JP2002152802A - Cdmaシステムの基地局およびその基地局の初期同期捕捉方法 - Google Patents
Cdmaシステムの基地局およびその基地局の初期同期捕捉方法Info
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- JP2002152802A JP2002152802A JP2000342738A JP2000342738A JP2002152802A JP 2002152802 A JP2002152802 A JP 2002152802A JP 2000342738 A JP2000342738 A JP 2000342738A JP 2000342738 A JP2000342738 A JP 2000342738A JP 2002152802 A JP2002152802 A JP 2002152802A
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 初期同期捕捉の失敗を減らし、安定して位置
推定できるCDMAシステムの基地局を提供する。 【解決手段】 受信信号の電界強度値を検出するアナロ
グ/デジタル(A/D)変換部12と、最先行波の情報
および検出用しきい値情報を収集する最先行波情報収集
回路21および初期同期捕捉の基準開始時刻から初期同
期捕捉ができないことを判定するために設定される時間
までを計測するタイマ回路22とを有するサーチ部14
と、サーチ部14で最先行波を検出するために設定され
る相関電力の複数のしきい値を記憶し、タイマ回路の計
時終了を受けた場合にはしきい値を1段階低下させる指
示を出力して、最先行波の遅延時間情報に基づいて移動
局60までの距離を推定する制御部13とを備える。
推定できるCDMAシステムの基地局を提供する。 【解決手段】 受信信号の電界強度値を検出するアナロ
グ/デジタル(A/D)変換部12と、最先行波の情報
および検出用しきい値情報を収集する最先行波情報収集
回路21および初期同期捕捉の基準開始時刻から初期同
期捕捉ができないことを判定するために設定される時間
までを計測するタイマ回路22とを有するサーチ部14
と、サーチ部14で最先行波を検出するために設定され
る相関電力の複数のしきい値を記憶し、タイマ回路の計
時終了を受けた場合にはしきい値を1段階低下させる指
示を出力して、最先行波の遅延時間情報に基づいて移動
局60までの距離を推定する制御部13とを備える。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMAシステム
の基地局における移動局の位置推定に関し、特に、基地
局において移動局の位置推定する際に移動局から送信さ
れた位置推定用信号を初期同期捕捉する際の制御方法に
関する。
の基地局における移動局の位置推定に関し、特に、基地
局において移動局の位置推定する際に移動局から送信さ
れた位置推定用信号を初期同期捕捉する際の制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来からCDMAシステムでは、移動局
の位置推定を実施している。
の位置推定を実施している。
【0003】以下、図を用いて従来からCDMAシステ
ムにおける移動局の位置推定方法について説明する。
ムにおける移動局の位置推定方法について説明する。
【0004】図6は、CDMAシステムの位置推定にお
ける各局の関係を示す図である。
ける各局の関係を示す図である。
【0005】統括基地局50と第1基地局1〜第3基地
局3とは各々専用回線により接続されている。移動局6
0は、各基地局1〜3により囲まれたエリアの中を移動
中であるが、現在は、第2基地局2が最も近いため、第
2基地局を介して通信中であることとする。
局3とは各々専用回線により接続されている。移動局6
0は、各基地局1〜3により囲まれたエリアの中を移動
中であるが、現在は、第2基地局2が最も近いため、第
2基地局を介して通信中であることとする。
【0006】この図6の場合の移動局60の位置推定方
法は以下のように実施される。
法は以下のように実施される。
【0007】まず、統括基地局50は、移動局60と通
信中の第2基地局2の周囲の全基地局中から移動局60
の位置推定に関与させる2個の基地局(第1基地局1お
よび第3基地局3)を選定することにより、通信中の第
2基地局2と合わせて3個の基地局1〜3を選定し、各
基地局1〜3間については、基準時刻を発生させる上位
システムの1つであるグローバル・ポジショニング・シ
ステム(GPS)を利用して同期させる。また、移動局
60については、第2基地局2と通信中であることから
第2基地局2と同期しているので、新たに同期を実施さ
せる必要はないものとする。その後、統括基地局50
は、第2基地局2を介して基準時刻に位置推定用の信号
31〜33を移動局60から送出させる。なお、図6上
では、位置推定用信号31〜33は3方向に別々に描か
れているが、これは移動局60から送出された1つの位
置推定用信号が各基地局に到達する際には異なる受信遅
延時間D1〜D3を経て受信されることから、便宜上別
々に記載したものであり、移動局60から送出される位
置推定信号が3種類あるわけではない。
信中の第2基地局2の周囲の全基地局中から移動局60
の位置推定に関与させる2個の基地局(第1基地局1お
よび第3基地局3)を選定することにより、通信中の第
2基地局2と合わせて3個の基地局1〜3を選定し、各
基地局1〜3間については、基準時刻を発生させる上位
システムの1つであるグローバル・ポジショニング・シ
ステム(GPS)を利用して同期させる。また、移動局
60については、第2基地局2と通信中であることから
第2基地局2と同期しているので、新たに同期を実施さ
せる必要はないものとする。その後、統括基地局50
は、第2基地局2を介して基準時刻に位置推定用の信号
31〜33を移動局60から送出させる。なお、図6上
では、位置推定用信号31〜33は3方向に別々に描か
れているが、これは移動局60から送出された1つの位
置推定用信号が各基地局に到達する際には異なる受信遅
延時間D1〜D3を経て受信されることから、便宜上別
々に記載したものであり、移動局60から送出される位
置推定信号が3種類あるわけではない。
【0008】図7は、各基地局1〜3と位置推定用信号
31〜33との関係を示す図である。
31〜33との関係を示す図である。
【0009】移動局60から基準時刻t0に位置推定用
信号が送出されると、第1基地局1では、遅延時間D1
だけ遅れた最先行波受信時刻t1に位置推定用信号31
を受信し始める。同様にして、第2基地局2では、遅延
時間D2だけ遅れた最先行波受信時刻t2に位置推定用
信号32を受信し始め、第3基地局3では、遅延時間D
3だけ遅れた最先行波受信時刻t3に位置推定用信号3
1を受信し始める。
信号が送出されると、第1基地局1では、遅延時間D1
だけ遅れた最先行波受信時刻t1に位置推定用信号31
を受信し始める。同様にして、第2基地局2では、遅延
時間D2だけ遅れた最先行波受信時刻t2に位置推定用
信号32を受信し始め、第3基地局3では、遅延時間D
3だけ遅れた最先行波受信時刻t3に位置推定用信号3
1を受信し始める。
【0010】このように移動局60の周囲の3個の各基
地局1〜3により、移動局60から基準時刻t0に送出
された位置推定用の信号について各々受信し、各基地局
1〜3で基準時刻t0から位置推定用信号を受信するま
での各遅延時間D1〜D3を求め、その各遅延時間D1
〜D3と無線電波の伝搬速度の積を演算することによ
り、各基地局1〜3と移動局60との間の距離を求め
る。この時点では、各基地局1〜3と移動局60との間
の距離は求められるが、移動局60が各基地局1〜3の
どの方向に位置するかは不明となる。そこで、各基地局
1〜3は、求められた移動局60までの距離のデータを
統括基地局50に送信する。
地局1〜3により、移動局60から基準時刻t0に送出
された位置推定用の信号について各々受信し、各基地局
1〜3で基準時刻t0から位置推定用信号を受信するま
での各遅延時間D1〜D3を求め、その各遅延時間D1
〜D3と無線電波の伝搬速度の積を演算することによ
り、各基地局1〜3と移動局60との間の距離を求め
る。この時点では、各基地局1〜3と移動局60との間
の距離は求められるが、移動局60が各基地局1〜3の
どの方向に位置するかは不明となる。そこで、各基地局
1〜3は、求められた移動局60までの距離のデータを
統括基地局50に送信する。
【0011】統括基地局50では、各基地局1〜3から
受信した移動局60までの距離データに基づいて、図6
に示したように地図データ上に各基地局1〜3を中心と
して3個の位置推定円41〜43を描き、その3個の円
41〜43の交点を移動局60の位置と推定する。この
ようにして、地図データ上に移動局60の位置を推定す
ることができる。
受信した移動局60までの距離データに基づいて、図6
に示したように地図データ上に各基地局1〜3を中心と
して3個の位置推定円41〜43を描き、その3個の円
41〜43の交点を移動局60の位置と推定する。この
ようにして、地図データ上に移動局60の位置を推定す
ることができる。
【0012】上記した移動局60の位置推定では、単純
に基準時刻t0から位置推定用信号31〜33を受信す
るまでの各遅延時間D1〜D3を求めるのみであるが、
実際のCDMAシステムの各基地局1〜3では、移動局
60から受信した信号を復号する必要があるため、通信
開始時における基地局が移動局60から受信する信号の
位相と、基地局1〜3内部で発生させる信号の位相とを
同期させる必要があり、その同期をとるための信号を検
出することにより、上記の基準時刻t0から位置推定用
信号31〜33を受信するまでの各遅延時間D1〜D3
を求めるようにしている。
に基準時刻t0から位置推定用信号31〜33を受信す
るまでの各遅延時間D1〜D3を求めるのみであるが、
実際のCDMAシステムの各基地局1〜3では、移動局
60から受信した信号を復号する必要があるため、通信
開始時における基地局が移動局60から受信する信号の
位相と、基地局1〜3内部で発生させる信号の位相とを
同期させる必要があり、その同期をとるための信号を検
出することにより、上記の基準時刻t0から位置推定用
信号31〜33を受信するまでの各遅延時間D1〜D3
を求めるようにしている。
【0013】例えば、移動局60から、移動局60を他
の移動局と識別できる拡散符号を用いて拡散(2次変
調)した狭帯域の信号(例えば、位置推定用信号31〜
33)を基地局1〜3に送信する場合、その信号を受信
した基地局1〜3では、移動局60で用いた拡散符号と
同一の拡散符号(拡散符号レプリカ)を用いて逆拡散す
ることにより元の信号を得ている。
の移動局と識別できる拡散符号を用いて拡散(2次変
調)した狭帯域の信号(例えば、位置推定用信号31〜
33)を基地局1〜3に送信する場合、その信号を受信
した基地局1〜3では、移動局60で用いた拡散符号と
同一の拡散符号(拡散符号レプリカ)を用いて逆拡散す
ることにより元の信号を得ている。
【0014】その基地局1〜3における逆拡散処理で
は、受信信号と拡散符号レプリカとの相関を求める演算
が実施されるが、その相関演算を実施するためには、通
信開始時に受信信号中の拡散符号と内部発生された拡散
符号レプリカとの位相の同期をとる必要がある。このよ
うに通信開始時に、受信した拡散符号と拡散符号レプリ
カとの位相の同期をとる処理については、初期同期捕捉
と称されており、この初期同期捕捉により、移動局60
の位置推定における各遅延時間D1〜D3を求めいる。
は、受信信号と拡散符号レプリカとの相関を求める演算
が実施されるが、その相関演算を実施するためには、通
信開始時に受信信号中の拡散符号と内部発生された拡散
符号レプリカとの位相の同期をとる必要がある。このよ
うに通信開始時に、受信した拡散符号と拡散符号レプリ
カとの位相の同期をとる処理については、初期同期捕捉
と称されており、この初期同期捕捉により、移動局60
の位置推定における各遅延時間D1〜D3を求めいる。
【0015】また、初期同期捕捉では、例えば、移動局
60から位置推定用の信号が送出される時間に対応させ
て位相範囲を設定しておき、その位相範囲において基地
局1〜3が受信した全ての受信信号について相関演算し
て各受信信号毎に相関電力値を求める。そして、各受信
信号毎の相関電力値と予め設定されたしきい値(相関電
力判定用しきい値)と比較し、しきい値を超えた各相関
電力値を有する信号について、相関電力値が高い順番に
並べる。
60から位置推定用の信号が送出される時間に対応させ
て位相範囲を設定しておき、その位相範囲において基地
局1〜3が受信した全ての受信信号について相関演算し
て各受信信号毎に相関電力値を求める。そして、各受信
信号毎の相関電力値と予め設定されたしきい値(相関電
力判定用しきい値)と比較し、しきい値を超えた各相関
電力値を有する信号について、相関電力値が高い順番に
並べる。
【0016】次に、相関電力値が上位の信号を選出し、
それらの信号の位相位置を、同期をとるための位相位置
の候補として設定する。すなわち、相関電力値が上位の
信号の何れか1個の信号が、位置推定用信号の最先行波
であると見なして、その信号の位相が基準時刻から離れ
た分だけ補償することにより送信元の移動局との同期が
得られることになる。
それらの信号の位相位置を、同期をとるための位相位置
の候補として設定する。すなわち、相関電力値が上位の
信号の何れか1個の信号が、位置推定用信号の最先行波
であると見なして、その信号の位相が基準時刻から離れ
た分だけ補償することにより送信元の移動局との同期が
得られることになる。
【0017】ところで、従来のCDMAシステムの基地
局1〜3において、上記の相関電力値が上位の信号を選
出する際に用いられるしきい値は、その基地局1〜3が
カバーするサービスエリアの広さ等の条件により設定さ
れる固定値である。従って、従来のCDMAシステムの
基地局1〜3は、固定のしきい値を用いて受信信号の相
関電力値を判定し、その相関電力値により、初期同期捕
捉を実施していた。
局1〜3において、上記の相関電力値が上位の信号を選
出する際に用いられるしきい値は、その基地局1〜3が
カバーするサービスエリアの広さ等の条件により設定さ
れる固定値である。従って、従来のCDMAシステムの
基地局1〜3は、固定のしきい値を用いて受信信号の相
関電力値を判定し、その相関電力値により、初期同期捕
捉を実施していた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
CDMAシステムの基地局1〜3中において、移動局6
0と通信中ではないが、移動局60の位置推定を実施す
るために統括基地局50により選択された隣接基地局1
または2では、上記のようにしきい値が固定値である
と、初期同期捕捉に失敗する場合があった。
CDMAシステムの基地局1〜3中において、移動局6
0と通信中ではないが、移動局60の位置推定を実施す
るために統括基地局50により選択された隣接基地局1
または2では、上記のようにしきい値が固定値である
と、初期同期捕捉に失敗する場合があった。
【0019】図8は、隣接基地局1または2が移動局6
0からの信号の初期同期捕捉をノイズを誤検出すること
により失敗する場合の例を示した図である。図8の横軸
が位相を示し、縦軸が相関電力値を示し、相関電力値
(位置推定用信号PS)の信号がしきい値FS1以上で
ある場合には、最先行波W1の候補として検出される。
0からの信号の初期同期捕捉をノイズを誤検出すること
により失敗する場合の例を示した図である。図8の横軸
が位相を示し、縦軸が相関電力値を示し、相関電力値
(位置推定用信号PS)の信号がしきい値FS1以上で
ある場合には、最先行波W1の候補として検出される。
【0020】図8では、サービスエリアの広さ等によっ
て固定値に設定されたしきい値FS1よりもノイズフロ
アNFの相関電力値レベルが上昇してしまい、位置推定
用信号PSの最先行波W1よりも早く発生したノイズN
1を誤って同期位相の候補として検出してしまう例を示
している。
て固定値に設定されたしきい値FS1よりもノイズフロ
アNFの相関電力値レベルが上昇してしまい、位置推定
用信号PSの最先行波W1よりも早く発生したノイズN
1を誤って同期位相の候補として検出してしまう例を示
している。
【0021】図9は、図8の例の事態を避けるために固
定値に設定されたしきい値を高く設定した場合を示した
図である。図8と同様に、横軸が位相を示し、縦軸が相
関電力値を示し、相関電力値(位置推定用信号PS)の
信号がしきい値FS2以上である場合には、最先行波W
1の候補として検出される。
定値に設定されたしきい値を高く設定した場合を示した
図である。図8と同様に、横軸が位相を示し、縦軸が相
関電力値を示し、相関電力値(位置推定用信号PS)の
信号がしきい値FS2以上である場合には、最先行波W
1の候補として検出される。
【0022】図9の例の場合には、しきい値FS2を高
く設定したために、同期位相の候補として検出するべき
位置推定用信号PSの最先行波W1が検出できなくなっ
てしまう例である。
く設定したために、同期位相の候補として検出するべき
位置推定用信号PSの最先行波W1が検出できなくなっ
てしまう例である。
【0023】この図8および図9のように、相関電力値
の判定に固定値のしきい値を用いる従来のCDMAシス
テムの基地局では、初期同期捕捉を失敗する場合がある
という問題がある。
の判定に固定値のしきい値を用いる従来のCDMAシス
テムの基地局では、初期同期捕捉を失敗する場合がある
という問題がある。
【0024】本発明は、上述した如き従来の問題を解決
するためになされたものであって、初期同期捕捉の失敗
を減らし、安定して位置推定できるCDMAシステムの
基地局および基地局の初期同期捕捉方法を提供すること
を目的とする。
するためになされたものであって、初期同期捕捉の失敗
を減らし、安定して位置推定できるCDMAシステムの
基地局および基地局の初期同期捕捉方法を提供すること
を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載した本発明のCDMAシステムの基
地局は、移動局との距離分だけ基準時間から遅延して受
信するアナログの受信信号をデジタル信号に変換すると
共に前記受信信号の電界強度値を検出するアナログ/デ
ジタル(A/D)変換部と、該A/D変換部から出力さ
れるデジタル信号を逆拡散した結果により移動局から出
力される位置推定用信号の最先行波を検出する逆拡散回
路と、前記最先行波が基準時間から遅延した時間を示す
遅延時間情報、前記最先行波の電力値情報および前記最
先行波を検出するために設定される相関電力のしきい値
情報を収集する最先行波情報収集回路とを有するサーチ
部と、前記サーチ部で前記最先行波を検出するために設
定される少なくとも1個の相関電力のしきい値および前
記遅延時間情報から演算される移動局までの距離を記憶
する記憶回路と、前記最先行波の遅延時間情報に基づい
て移動局までの距離を推定する移動局距離推定回路を有
する制御部とを備えるCDMAシステムの基地局であっ
て、前記サーチ部は、上位システムの基準時刻を用いて
設定した初期同期捕捉の基準開始時刻から前記逆拡散回
路に現在設定されているしきい値を用いた初期同期捕捉
ができないことを判定するために設定される時間までを
計測するタイマ回路をさらに備えると共に、前記制御部
は、前記A/D変換部で検出された前記受信信号の電界
強度値に基づいて最初の前記しきい値を設定する際に用
いられる変換テーブルと、前記タイマ回路の計時が終了
した場合には前記しきい値を1段階低下させる指示を出
力するしきい値変更回路とをさらに備え、前記記憶回路
からは、前記受信信号の電界強度値の変化に対応させて
複数段階のしきい値を記憶し、前記しきい値変更回路か
らの前記指示が入力した場合、該指示によって選択され
たしきい値および再度の初期同期捕捉指示を前記逆拡散
回路に出力することを特徴とする。
め、請求項1に記載した本発明のCDMAシステムの基
地局は、移動局との距離分だけ基準時間から遅延して受
信するアナログの受信信号をデジタル信号に変換すると
共に前記受信信号の電界強度値を検出するアナログ/デ
ジタル(A/D)変換部と、該A/D変換部から出力さ
れるデジタル信号を逆拡散した結果により移動局から出
力される位置推定用信号の最先行波を検出する逆拡散回
路と、前記最先行波が基準時間から遅延した時間を示す
遅延時間情報、前記最先行波の電力値情報および前記最
先行波を検出するために設定される相関電力のしきい値
情報を収集する最先行波情報収集回路とを有するサーチ
部と、前記サーチ部で前記最先行波を検出するために設
定される少なくとも1個の相関電力のしきい値および前
記遅延時間情報から演算される移動局までの距離を記憶
する記憶回路と、前記最先行波の遅延時間情報に基づい
て移動局までの距離を推定する移動局距離推定回路を有
する制御部とを備えるCDMAシステムの基地局であっ
て、前記サーチ部は、上位システムの基準時刻を用いて
設定した初期同期捕捉の基準開始時刻から前記逆拡散回
路に現在設定されているしきい値を用いた初期同期捕捉
ができないことを判定するために設定される時間までを
計測するタイマ回路をさらに備えると共に、前記制御部
は、前記A/D変換部で検出された前記受信信号の電界
強度値に基づいて最初の前記しきい値を設定する際に用
いられる変換テーブルと、前記タイマ回路の計時が終了
した場合には前記しきい値を1段階低下させる指示を出
力するしきい値変更回路とをさらに備え、前記記憶回路
からは、前記受信信号の電界強度値の変化に対応させて
複数段階のしきい値を記憶し、前記しきい値変更回路か
らの前記指示が入力した場合、該指示によって選択され
たしきい値および再度の初期同期捕捉指示を前記逆拡散
回路に出力することを特徴とする。
【0026】請求項2に記載した本発明のCDMAシス
テムの基地局の初期同期捕捉方法は、CDMAシステム
の移動局から出力される位置推定用信号の最先行波が基
準時間から遅延して受信される時間に基づいて、前記移
動局までの距離を推定する際のCDMAシステムの基地
局の初期同期捕捉方法であって、受信信号の電界強度に
基づいて、逆拡散された相関電力値となる位置推定用信
号の最先行波を検出するためにしきい値の初期値を設定
するステップと、設定された前記しきい値により初期同
期捕捉を開始させると共に、初期同期捕捉ができないこ
とを判定するために設定された時間を計時するステップ
と、前記タイマが計時終了するまでに初期同期捕捉が完
了しない場合に、前記しきい値を1段階低下させて再度
初期同期捕捉を開始させるステップとを有することを特
徴とする。
テムの基地局の初期同期捕捉方法は、CDMAシステム
の移動局から出力される位置推定用信号の最先行波が基
準時間から遅延して受信される時間に基づいて、前記移
動局までの距離を推定する際のCDMAシステムの基地
局の初期同期捕捉方法であって、受信信号の電界強度に
基づいて、逆拡散された相関電力値となる位置推定用信
号の最先行波を検出するためにしきい値の初期値を設定
するステップと、設定された前記しきい値により初期同
期捕捉を開始させると共に、初期同期捕捉ができないこ
とを判定するために設定された時間を計時するステップ
と、前記タイマが計時終了するまでに初期同期捕捉が完
了しない場合に、前記しきい値を1段階低下させて再度
初期同期捕捉を開始させるステップとを有することを特
徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施形態の基地局の受
信関係ブロックの構成を示すブロック図である。
信関係ブロックの構成を示すブロック図である。
【0029】図1の本実施形態の基地局1は、移動局6
0との距離分だけ基準時間から遅延して受信した無線信
号を復調してアナログの電気信号に変換する無線部11
と、アナログ信号をデジタル信号に変換すると共に前記
受信信号の電界強度値を検出するアナログ/デジタル
(A/D)変換部12と、移動局60と基地局1あるい
は基地局1と統括基地局50との通信制御、および、基
地局1内各部を制御するための各種指示を出力する制御
部13と、制御部13からの指示により受信信号を逆拡
散して相関電力値を算出するサーチ部14と、逆拡散さ
れた相関電力値となった受信信号に対して必要に応じて
復号処理等を実施してから統括基地局50へ出力する出
力部15とから構成される。
0との距離分だけ基準時間から遅延して受信した無線信
号を復調してアナログの電気信号に変換する無線部11
と、アナログ信号をデジタル信号に変換すると共に前記
受信信号の電界強度値を検出するアナログ/デジタル
(A/D)変換部12と、移動局60と基地局1あるい
は基地局1と統括基地局50との通信制御、および、基
地局1内各部を制御するための各種指示を出力する制御
部13と、制御部13からの指示により受信信号を逆拡
散して相関電力値を算出するサーチ部14と、逆拡散さ
れた相関電力値となった受信信号に対して必要に応じて
復号処理等を実施してから統括基地局50へ出力する出
力部15とから構成される。
【0030】サーチ部14は、受信信号を逆拡散して相
関電力値を算出する逆拡散回路20と、相関電力値とな
った受信信号から最先行波の受信タイミングを示す遅延
時間情報と受信電力情報および最先行波検出時のしきい
値情報等を収集する最先行波情報収集回路21と、基準
時刻を発生させる上位システムの1つとしてのグローバ
ル・ポジショニング・システム(GPS)を用いて設定
した初期同期捕捉の基準開始時刻から、逆拡散回路に現
在設定されているしきい値を用いた初期同期捕捉ができ
ないことを判定するために、設定された時間までを計時
するタイマ回路22とからなる。なお、上記した基準時
刻を発生させる上位システムとしては、他に、例えば、
統括局あるいはいずれかの基地局にマスタ・クロックを
設置し、このマスタ・クロックの時刻を基準時刻として
他の基地局に供給するようにしたものを用いても良い。
関電力値を算出する逆拡散回路20と、相関電力値とな
った受信信号から最先行波の受信タイミングを示す遅延
時間情報と受信電力情報および最先行波検出時のしきい
値情報等を収集する最先行波情報収集回路21と、基準
時刻を発生させる上位システムの1つとしてのグローバ
ル・ポジショニング・システム(GPS)を用いて設定
した初期同期捕捉の基準開始時刻から、逆拡散回路に現
在設定されているしきい値を用いた初期同期捕捉ができ
ないことを判定するために、設定された時間までを計時
するタイマ回路22とからなる。なお、上記した基準時
刻を発生させる上位システムとしては、他に、例えば、
統括局あるいはいずれかの基地局にマスタ・クロックを
設置し、このマスタ・クロックの時刻を基準時刻として
他の基地局に供給するようにしたものを用いても良い。
【0031】逆拡散回路20は、さらに、設定された拡
散符号レプリカを発生させる符号レプリカ発生回路23
と、拡散符号レプリカおよび相関演算開始指示を受信し
て受信信号の相関演算を実施する相関演算回路24と、
相関演算回路24の演算結果により受信信号の相関電力
値がしきい値以上であるか否かを判断するサーチャ回路
25とからなる。
散符号レプリカを発生させる符号レプリカ発生回路23
と、拡散符号レプリカおよび相関演算開始指示を受信し
て受信信号の相関演算を実施する相関演算回路24と、
相関演算回路24の演算結果により受信信号の相関電力
値がしきい値以上であるか否かを判断するサーチャ回路
25とからなる。
【0032】図2は、図1の基地局1の制御部13の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【0033】制御部13は、A/D変換部12で検出さ
れた受信信号の電界強度値に基づいて最初のしきい値を
設定する際に用いられる変換テーブル26と、サーチ部
14で最先行波を検出するために設定される少なくとも
1個の相関電力のしきい値および遅延時間情報から演算
される移動局60までの距離を記憶する記憶回路27
と、最先行波の遅延時間情報に基づいて移動局までの距
離を推定する移動局距離推定回路29と、タイマ回路2
2の計時終了を受けてしきい値を1段階低下させる指示
を出力するしきい値変更回路28とを備える。記憶回路
27中には、複数段階のしきい値が記憶されている。記
憶回路27は、しきい値変更回路28からしきい値を1
段階低下させる指示が入力した場合、該指示によって選
択されたしきい値を前記逆拡散回路20に出力する。
れた受信信号の電界強度値に基づいて最初のしきい値を
設定する際に用いられる変換テーブル26と、サーチ部
14で最先行波を検出するために設定される少なくとも
1個の相関電力のしきい値および遅延時間情報から演算
される移動局60までの距離を記憶する記憶回路27
と、最先行波の遅延時間情報に基づいて移動局までの距
離を推定する移動局距離推定回路29と、タイマ回路2
2の計時終了を受けてしきい値を1段階低下させる指示
を出力するしきい値変更回路28とを備える。記憶回路
27中には、複数段階のしきい値が記憶されている。記
憶回路27は、しきい値変更回路28からしきい値を1
段階低下させる指示が入力した場合、該指示によって選
択されたしきい値を前記逆拡散回路20に出力する。
【0034】次に本実施形態の基地局1の動作について
説明する。
説明する。
【0035】図3は、図1および図2に示した基地局1
の動作を示すフローチャートである。
の動作を示すフローチャートである。
【0036】無線部11で復調された受信信号は、A/
D変換部12においてディジタル信号に変換されると共
に電界強度が検出される(ステップS1)。制御部13
では、A/D変換部12から得た電界強度値に基づいて
変換テーブル26により相関電力値を検出するためのし
きい値の初期値を決定し(ステップS2)、そのしきい
値と初期同期捕捉開始指示を逆拡散回路20のサーチャ
回路25に通知する(ステップS3)。
D変換部12においてディジタル信号に変換されると共
に電界強度が検出される(ステップS1)。制御部13
では、A/D変換部12から得た電界強度値に基づいて
変換テーブル26により相関電力値を検出するためのし
きい値の初期値を決定し(ステップS2)、そのしきい
値と初期同期捕捉開始指示を逆拡散回路20のサーチャ
回路25に通知する(ステップS3)。
【0037】ここで、ステップS2に示したように、相
関電力値を検出するためのしきい値の初期値について、
A/D変換部12から得た電界強度値に基づいて変換テ
ーブル26により決定する場合の効果について説明す
る。
関電力値を検出するためのしきい値の初期値について、
A/D変換部12から得た電界強度値に基づいて変換テ
ーブル26により決定する場合の効果について説明す
る。
【0038】図4は、電界強度値に基づいてしきい値を
設定する場合を示した図である。図4の横軸が位相を示
し、縦軸が相関電力値を示し、相関電力値(位置推定用
信号PS)の信号がしきい値VS0以上である場合に
は、最先行波W1の候補として検出される。
設定する場合を示した図である。図4の横軸が位相を示
し、縦軸が相関電力値を示し、相関電力値(位置推定用
信号PS)の信号がしきい値VS0以上である場合に
は、最先行波W1の候補として検出される。
【0039】図4では、しきい値VS0は、A/D変換
部12から得た電界強度値に基づいて変換テーブル26
により決定されるので、ノイズフロアNFが上昇した場
合には、しきい値VS0も上昇してノイズフロアNFの
相関電力値レベルよりも高く設定されるので、位置推定
用信号PSの最先行波W1よりも早く発生するノイズN
1を誤って同期位相の候補として検出してしまうことが
なくなる。従って、初期同期捕捉を失敗する事態を減ら
すことができる。
部12から得た電界強度値に基づいて変換テーブル26
により決定されるので、ノイズフロアNFが上昇した場
合には、しきい値VS0も上昇してノイズフロアNFの
相関電力値レベルよりも高く設定されるので、位置推定
用信号PSの最先行波W1よりも早く発生するノイズN
1を誤って同期位相の候補として検出してしまうことが
なくなる。従って、初期同期捕捉を失敗する事態を減ら
すことができる。
【0040】ステップS3に示された制御部13からの
初期同期捕捉開始指示を受信したサーチャ回路25で
は、基準時刻を発生する上位システムの1つであるグロ
ーバル・ポジショニング・システム(GPS)を用いて
設定した初期同期捕捉の基準開始時刻から、逆拡散回路
20に現在設定されているしきい値を用いた初期同期捕
捉ができないことを判定するために設定される時間まで
を計測できるようにタイマ22を設定して初期同期捕捉
を開始する(ステップS4)。なお、上記の基準時刻を
発生する上位システムとしては、前記したように、例え
ば、統括局あるいはいずれかの基地局にマスタ・クロッ
クを設置し、このマスタ・クロックの時刻を基準時刻と
して他の基地局に供給するようにしたものを用いても良
い。
初期同期捕捉開始指示を受信したサーチャ回路25で
は、基準時刻を発生する上位システムの1つであるグロ
ーバル・ポジショニング・システム(GPS)を用いて
設定した初期同期捕捉の基準開始時刻から、逆拡散回路
20に現在設定されているしきい値を用いた初期同期捕
捉ができないことを判定するために設定される時間まで
を計測できるようにタイマ22を設定して初期同期捕捉
を開始する(ステップS4)。なお、上記の基準時刻を
発生する上位システムとしては、前記したように、例え
ば、統括局あるいはいずれかの基地局にマスタ・クロッ
クを設置し、このマスタ・クロックの時刻を基準時刻と
して他の基地局に供給するようにしたものを用いても良
い。
【0041】制御部13は、タイマ22の計時時間が設
定された計時時間を終了したか否かを判断し(ステップ
S5)、計時時間が終了していない場合(ステップS
5:NO)には、初期同期捕捉を完了したか否かを判断
し(ステップS6)、計時時間が終了した場合(ステッ
プS5:YES)には、最先行波情報収集回路21から
現在のしきい値情報を得て、しきい値変更回路28から
指示を出力して記憶回路27からサーチャ回路25に出
力するしきい値を1段階低下させる(ステップS8)。
定された計時時間を終了したか否かを判断し(ステップ
S5)、計時時間が終了していない場合(ステップS
5:NO)には、初期同期捕捉を完了したか否かを判断
し(ステップS6)、計時時間が終了した場合(ステッ
プS5:YES)には、最先行波情報収集回路21から
現在のしきい値情報を得て、しきい値変更回路28から
指示を出力して記憶回路27からサーチャ回路25に出
力するしきい値を1段階低下させる(ステップS8)。
【0042】次に、制御部13は、1段階低下させたし
きい値が相関電力の下限値以上であるか否かを判断し
(ステップS9)、下限値以上である場合(ステップS
9:YES)には、再度ステップS3のしきい値と初期
同期捕捉開始指示を逆拡散回路20のサーチャ回路25
に通知する処理を実施する。下限値未満である場合(ス
テップS9:NO)には、初期同期捕捉に失敗したこと
になるので処理を終了する。なお、相関電力の下限値
は、各基地局のサービスエリアの範囲等により予め設定
される。
きい値が相関電力の下限値以上であるか否かを判断し
(ステップS9)、下限値以上である場合(ステップS
9:YES)には、再度ステップS3のしきい値と初期
同期捕捉開始指示を逆拡散回路20のサーチャ回路25
に通知する処理を実施する。下限値未満である場合(ス
テップS9:NO)には、初期同期捕捉に失敗したこと
になるので処理を終了する。なお、相関電力の下限値
は、各基地局のサービスエリアの範囲等により予め設定
される。
【0043】一方、初期同期捕捉を完了した場合(ステ
ップS6:YES)には、制御部13では、移動局距離
推定回路29による移動局までの距離の推定を実施し、
初期同期捕捉を完了しない場合(ステップS6:NO)
には、再度ステップS5の判断を実施する。
ップS6:YES)には、制御部13では、移動局距離
推定回路29による移動局までの距離の推定を実施し、
初期同期捕捉を完了しない場合(ステップS6:NO)
には、再度ステップS5の判断を実施する。
【0044】ここで、ステップS8に示したように、相
関電力値を検出するためのしきい値について、タイマが
タイムアウトするまで初期同期捕捉できなかった場合に
は、現状のしきい値VS0を1段階ずつ低下させて再度
初期同期捕捉する場合の効果について説明する。
関電力値を検出するためのしきい値について、タイマが
タイムアウトするまで初期同期捕捉できなかった場合に
は、現状のしきい値VS0を1段階ずつ低下させて再度
初期同期捕捉する場合の効果について説明する。
【0045】図5は、しきい値VS0を1段階ずつ低下
させて再度初期同期捕捉する場合の例を示した図であ
る。図5の横軸が位相を示し、縦軸が相関電力値を示
し、相関電力値(位置推定用信号PS)の信号がしきい
値VS0、VS1、あるいは、VS2以上である場合
に、最先行波W1の候補として検出される。
させて再度初期同期捕捉する場合の例を示した図であ
る。図5の横軸が位相を示し、縦軸が相関電力値を示
し、相関電力値(位置推定用信号PS)の信号がしきい
値VS0、VS1、あるいは、VS2以上である場合
に、最先行波W1の候補として検出される。
【0046】図5では、まず最初のしきい値VS0は、
図4の場合と同様である。このままでは、最先行波W1
を検出することができない。ところが、図3のステップ
S8に示した処理によりしきい値を1段階低下させて2
回目のしきい値をVS1にしてから再度初期同期捕捉を
実施し、それでも最先行波W1を検出することができな
いので、しきい値をさらに1段階低下させて3回目のし
きい値をVS2にしてから再々度初期同期捕捉を実施す
ることにより、最先行波W1を検出することができる。
図4の場合と同様である。このままでは、最先行波W1
を検出することができない。ところが、図3のステップ
S8に示した処理によりしきい値を1段階低下させて2
回目のしきい値をVS1にしてから再度初期同期捕捉を
実施し、それでも最先行波W1を検出することができな
いので、しきい値をさらに1段階低下させて3回目のし
きい値をVS2にしてから再々度初期同期捕捉を実施す
ることにより、最先行波W1を検出することができる。
【0047】このように、例えば、移動局60からの送
信電力がノイズフロアNFよりも充分に大きくないた
め、従来の固定値のしきい値FS1およびFS2や、ス
テップS2に示したようなA/D変換部12から得た電
界強度値に基づいて変換テーブル26により決定される
しきい値VS0のみでは、最先行波W1を検出できない
場合であったが、本実施形態は、ステップS8に示した
ように、段階的にしきい値VS1、VS2を低下させる
ことにしたので、最先行波W1を検出できるのみでな
く、最先行波W1を検出可能なしきい値中で最も高いし
きい値に設定することができる。従って、初期同期捕捉
における最先行波W1の検出精度を向上させることがで
きる。
信電力がノイズフロアNFよりも充分に大きくないた
め、従来の固定値のしきい値FS1およびFS2や、ス
テップS2に示したようなA/D変換部12から得た電
界強度値に基づいて変換テーブル26により決定される
しきい値VS0のみでは、最先行波W1を検出できない
場合であったが、本実施形態は、ステップS8に示した
ように、段階的にしきい値VS1、VS2を低下させる
ことにしたので、最先行波W1を検出できるのみでな
く、最先行波W1を検出可能なしきい値中で最も高いし
きい値に設定することができる。従って、初期同期捕捉
における最先行波W1の検出精度を向上させることがで
きる。
【0048】従って、基地局1と移動局60との間の距
離推定精度を向上させることができるので、統括基地局
50における各基地局1〜3を中心とした各位置推定円
41〜43の交点により移動局60の位置推定を実施す
る際の位置推定精度も改善することができる。
離推定精度を向上させることができるので、統括基地局
50における各基地局1〜3を中心とした各位置推定円
41〜43の交点により移動局60の位置推定を実施す
る際の位置推定精度も改善することができる。
【0049】上記のように本実施形態では、ノイズフロ
アNFが上昇した場合には、最初のしきい値VS0も上
昇させてノイズフロアNFの相関電力値レベルよりも高
く設定されるようにしたので、位置推定用信号PSの最
先行波W1よりも早く発生するノイズN1を誤って同期
位相の候補として検出してしまうことがなくなり、初期
同期捕捉を正しく実施できるようになり、初期同期捕捉
を失敗する事態を減らすことができる。
アNFが上昇した場合には、最初のしきい値VS0も上
昇させてノイズフロアNFの相関電力値レベルよりも高
く設定されるようにしたので、位置推定用信号PSの最
先行波W1よりも早く発生するノイズN1を誤って同期
位相の候補として検出してしまうことがなくなり、初期
同期捕捉を正しく実施できるようになり、初期同期捕捉
を失敗する事態を減らすことができる。
【0050】また、本実施形態では、最初の初期同期捕
捉に失敗したら、しきい値を一段階低下させて、再度同
期捕捉を実施するようにしたので、最先行波W1を検出
できるのみでなく、最先行波W1を検出可能なしきい値
中で最も高いしきい値に設定することができることか
ら、初期同期捕捉における最先行波W1の検出精度を向
上させることができる。従って、基地局1と移動局60
との間の距離推定精度を向上させることができるので、
統括基地局50における移動局60の位置推定精度も改
善することができる。
捉に失敗したら、しきい値を一段階低下させて、再度同
期捕捉を実施するようにしたので、最先行波W1を検出
できるのみでなく、最先行波W1を検出可能なしきい値
中で最も高いしきい値に設定することができることか
ら、初期同期捕捉における最先行波W1の検出精度を向
上させることができる。従って、基地局1と移動局60
との間の距離推定精度を向上させることができるので、
統括基地局50における移動局60の位置推定精度も改
善することができる。
【0051】なお、図1に示した本実施形態の第1基地
局1では、最先行波情報収集回路21およびタイマ回路
22はサーチ部14に内蔵させて記載したが、これらの
回路は、例えば、制御部13あるいは他の回路中に内蔵
させても良い。また、制御部13中のしきい値変更回路
28および移動局距離推定回路29についても、例え
ば、サーチ部14中や他の回路中に内蔵させても良い。
また、本実施形態では、複数段階のしきい値を3段階に
記載したが、本発明はこれに限られるものではなく、例
えば、さらに多くの段階を記憶回路27に記憶させて、
より細かい段階でしきい値を低下させるようにしても良
い。
局1では、最先行波情報収集回路21およびタイマ回路
22はサーチ部14に内蔵させて記載したが、これらの
回路は、例えば、制御部13あるいは他の回路中に内蔵
させても良い。また、制御部13中のしきい値変更回路
28および移動局距離推定回路29についても、例え
ば、サーチ部14中や他の回路中に内蔵させても良い。
また、本実施形態では、複数段階のしきい値を3段階に
記載したが、本発明はこれに限られるものではなく、例
えば、さらに多くの段階を記憶回路27に記憶させて、
より細かい段階でしきい値を低下させるようにしても良
い。
【0052】
【発明の効果】上記のように本発明は、ノイズフロアが
上昇した場合には、最初のしきい値も上昇させてノイズ
フロアの相関電力値レベルよりも高く設定されるように
したので、位置推定用信号の最先行波よりも早く発生す
るノイズを誤って同期位相の候補として検出してしまう
ことがなくなり、初期同期捕捉を正しく実施できるよう
になり、初期同期捕捉を失敗する事態を減らすことがで
きる。
上昇した場合には、最初のしきい値も上昇させてノイズ
フロアの相関電力値レベルよりも高く設定されるように
したので、位置推定用信号の最先行波よりも早く発生す
るノイズを誤って同期位相の候補として検出してしまう
ことがなくなり、初期同期捕捉を正しく実施できるよう
になり、初期同期捕捉を失敗する事態を減らすことがで
きる。
【0053】また、本発明では、最初の初期同期捕捉に
失敗したら、しきい値を一段階ずつ低下させて再度同期
捕捉を実施するようにしたので、最先行波を検出できる
のみでなく、最先行波を検出可能なしきい値中で最も高
いしきい値に設定することができることから、初期同期
捕捉における最先行波の検出精度を向上させることがで
きる。従って、基地局と移動局との間の距離推定精度を
向上させることができるので、統括基地局における移動
局の位置推定精度も改善することができる。
失敗したら、しきい値を一段階ずつ低下させて再度同期
捕捉を実施するようにしたので、最先行波を検出できる
のみでなく、最先行波を検出可能なしきい値中で最も高
いしきい値に設定することができることから、初期同期
捕捉における最先行波の検出精度を向上させることがで
きる。従って、基地局と移動局との間の距離推定精度を
向上させることができるので、統括基地局における移動
局の位置推定精度も改善することができる。
【図1】 本発明の一実施形態の基地局の受信関係ブロ
ックの構成を示すブロック図である。
ックの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の基地局1の制御部13の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】 図1および図2に示した基地局1の動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図4】 電界強度値に基づいてしきい値を設定する場
合を示した図である。
合を示した図である。
【図5】 しきい値を1段階ずつ低下させて再度初期同
期捕捉する場合の例を示した図である。
期捕捉する場合の例を示した図である。
【図6】 CDMAシステムの位置推定における各局の
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図7】 各基地局と位置推定用信号との関係を示す図
である。
である。
【図8】 隣接基地局が移動局からの信号の初期同期捕
捉をノイズを誤検出することにより失敗する場合の例を
示した図である。
捉をノイズを誤検出することにより失敗する場合の例を
示した図である。
【図9】 図8の例の事態を避けるために固定値に設定
されたしきい値を高く設定した場合を示した図設定した
例を示した図である。
されたしきい値を高く設定した場合を示した図設定した
例を示した図である。
1 第1基地局、 11 無線部、 12 アナログ/
ディジタル(A/D)変換部、 13 制御部、 14
サーチ部、 15 出力部、 20 逆拡散回路、
21 最先行波情報収集回路、 22 タイマ回路、
23 符号レプリカ発生回路、 24 相関演算回路、
25 サーチャ回路、 26 変換テーブル、 27
記憶回路、 28 しきい値変更回路、 29 移動
局距離推定回路、 31 位置推定用信号。
ディジタル(A/D)変換部、 13 制御部、 14
サーチ部、 15 出力部、 20 逆拡散回路、
21 最先行波情報収集回路、 22 タイマ回路、
23 符号レプリカ発生回路、 24 相関演算回路、
25 サーチャ回路、 26 変換テーブル、 27
記憶回路、 28 しきい値変更回路、 29 移動
局距離推定回路、 31 位置推定用信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J062 AA13 CC07 HH05 5K022 EE01 EE36 5K047 AA01 BB01 BB05 CC01 GG27 HH15 JJ06 LL06 MM13 MM45 5K067 AA33 BB02 CC10 DD20 DD44 EE02 EE10 EE16 HH22 HH23 JJ53 JJ54 JJ66
Claims (2)
- 【請求項1】 移動局との距離分だけ基準時間から遅延
して受信するアナログの受信信号をデジタル信号に変換
すると共に前記受信信号の電界強度値を検出するアナロ
グ/デジタル(A/D)変換部と、 該A/D変換部から出力されるデジタル信号を逆拡散し
た結果により移動局から出力される位置推定用信号の最
先行波を検出する逆拡散回路と、前記最先行波が基準時
間から遅延した時間を示す遅延時間情報、前記最先行波
の電力値情報および前記最先行波を検出するために設定
される相関電力のしきい値情報を収集する最先行波情報
収集回路とを有するサーチ部と、 前記サーチ部で前記最先行波を検出するために設定され
る少なくとも1個の相関電力のしきい値および前記遅延
時間情報から演算される移動局までの距離を記憶する記
憶回路と、前記最先行波の遅延時間情報に基づいて移動
局までの距離を推定する移動局距離推定回路を有する制
御部とを備えるCDMAシステムの基地局であって、 前記サーチ部は、上位システムの基準時刻を用いて設定
した初期同期捕捉の基準開始時刻から前記逆拡散回路に
現在設定されているしきい値を用いた初期同期捕捉がで
きないことを判定するために設定される時間までを計測
するタイマ回路をさらに備えると共に、 前記制御部は、前記A/D変換部で検出された前記受信
信号の電界強度値に基づいて最初の前記しきい値を設定
する際に用いられる変換テーブルと、前記タイマ回路の
計時が終了した場合には前記しきい値を1段階低下させ
る指示を出力するしきい値変更回路とをさらに備え、前
記記憶回路からは、前記受信信号の電界強度値の変化に
対応させて複数段階のしきい値を記憶し、前記しきい値
変更回路からの前記指示が入力した場合、該指示によっ
て選択されたしきい値および再度の初期同期捕捉指示を
前記逆拡散回路に出力することを特徴とするCDMAシ
ステムの基地局。 - 【請求項2】 CDMAシステムの移動局から出力され
る位置推定用信号の最先行波が基準時間から遅延して受
信される時間に基づいて、前記移動局までの距離を推定
する際のCDMAシステムの基地局の初期同期捕捉方法
であって、 受信信号の電界強度に基づいて、逆拡散された相関電力
値となる位置推定用信号の最先行波を検出するためにし
きい値の初期値を設定するステップと、 設定された前記しきい値により初期同期捕捉を開始させ
ると共に、初期同期捕捉ができないことを判定するため
に設定された時間を計時するステップと、 前記タイマが計時終了するまでに初期同期捕捉が完了し
ない場合に、前記しきい値を1段階低下させて再度初期
同期捕捉を開始させるステップとを有することを特徴と
するCDMAシステムの基地局の初期同期捕捉方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000342738A JP2002152802A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | Cdmaシステムの基地局およびその基地局の初期同期捕捉方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000342738A JP2002152802A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | Cdmaシステムの基地局およびその基地局の初期同期捕捉方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002152802A true JP2002152802A (ja) | 2002-05-24 |
Family
ID=18817230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000342738A Withdrawn JP2002152802A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | Cdmaシステムの基地局およびその基地局の初期同期捕捉方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002152802A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3473575B2 (ja) | 2000-11-29 | 2003-12-08 | 日本電気株式会社 | Cdma移動通信装置及びそれに用いる基地局検出方法 |
| JP2007534211A (ja) * | 2003-10-09 | 2007-11-22 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | Hs−scchパート1復号用適応閾値 |
| JP2011038988A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Seiko Epson Corp | 電子時計 |
| JP2014102138A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | 測定装置 |
| US8938211B2 (en) | 2008-12-22 | 2015-01-20 | Qualcomm Incorporated | Providing and utilizing maps in location determination based on RSSI and RTT data |
| US8938355B2 (en) | 2009-03-13 | 2015-01-20 | Qualcomm Incorporated | Human assisted techniques for providing local maps and location-specific annotated data |
| US9080882B2 (en) | 2012-03-02 | 2015-07-14 | Qualcomm Incorporated | Visual OCR for positioning |
-
2000
- 2000-11-10 JP JP2000342738A patent/JP2002152802A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3473575B2 (ja) | 2000-11-29 | 2003-12-08 | 日本電気株式会社 | Cdma移動通信装置及びそれに用いる基地局検出方法 |
| JP2007534211A (ja) * | 2003-10-09 | 2007-11-22 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | Hs−scchパート1復号用適応閾値 |
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