JP2002167933A - 斜路組立体 - Google Patents
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Classifications
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F11/00—Stairways, ramps, or like structures; Balustrades; Handrails
- E04F11/002—Ramps
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
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- Structural Engineering (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
能にすること。 【解決手段】 複数の斜路組立要素2、4、6、8、1
0及び12を相互に分離自在に連結することによって構
成される斜路組立体。複数の斜路組立要素2、4、6、
8、10及び12は、斜路の勾配を変えることができる
勾配調整可能な斜路組立要素6、8、10及び12を含
んでいる。
Description
の建造物に付設される斜路組立体、更に詳しくは、斜路
の勾配を容易に調整することができる斜路組立体に関す
る。
組立体は、例えば特開平2−232475号公報に開示
されている。同公報に開示された斜路組立体は、斜路組
立要素である複数の斜路組立ブロック及び斜路の一部を
構成する複数の斜路組立プレートを組み合わせることに
よって構成されている。斜路組立ブロックの各々は、斜
路の一部を構成する斜路部と、該斜路部から下方に延び
る脚部とを有し、コンクリ トにより一体に形成されて
いる。斜路組立プレートの各々は矩形状をなすコンクリ
トパネルから形成されている。斜路組立ブロックの各
々は相互に隣接して地面に載置され、相互に隣接する斜
路組立ブロックは、各々の脚部同士がボルト&ナットに
より分離自在に連結されることによって、相互に分離自
在に連結されている。斜路組立プレートの各々は、建造
物の一部と、それに最も近い位置に配置された斜路組立
ブロックとの間に架設されている。
て、斜路組立要素である斜路組立ブロックの各々はコン
クリ トにより一体に形成されているので、各々の斜路
部の勾配、すなわち傾斜角度は予め規定されたとおりに
製造され、製造後においてはそれを調整(変更)するこ
とはできない。斜路組立体の斜路の勾配は不変ではな
く、斜路組立体が付設される建造物の高さあるいは斜路
組立体の全長の相違等によって個々に相違する場合があ
る。その場合には、勾配が異なる毎に、それに対応した
勾配を有する斜路部を備えた斜路組立ブロックを製造し
て対応しなければならない。その結果、斜路組立ブロッ
クの種類が増大して生産効率が低下し、また製造コスト
が高くなる。また斜路組立体の設置面の状態によって
は、所望するとおりの勾配が設定しにくい場合があり、
現場における勾配の調整作業が困難であった。更にはま
た、斜路部と脚部とを有する斜路組立ブロックの各々は
コンクリ トにより一体に形成されているので、重量が
重く、現場における設置作業が困難であり、また輸送及
び保管も容易ではない。
で、その目的は、斜路の勾配の調整を設置現場において
容易かつ確実に遂行することを可能にする、新規な斜路
組立体を提供することである。
を低減することを可能にし、その結果、生産効率を向上
させ、また製造コストを低減することができる、新規な
斜路組立体を提供することである。
組立及び分解が容易な複数の部材から構成し、しかも斜
路組立要素全体を軽量化することを可能にし、その結
果、現場における設置作業を容易にし、また輸送及び保
管を容易にして輸送及び保管コストを低減することがで
きる、新規な斜路組立体を提供することである。
置作業(組立作業)及び分解撤去作業を容易かつ迅速に
遂行することを可能にし、その結果、設置期間及び分解
撤去期間を著しく短縮でき、トータルコストを大幅に低
減することができる、新規な斜路組立体を提供すること
である。
にすることにより設置作業及び分解撤去作業を容易かつ
迅速に遂行することができる、新規な斜路組立体を提供
することである。
に従って構成された斜路組立体の実施形態について添付
図面を参照して詳細に説明する後の記載から明らかにな
るであろう。
斜路組立要素を相互に分離自在に連結することによって
構成される斜路組立体において、複数の斜路組立要素
は、斜路の勾配を変えることができる勾配調整可能な斜
路組立要素を含んでいる、ことを特徴とする斜路組立体
が提供される。勾配調整可能な斜路組立要素は、実質上
矩形状をなしかつ斜路の一部を構成する床部材と、床部
材の、斜路の長手方向一端部において、斜路の幅方向に
間隔をおいて床部材から下方に延びるよう配置されかつ
上端部が床部材に該幅方向に水平に延在する軸線まわり
に相対回動自在にかつ分離自在に連結された複数の一端
部支柱と、床部材の、斜路の長手方向他端部において、
斜路の幅方向に間隔をおいて床部材から下方に延びるよ
う配置されかつ上端部が床部材に該幅方向に水平に延在
する軸線まわりに相対回動自在にかつ分離自在に連結さ
れ複数の他端部支柱とを備え、一端部支柱の各々の下端
部には一端部支柱の各々の軸方向長さを調整しうる長さ
調整手段が配設され、他端部支柱の各々の下端部には他
端部支柱の各々の軸方向長さを調整しうる長さ調整手段
が配設され、一端部支柱及び他端部支柱の各々の長さ調
整手段によって一端部支柱及び他端部支柱の各々の長さ
を調整することにより床部材の勾配が所定値に設定され
る、ことが好ましい。斜路の長手方向に相互に隣接して
配置された一対の勾配調整可能な斜路組立要素を備え、
一方の斜路組立要素は、実質上矩形状をなしかつ斜路の
一部を構成する床部材と、床部材の、斜路の長手方向一
端部において、斜路の幅方向に間隔をおいて床部材から
下方に延びるよう配置されかつ上端部が床部材に該幅方
向に水平に延在する軸線まわりに相対回動自在にかつ分
離自在に連結された複数の一端部支柱と、床部材の、斜
路の長手方向他端部において、斜路の幅方向に間隔をお
いて床部材から下方に延びるよう配置されかつ上端部が
床部材に該幅方向に水平に延在する軸線まわりに相対回
動自在にかつ分離自在に連結され複数の他端部支柱とを
備え、一端部支柱の各々の下端部には一端部支柱の各々
の軸方向長さを調整しうる長さ調整手段が配設され、他
端部支柱の各々の下端部には他端部支柱の各々の軸方向
長さを調整しうる長さ調整手段が配設され、他方の斜路
組立要素は、実質上矩形状をなしかつ斜路の一部を構成
する床部材と、床部材の、斜路の長手方向一端部におい
て、斜路の幅方向に間隔をおいて床部材から下方に延び
るよう配置されかつ上端部が床部材に該幅方向に水平に
延在する軸線まわりに相対回動自在にかつ分離自在に連
結された複数の一端部支柱と、床部材の、斜路の長手方
向他端部において、斜路の幅方向に間隔をおいて床部材
から下方に延びるよう配置されかつ上端部が床部材に該
幅方向に水平に延在する軸線まわりに相対回動自在にか
つ分離自在に連結された複数の他端部支柱とを備え、他
方の斜路組立要素の一端部支柱の各々は、一方の斜路組
立要素の他端部支柱の各々を共用することにより構成さ
れ、他方の斜路組立要素の他端部支柱の各々の下端部に
は他端部支柱の各々の軸方向長さを調整しうる長さ調整
手段が配設され、一方の斜路組立要素の一端部支柱及び
他端部支柱の各々の長さ調整手段によって該一端部支柱
及び該他端部支柱の各々の長さを調整することにより一
方の斜路組立要素の床部材の勾配が所定値に設定され、
かつ他方の斜路組立要素の他端部支柱の各々の長さ調整
手段によって該他端部支柱の各々の長さを調整すること
により他方の斜路組立要素の床部材の勾配が所定値に設
定される、ことが好ましい。一方の斜路組立要素の床部
材の、該長手方向他端部の下面には、該幅方向に間隔を
おいて複数の一方の連結体が分離自在に装着され、他方
の斜路組立要素の床部材の、該長手方向一端部の下面に
は、該幅方向に間隔をおいて複数の他方の連結体が分離
自在に装着され、一方の連結体の各々には該幅方向に間
隔をおいて下方に延び出しかつ下端部において他方の連
結体に向かって延び出す一対のフランジが配設されると
共に該フランジの各々の下端部には相互に共通の軸線を
有する貫通孔が形成され、他方の連結体の各々には該幅
方向に間隔をおいて下方に延び出しかつ下端部において
一方の連結体に向かって延び出す一対のフランジが配設
されると共に該フランジの各々の下端部には相互に共通
の軸線を有する貫通孔が形成され、一方の斜路組立要素
の該他端部支柱の各々の上端部には該幅方向に間隔をお
いて上方に延び出す一対のフランジが配設されると共に
該フランジの各々には相互に共通の軸線を有する貫通孔
が形成され、一方の連結体の各々の該フランジの下端部
と、対応する他方の連結体の各々の該フランジの下端部
と、一方の斜路組立要素の、対応する該他端部支柱の各
々の該フランジとは、各々の貫通孔が共通の軸線上に位
置付けられるように相互に重合されると共に該貫通孔の
各々に挿入された連結ピンを介して相互に相対回動自在
にかつ分離自在に連結され、一方の斜路組立要素及び他
方の斜路組立要素の床部材の上面が実質上同一平面上に
位置付けられた状態において、該床部材の各々の、該長
手方向の端面は、相互に実質上密着して又は隙間をおい
て対向するよう位置付けられる、ことが好ましい。一方
の連結体の各々及び他方の連結体の各々の上端部には連
結板が配設され、連結板の各々は、一方の斜路組立要素
及び他方の斜路組立要素の床部材の上面が実質上同一平
面上に位置付けられた状態において、相互に実質上密着
して又は隙間をおいて対向するよう位置付けられ、連結
板の各々には貫通孔が形成され、一方の連結体の各々及
び他方の連結体の各々は相互に対向する連結板の各々の
該貫通孔を通して挿入されたボルト及びナットを介して
相互に分離自在に連結される、ことが好ましい。一端部
支柱の各々は、上端部が床部材に該軸線まわりに相対回
動自在にかつ分離自在に連結された一端部支柱本体を備
え、一端部支柱の各々の長さ調整手段は、一端部支柱本
体の下端部に配設された雌ねじ部と、雌ねじ部に分離自
在にねじ係合された雄ねじ部を含む載置用ベース部材と
を含み、載置用ベース部材は、表面に載置される載置板
又は載置ブロック体と、載置板又は載置ブロック体の上
面から直立するよう載置板又は載置ブロック体に固着さ
れかつ該雄ねじ部を備えた支持ロッド部材とを含み、他
端部支柱の各々は、上端部が床部材に該軸線まわりに相
対回動自在にかつ分離自在に連結された他端部支柱本体
を備え、他端部支柱の各々の長さ調整手段は、他端部支
柱本体の下端部に配設された雌ねじ部と、雌ねじ部に分
離自在にねじ係合された雄ねじ部を含む載置用ベース部
材とを含み、載置用ベース部材は、表面に載置される載
置板又は載置ブロック体と、載置板又は載置ブロック体
の上面から直立するよう載置板又は載置ブロック体に固
着されかつ該雄ねじ部を備えた支持ロッド部材とを含
む、ことが好ましい。一端部支柱及び他端部支柱の各々
と床部材の下面側との間は、実質上斜路の長手方向に延
在する、軸方向長さ調整自在のブレース手段により分離
自在に連結されている、ことが好ましい。一端部支柱及
び他端部支柱の各々と床部材の下面側との間は、実質上
斜路の幅方向に延在する、軸方向長さ調整自在のブレー
ス手段により分離自在に連結されている、ことが好まし
い。床部材はコンクリートパネルから形成されている、
ことが好ましい。床部材の上面における4つの角部には
それぞれ複数の袋ナットが埋設されている、ことが好ま
しい。床部材の該幅方向の両側部の上面には、一対のフ
ェンスが床部材の該幅方向の両側縁に沿って該長手方向
に延在するよう分離自在に取り付けられ、フェンスの各
々は、金属製パイプから形成されると共に、相互に間隔
をおいて平行に延在する一対の縦支柱部と、縦支柱部の
各々の上端間に延在して該上端間を一体に連結する上端
横枠部と、縦支柱部の各々間を上下方向に間隔をおいて
延在して縦支柱部の各々に連結されている複数の中間横
枠部材と、縦支柱部の各々の下端に固着された取付板と
から構成され、取付板の各々には、対応する角部の袋ナ
ットに整合する複数の取付孔が形成され、フェンスの各
々は、取付板の各々を介して対応する角部の袋ナットに
ボルトにより分離自在に連結されている、ことが好まし
い。
本発明に従って構成された斜路組立体の実施形態につい
て説明する。なお、図1〜図24において、同じ符号が
付された部材は、相互に実質上同一の構成を有するもの
である。図1及び図2を参照して、本発明による斜路組
立体は、載置式の建造物である立体駐車場100に付設
され、載置面である地面G上に載置された複数の斜路組
立要素を相互に分離自在に連結することによって構成さ
れている。図示の実施形態における斜路組立体は、6個
の斜路組立要素から構成されており、そのうち2個の斜
路組立要素は、実質上、斜路の勾配を変えることができ
ない斜路組立要素2及び4から構成され、他の4個の斜
路組立要素は、斜路の勾配を変えることができる勾配調
整可能な斜路組立要素6、8、10及び12から構成さ
れている。
2aの、斜路の長手方向(図1及び図2において左右方
向)両端部から下方に延びる一対の脚部2bとを有して
おり、鉄筋を内蔵したコンクリートにより一体に形成さ
れている。脚部2bの各々は、斜路の幅方向(図1にお
いて紙面の表裏方向、図2において上下方向)の両側面
間の全域にわたって延在するよう形成されている。な
お、以下の記載において、該長手方向及び該幅方向と
は、上記した斜路の長手方向及び上記した斜路の幅方向
を意味するものとする。片方の脚部2bは他方の脚部2
bよりも高さが高く形成されている。このような脚部2
bの各々の高さの高低差によって、斜路部2aの上面は
図1において右方に向けて上方に直線状に傾斜してい
る。斜路組立要素2に対し、該長手方向に隣接して配置
された斜路組立要素4は、斜路組立要素2と同様に、斜
路部4aと、斜路部4aの、該長手方向両端部から下方
に延びる一対の脚部4bとを有しており、鉄筋を内蔵し
たコンクリートにより一体に形成されている。脚部4b
の各々は、該幅方向の両側面間の全域にわたって延在す
るよう形成されている。片方の脚部4bは他方の脚部4
bよりも高さが高く形成されている。このような脚部4
bの各々の高さの高低差によって、斜路部4aの上面は
図1において右方に向けて上方に直線状に傾斜してい
る。実施形態において、斜路組立要素2の斜路部2aの
上面の勾配は13%に規定され、斜路組立要素4の斜路
部4aの上面の勾配は20%に規定されている。また斜
路組立要素2の斜路部2a及び斜路組立要素4の斜路部
4aの上面間は、車両の走行には支障のない、僅かな隙
間が存在するものの、実質上、相互に連続して延在する
よう位置付けられる。
4の脚部4bとは、複数のボルト&ナット5により分離
自在に連結されている。斜路組立要素4の斜路部4aの
上面における4つの角部には、それぞれ複数の(実施形
態においては4個の)袋ナットが埋設されている。これ
らの袋ナットが形成された4つの角部は、後述するフェ
ンス80が分離自在に取り付けられるフェンス取付部を
構成すると共に、図示しないアイボルトを分離自在に装
着することによって、斜路組立要素4をクレーン等の吊
り上げ機械により吊り上げることを容易に可能にする。
この機能は、現場における斜路組立要素4の設置作業、
撤去作業等を容易にするものである。このような袋ナッ
トは、もちろん、斜路組立要素2の斜路部2aの上面の
4つの角部に形成してもよい。なお図1及び図2におい
て番号7は、斜路組立要素2の低部側の端面と地面Gと
の間に設けられたすりつけ部であって、アスファルトに
より形成されている。すりつけ部7は、斜路組立要素2
の斜路部2aの上面と地面Gとの間の段差を解消して、
実質上連続した傾斜上面を形成し、斜路組立体と地面G
との間の車両の走行が円滑に行なわれるような機能を有
している。
に隣接して配置された斜路組立要素6と、斜路組立要素
6に対し、該長手方向に隣接して配置された斜路組立要
素8について説明する。斜路組立要素6及び8は、該長
手方向に相互に隣接して配置された一対の勾配調整可能
な斜路組立要素を構成し、そのうち、斜路組立要素6は
一方の斜路組立要素を規定し、また斜路組立要素8は他
方の斜路組立要素を規定する。図1〜図3を参照して、
勾配調整可能な斜路組立要素6は、床部材14と、複数
の一端部支柱16と、複数の他端部支柱18とを備えて
いる。斜路の一部を構成する床部材14は、鉄筋を内蔵
したコンクリートパネルから形成され、全体として実質
上、矩形状をなしている。床部材14は平坦な上面を有
しており、その周縁部の厚さは、周縁部に囲まれた内側
部領域の厚さよりも厚く形成されている。床部材14の
該周縁部は一定の幅及び一定の厚さを有しており、床部
材14の該内側部領域は一定の厚さを有している。床部
材14の該周縁部の下面及び該内側部領域の下面は、そ
れぞれ床部材14の上面に平行な平面上に位置付けられ
ている。床部材14の、該長手方向の両端面及び該幅方
向の両側面は、それぞれ床部材14の上面に対して直角
に延在するよう形成されている。床部材14の周縁部の
幅は床部材14の上面に向かって徐々に広くなるよう、
その内側面が傾斜している。床部材14の上面における
4つの角部には、それぞれ複数の(実施形態においては
4個の)袋ナット75(図18及び図23参照)が埋設
されている。これらの袋ナット75が形成された4つの
角部は、後述するフェンス80が分離自在に取り付けら
れるフェンス取付部を構成すると共に、図示しないアイ
ボルトを分離自在に装着することによって、斜路組立要
素6をクレーン等の吊り上げ機械により吊り上げること
を容易に可能にする。この機能は、現場における斜路組
立要素6の斜路の勾配の設定作業、斜路組立要素6の設
置作業、撤去作業等を容易にするものである。なお、こ
のような機能を有するフェンス取付部は、他の斜路組立
要素8、10及び12の床部材14及び62の各々にも
同様に形成されている。
該長手方向一端部(図1〜図3において左端部)におい
て、該幅方向に間隔をおいて床部材14から下方に延び
るよう配置されかつ上端部が床部材14に該幅方向に水
平に延在する軸線まわりに相対回動自在にかつ分離自在
に連結されている。一端部支柱16の各々の下端部には
一端部支柱16の軸方向長さを調整しうる長さ調整手段
が配設されている。実施形態において、一端部支柱16
は2個配設されている。すなわち片方の一端部支柱16
は、床部材14の、該長手方向一端部における該幅方向
一側部(図1及び図3において手前側角部、図2におい
て下側角部)において、床部材14の下面側から下方に
延びるよう配置され、また他方の一端部支柱16は、床
部材14の、該長手方向一端部における該幅方向他側部
(図1及び図3において奥側角部、図2において上側角
部)において、床部材14の下面側から下方に延びるよ
う配置されている。一端部支柱16の各々の構成及び床
部材14に対する連結形態は、相互に実質上同一であ
り、したがって、以下、それらを代表して、片方の一端
部支柱16の構成及び床部材14に対する連結形態につ
いて説明する。
柱16は、上端部が床部材14に該軸線まわりに相対回
動自在にかつ分離自在に連結された一端部支柱本体20
を備えている。一端部支柱本体20は、横断面がほぼ正
方形をなす中空角材である角パイプから構成され、その
上端にはほぼ正方形をなす端板21が該上端を閉塞する
ように固着されている。端板21の上面には、相互に間
隔をおいて上方に延び出す一対のフランジ22が固着さ
れている。フランジ22の各々には相互に共通の軸線を
有する貫通孔22aが形成されている。一端部支柱本体
20の下端部内には、円筒部の内周面に雌ねじ部が配設
されかつ下端に環状フランジが形成された被支持部材2
4が装着されている。被支持部材24は、その環状フラ
ンジが一端部支柱本体20の下端に当接されて一端部支
柱本体20に固着されている。一端部支柱本体20の下
端部には、載置用ベース部材26が装着されている。載
置用ベース部材26は、地面等の表面に載置される載置
板28であって、ほぼ矩形状をなす平坦な載置板28
と、載置板28の上面から直立するよう載置板28に固
着された支持ロッド部材30とを含んでいる。支持ロッ
ド部材30の外周面には雄ねじ部が配設されている。載
置用ベース部材26の支持ロッド部材30の雄ねじ部が
一端部支柱本体20の被支持部材24の雌ねじ部にねじ
係合させられることにより、載置用ベース部材26は一
端部支柱本体20の下端部に分離自在に装着される。載
置用ベース部材26を一端部支柱本体20に対して相対
回転させることにより一端部支柱16の軸方向長さ(高
さ)を容易且つ確実に調整する(変える)ことができ
る。一端部支柱本体20の被支持部材24の雌ねじ部と
載置用ベース部材26とは、一端部支柱16の下端部に
配設された、一端部支柱16の軸方向長さを調整しうる
長さ調整手段を構成する。一端部支柱16の軸方向長さ
の調整は、床部材14を一端部支柱16と共に吊り上げ
た状態で、載置用ベース部材26を一端部支柱本体20
に対して相対回転させることにより容易かつ確実に遂行
される。後述する他の支柱の長さの調整も同様にして遂
行することができるので、斜路組立要素の各々における
勾配の調整作業は容易である。上記長さ調整手段の一部
を構成する載置用ベース部材26は、例えば鋼板から形
成することができる載置板28から構成されているが、
これに代えて、鋳造品である載置ブロック体から構成す
る他の実施形態もある。この実施形態の場合、支持ロッ
ド部材30の下端部は、載置ブロック体に一体に鋳込ま
れることにより固着される。
該幅方向一側部の下面(周縁部の下面)、換言すれば床
部材14の、該長手方向一端部における該幅方向の片側
角部の下面には、4個の袋ナット14a(図3において
はそのうちの2個のみが示されている)が相互に間隔を
おいて埋設されている。4個の袋ナット14aが形成さ
れた床部材14の該片側角部の下面は、連結部材32の
装着部をなし、そして連結部材32が装着されている。
連結部材32は、矩形状の基板34と、基板34の下面
から相互に間隔をおいて下方に延び出す一対のフランジ
36とから構成されている。フランジ36の各々には相
互に共通の軸線を有する貫通孔36aが形成されてい
る。基板34には4個の取付孔34aが相互に間隔をお
いて形成されている。取付孔34aの各々は長孔から構
成されている。連結部材32は、基板34の取付孔34
aの各々が上記袋ナット14aの各々に整合して位置付
けられ、ボルト37により締結されることにより、床部
材14の該片側角部の下面に分離自在に装着される。基
板34の取付孔34aの各々の長軸は相互に該長手方向
に延在するよう位置付けられるので、連結部材32は床
部材14に対し、該長手方向に位置調整自在に取り付け
られる。連結部材32が床部材14に装着された状態に
おいて、フランジ36の各々の貫通孔36aの軸線は、
該幅方向に水平に延在するよう位置付けられる。床部材
14に取り付けられた連結部材32のフランジ36の各
々と、一端部支柱16のフランジ22の各々とは、各々
の貫通孔36a及び22aが共通の軸線上に位置付けら
れるように相互に重合されると共に貫通孔36a及び2
2aの各々に挿入された連結ピンである連結ボルト38
及びナットを介して相互に相対回動自在にかつ分離自在
に連結される。床部材14の該片側角部は片方の一端部
支柱16を介して地面G上に高さ調整自在に支持され
る。上記と同じとおりにして、床部材14の他側角部
も、他方の一端部支柱16を介して地面G上に高さ調整
自在に支持される。
18は、床部材14の、該長手方向他端部(図1〜図3
において右端部)において、該幅方向に間隔をおいて床
部材14から下方に延びるよう配置されかつ上端部が床
部材14に該幅方向に水平に延在する軸線まわりに相対
回動自在にかつ分離自在に連結されている。他端部支柱
18の下端部には他端部支柱18の軸方向長さを調整し
うる長さ調整手段が配設されている。実施形態におい
て、他端部支柱18は2個配設されている。すなわち片
方の他端部支柱18は、床部材14の、該長手方向他端
部における該幅方向一側部において、床部材14の下面
側から下方に延びるよう配置され、また他方の他端部支
柱18は、床部材14の、該長手方向他端部における該
幅方向他側部において、床部材14の下面側から下方に
延びるよう配置されている。他端部支柱18の各々は、
各々の全長が長い点を除き、先に説明した一端部支柱1
6と実質上同じ構成を有しているので、説明は省略す
る。床部材14の該長手方向他端部における両角部の下
面側に連結された他端部支柱18の各々は、一方の連結
体42(図5参照)及び連結ピンである連結ボルト46
及びナットを介して床部材14に相対回動自在にかつ分
離自在に連結されるが、これについては後述する。
隣接して配置された勾配調整可能な斜路組立要素8は、
床部材14と、複数の一端部支柱(18)と、複数の他
端部支柱40とを備えている。床部材14は、上記斜路
組立要素6の床部材14と実質上同じ構成を有してお
り、説明は省略する。一端部支柱(18)の各々は、床
部材14の、該長手方向一端部において、該幅方向に間
隔をおいて床部材14から下方に延びるよう配置されか
つ上端部が床部材14に該幅方向に水平に延在する軸線
まわりに相対回動自在にかつ分離自在に連結されてい
る。一端部支柱(18)の各々は、斜路組立要素6の他
端部支柱18の各々を共用することにより構成されてい
る。更に具体的に説明すると、斜路組立要素8の床部材
14の、該長手方向一端部における該幅方向両側部の下
面側は、斜路組立要素6の該他端部支柱18の各々の上
端部に、他端部支柱18の各々と共通の該軸線まわりに
相対回動自在にかつ分離自在に連結されている。すなわ
ち床部材14の、該長手方向一端部における該幅方向両
側部の下面側は、それぞれ、他方の連結体44(図5参
照)及び連結ピンである連結ボルト46及びナットを介
して対応する他端部支柱18に相対回動自在にかつ分離
自在に連結されている。これについては後述する。上記
説明から明らかなように、斜路組立要素6の一端部支柱
(18)の各々は、斜路組立要素6の該他端部支柱18
の各々を共用することで、それら自体を独立して配設す
ることが回避され、部品点数が低減されている。
該長手方向他端部において、該幅方向に間隔をおいて床
部材14から下方に延びるよう配置されかつ上端部が床
部材14に該幅方向に水平に延在する軸線まわりに相対
回動自在にかつ分離自在に連結されている。他端部支柱
40の下端部には他端部支柱40の軸方向長さを調整し
うる長さ調整手段が配設されている。実施形態におい
て、他端部支柱40は2個配設されている。すなわち片
方の他端部支柱40は、床部材14の、該長手方向他端
部における該幅方向一側部において、床部材14の下面
側から下方に延びるよう配置され、また他方の他端部支
柱40は、床部材14の、該長手方向他端部における該
幅方向他側部において、床部材14の下面側から下方に
延びるよう配置されている。他端部支柱40の各々は、
各々の全長が長い点を除き、先に説明した一端部支柱1
6及び他端部支柱18と実質上同じ構成を有しているの
で、説明は省略する。他端部支柱40の各々は、図5に
示されていると実質上同じ構成を有する一方の連結体4
2及び連結ピンである連結ボルト46及びナットを介し
て床部材14に相対回動自在にかつ分離自在に連結され
るが、これについては後述する。
要素6の床部材14の、該長手方向他端部における該幅
方向両側部の下面(周縁部の下面)、換言すれば、床部
材14の、該長手方向他端部における該幅方向の両側角
部の下面には、それぞれ4個の袋ナット14a(図5及
び図6においてはそのうちの2個のみが示されている)
が相互に間隔をおいて埋設されている。4個の袋ナット
14aが形成された床部材14の両側角部の下面は、そ
れぞれ一方の連結体42の装着部をなし、そしてそれぞ
れ一方の連結体42が装着されている。また斜路組立要
素8の床部材14の、該長手方向一端部における該幅方
向両側部の下面(周縁部の下面)、換言すれば、床部材
14の、該長手方向一端部における該幅方向の両側角部
の下面には、それぞれ4個の袋ナット14a(図5にお
いてはそのうちの2個のみが示されている)が相互に間
隔をおいて埋設されている。4個の袋ナット14aが形
成された床部材14の該両側角部の下面は、それぞれ他
方の連結体44の装着部をなし、そしてそれぞれ他方の
連結体44が装着されている。斜路組立要素6の床部材
14の、該長手方向他端部における該幅方向の両側角部
と、斜路組立要素8の床部材14の、該長手方向一端部
における該幅方向の両側角部とは、一方の連結体42、
他方の連結体44及び連結ボルト46及びナットを介し
て対応する他端部支柱18に連結されている。他端部支
柱18の各々と、斜路組立要素6及び8の床部材14の
各々との連結機構は、床部材14の各々の該幅方向の片
側角部と他側角部とにおいて実質上同じであるので、以
下、それらを代表して、片側の他端部支柱18と、床部
材14の各々の該幅方向の片側角部との連結機構につい
て説明する。
2は、矩形状の平坦な基板48と、基板48の幅方向両
側部の下面から相互に間隔をおいて平行に下方に直角に
延び出し、かつ下端部において該長手方向の他方(図5
において右方)に向かって延び出す一対のフランジ50
が配設されている。フランジ50の各々の、該長手方向
の他方側のほぼ上半分である上端部における端面は、基
板48の該長手方向の他方側の端面と実質上共通の面上
に位置付けられ、フランジ50の各々の、該長手方向の
他方側のほぼ下半分である下端部における端面は、該共
通の面から該長手方向の他方側に突出する半円弧形状を
なしている。フランジ50の各々の下端面は、半円弧形
状の下面から基板48の該長手方向の一方(図5におい
て左方)の端部の下面まで直線状に延びる傾斜面により
形成されている。フランジ50の各々の、該長手方向の
他方側の端部における上端部の内側間には矩形状の連結
板52が固着されている。連結板52の、該長手方向の
他方側の表面(外側面)は、該共通の面上に位置付けら
れている。フランジ50の各々の下端部には相互に共通
の軸線を有する貫通孔50aが形成されている。貫通孔
50aの各々の軸心は、フランジ50の各々の半円弧形
状面と実質上共通の軸心を有するよう配置されている。
基板48には4個の取付孔48aが相互に間隔をおいて
形成されている。取付孔48aの各々は長孔から構成さ
れている。連結板52の中央部には貫通孔52aが形成
されている。
て、上記した一方の連結体42とほぼ対称形状をなす他
方の連結体44は、矩形状の平坦な基板54と、基板5
4の幅方向両側部の下面から相互に間隔をおいて平行に
下方に直角に延び出し、かつ下端部において該長手方向
の一方(図5において左方)に向かって延び出す一対の
フランジ56が配設されている。フランジ56の各々
の、該長手方向の一方側のほぼ上半分である上端部にお
ける端面は、基板54の該長手方向の一方側の端面と実
質上共通の面上に位置付けられ、フランジ56の各々
の、該長手方向の一方側のほぼ下半分である下端部にお
ける端面は、該共通の面から該長手方向の一方側に突出
する半円弧形状をなしている。フランジ56の各々の下
端面は、半円弧形状の下面から基板54の該長手方向の
他方(図5において右方)の端部の下面まで直線状に延
びる傾斜面により形成されている。フランジ56の各々
の、該長手方向の一方側の端部における上端部の内側間
には矩形状の連結板58が固着されている。連結板58
の、該長手方向の一方側の表面(外側面)は、該共通の
面上に位置付けられている。フランジ56の各々の下端
部には相互に共通の軸線を有する貫通孔56aが形成さ
れている。貫通孔56aの各々の軸心は、フランジ56
の各々の半円弧形状面と実質上共通の軸心を有するよう
配置されている。基板54には4個の取付孔54aが相
互に間隔をおいて形成されている。取付孔54aの各々
は長孔から構成されている。連結板58の中央部には貫
通孔58aが形成されている。他方の連結体44のフラ
ンジ56の各々の内側間の間隔は、一方の連結体42の
フランジ50の各々の外側間の間隔よりもわずかに広く
形成されている。また、他端部支柱18のフランジ22
の各々の外側間の間隔は、一方の連結体42のフランジ
50の各々の内側間の間隔よりもわずかに狭く形成され
ている。
は、基板48の取付孔48aの各々が、斜路組立要素6
の床部材14の該長手方向他端部における該幅方向の片
側角部に形成された袋ナット14aに整合して位置付け
られ、ボルト37により締結されることにより、該床部
材14の該片側角部の下面に分離自在に装着される。基
板48の取付孔48aの各々の長軸は相互に該長手方向
に延在するよう位置付けられるので、一方の連結体42
は該床部材14に対し、該長手方向に位置調整自在に取
り付けられる。他方の連結体44は、基板54の取付孔
54aの各々が、斜路組立要素8の床部材14の該長手
方向一端部における該幅方向の片側角部に形成された袋
ナット14aに整合して位置付けられ、ボルト37によ
り締結されることにより、該床部材14の該片側角部の
下面に分離自在に装着される。基板54の取付孔54a
の各々の長軸は相互に該長手方向に延在するよう位置付
けられるので、他方の連結体44は該床部材14に対
し、該長手方向に位置調整自在に取り付けられる。一方
の連結体42のフランジ50の各々の下端部と、他方の
連結体44のフランジ56の各々の下端部と、斜路組立
要素6の片側の他端部支柱18のフランジ22の各々と
は、各々の貫通孔50a、56a及び22aが共通の軸
線上に位置付けられるように相互に重合され、貫通孔5
0a、56a及び22aには連結ピンであるボルト46
が挿入されてナットにより締結される。これらは相互に
相対回動自在にかつ分離自在に連結される。他側の他端
部支柱18と、斜路組立要素6の床部材14の該長手方
向他端部における該幅方向の他側角部及び斜路組立要素
8の床部材14の該長手方向一端部における該幅方向の
他側角部との連結も、実質上同じ連結機構によって実質
上同じとおりにして遂行される。斜路組立要素8の一端
部支柱の各々は、斜路組立要素6の他端部支柱18の各
々を共用するよう構成され、したがって斜路組立要素6
の他端部支柱18の各々は、斜路組立要素8の一端部支
柱(18)の各々であるといえる。
び斜路組立要素6と8との間の共通の他端部支柱18の
各々の長さ調整手段によって、一端部支柱16の各々及
び該他端部支柱18の各々の長さを調整することによ
り、斜路組立要素6の床部材14の勾配が所定値に設定
される。そして、斜路組立要素8の他端部支柱40の各
々の長さ調整手段によって、他端部支柱40の各々の長
さを調整することにより斜路組立要素8の床部材14の
勾配が所定値に設定される。逆に、斜路組立要素8の一
端部支柱である、斜路組立要素6の他端部支柱18の各
々及び他端部支柱40の各々の長さ調整手段によって、
斜路組立要素8の一端部支柱である、斜路組立要素6の
他端部支柱18の各々及び他端部支柱40の各々の長さ
を調整することにより、斜路組立要素8の床部材14の
勾配を所定値に設定した後、斜路組立要素6の一端部支
柱16の各々の長さ調整手段によって、一端部支柱16
の各々の長さを調整することにより、斜路組立要素6の
床部材14の勾配を所定値に設定することもできる。
素6の床部材14の上面の勾配及び斜路組立要素8の床
部材14の上面の勾配は、それぞれ23%に規定されて
いる。また、斜路組立要素6及び8の床部材14の上面
間、及び斜路組立要素6の床部材14の上面と斜路組立
要素4の斜路部4aの上面との間は、それぞれ、車両の
走行には支障のない、僅かな隙間が存在するものの、実
質上、相互に連続して延在するよう位置付けられる。
床部材14の上面の勾配、したがって斜路組立体の斜路
の勾配の調整を設置現場において容易かつ確実に遂行す
ることを可能にするものである。したがって、従来にお
けるように、勾配が異なる毎に、それに対応した勾配を
有する斜路部を備えた斜路組立ブロックを製造して対応
する必要がなくなるので、斜路組立要素の種類を低減す
ることを可能にし、その結果、生産効率を向上させ、ま
た製造コストを低減することができる。また一つの斜路
組立要素、例えば斜路組立要素6を、組立及び分解が容
易な複数の部材(実施形態においては、床部材14、一
端部支柱16、他端部支柱18等)から構成し、しかも
一端部支柱16及び他端部支柱18の各々は、パイプ等
の鋼材から構成することができると共に最少で2個づつ
でよく、従来におけるように、全体をコンクリートによ
り形成する必要がないので、斜路組立要素6全体を軽量
化することを可能にする。その結果、現場における設置
作業を容易にし、また輸送及び保管を容易にして輸送及
び保管コストを低減することができる。また、現場にお
ける設置作業(組立作業)及び分解撤去作業を容易かつ
迅速に遂行することを可能にし、その結果、設置期間及
び分解撤去期間を著しく短縮でき、トータルコストを大
幅に低減することができる。上記一端部支柱16及び他
端部支柱18はそれぞれ2個配設されているが、斜路の
幅によっては、それぞれ3個以上配設する他の実施形態
もある。このことは、他の斜路組立要素10及び12に
ついても同じである。
一端部支柱の各々は、斜路組立要素6の他端部支柱18
の各々を共用するよう構成されているが、逆に、斜路組
立要素6の他端部支柱18の各々が、斜路組立要素8の
一端部支柱の各々を共用するよう構成されている、とも
いえる。いずれにしても、斜路組立要素6及び8におけ
る床部材14の相互に隣接する端部の支柱を、それぞれ
独立して配設するのではなく、相互に共用するよう構成
されているので、部品点数が低減され、組立及び分解が
容易となる。その結果、現場における設置作業(組立作
業)及び分解撤去作業を容易かつ迅速に遂行することを
可能にし、設置期間及び分解撤去期間を著しく短縮し、
トータルコストを大幅に低減することに寄与するもので
ある。
の上面が実質上同一平面上に位置付けられた状態におい
て、該床部材14の各々の、該長手方向の端面、一方の
連結体42及び他方の連結体44の各々の基板48及び
54の端面及び連結板52及び58の外側面は、相互に
実質上密着して又は隙間をおいて対向するよう位置付け
られる。また、該状態において、一方の連結体42及び
他方の連結体44の各々のフランジ50及び56の貫通
孔50a及び56aを通る共通の軸線は、該軸線方向に
見て、該床部材14の各々の、、相互に対向する端面間
の中央を通る仮想直線上に位置付けられている。斜路組
立要素6及び8の床部材14の各々の上面が実質上同一
平面上に位置付けられた状態において、上記面の各々が
相互に実質上密着して対向するよう位置付けられるよう
構成された場合には、斜路組立要素6及び8の床部材1
4の各々を、床部材14の各々の該長手方向の端面が相
互に接近する方向へ該軸線まわりに相対回動させること
は実質上できないが、床部材14の各々の該長手方向の
端面が相互に離れる方向へ該軸線まわりに相対回動させ
ることができるので、床部材14の各々の上面が両者の
境界に向かって上方に傾斜して該上面間に鈍角が形成さ
れるような形態の勾配を、斜路組立要素6及び8との間
に形成することができる。床部材14の各々の、相互に
対向する端面間には、該軸線方向に見て、上方の隙間が
下方よりも広い形態の楔形の隙間が形成される。図示の
実施形態における斜路組立要素6及び8においては、斜
路組立要素6及び8の床部材14の各々の上面が実質上
同一平面上に位置付けられた状態において、上記面の各
々が相互に実質上密着して対向するよう位置付けられる
よう構成されている。
の各々の上面が実質上同一平面上に位置付けられた状態
において、上記面の各々が相互に所定の隙間をおいて対
向するよう位置付けられるよう構成された場合には(図
14参照)、斜路組立要素6及び8の床部材14の各々
を、床部材14の各々の該長手方向の端面が相互に接近
する方向へ該軸線まわりに相対回動させることができる
と共に、床部材14の各々の該長手方向の端面が相互に
離れる方向へ該軸線まわりに相対回動させることもでき
るので、床部材14の各々の上面が両者の境界に向かっ
て上方に傾斜して該上面間に鈍角が形成されるような上
記形態の勾配及び、床部材14の各々の上面が両者の境
界に向かって下方に傾斜して該上面間に鈍角が形成され
るような形態の勾配を、斜路組立要素6及び8との間に
形成することができる。床部材14の各々の上面が両者
の境界に向かって下方に傾斜して該上面間に鈍角が形成
されるような形態の勾配が形成された状態においては、
床部材14の各々の、相互に対向する端面間には、該軸
線方向に見て、下方の隙間が上方よりも広い形態の楔形
の隙間が形成される。図14から容易に理解されるよう
に、床部材14の各々の、相互に対向する端面間に上記
2種類の隙間が形成されるような構成は、連結体42及
び44のフランジ50及び56の各々の下端部の突出量
を、図5に示される実施形態におけるよりも適宜に増大
させることにより、容易に形成することができる。
値に設定された状態で、一方の連結体42の各々及び他
方の連結体44の各々の連結板52及び58の外側面
は、相互に実質上密着して又は隙間をおいて対向するよ
う位置付けられる。この状態で、一方の連結体42の各
々及び他方の連結体44の各々は、連結板52及び58
の各々の貫通孔52a及び58aに挿入された連結ピン
であるボルト59及びナットを介して相互に分離自在に
連結される。連結板52及び58の各々の貫通孔52a
及び58aは、斜路組立要素6及び8の床部材14の上
面が実質上同一平面上に位置付けられた状態において
(図1、図5及び図14参照)、該長手方向に実質上共
通の軸線を有するように位置付けられるよう構成されて
いる。しかしながら、斜路組立要素6及び8の床部材1
4の上面の勾配が互いに相違する場合には、連結板52
及び58の外側面は、相互に平行ではなく傾斜して対向
するよう位置付けられ、相互に対向する貫通孔52a及
び58aの軸線も相互に傾斜させられるが、ボルト59
の直径に対して貫通孔52a及び58aの直径を大きく
規定しておくことによって、連結板52及び58の各々
をボルト59及びナットを介して相互に分離自在に連結
することは可能である(連結板52及び58の各々は、
各々の外側面間に該幅方向から見て楔形の隙間が形成さ
れた状態で連結される)。
体においては、斜路組立要素8に対し、該長手方向に隣
接して斜路組立要素10が配置されている。そして、斜
路組立要素10と立体駐車場100の一部との間には、
斜路組立要素12が配置されている。斜路組立要素10
は、床部材14と、床部材14の該長手方向一端部に連
結された複数の(実施形態においては2個の)一端部支
柱(40)と、床部材14の該長手方向他端部に連結さ
れた複数の(実施形態においては2個の)他端部支柱6
0とを備えている。斜路組立要素10の一端部支柱(4
0)は、斜路組立要素8の他端部支柱40を共用するよ
う構成されている。斜路組立要素8の他端部支柱40と
斜路組立要素8及び10の床部材14との連結機構は、
先に詳細に説明した斜路組立要素6の他端部支柱18と
斜路組立要素6及び8の床部材14との連結機構と実質
上同じであり、説明は省略する。他端部支柱60の各々
は、各々の全長が長い点を除き、先に説明した一端部支
柱16と実質上同じ構成を有しているので、説明は省略
する。上記実施形態において、斜路組立要素10の床部
材14の上面の勾配は20%に規定されている。また、
斜路組立要素10の床部材14の上面と斜路組立要素8
の床部材14の上面との間は、車両の走行には支障のな
い、僅かな隙間が存在するものの、実質上、相互に連続
して延在するよう位置付けられる。
て、斜路組立要素12は、床部材62と、床部材62の
該長手方向一端部に連結された複数の(実施形態におい
ては2個の)一端部支柱(60)とを備えている。鉄筋
を内蔵するコンクリートパネルパネルから形成されてい
る床部材62は、その該長手方向他端面から該長手方向
の他方側に一定の幅だけ延び出すオーバハング部62a
が形成されており、それ以外の床部材62の基本的構成
は、先に述べた床部材14と実質上同じであるので、説
明は省略する。オーバハング部62aの上面は、床部材
62の本体部の上面と連続するよう形成されているが、
その厚さは周縁部の厚さよりも薄く形成されている。オ
ーバハング部62aは、床部材62の本体部に対し所定
の角度だけ下方に傾斜するよう形成され、したがって、
オーバハング部62aの上面は、床部材62の本体部の
上面に対し所定の角度だけ下方に傾斜するよう形成され
ている。斜路組立要素12の一端部支柱(60)は、斜
路組立要素10の他端部支柱60を共用するよう構成さ
れている。斜路組立要素10の他端部支柱60と斜路組
立要素10の床部材14及び斜路組立要素12の床部材
62との連結機構は、先に詳細に説明した斜路組立要素
6の他端部支柱18と斜路組立要素6及び8の床部材1
4との連結機構と実質上同じであり、説明は省略する。
間隔をおいて一対の支柱102(図1、図15及び図1
6においてはそのうちの1個のみが示されている)が配
設されている。支柱102の各々の下端部には、支柱1
02の各々の長さ調整手段が設けられている。長さ調整
手段の各々は、斜路組立体の一端部支柱16の長さ調整
手段と実質上同じである。該長さ調整手段によって支柱
102の各々の長さが所定値に設定されている。支柱1
02の上端部間には梁部材104が配設されている。支
柱102の各々の上端面と梁部材104の上端面とは同
一平面上に位置付けられて、立体駐車場100の一部の
上縁面を規定している。支柱102の各々の本体部及び
頭部は横断面がほぼ正方形をなす中空角材である角パイ
プから構成され、支柱102の各々の頭部における該長
手方向の他端面には、支持ブラケット106が装着され
ている。支持ブラケット106の各々は、矩形状の平坦
な支持板108と、支持板108の下面から下方に延び
出すよう該下面に固着された補強板110とを備えてい
る。補強板110の各々はほぼ三角形状をなしている。
支持板108には複数の(実施形態においては4個の)
長孔108aが相互に間隔をおいて形成されている。長
孔108aの各々の長軸は該長手方向に延在するよう配
置される。支持ブラケット106の各々の、支持板10
8及び補強板110における、該長手方向他端面は、対
応する支柱102の頭部の該長手方向一端面に溶着され
ている。
ハング部62aの下面が、立体駐車場100の一部の該
上縁面上に載置され、また床部材62の、該長手方向の
他端部の下面における該幅方向の両側角部が、対応する
支持ブラケット106の支持板108上に載置される。
床部材62の該両側角部の袋ナット14aの各々は、応
する支持ブラケット106の支持板108の長孔108
aの各々に整合して位置付けられる。床部材62の、該
長手方向の他端部の下面における該幅方向の両側角部
は、複数のボルト37によって分離自在に連結される。
支持ブラケット106の支持板108に形成された長孔
108aの各々の存在に起因して、床部材62は支持ブ
ラケット106の各々に対し、該長手方向位置調整自在
に装着される。上記実施形態において、斜路組立要素1
2の床部材62の上面の勾配は13%に規定されてい
る。また、斜路組立要素12の床部材62の上面と斜路
組立要素10の床部材14の上面との間は、車両の走行
には支障のない、僅かな隙間が存在するものの、実質
上、相互に連続して延在するよう位置付けられる。支持
ブラケット106の各々の支持板108の上面は、該勾
配に整合する傾斜面となるように予め設定されている。
床部材62のオーバハング部62aの上面は、水平面と
一致するよう位置付けられる。立体駐車場100の上面
には、複数の床部材112が配設され、オーバハング部
62aの上面は、床部材112の水平上面と一致するよ
う位置付けられる。
ては、説明の便宜上、上記斜路組立体を、立体駐車場1
00から最も離れかつ最も高さの低い斜路組立要素2か
ら、斜路組立要素4、6、8、10及び12の順に説明
したが、上記斜路組立体の実際の設置は、立体駐車場1
00の最も近くに配置されかつ最も高さの高い斜路組立
要素12から、斜路組立要素10、8、6、4及び2の
順に設置される。例えば、最初は、床部材62と一端部
支柱(60)の各々とからなる斜路組立要素12をクレ
ーン等の吊り上げ機械を利用して吊り上げ、一端部支柱
(60)の各々の長さ(高さ)を長さ調整手段の各々に
より規定した後、予定の位置に下降させて設置する。次
いで、床部材14と一端部支柱(40)の各々とからな
る斜路組立要素10を吊り上げ、一端部支柱(40)の
各々の長さを長さ調整手段の各々により規定した後、所
定の位置に下降させて設置する。同様にして、斜路組立
要素8、斜路組立要素6の順に設置する。次いで、斜路
組立要素4、斜路組立要素2の順に設置する。斜路組立
要素6と斜路組立要素4とは、斜路組立要素6の床部材
14及び斜路組立要素4の斜路部4aの上面角部に形成
された上記袋ナットを利用して、両者の該幅方向両端部
の上面間に矩形状の連結プレートを掛け渡し、ボルトに
より締結することにより、分離自在に連結される。斜路
組立要素6〜12はそれぞれ、吊り上げた状態にするこ
とにより、上記各支柱の長さの調整(したがって上記勾
配の調整)を含む設置作業、及び分解撤去作業を容易か
つ迅速に遂行することができ、実用上有用である。な
お、上記斜路組立体の斜路は、全てコンクリート製であ
るので、車両の走行による騒音を最小限に抑えることが
できるので、環境上好ましい。
立要素6において、一端部支柱16及び他端部支柱18
の各々と床部材14の下面側との間は、実質上斜路の長
手方向に上下方向斜めに延在する、軸方向長さ調整自在
のブレース手段63により分離自在に連結されている。
ブレース手段63の各々の構成、ブレース手段63の各
々と一端部支柱16の各々及び床部材14の下面側との
連結機構、及びブレース手段63の各々と他端部支柱1
8の各々及び床部材14の下面側との連結機構はそれぞ
れ実質上同じであり、以下、それらを代表して一つの例
について説明する。ブレース手段63は、比較的短い大
径の円筒部材64と、比較的長い小径の円筒部材65と
を備えている。円筒部材64の閉塞された一端には、フ
ランジ64aが該一端から軸方向に延び出すよう形成さ
れている。フランジ64aには貫通孔が形成されてい
る。円筒部材64の他端は開放され、円筒部材64の内
周面には雌ねじが形成されている。図17に示されてい
るように、円筒部材65の閉塞された一端には、フラン
ジ65aが該一端から軸方向に延び出すよう形成されて
いる。フランジ65aには貫通孔が形成されている。円
筒部材65の他端部の外周面には雄ねじが形成されてい
る。円筒部材65の雄ねじが円筒部材64の雌ねじに係
合されることにより、軸方向長さ調整自在のブレース手
段63が構成される。なお、円筒部材65の雄ねじには
ロックナット66が係合されている。
16の、該長手方向の他方側の外側面には、該幅方向に
隙間をおいて対向する一対の連結フランジ67が固着さ
れている。連結フランジ67の各々には、該幅方向に水
平に延在する共通の軸線を有する貫通孔が形成されてい
る。床部材14の該長手方向中央部であって該幅方向の
片側部の下面には、4個の袋ナット14aが形成され
(図3においてはそのうちの2個のみが示されてい
る)、連結部材68が配設されている。連結部材68
は、ほぼ矩形状の基板68Aと、基板68Aの下面から
相互に隙間をおいて下方に延び出す一対のフランジ68
Bとを備えている。基板68Aには、4個の長孔68a
が相互に間隔をおいて形成されている。フランジ68B
の各々は比較的細長い矩形状をなし、各々の長手方向両
端部には貫通孔68bが形成されている。連結部材68
は、基板68Aの長孔68aの各々が該袋ナット14a
に整合されて位置付けられ、ボルト37により分離自在
に装着される。基板68Aの長孔68aの各々は該長手
方向に延在するよう位置付けられ、連結部材68は、該
長手方向の位置調整自在に装着される。ブレース手段6
3は、円筒部材64のフランジ64aが一端部支柱16
の一対の連結フランジ67に連結ボルト69及びナット
により分離自在に連結され、円筒部材65のフランジ6
5aが連結部材68のフランジ68Bの一端部側の貫通
孔68bを介して連結ボルト69及びナットにより分離
自在に連結される。なお、他の斜路組立要素8、10及
び12においても実質上同じ構成を有するブレース手段
63が実質上同じ形態で配設されている。
8及び斜路組立要素10において、斜路組立要素8の他
端部支柱40兼、斜路組立要素10の一端部支柱(4
0)〔以下、単に一端部支柱(40)と称する〕の各々
と床部材14の下面側との間は、実質上斜路の幅方向に
上下方向斜めに延在する、軸方向長さ調整自在のブレー
ス手段70により分離自在に連結されている。ブレース
手段70の各々の構成、ブレース手段70の各々と一端
部支柱(40)の各々及び床部材14の下面側との連結
機構、及びブレース手段70の各々と他端部支柱(6
0)の各々及び床部材14の下面側との連結機構はそれ
ぞれ実質上同じであり、以下、それらを代表して一つの
例について説明する。ブレース手段70の構成は、先に
詳細に説明したブレース手段63と実質上同じであり、
説明は省略する。
(40)の、該幅手方向の内側面には、先の実施形態に
おけると実質上同じ構成を有する一対の連結フランジ6
7が固着されている。斜路組立要素8の床部材14の該
長手方向他端部であって該幅方向の片側部近傍位置の下
面及び斜路組立要素10の床部材14の該長手方向一端
部であって該幅方向の片側部近傍位置の下面には、それ
ぞれ4個の袋ナット14aが形成され、それぞれに相互
に実質上同じ構成を有する連結部材72が配設されてい
る。連結部材72は、ほぼ矩形状の平坦な基板部73
と、基板部73の一端から下方に直角に延び出すフラン
ジ部74とを備えている。基板部73には、4個の長孔
73aが相互に間隔をおいて形成されている。フランジ
部74の各々は比較的細長い矩形状をなし、各々の長手
方向両端部には貫通孔74aが形成されている。一方の
連結部材72は、基板部73の長孔73aの各々が斜路
組立要素8の床部材14の該袋ナット14aに整合され
て位置付けられ、ボルト37により分離自在に装着され
る。他方の連結部材72は、基板部73の長孔73aの
各々が斜路組立要素10の床部材14の該袋ナット14
aに整合されて位置付けられ、ボルト37により分離自
在に装着される。連結部材72の各々のフランジ部74
は相互に隙間をおいて対向するよう位置付けられる。基
板部73の各々の長孔73aの各々は該長手方向に延在
するよう位置付けられ、連結部材72の各々は、該長手
方向の位置調整自在に装着される。ブレース手段70
は、円筒部材64のフランジ64aが一端部支柱(4
0)の一対の連結フランジ67に連結ボルト69及びナ
ットにより分離自在に連結され、円筒部材65のフラン
ジ65aが連結部材72の各々の相互に対向するフラン
ジ部74間に位置付けられ、連結ボルト69及びナット
により分離自在に連結される。なお、他の斜路組立要素
6及び12においても実質上同じ構成を有するブレース
手段70が実質上同じ形態で配設されている。ブレース
手段63及び70の各々の存在により、斜路組立要素4
〜12の床部材14の各々及び62は、所定の勾配に保
持された状態で、対応する上記支柱16、18、40及
び60によって強固に、しかも安定して支持される。
て、先に述べたように、斜路組立要素4の斜路部4a、
斜路組立要素6、8及び10の床部材14、斜路組立要
素12の床部材62、の各々の上面における4つの角部
には、それぞれ複数の(実施形態においては4個の)袋
ナット75(図18及び図23において2個のみが示さ
れている)が埋設されている。これらの袋ナット75が
形成された4つの角部は、それぞれ、後述するフェンス
80が分離自在に取り付けられるフェンス取付部を構成
する。フェンス80の各々のは相互に実質上同じ構成を
有している。また、斜路部4a、床部材14の各々及び
床部材62に対する取り付け構造も実質上同じであるの
で、それらを代表して斜路組立要素6の床部材14に取
り付けられたフェンス80の構成及びその取付機構につ
いて説明する。
は、一対のフェンス80が床部材14の該幅方向の両側
縁に沿って斜路の長手方向に延在するよう分離自在に取
り付けられる。フェンス80の各々は、金属製パイプか
ら形成されると共に、相互に間隔をおいて平行に延在す
る一対の縦支柱部82と、縦支柱部82の各々の上端間
に延在して該上端間を一体に連結する上端横枠部84
と、縦支柱部82の各々間を上下方向に間隔をおいて延
在して縦支柱部82の各々に連結されている複数の(実
施形態においては2個の)中間横枠部材86と、縦支柱
部82の各々の下端に固着された取付板88とから構成
されている。取付板88の各々には、対応する角部の袋
ナット75に整合する複数の(実施形態においては4個
の)取付孔が形成されている。フェンス80の各々は、
取付板88の各々を介して対応する角部の袋ナット75
にボルト89により分離自在に連結されている。相互に
該長手方向に隙間をおいて隣接するフェンス80の縦支
柱部82の相互に対向する側には、上下方向に間隔をお
いて複数のフック部90が固着され、相互に対向するフ
ック部90の各々間には、複数の鎖90が分離自在に掛
け渡されている。なお、斜路組立要素4と6との間にお
けるフェンス取付部の各々間は、連結プレート3により
分離自在に連結されているので、当該部分のフェンス8
0は、連結プレート3の各々を介して該フェンス取付部
に取り付けられる。上記フェンス80の各々は、金属製
のパイプから形成されているので比較的軽量であり、ま
た、縦支柱部82の各々の下端に固着された取付板88
を介してボルト89により、斜路組立要素4の斜路部4
a、斜路組立要素6〜12の床部材14及び62の各々
の上面に分離自在に取り付けられるよう構成されている
ので、それぞれ、取付及び分離作業が容易である。
について説明したが、本発明は前記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々
の変形あるいは修正が可能である。例えば、上記実施形
態において、斜路組立体の勾配は、下方から順に、13
%、20%、23%、23%、22%及び13%と規定
されている。このような勾配は、車両の入庫及び出庫時
において、車両のバンパーあるいは腹部のこすりを防止
することを考慮して規定されているが、もちろんこれに
限定されるものではなく、斜路組立体の斜路の長さ等に
応じて適宜に設定されることはいうまでもない。また上
記実施形態において、相互に該長手方向に隣接する斜路
組立要素、例えば、斜路組立要素6と8との間におい
て、斜路組立要素6の床部材14は、一端部支柱16及
び他端部支柱18を備え、また斜路組立要素8の床部材
14は、斜路組立要素6の他端部支柱18を共用した一
端部支柱(18)及び他端部支柱40を備えているが、
斜路組立要素8の床部材14を、床部材14と、斜路組
立要素6の他端部支柱18とは独立した一端部支柱と、
他端部支柱40とにより構成する、他の実施形態も成立
する。斜路組立体のトータル部品点数及びコストメリッ
ト等において、上記実施形態には及ばないが、勾配の調
整が自在である等の基本的特徴は、上記実施形態と同じ
であり、先に述べたと同じ特徴ある作用効果を得ること
は可能である。
の勾配の調整を設置現場において容易かつ確実に遂行す
ることを可能にする。また、斜路組立要素の種類を低減
することを可能にし、その結果、生産効率を向上させ、
また製造コストを低減することができる。新規な斜路組
立体を提供することである。更にはまた、斜路組立要素
を組立及び分解が容易な複数の部材から構成し、しかも
斜路組立要素全体を軽量化することを可能にし、その結
果、現場における設置作業を容易にし、また輸送及び保
管を容易にして輸送及び保管コストを低減することがで
きる。更にはまた、現場における設置作業(組立作業)
及び分解撤去作業を容易かつ迅速に遂行することを可能
にし、その結果、設置期間及び分解撤去期間を著しく短
縮でき、トータルコストを大幅に低減することができ
る。更にはまた、吊り上げた状態にすることにより設置
作業及び分解撤去作業を容易かつ迅速に遂行することが
できる。
図。
て示す側面概略図。
解しかつ一部を断面で示す斜視拡大概略図。
結体を分解して示す斜視図。
示す図。
連結部材を分解しかつ拡大して示す斜視図。
路の長手方向の一方側から見た図。
の斜路組立要素の床部材の各々との連結部を、斜路の長
手方向に切断した断面図。
斜視図。
装着された状態を示す斜視図。
装着された状態を示す側面図。
着された状態を示す側面図。
Claims (11)
- 【請求項1】 複数の斜路組立要素を相互に分離自在に
連結することによって構成される斜路組立体において、 複数の斜路組立要素は、斜路の勾配を変えることができ
る勾配調整可能な斜路組立要素を含んでいる、ことを特
徴とする斜路組立体。 - 【請求項2】 勾配調整可能な斜路組立要素は、実質上
矩形状をなしかつ斜路の一部を構成する床部材と、床部
材の、斜路の長手方向一端部において、斜路の幅方向に
間隔をおいて床部材から下方に延びるよう配置されかつ
上端部が床部材に該幅方向に水平に延在する軸線まわり
に相対回動自在にかつ分離自在に連結された複数の一端
部支柱と、床部材の、斜路の長手方向他端部において、
斜路の幅方向に間隔をおいて床部材から下方に延びるよ
う配置されかつ上端部が床部材に該幅方向に水平に延在
する軸線まわりに相対回動自在にかつ分離自在に連結さ
れ複数の他端部支柱とを備え、一端部支柱の各々の下端
部には一端部支柱の各々の軸方向長さを調整しうる長さ
調整手段が配設され、他端部支柱の各々の下端部には他
端部支柱の各々の軸方向長さを調整しうる長さ調整手段
が配設され、一端部支柱及び他端部支柱の各々の長さ調
整手段によって一端部支柱及び他端部支柱の各々の長さ
を調整することにより床部材の勾配が所定値に設定され
る、請求項1記載の斜路組立体。 - 【請求項3】 斜路の長手方向に相互に隣接して配置さ
れた一対の勾配調整可能な斜路組立要素を備え、一方の
斜路組立要素は、実質上矩形状をなしかつ斜路の一部を
構成する床部材と、床部材の、斜路の長手方向一端部に
おいて、斜路の幅方向に間隔をおいて床部材から下方に
延びるよう配置されかつ上端部が床部材に該幅方向に水
平に延在する軸線まわりに相対回動自在にかつ分離自在
に連結された複数の一端部支柱と、床部材の、斜路の長
手方向他端部において、斜路の幅方向に間隔をおいて床
部材から下方に延びるよう配置されかつ上端部が床部材
に該幅方向に水平に延在する軸線まわりに相対回動自在
にかつ分離自在に連結され複数の他端部支柱とを備え、
一端部支柱の各々の下端部には一端部支柱の各々の軸方
向長さを調整しうる長さ調整手段が配設され、他端部支
柱の各々の下端部には他端部支柱の各々の軸方向長さを
調整しうる長さ調整手段が配設され、他方の斜路組立要
素は、実質上矩形状をなしかつ斜路の一部を構成する床
部材と、床部材の、斜路の長手方向一端部において、斜
路の幅方向に間隔をおいて床部材から下方に延びるよう
配置されかつ上端部が床部材に該幅方向に水平に延在す
る軸線まわりに相対回動自在にかつ分離自在に連結され
た複数の一端部支柱と、床部材の、斜路の長手方向他端
部において、斜路の幅方向に間隔をおいて床部材から下
方に延びるよう配置されかつ上端部が床部材に該幅方向
に水平に延在する軸線まわりに相対回動自在にかつ分離
自在に連結された複数の他端部支柱とを備え、他方の斜
路組立要素の一端部支柱の各々は、一方の斜路組立要素
の他端部支柱の各々を共用することにより構成され、他
方の斜路組立要素の他端部支柱の各々の下端部には他端
部支柱の各々の軸方向長さを調整しうる長さ調整手段が
配設され、一方の斜路組立要素の一端部支柱及び他端部
支柱の各々の長さ調整手段によって該一端部支柱及び該
他端部支柱の各々の長さを調整することにより一方の斜
路組立要素の床部材の勾配が所定値に設定され、かつ他
方の斜路組立要素の他端部支柱の各々の長さ調整手段に
よって該他端部支柱の各々の長さを調整することにより
他方の斜路組立要素の床部材の勾配が所定値に設定され
る、請求項1記載の斜路組立体。 - 【請求項4】 一方の斜路組立要素の床部材の、該長手
方向他端部の下面には、該幅方向に間隔をおいて複数の
一方の連結体が分離自在に装着され、他方の斜路組立要
素の床部材の、該長手方向一端部の下面には、該幅方向
に間隔をおいて複数の他方の連結体が分離自在に装着さ
れ、一方の連結体の各々には該幅方向に間隔をおいて下
方に延び出しかつ下端部において他方の連結体に向かっ
て延び出す一対のフランジが配設されると共に該フラン
ジの各々の下端部には相互に共通の軸線を有する貫通孔
が形成され、他方の連結体の各々には該幅方向に間隔を
おいて下方に延び出しかつ下端部において一方の連結体
に向かって延び出す一対のフランジが配設されると共に
該フランジの各々の下端部には相互に共通の軸線を有す
る貫通孔が形成され、一方の斜路組立要素の該他端部支
柱の各々の上端部には該幅方向に間隔をおいて上方に延
び出す一対のフランジが配設されると共に該フランジの
各々には相互に共通の軸線を有する貫通孔が形成され、
一方の連結体の各々の該フランジの下端部と、対応する
他方の連結体の各々の該フランジの下端部と、一方の斜
路組立要素の、対応する該他端部支柱の各々の該フラン
ジとは、各々の貫通孔が共通の軸線上に位置付けられる
ように相互に重合されると共に該貫通孔の各々に挿入さ
れた連結ピンを介して相互に相対回動自在にかつ分離自
在に連結され、一方の斜路組立要素及び他方の斜路組立
要素の床部材の上面が実質上同一平面上に位置付けられ
た状態において、該床部材の各々の、該長手方向の端面
は、相互に実質上密着して又は隙間をおいて対向するよ
う位置付けられる、請求項3記載の斜路組立体。 - 【請求項5】 一方の連結体の各々及び他方の連結体の
各々の上端部には連結板が配設され、連結板の各々は、
一方の斜路組立要素及び他方の斜路組立要素の床部材の
上面が実質上同一平面上に位置付けられた状態におい
て、相互に実質上密着して又は隙間をおいて対向するよ
う位置付けられ、連結板の各々には貫通孔が形成され、
一方の連結体の各々及び他方の連結体の各々は相互に対
向する連結板の各々の該貫通孔を通して挿入されたボル
ト及びナットを介して相互に分離自在に連結される、請
求項4記載の斜路組立体。 - 【請求項6】 一端部支柱の各々は、上端部が床部材に
該軸線まわりに相対回動自在にかつ分離自在に連結され
た一端部支柱本体を備え、一端部支柱の各々の長さ調整
手段は、一端部支柱本体の下端部に配設された雌ねじ部
と、雌ねじ部に分離自在にねじ係合された雄ねじ部を含
む載置用ベース部材とを含み、載置用ベース部材は、表
面に載置される載置板又は載置ブロック体と、載置板又
は載置ブロック体の上面から直立するよう載置板又は載
置ブロック体に固着されかつ該雄ねじ部を備えた支持ロ
ッド部材とを含み、他端部支柱の各々は、上端部が床部
材に該軸線まわりに相対回動自在にかつ分離自在に連結
された他端部支柱本体を備え、他端部支柱の各々の長さ
調整手段は、他端部支柱本体の下端部に配設された雌ね
じ部と、雌ねじ部に分離自在にねじ係合された雄ねじ部
を含む載置用ベース部材とを含み、載置用ベース部材
は、表面に載置される載置板又は載置ブロック体と、載
置板又は載置ブロック体の上面から直立するよう載置板
又は載置ブロック体に固着されかつ該雄ねじ部を備えた
支持ロッド部材とを含む、請求項2又は請求項3記載の
斜路組立体。 - 【請求項7】 一端部支柱及び他端部支柱の各々と床部
材の下面側との間は、実質上斜路の長手方向に延在す
る、軸方向長さ調整自在のブレース手段により分離自在
に連結されている、請求項2又は請求項3記載の斜路組
立体。 - 【請求項8】 一端部支柱及び他端部支柱の各々と床部
材の下面側との間は、実質上斜路の幅方向に延在する、
軸方向長さ調整自在のブレース手段により分離自在に連
結されている、請求項2、3又は7のいずれか1項に記
載の斜路組立体。 - 【請求項9】 床部材はコンクリートパネルから形成さ
れている、請求項2又は請求項3記載の斜路組立体。 - 【請求項10】 床部材の上面における4つの角部には
それぞれ複数の袋ナットが埋設されている、請求項2、
3又は9のいずれか1項に記載の斜路組立体。 - 【請求項11】 床部材の該幅方向の両側部の上面に
は、一対のフェンスが床部材の該幅方向の両側縁に沿っ
て該長手方向に延在するよう分離自在に取り付けられ、
フェンスの各々は、金属製パイプから形成されると共
に、相互に間隔をおいて平行に延在する一対の縦支柱部
と、縦支柱部の各々の上端間に延在して該上端間を一体
に連結する上端横枠部と、縦支柱部の各々間を上下方向
に間隔をおいて延在して縦支柱部の各々に連結されてい
る複数の中間横枠部材と、縦支柱部の各々の下端に固着
された取付板とから構成され、取付板の各々には、対応
する角部の袋ナットに整合する複数の取付孔が形成さ
れ、フェンスの各々は、取付板の各々を介して対応する
角部の袋ナットにボルトにより分離自在に連結されてい
る、請求項10記載の斜路組立体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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