JP2002199499A - 車載装置、自動車及び情報処理方法 - Google Patents
車載装置、自動車及び情報処理方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、車載装置、自動車及び情報処理
方法に関し、特に擬人化した情報提供主体より各種の情
報を提供する場合に適用して、エージェントによる情報
提供をより現実味の高いものとすることができるように
する。 【解決手段】 本発明は、擬人化された情報提供主体に
よる音声を搭乗者に提供する際に、音場における音像を
変化させる。
方法に関し、特に擬人化した情報提供主体より各種の情
報を提供する場合に適用して、エージェントによる情報
提供をより現実味の高いものとすることができるように
する。 【解決手段】 本発明は、擬人化された情報提供主体に
よる音声を搭乗者に提供する際に、音場における音像を
変化させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載装置、自動車
及び情報処理方法に関し、特に擬人化した情報提供主体
より各種の情報を提供する場合に適用することができ
る。本発明は、擬人化された情報提供主体による音声を
搭乗者に提供する際に、音場における音像を変化させる
ことにより、エージェントによる情報提供をより現実味
の高いものとすることができるようにする。
及び情報処理方法に関し、特に擬人化した情報提供主体
より各種の情報を提供する場合に適用することができ
る。本発明は、擬人化された情報提供主体による音声を
搭乗者に提供する際に、音場における音像を変化させる
ことにより、エージェントによる情報提供をより現実味
の高いものとすることができるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に関しては、ユーザーイン
ターフェースを向上することを目的として、種々の情報
機器が提案されるようになされている。すなわち例えば
特開平12−203465号公報においては、擬人化さ
れた情報提供主体(以下、エージェントと呼ぶ)を車内
の情報処理装置により構築し、各種センサにより自動車
の状態を把握すると共に、これら把握した自動車の状態
をこの擬人化された情報提供主体によりユーザーに通知
する方法が提案されている。この方法によれば、あたか
も自動車が人格を有し、各種の状況を自動車がガイドし
てくれることにより、自動車を身近なものとすることが
できる。
ターフェースを向上することを目的として、種々の情報
機器が提案されるようになされている。すなわち例えば
特開平12−203465号公報においては、擬人化さ
れた情報提供主体(以下、エージェントと呼ぶ)を車内
の情報処理装置により構築し、各種センサにより自動車
の状態を把握すると共に、これら把握した自動車の状態
をこの擬人化された情報提供主体によりユーザーに通知
する方法が提案されている。この方法によれば、あたか
も自動車が人格を有し、各種の状況を自動車がガイドし
てくれることにより、自動車を身近なものとすることが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようなエ
ージェントによる情報提供をより現実味の高いものとす
ることができれば、さらに一段と自動車を身近なものと
することができると考えられる。
ージェントによる情報提供をより現実味の高いものとす
ることができれば、さらに一段と自動車を身近なものと
することができると考えられる。
【0004】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、エージェントによる情報提供をより現実味の高いも
のとすることができる車載装置、自動車及び情報処理方
法を提案しようとするものである。
で、エージェントによる情報提供をより現実味の高いも
のとすることができる車載装置、自動車及び情報処理方
法を提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、車載装置に適用して、車
両の状況を示す車両情報に応じて、擬人化された情報提
供主体による音声データを出力する音声データ出力手段
と、車両に配置された複数のスピーカを音声データによ
り駆動して、複数のスピーカにより音場を形成する駆動
手段と、車両情報に応じて音声データを処理して、音場
における音像を変化させる音声データ処理手段とを備え
るようにする。
め請求項1の発明においては、車載装置に適用して、車
両の状況を示す車両情報に応じて、擬人化された情報提
供主体による音声データを出力する音声データ出力手段
と、車両に配置された複数のスピーカを音声データによ
り駆動して、複数のスピーカにより音場を形成する駆動
手段と、車両情報に応じて音声データを処理して、音場
における音像を変化させる音声データ処理手段とを備え
るようにする。
【0006】また請求項4の発明においては、自動車に
適用して、車両情報に応じて、擬人化された情報提供主
体による音声データを出力する音声データ出力手段と、
車両情報に応じて音声データを処理して、音場における
音像を変化させる音声データ処理手段とを備えるように
する。
適用して、車両情報に応じて、擬人化された情報提供主
体による音声データを出力する音声データ出力手段と、
車両情報に応じて音声データを処理して、音場における
音像を変化させる音声データ処理手段とを備えるように
する。
【0007】また請求項7の発明においては、情報処理
方法に適用して、複数のスピーカを駆動して音場を形成
して音声を搭乗者に提供し、車両情報に応じた音声デー
タの処理により、車両情報に応じて前記音場における音
像を変化させるようにする。
方法に適用して、複数のスピーカを駆動して音場を形成
して音声を搭乗者に提供し、車両情報に応じた音声デー
タの処理により、車両情報に応じて前記音場における音
像を変化させるようにする。
【0008】請求項1の構成によれば、車両情報に応じ
て音声データを処理して、音場における音像を変化させ
る音声データ処理手段とを備えることにより、例えばあ
たかもエージェントが座席に座っているかのような音像
の変化を形成でき、これによりエージェントによる情報
提供をより現実味の高いものとすることができる。
て音声データを処理して、音場における音像を変化させ
る音声データ処理手段とを備えることにより、例えばあ
たかもエージェントが座席に座っているかのような音像
の変化を形成でき、これによりエージェントによる情報
提供をより現実味の高いものとすることができる。
【0009】これにより請求項4又は請求項7の構成に
よれば、エージェントによる情報提供をより現実味の高
いものとすることができる自動車、情報処理方法を提供
することができる。
よれば、エージェントによる情報提供をより現実味の高
いものとすることができる自動車、情報処理方法を提供
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
発明の実施の形態を詳述する。
【0011】(1)第1の実施の形態 図1は、本発明の実施の形態に係る情報提供システムを
示すブロック図である。この情報提供システム1におい
て、情報提供装置2は、車載のコンピュータであり、擬
人化された情報提供主体を構築して各種の情報をユーザ
ーに提供する。ここで擬人化とは、あたかも人でないも
のを人に擬して表現するとの意であるが(広辞苑第4
版)、この実施の形態においては、この擬して表現する
対象を人に限るものではなく、人以外の例えばペット、
ロボット等に擬して表現する場合も含む意である。な
お、この第1の実施の形態については、人に擬して表現
する場合を説明する。
示すブロック図である。この情報提供システム1におい
て、情報提供装置2は、車載のコンピュータであり、擬
人化された情報提供主体を構築して各種の情報をユーザ
ーに提供する。ここで擬人化とは、あたかも人でないも
のを人に擬して表現するとの意であるが(広辞苑第4
版)、この実施の形態においては、この擬して表現する
対象を人に限るものではなく、人以外の例えばペット、
ロボット等に擬して表現する場合も含む意である。な
お、この第1の実施の形態については、人に擬して表現
する場合を説明する。
【0012】車両中央制御ユニット3は、車両4の各種
動作を統括するコンピュータであり、情報提供装置2と
のデータ交換により、車両情報DCを情報提供装置2に
提供する。ここで車両情報DCは、車両4の状況を示す
情報であり、この実施の形態では車両4の操作、挙動に
関する情報、車両4を取り巻く周囲の情報、位置情報、
搭乗者の情報、外部との接触の情報等により構成され
る。
動作を統括するコンピュータであり、情報提供装置2と
のデータ交換により、車両情報DCを情報提供装置2に
提供する。ここで車両情報DCは、車両4の状況を示す
情報であり、この実施の形態では車両4の操作、挙動に
関する情報、車両4を取り巻く周囲の情報、位置情報、
搭乗者の情報、外部との接触の情報等により構成され
る。
【0013】具体的に、挙動に関する情報は、車両4の
各所に配置された加速度センサによる車両4の加減速及
び振動の検出結果、車速の情報等により構成される。ま
た車両4の操作に関する情報は、ドアの開閉の操作、エ
ンジン起動の操作、方向指示機の操作、ワイパーの操
作、さらには始動時におけるユーザー認証の情報等によ
り構成される。これに対して車両4を取り巻く周囲の情
報としては、外気温、雨が降っている等の情報であり、
位置情報は、ナビゲーションシステムによる車両4の位
置情報により構成される。また搭乗者の情報は、例えば
赤外線センサにより検出される搭乗者の人数の情報、車
内に配置されたマイクにより取得される音声信号をアナ
ログディジタル変換処理したもの(以下、音声情報と呼
ぶ)、さらには搭乗者の脈拍数、心拍数、発汗等を検出
することにより把握できる心理状況の情報により構成さ
れる。また外部との接触の情報は、車両4に搭載された
通信機器による通信履歴の情報等により構成される。か
くするにつき車両4においては、これらの情報の取得に
必要な各種センサ等の情報取得手段が配置されるように
なされている。
各所に配置された加速度センサによる車両4の加減速及
び振動の検出結果、車速の情報等により構成される。ま
た車両4の操作に関する情報は、ドアの開閉の操作、エ
ンジン起動の操作、方向指示機の操作、ワイパーの操
作、さらには始動時におけるユーザー認証の情報等によ
り構成される。これに対して車両4を取り巻く周囲の情
報としては、外気温、雨が降っている等の情報であり、
位置情報は、ナビゲーションシステムによる車両4の位
置情報により構成される。また搭乗者の情報は、例えば
赤外線センサにより検出される搭乗者の人数の情報、車
内に配置されたマイクにより取得される音声信号をアナ
ログディジタル変換処理したもの(以下、音声情報と呼
ぶ)、さらには搭乗者の脈拍数、心拍数、発汗等を検出
することにより把握できる心理状況の情報により構成さ
れる。また外部との接触の情報は、車両4に搭載された
通信機器による通信履歴の情報等により構成される。か
くするにつき車両4においては、これらの情報の取得に
必要な各種センサ等の情報取得手段が配置されるように
なされている。
【0014】スピーカ5FR、5FL、5RL、5RR
は、図2に示すように、運転席を取り囲むように、車両
4のフロント側及びリア側に配置され、それぞれディジ
タルアナログ変換回路(D/A)7FR、7FL、7R
L、7RRより出力される音声信号によりアンプ6F
R、6FL、6RL、6RRで駆動される。これにより
スピーカ5FR、5FL、5RL、5RRは、各ディジ
タルアナログ変換回路7FR、7FL、7RL、7RR
に入力される音声データによる音声を出力するようにな
され、この音声により所定の音場を車両4の室内に形成
するようになされている。
は、図2に示すように、運転席を取り囲むように、車両
4のフロント側及びリア側に配置され、それぞれディジ
タルアナログ変換回路(D/A)7FR、7FL、7R
L、7RRより出力される音声信号によりアンプ6F
R、6FL、6RL、6RRで駆動される。これにより
スピーカ5FR、5FL、5RL、5RRは、各ディジ
タルアナログ変換回路7FR、7FL、7RL、7RR
に入力される音声データによる音声を出力するようにな
され、この音声により所定の音場を車両4の室内に形成
するようになされている。
【0015】音声データ蓄積手段8は、例えばハードデ
ィスク装置等のデータ蓄積手段により構成され、スピー
カ5FR〜5RRよりユーザーに提供する各種の音声デ
ータを蓄積し、中央処理ユニット(CPU)9の制御に
より保持した音声データを出力する。
ィスク装置等のデータ蓄積手段により構成され、スピー
カ5FR〜5RRよりユーザーに提供する各種の音声デ
ータを蓄積し、中央処理ユニット(CPU)9の制御に
より保持した音声データを出力する。
【0016】ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)
10は、音声データ蓄積手段8より出力される音声デー
タを処理して各アナログディジタル変換回路7FR、7
FL、7RL、7RRに出力する。この処理において、
ディジタルシグナルプロセッサ10は、運転手に対して
中央処理ユニット9により指示される箇所に音像を形成
するように、各アナログディジタル変換回路7FR、7
FL、7RL、7RRに出力する音声データの位相、信
号レベルを補正する。
10は、音声データ蓄積手段8より出力される音声デー
タを処理して各アナログディジタル変換回路7FR、7
FL、7RL、7RRに出力する。この処理において、
ディジタルシグナルプロセッサ10は、運転手に対して
中央処理ユニット9により指示される箇所に音像を形成
するように、各アナログディジタル変換回路7FR、7
FL、7RL、7RRに出力する音声データの位相、信
号レベルを補正する。
【0017】中央処理ユニット9は、擬人化された情報
提供手段たるエージェントを構成するコンピュータであ
り、車両中央制御ユニット3より得られる車両情報DC
に応じて、音声データ蓄積手段8に蓄積された音声デー
タを選択することにより、この音声データによる情報を
運転手に提供する。すなわち例えばドアが開かれた後、
ユーザー認証により運転手が判明すると、例えば「しば
らくですね」、「お帰りなさい」等の音声を出力する。
また車速が早く、振動が大きい場合にあっては、例えば
「こわいよう」との音声を発声する。さらにメールが到
達した場合には、その旨、搭乗者に通知する。またナビ
ゲーションシステムによる位置情報より、例えば「自宅
に着きました」との音声を発声する。さらにこのように
して通知して搭乗者が音声を返すと、音声情報を解析し
て応答を返し、この繰り返しにより搭乗者と会話する。
またこれとは逆に、音声を発声しても応答が得られない
場合、すねたように又は怒ったように音声を発声する。
提供手段たるエージェントを構成するコンピュータであ
り、車両中央制御ユニット3より得られる車両情報DC
に応じて、音声データ蓄積手段8に蓄積された音声デー
タを選択することにより、この音声データによる情報を
運転手に提供する。すなわち例えばドアが開かれた後、
ユーザー認証により運転手が判明すると、例えば「しば
らくですね」、「お帰りなさい」等の音声を出力する。
また車速が早く、振動が大きい場合にあっては、例えば
「こわいよう」との音声を発声する。さらにメールが到
達した場合には、その旨、搭乗者に通知する。またナビ
ゲーションシステムによる位置情報より、例えば「自宅
に着きました」との音声を発声する。さらにこのように
して通知して搭乗者が音声を返すと、音声情報を解析し
て応答を返し、この繰り返しにより搭乗者と会話する。
またこれとは逆に、音声を発声しても応答が得られない
場合、すねたように又は怒ったように音声を発声する。
【0018】さらに中央処理ユニット9は、これら音声
による情報を搭乗者に提供する際に、あたかも助手席に
同乗者が搭乗しており、運転手に対してこの同乗者が音
声を発生しているかのような音場を形成するように、デ
ィジタルシグナルプロセッサ10の動作を制御する。具
体的に、中央処理ユニット9は、スピーカ5FR〜5R
Lにより形成される音像が、運転手に対して助手席のほ
ぼ目線近傍の高さにとなるように、ディジタルシグナル
プロセッサ10の動作を制御する。
による情報を搭乗者に提供する際に、あたかも助手席に
同乗者が搭乗しており、運転手に対してこの同乗者が音
声を発生しているかのような音場を形成するように、デ
ィジタルシグナルプロセッサ10の動作を制御する。具
体的に、中央処理ユニット9は、スピーカ5FR〜5R
Lにより形成される音像が、運転手に対して助手席のほ
ぼ目線近傍の高さにとなるように、ディジタルシグナル
プロセッサ10の動作を制御する。
【0019】さらに中央処理ユニット9は、車両情報D
Cに応じて、特定の音声を発生する場合には、このよう
にして形成する音場を変化させるようにディジタルシグ
ナルプロセッサ10の動作を制御し、これによりエージ
ェントによる情報提供をより現実味の高いものとする。
Cに応じて、特定の音声を発生する場合には、このよう
にして形成する音場を変化させるようにディジタルシグ
ナルプロセッサ10の動作を制御し、これによりエージ
ェントによる情報提供をより現実味の高いものとする。
【0020】すなわち図3は、このような特定の音声の
発声に係る中央処理ユニット9の処理手順を示すフロー
チャートである。中央処理ユニット9は、ステップSP
1からステップSP2に移り、音声を発声させる要因が
発生したか否か判断し、ここで否定結果が得られると、
ステップSP2を繰り返す。これに対して事前に設定さ
れた音声を発生させる要因が車両情報DCより検出され
ると、中央処理ユニット9は、ステップSP3に移る。
発声に係る中央処理ユニット9の処理手順を示すフロー
チャートである。中央処理ユニット9は、ステップSP
1からステップSP2に移り、音声を発声させる要因が
発生したか否か判断し、ここで否定結果が得られると、
ステップSP2を繰り返す。これに対して事前に設定さ
れた音声を発生させる要因が車両情報DCより検出され
ると、中央処理ユニット9は、ステップSP3に移る。
【0021】このステップSP3において、中央処理ユ
ニット9は、各要因毎に発生する音声の内容の決定し、
この音声に係る音声データの出力を音声データ蓄積手段
8に指示する。続いて中央処理ユニット9は、この音声
データに対応する音像の変化を設定し、この設定をディ
ジタルシグナルプロセッサ10に通知する。これにより
中央処理ユニット9は、ディジタルシグナルプロセッサ
10によるマルチチャンネルオーディオ処理により、音
像を変化させ、ステップSP5に移ってこの処理手順を
終了する。
ニット9は、各要因毎に発生する音声の内容の決定し、
この音声に係る音声データの出力を音声データ蓄積手段
8に指示する。続いて中央処理ユニット9は、この音声
データに対応する音像の変化を設定し、この設定をディ
ジタルシグナルプロセッサ10に通知する。これにより
中央処理ユニット9は、ディジタルシグナルプロセッサ
10によるマルチチャンネルオーディオ処理により、音
像を変化させ、ステップSP5に移ってこの処理手順を
終了する。
【0022】この実施の形態において、このステップS
P4の処理により形成される音像の変化は、搭乗者が存
在する場合の、車両4の挙動によるこの搭乗者の反応に
対応するように、また車両4が人格を持っているかよう
な、音像の定位の変化により形成され、これにより情報
提供装置2では、従来に比して格段的にエージェントを
身近なものとするようになされている。
P4の処理により形成される音像の変化は、搭乗者が存
在する場合の、車両4の挙動によるこの搭乗者の反応に
対応するように、また車両4が人格を持っているかよう
な、音像の定位の変化により形成され、これにより情報
提供装置2では、従来に比して格段的にエージェントを
身近なものとするようになされている。
【0023】具体的に、図2において矢印により示すよ
うに、ユーザーが久しぶりに乗車した場合には、音像を
室内中央でぐるぐる回し、あたかも子供が久しぶりに会
えたことを喜んで飛び回りながら発声しているかのよう
な音場を形成する。なおこの図2においては、例えば
「10日ぶりですね」等の音声を発生する。
うに、ユーザーが久しぶりに乗車した場合には、音像を
室内中央でぐるぐる回し、あたかも子供が久しぶりに会
えたことを喜んで飛び回りながら発声しているかのよう
な音場を形成する。なおこの図2においては、例えば
「10日ぶりですね」等の音声を発生する。
【0024】これに対してガソリンが減少した場合に
は、図4に示すように、運転手の耳元に音像を移動さ
せ、あたかも甘えているかのような音場を形成し、この
音場により例えば「おなかがすいたなー」等の音声を発
生する。
は、図4に示すように、運転手の耳元に音像を移動さ
せ、あたかも甘えているかのような音場を形成し、この
音場により例えば「おなかがすいたなー」等の音声を発
生する。
【0025】また急加速した場合、急発進した場合に
は、図5に示すように、ダッシュボード近傍より後方側
に音像を移動させ、これにより自動車の挙動により助手
席の搭乗者の体が座席に倒れ込んだような音場を形成す
る。またこのような急加速、急発進が激しい場合には、
始めは驚きを示す大きな音量により音声を発生して徐々
に音量を小さくし、これによりあたかも車両4より搭乗
者がころげ落ちたかのような音場を形成する。またこの
場合には、「うわーっ、まってー」等の音声を発生す
る。
は、図5に示すように、ダッシュボード近傍より後方側
に音像を移動させ、これにより自動車の挙動により助手
席の搭乗者の体が座席に倒れ込んだような音場を形成す
る。またこのような急加速、急発進が激しい場合には、
始めは驚きを示す大きな音量により音声を発生して徐々
に音量を小さくし、これによりあたかも車両4より搭乗
者がころげ落ちたかのような音場を形成する。またこの
場合には、「うわーっ、まってー」等の音声を発生す
る。
【0026】また急ブレーキをかけた場合には、図6に
示すように、助手席で搭乗者の体が前のめりになったよ
うな音場を形成する。またこの場合に、急ブレーキが激
しい場合には、車両後方よりダッシュボード近傍まで音
像を移動させ、この音像の移動に伴って音量が徐々に増
大するように設定する。なおこの場合、例えば「おー
っ、とっと、びっくりしたー」等の音声を発生する。
示すように、助手席で搭乗者の体が前のめりになったよ
うな音場を形成する。またこの場合に、急ブレーキが激
しい場合には、車両後方よりダッシュボード近傍まで音
像を移動させ、この音像の移動に伴って音量が徐々に増
大するように設定する。なおこの場合、例えば「おー
っ、とっと、びっくりしたー」等の音声を発生する。
【0027】また方向指示機を操作せずに左折した場合
には、図7に示すように、助手席の搭乗者の体が運転席
側に傾いたような音場を形成する。また充分に減速しな
いでこのような左折が実行された場合、助手席側の窓近
傍より、運転席側の窓を通り越して搭乗者が転げ落ちる
ような音場を形成する。なおこの場合「あれれ、そりゃ
ないよー」等の音声を発生する。
には、図7に示すように、助手席の搭乗者の体が運転席
側に傾いたような音場を形成する。また充分に減速しな
いでこのような左折が実行された場合、助手席側の窓近
傍より、運転席側の窓を通り越して搭乗者が転げ落ちる
ような音場を形成する。なおこの場合「あれれ、そりゃ
ないよー」等の音声を発生する。
【0028】また雨が降ってもいないのに、ワイパーが
操作された場合、図8に示すように、ワイパーの動きに
連動するように音像を移動させ、これにより運転手を茶
化しているかのように音場を形成する。なおこの場合、
例えば「間違いはだれにでもあるさ。気にしない。」等
の音声を発生する。
操作された場合、図8に示すように、ワイパーの動きに
連動するように音像を移動させ、これにより運転手を茶
化しているかのように音場を形成する。なおこの場合、
例えば「間違いはだれにでもあるさ。気にしない。」等
の音声を発生する。
【0029】以上の構成によれば、擬人化された情報提
供主体による音声を搭乗者に提供する際に、音場におけ
る音像を変化させることにより、エージェントによる情
報提供をより現実味の高いものとすることができ、これ
により自動車を従来に比してさらに一段と身近なものと
することができる。
供主体による音声を搭乗者に提供する際に、音場におけ
る音像を変化させることにより、エージェントによる情
報提供をより現実味の高いものとすることができ、これ
により自動車を従来に比してさらに一段と身近なものと
することができる。
【0030】またこの音像の変化が、定位の位置の変化
であることにより、あたかも搭乗者が音声を発生してい
るかのような音場を提供することができる。
であることにより、あたかも搭乗者が音声を発生してい
るかのような音場を提供することができる。
【0031】すなわち搭乗者が存在する場合の、車両の
挙動による搭乗者の反応に対応するように、音像の定位
を変化させることにより、従来に比して車の挙動を一段
と感覚的に把握することができ、その分エージェントに
よる情報提供をより現実味の高いものとすることができ
る。
挙動による搭乗者の反応に対応するように、音像の定位
を変化させることにより、従来に比して車の挙動を一段
と感覚的に把握することができ、その分エージェントに
よる情報提供をより現実味の高いものとすることができ
る。
【0032】(2)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、車両の挙動、運転手
の操作により、音像を変化させる場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば運転手をガイドする
情報の提供等にも利用することができる。なおこのよう
なガイドにあっては、例えば右折を指示する場合には、
右側より音声を発生するように、音像を形成してもよ
く、また右折する箇所までの距離に応じた長さだけ進行
方向に音像を移動させた後、右側に移動させるようにし
てもよい。
の操作により、音像を変化させる場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば運転手をガイドする
情報の提供等にも利用することができる。なおこのよう
なガイドにあっては、例えば右折を指示する場合には、
右側より音声を発生するように、音像を形成してもよ
く、また右折する箇所までの距離に応じた長さだけ進行
方向に音像を移動させた後、右側に移動させるようにし
てもよい。
【0033】また上述の実施の形態においては、あたか
も搭乗者が存在するかのように音像を移動させる場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば音像の
大小を変化させる場合、複数の音像により音場を形成し
て音像を変化さる場合、さらには音像の数を変化させる
場合等、音像を種々に変化させて上述の実施の形態と同
様の効果を得ることができる。因みに複数の音像を形成
する場合には、各音像で異なる個性を持たせるようにし
てもよい。
も搭乗者が存在するかのように音像を移動させる場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば音像の
大小を変化させる場合、複数の音像により音場を形成し
て音像を変化さる場合、さらには音像の数を変化させる
場合等、音像を種々に変化させて上述の実施の形態と同
様の効果を得ることができる。因みに複数の音像を形成
する場合には、各音像で異なる個性を持たせるようにし
てもよい。
【0034】また上述の実施の形態においては、音声デ
ータ蓄積手段に蓄積された音声データを提供する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、音声合成によ
る音声データを提供するようにしてもよい。
ータ蓄積手段に蓄積された音声データを提供する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、音声合成によ
る音声データを提供するようにしてもよい。
【0035】また上述の実施の形態においては、人間が
発生する音声をユーザーに提供する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、擬人化の対象を人以外の、
例えばロボット、ペットとして、ロボットの発生する機
械音による音声により音場を形成してもよく、またいぬ
等のペットの鳴き声により音場を形成するようにしても
よい。
発生する音声をユーザーに提供する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、擬人化の対象を人以外の、
例えばロボット、ペットとして、ロボットの発生する機
械音による音声により音場を形成してもよく、またいぬ
等のペットの鳴き声により音場を形成するようにしても
よい。
【0036】また上述の実施の形態においては、一定の
規則に従って音声による情報を提供する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、いわゆる学習機能によ
り情報提供のパターンを変化させるようにしてもよい。
規則に従って音声による情報を提供する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、いわゆる学習機能によ
り情報提供のパターンを変化させるようにしてもよい。
【0037】また上述の実施の形態においては、運転手
に情報を提供する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、同乗者に情報を提供する場合にも広く適用す
ることができる。
に情報を提供する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、同乗者に情報を提供する場合にも広く適用す
ることができる。
【0038】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、擬人化さ
れた情報提供主体による音声を搭乗者に提供する際に、
音場における音像を変化させることにより、エージェン
トによる情報提供をより現実味の高いものとすることが
できる。
れた情報提供主体による音声を搭乗者に提供する際に、
音場における音像を変化させることにより、エージェン
トによる情報提供をより現実味の高いものとすることが
できる。
【図1】本発明の実施の形態に係る情報提供システムを
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1の情報提供システムにおけるスピーカの配
置を示す略線図である。
置を示す略線図である。
【図3】図1の情報提供システムにおける中央処理ユニ
ットの処理手順を示すフローチャートである。
ットの処理手順を示すフローチャートである。
【図4】ガソリンが減少した場合の音場の説明に供する
略線図である。
略線図である。
【図5】急加速、急発進した場合の音場の説明に供する
略線図である。
略線図である。
【図6】急ブレーキによる場合の音場の説明に供する略
線図である。
線図である。
【図7】左折の場合の音場の説明に供する略線図であ
る。
る。
【図8】ワイパーを誤操作した場合の音場の説明に供す
る略線図である。
る略線図である。
1……情報提供システム、2……情報提供装置、3……
車両中央制御ユニット、4……車両、5FR〜5RL…
…スピーカ、8……音声データ蓄積手段、9……中央処
理ユニット
車両中央制御ユニット、4……車両、5FR〜5RL…
…スピーカ、8……音声データ蓄積手段、9……中央処
理ユニット
フロントページの続き (72)発明者 品田 哲 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 布川 克彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐々木 信 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 森 健司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5D011 AA14 5D062 BB07
Claims (7)
- 【請求項1】車両の状況を示す車両情報に応じて、擬人
化された情報提供主体による音声データを出力する音声
データ出力手段と、 前記車両に配置された複数のスピーカを前記音声データ
により駆動して、前記複数のスピーカにより音場を形成
する駆動手段と、 前記車両情報に応じて前記音声データを処理して、前記
音場における音像を変化させる音声データ処理手段とを
備えることを特徴とする車載装置。 - 【請求項2】前記音像の変化が、定位の位置の変化であ
ることを特徴とする請求項1に記載の車載装置。 - 【請求項3】前記音声データ処理手段は、 搭乗者が存在する場合の、前記車両の挙動による前記搭
乗者の反応に対応するように、前記音像の定位を変化さ
せることを特徴とする請求項1に記載の車載装置。 - 【請求項4】車両の状況を示す車両情報を取得する車両
情報取得手段と、 前記車両情報に応じて、擬人化された情報提供主体によ
る音声データを出力する音声データ出力手段と、 音場を形成する複数のスピーカと、 前記複数のスピーカを前記音声データにより駆動する駆
動手段と、 前記車両情報に応じて前記音声データを処理して、前記
音場における音像を変化させる音声データ処理手段とを
備えることを特徴とする自動車。 - 【請求項5】前記音像の変化が、定位の位置の変化であ
ることを特徴とする請求項4に記載の自動車。 - 【請求項6】前記音声データ処理手段は、 搭乗者が存在する場合の、前記車両の挙動による前記搭
乗者の反応に対応するように、前記音像の定位を変化さ
せることを特徴とする請求項4に記載の自動車。 - 【請求項7】車両の状況を示す車両情報に応じて、擬人
化された情報提供主体による音声を搭乗者に提供する情
報処理方法において、 複数のスピーカを駆動して音場を形成して前記音声を前
記搭乗者に提供し、 前記車両情報に応じた前記音声データの処理により、前
記車両情報に応じて前記音場における音像を変化させる
ことを特徴とする情報処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000395038A JP2002199499A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 車載装置、自動車及び情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000395038A JP2002199499A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 車載装置、自動車及び情報処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002199499A true JP2002199499A (ja) | 2002-07-12 |
Family
ID=18860565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000395038A Pending JP2002199499A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 車載装置、自動車及び情報処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002199499A (ja) |
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-
2000
- 2000-12-22 JP JP2000395038A patent/JP2002199499A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081106 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081226 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090129 |