JP2002155166A - ゴム組成物及びタイヤ - Google Patents
ゴム組成物及びタイヤInfo
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Abstract
レッドに使用された際、アイススキッド性能とウェット
スキッド性能と耐摩耗性とをバランス良く充たすゴム組
成物の提供。 【解決手段】 ゴム成分100重量部と、ケイ素化合物
で表面処理してなり、水銀圧入法で測定した比表面積が
100〜250m2/gである表面処理シリカ0重量部
超80重量部以下と、カーボンブラック0重量部超50
重量部以下と、アルミニウム酸化物及びアルミニウム水
酸化物の少なくとも一種0重量部超30重量部以下とを
含み、該表面処理シリカの方が該カーボンブラックより
も多く含まれているゴム組成物。ゴム成分が、結合スチ
レン量15〜45重量%、ブタジエン部のビニル結合量
が7〜60モル%であるスチレン−ブタジエン共重合体
を40重量%以上含有する態様、表面処理シリカが、シ
リカ100重量部に対し、イ素化合物1〜20重量部を
用いて表面処理してなる態様が好ましい。
Description
に好適であり、該タイヤトレッドに使用された際、アイ
ススキッド性能とウェットスキッド性能と耐摩耗性とを
バランス良く充たすゴム組成物、及び、アイススキッド
性能とウェットスキッド性能と耐摩耗性とをバランス良
く充たし、オールシーズン用空気入りタイヤとして好適
なタイヤに関する。
能(以下「アイススキッド性能」)を向上させる目的
で、タイヤトレッドにブタジエンゴム及び天然ゴムが多
量に使用されてきた。しかし、この場合、雨天時におけ
るタイヤグリップ性能(以下「ウェトスキッド性能」と
いう)が低下してしまうという問題がある。このため、
前記ウエットスキッド性能を向上させる目的で、前記タ
イヤトレッドにシリカを配合し、該シリカの配合比率を
高くすることが行なわれている。しかし、この場合、該
タイヤトレッドは耐摩耗性が低下してしまうという問題
がある。前記アイススキッド性能、前記ウェットスキッ
ド性能、及び前記耐摩耗性を同時に十分なレベルで満足
し、オールシーズン用として好適に使用し得るタイヤト
レッドは提供されていないのが現状である。
おける諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課
題とする。即ち、本発明は、タイヤトレッド等に好適で
あり、該タイヤトレッドに使用された際、アイススキッ
ド性能とウェットスキッド性能と耐摩耗性とをバランス
良く充たすゴム組成物、及び、アイススキッド性能とウ
ェットスキッド性能と耐摩耗性とをバランス良く充た
し、オールシーズン用空気入りタイヤとして好適なタイ
ヤを提供することを目的とする。
の手段は、以下の通りである。即ち、 <1> ゴム成分100重量部と、ケイ素化合物で表面
処理してなり、水銀圧入法で測定した比表面積が100
〜250m2/gである表面処理シリカ0重量部超80
重量部以下と、カーボンブラック0重量部超50重量部
以下と、アルミニウム酸化物及びアルミニウム水酸化物
の少なくとも一種0重量部超30重量部以下とを含み、
該表面処理シリカの方が該カーボンブラックよりも多く
含まれていることを特徴とするゴム組成物である。 <2> ゴム成分が、結合スチレン量15〜45重量%
であり、ブタジエン部のビニル結合量が7〜60モル%
であるスチレン−ブタジエン共重合体を40重量%以上
含有する前記<1>に記載のゴム組成物である。 <3> シス−1,4−構造を60モル%以上含むブタ
ジエンゴムを60重量%以下含有する前記<1>又は<
2>に記載のゴム組成物である。 <4> 表面処理シリカが、シリカ100重量部に対
し、ケイ素化合物1〜20重量部を用いて表面処理して
なる前記<1>から<3>のいずれかに記載のゴム組成
物である。 <5> 前記<1>から<4>のいずれかに記載のゴム
組成物をトレッドに用いたことを特徴とするタイヤであ
る。 <6> 空気入りタイヤである前記<5>に記載のタイ
ヤである。 <7> オールシーズン用タイヤである前記<5>又は
<6>に記載のタイヤである。
物は、ゴム成分と、ケイ素化合物で表面処理してなる表
面処理シリカ(以下、単に「表面処理シリカ」という)
と、カーボンブラックと、アルミニウム酸化物及びアル
ミニウム水酸化物の少なくとも1種とを含み、更に必要
に応じて適宜選択したその他の成分を含む。
を含有するのが好ましく、更にブタジエンゴムを含有す
るのがより好ましい。
は、一般的なのものでもよいが、結合スチレン量が15
〜45重量%であり、好ましくは20〜40重量%であ
り、ブタジエン部のビニル結合量が7〜60モル%であ
り、好ましくは15〜45モル%であるものが好適に挙
げられる。
あると、前記ウエットスキッド性能が低下してしまうこ
とがあり、45重量%を超えると、前記アイススキッド
性能が低下してしまうことがある。なお、前記結合スチ
レン量は、H−NMRスペクトルの積分比より算出する
ことができる。
ル%未満であると、前記ウエットスキッド性能が低下し
てしまうことがあり、60モル%を超えると、前記アイ
ススキッド性能が低下してしまうことがある。なお、前
記ブタジエン部のビニル結合量は、スチレン−ブタジエ
ン共重合体におけるブタジエンモノマーユニットのう
ち、1,2形付加されたものに存在するビニル結合の量
(モル%)を意味する。前記ビニル結合量は赤外法(モ
レロ法)により測定することができる。
種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよ
い。
ゴム成分における含有量としては、40重量%以上が好
ましく、55重量%以上がより好ましい。前記スチレン
−ブタジエン共重合体の含有量が、40重量%未満であ
ると、前記ウェットスキット性能が不足することがあ
る。
構造を60モル%以上含むものが好ましい。前記シス−
1,4−構造が、60モル%未満であると、補強性が劣
ることがある。なお、前記シス−1,4−構造の割合
は、例えば、赤外分光光度計にてMORERO法で計算
して求めることができる。前記ブタジエンは、1種単独
で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
有量としては、60重量%以下が好ましく、45重量%
以下がより好ましい。前記ブタジエンの含有量が、60
重量%を超えると、前記ウエットスキッド性能が低下し
てしまうことがある。
しては、通常のシリカをケイ素化合物で表面処理してな
るものであればよく、目的に応じて適宜選択することが
できるが、水銀圧入法で測定した比表面積(PO)が1
00〜250m2/gであることが必要であり、120
〜220m2/gであるのが好ましい。前記水銀圧入法
で測定した比表面積(PO)が、100m2/g未満で
あると、耐摩耗性に劣ることがあり、250m2/gを
超えると、加工性に劣ることがある。
シメーター等の水銀圧入計を用いて測定することがで
き、該シリカにおける細孔を円筒形と仮定して、次式、
比表面積(PO)(m2/g)=2VHg/r、より算
出することができる。但し、前記式中、V=全細孔容積
(ml/g)、r=平均細孔半径(μm)、である。
(N2SA)としては、80〜200m2/gが好まし
い。前記窒素吸着比表面積(N2SA)が、80m2/g
未満であると、耐摩耗性に劣ることがあり、200m2
/gを超えると、加工性に劣ることがある。なお、前記
窒素吸着比表面積(N2SA)は、BET吸着法により
測定することができ、単位重量当たりの窒素吸着比表面
積(m2/g)を意味する。
0重量部に対し、ケイ素化合物1〜20重量部を用いて
表面処理して得られるのが好ましい。前記ケイ素化合物
の量が、1重量部未満であると、処理効果が小さいこと
があり、20重量部を超えてもそれに見合う効果が得ら
れないことがある。
なく、目的に応じて適宜選択することができ、適宜調製
したものであってもよいし、市販品であってもよいが、
湿式のものが好ましい。
く、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シ
ランカップリング剤、アルコキシシラン、水素原子、水
酸基、フェニル基、アミノ基、オキシアルキレン基、硫
黄原子等を含むアルキルポリシロキサン、ジアルキルポ
リシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、アルキルア
ルコキシシラン、フェニルアルコキシシラン、アルキル
ヒドロキシシラン、フェニルヒドロキシシラン、シラザ
ン、などが挙げられる。
制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例
えば、ビニルシラン、アクリルシラン、エポキシシラ
ン、アミノシラン、などが挙げられる。
ルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、な
どが挙げられる。前記アクリルシランとしては、例え
ば、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
などが挙げられる。前記エポキシシランとしては、例え
ば、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジ
エトキシシラン、などが挙げられる。前記アミノシラン
としては、例えば、N−β(アミノエチル)γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、などが挙げられる。
内に硫黄原子を有するものが好ましく、下記式(I)〜
(III)のいずれかで表されるものがより好ましい。
シ基又は塩素原子を表し、炭素数1〜3のアルコシキ基
が好ましく、メトキシ基、エトキシ基がより好ましい。
Yは、炭素数1〜3のアルキル基を表す。Zは、炭素数
1〜12の飽和若しくは不飽和のアルキレン基、又は炭
素数6〜12のアリーレン基を表す。mは、1〜3の整
数を表し、3が好ましい。nは、1以上の整数を表し、
2〜8が好ましく、分布を有することもある。
グ剤の具体例としては、ビス(3−トリエトキシシリル
プロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシ
シリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−メチル
ジメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス
(3−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、
ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィ
ド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)ジスルフ
ィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリス
ルフィド、などが好適に挙げられる。
基又は塩素原子を表す。Yは、メルカプト基を表す。Z
は、炭素数1〜12の飽和若しくは不飽和のアルキレン
基、又は炭素数6〜12のアリーレン基を表す。mは、
1〜3の整数を表し、3が好ましい。
グ剤の具体例としては、3−メルカプトプロピルトリメ
トキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシ
ラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、
などが好適に挙げられる。
ル基又は塩素原子を表す。Yは、メルカプト基を表す。
Aは、ベンゾチアジル基、N,N−ジメチルチオカルバ
モイル基、又はメタクリロイル基を表す。Zは、炭素数
1〜12の飽和若しくは不飽和のアルキレン基、又は炭
素数6〜12のアリーレン基を表す。mは、1〜3の整
数を表し、3が好ましい。nは、1以上の整数を表し、
2〜8が好ましく、分布を有することもある。
ング剤の具体例としては、3−トリメトシキシリルプロ
ピル−N,N−ジメチルカルバモイルテトラスルフィ
ド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾリル
テトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルメ
タクリロイルモノスルフィド、などが好適に挙げられ
る。
たものであってもよいし、市販品であってもよい。前記
シランカップリング剤は、1種単独で使用してもよい
し、2種以上を併用してもよい。
ンカップリング剤として説明したものと同様のものが挙
げられる外、更に、メチルトリメトシキシラン、メチル
トリエトキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、エ
チルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、
n−プロピルトリメトキシシラン、イソプロピルトリメ
トキシシラン、n−ブチルトリメトキシシラン、n−オ
クチルトリエトキシシラン、n−ドデシルトリメトキシ
シラン、n−ドデシルトリエトキシシラン、フェニルト
リメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、ジメ
チルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジ
フェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラ
ン、などが挙げられる。
なく、目的に応じて適宜選択することができるが、例え
ば、通常の公知の(表面処理されていない)シリカに対
し、前記ケイ素化合物の所定量を添加し、激しく攪拌し
た後、加熱処理する方法、などが挙げられる。
ける含有量としては、前記ゴム成分100重量部に対
し、0重量部超80重量部以下であることが必要であ
り、50〜70重量部が好ましい。前記表面処理シリカ
の含有量が、0重量部であると、前記ウエットスキッド
性能の改良効果が不十分であり、80重量部を超える
と、強度と耐摩耗性が不充分となり、また、静電気の発
生が著しくなる。
に応じて適宜選択することができるが、具体的には、S
AF、GPF、FEF、HAF、ISAFなどが挙げら
れ、これらの中でもかSAFが特に好ましい。前記カー
ボンブラックは、1種単独で使用してもよいし、2種以
上を併用してもよい。
おける含有量としては、0重量部超50重量部以下であ
ることが必要であり、5〜15重量部が好ましい。前記
カーボンブラックの含有量が、0重量部であると、色づ
け、補強性の両面で劣ることがあり、50重量部を超え
ると、転がり抵抗が大きくなり、オールシーズンタイヤ
として適さないことがある。
酸化物− 前記アルミニウム酸化物及びアルミニウム水酸化物とし
ては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択すること
ができるが、水酸化アルミニウムが好適に挙げられる。
該水酸化アルミニウムとしては、市販品として、昭和電
工(株)製「ハイジライト(商標)」が挙げられる。こ
れらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用
してもよい。
水酸化物の前記ゴム組成物における含有量としては、0
重量部超30重量部以下であることが必要であり、10
〜20重量部が好ましい。前記アルミニウム酸化物及び
アルミニウム水酸化物の含有量が、0重量部であると、
前記ウエットスキッド性能の向上効果が十分でなく、3
0重量部を超えると、前記耐摩耗性の低下が著しくな
る。
ンブラックよりも前記表面処理シリカの方が多く含まれ
ていることが必要である。前記カーボンブラックよりも
前記表面処理シリカの方が少ないと、前記ウエットスキ
ッド性能の確保することができない。
囲内で適宜選択し、使用することができ、例えば、プロ
セスオイル、無機充填材、軟化剤、硫黄等の加硫剤、ジ
ベンゾチアジルジスルフィド等の加硫促進剤、加硫助
剤、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジル−スルフ
ェンアミド、N−オキシジエチレン−ベンゾチアジル−
スルフェンアミド等の老化防止剤、酸化亜鉛、ステアリ
ン酸、オゾン劣化防止剤、着色剤、帯電防止剤、滑剤、
酸化防止剤、カップリング剤、発泡剤、発泡助剤等の添
加剤などの他、通常ゴム業界で用いる各種配合剤などが
挙げられる。これらは、市販品を好適に使用することが
できる。
に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる
が、アロマチックオイル、ナフテン系オイル、パラフィ
ン系オイル、エステル系オイル、などが好ましい。前記
プロセスオイル等の油分が前記ゴム組成物に含まれてい
ると、該ゴム組成物の流動性をコントロールすることが
でき、該ゴム組成物の加硫前の粘度を低下させ、その流
動性を高めることができ、極めて良好に押出を行うこと
ができる点で有利である。
シリカと、前記カーボンブラックと、前記アルミニウム
酸化物及びアルミニウム水酸化物の少なくとも1種と、
必要に応じて適宜選択した前記その他の成分とを、混練
り、熱入れ、押出、加硫等することにより製造すること
ができる。
く、混練り装置への投入体積、ローターの回転速度、ラ
ム圧等、混練り温度、混練り時間、混練り装置の種類等
の諸条件について目的に応じて適宜選択することができ
る。前記混練り装置としては、例えば、通常ゴム組成物
の混練りに用いるバンバリーミキサー(登録商標)、イ
ンターミックス(登録商標)、ニーダー、等が挙げられ
る。
く、熱入れ温度、熱入れ時間、熱入れ装置等の諸条件に
ついて目的に応じて適宜選択することができる。前記熱
入れ装置としては、例えば、通常ゴム組成物の熱入れに
用いるロール機等が挙げられる。
く、押出時間、押出速度、押出装置、押出温度等の諸条
件について目的に応じて適宜選択することができる。前
記押出装置としては、例えば、通常タイヤ用ゴム組成物
の押出に用いる押出機等が挙げられる。前記押出温度
は、適宜決定することができる。
ては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択すること
ができる。前記加硫を行う装置としては、例えば、通常
タイヤ用ゴム組成物の加硫に用いる金型による成形加硫
機などが挙げられる。前記加硫の条件として、その温度
は、通常100〜190℃程度である。
オールシーズン用のタイヤトレッドに好適に使用するこ
とができ、以下の本発明のタイヤに特に好適に使用する
ことができる。
に用いたこと以外は、特に制限はなく、公知のタイヤの
構成をそのまま採用することができる。
ビード部、該ビード部にトロイド状をなして連なるカー
カス、該カーカスのクラウン部をたが締めするベルト及
びトレッドを有してなる構造、などが好適に挙げられ
る。本発明のタイヤは、ラジアル構造を有していてもよ
いし、バイアス構造を有していてもよい。
なく、1層構造であってもよいし、多層構造であっても
よく、直接路面に接地する上層のキャップ部と、このキ
ャップ部のタイヤの内側に隣接して配置される下層のベ
ース部とから構成される、いわゆるキャップ・ベース構
造を有していてもよい。本発明においては、少なくとも
前記キャップ部が前記本発明のゴム組成物で形成されて
いるのが好ましい。
に制限はないが、例えば、以下のようにして製造するこ
とができる。即ち、まず、前記本発明のゴム組成物を調
製し、該ゴム組成物を、タイヤケースのクラウン部に予
め貼り付けられた未加硫のベース部の上に貼り付ける。
そして、所定のモールドで所定温度、所定圧力の下で加
硫成形することにより製造することができる。
ク等の小型車両、トラック、バス等の大型車両に好適に
用いられ、空気入りタイヤ、窒素入りタイヤ、中実タイ
ヤ、等として好適に使用することができる。
のタイヤの実施例について説明するが、本発明は、これ
の実施例に何ら限定されるものではない。
5)表1に示す組成のゴム組成物をタイヤトレッドに用
いた空気入りタイヤ(185/70R13サイズ)4本
を排気量1600ccの乗用車に装着し、アイススキッ
ド性能、ウェットスキッド性能及び耐摩耗性を以下のよ
うにして評価した。その結果を表1に示した。
能は、その指標として氷上制動性能で表した。氷温−1
℃、−8℃の氷上での制動性能を測定し、次式により指
数表示した。氷上性能=(コントロールタイヤの制動距
離(対照例/試験タイヤの制動距離)×100
ド性能は、その指標としてウェット制動性能で表した。
2名乗車相当で80km/hからの制動距離を指数化
し、対照例を100として指数表示した。ウェットスキ
ッド性能は数値が高いほど優れていると評価する。
ドのゴム組成物を切りだし、試験片とし、前記試験片の
耐摩耗性をランボーン摩耗試験機(岩本製作所(株)
製)を用いて、温度30℃、スリップ率20%の条件で
摩耗損失量を測定し、下式により算出した。 耐摩耗指数={(対照例の摩耗損失量)/(試験片の摩
耗損失量)}×100 対照例のゴム組成物を100として指数表示した。数値
が大きい程、耐摩耗性が良好であることを意味する。
「SBR1500」は、スチレン−ブタジエンゴム(ジ
ェイエスアール(株)製、SBR1500(商標)、結
合スチレン量23.5重量%、ビニル結合量18.9モ
ル%)を意味する。「BR01」は、ブタジエンゴム
(ジェイエスアール(株)製、BR01(商標)、シス
−1,4−構造含量96モル%)を意味する。「カーボ
ンブラックSAF」は、(東海カーボン(株)製、シー
スト9(商標)、SAF)を意味する。「シリカVN
3」は、湿式シリカ(デグサAG製、ULTRASIL
VN3(商標)、窒素吸着比表面積(N2SA)=1
75m2/g、前記比表面積(PO)=160)を意味
する。「表面処理シリカ」は、含水ケイ酸(デグサAG
製、ULTRASIL(登録商標) VN3)500g
と、シリコーンオイル(信越化学工業(株)製、KF9
6)15gとを、ロータリーキルンに投入し、250℃
で10分間処理した後、室温まで放冷したものであり、
下記のように測定した比表面積(PO)が156m2/
gであった。前記比表面積(PO)は、水銀ポロシメー
タ(カルロ・エルバ社製、2000型)を用いて水銀圧
入法にて測定した。「シランカップリング剤」は、ビス
(3−トリエトキシシリルプロピル)−テトラスルフィ
ド(デグサAG製、Si69(商標))を意味する。
「水酸化アルミニウム」は、昭和電工(株)・ハイジラ
イトH−43M(商標)を意味する。「酸化アルミニウ
ム」は、コンデアジャパン(株)製を意味する。「オイ
ル」は、富士興産(株)製、FUKKOL ARMAX
3(商標)を意味する。
題を解決することができ、タイヤトレッド等に好適であ
り、該タイヤトレッドに使用された際、アイススキッド
性能とウェットスキッド性能と耐摩耗性とをバランス良
く充たすゴム組成物、及び、アイススキッド性能とウェ
ットスキッド性能と耐摩耗性とをバランス良く充たし、
オールシーズン用空気入りタイヤとして好適なタイヤを
提供することができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 ゴム成分100重量部と、ケイ素化合物
で表面処理してなり、水銀圧入法で測定した比表面積が
100〜250m2/gである表面処理シリカ0重量部
超80重量部以下と、カーボンブラック0重量部超50
重量部以下と、アルミニウム酸化物及びアルミニウム水
酸化物の少なくとも一種0重量部超30重量部以下とを
含み、該表面処理シリカの方が該カーボンブラックより
も多く含まれていることを特徴とするゴム組成物。 - 【請求項2】 ゴム成分が、結合スチレン量15〜45
重量%であり、ブタジエン部のビニル結合量が7〜60
モル%であるスチレン−ブタジエン共重合体を40重量
%以上含有する請求項1に記載のゴム組成物。 - 【請求項3】 シス−1,4−構造を60モル%以上含
むブタジエンゴムを60重量%以下含有する請求項1又
は2に記載のゴム組成物。 - 【請求項4】 表面処理シリカが、シリカ100重量部
に対し、ケイ素化合物1〜20重量部を用いて表面処理
してなる請求項1から3のいずれかに記載のゴム組成
物。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のゴム
組成物をトレッドに用いたことを特徴とするタイヤ。 - 【請求項6】 空気入りタイヤである請求項5に記載の
タイヤ。 - 【請求項7】 オールシーズン用タイヤである請求項5
又は6に記載のタイヤ。
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|---|---|---|---|
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| JP (1) | JP2002155166A (ja) |
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