JP2002190735A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2002190735A
JP2002190735A JP2000387893A JP2000387893A JP2002190735A JP 2002190735 A JP2002190735 A JP 2002190735A JP 2000387893 A JP2000387893 A JP 2000387893A JP 2000387893 A JP2000387893 A JP 2000387893A JP 2002190735 A JP2002190735 A JP 2002190735A
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signal
phase
circuit
data
clock signal
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JP2000387893A
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Shinji Yamaura
新司 山浦
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確かつ迅速に信号の同期を図る半導体集積
回路を提供する。 【解決手段】 クロック信号CKとデータ信号Dataの位
相のずれを検出する半導体集積回路であって、供給され
たクロック信号CKの位相をずらすことにより、位相が
異なる複数の判定基準周期信号を生成する遅延回路1,
2と、各々の判定基準周期信号とデータ信号Dataの相互
の論理レベルを比較することにより、クロック信号CK
とデータ信号Dataとの位相のずれを検出する位相判定回
路3,4と、位相判定回路3,4により検出された位相
のずれに応じて位相状態を示す信号LK/ULKを生成
するロック状態判定回路5とを備えたことを特徴とする
半導体集積回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に関
し、さらに詳しくは、信号の位相を同期させるための方
法を実現する半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の位相同期ループ(PLL)回路で
は、データ信号Dataに対する位相差が0となるクロック
信号CKを生成するよう電圧制御発振器(VCO)が制御
される。ここで一般的には、データ信号Dataとクロック
信号CKの位相は位相比較器により比較され、該比較の結
果として位相比較器から出力された位相差信号がローパ
スフィルタを介してVCOへフィードバックされる。
【0003】そして、従来においては、上記クロック信
号CKの周波数をデータ信号Dataの周波数と合わせる過程
や両信号の位相差が大きくなるような場合において、同
期をとるために必要とされる時間を短縮するため、ロッ
ク検出回路とループ利得切り替え回路等を用いてPLL
回路の時定数を切り替える方式が採用されることがあ
る。
【0004】また、PLL回路は、NRZ(Non-Return
to Zero)方式のデータ信号からクロック信号を再生す
るいわゆるクロック再生回路(Clock&Data Recovery−
CDR)に適用することが検討されている。ここで、N
RZ方式のデータ通信は、クロック信号の論理レベルが
ロウレベルからハイレベルへ遷移するタイミングか、あ
るいはハイレベルからロウレベルへ遷移するタイミング
のいずれか一方のみに追随してデータの符号が変化する
通信方式であり、クロック周波数の1/2が基本波とな
る。
【0005】ここで、従来のロック検出回路を図1に示
す。図1に示されるように、図2(a)に示されるデー
タ信号Dataを遅延回路30により一定時間遅延させるこ
とにより生成された図2(c)に示されたデータ信号D-
Dataと、図2(b)に示されたクロック信号Clockとが
遅延フリップフロップ31に供給される。そして、遅延
フリップフロップ31は、クロック信号Clockがハイレ
ベルである期間T(例えば時刻T1から時刻T2の
間)においてデータ信号D-Dataが遷移すれば、ロックし
ていると判定する。
【0006】この場合、ロックしていると判定するため
のロック範囲を位相の進みと遅れで対称とするために
は、図2(c)に示されるように、データ信号Dataの遅
延量T を丁度クロック信号Clockがハイレベルとなっ
ている期間T(例えば時刻T1から時刻T2の間)の
半分、つまりクロック信号Clockの1/4周期に設定す
る必要がある。そのため、このような従来のロック検出
回路ではデータ信号Dataの遅延量に関する精度が高く要
求される。また、上記ロック範囲は必ずクロック信号Cl
ockの1/2周期である期間Tに限られるため、自由
度が少ない。
【0007】そして、上記ロック検出回路がロック状態
からはずれたことは検出できるが、非ロック状態を検出
した場合には、クロック信号の周波数がデータ信号の周
波数より高いためにロック状態から外れたのか、クロッ
ク信号の周波数がデータ信号の周波数より低いためにロ
ック状態から外れたのかを判別することはできないた
め、別途周波数カウンタ等を設けてデータ信号とクロッ
ク信号の周波数を比較する必要があった。
【0008】さらに、上記のような周波数カウンタ等を
設ければ、回路規模が増大するばかりでなく、データ信
号とクロック信号の周波数の比較に多大な時間を要し、
該PLL回路を素早くロック状態に復帰させることはで
きないという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を解消するためになされたもので、正確かつ迅速に信号
の同期を図るための信号同期方法を実現する半導体集積
回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、データ信
号とクロック信号の間におけるロック状態又はアンロッ
ク状態を検出する半導体集積回路であって、データ信号
及びクロック信号が供給され、データ信号又はクロック
信号の少なくとも一方の位相をずらすことにより、デー
タ信号に対するクロック信号の位相遅れが第一の範囲内
であるかどうかを示す第一の位相判定信号を生成する第
一の位相判定回路と、データ信号及びクロック信号が供
給され、データ信号又はクロック信号の少なくとも一方
の位相をずらすことにより、データ信号に対するクロッ
ク信号の位相進みが第二の範囲内であるかどうかを示す
第二の位相判定信号を生成する第二の位相判定回路と、
第一の位相判定信号と第二の位相判定信号が供給され、
第一の位相判定信号と第二の位相判定信号に基づいてデ
ータ信号とクロック信号の間におけるロック状態又はア
ンロック状態を示すロック状態判定信号を生成するロッ
ク状態判定回路とを備えたことを特徴とする半導体集積
回路を提供することにより達成される。
【0011】このような手段によれば、簡易な構成によ
りクロック信号とデータ信号との位相関係、より具体的
にはクロック信号がデータ信号に対してロック状態であ
るかアンロック状態であるか、を正確に判定することが
できる。
【0012】ここで、第一の位相判定信号と第二の位相
判定信号が供給され、第一の位相判定回路においてデー
タ信号に対するクロック信号の位相遅れが第一の基準範
囲内からはずれたことが検出されるタイミングと、第二
の位相判定回路においてデータ信号に対するクロック信
号の位相進みが第二の基準範囲内からはずれたことが検
出されるタイミングとに基づいて、データ信号の周波数
とクロック信号の周波数との大小関係を示す周波数判定
信号を生成する周波数判定回路をさらに備えた半導体集
積回路とすることができる。
【0013】また、上記半導体集積回路は、データ信号
の位相とクロック信号の位相を比較して、位相のずれに
応じた比較結果信号を生成する位相比較回路と、ロック
状態判定信号に応じて比較結果信号又は周波数判定信号
を選択的に出力する選択回路とをさらに備えたものとす
ることができ、上記位相比較回路は、Bang−Ban
g型位相比較回路とすることができる。
【0014】さらに、第一の位相判定回路又は第二の位
相判定回路は、テスト信号と、データ信号又はクロック
信号の少なくとも一方とを入力信号とする論理回路を含
むものとすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符
号は同一又は相当部分を示す。 [実施の形態1]本発明の実施の形態1に係る半導体集
積回路は、データ信号とクロック信号との間における同
期状態(ロック状態)又は非同期状態(アンロック状
態)を検出する回路であり、その構成が図3に示され
る。
【0016】図3に示されるように、本実施の形態1に
係る半導体集積回路は、遅延回路1,2と、位相判定回
路3,4と、ロック状態判定回路5とを備える。ここ
で、位相判定回路3及び遅延回路2にはクロック信号C
Kが供給され、位相判定回路4及び遅延回路1にはデー
タ信号Dataが供給される。
【0017】また、位相判定回路3の一方の入力端は遅
延回路1に接続され、位相判定回路4の一方の入力端は
遅延回路2に接続される。そして、ロック状態判定回路
5の二つの入力端はそれぞれ位相判定回路3,4に接続
される。
【0018】一般に、上記クロック再生回路(CDR)
では、データ信号から再生され電圧制御発振器(VC
O)から出力されたクロック信号に応じてデータ信号と
クロック信号のタイミングを合わせ直す(「リタイミン
グ」ともいう)ので、データ信号の変化点とクロック信
号が例えばハイレベルからロウレベルへ遷移する変化点
の位相差が一定の範囲内にあるときにロック状態である
と定義される。
【0019】すなわち、図4に示されるように、図4
(a)に示されたデータ信号Dataに対しては、例えば図
4(b)に示されるように、クロック信号のハイレベル
からロウレベルへの遷移点がデータの変化点を含む時刻
T2から時刻T3の範囲内に含まれる場合にはロック状
態とされ、時刻T1から時刻T2の間及び時刻T3から
時刻T4の間に含まれる場合にはアンロック状態とな
る。
【0020】ここで、上記のようなロック又はアンロッ
ク状態を検出する手段としては、クロック信号と同一周
波数を有しデューティが異なる図4(c)に示された信
号SAを用いることにより、データ信号Dataが遷移した
際に該信号SAが1(論理レベルがハイレベル)であれ
ばロック状態、0(論理レベルがロウレベル)であれば
アンロック状態であると判定する方法も考えられる。こ
のような方法を実現するロック検出回路としては図5に
示される回路も考えられる。
【0021】図5に示されるように、このロック検出回
路は遅延回路30,32と遅延フリップフロップ31及
びNAND回路33を備える。このような構成を有する
ロック検出回路は、図6(b)に示されたクロック信号
Clockを二つに分け、図6(c)に示されるように一方
を遅延回路(反転回路)32で時間TD1だけ遅延させ
てクロック信号D-Clockを生成する。そして、これら二
つのクロック信号Clock,D-ClockをNAND回路33に
より合成することによって、図6(d)に示される信号
を生成し、クロック信号Clockのデューティを変化
させている。
【0022】しかしながら、データ信号Data及びクロッ
ク信号が高い周波数になると、高調波を含む上記信号S
Aのようなデューティの異なる波形を作ること及びクロ
ック信号との位相関係を調整することが困難になってく
るので、クロック信号の波形をそのまま利用する方法が
必要である。
【0023】従って、本実施の形態1に係る半導体集積
回路では、上記信号SAの代わりに図4(b)に示され
たクロック信号CKを異なる位相だけずらすことによ
り、位相のずれを判定する際の基準とされる図4(d)
及び図4(e)に示された信号SB,SCを生成し、こ
れらの信号とデータ信号Dataの変化点とを比較して該比
較結果を合成することによりロック状態の判定出力信号
を生成する。
【0024】このとき、上記信号SBは、アンロックと
判定する位相区間(時刻T1から時刻T2の間、又は時
刻T3から時刻T4の間)の半分に相当する時間τだけ
図4(b)に示されたクロック信号CKを遅延させた信
号とされる。また、上記信号SCはクロック信号CKを
クロック信号CKの半周期に相当する時間遅らせると共
に、上記位相区間の半分に相当する時間τだけ位相を早
めた信号とされる。
【0025】ここで特に、図4(e)に示された該信号
SCについては、遅延という方法によって生成すること
は難しい。従って、本実施の形態1に係る半導体集積回
路では、クロック信号CKを反転させて図4(f)に示
された信号SC’を生成すると共に、信号SBを生成す
るときにクロック信号CKを遅延させる時間だけデータ
信号Dataを遅延させることにより、クロック信号CKと
信号SCとの位相関係と等価的な位相関係を得ることと
する。
【0026】以上より、信号SBを生成するための遅延
回路と信号SCを生成するための遅延回路とを共通化す
ることによって、データ信号Dataの変化点を中心とする
前後対称のロック検出範囲(それらの範囲の和は時刻T
2から時刻T3の間となる)が得られ、また位相判定手
段として二つの同一な回路を用いることができる。そし
てさらには、二つの該位相判定手段から出力される信号
を合成する手段としては、単純な論理和あるいは論理積
をとる回路が採用され、最終的にロックあるいはアンロ
ック状態を判定する信号が得られる。
【0027】ここで、図7は、図3に示された本実施の
形態1に係る半導体集積回路の一具体例を示す回路図で
ある。図7に示されるように、位相判定回路3,4はそ
れぞれ遅延フリップフロップ(D−FF)3a,4aに
より構成することができ、ロック状態判定回路5はNA
ND回路5aにより構成することができる。
【0028】また、図7に示された半導体集積回路は、
等価的に図8に示された半導体集積回路として構成する
こともできる。すなわち、図8に示された半導体集積回
路は、図7に示された半導体集積回路に比してクロック
信号CKが供給されるバッファ7と、データ信号Dataが
供給されるバッファ8とをさらに備え、NAND回路5
aの代わりにOR回路6が備えられる。
【0029】これにより、図8に示された半導体集積回
路によれば、予めバッファ7,8によりクロック信号C
K及びデータ信号Dataを反転させておくことにより、容
易にロックあるいはアンロック状態を判定する信号を生
成することができる。
【0030】以下において、図8に示された半導体集積
回路の動作を、図9に示されたタイミングチャートを参
照しつつ説明する。まず、図9(a)に示されるクロッ
ク信号CKがバッファ7に供給され、図9(b)に示さ
れるデータ信号Dataがバッファ8に供給される。
【0031】そして、バッファ7は該クロック信号CK
を反転させ、図9(c)に示された反転クロック信号/
CK(信号)を生成して遅延フリップフロップ3aに
供給する。また、バッファ7は反転クロック信号/CK
(信号)を遅延回路2に供給する。この遅延回路2は
供給された信号を反転すると共に所定時間遅延させ、
図9(f)に示されたクロック信号CK’(信号)を
遅延フリップフロップ4aに供給する。
【0032】一方、バッファ8は該データ信号Dataを反
転させ、図9(g)に示された反転データ信号/Data
(信号)を生成して遅延フリップフロップ4aに供給
する。また、バッファ8は反転データ信号/Data(信号
)を遅延回路1に供給する。この遅延回路1は供給さ
れた信号を反転すると共に所定時間遅延させ、図9
(d)に示されたデータ信号Data’(信号)を遅延フ
リップフロップ3aに供給する。
【0033】ここで、図9(d)に示されるように、デ
ータ信号Data’が時刻T3においてロウレベル(L)か
らハイレベル(H)に遷移すると、時刻T3における反
転クロック信号/CKのレベルがロウレベルであること
に応じて図9(e)に示された信号がハイレベルから
ロウレベルへ遷移し、ラッチされる。また、図9(d)
に示されるように、データ信号Data’が時刻T5におい
てロウレベル(L)からハイレベル(H)に遷移する場
合には、時刻T5における反転クロック信号/CKのレ
ベルがハイレベルであることに応じて図9(e)に示さ
れた信号がロウレベルからハイレベルへ遷移し、ラッ
チされる。
【0034】ここで、信号がロウレベルである時刻T
3から時刻T5の間においては、図4に示された信号S
Cを判断基準としたとき、クロック信号CKがアンロッ
ク状態にあることを意味する。
【0035】同様に、図9(g)に示されるように、反
転データ信号/Dataが時刻T4においてロウレベル
(L)からハイレベル(H)に遷移すると、時刻T4に
おけるクロック信号CK’のレベルがロウレベルである
ことに応じて図9(h)に示された信号がハイレベル
からロウレベルへ遷移し、ラッチされる。また、図9
(g)に示されるように、反転データ信号/Dataが時刻
T6においてロウレベル(L)からハイレベル(H)に
遷移する場合には、時刻T6におけるクロック信号C
K’のレベルがハイレベルであることに応じて図9
(h)に示された信号がロウレベルからハイレベルへ
遷移し、ラッチされる。
【0036】ここで、信号がロウレベルである時刻T
4から時刻T6の間においては、図4に示された信号S
Bを判断基準としたとき、クロック信号CKがアンロッ
ク状態にあることを意味する。
【0037】そして、図8に示されたOR回路6は、図
9(e)に示された信号と図9(h)に示された信号
との論理和をとり、ロック状態であるかアンロック状
態であるかを示す図9(i)に示された信号LK/UL
K(信号)を生成し出力する。
【0038】以上より、信号LK/ULKがハイレベル
の期間はクロック信号CKがデータ信号Dataに対してロ
ック状態であることを意味し、ロウレベルの期間はアン
ロック状態であることを意味する。
【0039】なお、図4(d)に示された信号SBは図
9(f)に示されたクロック信号CK’(信号)に相
当し、図4(f)に示された信号SC’は図9(c)に
示された反転クロック信号/CK(信号)に相当する
ことになる。
【0040】以上より、本発明の実施の形態1に係る半
導体集積回路によれば、簡易な構成によりクロック信号
CKとデータ信号Dataとの位相関係、より具体的にはク
ロック信号CKがデータ信号Dataに対してロック状態で
あるかアンロック状態であるか、を正確に判定すること
ができる。 [実施の形態2]図10は、本発明の実施の形態2に係
る半導体集積回路の構成を示す図である。ここで、本実
施の形態2に係る半導体集積回路は、上記の実施の形態
1に係る半導体集積回路と同様に、クロック信号CKが
データ信号Dataに対してロック状態にあるかアンロック
状態にあるかを判定すると共に、さらにクロック信号C
Kの周波数がデータ信号Dataの周波数に比して高いか低
いかを判定する機能を有するものである。
【0041】図10に示されるように、本実施の形態2
に係る半導体集積回路は、図3に示された半導体集積回
路と同様な構成を有するが、位相判定回路3,4に接続
された周波数高低判定回路9をさらに備える点で相違す
るものである。
【0042】そして、この周波数高低判定回路9は、よ
り具体的には図11に示されるように、遅延フリップフ
ロップ3a,4aに接続されたセット・リセットフリッ
プフロップ10により構成することができる。
【0043】次に、本実施の形態2に係る半導体集積回
路の動作を、図12に示されたタイミングチャートを参
照しつつ説明する。なお、図12においてはクロック信
号CKの周波数がデータ信号Dataより低い場合が示され
る。
【0044】本実施の形態2に係る半導体集積回路は、
上記実施の形態1に係る半導体集積回路と同様に動作す
るが、セット・リセットフリップフロップ10により図
12(j)に示された信号SQ(信号)が生成され、
出力される。
【0045】図12(a)及び図12(b)に示される
ように、クロック信号CKの位相はデータ信号Dataの位
相に対し時間の経過と共に遅れていくため、図12
(e)に示されるようにまず時刻T3において遅延フリ
ップフロップ3aから出力される信号がハイレベルか
らロウレベルへ遷移する。そして、時刻T6において
は、遅延フリップフロップ4aから出力される信号もハ
イレベルからロウレベルへ遷移し、OR回路6はアンロ
ック状態を示すロウレベルの信号(信号)を出力す
る。
【0046】さらに、時刻T7になると、クロック信号
CKの位相が再度データ信号Dataの位相に近づくため、
遅延フリップフロップ3aから出力される信号がハイレ
ベルとなる。そして、時刻T8においては、遅延フリッ
プフロップ4aから出力される信号もロウレベルからハ
イレベルに遷移し初期状態に戻る。
【0047】ここで、図12(j)に示されるように、
セット・リセットフリップフロップ10は、S端子にハ
イレベル(論理値1)の信号が入力されると共にR端子
にロウレベル(論理値0)の信号が入力される時刻T4
から時刻T6まではハイレベルの信号SQを出力し、S
端子及びR端子にロウレベル(論理値0)の信号が入力
される時刻T6から時刻T7までは信号SQのレベルを
ハイレベルに保持する。そして、S端子にロウレベルの
信号が入力されると共にR端子にハイレベルの信号が入
力される時刻T7から時刻T8まではロウレベルの信号
SQを出力する。
【0048】なお、クロック信号CKの周波数がデータ
信号Dataの周波数より高い場合には、逆に遅延フリップ
フロップ4aの出力は遅延フリップフロップ3aより先
に変化する。
【0049】従って、遅延フリップフロップ3a,4a
のいずれが先にアンロック状態(ロウレベル)の出力信
号を出力するかによって、セット・リセットフリップフ
ロップ10から出力される信号SQの論理レベルが決め
られるため、信号SQの論理レベルに応じてクロック信
号CKの周波数がデータ信号Dataの周波数より高いか低
いかを容易に判定することができる。
【0050】また、本発明の実施の形態2に係る半導体
集積回路によれば、二つの位相判定回路3,4が共に出
力信号を遷移させることにより得られるロック状態の判
定結果よりも、必ず先に周波数の比較結果を得ることが
できるため、周波数高低判定回路9から出力された信号
H/Lをロック状態判定回路5から出力されるアンロッ
ク信号ULKによりゲートするための遅延回路が不要と
なり、マージンも大きくとれるため、半導体集積回路の
簡素化を図ると共に信頼性の高い動作を実現することが
できる。 [実施の形態3]図13は、本発明の実施の形態3に係
る半導体集積回路の構成を示す図である。ここで、本実
施の形態3に係る半導体集積回路は、上記の実施の形態
2に係る半導体集積回路と同様に、クロック信号CKが
データ信号Dataに対してロック状態にあるかアンロック
状態にあるかを判定すると共に、クロック信号CKの周
波数がデータ信号Dataの周波数に比して高いか低いかを
判定する機能を有するものであるが、さらにロック状態
から外れアンロック状態になった場合には上記判定に基
づいて速やかにロック状態に復帰できる機能を有するも
のである。
【0051】図13に示されるように、本実施の形態3
に係る半導体集積回路は、図10に示された半導体集積
回路からなるロック検出回路13と、クロック信号CK
とデータ信号Dataとを入力する位相比較回路11と、セ
レクタ回路12とを備える。
【0052】ここで、位相比較回路11はクロック信号
CKとデータ信号Dataの位相を比較してその位相差を示
す信号を出力する。また、セレクタ回路12は位相比較
回路11と周波数高低判定回路9及びロック状態判定回
路5に接続され、ロック状態判定回路5から供給される
信号LK/ULKに応じて、位相比較回路11から出力
される信号又は周波数高低判定回路9から出力される
信号のいずれか一方を位相周波数比較信号CSとして
選択的に出力する。
【0053】以下において、本実施の形態3に係る半導
体集積回路の動作を、図14に示されたタイミングチャ
ートを参照しつつ説明する。本実施の形態3に係る半導
体集積回路は、上記実施の形態2に係る半導体集積回路
と同様に動作するが、位相比較回路11によりクロック
信号CKとデータ信号Dataとの位相が比較され、その比
較結果として図14(i)に示された信号がセレクタ
回路12へ出力される。
【0054】一方、図14に示される例においては、図
14(a)に示されたクロック信号CKの周波数が図1
4(b)に示されたデータ信号Dataの周波数より高いた
め、該周波数の関係を示す信号SQが周波数高低判定回
路9からセレクタ回路12へ供給される。
【0055】ここで、図14(g)及び図14(j)に
示されるように、セレクタ回路12はロック状態判定回
路5から供給される信号がハイレベルとされるロック状
態においては、位相比較回路11から出力される信号
を位相周波数比較信号CSとして選択的に出力し、ロッ
ク状態判定回路5から供給される信号がロウレベルとさ
れるアンロック状態においては、周波数高低判定回路9
から出力される信号SQ(信号)を位相周波数比較信
号CSとして選択的に出力する。従って、図14(j)
に示される時刻T2から時刻T4までの斜線部において
は、位相周波数比較信号CSとしてハイレベルの信号S
Qがセレクタ回路12から出力される。
【0056】ここで、一般的なPLL回路では位相比較
回路11の出力信号がローパスフィルタを通して電圧制
御発振器(VCO)にフィードバックされる。そして、
この場合における上記出力信号(信号)の波形は、横
軸をクロック信号CKのデータ信号Dataに対する位相進
みとしたとき、図15に示されるような鋸波となり、そ
の平均値は該鋸刃の中点(縦目盛0.5)を通る実線AL
1により示される。
【0057】一方、本実施の形態3に係るセレクタ回路
12から出力される位相周波数比較信号CSは、上記の
ようにアンロック状態において周波数高低判定回路9か
ら出力される信号SQとされるため、図15に示される
ように時刻T0までと時刻T2から時刻T4までの間は
縦目盛1の大きさを有するハイレベルの信号となる。
【0058】これより、位相周波数比較信号CSの平均
値は、図15の破線AL2により示されるため、位相比
較回路11から出力された鋸波からなる信号の平均値よ
り上昇することが分かる。
【0059】従って、電圧制御発振器に供給される位相
周波数比較信号CSの平均値が増加するため、クロック
信号CKの周波数がデータ信号Dataの周波数より高い上
記例において、電圧制御発振器により生成するクロック
信号CKの周波数がより効果的に下げられることにな
る。
【0060】以上より、本発明の実施の形態3に係る半
導体集積回路によれば、電圧制御発振器(VCO)によ
り生成されるクロック信号CKをより速く所望の周波数
を持った信号とすることができる。 [実施の形態4]図16は、本発明の実施の形態4に係
る半導体集積回路の構成を示す回路図である。図16に
示されるように、本実施の形態4に係る半導体集積回路
は、図13に示された実施の形態3に係る半導体集積回
路と同様な構成を有し、ロック検出回路14と、BBD
(Bang-Bang Type Phase Detector)位相比較回路15
と、セレクタ回路16,17とオペアンプ18とを備え
る。
【0061】そして、ロック検出回路14は、図11に
示された半導体集積回路と同様な構成を有し、遅延回路
1,2と、遅延フリップフロップ3b,4bと、OR回
路6と、セット・リセットフリップフロップ19とを含
む。
【0062】ここで、BBD位相比較回路15にはクロ
ック信号CKとデータ信号Dataとが供給され、セレクタ
回路16にはBBD位相比較回路15からの出力Up
と、セット・リセットフリップフロップ19からの出力
Q(信号CKL)とが供給される。また、セレクタ回路
17にはBBD位相比較回路15からの出力Dnと、セ
ット・リセットフリップフロップ19からの出力/Q
(信号CKH)とが供給される。そしてさらに、オペア
ンプ18は二つのセレクタ回路16,17に接続され
る。
【0063】以上のような構成を有する本実施の形態4
に係る半導体集積回路は、上記実施の形態3に係る半導
体集積回路と同様に動作するが、BBD位相比較回路1
5はクロック信号CKのデータ信号Dataに対する位相の
進遅に応じて、図17(l)に示される出力Upと図1
7(m)に示される出力Dnの二つの信号を出力する。
【0064】一方、図16に示されたセット・リセット
フリップフロップ19は、クロック信号CKの周波数と
データ信号Dataの周波数との大小関係に応じて、図17
(j)に示される信号CKLと図17(k)に示される
信号CKHを出力する。これにより、図17(n)に示
されるように、セレクタ回路16はOR回路6から供給
された図17(i)に示される信号に応じて、ロック
状態である時刻T5まで及び時刻T6以降は出力Upを
信号S1として出力し、アンロック状態である時刻T5
から時刻T6までの斜線部においては信号CKLを信号
S1として出力する。
【0065】また同様に、図17(o)に示されるよう
に、セレクタ回路17はOR回路6から供給された信号
に応じて、ロック状態である時刻T5まで及び時刻T
6以降は出力Dnを信号S2として出力し、アンロック
状態である時刻T5から時刻T6までの斜線部において
は信号CKHを信号S2として出力する。
【0066】これにより、オペアンプ18は供給された
信号S1から信号S2を減算し、図17(p)に示され
る信号S3を出力する。
【0067】また、図18に示されるように、BBD位
相比較回路15からの出力Up及び出力Dnは実線によ
り示される波形を有するが、本実施の形態4に係るセレ
クタ回路16,17はアンロック状態においてセット・
リセットフリップフロップ19から出力された信号を出
力する。
【0068】これにより、上記実施の形態3に係る半導
体集積回路と同様に信号の平均値を実線AL1のレベル
から破線AL2のレベルとすることができるため、結果
的に電圧制御発振器(VCO)により生成されるクロッ
ク信号CKをより速く所望の周波数を持った信号とする
ことができる。
【0069】以上より、本発明の実施の形態4に係る半
導体集積回路によれば、上記実施の形態3に係る半導体
集積回路と同様な効果を奏すると共に、2出力の位相周
波数比較回路を構成して、クロック信号CKがデータ信
号Dataに対してアンロック状態にある場合には無信号あ
るいはエラー状態を示す信号を生成することもできるた
め、より汎用性を高めることができる。 [実施の形態5]図19は、本発明の実施の形態5に係
る半導体集積回路の構成を示す図である。図19に示さ
れるように、本実施の形態5に係る半導体集積回路は、
図16に示された実施の形態4に係る半導体集積回路に
含まれたロック検出回路14と同様な構成を有するが、
入力端の一方にテスト信号Testが供給されるOR回路2
0が遅延回路2の代わりに備えられる点で相違するもの
である。
【0070】このような構成を有する本実施の形態5に
係る半導体集積回路は、位相判定回路としての遅延フリ
ップフロップ3a,4aの論理試験を容易に実現するも
のである。
【0071】すなわち、遅延フリップフロップ3aを試
験する場合においては、上記テスト信号Testを1と固定
することにより、OR回路20を不活性化する。そし
て、クロック信号CKの周波数を下げることにより、低
周波数における遅延フリップフロップ3aの論理試験を
容易に実施することができる。
【0072】また同様に、遅延フリップフロップ4aを
試験する場合においては、上記クロック信号CKを0V
に固定してテスト信号Testを任意に切り替えることによ
り、低周波数における遅延フリップフロップ4aの論理
試験を容易に実施することができる。
【0073】以上のように、本発明の実施の形態5に係
る半導体集積回路によれば、外部から供給される信号を
遅延させる回路としてOR回路やAND回路、あるいは
NOR回路など2つ以上の入力端を持った論理回路を用
いることにより、遅延させる信号(例えばクロック信号
CK)を他の信号(例えばデータ信号Data)とは独立に
変化させることができるため、所望の回路を対象として
例えば直流試験など任意の試験を容易に実施することが
できる。
【0074】なお、図19に示された本実施の形態5に
係る半導体集積回路においては、テスト信号Testをロウ
レベルに固定しておくことにより、支障なく通常動作を
遂行することもできる。
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る半導体集積回
路によれば、簡易な構成によりクロック信号とデータ信
号との位相関係、より具体的にはクロック信号がデータ
信号に対してロック状態であるかアンロック状態である
か、を正確に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のロック検出回路の構成を示す回路図であ
る。
【図2】図1に示されたロック検出回路の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図3】本発明の実施の形態1に係る半導体集積回路の
構成を示す図である。
【図4】図3に示された半導体集積回路の動作を説明す
る図である。
【図5】従来における他のロック検出回路の構成を示す
回路図である。
【図6】図5に示されたロック検出回路の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図7】図3に示された半導体集積回路の第一の具体例
を示す回路図である。
【図8】図3に示された半導体集積回路の第二の具体例
を示す回路図である。
【図9】図7及び図8に示された半導体集積回路の動作
を説明するタイミングチャートである。
【図10】本発明の実施の形態2に係る半導体集積回路
の構成を示す図である。
【図11】図10に示された半導体集積回路の具体例を
示す回路図である。
【図12】図11に示された半導体集積回路の動作を説
明するタイミングチャートである。
【図13】本発明の実施の形態3に係る半導体集積回路
の構成を示す図である。
【図14】図13に示された半導体集積回路の動作を示
すタイミングチャートである。
【図15】図13に示された半導体集積回路の動作を説
明する波形図である。
【図16】本発明の実施の形態4に係る半導体集積回路
の構成を示す図である。
【図17】図16に示された半導体集積回路の動作を示
すタイミングチャートである。
【図18】図16に示された半導体集積回路の動作を説
明する波形図である。
【図19】本発明の実施の形態5に係る半導体集積回路
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,2,30,32 遅延回路 3,4 位相判定回路 3a,3b,4a,4b,31 遅延フリップフロップ
(D−FF) 5 ロック状態判定回路 5a,33 NAND回路 6,20 OR回路 7,8 バッファ 9 周波数高低判定回路 10,19 セット・リセットフリップフロップ(RS
−FF) 11 位相比較回路 12,16,17 セレクタ回路 13,14 ロック検出回路 15 BBD位相比較回路 18 オペアンプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ信号とクロック信号の間における
    ロック状態又はアンロック状態を検出する半導体集積回
    路であって、 前記データ信号及び前記クロック信号が供給され、前記
    データ信号又は前記クロック信号の少なくとも一方の位
    相をずらすことにより、前記データ信号に対する前記ク
    ロック信号の位相遅れが第一の範囲内であるかどうかを
    示す第一の位相判定信号を生成する第一の位相判定回路
    と、 前記データ信号及び前記クロック信号が供給され、前記
    データ信号又は前記クロック信号の少なくとも一方の位
    相をずらすことにより、前記データ信号に対する前記ク
    ロック信号の位相進みが第二の範囲内であるかどうかを
    示す第二の位相判定信号を生成する第二の位相判定回路
    と、 前記第一の位相判定信号と前記第二の位相判定信号が供
    給され、前記第一の位相判定信号と前記第二の位相判定
    信号に基づいて前記データ信号と前記クロック信号の間
    における前記ロック状態又は前記アンロック状態を示す
    ロック状態判定信号を生成するロック状態判定回路とを
    備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記第一の位相判定信号と前記第二の位
    相判定信号が供給され、前記第一の位相判定回路におい
    て前記データ信号に対する前記クロック信号の位相遅れ
    が前記第一の基準範囲内からはずれたことが検出される
    タイミングと、前記第二の位相判定回路において前記デ
    ータ信号に対する前記クロック信号の位相進みが前記第
    二の基準範囲内からはずれたことが検出されるタイミン
    グとに基づいて、前記データ信号の周波数と前記クロッ
    ク信号の周波数との大小関係を示す周波数判定信号を生
    成する周波数判定回路をさらに備えた請求項1に記載の
    半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記データ信号の位相と前記クロック信
    号の位相を比較して、位相のずれに応じた比較結果信号
    を生成する位相比較回路と、 前記ロック状態判定信号に応じて前記比較結果信号又は
    前記周波数判定信号を選択的に出力する選択回路とをさ
    らに備えた請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記位相比較回路は、Bang−Ban
    g型位相比較回路である請求項3に記載の半導体集積回
    路。
  5. 【請求項5】 前記第一の位相判定回路又は前記第二の
    位相判定回路は、テスト信号と、前記データ信号又は前
    記クロック信号の少なくとも一方とを入力信号とする論
    理回路を含む請求項1から4のいずれかに記載の半導体
    集積回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003008414A (ja) * 2001-06-21 2003-01-10 Seiko Epson Corp クロックエッジ検出回路
JP2006186660A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Fujitsu Ltd クロック信号調整回路
JP2010226303A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 位相比較装置

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