JP2002172120A - ステレオタクティック用器具 - Google Patents

ステレオタクティック用器具

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JP2002172120A
JP2002172120A JP2001294009A JP2001294009A JP2002172120A JP 2002172120 A JP2002172120 A JP 2002172120A JP 2001294009 A JP2001294009 A JP 2001294009A JP 2001294009 A JP2001294009 A JP 2001294009A JP 2002172120 A JP2002172120 A JP 2002172120A
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Hans Sundqvist
ハンス・スンドクヴィスト
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Elekta AB
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処置の対象となる患者の頭蓋骨における1つ
の領域の空間的位置を確定するための無侵襲型ステレオ
タクティック用器具の提供。 【解決手段】 この器具は、患者の頭蓋骨によって支持
されるように、そして指示装置(42)および/または
処置器具を支持するように配置されている非屈曲性フレ
ーム(1)と、このフレームに着脱可能に取り付けら
れ、頭蓋骨に対して前記器具の反復固定のための固定手
段とからなり、非弾性頭部ストラップがフレーム(1)
に調節可能に取り付けられ、目盛り(49)を備えた固
定手段(27,28)がフレーム(1)に着脱自在に取
り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処置の対象となる
患者の頭蓋骨における1つの領域の空間的位置を確定す
るための無侵襲型ステレオタクティック(定位脳手術)
用器具であり、該領域の位置は予め、例えば血管造影、
PETまたはX線機器という手段によって測定されてい
るが、前記器具は非屈曲性フレームと、これは患者の頭
蓋骨によって支持されるべく、かつ指示装置および/ま
たは処置器具を支持するように配置されている、固定手
段と、これらは前記フレームに着脱可能に取り付けられ
ており、かつ頭蓋骨に対して前記器具の反復固定のため
に該頭蓋骨とかみ合うように配置されている、それらを
含むものに関する。
【0002】
【従来の技術】脳の無侵襲的(無血)処置、例えば、放
射線治療または加熱治療において、同様に頭蓋骨の外科
的手術において、処置されることになる患者の頭蓋骨の
領域の位置を高い精度で確定できることは、非常に重要
である。処置の結果から生じる不必要な脳損傷の危険を
最小限にするために、外科医は傷つきやすい組織を不必
要に通り抜けねばならないことをさけ、かなりの正確さ
で正しい領域に命中することを確実にせねばならない。
【0003】脳内の処置領域が様々な場合に、特に無侵
襲的処置に関して、容易にかつ安全に確定できること
は、きわめて重要である。何故なら、放射線治療は、例
えば多数回の連続処置セッションを必要とするからであ
る。この処置には痛みがなく、しかも実施するのにほん
の数分を要するということから患者は処置の間意識があ
るので、各処置セッションの間、患者の不快感をできる
だけ少なくすることもまた不可欠である。
【0004】米国特許5,116,344号に対応する国
際特許出願明細書W088/08282号には、この記
載の第一段落にあるステレオタクティック用器具が開示
されている。この器具は、Elektaのパンフレット
「Lekse11 Micro-stereotactic System(レクセルのマ
イクロステレオタクティック装置)」にも記載されてい
るが、本明細書中これが参照される。ここでは処置され
ることになる領域の空間位置が、血管造影、X線、PE
T、DSA、CTおよび/またはMRIという手段によ
って、例えば目盛りを備える箱型若しくは籠型構造物を
用いて、頭蓋骨の処置領域の座標を得るために測定され
るらしい。この目的のために、前記構造物は非屈曲性の
フレームに取り付けられ、それは頭蓋骨に、該フレーム
に着脱可能に取り付けられ、かつ頭蓋骨に取り付けられ
るように皮膚を貫通して配置された固定手段の助けを借
りて固定される。このようにして、前記器具は患者にと
って運ぶのは苦痛であり、また出血をもひき起こす。従
って、それは患者が局部麻酔を与えられたか、または麻
酔をかけられた外科手術向きではあるが、患者が数度の
処置のために病院にとどまらなければならないことが望
ましくない放射線治療等には適していない。
【0005】米国特許4,617,925号では、患者の
頭蓋骨に無侵襲的に取り付けられるように配置され、耳
栓および鼻根支持具によって固定されたステレオタクテ
ィック用器具が開示されている。器具に接続された固定
装置を使用して、患者が手術台等に固定され得る。その
器具は主に耳栓によって支持されるが、これは患者にと
って苦痛、不快であるだろう。また、器具の最も低い部
分が患者の耳と同じ高さに位置し、そして該器具のいく
つかの部品が頭蓋骨部分を横切って伸びているので、器
具は外科医の邪魔になるであろう。
【0006】米国特許4,350,159号は、非屈曲性
のフレームと皮膚を貫通する固定手段を有するステレオ
タクティック用器具を開示する。その器具は、とりわけ
外科用具の懸垂装置を支持するホルダーを配列するため
の複数の調節機構を有する。これにより、器具は侵入的
であるのにくわえて、重く、複雑であり、さらに製造す
るのに費用がかかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、無侵襲的であり、適用および運びやすく、そのため
患者に不快ではなく、そして頭蓋骨内の処置領域を安全
にかつ繰り返し確定することを可能にする、ステレオタ
クティック用器具を提供することである。本発明のさら
なる目的は、処置の実施を妨げず、かつ患者をその処置
装置に対して移動可能なままにすることができるステレ
オタクティック用器具を提供することである。本発明の
別の目的は、利用できる血管造影機器等と適合性があ
り、かつ調節し易いステレオタクティック用器具を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、これら
の目的は、上記の器具を用いることによって達成される
が、それは、非弾性の頭部ストラップがフレームの対向
する部分で該フレームに調節可能に取り付けられてお
り、バイトブロックが該フレームに移動可能に取り付け
られ、かつ頭蓋骨内の上の歯または口蓋とかみ合うよう
に配置されており、そして目盛りを備える少なくとも一
対の相互に作用する固定手段がフレ―ムに着脱可能に取
り付けられ、かつ支持要素を介して後頭骨の皮膚と無侵
襲的な様式でかみ合うように配置されていることを特徴
としている。本発明のさらなる展開は、特許請求の範囲
の従属項で明らかにされている。以下、本発明の好まし
い実施の形態を実施例によって、添付する図面を参照し
ながら説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照すると、ス
テレオタクティック用器具は、適当な軽金属合金製の非
屈曲性フレーム1(例えば、上記のパンフレットに記載
されたフレーム)を含む。フレーム1は閉じており、示
された実施の形態ではその各々が目盛り4を備え、みぞ
3を有する2つの長辺2を含む。後方の短辺5も、適
宜、みぞと目盛りを備えてもよい。フレーム1は、患者
の頭蓋骨6上に降ろされ、適当な非弾性材料(好ましく
は、皮ストラップのように放射線透過性である)製の頭
部ストラップ7を用いてその頭蓋骨によって支持される
ことになっている。示された実施の形態において、その
頭部ストラップは、フレーム1の短辺5と8の間に伸び
ているが、万一その位置が実施される処置を邪魔する場
合、必要ならば長辺2の間にも伸びることができるし、
またはつくつかのストラップからなることもできる。
【0010】前記器具の重量は、このようにして患者の
頭蓋骨6によって頭部ストラップ7を介して支持される
が、それはクランプ具10に固定的に取り付けられた一
端9によってフレ―ム1へ調節可能に取り付けられる。
クランプ具の2つの脚は、該フレームの前方の短辺8に
ある2個の通し穴11を通って伸び、該通し穴はフレー
ムの縦軸(対称軸)24のまわりに対称的に配置されて
いる。図2、3および4に示すように、前記クランプ脚
の各々は、目盛りとともにフレーム2の下側にあるナッ
ト手段12にかみ合うねじ山を有する。下記でより詳し
く説明されるが、クランプ具10は、フレームの微調節
用のものであり、通常フレーム1から取り除かれること
を意図しない。頭部ストラップの他端13は、通し穴4
8を備えるが、それらは互いに等距離離れていて、頭部
ストラップ7を事前の調節に従って、大まかに調節する
ための同定マークを有する(図4を参照)。
【0011】ゴム等の弾性材料製のパッドを内側に備え
る板14は、フレームの後方の短辺5へ固定的に取り付
けられ、かつフレ―ムの縦軸24に対して対称的に配置
される。板14は、短辺5の外側の表面からフレームの
平面に対してほぼ垂直に突き出ており、頭部ストラップ
の他端である自由端13用のロック手段を有する。その
ロック手段は、一対の相互に作用ピン16と17からな
る。その一方の17の上に他方16と、さらにそれらの
間隔が、2つの必ずしも隣接しない前記ストラップ端1
3上の穴部の間隔に対応して、これらは固定的に前記板
に取り付けられる。下部ピン17は、下方に傾斜してい
るが、上部ピン16は板14から直角に突き出してい
る。一旦、フレーム1が頭蓋骨6上に降ろされてしまう
と、ロック手段の設計から、穴部がその上を板14に向
けて上方へ滑るようにストラップ端13の相応する穴部
を下部ピン17の上に配置することによって、頭部スト
ラップ7の自由端13を迅速、かつ安全に取り付けるこ
とが可能である。この動作の終わりに、ストラップ端1
3の上の穴部を上部ピン16上に配置することができ
る。それによって、下部ピン17は頭部ストラップ7が
板14から外れることを防ぎ、一方上部ピン16は頭部
ストラップ7が板に対して回転されることを防ぐことに
なる。
【0012】代わりに、頭部ストラップ7の他端13
は、ねじとピンによってまたはねじとピン無しで板14
に取り付けられてもよい。必要ならば、上で説明した様
式で、フレームの短辺5へ直接に他端13を取り付ける
こともできる。また、他端13を固定的に装着すること
も考えうるが、これは頭部ストラップ7の大まかな調節
の可能性が失われそしてフレームの融通性が減少するこ
とを意味するであろう。
【0013】フレームの反対部分、すなわち前方の短辺
8の側では、バイトブロック(咬合阻止器)18がフレ
―ム1に移動可能に取り付けられる。バイトブロック1
8は、実質的にY字形であり、フレームの内側に配置さ
れたその部分19が患者の口に導入され、頭蓋骨6内の
上の歯または上顎の口蓋とかみ合うように意図されてい
る。フレームから突き出すバイトブロックの部分20
は、バイトブロックの縦軸(フレームの縦軸24と一致
する)に沿った切り抜き21と、軸に平行して配向され
ている目盛り22とを有する。バイトブロック18は、
フレームの下側のみぞ23に着脱、離脱可能に配置さ
れ、そのみぞはフレーム1の縦軸24に関して対称的で
ある。バイトブロック18の外側部分20は、このよう
にみぞ23にクランプ穴11間でスライド可能であり、
かつ目盛り22によって調節可能である。バイトブロッ
クをロック用ねじ25により軸24に沿って所望の位置
に取り付けることができる。そのロック用ねじは、短辺
の下部にあるみぞ23のねじ穴にかん合し、そして切り
込み21に配置される。フレーム1を患者に配置しよう
とするとき、好ましくはバイトブロックがフレームから
取り外されている。しかし、一旦頭部ストラップが定位
置にあると、バイトブロックはロック用ねじを一部のみ
締めることによって、みぞ23に着脱可能に取り付けら
れる。かくして、外側部分20が切り込みによりねじ頭
の内側(上部)にスライドすることができる。
【0014】もし所望ならば、勿論前記切り込みを中央
開口部で置き換えることは可能である。それを通って、
バイトブロックの内部部分19がフレームの中心から離
れるよう回転され、フレームを装着し、その後前記軸2
4に沿った位置に戻すことができる。しかしながら、こ
の場合、調節可能性が失われ、かつフレームの融通性も
減少する。
【0015】好ましくは、バイトブロック18がその上
側で歯、或いは口蓋のキャスティング(弾性材料製であ
り、図示せず)であり、患者の上の歯または口蓋に対応
するものを支持する。内部部分19の穴部26は、キャ
スティングの固定を容易くする。このようにして、異な
る頭蓋骨の大きさを持つそれぞれの個体は、フレーム1
を使用できるが、キャスティングを備えるバイトブロッ
クのみは、個人向けであり、患者が持ってこなくてはい
けない。そのバイトブロックが上の歯または口蓋とかみ
合うように意図されているのは、これらが頭蓋骨6に対
して固定された基準点を構成するからである。
【0016】バイトブロック18により頭蓋骨に対する
フレームの前方固定点が提供される一方、頭部ストラッ
プ7により頭蓋骨に対するフレーム1の垂直レべルが決
定されるので、該フレームを頭蓋骨に完全に固定できる
ためには少なくとも2個の後方固定点が要求される。こ
の目的で、一対の固定手段27と28をフレームの後方
部分、好ましくは後方の短辺5へ若しくはそれに隣接し
て着脱可能に取り付ける。前記手段は、その端部の下で
後頭骨上の皮膚を介して、後頭骨との無侵襲的(無血)
かみ合いをもたらすように配置されている。後頭骨の端
部はほとんどの人で簡単に確認できるので、2個の安全
な固定点がこのようにして得られる。
【0017】したがって、固定手段27と28は、好ま
しくはフレーム1から上方に、普通該フレームの中心に
向かって傾けられている。各固定手段の内側端にボール
・ソケット継手が配置される。該継手は、ボール要素2
9と該ボール要素29に旋回可能に支持され、かつ頭蓋
骨6の後頭骨の対応する、かみ合う表面の傾きに対し
て、それ自身がそろう支持要素30からなる。支持要素
30は、プラスチック等の適当な弾性材料から作られて
いる。図2および図3において、その支持要素は先端を
欠く円錐形状を有するものとして示されているが、適当
な形状ならいかなるものでも可能である。固定手段27
と28は、なめらかな周辺面を持ってよいが、その場合
ロック手段の助けを借りてフレームに固定される。しか
しながら、おねじを備える固定手段を提供することが好
ましく、それはフレームの連携するホルダー中の適合す
るねじ穴とかみ合う。そのホルダーは、フレームに固定
的に取り付けられていてもよいし、またはコラム31か
らなっていてもよく、それらはフレームの平面を横切っ
て、みぞ32中に着脱可能に配置される。すなわち、コ
ラム31は頭蓋骨6に対して垂直に調節可能である。こ
れによって、フレーム1を頭蓋骨6に対して垂直に調節
でき、そしてこのようにかなり下、すなわち実質的に耳
の高さより下に位置することができる。その結果、前記
フレームが処置器具の助けとともに実施される操作を妨
げることがないので、これは比較的重要である。
【0018】各コラム31はさらにフレーム1に対して
繰り返し揃えられるように縦軸方向に目盛りを備える。
各固定手段27と28も、またこの目的で少なくとも1
つの目盛りを備える。ここで、ねじ形状の固定手段の部
分にぎざぎざをつけるか、削りとってもよく、得られる
実質的に平らな表面が目盛りを備えているが、これをコ
ラム31に対して読む。図6Aおよび図6Bを参照。代
わりに、前記固定手段とコラム上にソケット構造が提供
されてもよいが、これは例えば、固定手段がそのホルダ
ーから突き出す長さを調節するマイクロメーターであ
る。
【0019】上記で説明した固定手段27と28の補足
物または代替物として、第2の一対の固定手段33と3
4がフレーム1上にその各長辺2に沿って着脱可能に配
置されてもよい。固定手段27および28と同様に、か
つ好ましくはねじ山によって固定手段33と34は、連
携するホルダー35と36にかん合し、固定手段33と
34の挿入長を調節するために同様な目盛り手段を有す
る。この目的のために、各ホルダー35または36は1
つ以上のねじ穴37と38を持つ。ホルダー35と36
は、さらにそれぞれの目盛り4に沿って調節可能であ
り、フレーム1のみぞ3を走査する。各ホルダーは連携
するロック用ねじ39によってみぞ中のそのあわせる位
置にロックされる。固定手段33と34もまた、それら
の内側端にボール要素40および支持要素41(該ボー
ル要素に旋回可能に支持される)からなるボール・ソケ
ット継手を有する。好ましくは、支持要素30と同一の
材料から作られた支持要素41は、しかしながら先端を
欠く円錐形状を持たず、頭蓋骨6に対して実質的に平坦
な接触面を備える豆形状である。
【0020】上記第2の対の固定手段33と34は、患
者の各々の耳の後ろの後頭骨と、その骨の上の皮膚を介
して、無侵襲的な様式でかみ合うことを意図される。固
定手段上およびフレーム2の長辺上の上記の目盛り、さ
らに各ホルダー35または36の穴部37と38の選ば
れた1つによって、繰り返し前記固定手段を調節でき
る。
【0021】処置(反復)の対象となる領域の空間的位
置は、それ自身公知の様式(座標系または立体角系によ
って)で測定されるが、例えば序論として述ベたパンフ
レットを参照のこと。各処置セッシヨンでは、フレーム
1を患者の頭蓋骨6の上に降ろし、頭部ストラップ7か
ら吊り下げるが、それは上記のようにピン16および1
7と作用する該ストラップの端部13の穴部48によっ
て大まかに調節される。続いて、ナット12と作用する
クランプ具10の助けを借りて、確認された設定値に合
わせて微調節を行う。それから歯または口蓋キャスティ
ングを備える患者の個人向けバイトブロック18を目盛
り22によってあわせ、ロック用ねじ25を締めること
によりフレームの縦軸24の方向に固定する。前記キャ
スティングは、このようにして上顎の対応する部分(歯
または口蓋)とかみ合う。フレーム1の頭蓋骨への最終
的な固定は、固定手段27と28、および/または固定
手段33と34の位置および突き出る長さを調節し、上
記の確認された値に合わせることによってなされる。
【0022】本発明の好適な実施の形態によれば、フレ
ーム1が指定の位置に固定されてしまうと、例えば従来
技術の箱型構造物42をフレーム1上に位置させ、目盛
り4を用いて調節し、固定手段43の助けを借りて取り
付ける。透明で放射線透過性の材料から作られた箱型構
造物42は、処置領域の確定を可能にする一体化目盛り
44と45、および基準線46と47とを含む。上記で
指摘した米国特許に係る印づけ装置も、好適に、この状
況で使用することができる。かくして、各患者の設定値
を知っていれば、フレームの構成によりフレームを各患
者の頭蓋骨へ容易く、確実に固定することが可能であ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明のステレオタクティック用器具
は、このようにして処置の間、患者の不快感なしに支持
され、患者が処置ユニットに対して動くことを可能にす
る。また、例えば、指摘した米国特許に係る装置を用い
て、処置ユニットの処置手段をフレームに取り付けるこ
とも可能である。本発明の器具は、患者の頭蓋骨を手術
台、検査台等に対して、さらに外科用器具等のホルダー
としても位置づけするのに使用できる。本発明は、上記
の記載および図面の例示には限定されないものであり、
特許請求の範囲内においていくつもの方式で改変でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】明示のために頭部ストラップおよび指示装置が
取り除かれた、好適な実施の形態に係る無侵襲型ステレ
オタクティック用器具の上面図である。
【図2】頭部ストラップを備え、患者に装填した図1に
示す器具の側面図である。
【図3】そのフレームに固定的に取り付けられ、透明材
料からなるそれ自体公知の箱型構造物と処置領域の位置
を指示する一体化された目盛りを備え、患者に装填しと
きの器具を例示する、図2の側面図に対応する側面図で
ある。
【図4】目盛りを備えるクランプに取り付けられたとき
の頭部ストラップの上面図である。
【図5】Aは固定手段用ホルダーの正面図であり、Bは
固定手段用ホルダーの側面図である。
【図6】Aはその支持要素なしの固定手段の側面図であ
り、Bはその支持要素なしの固定手段の断面図である。
【符号の説明】
1…フレーム、3,32…みぞ、6…頭蓋骨、7…頭部
ストラップ、10…クランプ具、12…ねじ・ナット継
手、14…板、16,17…ロック手段(ピン)、18
…バイトブロック、24…縦軸、27,28,33,34
…固定手段、29,40…ボール要素、30…支持要
素、31…コラム、35,36…ホルダー、42…指示
装置、49…目盛り。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処置の対象となる患者の頭蓋骨(6)に
    おける1つの領域の空間的位置を確定するための無侵襲
    型ステレオタクティック用器具であり、該領域の位置は
    予め、血管造影、PETまたはX線機器のような手段に
    よって決められるもので、前記器具は患者の頭蓋骨によ
    って支持されるように、そして指示装置(42)および
    /または処置器具を支持するように配置されている非屈
    曲性フレーム(1)と、前記フレームに着脱可能に取り
    付けられ、かつ頭蓋骨に対して前記器具の反復固定のた
    めに該頭蓋骨とかみ合うように配置されている固定手段
    (27,28;33,34)とからなる器具において、非
    弾性の頭部ストラップ(7)がフレーム(1)の対向す
    る部分(5,8)でフレーム(1)に調節可能に取り付
    けられ、バイトブロック(18)が該フレームに移動可
    能に取り付けられ、かつ前記頭蓋骨内の上の歯または口
    蓋とかみ合うように配置されており、そして目盛り(4
    9)を備える少なくとも一対の相互に作用する固定手段
    (27,28)がフレーム(1)に着脱可能に取り付け
    られ、かつ支持要素(30)を介して後頭骨の皮膚と無
    侵襲的な仕方でかみ合うように配置されていることを特
    徴とする前記器具。
  2. 【請求項2】 頭部ストラップ(7)の一端(9)がバ
    イトブロック(18)に隣接して、フレーム(1)に着
    脱可能に取り付けられており、その他端(13)が後頭
    骨の固定手段(27,28)の間で、フレーム(1)に
    離脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の器具。
  3. 【請求項3】頭部ストラップ(7)の一端(9)がクラ
    ンプ具(10)に取り付けられており、それは目盛りを
    備えてフレーム(1)の平面に角度をなして該フレーム
    に着脱可能に配置され、かつその端部に該フレームの下
    側とかみ合う、頭部ストラップ(7)の微調節用のねじ
    ・ナット継手(12)を有することを特徴とする請求項
    2に記載の器具。
  4. 【請求項4】 頭部ストラップ(7)の大まかな調節の
    ために、該頭部ストラップの他端(13)を板(14)
    に離脱可能に取り付けることができ、それはフレーム
    (1)の平面に角度をなして該フレームに固定的に取り
    付けられ、かつ位置が特定され前記頭部ストラップの他
    端(13)に配置された位置が決められた通し穴(4
    8)と相互にかみ合うためのロック手段(16,17)
    を有することを特徴とする請求項2または3に記載の器
    具。
  5. 【請求項5】 ロック手段が一対のピン(16,17)
    からなり、それらは一方が他方の上にと、板(14)へ
    取り付けられ、かつ前記ストラップの他端(13)の2
    個の穴部の間隔に対応する互いの間隔でもって配置さ
    れ、そしてそれらのうちでフレーム(1)に最も近いピ
    ン(17)が該フレームの平面に向けて傾けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の器具。
  6. 【請求項6】 バイトブロック(18)がフレーム
    (1)ヘ離脱可能に取り付けられ、該フレームの縦軸
    (24)の方向と平行な方向に着脱可能であり、そして
    フレーム(1)に対する調節のために目盛り(22)と
    相互に作用することを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1つに記載の器具。
  7. 【請求項7】 その側面が頭部ストラップ(7)に面す
    るバイトブロック(18)が、患者の上顎の歯および口
    蓋にそれぞれ対応する歯または口蓋キャスティングを備
    えることを特徴とする請求項6に記載の器具。
  8. 【請求項8】 後頭骨の固定手段(27,28)が、目
    盛りと相互に作用するコラム(31)上に着脱可能に配
    置されており、該コラムがフレームの平面を横切るみぞ
    (32)に着脱可能に配置されており、そして支持要素
    (30)がそれぞれの固定手段(27,28)の挿入端
    でボ一ル要素(29)へ移動可能に装着されていること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の器
    具。
  9. 【請求項9】 後頭骨の固定手段(27,28)が、フ
    レーム(1)またはコラム(31)の適合するねじ穴と
    かみ合うおすねじを有することを特徴とする請求項1〜
    8のいずれか1つに記載の器具。
  10. 【請求項10】 患者の各々の耳の後ろで頭蓋骨(6)
    の皮膚と無侵襲的にかみ合うことを目的とする2つ固定
    手段(33,34)が、フレーム(1)上でその平面に
    平行で目盛り(4)を備えるみぞ(3)に沿って着脱可
    能に配置されており、該固定手段(33,34)はみぞ
    (3)内に着脱可能に配置されたホルダー(35,3
    6)とねじ山を介してかみ合っており、かつそれぞれの
    固定手段(33,34)の挿入端でボール要素(40)
    へ移動可能に装着されている支持要素(41)を有する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の
    器具。
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