JP2002184532A - 電子部品内蔵コネクタ - Google Patents

電子部品内蔵コネクタ

Info

Publication number
JP2002184532A
JP2002184532A JP2000379959A JP2000379959A JP2002184532A JP 2002184532 A JP2002184532 A JP 2002184532A JP 2000379959 A JP2000379959 A JP 2000379959A JP 2000379959 A JP2000379959 A JP 2000379959A JP 2002184532 A JP2002184532 A JP 2002184532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
electronic component
terminal
fitting
dielectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000379959A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikahiro Yoshioka
近弘 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2000379959A priority Critical patent/JP2002184532A/ja
Publication of JP2002184532A publication Critical patent/JP2002184532A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造で組立性に優れ、また、接続信頼
性に優れた電子部品内蔵コネクタを提供すること。 【解決手段】 両端部に一対の電極13a、13bを備
えたチップ型電子部品9と、該チップ型電子部品9の一
方の電極13bに後端部が電気的に接合され、先端部が
外部基板に接続される接続端子7と、前記チップ型電子
部品9の他方の電極13aに後端部が電気的に接合さ
れ、先端部が相手側コネクタの相手側端子に嵌合される
嵌合端子5とを備えた電気接続子2をコネクタハウジン
グ3に固設した電子部品内蔵コネクタ1とする。前記電
気接続子2の前記接続端子7又は前記嵌合端子5のいず
れか一方側には前記接続端子7又は前記嵌合端子5をほ
ぼ直角状に屈曲する屈曲部19が形成されていることが
好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品内蔵コネ
クタに関し、更に詳しくは、電子機器を相互に接続する
コネクタ内部に電子部品を内蔵した電子部品内蔵コネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器への配線途中にコンデン
サ、抵抗、ダイオード等の電子部品が接続され、用途に
合わせて使用されてきた。例えば、コンデンサは、特定
の周波数成分だけを抽出又は除去することができる性質
を有していることから、ケーブル等の導線を介して伝導
する伝導ノイズや、或いは空間を介して伝播する伝播ノ
イズ等のノイズを除去するためのフィルタとして用いら
れている。
【0003】最近では、配線を簡素化する目的からこの
ような電子部品をコネクタに内蔵させることが行われて
いる。例えば、特開昭55−148376号公報には、
コネクタ内部に貫通コンデンサを内蔵させた電子部品内
蔵コネクタが開示されている。
【0004】この電子部品内蔵コネクタ101は、図1
6に示すように、コネクタハウジング102内に仕切板
103が一体に形成され、この仕切板103には接続端
子104が立設されている。この仕切板103の下面に
は接続端子104が貫通される孔105が形成された導
電板106が配置されており、この導電板106の側部
には、コネクタハウジング102の内壁に沿って下方に
延設された突片107が一体的に形成されている。
【0005】導電板106の下面にはリング形状の誘電
体の上面、下面に電極を設けた貫通コンデンサ108が
設けられ、この貫通コンデンサ108の上面電極は導電
板106の下面に半田付けされると共に下面電極は接続
端子104に半田付けされて電気的に接続されている。
更に接続端子104の下側には、上部及び下部に凹部1
09a、109bを備えると共に外周部にコイル110
が巻回されたコア部111が設けられ、このコア部11
1の上部の凹部109aには接続端子104の下端が挿
入され、下部の凹部109bには接続端子112の上端
が挿入されている。
【0006】そして、コネクタハウジング102下側の
空間部に樹脂113が充填されると共に接続端子112
の下側が突出された状態でシールドケース114内にコ
ネクタハウジング102が収納された構造となってい
る。
【0007】また例えば、特開平4−26085号公報
には、チップコンデンサ等のチップ型電子部品の電極に
バネ部を備えた接続端子を弾性的に接触させることによ
り電気的に接続された電子部品内蔵コネクタが開示され
ている。
【0008】この電子部品内蔵コネクタ115は、図1
7に示すように、コネクタハウジング116内に複数の
凹部117が配列形成され、これらの凹部117内には
電極118a、118bを備えたチップ型電子部品11
9が収納されている。また、コネクタハウジング116
内にはチップ型電子部品119に端部が弾性的に接触
し、電気的に接続される複数の接続端子120が埋設さ
れている。これらの接続端子120は、コネクタハウジ
ング116内の凹部117に端部が突出されて形成され
ると共に先端がリング状に湾曲形成されたバネ部121
を備え、チップ型電子部品119の電極118a、11
8b面に弾性的に接触可能とされている。そしてコネク
タハウジング116の周囲にシールドケース122が覆
設された構造となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、自動
車等を中心に高性能、高機能化が急速に進められてきて
おり、それに伴い電子機器の数も増加する一方にある。
そのため、構造が簡易で、組立性に優れたコネクタが要
求されており、組立作業効率や生産性を向上させること
が望まれている。また、自動車等の移動体に電子機器が
積載される場合には、特に振動やノイズ等の影響を受け
易いことから、電子機器間を相互に接続するコネクタに
は、高い接続信頼性が要求されている。
【0010】しかしながら、特開昭55−148376
号公報に示された電子部品内蔵コネクタ101の場合、
貫通コンデンサ108と導電板106及び接続端子10
4との接続が困難であり、コネクタ構造も複雑なことか
ら、コネクタの組立作業性が非常に悪く、作業効率を上
げて生産性の向上を図ることができないといった問題が
ある。
【0011】また、特開平4−26085号公報に示さ
れた電子部品内蔵コネクタ115の場合、チップ型電子
部品119の取付は容易であるものの、チップ型電子部
品119の電極118a、118bとバネ部121を備
えた接続端子120とを弾性的に接触させることにより
電気的に接続されていることから、接続信頼性が低く、
特に自動車等の移動体に積載される電子機器間を相互に
接続するコネクタとして用いた場合には、振動等により
チップ型電子部品119が外れて接触不良を生じること
が懸念される。
【0012】本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みてな
されたもので、本発明が解決しようとする課題は、簡易
な構造で組立性に優れ、また、接続信頼性に優れた電子
部品内蔵コネクタを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明に係る請求項1に記載の電子部品内蔵コネク
タは、両端部に一対の電極を備えたチップ型電子部品
と、該チップ型電子部品の一方の電極に後端部が電気的
に接合され、先端部が外部基板に接続される接続端子
と、前記チップ型電子部品の他方の電極に後端部が電気
的に接合され、先端部が相手側コネクタの相手側端子に
嵌合される嵌合端子とを備えた電気接続子をコネクタハ
ウジングに固設したことを要旨とするものである。
【0014】この電子部品内蔵コネクタによれば、接続
端子と嵌合端子の各後端部間にチップ型電子部品を介在
させて電気的に接合されることで電気導通可能な電気接
続子をコネクタハウジングに固設するようにしてあるの
で、簡易な構造で効率良くチップ型電子部品をコネクタ
内部に実装することが可能であり、組立性に優れる。ま
た、構造が簡易であるため、コネクタを小型化すること
が可能となる。また、チップ型電子部品の両端部の電極
が接続端子と嵌合端子の各後端部に強固に接合されてい
るので、接続信頼性に優れ、接触不良等を生じることが
ない。
【0015】請求項2に記載のように、前記電気接続子
の前記接続端子又は前記嵌合端子のいずれか一方側に前
記接続端子又は前記嵌合端子をほぼ直角状に屈曲する屈
曲部が形成されている場合には、外部基板に対して水平
方向又は垂直方向にチップ型電子部品を位置させること
ができるので、外部基板に対して垂直方向のコネクタハ
ウジングの高さを低くしたり、外部基板に対して水平方
向のコネクタハウジングの長さを短くしたりすることが
可能となり、電子部品内蔵コネクタの形状自由度を高め
ることができる。
【0016】請求項3に記載のように、前記電気接続子
が、前記嵌合端子側に前記屈曲部を備えると共に該屈曲
部と前記嵌合端子の先端部との間に突設された一対の圧
入部と、前記チップ型電子部品の外周に覆設された樹脂
モールド部とを更に備え、前記コネクタハウジングに設
けられると共に該電気接続子の外形に沿って形成された
収容室に圧入されることにより前記コネクタハウジング
に固設されている場合には、樹脂モールド部により電気
接続子の強度が向上し、圧入時の押し込み力により電気
的接続が損なわれることなく容易に電気接続子を圧入す
ることが可能となる。また、コネクタハウジングに設け
られた収容室の内壁に圧入部が係止されて位置が規制さ
れるので、圧入された電気接続子がずれたり、がたつい
たりすることがない。
【0017】請求項4に記載のように、前記電気接続子
が、前記コネクタハウジングと一体成形されることによ
り前記コネクタハウジングに固設されている場合には、
外部基板に対して水平方向又は垂直方向にチップ型電子
部品が位置した電子部品内蔵コネクタを容易に形成する
ことが可能となる。
【0018】また、本発明に係る請求項5に記載の電子
部品内蔵コネクタは、両端部に一対の電極を備えたチッ
プ型電子部品と、該チップ型電子部品の一方の電極に後
端部が電気的に接合され、先端部が外部基板に接続され
る接続端子と、前記チップ型電子部品の他方の電極に後
端部が電気的に接合され、先端部が相手側コネクタの相
手側端子に嵌合される嵌合端子とを備えた電気接続子を
絶縁材よりなる誘電体に固設すると共に該誘電体の外周
にシールド用外導体を覆設して一体化し、該一体化され
たシールド用外導体をコネクタハウジングに固設したこ
とを要旨とするものである。
【0019】この電子部品内蔵コネクタによれば、接続
端子と嵌合端子の各後端部間にチップ型電子部品を介在
させて電気的に接合されることで電気導通可能な電気接
続子を誘電体に固設すると共にチップ型電子部品が実装
された誘電体の外周にシールド用外導体を覆設して一体
化し、この一体化されたシールド用外導体をコネクタハ
ウジングに固設するようにしてあるので、簡易な構造で
効率良くチップ型電子部品をコネクタ内部に実装するこ
とが可能であり、組立性に優れる。更に、シールド用外
導体により、コネクタ外部の空間を介して侵入するノイ
ズを遮断することができる。また、チップ型電子部品の
両端部の電極が接続端子と嵌合端子の各後端部に強固に
接合されているので、接続信頼性に優れ、接触不良等を
生じることがない。
【0020】請求項6に記載のように、前記電気接続子
の前記接続端子又は前記嵌合端子のいずれか一方側に前
記接続端子又は前記嵌合端子をほぼ直角状に屈曲する屈
曲部が形成されている場合には、外部基板に対して水平
方向又は垂直方向にチップ型電子部品を位置させること
ができるので、外部基板に対して垂直方向のコネクタハ
ウジングの高さを低くしたり、外部基板に対して水平方
向のコネクタハウジングの長さを短くしたりすることが
可能となり、電子部品内蔵コネクタの形状自由度を高め
ることができる。
【0021】請求項7に記載のように、前記電気接続子
が、前記嵌合端子側に前記屈曲部を備えると共に該屈曲
部と前記嵌合端子の先端部との間に突設された一対の圧
入部と、前記チップ型電子部品の外周に覆設された樹脂
モールド部とを更に備え、前記誘電体に設けられると共
に該電気接続子の外形に沿って形成された収容室に圧入
されることにより前記誘電体に固設されている場合に
は、樹脂モールド部により電気接続子の強度が向上し、
圧入時の押し込み力により電気的接続が損なわれること
なく容易に電気接続子を圧入することが可能となる。ま
た、誘電体に設けられた収容室の内壁に圧入部が係止さ
れて位置が規制されるので、圧入された電気接続子がず
れたり、がたついたりすることがない。
【0022】請求項8に記載のように、前記電気接続子
が、前記嵌合端子側に前記屈曲部を備えると共に該屈曲
部と前記嵌合端子の先端部との間に突設された一対の圧
入部を更に備え、圧入方向に対して垂直に半割形状に形
成されると共に該電気接続子の外形に沿って形成された
収容室を備えた一方の誘電体に圧入された後、他方の誘
電体が嵌合されることにより前記誘電体に固設されてい
る場合には、誘電体に設けられた収容室の内壁に圧入部
が係止されて位置が規制されるので、圧入された電気接
続子がずれたり、がたついたりすることがない。更に電
気接続子が誘電体により覆われているので、インピーダ
ンス調整を行うことが可能となる。
【0023】請求項9に記載のように、前記電気接続子
が、前記誘電体と一体成形されることにより前記誘電体
に固設されている場合には、外部基板に対して水平方向
又は垂直方向にチップ型電子部品が位置した電子部品内
蔵コネクタを容易に形成することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。尚、以下において、
電子部品内蔵コネクタの相手側コネクタ嵌合方向を前方
とする。また、各実施例おいて同一のものについては同
一の名称、符合を用いた。
【0025】(実施例1)図1〜図3を参照しつつ、実
施例1に係る電子部品内蔵コネクタ1について説明す
る。図1は、電子部品内蔵コネクタ1の組み付け前の様
子を示したものである。この電子部品内蔵コネクタ1
は、例えば、高周波信号の伝達等に使用されるものであ
り、電気接続子2と、コネクタハウジング3とを備えて
いる。
【0026】先ず、外部基板(図示せず)と相手側コネ
クタ(図示せず)の相手側端子(図示せず)に接続され
て電気信号の受け渡しを行う電気接続子2の構成につい
て説明する。
【0027】図2は、電気接続子2を作製工程順に示し
たものである。(a)に示すように、端子4は、金属材
料等からなる平坦状の導電性部材により一体的に形成さ
れたものであって、先端部が相手側コネクタの相手側端
子に嵌合される嵌合端子5が形成される嵌合端子形成部
6と、先端部が外部基板に接続される接続端子7が形成
される接続端子形成部8と、略コの字状に形成されると
共にチップ型電子部品9が介設される介設部10とを備
えている。また、嵌合端子形成部6及び接続端子形成部
8の各先端部には、テーパー状の案内部11a、11b
が形成されており、更に嵌合端子形成部6には、嵌合方
向に対して垂直方向に突設された一対の圧入部12a、
12bが設けられている。
【0028】一方、チップ型電子部品9は、角形状に形
成されていると共にその両端部には一対の電極13a、
13bを備え、面実装可能とされている。このようなチ
ップ型電子部品9は、コネクタの用途に合わせて選択さ
れるもので、具体的には、チップコンデンサ、チップ抵
抗、チップダイオード等が挙げられる。より具体的に
は、例えば、耐ノイズに対する性能をコネクタに付与す
る場合には、チップコンデンサが選択されるものであ
る。
【0029】そして(b)に示すように、介設部10の
開口14上には、チップ型電子部品9が介設されてお
り、このチップ型電子部品9の各電極13a、13bと
嵌合端子形成部6及び接続端子形成部8の各後端部とが
半田15a、15b等により電気的に接合されている。
【0030】そして(c)に示すように、介設部10の
閉口16側の一部が残された状態で切断されて突片17
a、17bとされると共に、嵌合端子5及び接続端子7
が別体として形成され、これら嵌合端子5、接続端子7
及びチップ型電子部品9は、嵌合端子5及び接続端子7
がチップ型電子部品9により介設された状態で電気的に
導通可能とされている。
【0031】そして(d)に示すように、チップ型電子
部品9の外周には、エポキシ樹脂、紫外線硬化樹脂等の
絶縁性樹脂からなる樹脂モールド部18が各突片17
a、17bを含むように覆設されている。
【0032】そして(e)に示すように、嵌合端子5の
後端部と圧入部12a、12bとの間には、嵌合端子5
をほぼ直角状に屈曲する屈曲部19が形成されている。
このようにして電気接続子2は、全体として略L字形状
とされ、チップ型電子部品9は外部基板に対して垂直方
向に位置されるようになる。
【0033】尚、上記において、嵌合端子形成部6及び
接続端子形成部8の長手方向の長さは、コネクタハウジ
ング3(後述する)の大きさに合わせて適宜変更可能な
ものであり、チップ型電子部品9が介設される介設部1
0の開口14の開口量についても、用いるチップ型電子
部品9の大きさに合わせて適宜変更可能なものである。
【0034】また、上記において、作製工程順に電気接
続子2の構成について説明したが、作製方法は特に限定
されるものではなく、各種作製方法を用いることができ
るものである。例えば、嵌合端子5及び接続端子7を初
めから別体として形成し、これら各端子の後端部間にチ
ップ型電子部品9を介設するようにして形成しても良
い。
【0035】次にこのような構成を備えた電気接続子2
が固設されるコネクタハウジング3について説明する。
【0036】コネクタハウジング3は、図1に示すよう
に、合成樹脂により略直方体状に一体に形成されてお
り、その内部に電気接続子2が固設された状態で相手側
コネクタと嵌合可能とされている。また、コネクタハウ
ジング3の左右両側には、ねじ取付孔20を備えた取付
部21が一体に設けられており(左側図示されず)、ね
じ(図示せず)によって外部基板に固定可能とされてい
る。
【0037】図3は、電子部品内蔵コネクタ1の断面図
を示したものである。図3に示すように、コネクタハウ
ジング3の後方には、電気接続子2の外形に沿って形成
されると共に電気接続子2を収容可能な接続子収容室2
2が設けられている。一方、コネクタハウジング3の前
方には、相手側コネクタを装着可能な装着口23が形成
されている。
【0038】接続子収容室22前側の内壁24には、装
着口23後方の内壁25に連通される連通孔26が形成
されており、電気接続子2の嵌合端子5が挿入可能とさ
れている。この連通孔26の左右両側の側壁には一対の
案内溝(図示せず)が形成されており、嵌合端子5に突
設された圧入部12a、12bが案内溝に案内されて押
し込まれることにより、電気接続子2を抜き止め状態に
固設することができるようになっている。
【0039】次に上記構成を備えた実施例1の電子部品
内蔵コネクタ1の組み付け操作について、図3を用いて
説明する。電気接続子2の嵌合端子5先端部をコネクタ
ハウジング3の接続子収容室22に収容しつつ連通孔2
6に押し入れると、嵌合端子5に突設された圧入部12
a、12bは、連通孔26側壁に形成された案内溝に沿
って圧入される。そして嵌合端子5の先端部は、装着口
23の空間に突設された状態となって抜き止め状態に固
定される。また同時に、樹脂モールド部18の側壁は、
接続子収容室22前側の内壁24に当接するまで押し込
まれる。このようにして組み付け操作が完了し、コネク
タハウジング3内に電気接続子2が固設される。尚、こ
のように組み付けた後に、接続子収容室22の空間に樹
脂等を充填しても良い。
【0040】上記電子部品内蔵コネクタによれば、接続
端子と嵌合端子の各後端部間にチップ型電子部品を介在
させて電気的に接合されることで電気導通可能な電気接
続子をコネクタハウジングに固設するようにしてあるの
で、簡易な構造で効率良くチップ型電子部品をコネクタ
内部に実装することが可能であり、組立性に優れる。ま
た、チップ型電子部品の両端部の電極が接続端子と嵌合
端子の各後端部に強固に接合されているので、接続信頼
性に優れ、接触不良等を生じることがない。
【0041】また、チップ型電子部品の外周に樹脂モー
ルド部が覆設されているので、電気接続子の強度が向上
し、圧入時の押し込み力により接続端子及び嵌合端子と
チップ型電子部品との電気的接続が損なわれることなく
容易に電気接続子を圧入することが可能となる。更に、
嵌合端子及び接続端子の各後端部が突片により樹脂モー
ルド部に係止されているので、嵌合端子及び接続端子の
抜けを防止することができる。
【0042】また、チップ型電子部品は外部基板に対し
て垂直方向に位置されているので、外部基板に対して水
平方向のコネクタハウジングの長さを短くすることがで
きる。また、一対の圧入部が連通孔の側壁に係止されて
位置が規制されているので、圧入された電気接続子がず
れたり、がたついたりすることがない。
【0043】(実施例2)次に図4及び図5を参照しつ
つ、実施例2に係る電子部品内蔵コネクタ30について
説明する。図4は、実施例2に係る電子部品内蔵コネク
タ30の電気接続子31と電子部品内蔵コネクタ30の
斜視図を示したものであり、図5は、電子部品内蔵コネ
クタ30の断面図を示したものである。
【0044】図4(a)の電気接続子31は、図2の工
程において嵌合端子形成部6に圧入部12a、12bを
設けなかったこと及びチップ型電子部品9の外周に樹脂
モールド部18を覆設しなかったこと以外は、同様にし
て形成されたものである。
【0045】図4(b)に示すように、電子部品内蔵コ
ネクタ30は、電気接続子31とコネクタハウジング3
2とが一体成形されている。すなわち、図5に示すよう
に電気接続子31は、接続端子7の一部が外部基板接続
方向に向かってコネクタハウジング32外部に突設され
ると共に、嵌合端子5の一部が装着口33の後方内壁3
4から装着口33の空間に向かって突設された状態で一
体成形されている。
【0046】そして嵌合端子5及び接続端子7のうち突
設されていない部分、並びにチップ型電子部品9は、コ
ネクタハウジング32を形成する合成樹脂により周りが
覆われた状態で一体成形されている。このようにして電
子部品内蔵コネクタ30は、コネクタハウジング32内
部に電気接続子31が抜き止め状態に固設された構成と
されている。尚、電気接続子31とコネクタハウジング
32とが一体成形される際には、熱によるダメージを防
ぐ目的で、電気接続子31のチップ型電子部品9外周に
ホットメルトやシリコーンRTV等が予め塗布されてい
ても良い。
【0047】また、図4(c)に示すように、チップ型
電子部品9の外周に合成樹脂がまわらないように樹脂ケ
ース等の保護部材27を予め設け、一体成形後にチップ
型電子部品9の外周に中空28が形成されるような構造
としても良い。このような保護部材27の材質として
は、一体成形されるコネクタハウジング32と同じ合成
樹脂若しくはこの合成樹脂よりも融点の高い合成樹脂を
用いることが好ましい。
【0048】上記電子部品内蔵コネクタによれば、外部
基板に対して垂直方向にチップ型電子部品が位置した電
子部品内蔵コネクタを容易に形成することが可能とな
り、外部基板に対して水平方向のコネクタハウジングの
長さを短くすることができる。更に、嵌合端子及び接続
端子が突片によりコネクタハウジングに係止されている
ので、嵌合端子及び接続端子の抜けを防止することがで
きる。また、電気接続子とコネクタハウジングとが一体
成形されているので、電気接続子がずれたり、がたつい
たりすることがない。
【0049】(実施例3)次に図6及び図7を参照しつ
つ、実施例3に係る電子部品内蔵コネクタ40について
説明する。図6は、実施例3に係る電子部品内蔵コネク
タ40の電気接続子41と電子部品内蔵コネクタ40の
斜視図を示したものであり、図7は、電子部品内蔵コネ
クタ40の断面図を示したものである。
【0050】図6(a)の電気接続子41は、図2
(a)〜(d)の工程において嵌合端子形成部6に圧入
部12a、12bを設けなかったこと及びチップ型電子
部品9の外周に樹脂モールド部18を覆設しなかったこ
と以外は同様にして形成されたものであり、更には、図
2(e)において、接続端子7の後端部と先端部との間
に屈曲部42が形成されたものである。この接続端子7
側に形成された屈曲部42により、電気接続子41は全
体として略L字形状とされ、チップ型電子部品9が外部
基板に対して水平方向に位置するようにされている。
【0051】図6(b)に示すように、電子部品内蔵コ
ネクタ40は、電気接続子41とコネクタハウジング4
3とが一体成形されている。すなわち、図7に示すよう
に電気接続子41は、屈曲部42を含めた接続端子7の
一部がコネクタハウジング43外部に突設されると共
に、嵌合端子5の一部が、装着口44の後方内壁45か
ら装着口44の空間に向かって突設された状態で一体成
形されている。勿論、屈曲部42がコネクタハウジング
43内部に位置するように一体成形されていても良く、
特に限定されるものではない。
【0052】そして嵌合端子5及び接続端子7のうち突
設されていない部分、並びにチップ型電子部品9は、コ
ネクタハウジング43を形成する合成樹脂により周りが
覆われた状態で一体成形されている。このようにして電
子部品内蔵コネクタ40は、コネクタハウジング43内
部に電気接続子41が抜き止め状態に固設された構成と
されている。尚、この場合も実施例2と同様に、電気接
続子41とコネクタハウジング43とが一体成形される
際に、熱によるダメージを防ぐ目的で、電気接続子41
のチップ型電子部品9外周にホットメルトやシリコーン
RTV等が予め塗布されていても良い。
【0053】また、実施例2にて上述したように、チッ
プ型電子部品9の外周に合成樹脂がまわらないように樹
脂ケース等の保護部材27を予め設け、一体成形後にチ
ップ型電子部品9の外周に中空28が形成されるような
構造としても良い。このような保護部材の材質として
は、一体成形されるコネクタハウジングと同じ合成樹脂
若しくはこの合成樹脂よりも融点の高い合成樹脂を用い
ることが好ましい。
【0054】上記電子部品内蔵コネクタによれば、外部
基板に対して水平方向にチップ型電子部品が位置した電
子部品内蔵コネクタを容易に形成することが可能とな
り、外部基板に対して垂直方向のコネクタハウジングの
長さを短くする、すなわち、コネクタハウジングの高さ
を低くすることができる。更に、嵌合端子及び接続端子
が突片によりコネクタハウジングに係止されているの
で、嵌合端子及び接続端子の抜けを防止することができ
る。また、電気接続子とコネクタハウジングとが一体成
形されているので、電気接続子がずれたり、がたついた
りすることがない。
【0055】(実施例4)次に、図8〜図11を参照し
つつ、実施例4に係る電子部品内蔵コネクタ50につい
て説明する。図8は、実施例4に係る電子部品内蔵コネ
クタ50の組み付け前の様子を示したものである。この
電子部品内蔵コネクタ50は、電気接続子2と、誘電体
51と、シールド用外導体52と、コネクタハウジング
53とを備えている。電気接続子2には、高周波信号が
伝達されるようになっており、シールド用外導体52
は、この電気接続子2の周囲を覆いつつ電磁気的にシー
ルドするためのものである。
【0056】図9は、電気接続子2と誘電体51の組み
付け前の様子を示したものである。ここで、電気接続子
2については、図2にて説明したものと同様の構成であ
るので、その説明は省略する。誘電体51は、絶縁材料
により形成され、シールド用外導体52に設けられる誘
電体収容室54(後述する)の内径と同等かそれよりも
僅かに小さく形成されている。
【0057】図10は、電気接続子2を誘電体51に組
み付けた際の断面図を示したものである。誘電体51の
後方には、電気接続子2の外形に沿って形成されると共
に電気接続子2を収容可能な接続子収容室55が設けら
れている。この接続子収容室55前側の内壁56上部に
は、前後に貫通する貫通孔57が形成されており、電気
接続子2の嵌合端子5が挿入可能とされている。この貫
通孔57の左右両側の側壁には一対の案内溝(図示せ
ず)が形成されており、嵌合端子5に突設された圧入部
12a、12bが案内溝に案内されて押し込まれること
により、電気接続子2を抜き止め状態に固設することが
できるようになっている。
【0058】尚、誘電体51の前後及び上下の長さは、
それぞれ電気接続子2の嵌合端子5及び接続端子7より
も短くされており、電気接続子2が誘電体51に組み付
けられたときには、嵌合端子5及び接続端子7の先端部
が誘電体51外部に突出するようになっている。
【0059】次に、図8に示したシールド用外導体52
について説明する。シールド用外導体52は、導電性板
材を折り曲げ加工して中空状に形成されており、その内
部は上述した誘電体51が収容される誘電体収容室54
とされている。シールド用外導体52は、相手側コネク
タ(図示せず)嵌合方向へ延設された嵌合部58と、こ
の嵌合部58の後方から外部基板(図示せず)方向へ延
設された基板組付部59とを備えている。嵌合部58の
先端の開口60部分には、相手側コネクタ(図示せず)
の相手側シールド用外導体(図示せず)が嵌合可能とさ
れている。
【0060】また、嵌合部58の開口60周辺の左右側
壁面には、一対の接触部61が内側に向かって突設され
ている。この接触部61は、相手側シールド用外導体の
外壁に対して弾性的に接触可能とされている。
【0061】また、嵌合部58の後端上部には、蓋部6
2が設けられている。この蓋部62は、嵌合部58と基
板組付部59の後端を覆い、シールド用外導体52の後
面を形成するものである。蓋部62と嵌合部58上面と
の境目には、左右両側から切り込み63a、63bが入
れられていると共に、境目には折り曲げ線64が設けら
れており、蓋部62の折り曲げが円滑に行われるように
されている。
【0062】また、蓋部62の後端付近には、左右縁部
から係合片65a、65bが突設されており、これら係
合片65a、65bの中央部内側には、突部(図示せ
ず)が形成されている。また、基板組付部59の左右側
面下方には、係合穴66a、66bが開口されており、
蓋部62が折り曲げされた際に、係合片65a、65b
の突部が係合穴66a、66bに係合されて蓋部62と
基板組付部59とが係合可能とされている。
【0063】嵌合部58の後端に連続する基板組付部5
9の下端には、下方に向かって左右一対の基板組付片6
7a、67bが前後にずれた位置に突設されており、こ
の基板組付片67a、67bが外部基板のグランドパタ
ーン(図示せず)に電気的に接続される。
【0064】次に、図8に示したコネクタハウジング5
3について説明する。コネクタハウジング53は、合成
樹脂により略直方体状に一体に形成されており、その内
部には、電気接続子2を内部に備えた誘電体51と一体
化されたシールド用外導体52を固設可能とされてい
る。また、コネクタハウジング53の左右両側には、ね
じ取付孔20を備えた取付部21が一体に設けられてお
り(左側図示されず)、ねじ(図示せず)によって外部
基板に固定可能とされている。コネクタハウジング53
の後方には、シールド用外導体52の外形に沿って形成
されると共に、このシールド用外導体52を収容可能な
外導体収容室68が設けられている。
【0065】図11は、電子部品内蔵コネクタ50の断
面図を示したものである。図11に示すように、コネク
タハウジング53の前方には、相手側コネクタを装着可
能な装着口69が形成されている。また、外導体収容室
68前側の内壁には、装着口69後方の内壁70に連通
される連通孔71が形成されており、シールド用外導体
52の嵌合部58が挿入可能とされている。
【0066】次に上記構成を備えた電子部品内蔵コネク
タ50の組み付け操作について、図8、図10及び図1
1を用いて説明する。先ず、電気接続子2の嵌合端子5
先端部を誘電体51の接続子収容室55に収容しつつ貫
通孔57に押し入れると、嵌合端子5に突設された圧入
部12a、12bは、貫通孔57側壁に形成された案内
溝に沿って圧入される。そして嵌合端子5の先端部は、
誘電体51の前方外部空間に突設された状態となって抜
き止め状態に固定される。また同時に、樹脂モールド部
18の側壁は、接続子収容室55前側の内壁56に当接
するまで押し込まれる。こうして電気接続子2が誘電体
51に組み付けられる。
【0067】次に、内部に電気接続子2が固設された誘
電体51をシールド用外導体52の誘電体収容室54に
収容しつつ押入れる。そして誘電体51の側壁が、誘電
体収容室54前側の内壁に当接するまで押し込まれた
後、蓋部62を下方に折り曲げる。蓋部62に設けられ
た係合片65a、65bの突部が基板組付部59の側面
に設けられた係合穴66a、66bに係合されてシール
ド用外導体52の後面が蓋体62によって覆われる。こ
うしてシールド用外導体52に電気接続子2が固設され
た誘電体51が組み付けられてシールド用外導体52と
一体化される。
【0068】次に、この一体化されたシールド用外導体
52の嵌合部58をコネクタハウジング53の外導体収
容室68に収容しつつ連通孔71に押入れる。そして嵌
合部58の先端がコネクタハウジング53の装着口69
の空間に突設された状態となって固設される。一方、シ
ールド用外導体52の側壁は、外導体収容室68前側の
内壁に当接するまで押し込まれる。こうしてコネクタハ
ウジング53内にシールド用外導体52が固設されて組
み付け操作が完了する。
【0069】上記電子部品内蔵コネクタによれば、接続
端子と嵌合端子の各後端部間にチップ型電子部品を介在
させて電気的に接合されることで電気導通可能な電気接
続子を誘電体に固設すると共にチップ型電子部品が実装
された誘電体の外周にシールド用外導体を覆設して一体
化し、この一体化されたシールド用外導体をコネクタハ
ウジングに固設するようにしてあるので、簡易な構造で
効率良くチップ型電子部品をコネクタ内部に実装するこ
とが可能であり、組立性に優れる。更に、シールド用外
導体により、コネクタ外部の空間を介して侵入するノイ
ズを遮断することができる。また、チップ型電子部品の
両端部の電極が接続端子と嵌合端子の各後端部に強固に
接合されているので、接続信頼性に優れ、接触不良等を
生じることがない。
【0070】また、チップ型電子部品の外周に樹脂モー
ルド部が覆設されているので、電気接続子の強度が向上
し、圧入時の押し込み力により接続端子及び嵌合端子と
チップ型電子部品との電気的接続が損なわれることなく
容易に電気接続子を圧入することが可能となる。更に、
嵌合端子及び接続端子の各後端部が突片により樹脂モー
ルド部に係止されているので、嵌合端子及び接続端子の
抜けを防止することができる。
【0071】また、チップ型電子部品は外部基板に対し
て垂直方向に位置されているので、外部基板に対して水
平方向のコネクタハウジングの長さを短くすることがで
きる。また、一対の圧入部が連通孔の側壁に係止されて
位置が規制されているので、圧入された電気接続子がず
れたり、がたついたりすることがない。
【0072】ところで、上記実施例4に係る電子部品内
蔵コネクタの誘電体51の構成としては、図12に示す
ように、電気接続子72の圧入方向に対して垂直に半割
形状に形成された誘電体73であっても良い。この誘電
体73は、電気接続子72の外形に沿って形成された接
続子収容室74を備えると共にこの接続子収容室74に
電気接続子72が圧入される圧入側誘電体75aと、こ
の圧入側誘電体75aの後面に嵌合される蓋側誘電体7
5bとから構成されている。また、蓋側誘電体75bの
嵌合面76の四隅には、突起77a、77b、77c、
77d(突起77d図示されず)が設けられており、圧
入側誘電体75aの嵌合面78の四隅に設けられた嵌合
穴79a、79b、79c、79dに嵌合可能とされて
いる。
【0073】尚、蓋側誘電体75bの嵌合面76の四隅
に嵌合穴79a、79b、79c、79dが設けられ、
圧入側誘電体75aの嵌合面78の四隅に突起77a、
77b、77c、77dが設けられていても良く、特に
限定されるものではない。接続子収容室74に圧入され
る電気接続子72としては、図1に示される電気接続子
2を用いても良いし、図12に示される樹脂モールド部
が設けられていない電気接続子72を用いても良く、特
に限定されるものではない。このように誘電体を構成し
た場合には、電気接続子が誘電体により覆われているの
で、インピーダンス調整を行うことが可能となる。
【0074】また、図13に示すように、圧入側誘電体
80aの嵌合面81の左側縁部と蓋側誘電体80bの嵌
合面82の右側縁部とが揺動可能に結合されたヒンジ構
造を備えた誘電体83とすることもできる。この誘電体
83は、圧入側誘電体80aの右側縁部上下に嵌合穴8
4a、84bが設けられると共に、蓋側誘電体80bの
左側縁部上下に突起85a、85bが設けられており、
突起85a、85bが嵌合穴84a、84bに嵌合可能
とされている。尚、圧入側誘電体80aの嵌合面81の
上側縁部と蓋側誘電体80bの嵌合面82の上側縁部と
が揺動可能に結合されていても良く、ヒンジ構造の位置
は特に限定されるものではない。
【0075】また、図14に示すように、電気接続子3
1の長手方向に対して半割形状に形成された誘電体86
であっても良い。この誘電体86は、電気接続子31の
長手方向中心軸に対して左側外形に沿って形成された接
続子収容溝87を備えた左側誘電体88aと、電気接続
子31の長手方向中心軸に対して右側外形に沿って形成
された接続子収容溝(図示せず)を備えた右側誘電体8
8bとから構成されている。また、左側誘電体88aの
嵌合面89縁部には、突起90a、90b、90c、9
0d、90eが設けられており、右側誘電体88bの嵌
合面(図示せず)に設けられた嵌合穴(図示せず)に嵌
合可能とされている。この場合に用いる電気接続子とし
ては、図4(a)に示した電気接続子31、すなわち、
圧入部12a、12bと樹脂モールド部18とが設けら
れていない電気接続子31を用いる。
【0076】このような構成とした場合には、圧入方向
に対して垂直に半割形状に形成された誘電体(図12)
に比べ、誘電体成型時の金型構造が簡単になる利点があ
る。また、電気接続子を圧入することなく位置を規制し
た状態で装着することが可能となる。
【0077】他にも、図15に示すように、電気接続子
31は、誘電体91と一体成形されることにより、固設
されていても良い。この場合の電気接続子としては、図
4(a)に示した電気接続子31を用いる。
【0078】以上実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で種々改変することができる。例え
ば、チップ型電子部品として、両端部に一対の電極を備
えた角形状のものを用いたが、角形状に限定されるもの
ではなく、その他、両端部に一対の電極を備えた種々の
形状のチップ型電子部品を用いることができるものであ
る。
【0079】
【発明の効果】本発明に係る電子部品内蔵コネクタによ
れば、接続端子と嵌合端子の各後端部間にチップ型電子
部品を介在させて電気的に接合された電気接続子をコネ
クタハウジングに固設するようにしてあるので、簡易な
構造で効率良くチップ型電子部品をコネクタ内部に実装
することが可能であり、組立性に優れるという効果があ
る。また、構造が簡易であるため、コネクタを小型化す
ることができるという効果がある。また、チップ型電子
部品の両端部の電極が接続端子と嵌合端子の各後端部に
強固に接合されているので、接続信頼性に優れ、接触不
良等を生じることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に係る電子部品内蔵コネクタの分解
斜視図である。
【図2】 電気接続子の構成を作製工程順に示した図で
ある。
【図3】 実施例1に係る電子部品内蔵コネクタの断面
図である。
【図4】 実施例2に係る電子部品内蔵コネクタの電気
接続子と電子部品内蔵コネクタを示した斜視図である。
【図5】 実施例2に係る電子部品内蔵コネクタの断面
図である。
【図6】 実施例3に係る電子部品内蔵コネクタの電気
接続子と電子部品内蔵コネクタを示した斜視図である。
【図7】 実施例3に係る電子部品内蔵コネクタの断面
図である。
【図8】 実施例4に係る電子部品内蔵コネクタの分解
斜視図である。
【図9】 実施例4に係る電子部品内蔵コネクタの電気
接続子と誘電体を示した斜視図である。
【図10】 実施例4に係る電子部品内蔵コネクタの誘
電体に電気接続子を組み付けた際の断面図である。
【図11】 実施例4に係る電子部品内蔵コネクタの断
面図である。
【図12】 電気接続子圧入方向に対して垂直に半割形
状に形成された誘電体と、この誘電体に固設される電気
接続子を示した斜視図である。
【図13】 ヒンジ構造を備えた誘電体と、この誘電体
に固設される電気接続子を示した斜視図である。
【図14】 電気接続子長手方向に対して半割形状に形
成された誘電体と、この誘電体に固設される電気接続子
を示した斜視図である。
【図15】 電気接続子と誘電体とが一体成形された誘
電体を示した斜視図である。
【図16】 従来タイプの電子部品内蔵コネクタを示し
た断面図である。
【図17】 他の従来タイプの電子部品内蔵コネクタを
示した断面図である。
【符号の説明】
1 電子部品内蔵コネクタ2 電気接続子3
コネクタハウジング5 嵌合端子7 接続
端子9 チップ型電子部品13a 電極13b
電極18 樹脂モールド部19 屈曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 近弘 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5E021 FA09 FB02 FB20 FC19 FC32 LA09 LA15 MA02 MA05 MA09 MA29 MA30 5E087 GG02 JJ01 MM02 MM12 QQ04 RR03 RR06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に一対の電極を備えたチップ型電
    子部品と、該チップ型電子部品の一方の電極に後端部が
    電気的に接合され、先端部が外部基板に接続される接続
    端子と、前記チップ型電子部品の他方の電極に後端部が
    電気的に接合され、先端部が相手側コネクタの相手側端
    子に嵌合される嵌合端子とを備えた電気接続子をコネク
    タハウジングに固設したことを特徴とする電子部品内蔵
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記電気接続子の前記接続端子又は前記
    嵌合端子のいずれか一方側には前記接続端子又は前記嵌
    合端子をほぼ直角状に屈曲する屈曲部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子部品内蔵コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記電気接続子は、前記嵌合端子側に前
    記屈曲部を備えると共に該屈曲部と前記嵌合端子の先端
    部との間に突設された一対の圧入部と、前記チップ型電
    子部品の外周に覆設された樹脂モールド部とを更に備
    え、前記コネクタハウジングに設けられると共に該電気
    接続子の外形に沿って形成された収容室に圧入されるこ
    とにより前記コネクタハウジングに固設されていること
    を特徴とする請求項2に記載の電子部品内蔵コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記電気接続子は、前記コネクタハウジ
    ングと一体成形されることにより前記コネクタハウジン
    グに固設されていることを特徴とする請求項2に記載の
    電子部品内蔵コネクタ。
  5. 【請求項5】 両端部に一対の電極を備えたチップ型電
    子部品と、該チップ型電子部品の一方の電極に後端部が
    電気的に接合され、先端部が外部基板に接続される接続
    端子と、前記チップ型電子部品の他方の電極に後端部が
    電気的に接合され、先端部が相手側コネクタの相手側端
    子に嵌合される嵌合端子とを備えた電気接続子を絶縁材
    よりなる誘電体に固設すると共に該誘電体の外周にシー
    ルド用外導体を覆設して一体化し、該一体化されたシー
    ルド用外導体をコネクタハウジングに固設したことを特
    徴とする電子部品内蔵コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記電気接続子の前記接続端子又は前記
    嵌合端子のいずれか一方側には前記接続端子又は前記嵌
    合端子をほぼ直角状に屈曲する屈曲部が形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子部品内蔵コネク
    タ。
  7. 【請求項7】 前記電気接続子は、前記嵌合端子側に前
    記屈曲部を備えると共に該屈曲部と前記嵌合端子の先端
    部との間に突設された一対の圧入部と、前記チップ型電
    子部品の外周に覆設された樹脂モールド部とを更に備
    え、前記誘電体に設けられると共に該電気接続子の外形
    に沿って形成された収容室に圧入されることにより前記
    誘電体に固設されていることを特徴とする請求項6に記
    載の電子部品内蔵コネクタ。
  8. 【請求項8】 前記電気接続子は、前記嵌合端子側に前
    記屈曲部を備えると共に該屈曲部と前記嵌合端子の先端
    部との間に突設された一対の圧入部を更に備え、圧入方
    向に対して垂直に半割形状に形成されると共に該電気接
    続子の外形に沿って形成された収容室を備えた一方の誘
    電体に圧入された後、他方の誘電体が嵌合されることに
    より前記誘電体に固設されていることを特徴とする請求
    項6に記載の電子部品内蔵コネクタ。
  9. 【請求項9】 前記電気接続子は、前記誘電体と一体成
    形されることにより前記誘電体に固設されていることを
    特徴とする請求項6に記載の電子部品内蔵コネクタ。
JP2000379959A 2000-12-14 2000-12-14 電子部品内蔵コネクタ Pending JP2002184532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000379959A JP2002184532A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 電子部品内蔵コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000379959A JP2002184532A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 電子部品内蔵コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002184532A true JP2002184532A (ja) 2002-06-28

Family

ID=18848231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000379959A Pending JP2002184532A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 電子部品内蔵コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002184532A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005020385A1 (ja) * 2003-08-26 2005-03-03 Matsushita Electric Works, Ltd. 電子部品を内蔵したコネクタ
JP2005235516A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Fujitsu Component Ltd 平衡伝送用コネクタ及び平衡伝送用コネクタ付きケーブル
WO2008144197A1 (en) * 2007-05-14 2008-11-27 Fci Americas Technology, Inc. Electrical connector module
JP2008293667A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Nidec Tosok Corp コネクタ構造
JP2009021798A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Mitsumi Electric Co Ltd チューナ装置
DE102008035379A1 (de) 2007-08-02 2009-02-05 Yazaki Corp. Verbinder und Substratmontageverfahren für diesen
JP2013045536A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電子部品付きコネクタ
CN104309063A (zh) * 2013-03-15 2015-01-28 苹果公司 具有多轴核心插入件的注射模具
JP2016021330A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子金具およびコネクタ
WO2017141898A1 (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 古河電気工業株式会社 接続コネクタ、接続コネクタ付きフラットケーブル、及び回転コネクタ装置
CN110165455A (zh) * 2019-06-06 2019-08-23 深圳巴斯巴科技发展有限公司 一种插片端子包胶式连接器
JP2019216043A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 矢崎総業株式会社 内導体端子、及び、内導体端子を用いた同軸線用の端子ユニット
JP2020047366A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 矢崎総業株式会社 多重通信用コネクタ

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005020385A1 (ja) * 2003-08-26 2005-03-03 Matsushita Electric Works, Ltd. 電子部品を内蔵したコネクタ
US7134882B2 (en) 2003-08-26 2006-11-14 Matsushita Electric Works, Ltd. Connector having a built-in electronic part
CN100409497C (zh) * 2003-08-26 2008-08-06 松下电工株式会社 内置电子元件的连接器
JP2005235516A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Fujitsu Component Ltd 平衡伝送用コネクタ及び平衡伝送用コネクタ付きケーブル
WO2008144197A1 (en) * 2007-05-14 2008-11-27 Fci Americas Technology, Inc. Electrical connector module
JP2008293667A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Nidec Tosok Corp コネクタ構造
JP2009021798A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Mitsumi Electric Co Ltd チューナ装置
US7905752B2 (en) 2007-08-02 2011-03-15 Yazaki Corporation Connector and substrate mounting method for the same
DE102008035379A1 (de) 2007-08-02 2009-02-05 Yazaki Corp. Verbinder und Substratmontageverfahren für diesen
JP2013045536A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電子部品付きコネクタ
CN104309063A (zh) * 2013-03-15 2015-01-28 苹果公司 具有多轴核心插入件的注射模具
JP2016021330A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子金具およびコネクタ
WO2017141898A1 (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 古河電気工業株式会社 接続コネクタ、接続コネクタ付きフラットケーブル、及び回転コネクタ装置
US10351083B2 (en) 2016-02-17 2019-07-16 Furukawa Electric Co., Ltd. Connection connector, connection connector-provided flat cable, and rotary connector device
JP2019216043A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 矢崎総業株式会社 内導体端子、及び、内導体端子を用いた同軸線用の端子ユニット
JP2020047366A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 矢崎総業株式会社 多重通信用コネクタ
JP7255986B2 (ja) 2018-09-14 2023-04-11 矢崎総業株式会社 多重通信用コネクタ
CN110165455A (zh) * 2019-06-06 2019-08-23 深圳巴斯巴科技发展有限公司 一种插片端子包胶式连接器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3311997B2 (ja) コネクタ
US6962499B2 (en) Electronic unit by which connector can be securely coupled with mating connector
JP3337650B2 (ja) スイッチ付き同軸コネクタ
EP2797180B1 (en) Coaxial connector with switch
US7252552B2 (en) Connector having an electronic element built therein without disturbing a characteristic impedance
US9263829B2 (en) Durable plug connector assembly and method of assembling the same
US6974340B2 (en) Electrical connector
JP2002184532A (ja) 電子部品内蔵コネクタ
JP2019216043A (ja) 内導体端子、及び、内導体端子を用いた同軸線用の端子ユニット
WO2023008035A1 (ja) 基板用コネクタおよび機器
US6641440B1 (en) Electrical connector with power module
US7081023B2 (en) Multi-function jack connector
JPS62180973A (ja) コネクタ−およびその製造法
CN119182023A (zh) 电连接器以及电连接器的接触针的制造方法
US7014480B1 (en) Grounding methods and apparatus for connector assemblies
JP6617119B2 (ja) 電子部品ユニット、ワイヤハーネス、及び、コネクタ固定構造
JP2005209423A (ja) 基板用シールドコネクタ
CN111697402A (zh) 同轴连接器
JP2014060130A (ja) 基板用シールドコネクタ
JP2002198132A (ja) 電子部品内蔵ケーブルコネクタ
CN112615177B (zh) 连接器以及电子设备
JP2003249318A (ja) 電子素子内蔵コネクタ端子構造
CN219321692U (zh) 一种连接器及电子设备
JP2002208457A (ja) 電子部品内蔵ケーブルコネクタ
JP2001035601A (ja) コネクタ