JP2002188331A - キーシリンダ - Google Patents
キーシリンダInfo
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Abstract
シリンダを提供する。 【解決手段】キーシリンダ10は、キーの差込操作に連
動して中心軸周方向に回動するロータ12と、同ロータ
12に対して一体回動可能に設けられると共にドアパネ
ル内のロック機構に連結されるレバー13とを備えてい
る。ロータ12の内端部には嵌合凹部37を設けた。フ
ランジ部52の基端面中央に突設したピン53にはクッ
ション54を挿通した。この状態でフランジ部52を嵌
合凹部37内に嵌合させた。このため、ロータ12とレ
バー13との組付けはロータ12の嵌合凹部37に対し
てレバー13のフランジ部52を嵌合させるのみであ
り、レバー13の中心軸とロータ12の中心軸とは互い
に所定の角度に一致するように保持される。従って、キ
ーシリンダ10をドアパネルへ組み付けるとき、レバー
13を手で支持する必要がなく、組付け作業効率が向上
する。
Description
パネルをロック又はアンロック状態にするキーシリンダ
に関するものである。
組込まれるキーシリンダとしては次のようなものが知ら
れている。即ち、キーシリンダはキーの差込操作に伴っ
て回動するロータを備えている。ロータの内端部には軸
状レバーが一体回動可能且つ揺動可能に連結されてお
り、同軸状レバーの先端部はドアパネル内のロック機構
に対して直接連結されている。従って、キーの差込操作
によるロータの回転力は軸状レバーに伝達され、同軸状
レバーの動作によってロック機構がロック又はアンロッ
ク状態に切り替えられる。
軸状レバータイプのキーシリンダにおいては、例えばセ
ットスクリュー、ピン及び脱落防止部材等により軸状レ
バーの基端部をロータの基端部に対して連結する必要が
あり、この組立作業は作業者にとって煩雑なものであっ
た。また、軸状レバーはロータ内端部に対して揺動可能
となっているものの、キーシリンダをドアパネル側の取
付部(取付孔)に組付ける際には、軸状レバーの中心軸
がロータの中心軸に対して一致するように同軸状レバー
を手で支持する必要があった。手で支持しないと軸状レ
バーは自重により重力方向に傾いてしまうからである。
従って、キーシリンダの組付け作業効率が低下するとい
う問題点があった。
れたものであって、その目的は、組付け作業効率を向上
させることができるキーシリンダを提供することにあ
る。
は、キーの差込操作に連動して中心軸周方向に回動する
ロータと、同ロータに対して一体回動可能に設けられる
と共に所定位置に配置されたロック機構に作動連結され
るレバーとを備えたキーシリンダであって、前記ロータ
の内端部に設けた嵌合凹部に対して前記レバーの基端部
を嵌合させ、同レバーの基端部と嵌合凹部内面との間に
はレバーの中心軸とロータの中心軸とが所定の角度をな
すように同レバーを保持する保持部材を設けたことをそ
の要旨とする。
の発明において、前記レバーの基端部には前記嵌合凹部
に嵌合可能とされた嵌合部が形成されており、前記嵌合
凹部には嵌合部の係合面が係合可能とされた係合段部が
形成されており、前記保持部材は嵌合部の基端面と嵌合
凹部内面との間に介在された弾性部材であり、同弾性部
材の弾性力により嵌合部の係合面が嵌合凹部の係合段部
に密着するようにしたことをその要旨とする。
の発明において、前記弾性部材はレバーにおける嵌合部
の基端面に対して固定するようにしたことをその要旨と
する。
の発明において、前記ロータの周囲には、少なくともロ
ータの嵌合凹部とレバーの基端部との嵌合部分を覆う保
護部材を配置したことをその要旨とする。 (作用)請求項1に記載の発明では、ロータとレバーと
の組付けはロータの嵌合凹部に対してレバーの基端部を
嵌合させるのみである。この組み付け状態において、レ
バーの中心軸とロータの中心軸とが互いに所定の角度を
なすようにレバーが保持される。このため、キーシリン
ダをドアパネルへ組み付けるとき、レバーを手で支持す
る必要がない。
載の発明の作用に加えて、弾性部材の弾性力により嵌合
部の係合面が嵌合凹部の係合段部に密着する。これによ
り、レバーの中心軸とロータの中心軸とが所定の角度を
なすようにレバーが保持される。
載の発明の作用に加えて、前記弾性部材はレバーにおけ
る嵌合部の基端面に対して固定される。このため、弾性
部材を予め嵌合部の基端面に固定しておくことが可能と
なる。そして、弾性部材が固定された状態の嵌合部がロ
ータの嵌合凹部に嵌合される。従って、キーシリンダの
組付け作業が容易になると共に、組付け作業効率が向上
する。
求項3のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、少なくともロータの嵌合凹部とレバーの基端部との
嵌合部分が保護部材にて覆われる。
アパネルに組込まれるキーシリンダに具体化した一実施
形態を図1〜図3に従って説明する。
ンダ10は車両用ドアパネル(図示略)に固定されたロ
ータケース11を備えており、同ロータケース11内に
は円柱状のロータ12がその中心軸周方向に回動可能に
配設されている。ロータ12の内端部にはレバー13の
基端部が一体回動可能に連結されており、同レバー13
の先端部はドアパネル内に配置されたロック機構(図示
略)に連結されている。
タケース11の内端部には円筒状の保護部材としてのプ
ロテクタ21が形成されている。プロテクタ21を構成
するロータケース11の外周壁下面の一部分は切り欠か
れており、その両切り欠き端縁はそれぞれ掛止部22
a, 22bとなっている。プロテクタ21の外周にはバ
ックスプリング23が巻装されており、その両端部はそ
れぞれ中心方向へ屈曲され両掛止部22a,22bに係
止されている。尚、図1及び図3ではバックスプリング
23の一方の端部のみ図示する。
の内端部はロータケース11の内端面から若干突出して
いる。ロータケース11の突出部分において、プロテク
タ21の内端面近傍には円環状の溝31が形成されてお
り、同溝31にはEリング等の止め輪32が装着されて
いる。ロータ12のロータケース11に対する外端方向
への移動は止め輪32がプロテクタ21の内端面に係止
されることによって規制される。
34が形成されており、同鍵穴34内部の上下面にはそ
れぞれ複数のロックプレート35が互いに対向するよう
に且つ等間隔となるように配設されている。各ロックプ
レート35はそれぞれスプリング(図示略)の弾性力に
より常に鍵穴34の中心軸方向に付勢されている。ま
た、各ロックプレート35はそれぞれスプリングの弾性
力に抗してロータ12の中心軸に対する放射方向(図1
における上下方向)に進退可能となっている。そして、
キー33が鍵穴34に挿入されると各ロックプレート3
5はそれぞれキー33の凹凸に対応してロータ12は回
動可能となる。キー33が鍵穴34から引き抜かれると
ロータ12は回動不能となる。
係合凹部36が形成されており、同係合凹部36の互い
に対向する両側壁はそれぞれバックスプリング23の両
端部を前記両掛止部22a, 22b(図1では掛止部2
2aのみ図示する)と共に係止する係合部となってい
る。そして、キー33の差込操作によるロータ12の回
動に伴ってバックスプリング23は操作方向に巻き込ま
れ、ロータ12はバックスプリング23の弾性力により
反操作方向に付勢される。
内端部における外周上面には被嵌合部としての嵌合凹部
37が形成されている。嵌合凹部37の内端側には一対
の係合段部38a,38bが形成されており、両係合段
部38a,38bはそれぞれロータ12の中心軸に対し
て垂直をなしている。両係合段部38a, 38bは所定
距離だけ離間しており、両係合段部38a, 38b間に
は後述のレバー13が配置可能となっている。
13は軸状に形成されている。レバー13の先端部には
扁平部51が形成されており、同じく基端部には嵌合部
としてのフランジ部52が形成されている。図2に示す
ように、フランジ部52のレバー先端側側面において、
レバー13の軸部を間に挟む左右両側面はそれぞれ係合
面52a, 52bとなっている。両係合面52a,52
bはそれぞれロータ12の係合段部38a,38bに係
合可能となっていると共に、レバー13の中心軸に対し
て垂直をなしている。図1に示すように、フランジ部5
2の基端面中央にはピン53が突設されており、同ピン
53には保持部材及び弾性部材としてのクッション54
が挿通されている。
材にて円柱状に形成されており、その中央には挿通孔5
4aが形成されている。図1に示すように、挿通孔54
aの内径はピン53の外径よりも若干小さくなってい
る。ピン53の外周面にはクッション54の内方への弾
性力が作用しており、これによりクッション54のピン
53からの抜け止めがなされている。クッション54の
中心軸方向(図1における左右方向)の長さはピン53
のフランジ部52基端面からの突出長さよりも若干長く
なっている。
フランジ部52はピン53にクッション54を挿通した
状態で嵌合凹部37内に配置されている。即ち、フラン
ジ部52と嵌合凹部37との間にはクッション54が介
在されている。係合面52a, 52bとクッション54
の先端面(図2における左側側面)との間の距離は、両
係合段部38a,38bとこれらに対向する嵌合凹部3
7の内面との間の距離よりも若干大きくなっている。
ション54はその中心軸方向に圧縮されており、レバー
13はクッション54の弾性力により内端方向(図2に
おける右方向)に付勢されている。そして、フランジ部
52の両係合面52a, 52bがそれぞれ係合段部38
a,38bに密着することにより、レバー13の中心軸
とロータ12の中心軸とが一致する中立位置にレバー1
3の姿勢が保持されている。
面上部には規制突起55が設けられている。規制突起5
5の内側面(レバー13の中心軸側側面)はクッション
54の外周面に接触している。規制突起55は、クッシ
ョン54を取り付けた状態のフランジ部52を嵌合凹部
37に嵌合させる際、クッション54の上方への変形を
規制する。これにより、フランジ部52及びクッション
54は円滑に嵌合凹部37内に収容される。
レバー13の軸部外径よりも若干大きくなっている。ま
た、嵌合凹部37の内底面とレバー13の外周面との間
には若干の隙間が形成されている。このため、レバー1
3はその基端部を支点に上下左右(図1及び図2におけ
る矢印方向)に揺動可能となっている。レバー13の揺
動に伴ってクッション54は弾性変形する。レバー13
の中心軸周方向への回動は、フランジ部52の両側縁部
が嵌合凹部37の内面に係合することにより規制され
る。従って、ロータ12の回転力はレバー13に伝達さ
れ、同レバー13はロータ12と一体的に回動する。 (組立て時)図3に示すように、キーシリンダ10を組
立てるときには、各ロックプレート35(図1参照)が
脱落しないようにロータ12にダミーキー(図示略)を
差し込んでおくと共に、ロータ12の嵌合凹部37にク
ッション54を取り付けた状態のフランジ部52を上方
から嵌合させる。この状態でロータ12を予めバックス
プリング23を巻装したロータケース11の外端側から
挿入し、ロータ12先端部の溝31に止め輪32を装着
する。このとき、図1に示すように、ロータ12とレバ
ー13との嵌合部分(以下、「レバー嵌合部」とい
う。)はロータケース11の外周壁の一部であるプロテ
クタ21にて覆われている。以上で、キーシリンダ10
の組立て作業が完了となる。
ときには、レバー13をロータ12に対する中立位置に
保持した状態でキーシリンダ10をドアパネル側の取付
部に取り付ける。この後、レバー13の扁平部51をロ
ック機構の連結部に連結する。このとき、ロック機構の
連結部がレバー13の中心軸延長線上になく左右上下方
向に若干ずれていても、レバー13をロック機構の連結
部のずれ方向に揺動させることにより連結可能となる。
の取り付け作業が完了となる。この状態で、ロータ12
がキー33によって差込操作されると、ロータ12の回
転力はレバー13を介してロック機構(図示略)に伝達
され、同ロック機構はロック又はアンロック状態に切り
替えられる。尚、本実施形態において、キーシリンダ1
0はプロテクタ21側が上方、即ち窓側を向くようにド
アパネルに取り付けられる。
及び効果を得ることができる。 (1)ロータ12の内端部に嵌合凹部37を設け、同嵌
合凹部37に対してレバー13のフランジ部52を嵌合
させるようにした。このため、ロータ12とレバー13
との組付けはロータ12の嵌合凹部37にレバー13の
フランジ部52を嵌合させるのみである。即ち、従来の
キーシリンダと異なり、レバー13を例えばセットスク
リュー及びピン等にてロータ12に固定する必要がな
い。従って、レバー13のロータ12に対する組付け作
業効率を向上させることができる。また、セットスクリ
ュー及びピン等のレバー固定用の部材が不要となること
から部品点数を低減させることができる。
付けた状態において、レバー嵌合部がロータケース11
のプロテクタ21にて覆われるようにロータケース11
を構成した。このため、レバー嵌合部に埃及び水等が直
接かかることがなく、レバー13の作動性が損なわれる
ことがない。また、レバー嵌合部が不正行為(例えば盗
難)により直接攻撃されることがなく、レバー嵌合部の
破壊が防止される。従って、レバー嵌合部の破壊による
不正開錠を防止し、セキュリティを向上させることがで
きる。
ンジ部52の基端面と嵌合凹部37内面との間にはクッ
ション54を介在させた。そして、クッション54の弾
性力によりフランジ部52の両係合面52a, 52bが
嵌合凹部37の両係合段部38a,38bにそれぞれ密
着し、これによりレバー13がロータ12に対する中立
位置に保持されるようにした。これは、ロータ12及び
レバー13の中心軸はそれぞれ両係合段部38a,38
b及び係合面52a, 52bに対して垂直をなしている
からである。従って、キーシリンダ10のドアパネルへ
の組付け作業時におけるレバー13の中立位置出しを容
易に行うことができる。また、フランジ部52基端面と
嵌合凹部37内面との間にクッション54を介在し、両
係合面52a, 52bと係合段部38a,38bとを密
着させたことにより、レバー13のがたつき及び異音の
発生を防止することができる。
内端部に対して上下左右に揺動可能とした。このため、
レバー13とドアパネル内に配置されたロック機構との
位置ずれをキーシリンダ10側にて吸収することができ
る。即ち、ロック機構の連結部が中立位置に保持された
レバー13の中心軸延長線上になくても、レバー13を
上下左右に揺動させることにより、同レバー13をロッ
ク機構の連結部に連結することができる。
と一体形成した。即ち、ロータケース11の外周壁の一
部分をプロテクタ21とした。このため、プロテクタ2
1を別部材とした場合と異なり製造工数及び部品点数を
低減させることができる。
実施してもよい。 ・本実施形態においては、キーシリンダ10を車両用ド
アパネルに使用したが、バックドア及びトランク等に使
用してもよい。
1の内端側にプロテクタ21を一体形成したが、プロテ
クタ21を別部材としてロータケース11に対して固定
するようにしてもよい。このようにしても、レバー嵌合
部を外部の攻撃から保護することができる。
設置方向は任意に変更してもよい。例えば図1において
天地を逆にしたり、上下方向の向きを外内方向にしたり
してもよい。
a,38bをそれぞれロータ12の中心軸に対して垂直
をなすように形成したが、ドアパネル内のロック機構の
位置に応じて所定の角度に変更してもよい。また、本実
施形態においては、両係合面52a,52bをそれぞれ
レバー13の中心軸に対して垂直をなすように形成した
が、ドアパネル内のロック機構の位置に応じて所定の角
度に変更してもよい。即ち、本実施形態においてはレバ
ー13の中心軸とロータ12の中心軸とが一致する位置
を中立位置としたが、レバー13の中心軸とロータ12
の中心軸とが一致しない位置を中立位置としてもよい。
技術的思想を以下に追記する。 ・少なくともロータとレバーとの嵌合部分がロータケー
スの内部に位置するように、ロータケースを構成した請
求項1に記載のキーシリンダ。
付けはロータの嵌合凹部に対してレバーの基端部を嵌合
させるのみであることから、キーシリンダの組付け作業
効率を向上させることができる。
図。
斜視図。
タ、13…レバー、21…プロテクタ(保護部材)、3
3…キー、37…嵌合凹部(被嵌合部)、38a,38
b…係合段部、52…フランジ部(嵌合部)、52a,
52b…係合面、54…クッション(保持部材、弾性部
材)。
Claims (4)
- 【請求項1】 キーの差込操作に連動して中心軸周方向
に回動するロータと、同ロータに対して一体回動可能に
設けられると共に所定位置に配置されたロック機構に作
動連結されるレバーとを備えたキーシリンダであって、 前記ロータの内端部に設けた嵌合凹部に対して前記レバ
ーの基端部を嵌合させ、同レバーの基端部と嵌合凹部内
面との間にはレバーの中心軸とロータの中心軸とが所定
の角度をなすように同レバーを保持する保持部材を設け
たキーシリンダ。 - 【請求項2】 前記レバーの基端部には前記嵌合凹部に
嵌合可能とされた嵌合部が形成されており、前記嵌合凹
部には嵌合部の係合面が係合可能とされた係合段部が形
成されており、 前記保持部材は嵌合部の基端面と嵌合凹部内面との間に
介在された弾性部材であり、同弾性部材の弾性力により
嵌合部の係合面が嵌合凹部の係合段部に密着するように
した請求項1に記載のキーシリンダ。 - 【請求項3】前記弾性部材はレバーにおける嵌合部の基
端面に対して固定するようにした請求項2に記載のキー
シリンダ。 - 【請求項4】 前記ロータの周囲には、少なくともロー
タの嵌合凹部とレバーの基端部との嵌合部分を覆う保護
部材を配置した請求項1〜請求項3のうちいずれか一項
に記載のキーシリンダ。
Priority Applications (8)
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Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
| JP2009503304A (ja) * | 2005-08-05 | 2009-01-29 | ウィンロク エージー | 改良型ロックタンブラーを有するロック・キーシステム |
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