JP2002166468A - 繊維状シートの立体成型物及び成型方法 - Google Patents

繊維状シートの立体成型物及び成型方法

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喬治 青塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】再利用可能な繊維状物質を素材としてプレス成
型する際、成型後のシワが無くかつ広い自由度を持つ繊
維状シートの立体成型物及び成型方法を提供する。 【解決手段】繊維状シート1を立体的に成型した立体成
型物5,6であって、流動性を付与した繊維状シート1
に多段階的にプレス成型したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレーや容器、異
形立体成型物を平面の繊維状シートから成型する繊維状
シートの立体成型物及び成型方法に関する。
【0002】
【従来の技術】トレーや容器は、価格、生産性から一般
的に合成樹脂を素材とした成型品が用いられてきた。し
かし、近年、これら合成樹脂を素材としたトレーや容器
が破棄される時、種々環境に影響を与えることが懸念さ
れている。
【0003】そこで、廃棄処理が極力容易である素材
や、再利用可能な素材をトレーや容器に使用する場合が
増えており、特に、再利用可能な紙、故紙を積極的にト
レーや容器の素材として使用する傾向にある。そして、
これら紙、故紙を用いた成型技術として、パルプモール
ドと呼ばれる技術やプレス成型の技術が複数開示されて
いる。
【0004】例えば、パルプモールドに関する技術とし
ては、特開平11−235750号公報や特開2000
−190937号公報が知られている。そして、この公
報の概略は、一対の割型のキャビティにパルプスラリー
を注入して後、脱水・乾燥させてパルプモールド中空容
器とするものである。
【0005】また、プレス成型に関する技術としては、
特開昭63−176130号公報が知られている。そし
て、この公報の概略は、木材パルプと合成樹脂からなる
平面シートにスコアと呼ばれる筋線を付け、熱プレスで
成型した時、立ち上がり部を均一な形状にして深絞りの
容器とするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−235750号公報や特開2000−19093
7号公報に記載されたパルプモールドの技術では、割型
のキャビティにパルプスラリーを注入して後、脱水・乾
燥させるために、脱水・乾燥に多大な時間を要し、生産
効率が悪いといった問題がある。
【0007】また、特開昭63−176130号公報に
記載されたプレス成型の技術では、立ち上がり部のシワ
の発生を緩和するために平面シートにスコアと呼ばれる
筋線を設けているが、この技術においてもシートの重な
りが生じるため、一様な肉厚には成型されず、外観上こ
のましくない。また、成型物も単純形状の容器しか成型
できず、例えば、膨らみのある異形の立体成型物は成型
できない。
【0008】そこで、再利用可能な繊維状物質を素材と
してプレス成型する技術に関し、成型後のシワが無く、
かつ広い自由度を持つ立体形状の容器または成型方法が
待望されている。以上から本発明は、前記問題点に鑑み
なされたものであり、再利用可能な繊維状物質を素材と
してプレス成型する際、成型後のシワが無くかつ広い自
由度を持つ繊維状シートの立体成型物及び成型方法を提
供することを技術的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明の繊維状シートの立体成型物及び成型方法
は、次の手段を採用した。即ち、本発明の繊維状シート
の立体成型物は、繊維状シートを立体的に成型した立体
成型物であって、流動性を付与した前記繊維状シートに
多段階的にプレス成型したことを特徴とする。
【0010】この構成によれば、例えば、抄紙した繊維
状物質を流動性がある状態の繊維状シートとし、前記流
動性を生かして多段階的にプレス成型することで、成型
後のシワが無くかつ膨らみのある広い自由度を持つ立体
成型物とすることができる。
【0011】抄紙した繊維状物質を流動性がある状態の
繊維状シートとするために、流動性付与剤および柔軟剤
を用いる。流動性付与剤としては、例えば、澱粉のり、
ポリビニルアルコールが例示できる。また、柔軟剤とし
ては、水が例示でき、繊維状シートの水分の割合は30
%〜60%の範囲が好ましい。
【0012】抄紙した繊維状物質としては、植物性繊
維、合成繊維、鉱物性繊維、ガラス繊維、炭素繊維、金
属繊維、無機物の何れか、あるいはこれらの何れかの混
合物を例示することができる。なお、無機素材に植物性
繊維、合成繊維等を混合して無機ファイバーとし、これ
をプレス成型した後、焼成することでセラミック、ガラ
ス等無機素材だけの立体成型物を容易に形成することも
可能となる。又、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維等を
中心として、無機ファイバーを作成し、これで複雑な形
状の立体成型物を形成し、高温、高圧、導電性、耐化学
薬品性等に優れる特殊用途の加工品を得ることもでき
る。
【0013】また、本発明の繊維状シートの立体成型物
において、前記繊維状シートは上面及び/又は下面に柔
軟性がある合成樹脂フィルムを、重ね合わせて形成する
ように構成してもよい。この構成によれば、少量の合成
樹脂フィルムを用いるだけで、防水性を高めることがで
きる。
【0014】更に、本発明の立体成型物の成型方法は、
繊維状シートを雄型および雌型を用いて立体的にプレス
成型する立体成型物の成型方法であって、前記繊維状シ
ートに流動性を付与し、前記繊維状シートに対し、前記
雄型と前記雌型の径を奥行き方向に沿って徐々に小さく
し、かつ奥行き深さを徐々に大きくして多段階的にプレ
ス成型することを特徴とする。
【0015】この構成によれば、雄型と雌型からなる金
型で、立体形状に成型する際、一度に最終形状にする
と、繊維状シートが切れてしまい賦形できないので、こ
の金型を段階的に小さくして所望の形状に成型する。
【0016】更にまた、本発明の立体成型物の成型方法
において、前記多段階的プレス成型の最終プレス工程
で、前記雌型を異形形状の割型とし、前記雄型を柔軟性
素材で形成し、プレス圧を加えることによって、前記立
体成型物を成型するように構成してもよい。この構成に
よれば、立体成型物が複雑な形状の場合、雌型を異形形
状の割型とし、雄型を柔軟性素材で形成し、成型中間品
を金型内にセットし、雄型を圧入すると共に膨らまして
繊維状シートにプレス圧を加え、しかる後、徐圧して雄
型を縮めると共に雌型の割型を開いて、広い自由度を持
つ立体成型物を成型する。
【0017】更にまた、本発明の立体成型物の成型方法
において、前記立体成型物を乾燥させた後、この外面及
び/又は内面に柔軟性がある合成樹脂フィルムを重ね合
わせて、プレス圧を加えるように構成してもよい。この
構成によれば、例えば、雌型の内面及び又は成型中間品
の内面に、延展性のある合成樹脂フィルムを配すると共
に、雄型を膨らませる時に、立体成型物の内面及び又は
外面に合成樹脂フィルムを張り付けることができる。
【0018】更にまた、本発明の立体成型物の成型方法
において、前記立体成型物を乾燥させた後、前記立体成
型物の外面又は前記雌型の内面に、紙、合成樹脂フィル
ム、あるいは紙及び合成樹脂フィルムの複合フィルムか
らなるラベルを配置し、前記立体成型物に前記ラベルを
貼付するように構成してもよい。この構成によれば、ラ
ベルを張る工程を省力化できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
繊維状シートの立体成型物及び成型方法を図1〜図4に
基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態の立体
成型物は、口元部を有するボトル形状の中空容器であ
り、容器内部に液体洗剤や液体化粧品を収納するものと
して説明する。
【0020】[立体成型物]まず、本発明の実施の形態
に係る立体成型物の形状を説明する。立体成型物は、図
1(f)に示すように、口元部Nと胴部を組み合わせた
ボトル形状の中空容器Mである。この中空容器Mは、繊
維状シートを成型した容器本体6と、容器本体6外面に
圧着された合成樹脂フィルム7aと、容器本体6内面に
圧着された合成樹脂フィルム7bとから構成される。ま
た、中空容器Mにおいて、口元部Nの径は中空容器Mの
胴部の径より小さく形成されている。そして、口元部N
の外形部にはネジ部Sが形成されている。
【0021】[立体成型物の成型方法]次に、本発明の
実施の形態に係る中空容器M(立体成型物)の成型方法
を説明する。この中空容器Mは、繊維状シート1(図1
(a)参照)は、「一次絞り(図1(b)参照)」、
「二次絞り(図1(c)参照)」、「三次絞り(図1
(d)参照)」と、多段階的にプレス成型して深絞りの
容器5(図1(e)参照)とし、最後工程において合成
樹脂フィルム7a,7bを被覆する。なお、多段階的に
プレス成型(図1(b)〜図1(e)に該当)する方法
の詳細は、後述する(1)抜き絞り工程、(2)絞り工
程、(3)膨らまし工程において説明する。
【0022】[繊維状シート及び合成樹脂フィルム]本
発明の実施の形態に用いる繊維状シート1は、故紙と木
材からなる繊維状物質を用いる。そして、繊維状シート
1は、流動性付与剤および柔軟剤を用いて抄紙した繊維
状物質が流動性を有するように形成されている。流動性
付与剤としては、例えば、クレー、ゼラチン、CMC
(カルボキシル・メチル・セルロース)、澱粉のり、ポ
リビニルアルコールが例示できる。また、柔軟剤として
は、水が例示でき、繊維状シートの水分の割合は30%
〜60%の範囲が好ましい。又、繊維状シート1は、抄
紙してもよいし、不織布の製造方法を用いてもよい。
【0023】なお、繊維状物質としては、この実施の形
態の故紙及び木材以外に、藁、竹、草、ケナフ(洋
麻)、バガス(サトウキビの絞りかすの繊維)、布、皮
革等を例示することができる。また、上記植物性繊維以
外に、合成繊維、鉱物性繊維、ガラス繊維、炭素繊維、
金属繊維、無機物の何れかを例示することができる。ま
た、繊維状シート1が、成型中に切れないように、植物
性繊維に対しこれら植物性繊維以外の何れかの繊維(例
えば、合成繊維や炭素繊維)を配合した混合物として、
強度を高めることも例示できる。更に、中空容器Mに導
電性を付与する場合には、植物性繊維に対し例えば、炭
素繊維、金属繊維等を配合した混合物としてもよい。
【0024】また、繊維状シート(即ち、容器本体6;
図1(f)参照)に重ね合わせる合成樹脂フィルムは、
柔軟性があると共に、防水性、防湿性及びガスバリヤー
性に富む材質を用いる。
【0025】[抜き絞り工程]繊維状シート1は、図2
に示すように、抜き絞り機械により加工される。この抜
き絞り機械は、円板状の基台14上の中心部に固設され
た円柱状の絞りパンチ13と、基台14上の外周部に固
設された抜きダイ12と、この抜きダイ12の内周径と
ほぼ等しい外径を有する内側絞りダイ10とから構成さ
れる。なお、内側絞りダイ10は、基台14上面に対し
て昇降自在である。また、内側絞りダイ10の外周下端
部には、抜きパンチ(刃部)11が設けられている。
【0026】そして、繊維状シート1は、抜きダイ12
上に載置され、上方より内側絞りダイ10と共に下降す
る抜きパンチ(刃部)11により所定径の大きさに打ち
抜かれる。打ち抜かれた円形状の繊維状シート1は、絞
りパンチ13上に載置され、前記打ち抜きに連続して下
降する内側絞りダイ10により、絞りパンチ13の外側
形状に沿ってプレス加工され、有底円筒形状の加工品2
となる。なお、プレス加工により繊維状シート1に含ま
れる柔軟剤(水分)が一部絞り出されるが、この水分及
び空気は絞りパンチ13内に穿設された空気抜き孔15
を介して装置下方へ排出される。
【0027】[絞り工程]抜き絞り工程で加工された加
工品2は、図3に示すように、絞り機械により加工され
る。この絞り機械は、円板状の基台14上の中心部に固
設された円柱状のパンチ20と、鍔付き円筒形状を有し
パンチ20の外周に沿って昇降自在に配設されたシワ押
さえ21と、このシワ押さえ21胴部の外周径とほぼ等
しい内径を有する上型22とから構成される。なお、上
型22は、基台14上面に対して昇降自在である。
【0028】そして、加工品2は、シワ押さえ21胴部
の先端が有底円筒形状の内周面に嵌入した状態でパンチ
20上部に載置され、上方より下降する上型20によ
り、最初、シワ押さえ21胴部に沿ってプレス下降さ
れ、次いでシワ押さえ21がパンチ20に沿って下降す
ると、パンチ20の外側形状に沿ってプレス加工され、
加工品3となる。この図3に示す、絞り工程を多段階的
に繰り返すことによって加工品3をより深い加工品4
(図1(d)参照)とし、内径、深さを所定の寸法に仕
上げる。なお、プレス加工により絞り出される柔軟剤
(水分)及び空気はパンチ20内に穿設された空気抜き
孔15を介して装置下方へ排出される。
【0029】[膨らまし工程]絞り工程で加工された加
工品4は、図4に示すように、膨らまし機械により加工
される。この膨らまし機械は、円板状の基台14上の中
心部に固設された下型部と、下型部及び基台14上面に
対して昇降自在である上型部とから構成される。
【0030】そして、下型部は、内面形状が異形形状に
形成された割型(雌型)31と、基板14上にあって割
型31の外周面を下部より支える割型下部押さえ34
と、基台14及び割型下部押さえ34の中心部を嵌挿自
在に上下するプランジャ36と、このプランジャ36の
頂部に載置された下型35と、下型35の頂部に載置さ
れた雄型30と、で構成される。また、上型部は、雄型
30の頂部を押圧するゴム押し棒32と、ゴム押し棒3
2の外周面に固設され、割型31の外周面を上部より支
える割型上部押さえ33と、で構成される。
【0031】雌型(割型31)の内面に形成された異形
形状は、口元部N及び口元部N外面に形成されるネジ部
Sを形成するためのものである。そして、雄型30は柔
軟性素材(例えば、ウレタンゴム)で形成されている。
そして、加工品4を雄型30に被せ、上部よりゴム押し
棒32を下降させることでプレス圧を加え、雄型30を
加工品4と共に、雌型(割型31)の異形内面形状に押
圧する。すると、ウレタンゴムの雄型30が膨らみ、割
型内面の加工品4が伸び最終形状の容器5(図1(e)
参照)が形成される。すなわち、加工品4に対し口元部
N及びネジ部Sが形成され、立体成型物となる。
【0032】そして、最終形状の容器5(あるいは合成
樹脂被膜容器6)は、下型部の下型35をプランジャー
36で下降させ、ウレタンゴムの雄型30を元の形状に
戻し、割型下部押さえ34、割型上部押さえ33を外
し、割型31を割って取り出す。
【0033】この実施の形態によれば、立体成型物が複
雑な形状の場合、雌型31を異形形状の割型とし、雄型
30を柔軟性素材で形成し、成型中間品(加工品4)を
金型内にセットし、雄型30を圧入すると共に膨らまし
て加工品4にプレス圧を加え、しかる後、徐圧して雄型
30を縮めると共に雌型の割型31を開いて、広い自由
度を持つ立体成型物を成型することができる。
【0034】なお、膨らまし工程の際、割型31を加熱
するように構成して、流動性付与剤を揮散させる構成も
例示できる。
【0035】また、膨らまし工程の際、加工品4の内面
及び外面に、合成樹脂フィルム7a,7bを被せ、雄型
30を膨らませて加工品4と一体化し、合成樹脂被膜容
器6(図1(f)参照)とすることもできる。
【0036】更に、立体成型物を乾燥させた後、加工品
(立体成型物)の外面又は割型(雌型)31の内面に、
紙、合成樹脂フィルム、あるいは紙及び合成樹脂フィル
ムの複合フィルムからなるラベルを配置し、立体成型物
にラベルを貼付する構成も例示できる。この例示によれ
ば、ラベルを張る工程を省力化できる。
【0037】なお、上記実施の形態では、植物性繊維を
主体とした中空容器について記述したが、別の実施の形
態として、無機素材に植物性繊維、合成繊維等を混合し
て無機ファイバーとし、これをプレス成型した後、焼成
することでセラミック、ガラス等無機素材だけの立体成
型物を容易に形成することも可能となる。
【0038】又、別の実施の形態として、ガラス繊維、
炭素繊維、金属繊維等を中心として、無機ファイバーを
作成する。これで複雑な形状の立体成型物を形成し、高
温、高圧、導電性、耐化学薬品性等に優れる特殊用途の
加工品を得ることもできる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、抄紙した繊維状物質を
流動性がある状態の繊維状シートとし、前記流動性を生
かして多段階的にプレス成型することで、成型後のシワ
が無くかつ膨らみのある広い自由度を持つ立体成型物と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る立体成型物の成型方
法の説明図である。
【図2】本発明の抜き絞り工程の説明図である。
【図3】本発明の絞り工程の説明図である。
【図4】本発明の膨らまし工程の説明図である。
【符号の説明】
1…繊維状シート 2,3,4,5…加工品 6…容器本体 10…内側絞りダイ 11…抜きパンチ 12…抜きダイ 13…絞りパンチ 14…基台 15…空気抜き孔 20…パンチ 21…シワ押さえ 22…上型 30…雄型 31…雌型 32…ゴム押し棒 33…割型上部押さえ 34…割型下部押さえ 35…下型 36…プランジャ M…中空容器 N…口元部 S…ネジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B31B 43/00 301 B31B 43/00 301 B65D 1/09 B29K 105:08 // B29K 105:08 B29L 9:00 B29L 9:00 B65D 1/00 B C Fターム(参考) 2B260 CC01 CD15 DB21 EA14 EB19 3E033 AA01 BA01 BA07 BA10 BB02 BB08 CA07 CA11 CA17 DA03 DB03 DD01 FA01 3E075 BA30 CA01 DC18 DE09 GA03 4F202 AB07 AB25 AC03 AD09 AG03 CA17 CB01 CB19 CB22 CK43 CL02 CQ01 4F208 AB07 AB25 AC03 AD09 AG03 MA05 MB01 MB19 MB22 MC03 MG01 MG04 MK15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維状シートを立体的に成型した立体成
    型物であって、 流動性を付与した前記繊維状シートに多段階的にプレス
    成型したことを特徴とする繊維状シートの立体成型物。
  2. 【請求項2】 流動性付与剤および柔軟剤を用いて前記
    繊維状シートに流動性を付与したことを特徴とする請求
    項1に記載の繊維状シートの立体成型物。
  3. 【請求項3】 前記繊維状シートは植物性繊維、合成繊
    維、鉱物性繊維、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、無
    機物の何れか、あるいはこれらの何れかの混合物を材料
    とすることを特徴とする請求項1または2に記載の繊維
    状シートの立体成型物。
  4. 【請求項4】 前記繊維状シートは上面及び/又は下面
    に柔軟性がある合成樹脂フィルムを、重ね合わせて形成
    されたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載
    の繊維状シートの立体成型物。
  5. 【請求項5】 繊維状シートを雄型および雌型を用いて
    立体的にプレス成型する立体成型物の成型方法であっ
    て、 前記繊維状シートに流動性を付与し、 前記繊維状シートに対し、前記雄型と前記雌型の径を奥
    行き方向に沿って徐々に小さくし、かつ奥行き深さを徐
    々に大きくして多段階的にプレス成型することを特徴と
    する繊維状シートの立体成型物の成型方法。
  6. 【請求項6】 前記多段階的プレス成型の最終プレス工
    程で、前記雌型を異形形状の割型とし、前記雄型を柔軟
    性素材で形成し、プレス圧を加えることによって、前記
    立体成型物を成型することを特徴とする請求項5に記載
    の繊維状シートの立体成型物の成型方法。
  7. 【請求項7】 前記立体成型物を乾燥させた後、この外
    面及び/又は内面に柔軟性がある合成樹脂フィルムを重
    ね合わせて、プレス圧を加えることを特徴とする請求項
    5または6に記載の繊維状シートの立体成型物の成型方
    法。
  8. 【請求項8】 前記立体成型物を乾燥させた後、前記立
    体成型物の外面又は前記雌型の内面に、紙、合成樹脂フ
    ィルム、あるいは紙及び合成樹脂フィルムの複合フィル
    ムからなるラベルを配置し、 前記立体成型物に前記ラベルを貼付することを特徴とす
    る請求項5または6に記載の繊維状シートの立体成型物
    の成型方法。
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