JP2002199362A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JP2002199362A
JP2002199362A JP2000394307A JP2000394307A JP2002199362A JP 2002199362 A JP2002199362 A JP 2002199362A JP 2000394307 A JP2000394307 A JP 2000394307A JP 2000394307 A JP2000394307 A JP 2000394307A JP 2002199362 A JP2002199362 A JP 2002199362A
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JP2000394307A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kagami
賢一 鏡
Akira Kanda
晃 勘田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ電話機において、送信者が撮像カメラ
によって撮像された自分の顔画像を送信する時、自分の
心理的状況を素早く相手に把握してもらえるように、自
分の伝えたい感情や表情を増幅するような戯画的イメー
ジを表現するイメージパターンによって顔画像を修飾す
ることができるような画像通信装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 テレビ電話機における画像通信装置にお
いて、画像信号入力部110に入力した被写体画像に対
して変形図形情報記憶部118に記憶した変形図形によ
って修飾を施すことにより被写体画像を変形させて通信
相手へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ電話におい
てカメラによって撮像した画像を送信者の心理的状況を
表現するイメージパターン、あるいは送信者の音声状態
によって変形させて相手に送信し、受信者がその変形さ
れた画像により送信者の心理的状況を素早く把握できる
ような画像通信装置に関するもので、特に撮像カメラ付
きの携帯電話機における画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ電話では送信者はその撮像
カメラによって自分の顔を撮像しながら相手と通話する
と、相手の受信者のテレビ電話の表示装置には送信者の
顔が動画として写し出される。従って、音声だけの通常
の電話より通話相手の顔を見ながら話をするので相手の
感情の動きが把握し易いと考えられていた。しかしなが
ら、現状の動画では画像密度が粗くてコマ落としのよう
な動画となるために、顔の細かい表情は伝送され難いと
いう問題があった。従来、撮像カメラで撮影された人物
の顔画像を後からその顔画像の各部位を変更することに
より顔の表情を変更する画像処理技術として、例えば、
特開2000−151985がある。
【0003】この提案では、顔画像の各部位を抽出して
化粧を施すように顔画像の形状、大きさ、および色を変
更しようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像処理技術は、撮像した顔画像の各部位に化粧を施す
ことにより、本来の顔画像を変更することに重点が置か
れ、撮像された顔画像の心理的状態をイメージ的に捉え
易いようにする変更ではなかった。
【0005】これに対して、本発明はかかる点に鑑みて
なされたものであり、送信者が撮像カメラによって撮像
された自分の顔画像を送信する時、自分の心理的状況を
素早く相手に把握してもらえるように、自分の伝えたい
感情や表情を増幅するような戯画的イメージを表現する
イメージパターンによって顔画像を修飾することができ
るような画像通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像通信装置は、被写体の画像を撮像する
映像入力部と、前記映像入力部に入力した前記被写体画
像に対して修飾を施す変形図形を保持する変形図形情報
記憶部と、前記変形図形情報記憶部から特定の変形図形
を選定指示する変形操作部と、前記変形操作部の指示に
より前記特定の変形図形によって前記被写体画像を修飾
することを実行する画像効果処理部と、前記画像効果処
理部によって修飾された前記被写体画像を送信すると同
時に、通信相手から受信する変形図形によって修飾され
た被写体画像を受信する通信制御部とを備えることを特
徴とする。
【0007】この構成により、テレビ電話において通話
中の相手に送信する自分の顔画像を特定の変形画像によ
り自分の心理的状況を素早く把握してもらえるようなイ
メージパターンによって修飾することができる。
【0008】また、本発明の画像通信装置は、前記変形
図形情報記憶部に保持する変形図形が静止画であること
を特徴とする。
【0009】この構成により、前記変形図形情報記憶部
に変形画像として種々様々な静止画を記憶しておくこと
により、状況に応じて適切な画像を選択し変形画像とし
て用いることができる。
【0010】また、本発明の画像通信装置は、前記変形
図形情報記憶部に保持する変形図形が動画であることを
特徴とする。
【0011】この構成により、前記変形図形情報記憶部
の変形画像に動きを与えることができるので、より通信
相手に強い印象を与えることができる。
【0012】また、本発明の画像通信装置は、被写体の
画像を撮像する映像入力部と、前記映像入力部に入力し
た前記被写体画像に対して修飾を施す変形図形を保持す
る変形図形情報記憶部と、前記変形図形情報記憶部に保
持する変形図形に対して音声信号によって変形操作を行
う音声変形操作部と、前記変形図形情報記憶部の変形図
形によって前記被写体画像を修飾することを実行する画
像効果処理部と、前記画像効果処理部によって修飾され
た前記被写体画像を送信すると同時に、通信相手から受
信する変形図形によって修飾された被写体画像を受信す
る通信制御部とを備えることを特徴とする。
【0013】この構成により、マイクからの通話音量に
よって、変形図形の変形度を変えることができるので、
語調が強くなると同時にカメラによって撮像された顔の
画像が強く変形し、感情の高まりを視覚的に通信相手に
伝えることができる。
【0014】また、本発明の画像通信装置は、前述の前
記変形図形情報記憶部に保持する変形図形が静止画であ
ることを特徴とする。
【0015】この構成により、マイクからの通話音量に
よって、変形図形が静止画である時にその変形度を変え
ることができる。
【0016】また、本発明の画像通信装置は、前述の前
記変形図形情報記憶部に保持する変形図形が動画である
ことを特徴とする。
【0017】この構成により、マイクからの通話音量に
よって、変形図形が動画である時にその変形度を変える
ことができる。
【0018】また、本発明の画像通信装置は、前述の手
書入力手段を有する作図入力部において作成される図形
を前記変形図形情報記憶部に記憶することを特徴とす
る。
【0019】この構成により、任意の図形をキー操作で
入力することによって、自由な変形パターンを変形図形
として変形図形情報記憶部に登録することができる。
【0020】また、本発明の画像通信装置は、前述の記
映像入力部により撮像した被写体の画像をパターン図形
化するパターン化処理部により処理されたパターン図形
を前記変形図形情報記憶部に記憶することを特徴とす
る。
【0021】この構成により、任意の図形をカメラによ
って撮像し、パターン図形化することができるので、色
々な図形パターンを豊富に変形図形情報記憶部に登録す
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。なお、ここで、本発
明の実施の形態における画像通信装置をテレビ電話にお
いて実現した場合を例として説明する。
【0023】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態における画像通信装置の構成ブロック図
である。画像通信装置100において、中央処理部10
1は、CPU、ROM、RAMなどを備えたマイクロコ
ンピュータであり、信号/制御バス102を介して以下
述べる各部の制御を行う。入力操作部103は数字ダイ
ヤルキー、電話機能のための各種機能キー、表示画面の
スクロールキー、および画像処理のための機能キーなど
から構成される。ボリューム入力部104は後述する画
像の変形処理において、画像の変形度を無段階で連続的
に変化するためのものである。音声信号入/出力部10
5は音声通話においてマイク106からの音声入力とス
ピーカ107への音声出力を制御する。
【0024】液晶表示部108は電話操作における番号
表示、各種機能の操作メニュー表示を行うと共に、通信
相手からの画像信号を入力してその映像を表示する。同
時にカメラ109によって撮像された画像も表示する。
【0025】画像コーディック回路111はカメラ10
9からの画像信号を符号化し、また画像圧縮/伸長回路
112からの符号化されたディジタル画像信号を復号化
する。
【0026】画像圧縮/伸長回路112は画像コーディ
ック回路111からの符号化されたディジタル画像信号
を圧縮する一方、音声・画像多重/分解部113からの
圧縮ディジタル画像信号を伸長する。通信制御部116
は中央処理部101の制御によって電話の呼接続制御、
および音声信号と画像信号の送受信制御を管理する。
【0027】本発明の第1の実施の形態における画像通
信装置100には、前記通常のテレビ電話機能を動作さ
せる前記各回路部に加えて、画像効果処理部117、変
形図形情報記憶部118、および動き情報記憶部119
が配備されている。
【0028】変形図形情報記憶部118には、種々の幾
何学的形状を有する静止画図形がビット配列情報として
記憶されている。一方、動き情報記憶部119には、動
画図形が記憶されている。画像効果処理部117は、中
央処理部101からの変形画像処理開始の指令がある
と、カメラ109が撮像した画像を画像信号入力部11
0を介して入力し、その撮像画像に対して変形図形情報
記憶部118、あるいは動き情報記憶部119からそれ
ぞれ入力した静止画図形、あるいは動画図形による修飾
を加えて画像コーディック回路111へ送出したり、直
ちに液晶表示部108の部分画面108bに表示させた
りする。
【0029】次に、本発明の第1の実施の形態における
画像通信装置の動作について説明する。いま、通信相手
の画像通信装置(特に図示しない)とすでに呼接続が確
立して交信状態にあるとする。
【0030】最初に通常のテレビ電話機における画像通
信装置としての動作を述べる。
【0031】カメラ109によって自分の顔を撮像させ
ながらマイク106により通話する。
【0032】カメラ109からの画像信号は、画像信号
入力部110によりアナログ画像信号からディジタル画
像信号に変換され、中央処理部101の制御により、信
号/制御バス102を経由して画像コーディック回路1
11に入力し、符号化される。
【0033】次に、画像圧縮/伸長回路112において
圧縮されて音声・画像多重/分解部113に入力する。
【0034】一方、マイク106からの音声信号は、音
声信号入/出力部105においてディジタル音声信号に
変換されて音声コーディック回路114に入力し、符号
化される。次に、音声圧縮/伸長回路115において圧
縮されて音声・画像多重/分解部113に入力する。こ
こで、前記ディジタル音声信号と前記ディジタル画像信
号は多重化されて音声・画像多重化信号として通信制御
部116の制御によりネットワーク200を経由して通
信相手の画像通信装置へ送信される。
【0035】一方、通信相手の画像通信装置からネット
ワーク200を経由して通信制御部116によって受信
した音声・画像多重化信号は、音声・画像多重/分解部
113でディジタル音声信号とディジタル画像信号に分
解される。
【0036】ディジタル音声信号は、音声圧縮/伸長回
路115において伸長された後、音声コーディック回路
114で復号化され、音声信号入/出力部105によっ
てアナログ音声信号に変換されてスピーカから音声とし
て出力される。
【0037】他方、ディジタル画像信号は、画像圧縮/
伸長回路112において伸長された後、画像コーディッ
ク回路111において復号化され、信号/制御バス10
2を経由して液晶表示部108に入力し通信相手の画像
が主画面108aに表示される。この時、カメラ109
によって撮像された自分の顔の画像信号も同時に信号/
制御バス102を経由して液晶表示部108の部分画面
108bに画像表示される。
【0038】図2はテレビ電話機が通話状態にある状況
を示す図である。図2(a)は自分のテレビ電話機Aの
画面表示状態を示す図であり、図2(b)は通信相手の
電話機Bの画面表示状態を示す図である。
【0039】図2(a)に示されるように、液晶表示部
108の主画面108aには通信相手のテレビ電話機B
のカメラ109によって撮像された相手の顔の画像が表
示され、部分画面108bには自分のテレビ電話機Aの
カメラ109によって撮像された自分の画像が縮小され
て表示される。
【0040】図2(b)に示されるように、液晶表示部
108の主画面108aには通信相手のテレビ電話機A
のカメラ109によって撮像された相手の顔の画像が表
示され、部分画面108bには自分のテレビ電話機Bの
カメラ109によって撮像された自分の画像が縮小され
て表示される。
【0041】次に、画像効果処理を行った場合の動作に
ついて説明する。
【0042】図3は、カメラ109によって撮像された
顔の画像が静止画の変形図形により修飾される処理の説
明図である。図3(a)は顔画像の輪郭パターンの表示
画像を示す図であり、図3(b)は四角形を顔画像の輪
郭パターンに外接させた状態の表示画像を示す図であ
り、図3(c)は四角形によって変形させた顔画像の変
形輪郭パターンの表示画像を示す図であり、図3(d)
は四角形によって変形させた顔画像の表示画像を示す図
である。
【0043】図4はカメラによって撮像された顔の画像
が静止画の変形図形によって修飾される場合の状況を示
す図である。図4(a)は自分のテレビ電話機Aの画面
表示状態を示す図であり、図4(b)は通信相手のテレ
ビ電話機Bの画面表示状態を示す図である。
【0044】入力操作部103において、動画の画像処
理に係わる開始ボタン(特に図示しない)をセットする
と、中央処理部101はそれを検知し、画像効果処理部
117へ画像処理開始を指令する。画像効果処理部11
7は、画像処理開始の指令を受けると、今まで撮像中の
画像の液晶表示部108への表示を停止し、代わりにカ
メラ109によって撮像された顔の画像の輪郭をビット
配列情報として取り込み、液晶表示部104に顔画像の
輪郭パターンとして表示する(図3(a))。
【0045】同時に、前記顔画像の輪郭パターンの表示
位置と別の位置に変形図形情報記憶部118から入力し
た静止画の図形パターンを表示させる。変形図形情報記
憶部118には種々の幾何学的形状を有する静止画図形
が記憶されているが、入力操作部103の図形選択キー
(特に図示しない)を操作することにより、次々に液晶
表示部104に表示させて見ながら選択することができ
る。
【0046】例えば、図3(a)においては、四角形を
選択した場合が示されている。選択した四角形にはその
中心位置に十文字+のマークが同時に表示される。入力
操作部103に設けた矢印キー(←→↑↓)によってこ
の十文字を移動すると選択した図形を所定の位置に移動
させることができる。図3(b)に示すように、この十
文字+を前記顔画像の輪郭パターンの内部に持って来
る。この時、前記四角形が前記顔画像の輪郭パターンの
大きさより小さい場合は、ボリューム入力部104を回
転操作すると四角形の大きさを変えることができるの
で、適宜回転操作して図3(c)に示すように、前記四
角形が前記顔画像の輪郭パターンに外接するようにする
と、前記顔画像の輪郭パターンと前記四角形の接点が4
点(S1,S2,S3,S4)決まる。この時、勿論十
文字+を移動させながら行ってもよい。
【0047】いま、前記四角形の十文字+を原点Oとす
る直交するX軸、Y軸を設定すると、この直交座標系に
おける前記四角形のビット配列情報と前記顔画像の輪郭
パターンのビット配列情報が決定する。
【0048】ここで、原点Oを始点とするベクトルRを
設ける。このベクトルRを反時計方向に回転した時の各
方向におけるベクトルRの先端点の軌跡は、前記顔画像
の輪郭パターンを前記四角形によって変形した時の変形
輪郭パターンを形成するものである。その変形処理は以
下のように行われる。
【0049】ベクトルRの方向が、前記顔画像の輪郭パ
ターンと前記四角形の接点(S1,S2,S3,S4)
の方向にある時は、ベクトルRの先端点は前記接点(S
1,S2,S3,S4)に一致させる。それ以外の方向
では、ベクトルRが前記顔画像の輪郭パターンと交差す
る点より外側に延長する。特に、前記四角形を形成する
4つの角の方向(0→t1,0→t2,0→t3,0→
t4)にある時は、最も延長させる。しかし、4つの角
の点(t1,t2,t3,t4)までは、延長しない。
これは、前記顔画像を前記四角形によって、変形させる
といっても、完全に前記四角形に変形させるのではな
く、前記顔画像を四角張ったように印象付ける変形であ
るからである。このようにすると、前記ベクトルRを原
点Oの周りに1回転させると、ベクトルRの大きさは、
前記顔画像の輪郭パターンと前記四角形の一つの接点か
ら次の接点に移動する間に存在する前記四角形の角の方
向において最大になり、そこから遠ざかり前記四角形の
接点に近付くに従って小さくなり、前記接点方向では、
ベクトルRの先端点はその接点を通る前記顔画像の輪郭
パターンの位置ベクトルの大きさに一致する。
【0050】ベクトルRが前記X軸から反時計方向に回
転した時に各方向における前記顔画像の輪郭パターンを
延長した図形が形成されるので、この図形を前記顔画像
の輪郭パターンの前記四角形による変形輪郭パターンH
として、その変形輪郭パターンのビット配列情報を順次
記憶する。このようにして前記ベクトルRが原点Oの周
りに1回転することにより、前記顔画像の輪郭パターン
の前記四角形による顔画像の変形輪郭パターンHのビッ
ト配列情報が形成される。この変形輪郭ビット配列情報
が液晶表示部108に送られて、図3(c)に示される
ように、前記顔画像の輪郭パターンの前記四角形による
顔画像の変形輪郭パターンHが表示される。ここで、ボ
リューム入力部104をクリックすると、中央処理部1
01はそれを検知し、画像効果処理部117へ次の画像
処理開始を指令する。画像効果処理部117は、次に、
前記顔画像の輪郭パターン内部の顔画像部分を前記変形
輪郭パターンHに合うように、ベクトルRの方向ごとに
そのベクトルRの大きさを延長する比率k(θ)を適用
して拡大する。従って、変形後の顔画像のビット配列情
報は変形前の顔画像のビット配列情報よりも増加するの
で、ベクトルRの方向ごとにそのベクトルRの大きさを
延長する比率に合わせて、ビット配列情報を補間する。
【0051】また、前記ベクトルRの方向に位置する元
の前記顔画像の各ビット配列情報における色ピクセル情
報も補間させる。この処理の結果、図3(d)に示され
るように、カメラ109によって撮像された顔の画像の
輪郭が全体的に四角張った顔に変化する。
【0052】なお、以上述べた説明では、変形図形とし
て四角形を例にとり、四角形のすべての辺が顔画像の輪
郭パターンに外接するようにしたが、必ずしもその必要
はない。
【0053】多角形の辺数が多くなると、すべて辺が顔
画像の輪郭パターンに外接させることは困難になる。従
って、顔画像の輪郭パターンに外接しなくても良くする
には、以下のような方法を採ってもよい。
【0054】多角形の二辺の交点と原点Oとを結ぶ方向
へ延長する比率k(θ)を最大にするようにし(すなわ
ち、k−max)、他の方向における比率k(θ)を以
下のようにして定める。
【0055】X軸の正方向の比率k(0)、と負方向の
比率k(π)とは等しく(k1とする)、Y軸の正方向
の比率k(π/2)、と負方向の比率k(3π/2)と
は等しく(k2とする)なるようにする。
【0056】次に、多角形の二辺の交点と原点Oとを結
ぶ方向とX軸の正方向、あるいは負方向との間では比率
をk−maxからk1に変化するように設定し、Y軸の
正方向、あるいは負方向と多角形の二辺の交点と原点O
とを結ぶ方向との間では比率をk−maxからk2に変
化するように設定する。また、多角形の二辺の交点と原
点Oとを結ぶ方向の線が、隣り合っている場合、その中
間の方向の比率をk−maxより小さくするようにし、
多角形の二辺の交点と原点Oとを結ぶ方向に近付くに従
ってk−maxに近づけるように設定する。このように
すると、変形図形である多角形を顔画像の輪郭パターン
に外接しなくても良くなる。
【0057】次に、変形図形情報記憶部118から選択
した図形が円の場合は、カメラ109によって撮像され
た顔画像の輪郭を完全な円にするのではなく、顔画像の
輪郭に外接する円を設定し、円内に設けた原点Oを起点
とするベクトルRが前記顔画像の輪郭と外接円と接触す
る点の方向では、原画のビット配列情報を保持して前記
顔画像の輪郭を伸長しないでおき、それ以外の方向では
所定の伸長を加えるようにして、ベクトルRの大きさを
変化させる。ベクトルRが原点Oの周りを一周すると、
結果としてベクトルRの先端点の軌跡は、顔画像の輪郭
が円によって変形された顔画像の変形輪郭パターンを形
成する。変形輪郭パターンのビット配列情報を液晶表示
部104へ送ると、全体で丸みを帯びた顔の画像の輪郭
が表示される。以下、顔画像の輪郭内の部分のビット配
列情報の処理方法は、四角形による変形の場合と同様に
行われる。
【0058】なお、この変形図形による顔画像の輪郭パ
ターンを変化させる時の各方向における伸長の程度を表
わす比率k(θ)は、変形図形情報記憶部に記憶された
図形ごとに予め液晶表示部104の画面表示の設計時に
決めておき、テーブルとして、画像効果処理部117内
に保持しておく。また、変形図形を顔画像の輪郭パター
ンに外接させない場合は、その大きさを自由に設定でき
るので、変形図形の大きさによって比率k(θ)の角度
依存度を変化させるようにすることもできる。
【0059】以上のように、変形図形情報記憶部118
の変形図形によって変形され、カメラ109により撮像
された顔の画像は、画像コーディック回路111で符号
化され、画像圧縮/伸長回路112において圧縮され
て、画像圧縮/伸長回路112では音声信号と多重化さ
れて通信制御部116からネットワーク200へ送出さ
れ、相手通信相手のテレビ電話機Bの液晶表示部108
の主画面108aには、変形図形によって修飾された画
像が表示される。
【0060】従って、図4(a)に示されるように、テ
レビ電話機Aの液晶表示部108の主画面108aに
は、通信相手のテレビ電話機Bのカメラ109によって
撮像された相手の顔の画像が表示され、部分画面108
bには自分のテレビ電話機Aのカメラ109によって撮
像され、変形図形によって修飾された自分の画像が縮小
されて表示される。
【0061】一方、図4(b)に示されるように、テレ
ビ電話機Bの液晶表示部108の主画面108aには通
信相手のテレビ電話機Aのカメラ109によって撮像さ
れて変形図形によって修飾された相手の顔の画像が表示
され、部分画面108bには自分のテレビ電話機Bのカ
メラ109によって撮像された自分の画像が縮小されて
表示される。
【0062】次に、第2の実施例として動画によりカメ
ラ109によって撮像された顔の画像が修飾される場合
について説明する。
【0063】図5は、カメラによって撮像された顔の画
像が動画の変形図形により修飾される処理の説明図であ
る。図5(a)は四角形の動画状態を示す図であり、図
5(b)は四角形が動画状態前において、顔画像を外接
した状態を示す図であり、図5(c)は四角形が動画状
態前において、顔画像を四角形によって変形させた状態
を示す図であり、図5(d)は四角形が動画状態にある
時の状況を示す図である。
【0064】入力操作部103において、動画の画像処
理に係わる開始ボタン(特に図示しない)をセットする
と、中央処理部101はそれを検知し、画像効果処理部
117へ画像処理開始を指令する。画像効果処理部11
7は、画像処理開始の指令を受けると、それまでの液晶
表示部108への画像表示を停止し、代わりにカメラ1
09によって撮像された顔の画像の輪郭をビット配列情
報として取り込み、液晶表示部108に顔画像の輪郭パ
ターンとして表示する。同時に前記顔画像の輪郭パター
ンの表示位置と別の位置に動き情報記憶部119から入
力した動画図形パターンを表示させる。
【0065】動き情報記憶部119には種々の動画図形
パターンが記憶されているが、入力操作部103の動画
選択キー(特に図示しない)を操作することにより次々
に液晶表示部104に表示させて見ながら選択すること
ができる。
【0066】前記動画図形パターンは、多角形、あるい
は円、楕円などの図形の外形線が一定方向に平行に一定
振幅で連続的に正弦関数的な変動を行っているものであ
る。
【0067】例えば、図5(a)に四角形の場合を示
す。前記四角形の中に十文字+で示される原点Oにおい
て直交するX軸、Y軸を設定すると、図5(a)の四角
形はX軸方向に平行に一定振幅で連続的に正弦関数的な
変動を行っている。その結果、前記四角形の左右の縦の
辺は正弦関数的な変動をしている。入力操作部103に
設けた矢印キー(←→↑↓)によってこの十文字を移動
すると、選択した動画(この場合、左右の縦の辺がX軸
に平行に変動する四角形)を所定の位置に移動させるこ
とができる。図5(b)に示すように、この十文字+を
前記前記顔画像の輪郭パターンの内部に持って来る。こ
の時、四角形が前記顔画像の輪郭パターンの大きさより
小さい場合は、ボリューム入力部104を回転操作する
と四角形の大きさを変えることができるので、適宜回転
操作して図5(b)に示すように、前記四角形が前記顔
画像の輪郭パターンに外接するようにする。ここで、ボ
リューム入力部104をクリックすると、中央処理部1
01はそれを検知し、画像効果処理部117へ次の画像
処理開始を指令する。その結果、前記四角形によって外
接された前記顔画像が前記四角形によって変形処理を受
けて図5(c)に示すように変形し、さらにその変形処
理を受けた前記顔画像はX軸方向に平行に一定振幅で連
続的に正弦関数的な変動を行うことになる。前記四角形
によって変形を受けた前記顔画像のビット配列情報は液
晶表示部108へ送られると、その表示画面には、カメ
ラ109によって撮像された顔の画像の輪郭が全体的に
四角張った顔に変化し、しかも全体的に左右に揺らいで
いるように表示される。
【0068】(第2の実施の形態)図6は、本発明の第
2の実施の形態における画像通信装置の構成ブロック図
である。図6において、第1の実施の形態におけるボリ
ューム入力部104が無くなり、新たに音声信号変換部
120が設けられている。マイク106からの音声信号
は音声信号入/出力部105においてディジタル音声信
号に変換されて音声コーディック回路114へ出力され
ると同時に、音声信号変換部120に入力される。音声
信号変換部120は入力したディジタル音声信号の信号
レベルを検出し、音量のレベルを数段階に分ける音量レ
ベル識別コード信号を発生させる。この音量レベル識別
コード信号は中央処理部101に入力する。入力操作部
103の所定キーを操作することにより変形図形情報記
憶部118から静止画図形を選択し、次にその静止画に
よってカメラ109によって撮像された顔の画像を修飾
した画像を生成して、液晶表示部108に表示させる。
中央処理部101は音声信号変換部120からの音量レ
ベル識別コード信号が所定のレベルより大きい場合は撮
像された顔の画像を静止画によって修飾した画像を液晶
表示部108の部分画面への表示を開始させる。通話者
が声を大きくしたり、小さくしたりすると、音声信号変
換部120からの音量レベル識別コード信号が変わり、
それに従って、液晶表示部108の部分画面108bへ
表示される通話者の顔の大きさが変化する。前記の音量
レベル識別コード信号のレベルによって変化する静止画
によって修飾された通話者の顔の画像は、通信相手の携
帯テレビ電話機Bの液晶表示部108の主画面108a
に表示される。入力操作部103の動画選択キー(特に
図示しない)を操作した場合は、動画によって修飾され
た画像の大きさが声の大きさに従って変化する。
【0069】(第3の実施の形態)図7は、本発明の第
3の実施の形態における画像通信装置の構成ブロック図
である。図7に示されるように、画像信号入力部に作図
入力部121が接続する。
【0070】作図入力部121はペン入力、マウス、ト
ラックボールなどであって、これらを操作して任意の図
形を描くと、その軌跡が液晶表示部108の表示画面に
表示される。そこで、確定動作を行うと、前記図形のビ
ット配列情報が変形図形として変形図形情報記憶部11
8に記憶される。
【0071】また、入力操作部103において、動画の
画像処理に係わる開始ボタン(特に図示しない)をセッ
トすると、中央処理部101はそれを検知し、画像効果
処理部117へ画像処理開始を指令する。その結果、作
図入力部121から入力された任意の図形によって、カ
メラ109が撮像した顔の画像が修飾されて液晶表示部
108の表示画面に表示されると同時に、画像符号化、
画像圧縮化されてマイク106からの音声信号と多重化
されて音声・画像多重化信号として通信制御部116の
制御によりネットワーク200を経由して通信相手の画
像通信装置へ送信される。
【0072】(第4の実施の形態)図8は、本発明の第
4の実施の形態における画像通信装置の構成ブロック図
である。図8に示されるように、新たにパターン化処理
部122が画像信号入力部110と変形図形情報処理部
118に接続される。カメラ109によって撮像された
映像の画像信号は画像信号入力部110に入力してディ
ジタル画像信号に変換され、パターン化処理部122に
入力する。同時に、液晶表示部108に表示されるの
で、作図入力部121のペン入力、マウス、トラックボ
ールによって、液晶表示部108の画像の一部分をマー
クすると、パターン化処理部122は入力した画像信号
の中から前記マークされた部分を外形線の形として取り
出し、それを画像変形用図形パターンとして変形図形情
報処理部118に記憶する。この外形線は、第1の実施
の形態において述べたように、カメラ109によって撮
像された顔画像の変形処理において変形図形として画像
効果処理部117において使用される。このように、定
型的図形以外に新たに変形図形を作成して顔画像の変形
処理に利用することができるようになる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
通信装置は、テレビ電話において通話中の相手に送信す
る自分の顔画像を変形図形記憶部に記憶した色々の変形
画像により自分の心理的状況を素早く把握してもらえる
ようなイメージパターンによって修飾することができる
ことができる。
【0074】また、前記変形図形記憶部に変形画像とし
て種々様々な静止画、あるいは動画を記憶しておくこと
により、状況に応じて適切な画像を選択し変形画像とし
て用いることができる。
【0075】また、前記変形図形記憶部に変形画像を登
録するには、作図入力部により手書きの図形を入力した
り、カメラによって撮像した図形をパターン化処理して
入力することによって、変形図形を簡便に作成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像通信装
置の構成ブロック図
【図2】本発明の一実施の形態におけるテレビ電話機の
画像通信装置が通話状態にある状況を示す図
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるカメラによ
って撮像された顔の画像が静止画の変形図形により修飾
される処理の説明図
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるカメラによ
って撮像された顔の画像が静止画の変形図形によって修
飾される場合の状況を示す図
【図5】カメラによって撮像された顔の画像が動画の変
形図形により修飾される処理の説明図
【図6】本発明の第2の実施の形態における画像通信装
置の構成ブロック図
【図7】本発明の第3の実施の形態における画像通信装
置の構成ブロック図
【図8】本発明の第4の実施の形態における画像通信装
置の構成ブロック図
【符号の説明】
100 画像通信装置 101 中央処理部 102 信号/制御バス 103 入力操作部 104 ボリューム入力部 105 音声入/出力部 106 マイク 107 スピーカ 108 液晶表示部 109 カメラ 110 画像信号入力部 111 画像コーディック回路 112 画像圧縮/伸長回路 113 音声・画像多重/分解部 114 音声コーディック回路 115 音声圧縮/伸長回路 116 通信制御部 117 画像効果処理部 118 変形図形情報記憶部 119 動き情報記憶部 120 音声信号変換部 121 作図入力部 122 パターン化処理部 200 ネットワーク
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA20 BA11 BA24 CA16 CB16 CC03 CD06 DA07 DA08 DA16 DC17 5C023 AA01 AA11 AA27 AA37 AA38 CA01 5C064 AA01 AB03 AB04 AC04 AC05 AC06 AC13 AC16 AD02 AD08 AD13 5K101 KK03 KK04 LL12 NN06 NN07 NN18 NN21 5L096 BA02 CA04 CA24 DA04 EA23 EA33 FA06 FA69 HA02 MA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の画像を撮像する映像入力部と、
    前記映像入力部に入力した前記被写体画像に対して修飾
    を施す変形図形を保持する変形図形情報記憶部と、前記
    変形図形情報記憶部から特定の変形図形を選定指示する
    変形操作部と、前記変形操作部の指示により前記特定の
    変形図形によって前記被写体画像を修飾することを実行
    する画像効果処理部と、前記画像効果処理部によって修
    飾された前記被写体画像を送信すると同時に、通信相手
    から受信する変形図形によって修飾された被写体画像を
    受信する通信制御部とを備えることを特徴とする画像通
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記変形図形情報記憶部に保持する変形
    図形が静止画であることを特徴とする請求項1に記載の
    画像通信装置。
  3. 【請求項3】 前記変形図形情報記憶部に保持する変形
    図形が動画であることを特徴とする請求項1に記載の画
    像通信装置。
  4. 【請求項4】 被写体の画像を撮像する映像入力部と、
    前記映像入力部に入力した前記被写体画像に対して修飾
    を施す変形図形を保持する変形図形情報記憶部と、前記
    変形図形情報記憶部に保持する変形図形に対して音声信
    号によって変形操作を行う音声変形操作部と、前記変形
    図形情報記憶部の変形図形によって前記被写体画像を修
    飾することを実行する画像効果処理部と、前記画像効果
    処理部によって修飾された前記被写体画像を送信すると
    同時に、通信相手から受信する変形図形によって修飾さ
    れた被写体画像を受信する通信制御部とを備えることを
    特徴とする画像通信装置。
  5. 【請求項5】 前記変形図形情報記憶部に保持する変形
    図形が静止画であることを特徴とする請求項4に記載の
    画像通信装置。
  6. 【請求項6】 前記変形図形情報記憶部に保持する変形
    図形が動画であることを特徴とする請求項4に記載の画
    像通信装置。
  7. 【請求項7】 手書入力手段を有する作図入力部におい
    て作成される図形を前記変形図形情報記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記
    載の画像通信装置。
  8. 【請求項8】 前記映像入力部により撮像した被写体の
    画像をパターン図形化するパターン化処理部により処理
    されたパターン図形を前記変形図形情報記憶部に記憶す
    ることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに
    記載の画像通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2410637A (en) * 2004-01-27 2005-08-03 Nec Technologies Telecommunications system having selective image distortion
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