JP2002203199A - 検査報告書及び検査報告書作成システム及びそのシステムのためのサーバ及び出力端末並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

検査報告書及び検査報告書作成システム及びそのシステムのためのサーバ及び出力端末並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002203199A
JP2002203199A JP2000402838A JP2000402838A JP2002203199A JP 2002203199 A JP2002203199 A JP 2002203199A JP 2000402838 A JP2000402838 A JP 2000402838A JP 2000402838 A JP2000402838 A JP 2000402838A JP 2002203199 A JP2002203199 A JP 2002203199A
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Taizo Yokoyama
泰三 横山
Yushichi Utashiro
雄七 歌代
Akihiko Yamamoto
昭彦 山本
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Mitsubishi Kagaku Bio-Clinical Laboratories Inc
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Mitsubishi Kagaku Bio-Clinical Laboratories Inc
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    • G16H15/00ICT specially adapted for medical reports, e.g. generation or transmission thereof
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H50/00ICT specially adapted for medical diagnosis, medical simulation or medical data mining; ICT specially adapted for detecting, monitoring or modelling epidemics or pandemics
    • G16H50/20ICT specially adapted for medical diagnosis, medical simulation or medical data mining; ICT specially adapted for detecting, monitoring or modelling epidemics or pandemics for computer-aided diagnosis, e.g. based on medical expert systems

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用する者の利便性を向上させ検査により得
られた情報がより有効に活用されるような記載形式の検
査報告書を提供する。 【解決手段】 検体の情報を表示する検体情報表示欄2
や検査結果を数値で表示する検査結果表示欄4に加え
て、今回の検査を含む過去所定期間に行われた検査の検
査データ中に所定の正常範囲(A4基準値)から外れた
異常値を含む異常検査項目A4について、その上記所定
期間の検査データを時系列グラフ3Cで表示するグラフ
表示欄3を設けた検査報告書1を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の検査項目の
検査結果に基づき作成される検査報告書の作成技術に関
し、特に、臨床検査において特定の疾患の指標とされる
検査項目の検査報告に用いて好適の、検査報告書、及び
その作成システム、及びそのシステムのためのサーバ及
び出力端末並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の臨床医療の分野においては、分析
技術の急速な進展に伴い血液や尿等の検体から患者の健
康状態に関する極めて多くの情報を取得することが可能
になっている。通常、検体の検査は、病院等の医療機
関,老検施設,健康増進施設等(以下、医療機関等とい
う)からの依頼に基づき分析装置を有する検査機関(医
療機関等の内部に設けられている場合もある)において
行われる。検査機関では、依頼のあった検査項目につい
て検体の検査を行い、各検査項目の検査結果に基づき検
査報告書を作成して医療機関等に提出する。そして、検
査機関から提出された検査報告書を受け取った医療機関
等では、医師,薬剤師,看護婦等の医療従事者による、
検査報告書の情報に基づいた医療行為が行われる。
【0003】このように、検査報告書は、医師等が医療
行為を行う上で重要な役割を担っている。したがって、
検査報告書の内容自体の正確さは当然のこと、記載され
ている情報を医師等が容易に汲み取ることができるよう
な記載形式を備えていることも要求される。ここで、図
18は従来の検査報告書の記載形式の一例を示したもの
である。図18に示すように、従来の検査報告書60に
は検体情報欄61と検査結果表示欄62の2つの記載領
域が設けられている。このうち検体情報欄61は、患者
の氏名,性別,年齢,カルテNo.,受付日,材料(検
体),担当医,科名,患者ID等の提供された検体に関
する各種情報(検体情報)が記載される欄である。一
方、検査結果表示欄62は、検体に対して行われた検査
の検査結果を表示する欄であり、各検査項目の項目名が
表示された検査項目名欄62Aと、各検査項目毎に検査
結果が記載される検査結果記載欄62Bと、各検査項目
毎の好ましいデータ範囲(その検査項目の医学的観点か
らの正常範囲や学会等で示される治療ガイドライン)と
その単位が表示された基準値欄62Cとから構成されて
いる。
【0004】医療機関等から依頼のあった検査項目の検
査結果は、対応する検査項目名の横の記載欄に記載され
るので、この検査報告書を見るだけで医師等は依頼した
検査項目の検査結果を容易に知ることができ、また、検
査結果の横にはその好ましいデータ範囲が表示されてい
るので、医師等は検査結果の良否を容易に判断すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】医療機関等から依頼さ
れる検査項目は特定の疾患(症状も含む)の指標となる
ものであり、その検査結果の良否に基づき患者の健康状
態や治療や投薬の効果を推し量ることができる。しかし
ながら、疾患のうち高コレステロール血症等のいわゆる
慢性疾患については、比較的長期にわたった診断や治療
が必要であるので、現時点における瞬間的な検査結果の
みで十分な医療的判断を行うことは難しい。特に、検査
結果が数値(検査値)で示される定量的検査項目(例え
ば、図18中では総コレステロール等の検査項目)に関
しては、単に検査結果の良否のみならず検査結果の履
歴、すなわち、検査値がどのように推移しているのかが
重要とされる項目もある。
【0006】この点に関して従来の検査報告書では検査
結果の履歴までは知ることはできず、従来の検査報告書
のみでは過去の検査結果の履歴も考慮した診断や治療を
行うことはできなかった。このため、医師等が検査結果
の履歴を必要とする場合には、別にデータベースを作成
する等の必要があった。また、患者の側にとっては、検
査報告書は自身の健康を管理する上で貴重な情報である
が、現在の瞬間的な情報のみでは長い目でみた総合的な
健康管理は難しかった。以上のことから、従来の検査報
告書とは別に、医師や患者等の検査報告書を見る者が、
過去の検査結果の履歴も踏まえてより容易に且つ正確に
疾患の改善具合等を判断することが可能な記載形式の検
査報告書の作成が望まれていた。
【0007】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、使用する者の利便性を向上させ検査により得
られた情報がより有効に活用されるような記載形式の検
査報告書を提供することを目的とする。また、本発明
は、使用する者の利便性が向上して検査により得られた
情報をより有効に活用することが可能になる検査報告書
を作成できるようにした、検査報告書作成システム、及
びそのシステムのためのサーバ及び出力端末並びにコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の検査報告書(第1の検査報告書)は、一又
は複数の所定の検査項目の検査結果に基づき作成される
検査報告書であって、今回の検査を含む過去所定期間に
行われた検査の検査データ中に所定のデータ範囲から外
れた異常値を含む異常検査項目について上記過去所定期
間の検査データを時系列グラフで表示するグラフ表示欄
を備えたことを特徴としている。
【0009】このように該異常検査項目の上記過去所定
期間の検査データが時系列グラフで表示されることによ
り、該異常検査項目の異常状態の推移を視覚的に容易に
認識することが可能になる。したがって、例えば、本発
明の第1の検査報告書を臨床検査分野における特定の疾
患の指標となる検査項目の検査報告に適用した場合に
は、病院等の医療機関や老健施設或いは健康増進施設等
における医師,薬剤師,看護婦等の医療従事者或いは検
体を提供した患者自身は、その検査報告書を一見するだ
けで投薬や治療の効果や疾患の改善具合等を視覚的に容
易に判断することが可能になる。この場合、各検査項目
の医学的に見た正常範囲や学会等で示される治療ガイド
ラインを上記の所定データ範囲として設定すればよい。
【0010】また、本発明の別の検査報告書(第2の検
査報告書)は、一又は複数の所定の検査項目の検査結果
に基づき作成される検査報告書であって、今回の検査を
含む過去所定回の検査の検査データ中に所定のデータ範
囲から外れた異常値を含む異常検査項目について上記過
去所定回の検査データを時系列グラフで表示するグラフ
表示欄を備えたことを特徴としている。
【0011】このように該異常検査項目の上記過去所定
回の検査データが時系列グラフで表示されることによ
り、上記の第1の検査報告書と同様に、該異常検査項目
の異常状態の推移を視覚的に容易に認識することが可能
になる。特にこの場合は、検査が不定期に行われたり検
査のスパンが長かったりするような検査項目の検査報告
に用いて好適である。したがって、本発明の第2の検査
報告書を臨床検査分野に適用した場合には、例えば骨疾
患の指標となる骨密度や骨量の検査に対する検査報告書
として用いることが好適である。この場合も、上記の第
1の検査報告書と同様に、各検査項目の医学的に見た正
常範囲や学会等で示される治療ガイドラインを上記の所
定データ範囲として設定すればよい。
【0012】なお、本発明の第1の検査報告書及び第2
の検査報告書は、紙に印刷されたものは勿論のこと、コ
ンピュータのディスプレイ画面に表示されたもの等、視
覚的に紙に印刷されたものと同等の効果を有するものを
含んでいる。特に紙に印刷されたものの場合、検査報告
書は一枚の用紙中に収まるような構成とするのが好まし
いが、複数の用紙で構成することも勿論可能である。ま
た、検査報告書における該グラフ表示欄の位置には限定
はない。また、各異常検査項目毎に複数の時系列グラフ
を表示してもよく、或いは一の時系列グラフ中に複数の
異常検査項目の検査データを集約して表示してもよい。
【0013】好ましくは、本発明の第1の検査報告書で
は、該グラフ表示欄には、該異常検査項目と検査目的に
おいて関連する関連検査項目の上記過去所定期間の検査
データも時系列グラフで表示されるようにする。また、
本発明の第2の検査報告書では、該グラフ表示欄には、
該異常検査項目と検査目的において関連する関連検査項
目の上記過去所定回の検査データも時系列グラフで表示
されるようにする。これにより、該グラフ表示欄を見る
だけで検査対象の総合的な診断をすることが可能にな
り、特に臨床検査の分野では、この検査報告書を用いる
ことによって医師等による投薬や治療の効果や疾患の改
善具合等の総合的な判断が可能になる。
【0014】また、本発明の第1の検査報告書,第2の
検査報告書ともに、上記時系列グラフ中に、対応する検
査項目の上記所定データ範囲を示す基準線が表示される
のも好ましい。これにより、投薬や治療の効果や疾患の
改善具合等を視覚的に容易に認識することが可能にな
る。さらに、該グラフ表示欄とともに、該異常検査項目
の今回の検査結果を数値で表示する数値表示欄を備える
のも好ましい。これにより、現在の状況を詳しく認識す
ることが可能になり、該グラフ表示欄の表示とあわせて
判断することで、投薬や治療の効果や疾患の改善具合等
をより正確に判断することが可能になる。より好ましく
は、該異常検査項目と検査目的において関連する関連検
査項目についても、該数値表示欄に今回の検査結果が数
値で表示されるようにする。これにより、現在の状況を
詳しく総合的に認識することが可能になる。この場合、
該関連検査項目については、時系列グラフが表示される
ことなく該数値表示欄への数値表示のみが行われるよう
にしてもよい。
【0015】本発明の第1の検査報告書を臨床検査の分
野に適用する場合には、特に慢性疾患(例えば、高コレ
ステロール血症,糖尿病等の生活習慣病)やアレルギー
症等の治療や診断における検査報告書に用いるのが有効
である。この場合、上記の所定検査項目は、特定の慢性
疾患やアレルギー症等の指標となる検査項目となる。慢
性疾患やアレルギー症等の場合には、長期的に継続した
治療や診断が必要とされるが、本発明の検査報告書には
その間の検査データが時系列グラフで表示されるので、
検査データの履歴に基づいた正確な診断や有効な治療の
実施が可能になる。
【0016】なお、疾患の治療や診断において投薬や治
療の効果を判断するには、疾患の種類にもよるが、少な
くとも1年以上のある程度の期間の検査データが必要と
なる反面、あまりにも旧い検査データは診断や治療にお
いて役に立たない。また、グラフを視覚的に判断する場
合、データ量が多すぎると一見しただけで判断すること
が難しくなる。したがって、本発明の第1の検査報告書
を疾患、特に慢性疾患の治療や診断における検査報告書
に用いる場合には、検査データを表示する上記過去所定
期間としては、2年前後の期間が設定されるのが好まし
い。その他の疾患については平均的な治療期間等を考慮
して適宜期間を設定する。
【0017】さらに、本発明の第1の検査報告書,第2
の検査報告書を紙に印刷することによって実現する場合
には、該グラフ表示欄を他の部分から切り離すための切
り取り線をミシン目等によって形成しておくことが好ま
しい。このように検査報告書に切り取り線を設けておく
ことにより、該検査項目の検査履歴を長期間にわたって
監視したいような場合に、該グラフ表示欄のみを切り離
してファイリングすることが可能になる。
【0018】また、上記目的を達成するために、本発明
はさらに別の検査報告書(第3の検査報告書,第4の検
査報告書)も提供している。本発明の第3の検査報告書
は、一又は複数の所定の検査項目の検査結果に基づき作
成される検査報告書であって、上記検査項目について今
回の検査を含む過去所定期間の検査データを時系列グラ
フで表示するグラフ表示欄を備えたことを特徴としてい
る。また、本発明の第4の検査報告書は、一又は複数の
所定の検査項目の検査結果に基づき作成される検査報告
書であって、上記検査項目について今回の検査を含む過
去所定回の検査の検査データを時系列グラフで表示する
グラフ表示欄を備えたことを特徴としている。
【0019】このように各検査項目の過去所定期間(第
3の検査報告書の場合)、或いは過去所定回(第4の検
査報告書の場合)の検査データが時系列グラフで表示さ
れることにより、各検査項目の検査結果の推移を視覚的
に容易に認識することが可能になる。したがって、本発
明の検査報告書(第3,第4の検査報告書)を臨床検査
分野に適用して特定の疾患の指標となる検査項目につい
ての検査報告書とした場合には、医師,薬剤師,看護婦
等の医療従事者或いは検体を提供した患者自身は、各検
査項目の検査結果の推移から患者の健康状態を視覚的に
容易に判断することが可能になる。
【0020】また、本発明の第3,第4の検査報告書に
ついても、上記の第1,第2の検査報告書と同様に、好
ましくは上記時系列グラフ中に各検査項目の好ましいデ
ータ範囲を示す基準線を表示する。好ましいデータ範囲
とは、例えば臨床検査分野では、各検査項目の医学的に
見た正常範囲や学会等で示される治療ガイドラインが該
当する。さらに、該グラフ表示欄とともに、各検査項目
の今回の検査結果を数値で表示する数値表示欄を備える
のも好ましい。
【0021】また、本発明の第3,第4の検査報告書
も、紙に印刷されたものは勿論のこと、コンピュータの
ディスプレイ画面に表示されたもの等、視覚的に紙に印
刷されたものと同等の効果を有するものを含んでいる。
特に、本発明の第3の検査報告書,第4の検査報告書を
紙に印刷することによって実現する場合には、該グラフ
表示欄を他の部分から切り離すための切り取り線を設け
ておくことが好ましい。
【0022】また、本発明は、上記した第1の検査報告
書を作成するためのシステムも提供している。このシス
テムは、一又は複数の所定の検査項目の検査結果に基づ
き検査報告書を作成する検査報告書作成システム(第1
の検査報告所作成システム)であって、検査データ記憶
手段に上記所定検査項目の過去の検査データを記憶して
おき、第1の検出手段により上記所定検査項目の今回の
検査データ中に所定のデータ範囲から外れた異常値を検
出した場合には、異常値が検出された異常検査項の過去
所定期間の検査データを検査データ検索手段によって該
検査データ記憶手段から検索する。そして、得られた該
異常検査項目の上記過去所定期間の検査データを検査報
告書作成手段によって時系列にグラフで表示することに
よって検査報告書を作成することを特徴としている。
【0023】より好ましくは、上記所定検査項目の中か
ら過去所定期間の検査データ中に所定のデータ範囲から
外れた異常値を含んでいる異常検査項目を検出する第2
の検出手段を備え、該第2の検出手段により検出された
異常検査項目の上記過去所定期間の検査データも該検査
データ検索手段によって該検査データ記憶手段から検索
するようなシステムとする。これにより、今回異常が検
出された異常検査項目に加え、過去所定期間に異常があ
った異常検査項目についても上記過去所定期間の検査デ
ータが時系列にグラフで表示されることになる。該第2
の検出手段は、該検査データ記憶手段に記憶された検査
データに基づき該異常検査項目を直接的に検出するよう
な構成でもよく、或いは、予め検査対象(例えば患者)
毎の検査履歴(検査日,異常があった検査項目)を記憶
手段(検査履歴記憶手段)に記憶しておき、検査対象と
検査日(或いは検査日に対応する日)とを検索条件とし
て過去所定期間に異常があった検査対象を該記憶手段か
ら検索することによって該異常検査項目を間接的に検出
するようにしてもよい。
【0024】さらに、本発明は、上記した第2の検査報
告書を作成するためのシステムも提供している。このシ
ステムは、一又は複数の所定の検査項目の検査結果に基
づき検査報告書を作成する検査報告書作成システム(第
2の検査報告所作成システム)であって、検査データ記
憶手段に上記所定検査項目の過去の検査データを記憶し
ておき、第1の検出手段により上記所定検査項目の今回
の検査データ中に所定のデータ範囲から外れた異常値を
検出した場合には、異常値が検出された異常検査項の過
去所定回の検査データを検査データ検索手段によって該
検査データ記憶手段から検索する。そして、得られた該
異常検査項目の上記過去所定回の検査データを検査報告
書作成手段によって時系列にグラフで表示することによ
って検査報告書を作成することを特徴としている。
【0025】より好ましくは、上記所定検査項目の中か
ら過去所定回の検査データ中に所定のデータ範囲から外
れた異常値を含んでいる異常検査項目を検出する第2の
検出手段を備え、該第2の検出手段により検出された異
常検査項目の上記過去所定回の検査データも該検査デー
タ検索手段によって該検査データ記憶手段から検索する
ようなシステムとする。これにより、今回異常が検出さ
れた異常検査項目に加え、過去所定回の検査において異
常があった異常検査項目についても上記過去所定期回の
検査データが時系列にグラフで表示されることになる。
【0026】上記の第1,第2の検査報告所作成システ
ムのいずれについても、好ましくは、特定の疾患の指標
となる検査項目について検査報告書を作成するシステム
とする。また、該異常検査項目に加えて該異常検査項目
と検査目的において関連する関連検査項目の上記過去所
定期間(第1の検査報告所作成システムの場合)、或い
は上記過去所定回(第2の検査報告所作成システムの場
合)の検査データについても該検査データ検索手段によ
って該検査データ記憶手段から検索し、該検査報告書作
成手段によって時系列グラフで該検査報告書に表示する
ようなシステムとするのが好ましい。この場合、検査目
的において関連する複数の検査項目を一つの検査項目群
として予め設定しておき、該検査項目群の中の一つが該
異常検査項目となったときには、残りの検査項目を該関
連検査項目に設定する。
【0027】さらに、本発明の第1,第2の検査報告所
作成システムのいずれについても、上記の時系列グラフ
の表示に加えて、該異常検査項目の今回の検査結果につ
いては該検査報告書に数値で表示するようなシステムと
するのも好ましい。より好ましくは、該異常検査項目と
検査目的において関連する関連検査項目についても、今
回の検査結果は該検査報告書に数値で表示するようなシ
ステムとする。この場合、該関連検査項目については、
時系列グラフを表示することなく該数値表示欄への数値
表示のみを行うようにしてもよい。
【0028】また、本発明は、上記した第1の検査報告
書作成システムを情報通信ネットワーク上で実現するた
めのサーバ(第1のサーバ)も提供している。このサー
バは、一又は複数の出力端末と情報通信ネットワークを
通して交信可能なサーバであって、検査データ記憶手段
に上記所定検査項目の過去の検査データを記憶してお
き、検出手段により上記所定検査項目の今回の検査デー
タ中に所定のデータ範囲から外れた異常値を検出した場
合には、異常値が検出された異常検査項の過去所定期間
の検査データを検査データ検索手段によって該検査デー
タ記憶手段から検索する。そして、得られた該異常検査
項目の上記過去所定期間の検査データを時系列にグラフ
で表示するためのグラフ表示データをグラフ表示データ
作成手段により作成し、作成されたグラフ表示データを
送信手段により該出力端末に送信することを特徴として
いる。なお、サーバと一又は複数の分析端末とを情報通
信ネットワークを通して交信可能に構成しておき、該分
析端末において検体を分析した結果得られた上記所定検
査項目の検査データを該情報通信ネットワークを通して
受信するのも好ましい。
【0029】さらに、本発明は、上記した第2の検査報
告書作成システムを情報通信ネットワーク上で実現する
ためのサーバ(第2のサーバ)も提供している。このサ
ーバは、一又は複数の出力端末と情報通信ネットワーク
を通して交信可能なサーバであって、検査データ記憶手
段に上記所定検査項目の過去の検査データを記憶してお
き、検出手段により上記所定検査項目の今回の検査デー
タ中に所定のデータ範囲から外れた異常値を検出した場
合には、異常値が検出された異常検査項の過去所定回の
検査データを検査データ検索手段によって該検査データ
記憶手段から検索する。そして、得られた該異常検査項
目の上記過去所定回の検査データを時系列にグラフで表
示するためのグラフ表示データをグラフ表示データ作成
手段により作成し、作成されたグラフ表示データを送信
手段により該出力端末に送信することを特徴としてい
る。
【0030】好ましくは、上記の第1,第2のサーバの
機能として上記所定検査項目の中から過去所定期間(第
1のサーバの場合)或いは過去所定回(第2のサーバの
場合)の検査データ中に所定のデータ範囲から外れた異
常値を含んでいる異常検査項目を検出する機能を備え、
検出された異常検査項目の上記過去所定期間(第1のサ
ーバの場合)或いは上記過去所定回(第2のサーバの場
合)の検査データも該検査データ記憶手段から検索する
ようにする。これにより、今回異常が検出された異常検
査項目に加え、過去所定期間(第1のサーバの場合)或
いは過去所定回(第2のサーバの場合)に異常があった
異常検査項目についてもグラフ表示データが作成され、
該出力端末に送信されることになる。
【0031】また、該異常検査項目に加えて該異常検査
項目と検査目的において関連する関連検査項目の上記過
去所定期間(第1のサーバの場合)或いは上記過去所定
回(第2のサーバの場合)の検査データについても該検
査データ記憶手段から検索し、得られた検査データに基
づきグラフ表示データを作成して該出力端末に送信する
ようにしてもよい。
【0032】さらに好ましくは、本発明の第1,第2の
サーバともに、該異常検査項目の今回の検査結果を数値
で表示するための数値表示データを作成し、上記のグラ
フ表示データとともに該出力端末に送信するようにす
る。より好ましくは、該異常検査項目と検査目的におい
て関連する関連検査項目についても、今回の検査結果に
関しては数値表示データを作成して該出力端末に送信す
るようにする。この場合、該関連検査項目については、
グラフ表示データを作成することなく数値表示データの
みを作成するようにしてもよい。なお、第1,第2のサ
ーバから該出力端末に送信するグラフ表示データ及び数
値表示データは、コードデータでもよくイメージデータ
でもよい。
【0033】さらに、本発明は、上記検査報告書作成シ
ステム(第1,第2の検査報告書作成システム)を上記
サーバ(第1,第2のサーバ)とともに情報通信ネット
ワーク上で実現するための出力端末も提供している。こ
の出力端末は、上記サーバから送信されるデータを受信
する受信手段と、該受信手段により受信されたグラフ表
示データを検査報告書の所定のグラフ表示欄に出力する
出力手段とを備えたことを特徴としている。また、該受
信手段により数値表示データが受信された場合には、受
信された数値表示データを検査報告書の所定の数字表示
欄に出力するようにする。出力手段としては、紙にデー
タを表示(印刷)するプリンタ装置でもよく、画面上に
データを表示するディスプレイ装置でもよい。
【0034】さらに、本発明は、上記検査報告書作成シ
ステム(第1,第2の検査報告書作成システム)を情報
通信ネットワーク上で実現するための記録媒体も提供し
ている。この記録媒体は、HDD,FD,MD,CD−
ROM或いはDVD−ROM等のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体であり、コンピュータに上記したサーバ
(第1,第2のサーバ)の各動作を行わせるためのプロ
グラムを記録したことを特徴としている。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。 (A)第1実施形態の説明 まず、本発明の第1実施形態について図1〜図9を用い
て説明する。なお、ここでは、臨床検査の分野に本発明
を適用している。
【0036】図1は第1実施形態にかかる検査報告書1
の記載形式の一例を示す模式図である。図1に示すよう
に、検査報告書1には検体情報欄2,検査履歴表示欄
(グラフ表示欄)3及び今回検査結果表示欄(数値表示
欄)4の3つの記載領域が設けられている。このうち検
体情報欄2は、従来の検査報告書における検体情報欄6
1と同様に提供された検体に関する各種情報(検体情
報)が記載される欄であり、例えば、患者の氏名,年
齢,性別,年齢,受付日,提出医,科名等の情報が記載
されるようになっている。
【0037】検査履歴表示欄3は、特定の検査項目の過
去の検査履歴が時系列グラフで表示される欄である。こ
こでいう特定の検査項目とは、今回の検査において異常
が検出されたり或いは過去所定期間において異常があっ
た検査項目(異常検査項目)と、これら異常検査項目と
検査目的において関連する、より具体的には特定の疾患
に対する指標として共通する検査項目(関連検査項目)
のことである。また、ここで検査履歴が表示される検査
項目は、検査結果が具体的に数値で表示される定量的検
査項目に限定されており、今回の検査或いは過去所定期
間の検査で得られた検査データ中に所定の好ましいデー
タ範囲(検査項目の医学的観点からの正常範囲や学会等
で示される治療ガイドライン等)から外れた値を含む検
査項目が異常検査項目とみなされる。
【0038】図1に示す検査報告書1では、検査履歴表
示欄3には3つの時系列グラフ3A,3B,3Cが表示
されている。各時系列グラフ3A〜3Cの縦軸には一又
は複数の検査項目の検査データ値がとられ、横軸には測
定月がとられている。横軸のスパンは上記の所定期間に
設定されており、最新の検査データが最も右側にプロッ
トされ、最新の測定月から上記所定期間だけ遡った測定
月の検査データが最も左側にプロットされている。な
お、検査データの履歴を表示する期間(所定期間)の設
定は、各検査項目に対応する疾患の内容によりその最適
値は異なるが、疾患の治療期間に応じて設定するのが好
ましく、特に慢性疾患の指標としての検査項目について
は、2年前後の期間に設定するのが好ましい。これは、
慢性疾患の治療や診断において投薬や治療の効果を判断
するには、ある程度の期間(少なくとも1年以上)の検
査データが必要になる反面、あまり旧い検査データは役
に立たず、また、データ量が多すぎるとグラフを一見し
ただけで判断することが難しくなるからである。さら
に、2年程度症状が安定していれば(すなわち、検査結
果が正常範囲に収まっていれば)、その検査項目で特定
される疾患は改善したものと考えられるからである。
【0039】検査履歴表示欄3に表示された各時系列グ
ラフ3A〜3Cのうち、時系列グラフ3Cには単一の検
査項目A4の検査データが表示されているが、他の時系
列グラフ3A,3Bには、それぞれ複数の検査項目A
0,A1或いはA2,A3の検査データが集約して表示
されている。このように複数の検査項目の検査データを
一つの時系列グラフに集約して表示するのは検査履歴表
示欄3の表示面積の制約によるものであるが、この場
合、単位が共通して且つ検査データのオーダーが略等し
い検査項目間で集約して縦軸を単軸にすることが、グラ
フの見易さの観点からは好ましい。ただし、検査項目毎
に異なる縦軸を有する2軸のグラフにすることも勿論可
能である。また、ここでは2つの検査項目A0,A1或
いはA2,A3の検査データを集約しているが、3つ以
上の検査項目の検査データを一つの時系列グラフに集約
して表示することも勿論可能である。
【0040】各時系列グラフ3A〜3C中には、横軸に
平行な一又は複数の基準値線(基準線)が表示されてい
る。この基準値線は各検査項目A0〜A4の好ましいデ
ータ範囲を示すラインであり、この基準値線から外れた
検出データが異常値となる。なお、好ましいデータ範囲
に上限と下限とがある場合には基準値線は2本である
が、図1に示すように検出データに異常が発生しやすい
側のみ表示してもよい。勿論、上限,下限に対応して2
本の基準値線を表示してもよい。ここでは、検査項目A
4の一部の検査データが過去に基準値線から外れている
ので、検査項目A4が異常検査項目となり、他の検査項
目A0〜A3が特定の疾患に対する指標として共通する
関連検査項目となる。このように各検査項目A0〜A4
の好ましいデータ範囲を示す基準値線が時系列グラフ3
A〜3C中に表示されることで、検査報告書1を見た者
が投薬や治療の効果や症状の改善具合等を視覚的に容易
に判断することが可能になっている。
【0041】なお、図1に示す時系列グラフ3A〜3C
の記載形式はあくまでも一例であり、本発明にかかる時
系列グラフの記載形式が図1に示したものに限定される
ことはない。例えば、図1ではグラフ中に検査データを
プロットしたのみであるが、プロットした検査データを
時系列に線でつなぐことによって折れ線グラフを作成す
るようにしてもよい。また、横軸に測定年月日や測定回
数等をとることも可能であるし、最新の検査データを最
も左側にプロットし、最新の測定月から上記所定期間だ
け遡った測定月の検査データを最も右側にプロットする
ことも可能である。
【0042】今回検査結果表示欄4は、検査履歴表示欄
3において時系列グラフで表示される検査項目A0〜A
4の今回の検査結果が数値で表示される欄である。ま
た、時系列グラフでは表示されないが、検査項目A0〜
A4と関連のある検査項目A5〜A7等についても今回
の検査結果が数値で表示されるようになっている。これ
ら検査項目A5〜A7等は特定の疾患に対する指標とい
う点で検査項目A0〜A4と共通しており、一つの検査
項目群Aを形成している。
【0043】本実施形態では、上記の検査項目群Aの中
で、特に検査履歴を表示することが診断や治療の上で有
用な検査項目A0〜A4については検査履歴表示欄3に
おいて時系列グラフで表示され、時系列グラフで表示す
る必要性の少ないその他の検査項目A5〜A7等につい
ては今回の検査結果の数値表示のみが行われるようにな
っている。また、本実施形態では、時系列グラフで表示
する必要のある検査項目A0〜A4のうち、何れか一つ
でも異常検査項目に該当した場合に、検査項目群A全体
についての検査報告書1が作成されるようになってい
る。
【0044】なお、今回検査結果表示欄4の記載形式
は、従来の検査報告書60における検査結果表示欄62
の記載形式と同様であり、各検査項目の項目名が表示さ
れた検査項目名欄4Aと、各検査項目毎に検査結果が記
載される検査結果記載欄4Bと、各検査項目毎の好まし
いデータ範囲とその単位が表示された基準値欄4Cとか
ら構成されている。
【0045】図2は、図1で示した一般的な記載形式の
検査報告書1を実際に脂質検査の検査報告書として利用
した場合の具体的な記載形式の一例を示したものであ
る。脂質検査は高コレステロール血症のような慢性疾患
を診断,治療する上で行われる検査であり、LDL−コ
レステロール,総コレステロール,HDL−コレステロ
ール,中性脂肪(TG),RLP−コレステロール及び
アポ蛋白が、関連する検査項目群を構成している。この
うち、LDL−コレステロール,総コレステロール,H
DL−コレステロール及び中性脂肪の検査データが時系
列グラフで示されている。また、ここでは最新の検査日
から過去2年間の検査データを時系列に表示している。
なお、図2においては、今回の検査では時系列グラフの
対象となる何れの検査項目(LDL−コレステロール,
総コレステロール,HDL−コレステロール及び中性脂
肪)にも異常値は検出されていないが(今回検査結果表
示欄4参照)、これらの検査項目の何れにも過去2年間
のうちに好ましいデータ範囲から外れた履歴があるため
(検査履歴表示欄3参照)、ここではこれら全ての検査
項目が異常検査項目に該当している。
【0046】以上のような記載形式を備えることによ
り、本発明の第1実施形態にかかる検査報告書1によれ
ば、以下に述べるような種々の利点が得られる。まず、
過去所定期間内に検査データに異常があった検査項目に
ついては、検査報告書1の検査履歴表示欄3にその検査
履歴を示す時系列グラフが表示されるので、医師,薬剤
師,看護婦等の医療従事者は、この検査報告書1を一見
するだけで、投薬や治療の効果や疾患の改善具合等を視
覚的に容易に判断することができ、今後の診断,治療を
より適切に行うことが可能になるという利点がある。こ
のことは患者にとっても利点であり、自身の健康状態を
視覚的に容易に認識することができ、今後の健康管理に
役立てることが可能になる。
【0047】また、検査報告書1の検査履歴表示欄3に
は、異常があった検査項目のみならず、同一の検査項目
群に属する関連検査項目の検査履歴も時系列グラフで表
示されるので、医療従事者にとっては、投薬や治療の効
果や疾患の改善具合等を多面的に総合的に判断すること
が可能になるという利点もある。また、患者にとっても
総合的な健康管理が可能になる。
【0048】さらに、検査報告書1の今回検査結果表示
欄4には、同一の検査項目群に属する全ての検査項目に
ついて今回の検査結果が好ましいデータ範囲とともに数
値で表示されるので、疾患に関する現在の状況を詳しく
認識することが可能になるという利点がある。そして、
検査履歴表示欄3に表示された時系列グラフとあわせて
判断することで、投薬や治療の効果や疾患の改善具合等
をより正確に判断することが可能になるという利点があ
る。
【0049】次に、上述した第1実施形態にかかる検査
報告書1を作成するためのシステム(検査報告書作成シ
ステム)について説明する。まず、図3は、本発明の第
1実施形態にかかる検査報告書作成システム10の概略
構成を示す模式図である。図3に示すように、検査報告
書作成システム10は、病院等の医療機関や老健施設或
いは健康増進施設等(以下、これらの機関や施設を医療
機関で代表する)15から持ち込まれる検体を分析して
検査データを得る複数の分析装置16、検査報告書1を
作成するためのデータ処理を行うサーバ17、及び、医
療機関15へ提出する検査報告書1を出力する複数の出
力端末18を公衆回線及び/又は専用回線からなる情報
通信ネットワーク11を介して接続することにより構成
されている。サーバ17は本社12に一台設置されてお
り、すべてのデータ処理がここで行われるようになって
いる。分析装置16は各地方に分散して設けられた分析
機関14の他、本社12内にも設置されている。また、
出力端末18は各地方に分散して設けられた営業所13
と本社12内に設置されており、出力された検査報告書
1はこれら営業所13等から医療機関15へ送られるよ
うになっている。
【0050】図4は、検査報告書作成システム10の構
成をより詳細に示した機能ブロック図である。図4に示
すように、分析端末16,サーバ17及び出力端末18
はそれぞれ各種機能を実現するための複数の機能要素か
ら構成されている。まず、分析端末(分析装置)16
は、医療機関15から持ち込まれた検体を分析して検査
データを取得する分析部30と、提供された検体に関す
る情報(検体情報)を入力する検体情報入力部31とを
備えている。そして、分析部30で取得した検査データ
(今回検査データ)と、検体情報入力部31で入力され
た検体情報とを送信部32を介してサーバ17に送信す
るようになっている。なお、このような分析端末16
は、検体の分析に用いられる一般的な装置であり、ま
た、本発明の要旨ではないので、ここでは詳しい説明は
省略する。分析端末16では、検査データの取得は医療
機関15から依頼のあった検査項目について行われる。
【0051】また、検査報告書1の出力の要否は、医療
機関15側で選択することができるようになっている。
検査報告書1の出力を必要としない場合には、その旨の
情報が検体情報に含まれるようになっているか、或いは
サーバ17内に備えられた図示しない顧客マスタファイ
ル(ここでいう顧客とは医療機関等のことを指す)に出
力を必要としないことが登録されている。そして、これ
らの場合には検査報告書1は出力されず、従来の通常の
検査報告書(図18参照)のみが出力されることにな
る。
【0052】出力端末18は、サーバ17から送信され
たデータ(報告書データ)を受信する受信部35と、受
信した報告書データを所定の用紙(図示略)に出力して
検査報告書1を作成する出力部(プリンタ装置)36と
を備えている。上記の用紙は検査項目群(脂質,甲状腺
機能,アレルギー等)ごとに予め用意されており、検査
項目群の内容に応じたブランクフォームが予め印刷され
ている。出力部36では、このブランクフォーム中の所
定個所にデータを書き込むことにより検査報告書1を作
成する。なお、サーバ17から送信される報告書データ
が検査報告書1の表示全体をあらわすイメージデータの
場合には、フリーフォームの用紙を用意しておき、この
フリーフォームに印刷することも可能である。
【0053】次に、サーバ17の各機能要素20〜28
の機能について説明する。なお、サーバ17には、図示
しないCPU,ROM,RAMが内蔵されており、CP
UがROMに記憶されたプログラムにしたがって情報通
信のための各種処理を実行するようになっている。ま
た、RAMにはCPUが各種処理を実行するのに必要な
データが適宜記憶更新されるようになっている。すなわ
ち、これらCPU,ROM,RAMにより以下説明する
各機能要素20〜28の各機能が実現されている。
【0054】まず、受信部20,送信部28は、情報通
信ネットワーク11とのインタフェースにあたる。受信
部20は分析装置16から送信されたデータや情報を受
信し、受信したデータや情報をその内容に応じて後述す
る異常検査項目検出部21,検査データ記録部22及び
患者データ選択記憶部24に振り分けて出力する。一
方、送信部28は、後述する報告書データ作成部27か
ら入力された報告書データを出力端末18に向けて送信
する。
【0055】異常検査項目検出部21は、分析装置16
から送信された検査データの中から異常値を含む検査項
目(異常検査項目)を検出する機能を有している。具体
的には、異常検査項目検出部21は、検査項目毎の基準
値(好ましいデータ範囲の上限値或いは下限値)を閾値
とするフィルタ(図示略)を備えており、検査データを
このフィルタで処理することによって異常検査項目を検
出している。そして、異常検査項目を検出した場合、異
常検査項目検出部21は、異常検査項目を特定する情報
と異常検査項目が検出された検体の検体情報とを報告書
作成判定部25に送信する。
【0056】検査データ記録部22は、分析装置16か
ら送信された検査データを患者毎に患者データベース
(以下、患者D/Bと言う)23に記録する機能を有し
ている。ただし、今回の検査で得られた検査データの全
てを記録するのではなく、時系列グラフによる表示の対
象となる検査項目についてのみ、その検査データを選択
して記録する。
【0057】ここで、図5は患者D/B23の内部構成
を示した模式図である。図5に示すように、患者D/B
23内には患者毎の検査データが記録される患者ファイ
ル230A〜230Dが形成されており、各患者ファイ
ル230A〜230D内には検査項目群(カテゴリ)毎
のカテゴリファイル231A〜231Cが形成されてい
る。さらに、各カテゴリファイル231A〜231C内
には検査項目毎の検査項目ファイル232A〜232C
が形成されている。検査項目ファイル232A〜232
Cにはその検査項目の検査結果が受付日順に記録されて
いる。
【0058】検査データ記録部22は、検体情報に含ま
れる患者名(或いは患者ID)と検査項目名とを検索条
件として該当する検査項目ファイルを検索し、検索した
検査項目ファイルに新たな検査データ(検査結果)を記
録する。なお、検査項目ファイル232A〜232C内
の検査データは、受付日を基準にして所定の期間(この
期間は、時系列グラフの横軸の期間と同期間或いはそれ
以上の期間である)が経過した時点で随時削除される。
【0059】患者データ選択記憶部24は、検査報告書
1の出力対象となる患者の全検査データ(患者データ)
を患者D/B23から選択して読み出し、一時記憶する
機能を有している。具体的には、分析端末16から送信
された検体情報に含まれる患者名や患者ID等の患者を
特定する情報に基づき患者D/B23の検索を行い、該
当する患者の患者ファイルに記録された全検査データを
読み出してメモリ等の一時記憶手段に記憶する。
【0060】報告書作成判定部25は、検査報告書1を
作成するか否かを判定する機能を有している。まず、検
査報告書1を出力する場合としては、異常検査項目検出
部21で異常検査項目が検出された場合である。この場
合は、検出した異常検査項目が属する検査項目群につい
ての検査報告書1を作成する旨の判定を行う。また、今
回、異常検査項目検出部21で異常検査項目が検出され
なかった場合でも、過去所定期間内の検査データに異常
値を含む異常検査項目が存在する場合があり、この場合
もその異常検査項目が属する検査項目群についての検査
報告書1を作成する必要がある。報告書作成判定部25
では、この過去所定期間における異常検査項目の有無を
検歴データベース(以下、検歴D/Bという)26に記
録された検査履歴情報に基づき判定している。
【0061】ここで、図6は検歴D/B26の内部構成
を示した模式図である。図6に示すように、検歴D/B
26内には患者毎の検査履歴情報が記録される患者ファ
イル260A〜260Dが形成されている。ここでは、
検査履歴情報として、患者名や患者ID等の患者を特定
するための情報と、異常検査項目名(或いは異常検査項
目を特定する情報)、異常値を検出した最新日、検査報
告書1の出力日等の情報が記録されている。異常検査項
目が複数ある場合には、異常検査項目ごとに異常検査項
目名と異常値を検出した最新日とが記録される。
【0062】報告書作成判定部25は、患者名(或いは
患者ID)と受付日とを検索条件として検歴D/B26
の検索を行い、受付日から過去所定期間内に異常値が発
生した異常検査項目の検出を行う。このように患者D/
B23を直接検索するのではなく、検歴情報のみを記録
した検歴D/B26を検索して異常検査項目を検出する
ことにより、サーバ17の演算負荷が軽減される。
【0063】過去所定期間内に異常値が発生した異常検
査項目が存在した場合には、報告書作成判定部25は、
その異常検査項目が属する検査項目群についての検査報
告書1を作成する旨の判定を行う。そして、検査報告書
1を作成する旨の判定を行った場合には、報告書作成判
定部25は、患者データ選択記憶部24に一時記憶され
た患者データの中から該当する検査項目の過去所定期間
の時系列データを取り出し、取り出した時系列データを
分析端末16からの検査データ及び検体情報とともに報
告書データ作成部27へ送信する。ただし、分析端末1
6から送信された検体情報中に検査報告書1の出力を要
しない旨の指定が含まれるか、或いは顧客マスタファイ
ル(図示略)に出力を必要としないことが予め登録され
ている場合には、異常検査項目の有無にかかわらず報告
書データ作成部27へのデータ等の送信は行わない。
【0064】報告書データ作成部27は、検査報告書1
を出力端末18から出力するための電子データ(報告書
データ)を作成する機能を有している。この報告書デー
タの作成は、上述したように報告書作成判定部25にお
いて検査報告書1を作成する旨の判定が行われたものに
ついてのみ行われる。具体的には、報告書データ作成部
27は、分析端末16から送信された検体情報に基づき
検体情報欄2に検体情報を表示するためのデータを作成
し、同様に分析端末16から送信された今回の検査デー
タに基づき今回検査結果表示欄4に検査結果を数値表示
するためのデータ(数値表示データ)を作成する。ま
た、報告書作成判定部25で選択された時系列データに
基づき、検査履歴表示欄3に時系列グラフを表示するた
めのデータ(グラフ表示データ)を作成する。報告書デ
ータ作成部27は、作成した報告書データを送信部28
を介して出力端末18に送信するとともに、送信した報
告書データに基づいて検歴D/B26に記録された検歴
情報の更新を行う。なお、報告書データ作成部27が作
成する報告書データは、ブランクフォームの対応個所に
内容を書き込むためのコードデータでもよく、作成され
るべき検査報告書1の表示全体のイメージデータであっ
てもよい。イメージデータの場合には、出力端末18側
でデータ処理をすることなくプリンタからそのままフリ
ーフォームの用紙に出力するだけで検査報告書1を作成
することができる。
【0065】ここで、図7は時系列グラフの表示形式の
一例を示したものである。ここでは2年間の測定期間を
横軸にとっており、最新の検査データが最も右側になる
ように左詰めで検査データを月単位でプロットしていく
(勿論、最新の検査データが最も左側になるように右詰
めで検査データをプロットしていくことも可能であ
る)。したがって、2年分の検査データが取得されるま
では、図7(a),図7(b)に示すように横軸の目盛
りは固定しておき、検査データを順に右側にプロットし
ていく。なお、同一測定月に複数の検査データがある場
合には、最新の検査データを選択して表示する。そし
て、図7(b)に示すように2年分の検査データが取得
されると、右端が最新の検査データのプロット位置とな
るため、今度は図7(b)〜図7(d)に示すように新
たな検査データが取得される度に、検査データ全体を横
軸の目盛りとともに順に左側にずらして旧いデータを消
していく。この時系列グラフの表示は、図7(d)に示
すように全ての検査データが好ましいデータ範囲(基準
値線内)に入るまで行われる(ただし、関連する検査項
目に異常検査項目がある場合には表示は続けられる)。
【0066】次に、上述した検査報告書作成システム1
0により検査報告書1を作成する場合の、分析端末1
6,サーバ17及び出力端末18における各動作手順に
ついて、図8のフローチャート(ステップS101〜S
103,ステップS201〜S210,ステップS30
1〜S302)を用いて具体的に説明する。図8に示す
ように、まず、分析端末16において、医療機関15か
ら持ち込まれた検体に関する情報(検体情報)を入力す
る(ステップS101)。続いて、依頼のあった検査項
目について検体の分析を行い、各検査項目の検査データ
を取得する(ステップS102)。そして、検体情報と
ともに取得した検査データをサーバ17に送信する(ス
テップS103)。
【0067】サーバ17では、分析端末16から送信さ
れた検体情報と検査データとを受信し(ステップS20
1)、まず、時系列グラフの表示対象となる特定検査項
目についてその検査データを患者D/B23に記録する
(ステップS202)。続いて、検体情報に含まれる患
者名等を検索条件として、検体を提供した患者の患者フ
ァイルを患者D/B23から読み込み一時記憶する(ス
テップS203)。
【0068】次に、サーバ17は、分析端末16から送
信された検査データを各検査項目の基準値を用いてフィ
ルタ処理し(ステップS204)、検査データ中に異常
値を含む異常検査項目の検出を行う(ステップS20
5)。異常検査項目が検出された場合(ステップS20
5のYesルート)には、その異常検査項目が属する検
査項目群(カテゴリ)の過去所定期間(図2に示す場合
は2年)の時系列データをステップS203で一時記憶
した患者ファイルから選択して取り出す(ステップS2
07)。
【0069】異常検査項目が検出されなかった場合(ス
テップS205のNoルート)には、過去所定期間にお
いて異常が発生した履歴を有する異常検査項目を検歴D
/B26に記録された検歴情報に基づき検出する(ステ
ップS206)。過去所定期間に異常検査項目が検出さ
れた場合(ステップS206のYesルート)には、そ
の異常検査項目が属する検査項目群の過去所定期間の時
系列データを上記の患者ファイルから選択して取り出す
(ステップS207)。過去所定期間にも異常検査項目
が検出されない場合(ステップS206のNoルート)
には、検査報告書1を作成せずに処理を終了する。ただ
し、この場合も従来の検査報告書60は別途作成されて
医療機関15に提出される(この処理はフローチャート
中では省略している)。
【0070】ステップS207で異常検査項目が属する
検査項目群の過去所定期間の時系列データが選択される
と、サーバ17は、選択した時系列データと分析端末1
6から送信された検体情報及び検査情報とに基づき報告
書データを作成する(ステップS208)。そして、作
成した報告書データを出力端末18に送信し(ステップ
S209)、続いて送信した報告書データに基づいて検
歴D/B26を更新する(ステップS210)。これに
より検査報告書1の作成に伴うサーバ17の動作は終了
する。
【0071】出力端末18では、サーバ17から送信さ
れた報告書データを受信し(ステップS301)、受信
した報告書データを予め検査項目群ごとに容易された用
紙のブランクフォームに打ち出していく(ステップS3
02)。これにより、上述した記載形式を備えた検査報
告書1が作成される。そして、作成された検査報告書1
が医療機関15へ提出されて診断や治療に用いられるこ
とにより、投薬や治療の効果や疾患の改善具合等を視覚
的に容易に判断することができるようになる等の種々の
効果が得られることになる。
【0072】以上のように、本発明の第1実施形態にか
かる検査報告書作成システム10によれば、今回の検査
データに異常値を含む検査項目を確実に検出することが
でき、さらに、過去所定期間の検査において異常があっ
た検査項目についても確実に検出することができるの
で、上述した種々の効果を有する検査報告書1を確実に
作成することができる。
【0073】また、この検査報告書作成システム10に
よれば、複数の検査項目群を含む複数の検査項目につい
て検査依頼があった場合には、検査項目群毎に検査報告
書1が作成されるという利点がある。つまり、例えば図
9に示すように、分析端末16から送信された検査デー
タに複数の検査項目群A〜Cが含まれていたとする。こ
のとき、例えば検査項目B0が好ましいデータ範囲(基
準値線)から外れている場合には、この検査項目B0が
属する検査項目群B(検査項目B0〜B4)についての
検査報告書1Bが作成される。また、検査項目C0が過
去所定期間において好ましいデータ範囲(基準値線)か
ら外れたことがある場合には、この検査項目C0が属す
る検査項目群C(検査項目C0〜C4)についての検査
報告書1Cが検査報告書1Bとは別に作成される。この
ように、検査項目群ごとに別々の検査報告書1が作成さ
れることにより、診断や治療における検査報告書1の利
便性がますます向上し、検査報告書1をより有効に活用
することが可能になる。
【0074】以上が本発明の第1実施形態であるが、次
のように変形して実施することも可能である。例えば、
図10に示す検査報告書41は、関連検査項目の検査結
果については表示せず、異常検査項目A2,B0,D1
についてのみ時系列グラフと数値とで検査結果を表示し
たものである。また、ここでは各異常検査項目A2,B
0,D1が属する検査項目群A,B,Dに関係無く、全
ての異常検査項目A2,B0,D1を一つの検査報告書
41に表示している。このような表示の検査報告書41
によっても、少なくとも各検査項目の検査履歴は一見し
て認識することができるので、従来の検査報告書60に
比較した場合には、投薬や治療の効果や疾患の改善具合
等を視覚的に判断することが容易になる。
【0075】また、図11に示すように、検査報告書4
2が複数毎に分かれても良い。図11では、図11
(a)が一枚目の検査報告書42を示し、図11(b)
が2枚目の検査報告書42を示している。時系列グラフ
で表示すべき検査項目の数によっては、一つのグラフに
複数の検査項目を集約しても一枚の用紙に収まりきらな
い場合もある。そのような場合には無理に一つのグラフ
に集約したり、各グラフを小さく表示するよりも、図1
1に示すように複数毎に分けて表示したほうが視覚的に
も分かりやすく好ましい。
【0076】さらに、図12に示すような表示形式の検
査報告書43を採用してもよい。すなわち、今回の検査
結果を数値で示す今回検査結果表示欄は省略して、過去
所定期間の検査データを時系列グラフで示す検査履歴表
示欄3のみを設けるようにする。このような形式であっ
ても、時系列グラフの表示により各検査項目の検査履歴
は一見して認識可能であるので、投薬や治療の効果や疾
患の改善具合等を視覚的に容易に判断することができる
という本発明の効果が失われることはない。なお、検体
情報を表示する検体情報表示欄2については必須ではな
く、或いは患者を特定できる程度のより簡単な表示にす
ることができる。
【0077】さらに、用紙の形状によっては、図13に
示す検査報告書44のように、検体情報表示欄2,今回
検査結果表示欄4,検査履歴表示欄3を横に並べて表示
し、検査履歴表示欄3の各時系列グラフも横に並べて表
示してもよい。また、図14に示す検査報告書45のよ
うに、検体情報表示欄2,今回検査結果表示欄4,検査
履歴表示欄3を縦に並べて表示し、検査履歴表示欄3の
各時系列グラフも縦に並べて表示してもよい。このよう
な形状の検査報告書44,45であっても、上述した本
発明の効果が失われることはない。なお、この場合も今
回検査結果表示欄4を省略したり、検体情報表示欄2を
簡略化したりすることは勿論可能である。
【0078】さらに、図15に示すように、検査履歴表
示欄3を他の部分から切り離すための切り取り線47を
設けた検査報告書46を作成してもよい。切り取り線4
7は例えばミシン目によって形成する。このような切り
取り線47を設けることで検査報告書46から検査履歴
表示欄3を切り離して保管することが可能になるので、
医者等がより長期的な観点から治療を行ったり、また、
患者等がより長期的な観点から自身の健康管理を行った
りすることも可能になる。また、図15では、検査履歴
表示欄3のみを他の部分から切り離すように切り取り線
47を形成しているが、今回検査結果表示欄4とともに
他の部分から切り離すように形成してもよく、さらに
は、各時系列グラフ3A〜3D毎に切り離すことができ
るように形成してもよい。なお、切り取り線47は予め
用紙に形成しておいてもよく、用紙への印刷後に形成し
てもよい。 (B)第2実施形態の説明 次に、本発明の第2実施形態について図16を用いて説
明する。
【0079】第2実施形態は、第1実施形態とは異な
り、サーバ17から送信された報告書データを紙ではな
くコンピュータのディスプレイ画面に画像として表示す
ることを特徴としたものである。すなわち、第2実施形
態では、図16に示すように出力端末48がディスプレ
イ装置(ディスプレイ付きコンピュータ)として構成さ
れている。出力端末48のディスプレイ画面48Aに表
示される検査報告画像49の表示形式は第1実施形態と
同様であり、基本的に検体情報表示欄49A,今回検査
結果表示欄49B,検査履歴表示欄49Cから構成され
ている。各欄49A〜49Cの表示内容は第1実施形態
の各表示欄2〜4の表示内容と同様なのでここでは説明
は省略する。
【0080】また、出力端末48には、報告書データを
記憶する記憶装置(HDD等)48Bが付設されてい
る。サーバ17から送信された報告書データは、ディス
プレイ画面48Aに表示される前に全て記憶装置48B
に記憶される。そして、必要に応じて記憶装置48Bか
ら読み出され、ディスプレイ画面48Aに検査報告画像
49として表示される。
【0081】このように、紙に印刷するのではなくディ
スプレイ画面48Aに検査報告画像49を表示する場合
でも、紙に印刷した検査報告書1と同様の視覚的効果は
得ることができるので、本実施形態によっても上述した
第1実施形態と同様の効果を得ることができる。特に本
実施形態の場合には、出力端末48を医療機関15に直
接設置する場合に利点がある。つまり、本実施形態によ
れば、患者と医師等とが共通の検査報告画像49を見な
がら診断や治療を進めることが可能になり、また、報告
書データは記憶装置48Bに記憶されているので、診断
や治療に必要な検査報告画像49を即座に表示すること
が可能になる。 (C)その他 以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明
は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施しうるもので
ある。
【0082】例えば、上述の各実施形態のように検査期
間を基準にして検査報告書を作成するのではなく、所定
の検査回を基準にして検査報告書を作成してもよい。つ
まり、過去所定回に行われた検査の検査データ中に所定
のデータ範囲から外れた異常値を含む異常検査項目につ
いて過去所定回の検査データを時系列グラフで表示する
ようにしてもよい。例えば、図17に示す検査報告書5
0は、骨粗鬆症等の骨疾患の指標となる骨量についての
検査報告書の記載形式を例示したものである。この検査
報告書50では、検体情報欄52,検査履歴表示欄53
及び今回検査結果表示欄54の3つの記載領域が設けら
れている。
【0083】このうち、検査履歴表示欄53には、骨量
の検査結果の履歴を時系列にグラフで示す時系列グラフ
53Aと、骨量の検査結果の履歴を数値で示す検査履歴
表53Bとが表示されている。時系列グラフ53Aに
は、最新の検査の検査データを含めて過去5回の検査の
検査データが時系列にプロットされている。ここでは、
今回の検査データが最も右側にプロットされ、最も旧い
検査回の検査データが最も左側にプロットされている。
また、時系列グラフ53A中には、検査項目の好ましい
データ範囲を示す基準値線(ここでは、要注意水準と骨
折危険水準を示す線)が表示されている。骨量の検査の
ように、検査が不定期に行われたり検査のスパンが長か
ったり(例えば骨量の場合は半年)するような検査項目
については、横軸に検査期間をとって表示した検査報告
書よりも、単に所定の個数の検査データを時系列に並べ
て表示した検査報告書を作成するほうがグラフを見易く
することができる。
【0084】検査履歴表53Bには、骨量の検査結果の
履歴が数値で時系列に示されているが、このように検査
項目数が少ない場合には、グラフ表示とあわせて数値で
履歴を表示することも検査結果の分析をする上で有用で
ある。また、ここでは、今回検査結果表示欄54もグラ
フ表示としているが、この検査報告書50のように検査
項目数が少なく、且つ、検査項目の好ましいデータ範囲
(図17では骨量の年齢別基準範囲)が年齢等により異
なる場合には、このようにグラフによって2次元的に今
回の検査結果を示すことによって患者の現在の健康状態
をより正確に且つ容易に認識することが可能になる。勿
論、上述の実施形態のように数値で今回の検査結果を表
示してもよい。なお、検体情報欄52には、上述の実施
形態と同様に提供された検体に関する各種情報(検体情
報)が記載されている。
【0085】以上の説明では、本発明を臨床検査の分野
に適用した場合について説明したが、本発明は、所定の
検査項目の異常状態をある期間にわたって監視すること
が要求され、かつ、その検査項目の異常状態が定量的に
示されるような用途一般に適用することができる。この
ような用途に本発明の検査報告書を適用することによ
り、監視することが要求される検査項目の異常状態の推
移を視覚的に容易に認識することが可能になり、検査報
告書を使用する者の利便性が高くなり、検査により得ら
れた情報をより有効に活用することが可能になる。
【0086】また、以上の説明では、今回の検査で異常
が検出された検査項目や過去に異常が検出された検査項
目について検査報告書を作成する場合について説明した
が、検査依頼者からの依頼のあった検査項目について異
常の有無にかかわらず過去所定期間(或いは過去所定
回)の検査データを時系列にグラフで表示した検査報告
書を作成することも可能である。この場合、例えば、あ
る検査項目群A(検査項目A0〜A7)についての検査
依頼があった場合には、仮に今回の検査を含めた過去所
定期間に検査項目A0〜A7の何れにも異常がなかった
としても、図1に示すような記載形式の検査報告書1が
作成されることになる。このように異常の有無にかかわ
らず検査報告書が作成された場合でも、医師,薬剤師,
看護婦等の医療従事者或いは検体を提供した患者自身
は、各検査項目の検査結果の推移から患者の健康状態を
視覚的に容易に判断することが可能になるという利点は
得られる。
【0087】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の検査報告
書(第1,第2の検査報告書)によれば、異常検査項目
の過去記所定期間、或いは過去所定回の検査データが時
系列グラフで表示されているので、使用する者の利便性
が高く、検査により得られた情報をより有効に活用する
ことが可能になるという効果がある。
【0088】また、本発明の検査報告書作成システム
(第1,第2の検査報告書作成システム)、及びそのシ
ステムのためのサーバ及び出力端末並びにコンピュータ
読み取り可能な記録媒体によれば、異常検査項目の過去
記所定期間の検査データを時系列グラフに表示すること
ができるので、使用する者の利便性が高い検査報告書を
作成することができ、検査により得られた情報をより有
効に活用することが可能になるという効果がある。
【0089】特に、本発明を臨床検査の分野における特
定の疾患の指標となる検査項目の検査報告に適用した場
合には、異常検査項目の異常状態の推移から、医師,薬
剤師,看護婦等の医療従事者或いは検体を提供した患者
自身が投薬や治療の効果や疾患の改善具合等を視覚的に
容易に判断することが可能になるという顕著な効果が得
られる。
【0090】また、本発明の検査報告書(第3,第4の
検査報告書)によれば、各検査項目の過去記所定期間、
或いは過去所定回の検査データが時系列グラフで表示さ
れているので、使用する者の利便性が高く、検査により
得られた情報をより有効に活用することが可能になると
いう効果がある。したがって、本発明の検査報告書を臨
床検査分野に適用して特定の疾患の指標となる検査項目
についての検査報告書とした場合には、各検査項目の検
査結果の推移から患者の健康状態を視覚的に容易に判断
することが可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる検査報告書の記
載形式の一例を示す模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかる検査報告書を脂
質検査報告書として構成した場合の具体的な記載形式例
を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態にかかる検査報告書作成
システムの概略構成を示す模式図である。
【図4】本発明の第1実施形態にかかる検査報告書作成
システムの詳細構成を示す機能ブロック図である。
【図5】本発明の第1実施形態にかかる患者D/Bの内
部構成を示す模式図である。
【図6】本発明の第1実施形態にかかる検歴D/Bの内
部構成を示す模式図である。
【図7】本発明の第1実施形態にかかる時系列グラフの
一例であり、(a)〜(d)の順に時系列に示してい
る。
【図8】本発明の第1実施形態にかかる検査報告書作成
システムの動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1実施形態にかかる検査報告書作成
システムの作用を説明するための模式図である。
【図10】本発明の第1実施形態にかかる検査報告書の
記載形式の変形例を示す模式図である。
【図11】本発明の第1実施形態にかかる検査報告書の
各表示欄の配置の変形例を示す模式図であり、(a)は
一枚目を示す図、(b)は2枚目を示す図である。
【図12】本発明の第1実施形態にかかる検査報告書の
各表示欄の配置の変形例を示す模式図である。
【図13】本発明の第1実施形態にかかる検査報告書の
各表示欄の配置の変形例を示す模式図である。
【図14】本発明の第1実施形態にかかる検査報告書の
各表示欄の配置の変形例を示す模式図である。
【図15】本発明の第1実施形態にかかる検査報告書の
記載形式の変形例を示す模式図である。
【図16】本発明の第2実施形態にかかる出力端末の構
成を示す模式図である。
【図17】本発明の別実施形態にかかる検査報告書の記
載形式の一例を示す図である。
【図18】従来の検査報告書の表示形式を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1,1B,1C,41,42,44,45,46 検査
報告書(第1の検査報告書) 2,49A 検体情報表示欄 3,49B 検査履歴表示欄 3A〜3D 時系列グラフ 4,49C 今回検査結果表示欄 10 検査報告書作成システム 11 情報通信ネットワーク 12 本社 13 営業所 14 分析機関 15 医療機関 16 分析端末 17 サーバ 18 出力端末 23 患者データベース 26 検歴データベース 47 切り取り線 48 出力端末(ディスプレイ装置) 48A ディスプレイ画面 48B 記憶装置 49 検査報告画面(第1の検査報告書) 50 検査報告書(第2の検査報告書) 52 検体情報表示欄 53 検査履歴表示欄 53A 時系列グラフ 53B 検査履歴表 54 今回検査結果表示欄 230A〜230D 患者ファイル 231A〜231C カテゴリファイル 232A〜232C 項目ファイル 260A〜230D 患者ファイル

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一又は複数の所定の検査項目の検査結果
    に基づき作成される検査報告書であって、 今回の検査を含む過去所定期間に行われた検査の検査デ
    ータ中に所定のデータ範囲から外れた異常値を含む異常
    検査項目について上記過去所定期間の検査データを時系
    列グラフで表示するグラフ表示欄を備えたことを特徴と
    する、検査報告書。
  2. 【請求項2】 該グラフ表示欄には、該異常検査項目と
    検査目的において関連する関連検査項目の上記過去所定
    期間の検査データが時系列グラフで表示されることを特
    徴とする、請求項1記載の検査報告書。
  3. 【請求項3】 上記時系列グラフには、対応する検査項
    目のデータ範囲を示す基準線が表示されていることを特
    徴とする、請求項1又は2記載の検査報告書。
  4. 【請求項4】 該異常検査項目の今回の検査結果を数値
    で表示する数値表示欄を備えたことを特徴とする、請求
    項1〜3の何れか1項に記載の検査報告書。
  5. 【請求項5】 該数値表示欄には、該異常検査項目と検
    査目的において関連する関連検査項目の今回の検査結果
    が数値で表示されることを特徴とする、請求項4記載の
    検査報告書。
  6. 【請求項6】 上記の所定検査項目が特定の疾患の指標
    となる検査項目であることを特徴とする、請求項1〜5
    の何れか1項に記載の検査報告書。
  7. 【請求項7】 上記過去所定期間として2年前後の期間
    が設定されていることを特徴とする、請求項6記載の検
    査報告書。
  8. 【請求項8】 該グラフ表示欄を他の部分から切り離す
    ための切り取り線が設けられていることを特徴とする、
    請求項1〜7の何れか1項に記載の検査報告書。
  9. 【請求項9】 一又は複数の所定の検査項目の検査結果
    に基づき作成される検査報告書であって、 今回の検査を含む過去所定回の検査の検査データ中に所
    定のデータ範囲から外れた異常値を含む異常検査項目に
    ついて上記過去所定回の検査データを時系列グラフで表
    示するグラフ表示欄を備えたことを特徴とする、検査報
    告書。
  10. 【請求項10】 一又は複数の所定の検査項目の検査結
    果に基づき作成される検査報告書であって、 上記検査項目について今回の検査を含む過去所定期間の
    検査データを時系列グラフで表示するグラフ表示欄を備
    えたことを特徴とする、検査報告書。
  11. 【請求項11】 一又は複数の所定の検査項目の検査結
    果に基づき作成される検査報告書であって、 上記検査項目について今回の検査を含む過去所定回の検
    査の検査データを時系列グラフで表示するグラフ表示欄
    を備えたことを特徴とする、検査報告書。
  12. 【請求項12】 一又は複数の所定の検査項目の検査結
    果に基づき検査報告書を作成する検査報告書作成システ
    ムであって、 上記所定検査項目の過去の検査データを記憶する検査デ
    ータ記憶手段と、 上記所定検査項目の今回の検査データの中から所定のデ
    ータ範囲から外れた異常値を検出する第1の検出手段
    と、 該第1の検出手段により異常値が検出された異常検査項
    目について過去所定期間の検査データを該検査データ記
    憶手段から検索する検査データ検索手段と、 該検査データ検索手段により検索された該異常検査項目
    の上記過去所定期間の検査データを時系列にグラフで表
    示した検査報告書を作成する検査報告書作成手段とを備
    えたことを特徴とする、検査報告書作成システム。
  13. 【請求項13】 上記所定検査項目の中から過去所定期
    間の検査データ中に所定のデータ範囲から外れた異常値
    を含んでいる異常検査項目を検出する第2の検出手段を
    備え、 該検査データ検索手段は、該第1の検出手段により異常
    値が検出された異常検査項目に加え、該第2の検出手段
    により検出された異常検査項目について上記過去所定期
    間の検査データを該検査データ記憶手段から検索するよ
    うに構成されていることを特徴とする、請求項12記載
    の検査報告書作成システム。
  14. 【請求項14】 該検査データ検索手段は、該異常検査
    項目に加え、該異常検査項目と検査目的において関連す
    る関連検査項目について上記過去所定期間の検査データ
    を該検査データ記憶手段から検索するように構成され、 該検査報告書作成手段は、該検査データ検索手段により
    検索された該関連検査項目の上記過去所定期間の検査デ
    ータを時系列グラフで該検査報告書に表示するように構
    成されていることを特徴とする、請求項12又は13記
    載の検査報告書作成システム。
  15. 【請求項15】 該検査報告書作成手段は、該時系列グ
    ラフでの表示に加え、該異常検査項目の今回の検査結果
    を該検査報告書に数値で表示するように構成されている
    ことを特徴とする、請求項12〜14の何れか1項に記
    載の検査報告書作成システム。
  16. 【請求項16】 該検査報告書作成手段は、該異常検査
    項目に加え、該異常検査項目と検査目的において関連す
    る関連検査項目の今回の検査結果を該検査報告書に数値
    で表示するように構成されていることを特徴とする、請
    求項15記載の検査報告書作成システム。
  17. 【請求項17】 上記の所定検査項目が特定の疾患の指
    標となる検査項目であることを特徴とする、請求項12
    〜16の何れか1項に記載の検査報告書作成システム。
  18. 【請求項18】 一又は複数の出力端末と情報通信ネッ
    トワークを通して交信可能なサーバであって、 所定の検査項目の過去の検査データを記憶する検査デー
    タ記憶手段と、 上記所定検査項目の今回の検査データの中から所定のデ
    ータ範囲から外れた異常値を検出する第1の検出手段
    と、 該第1の検出手段により異常値が検出された異常検査項
    目について過去所定期間の検査データを該検査データ記
    憶手段から検索する検査データ検索手段と、 該検査データ検索手段により検索された該異常検査項目
    の上記過去所定期間の検査データを時系列にグラフで表
    示するためのグラフ表示データを作成するグラフ表示デ
    ータ作成手段と、 該グラフ表示データ作成手段により作成されたグラフ表
    示データを該出力端末に送信する送信手段とを備えたこ
    とを特徴とする、サーバ。
  19. 【請求項19】 上記所定検査項目の中から過去所定期
    間の検査データ中に所定のデータ範囲から外れた異常値
    を含んでいる異常検査項目を検出する第2の検出手段を
    備え、 該検査データ検索手段は、該第1の検出手段により異常
    値が検出された異常検査項目に加え、該第2の検出手段
    により検出された異常検査項目について上記過去所定期
    間の検査データを該検査データ記憶手段から検索するよ
    うに構成されていることを特徴とする、請求項18記載
    のサーバ。
  20. 【請求項20】 該検査データ検索手段は、該異常検査
    項目に加え、該異常検査項目と検査目的において関連す
    る関連検査項目について上記過去所定期間の検査データ
    を該検査データ記憶手段から検索するように構成され、 該グラフ表示データ作成手段は、該検査データ検索手段
    により検索された該関連検査項目の上記過去所定期間の
    検査データを時系列にグラフで表示するためのグラフ表
    示データを作成するように構成されていることを特徴と
    する、請求項18又は19記載のサーバ。
  21. 【請求項21】 該異常検査項目の今回の検査結果を数
    値で表示するための数値表示データ作成手段を備え、 該送信手段は、該グラフ表示データ作成手段により作成
    されたグラフ表示データとともに該数値表示データ作成
    手段により作成された数値表示データを該出力端末に送
    信するように構成されていることを特徴とする、請求項
    18〜20の何れか1項に記載のサーバ。
  22. 【請求項22】 該数値表示データ作成手段は、該異常
    検査項目に加え、該異常検査項目と検査目的において関
    連する関連検査項目の今回の検査結果を数値で表示する
    ための数値表示データを作成するように構成されている
    ことを特徴とする、請求項21記載のサーバ。
  23. 【請求項23】 上記の所定検査項目が特定の疾患の指
    標となる検査項目であることを特徴とする、請求項18
    〜22の何れか1項に記載のサーバ。
  24. 【請求項24】 請求項18〜23の何れか1項に記載
    のサーバから送信されるデータを受信する受信手段と、 該受信手段により受信されたグラフ表示データを検査報
    告書の所定のグラフ表示欄に出力する出力手段とを備え
    たことを特徴とする、出力端末。
  25. 【請求項25】 該出力手段は、該受信手段により受信
    された数値表示データを検査報告書の所定の数字表示欄
    に出力するように構成されていることを特徴とする、請
    求項24記載の出力端末。
  26. 【請求項26】 コンピュータを、 所定の検査項目の過去の検査データを記憶する検査デー
    タ記憶手段と、 上記所定検査項目の今回の検査データの中から所定のデ
    ータ範囲から外れた異常値を検出する第1の検出手段
    と、 該第1の検出手段により異常値が検出された異常検査項
    目について過去所定期間の検査データを該検査データ記
    憶手段から検索する検査データ検索手段と、 該検査データ検索手段により検索された該異常検査項目
    の上記過去所定期間の検査データを時系列にグラフで表
    示するためのグラフ表示データを作成するグラフ表示デ
    ータ作成手段と、 該グラフ表示データ作成手段により作成されたグラフ表
    示データを出力端末に送信する送信手段として機能させ
    るためのプログラムを記録したことを特徴とする、コン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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