JP2002169901A - インターネットを利用した集合参加型教育システム - Google Patents

インターネットを利用した集合参加型教育システム

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JP2002169901A
JP2002169901A JP2000367667A JP2000367667A JP2002169901A JP 2002169901 A JP2002169901 A JP 2002169901A JP 2000367667 A JP2000367667 A JP 2000367667A JP 2000367667 A JP2000367667 A JP 2000367667A JP 2002169901 A JP2002169901 A JP 2002169901A
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Akira Okuda
昭 奥田
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔地の受講者が仮想現実の教室授業に参加
し、現実の教室授業のように臨場感があり、リアルタイ
ムでの学習を受けられるインターネットを利用した集合
参加型教育システムを提供する。 【解決手段】 電子教育サーバ2が、インターネット4
により接続される受講者端末機3からの授業開始要求お
よび/または指導者端末機1よりの授業開始通知を受け
て、記憶手段12の記憶情報を読み出し、前記指導者端
末機1側に当該開講教室に参加する全受講者の肖像情
報、教室情報および授業用情報等を送信する一方、各受
講者端末機3側に当該開講教室の指導者や他の受講者の
肖像情報、教室情報および授業用情報等を配信し、前記
各端末機1,3の表示手段9,19に仮想現実の教室
と、この教室の授業に参加する受講者および指導者の肖
像画像をそれぞれ表示させ、この指導者の指導により前
記各端末機1,3の入出力手段5,6,15,16、表
示手段9,19、スピーカ10,20並びにマイク8,
18を使用したリアルタイムの教室授業を進行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受講者の自宅およ
び教育事業者にコンピュータ端末機を設置し、インター
ネットを介した情報の送受信により各端末機の画面に仮
想現実の教室を表示して授業を実現し得るインターネッ
トを利用した集合参加型教育システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近時、各種試験の受験講座や受験指導を
開く受験機関や学習塾の事業者は、この事業者側と各受
講者の自宅とに設置したコンピュータ相互をインターネ
ットにより接続し、情報を送受信して指導するパソコン
教育システムが普及している。この教育システムは、事
業者側で制作した各種教材や問題集等をパソコンに入力
したり、他の情報を付加する等によって学習指導情報を
生成し、予めメモリ(記憶媒体)に蓄積してある。そし
て、教室や学習塾に会員として所属した受講者宅に事業
者側から適時、インターネットを介して学習指導情報を
配信する。この情報を受け取った受講者は、指導内容に
従って学習し、例えば、問題集が配信されてきたとき
は、解答を入力して事業者側に返信するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のパ
ソコン教育システムは、事業者側の指導者と各受講者と
の間で交わされる電子メールによる個別指導であり、教
室で行われるような集団参加の教育形態とはなっていな
い。従って、講師の一方的な指導となることから、両者
間のみの固定的な関係による知識偏重の学習しかできな
かった。また、受講者がそれぞれ孤立しており、教室授
業のような人との触れ合いがないので、臨場感あるリア
ルタイムでの学びもできなかった。このため、受講者間
で連帯感が生じず、お互いに切磋琢磨して学習意欲を高
め、かつ継続し得るような学習が不可能であった。ま
た、受講者が意見を出し合って討論するといった場を設
けることもできず、拡がりのある情操教育を目指すとい
う点でも限界があった。
【0004】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、遠隔地の受講者が仮想現実の教室
授業に参加し、現実の教室授業のように臨場感があり、
リアルタイムでの学習を受けられるインターネットを利
用した集合参加型教育システムを提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、教育システ
ムサーバを備えた指導者端末機に複数の受講者端末機が
インターネットを介して接続され、前記端末機相互およ
び前記教育システムサーバとの間で情報を送受信するこ
とにより、前記指導者端末機側の指導者と前記受講者端
末機側の受講者とが仮想現実の教室に参加して授業を実
現するインターネットを利用した教育システムであっ
て、前記各端末機に、各種情報を入力または出力する入
出力手段、画像を表示する表示手段、スピーカ、マイク
および前記各種情報を送受信する送受信手段をそれそれ
設け、前記教育システムサーバには、各受講者の肖像を
含む個人情報、所属教室名および指導者名等を記憶する
とともに、この指導者の肖像を含む個人情報、仮想現実
の教室に表示に関した教室表示情報、この教室で行われ
る授業用情報およびその他の学習指導に用いられる学習
指導情報等を記憶した第1記憶手段と、前記各端末機相
互の通信情報や情報処理結果等を記憶する第2記憶手段
とを備え、前記教育システムサーバが、前記受講者端末
機からの授業開始要求および/または前記指導者端末機
よりの授業開始通知を受けて、前記第1記憶手段の記憶
情報を読み出し、前記指導者端末機側に当該開講教室に
参加する全受講者の肖像情報、教室情報および授業用情
報等を送信する一方、各受講者端末機側に当該開講教室
の指導者や他の受講者の肖像情報、教室情報および授業
用情報等を配信し、前記各端末機の表示手段に仮想現実
の教室と、この教室の授業に参加する受講者および指導
者の肖像画像をそれぞれ表示させ、この指導者の指導に
より前記各端末機の入出力手段、表示手段、スピーカ並
びにマイクを使用したリアルタイムの教室授業を進行さ
せることを特徴としている。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、前記受講
者端末機相互の接続要求や、前記受講者端末機と前記指
導者端末機との間の接続要求があると、前記教育システ
ムサーバが、前記第1記憶手段の記憶情報を検索し当該
受講者が予め情報公開を承諾していることを確認した
後、相互の接続を行い、前記授業中に受講者相互および
指導者との間における選択的な情報交換を可能にするこ
とを特徴としている。また、請求項3に記載の発明は、
前記各端末機が、静止画および動画を撮像する撮像手段
を備え、この撮像手段の撮像情報と前記マイクの音声信
号を双方向に送受信して、前記各表示手段に表示される
仮想現実の教室中に静止画像や動画像を表示させるとと
もに、前記各スピーカより音声を放音させることを特徴
としている。また、請求項4に記載の発明は、前記授業
用情報や学習指導情報が、各種教材、試験問題、問題解
説、解法パターンおよび能力別弱点強化策等を含むとと
もに、動画またはこの動画と静止画との組み合わせから
なることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、インター
ネットを利用した集合参加型教育システムを示す概要説
明図、図2は、同教育システムの電気的構成を示すブロ
ック線図である。このインターネットを利用した集合参
加型教育システムは、事業者の本部に指導者端末機1と
電子教育サーバ2とを設置し、この電子教育サーバ2に
受験講座の学習を希望する受講者宅に設置される多数の
受講者端末機3がインターネット4およびプロバイダを
介して接続され、相互に各種情報を送受信することによ
り、仮想現実(バーチャルリアリティ)の教室授業を行
う構成になっている。なお、これら指導者端末機1およ
び受講者端末機3としては、普及型のパーソナルコンピ
ュータ(パソコン:PC)を使用するようにしている。
よって、これら端末機1,3は、以下、パソコンと称す
る。
【0008】すなわち、指導者パソコン1は、本体側に
入出力回路1a、信号処理部1b、ドライブ1cおよび
メモリ等を設けている。前記入出力回路1aには、キー
ボード5およびマウス6の他に図示省略したスキャナや
プリンタが接続される。また、信号処理部1bには、デ
ィジタルカメラ7、マイク8、CRTディスプレイ9お
よびスピーカ10等の画像・音響機器が接続されてい
る。前記ドライブ1cは、CD−ROMやFD等のディ
スク情報を読み取り、また書き込むために用いられる。
そして、これら入出力回路1a、信号処理部1bおよび
ドライブ1cは、それぞれ電子教育サーバ2のデータ処
理部11と双方向性に接続されている。なお、この指導
者パソコン1は、電子教育サーバ2との間のインターフ
ェースとしてWWWブラウザを有しているが、このWW
Wブラウザは電子教育サーバ2のメモリに格納されるプ
ログラムとして実現されるものである。
【0009】この指導者パソコン1は、電子教育サーバ
2の入力手段を構成し、キーボード5やマウス6の操作
により、教室授業用の教材、プログラム(カリキュラム
含む)、試験問題、解答パターンといった学習指導情報
を電子教育サーバ2に送信してストック用メモリ12b
に記憶させる。また、ディジタルカメラ7で撮像した顔
や上半身の肖像および実際の教室風景、また、これらの
写真をスキャナで読み込むことにより、指導者自信の肖
像情報並びに教室情報として電子教育サーバ2に送信す
る。そして、この電子教育サーバ2から受講者パソコン
3側に指導者や他の受講者の肖像情報、教室情報および
授業用の学習指導情報等を配信させる。さらに、教室授
業を開始すると、CRT9の画面9aを見ながら、マイ
ク8やスピーカ10を利用して音声信号の送受を行う。
これにより、指導者が、各パソコン1,3のCRT9,
19に仮想現実の教室と人物像を表示させ、受講者をリ
アルタイムで学習指導するとともに、各受講者パソコン
3の双方向通信を可能とする。
【0010】受講者パソコン3も、本体側に入出力回路
3a、信号処理部3b、ドライブ3c、WWWブラウザ
3dおよびメモリ等を設けている。前記入出力回路3a
には、キーボード15およびマウス16の他に図示省略
したスキャナやプリンタが接続される。また、信号処理
部3bには、ディジタルカメラ17、マイク18、CR
Tディスプレイ19およびスピーカ20等の画像・音響
機器が接続されている。前記ドライブ3cも、CD−R
OMやFDの情報を読み取り、また書き込むものであ
る。そして、入出力回路1aは、WWWブラウザ3dを
介してデータ入出力部3eに接続されるとともに、信号
処理部3bおよびドライブ3cも、データ入出力部3e
と双方向性に接続されている。このデータ入出力部3e
は、インターネット4やプロバイダーを介して電子教育
サーバ2のWWWサーバ/CGI4と双方向性に接続さ
れている。
【0011】この受講者パソコン3は、キーボード5や
マウス6の操作により、受講申し込み情報、個人情報、
授業開始要求、質疑応答その他の必要情報等を電子教育
サーバ2に送信する。また、前述と同様に、ディジタル
カメラ17で撮像した自身の顔や上半身の肖像またはス
キャナで読み込んだ写真を受講者の肖像情報として送信
する。さらに、教室授業が開始されると、CRT19の
画面19aを見ながら、マイク18やスピーカ20を利
用して音声信号の送受を行う。これにより、各受講者
が、受講者パソコン3のCRT19に表示される仮想現
実の教室に参加して、指導者からリアルタイムの学習指
導を受けられるとともに、各受講者パソコン3の双方向
通信による受講者間のコミュニケーションも図れるよう
になる。
【0012】電子教育サーバ2は、事業者の本部に設置
されるホストコンピュータ(HC)であり、主要部とし
てデータ処理部11、データベース12、表示情報生成
部13およびWWWサーバ/CGI14等を備えて構成
されている。データ処理部11は、前記指導者パソコン
1との間で送受される情報の処理を行い、指導者パソコ
ン1からの各種入力情報をデータベース12のメモリ1
2a〜12cに記憶させる。また、表示情報生成部13
との間で各種情報・信号を送受する。データベース12
は、登録用メモリ12a、ストック用メモリ12bおよ
びワーク用メモリ12cを有している。登録用メモリ1
2aには、受講者の個人情報や事業者側の指導者(講
師)に関する個人情報等が記憶される。受講者の個人情
報としては、住所、氏名、所属教室、ID、パスワード
等の識別情報であり、これらを受講者登録エリヤに記憶
する。また、講師の個人情報は、住所、氏名、ID、得
意学科、担当科目、担当受講者名等を含むものであり、
講師登録エリヤに記憶する。
【0013】ストック用メモリ12bには、受講者の学
習指導に必要な基礎的情報が蓄積される。この基礎情報
は、前述のように、教室情報、肖像情報、授業プログラ
ム、各種教材、試験問題、問題解説、解法パターンおよ
び能力別弱点強化策等を含むものであり、それぞれが所
定エリヤに記憶される。各種教材等は、ビデオカメラや
CD−ROM等のツールを用いて制作し、静止または動
画、もしくはこれらの組み合わせで表示可能としてい
る。教室情報については、図3に示すように、1クラス
を例えば、24名に設定すると、CRT9,19の画面
9a,19aに仮想の教室R、講師T用の講壇G、黒板
K、受講者S用の24個の勉強机Hを表示可能なレイア
ウトにしてある。そして、講壇Gの表示枠に講師Tの顔
を、各勉強机Hの表示枠には受講者Sの顔や上半身を表
示できるように、勉強机Hの番号と受講者Sの肖像情報
および識別情報とを対応させたデータベースを作成して
いる。
【0014】例えば、北海道のAさんは、勉強机Hが1
番、鹿児島のBさんは勉強机Hが2番、高知のCさんは
勉強机Hが3番、富山のDさんは勉強机Hが4番・・・
東京のEさんは勉強机Hが23番、大阪のFさんは勉強
机Hが24番といったような割り当てによるデータであ
る。また、講師Tや受講者Sの顔としては、図4に示す
如く正面、斜め、背面その他仕事風景を撮像したもので
もよいし、イラスト画を入力して肖像情報を生成するよ
うにしてもよい。なお、この肖像情報は、ディジタルカ
メラ7,17や一般のカメラで撮像したものを静止画で
表示することにしているが、ディジタルカメラに代えて
ビデオカメラを備え、撮像画像情報をリアルタイムで送
信することにより、CRT19の画面19aに動画像で
表示することも可能である。
【0015】さらに、本例では、このような顔や上半身
を画面9a,19aの教室R内に表示させるとき、図5
に示すように、マイクを共に表示させ、かつ選択的に受
講者Sを表示可能な構成としている。これは、授業中や
ホームルームの時間等に会話したい相手を自由に選ん
で、この両者を表示するためであり、互いに相手の顔を
見ながらの対話やお喋りが実現できる。図6(a)は、
北海道のAさんから鹿児島のBさんへの呼びかけ時、図
6(b)はこの逆、図6(c)は、高知のCさんから富
山のDさんへの呼びかけ時、図6(d)はこの逆のとき
の表示例をそれぞれ示している。なお、前記ワーク用メ
モリ12cには、受講者Sの学習指導上で必要となった
各種情報が順次蓄積される。具体的には、受講者パソコ
ン3から返送されてくる解答情報を集計処理した後の成
績情報や、受講者パソコン3と指導者パソコン1との間
でなされた電子メールの通信情報等を必要に応じて記憶
することになる。
【0016】表示情報生成部13は、学習情報の生成や
情報処理等を行うもので、パラメータ解析部13a、フ
ァイル検索部13bおよび表示データ生成部13cを備
えて構成されている。パラメータ解析部13aは、WW
Wサーバ/CGI14を介して受け取った受講者パソコ
ン3からの表示要求ページ情報を解析し、この表示要求
ページ情報に含まれるパラメータを解析する。ファイル
検索部13bは、パラメータ解析部13aにより抽出さ
れたパラメータに基づいてデータベース12の記憶情報
を検索する。表示データ生成部13cは、WWWページ
ジェネレータとしての機能を有するもので、ファイル検
索部13bにより検索されたデータをもとにWWWペー
ジとして表示可能な表示データを生成する。なお、WW
Wサーバ/CGI14は、WWW(World Wide Web)と
CGI(Common Gateway Interface)とからなり、受講者
パソコン3との間のインターフェースとして機能し、受
講者パソコン3から要求情報を受け取り、また、受講者
パソコン3に対して必要情報を送信する。
【0017】以上のように構成された電子教育サーバ2
は、前記情報の蓄積によって、この教育事業者が企画し
た各種講座の案内、学習希望講座への申し込みその他、
アクセス方法等をホームページで表示する。そして、こ
のホームページまたは文書案内に応じた受講者パソコン
3から個人情報が送出されてくると、氏名毎にID、所
属教室(講座名)、パスワード等を順次付与して登録用
メモリ12aの会員登録エリヤに記憶する。また、指導
者パソコン1から受講者S教育用のガイダンス、カリキ
ュラム、各種教材、試験問題、問題解説、解法パターン
および能力別弱点強化策等の学習指導情報が送出されて
くると、ストック用メモリ12bの所定エリヤに順次記
憶しておく。
【0018】さらに、指導者パソコン1より送出されて
くる受講者パソコン3への情報送信指令、または受講者
パソコン3の何れかより情報送信要求を受けると、登録
用メモリ12aの会員(受講者)情報に基づく登録の確
認をした後、当該受講者パソコン3に対し要求内容に応
じた学習指導情報を送信する。加えて、この電子教育サ
ーバ2は、各パソコン1,2からの接続要求があると、
予め情報公開を承諾していることを確認した後、パソコ
ン相互を接続し、当該接続パソコンの各カメラ7,17
より出力される画像信号とマイク8,18より出力され
る音声信号とを伝送する。これにより、各パソコン1,
3のCRT9,19に撮像画像が表示され、かつスピー
カ10,20より音声が放音されて、遠隔地の指導者T
および受講者Sが臨場感ある仮想現実の教室R授業に参
加できるものである。
【0019】次に、上記インターネットを利用した集合
参加型教育システムの動作について、図7〜図14を参
照しつつ説明する。まず、予め在宅の受講者Sに通知さ
れた授業プログラムに基づく時間が近づいたとき、指導
者である講師Tおよび受講者Sがそれぞれのパソコン
1,3をオンにし、ホームページを開く。そして、受講
者Sが、表示案内に従って所定の操作を行うと、インタ
ーネット4を介して相互が接続状態になる。この待機状
態で、授業開始前になったとき、仮想現実の授業プログ
ラムが進行する。この授業プログラムは、1科目のレッ
スンが1時間であり、最初に電子教育サーバ2から各パ
ソコン1,3側へ教室情報が送出される。よって、CR
T9,19の画面9a,19aに、図7に示すような教
室Rが表示される(但し、同図その他は、教室Rの前部
側のみを表示した 示図である)。この教室Rは、3次
元的な表示となっており、講壇G、黒板Kを中心にし
て、複数の勉強机Hが奥から手前に並んでいる。そし
て、授業開始時間になると、音声信号が各パソコン1,
3側に送出される。これにより、スピーカ10,20か
らベル音が放音されて、授業開始が告知される。
【0020】つぎに、肖像情報が各パソコン1,3側に
順次送出される。これに伴い、表示中の教室Rには、図
8に示す如く講師Tが入室し、次いで受講者Sが順次着
席するように顔が表示される。このとき、受講者Sの顔
は、予め割り当てられた勉強机Hに重ねて表示され、全
員が着席すると、前記図3や図5の席順に対応した各自
の顔が図9に示すように明示される。そして、全ての受
講者Sの顔が表示されたとき、講師Tがマイク8を使用
し「みなさんの名前を読み上げるので元気よく返事して
下さい」といった声を発する。すると、マイク8で集音
された音声信号が各受講者パソコン3に伝送されるの
で、スピーカ20から講師Tの声が放音される。ここ
で、名前を呼ばれた受講者Sが「はい」と返事すると、
マイク18で集音された音声信号が各パソコン1,3側
に伝送されるため、スピーカ10,20より各受講者S
の返事が放音される。
【0021】このとき、返事に加え、「おはよう、こん
にちは、こんばんは」といった短い挨拶を各地方の方言
で行うと、相互の親近感が生まれる。この出席確認が終
了すると、講師Tがカリキュラムに基づいて授業を開始
する。この授業は、現実の教室で行われるものと同様で
あり、講師Tが「それではテキストの45ページを開い
て下さい」といった指示をする。この際、予め受講者S
に配付された教科書を指すものであれば、そのページを
開き、ホームページ上に表示される箇所を示すときは、
キーボード15やマウス16の操作によりそのウインド
ウを開く。このようにして準備が整うと、講師Tが仮想
現実の教室授業を進行させる。この教室授業は、講師T
が説明や指示を行うと、これを在宅の受講者Sが聞き、
かつテキストを参照するという環境で授業が進められ
る。
【0022】よって、各受講者Sは、遠隔地であって
も、リアルタイムで臨場感のある授業が受けられる。こ
の授業中、ある受講者Sが他の受講者Sと話したいと思
ったとき、画面9a,19aに表示されている相手の顔
部分をクリックする。すると、図10に示す如く両者の
顔が拡大表示され、所定の許可条件が表示される。受講
者Sが、これに従って入力操作を行うと、双方のパソコ
ン3,3間の接続がなされ、通信が可能になる。よっ
て、何れかの受講者Sが他の受講者Sに話しかけると、
会話をすることができる。このとき、両者以外には、接
続がなされていないので、会話が漏れ聞こえることはな
く、現実の教室のように私語で講師Tの話しを聞き取れ
ないといった問題は生じない。
【0023】このような授業の後、終了時間になったと
き、講師Tが授業の終了を告げて所定の操作を行う。す
ると、図11に示す如く画面9a,19aには、図9に
示した授業開始時点と同じように、全員Sの顔が教室R
に表示される状態となる。つぎに、プログラムに基づい
て質疑応答の時間に入り、電子教育サーバ2から各パソ
コン1,3側へ質疑情報が送出される。すると、画面9
a,19aに質問の手順が表示され、講師Tと受講者S
との間における対話が可能になる。この際、受講者Sが
質問を発したい場合(意見を述べるときも同じ)、その
受講者Sが所定の操作を行うと、図12に示すように、
当該操作者の表示枠Nが講師Tの顔に並んで表示され
る。そして、この表示枠N内に、質問者の顔に加えて挙
手、起立、発言の振る舞いを示す各動作が順次表示され
る。このため、それぞれの画面9a,19aには、受講
者Sが勉強机Hに座った状態から、手を挙げて立ち上が
り、発言しているように見える。また、質問や解答の詳
細については、パソコン1,3の入力機器を所定の手順
で操作すると、それぞれが教室Rの黒板Kに表示され
る。この黒板Kの表示内容は、画面9a,19a上に大
きく拡大表示することも可能であるから、全員が理解し
易くなる。
【0024】このような質疑応答が終了すると、続いて
他のプログラム、例えば、ホームルームに移る。このホ
ームルームも、予め各種のパターンが用意されており、
例えば、フリートーキングを行うときは、講師Tがその
プログラムを選択する。このフリートーキングにおいて
は、クラス委員および司会者を選出したうえ、討論のテ
ーマを講師Tが設定するか、クラス委員または受講者S
に意見を求めて決める。そして、司会者のリードによ
り、テーマを巡っての自由討論に入る。このときは、講
師Tがアシスタントになり、図13に示すように、受講
者Sの表示された画面9a,19a上にクラス委員や司
会者を表示枠Nで重ね表示させる等して進行を補佐す
る。また、受講者Sが意見を述べるときは、各受講者パ
ソコン3の操作により、各自の顔を少し大きく表示させ
て発言する。すると、受講者Sが発言者に注目し、意見
をよく聴取できて全員参加のフリートーキングが可能に
なる。この後、ホームルームの終了時間が迫ってくる
と、講師Tが全員Sに授業やホームルームについてコメ
ントし、宿題等の説明を行う。
【0025】そして、終了時間になると、電子教育サー
バ2から各パソコン1,3側へ音声信号が送出される。
このため、スピーカ10,20よりベル音が放音され
て、授業終了が告知される。また、教室R内の講師Tお
よび受講者Sの顔を順次消してゆき、仮想現実の教室R
から退室させる。すると、図14に示す如く画面9a,
19aには、図7に示した授業開始前と同じように、教
室Rのみが表示される状態となる。これにより、授業プ
ログラムに基づく一連の教室授業が終了する。ところ
で、受講者Sが個別レッスンを希望するときは、この教
室授業の前後に個別レッスンを要求する操作を行う。す
ると、講師Tと受講者Sとがインターネット4を介して
接続され、個別指導が可能になる。なお、上記実施の形
態で説明した講座は、各種国家試験や資格試験の受験講
座を想定しているが、受験機関や学習塾を想定している
が、広くいわゆる不登校生、障害者学習、高齢者学習に
も広く適用し得るものである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、指導者端末機および各受講者端末
機の表示手段に仮想現実の教室と、この教室の授業に参
加する受講者および指導者の肖像画像をそれぞれ表示さ
せ、この指導者の指導により各端末機の入出力手段、表
示手段、スピーカ並びにマイクを使用したリアルタイム
の教室授業を進行させることから、現実の教室で行われ
るような集団参加の教育となる。よって、従来のよう
に、指導者の一方的な学習指導にならず、受講者全員が
触れ合うことにより、臨場感ある集合的学びが実現でき
る。このため、受講者間で連帯感が生じ、お互いに切磋
琢磨して学習意欲を高め、かつ継続し得るような学習が
可能になり、ひいては人間的触れ合い、温かさのある電
子教育システムが達成でき、さらに仮想教室によるイン
ターネット利用の教育システムが可能となる。また、受
講者が意見を出し合って討論するといった場を設けるこ
ともでき、拡がりのある情操教育を実現できるといった
効果がある。
【0027】また、請求項2に記載の発明は、受講者相
互や受講者と指導者との間の接続要求があると、電子教
育サーバが予め情報公開を承諾していることを確認した
後、相互の接続を行い、授業中に受講者相互および指導
者との間における選択的な情報交換を可能にするので、
受講者のプライバシーを保護することができる利点があ
る。また、請求項3に記載の発明は、各端末機の表示手
段に表示される仮想現実の教室中に静止画像や動画像を
表示させるとともに、各スピーカより音声を放音させる
ことから、在宅の受講者は立体感のある授業を受けられ
る利点がある。また、請求項4に記載の発明は、授業用
情報や学習指導情報が、各種教材、試験問題、問題解
説、解法パターンおよび能力別弱点強化策等を含むとと
もに、動画またはこの動画と静止画との組み合わせから
なるので、受講者は学校の授業に匹敵する内容豊かな学
習効果が得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインターネットを利
用した集合参加型教育システムを示す概要説明図であ
る。
【図2】同教育システムの電気的構成を示すブロック線
図である。
【図3】仮想現実の教室が表示された画面である。
【図4】画面に表示する受講者の肖像を示す例示図であ
る。
【図5】受講者の席順が表示された画面である。
【図6】受講者相互の会話時に表示される画面の例示図
である。
【図7】授業が開始される前の教室が表示された画面で
ある。
【図8】各受講者の着席状況が表示された画面である。
【図9】全受講者の着席状態が表示された画面である。
【図10】会話中の受講者が表示された画面である。
【図11】授業中の教室風景が表示された画面である。
【図12】質疑応答の状況が表示された画面である。
【図13】自由討議の場面が表示された画面である。
【図14】授業が終了した後の教室が表示された画面で
ある。
【符号の説明】
1 指導者端末機 2 電子教育サーバ 3 受講者端末機 4 インターネット 5,6 入出力手段 12 記憶手段 9,19 表示手段 8,18 マイク 10,20 スピーカ 15,16 入出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C028 BA02 BA03 BA05 BB04 BB05 BB06 BC01 BC05 BD02 BD03 CA01 CA13 CB13 DA01 DA04 5C064 AA02 AA06 AC04 AC06 AC09 AC12 AC16 AD08 AD14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教育システムサーバを備えた指導者端末
    機に複数の受講者端末機がインターネットを介して接続
    され、前記端末機相互および前記教育システムサーバと
    の間で情報を送受信することにより、前記指導者端末機
    側の指導者と前記受講者端末機側の受講者とが仮想現実
    の教室に参加して集合型授業を実現するインターネット
    を利用した教育システムであって、 前記各端末機に、各種情報を入力または出力する入出力
    手段、画像を表示する表示手段、スピーカ、マイクおよ
    び前記各種情報を送受信する送受信手段をそれそれ設
    け、 前記教育システムサーバには、各受講者の肖像を含む個
    人情報、所属教室名および指導者名等を記憶するととも
    に、この指導者の肖像を含む個人情報、仮想現実の教室
    に表示に関した教室表示情報、この教室で行われる授業
    用情報およびその他の学習指導に用いられる学習指導情
    報等を記憶した第1記憶手段と、前記各端末機相互の通
    信情報や情報処理結果等を記憶する第2記憶手段とを備
    え、 前記教育システムサーバが、前記受講者端末機からの授
    業開始要求および/または前記指導者端末機よりの授業
    開始通知を受けて、前記第1記憶手段の記憶情報を読み
    出し、前記指導者端末機側に当該開講教室に参加する全
    受講者の肖像情報、教室情報および授業用情報等を送信
    する一方、各受講者端末機側に当該開講教室の指導者や
    他の受講者の肖像情報、教室情報および授業用情報等を
    配信し、前記各端末機の表示手段に仮想現実の教室と、
    この教室の授業に参加する受講者および指導者の肖像画
    像をそれぞれ表示させ、この指導者の指導により前記各
    端末機の入出力手段、表示手段、スピーカ並びにマイク
    を使用したリアルタイムの教室授業を進行させることを
    特徴とするインターネットを利用した集合参加型教育シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記受講者端末機相互の接続要求や、前
    記受講者端末機と前記指導者端末機との間の接続要求が
    あると、前記教育システムサーバが、前記第1記憶手段
    の記憶情報を検索し当該受講者が予め情報公開を承諾し
    ていることを確認した後、相互の接続を行い、前記授業
    中に受講者相互および指導者との間における選択的な情
    報交換を可能にすることを特徴とする請求項1に記載の
    インターネットを利用した集合参加型教育システム。
  3. 【請求項3】 前記各端末機が、静止画および動画を撮
    像する撮像手段を備え、この撮像手段の撮像情報と前記
    マイクの音声信号を双方向に送受信して、前記各表示手
    段に表示される仮想現実の教室中に静止画像や動画像を
    表示させるとともに、前記各スピーカより音声を放音さ
    せることを特徴とする請求項1および2に記載のインタ
    ーネットを利用した集合参加型教育システム。
  4. 【請求項4】 前記授業用情報や学習指導情報が、各種
    教材、試験問題、問題解説、解法パターンおよび能力別
    弱点強化策等を含むとともに、動画またはこの動画と静
    止画との組み合わせからなることを特徴とする請求項1
    ないし3の何れかに記載のインターネットを利用した集
    合参加型教育システム。
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