JP2002196980A - データローディング方法および装置 - Google Patents

データローディング方法および装置

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JP2002196980A JP2001325763A JP2001325763A JP2002196980A JP 2002196980 A JP2002196980 A JP 2002196980A JP 2001325763 A JP2001325763 A JP 2001325763A JP 2001325763 A JP2001325763 A JP 2001325763A JP 2002196980 A JP2002196980 A JP 2002196980A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスク装置の分割された個々の記憶領域の動
作モードが固定であるので、同一の記憶領域内において
中央処理装置からディスク装置へのアクセスパターンが
経時的変動する場合にはキャッシュメモリの利用効率を
最適に維持できない。 【解決手段】ディスク制御装置はディスク装置と中央処
理装置に接続され、かつ、ディスク装置上のある物理領
域をキャッシュ管理単位とするキャッシュメモリを有す
る。アクセス対象となった領域を含むキャッシュ管理単
位内のデータが、キャッシュメモリ内に全く存在しない
とき、中央処理装置からのアクセス対象となった領域の
データのみをキャッシュメモリにロードする。この後、
このキャッシュ管理単位内のデータで、すでにキャッシ
ュメモリ内に格納されているデータ以外のデータにアク
セスがあったとき、このキャッシュ管理単位内のキャッ
シュメモリ内に格納されているデータ以外のデータをキ
ャッシュメモリにロードする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュメモリ
を有する制御装置において、キャッシュメモリへのロー
ディングを行なうのに好適なデータローディング方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】外部記憶装置として用いられる磁気ディ
スク装置などにおいては、比較的安価に大きな記憶容量
を実現できるという利点がある。しかし記憶媒体である
磁気ディスクの回転待ちやヘッドのシーク動作などに起
因して、データの記録,再生などにおけるアクセス速度
の向上には自ずと限界がある。
【0003】このため、外部記憶装置として磁気ディス
ク装置などを備えた電子計算機システムにおいては次の
ようにしている。中央処理装置と磁気ディスク装置との
間に介在して両者間のデータの授受を制御する磁気ディ
スク制御装置などに、磁気ディスク装置よりも高速なア
クセスが可能な半導体メモリなどからなるキャッシュメ
モリを設ける。そして磁気ディスク装置に格納されてい
るデータの一部をこのキャッシュメモリに格納して、中
央処理装置からのアクセスに応答することにより、磁気
ディスク装置と中央処理装置との間の大きな動作速度の
差異を緩和する。このように磁気ディスク装置と中央処
理装置との間のデータの授受を効率化することが一般的
である。
【0004】その場合、中央処理装置からアクセスされ
る目的のデータがキャッシュメモリ上に存在する確率、
すなわちヒット率を可能な限り大きくすることがキャッ
シュメモリをより有効に機能させるなどの観点から重要
である。そのために従来から以下のような種々の技術が
提案されている。
【0005】例えば、オーム社刊「電子情報通信ハンド
ブック」(1988年)には、キャッシュメモリに対す
るデータローディングはトラック単位で行なわれてい
る。
【0006】また、たとえば、特開昭55−15464
8号公報に開示される技術では次のようにしている。磁
気ディスク装置の記憶領域を複数個に分割する。その分
割された各々の記憶領域に応じて異なる動作モードを予
め設定する。中央処理装置からの入出力指令によって指
定される記憶領域に対応した動作モードに切り替えるよ
うにする。以上のようにしてヒット率の向上を図ろうと
するものである。
【0007】また、たとえば、特開昭60−14360
号公報に記載される技術では次のようにしている。ヒッ
ト/ミス等の統計データをディスク制御装置で収集す
る。収集した統計データを中央処理装置に転送する。こ
れらの統計データに基づいて、オペレータやシステム管
理者が現在のキャッシュメモリの利用状態が最適か否か
を判断する。その判断結果に基いて磁気ディスク装置か
らキャッシュメモリ上にロードされるデータの範囲すな
わちキャッシュ対象範囲を適切に制御する。このように
して、中央処理装置と磁気ディスク装置との間における
データの転送効率を向上させようとしている。
【0008】さらに、情報処理学会、第29回全国大
会、pp.169−170においては、シーケンシャル
・アクセスの認識をディスク制御装置で行い、あるトラ
ックに対するシーケンシャル・アクセスが完了した後、
このトラックをキャッシュメモリから最も追い出されや
すいデータとして扱うという方法が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
「電子情報通信ハンドブック」では、ローディングのオ
ーバーヘッドが大きく、アクセス対象データがキャッシ
ュ内に存在する確率が高い場合は問題にならないが、存
在確率が低い場合には、キャッシュ導入により、かえっ
て性能が劣化する可能性があった。
【0010】これに対しては、アクセス対象となったレ
コードのみをキャッシュにロードする方式が考えられる
が、一般的には、トラック内のレコード長は可変長であ
り、トラック単位の管理を基本としたローディング方式
が必要である。
【0011】また、特開昭55−154648号公報で
は、ディスク制御装置では、中央処理装置からアクセス
特性を指示し、これに従って、ローディング方法(動作
モード)を選択する。従って、中央処理装置に負担がか
かる。また、中央処理装置でアクセス特性が認識しきれ
ない場合、キャッシュメモリへの適切なローディング方
法が選択できなかった。
【0012】また、分割された個々の記憶領域について
見れば動作モードは固定であるので、同一の記憶領域内
において中央処理装置からディスク装置へのアクセスパ
ターンが経時的変動する場合にはキャッシュメモリの利
用効率を最適に維持することができないという問題があ
る。
【0013】すなわち、同一の記憶領域に設けられたフ
ァイルを、たとえばランダムなアクセスが主なオンライ
ン処理とシーケンシャルなアクセスが主なバッチ処理と
で共用する場合などに対応が困難となる。
【0014】特開昭60−14360号公報では、磁気
ディスク制御装置において得られた統計情報を判断する
のがオペレータやシステム管理者である。したがって、
業務により磁気ディスク装置への中央処理装置からのア
クセスパターンが異なるなどの場合、実行する業務に合
わせて時々刻々とキャッシュ対象範囲(キャッシュメモ
リにロードすべきデータの範囲)を最適に制御すること
が事実上不可能であるという問題点がある。
【0015】さらに、上記情報処理学会論文では、ディ
スク装置への典型的なアクセスパターンであるシーケン
シャル・アクセスの認識を行っている。認識の結果、ア
クセス済みのトラックをキャッシュから最も追い出され
やすく制御するのみで、特にローディング方法を選択す
るという内容ではない。
【0016】本発明の目的は、磁気ディスクのトラック
を構成しているレコードが可変長の場合、トラック単位
の管理方法をベースとしてローディングオーバーヘッド
を少なくすることが可能な、ローディング方法を提供す
ることにある。
【0017】本発明の他の目的は、ディスク制御装置に
おいて、各入出力要求のアクセス特性を把握して、この
結果、ヒット率の向上とローディング・オーバーヘッド
の軽減を実現するローディング方法を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は次のよう
にして達成される。ディスク制御装置はディスク装置と
中央処理装置に接続され、かつ、ディスク装置上のある
物理領域をキャッシュ管理単位(キャッシュメモリの管
理単位)とするキャッシュメモリを有する。中央処理装
置からのアクセス対象となった領域を含むキャッシュ管
理単位内のデータが、キャッシュメモリ内に全く存在し
ないとき、中央処理装置からのアクセス対象となった領
域のデータのみをキャッシュメモリにロードする初期ロ
ーディングを行う。この後、このキャッシュ管理単位内
のデータで、すでにキャッシュメモリ内に格納されてい
るデータ以外のデータにアクセスがあったとき、このキ
ャッシュ管理単位内の、キャッシュメモリ内に格納され
ているデータ以外のデータをキャッシュメモリに追加ロ
ードすることを特徴とするデータローディング方法によ
って達成される。
【0019】さらに、本発明の他の目的は次のようにし
て達成される。
【0020】入出力要求をシーケンシャル・アクセスと
これ以外の入出力要求とに分類する。シーケンシャルア
クセスはアクセス特性の把握が容易で、かつ、効率のよ
いローディング方法を決定することが容易である。
【0021】シーケンシャル・アクセスと認識した場
合、現在アクセス中のトラックから、複数のトラックの
先読み・ローディングを行う。
【0022】シーケンシャル・アクセスでないと認識し
た場合、この入出力要求がアクセス対象としているデー
タを含むキャッシュ管理単位(通常はトラック)がキャ
ッシュメモリ内に滞在する間に中央処理装置からアクセ
ス対象となる部分を統計情報により予測し、この部分の
みをローディングすることにより、ヒット率とローディ
ングの軽減をバランスよく実現する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
引用しつつ説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施例であるキャッシ
ュ制御方法の一例の動作を説明する概念図である。図2
はこのキャッシュ制御方法が適用される情報処理システ
ムの一例の構成を示すブロック図である。
【0025】まず、図2などにより、本実施例における
情報処理システムの構成の概略を説明する。
【0026】たとえば、汎用の電子計算機などの一部を
構成する中央処理装置(Central Proces
sing Unit)1(上位システムと呼ぶこともあ
る。)と、外部記憶装置としての磁気ディスク装置2と
の間に、両者間におけるデータおよびコマンドなどの授
受を制御するディスク制御装置3(制御装置)が設けら
れている。
【0027】図2にはディスク装置2を1台図示してあ
るが、一般に、一台のディスク制御装置が接続される。
【0028】中央処理装置1には、中央処理装置1と外
部との間におけるデータおよびコマンドなどの授受を制
御するチャネル装置11が設けられている。
【0029】一方、ディスク制御装置3には、チャネル
インターフェイス制御部31およびデバイスインターフ
ェイス制御32部が設けられており、それぞれ、チャネ
ル装置11とディスク制御装置3との間におけるデータ
およびコマンドの遣り取り、およびディスク制御装置3
と磁気ディスク装置2との間におけるデータの遣り取り
などを受け持っている。
【0030】さらに、このチャネルインターフェイス制
御部31とデバイスインターフェイス制御部32との間
には、これらを制御するプロセッサ33と、当該プロセ
ッサ33の制御プログラムなどが格納された制御メモリ
34が設けられている。
【0031】また、チャネルインターフェイス制御部3
1とデバイスインターフェイス制御部32とは、データ
パス35によって接続されている。
【0032】このデータパス35の一部には、たとえば
磁気ディスク装置2よりもはるかに動作の高速な半導体
メモリなどからなるキャッシュメモリ36が設けられて
いる。
【0033】そして、磁気ディスク装置2に格納されて
いるデータの中で、上位のチャネル装置11を介して中
央処理装置1からアクセスされる確率の高いものを予め
複写しておき、このキャッシュメモリ36に格納された
データによって上位の中央処理装置1の側からのアクセ
ス要求に応答することにより、高速のチャネル装置11
の側と動作の遅い磁気ディスク装置2との間におけるデ
ータの授受の効率を高めるものである。
【0034】さらに、データパス35において、キャッ
シュメモリ36よりもデバイスインターフェイス制御部
32により近い側には、データバッファ37が介設され
ており、デバイスインターフェイス制御部32と、キャ
ッシュメモリ36およびチャネルインターフェイス制御
部31などとの間で授受されるデータが一時的に蓄えら
れるように構成されている。
【0035】また、キャッシュメモリ36およびデータ
バッファ37の動作は前記マイクロプロセッサ33によ
って制御されている。
【0036】一方、前記磁気ディスク装置2において
は、図4に示されるように、記憶媒体である複数の磁気
ディスク21の各々の両面に同心円状に複数のトラック
22が設けられており、各々のトラック22には図3に
示されるようにデータの記録単位の一種であるレコード
が複数個格納されている。
【0037】また、個々の磁気ディスク21の両面に
は、それぞれ磁気ディスク21の回転中心から距離が互
いに等しい状態で当該磁気ディスク21の径方向に同時
に同一方向に移動して、目的のトラック上への位置付け
動作、すなわちシーク動作を行う複数の図示しないヘッ
ドが対向して配置されており、この図示しないヘッドを
介して任意のトラック22に対する前記レコードなどの
データの記録・再生動作が行われる。
【0038】さらに、この複数のヘッドを磁気ディスク
21の径方向に変位させることなしに、すなわち回転中
心から等距離にあり、所要時間の長いシーク動作を行う
ことなくヘッドの選択操作のみで高速に連続したアクセ
スが可能な一群のトラック22によりシリンダ23が構
成されている。
【0039】そして、上位の中央処理装置1の側からの
任意のレコードへのアクセスは、このシリンダ23の番
号,図示しないヘッドの番号(トラック番号)およびレ
コード番号などを指定して行われるものである。
【0040】この場合、キャッシュメモリ36には、図
1に示されるように、磁気ディスク装置2における複数
のトラック22の任意の幾つかにそれぞれ対応する複数
のトラックスロット361〜367…が設けられてい
る。磁気ディスク装置2の任意のトラック22に格納さ
れているレコードRなどのデータがそのトラック22に
格納されている場合と等価な記録形式でこのトラックス
ロット361〜367…に随時複写(ロード)される。
【0041】これにより、チャネル装置11は、そのア
クセスに際して、キャッシュメモリ36に目的のデータ
が存在する場合には、高速なアクセスが可能なものであ
る。
【0042】さらに、キャッシュメモリ36の内部にお
けるこれらの複数のトラックスロット361〜367…
は、キャッシュメモリ管理テーブル4によって管理され
ている。
【0043】キャッシュ管理テーブル4には個々のトラ
ックスロットに対応する複数のエントリ41が設けられ
る。個々のエントリ41には、個々のトラックスロット
に格納されたデータの複写元のトラック22の磁気ディ
スク21における図示しない格納位置情報(シリンダ番
号,トラック番号など)と、キャッシュメモリ36内に
おけるトラックスロットの格納位置を指す図示しないポ
インタなどが記録されている。
【0044】さらに、個々のエントリ41、すなわち個
々のエントリ41に属する個々のトラックスロットはキ
ャッシュ管理テーブル4においてLRU法(Least
Recently Used low)により管理さ
れている。
【0045】すなわち、中央処理装置1からチャネル装
置11を介して磁気ディスク装置2の所定のデータにア
クセスの要求があった場合には、まず、キャッシュ管理
テーブル4を検索してキャッシュメモリ36上に目的の
データがあるか否かが調べられる。目的のデータが存在
する(以下、ヒットと記す)場合には、キャッシュメモ
リ36内のデータを用いた高速なアクセスが可能とな
る。一方、目的のデータが存在しない(以下、ミスと記
す)場合には、直接に磁気ディスク装置2に対してアク
セスを行うことになる。
【0046】このミスの場合には、たとえば、磁気ディ
スク装置2からチャネル装置11に読み出されるデータ
は同時にキャッシュメモリ36に複写され、次のアクセ
スに備えることとなる。この複写に際しては、解放され
るべきトラックスロットが選択される。キャッシュメモ
リ36に設けられた複数のトラックスロット361〜3
67…の中で最も古い時点でアクセスがあったもの、す
なわち、キャッシュ管理テーブル4のLRU管理におい
て最も順位の低い(OUT側)エントリ41に対応する
ものが選択される。複写されたトラックスロットに対応
するエントリ41をLRU管理の最上位(IN側)に位
置づける操作が行われる。
【0047】すなわち、最近にアクセスされたデータは
次にアクセスされる可能性が高いのでなるべく長くキャ
ッシュメモリ36の内部に保持する。最も古い時点でア
クセスされたデータが格納されているトラックスロット
を新しいデータの複写のために開放する。このようにし
てヒット率の向上を図るものである。
【0048】本実施例においては、前述のようなミスの
際に行われる磁気ディスク装置2からキャッシュメモリ
36への所望のデータのロードの仕方などを規定するキ
ャッシュ動作モードとして少なくとも次の2種類が設け
られている。ローディングモードとレコードモードであ
る。
【0049】図3に示されるように、磁気ディスク装置
2における任意のトラック22に格納されている複数の
レコードのうち、任意のレコードRにアクセスがあっ
た場合に、レコードRの後方(必ずしも連続していな
い)に格納されているレコードに対するアクセスの確率
が高いと見なす。レコードRの次から、そのトラック
終端までのすべてのレコードをキャッシュメモリ36の
所定のトラックスロットに複写する。これがローディン
グモードである。レコードモードは複写の所要時間およ
びデータパス35の占有時間などを最小にするなどの観
点からアクセスのあった当該レコードRのみを複写す
るモードである。
【0050】前述のキャッシュ管理テーブル4の複数の
エントリ41の各々は、次のように構成されている。図
1に示されるように、エントリ41に属するトラックス
ロットに対するアクセスの際に後述の所定の条件に従っ
てインクリメントされるカウンタ41aと、そのトラッ
クスロットにおける現在のキャッシュ動作モードを識別
するモード識別情報41bとが記録されるように、各々
のエントリ41は構成されている。
【0051】さらに、本実施例の場合には、磁気ディス
ク21において回転中心から等距離にある一群のトラッ
ク22(トラックスロット)を含む前述のシリンダ23
の各々に対応する複数のエントリ51を有するシリンダ
統計情報テーブル5が設けられている。個々のトラック
スロットにおけるキャッシュ動作モードはこのシリンダ
単位で管理されている。
【0052】すなわち、このシリンダ統計情報テーブル
5の各々のエントリ51には、当該エントリ51に対応
するシリンダ23の現在のキャッシュ動作モードを記録
するモード識別情報51aと、当該シリンダ23に対す
る全アクセス回数が記録されるアクセス回数記録部51
bと、前記キャッシュ管理テーブル4におけるカウンタ
41aの値などに基づいて後述の所定の契機に+1され
るローディングモードカウンタ51cと、レコードモー
ドカウンタ51dとが設けられている。
【0053】そして、本実施例では、アクセス回数記録
部51bの値と、ローディングモードカウンタ51cま
たはレコードモードカウンタ51dとの比の大小に応じ
て、個々のシリンダ23を単位として随時、前述のキャ
ッシュ動作モードを切り替える操作が自動的に行われる
ものである。
【0054】以下、本実施例のキャッシュ制御方式の動
作の一例を図5を用いて説明する。
【0055】中央処理装置1は、チャネル装置11を介
してディスク制御装置3にシリンダ番号,ヘッド番号
(トラック番号),レコード番号などを指示して磁気デ
ィスク装置2に対するアクセスを要求する。この要求に
対応して、図5の処理が開始する。
【0056】ディスク制御装置3は、シリンダ統計情報
テーブル5の該当するシリンダ番号CYL#のアクセス
回数記録部51bを+1する(ステップ60)。次に、
このシリンダのキャッシュ動作モードを判定する(ステ
ップ61)。
【0057】ローディングモードの場合を説明する。指
示されたシリンダ番号,トラック番号などにより、キャ
ッシュメモリ36を検索し、目的のレコードを探す(ス
テップ62)。目的のレコードが見つからないとき(ス
テップ63)、次のように処理する。
【0058】目的のレコードをロードするトラックスロ
ットを解放する(ステップ64)。このトラックスロッ
トの解放に関しては後述する。中央処理装置1がアクセ
スを要求した目的のレコードRに引き続く後続のレコ
ードRm+1,Rm+2を、ロードする(ステップ6
6)。このローディングは磁気ディスク装置2の該当す
るシリンダ番号およびトラック番号のトラック22か
ら、LRU法によって管理される所定のたとえばトラッ
クスロット362にロードすることにより実現する。こ
のローディングと同時または、トラックスロットに格納
した後に、要求されたレコードRをチャネル装置11
に送出する(ステップ67)。キャッシュ管理テーブル
4の該当エントリ41のモード識別情報41bがローデ
ィングモードを示すようにする(ステップ68)。当該
トラックスロットに対応するキャッシュ管理テーブル4
の該当エントリ41のカウンタ41aに初期値1をセッ
トする(ステップ69)。
【0059】そして、以降、当該トラックスロット36
2において後続のレコードRm+1,Rm+2にアクセ
スの要求があれば、当該レコードRm+1,Rm+2
キャッシュ内に保持されているので高速にアクセスでき
る(ステップ70)。この場合、ディスク制御装置3
は、キャッシュ管理テーブル4における当該トラックス
ロット362に対応するエントリ41のカウンタ41a
を+1する(ステップ71)。
【0060】したがって、現在ローディングモードにあ
るトラックスロット362は、ロードの契機となった先
頭のレコードRで1回、後方のレコードRm+2で1
回の合計2回アクセスされたのでキャッシュ管理テーブ
ル4のカウンタ41aの値は2となる。
【0061】つまり、本カウンタ41aにより対応する
現在ローディングモードにあるトラックスロットが何回
アクセスされたかがわかる。
【0062】すなわち、1度しかアクセスされない場合
(ロード時のみの場合)、カウンタは初期値1のままで
ある。たとえば同じローディングモードにあるトラック
スロット365のカウンタ41aの値は1であるのでロ
ードの契機となった先頭のR しかアクセスされていな
いことがわかる。
【0063】いま、現在ローディングモードにあるトラ
ックスロット365は、次に新しいデータがキャッシュ
内にロードされる際に、キャッシュメモリ36から解放
される(トラックスロット365にアクセスがきた場合
を除く)位置にある。すなわち、当該トラックスロット
365に対応するキャッシュ管理テーブル4のエントリ
41のLRU法の順位が最下位にあるとする。
【0064】このとき、本実施例では、ローディングモ
ードにある当該トラックスロット365が解放される
(ステップ64)際に、キャッシュ管理テーブル4にお
いて当該トラックスロット365に対応するエントリ4
1のカウンタ41aが規定の値以下であるもの(本実施
例の場合1)については、シリンダ統計情報テーブル5
において当該トラックスロット365が属するシリンダ
23のエントリ51にあるローディングモードカウンタ
51cを+1する(ステップ65)。
【0065】すなわち、シリンダ統計情報テーブル5に
おけるローディングモードカウンタ51cの値は、ロー
ディングモードによるキャッシュメモリ36へのロード
後、ロードの契機となった当該トラックスロットの先頭
レコード以外のレコードには1度もアクセスがこないま
ま開放されたトラックスロットが当該シリンダ23の中
に何本あるかを示すことになる。
【0066】そして、ディスク制御装置3は、当該シリ
ンダ23にアクセスがくるたびにローディングモードカ
ウンタ51cの値のアクセス回数記録部51bの値に対
する割合Xを求める(ステップ72)。
【0067】そして、この割合Xがある規定の割合
(K)を超えていた場合(本例の場合K=0.8)(ス
テップ73)、磁気ディスク装置2からキャッシュメモ
リ36へのロードに際して、ローディングモードにより
同一トラック内の複数のレコードを複写しても無駄であ
ると判断し、キャッシュ動作モードを、現在のローディ
ングモードからレコードモードに切り替える(ステップ
74)。
【0068】同時に、シリンダ統計情報テーブル5の当
該シリンダ23に対応するエントリ51のアクセス回数
記録部51bおよびローディングモードカウンタ51c
をクリアする(ステップ75)。
【0069】たとえば、図1のシリンダ統計情報テーブ
ル5において、シリンダ番号CYL#が248番のエン
トリ51においては、アクセス回数記録部51bおよび
ローディングモードカウンタ51cの値がそれぞれ14
および12であり、 X=12/14≒0.85 となる。Xが規定の0.8を超えているので動作モー
ドの変更が必要であると判断される。
【0070】このため、ディスク制御装置3は、以後、
当該シリンダ番号CYL#が248番のシリンダ23に
属する1群のトラック22からキャッシュメモリ36へ
のロードは、レコードモードが不適と判断されるまでレ
コードモードで行う。
【0071】一方、上位の中央処理装置1の側からアク
セス要求のあったシリンダ23が現在レコードモードの
場合(ステップ61)、まず、指示されたシリンダ番
号,トラック番号,レコード番号などにより、キャッシ
ュメモリ36を検索し、目的のレコードを探す(ステッ
プ76)。
【0072】ここで、現在レコードモードにあるトラッ
クスロット367において、当該トラックスロット36
7に対応するトラック22における後続レコードR
p+2に対するアクセスの場合、キャッシュメモリ36
上に目的のレコードRp+2は存在しない(ステップ7
7)ので、磁気ディスク装置2の当該トラック22から
キャッシュメモリ36へロード(ステップ78)しなけ
ればならない。そして、チャネル装置11へそのレコー
ドを出力する(ステップ79)。
【0073】この際に、本実施例のディスク制御装置3
はシリンダ統計情報テーブル5の当該トラックが属する
シリンダ23に対応するエントリ51のレコードモード
カウンタ51dを+1する(ステップ80)。
【0074】すなわち、任意のシリンダ23に対応する
エントリ51のレコードモードカウンタ51dは、レコ
ードモードによって当該シリンダに属する1群のトラッ
ク23の任意の一つから単一レコードのみをキャッシュ
メモリ36にロードしたが、当該レコードと同一トラッ
ク上にある後続レコードがアクセスされ、レコードモー
ドによるロードでは不充分であった回数を示している。
【0075】そして、当該シリンダにアクセスがくるた
びにレコードモードカウンタ51dの値のアクセス回数
記録部51bの値に対する割合Xを求める(ステップ
81)。この割合Xがある規定の値(L)を超えてい
た場合(本例の場合ではL=0.6)(ステップ8
2)、キャッシュ動作モードを現在のレコードモードか
らローディングモードに自動的に切り替える(ステップ
83)。
【0076】シリンダ統計情報テーブル5の当該シリン
ダ23に対応するエントリ51のアクセス回数記録部5
1bおよびレコードモードカウンタ51dをクリアする
(ステップ84)。
【0077】たとえば、図1のシリンダ統計情報テーブ
ル5のシリンダ番号CYL#が249番のエントリ51
においては、現在のアクセス回数記録部51bおよびレ
コードモードカウンタ51dの値がそれぞれ13および
8であり、 X=8/13≒0.62 となる。Xが規定の値0.6を越えているのでキャッ
シュ動作モードを変更する必要がある。
【0078】したがって、ディスク制御装置3は、以
後、シリンダ番号CYL#が249番のシリンダ23に
属するトラック23からキャッシュメモリ36へのロー
ドを、ローディングモードが不適と判断されるまでロー
ディングモードで行う。
【0079】なお、レコードモードでキャッシュメモリ
36に目的のレコードがある場合は、そのレコードをチ
ャネル装置へ出力する(ステップ85)。
【0080】このように、本実施例においては、キャッ
シュ管理テーブル4の個々のエントリ41に設けられた
カウンタ41a,モード情報部41b、さらにはシリン
ダ統計情報テーブル5の各々のエントリ51に設けられ
たアクセス回数記録部51b,ローディングモードカウ
ンタ51c,レコードモードカウンタ51dなどに基づ
く統計情報によって把握される、個々のキャッシュ動作
モードの稼働状況に応じて、臨機応変に、ディスク制御
装置3がシリンダ23などを単位として、ローディング
モードとレコードモードとの間でキャッシュ動作モード
を自動的に切り替える学習機能を有している。
【0081】したがって、中央処理装置1からの磁気デ
ィスク装置2に格納されたデータに対するアクセスパタ
ーンが、種々の事情によって時々刻々と変化としても、
人手の介入を受けることなく、常に、最適なキャッシュ
動作モードを維持することが可能となる。
【0082】これにより、キャッシュメモリ36を常
時、最大限に有効に活用することができる。
【0083】また、中央処理装置1と磁気ディスク装置
2およびディスク制御装置3などからなる情報処理シス
テムにおいて、中央処理装置1と磁気ディスク装置2と
の間におけるデータの授受の効率が大幅に向上する。
【0084】以上本発明によってなされた発明を実施例
に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。
【0085】たとえば、上記の実施例では、磁気ディス
ク装置が1つのディスク制御装置によって制御される場
合について説明したが、これに限らず、複数の磁気ディ
スク制御装置から制御されるようにしてもよい。その場
合、統計情報は各ディスク制御装置間で共有される。
【0086】また、上記の実施例では、磁気ディスク装
置およびディスク制御装置などで構成される磁気ディス
クサブシステムが1つの中央処理装置に接続されている
が、複数中央処理装置に共有されるようにしてもよいこ
とは言うまでもない。
【0087】さらに、上記の本実施例ではキャッシュ動
作モードおよび統計情報をシリンダ単位で管理する場合
について説明したが、これに限らず、ボリュームもしく
はデータセット単位で管理してもよい。
【0088】また、キャッシュ動作モードとしては、前
記実施例中に例示されたものに限らないことは言うまで
もない。
【0089】本発明になるキャッシュ制御方法によれ
ば、中央処理装置と外部記録装置との間に介在し、外部
記憶装置のデータの一部を記憶するキャッシュメモリを
備えた制御装置において、複数のキャッシュ動作モード
を備え、個々のキャッシュ動作モードの稼働状況に応じ
て前記キャッシュ動作モードを自動的に切り替える学習
機能を具備している。中央処理装置からのアクセス回数
と現在選択しているキャッシュ動作モードが有効もしく
は無効に働いた回数との比などとして得られる統計情報
の値が規定の闘値を超えたか否かを監視することで現在
のキャッシュ動作モードの稼働状況の適否を判断でき
る。必要に応じて他のより適したキャッシュ動作モード
へ自動的に切替えることが可能となる。
【0090】これにより、たとえ中央処理装置からのア
クセスパターンが時々刻々と変化しても、常時、最適な
キャッシュ動作モードを維持してキャッシュメモリを有
効に活用することができるという効果がある。
【0091】また、本発明の情報処理システムにおいて
は、中央処理装置と、外部記憶装置と、この中央処理装
置と外部記憶装置との間に介在し、前記外部記憶装置の
データの一部を記憶するキャッシュメモリを備えた制御
装置とからなる情報処理システムであって、複数のキャ
ッシュ動作モードを備え、個々のキャッシュ動作モード
の稼働状況に応じて前記キャッシュ動作モードを自動的
に切り替える学習機能を具備している。中央処理装置か
らのアクセス回数と現在選択しているキャッシュ動作モ
ードが有効もしくは無効に働いた回数との比などとして
得られる統計情報の値が規定の闘値を超えたか否かを監
視することで現在のキャッシュ動作モードの稼働状況の
適否を判断できる。必要に応じて他のより適したキャッ
シュ動作モードへ自動的に切替えることができる。
【0092】これにより、たとえ中央処理装置からのア
クセスパターンが時々刻々と変化するような場合でも、
常時、最適なキャッシュ動作モードを維持してキャッシ
ュメモリを有効に機能させることが可能となり、キャッ
シュメモリが介在する中央処理装置と外部記憶装置との
間における情報の授受効率を向上させることができると
いう効果がある。
【0093】次に、前述した実施例と同様に、キャッシ
ュメモリを有するディスク制御装置による、中央処理装
置と外部記憶装置との間の情報の転送効率を向上させる
別の実施例の説明をする。本実施例では、特にヒット率
の向上とローディングオーバーヘッドを軽減する方法に
ついて説明する。
【0094】図6は、キャッシュメモリ36の構成を示
すものである。キャッシュメモリ36は、固定長のセグ
メント30に分割されている。磁気ディスク装置2の一
つのトラックを格納するために、一つ以上のある個定数
のセグメント30が必要であるとする。
【0095】まず、一つのトラックを複数のセグメント
30で格納する場合について説明する。なお、このセグ
メント数をnとする。空きセグメントポインタ38は、
空いているセグメント30の集合の中のポインタを指
す。各セグメント30はポインタを持ち、セグメント3
0が空いているときには、次の空きセグメントを指す。
但し、最終の空きセグメント30のポインタはnull
とする。
【0096】図7は、キャッシュ管理テーブル6の構成
を示す。キャッシュ管理テーブル6は、図1に示したも
のと同様であるが、本実施例を説明するために必要な部
分のみを示している。キャッシュ管理テーブル6は、キ
ャッシュ管理ブロック40から構成されている。キャッ
シュ管理ブロック40は、前述のキャッシュメモリ36
内のセグメント30を一つ以上割当てているトラック対
応に割当てる。空きブロックポインタ42は、空いてい
るキャッシュ管理ブロック40の集合の先頭のキャッシ
ュ管理ブロック40へのポインタである。
【0097】図8は、上記キャッシュ管理ブロック40
の構成を示すものである。デバイスID58、シリンダ
ID59、トラックID52は、このキャッシュ管理ブ
ロックに対応したディスク装置2上のトラックのディス
ク装置2、シリンダ、トラックに関する識別子である。
セグメント・ポインタ(a)53〜同(n)54は、n
個のセグメント30へのポインタを示している。これら
のポインタのうち、対応するトラック中に、キャッシュ
メモリ36中に格納されている部分を格納しているセグ
メント数だけが有効であり、残りはnull状態とな
る。有効なポインタは、対応するセグメント30へのポ
インタとなる。
【0098】また、格納開始レコード識別子55は、キ
ャッシュメモリ36内に格納を開始したレコードの識別
子、例えば、このレコードのディスク装置2上のトラッ
クの格納開始位置、格納終了レコード識別子56は、キ
ャッシュメモリ36内の格納を最後に行ったレコードの
識別子を示している。すなわち、キャッシュメモリ36
内には、格納開始レコード識別子55、格納終了レコー
ド識別子56で示される範囲のレコード群が格納される
ことになる。次ポインタ57は、このキャッシュ管理ブ
ロック40が空いているとき、次のキャッシュ管理ブロ
ック40へのポインタとなる。ただし、他に空いている
キャッシュ管理ブロック40が無い場合、null値と
なる。
【0099】図9に、プロセッサ33の処理フローを図
を示す。図9は、プロセッサ33が、中央処理装置1か
ら入出力要求を受取った場合の処理フロー図である。こ
こでは、本発明の要点の一つに関する処理のみを述べ
る。ステップ90において、入出力対象トラックのキャ
ッシュメモリ36への格納状況をチェックする。次に、
受取った入出力要求の対象となるトラック全体がキャッ
シュメモリ36内に存在しない場合は、中央処理装置1
から受取った位置付け要求(必要なデータを読み出せる
ようにするためのディスク装置2に対する指示)に従っ
て、ディスク装置2に対して位置付け要求を発行する
(ステップ91)。なお、このとき、1トラックを格納
するに充分な個数のセグメント30を確保する。
【0100】キャッシュメモリ36内に、入出力要求の
対象となるトラックの一部が格納されているが、アクセ
ス対象のレコードが、キャッシュメモリ36内に格納さ
れているレコード群よりトラック後の部分である場合は
次のように処理する。格納終了レコード識別子56より
後方の部分にアクセス対象のレコードが存在する場合に
は、ステップ92に示す如く、格納終了レコード識別子
56に示されたレコードの次のレコードからトラック内
の最終レコードまでを格納するため、ディスク装置2に
対して位置付け要求を発行する。このとき、このトラッ
クの最後のレコードを格納するのに充分なセグメント3
0の数を確保する。
【0101】アクセス対象のレコードが、キャッシュメ
モリ36内に存在するレコード群より前の部分である場
合は、次のように処理する。格納終了レコード識別子5
6より前方の部分にアクセス対象のレコードが存在する
場合には、ステップ93に示す如く、格納終了レコード
識別子56に示されたレコードの次のレコードからトラ
ック内の最終レコードまでをロードし、トラックの先頭
のレコードから格納開始レコード識別子55で示される
レコードの前のレコードまでを格納するため、ディスク
装置2に対して位置付け要求を発行する。この場合、こ
のトラックの最終レコードまで格納されている場合に
は、トラックの最初の部分からロードを開始する。ま
た、このとき、上記ロード処理に必要な数だけのセグメ
ント30を確保する。
【0102】次に、ディスク装置2から位置付け完了報
告を受取ったときの、プロセッサ33の処理フローを、
図10〜図12に基づいて説明する。
【0103】まず、中央処理装置1からのアクセス対象
のトラック内のレコードが、キャッシュメモリ36内に
存在しない場合について説明する。図10ステップ94
に示す如く、中央処理装置1からの入出力要求に従っ
て、入出力処理を行う。この際、ディスク装置2からレ
コードを読出した場合には、このレコードをキャッシュ
メモリ36内にロードする。ディスク装置2に書込むよ
う、中央処理装置1から受取ったレコードは、ディスク
装置2に書込むと同時に、キャッシュメモリ36にも書
込む。この後、格納開始レコード識別子55,格納終了
レコード識別子56を設定する。この場合、中央処理装
置1からのアクセス対象となるレコード(ディスク装置
2へ書き込むべきレコード)は連続したレコード群とな
る。
【0104】図13には、このときのデータの格納形式
を示す。図示するように最初にアクセス対象となったレ
コードをセグメント30の先頭から格納する。これによ
り、アクセス対象となったレコードが少なければローデ
ィングオーバーヘッドの削減だけでなく、キャッシュメ
モリ36の使用容量も削減できる。
【0105】図11は、格納終了レコード識別子56に
示されたレコードの次のレコードから、このトラックの
最終レコードまでをキャッシュメモリ36内にロードす
る処理に対する位置付け完了要求を受取った場合を示す
ものである。この場合、ステップ95に示す如く、格納
終了識別子56に示されたレコードの次のレコードか
ら、最終レコードまでをロードする処理を実行する。ま
た、格納終了レコード識別子56をトラックの終点の位
置とする。
【0106】図14に、このときのデータ格納形式を示
す。この後、ステップ96において、中央処理装置1と
論理的に再接続し、中央処理装置1との入出力処理に入
る。このとき、新たにロードしたレコードは、今までロ
ードしていたレコードの後に付加することになる。
【0107】図12は、格納終了レコード識別子56に
示された次のレコードから、このトラックの最終レコー
ドまでをキャッシュメモリ36内にロードし、次に、ト
ラックの先頭のレコードから、格納開始レコード識別子
55に示されたレコードの前のレコードまでをキャッシ
ュ21内にロードする処理を実行するために、ディスク
装置2からの位置付け完了処理を受取った場合の処理で
ある。ステップ95でこの処理を実行する。但し、既
に、トラック最終レコードまでロードされている場合に
は、トラックの先頭のレコードからローディングを開始
する。このとき、格納開始レコード識別子56を、格納
開始レコード識別子55の前のレコードに設定する。
【0108】図15には、この格納形式を示す。この
後、ステップ96において、中央処理装置1との入出力
処理に入る。このとき、今までキャッシュメモリ36内
に格納されていたレコード群の後に、トラックの最終レ
コードまでのレコード群を、更に、その後にトラックの
先頭からのレコード群を格納することになる。
【0109】上記実施例においては、キャッシュメモリ
36内にロードされているレコード群より後方のレコー
ドにアクセス要求があった場合、図11に示した如く、
キャッシュメモリ36内にロードされているレコード群
の次のレコードからロードするようにした例を示した
が、図12に示す如く、キャッシュメモリ36内にロー
ドされているレコード群以外のすべてのレコードを、キ
ャッシュメモリ36内にロードするようにしても良い。
【0110】以上は、トラックを格納するためのセグメ
ント30を複数割当てる場合である。この場合には、ト
ラック全体をキャッシュメモリ36に格納しない場合に
セグメント30をトラックと1対1に割当てたときに比
べて、容量を節約できる。
【0111】次に、一つのトラックに対応して、一つの
セグメント30を割当てる場合の実施例を説明する。こ
の場合、図8に示したキャッシュ管理ブロック40の形
式は異なり、図16に示すキャッシュ管理ブロック40
aの形式とする。図8との相異は、セグメントポインタ
150が一つで良いことである。
【0112】また、セグメント30内の格納形式は、図
13に示した如く、中央処理装置1から最初にアクセス
されたレコードをセグメント30の先頭から格納してい
っても良いが、以下に述べる方式をとっても良い。すな
わち、図17に示す如く、このレコードがトラックの先
頭からの相対位置に従って、格納位置を決める方式であ
る。この場合、トラック内の先頭のレコードを、セグメ
ント30内の先頭に格納することになる。
【0113】プロセッサ33の処理も、基本的には、図
9〜図12の処理フローで示した内容で良い。但し、セ
グメントを割付けるタイミングは、このトラックのレコ
ードがキャッシュメモリ36内に存在しないときにアク
セスがあった場合、すなわち、図9ステップ91に相当
する部分だけで良い。また、図17に示した格納形式を
とった場合、格納開始レコード識別子55に示されるレ
コードより前の位置のレコードにアクセスがあったと
き、トラックの先頭から格納開始レコード識別子55に
示されるレコードの前のレコードまでを格納するように
しても良い。
【0114】また、上述の実施例においては、制御装置
3内のプロセッサ33を1個としているが、これを複数
個設け、中央処理装置からの入出力経路、ディスク装置
2からの入出力経路を複数個設けても良い。また、中央
処理装置1とキャッシュメモリ36との間のデータ転送
処理、ディスク装置2とキャッシュメモリ36との間の
データ転送処理を並行に実行させても良い。本質的に
は、本実施例では制御装置3内にキャッシュメモリ36
を持っていれば良く、これ以外の構成要素は不可欠では
ない。
【0115】以上述べた如く、本実施例によれば、中央
処理装置からの入出力要求のアクセス対象のトラック内
のレコードの、キャッシュメモリ内における存在状態に
基づいて、キャッシュメモリ内にロードするレコード群
を決定するようにしたので、トラックを構成しているレ
コードが可変長の場合でも、トラック単位の管理方式を
ベースとしてローディングオーバーヘッドを少なくする
ことが可能な、データローディング方法を実現できると
いう顕著な効果を奏するものである。
【0116】さらに、キャッシュメモリへのローディン
グ・オーバーヘッドの軽減とヒット率の向上を図るため
の別の実施例を示す。
【0117】図18は、制御メモリ34の構成を示す。
制御メモリ34は、プロセッサ33の機能を実現するた
めの各モジュールが格納される。ここでは、本実施例に
関係する部分について述べる。アクセス特性チェック部
7は、入出力要求のアクセス特性をチェックし、アクセ
ス・パターンに関する情報を記憶する。ローディング選
択部8は、アクセス特性チェック部が収集した情報にし
たがって、ローディング・パターンを決定する。ローデ
ィング実行部9は、ローディング選択部8の選択したロ
ーディング・パターンに従って、ローディングの実行制
御を行う機能を持つ。
【0118】図19は、キャッシュ管理テーブル4のさ
らに異なる構成である。キャッシュ管理テーブル10
は、本実施例に関係する部分について示す。キャッシュ
管理ブロック40bを、キャッシュメモリ36内のセグ
メント30を1つ以上割り当てているトラック(当該ト
ラックのある部分はキャッシュ内に格納しているという
意味)対応に設ける。各キャッシュ管理ブロック40b
は、前方向ポインタ48、後方向ポインタ47によりM
RU(Most Recently Used)順にチ
ェインされている。MRUポインタ42は、最も最近に
入出力の対象となったトラックのキャッシュ管理ブロッ
ク40bをさす。LRU(Least Recentl
y Used)ポインタ43は、キャッシュメモリ36
の中に格納されているトラックの集合では、最も長い時
間入出力対象となっていないトラックのキャッシュ管理
ブロック40bをさす。従って、ミス(アクセス対象と
なったデータがキャッシュメモリ36に存在しない。)
が発生し、新たにセグメント30を割り当てる必要が生
じ、かつ、空きセグメントがない場合、LRUポインタ
43で示されたキャッシュ管理ブロック40bに対応し
たトラックを格納したセグメント30、および、このキ
ャッシュ管理ブロック40bを解放することになる。ア
クセス時間44は、このキャッシュ管理ブロック40b
が対応しているトラックが最も最近入出力対象となった
時刻を格納する。(従ってMRUポインタ42から、前
方向ポインタ48をたどっていた場合、各キャッシュ管
理ブロック40b内のアクセス時間44は、遅くなって
いくことになる。)トラックを割り当てていなくて、空
いているキャッシュ管理ブロック40bは、空きブロッ
クポインタ45から、先頭のキャッシュ管理ブロック4
0bがポイントされ、各キャッシュ管理ブロック40b
は前方向ポインタ48と後方向ポインタ47によりポイ
ントされる。
【0119】アクセス特性情報46は、アクセス特性チ
ェック部7が各入出力要求のアクセス特性をキャッシュ
管理単位、すなわち、本実施例においてはトラック単位
に収集した情報を格納する。本実施例には、ディスク装
置2のすべてのトラックに対応してアクセス特性情報4
6を設ける。これらの情報の1部をキャッシュ管理ブロ
ック40bの中に設け必要な記憶容量を削減してもよ
い。
【0120】図20に、アクセス特性情報46の構成を
示す。本実施例では、受け付けた入出力要求がシーケン
シャル・アクセスがどうかを認識する。シーケンシャル
・アクセスであると認識した場合、この後アクセス対象
となり得る複数のトラックをロードする。以降、これを
単に、複数トラック・ローディングと呼ぶ。
【0121】シーケンシャル・アクセスでないと認識し
た場合、当該トラックのデータがキャッシュメモリ36
にまったくない状態から、一部、あるいは、全体がキャ
ッシュメモリ36内にローディングされて、当該トラッ
クのデータ全体がキャッシュメモリ36から追い出され
るまでの間に、中央処理装置1が実際にアクセスした部
分を把握して、これに基づき、ローディング方法を選択
する。
【0122】まず、シーケンシャル・アクセスの認識の
ために必要な情報について説明する。シーケンシャル・
チェック中フラグ100は、このトラック内のデータが
シーケンシャルにアクセスされているかをチェック中で
あることを示すフラグである。具体的には、このアクセ
ス特性情報に対応するトラックの先頭のレコードがアク
セスされた時、このフラグはオンにする。その後、先頭
レコード以降のアクセスがシーケンシャルに行なわれな
かった場合、および、このトラックの最後のレコードま
でシーケンシャルにアクセスが完了した場合(このトラ
ックがシーケンシャル・アクセスされたということを認
識した時)、このフラグをオフにする。シーケンシャル
識別アドレス101は、次のアクセスがシーケンシャル
に行なわれる場合アクセスされるレコードが格納されて
いるトラックの先頭からの位置を示す。シーケンシャル
認識フラグ102は、このトラックの先頭のレコードま
でシーケンシャルにアクセスされた時オンにする。オフ
にするタイミングは、次にこのトラックに対して、入出
力要求を受け付けた時である。
【0123】シーケンシャル以外のアクセスに対して
は、入出力要求を受け付けた時、アクセス対象トラック
のレコードがキャッシュ21内に存在しなかった時点
(以降これをトラック・ミスと呼ぶ。)から、このトラ
ックのデータがキャッシュメモリ36から追い出される
までの期間に、中央処理装置1がアクセス対象とした部
分をローディング対象としたいという考え方に基づき、
ローディング方法を決定するものとする。
【0124】次に、当該トラックの中で中央処理装置が
実際にアクセスした部分を認識するための情報を示す。
1つの考え方は、ある固定長(図21ではPバイト)の
単位を1ビットとして、図21に示すようにトラックを
複数ビットのトラック・ビット・パターン108で表わ
し、あるレコードがアクセスされた時、このレコードが
トラック上で格納されている領域に対応したビットをオ
ンにしておき、(図21中では、レコード1,レコード
mはアクセスされていること、レコード2はアクセスさ
れていないことを表わす。)キャッシュメモリ36に
は、ビットがオンしている領域のみローディングすると
いうものである。しかし、トラック・ミス時、トラック
すべてをローディングしない場合、その後に、このトラ
ックが入出力対象となった時、このトラックの一部のデ
ータはキャッシュメモリ36上に存在するが、アクセス
対象とするレコードはキャッシュメモリ36内に存在し
ない場合がある。この場合は、アクセス対象となったレ
コードをキャッシュメモリ36内に新たにローディング
するという方法をとるものとする。ただし、ディスク装
置2は、回転体であるため、オンになっているビットの
集合にすきまができているような場合は、ローディング
時間そのものは、短くならない。従って、以下、本実施
例では、中央処理装置がアクセスした部分を図22に示
した考え方で認識するケースについて詳細に述べる。
【0125】図22では、トラックを、上位アクセス部
110,前方部109,後方部111とわけてる。上位
アクセス部110は、当該トラックに対する入出力要求
を受け付け、トラック,ミスが発生した時、中央処理装
置1がアクセス対象としたレコード群である。前方部1
09は、この上位アクセス部110の前の位置にあるレ
コード群であり、後方部111は後の位置にあるレコー
ド群である。
【0126】本実施例では、シーケンシャル・アクセス
以外のアクセスに対して、トラック・ミス時のローディ
ング・パターンとして以下のパターンを持つものとす
る。(これら以外のローディング・パターンを持って
も、本発明は有効である。) (a)トラック・ローディング……トラック全体をロー
ディングする。 (b)上位アクセス+後方部ローディング……上位アク
セス部+後方部をローディングする。 (c)上位アクセス部・ローディング……上位アクセス
部のみローディングする。
【0127】以上の様なローディング・パターンを用意
した場合にも、(b)上位アクセス部+後方部ローディ
ングを実行し、レコードがキャッシュメモリ36内に存
在する時、当該トラックの前方部109のレコードにア
クセスがあるとミスが発生する。これを、フロント・ミ
スと呼ぶ。(c)上位アクセス部・ローディングを実行
した場合には、後方部111のレコードにアクセスがあ
った時にもミスが生ずる。これをリア・ミスと呼ぶ。フ
ロント・ミスやリア・ミスが発生した時の処理を次に示
す。 (1)フロント・ミス:当該トラックの中でキャッシュ
メモリ36にローディングしていないレコードをすべ
て、キャッシュメモリ36内にローディングする。 (2)リア・ミス:後方部111内のみキャッシュにロ
ードする。
【0128】以上の様なローディングを行う場合、トラ
ック・ミス(フロントミス,リアミス)が発生してか
ら、このトラック全体がキャッシュメモリ36から追い
出されるまで、上位アクセス部110,前方部109,
後方部111のうち実際に中央処理装置1がアクセスし
た部分を把握し、記憶する。このアクセスした部分に関
する統計情報を収集し、トラック・ミス時、適切と判断
したローディング方法を選択する。本実施例では、過去
q回のうち最も多かったローディング・パターンを選択
する。
【0129】例えば、後方部111をアクセスしたケー
スが最も多かった場合、(b)上位アクセス部+後方部
ローディングを選択する。
【0130】以上の様な方法を実現するために取得すべ
き情報として、アクセス特性情報46の中に持つべき情
報を以下説明する。
【0131】開始・終了アドレス103は、トラック・
ミス時、中央処理装置1がアクセスした上位アクセス部
110のトラック上の開始・終了アドレスを示す。
【0132】前方部・アクセス・フラグ104、後方部
・アクセス・フラグ105は、トラック・ミス以後、中
央処理装置1が、前方部109、後方部111をアクセ
スしたかを示す情報である。アクセス部チェック中フラ
グ106は、前方部109、後方部111がアクセスさ
れるかをチェック中であることを示すフラグである。
【0133】統計情報107は、トラック・ミスが発生
してからこのトラック全体がキャッシュメモリ36から
追い出される間に、前方部あるいは後方部がアクセスさ
れたかという情報、すなわち、前方部アクセス・フラグ
104、後方部アクセス・フラグ105の情報を過去r
回蓄積したものである。
【0134】ただし、記憶容量の節約のために、統計情
報107はトラックよりも、さらに大きい単位、例え
ば、シリンダごとにとってもよい。
【0135】以下、アクセス特性チェック部7、ローデ
ィング選択部8の処理フロー図について述べる。ローデ
ィング実行部9は、ローディング選択部8の指示に従っ
てローディングを行うだけである。
【0136】まず、アクセス特性チェック部7の処理フ
ローについて述べる。アクセス特性チェック部7には、
シーケンシャル・アクセスの認識とそれ以外のアクセス
特性の認識がある。最初にシーケンシャル・アクセスの
認識に関する部分について述べる。
【0137】図23は、当該トラックの先頭のレコード
がアクセスされた時の処理である。ステップ120にお
いて、シーケンシャル・チェック中フラグ100をオン
にして、処理を終了する。
【0138】図24は、入出力要求に対する処理を受け
付けた時、当該トラックのシーケンシャル・チェック中
フラグ50がオンの場合に実行される処理である。ま
ず、ステップ121では、受け付けた入出力要求がアク
セス対象としたレコードのトラックの先頭からの位置
が、シーケンシャル判別アドレス101と一致するかど
うかをチェックする。一致すれば、レコードがシーケン
シャルにアクセスされていることになるため、特に何の
処理も行なわない。一致しなければ、ステップ122に
おいて、シーケンシャル・チェック中フラグ100をオ
フにする。
【0139】図25は、入出力要求に対する処理が終了
した時に、当該トラックのシーケンシャル・チェック中
フラグ100がオンの場合実行される処理である。ステ
ップ123では、当該トラックの最終レコードまで、入
出力処理が完了したかどうかをチェックする。完了して
いない場合に、ステップ124において、この入出力要
求で処理が完了したレコードの次のレコードのトラック
の先頭からの相対アドレスを、シーケンシャル判別アド
レス101に記憶する。
【0140】完了した場合には、このトラックのレコー
ドがシーケンシャルにアクセスされたことになるため、
ステップ125において、シーケンシャル認識フラグ1
02をオンにし、シーケンシャル・チェック中フラグ1
01をオフにする。
【0141】図26は、入出力要求を受け付けた時、当
該トラックのシーケンシャル認識フラグ102がオンの
場合の処理である。この場合、ステップ126におい
て、シーケンシャル認識フラグ102をオフにする。
【0142】次に、シーケンシャル・アクセスでないと
認識したアクセスに対する処理を示す。
【0143】図27は、トラック・ミス時、複数トラッ
ク・ローディング以外のローディングを行った後、実行
される処理である。(複数トラック・ローディングを行
うのは、シーケンシャル・アクセスと認識している場合
である。) ステップ127では、中央処理装置1が当該トラックの
中で実際に入出力要求のアクセス対象となったレコード
群すなわち、図22における上位アクセス部110のト
ラックの先頭からの開始位置,終了位置を開始・終了ア
ドレス103にセットする。さらに、ステップ128で
アクセス部チェック中フラグ106をオンにする。
【0144】図28は、アクセス部チェック中フラグ1
06がオンの時に当該トラックに対して入出力要求を受
け取った時の処理である。ステップ129では、受け付
けた入出力要求がアクセス対象とするレコードが図22
に示した、前方部109、上位アクセス部110、後方
部111のどの位置に相当するかを分析する。
【0145】上位アクセス部110がアクセス対象とな
っている場合、特に何もせず処理を終了する。
【0146】前方部109がアクセス対象となっている
場合で、ステップ130で前方部アクセス・フラグ10
4がオフの場合、これをオンとする(オンになっている
場合の処理はない)。ステップ131において、当該ト
ラック全体がキャッシュメモリ36にローディングされ
ていない場合、ローディングされていない部分をローデ
ィングするよう、ローディング実行部9に対して指示を
行う。
【0147】後方部111がアクセス対象となっている
場合、ステップ132で、後方部アクセス・フラグ10
5がオフの場合、これをオンとする(オンになっている
場合の処理はない)。ステップ133において、後方部
111が、キャッシュメモリ36にローディングされて
いない後方部111をローディングするよう、ローディ
ング実行部9に対して指示を行う。
【0148】図29は、キャッシュメモリ36から当該
トラックを追い出す時、前方・後方部チェック中フラグ
106がオンの時、実行される処理である。
【0149】まず、ステップ134で、アクセス部チェ
ック中フラグ106をオフする。次に、ステップ135
において、過去r回分の前方部アクセス・フラグ10
4、後方部アクセス・フラグ105の統計情報のうち、
最も古い情報を除き、現在の前方部アクセス・フラグ1
04、後方部アクセス・フラグ105の内容を記憶す
る。この後、ステップ136において、前方部アクセス
・フラグ104、後方部アクセス・フラグ105をオフ
にする。
【0150】次に、ローディング選択部9の処理フロー
を図30に示す。図30は、トラック・ミスが発生した
時に、実行される。
【0151】まず、ステップ137でこの入出力要求が
トラックの先頭のレコードに対するアクセスかどうかを
チェックする。そうでなければ、ステップ140へジャ
ンプする。先頭のレコードに対するアクセスの場合、ス
テップ138において、アクセス対象トラックより前の
2つのトラックのアクセス特性情報46のシーケンシャ
ル認識フラグ102がオンかどうかをチェックする。本
実施例の場合、チェックするのは、2トラックである
が、2トラックでなくとも本発明は有効である。オンで
ない場合には、ステップ140へジャンプする。
【0152】オンの場合、このアクセスがシーケンシャ
ル・アクセスであると判断し、ステップ139におい
て、ローディング実行部9に対して、複数トラックのロ
ーディングを指示して処理を終了する。
【0153】ステップ140から開始される処理は、シ
ーケンシャル・アクセスでないと判断した場合のローデ
ィング方法を選択する処理である。ステップ140にお
いては、統計情報107に基づき、過去q回のアクセス
・パターンを前方部109も後方部111もアクセスさ
れなかったパターン、後方部111だけアクセスされた
パターン、以上の2つのパターン以外のパターンに3分
類する。この結果、前方部109も後方部111もアク
セスされなかったパターンが最も多かった場合、ステッ
プ141において、上位アクセス部ローディングをロー
ディング実行部に対して指示する。
【0154】後方部111だけアクセスされたパターン
が最も多かった場合、ステップ142において上位アク
セス部+後方部のローディングをローディング実行部9
に対して指示する。
【0155】これ以外のパターンが最も多かった場合、
ステップ143において、トラックローディングをロー
ディング実行部9に対して指示する。
【0156】ここでは、ローディングを選択する場合、
当該トラックの統計情報107のみ参照したが、当該ト
ラック以外の統計情報107を参照してもよい。
【0157】以上述べてきた実施例では、シーケンシャ
ル・アクセスを認識するため、トラック内のレコードが
連続的にアクセスされているかチェックするために、シ
ーケンシャル識別アドレス101を1つしか持っていな
い。このため、シーケンシャル・リードを行ったレコー
ドをシーケンシャルに更新していくという比較的頻度が
高い処理が発生した場合、シーケンシャル・アクセスで
あるという認識ができなくなる。従って、リード処理と
ライト処理のシーケンシャル・アクセスの認識を行うこ
とにより、この問題を解決する。この場合、アクセス特
性情報46の構成は、図20にかわり図31に示すよう
になる。図20との違いは、図20中のシーケンシャル
・チェック中フラグ100、シーケンシャル識別アドレ
ス101、シーケンシャル認識フラグ102にリード用
とライト用がある点である。どちらの情報を扱うかは、
受け付けた入出力要求がリード要求であるかライト要求
であるかにより決まり、操作のタイミング、方法等は、
以上述べてきた実施例と同様である。
【0158】また、シーケンシャル・アクセスの認識を
行う際、受け付けに入出力要求のアクセス効果となるレ
コードのトラックの先頭からの位置が、シーケンシャル
識別アドレス101とまったく同じであるという条件を
用いていたが、一定の幅はあってもシーケンシャル・ア
クセスであると認識してもよい。
【0159】シーケンシャル・アクセス以外のアクセス
に対するトラック・ミス発生時のローディング・パター
ンは、述べてきた実施例では、上位アクセス部ローディ
ング(上位アクセス部+後方部)、ローディング,トラ
ック・ローディングの3つのパターンであったがこの3
つのパターンにローディングなしのパターンを付加する
ことが考えられる。これは、トラック・ミス時のローデ
ィング以降、当該トラック全体がキャッシュメモリ36
から追い出されるまでの間に当該トラックに対してアク
セスがない場合に有効である。
【0160】この場合、中央処理装置1がトラック・ミ
ス時のローディング以降、アクセス効果とする部分の監
視を前方部109、後方部111だけでなく、上位アク
セス部110へのアクセスも行う必要がある。
【0161】さらに、ローディングなしのパターンを実
行した場合、以下に述べる認識を行う必要がある。すな
わち、トラック・ミスが発生した時に、このトラック・
ミスの発生は前回のトラック・ミスの発生時に、ローデ
ィングを行わなかったために発生したのか、ローディン
グを行っていたとしても当該トラックに対するアクセス
時間間隔が長くてトラック・ミスが発生しているのかを
区別する必要がある。前者の場合、ローディングの必要
がなかったことになる。しかし、後者の場合、この時の
アクセスが、上位アクセス部110に対するものである
ならば、前回のトラック・ミス時に、上位アクセス部ロ
ーディングを行う必要があったことになる。同様に、こ
の時のアクセスが後方部111に対するものである場合
には(上位アクセス部+後方部)のローディングを実行
する必要がある。前方部109に対するものであるなら
ば、トラック・ローディングを実行する必要があったこ
とになる。従って、これらの区別を行い、前回のトラッ
ク・ミス時に選択すべきだったローディング方法を統計
情報107に記憶し、以降のローディング方法の選択に
反映させる必要がある。このとき、統計情報107に記
憶する内容が、前回のトラック・ミス時にローディング
が必要がなかった場合には上位アクセス部110、前方
部109、後方部111もアクセスされなかったという
ことを統計情報107に記憶することになる。前回のト
ラック・ミス時に何らかのローディングを行う必要があ
った場合には、この時のアクセスが、(a)上位アクセ
ス部110に対するものであれば、上位アクセス部11
0にアクセスがあったこと、(b)後方部111に対す
るものなら後方部111にアクセスがあったこと、及び
(c)前方部109に対するものなら前方部109にア
クセスがあったことを統計情報107に記憶することに
なる。
【0162】前回のトラック・ミスの発生時に何らかの
ローディングが必要であったかを判別するために、アク
セス特性情報46aの中に、トラック・ミスが発生した
時の時刻を記憶する。次に、トラック・ミスが発生した
時、LRUポインタ43でポイントされているキャッシ
ュ管理ブロック40b内のアクセス時間44とこの時刻
を比較する。キャッシュメモリ36からの追い出し方法
が、LRU方式の場合、この時刻がアクセス時間よりも
遅い場合には、仮に、前回のトラック・ミス時にローデ
ィングを行っていたとしてもすでにキャッシュメモリ3
6から追い出されていることになる。そうでなければ、
まだ、キャッシュメモリ36内に依存していることにな
り、ローディングが必要であったことになる。
【0163】図32は、ローディングなしのパターンを
設けた場合のアクセス特性情報46bの構成である。同
様に図33は、図31のアクセス特性情報46aにロー
ディングなしのパターンを考慮した場合の構成46cで
ある。
【0164】以下、新たに設けた情報の説明を行う。上
位アクセス・フラグ170は、上位アクセス部110に
対するアクセスをチェックするフラグである。トラック
・ミス発生時刻171はトラック・ミス発生時刻を記憶
するために設ける。上位アクセスフラグ170、トラッ
ク・ミス発生時刻171の使用目的は以上述べたとおり
である。
【0165】統計情報A172と統計情報107の相違
は、統計情報107が、前方アクセスフラグ104と後
方アクセスフラグ105の過去の情報であるのに対し、
統計情報A172はこれに、上位アクセスフラグの過去
の情報を付加したものである。統計情報A172の内容
とトラック・ミス時に選択すべきローディング方法の関
係を以下に示す。 (a)上位アクセス部110、前方部109、後方部1
11ともアクセスがないパターンが最も多かった場合…
…ローディングなし。 (b)上位アクセス部110のみアクセスするパターン
が最も多かった場合……上位アクセス部ローディング。 (c)後方部111、あるいは、上位アクセス部110
+後方部111しかアクセスしないパターンが最も多か
った場合……上位アクセス2部+後方部のローディン
グ。 (d)上記3つの場合以外……トラックローディング。
【0166】ローディングなしのパターンを設けた時の
基本的な考え方、新たに設けた情報の使用目的、トラッ
ク・ミス時に選択すべきローディングの決定方法を以上
述べた。処理フローは、ローディングなしのパターンと
設けない場合とそれほどの差違はないため省略する。
【0167】以上の実施例では、シーケンシャル,アク
セス以外のアクセスに対するアクセス特性の把握とし
て、上位計算機システムが実際にアクセス対象とした領
域を把握した場合について述べた。他の内容としては、
トラックのヒット率(アクセス対象のレコードがキャッ
シュメモリ36上に存在する割合)がある。この際、ヒ
ット率が一定値以下になった時、このトラックをキャッ
シュメモリ36へのローディング対象としないという制
御が考えられるが、ローディングしないと決定した後、
アクセス特性が変ってローディング対象とした方がよく
なるような場合がある。しかし、キャッシュメモリ36
へのローディング対象となっている場合には、ヒット率
は計測できるが、ローディング対象としない場合には、
ヒット率を計測することは困難である。このため、何ら
かの情報により、ヒット率の近似値を把握する。図34
に、この場合のアクセス特性情報部46cのデータ構
造、図35に処理フローを示す。図34は、図20に対
応した構造である(図31対応した図は省略する)。以
下、シーケンシャル・アクセス以外のレコードについて
述べる。トラック・ミス発生時刻171は、図32のよ
うにトラック・ミス発生時刻171と同様で、トラック
・ミスが発生したが、キャッシュメモリ36上にこのト
ラックをローディングしないと決めた時刻を記録してお
く。ミス関数192、ヒット関数191の使用法は、図
35の処理フローの説明の中で述べる。ただし、図35
の処理フローにおいて、トラックは、キャッシュメモリ
36に対し、ローディングを行わないと決めているた
め、すべての入出力要求はトラック・ミスとなる。ステ
ップ144では、このトラックがアクセス対象となった
時、このトラック・ミス発生時刻171とLRUポイン
タ43で示されたキャッシュ管理ブロック40bのアク
セス時間44を比較する。トラック・ミス発生時刻17
1の方が古い時刻であれば、前回のトラック・ミス時に
ローディングを行ったとしても、ミスになったとして、
ステップ145において、図34のミス関数191を1
増やす。そうでなければ、ステップ146において、ヒ
ット関数192を増やし、トラック・ミス発生時刻18
1を更新しておく。ヒット関数192とミス関数191
の合計値がある値以上になり、この2つの値からヒット
率{ヒット関数1921(ヒット関数191+ミス関数
191)}が一定値以上になると再びキャッシュ21へ
のローディング対象とすることが可能となる。
【0168】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、上位
システムからの入出力要求のアクセス対象トラック内の
レコードの、キャッシュ内における存在状態に基づい
て、キャッシュ内にロードするレコード群を決定するよ
うにしたので、トラックを構成しているレコードが可変
長の場合でも、トラック単位の管理方式をベースとして
ローディングオーバーヘッドを少なくすることが可能
な、データローディング方法を実現できるという顕著な
効果を奏することができる。
【0169】また、本発明によれば、ディスク・キャッ
シュへのローディング・オーバヘッドの軽減とヒット率
の向上がバランスよく実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるキャッシュ制御方法の
一例の動作を説明する概念図。
【図2】キャッシュ制御方法が適用される情報処理シス
テムの一例の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の一実施例であるキャッシュ制御方法に
おけるキャッシュ動作モードを説明する概念図。
【図4】外部記憶装置の構成の一例を示す概念図。
【図5】本発明の一実施例であるキャッシュ制御方法の
動作を示すフローチャート。
【図6】キャッシュメモリの構成例を示す図。
【図7】キャッシュ管理テーブルの構成を示す図。
【図8】キャッシュ管理ブロックの構成を示す図。
【図9】本発明の一実施例におけるプロセッサの処理フ
ローチャート。
【図10】本発明の他の実施例におけるプロセッサの処
理フローチャート。
【図11】本発明の他の実施例におけるプロセッサの処
理フローチャート。
【図12】本発明の他の実施例におけるプロセッサの処
理フローチャート。
【図13】本発明の実施例におけるデータの格納形式を
示す図。
【図14】本発明の実施例におけるデータの格納形式を
示す図。
【図15】本発明の実施例におけるデータの格納形式を
示す図。
【図16】キャッシュ管理ブロックの他の実施例を示す
図。
【図17】本発明の実施例におけるデータの格納形式を
示す図。
【図18】本発明の主な機能を実行するプログラム構成
例を示す図。
【図19】キャッシュ管理テーブルの構成を示す図。
【図20】アクセス特性情報の構成を示す図。
【図21】トラックの中でCPUがアクセスした部分を
認識する方法の一例を示す図。
【図22】トラックの中でCPUがアクセスした部分を
認識する方法の他の例を示す図。
【図23】トラックの先頭のレコードがアクセスされた
時の処理フロー図。
【図24】受け付けた入出力要求がアクセス対象とする
トラックのシーケンシャル・チェック中フラグがオンの
場合実行される処理フロー図。
【図25】入出力要求に対する処理が完了した時、当該
トラックのシーケンシャル・チェック中フラグがオンの
場合実行される処理フロー図。
【図26】入出力要求を受け付けた時、当該トラックの
シーケンシャル認識フラグがオンの時に実行される処理
フロー図。
【図27】トラック・ミス時、複数トラック・ローディ
ング以外のローディングを実行した後実行する処理フロ
ー図。
【図28】アクセス部チェック中フラグがオン時に、当
該トラックに対して入出力要求を受け取った時に実行さ
れる処理フロー図。
【図29】キャッシュメモリから当該トラックを追い出
す時、アクセス部チェック中フラグがオンの時、実行さ
れる処理フロー図。
【図30】ローディング選択部の処理フロー図。
【図31】シーケンシャル・アクセスの認識をリード用
とライト用に独立に行った場合のアクセス特性情報の構
成図。
【図32】ローディングなしのパターンを用意した時の
アクセス特性情報の構成図。
【図33】シーケンシャル・アクセスの認識をリード用
とライト用に独立に行い、かつ、ローディングなしのパ
ターンを用意した時のアクセス特性情報の構成図。
【図34】ヒット率の近似値を把握する場合のアクセス
特性情報の構成図。
【図35】ヒット率の近似値を把握する時の処理フロー
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坪井 俊明 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ (72)発明者 本間 繁雄 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 中村 勝憲 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 神林 公咲 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 北嶋 弘行 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 倉野 昭 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 野沢 正史 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 Fターム(参考) 5B005 JJ13 MM11 NN12 NN22 5B065 CE14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理装置と記憶装置とに接続され、キャッ
    シュメモリを有する制御装置におけるデータローディン
    グ方法であって、 前記処理装置の要求に基づいて前記記憶装置が有する記
    憶領域から第1のレコードが読み出される際に、前記第
    1のレコードを前記キャッシュメモリに転送し、 前記第1のレコードが前記キャッシュメモリに存在して
    いる間に前記処理装置の要求に基づいて前記記憶領域に
    格納されている第2のレコードが読み出される場合に、
    前記記憶領域に格納されているレコードであって、前記
    第1のレコード及び前記第2のレコード以外のレコード
    を前記第2のレコードと共に前記キャッシュメモリに転
    送することを特徴とするデータローディング方法。
  2. 【請求項2】前記記憶領域に格納されるレコードには各
    々番号が振られ、前記第1のレコードに振られた番号
    は、前記第2のレコードに振られた番号よりも小さいこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータローディング方
    法。
  3. 【請求項3】前記第2のレコードと共に前記キャッシュ
    メモリに転送されるレコードは、前記第1のレコードに
    振られた番号よりも大きい番号が振られているレコード
    であることを特徴とする請求項2記載のデータローディ
    ング方法。
  4. 【請求項4】前記第2のレコードと共に前記キャッシュ
    メモリに転送されるレコードには、前記第2のレコード
    を除き、前記第1のレコードに振られた番号の次の番号
    が振られているレコードから前記記憶領域内で最大の番
    号が振られているレコードまでが含まれることを特徴と
    する請求項2記載のデータローディング方法。
  5. 【請求項5】前記記憶領域に格納されるレコードには各
    々番号が振られ、前記第1のレコードに振られた番号
    は、前記第2のレコードに振られた番号よりも大きいこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータローディング方
    法。
  6. 【請求項6】前記第2のレコードと共に前記キャッシュ
    メモリに転送されるレコードは、前記第1のレコードに
    振られた番号よりも小さい番号が振られているレコード
    であることを特徴とする請求項5記載のデータローディ
    ング方法。
  7. 【請求項7】前記第2のレコードと共に前記キャッシュ
    メモリに転送されるレコードには、前記第2のレコード
    を除き、前記記憶領域内で最小の番号が振られているレ
    コードから前記第1のレコードに振られた番号の直前の
    番号が振られているレコードまでが含まれることを特徴
    とする請求項5記載のデータローディング方法。
  8. 【請求項8】前記記憶領域は1トラックであることを特
    徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか1つに記
    載されたデータローディング方法。
  9. 【請求項9】処理装置と記憶装置とに接続され、キャッ
    シュメモリを有する制御装置におけるデータローディン
    グ方法であって、前記処理装置からのアクセスの対象デ
    ータが、前記キャッシュメモリに格納されていない場
    合、前記記憶装置から前記対象データをロードし、前記
    ロードした対象データを前記処理装置に出力し、前記ロ
    ードした対象データを前記キャッシュメモリに格納し、
    前記対象データを格納した前記キャッシュメモリの管理
    単位内に格納されるべき、前記対象データを除くデータ
    を前記記憶装置からロードし、前記ロードした、前記対
    象データを除くデータを前記キャッシュメモリに格納す
    ることを特徴とするデータローディング方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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