一端(内
端)に略前後間にわたって下向きに折り曲げ形成された
内側壁30とを有する。これら前後壁29・29および
内側壁30は、キャップ部材27これ全体の補強機能を
果たす。つまり、キャップ部材27に加わる上方からの
荷重に対して剛性を付与している。
【0029】キャップ部材27には、前後側壁29・2
9の左右方向の一端(内端)側に、上面壁28の下方に
おいて内側壁30よりも内方に突出する第1係止片31
・31がそれぞれ延長形成されている。この第1係止片
31・31は十分な上下長さを有し、耐荷重性を備えて
いる。
【0030】キャップ部材27の上面壁28の左右方向
の他端(外端)には、前後方向の中央部位に第2係止片
32が下方に向けて片持ち状に折り曲げ形成されている
とともに、前後端にL字形の受け片33・33が前後側
壁29・29よりも外側に張り出すよう下方に向けて一
体に折り曲げ形成されている。第2係止片32は、これ
の下端側にく字形状の屈曲係合部32aが形成されてい
る。
【0031】前記仕切板25には、前後縁の上下中間部
にコ字形の切り欠きを設けてあり、前記開口部26にお
いて前後のメインバー11・11の対向側面に仕切板2
5の前後端縁を接合したとき、前記切り欠きが第1係止
孔35・35を構成している。尤も、仕切板25これ自
体に、左右の第1係止孔35・35をそれぞれ上下縦長
の貫通状として予め形成してあってもよい。
【0032】前記開口部26に臨むエンドプレート13
には、上端寄りの上下中間部位に第2係止孔36が横長
の貫通孔として形成してある。因に、前記止めプレート
17の通孔21すなわちボルト20の立設位置は、開口
部26を画成する前後のメインバー11・11間の中央
に位置して該開口部26の略中央部位にあり、第2係止
孔36も該メインバー11・11間の前後中央位置にあ
る。
【0033】キャップ部材27の装着要領を説明する。
このとき、開口部26内の略中央に立設のボルト20の
ネジ軸には、開口部26を介してナット23が前述の要
領で既に締結されている。キャップ部材27の装着に際
しては、まずキャップ部材27側の第1係止片31・3
1を仕切板25の左右の第1係止孔35・35に斜め上
方から係入する。そのため、第1係止孔35の上下長さ
は第1係止片31の上下長さよりも大き目に寸法設定し
て、係入の容易化を図っている。
【0034】次に、キャップ部材27の上面壁28の左
右方向外端側を開口部26内に上方から押し込む。これ
にて第2係止片32が内側方に弾性変形してエンドプレ
ート13の内側面を下方に滑り移動して行き、第2係止
片32の屈曲係合部32aが、図4に示すごとく第2係
止孔36に弾性復元力を以て嵌入係合し、これにてキャ
ップ部材27が完全に装着された状態となる。そのため
に、第2係止孔36の前後長さは第2係止片32の前後
長さよりも大き目に寸法設定して、嵌入の容易化を図っ
ている。
【0035】第2係止片32の屈曲係合部32aが第2
係止孔36に嵌入係合したキャップ部材27の装着状態
において、キャップ部材27の前後側壁29・29は前
後のメインバー11・11の対向側面の内側に位置し、
受け片33・33が該メインバー11・11のエンドプ
レート13に近い上端に受け止められた状態となる。か
くしてキャップ部材27の装着状態において、上面壁2
8が開口部26の開口上面を塞いで、開口部26内に塵
埃が侵入するのを防止するとともに、キャップ部材27
を上方から踏み付けてもこれが開口部26内に落ち込ん
だり、内向きに変形したりすることを防止する。
【0036】すなわちキャップ部材27の左右方向の内
端側は、第1係止片31・31が第1係止孔35・35
の下端で受け止められ、キャップ部材27の左右方向の
外端側は、受け片33・33が前後のメインバー11・
11で受け止められ、これにてキャップ部材27の下方
への落ち込み及び前後方向への位置ズレが規制されてい
る。弾性変形可能な第2係止片32は、第2係止孔36
に嵌係合した状態において、キャップ部材27の内側壁
30を仕切板25に押し当てるように作用し、これにて
開口部26内においてキャップ部材27が左右方向に位
置ズレするのも確実に規制する。
【0037】一方、第1係止片31・31は第1係止孔
35の上端で上方への移動が規制されており、かつ第2
係止片32の屈曲係合部32aが第2係止孔36に対し
て弾性的に嵌入係合している。従って、キャップ部材2
7に外部衝撃が加わっても、これが開口部26から不用
意に抜け外れることはない。
【0038】排水溝3の清掃や点検に際し、ネジ止めを
解いてグレーチング4を外すような場合には、キャップ
部材27とエンドプレート13との間にマイナスドライ
バー等の工具を差し込み、第2係止片32の屈曲係合部
32aを開口部26内に押圧変形させて、該屈曲係合部
32aと第2係止孔36との係合を解くことにより、逆
の手順で開口部26からキャップ部材27を上方へ抜き
外すことになる。
【0039】(第2実施例)図6および図7は本発明の
第2実施例を示す。この場合のキャップ部材27は、上
面壁28の左右方向の外端側において、前後方向の中央
部位に第2係止片32が下方に向けて片持ち状に垂設さ
れているとともに、第2係止片32の前後位置に受け片
33・33がそれぞれ設けられており、受け片33・3
3がエンドプレート13の上端面で受け止められるよう
になっている。これによれば、例えばエンドプレート1
3に近接する状態でクロスバー12が配されているよう
な場合にも、支障なくキャップ部材27を装着できる。
その他の構成および作用・効果は、第1実施例と実質的
に同一である。なお、受け片33は、第2係止片32に
対して前後方向のいずれか一方のみに1つだけ配されて
いてもよい。
【0040】(第3実施例)図8ないし図9は本発明の
第3実施例を示す。この場合のキャップ部材27は、上
面壁28の左右方向の内端の前後中央部位に、下向きに
ついで内方向に延びる断面L字状の第1係止片31・3
1が2つ一体に折り曲げ形成されている。これに伴い、
仕切板25の上下中間であって前後方向の中央部分に第
1係止片31・31が係入支持される一つの第1係止孔
35を設けてある。第1係止孔35は前後方向に長く形
成してあって、端部が切除されたメインバー11aの切
除端面が第1係止孔35の前後方向の中央に臨むよう位
置しており、両第1係止片31・31が該切除メインバ
ー11aを前後に挟む状態で第1係止孔35に係入する
ことにより、キャップ部材27の前後方向への位置ズレ
を規制するようになっている。その他の構成は、第1実
施例と実質的に同様である。
【0041】上記各実施例においては、キャップ部材2
7の全体がバネ鋼板からなるものとしたが、ステンレス
などの金属や硬質合成樹脂であってもよい。グレーチン
グ4のネジ止め構造に関しては、受け枠16側にナット
23を設けるなり、雌ネジを刻設するなりして、上方よ
りボルト20をねじ込むようにしてもよい。隣接するメ
インバー11・11の前後間隔が大きい場合には、実施
例のごとくネジ止め箇所Pに臨むメインバー11aの端
部を敢えて切除せずともよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部の斜視図である。
【図2】第1実施例の全体の斜視図である。
【図3】第1実施例の取り付け状態を示す縦断正面図で
ある。
【図4】第1実施例の要部の拡大縦断正面図である。
【図5】図4におけるA−A線断面図である。
【図6】第2実施例の要部の斜視図である。
【図7】第2実施例の要部の縦断正面図である。
【図8】第3実施例の要部の斜視図である。
【図9】第3実施例の要部の縦断正面図である。
【符号の説明】
2 溝ブロック 3 排水溝 4 グレーチング 11 メインバー 13 エンドプレート 16 受け枠 17 止めプレート 20 ボルト 25 仕切板 26 開口部 27 キャップ部材 28 上面壁 29 前後側壁 30 内側壁 31 第1係止片 32 第2係止片 33 受け片 35 第1係止孔 36 第2係止孔 P ネジ止め箇所

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水溝3を有するコンクリート製の溝ブ
    ロック2の上面左右に取り付けられる受け枠16に受け
    止められるグレーチング4が、前後方向に所定の間隔を
    置いて列設される多数のメインバー11と、メインバー
    11の左右端に固定されるエンドプレート13とからな
    り、 上記受け枠16に、グレーチング4がこれの下面に設け
    た止めプレート17を介して所定箇所でネジ止めされて
    おり、 ネジ止め箇所Pにおいて、エンドプレート13に対向す
    る仕切板25が、メインバー11・11間に固定されて
    おり、 グレーチング4のネジ止め箇所Pに開口部26を形成
    し、該開口部26に金属製ないし硬質合成樹脂製のキャ
    ップ部材27が装着されており、 前記仕切板25とエンドプレート13には、前記開口部
    26にキャップ部材27を係止装着するための第1係止
    孔35と第2係止孔36が、それぞれに設けられてお
    り、 キャップ部材27は、開口部26の開口上面を塞ぐ上面
    壁28と、前記仕切板の第1係止孔35内に係止支持さ
    れる第1係止片31と、上面壁28の左右方向の外端側
    に下方に向けて片持ち状に垂設されて、前記エンドプレ
    ート13の第2係止孔36内に弾性変形しながら嵌入係
    合される第2係止片32とを有するものであることを特
    徴とするグレーチングのキャップ部材の止め構造。
  2. 【請求項2】 グレーチング4のネジ止め箇所Pでは、
    これに臨むメインバー11aの端部が切除されており、 端部が切除されたメインバー11aの切除端面と、これ
    の前後に位置するメインバー11・11との間に、仕切
    板25がエンドプレート13と間を置いて対向するよう
    固定されている請求項1記載のグレーチングのキャップ
    部材の止め構造。
  3. 【請求項3】 キャップ部材27には、上面壁28の前
    後端に前後側壁29・29が下向きに折り曲げ形成され
    ているとともに、上面壁28の左右方向の内端に仕切板
    25に当たる内側壁30が下向きに折り曲げ形成されて
    おり、 前後側壁29・29の左右方向の内端側に、第1係止片
    31・31が上面壁28の下方において内側壁30より
    も内方に突出するよう一体に延長形成されている請求項
    1又は2記載のグレーチングのキャップ部材の止め構
    造。
  4. 【請求項4】 キャップ部材27には、上面壁28の前
    後端に、前記開口部26を画成する前後のメインバー1
    1・11の上端にそれぞれ受け止められる受け片33・
    33が設けられている請求項1又は2又は3記載のグレ
    ーチングのキャップ部材の止め構造。
  5. 【請求項5】 キャップ部材27には、上面壁28の左
    右方向の外端側に、エンドプレート13の上端に受け止
    められる受け片33が設けられている請求項1又は2又
    は3記載のグレーチングのキャップ部材の止め構造。
  6. 【請求項6】 キャップ部材27の全体が、バネ鋼板を
    素材としており、キャップ部材27の左右方向の内端側
    が仕切板25に受け止められた状態において、第2係止
    片32に設けた屈曲係合部32aが、第2係止孔36に
    弾力性をもって嵌入係合するようにした請求項1〜5の
    いずれかに記載のグレーチングのキャップ部材の止め構
    造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116703A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Chubu Corporation グレーチング蓋固定金具及びグレーチング
JP2011157687A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Kaneso Co Ltd 被覆板の凹状筐孔の遮蔽装置
JP2013181386A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Yukio Hayashi 路上排水溝装置および製造方法

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