JP2002172176A - 生体内留置用ステントおよび生体器官拡張器具 - Google Patents
生体内留置用ステントおよび生体器官拡張器具Info
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Abstract
かつ、軸方向の伸縮に対抗しステント全体の筒状形状を
保持することができる生体内留置用ステントを提供する
ものである。 【解決手段】 ステント1は、波状要素により環状に形
成された第1の波状環状体12aと、第1の波状環状体
12aの谷部に山部が近接するようにステント1の軸方
向に配置されるとともに波状要素により環状に形成され
た第2の波状環状体12bと、第1の波状環状体12a
の谷部と第2の波状環状体12bの山部とを接続する複
数の接続部6とからなる環状ユニット4からなる。環状
ユニット4は、ステント1の軸方向に複数配列されると
ともに、隣り合う環状ユニットを接続部形成部位にて連
結する連結部7を備える。連結部7は、隣り合う環状ユ
ニット4間に複数かつ向かい合う位置もしくはステント
の中心軸に対してほぼ等角度配置となるように設けられ
ている。
Description
管、食道、尿道等の生体管腔内に生じた狭窄部、もしく
は閉塞部の改善に使用される生体内留置用ステントおよ
び生体器官拡張器具に関する。
腔が狭窄もしくは閉塞することによって生じる様々な疾
患を治療するために、その狭窄もしくは閉塞部位を拡張
し、その内腔を確保するためにそこに留置する一般的に
は管状の医療用具である。ステントは、体外から体内に
挿入するため、そのときは直径が小さく、目的の狭窄も
しくは閉塞部位で拡張させて直径を大きくし、かつその
管腔をそのままで保持する物である。
属管を加工した円筒状のものが一般的である。カテーテ
ルなどに細くした状態で装着され、生体内に挿入され、
目的部位で何らかの方法で拡張させ、その管腔内壁に密
着、固定することで管腔形状を維持する。ステントは、
機能および留置方法によって、セルフエクスパンダブル
ステントとバルーンエクスパンダブルステントに区別さ
れる。バルーンエクスパンダブルステントはステント自
体に拡張機能はなく、ステントを目的部位に挿入した
後、ステント内にバルーンを位置させてバルーンを拡張
させ、バルーンの拡張力によりステントを拡張(塑性変
形)させ目的管腔の内面に密着させて固定する。このタ
イプのステントでは、上記のようなステントの拡張作業
が必要になる。そして、内血管系、特に冠動脈治療に用
いられているステントは、バルーンエクスパンドタイプ
がその大半を占めている。そして、ステントとしては、
より多くの症例に対応させるために軸方向に柔軟な構造
が求められている。
て約2〜3倍の変形が必要である。金属材料を用いてい
る現在のステントにおいて、上記変形を可能にするに
は、周方向に沿って屈曲させた構造を持たせ、この屈曲
部を伸縮させることでステント径を拡縮させる構造とし
ているものがある。さらに、軸方向に垂直な柔軟性を持
たせるためには、拡径可能な構造部を連結する部分が曲
げに対して自由度を持っている必要がある。つまり、連
結部自身に柔軟性を持たせたデザインを施すか、連結部
の数をできるだけ少なくする必要がある。しかし、連結
部自身に柔軟性を持たせた場合、軸方向へ伸びやすい構
造となる。また連結部の数が少な過ぎたり、配置位置が
偏っていると、柔軟性に方向性が生じたり、軸方向への
引っ張りに対して弱い構造になってしまう。逆に連結部
の数を増やすと軸方向への強さは増すが柔軟性が少なく
なる。結果として適切な数の連結部をバランス良く配置
することが必要となる。本発明の目的は、軸方向に垂直
な方向に対する柔軟性を持ち、かつ、軸方向の伸縮に対
抗しステント全体の筒状形状を保持することができる生
体内留置用ステントを提供するものである。
は、 (1) 略管状体に形成され、生体内管腔への挿入のた
めの直径を有し、該管状体の内部より半径方向に広がる
力が付加された時に拡張可能なステントであって、該ス
テントは、波状要素により環状に形成された第1の波状
環状体と、該第1の波状環状体の谷部に山部が近接する
ようにステントの軸方向に配置された波状要素により環
状に形成された第2の波状環状体と、前記第1の波状環
状体の谷部と前記第2の波状環状体の山部とを接続する
複数の接続部とからなる環状ユニットがステントの軸方
向に複数配列され、かつ、隣り合う環状ユニットを前記
接続部形成部位にて連結するとともにステントの軸方向
に連続しない連結部を備え、さらに、該連結部は、隣り
合う環状ユニット間に複数かつ向かい合う位置もしくは
該ステントの中心軸に対してほぼ等角度配置となるよう
に設けられている生体内留置用ステントである。
ニットの前記複数の接続部のうち少なくとも一つの接続
部は、前記第1の波状環状体の谷部と前記第2の波状環
状体の山部が一体化した一体化部であり、他の接続部は
細線状接続部であることが好ましい。 (3) 上記(2)において、前記隣り合う環状ユニッ
ト間に複数設けられた連結部の少なくとも一つは、前記
隣り合う環状ユニットの前記一体化部相互を連結するも
のであり、他の連結部は、前記隣り合う環状ユニットの
前記細線状接続部形成部位相互を連結するものであるこ
とが好ましい。 (4) 上記(1)ないし(3)のいずれかにおいて、
前記連結部は、前記ステントの中心軸に対して所定角度
斜めとなっており、かつ前記ステントの軸方向に隣り合
う連結部は、傾斜方向が異なるものとなっていることが
好ましい。 (5) 上記(1)ないし(4)のいずれかにおいて、
前記連結部と該連結部と前記ステントの軸方向に隣り合
う連結部は、前記ステントの中心軸に対して所定角度ず
れるとともに、連結部が断続する螺旋状となるように配
置されていることが好ましい。 (6) 上記(1)ないし(4)のいずれかにおいて、
前記複数の連結部と該複数の連結部と前記ステントの軸
方向に隣り合う複数の連結部は、前記ステントの中心軸
に対して所定角度ずれるとともに、連結部が断続する複
数の螺旋状となるように配置されていることが好まし
い。 (7) 上記(1)ないし(4)のいずれかにおいて、
前記複数の連結部は向かい合う位置に配置されており、
該複数の連結部と前記ステントの軸方向に隣り合う複数
の連結部は、前記ステントの中心軸に対して約60度ず
れるとともに、連結部が断続する複数の螺旋状となるよ
うに配置されていることが好ましい。
めの直径を有し、該管状体の内部より半径方向に広がる
力が付加された時に拡張可能なステントであって、該ス
テントは、前記半径方向に広がる力が付加された時に伸
張する多数の線状屈曲部と開口を有する複数の略多角形
状線状体を環状となるように複数の接続部により接続し
た環状ユニットがステントの軸方向に複数配列され、か
つ、隣り合う環状ユニットを前記接続部にて連結すると
ともにステントの軸方向に連続しない連結部を備え、さ
らに、該連結部は、隣り合う環状ユニット間に複数かつ
向かい合う位置もしくは該ステントの中心軸に対してほ
ぼ等角度配置となるように設けられている生体内留置用
ステントである。
は、前記ステントの中心軸に対して所定角度斜めとなっ
ており、かつ前記ステントの軸方向に隣り合う連結部
は、傾斜方向が異なるものとなっていることが好まし
い。 (10) 上記(8)または(9)において、前記連結
部と該連結部と前記ステントの軸方向に隣り合う連結部
は、前記ステントの中心軸に対して所定角度ずれるとと
もに、連結部が断続する螺旋状となるように配置されて
いることが好ましい。 (11) 上記(8)または(9)において、前記複数
の連結部と該複数の連結部と前記ステントの軸方向に隣
り合う複数の連結部は、前記ステントの中心軸に対して
所定角度ずれるとともに、連結部が断続する複数の螺旋
状となるように配置されていることが好ましい。 (12) 上記(8)または(9)において、前記複数
の連結部は向かい合う位置に配置されており、該複数の
連結部と前記ステントの軸方向に隣り合う複数の連結部
は、前記ステントの中心軸に対して約60度ずれるとと
もに、連結部が断続する複数の螺旋状となるように配置
されていることが好ましい。 (13) 上記(1)ないし(12)のいずれかにおい
て、前記環状ユニットの隣り合う波状要素間に形成され
る空間には、隣り合う環状ユニットの波状端部が侵入し
ていることが好ましい。
本体部の先端部に設けられた折り畳みおよび拡張可能な
バルーンと、折り畳まれた状態の前記バルーンを被包す
るように装着され、かつ該バルーンの拡張により拡張さ
れるステントとを備える生体器官拡張器具であって、前
記ステントは、上記(1)ないし(13)のいずれかに
記載のステントである生体器官拡張器具である。
実施例を用いて説明する。図1は、本発明のステントの
一実施例の正面図である。図2は、図1に示したステン
トの部分拡大図である。図3は、図1に示したステント
の拡張前の展開図である。この実施例のステント1は、
略管状体に形成され、生体内管腔への挿入のための直径
を有し、管状体の内部より半径方向に広がる力が付加さ
れた時に拡張可能なステントである。ステント1は、多
数の屈曲部5aを有する波状要素により環状に形成され
た第1の波状環状体12aと、第1の波状環状体12a
の谷部に山部が近接するようにステント1の軸方向に配
置されるとともに線状屈曲部5aを有する波状要素によ
り環状に形成された第2の波状環状体12bと、第1の
波状環状体12aの谷部と第2の波状環状体12bの山
部とを接続する複数の接続部6とからなる環状ユニット
4からなり、さらに、環状ユニット4は、ステント1の
軸方向に複数配列されるとともに、隣り合う環状ユニッ
トを接続部形成部位にて連結する連結部7を備える。さ
らに、連結部7は、隣り合う環状ユニット4間に複数か
つ向かい合う位置もしくはステントの中心軸に対してほ
ぼ等角度配置となるように設けられているものである。
スパンダブルステントである。ステント1は、図1ない
し図3に示すように、複数の環状ユニット4が、ステン
ト1の軸方向にほぼ直線状となるように配列されるとと
もに、隣り合う環状ユニットの波状要素(波状環状体1
2bと12a)を接続部6の形成部位において連結する
連結部7を備えている。ステント1は、見方を変えれ
ば、多数の環状ユニット4が、連結部7により連結した
ことにより構成された管状体である。ステント1の環状
ユニット12a、12bは、図1およびその展開図であ
る図3に示すように、ほぼ同じピッチの6つの山と谷を
有し、環状に連続した無端の波状体により構成されてい
る。なお、環状ユニットの山(もしくは谷)の数は、4
〜7が好適である。そして、第1の波状環状体12aの
谷部に山部が近接するように軸方向に配置された第2の
波状環状体12bは、第1の波状環状体の谷部と第2の
波状環状体の山部とが複数の短い接続部6により接続さ
れ、一つの環状ユニット4を構成している。この実施例
では、第1の波状環状体12aのすべての谷部と第2の
波状環状体12bのすべて山部とが接続部6により接続
されており、一つの環状ユニット4は、6つ(環状ユニ
ットの山もしくは谷の数)の接続部6を備えている。
ット4は、ステント1の軸方向に複数(この実施例で
は、12個)配列されるとともに、隣り合う環状ユニッ
トを連結する連結部7を備えており、これにより、筒状
のステント1が形成されている。そして、連結部7は、
隣り合う環状ユニット4を複数カ所連結するように設け
られている。2つの隣り合う環状ユニット間に設けられ
る連結部の数は、2〜4個が好ましい。さらに、連結部
7は、隣り合う連結部と連続しないように配置されてい
る。ステント1では、連結部7は、隣り合う環状ユニッ
ト4間に、図1ないし図3に示すように、2つ設けられ
ている。つまり、隣り合う環状ユニット4は、2カ所に
おいて連結されている。
うち少なくとも一つの接続部は、第1の波状環状体12
aの谷部と第2の波状環状体12bの山部が一体化した
一体化部4aとなっている。また、他の接続部6は細線
状接続部となっている。そして、環状ユニット間に複数
設けられた連結部の少なくとも一つの連結部7aは、隣
り合う環状ユニット4の一体化部4a相互を連結してい
る。さらに、他の連結部7bは、隣り合う環状ユニット
4の細線状接続部6の形成部位相互を連結している。つ
まり、この実施例のステントでは、隣り合う環状ユニッ
トは、各環状ユニットが備える第1の波状環状体12a
の谷部と第2の波状環状体12bの山部が一体化した一
体化部4aにより連結されているので、ユニット4相互
は十分な連結強度を備える。さらに、隣り合う環状ユニ
ットは、細線状接続部6の形成部位相互を連結する他の
(第2の)連結部7bを備えている。このため、ステン
トの生体内留置後の伸張を抑制することができ、かつ、
一体化部における連結でないため、湾曲障害とならな
い。
の連結部7は、ステント1の中心軸に対して所定角度斜
めとなっている。言い換えれば、ステントをステントの
中心軸に平行に長手方向に切断し展開した状態におい
て、連結部は、ステントの長手方向に対して、所定角度
で傾斜している。さらに、図面に示す実施例のステント
1では、2つの同じ隣り合う環状ユニットを連結する連
結部は同じ方向にかつほぼ同じ角度で傾斜している。ま
た、この実施例のステント1では、ステントの軸方向に
隣り合う連結部は、傾斜方向が異なるものとなってい
る。さらに、連結部7は、隣り合う連結部と連続しない
ように配置されている。また、連結部7(7a、7b)
とこの連結部7(7a、7b)とステント1の軸方向に
隣り合う連結部7(7a、7b)は、ステント1の中心
軸に対して所定角度ずつずれることにより、連結部7
(7a、7b)が断続する螺旋状となるように配置され
ている。つまり、複数の連結部7a、7bとこの複数の
連結部7a、7bとステントの軸方向に隣り合う複数の
連結部7a、7bは、ステントの中心軸に対して所定角
度(図3に示す実施例では、約60度)ずつずれるよう
に配置されており、これにより、連結部7a、7bは、
断続する複数(2本)の螺旋状となるように配置された
ものとなっている。
7a,7bは、図3に示すように、ステントの軸方向に
対して連続せず、かつ、2本の螺旋状に配置された状態
となり、さらに、軸方向に対して隣り合う位置の連結部
は傾斜方向が異なったものとなっている。また、一体化
部は、1本の螺旋状に配置された状態となっている。こ
れにより、ステントは、全体として湾曲方向性を持たな
い良好な変形が可能なものとなっている。湾曲方向性を
持たないとは、易変形方向および難変形方向を持たない
ことを意味する。連結部をステントの軸方向に連続しな
いものとすることにより、一つの環状ユニット4が血管
の変形に追従するように変化した時の負荷が、隣り合わ
ない環状ユニット4にまで直接的(もしくは直線的)に
伝達されることを抑制でき、環状ユニット個々の独立し
た拡張機能を発揮する。さらに、連結部の配置が、ステ
ント1全体から見て螺旋的なものとなっていれば、隣り
合わない環状ユニットによる影響をより受けにくくな
る。
ユニットの隣り合う屈曲部間に形成される空間には、隣
り合う環状ユニットの波状環状体の屈曲部5aの頂点部
分が侵入していることが好ましい。このようにすること
により、ステント1は、波状環状体がステント1の軸方
向に見ると部分的に重なった状態となっている。このス
テント1を拡張させた時に、個々の構成要素がステント
1の軸方向に短くなっても、ステント1の側面における
隙間の増加が少なく、より確実に血管の狭窄部を拡張で
きかつ、病変部位を隙間なく押さえることができる。
〜1.8mm程度が好適であり、特に、0.9〜1.4
mmがより好ましい。また、ステント1の非拡張時の長
さは、9〜40mm程度が好適である。また、一つの波
状環状体12a,12bの長さは、0.7〜2.0mm
程度が好適であり、一つの環状ユニットの長さは、1.
5〜4.0mm程度が好適であり、特に、2.0〜3.
0mmがより好ましい。また、一つの波状環状体12
a,12bの山の数(言い換えれば、谷の数)は、4〜
8が好ましく、特に、5〜7が好ましい。また、細線状
接続部6の長さは、0.01〜0.5mm程度が好適で
ある。また、細線状接続部の幅は、破断可能とする場合
には、0.02〜0.04mm、より好ましくは0.0
25〜0.035mmである。また、細線状接続部の幅
は、破断させない場合には、0.06〜0.15mm、
より好ましくは0.08〜0.13mmである。そし
て、一体化部の幅は、0.06〜0.15mm、より好
ましくは0.08〜0.13mmである。
適である。また、隣り合う環状ユニットの構成要素(環
状ユニット)がステント1の軸方向に重なる長さは、
0.5〜1mmが好適である。また、環状ユニット間の
中心間距離は、1.3〜2.5mmが好適である。連結
部7の長さは、1.4〜2.7mmが好適である。さら
に、ステント1の中心軸に対する連結部の傾斜角(展開
図で見た時の長手方向に対する傾斜角)は、0°〜45
°程度が好ましく、特に、5°〜25°が好適である。
また、ステント1は、成形時(圧縮前)の直径は、1.
5〜3.5mm程度が好適であり、特に、2.0〜3.
0mmがより好ましい。さらに、ステント1の肉厚とし
ては、0.05〜0.15mm程度が好適であり、特
に、0.08〜0.12mmが好適であり、波状要素の
幅は、0.07〜0.15mm程度が好適であり、特
に、0.08〜0.13mmが好適である。
り合う環状ユニット間が2つの連結部により連結されて
いるタイプのものである。このため、連結部は、ステン
トの中心軸に対して向かい合う位置に配置されている。
しかし、この実施例に限定されるものではなく、隣り合
う環状ユニット間には、3〜4(上記の2を含めれば2
〜4)の連結部を設けてもよい。この場合には、連結部
はステントの中心軸に対してほぼ等角度配置となるよう
に設けられる。つまり、隣り合う環状ユニット間に3つ
の連結部を設ける場合には、約120度毎の配置とな
り、4つの連結部を設ける場合には、約90度毎の配置
となる。また、このように、隣り合う環状ユニット間に
3以上の連結部を設ける場合においても、一つの環状ユ
ニットは、一つの一体化部しか備えないものとすること
が好ましい。つまり、一つの連結部のみが隣り合う環状
ユニットの一体化部を連結するものとし、他の2以上の
連結部は、細線状接続部形成部位を連結するものとする
ことが好ましい。
の生体適合性を有するものが好ましく、例えば、ステン
レス鋼、タンタルもしくはタンタル合金、プラチナもし
くはプラチナ合金、金もしくは金合金、コバルトベース
合金等が考えられる。またステント形状を作製した後に
貴金属メッキ(金、プラチナ)をしてもよい。ステンレ
ス鋼としては、最も耐腐食性のあるSUS316Lが好
適である。
が好ましい。ステント1の面取り方法としては、ステン
トを最終形状に形成した後、化学研磨、電解研磨もしく
は機械研磨することにより行うことができる。化学研磨
としては、ステンレス化学研磨液に浸漬することにより
行うことが好ましい。ステンレス化学研磨液としては、
ステンレスを溶解できるものであればよく、例えば、塩
酸と硝酸からなる混合液を基本成分とし、これに、溶解
速度調整、平滑化および光沢性付与のための有機硫黄化
合物および界面活性剤を添加したものが好ましい。
後、焼きなましすることが好ましい。焼きなましを行う
ことにより、ステント全体の柔軟性および可塑性が向上
し、屈曲した血管内での留置性が良好となる。焼きなま
しを行わない場合に比べて、ステント1を拡張した後の
拡張前形状に復元しようとする力、特に、屈曲した血管
部位で拡張した時に発現する直線状に復帰しようとする
力が減少し、屈曲した血管内壁に与える物理的な刺激が
減少し、再狭窄の要因を減少させることができる。焼き
なましは、ステント表面に酸化被膜が形成されないよう
に、不活性ガス雰囲気下(例えば、窒素と水素の混合ガ
ス)にて、900〜1200℃に加熱した後、ゆっくり
と冷却することにより行うことが好ましい。
いて、図面を参照して説明する。図4は、本発明の他の
実施例のステントの一実施例の正面図である。図5は、
図4に示したステントの部分拡大図である。図6は、図
4に示したステントの展開図である。この実施例のステ
ント10は、略管状体に形成され、生体内管腔への挿入
のための直径を有し、管状体の内部より半径方向に広が
る力が付加された時に拡張可能なステントである。ステ
ント10は、半径方向に広がる力が付加された時に伸張
する多数の線状屈曲部と開口を有する複数の略多角形状
線状体13を環状となるように複数の接続部16により
接続した環状ユニット14がステントの軸方向に複数配
列され、かつ、隣り合う環状ユニット14を接続部にて
連結するとともにステントの軸方向に連続しない連結部
15を備え、さらに、連結部は、隣り合う環状ユニット
間に複数かつ向かい合う位置もしくはステントの中心軸
に対してほぼ等角度配置となるように設けられている。
パンダブルステントである。この実施例のステントのよ
うに、略多角形状線状体13は、ステントの軸方向に長
いつぶれた形状となっていることが好ましい。さらに、
この実施例のステントのように、ステントの両端に位置
する略多角形状線状体13は、外側に位置する部分が略
半楕円状となっていることが好ましい。さらに、この実
施例のステントのように、環状ユニットの隣り合う略多
角形状線状体13の屈曲部11a間により形成される空
間には、隣接する他の環状ユニット14の略多角形状線
状体13の屈曲部11aの頂点部分が侵入していること
が好ましい。
展開図である図6に示すように、ステント10の軸方向
に長くかつ線状屈曲部11aと中央部開口を有する略多
角形状線状体13が、ステントの中心軸に対してほぼ等
角度配置にて略円周上に配列され、かつ、略多角形状線
状体13の円周方向の隣接部(側部)間が接続部16に
て接続された環状ユニット14からなり、かつ、複数の
環状ユニット14がステント10の軸方向に並んでい
る。さらに、一つの環状ユニット14の接続部16と隣
り合う環状ユニット14の接続部16とが連結部15に
より少なくとも2カ所連結されている。ステント10
は、見方を変えれば、多数の環状ユニット14が、連結
部15により連結したことにより構成された管状体であ
る。
ぼ等角度間隔に配置された6つの略多角形状線状体13
を有する。一つの略多角形状線状体13は、ステント1
0の軸方向に長い略菱形状に形成され、かつ、中央が略
多角形状線状体13の形状に対応して、略菱形に開口
し、ステントの軸方向の両端部が線状屈曲部11aとな
っている。このように、各略多角形状線状体13は、個
々独立した閉鎖系をなす形状、言い換えれば、略多角形
状線状体13は、ステント10の側面にて開口するリン
グ状要素である。略多角形状線状体13がこのような形
状を有するため、強い拡張保持力を発揮する。また、各
略多角形状線状体13は、ステント10の中心軸より全
体がほぼ等距離となるように、円周方向に湾曲してい
る。
軸方向の側部の中心と半径方向に隣り合う他の略多角形
状線状体13の軸方向の側部の中心とが短い接続部16
により接続されている。つまり、接続部16は、各略多
角形状線状体13を円周方向にて接続している。接続部
16は、ステント10が拡張されても実質的に変化しな
いので、拡張する時の力が各略多角形状線状体13の中
心にかかりやすく、各略多角形状線状体13は均一に拡
張(変形)可能である。略多角形状線状体13の数は、
6つに限られるものではなく、4〜8が好適である。ま
た、略多角形状線状体13の形状は、ステントの軸方向
に向かい合う頂点を有する多角形状であることが好まし
く、特に、略菱形、六角形、八角形などであってよい。
好ましくは、ステント拡張時の変形の安定性より、略菱
形状である。
環状ユニット14の接続部16とは、比較的長く(接続
部に比べて長く)、ステント10の軸方向に平行に形成
された連結部15により連結されている。具体的には、
環状ユニット14と隣り合う環状ユニット14とは、接
続部16間を連結する連結部15により連結されてい
る。これら連結部15は、ステント10が拡張されても
実質的に変化しない。連結部15および接続部16が、
ステント10の拡張によって、実質的に変化しないの
で、ステント10全体の全長は、拡張前と拡張後におい
てほとんど変化せず、拡張後にステントが極端に短くな
ることがない。言い換えれば、拡張要素を接続する接続
部16は、ステントが拡張しても軸方向での移動がな
く、この接続部同士を軸に平行な連結部15で連結して
あるのでステントの全長がほとんど短縮しないのであ
る。連結部15は、隣り合う環状ユニット14を複数カ
所連結するように設けられている。2つの隣り合う環状
ユニット間に設けられる連結部の数は、2〜3個が好ま
しく、特に2個が好適である。さらに、連結部15は、
軸方向に隣り合う連結部と連続しないように配置され、
また、向き(角度)がずれて配置されている。
連結部は、ステント10の中心軸に対して所定角度斜め
となっている。言い換えれば、ステントをステントの中
心軸に平行に長手方向に切断し展開した状態において、
連結部は、ステントの長手方向に対して、所定角度で傾
斜している。そして、この実施例のステント10では、
同じ隣り合う環状ユニットを連結する連結部は同じ方向
に傾斜している。さらに、図面に示す実施例のステント
10では、同じ隣り合う環状ユニットを連結する連結部
は同じ方向にかつほぼ同じ角度で傾斜している。また、
ステントの軸方向に隣り合う連結部は、傾斜方向が異な
るものとなっている。さらに、連結部15は、隣り合う
連結部と連続しないように配置されている。また、連結
部15とこの連結部15とステント1の軸方向に隣り合
う連結部15は、ステント10の中心軸に対して所定角
度ずつずれることにより、連結部15が断続する螺旋状
となるように配置されている。つまり、複数の連結部1
5とこの複数の連結部15とステントの軸方向に隣り合
う複数の連結部15は、ステントの中心軸に対して所定
角度(図6に示す実施例では、約60度)ずつずれるよ
うに配置されており、これにより、連結部15は、断続
する複数(2本)の螺旋状となるように配置されたもの
となっている。
部15は、図6に示すように、ステントの軸方向に対し
て連続せず、かつ、2本の螺旋状に配置された状態とな
り、さらに、軸方向に対して隣り合う位置の連結部は傾
斜方向が異なったものとなっている。これにより、ステ
ントは、全体として湾曲方向性を持たない良好な変形が
可能なものとなっている。湾曲方向性を持たないとは、
易変形方向および難変形方向を持たないことを意味す
る。連結部をステントの軸方向に連続しないものとする
ことにより、一つの環状ユニット14が血管の変形に追
従するように変化した時の負荷が、隣り合わない環状ユ
ニット14にまで直接的(もしくは直線的)に伝達され
ることを抑制でき、環状ユニット個々の独立した拡張機
能を発揮する。さらに、連結部の配置が、ステント10
全体から見て螺旋的なものとなっていれば、隣り合わな
い環状ユニットによる影響をより受けにくくなる。
角形状線状体13の外側部分13bは、略半楕円状とな
っている。このようにすることにより、端部での拡張力
を十分なものとすることができ、かつ、留置される血管
内壁およびバルーンに損傷を与えることを少なくするこ
とができる。また、すべての略多角形状線状体13は、
ステントの中心軸より全体がほぼ等距離となるように、
円周方向に湾曲している。さらに、このステント10で
は、環状ユニット14の隣り合う2つの略多角形状線状
体13の屈曲部間に形成された空間には、隣接する環状
ユニット14の略多角形状線状体13の屈曲部11aの
頂点部分が侵入していることが好ましい。このようにす
ることにより、ステント10では、環状ユニットがステ
ントの軸方向に見ると部分的に重なった状態となってい
る。ステント10を拡張させた時に、個々の略多角形状
線状体13がステント10の軸方向に短くなっても、ス
テント10の側面における隙間の増加が少なく、より確
実に血管の狭窄部を拡張できかつ、その維持もより高い
ものとなる。
0.6〜1.8mm程度が好適であり、特に、0.8〜
1.6mmがより好ましい。また、一つの環状ユニット
の長さ、言い換えれば、一つの略多角形状線状体の軸方
向の長さは、1.5〜4.0mm程度が好適であり、特
に、2.0〜3.0mmがより好ましい。また、環状ユ
ニットの数としては、3〜10、好ましくは3〜8が好
適である。ステント10の中央部の環状ユニットの肉厚
としては、0.05〜0.12mm程度が好適であり、
特に、0.06〜0.10mmが好適である。ステント
の肉厚としては、0.05〜0.09mm程度が好適で
ある。また、ステント10は、成形時(圧縮前)の直径
は、1.5〜3.5mm程度が好適であり、特に、2.
0〜3.0mmがより好ましい。
は、隣り合う環状ユニット間が2つの連結部により連結
されているタイプのものであり、このため、連結部は、
ステントの中心軸に対して向かい合う位置に配置されて
いる。しかし、この実施例に限定されるものではなく、
隣り合う環状ユニット間には、3〜4(上記の2を含め
れば2〜4)の連結部を設けてもよい。この場合には、
連結部はステントの中心軸に対してほぼ等角度配置とな
るように設けられる。つまり、隣り合う環状ユニット間
に3つの連結部を設ける場合には、約120度毎の配置
となる。ステント10の形成材料としては、ある程度の
生体適合性を有するものが好ましく、例えば、ステンレ
ス鋼、タンタルもしくはタンタル合金、プラチナもしく
はプラチナ合金、金もしくは金合金、コバルトベース合
金等が考えられる。またステント形状を作製した後に貴
金属メッキ(金、プラチナ)をしてもよい。ステンレス
鋼としては、最も耐腐食性のあるSUS316Lが好適
である。
た後、焼きなましすることが好ましい。焼きなましを行
うことにより、ステント全体の柔軟性および可塑性が向
上し、屈曲した血管内での留置性が良好となる。焼きな
ましを行わない場合に比べて、ステントを拡張した後の
拡張前形状に復元しようとする力、特に、屈曲した血管
部位で拡張した時に発現する直線状に復帰しようとする
力が減少し、屈曲した血管内壁に与える物理的な刺激が
減少し、再狭窄の要因を減少させることができる。焼き
なましは、ステント表面に酸化被膜が形成されないよう
に、不活性ガス雰囲気下(例えば、アルゴンガス)に
て、900〜1200℃に加熱した後、ゆっくりと冷却
することにより行うことが好ましい。
とが好ましい。ステント10の面取り方法としては、ス
テントを最終形状に形成した後、化学研磨、電解研磨も
しくは機械研磨することにより行うことができる。化学
研磨としては、ステンレス化学研磨液に浸漬することに
より行うことが好ましい。ステンレス化学研磨液として
は、ステンレスを溶解できるものであればよく、例え
ば、塩酸と硝酸からなる混合液を基本成分とし、これ
に、溶解速度調整、平滑化および光沢性付与のための有
機硫黄化合物および界面活性剤を添加したものが好まし
い。
実施例を用いて説明する。図7は、本発明の実施例の生
体器官拡張器具の正面図である。図8は、図7に示した
生体器官拡張器具の先端部の拡大部分断面図である。図
9は、図7に示した生体器官拡張器具の後端部の拡大断
面図である。本発明の血管拡張器具100においては、
チューブ状のシャフト本体部102と、シャフト本体部
102の先端部に設けられた折り畳みおよび拡張可能な
バルーン103と、折り畳まれた状態のバルーン103
を被包するように装着され、かつバルーン103の拡張
により拡張されるステント101とを備えるものであ
る。
され、生体内管腔への挿入のための直径を有し、該管状
体の内部より半径方向に広がる力が付加された時に拡張
可能なステントであって、半径方向に広がる力が付加さ
れた時に伸張する多数の線状屈曲部を備え、かつ屈曲部
の頂点を含む部分がステントの内側に湾曲しているもの
が用いられている。このようなステント101として
は、例えば、上述したステント1もしくはステント10
を用いることができる。さらに、本発明の血管拡張器具
100は、シャフト本体部102は、一端がバルーン1
03内と連通するバルーン拡張用ルーメンを備える。生
体器官拡張器具100は、ステントの中央部となる位置
のシャフト本体部の外面に固定されたX線造影性部材も
しくはステントの中央部分の所定長の両端となる位置の
シャフト本体部の外面に固定された2つのX線造影性部
材を備えている。この実施例の生体器官拡張器具100
では、図7に示すように、シャフト本体部102は、シ
ャフト本体部102の先端にて一端が開口し、シャフト
本体部102の後端部にて他端が開口するガイドワイヤ
ールーメン115を備えている。
本体部102と、シャフト本体部102の先端部に固定
されたステント拡張用バルーン103と、このバルーン
103を上に装着されたステント101とを備える。シ
ャフト本体部102は、内管112と外管113と分岐
ハブ110とを備えている。内管112は、図8および
図9に示すように、内部にガイドワイヤーを挿通するた
めのガイドワイヤールーメン115を備えるチューブ体
である。内管112としては、長さは、100〜200
0mm、より好ましくは、150〜1500mm、外径
が、0.1〜1.0mm、より好ましくは、0.3〜
0.7mm、肉厚10〜150μm、より好ましくは、
20〜100μmのものである。そして、内管112
は、外管113の内部に挿通され、その先端部が外管1
13より突出している。この内管112の外面と外管1
13の内面によりバルーン拡張用ルーメン116が形成
されており、十分な容積を有している。外管113は、
内部に内管112を挿通し、先端が内管112の先端よ
りやや後退した部分に位置するチューブ体である。外管
113としては、長さは、100〜2000mm、より
好ましくは、150〜1500mm、外径が、0.5〜
1.5mm、より好ましくは、0.7〜1.1mm、肉
厚25〜200μm、より好ましくは、50〜100μ
mのものである。
は、外管113は、先端側外管113aと本体側外管1
13bにより形成され、両者が接合されている。そし
て、先端側外管113aは、本体側外管113bとの接
合部より先端側の部分において、テーパー状に縮径し、
このテーパー部より先端側が細径となっている。先端側
外管113aの細径部での外径は、0.50〜1.5m
m、好ましくは0.60〜1.1mmである。また、先
端側外管113aの基端部および本体側外管113bの
外径は、0.75〜1.5mm、好ましくは0.9〜
1.1mmである。
103aおよび後端側接合部103bを有し、先端側接
合部103aが内管112の先端より若干後端側の位置
に固定され、後端側接合部103bが外管の先端に固定
されている。また、バルーン103は、基端部付近にて
バルーン拡張用ルーメン116と連通している。内管1
12および外管113の形成材料としては、ある程度の
可撓性を有するものが好ましく、例えば、ポリオレフィ
ン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体
など)、ポリ塩化ビニル、ポリアミドエラストマー、ポ
リウレタン等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテッ
クスゴム等が使用でき、好ましくは上記の熱可塑性樹脂
であり、より好ましくは、ポリオレフィンである。
り畳み可能なものであり、拡張させない状態では、内管
112の外周に折り畳まれた状態となることができるも
のである。バルーン103は、装着されるステント10
1を拡張できるようにほぼ同一径の筒状部分(好ましく
は、円筒部分)となった拡張可能部を有している。略円
筒部分は、完全な円筒でなくてもよく、多角柱状のもの
であってもよい。そして、バルーン103は、上述のよ
うに、先端側接合部103aが内管112にまた後端側
接合部103bが外管113の先端に接着剤または熱融
着などにより液密に固着されている。また、このバルー
ン103では、拡張可能部と接合部との間がテーパー状
に形成されている。
と内管112の外面との間に拡張空間103cを形成す
る。この拡張空間103cは、後端部ではその全周にお
いて拡張用ルーメン116と連通している。このよう
に、バルーン103の後端は、比較的大きい容積を有す
る拡張用ルーメンと連通しているので、拡張用ルーメン
116よりバルーン内への拡張用流体の注入が確実であ
る。バルーン103の形成材料としては、ある程度の可
撓性を有するものが好ましく、例えば、ポリオレフィン
(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−
プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
架橋型エチレン−酢酸ビニル共重合体など)、ポリ塩化
ビニル、ポリアミドエラストマー、ポリウレタン、ポリ
エステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート)、ポ
リアリレーンサルファイド(例えば、ポリフェニレンサ
ルファイド)等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテ
ックスゴム等が使用できる。特に、延伸可能な材料であ
ることが好ましく、バルーン103は、高い強度および
拡張力を有する二軸延伸されたものが好ましい。
れた時の円筒部分(拡張可能部)の外径が、2〜4m
m、好ましくは2.5〜3.5mmであり、長さが10
〜50mm、好ましくは20〜40mmである。また、
先端側接合部103aの外径が、0.9〜1.5mm、
好ましくは1〜1.3mmであり、長さが1〜5mm、
好ましくは1〜1.3mmである。また、後端側接合部
103bの外径が、1〜1.6mm、好ましくは1.1
〜1.5mmであり、長さが1〜5mm、好ましくは、
2〜4mmである。
に示すように、拡張された時の円筒部分(拡張可能部)
の両端となる位置のシャフト本体部の外面に固定された
2つのX線造影性部材117、118を備えている。な
お、ステント101の中央部分の所定長の両端となる位
置のシャフト本体部102(この実施例では、内管11
2)の外面に固定された2つのX線造影性部材を備える
ものとしてもよい。さらに、ステントの中央部となる位
置のシャフト本体部の外面に固定された単独のX線造影
性部材を設けるものとしてもよい。X線造影性部材11
7、118は、所定の長さを有するリング状のもの、も
しくは線状体をコイル状に巻き付けたものなどが好適で
あり、形成材料は、例えば、金、白金、タングステンあ
るいはそれらの合金、あるいは銀−パラジウム合金等が
好適である。
管113との間(バルーン拡張用ルーメン116内)に
は、線状の剛性付与体133が挿入されている。剛性付
与体133は、生体器官拡張器具100の可撓性をあま
り低下させることなく、屈曲部位での生体器官拡張器具
100の本体部102の極度の折れ曲がりを防止すると
ともに、生体器官拡張器具100の先端部の押し込みを
容易にする。剛性付与体133の先端部は、他の部分よ
り研磨などの方法により細径となっている。また、剛性
付与体133は、細径部分の先端が、本体部外管113
の先端部付近まで延びていることが好ましい。剛性付与
体としては、金属線であることが好ましく、線径0.0
5〜1.50mm、好ましくは0.10〜1.00mm
のステンレス鋼等の弾性金属、超弾性合金などであり、
特に好ましくは、ばね用高張力ステンレス鋼、超弾性合
金線である。
は、図9に示すように、基端に分岐ハブ110が固定さ
れている。分岐ハブ110は、ガイドワイヤールーメン
115と連通しガイドワイヤーポートを形成するガイド
ワイヤー導入口109を有し、内管112に固着された
内管ハブ122と、バルーン拡張用ルーメン116と連
通しインジェクションポート111を有し、外管113
に固着された外管ハブ123とからなっている。そし
て、外管ハブ123と内管ハブ122とは、固着されて
いる。この分岐ハブ110の形成材料としては、ポリカ
ーボネート、ポリアミド、ポリサルホン、ポリアリレー
ト、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合体等の
熱可塑性樹脂が好適に使用できる。
は、折曲がり防止用チューブ150を有している。折曲
がり防止用チューブ150は、熱収縮性を有するものに
て、熱収縮後の内径が外管113の外径より若干小さく
なるように形成し、このように形成されたチューブ15
0を外管113の末端部に被嵌し、加熱(例えば、熱風
をあてる)させて収縮させることにより取り付けられて
いる。そして、折曲がり防止用チューブ150は、外管
ハブ123に止めピン152により固定されている。こ
の固定方法は、外管113の後端に後端部分以外の部分
の外径が外管113の内径とほぼ等しく、拡径した後端
部分を有する止めピン152を差し込み、外管113を
その先端から外管ハブ123に挿入し、外管ハブ123
の内面に設けられた突起154を止めピン152の後端
部分が越えるまで押し込むことにより行われている。さ
らに、外管ハブ123と折曲がり防止用チューブ150
との接触面に接着剤を塗布して固着してもよい。
防止用チューブ160を有している。このチューブ16
0は、熱収縮性を有するものにて、熱収縮後の内径が内
管112の外径より若干小さくなるように形成され、こ
の熱収縮性を有するチューブ160を内管112の末端
部に被嵌し、加熱(例えば、熱風をあてる)させて収縮
させることにより容易に取り付けることができる。そし
て、剛性付与体133の基端部は、この収縮チューブ1
60により内管112の外面に固定されている。そし
て、折曲がり防止用チューブ160を取り付けた内管1
12は、内管ハブ122に固定されている。この固定方
法は、内管112の後端に後端部分以外の部分の外径が
内管112の内径とほぼ等しく、拡径した後端部分を有
する止めピン162を差し込み、内管112をその先端
から内管ハブ122に挿入し、内管ハブ122の内面に
設けられた突起164を止めピン162の後端部分が越
えるまで押し込むことにより行われている。さらに、内
管ハブ122と折曲がり防止用チューブ160との接触
面に接着剤を塗布して固着してもよい。外管ハブ、内管
ハブおよびその形成材料としては、ポリカーボネート、
ポリアミド、ポリサルホン、ポリアリレート、メタクリ
レート−ブチレン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂
が好適に使用できる。
とは固定されている。この固定は、外管113の基端部
に取り付けられた外管ハブ123の後端から内管112
をその先端から挿入し接合することにより行われてい
る。またこの時、内管ハブ122と外管ハブ123との
接合部に接着剤を塗布して行うことにより確実に両者を
固着することができる。なお、生体器官拡張器具100
の基端の構造は、上記のようなものに限定されるもので
はなく、分岐ハブ110を設けず、ガイドワイヤールー
メン115、バルーン拡張用ルーメン116それぞれ
に、例えば後端に開口部を形成するポート部材を有する
チューブを液密に取り付けるようにしてもよい。
明する。 (実施例1)ステンレス鋼(SUS316L)の直径
2.0mm、肉厚0.095mmのものを、長さ20m
mに切断した金属パイプを用いた。レーザー加工機とし
て、NEC社製のYAGレーザー(商品名SL116
E)を用いた。金属パイプを軸がぶれないようにチャッ
ク機構の付いた回転モーター付治具にセットし、さらに
これを数値制御可能なXYテーブル上にセットした。そ
して、XYテーブルおよび回転モーターをパーソナルコ
ンピュータに接続し、パーソナルコンピュータの出力
が、XYテーブルの数値制御コントローラーおよび回転
モーターに入力されるものとした。パーソナルコンピュ
ータ内には図面ソフトが記憶されており、ここに、図3
に示すような成型時の構図のステントの展開図面を入力
した。このような構成により、パーソナルコンピュータ
より出力される図面データに基づいて、XYテーブルお
よび回転モーターが駆動し、そこにレーザーを照射する
ことにより、ステント構造物を作製した。上記金属パイ
プのレーザー加工条件としては、電流値25A,出力
1.5W駆動スピード10mm/分にて行った。そし
て、作製したステント構造物をステンレス用化学研磨液
(三新化学工業株式会社製、商品名サンビット505,
塩酸と硝酸からなる混合液を基本成分とし有機硫黄化合
物および界面活性剤が添加されたもの)を約98℃加温
したものに、約10分間浸漬し、面取り(バリ取り、化
学研磨)を行い、本発明のステントを作製した。
は、環状ユニット数12、隣り合う環状ユニット間に向
かい合う位置に2つの連結部を有し、連結部のステント
の軸方向のずれが約60度であり、全長が、20mm、
外径2.0mm、波状要素(波状環状体)および連結部
を構成する部分の幅は、0.12mm、接続部の幅は、
0.12mm、一体化部の幅は、0.12mm、長さ
は、0.1mm、ステント全体の肉厚は、約0.08m
mであった。
拡張カテーテル(バルーンカテーテル)のバルーン部に
被嵌し、マウント装置に挿入し、ステントをステントの
外面から中心に向かって均一に圧縮して、外径1.0m
mに縮径させて、バルーン状に装着させて、図7ないし
図9に示すような構造を備える本発明の生体器官拡張器
具を作製した。
入力するステント成型時の構図を図10のものとした以
外は、実施例1と同様に行い比較例のステントを作製し
た。このようにして作製されたステント形成体は、環状
ユニット数12、隣り合う環状ユニット間に向かい合う
位置に一つのみの連結部を有し、連結部のステントの軸
方向のずれが約180度であり、全長が、20mm、外
径2.0mm、波状要素(波状環状体)および連結部を
構成する部分の幅は、0.12mm、接続部の幅は、
0.12mm、一体化部の幅は、0.12mm、長さ
は、0.1mm、ステント全体の肉厚は、約0.08m
mであった。そして、このステント形成体をPTCA用
拡張カテーテル(バルーンカテーテル)のバルーン部に
被嵌し、マウント装置に挿入し、ステントをステントの
外面から中心に向かって均一に圧縮して、外径1.0m
mに縮径させて、バルーン状に装着させて、生体器官拡
張器具を作製した。
入力するステント成型時の構図を図11のものとした以
外は、実施例1と同様に行い比較例のステントを作製し
た。このようにして作製されたステント形成体は、環状
ユニット数12、隣り合う環状ユニット間に向かい合う
位置に2つの連結部を有し、かつ、連結部が連続すし、
全長が、20mm、外径2.0mm、波状要素(波状環
状体)および連結部を構成する部分の幅は、0.12m
m、接続部の幅は、0.12mm、一体化部の幅は、
0.12mm、長さは、0.1mm、ステント全体の肉
厚は、約0.08mmであった。そして、このステント
形成体をPTCA用拡張カテーテル(バルーンカテーテ
ル)のバルーン部に被嵌し、マウント装置に挿入し、ス
テントをステントの外面から中心に向かって均一に圧縮
して、外径1.0mmに縮径させて、バルーン状に装着
させて、生体器官拡張器具を作製した。
L)の直径2.0mm、肉厚0.095mmのものを、
長さ50mmに切断した金属パイプを用いた。レーザー
加工機として、NEC社製のYAGレーザー(商品名S
L116E)を用いた。金属パイプを軸がぶれないよう
にチャック機構の付いた回転モーター付治具にセット
し、さらにこれを数値制御可能なXYテーブル上にセッ
トした。そして、XYテーブルおよび回転モーターをパ
ーソナルコンピュータに接続し、パーソナルコンピュー
タの出力が、XYテーブルの数値制御コントローラーお
よび回転モーターに入力されるものとした。パーソナル
コンピュータ内には図面ソフトが記憶されており、ここ
に、図6に示す成型時の構図のステントの展開図面を入
力した。このような構成により、パーソナルコンピュー
タより出力される図面データに基づいて、XYテーブル
および回転モーターが駆動し、そこにレーザーを照射す
ることにより、ステント構造物を作製した。上記金属パ
イプのレーザー加工条件としては、電流値25A,出力
1.5W駆動スピード10mm/分にて行った。そし
て、作製したステント構造物をステンレス用化学研磨液
(三新化学工業株式会社製、商品名サンビット505,
塩酸と硝酸からなる混合液を基本成分とし有機硫黄化合
物および界面活性剤が添加されたもの)を約98℃加温
したものに、約10分間浸漬し、面取り(バリ取り、化
学研磨)を行った。
た。作製されたステント形成体における環状ユニット数
6、隣り合う環状ユニット間に向かい合う位置に2つの
連結部を有し、連結部のステントの軸方向のずれが約6
0度であり、環状ユニットを構成する略多角形状線状体
の数6、形状が略菱形状であり、長軸の長さが2.6m
m、短軸が0.9mmであり、ステントの軸方向の全長
は、20mmであり、構成要素を円周方向に接続する接
続部の長さは、0.35mmであり、環状ユニットを連
結する連結部の長さは、0.7mm、幅は、0.15m
mであった。略多角形状線状体の線状体の幅は、0.2
mmであり、ステント(環状ユニット)の外径は、2.
0mmであった。
拡張カテーテル(バルーンカテーテル)のバルーン部に
被嵌し、マウント装置に挿入し、ステントをステントの
外面から中心に向かって均一に圧縮して、外径1.0m
mに縮径させて、バルーン状に装着させ、図7ないし図
9に示すような構造を備える本発明の生体器官拡張器具
を作製した。
体器官拡張器具のバルーンルーメン内に、X線造影剤を
圧力10kg/cm2で圧入し、バルーンを膨張させ、
ステントを外径3.0mmに拡張した。拡張したステン
トを生体器官拡張器具から取り外し、両端を固定し、軸
方向と水平に5mm引っ張った時にステントにかかる荷
重(引張り強度)の測定および軸方向に垂直な方向への
柔軟性の程度を見た。これらの結果を表1に示す。
状体に形成され、生体内管腔への挿入のための直径を有
し、該管状体の内部より半径方向に広がる力が付加され
た時に拡張可能なステントであって、該ステントは、波
状要素により環状に形成された第1の波状環状体と、該
第1の波状環状体の谷部に山部が近接するようにステン
トの軸方向に配置された波状要素により環状に形成され
た第2の波状環状体と、前記第1の波状環状体の谷部と
前記第2の波状環状体の山部とを接続する複数の接続部
とからなる環状ユニットがステントの軸方向に複数配列
され、かつ、隣り合う環状ユニットを前記接続部形成部
位にて連結するとともにステントの軸方向に連続しない
連結部を備え、さらに、該連結部は、隣り合う環状ユニ
ット間に複数かつ向かい合う位置もしくは該ステントの
中心軸に対してほぼ等角度配置となるように設けられて
いる。このため、本発明のステントは、軸方向に垂直な
方向に対する柔軟性を持ち、かつ、軸方向の伸縮に対抗
しステント全体の筒状形状を良好に保持することができ
る。
略管状体に形成され、生体内管腔への挿入のための直径
を有し、該管状体の内部より半径方向に広がる力が付加
された時に拡張可能なステントであって、該ステント
は、前記半径方向に広がる力が付加された時に伸張する
多数の線状屈曲部と開口を有する複数の略多角形状線状
体を環状となるように複数の接続部により接続した環状
ユニットがステントの軸方向に複数配列され、かつ、隣
り合う環状ユニットを前記接続部にて連結するとともに
ステントの軸方向に連続しない連結部を備え、さらに、
該連結部は、隣り合う環状ユニット間に複数かつ向かい
合う位置もしくは該ステントの中心軸に対してほぼ等角
度配置となるように設けられている。このため、本発明
のステントは、軸方向に垂直な方向に対する柔軟性を持
ち、かつ、軸方向の伸縮に対抗しステント全体の筒状形
状を良好に保持することができる。
である。
ある。
る。
図である。
ある。
る。
ある。
部の拡大部分断面図である。
部の拡大断面図である。
る。
ある。
Claims (14)
- 【請求項1】 略管状体に形成され、生体内管腔への挿
入のための直径を有し、該管状体の内部より半径方向に
広がる力が付加された時に拡張可能なステントであっ
て、該ステントは、波状要素により環状に形成された第
1の波状環状体と、該第1の波状環状体の谷部に山部が
近接するようにステントの軸方向に配置された波状要素
により環状に形成された第2の波状環状体と、前記第1
の波状環状体の谷部と前記第2の波状環状体の山部とを
接続する複数の接続部とからなる環状ユニットがステン
トの軸方向に複数配列され、かつ、隣り合う環状ユニッ
トを前記接続部形成部位にて連結するとともにステント
の軸方向に連続しない連結部を備え、さらに、該連結部
は、隣り合う環状ユニット間に複数かつ向かい合う位置
もしくは該ステントの中心軸に対してほぼ等角度配置と
なるように設けられていることを特徴とする生体内留置
用ステント。 - 【請求項2】 前記環状ユニットの前記複数の接続部の
うち少なくとも一つの接続部は、前記第1の波状環状体
の谷部と前記第2の波状環状体の山部が一体化した一体
化部であり、他の接続部は細線状接続部である請求項1
に記載の生体内留置用ステント。 - 【請求項3】 前記隣り合う環状ユニット間に複数設け
られた連結部の少なくとも一つは、前記隣り合う環状ユ
ニットの前記一体化部相互を連結するものであり、他の
連結部は、前記隣り合う環状ユニットの前記細線状接続
部形成部位相互を連結するものである請求項2に記載の
生体内留置用ステント。 - 【請求項4】 前記連結部は、前記ステントの中心軸に
対して所定角度斜めとなっており、かつ前記ステントの
軸方向に隣り合う連結部は、傾斜方向が異なるものとな
っている請求項1ないし3のいずれかに記載の生体内留
置用ステント。 - 【請求項5】 前記連結部と該連結部と前記ステントの
軸方向に隣り合う連結部は、前記ステントの中心軸に対
して所定角度ずれるとともに、連結部が断続する螺旋状
となるように配置されている請求項1ないし4のいずれ
かに記載の生体内留置用ステント。 - 【請求項6】 前記複数の連結部と該複数の連結部と前
記ステントの軸方向に隣り合う複数の連結部は、前記ス
テントの中心軸に対して所定角度ずれるとともに、連結
部が断続する複数の螺旋状となるように配置されている
請求項1ないし4のいずれかに記載の生体内留置用ステ
ント。 - 【請求項7】 前記複数の連結部は向かい合う位置に配
置されており、該複数の連結部と前記ステントの軸方向
に隣り合う複数の連結部は、前記ステントの中心軸に対
して約60度ずれるとともに、連結部が断続する複数の
螺旋状となるように配置されている請求項1ないし4の
いずれかに記載の生体内留置用ステント。 - 【請求項8】 略管状体に形成され、生体内管腔への挿
入のための直径を有し、該管状体の内部より半径方向に
広がる力が付加された時に拡張可能なステントであっ
て、該ステントは、前記半径方向に広がる力が付加され
た時に伸張する多数の線状屈曲部と開口を有する複数の
略多角形状線状体を環状となるように複数の接続部によ
り接続した環状ユニットがステントの軸方向に複数配列
され、かつ、隣り合う環状ユニットを前記接続部にて連
結するとともにステントの軸方向に連続しない連結部を
備え、さらに、該連結部は、隣り合う環状ユニット間に
複数かつ向かい合う位置もしくは該ステントの中心軸に
対してほぼ等角度配置となるように設けられていること
を特徴とする生体内留置用ステント。 - 【請求項9】 前記連結部は、前記ステントの中心軸に
対して所定角度斜めとなっており、かつ前記ステントの
軸方向に隣り合う連結部は、傾斜方向が異なるものとな
っている請求項8に記載の生体内留置用ステント。 - 【請求項10】 前記連結部と該連結部と前記ステント
の軸方向に隣り合う連結部は、前記ステントの中心軸に
対して所定角度ずれるとともに、連結部が断続する螺旋
状となるように配置されている請求項8または9に記載
の生体内留置用ステント。 - 【請求項11】 前記複数の連結部と該複数の連結部と
前記ステントの軸方向に隣り合う複数の連結部は、前記
ステントの中心軸に対して所定角度ずれるとともに、連
結部が断続する複数の螺旋状となるように配置されてい
る請求項8または9に記載の生体内留置用ステント。 - 【請求項12】 前記複数の連結部は向かい合う位置に
配置されており、該複数の連結部と前記ステントの軸方
向に隣り合う複数の連結部は、前記ステントの中心軸に
対して約60度ずれるとともに、連結部が断続する複数
の螺旋状となるように配置されている請求項8または9
に記載の生体内留置用ステント。 - 【請求項13】 前記環状ユニットの隣り合う波状要素
間に形成される空間には、隣り合う環状ユニットの波状
端部が侵入している請求項1ないし12のいずれかに記
載の生体内留置用ステント。 - 【請求項14】 チューブ状のシャフト本体部と、該シ
ャフト本体部の先端部に設けられた折り畳みおよび拡張
可能なバルーンと、折り畳まれた状態の前記バルーンを
被包するように装着され、かつ該バルーンの拡張により
拡張されるステントとを備える生体器官拡張器具であっ
て、前記ステントは、請求項1ないし13のいずれかに
記載のステントであることを特徴とする生体器官拡張器
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000374488A JP4351802B2 (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 生体内留置用ステントおよび生体器官拡張器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000374488A JP4351802B2 (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 生体内留置用ステントおよび生体器官拡張器具 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007125072A Division JP4373456B2 (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | 生体内留置用ステントおよび生体器官拡張器具 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002172176A true JP2002172176A (ja) | 2002-06-18 |
| JP4351802B2 JP4351802B2 (ja) | 2009-10-28 |
Family
ID=18843672
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|---|---|---|---|
| JP2000374488A Expired - Lifetime JP4351802B2 (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 生体内留置用ステントおよび生体器官拡張器具 |
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|---|---|
| JP (1) | JP4351802B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1402850A1 (en) * | 2002-09-30 | 2004-03-31 | Terumo Kabushiki Kaisha | Indwelling stent and vessel dilator |
| JP2008079977A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Terumo Corp | 生体内留置用ステントおよび生体器官拡張器具 |
| JP2011115634A (ja) * | 2011-03-16 | 2011-06-16 | Terumo Corp | 生体内留置用ステントおよび生体器官拡張器具 |
| US8157858B2 (en) | 2005-03-30 | 2012-04-17 | Terumo Kabushiki Kaishia | Stent and stent delivery device |
| US8449596B2 (en) | 2005-03-30 | 2013-05-28 | Terumo Kabushiki Kaisha | Stent and stent delivery device |
| JP2015533317A (ja) * | 2012-11-05 | 2015-11-24 | バリオメド アーゲー | ステント |
| JP2016209128A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | 川澄化学工業株式会社 | ステント |
-
2000
- 2000-12-08 JP JP2000374488A patent/JP4351802B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| US7407508B2 (en) | 2002-09-30 | 2008-08-05 | Terumo Kabushiki Kaisha | Indwelling stent and living organ dilator |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4351802B2 (ja) | 2009-10-28 |
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